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平成15年第3回臨時会(第1日目) 本文 開催日:2003年07月28日
平成15年第3回臨時会(第1日目) 名簿 開催日:2003年07月28日

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  1. 東かがわ市議会 2003-07-28
    平成15年第3回臨時会(第1日目) 本文 開催日:2003年07月28日


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    最終取得日: 2023-06-10
    検索結果一覧 ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 画面を閉じる 平成15年第3回臨時会(第1日目) 本文 2003-07-28 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 66 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 議長清船豊志選択 2 : 議長清船豊志選択 3 : 市長中條弘矩選択 4 : 議長清船豊志選択 5 : 市長中條弘矩選択 6 : 議長清船豊志選択 7 : 梁木辰夫議員(38番) 選択 8 : 議長清船豊志選択 9 : 事業部次長野網誠二選択 10 : 議長清船豊志選択 11 : 梁木辰夫議員(38番) 選択 12 : 議長清船豊志選択 13 : 事業部次長野網誠二選択 14 : 議長清船豊志選択 15 : 梁木辰夫議員(38番) 選択 16 : 議長清船豊志選択 17 : 梁木辰夫議員(38番) 選択 18 : 議長清船豊志選択 19 : 好村昌明議員(31番) 選択 20 : 議長清船豊志選択 21 : 市長中條弘矩選択 22 : 議長清船豊志選択 23 : 好村昌明議員(31番) 選択 24 : 議長清船豊志選択 25 : 市長中條弘矩選択 26 : 議長清船豊志選択 27 : 好村昌明議員(31番) 選択 28 : 議長清船豊志選択 29 : 議長清船豊志選択 30 : 議長清船豊志選択 31 : 議長清船豊志選択 32 : 市長中條弘矩選択 33 : 議長清船豊志選択 34 : 島田治議員(40番) 選択 35 : 議長清船豊志選択 36 : 市長中條弘矩選択 37 : 議長清船豊志選択 38 : 教育長(桑島正道) 選択 39 : 議長清船豊志選択 40 : 島田治議員(40番) 選択 41 : 議長清船豊志選択 42 : 笠井信孝議員(29番) 選択 43 : 議長清船豊志選択 44 : 市長中條弘矩選択 45 : 議長清船豊志選択 46 : 学校教育課長(中野秀雄) 選択 47 : 議長清船豊志選択 48 : 笠井信孝議員(29番) 選択 49 : 議長清船豊志選択 50 : 市長中條弘矩選択 51 : 議長清船豊志選択 52 : 学校教育課長(中野秀雄) 選択 53 : 笠井信孝議員(29番) 選択 54 : 議長清船豊志選択 55 : 筒井武議員(20番) 選択 56 : 議長清船豊志選択 57 : 市長中條弘矩選択 58 : 議長清船豊志選択 59 : 学校教育課長(中野秀雄) 選択 60 : 議長清船豊志選択 61 : 筒井武議員(20番) 選択 62 : 議長清船豊志選択 63 : 議長清船豊志選択 64 : 議長清船豊志選択 65 : 議長清船豊志選択 66 : 議長清船豊志) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:    (午前9時30分) 議長清船豊志) おはようございます。  8月も間近になり、ようやく梅雨も明けたようでございますが、梅雨明け宣言というのでなく前線が弱まり自然消滅したというだけのことでございます。今年の異常気象は、全国各地でいろいろ災害を起こしているようでございます。沖縄では干ばつ、九州では22名の人命をも奪う豪雨災害。今なお続く宮城県の大地震、そして香川県におきましても日照時間不足による今、最盛期を迎えるはずの桃の出荷が半減しているようでございます。また、他の農作物におきましても、育成不足が目立っているようでございます。本市におきましても赤潮による養殖カンパチ、ハマチに大きな被害がありました。今後は恵みの太陽を期待して、農作物の豊作を願うところでございます。  ただいまの出席議員は、定足数に達しております。よって、平成15年第3回東かがわ市議会臨時会は成立いたしました。本日の議事日程は、お手元に配布のとおりと決定いたしましたので、それに基づきまして議事を進めてまいりたいと思います。  開会の宣言をいたします。  ただいまから、平成15年第3回東かがわ市議会臨時会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  日程第1 会議録署名議員の指名についてを行います。  