東かがわ市議会 2008-03-21
平成20年第2回定例会(第4日目) 本文 開催日:2008年03月21日
主な質疑、討論の要点及び採決について申し上げます。なお、報告は1件ずつ行います。
議案第4号 東かがわ市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、改正した額の積算根拠はとの質疑に対し、今回お願いしているものは補導主事であり、隣接の各市を見て計算したとの答弁でありました。討論はなく、採決の結果、賛成者全員で可決されました。
議案第5号 東かがわ市手数料条例の一部を改正する条例については、住民基本台帳カードの交付件数と、プライバシーを侵すおそれがあるが、その取組みについてはとの問いに対し、2月末現在で交付は296枚であり、特に偽造等の問題もなく推移しているとの答弁を受けました。討論はなく、採決の結果、賛成者全員で可決されました。
議案第10号 東かがわ市体育施設設置条例の一部を改正する条例については、質疑、討論はなく、採決の結果、賛成者全員で可決されました。
議案第11号 東かがわ市しろとり人工スキー場条例の一部を改正する条例については、ナイターの利用について、日曜祭日を廃止するという理由はとの質疑に対し、一般の利用者は減少傾向にあり、土曜日が中心で、祭日あるいは日曜日は利用者が少ないので、今回運用を取りやめるとの答弁がありました。
また、全体について、もう取りやめることも含めた検討が要るのではないかという質疑に対しまして、全体をやり変えるのは大きな投資が必要となり、現実的には無理だと思うとの答弁がありました。
収支はどう見込んでいるのかとの問いには、平成19年度収支見込みとしては96万3,000円程度、支出については手元に資料がございませんということでした。
撤去の費用についての質疑に対しては、500万円弱との答弁を受けました。
討論はなく、採決の結果、賛成者全員で可決されました。
以上、条例の一部改正する関連につきましてのご報告を申し上げました。
終わります。
4:
◯大山議長 それでは、先ほどの総務文教常任委員長報告について質疑を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
5:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって総務文教常任委員長の報告についての質疑を終結いたします。
次に、民生常任委員長 安西忠重議員、執行部側演壇でお願いします。
安西議員。
6:
◯安西民生常任委員長 民生常任委員会の報告をいたします。
平成20年3月5日の本会議で、当委員会に付託されました議案第1号 東かがわ市障がい児を育てる地域交流の場の設置及び管理に関する条例の制定について、議案第2号 東かがわ市後期高齢者医療に関する条例の制定について、議案第6号 東かがわ市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、議案第7号 東かがわ市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について、議案第8号 東かがわ市長寿祝金条例の一部を改正する条例についての審査の結果をご報告いたします。
委員会は3月7日に開催し、慎重な審査を行いました結果、議案第1号、議案第2号、議案第6号、議案第7号、議案第8号はともに討論はなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
委員会の開催日、出席委員及び出席説明者、審査の経過につきましては、印刷してお手元に配付のとおりでありますので、報告を省略いたしまして、主な質疑の要点のみ申し上げます。
まず、議案第1号では、施設の使用料の徴収と利用方法についての質疑に対し、障害者の施設使用料は公民館でも減免規定を適用して無料としていることから無料とし、また、利用方法については、他の施設から活動の場に利用したいとの問い合わせもありますとの答弁でした。
次に、議案第2号では、第4条の普通徴収の方法についての質疑に対し、普通徴収の方法は、後期高齢者医療広域連合にて年8回と統一されており、納めやすい分割にしたとの答弁でした。
次に、議案第6号、議案第7号では、格別の質疑はありませんでした。
次に、議案第8号では、長寿祝金の受取方法と祝金の見直しは議論されたのかの質疑に対し、今までは口座振替が原則であったが、条例の改正後は各庁舎の窓口や出張所に申請に来られたときに、本人か代理の方にお渡しをする。また、見直しについては平均寿命が80歳を超えておりますので、まず支給額を減額させていただき、将来的には事業自体の存続についても検討していきます。また、減額された財源については、子育て支援等に活用させていただきますとの答弁でした。
以上、当委員会の付託案件の審査報告といたします。
7:
◯大山議長 それでは、先ほどの民生常任委員長の報告について、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
8:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって民生常任委員長報告についての質疑を終結いたします。
次に、建設経済常任委員長 石橋英雄議員、執行部側演壇でお願いします。
石橋議員。
9:
◯石橋建設経済常任委員長 おはようございます。
平成20年第2回定例会で、建設経済常任委員会に付託されました条例の制定及び条例の改正について、主な質疑応答の要点について申し上げます。
なお、委員会の開催年月日、出席委員及び出席説明者、審査の結果についてはお手元に配付のとおりでありますので、報告を省略いたします。
議案第3号 東かがわ市五名活性化センター条例の制定についてでは、市の歳入では使用料となっているが、条例では利用料としているのはなぜかとの質疑に対し、3か月間は市が管理するが、指定管理に移行する予定なので、あえて利用料と記載しておりますとの答弁でありました。
また、集会室に畳の間がないのかとの質疑に対し、床はフローリング仕上げです。また、集会は40人程度までは可能であるとの答弁でありました。
議案第9号 東かがわ市企業誘致促進条例の全部を改正する条例についてでは、本条例は4月1日施行ですが、申請日を意図的に4月以降にするなどの心配はないのかとの質疑に対しまして、申請は着工の30日前に提出することとしておりまして、質問のような心配はありませんとの答弁でありました。
以上、慎重に審議しました結果、討論はなく、2議案とも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上であります。
10:
◯大山議長 それでは、先ほどの建設経済常任委員長の報告について、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
11:
◯大山議長 質疑なしと認めます。
これをもって、建設経済常任委員長の報告についての質疑を終結いたします。
それでは、討論、採決については1件ずつ行います。
まず、議案第1号 東かがわ市障がい児を育てる地域交流の場の設置及び管理に関する条例の制定についての討論を行います。
討論ございませんか。
(「なし」の声あり)
12:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第1号 東かがわ市障がい児を育てる地域交流の場の設置及び管理に関する条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
13:
◯大山議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第1号 東かがわ市障がい児を育てる地域交流の場の設置及び管理に関する条例の制定については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第2号 東かがわ市後期高齢者医療に関する条例の制定についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
14:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第2号 東かがわ市後期高齢者医療に関する条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
15:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立多数であります。
よって、議案第2号 東かがわ市後期高齢者医療に関する条例の制定については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第3号 東かがわ市五名活性化センター条例の制定についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
16:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第3号 東かがわ市五名活性化センター条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
17:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立全員であります。
よって、議案第3号 東かがわ市五名活性化センター条例の制定については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第4号 東かがわ市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
18:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第4号 東かがわ市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
19:
◯大山議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第4号 東かがわ市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第5号 東かがわ市手数料条例の一部を改正する条例についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
20:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第5号 東かがわ市手数料条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
21:
◯大山議長 起立全員であります。
よって、議案第5号 東かがわ市手数料条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第6号 東かがわ市国民健康保険条例の一部を改正する条例についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
22:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第6号 東かがわ市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
23:
◯大山議長 ご着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第6号 東かがわ市国民健康保険条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第7号 東かがわ市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
24:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第7号 東かがわ市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
25:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立全員であります。
よって、議案第7号 東かがわ市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第8号 東かがわ市長寿祝金条例の一部を改正する条例についての討論を行います。
通告により討論を許可します。
反対者の発言を許します。
2番 東本政行議員、執行部側演壇でお願いします。
東本議員。
26: ◯東本議員 私は、日本共産党市議団を代表して、議案第8号 東かがわ市長寿祝金条例の一部を改正する条例について、反対討論を行います。
この議案の内容は、福祉の大幅な後退であり、改悪であります。長寿祝金条例第1条の目的には、「この条例は、高齢者に対し長寿祝金を支給することにより、長寿を祝福するとともに敬老の意を表し、もって高齢者の福祉の増進に資することを目的とする」と述べています。
今回の提案は、満80歳の方は1万円を5,000円に、満88歳の方は2万円を1万円、満99歳以上の方は3万円を2万円にするものであり、これはさきの目的の長寿を祝福するとともに敬老の意を表し、もって高齢者の福祉の増進に資することになっているでしょうか。全く逆の、お年寄りに冷たい仕打ちではありませんか。
今年4月1日より強行実施されようとしている後期高齢者医療制度で、医療費がかかるお年寄りは、早く死ねとばかりの延命治療制限の目的の医療改悪と長寿祝金の大幅な削減が同時に提案されていることは、他の自治体にはない東かがわ市独自による二重のお年寄りいじめです。断じて許せません。
減額理由に、他の福祉や子育て支援に回すと言っていますが、その保障は全くなく、福祉の向上のために福祉を削るなどあり得ないことです。多くの市民の願いは、無駄な事業、住民の合意のない事業こそ中止し、福祉や教育、暮らし応援の予算を増やせということではないでしょうか。
自民党政府は、消費税は福祉のために使いますと偽り、実は、大企業の法人税減額分にきちんと回していたではありませんか。現在、80歳以上のお年寄りは、戦前、戦中、戦後と、日本の歴史上最も困難な時期を生きてこられた皆さんです。今があるのは、正に80歳以上の皆さんのおかげではありませんか。
5年前、合併した東かがわ市は、この間、次々に長寿祝金を削減してきました。合併前は、町ごとに少しの違いはあっても、平成14年度には旧3町合計で1,700万円の予算がありました。残念ながら合併後、節目だけとなり、合併前の3町合計の約半分。そして、今回の改悪でまたその半分、5年間に4分の1に祝金の予算を減らしてきました。私は、社会のために貢献されたお年寄りの皆さんに深い感謝の気持ちを本当に表す気持ちがあるのなら、今でも決して多くない長寿祝金の金額を上げることはあっても下げるべきではないと思います。
以上で、反対討論を終わります。
27:
◯大山議長 ほかに、討論ございませんか。
(「なし」の声あり)
28:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第8号 東かがわ市長寿祝金条例の一部を改正する条例についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
29:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立多数であります。
よって、議案第8号 東かがわ市長寿祝金条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第9号 東かがわ市企業誘致促進条例の全部を改正する条例についての討論を行います。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
30:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第9号 東かがわ市企業誘致促進条例の全部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
31:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立全員であります。
よって、議案第9号 東かがわ市企業誘致促進条例の全部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第10号 東かがわ市体育施設設置条例の一部を改正する条例についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
32:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第10号 東かがわ市体育施設設置条例の一部を改正する条例についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
33:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立全員であります。
よって、議案第10号 東かがわ市体育施設設置条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第11号 東かがわ市しろとり人工スキー場条例の一部を改正する条例についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
34:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第11号 東かがわ市しろとり人工スキー場条例の一部を改正する条例についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
35:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立全員であります。
よって、議案第11号 東かがわ市しろとり人工スキー場条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
お諮りします。
日程第13 議案第12号 平成19年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)について、日程第14 議案第13号 平成19年度東かがわ市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、日程第15 議案第14号 平成19年度東かがわ市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、日程第16 議案第15号 平成19年度東かがわ市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第17 議案第16号 平成19年度東かがわ市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)について、日程第18 議案第17号 平成19年度東かがわ市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、日程第19 議案第18号 平成19年度東かがわ市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、日程第20 議案第19号 平成19年度東かがわ市白鳥温泉事業特別会計補正予算(第4号)について、日程第21 議案第20号 平成19年度東かがわ市水道事業会計補正予算(第4号)についての9議案は、所管常任委員会に付託しておりましたが、これを一括議題といたしたいと思います。ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
36:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、日程第13、議案第12号から日程第21、議案第20号までの9議案を一括議題といたします。
ただいまから、各委員会の審査結果についての報告を求めます。
委員長の報告の後、それぞれに質疑を行いますのでよろしくお願いします。
まずは、総務文教常任委員長 好村昌明議員、執行部側演壇でお願いします。
好村議員。
37: ◯好
村総務文教常任委員長 総務文教常任委員会に付託されました、議案第12号 平成19年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会に属する歳入歳出についての報告をいたします。なお、日時、出席委員等はさきの報告同様省略させていただきます。
審査は慎重に行い、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以下、主な質疑の要点について申し上げます。
学校教育関連では、学校給食費について、給食の児童数で小学生が増え、幼稚園、小学校で減との説明がありました。
子どもの数が急に増えるのはなぜかとの質疑に対し、当初の予算を立てるときの見込み数と比べての増減であるとの答弁がございました。
生涯学習課、議会事務局、監査委員事務局関連での質疑はございませんでした。
総務課関連での質疑はなく、企画財政課関連では広報配布委託料で1部幾らかかるのかとの問いには、仕分けと配布で1部18円との回答があり、印刷製本費で、入札は4月か3月と思うが、早い時期で補正できないのかとの質疑で、基本的な入札額プラス、ページ数の増減、写真の増減などから最終計算するやり方をしており、今回の補正になったとの答弁を受けました。
窓口センター、税務課での質疑はありませんでした。
以上により、議案第12号 平成19年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会に属する歳入歳出については討論はなく、採決の結果、賛成者全員で原案のとおり可決することに決しました。
以上、一般会計補正予算についての報告を終わります。
38:
◯大山議長 それでは、先ほどの総務文教常任委員長報告について質疑を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
39:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって総務文教常任委員長の報告についての質疑を終結します。
次に、民生常任委員長 安西忠重議員、執行部側演壇でお願いします。
安西議員。
40:
◯安西民生常任委員長 民生常任委員会から委員会報告をいたします。
平成20年3月5日の本会議で、本委員会に付託されました平成19年度補正予算の審査の結果をご報告申し上げます。
本委員会に付託されています案件は、議案第12号 平成19年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)のうち、民生常任委員会に属する歳入歳出、議案第13号 平成19年度東かがわ市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第14号 平成19年度東かがわ市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第15号 平成19年度東かがわ市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)、議案第16号 平成19年度東かがわ市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)、以上の5議案であります。
慎重な審査を行いました結果、討論もなく、すべて原案のとおり可決すべきものと決定しました。
委員会の開催日、出席委員及び出席説明者、また審査の経過につきましては別紙のとおりであります。
主な質疑の要点についてのみ、ご報告申し上げます。
議案第12号 平成19年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会に属する歳入歳出では、3款、民生費、4款、衛生費、10款、教育費であります。
3款、民生費、1項、社会福祉費のうち、委託料で高齢者等入浴福祉事業のベッセルへの委託料の減額と、翼山温泉、白鳥温泉の高齢者への補助もカットされたのかとの質疑に対し、受益者が補助を受けておるのが実感できていないような事業なので、平成19年度で廃止することとしている。ベッセルは、指定管理者が助成金は不要との申し出があり、減額し、翼山温泉は社会福祉協議会の中で助成する。白鳥温泉は繰出金で処理するとの答弁でした。
次に、扶助費で老人ホームの措置費600万円の減額について、待機者がおると思うがとの質疑に対し、予想された人数より少なかったための減額と、現在、待機者はおりませんとの答弁でした。
次に、4款、衛生費、清掃委託料の中の斎苑管理費減額についての質疑に対し、白鳥斎苑でシルバー人材センターの方に清掃をしていただいておったのを、今度、火葬業務をやっていただく方にお願いした結果の減額との答弁でした。
次に、し尿処理費、手数料減額の未収金についての質疑に対し、徴収率は99%で、滞納は現在28万円ほどありますとの答弁でした。
次に、3款、民生費、2項、児童福祉費、3目、子育て支援費で、白鳥児童館運営費の国庫補助は毎年もらえるのかと、また、子育て支援サービス育成補助金減額についての質疑に対し、白鳥児童館運営費は平成20年度から廃止。新しく国、県、市、3分の1ずつの補助で子育て支援拠点事業となります。
また、子育て支援補助金10万円の減額については、市単独の事業で30人未満の小規模グループを育成するものであるが、今年は申請がなかったための減額との答弁でした。
また、次世代育成支援対策施設整備事業補助金1,606万5,000円の減額についての質疑に対し、当初は1億1,000万円の事業費等を見込んでいたが、実際には8,858万円の基準額となり、4分の3が交付された結果の減額であるとの答弁でした。
次に、特別会計の議案第13号、議案第14号、議案第15号、議案第16号については、格別の質疑はありませんでした。
以上、当委員会の付託案件の審査報告といたします。
41:
◯大山議長 それでは、先ほどの民生常任委員長の報告について、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
42:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって民生常任委員長報告についての質疑を終結いたします。
次に、建設経済常任委員長 石橋英雄議員、執行部側演壇でお願いします。
石橋議員。
43:
◯石橋建設経済常任委員長 本定例会で当委員会に付託されました補正予算について、主な質疑応答の要点について申し上げます。なお、委員会の開催年月日、出席委員及び出席説明者、審査結果については、お手元に配付のとおりであります。
議案第12号 平成19年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)についてでは、市道東地社原線の進捗状況と今後の計画はどうなのかとの質疑に対し、地元の意見集約が定かでないこと。国道11号バイパスとの関連がありますので、詳細については未定であるとの答弁でありました。
市営住宅の収納率はどの程度なのか、また明渡し訴訟委託料が100万円残ったのは滞納者が減少したのか、または訴訟までしなくてもスムーズに徴収できているのかとの質疑に対し、収納率は96ないし97%であり、滞納者には1か月ごとにチェックして納入の連絡をしており、悪質な滞納者のみ訴訟しております。そして、強制退去手段を講じておりますとの答弁でありました。
株式会社ベッセルの損失補償金5,020万円が必要となった経緯、責任の所在と責任のとり方、また、株式会社ベッセルを解散する際の取締役会と臨時株主総会、実際に出席していた人数と議事録に記載されている人数、市長はどちらに出席していたのかとの質疑に対し、大方の株主様の共通の認識として改善の余地はなく、思いきった決断が将来のためになるとの意見であり、市長の立場からもそのように感じました。
また、責任問題ですが、一番大きな責任は、赤字のたれ流し状態をいかに食い止めるかが最大の責任ではないかと思っておるとの答弁であります。
また、損失を確定することに対して、今責任ある立場の者として、その責任は認識しており、報酬の一部カットも申し出ておりますとの答弁でありました。
結了決算書類を見ると1,000万円余りの純資産があり、民間会社であればこの程度の累積赤字はいろいろの努力で経営改善すると思うが、あまりにもあっさり指定管理の変更に踏み切ったのは納得しがたいとの質疑に対し、今のまま続けていても改善のめどがつかないとの判断のもと、どこかで清算をするプロセスが必要であると思っているとの答弁でありました。
市が損失補償していたのは当初4,000万円、追加として2,000万円の合計6,000万円で、平成22年までとなっているはずですがとの質疑に対し、2,000万円は平成22年までですが、4,000万円は平成20年であり、損失補償の継続行為は、行政が損失補償することには違法性があるとの事例があり、本市としてそのようなことはすべきでないとの判断もありましたとの答弁でありました。
株式会社ベッセルの解散の顛末で、約8,000万円を税金で補填することでの市民への十分な説明を果たすべきと思いますがとの質疑に対し、当然、説明はすべきでありますし、逆に、誤解されている部分もあると思いますので、きちっとした説明は必要だと考えますとの答弁でありました。
株式会社ベッセルの任意解散についての責任問題ですが、市長、副市長として、どの時点でどう責任を取られるのかとの質疑に対し、ことここに至る経緯、経過について考えてまいりましたが、該当する事項が見当たりませんが、心情的にはやはり責任を負うべきと考えますので、可能であれば今議会中に示せればと考えているとの答弁でありました。
議案第17号 平成19年度東かがわ市下水道事業特別会計補正予算(第2号)では、公共下水道事業の全体計画見直し設計委託料1,000万円は、高額ですが必要なのかとの質疑に対し、全体計画は1万人規模での処理施設で計画しておりましたが、敷地の有効利用、汚水の流れ、水環境、今後の維持管理等々、すべてを見直す必要があるための委託料であり、必要額であるとの答弁でありました。
議案第18号 平成19年度東かがわ市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)では、各農業集落排水施設での加入率を上げるための説明とか努力はどのように行っているのかとの質疑に対し、市の広報紙に掲載したり、パンフレット配布等のPRをしております。しかしながら、供用開始時期等々の関係上で、既に合併処理槽を設置済みのご家庭とか、何らかの事情により加入実績への影響があるとの答弁でありました。
汚水処理場の機能維持管理について、市内10か所の中には相当古い施設もあり、周辺住民からにおいがひどいとの声も聞きますが、日常のメンテナンスを充実させて、周辺住民に迷惑のかからないようにすべきであるとの質疑に対し、メンテナンス契約は指名競争入札を実施し、その業者が点検している中で、何か不都合があれば即座に報告を受け、適切に対応しておりますとの答弁がありました。
議案第19号 平成19年度東かがわ市白鳥温泉事業特別会計補正予算(第4号)については、質疑はありませんでした。
議案第20号 平成19年度東かがわ市水道事業会計補正予算(第4号)については、質疑はありませんでした。
以上、慎重に審議しました結果、討論はなく、5議案とも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
44:
◯大山議長 それでは、先ほどの建設経済常任委員長の報告について、質疑を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
45:
◯大山議長 質疑なしと認めます。
これをもって、建設経済常任委員長の報告についての質疑を終結いたします。
それでは、討論、採決については1件ずつ行います。
まず、議案第12号 平成19年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)についての討論を行います。
通告により、討論を許可いたします。
まず、反対者の発言を許します。
10番 鈴江代志子議員、執行部側演壇でお願いします。
鈴江議員。
46: ◯鈴江議員 議案第12号 平成19年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)についての反対討論を、日本共産党市議団を代表いたしまして行います。
事業の不用額による減がほとんどの3月補正の中、一際目立つ商工費のベッセルおおちへの損失補償金5,020万円は納得がいきません。1996年、旧大内町にも温泉施設を造ってほしいとの町民の要望があっての建設が、福祉にとどまらず、リゾートとしての巨大化した利益第一主義の第三セクターとして出発をいたしました。10年たっての今日の結果を生むことは、当初から予想ができたことです。初めから反対をしてきた共産党としては、残念でなりません。
今、第三セクターから民営化としても指定管理には変わりなく、メンテナンスが今後もついて回ります。福祉が削られている今日、予算を暮らし応援に回すべきです。
よって、反対といたします。
47:
◯大山議長 次に、反対者の発言を許します。
9番 井上弘志議員、執行部側演壇でお願いします。
井上議員。
48: ◯井上議員 私は、本議案に反対の立場で討論いたします。
