令和 4年 9月定例会 令和四年九月
徳島県議会定例会会議録(第四号) 令和四年十月七日 午前十時二分開議
出席議員計三十六名 (その番号・氏名左のとおりである) 一 番 増 富 義 明 君 二 番 立 川 了 大 君 三 番 井 下 泰 憲 君 四 番 福 山 博 史 君 五 番 梶 原 一 哉 君 六 番 浪 越 憲 一 君 七 番 仁 木 啓 人 君 八 番 東 条 恭 子 君 九 番 原 徹 臣 君 十 番 北 島 一 人 君 十一 番 大 塚 明 廣 君 十二 番 山 西 国 朗 君 十三 番 岩 佐 義 弘 君 十四 番 古 川 広 志 君 十五 番 長 池 文 武 君 十六 番 吉 田 益 子 君 十七 番 須 見 一 仁 君 十八 番 井 川 龍 二 君 十九 番 元 木 章 生 君 二十 番 岡 田 理 絵 君 二十一番 南 恒 生 君 二十二番 岩 丸 正 史 君 二十三番 岡 佑 樹 君 二十四番 黒 崎 章 君 二十五番 扶 川 敦 君 二十六番 達 田 良 子 君 二十七番 寺 井 正 邇 君 二十八番 喜 多 宏 思 君 二十九番 重 清 佳 之 君 三十 番 嘉 見 博 之 君 三十一番 岡 本 富 治 君 三十二番 杉 本 直 樹 君 三十三番 西 沢 貴 朗 君 三十四番 臼 木 春 夫 君 三十五番 庄 野 昌 彦 君 三十六番 山 田 豊 君 ────────────────────────
出席職員職氏名 事務局長 加 藤 弘 道 君 次長 島 田 浩 寿 君 議事課長 大 屋 英 一 君
政策調査課長 佐 金 由 美 君
政策調査課副課長 秋 山 敏 二 君 議事課副課長 木 邑 博 英 君
政策調査課課長補佐畑 瀬 と し み 君
議事課課長補佐 谷 本 か ほ り 君
議事課係長 小 泉 尚 美 君
議事課主任 丸 山 香 織 君
議事課主任主事 広 田 亮 祐 君 ────────────────────────
列席者職氏名 知事 飯 泉 嘉 門 君 副知事 酒 池 由 幸 君 副知事 勝 野 美 江 君 政策監 瀬 尾 守 君 企業局長 板 東 安 彦 君
病院事業管理者 北 畑 洋 君
政策監補兼危機管理環境部長 谷 本 悦 久 君
政策創造部長 村 山 直 康 君
経営戦略部長 伊 藤 大 輔 君
未来創生文化部長 上 田 輝 明 君
保健福祉部長 森 口 浩 徳 君
商工労働観光部長 梅 田 尚 志 君
農林水産部長 平 井 琢 二 君
県土整備部長 松 野 秀 生 君
会計管理者 金 井 仁 志 君 病院局長 佐 々 木 季 裕 君 財政課長 福 岡 克 己 君 財政課副課長 高 木 和 久 君 ──────────────────────── 教育長 榊 浩 一 君 ────────────────────────
人事委員長 森 俊 明 君
人事委員会事務局長福 田 輝 記 君 ────────────────────────
公安委員長 米 澤 和 美 君
警察本部長 松 林 高 樹 君 ────────────────────────
代表監査委員 岡 崎 悦 夫 君
監査事務局長 藤 本 真 路 君 ──────────────────────── 議 事 日 程 第四号 令和四年十月七日(金曜日)午前十時開議 第一 議案自第二号至第二十二号、計二十一件 (
委員長報告) (議 決) 第二 請願閉会中継続審査の件 (議 決) 第三 議案第二十三号 (
特別委員会設置) (
委員選任) 第四 議案自第二十四号至第二十九号、計六件 (
特別委員会設置) (
委員選任) 第五
議員派遣の件 (議 決) 第六
常任委員会及び
議会運営委員会閉会中継続調査の件 (議 決) ────────────────────────
○議長(南恒生君) これより本日の会議を開きます。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、去る九月二十七日、東京都において執り行われました故安倍晋三国葬儀に参列いたした次第であります。 次に、台風第十四号により大きな被害を受けられた宮崎県及び台風第十五号により大きな被害を受けられた静岡県に対しまして、お見舞いの電文を発しておきましたので、御報告いたしておきます。 次に、知事から、
地方自治法第百五十条第六項の規定に基づき、「令和三年度徳島県
内部統制評価報告書」が議長宛て提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、お手元に御配布のとおり、
議員提出議案が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、知事から、去る九月二十二日の本会議における発言の一部について訂正したい旨の申出があり、議長において許可しておきましたので、御報告いたしておきます。 諸般の報告は以上であります。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) これより本日の日程に入ります。 日程第一、「議案第二号・令和四年度徳島県
一般会計補正予算(第七号)より第二十二号に至る計二十一件」を議題といたします。 以上の各件に関し、各委員長の報告を求めます。
総務委員長・
増富義明君。 (
増富議員登壇)
◎
総務委員長(
増富義明君) おはようございます。トップバッター行かせていただきたいと思います。
総務委員長報告を申し上げたいと思います。 本委員会は、付託されました議案について審査いたしました結果、全て原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し、検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げたいと思います。 最初に、
公安委員会関係について申し上げたいと思います。 まず、
警察職員の定年の延長についてでありますが、本件に関し、委員から、
警察職員の定年が六十五歳まで段階的に引き上げられることにより、世代交代や新規採用への影響など、新たな課題が生じると思うが、どのように対応するのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 定年前の職員に対する勤務の意思確認を通じて、職員の多様な働き方へのニーズに対応するとともに、能力と意欲のある職員が、即戦力として活躍でき、次世代に知識や経験を継承できるよう、適切な人事配置に努める。また、年齢構成に偏りが生じないよう配意し、一定の
新規採用者を確保してまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、
ベテラン職員が長年培ってきた知識や技術を最大限に活用し、活躍していただくとともに、新たな人材の登用も重要である。
定年延長の実施には、しっかりとした計画に基づき対応していただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、
運転免許の受験資格の緩和について
運転免許の返納について 一一〇番
映像通報システムについて 安倍元首相の国葬の警備に係る
本県警察官の動員について等々の議論がなされたのであります。 次に、
未来創生文化部関係について申し上げたいと思います。 まず、
