平成28年 6月定例会 平成二十八年六月
徳島県議会定例会会議録(第一号) 徳島県告示第三百九十二号 平成二十八年六月
徳島県議会定例会を次のとおり招集する。 平成二十八年六月二日
徳島県知事 飯 泉 嘉 門 一 期日 平成二十八年六月九日 二 場所 徳島市
徳島県庁 ──────────────────────── 議 員 席 次 一 番 山 西 国 朗 君 二 番 原 井 敬 君 三 番 島 田 正 人 君 四 番 眞 貝 浩 司 君 五 番 岩 佐 義 弘 君 六 番 高 井 美 穂 君 七 番 古 川 広 志 君 八 番 上 村 恭 子 君 九 番 須 見 一 仁 君 十 番 岡 佑 樹 君 十一 番 中 山 俊 雄 君 十二 番 元 木 章 生 君 十三 番 岸 本 泰 治 君 十四 番 井 川 龍 二 君 十五 番 南 恒 生 君 十六 番 長 池 文 武 君 十七 番 達 田 良 子 君 十八 番 山 田 豊 君 十九 番 岡 田 理 絵 君 二十 番 岩 丸 正 史 君 二十一番 木 下 功 君 二十二番 寺 井 正 邇 君 二十三番 喜 多 宏 思 君 二十四番 丸 若 祐 二 君 二十五番 木 南 征 美 君 二十六番 川 端 正 義 君 二十七番 黒 崎 章 君 二十八番 重 清 佳 之 君 二十九番 嘉 見 博 之 君 三十 番 来 代 正 文 君 三十一番 岡 本 富 治 君 三十二番 樫 本 孝 君 三十四番 西 沢 貴 朗 君 三十五番 杉 本 直 樹 君 三十六番 臼 木 春 夫 君 三十七番 庄 野 昌 彦 君 三十八番 長 尾 哲 見 君 ──────────────────────── 平成二十八年六月九日 午前十時十八分開会
出席議員計三十七名 (その番号・氏名左のとおりである) 一 番 山 西 国 朗 君 二 番 原 井 敬 君 三 番 島 田 正 人 君 四 番 眞 貝 浩 司 君 五 番 岩 佐 義 弘 君 六 番 高 井 美 穂 君 七 番 古 川 広 志 君 八 番 上 村 恭 子 君 九 番 須 見 一 仁 君 十 番 岡 佑 樹 君 十一 番 中 山 俊 雄 君 十二 番 元 木 章 生 君 十三 番 岸 本 泰 治 君 十四 番 井 川 龍 二 君 十五 番 南 恒 生 君 十六 番 長 池 文 武 君 十七 番 達 田 良 子 君 十八 番 山 田 豊 君 十九 番 岡 田 理 絵 君 二十 番 岩 丸 正 史 君 二十一番 木 下 功 君 二十二番 寺 井 正 邇 君 二十三番 喜 多 宏 思 君 二十四番 丸 若 祐 二 君 二十五番 木 南 征 美 君 二十六番 川 端 正 義 君 二十七番 黒 崎 章 君 二十八番 重 清 佳 之 君 二十九番 嘉 見 博 之 君 三十 番 来 代 正 文 君 三十一番 岡 本 富 治 君 三十二番 樫 本 孝 君 三十四番 西 沢 貴 朗 君 三十五番 杉 本 直 樹 君 三十六番 臼 木 春 夫 君 三十七番 庄 野 昌 彦 君 三十八番 長 尾 哲 見 君 ────────────────────────
出席職員職氏名 事務局長 東 端 久 和 君 次長 勢 井 研 君
議事課長 和 田 茂 久 君
政策調査課長 仁 木 幸 君 議事課副課長 阿 部 英 昭 君
政策調査課副課長 岡 田 和 彦 君
議事課課長補佐 松 永 照 城 君
議事課主査兼係長 谷 本 か ほ り 君
議事課主査兼係長 佐 野 弥 生 君
議事課係長 三 橋 昭 子 君
議事課主任 廣 田 剛 志 君 ────────────────────────
列席者職氏名 知事 飯 泉 嘉 門 君 副知事 熊 谷 幸 三 君 副知事 海 野 修 司 君 政策監 後 藤 田 博 君
企業局長 黒 石 康 夫 君
病院事業管理者 香 川 征 君
危機管理部長 小 原 直 樹 君
政策創造部長 七 條 浩 一 君
経営戦略部長 大 田 泰 介 君
県民環境部長 田 尾 幹 司 君
保健福祉部長 吉 田 英 一 郎 君
商工労働観光部長 小 笠 恭 彦 君
農林水産部長 松 本 雅 夫 君
県土整備部長 原 一 郎 君
会計管理者 安 井 俊 之 君
病院局長 西 本 功 君