会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、議長において、9番、橋本守議員、10番、尾崎照子議員を指名いたします。  日程第2 会期の決定についてを議題といたします。  おはかりいたします。  今臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。  これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2: 議長清船豊志) 異議なしと認めます。  よって会期は、本日1日と決定いたしました。  日程第3 臨時会招集について市長のあいさつを求めます。  市長。 3: 市長中條弘矩) みなさん、おはようございます。  臨時会の開会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
     本日、ここに、東かがわ市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には公私何かと、ご繁忙の中、お繰り合わせをいただき全員のご参集をいただきまして、心から感謝申し上げます。  今年は、例年になく、遅い梅雨明けになりました。九州地方では土石流が発生する等、人命に関わる甚大な被害をもたらしましたし、宮城県では頻発する地震の被害が心配なところでございます。梅雨による本市への直接の被害はございませんでしたが、引田沖で養殖されておりますハマチとカンパチの赤潮による被害が発生し、被害数は半月前の赤潮被害と併せまして約30万尾に達し、推定被害額は5億8,200万円に拡大したそうでございます。県内の赤潮による漁業被害額としては、平成に入って最高額となり、被害に見舞われました養殖漁業関係者の方々には、心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。  一方、国の動きに目を転じますと、今年6月27日に閣議決定されました「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」におきましては、地方分権の理念に沿って、基幹税の充実を基本に、地方への税源移譲を行うという基本方針が示されたところであり、地方分権の推進の観点から一歩前進したものと言えますが、財政状況そのものはさらに厳しくなるものと考えております。今後、国の予算編成において、この基本方針の具体化が着実に図られることが重要であり、本市といたしましては、こうした改革への取組みのこれからの動向を十分注視してまいりたいと存じます。  さて、東かがわ市が誕生して4か月が経過いたしました。おかげさまで市政も順調に推移し、市民サービスの向上に努めておりますが、更に職員の志気の高揚を図ってまいりたいと考えております。  また、本市の市政運営の基本的な考え方、まちづくりのための指針である総合計画を策定するため、市民のみなさんと一緒になって今後のまちづくりの方向性を議論する市民フォーラムを9月に3会場で開催するよう鋭意準備を進めておりますので、議員各位のさらなるご協力をお願い申し上げる次第であります。  さて、本議会に提案しました議案は、平成15年度補正予算に関するもの1件、及び契約議案1件でございます。  なにとぞ、慎重なるご審議のうえ、ご賛同いただきますようお願いを申し上げまして、開会にあたりましてのごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。 4: 議長清船豊志) ありがとうございました。  日程第4 議案第1号 平成15年度東かがわ市一般会計補正予算についてを議題といたします。  提出者からの提案理由の説明を求めます。  市長。 5: 市長中條弘矩) 議案第1号「平成15年度東かがわ市一般会計補正予算について」をご説明申し上げます。  このたびの補正は、歳入歳出にそれぞれ8,400万円を追加し、補正後の総額を176億7,255万6千円とするものであります。  まず、歳出から申し上げますと、水産業振興費に、負担金補助及び交付金600万円を追加計上するものであります。連日の新聞報道等で既にご承知のように、引田沖で発生した赤潮によりハマチ、カンパチ等の養殖魚に近年希に見る大きな被害が出ました。また、発生した実質的な損害とは別に、大量の死魚の処分についても喫緊の課題となっております。このたびの赤潮被害につきましては、被害が終息した模様であり、被害の実態もほぼ掴めましたので、市として引田漁協に対して死魚の処分費を支援するための補助金を交付しようとするものであります。  次に下水道管理費に、7,800万円を追加計上するものであります。先日、熊本県水俣市で土石流により人命に関わる大災害が発生したことは、記憶に新しいことと存じます。今年は、例年になく雨が多く、本市におきましても、鋭意災害に対する注意を払っているところであります。しかしながら、先般、引田地区の畑方ポンプ場でポンプが始動しないという事態が発生いたしました。