歳出7款、商工費、目3、観光費、節22、補償補填及び賠償金、損失補償金5,020万円が予算化されております。
3月10日、建設経済常任委員会で質疑いたしましたが、納得できません。先日の質疑では、多くの問題点を指摘し、議論しました。清算資料について誠実に、正確に報告しますと答弁しているのにもかかわらず、結了決算書、損益計算書、貸借対照表ほか、清算費用明細が当日の朝の配付であり、清算に関し、ほかの議員からはあまり質疑もなく、審議が不十分であったと思います。
私が思うに、市民にとって株式出資額3,100万円の原資、損失補償契約による4,898万3,000円余りの補償、合計約8,000万円、多額の税金投入が示されました。私、井上と鈴江委員、反対いたしましたが、結局3対2で原案可決となりました。補償金額、貸借対照表で有形固定資産4,897万9,050円あったものが、たったの205万2,910円で売却。無形固定資産227万8,932円が7万円で売却など、無茶苦茶な低い金額での結論であります。
減価償却をしていなかったと答弁があり、言い訳をしておりましたが、減価償却の会計処理にあっては、各期の減価償却費に相当する額だけ固定資産を減額するのが必要であります。減価償却は、企業会計原則の貸借対照表原則、五の2項の部分で以下のように記述されております。
資産の取得原価は、資産の種類に応じた費用配分の原則によって、各事業年度に配分しなければならない。有形固定資産は、その取得原価を当該固定資産の耐用期間にわたり、一定の減価償却方法によって各事業年度に配分し、無形固定資産及び繰延資産は、有償取得の対価を一定の償却方法によって各事業年度に配分しなければならないとあります。そして、監査もされて、議会へ報告されたものであります。
会計法上は許されても、議会に対し、虚偽の報告をしたということであります。すなわち、市民に対し、うその報告、これは非常に大きな責任があると思います。経営者として今回の事態に陥った責任は非常に大きく、まず、経営者自らがその責任を取るべきであります。何もかも税金で精算することには納得できません。よって、原案に反対いたします。
49:
◯大山議長 ほかに、討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
50:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第12号 平成19年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
51:
◯大山議長 起立多数であります。
よって、議案第12号 平成19年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第13号 平成19年度東かがわ市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
52:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第13号 平成19年度東かがわ市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
53:
◯大山議長 起立全員であります。
よって、議案第13号 平成19年度東かがわ市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第14号 平成19年度東かがわ市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
54:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第14号 平成19年度東かがわ市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
55:
◯大山議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第14号 平成19年度東かがわ市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第15号 平成19年度東かがわ市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
56:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第15号 平成19年度東かがわ市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
57:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立全員であります。
よって、議案第15号 平成19年度東かがわ市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第16号 平成19年度東かがわ市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
58:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第16号 平成19年度東かがわ市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
59:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立全員であります。
よって、議案第16号 平成19年度東かがわ市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第17号 平成19年度東かがわ市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についての討論を行います。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
60:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第17号 平成19年度東かがわ市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
61:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立全員であります。
よって、議案第17号 平成19年度東かがわ市下水道事業特別会計補正予算(第2号)については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第18号 平成19年度東かがわ市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
62:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第18号 平成19年度東かがわ市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
63:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立全員であります。
よって、議案第18号 平成19年度東かがわ市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第19号 平成19年度東かがわ市白鳥温泉事業特別会計補正予算(第4号)についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
64:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第19号 平成19年度東かがわ市白鳥温泉事業特別会計補正予算(第4号)についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
65:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立多数であります。
よって、議案第19号 平成19年度東かがわ市白鳥温泉事業特別会計補正予算(第4号)については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第20号 平成19年度東かがわ市水道事業会計補正予算(第4号)についての討論を行います。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
66:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第20号 平成19年度東かがわ市水道事業会計補正予算(第4号)についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
67:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立全員であります。
よって、議案第20号 平成19年度東かがわ市水道事業会計補正予算(第4号)については原案のとおり可決されました。
これより10時45分まで暫時休憩します。
(午前10時33分 休憩)
(午前10時43分 再開)
68:
◯大山議長 再開します。
お諮りいたします。
日程第22 議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算について、日程第23 議案第22号 平成20年度東かがわ市国民健康保険事業特別会計予算について、日程第24 議案第23号 平成20年度東かがわ市介護保険事業特別会計予算について、日程第25 議案第24号 平成20年度東かがわ市介護サービス事業特別会計予算について、日程第26 議案第25号 平成20年度東かがわ市老人保健事業特別会計予算について、日程第27 議案第26号 平成20年度東かがわ市後期高齢者医療事業特別会計予算について、日程第28 議案第27号 平成20年度東かがわ市下水道事業特別会計予算について、日程第29 議案第28号 平成20年度東かがわ市農業集落排水事業特別会計予算について、日程第30 議案第29号 平成20年度東かがわ市商品券事業特別会計予算について、日程第31 議案第30号 平成20年度東かがわ市白鳥温泉事業特別会計予算について、日程第32 議案第31号 平成20年度東かがわ市水道事業会計予算についての11議案は、所管常任委員会に付託しておりましたが、これを一括議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
69:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、日程第22 議案第21号から日程第32 議案第31号までの11議案を一括議題とします。
ただいまから、各委員会の審査結果についての報告を求めます。
委員長の報告の後、それぞれ質疑を行いますので、よろしくお願いいたします。
まずは、総務文教常任委員長 好村昌明議員、執行部側演壇でお願いします。
好村議員。
70: ◯好
村総務文教常任委員長 総務文教常任委員会に付託されました、議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算のうち、当委員会に属する歳入歳出についての報告をいたします。なお、日時、出席委員等はさきの報告同様省略させていただきます。
審査は慎重に行い、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以下、主な質疑の要点と採決について申し上げます。
学校教育課関連での質疑では、学校建設事業で住民の理解と納得なしに行うのか、急ぐわけは何かとの質疑に対し、説明は基本計画も含め、保護者、PTA、先生、地域の方、自治会にも協議を進めており、基本的にはご理解を得られていると思っている。耐震化、少子化の問題から子どもたちの安全とか、将来の教育も考えて進めているわけであるとの答弁がありました。
耐震診断の進捗について、また、統廃合プラス耐震で国の補助が2分の1あるが、残りの2分の1を県が見るという措置は3年しかない。早くしなければならない、どうするのかとの質疑に対して、耐震診断は今すべては行っておらず、耐震基準を満たしているのは3割ぐらいある。県の補助は、平成20年から3年間の措置であり、国の補助は合併に伴う部分の2分の1、耐震の場合は3分の1で、残りの2分の1までが県の補助となり、基本的に事業費の2分の1でなく、補助対象額の話なので、その額は微々たる数字になるとの答弁があり、基本設計委託先の決定方法はとの問いに対しまして、設計委託は制限付き一般競争入札になるとの答弁がありました。
また、丹生小学校の老朽化が指摘され、基本的に施設改善が求められました。
給食の関係で、地産地消としての目標数値と実績はとの質疑に対して、地産地消の目標は30%としており、東かがわ市内生産は14品目、県内産5品目との答弁がありました。先生方の給食の負担金はおかしいのではないかとの質疑に対して、学校給食は教育の一環であるが、公費負担に当たるかどうかはよく調べてみたいとの答弁でありました。
生涯学習課関連では、放課後子どもプラン事業の目標数値は、その進捗はとの質疑に対し、小学校8校のうち4校実施を目標として運営委員会を設立し、方向性を検討しながら、予算措置がなされた段階で5月ぐらいに具体的な説明を行い、6月中旬ぐらいまでに実施にこぎ着けたいとの答弁でございました。
パペットランドについて、委託料の4,000万円の算出根拠に対しての質疑があり、委託料は年度協定という形で市の査定を経て4,000万円を予算計上したとの答弁がありました。委託料に対する予算要求の算出根拠について、休憩を挟み、再開後、資料の提出があり、説明を受けました。18年度は5,600万円の要求に対し4,000万円となっているので、今年度は切っていかなければならないと思うがとの質疑で、比例に基づいて要求の8掛けとかいう計算でなく、必要経費と自主財源の差を委託料として要求してきたもので、市の財政事情から5,140万円の要求に対し4,000万円に確定したものとの答弁がありました。
公民館パソコン購入について、機種の選定方法はとの問いには、機種はWindows Vista 搭載のもので、講習会に適当なハード機器とソフトウエアを情報処理担当と協議して購入予定との答弁でありました。
議会事務局関連では、議長交際費や議会だよりの経費節減についての提言がございました。
監査委員事務局に対する質疑はありませんでした。
出納室関連では、一時借入金利子について質疑があり、利率2%を想定し、25億円の借入れで2か月ほどの考えで830万円ほどの計上であるとの答弁でありました。
総務課関連では、職員定数の適正化について質疑が出され、定員適正化計画とか勧奨制度、職場環境もあるが、個人のそのときどきの判断で退職される場合が多く、計画よりも前倒しが進んでいる。今後の取組みとして、職員が意欲を持って働ける職場環境にする必要があるとの答弁がありました。
交流プラザについて、構想図はないのかとの質疑に対して、本会議の閉会後に説明をし、5月には広報やホームページで市民の方々に周知したいとの答弁でありました。
設計管理委託の一般競争入札で、業者の制限規定、総合評価方式の下限を決める必要性についての質疑に対し、指摘の部分もあろうかと思い、今後検討をしていく。入札については2社以上をもって入札会を実施するとの答弁がありました。
合併特例債で、本当の市の持ち出し分はどの程度かとの質疑に対し、基準財政需要額に算入する部分としては、95%充当の70%で、基準財政収入額が引かれるので、実質の交付額は0.7の0.5掛けぐらいということになるとの答弁でございました。
企画財政課関連では、今年の合併特例債は幾らになるのかとの質疑に、5億1,970万円との答弁でございました。
補助金、助成金や委託金の交付の適正化に対する質疑では、担当課の調査資料を精査し、適正化を図ってまいりたいとの答弁でありました。
統括窓口センター、税務課での質疑はなく、全般について主要施策概要説明資料の評価指数や目標数値がない。きちっと書くようにとの指摘がございました。
討論はなく、採決の結果、可否同数となり、委員会条例第17条第1項の規定により、委員長が本案に対する可否を決定することとなり、委員長は議案第21号について可決と決定しました。
以上で、総務文教常任委員会への付託案件、議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計補正予算のうち、当委員会に属する歳入歳出についての審査の結果を報告として終わります。
71:
◯大山議長 それでは、先ほどの総務文教常任委員長報告についての質疑を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
72:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって総務文教常任委員長の報告についての質疑を終結します。
次に、民生常任委員長 安西忠重議員、執行部側演壇でお願いします。
安西議員。
73:
◯安西民生常任委員長 平成20年3月5日の本会議で、本委員会に付託された平成20年度予算の審査の結果をご報告いたします。
本委員会に付託されておりますのは、議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算のうち、民生常任委員会に属する歳入歳出、議案第22号 平成20年度東かがわ市国民健康保険事業特別会計予算、議案第23号 平成20年度東かがわ市介護保険事業特別会計予算、議案第24号 平成20年度東かがわ市介護サービス事業特別会計予算、議案第25号 平成20年度東かがわ市老人保健事業特別会計予算、議案第26号 平成20年度東かがわ市後期高齢者医療事業特別会計予算、以上の6議案であります。
慎重な審査を行いました結果、討論もなく、すべて原案のとおり可決すべきものと決定しました。委員会の開催日、出席委員及び出席説明者、審査の経過については別紙のとおりであります。
主な質疑の要点についてのみ、ご報告申し上げます。
議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算のうち、当委員会に属する歳入歳出予算では、3款、民生費、1項、社会福祉費、目、社会福祉総務費のうち、社会福祉協議会運営助成金が1,000万円増額されている内容についての質疑に対し、平成18年度に多額の繰越金がありましたので、平成19年度予算に繰り入れて計上した結果、繰越金が減りましたので、平成20年度予算は平成18年度ベースに戻しての補助との答弁でした。
次に、障害者福祉費から障害者自立支援対策臨時特例交付金事業の五つの事業についての質疑に対し、1、障害者トイレ改修事業はオストメイトトイレをとらまる公園に設置する予定。2、情報支援用機器事業は、視覚障害者の方が利用する備品で文章を読み上げる機器の整備。3、通所サービス利用促進事業は、施設に通所される送迎用の経費の補助。4、障害児を育てる地域交流支援体制整備事業は、教育機器の備品購入の補助等。5、進行性筋萎縮症療養費給付費は、筋ジスの方への支援との答弁でした。
次に、3項、生活保護費、扶助費の大幅な減額をしているがとの質疑に対し、相談の内容によっては福祉制度を全般的にコーディネートした結果であるとの答弁がありました。
次に、4款、衛生費、2項、清掃費のうち、塵芥処理費、塵芥収集運搬委託料の業者についての質疑に対し、現在は大内東部、大内西部、白鳥、引田の4地区に分け、収集運搬を委託しております。大内地区は、収集してクリーンセンターまでの搬入を、白鳥引田地区はクリーンセンターまでの搬入と、クリーンセンターから東部清掃までの運搬が業務内容でありますとの答弁でした。
次に、3款、民生費、人権対策費の中で意識調査アンケートについて、対象者の数と、人権問題だけのアンケートでなく、他の課と連携したものにすればとの質疑に対し、意識調査については平成17年度に実施した経緯があるが、その後、どれだけの意識の変容があったか、今後の人権教育、啓発に生かすための調査で、抽出で1,000人を予定している。他の課との連携については、調査項目が多い等の理由で難しいとの答弁でした。
次に、児童福祉総務費の中で、現在の家庭相談員数で増えた相談件数に対し、対応ができるのかとの質疑に対し、相談件数は369件、これは延べ件数で実人数は56人と昨年度より12人増えている。件数的には相当増加しており、なかなか終結に至らないケースが多いので、早く専門機関につなげるなど、早期対応に努めたいとの答弁でした。
また、子育て支援費の中で病後児保育委託料640万円について、積算方法、利用者数、利用料等の質疑に対し、委託料は国の基準額で、利用者の見込みは高松市で年間250名から300名、綾川町では500名ぐらいと聞いております。利用料につきましては一人1日2,000円、4時間以内1,000円ですとの答弁でした。
次に、4款、衛生費、保健衛生総務費の母子保健事業の中で、新生児全戸訪問に里帰りの場合はどうかの質疑に対し、対象としていますとの答弁でした。
次に、保健事業費の保健事業健診委託料の中で、人間ドックの対象者の範囲を広げることはできないか。また、市内の病院で健診は受けられないか、負担額はとの質疑に対し、一日人間ドックは県の予防医学協会に委託している。それ以上となると、東かがわ市内で委託する病院がなく、さぬき市民病院に問い合わせたところ、受け入れができないとのことでした。自己負担額は一人1万円、委託料は男性2万7,825円、女性2万8,140円ですとの答弁がありました。
次に、3款、民生費、児童福祉総務費の中で幼保一元化事業、施設整備構想委託料600万円についての質疑に対し、大内地区の三本松幼稚園と誉水幼稚園、西町保育所と中筋保育所の四つを1か所にして、平成23年度の開園を目指すものとの答弁がありました。
議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号は格別の質疑はありませんでした。
次に、議案第26号 平成20年度東かがわ市後期高齢者医療事業特別会計予算では、2款、後期高齢者医療広域連合納付金の中で、軽減分にかかわる保険基金安定納付金1億6,284万円の県、市の負担金と納付についての質疑に対し、県が4分の3で1億2,212万9,000円、市が4分の1で約4,000万円を加えて約1億6,000万円を繰出し、後期高齢者の特別会計に繰り入れた後、広域連合のほうへ納付する流れであるとの答弁がありました。
次に、後期高齢者の医療制度が始まることにより、国保と老人保健を足した中で市からの負担が増えるのではとの質疑に対し、医療制度が変わるので、市の負担も当然変わってくる。この予算の段階では未確定な要素もあり、制度を運用してみないと確定は難しいとの答弁でした。
以上、当委員会の付託案件の審査報告といたします。
74:
◯大山議長 それでは、先ほどの民生常任委員長の報告についての質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
75:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって民生常任委員長報告についての質疑を終結いたします。
次に、建設経済常任委員長 石橋英雄議員、執行部側の演壇でお願いします。
石橋議員。
76:
◯石橋建設経済常任委員長 本定例会で、当委員会に付託されました当初予算について、主な質疑応答の要点について申し上げます。なお、委員会の開催年月日、出席委員及び出席説明者、審査の結果についてはお手元に配付のとおりであります。
議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算についてでは、農業地域改善対策事業での施設払下げについての経過についての質疑に対し、共同作業所として数戸の農家が利用していた施設でありますが、現在では1軒の農家のみが利用している状況ですので、払下げしたほうが得策と考え、国費を返還しようとするものであるとの答弁でありました。
五名活性化施設管理委託料について、以前聞いたところでは、市の費用は不要であると認識しているが、県からの歳入はあるのかとの質疑に対し、委託料は指定管理者への支払費用であります。また、県からの維持管理の歳入は通常ありませんので、県に対しての交渉はしていませんとの答弁でありました。
道路橋りょう維持費の今年度予算は、昨年度より増額となっておりますが、昨年消化できずに繰越明許しています。現体制で消化できるのかとの質疑に対し、用地交渉の段階で地権者の相続手続の遅れとか、用地測量や立会作業に相当な時間を費やしたために繰越した経緯がありました。
今後は、用地買収が済んだ翌年に工事を実施するようにスムーズに事業を実施し、現体制で消化するようにしたいとの答弁でありました。
高松自動車道4車線化は現況どうなっているのか。また、道路橋りょう維持費の橋りょう点検委託料300万円とあるが、5年ですべての橋の点検をするとの説明であるが、年間300万円ですべての橋が点検できるのかとの質疑に対し、高松自動車道4車線化の促進は、期成同盟会で国、関係機関への要望活動を行っていますが、不透明な部分が多く、実施時期をお示しすることは難しいと思っております。
また、橋りょう点検については、詳細ではなく、今回の調査をもとに優先度等を検討して、橋りょうの長寿化等を考えていきたいとの答弁でありました。
国土調査での成果品が公共工事や災害復旧工事によって差異が生じている箇所が多く見受けられるが、対策はあるのかとの質疑に対し、地図訂正するとか、税法上の訂正となり、手法的には困難でありますが、そのような箇所が発見され、利害が伴う場合には地図訂正をしていただき、境界確認を進めていきたいとの答弁でありました。
工業団地を民間企業へリース契約した場合のリース料算定について、固定資産税とか金利などは考慮しているのかとの質疑に対し、特に固定資産税とのリンクは考えていないし、金利についても特段考慮はしていないが、結果的には企業にとって有利になっているとの答弁がありました。
ベッセルおおち施設修繕について、浄化槽の修繕との説明がありましたが、具体的に説明を求めるのと、今年度途中で他の設備に不具合が生じ、すぐに補正予算が必要になったりはしないのかとの質疑に対し、浄化槽はブロワー関係とか自動かき上げスクリュー、汚泥のかき寄せ機などの不具合であります。また、他の設備についても予測可能部分については当初予算に見込んでいるとの答弁でありました。
議案第27号 平成20年度東かがわ市下水道事業特別会計予算では、下水道施設使用料が今年度60万円増となっているが、内容はどうなっているかとの質疑に対し、新規加入を見込みで計上しているとの答弁でありました。
川東地区の汚水処理ですが、三本松地区の公共下水につなぎ込む予定だと思いますが、供用開始を早められるよう検討すべきと考えるがどうか。また、国交省との補償交渉についての質疑に対し、川東地区の汚水は三本松浄化センター建設計画に取り込む計画であります。また、現在示しましたスケジュールをもとに、計画を進めていくことでご理解願いたい。補償交渉は、現在国交省で精査中で、本市への提示はありませんとの答弁でありました。
議案第28号 平成20年度東かがわ市農業集落排水事業特別会計予算では、使用料滞納は何戸ぐらいあるのかとの質疑に対し、57戸の滞納がありますとの答弁でありました。
川東地区の農業集落排水事業の予算が三本松地区の公共下水へつなぎ込むのであれば必要ない予算ではないのかとの質疑に対し、当然つなぎ込むための検討業務委託費であり、必要であるとの答弁でありました。
議案第29号 平成20年度東かがわ市商品券事業特別会計予算については、質疑はありませんでした。
議案第30号 平成20年度東かがわ市白鳥温泉事業特別会計予算では、運営努力を一生懸命しても毎年4,300万円必要なのかとの質疑に対し、人件費に相当する費用が主なものです。例年どおり必要であるとの答弁でありました。
議案第31号 平成20年度東かがわ市水道事業会計予算では、県営水道分受水費の配分と日量、単価についての質疑に対し、全契約日量1,700トンのうち、中山配水池900トン、帰来配水池600トン、川北配水池200トンであり、単価は1トン当たり消費税抜きで68円であるとの答弁でありました。
原水費の水利組合、12地区とありますが、すべての地区に池はあるのか。また、その池の名称は。さらに、香川用水が流入している池はどの池なのかとの質疑に対し、池がかりの地区もあるし、地区水利組合もあります。池の名称は川股池、石引池、宮奥池、原間池であり、香川用水が流入しているのは石引池と宮奥池でありますとの答弁でありました。
以上、慎重に審議しました結果、討論はなく、6議案とも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これで、当委員会への付託案件の報告を終わります。
77:
◯大山議長 それでは、先ほどの建設経済常任委員長の報告についての質疑を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
78:
◯大山議長 質疑なしと認めます。
これをもって、建設経済常任委員長の報告についての質疑を終結いたします。
それでは、討論、採決については1件ずつ行います。
まず、議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算についての討論を行います。
通告により、討論を許可します。
まず、反対者の発言を許します。
2番 東本政行議員、執行部側演壇でお願いします。
東本議員。
79: ◯東本議員 私は、日本共産党市議団を代表して、議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算について、反対討論を行います。
完結に反対理由を述べます。
第1は、引き続き人権対策の名で同和対策予算が約7,500万円も計上されていることです。人権問題活動推進事業委託料を2団体へ240万円、人権団体助成金を3団体へ90万円が計上され、納得できません。人権啓発活動は市民から評判が悪いだけでなく、内容に問題があります。この際、解同と手を切り、同和行政を早く終結させ一般行政に移すべきです。人権推進室は解体すべきです。このように市民の理解が得られない同和予算は残しながら、お年寄りへの長寿祝金は2分の1から3分の1に大幅削減です。
第2の問題点は、拠点施設建設事業についての約4億3,500万円です。市民の、現在ある施設を有効に活用すべきであり、箱物建設は極力少なくすべきだの声は当然だと思います。今回の予算は、具体的に市民の要望を取り入れてこんな図面を考えているとの資料が何も提出されないままの予算審議となりました。これでは、判断自体できないではありませんか。
また、引田の小学校統廃合を進めるための予算が6,000万円以上、どこを見ても住民の合意がとれたと言えるのでしょうか。なぜ、丁寧に住民合意をとろうとしないのですか。私は、それは幾ら子どもたちのための統合だ。教育のためだといっても、そんな偽りの説明では住民に通じるわけがないと思います。
ごみの減量化対策や、人口減に歯止めをかけるためにも少子化対策を抜本的に強めるための思いきった予算にはなっていません。文化は人間が生きていく上で欠かせないものだと思っていますが、パペットランド等への委託料の額については住民の合意が得られるようにすることが必要だと思います。
最後に、藤井市長には多くの市民が期待していると思います。私たち日本共産党も、良い政策が提案されれば支援する用意があります。しかし、この予算は、少しは変わるかもしれないとの期待にもこたえられていません。そのことを述べて反対討論とします。
80:
◯大山議長 次に、賛成者の発言を許します。
5番 橋本守議員、執行部側演壇でお願いします。
橋本議員。
81: ◯橋本議員 私は、議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。
私は、常々地域を活性化するためには何とか少子化に歯止めをかけ、将来を担う若者の流出化を防ぎ、働き盛りの壮年期の方々の定住を図るなど、人口の減少を防ぎ、増加につなげるまちづくりが必要だと訴えてまいりました。
その理念のもと、スポーツを通じた子どもの健全育成のために微力を尽くしているところであります。
特に、近年においては、子どもの数の減少に心を痛め、寂しい気持ちも否めず、これは将来のために何とかしなければならないとの思いを一層強く感じているところであります。それには、若い夫婦が安心して子どもを産み、育てることができるまちであること。子どもの安全に心を配るまちであること、産業が活発で雇用の場があることなど、定住するために欠かせない魅力があるまちづくりのために施策が求められます。
私は、市長が施政方針で掲げられました、若者が夢を抱けるまちづくりに賛同するものであります。活気のあるまちに発展を遂げるためには、次代を担う若者が将来に向けて夢を持ち続けるものでなければならないと思います。それは、仕事や家庭の充実につながり、コミュニティ活動やボランティア活動の活性化にもつながるものであると思います。若者が夢を抱けるまちとなるために、次世代を担う子どもたちの子育て支援や教育施策についても積極的に取り組む政治姿勢に大いに同感するものであります。
予算の内容においても、子育て支援として適切な時期に健康診査を受診し、母子ともに健康な出産を行うため、妊婦健康診査の補助を拡充すること、新たに母乳育児応援券を補助し、親子の健やかな成長を支援すること。児童が病気の回復期にあり、集団で保育することが困難な場合、その児童を一時的に保育する病後児保育事業を実施することなど、母と子どもに優しい子育て支援の充実が図られております。