財政課長 岡 本 泰 輔 君 財政課副課長 田 上 賢 児 君 ──────────────────────── 教育長 美 馬 持 仁 君 ────────────────────────
人事委員長 高 畑 富 士 子 君
人事委員会事務局長小 笠 原 章 君 ────────────────────────
公安委員長 玉 置 潔 君
警察本部長 鈴 木 信 弘 君 ────────────────────────
代表監査委員 稲 田 米 昭 君
監査事務局長 清 水 英 範 君 ──────────────────────── 議 事 日 程 第一号 平成二十八年六月九日(木曜日)午前十時開会 第一 議席の一部変更 第二
会議録署名者の指名 (四 名) 第三
会期決定の件 (二十二日間) 第四 議案自第一号至第十五号、計十五件 (
提出者説明) ────────────────────────
○議長(嘉見博之君) ただいまより、平成二十八年六月
徳島県議会定例会を開会いたします。 ────────────────────────
○議長(嘉見博之君) これより本日の会議を開きます。 ────────────────────────
○議長(嘉見博之君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、
熊本地震により大きな被害を受けられました熊本県に対して、お見舞いの電文を発するとともに、
議員各位の御賛同を賜りました
災害見舞金を贈呈いたしましたので、御報告いたしておきます。 次に、議員の異動について申し上げます。 去る六月三日、美馬第一選挙区
選出議員・
藤田元治君から、一身上の都合により議員を辞職したい旨の願い出があり、議長において許可しておきましたので、御報告いたしておきます。 次に、
板野選挙区
選出議員・
北島勝也君は、去る三月十九日、逝去せられました。まことに哀悼・痛惜の情にたえない次第であります。
徳島県議会といたしましては、去る四月五日、議長において弔詞を贈呈いたしますとともに、五月一日、議会葬を執行いたした次第であります。 この際、故
北島勝也君に対し、弔意を表するため、
臼木春夫君から追悼の発言があります。
臼木春夫君。 (
臼木議員登壇)
◆三十五番(
臼木春夫君) 北島家御遺族の皆さん、おかけになってください。 ただいまから、
板野選挙区選出故
北島勝也議員に対する追悼の言葉を申し上げます。 本
県議会議員北島勝也先生におかれましては、去る三月十九日、病魔に侵され、帰らぬ人となりました。 年初めの
板野東部消防組合出初め式で御一緒させていただき、私のやけどのことを心配してくださり、お話しさせていただいたのが最後の会話で、それからわずか二カ月、余りにも早い訃報に際し、私
たち議員一同、信じがたい、非常に悲しい出来事でした。志半ばにしての御逝去は、御遺族の御悲嘆はもとより、
徳島県議会にとりましても失うところ大変大きく、痛恨のきわみ、哀悼の情にたえない次第でございます。 私はここに、
議員一同を代表いたしまして、謹んで哀悼の言葉を述べ、衷心より故人の御冥福を祈念いたします。 顧みますと、
北島先生は昭和十八年二月に鴨島町で生をうけられ、昭和四十二年、
近畿大学理工学部建築科を御卒業後、昭和五十七年に
株式会社北島組の
代表取締役社長に御就任されました。 その後、平成三年、
板野選挙区より
徳島県議会議員に初当選され、以来、連続七期二十五年にわたり、徳島県のためにとことん誠意で、いつも全力でという
政治理念と、揺るぎない
政治信条と温厚なお人柄で活動されました。 県政におきましては、平成五年に
徳島県議会国民体育大会対策特別委員会委員長、平成七年、
徳島県議会経済常任委員会委員長、平成十年に
徳島県議会水資源・
下水道対策特別委員会委員長と、
各種委員会委員長を歴任された後、平成十八年には第九十一代
徳島県議会副議長に、翌平成十九年には第八十一代
徳島県議会議長の重責につかれました。 また、平成十三年から平成二十八年の間に、四度の
地方自治功労で
全国都道府県議会議長会表彰を受けられております。平成二十八年には、
体育功労者表彰として徳島県