徳島文化芸術ホール(仮称)
整備事業についてであります。 本件に関し、委員から、現在、建設物価が上昇しているが、新
ホール整備に係る建設費への影響はあるのか。また今後どのように対応していくのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 世界的な情勢もあり、建設資材が軒並み上昇しており、基本設計においてもその影響を受けたが、予算内に収まったところである。今後、実施設計においても、
ホール本体に求められる基本性能をカットすることはあってはならないと考えている。厳しい状況であるが、
コスト管理の支援業者と協議しながら、コストダウンに向けた選択肢を持ちつつ、無理のない設計に努めるとともに、しっかりとした施設となるよう取り組んでまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、大変な状況であるが、県民にとって使い勝手のよいホールとなるよう頑張ってもらいたいとの要望がございました。 このほか、
指定管理者の公募に対する申請状況について
少子化対策について パラアスリートに対する支援について 第五次徳島県
男女共同参画基本計画について等々の議論がなされた次第でございます。 次に、
経営戦略部・
監察局関係について申し上げたいと思います。 まず、
公文書管理条例(仮称)の素案についてであります。 本件に関し、委員から、公文書は健全な民主主義の根幹を支える県民共有の知的財産であるので、主権者である県民が必要な情報を得られるよう、条例が確実に施行されるようお願いしたい。また、条例の制定後は、職員一人一人が公文書の
適正管理にしっかりと取り組んでほしいとの要望がなされたのであります。 このほか、 県職員の
定年延長について
こども家庭庁の設置や
感染症対策を踏まえた来年度の組織体制について 「未知への挑戦」とくしま行動計画の評価結果について等々の議論がなされたのであります。 最後に、
政策創造部関係について申し上げたいと思います。 まず、新たな
総合計画長期ビジョン骨子案及び
中期プランのイメージについてでございます。 本件に関し、委員から、県政への関心が高まり、参画につながるよう、県民からいただいた多数の貴重な意見やアイデアが
次期総合計画に生かされていると実感できるような工夫をしていただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、 大阪・関西万博について 県の
人口ビジョンについて
特別地方交付税の算定に係る情報公開について等々の議論がなされたのであります。 以上、審査の概要を申し上げまして、
総務委員長報告といたします。 ────────────────────────
○議長(南恒生君)
経済委員長・原徹臣君。 〔
杉本議員退席、
出席議員計三十五名となる〕 (
原議員登壇)
◎
経済委員長(原徹臣君) おはようございます。
経済委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案について審査いたしました結果、付託議案については、全て原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し、検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、
商工労働観光部関係について申し上げます。 まず、
インバウンドによる
観光振興についてであります。 本件に関し、委員から、国の水際対策の緩和により、さらなる誘客に期待が高まっている中、ドイツとの交流の機会を捉えた
観光振興について今後どのように取り組むのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 十二月のドイツ・
ニーダーザクセン州
友好交流提携十五周年事業に阿波おどりの指導者を派遣し、
現地イベントにおける踊りの実施や、学校を訪問し、歴史や踊り方を学ぶワークショップを実施するなど、本県が世界に誇る阿波おどりをPRしていく。 また、
現地旅行メディアを活用したプロモーションにおいて、
旅行業界関係者に対し、
観光コンテンツや
MICE誘致をPRするなど、ドイツにおける本県観光の
認知度向上や誘客促進を図ってまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、
インバウンド再開やドイツとの交流の好機を生かし、新たな観光誘客にしっかりと取り組んでいただきたいとの要望がなされたのであります。 次に、産業人材の育成についてであります。 本件に関し、委員から、ドイツ・
ニーダーザクセン州との
産業人材育成分野の交流について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、
職業訓練の振興や技術的な交流などを目的に、
県立中央テクノスクールとドイツの
リューネブルク職業訓練センターとの間で平成二十七年度に協定が締結されて以降、美容、木工、
自動車整備などを学ぶ訓練生や指導員等がお互いの国を訪問し、
職業訓練施設や企業等において視察や実習などを行っている。 今年度は新たに、ドイツからの受入れの期間を従来の一週間から三週間に拡大し、企業での実践的な訓練を増やすとともに、南部・
西部テクノスクールにおいて、ドイツと本県の指導員による共同授業を行い、
マイスターの本場であるドイツの優れた技術や訓練内容を学ぶ機会を提供するなど、
実施プログラムの充実強化を図ることとしている。 今後も引き続き、産業界と連携し、
産業人材育成分野における相互交流に積極的に取り組んでまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、産業構造の変化や技術革新などに柔軟に対応し、本県経済が持続的な発展を続けていくため、国際感覚や広い視野を持った
人材育成につなげていただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、 秋の阿波おどりの開催に向けた
感染予防対策について マチ★アソビの開催について等々の議論がなされた次第であります。 次に、
農林水産部関係について申し上げます。 まず、
野生鳥獣被害対策についてであります。 本件に関し、委員から、
野生鳥獣被害に係る
集落アンケート結果をどのように捉え、今後の対策に生かしていくのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 野生鳥獣の被害に対する住民の実感については、イノシシやニホンザルなどによる被害の影響の大きさや深刻さが改めて明らかになった一方で、捕獲の強化や
侵入防止柵などの防護対策では一定の効果が認められるなど、大きな傾向を把握できたと考えている。 今回の調査結果を十分に踏まえ、地域に応じた効果的な
侵入防止柵の導入や
IoT機器を活用した捕獲など、獣種ごとの
適正管理計画に基づく
集落ぐるみの
被害防止対策をより一層強化してまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、
適正管理計画に基づく効果的な対策を進め、被害の軽減にしっかりとつなげていただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、 みどりの