また、放課後児童クラブを拡充すること。将来的な制度の統合を見据えながら、放課後子どもプランを実施することとし、児童の健全育成に配慮をしております。
さらに、保育、教育施設については、現有の施設の必要な改修等を図りながら、引田の学校再編計画の具体的な基本設計と実施設計に着手し、幼保一元化については、まずは大内地区での施設整備構想設計に取りかかるなど、将来の保育と教育の環境整備を見据えた予算となっております。
時代は、右肩上がりの高度成長からバブルの崩壊で大きく失速し、我慢の10年を経て、やっと持ち直しつつあるとのことですが、地方にとってはその実感はほど遠いものがあります。一部の大都会を除く日本中のほとんどの地域が、少子高齢化、人口の減少を抱えてあえいでおり、自主財源の伸びも見込めない現実は、私たち東かがわ市も例外ではありません。
そんな逆境にある今こそ、過大な夢を描くことなく、現状と将来を冷静に見据えた着実な市政運営が求められます。
本予算は、定員の適正化による人件費の削減や、繰上償還等による将来の公債費の軽減、また、償還残高の削減など、財政の健全化に努力しております。
さらに、削減した経常経費を子育て支援はもとより、生活関連の道路整備予算や統廃合を含めた公共施設の整備に重点的に配分するなど、合併支援の有利な財政措置が受けられる間に、将来を見据えた布石を打ち、何とか自立した元気で安全なまちづくりにしたいとの強い意思が結集されていると評価し、本予算に賛成するものであります。
82:
◯大山議長 次に、反対者の発言を許します。
9番 井上弘志議員、執行部側演壇でお願いします。
井上議員。
83: ◯井上議員 私は、議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。
反対する主な理由は、歳出で2点、歳入で1点、合計3点あります。
まず1点目、歳出で2款、総務費、1項、総務管理費、目15、拠点施設整備事業費4億3,533万5,000円の予算化であります。
3月6日の総務文教常任委員会での質疑を聞いておりましても、現時点で計画の全体像が全く見えません。以前より、なるほど全体の事業費予測は約11億円と言われておりますが、詳細については全く分からず、説明責任を果たしていないと思います。金額だけの説明では納得できません。説明資料が3月議会冒頭に提示されたのであればまだしも、いまだ提示されておりません。このことは、審議せず通してくれとの意思、これが見え過ぎてあると思います。情報開示の点で不十分であり、議会無視と言わざるを得ません。
2点目、10款、教育費、5項、社会教育費、目1、社会教育総務費、節13、委託料、指定管理者パペットランド委託料4,000万円が予算化されております。
これも、総務文教常任委員会での質疑では、委託料については確かな積算、算定根拠が示されておりません。そして、相も変わらず4,000万円が予算化されております。財政厳しき折、しまつをして財政の健全化を図る、このことが今一番望まれております。多額の費用が要求されているらしいですが、費用対効果を考え、厳正に査定積算し、予算計上すべきであります。
3点目、歳入で20款、市債、1項、市債についてであります。
安易な市債発行がなされているため、将来の財政運営に支障がある。一般質問の中で多くの点について指摘いたしました。公債費負担適正化計画のところで指摘したとおり、次世代への借金つけ回し、このことにしかなりません。先ほど、賛成討論の中で出てきました若者への借金つけ回し、このことであります。現状をもっと把握し、市政運営すべきであります。
臨時財政対策債、これも指摘しましたが、国の方針に安易に乗ってはいけないということであります。地方債の元利償還、元利償還金の交付税措置は自治体のモラルハザードをもたらす結果になります。そして、財政再建に水を差す結果となっております。安易な起債はだめであります。
以上、三つの理由により、納得できない点があります。よって、原案に反対いたします。
84:
◯大山議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声あり)
85:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
86:
◯大山議長 ご着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第22号 平成20年度東かがわ市国民健康保険事業特別会計予算についての討論を行います。
通告により、討論を許可します。
反対者の発言を許します。
2番 東本政行議員、執行部側演壇でお願いします。
東本議員。
87: ◯東本議員 日本共産党市議団を代表して、議案第22号 平成20年度東かがわ市国民健康保険事業特別会計予算について、反対討論を行います。
完結に反対理由を述べます。
第1は、国保税が高過ぎて生活が圧迫されている。もっと下げてほしい、こういう声にこたえられていないことです。後期高齢者医療制度への分離はありますが、住民の高過ぎる、下げる努力をしてほしいという切実な声を真剣に受け止めての予算ではありません。
国保税を下げるためには、次のことが必要です。
一つは、基金の取崩し。二つ目は、一般会計からの繰入れの拡大、第3に、予防施策を充実させる。第4に、国に国庫負担率をもとの45%に戻すよう求める。第5に、県に補助金増額を要求することです。以上の全部ができなくても、東かがわ市の高過ぎる国保税は引き下げることが十分可能です。
もう一つの問題は、短期証、資格証が発行されて、安心して医療にかかれないようになっている家族を作っていることです。市は、憲法第25条の生存権の保障からしても短期証や資格証の発行はやめるべきです。
以上で、反対討論を終わります。
88:
◯大山議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声あり)
89:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第22号 平成20年度東かがわ市国民健康保険事業特別会計予算についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
90:
◯大山議長 ご着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第22号 平成20年度東かがわ市国民健康保険事業特別会計予算については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第23号 平成20年度東かがわ市介護保険事業特別会計予算についての討論を行います。
通告により、討論を許可します。
反対者の発言を許します。
10番 鈴江代志子議員、執行部側演壇でお願いします。
鈴江議員。
91: ◯鈴江議員 議案第23号 平成20年度東かがわ市介護保険事業特別会計予算についての反対討論を、日本共産党市議団を代表いたしまして行います。
介護保険料は高く、減免制度もない。介護の面でも貧困の格差が拡大をしております。介護難民も生んでいます。このような中、市としての改善が全く見られません。よって、反対といたします。
以上でございます。
92:
◯大山議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声あり)
93:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第23号 平成20年度東かがわ市介護保険事業特別会計予算についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
94:
◯大山議長 起立多数であります。
よって、議案第23号 平成20年度東かがわ市介護保険事業特別会計予算については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第24号 平成20年度東かがわ市介護サービス事業特別会計予算についてを討論いたします。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
95:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第24号 平成20年度東かがわ市介護サービス事業特別会計予算についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
96:
◯大山議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第24号 平成20年度東かがわ市介護サービス事業特別会計予算については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第25号 平成20年度東かがわ市老人保健事業特別会計予算についての討論を行います。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
97:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第25号 平成20年度東かがわ市老人保健事業特別会計予算についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
98:
◯大山議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第25号 平成20年度東かがわ市老人保健事業特別会計予算については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第26号 平成20年度東かがわ市後期高齢者医療事業特別会計予算についての討論を行います。
通告により、討論を許可します。
反対者の発言を許します。
10番 鈴江代志子議員。
鈴江議員。
99: ◯鈴江議員 議案第26号 平成20年度東かがわ市後期高齢者医療事業特別会計予算について、日本共産党市議団を代表いたしまして反対討論を行います。
75歳以上の高齢者を他の医療保険から切り離し、保険料の取り立てを強化しながら医療内容に格差をつける老人医療の大改悪制度の新設であります。市としても、滞納者には保険証を取り上げることはしないとは言えない、情けないご答弁も先般いただきました。
このような、命にかかわるようなお年寄りいじめの特別会計の新設には反対といたします。
以上でございます。
100:
◯大山議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声あり)
101:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第26号 平成20年度東かがわ市後期高齢者医療事業特別会計予算についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
102:
◯大山議長 ご着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第26号 平成20年度東かがわ市後期高齢者医療事業特別会計予算については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第27号 平成20年度東かがわ市下水道事業特別会計予算についての討論を行います。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
103:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第27号 平成20年度東かがわ市下水道事業特別会計予算についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
104:
◯大山議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第27号 平成20年度東かがわ市下水道事業特別会計予算については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第28号 平成20年度東かがわ市農業集落排水事業特別会計予算についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
105:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第28号 平成20年度東かがわ市農業集落排水事業特別会計予算についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
106:
◯大山議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第28号 平成20年度東かがわ市農業集落排水事業特別会計予算については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第29号 平成20年度東かがわ市商品券事業特別会計予算についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
107:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第29号 平成20年度東かがわ市商品券事業特別会計予算についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
108:
◯大山議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第29号 平成20年度東かがわ市商品券事業特別会計予算については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第30号 平成20年度東かがわ市白鳥温泉事業特別会計予算についての討論を行います。
通告により、討論を許可します。
反対者の発言を許します。
12番 清船豊志議員。
清船議員。
109: ◯清船議員 私、平成20年度一般会計予算では、多少の異議はございますが、今の国会のように、意地の張り合いでは住民に利益なし。歩み寄りの精神をもって解決できると思い、賛成いたしましたが、この白鳥温泉事業特別会計予算には反対の立場で討論いたします。
一般会計繰入金、19年度当初は2,666万円、補正を繰り返し、最終には4,001万9,000円となりました。そして、20年度当初予算より4,315万3,000円と増加しております。
一般会計繰入金といえば、言いかえれば白鳥温泉の赤字であります。東かがわ市にとって毎年4,000万円、5,000万円の赤字を傍観するほど財政的な余裕はあるんでしょうか。年間5、6万余りの入浴者に入浴料をもらうどころか、1人につき1,000円ずつ支払っている計算にもなります。何の改革もせずに、風呂の湯と一緒に多額の税金をたれ流す本予算には賛成できません。
3月10日の建設経済常任委員会では、厳しい意見があるものと期待しておりましたが、委員長の報告のとおり、前向きな意見がありませんでした。そして、全員賛成であります。
ベッセル、とらまると指定管理の施設には厳しく、市が直接の経営者である白鳥温泉には何の意見も言わないのは、私には大変不可解です。げすの勘繰りではありませんが、3年前の無料入浴券がいまだに効力を発揮しているのでしょうか。直営の白鳥温泉にこそ財政改革のメスを入れるべきであると考えます。賢明な皆さん方の賛同をお願いし、反対討論といたします。
110:
◯大山議長 ほかに討論ございませんか。
石橋議員。
111: ◯石橋議員 急な討論で申しわけありませんが、ただいまの白鳥温泉事業特別会計予算、反対討論に対しまして、私は賛成の立場で討論したいと思います。
もちろん、今言われたこと、一部理解はできますが、今までいろんな施設、白鳥温泉に限らずパペットランドも同じことであります。ベッセルも当然同じでありましたでしょう。
今すぐに当初予算に反対するのではなく、我々は、執行部だけに任すのでなく、議員自ら今後白鳥温泉がどういう施設であるべきか、また廃止すべきかということを議員たちも一生懸命精査をして、その上で今後の方向性を示すことがより大切かと思います。それは、白鳥温泉に限らず、ベッセルも、恐らくパペットランドもすべて同じことでありましょう。
よって、私は本案に賛成の立場で討論を終わります。どうぞ、議員諸兄におかれましては是非賛同していただきますように、よろしくお願いをいたします。
112:
◯大山議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声あり)
113:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第30号 平成20年度東かがわ市白鳥温泉事業特別会計予算についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