体育協会から表彰も受賞されました。 さらに、
議長退任後においても、なおその情熱と手腕を発揮されて、本県の発展に寄与されました。
県議会在籍二十五年に及ぶ先生の御功績をたどってみますと、平成二十四年六月に
関西広域連合議会議員の徳島県代表となられ、その年の
関西広域連合議会において、関西全体における
ドクターヘリを活用した
広域的救急医療体制の
整備充実や、
関西広域連合農林水産部における
農商工連携と六次産業化の推進、また文化の道事業や
観光産業への
取り組み、平成二十六年に
関西広域連合議会防災医療常任委員会委員長をされたときは、
今世紀前半での発生が懸念される
南海トラフ大地震への備えで、大
規模災害での
災害派遣精神医療チームの広域的な
取り組みや、
関西ワールドマスターズゲームズ二〇二一の施行の仕組みは関西全体に効果を波及する必要があるとの指摘もされておられました。 また、県政におかれましては、特に徳島阿波おどり空港の整備に対して特別な思いで取り組まれておりました。以前、国外の
チャーター便が到着した際、
入国手続で大混雑していたのを解消するためにも、他の空港と比べて、臼木よ、
徳島空港は手狭だということで、
ターミナルビルの拡張を願い、尽力されておりました。その成果もあって、
拡張工事も二〇一七年度には拡張部も
供用開始となりますので、これからは
チャーター便などが到着時にも外国人の
入国手続もスムーズになると思いますので、御安心ください。 御逝去された三月十九日に、
従五位旭日小綬章が賜与されましたことは、先生の功績のたまものであります。
主義主張は違っていましたが、ともに県民のためにという姿勢は同じで、
議会改革に傾注してまいりましたが、
北島先生を失いましたことは県政にとりまして大きな損失です。
立ち看板の、「未来のために、今できるすべてを」と、青空を見上げる笑顔の
北島先生のお顔を浮かべながら、私
たち議員一同は徳島県発展のために一層努力してまいりますので、どうか見守っていてください。 惜別の言葉は尽きませんが、ここに
北島先生の御功労に敬意を表しますとともに、眠りの安らかなることを御祈念申し上げ、追悼の言葉といたします。
○議長(嘉見博之君) 次に、
常任委員の
所属変更について申し上げます。 去る四月六日、
県土整備委員・
岸本泰治君から、
文教厚生委員に委員会の所属を変更されたい旨の申し出があり、議長において許可しておきましたので、御報告いたしておきます。 次に、
議会運営委員の辞任及び選任について申し上げます。 去る四月六日、
岩佐義弘君から、
議会運営委員を辞任いたしたい旨の願い出があり、議長において許可いたしますとともに、同日、議長において、
議会運営委員に
木南征美君を指名いたしましたので、御報告いたしておきます。 次に、
特別委員の辞任及び選任について申し上げます。 去る四月六日、
木南征美君及び南恒生君から
地方創生対策特別委員を、
岩佐義弘君及び
元木章生君から
次世代人材育成・
少子高齢化対策特別委員を、
岡本富治君から
防災対策特別委員を、それぞれ辞任いたしたい旨の願い出があり、議長においてそれぞれ許可いたしますとともに、同日、議長において、
地方創生対策特別委員に
岩佐義弘君及び
元木章生君を、
次世代人材育成・
少子高齢化対策特別委員に
木南征美君及び南恒生君を、
環境対策特別委員に
岡本富治君を、それぞれ指名いたしましたので、御報告いたしておきます。 また、去る六月三日、
岩佐義弘君から
地方創生対策特別委員を、
岡本富治君から
環境対策特別委員を、それぞれ辞任いたしたい旨の願い出があり、議長においてそれぞれ許可いたしますとともに、同日、議長において、
地方創生対策特別委員に
岡本富治君を、
環境対策特別委員に
岩佐義弘君を、それぞれ指名いたしましたので、御報告いたしておきます。 次に、
議会運営委員会委員長の辞任及び互選結果について申し上げます。 去る四月六日、
川端正義君が委員長を辞任され、後任に
岡本富治君が互選された旨、報告がありましたので、御報告いたしておきます。 次に、
地方創生対策特別委員会副委員長の互選結果について申し上げます。 去る四月六日、副委員長に