食料システム戦略について
スマート農業導入に資する圃場整備の推進について 県産
農林水産物等の輸出状況について等々の議論がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、
経済委員長報告といたします。 ────────────────────────
○議長(南恒生君)
文教厚生委員長・
岩佐義弘君。 〔
杉本議員出席、
出席議員計三十六名となる〕 (
岩佐議員登壇)
◎
文教厚生委員長(
岩佐義弘君)
文教厚生委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案について審査いたしました結果、全て原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し、検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、
保健福祉部・
病院局関係について申し上げます。 まず、とく
しま健康フォローアップセンターについてであります。 本件に関し、委員から、とく
しま健康フォローアップセンターの役割について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 当
センターは、
新型コロナ陽性者の全数把握の見直しに伴い、発生届の対象となる方に加え、対象外となった方も、これまでと変わらず安心して療養いただける体制を構築するため、
陽性者情報の登録及び
相談窓口の二つの機能を持つものである。 情報を登録いただいた方に対し、これまでと変わらず、パルスオキシメーターをはじめとした支援物資の送付やSMSを活用した健康観察の支援を行うとともに、
自宅療養者の体調の急変時や不安なときに適切な
医療サービスにつなぐことができるよう、
相談窓口に医師、看護師を二十四時間体制で配置し、サポートを行っていくものである。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、陽性となった方に安心して療養していただくために必要不可欠なものであるので、第八波が到来したときにもしっかり対応していただきたいとの要望がなされたのであります。 次に、
新型コロナ検査に係る
選定療養費の取扱いについてであります。 本件に関し、委員から、
三好病院における
新型コロナ検査を受診した患者に対する
選定療養費の取扱いについて質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 令和二年二月十四日付の国の
事務連絡においては、
新型コロナウイルス感染が疑われる患者が帰国者・
接触者相談センター等に連絡し、その指示等により
医療機関を受診した場合には、緊急その他やむを得ない事情がある場合に該当するため、初診時の
選定療養費の徴収は認められないこととされている。
三好病院では、
当該事務連絡に基づき、保健所からの指示による行政検査については
選定療養費を徴収していないが、患者が
相談センターから複数の
受診可能病院の案内を受けて受診した場合においては、患者に受診病院の選択の余地があることから、国の
事務連絡に定める指示には該当しないものと判断し、初診時の
選定療養費を徴収している。 本件の取扱いに関し、
四国厚生支局徳島事務所に照会したところ、
選定療養費の徴収にはなじまないとの見解が示されたが、全国的に各
医療機関の対応にばらつきが見られることから、現在、国に対して最終的な見解を求めているところである。 今後、国の見解が示された段階で、その内容を踏まえた対応を決定するとともに、
新型コロナ検査の受付時には、より慎重な聞き取りや確認、説明を行い、
選定療養費の取扱いについて広報の充実を図るなどの丁寧な対応を取ってまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、国の
事務連絡が発出された当時とは状況が異なっていることから、国ともよく協議し、真摯に対応していただきたいとの要望がなされたのであります。 また、病院局の
内部統制評価報告書における予算成立前の
入札契約手続についても、委員から様々な質疑及び意見がなされ、委員長において、委員の意見を重く受け止め、再発防止に向けた措置を講じるよう要望した次第であります。 このほか、 第七波における死亡者の状況について 孤独死、孤立死についての県の取組について 本県における百歳以上の高齢者の状況について
新型コロナ患者の救急搬送について等々の議論がなされた次第であります。 次に、
教育委員会関係について申し上げます。 まず、
運動部活動の
地域移行等についてであります。 本件に関し、委員から、第二期働き方
改革プランに掲げている時間外在校等時間の減少には
運動部活動の
地域移行や
コミュニティ・
スクールの活用が重要と考えるが、現状はどうなっているのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 学校における部活動は、長時間勤務の要因であったり、指導経験のない教員にとって多大な負担となっている。また、少子化により学校での
チーム編成が困難な状況の中で、令和三年度から、
スポーツ庁において、
地域運動部活動推進事業が実施されている。 本県においては、本年八月、徳島県
運動部活動の
地域移行推進協議会を立ち上げ、全国の取組事例の紹介や本県が昨年度から行っている実践研究の報告に加え、各市町村の
地域移行に向けた準備状況について
意見交換を実施したところ、各市町村とも受皿となる運営団体や指導者の確保が課題となっており、市町村における競技団体や
総合型地域スポーツクラブなどの資源を把握し、中学校と保護者、生徒、地域住民との
意見交換を行うことが大切との意見が出されたところである。 また、
コミュニティ・
スクールは順調に導入が進んでおり、
県教育委員会としては、今後とも
コミュニティ・
スクールの意義や有用性について理解増進を図るとともに、地域と連携した活動の好事例を収集し、さらなる普及と充実に努めてまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、地域にも理解を求めながら、相互に協力していっていただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、 教職員の
メンタルヘルス対策について
生徒指導提要の改訂について 学校における性教育及び
ジェンダー教育の取組について等々の議論がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、
文教厚生委員長報告といたします。 ────────────────────────
○議長(南恒生君)
県土整備委員長・
福山博史君。 (
福山議員登壇)
◎
県土整備委員長(
福山博史君)
県土整備委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案について審査いたしました結果、全て原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し、検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、