応急対応もとり、幸い大事には至りませんでしたが、気象状況によっては大きな被害につながる可能性も考えられたところでございます。市内のポンプ場につきましては、定期的に点検を行ってはおりますが、畑方ポンプ場の事態を踏まえまして、市内のポンプ場を緊急点検しましたところ、各ポンプ場とも設置後の年数が相当経過しており、万全とは言い難い状態でありました。そこで、今回、市民の生命と財産を守る観点から、特に緊急に改善を必要とするポンプ場の自動自家発電機や水中ポンプの設置に要する経費などを計上いたしました。  一方、これらの支出に対する歳入でありますが、財政調整基金繰入金に基金の取崩しによる8,400万円を充てることにしております。  これらは、いずれも緊急やむを得ないものと考えておりますので、事情ご賢察の上、よろしくご審議ご決定をいただきますようお願い申し上げます。 6: 議長清船豊志) これより質疑に入ります。  梁木議員。 7: 梁木辰夫議員(38番) 3ページのハマチ死魚の600万の補助ですが、この積算基準を示してください。 8: 議長清船豊志) 事業部次長。 9: 事業部次長野網誠二) お答えさせていただきます。  先ほど市長のあいさつにもありましたように、県水産課の最終報告によりますと被害数が29万6,400尾、被害の推定総額が5億7,600万いうふうに報告されております。  また、引田漁協による最終の見通しも若干これに上乗せをみておりまして、約30万尾、5億8,200万というふうに推定いたしております。それで、処理に要する費用の積算根拠ですけれども、だいたい1キロから3キロ4キロの魚が斃死しておりまして、1尾1.7キロでみておりまして、約、重さにしまして510トンの斃死魚の処理をいたしたようでございます。処理に要する費用が1キロ25円ということで、1,200万余りの被害に対する処理費用がかかったということで、引田漁協に対しまして緊急、臨時的な措置としまして、被害の救済措置、今後の経営、安定等を図るいう観点から処理費用額の2分の1以内の助成をしたいということで計上させていただきました。 10: 議長清船豊志) よろしいでしょうか。  梁木辰夫議員。 11: 梁木辰夫議員(38番) この2分の1という補助金ですが、隣市の鳴門市も相当被害が増えておるようでございますが、鳴門市においてはどういう処置をしておりますか。 12: 議長清船豊志) 事業部次長。 13: 事業部次長野網誠二) まだ、鳴門市には問い合わせをいたしておりませんで、明確な検討措置は掴んでございません。 14: 議長清船豊志) 梁木辰夫議員。 15: 梁木辰夫議員(38番) こうした場合にですね、隣市に対する考え方もいる、隣りの市ですからね。うち単独でですね、やるのも結構ですけれども、隣りの市ともある程度事情を聞き、知るべきでないかと思います。以後、そういう処置にしていただけたらと思います。終わり。 16: 議長清船豊志) 答弁よろしいですか。 17: 梁木辰夫議員(38番) はい。 18: 議長清船豊志) ほかにございませんか。  好村議員。 19: 好村昌明議員(31番) 今の600万の関係ですが、市が2分の1の補助ということでございます。被害というものが非常に大きいという部分が、今、説明もされておりますが、ここで県の対応はどうなっているのか。本来ならばですね、県がいくらか出して市がいくらか出すと、いうようなんが正当といいますかね、そういう部分があるんですが、県が県の補助という部分が見当たりませんが、県の方への申請という部分はどうなっているのか。再度、お聞きしたいと思います。 20: 議長清船豊志) 市長。 21: 市長中條弘矩) 県の場合にはまだ明確な方向性と内容は聞いておりませんが、運転資金、近代化資金の融資とか利子補給とかその他制度的なものによります支援策等々を検討しておるようでございます。それで、地元の市町というのは、そういった部分での支援方策を持っておりませんので、いわゆるこれからの再生産意欲を繋ぐという意味で斃死した死魚の処分費のなにがしかを助成しようということになりました。そういうことでございます。県の支援策につきましては、まだ十分状況を掴んでおりませんし、この部分についての正確な数字を今は持っておりません。 22: 議長清船豊志) 好村議員。 23: 好村昌明議員(31番) ということは、一応ですね要請といいますか、申請といいますか、その部分についてはなされているということで、理解してもええんですか。 24: 議長清船豊志) 市長。 25: 市長中條弘矩) これにつきましては、漁業組合から県の水産課あるいは漁連等にいろいろとご相談をし、お願いをしているというふうに伺っております。 26: 議長清船豊志) よろしいですか。 27: 好村昌明議員(31番) はい、了解。 