杉本直樹君が互選された旨、報告がありましたので、御報告いたしておきます。 次に、
環境対策特別委員会委員長の互選結果について申し上げます。 去る六月六日、委員長に
岩佐義弘君が互選された旨、報告がありましたので、御報告いたしておきます。 次に、
議長会関係等について申し上げます。 去る五月二十四日、高知県において四国四
県議会正副議長会議が開催され、「
震災対策関係施策の充実・強化について」を初め、
地方行政上の当面する諸問題について協議を行った次第であります。 また、
財政基盤強化対策県議会議長協議会総会にも出席いたした次第であります。 次に、
監査委員から、本年三月に実施した
現金出納検査の結果について、
議長宛て報告書が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 また、
包括外部監査人から、平成二十七年度
包括外部監査の結果について、
議長宛て報告書が提出されておりますので、あわせて御報告いたしておきます。 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、議案等の
提出通知がありましたので、御報告いたしておきます。 次に、知事、
人事委員長、
公安委員長及び
代表監査委員から、お手元に御配布のとおり、
説明者委任の通知がありましたので、御報告いたしておきます。 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、「法人の
経営状況を説明する書類」の提出がありましたので、御報告いたしておきます。 諸般の報告は以上であります。 ────────────────────────
○議長(嘉見博之君) これより本日の日程に入ります。 日程第一、「議席の一部変更」を行います。 三十三番議席を空席とし欠番とするため及び議員の異動に伴い、議席の一部変更を、お手元に御配布いたしてあります「
議席変更表」のとおり行います。 ────────────────────────
○議長(嘉見博之君) 次に、日程第二、「
会議録署名者の指名」を行います。
会議録署名者は、議長において、 岡 佑 樹 君 樫 本 孝 君 木 南 征 美 君 庄 野 昌 彦 君の四名を指名いたします。 ────────────────────────
○議長(嘉見博之君) 次に、日程第三、「
会期決定の件」を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から六月三十日までの二十二日間といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(嘉見博之君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日から六月三十日までの二十二日間と決定いたしました。 ────────────────────────
○議長(嘉見博之君) 次に、日程第四、「議案第一号・平成二十八年度徳島県
一般会計補正予算(第一号)より第十五号に至る計十五件」を議題といたします。 以上の十五件について、提出者の説明を求めます。
飯泉知事。 (
飯泉知事登壇)
◎知事(
飯泉嘉門君) 本日、六月
県議会定例会を招集いたしましたところ、
議員各位におかれましては、御出席をいただき、まことにありがとうございます。 初めに、去る三月、御逝去されました故
北島勝也議員に対し、謹んで哀悼の意を表し、心から御冥福をお祈り申し上げます。 ただいま提出いたしました議案の御説明とあわせ、当面する県政の
重要課題について御報告を申し上げ、
議員各位を初め県民の皆様方の御理解、御協力を賜りたいと存じます。 まず、平成二十八年
熊本地震への対応についてであります。 このたびの地震では、去る四月十四日の前震と同十六日の本震の二度にわたり震度七を観測し、多数の死者や避難者が発生するとともに、住宅や水道、道路などの
社会基盤にも甚大な被害が生じました。お亡くなりになられました皆様方に謹んで哀悼の意を表しますとともに、現在もなお不自由な生活を送られておられます数多くの被災者の皆様方に心からお見舞いを申し上げる次第であります。 県では、発災直後、四月十五日の