県土整備部関係について申し上げます。 まず、とく
しま生活排水処理構想二〇二二(素案)についてであります。 本件に関し、委員から、見直しの内容及び目標達成に向けた取組について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 今回の見直しは、下水道の処理区域における高齢化の進行に伴う接続意欲の低下、人口減少による
使用料収入の伸び悩み等の社会情勢の変化や、下水道及び
合併処理浄化槽などの施設の
整備状況を踏まえ、早期に
生活排水処理施設を整備することに主眼を置き、
整備手法のさらなる最適化を図るものである。 下水道では、未着手である
小松島処理区及び脇町処理区の廃止をはじめ、十五の処理区で区域を縮小するとともに、
集落排水施設においても三つの処理区で統廃合を行うものであり、令和十七年度末の
汚水処理人口普及率は、
整備目標である九五%を上回る計画となっている。 目標達成に向けては、
合併処理浄化槽への転換に係る補助制度を継続するとともに、市町村に対して公共浄化槽の導入支援などを行い、効率的に汚水処理施設の整備を促進することにより、きれいな水環境の創造に向けて取り組んでまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、生活排水処理対策は、市町村と県民が一丸となって継続して取り組んでいくことが重要である。今後とも、市町村としっかり連携しながら、本県の水環境がすばらしいものとなるよう取組を進めるとともに、県民一人一人が水環境の保全を意識し行動できるよう、さらなる普及啓発に努めていただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、 公共交通の維持・利用促進に向けた取組について 入札制度について 県営駐車場の指定管理について 地滑り対策事業について等々の議論がなされた次第であります。 次に、企業局関係について申し上げます。 インフラ点検ロボットの活用についてであります。 本件に関し、委員から、企業局における活用状況及びその効果について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 ダムや水力発電所を有効に点検できるロボットの活用について、徳島大学と共同研究を行い、平成三十年度には、センサーを搭載し構造物への衝突を自動回避する機能を有するドローンを導入した。また、令和三年度には水中ドローンを導入し、従来は潜水士が実施していた水門ゲートの水中部の点検を実施するなど、安全性の向上と日常の維持・管理の強化を図っている。 そのほか、日野谷発電所においては、サージタンクの設備点検や放水路の点検、阿南工業用水道においては、水管橋の劣化状況の点検をドローンを使って実施している。 今後も、これまでの運用で培ったノウハウを生かしたドローンの活用により、ダム、水力発電所、メガソーラーや工業用水管路等の施設管理の効率化を進めるとともに、さらなる活用方法を検討してまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、安全性は一番大切な部分であるので、経費節減効果についても研究しながら、インフラ点検ロボットの活用に取り組んでいただきたいとの要望がなされたのであります。 次に、危機管理環境部関係について申し上げます。 まず、電動車化の推進についてであります。 本件に関し、委員から、公用車及び家庭や事業者における電動車化の推進について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 徳島県版脱炭素ロードマップにおいて、令和四年度以降、特殊車両を除き、新規導入または更新する公用車については一〇〇%電動車とすることを目標としている。 また、水素エネルギー社会の構築を推進するため、燃料電池自動車の普及促進を図っており、平成二十七年度から、県内事業者を対象に、購入経費の一部へ補助金を交付するとともに、今年度から個人へも補助対象を広げているところである。 さらに、本年九月一日の県総合防災訓練において、燃料電池自動車の展示や給電デモンストレーションを実施し、家庭や事業者における電動車等の導入及び災害時における電源確保の取組について、県民や防災関係者等へ広く周知を行ったところである。 今後とも、ゼロカーボンドライブの実現に向けた取組を推進してまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、蓄電池の開発や廃棄の問題、充電ステーションの充実等の課題を解決することにより、電動車化を推進していただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、 ペットの災害対策について 北朝鮮のミサイルへの本県の対応について 旅館業法改正を見据えた外国人観光客の受入体制について 台風第十四号の被害状況について等々の議論がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、
県土整備委員長報告といたします。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 以上をもって、委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 討論なしと認めます。 これより「議案第二号・令和四年度徳島県
一般会計補正予算(第七号)より第二十二号に至る計二十一件」を起立により、採決いたします。 以上の二十一件に対する委員長の報告は、可決であります。 これを
委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(南恒生君) 起立全員であります。 よって、以上の二十一件は、
委員長報告のとおり可決されました。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 次に、日程第二、「請願閉会中継続審査の件」を議題といたします。 防災・
感染症対策特別委員会から、お手元に御配布のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 討論なしと認めます。 これより「請願第一号の三・ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について」を起立により、採決いたします。 本件は、委員会から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(南恒生君) 起立多数であります。 よって、本件は、継続審査と決定いたしました。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 次に、日程第三、「議案第二十三号・令和三年度徳島県一般会計歳入歳出決算並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について」を議題とし、前回の議事を継続いたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、十一名の委員をもって構成する普通会計決算認定特別委員会を設置し、これに付託の上、審査の終了するまで閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 次に、お諮りいたします。 