28: 議長清船豊志) ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 29: 議長清船豊志) ないようでございますので、質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論ございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 30: 議長清船豊志) 討論なしと認めます。  よって討論を終結いたします。  これより、議案第1号 平成15年度東かがわ市一般会計補正予算についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    (起立全員) 31: 議長清船豊志) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第1号 平成15年度東かがわ市一般会計補正予算については原案のとおり可決されました。  日程第5 議案第2号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。  提出者からの提案理由の説明を求めます。  市長。 32: 市長中條弘矩) 議案第2号「工事請負契約の締結について」をご説明申し上げます。  本議案の東かがわ市立三本松小学校校舎耐震補強改修工事請負契約の締結につきましては、去る7月17日に指名競争入札を執行いたしました。  その結果、高松市藤塚町1丁目11番22号 株式会社穴吹工務店 代表取締役 穴吹英隆氏が2億4,990万円で落札し、仮契約を締結しております。  本工事は、予定価格が1億5千万円以上となりますので、地方自治法第96条第1項第5号、及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に該当する契約となりますので、提案するものでございます。  この改修工事につきましては、旧大内町におきまして平成13年度に耐震診断、昨年度に実施設計を行い、今年度文部科学省の国庫補助を受けて行うものでございます。  工期につきましては、騒音や危険の伴う工事は休業日を利用する等、児童の安全と学校教育を最優先に配慮し、契約締結の日から平成16年2月27日までとしております。  なにとぞよろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 33: 議長清船豊志) これより質疑に入ります。  島田議員。 34: 島田治議員(40番) 今回の入札には間に合わなかったかもわかりませんが、今、各新聞、報道、マスコミで耐震性の問題が取り上げられておりまして、非常に新しい工法などが、新聞紙上で発表されております。今回は間に合わなかったけれども、次々と私共の地域の学校は同じようなことがあるだろうと思いますので、設計の段階でやっぱり工法の見直しというのは考えたらいいのではないかと思います。  市長はじめ教育委員会の方々においても、ここ1週間以前からずっと工法の新工法なんかがとられておりますので、これからの方法として考えてほしいと思いますが、市長、並びに教育長のご見解をお伺いしたいと思います。 35: 議長清船豊志) まず、市長からいきます。  市長。 36: 市長中條弘矩) この耐震補強工事の新しい工法というのは、どういうふうなものがメニューとしてあるのか、私自身勉強不足で、詳しくは理解しておりません。そのあたりにつきましては、十分勉強してまいりたいというふうに思っております。  この耐震補強というのは、確かに必要なことではありますが、やはり状況を見ながら慎重に全体の状況把握をして、取り組んでいくべきものであるということにつきましては、私自身、常々考えておりますので、心したいというふうに思います。以上です。 37: 議長清船豊志) 教育長。 38: 教育長(桑島正道) 失礼いたします。  学校施設の耐震補強のためにさまざまな工法があって、補強工事等にいろいろ特性を生かしながら必要に応じた適切なものを工法として選ぶということは、議員ご指摘のとおりだと思っております。文部科学省よりいろいろなマニュアルも2003年度版で出ておりますので、それを参考にしながらあるいは研究しながら、今後、より最善な工法を選定していくつもりでございます。 39: 議長清船豊志) よろしいですか。  40番、島田議員。 40: 島田治議員(40番) 最近の学校見て、工法等、それから同じような例が全国的にあります。同時期に建った建物については同じような建物がひび割れがいたり、それが剥離したというようなことがあるので、情報の交換、まず同じような時期に建った建物のあるところと情報交換をしたり、それからマスコミが次々と新工法を紹介しておりますので、これからの設計段階の時に注文する方の側においても、大いに研究してほしいと思います。  これは要望です。よろしくお願いいたします。 41: 議長清船豊志) 笠井議員。 42: 笠井信孝議員(29番) 先般、総務文教常任委員会が現地視察させていただきました。それで、今回の契約内容は三本松小学校の学校耐震補強改修工事でございますが、校舎が相当に傷んでおります。恐らく、変更も当然出てくるんでなかろうかなと。