災害派遣精神医療チームDPAT先遣隊を皮切りに、翌十六日には
熊本地震支援本部を設置し、
災害派遣医療チームDMATや、警察、消防、
応急危険度判定士など総勢百三十五名体制による、
救命救助を最優先とした支援を開始いたしました。さらに、同二十日からは、
関西広域連合の一員として、益城町を
カウンターパートに、二十二日から二十六日にかけては、総務省の
緊急要請を受け、南阿蘇村に対し、
避難所運営の支援を行いました。 これら保健・
医療分野を初め、
避難所運営、住宅、建物の
応急危険度判定、教育など、これまでの
派遣総数は市町村や
関係団体を含め約六百四十名に上っており、御協力を賜りました皆様方に対しまして心から感謝を申し上げる次第であります。 また、本県に避難される被災者に対しましては、
公営住宅を提供いたしますとともに、とく
しまマラソンでのチャレンジ・アンド・チャリティーやメッセージ・ゼッケンなどさまざまな
募金活動を通じてお寄せをいただきました寄附金を大
規模災害被災者等支援基金に積み立て、
生活支援を実施いたしてまいります。加えて、同基金を活用し、
NPO法人などが行う被災地との交流、
受け入れ活動についても支援することとし、去る五月三十日には、第一弾となる五事業を採択いたしたところであります。 今後とも、一日も早い被災地の復旧、復興に向け、刻々と変化する
現地ニーズに即したきめ細やかな支援を継続してまいります。 さて、今回の
熊本地震は直下型の
活断層地震でありましたため、活断層上では、住宅や
防災拠点、避難所などに大きな被害が発生するとともに、自治体における
受援体制や
避難所運営のあり方、避難者の健康問題など、さまざまな課題が浮き彫りとなったところであります。 本県におきましても、鳴門市から三好市にかけ
中央構造線活断層帯が縦断していることから、
活断層地震や、切迫する
南海トラフ巨大地震を迎え撃つべく、震災に強い
社会づくり条例を平成二十四年十二月二十一日に制定いたしたところであります。 この条例に基づき、平成二十五年八月には、
都道府県レベルでは初となります
土地利用規制として
特定活断層調査区域を指定し、大
規模施設や
危険物貯蔵施設を建築する際に活断層の調査とその直上を避けることを義務づけた結果、区域内での新たな
建築事例はなく、
活断層地震の
被害回避に向けた
取り組みが県民の皆様方に浸透してまいりました。 加えて、
津波地域につきましては、平成二十六年三月十一日、市町村や学校、
福祉施設などに
避難計画策定や
避難訓練を義務づける
津波災害警戒区域、いわゆる
イエローゾーンを全国に先駆け指定し、過去幾度も繰り返されてまいりました悲惨な歴史を二度と繰り返すことのないよう、
取り組みを進めているところであります。 さらに、このたびの地震で得た教訓を踏まえ、去る五月十六日には、大
規模災害時における水の確保を図るため、徳島県
管工事業組合連合会と、
応急給水及び
水道施設の
応急復旧に関する
支援協定を締結いたしたほか、市町村による避難所の
緊急安全診断、
県立学校体育館の
天井落下防止対策、
簡易洋式トイレの
備蓄強化といった避難所における生活の質、いわゆるQOLの向上など、県を挙げた防災・
減災対策の充実に早急に取り組むことといたしております。 また、住宅、建築物の耐震化につきましては、震災時死者ゼロを目指し、平成十六年度から
木造住宅の耐震化に
取り組み、平成二十五年度からは、全国に先駆け、昭和五十六年六月以降の新
耐震基準に対応したものであっても、平成十二年六月に基準が強化されたいわゆる新新
耐震基準施行以前のものについては
耐震診断、改修の
補助対象とするなど、実効性の高い制度へと拡充いたしてまいりました。 加えて、このたびの地震における
木造住宅の甚大な被害を受け、まずは助かる命を助ける上で、
耐震シェルターの有効性を改めて強く認識いたしたところであります。 そこで、本年度、補助率を二分の一から五分の四に引き上げ、新たに設けた
耐震シェルター設置支援制度の
補助対象を、高齢者のみの世帯から全世帯へとするとともに、新
耐震基準以前の住宅から新新
耐震基準以前のものまで拡大し、より一層の