ただいま設置されました普通会計決算認定特別委員会の委員の選任につきましては、議長において、 福 山 博 史 君 増 富 義 明 君 寺 井 正 邇 君 山 西 国 朗 君 北 島 一 人 君 立 川 了 大 君 吉 田 益 子 君 臼 木 春 夫 君 達 田 良 子 君 古 川 広 志 君 岡 佑 樹 君の十一名を指名いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 御異議なしと認めます。 よって、普通会計決算認定特別委員会の委員の選任につきましては、ただいまの議長の指名のとおり決定いたしました。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 次に、日程第四、「議案第二十四号・令和三年度徳島県病院事業会計決算の認定についてより第二十九号に至る計六件」を議題とし、前回の議事を継続いたします。 お諮りいたします。 以上の六件につきましては、八名の委員をもって構成する企業会計決算認定特別委員会を設置し、これに付託の上、審査の終了するまで閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 次に、お諮りいたします。 ただいま設置されました企業会計決算認定特別委員会の委員の選任につきましては、議長において、 岡 田 理 絵 君 原 徹 臣 君 岩 佐 義 弘 君 大 塚 明 廣 君 井 下 泰 憲 君 岩 丸 正 史 君 長 池 文 武 君 庄 野 昌 彦 君の八名を指名いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 御異議なしと認めます。 よって、企業会計決算認定特別委員会の委員の選任につきましては、ただいまの議長の指名のとおり決定いたしました。 この際、申し上げます。 次の休憩中、普通会計決算認定特別委員会におかれましては第一委員会室において、企業会計決算認定特別委員会におかれましては第三委員会室において委員会を開会され、委員長及び副委員長を互選の上、その結果を議長宛て御報告願います。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 議事の都合により、休憩いたします。 午前十時三十五分休憩 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 午前十時五十一分開議
出席議員計三十六名 (その番号・氏名左のとおりである) 一 番 増 富 義 明 君 二 番 立 川 了 大 君 三 番 井 下 泰 憲 君 四 番 福 山 博 史 君 五 番 梶 原 一 哉 君 六 番 浪 越 憲 一 君 七 番 仁 木 啓 人 君 八 番 東 条 恭 子 君 九 番 原 徹 臣 君 十 番 北 島 一 人 君 十一 番 大 塚 明 廣 君 十二 番 山 西 国 朗 君 十三 番 岩 佐 義 弘 君 十四 番 古 川 広 志 君 十五 番 長 池 文 武 君 十六 番 吉 田 益 子 君 十七 番 須 見 一 仁 君 十八 番 井 川 龍 二 君 十九 番 元 木 章 生 君 二十 番 岡 田 理 絵 君 二十一番 南 恒 生 君 二十二番 岩 丸 正 史 君 二十三番 岡 佑 樹 君 二十四番 黒 崎 章 君 二十五番 扶 川 敦 君 二十六番 達 田 良 子 君 二十七番 寺 井 正 邇 君 二十八番 喜 多 宏 思 君 二十九番 重 清 佳 之 君 三十 番 嘉 見 博 之 君 三十一番 岡 本 富 治 君 三十二番 杉 本 直 樹 君 三十三番 西 沢 貴 朗 君 三十四番 臼 木 春 夫 君 三十五番 庄 野 昌 彦 君 三十六番 山 田 豊 君 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 普通会計決算認定特別委員会及び企業会計決算認定特別委員会の委員長及び副委員長の互選結果の報告がありましたので、御報告いたしておきます。 まず、普通会計決算認定特別委員会につきましては、 委 員 長・立 川 了 大 君 副委員長・寺 井 正 邇 君 以上のとおりであります。 次に、企業会計決算認定特別委員会につきましては、 委 員 長・井 下 泰 憲 君 副委員長・岩 丸 正 史 君 以上のとおりであります。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 次に、お諮りいたします。 この際、「議第一号・北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議」を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 「議第一号・北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議」を議題といたします。 本件に関し、提出者の説明を求めます。 十九番・元木章生君。 (元木議員登壇)
◆十九番(元木章生君) 私は、提出者を代表いたしまして、ただいま議題となっております「議第一号・北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議」について、提案理由の説明を行います。 我が国をはじめとする国際社会は、これまで北朝鮮に対して累次にわたり、国連安全保障理事会決議を遵守し、核実験や弾道ミサイル発射等の挑発行為を決して行わないよう、繰り返し要求してきたところであります。 こうした中、北朝鮮は、今年に入りミサイル発射を繰り返しており、中でも、去る十月四日の中距離弾道ミサイルは、東北上空を越えて太平洋上の我が国の排他的経済水域外に落下しております。これらは、国民の生命や安全を脅かす重大かつ深刻な事態で、航空機及び船舶の安全保障の観点からも危険な行為であります。 このような北朝鮮の常軌を逸した挑発行為は、我が国の安全保障に対し深刻な脅威を及ぼすとともに、国際社会の平和を損なうものとして、断じて容認できるものではなく、憤りを覚えるところであります。 本県議会におきましては、これまでも、北朝鮮のこうした行為に対して、幾度となく非難の意思を表明してきております。今回の行為に対し、県議会の総意をもって、改めて抗議の意思表明を行うとともに、国民の安全の確保や北朝鮮による核・ミサイル問題解決に向け、政府の総力を挙げた努力を傾注し、必要な措置を講ずるよう要請するものであります。 以上、提案理由の説明といたします。
○議長(南恒生君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 討論なしと認めます。 これより「議第一号・北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議」を起立により、採決いたします。 本件は、これを原案のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(南恒生君) 起立全員であります。 よって、本件は、原案のとおり可決されました。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 次に、日程第五、「