114:
◯大山議長 着席お願いします。
起立多数であります。
よって、議案第30号 平成20年度東かがわ市白鳥温泉事業特別会計予算については原案のとおり可決されました。
それでは、議案第31号 平成20年度東かがわ市水道事業会計予算についての討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
115:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第31号 平成20年度東かがわ市水道事業会計予算についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
116:
◯大山議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第31号 平成20年度東かがわ市水道事業会計予算については原案のとおり可決されました。
日程第33 議案第32号 東かがわ市の事務を取り扱う郵便局の指定についてを議題といたします。
ただいまから、総務文教常任委員会の審査結果についての報告を求めます。
総務文教常任委員長 好村昌明議員。
好村議員。
117: ◯好
村総務文教常任委員長 それでは、総務文教常任委員会に付託されました議案第32号 東かがわ市の事務を取り扱う郵便局の指定についての報告をいたします。なお、開催日時、出席委員等はさきの報告同様省略させていただきます。
統括窓口センター所長から説明を受けた後、質疑、討論を求めたのでございますが、特段なく、採決の結果、賛成者全員で原案のとおり可決することに決しました。
以上、報告をいたします。
118:
◯大山議長 それでは、先ほどの総務文教常任委員長の報告について質疑を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
119:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって、総務文教常任委員長報告についての質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
120:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第32号 東かがわ市の事務を取り扱う郵便局の指定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
121:
◯大山議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第32号 東かがわ市の事務を取り扱う郵便局の指定については原案のとおり可決しました。
日程第34 議案第35号 東かがわ市総合計画審議会条例の一部を改正する条例を議題とします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
市長。
ここで暫時休憩します。
(午前11時55分 休憩)
(午前11時56分 再開)
122:
◯大山議長 再開します。
市長。
123: ◯藤井市長 議案第35号 東かがわ市総合計画審議会条例の一部を改正する条例について、説明を申し上げます。
平成20年4月1日の組織再編に伴い、総合計画審議会条例に規定している庶務の所管を総務部企画財政課から総務部と改めるものであります。担当の所管課は、企画財政課から新たに組織されます政策課となりますが、東かがわ市行政組織条例との整合性を図るため、総務部といたしております。よろしくご審議、決定賜りますようお願いいたします。
124:
◯大山議長 これより質疑を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
125:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第35号については、会議規則第39条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
126:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、議案第35号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
127:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第35号 東かがわ市総合計画審議会条例の一部を改正する条例についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
128:
◯大山議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第35号 東かがわ市総合計画審議会条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
ここで1時まで休憩します。
(午前11時58分 休憩)
(午後 0時59分 再開)
129:
◯大山議長 再開します。
日程第35 議案第36号 東かがわ市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
市長。
130: ◯藤井市長 議案第36号 東かがわ市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について、説明を申し上げます。
ベッセルおおちは、行財政改革の一環として運営の見直しを図ってまいりましたが、本年1月から指定管理者を変更し、株式会社ベッセルおおちは本年3月をもちまして解散することになります。次代を担う市民の皆様にさらなる費用負担を先送りすることのないように行った判断でありますが、より一層のご理解をいただくため、市長及び副市長の給料の額を3か月の間10%減額しようとするものであります。施行期日は、平成20年4月1日であります。
よろしくご審議、決定賜りますようお願い申し上げます。
131:
◯大山議長 これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
田中議員。
132: ◯田中(孝)議員 ただいまの提案理由について、ちょっとお伺いいたします。
先般の総務文教常任委員会の質疑、また一般質問の中ででも、市長は再三にわたってこのベッセルの問題については評価をされたいというふうに言われております。評価をするに値するのに、何をもって減額しなきゃならんのか。これについてお伺いします。
133:
◯大山議長 市長。
134: ◯藤井市長 田中議員がおっしゃること、自分もそのような部分、当然ございます。しかしながら、その損失が確定したという、現実にその金額もございます。そうしたことで、心情的に現在その立場にあるということで減額をさせていただくというお願いをいたしました。
135:
◯大山議長 いいですか。
田中議員。
136: ◯田中(孝)議員 責任は心情的と、こういうことでありまして、責任の所在はそれのみというふうにとってよろしいんですか。
137:
◯大山議長 市長。
138: ◯藤井市長 再三申し上げましたように、このベッセルの件について、現在の私の立場として何が責任かというので、一番大きなのは申し上げましたように、今たれ流しになっていることを止めることがまず最大の責任だと感じて、今までやってまいりました。そのことにつきましては、株式会社創裕が指定管理を受けてくださったということにおいて、一応そういう歯止めがかかったと認識しております。その点は、再三申し上げたとおりでございますが、一つのけじめということでこの提案をさせていただいております。
139:
◯大山議長 田中議員。
140: ◯田中(孝)議員 それでは、このベッセル問題については減額によってすべてけじめがつくと、こういう判断でよろしいんですか。
141:
◯大山議長 市長。
142: ◯藤井市長 つくというのにつきましては、これは時間的な経過も当然必要でございます。今全部ついたと申し上げるのにはもっと時間の経過、今株式会社創裕がどのように運営を今後してくれるか。また、市民の皆様がそのことについてサービス面、また利用についてどのような判断を下してくれるかという時期を待たなければならないと思っております。
143:
◯大山議長 田中議員、3回を過ぎております。これを最後にしてください。
田中議員。
144: ◯田中(孝)議員 同じ質問を副市長にお願いします。
145:
◯大山議長 副市長。
146: ◯上村副市長 ただいま、市長が答弁申し上げた趣旨と全く同じであります。すべてが片づいたわけではございませんで、あの施設そのものの将来、どうしていくかということに関しましては、引き続きその対応をしていかねばならないのは当然のことでございます。
以上であります。
147:
◯大山議長 もう、あとほかにはありませんか。
(「なし」の声あり)
148:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第36号については、会議規則第39条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
149:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、議案第36号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
井上議員、執行部側演壇でお願いします。
150: ◯井上議員 私は、ただいまの提案理由の説明のとき、市長のほうからより一層ご理解をいただくため。また、田中議員の質疑に対し、心情的にと。そして、税金のたれ流しの歯止め、そういう意味で提案したということであります。しかし私は納得いきませんので、反対の立場で討論いたします。
今回、午前中ですが、反対者が7名いたにもかかわらず、株式会社ベッセルおおちが清算するにあたり、多額の税金投入が決定されました。過去数名の議員が再三再四指摘、議論し、改善を要求してきたにもかかわらず、放置、無視、とうとう支払いができないことが判明し、ただその理由で清算の事態となりました。12月議会、3月議会でも議論いたしましたが、何で今まで黙認放置してきたのか理解に苦しむところがあります。
過去、何度も事態回避の時期がありました。これは不可抗力でこうなったのではないと私は思います。今となっては取り返しがつきませんが、指定管理者の決定時点が最後のチャンスでありました。細かくは申しませんが、この議場におられる議員の皆さん、お分かりのことと思います。行政としての責任、不適格経営者を放任、放置してきた責任、危機管理に対する責任、非常に大きいと言わざるを得ません。今回の給与カット3か月は、市民に対して市民から理解が得られるでしょうか。
昨日、議論となった、昨日ではありません、一般質問のときでしたが、自治会の助成金、平成20年度では2,400万円であります。その3.3倍、8,000万円の税金が使われることになりました。3年と4か月の助成金と同額であります。
昨日、全国でニュース配信されましたが、秋田県の横手市、びっくりしますよ。横手市では人口約10万人強です。ちょうど我が市と同じような事例がありました。横手市の官民出資の第三セクター、横手産業支援センター清算問題、この問題について市議会は19日、本会議で市長と担当副市長の給料を市長は60%、副市長は38%、そして4月から19か月、市長は減給総額が1,200万円、副市長は600万円、この議案が可決されております。何も、私はこの金額までとは申しません。先ほどの提案理由にもはっきりとした責任の所在、これが不確かであります。
よって、この3か月の減給、これに対しては反対するものであります。
以上であります。
151:
◯大山議長 ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
152:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第36号 東かがわ市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
153:
◯大山議長 ご着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第36号 東かがわ市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
日程第36 議案第37号 東かがわ市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
市長。
154: ◯藤井市長 議案第37号 東かがわ市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について、説明を申し上げます。
教育長は、一般職に属する常勤の地方公務員であることから、現在は東かがわ市一般職の職員で給与に関する条例に準じて期末手当、勤勉手当等の手当が支給されているところであります。
教育長という職務上、諸手当の支給については市長及び副市長の特別職に準じて支給することが適当であるとの考え方から、所要の改正を行うものであります。施行期日は平成20年4月1日であります。
よろしくご審議、決定賜りますようお願い申し上げます。
155:
◯大山議長 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
156:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第37号については、会議規則第39条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
157:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、議案第37号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
(「なし」の声あり)
158:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第37号 東かがわ市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
159:
◯大山議長 着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第37号 東かがわ市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。
日程第37 議案第38号 東かがわ市乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
市長。
160: ◯藤井市長 議案第38号 東かがわ市乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について、説明を申し上げます。
香川県においては、新たな財政再建方策の一環として福祉医療に係る見直し案の提示がされてきたところであります。このうち、乳幼児医療費支給については、今年8月診療分から医療機関等でこの立替え払いを必要としない現物支給方式の導入を図ることが、県の指導のもと、県下の市町において調整が進み、香川県社会保険診療報酬支払基金及び香川県国民健康保険団体連合会の協力によりまして、県下の医療機関等において入院、外来ともに実施することが可能となりました。
本市の現状は、市内の医療機関等とさぬき市民病院でのそれぞれ外来のみで現物支給を行っており、入院及びそれ以外の医療機関等においては償還給付方式をとっておりますが、このことにより利用者の利便性が高まります。
本市にとっては、審査支払機関への事務手数料の発生や、受診機会の増加による当該医療費の支給増等が予想されますが、利用者にとっては医療機関等での支払いの解消、また申請手続きの解消となり、子育て支援施策における医療面からの充実強化が図られるものと期待します。
加えて、医療機関等においては事務の軽減が図られることとなります。施行期日は平成20年8月1日であります。
よろしくご審議、決定賜りますようお願い申し上げます。
161:
◯大山議長 これより質疑を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
162:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第38号については、会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
163:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、議案第38号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
164:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。
これより、議案第38号 東かがわ市乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
165:
◯大山議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第38号 東かがわ市乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
日程第38 議案第39号 東かがわ市母子家庭等医療費支給に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
市長。
166: ◯藤井市長 東かがわ市母子家庭等医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について、説明を申し上げます。
母子家庭等医療費支給事業についても県補助の見直しが実施されることになり、本市においても、県の補助基準に基づいて実施を行おうとするものであります。
その内容は、市町村民税非課税世帯の者は従来どおり自己負担を求めず、その他の者については自己負担を導入するというものであります。
改正は、市民税課税世帯においては、入院の場合、1レセプトごとに1,000円、入院外の場合、1レセプトごとに500円の自己負担としています。保険薬局においては、院内処方との均衡を図るため、自己負担はありません。市民税非課税世帯については、従来どおり自己負担を求めないものとしております。見直しの期間は、平成20年8月診療分からであります。
本改正では、市民税課税世帯において自己負担を求める改正と併せて、平成20年4月1日からの老人保健法の全面改正に伴う改正も併せて行っております。
この条例の施行期日は、老人保健法の改正に伴う改正内容については平成20年4月1日とし、市民税課税世帯に自己負担を求める改正は平成20年8月1日とするものであります。
よろしくご審議、決定賜りますようお願い申し上げます。
167:
◯大山議長 これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
168:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第39号については、会議規則第39条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
169:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、議案第39号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
170:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第39号 東かがわ市母子家庭等医療費支給に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
171:
◯大山議長 起立多数であります。
よって、議案第39号 東かがわ市母子家庭等医療費支給に関する条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
日程第39 議案第40号 東かがわ市重度心身障害者等医療費支給に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
市長。
172: ◯藤井市長 東かがわ市重度心身障害者等医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について、説明を申し上げます。
重度心身障害者等医療費支給についても県補助の見直しが実施されることになり、本市においても県の補助基準に基づいて県補助分と市単独分についてそれぞれ実施を行おうとするものであります。
その内容は、市町村民税非課税世帯の者は従来どおり自己負担を求めず、その他の者については自己負担を導入するというものであります。
現在の対象者は従来どおり対象とし、新たに対象となる者は、65歳未満で重度心身障害者等になった者とされております。更生医療と育成医療の自立支援医療及び保険薬局については、従来どおり自己負担を求めません。
改正では、市民税課税世帯においては、入院の場合、1レセプトごとに2,000円、入院外の場合、1レセプトごとに1,000円の自己負担とし、自立支援医療と保険薬局においては自己負担を求めません。市民税非課税世帯については、従来どおり自己負担を求めないものとしております。新規の対象者については、年齢要件を県の補助基準と同じ65歳未満とし、また、県の補助基準で定める所得制限にかかる方については、これまで行ってきた支給を3年間に限って行うものとし、その額を支給額の2分の1にしようとするものです。見直しの時期は、平成20年8月診療分からであります。
本改正では、平成20年4月1日からの老人保健法の全面改正に伴う改正と条文の整理も併せて行っています。
この条例の施行期日は、老人保健法の改正に伴う改正内容については平成20年4月1日とし、ほかの改正は平成20年8月1日とするものであります。
よろしくご審議、決定賜りますようお願い申し上げます。
173:
◯大山議長 これより質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
174:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第40号については、会議規則第39条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
175:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、議案第40号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
176:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第40号 東かがわ市重度心身障害者等医療費支給に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
177:
◯大山議長 ご着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第40号 東かがわ市重度心身障害者等医療費支給に関する条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。
日程第40 議案第41号 東かがわ市教育委員会委員の任命についてを議題とします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
市長。
178: ◯藤井市長 東かがわ市教育委員会委員の任命について、説明を申し上げます。
現在、教育委員会委員としてご活躍いただいております桑島正道氏から辞任の申し出があり、平成20年3月31日をもって退任されることとなりました。
つきましては、新たに森義治氏を東かがわ市教育委員会委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意をお願いするものであります。
森氏は、人格が高潔で、教育及び文化に関し良識を有し、地域の信望も厚く、教育関係の経験も豊富であることから、教育委員会委員に適任であると思われます。
任期は、前任者の残任期間である平成20年4月1日から平成23年6月26日までであります。
よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。
179:
◯大山議長 これより質疑を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
180:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第41号については、会議規則第39条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
181:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、議案第41号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
182:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第41号 東かがわ市教育委員会委員の任命についてを採決します。
本案は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
183:
◯大山議長 ありがとうございます。
起立全員であります。
よって、議案第41号 東かがわ市教育委員会委員の任命については、これに同意することに決しました。
日程第41 発議第1号 東かがわ市議会政務調査費の交付に関する条例を廃止する条例についてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
12番 清船豊志議員。
清船議員、執行部側演壇でお願いします。
184: ◯清船議員 東かがわ市議会政務調査の交付に関する条例を廃止する条例についての趣旨説明を行います。
現在、東かがわ市の政務調査費は、一人当たり年間20万円です。しかし私、東かがわ市の議員といたしまして、年間この政務調査費20万円がなければ何の調査も研究もできないということでもございません。
そして、この調査研究が政務とつけるべきものか、また、個人の教養に係るものか、線引きの難しいところでもあります。
ところで、香川県の政務調査費は年間360万円であり、私の目から見ても高額過ぎると思いますし、領収書だけではなく、360万円の成果も是非県民に提示してほしいところです。
東かがわ市民にとっても、金額は違えども同じような考えであり、報酬をもらっているのに政務調査費は必要ないという意見も多く聞きます。
本来、議員報酬には調査研究の手当が含まれているものであり、あえて調査研究目的以外の支出が認められない政務調査費は必要ないと考えます。
この際、市民感情、世論、透明度、費用対効果等すべてをかんがみ、政務調査費は廃止することを提案いたします。市民の声を特に重視する共産党議員はもちろん、ほかの議員にもご賛同いただきますようよろしくお願いして、趣旨説明といたします。よろしくお願いします。
185:
◯大山議長 これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
186:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りします。
ただいま議題となっております発議第1号については、会議規則第39条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
187:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、発議第1号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
田中議員。
188: ◯田中(孝)議員 ただいまの、政務調査費廃止についての反対の立場で討論を行います。
先ほど言われた、政務調査費と報酬とは全く別の問題、これをまず前提に討論を行いたいと思います。
政務調査費は、地方自治法第100条第13項、14項の規定に基づき、市町村が条例を制定し、議会における会派や議員が地方行政等に関する諸制度や、市政及び国政の動向に対する専門的な知識を得るための調査研究を行うために、必要な経費の一部として交付する経費のことであります。
近年、地方自治の進展により、地方公共団体の自己決定権、自己責任が拡大する中、地方議会が住民の負託にこたえ、より積極的に、効果的な議会活動を行うことが求められております。
このようなことから、政務調査費を廃止するということは議会活動を自らが否定するものである。使途については地方自治法に基づき、議会が精査し、ルールを作り、その範囲の中で使用根拠、領収書等を明らかにし、透明性のある適正な執行を行えば、市民の理解は得られる、このように思います。
よって、政務調査費の廃止を反対します。議員各位の良識ある判断を期待いたします。
以上です。
189:
◯大山議長 次に、賛成者の討論を許します。
大森議員。
190: ◯大森議員 私は、原案に賛成の立場から討論をいたします。
先ほども田中議員が申し上げましたとおり、政務調査費につきましては地方自治法第100条により、地方公共団体は条例を定めることにより議員の調査研究に資するため、必要な経費の一部として政務調査費を交付することができるとなっております。
また、政務調査に係る収入及び支出の報告書を議長に対して期日までに提出するものとなっております。そのため、東かがわ市におきましても条例、規則を定めて各議員に年額20万円が支給されています。
しかしながら、昨今、国や地方公共団体の議員の政務調査費につきましては、その使途についてや領収書の添付等について問題とされているところでございます。市におきましては、その使途についてや領収書の添付も義務付けており、問題はないかと考えていますが、東かがわ市議会政務調査費交付に関する条例第1条で、議員の調査研究に資するため必要な一部として交付するものとしておりますけれども、ある議員は、政務調査費を議会報告の印刷代としてほとんどを使ったと報告しております。調査研究費はどうなっているのか。
私は、議員が住民の方々の幸せのために行う調査研究は報酬の中にも含まれていると考えております。そして、政務調査は報酬と違い、その目的のために使わなければ市に返すことができるものであります。市の厳しい財政状況を考えるとき、政務調査費は返上すべきであると考えます。
また、議員報酬については多くの方々からいろいろなご意見があります。私は、議員が報酬額を幾らにするかを審議決定するものではなく、各種団体の代表者と知識者の方々により構成された市の特別職報酬審議会において審議決定された報酬額を受け入れるべきであると考えています。
報酬額の審議については、特別職報酬審議会の開催をお願いすることとし、今は最近の社会情勢や、本市の財政状況、近隣市の改定状況等を総合的に勘案し、また、議員に高い理念と専門職...。
191:
◯大山議長 大森議員、あんまり報酬のほうを、政務調査費のほう。
192: ◯大森議員 専門職として自らを律し、職務に精励していただくため、県下最低レベルまでに報酬額を改定することとした平成17年3月19日付けで答申されたものを尊重すべきであると考えています。
市の厳しい財政状況の中、予算の減額のために議員のすべきことは、次回選挙に向け、議員定数の削減を行うこと。2人から4人の削減で、一人当たり650万円の1,300万円から2,600万円の減額ができます。市長選との同日選挙の……。
193:
◯大山議長 大森議員、もう……。
194: ◯大森議員 そういうことは多くの良識ある市民の方々のご賛同をいただけるものと信じております。このことにつきましては、今後、議員と相談していきたいと思っております。
私は、今回は政務調査費を無くすることについて賛成いたします。議員各位のご賛同、よろしくお願い申し上げます。
195:
◯大山議長 ほかに討論ありませんか。
井上議員。
196: ◯井上議員 私は、本議案に対して反対の立場で討論します。
先ほど来、反対、賛成、論者それぞれ論じられました。地方自治法で認められております。議員がやはり政務調査、そのために調査費を使う。そして、我が東かがわ市も従来領収書を添付して実行してまいっております。
議会の権限強化、これは久しく言われております。それはなぜか。やはり、行政のチェック機関、本来の目的であるチェック、これがなかなかきかない場面が多々あります。東かがわ市において、私は特にあると思います。自ら政務関係について調査し、それを放棄する。それは議員として私はあるまじき行為。せっかく勉強する費用、これを認められており、今まで現実的に実行されてきておりました。
以上の論点から、この廃止については反対いたします。
197:
◯大山議長 ほかにありませんか。
石橋議員。
198: ◯石橋議員 いろいろ討論盛んですが、私は、ただいま議員発議の件につきまして、賛成の立場で討論いたします。
いろいろ意見、聞いております。しかしながら、すべてに一理はあるかと思いますが、議員が自ら自分の意識を高め勉強し、それは何も政務調査費のみにあらず、これは普段からの努力、すべてやっておることであります。何も政務調査費がすべてではないというふうに意見を述べさせていただいて、賛成討論といたします。