利用促進を図るなど、県民の皆様方の御理解のもと、住宅、建築物の耐震化をさらに加速いたしてまいります。 今後とも、
南海トラフ巨大地震はもとより、中央構造線
活断層地震など、あらゆる大
規模災害を迎え撃つ、強靱で安全な県土づくりに全力で取り組んでまいる所存であります。 次に、政府関係機関の地方移転についてであります。 昨年の国勢調査では、戦後一貫して増加してきた大阪府の人口でさえ減少に転じた一方で、東京都ほか三県から成るいわゆる東京圏については五十万人を超える人口増となるなど、東京一極集中は依然としてとどまることなく、これを是正し地方創生を実現することは我が国にとって待ったなしの課題となっているところであります。 そこで、本県提案の消費者庁や国民生活センターなどの移転に対し、国は、本年三月二十二日に示した政府関係機関移転基本方針の中で、地方創生に資する意義が認められると明記するとともに、ICTの活用による試行などを行い、移転に向け八月末までに結論を得ることを目指すとしたところであります。 移転実現に向けましては、国民生活センターの教育研修、商品テストの試験移転が五月九日から開始され、さらに来月からは、県庁舎において、数十人規模で一カ月にわたります消費者庁業務試験が予定されているところであります。 今後、これらの試行を通しまして洗い出される課題を一つ一つ丁寧かつ誠実にクリアしながら、関係者の皆様方としっかりと連携し、移転の実現に向け取り組んでまいる所存でありますので、引き続き
議員各位の御理解とお力添えを賜りますよう、どうぞよろしくお願いを申し上げる次第であります。 続きまして、主な事業につきまして御報告を申し上げたいと存じます。 第一点は、地方創生の旗手!「ふるさと回帰・加速とくしま」の実現についてであります。 昨年度末までに、県及び県内全ての市町村において、人口減少の克服と東京一極集中の是正を同時に図る総合戦略の策定が完了し、いよいよ実践段階へと移行する本年度はまさに地方創生本格展開の年であります。 まず、とくしま回帰の大きな決め手となる仕事の確保を県が率先垂範する地方創生推進員制度につきましては、移住希望者を対象に本年四月から募集を開始しているところであり、今月一日、三名を皮切りに、今後、順次採用を進めてまいります。 また、規制緩和を通じた地方創生の推進に向けましては、民泊を初め、規制のあり方に対する地域ニーズをしっかりと酌み取り、地域みずからが課題解決につなげていく徳島県規制改革会議を、全国に先駆け、去る五月二十七日、始動させたところであります。 加えて、市町村の創意工夫ある
取り組みを支援する徳島版地方創生特区につきましても、引き続き取り組んでまいります。 昨年度には、第一次指定の那賀町において、政府による初めてのドローンを活用した貨物輸送実験が実施され、また板野町におきましては、施設の目的外使用における国庫補助金の返還免除がコールセンター誘致につながるなど、初年度から大きな成果を得たところであります。 本年度は、去る五月二日に、農村舞台の復活や薬王寺門前町の活性化を目指す美波町の「歴史文化の力でまちづくり特区」や、昨年度に提案を受け、その具体化に向け支援を行ってきた、アグリサイエンスゾーンを核とする石井町の「次世代育成六次産業集積特区」を追加指定したところであり、これらの事業が新たな地方創生の牽引モデルとして結実するよう、しっかりと支援を行ってまいる所存であります。 今後とも、県民目線、現場主義に立ち、徳島創生の加速、さらには一億総活躍、ひいては日本創成の実現へと全力を傾注してまいる所存であります。 第二点は、未来を創る!「経済・好循環とくしま」の実現であります。 まず、サテライトオフィス型テレワークの推進についてであります。 本県では昨年度より、全国屈指の光ブロードバンド環境を生かし、都市部の仕事を地方で行うサテライトオフィス型テレワークを推進するための実証事業を展開いたしてまいりました。去る六月一日には、この事業により実証を行った、東京に本社を置く株式会社ブリッジインターナショナルが、徳島市にデジタルコンテンツ事業所を開設することが決定し、将来的には新規雇用三十名程度の創出が見込まれるところであります。 今後とも、さらなるテレワークの推進により、都市部からの仕事と人の流れの創出にしっかりと取り組むことで、情報通信関連産業の集積をさらに加速してまいります。 次に、TPPへの対応についてであります。 本県では、昨年十二月、全国に先駆け、徳島県TPP対応基本戦略を策定し、さらに本年四月には、農林漁業者の方々の不安や懸念を払拭するとともに基本戦略実践の推進エンジンとなる農林水産業未来創造基金を創設したところであり、今後この基金を活用し、企画提案型を柱とする農山漁村未来創造事業により、地域の創意工夫で課題解決を図る先進的な