議員派遣の件」を議題といたします。 第二十二回都道府県議会議員研究交流大会が、東京都において開催されることとなっております。 つきましては、
地方自治法第百条第十三項及び徳島県議会会議規則第百二十九条の規定に基づき、お手元に御配布のとおり、各議員を本県議会代表として派遣いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 次に、日程第六、「
常任委員会及び
議会運営委員会閉会中継続調査の件」を議題といたします。 お諮りいたします。 本件は、これを各委員会から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(南恒生君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 以上をもって、今期定例会の会議に付議されました事件は、全て議了いたしました。 ────────────────────────
○議長(南恒生君) 知事から挨拶があります。 飯泉知事。 (飯泉知事登壇)
◎知事(飯泉嘉門君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し述べさせていただきます。 初めに、先般の台風第十四号及び台風第十五号では、激しい風雨によりまして、九州・東北地方を中心に、各地で被害が発生いたしました。 お亡くなりになられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げる次第であります。 今期定例会も、本日、最終日を迎えましたが、議員各位におかれましては、県政各般にわたり終始熱心に御審議を賜り、提出いたしました議案につきましては全て原案どおり御決定をいただき、誠にありがとうございます。 御審議を通じまして議員各位より賜りました数々の貴重な御意見、御提言につきましては、今後の県政運営に当たり十分配意いたしてまいります。 なお、この際、五点御報告を申し上げたいと存じます。 まず、
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、七月後半から八月にかけ、全国的な人流増加を背景とした、オミクロン株BA.5系統の蔓延によりまして、過去最大規模の感染拡大第七波に見舞われたところでありますが、九月以降、感染者数の減少傾向が続いているところであります。 本県では、八月十九日、徳島県BA.5対策強化宣言を発出しておりましたが、宣言期間終了日の九月二十日には、新規感染者数が七十八日ぶりの二桁台となる九十五名、最大確保病床使用率については三二・五%と、宣言発出の目安となる五〇%を大きく下回る水準となりましたことから、予定どおり宣言を終了いたしたところであります。 九月二十八日には、最大確保病床使用率がとくしまアラートレベルツーの発動基準である二〇%を下回り、重症者用病床使用率も九月二十九日からゼロとなるなど、感染状況が落ち着きを見せてきたことから、専門家会議委員の皆様方の御意見を踏まえ、十月四日、県対策本部を開催し、七月十五日以来八十一日ぶりにとくしまアラートをレベルワン、感染観察へ引き下げたところであります。 このたびの感染拡大への対応に当たり御協力をいただきました医療従事者の皆様方をはじめ県民、事業者の皆様方に対し、心から感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。 また、九月二十六日からは、医療現場などへの負担軽減を図るため、国が全国一律に、感染症法に基づく発生届の対象者を重症化リスクの高い方々などに限定したことを受け、本県でも、とく
しま健康フォローアップセンターを同日より開設し、発生届の対象外となる方々の新たな登録制度を設けるとともに、体調急変時に適切なサポートにつなげる二十四時間体制の専用
相談窓口を設置するほか、希望する全ての方々に対し、SMSショートメッセージサービスを活用した本県独自の健康観察を継続するなど、誰一人取り残さないきめ細やかな支援体制を構築いたしたところであります。 さらに、十月十一日には、国において、入国者数の上限撤廃など、水際対策が大きく緩和されるとともに、県民割の対象を全国に拡大いたしました全国旅行支援をはじめとする全国規模の需要喚起施策が一斉に展開されることとなり、社会経済活動の活性化に向けた新たなフェーズを迎えたところであります。 本県では、こうした国の動きに即応し、上限八千円の宿泊旅行助成と、平日三千円、休日千円を上限とする周遊クーポンのセットによります新たな宿泊旅行割引制度「みんなで!徳島旅行割」を十月十一日から開始することにより、切れ目のない観光需要の喚起に取り組みますとともに、国が実施主体となり同日からスタートいたします、イベントなどのチケット価格の二割を割り引くイベント割、商店街などの取組を支援する「がんばろう!商店街事業」につきましても積極的に周知いたしてまいります。 今後とも、次なる感染拡大第八波を見据えた新型コロナ
感染症対策と社会経済活動の活性化を両立すべく、全力で取組を進めてまいります。 次に、世界にアニメ文化を発信するアニメイベントマチ★アソビにつきまして、明日十月八日から十一月六日までの三十日間にわたり、三年ぶりに本格開催する運びとなりました。 期間中の十月十五日と十六日の両日には、クライマックスランと銘打ち、アニメやゲームの関係企業などが一堂に会し、人気声優などによりますステージショーやアニメ作品展及びゲーム体験会など、徳島市中心市街地を舞台に、趣向を凝らしたイベントが展開されます。 また、東新町コルネの泉特設ステージにて開催される連携イベント「eスポーツステージとくしま秋の陣」のeスポーツ対戦会を、アミコビルに移転リニューアルした徳島県青少年
センターとくぎんトモニプラザにおいてライブ配信いたしますとともに、デジタルクリエーターを養成する講座を開催するなど、本県ならではの魅力を生かしたにぎわいの創出に向け、積極的に取り組んでまいります。 次に、徳島小松島港津田地区に造成した企業用地につきまして、徳島津田地域活性化インターチェンジに直結する産業団地として昨年五月から公募したところ、分譲開始僅か一年余りで全十四区画が完売となりました。 今回、県内外の流通企業に加え、県内最大規模となる木材加工施設の立地が決定したことにより、森林資源の活用によるカーボンニュートラルの推進を通じた林業・木材産業の持続的発展が大いに期待されるところであります。 この津田地区企業用地につきましては、今なお県内外の企業の皆様方から熱い関心が寄せられており、折しも、先月発表した地価調査結果でも、本県の工業地の地価が二十四年ぶりに上昇に転じ、伸び率が四国最大となるなど、経済活性化の好循環が生まれているところであります。 本県といたしましても、こうした期待に着実に応えていくため、現在、第二水面貯木場埋立ての手続を進めているところであり、四国のゲートウエーとして県内経済を牽引する産業拠点となりますよう、しっかりと取組を進めてまいります。 次に、消防防災体制の充実強化につきまして、激甚化、頻発化する自然災害への対応力向上を図るため、十月二十九日より二日間にわたり、阿南市橘港小勝緑地ほか県内複数会場において、中国・四国ブロック緊急消防援助隊合同訓練を開催し、DMATや自衛隊など関係機関と連携の下、実践的な訓練を実施いたしてまいります。 また、十一月二十二日には、徳島市において、本県初となる全国女性消防団員活性化徳島大会を開催し、全国の女性消防団員による活動事例発表やパネルディスカッションの実施など、消防団の魅力発信と