と申しますのは、だいたいどこの旧町の施設でもだいたい昭和30年代から40年代に新しく建築されておって、海砂の混ざった骨材の影響、それと中には単純に考えても十分なその時の検査ができていないなと、いうこともあります。だから短期間で改修を行わなければならないんですが、市長、教育長さんの方で、後、いろんな問題がでてきた時に、期間が短いだけにどのようにこの予算措置を対応していくのか、それと設計の内容をどのように変更していくのかをお答えいただきたいと思います。  どちらでも結構です。 43: 議長清船豊志) 市長。 44: 市長中條弘矩) 私は建築の専門家でございませんので、詳しいことは申し上げられませんが、私自身も、旧町の公共事業のあり方等を素人なりに判断しまして、相当な問題点を感じております。特に、この学校の校舎の耐震構造につきましては、ある時期香川県が校舎の鉄筋化ということを全国に先駆けて早くやったがために、旧の建築基準法でやっているということで、今回こういう耐震診断と改修を強く迫られている、件数が多いという結果になっております。皮肉なことでございますが、それと併せまして当時は建築技術や建築思想等にもその時代の制約があったかと思われます。そういったことも十分認識するのと併せまして、今、議員ご指摘のように公共事業は特に国庫補助事業につきましては、国の内示があってからいわゆる設計に入り、そして設計ができあがってから、発注手続きを踏みという形になりまして、一番大事な基礎とかコンクリートを打つ時期が、厳寒期、年度末の非常に一番一年中で寒い時期になる、そういうことで、コンクリートを打設する時期としては最も不適切な時期にやって、養生期間を十分取らないまま年度内に完工して供用を開始をするということを永々と繰り返してきた経緯があるように思われます。この点につきましては、十分これから学校施設を含めまして、全般にそういうことがないように十分議論して、ご指導いただきながら改善をしてまいりたいというふうに思っております。 45: 議長清船豊志) 学校教育課長。 46: 学校教育課長(中野秀雄) 市長さんの提案理由にもありましたように、騒音や危険の伴う工事につきましては休業日を利用する等で対応するということで、相当、期間的にも長くかかるような形になってございます。後、実施設計につきましても、昨年度実施設計を行っておるということでございまして、今年の場合、変更が生じることもあろうかと思いますけど、その時にはどうぞよろしくお願いしたらというふうに思います。 47: 議長清船豊志) 29番、笠井議員。 48: 笠井信孝議員(29番) 私が本音として聞きたかったところは、市長さんは委員会で同じような内容をおっしゃっていただいたんですが、それじゃなくしてね、結局、今、耐震補強工事だけでないよと、内容が内容だけに結局相当建物自体が老朽化よりも技術的なもんで、相当この工事の中に入ってないような内容もやらざるを得ん時がくるだろうと、そういう場合は当然変更してやね、やっていくのかいかないのかということであってね。それと期間が短いから耐震構造の設計の中に入っている部分に関しては、当然できますけれども、まず設計に入っていない部分を先にやらんかったら耐震補強はできんがと、こういう問題も当然出てくると思うんですよ。だから、せっかくこういう機会でございますんでね、一番最初から変更があり得るんであれば、「変更も当然あり得るかもわからんけども、その時は議会の方も理解して欲しい。」とか、こういうふうなやり方をしていただいておれば、非常に私達もわかりやすいです。そういうことで、市長にそのことだけお願いしたいと。それと工期はいつですか。それも事務方の方でお願いしたいと思います。 49: 議長清船豊志) 市長。 50: 市長中條弘矩) おっしゃるとおりでありまして、大規模改修並びに耐震補強という限定した部分で対応しているんでないかというふうに思われます。しかしながら、年数の経過の中で随所に手直しといいますか、補強をしたり修繕をしておくべきところも散見されるいうのも事実でございます。校舎以外にも種々の校庭等に構造物等がございますが、それにつきましてもかなりの課題を抱えているいうこともございます。これにつきましては、歴史的な経緯がある構造物もございますので、その点十分教育委員会の方で調査した上で、お願いできるべきところはお願いをして、あまりバラバラなものにならないように十分配慮をしておきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 51: 議長清船豊志) 学校教育課長。 52: 学校教育課長(中野秀雄) 工期につきましては、ただいま契約が仮契約ということでございまして、本日ご議決をいただきましたら、本日から平成16年2月27日までが工期ということになります。 53: 笠井信孝議員(29番) はい、わかりました。 54: 議長清船豊志) ほかにございませんか。  筒井議員。 55: 筒井武議員(20番) 震度いくら位まで耐えられるものにするのかによって、金額も違うと思いますが、この契約ではいくら位の震度に耐えられるような条件でしょうか。それとですね、できあがってから耐久性、何年位もつのかということもお伺いしたいと思います。それと図面簡単に見ましたら、筋交入れるような形になって、筋交ですよね、これ。木造にするようなことなんですが、鉄筋に筋交なんてものはあまり通用しないですな、これは。それと柱をアルミの鉄板で巻くとか、腐った木を補強するために真ちゅうで巻いたり木造にはそんなことしとんだから、こういったような方法とかね、鉄板、いうたら貼り付けたりとか、あんまり耐久性にするんかなと、図面が図面ではっきりわからんですが、ざっと見たところではあまり2億もかけるような工事でもないんじゃないかなとは、ざっと見た感じはするんやけんど、そこら辺りちょっとお願いします。