199:
◯大山議長 ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
200:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、発議第1号 東かがわ市議会政務調査費の交付に関する条例を廃止する条例についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
201:
◯大山議長 着席ください。
起立多数であります。
よって、発議第1号 東かがわ市議会政務調査費の交付に関する条例を廃止する条例については原案のとおり可決されました。
日程第42 発議第2号 東かがわ市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
2番 東本政行議員。
東本議員。
202: ◯東本議員 私は、発議第2号 東かがわ市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について、提案者として趣旨説明をさせていただきたいと思います。
まず、この発議の内容は、過去3年間、議員報酬を据え置いてきた経過を踏まえ、さらに今後1年間、今までどおり据え置きを延長する提案であります。
その理由は、市民の暮らしがますます大変になってきていることです。1か月5万円以下の年金で暮らしているお年寄りもたくさんいます。地場産業の手袋の仕事も減り続けています。月20万円の収入を得ようとしても、なかなか仕事がないという声です。多くの市民の収入が減っている。市の財政状況もこの数年、だれもが認めているように、決して好転したとは言えない現状にあります。市民の暮らしも、市の財政も厳しいときに議員だけ、それも議員が月5万円、正副議長はそれぞれ7万円もの実質大幅な引き上げが許されるでしょうか。議員定数を4人減らしたから上げても良いとはならないと思います。
私は、今までも主張してきましたが、私たち東かがわ市の議員は、人口3万人以上でも合併特例の特例で市議になっています。たまたま市議になっていると言っても間違いではありません。本来なら町議です。町議なら据え置いてきた月額35万円でも県内で高いほうです。県内の他の市に比べる必要はありません。この3年間、私たち市議が報酬額を据え置いてきたのは、全議員の良識の発揮と、やはり市民の声の反映でした。40万円は高過ぎる、多くの市民の声ではないでしょうか。
では、東かがわ市議の報酬月額は幾らが一番良いのか、それはあるはずです。私は、それは市長が報酬審議会を開き、市民の声をよく聞きながら時間をかけて調査し、来年4月からは改正できるように提案すべきではないでしょうかと一般質問を行いました。ここで、日本共産党議員団としての議員報酬についての基本的な考え方を述べます。
議員は、地域住民の要求に基づいて地方自治を守り、発展させていく任務を持っています。そのためには、議会開会中だけの活動にとどまらず、日常、普段に地域住民と結びつけを強め、調査研究や政策学習に励み、自治体と住民のかけ橋とも言うべき活動に事実上専念しなければいけないと考えています。
したがって、議員報酬について安易な引き上げには反対するのは当然ですが、だからといって報酬が低ければ低いほど良いということにはなりません。ニュースで報道された、日当制の導入などには当然反対です。東かがわ市には東かがわ市に合った議員報酬額というものがあるはずです。多くの市民からもご理解していただける額はあります。
以上が、我が党の基本的な見解です。
なお、また先ほど可決された政務調査費と報酬は関連はあっても性格が違うことは明らかです。政務調査費を無くしたから報酬の据え置きをやめるということには決してならないと思います。
以上を述べて、提案者としての趣旨説明とさせていただきます。どうぞご賛同、よろしくお願いいたします。
203:
◯大山議長 これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
204:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結します。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております発議第2号については、会議規則第39条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
205:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、発議第2号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
ありませんか。
(「なし」の声あり)
206:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、発議第2号 東かがわ市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
207:
◯大山議長 ご着席ください。
起立少数であります。
よって、発議第2号 東かがわ市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例については否決されました。
日程第43 発議第3号 議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算に対する付帯決議についてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
17番 田中孝博議員。
田中議員。
208: ◯田中(孝)議員 私は、平成20年度東かがわ市一般会計予算に対する付帯決議案の提案理由を申し上げます。
とらまるパペットランドは合併前の旧大内町が人形劇を全国に発信したいとの理想から、とらまる人形劇研究所に業務委託したものであるが、理想は是としても、このような事業は財政規模の小さい一地方団体の手に余ることは当初から予測できておったことであります。
財政状況が悪化した現在、地域福祉の観点からは、このような理想を追うだけの事業は市民の市政に対する期待を大きく裏切るものになっている。市が育成すべき文化は、だんじり子供歌舞伎や虎頭の舞などの地域に根差した郷土芸能であり、人形劇についても地元の人形劇団の育成に絞る方向に転換すべき時期が来ているのではないだろうか。
予算審議に当たっても、市長はとらまる人形劇研究所から提出された予算要求書を全く精査せず、ただ漫然と昨年並みの予算計上をしたとの答弁であった。
議会として、このような答弁を座視することはできない。多額の一般財源を投入する事業でありながら、旧態依然とした予算編成で提出されたのであれば、議会として容認できないのは当然のことであり、財政再建が喫緊の課題である東かがわ市としては、次年度以降の事業費の削減が不可欠であると考える。
よって、平成20年度一般会計予算のうち、教育費、社会教育費に計上された指定管理とらまるパペットランド委託料4,000万円については、とらまる人形劇研究所から提出された予算要求書を十分に精査し、必要と判断された委託料のみを執行すべきであり、その精査の結果を議会に報告するまで予算の執行を留保すべきである。議員各位の良識あるご判断をいただきたいと思います。
以上です。
209:
◯大山議長 これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
210:
◯大山議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りします。
ただいま議題となっております発議第3号については、会議規則第39条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
211:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、発議第3号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
田中議員。
212: ◯田中(貞)議員 私は、発議第3号に対して反対の意見を述べさせていただきます。
一時代前に比べて財政も厳しくなっているから、発議者の付帯決議の内容については分からないことはない。しかしながら、これまでの経緯経過とまた少子化の中、頑張って運営を行っていると私は思います。指定管理者からの予算要求より少ない4,000万円の指定管理料であり、子どもが減少する中、ここ数年6万5,000人から6万8,000人の方が利用をしています。これを直営で管理するならば、多額の費用が必要と考えられ、新市長になってから改革をしなければならないことについては英断をし、ことを進めております。
また、他の事業についても今後見直していくとの答弁も出てきており、市長も指定管理があと2年あるうちに精査し、考えるとの話であります。執行部提出の予算が成立しても、ストップをかけようとする発議については反対であります。管理する側からすれば、運営の内容も変わっていないし、財団も努力をして労が報われないと不信を持ちかねないと私は思います。賛成者の中には、重要な施設で市の宝と、昨年の春には言っていたと思います。
よって、発議第3号に反対をし、皆さんの賛同を求めます。
213:
◯大山議長 ほかに討論ありませんか。
井上議員。
214: ◯井上議員 私は、賛成の立場で討論いたします。
提案者から提案理由の説明があったとおり、やはり厳しき財政の折、きちんとした積算根拠、これがあって予算計上されるべきであります。
一般市民からとって、市民の目線で考えた場合、積算根拠がなく、ただ4,000万円計上、これは納得できないと思います。
直近の話題でそうなったのであれば、認める場合もありますが、この問題は過去何度も議論されてきておる経過があります。市民の目線、これが一番大切ではなかろうかと思います。私だけかも分かりませんが、この予算について、それは多過ぎるというような意見もあります。
先ほど例に出した横手市、これは市民の目線に立って市長、副市長の給与の減額、これが提案されました。一般会計で472億円の予算規模のところであります。それが三セクの清算に9,270万円、我が市と補償金額についてはあまり差異がありません。やはり、市民の目線に立って行政運営、市政運営、財政運営、これをするべきであります。よって、付帯決議に対し賛成であります。
215:
◯大山議長 ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
216:
◯大山議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、発議第3号 議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算に対する付帯決議についてを採決いたします。
暫時休憩します。
(午後 1時57分 休憩)
(午後 1時57分 再開)
217:
◯大山議長 再開します。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
218:
◯大山議長 ご着席ください。
起立少数であります。
よって、発議第3号 議案第21号 平成20年度東かがわ市一般会計予算に対する付帯決議につきましては否決されました。
暫時休憩します。
(午後 1時58分 休憩)
(午後 1時59分 再開)
219:
◯大山議長 再開します。
お諮りいたします。
総務文教常任委員長ほか3委員長より会議規則第106条の規定により、閉会中調査したいとの申し出がありました。総務文教常任委員会については学校再編について、民生常任委員会については医療費の抑制の取組みについて、地域医療の現状について、建設経済常任委員会については白鳥温泉について、議会運営委員会については次期議会の会期等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について調査したいとの申し出がありました。
各委員長の申し出のとおり許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
220:
◯大山議長 異議なしと認めます。
よって、各委員長の申し出のとおり、閉会中に所管の調査をすることに決しました。
この際、今期定例会が最終議会となりました桑島教育長が今月末をもって退任されます。桑島教育長から一言お言葉をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
221: ◯桑島教育長 失礼いたします。
過日、一身上の都合で教育委員並びに教育長の職を辞する旨、申し出ましたところ、市長並びに教育委員会で受理されましたので、今月3月31日で、合併前から10年3か月続けてまいりましたこの職を辞することになりました。いろいろ皆様方にお世話になったことをお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。
昨年の6月議会でご同意いただきました、私の教育委員としての任期を3年余り残しての辞任ということで、無責任のそしりも免れませんが、私としては昭和34年に初めて教員になって以来、ちょうど49年、教育という分野で仕事をさせていただいたことを非常に嬉しく思っておりますし、関係の皆さんに感謝しているところでございます。
教育という、井戸を1本しか持っていない私でしたので、当然水をくみ出しても教育という水しかくみ出せませんでした。しかし、議員の皆さん方からのご支援やご理解をいただき、あるいは市長はじめ、市役所の職員から強力な支えをいただいて今まで何とか仕事をすることができました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
駄馬にむち打ち、ポンコツ車に燃料をつぎ足しながら、考え方と行動は若い人より若くというのをモットーにしてはきましたけども、前へ進むのが精一杯で、多くの方にご心配をかけたり、いろいろ失礼なこともあったかと思われます。
また、もの足りないもどかしさも多々感じられただろうと思いますが、ここでおわびを申し上げなければならないと思っております。
国の教育改革が進む中で、子どもたちを取り巻くいろんな状況はこれからもますます厳しさを増してくるだろうと思います。東かがわ市として、急ぎ取り組まなければいけない教育の課題も重要なもの、あるいは重いものが続いてくることと思われます。どうぞ米百俵の心などご理解いただいて、これからの東かがわ市の教育、あるいは東かがわ市の子どもたちのために十分なるご支援をいただきたいなというふうに思っております。
本来ならば、お一人お一人にごあいさつ申し上げなければいけませんが、こうやってまとめてごあいさつしなければいけないことをお許しいただいて、どうぞご健康に気をつけて十分に活躍なされますようお願いして、最後のあいさつとさせていただきます。どうも長い間ありがとうございました。
(拍 手)
222:
◯大山議長 どうもありがとうございました。
桑島教育長に対し、ここで議会を代表して一言ねぎらいの言葉を申し上げます。
旧大内町時代からの長きにわたり、教育長としての重責、誠にお疲れさまでございました。
また、合併以来5年間、この難しい時期、そして大切な期間を教育長として東かがわ市の発展にご尽力をいただきましたこと、議会だけではなく、全市民を代表してお礼を申し上げたいと思います。
今さら私が申し上げるまでもなく、桑島教育長の優れた人格・見識については、既に万人の認めるところでありまして、まことの人格者であり、教育行政の生き字引とも言うべき人であります。
教育長におかれましては、今後とも本市の発展のため、折に触れご指導、ご協力をいただきますよう、心よりお願いしてやまないものであります。
どうか、これからもなお一層ご多幸、ご健勝でありますよう心からお祈りをいたしまして、お礼の言葉といたします。
大変ご苦労でございました。ありがとうございました。
これをもって、本会議に付議されました案件の審査はすべて終了いたしました。
よって、会議規則第7条の規定により、平成20年第2回東かがわ市議会定例会を閉会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
223:
◯大山議長 異議なしと認めます。よって、これにて本定例会は本日で閉会することに決定いたしました。
これで、本日の会議を閉じます。
平成20年第2回東かがわ市議会定例会を閉会いたします。
(午後 2時7分 閉会)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
東かがわ市議会議長 大 山 圓 賀
署 名 議 員 好 村 昌 明
署 名 議 員 大 藪 雅 史
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