認知度向上をしっかりと図ってまいります。 今後とも、広域的な相互応援体制の充実強化はもとよりのこと、地域防災の担い手として女性の活躍をより一層推進し、県民の皆様方のさらなる安全・安心の確保に努めてまいります。 次に、大鳴門橋への自転車道設置につきまして、これまで兵庫県や本州四国連絡高速道路株式会社と共に、本州-四国間の交流促進の観点から、四国新幹線整備までの間、新幹線空間を有効活用するため、自転車道の配置や構造など技術的な課題について検討を進めておりましたが、このたびその解決に一定のめどが立ったところであります。 そこで、本自転車道の設置実現に向け、学識経験者や関係団体などで構成する徳島県自転車活用検討委員会を今月下旬、開催し、専門的な見地から御意見を伺い、より多くのサイクリストに御利用いただくことのできる施設となりますよう、管理運営や魅力向上などソフト面につきましてもさらなる検討を進めてまいります。 今後、大鳴門橋自転車道が、世界中のサイクリストと本県を結ぶ夢のかけ橋となり、交流人口の拡大による地方創生にしっかりとつながるよう、来年度の事業着手を見据え、兵庫県はじめ関係機関と連携し、引き続きしっかりと取り組んでまいります。 最後となりましたが、議員各位におかれましては、ますます御自愛の上、県勢発展のために大いに御活躍いただきますようお祈りを申し上げますとともに、報道関係の皆様方の御協力に対しましても厚く御礼を申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。(拍手) ────────────────────────
○議長(南恒生君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る九月十四日の開会以来、二十四日間にわたり、各種提出案件等について終始御熱心に御審議を賜り、本日、閉会の運びとなりました。議員各位には、深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。 また、連日、議会運営に御協力くださいました飯泉知事をはじめ理事者各位並びに報道機関の皆様方に対しましても、心から御礼申し上げる次第であります。 さて、今期定例会におきましては、
新型コロナウイルス感染症、災害列島、人口減少の三つの国難と原油価格・物価高騰に対応するための補正予算審議をはじめ、大阪・関西万博に向けた取組、新たな武道館整備の検討状況、県内鉄道の維持存続、さらにはアフターコロナを見据えた観光誘客や企業の海外展開支援など、活発な議論が展開されたところであります。 理事者各位におかれましては、議員各位から表明された意見や要望を今後の施策に十分反映されますよう、大いに期待する次第であります。 特に、
新型コロナウイルス感染症及び円安、物価高騰による社会経済への影響につきましては、さらなる長期化が懸念されるところであり、理事者各位におかれましては、引き続き、県民及び県内事業者への不安払拭に向け、できる限りの対策を迅速に講じられますよう、重ねて要望いたしておきます。 季節が進み、昼夜の寒暖差が大きくなってまいりました。皆様方におかれましては、健康に十分御留意の上、県勢発展のためますます御活躍を賜りますよう心から祈念いたしまして、閉会の御挨拶といたします。(拍手) ────────────────────────
○議長(南恒生君) これをもって、令和四年九月徳島県議会定例会を閉会いたします。 午前十一時八分閉会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△議第1号 北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議 上記の議案を別紙のとおり徳島県議会会議規則第14条第1項の規定により提出する。 令和4年10月7日 提 出 者 嘉 見 博 之 杉 本 直 樹 寺 井 正 邇 岩 丸 正 史 岡 田 理 絵 重 清 佳 之 元 木 章 生 山 西 国 朗 井 下 泰 憲 立 川 了 大 福 山 博 史 井 川 龍 二 須 見 一 仁 喜 多 宏 思 原 徹 臣 岡 本 富 治 岩 佐 義 弘 増 富 義 明 大 塚 明 廣 南 恒 生 西 沢 貴 朗 北 島 一 人 仁 木 啓 人 東 条 恭 子 長 池 文 武 庄 野 昌 彦 臼 木 春 夫 古 川 広 志 梶 原 一 哉 扶 川 敦 浪 越 憲 一 岡 佑 樹 黒 崎 章 徳島県議会議長 南 恒 生 殿 北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議 我が国をはじめとする国際社会は、北朝鮮に対して、国連安全保障理事会決議の完全な遵守を求め、核実験やミサイルの発射等の挑発行為を決して行わないよう繰り返し要求してきたところである。 そうした中、北朝鮮は今年に入りミサイル発射を繰り返している。 中でも、去る10月4日の中距離弾道ミサイルは東北上空を越えて太平洋上の我が国の排他的経済水域(EEZ)外に落下しており、これらは国民の生命や安全・安心を著しく脅かす、重大かつ深刻な事態で、航空機及び船舶の安全確保の観点からも極めて危険な行為である。 これらのエスカレートする北朝鮮の挑発行為は、我が国、アジアだけでなく、国際社会の平和と安全を著しく損なう重大な挑戦であり、決して容認できるものではない。 また、北朝鮮は9月の最高人民会議で、核兵器の使用条件などを定めた法令を採択するなど、非核化に応じない姿勢を鮮明にしている。 よって、本県議会は、我が国の国民の生命、身体、財産、領海・領土の安全を脅かし、国連安全保障理事会決議に反する北朝鮮の度重なる暴挙に対し、厳重に抗議する。 また、政府に対し、高度の警戒態勢を構築するなど、国民の安全確保に万全を期すとともに、関係各国と緊密に結束し、北朝鮮の非核化に向けた必要な措置を講ずるよう、強く要請する。 以上、決議する。 令和 年 月 日 徳 島 県 議 会
△委員会審査報告書 令和4年9月定例会総務委員会審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第77条第1項の規定により報告します。 令和4年10月7日 徳島県議会議長 南 恒 生 殿
総務委員長 増 富 義 明議案番号付託事項審査結果第 2号令和4年度徳島県
一般会計補正予算(第7号)
第1条第1表 歳入歳出予算補正中
政策創造部,
経営戦略部,未来創生文化部,公安委員会に関するもの
第2条第2表 繰越明許費中
未来創生文化部に関するもの
第3条第3表 地方債補正原案可決第 6号職員の定年等に関する条例等の一部改正等について原案可決第10号徳島県地方
警察職員の給与に関する条例及び徳島県会計年度任用