    56: 議長清船豊志) 市長。 57: 市長中條弘矩) 度々言いますが、建築の専門家でございませんので、私見ということで割り引いてお聞きいただけたらと思いますが、おっしゃるとおりこの斜交とかそういった部分が目立つといいますか、それが主たる工事内容になっていると思います。  元々われわれは、鉄筋コンクリートといいますと、相当の耐用年数があり、半恒久的に使用にたえられるものという概念がございますが、先ほど笠井議員からご指摘がありましたように、いろいろな歴史的な建築思想や素材等のものがありまして、今、いろんな問題がでてきております。今回の耐震補強の一番の理由というのは、旧の建築基準法に基づいてされていたがためのものでありまして、耐震にどれだけの震度に耐え得るかということについての専門的な見地から、補強せよということであろうかと思います。それで、補強というのは柱で支えるか、窓という開口部をどう補強するか、一番弱いところが窓部分の開口の部分でありますので、それに構造的に力学的に弱い部分を補強するというのがこの工事の主たる内容になっているかと思います。したがいまして、見てくれ極めて悪く、利用勝手の悪い、不細工な工事になるであろうと私自身素人ながらに感じております。そういうことにつきましては、国が求めるいわゆる耐震性の強化ということでありますので、いたしかたないのではないかなというふうに考えております。 58: 議長清船豊志) 学校教育課長。 59: 学校教育課長(中野秀雄) この耐震補強につきましては、耐用年数を延ばすという形のものではございませんで耐用年数をまっとうするというような形になっておりますので、耐震補強をしたから何年延びるとかっていうのは、言えないということでございます。  後、三本松小学校につきましては、耐震補強だけでなしに大規模改造という工事も同時に行うわけでございまして、それで利になるといいますか、本来の鉄筋コンクリートの耐用年数、約50年ぐらいだろうと思うんですけども、それをまっとうしようという目的もございます。  以上でございます。 60: 議長清船豊志) よろしいでしょうか。 61: 筒井武議員(20番) はい。 62: 議長清船豊志) ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 63: 議長清船豊志) ないようでございますので、質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論ございますか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 64: 議長清船豊志) 討論なしと認めます。  よって討論を終結いたします。これより、議案第2号 工事請負契約の締結についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    (起立全員) 65: 議長清船豊志) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第2号 工事請負契約の締結については原案のとおり可決されました。  おはかりいたします。  これをもって本会議に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。よって、会議規則第7条の規定により平成15年第3回東かがわ市議会臨時会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 66: 議長清船豊志) 異議なしと認めます。よって、これにて本臨時会は本日で閉会することに決定いたしました。  これで本日の会議を閉じます。平成15年第3回東かがわ市議会臨時会を閉会いたします。  ご苦労でございました。    (午前10時04分)  会議の経過を記載し、その相違ないことを証するため署名する。      東かがわ市議会議長   清 船 豊 志           署名議員   橋 本   守           署名議員   尾 崎 照 子 発言が指定されていません。 Copyright © Higashikagawa City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...