警察職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について原案可決第22号電子線マイクロアナライザーの購入契約について原案可決 令和4年9月定例会経済委員会審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第77条第1項の規定により報告します。 令和4年10月7日 徳島県議会議長 南 恒 生 殿
経済委員長 原 徹 臣議案番号付託事項審査結果第 2号令和4年度徳島県
一般会計補正予算(第7号)
第1条第1表 歳入歳出予算補正中
商工労働観光部,農林水産部に関するもの
第2条第2表 繰越明許費中
商工労働観光部,農林水産部に関するもの原案可決第13号令和4年度県営土地改良事業費に対する受益市町負担金について原案可決第14号令和4年度広域漁港
整備事業費等に対する受益市町負担金について原案可決第15号令和4年度県営林道開設事業費に対する受益市町負担金について原案可決 令和4年9月定例会文教厚生委員会審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第77条第1項の規定により報告します。 令和4年10月7日 徳島県議会議長 南 恒 生 殿
文教厚生委員長 岩 佐 義 弘議案番号付託事項審査結果第 2号令和4年度徳島県
一般会計補正予算(第7号)
第1条第1表 歳入歳出予算補正中
保健福祉部,教育委員会に関するもの
第2条第2表 繰越明許費中
教育委員会に関するもの原案可決第 3号令和4年度徳島県地方独立行政法人徳島県鳴門病院資金貸付金特別会計補正予算(第1号)原案可決第 8号徳島県学校職員給与条例等の一部改正について原案可決第 9号徳島県教育関係手数料条例の一部改正について原案可決第12号病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について原案可決 令和4年9月定例会県土整備委員会審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第77条第1項の規定により報告します。 令和4年10月7日 徳島県議会議長 南 恒 生 殿
県土整備委員長 福 山 博 史議案番号付託事項審査結果第 2号令和4年度徳島県
一般会計補正予算(第7号)
第1条第1表歳入歳出予算補正中
危機管理環境部に関するもの
第2条第2表繰越明許費中
県土整備部に関するもの原案可決第 4号徳島県立東部防災館の設置及び管理に関する条例の制定について原案可決第 5号徳島県立自然公園条例の一部改正について原案可決第 7号徳島県県土整備関係手数料条例の一部改正について原案可決第11号企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について原案可決第16号令和4年度県単独道路事業費に対する受益市町負担金について原案可決第17号令和4年度県営都市計画事業費に対する受益市町負担金について原案可決第18号令和4年度県単独砂防事業費等に対する受益市町村負担金について原案可決第19号令和4年度流域下水道事業費に対する受益市町負担金について原案可決第20号令和4年度港湾建設事業費に対する受益市負担金について原案可決第21号不動産の処分について原案可決
△請願審査報告書 令和4年9月定例会請願閉会中継続審査申出書 本委員会に付託された請願を次のとおり閉会中も,なお,継続して審査する必要があると決定しましたから,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和4年10月7日 徳島県議会議長 南 恒 生 殿 防災・
感染症対策委員長 大 塚 明 廣受理
番号受理
年月日件名・要旨
(紹介議員氏名)提出者
住所氏名理由1の3令和元.
6.11『ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について』
子どもたちのひとりひとりが大切にされ,安心して学べるよう,次の事項について配慮願いたい。
① 体育館等の施設を含めた学校関連施設の耐震化率100%を早期に実現すること。
② 巨大地震による津波に対して子どもたちの安全な避難場所の確保をすること。
(山田豊 達田良子 扶川敦)ゆきとどいた
教育をめざす
徳島県連絡会
代表者
山本 正美
外1名審査未了
△「
議員派遣の件」について 「
議員派遣の件」について第22回都道府県議会議員研究交流大会(1) 目的 都道府県議会で共通する政策課題等についての情報や意見の交換を行うとともに、大会参加を通じて議員間の一層の連携を深め、もって地方分権の時代に即応した議会機能の充実と活力に満ちた地域づくりに資するため(2) 派遣場所 東京都(3) 派遣期間 令和4年11月9日(水)から令和4年11月10日(木)まで2日間(4) 参加議員 岡本富治、
増富義明、岩丸正史、古川広志
△閉会中継続調査申出書 令和4年9月定例会閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和4年10月7日 徳島県議会議長 南 恒 生 殿
総務委員長 増富 義明 1 創造的な政策の策定及び推進について 2 広域行政及び広域連携の推進について 3 市町村行財政及び地域振興対策について 4 行財政対策について 5 行政の経営管理について 6 県民生活の向上について 7 県民活動の促進について 8 文化振興対策の推進について 9 交通安全及び防犯対策について 令和4年9月定例会閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和4年10月7日 徳島県議会議長 南 恒 生 殿
経済委員長 原 徹臣 1 商工業の振興及び雇用対策について 2
観光振興対策及び国際戦略の推進について 3 農林水産業の振興対策について 令和4年9月定例会閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和4年10月7日 徳島県議会議長 南 恒 生 殿
文教厚生委員長 岩佐 義弘 1 福祉対策の推進について 2 保健医療対策の推進について 3 保健衛生行政の推進について 4 病院事業の経営について 5 学校教育及び社会教育の推進について 令和4年9月定例会閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和4年10月7日 徳島県議会議長 南 恒 生 殿
県土整備委員長 福山 博史 1 危機管理対策について 2 防災対策の推進について 3 環境対策の推進について 4 交通体系の整備について 5 道路網の整備について 6 県土保全対策の推進について 7 都市施設の整備について 8 港湾施設の整備について 9 住宅対策について 10 公営企業の経営について 令和4年9月定例会閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和4年10月7日 徳島県議会議長 南 恒 生 殿 議会運営委員長 元木 章生 1 議会の運営について 2 議会の会議規則,委員会に関する条例等について
地方自治法第百二十三条第二項の規定による署名者 議 長 南 恒 生 副 議 長 井 川 龍 二 議 員 重 清 佳 之 議 員 岩 丸 正 史 議 員 仁 木 啓 人...