取り組みを支援いたしてまいります。 また、本年四月には、徳島大学に三十年ぶりに新学部が創設され、全国初の六次産業化人材を育成する生物資源産業学部が開設されたところであります。五月十八日には、県と徳島大学、種苗メーカーでは国内トップのタキイ種苗株式会社、Tファームいしい株式会社の四者で協定を締結し、同大学初となります徳島市以外のキャンパスでもあるアグリサイエンスゾーンにおいて、ICTを活用した高度環境制御型園芸施設によります研究、実証を実施し、次世代型農業の展開をしっかりと図ってまいります。 今後とも、本県農林水産業のさらなる体質強化に向け、地域に寄り添った支援策と、変革をもたらす新たな
取り組みを進め、TPP発効を見据えた本県ならではの一歩先の対策を加速いたしてまいります。 第三点は、未来を守る!「安全安心・強靱とくしま」の実現であります。 まず、徳島自動車道につきましては、路線の約八割が暫定二車線の対面通行であり、利用者の安全性や快適性が確保されていないことから、国に対し繰り返し四車線化を提言してきたところ、去る六月七日、全国四カ所の付加車線設置検証路線の一つとして選定されたところであります。今後、付加車線の試行設置によりまして、徳島自動車道での安全性、走行性に係ります検証が進むこととなり、全線四車線化に向け大きな弾みとなるものであります。 次に、四国横断自動車道につきましては、有料道路区間であります徳島ジャンクション-徳島東間におきまして、昨年度末、全ての設計協議が完了し、用地取得の協議交渉を全面展開いたしますとともに、吉野川渡河橋梁の工事を促進するなど、エポックメイク第二弾となる平成三十一年度の供用に向け、地元の御理解を得ながら整備を進めてまいります。 さらに、南に続く新直轄区間であります徳島東-阿南間につきましては、マリンピア沖洲地区におきまして沖洲高架橋の本格的な橋脚工事に着手いたしますとともに、引き続き、用地取得や改良工事などを着実に進めてまいります。 また、徳島小松島港津田地区につきましては、大きな潜在力を持つ木材団地につきまして、とくしま回帰をリードする複合型先進拠点へとリノベーションするため、津田地区活性化計画を昨年度末に策定し、本年度から、水面貯木場の埋め立てに必要な調査を初め、四国横断自動車道津田インターチェンジの供用を見据えた
取り組みに着手しているところであり、今後、本県の飛躍的な発展につながるよう、戦略的な事業展開を図ってまいります。 次に、阿南安芸自動車道海部道路につきましては、昨年四月、牟岐町から高知県東洋町野根の間におきまして、計画段階評価の手続を終え、現在、事業化への次のステップとなります都市計画決定に向けた諸調査を行っております。 また、去る五月二十三日には、国、県、町、地元関係者から成る第一回地域防災公園計画検討会を開催いたし、海部道路とあわせ整備いたします宍喰地区地域防災公園の位置や規模、その利活用、さらには海部道路との接続方法など、本格的な検討を開始いたしました。この防災公園の具体化が都市計画決定に向けた大きな弾みとなりますことから、地元海陽町と連携し、早期の計画づくりに
取り組み、県南地域の安全・安心を確保する海部道路の一日も早い事業化につなげてまいります。 今後とも、四国の大動脈徳島自動車道の早期四車線化と、地域の活性化はもとより、平時の救急救命や災害時の緊急輸送道路として重要な役割を果たす四国横断自動車道及び阿南安芸自動車道のさらなる整備促進に全力を傾注してまいります。 第四点は、未来へつなぐ!「環境首都・新次元とくしま」の実現であります。 昨年十二月、パリでのCOP21におきまして、今世紀後半には温室効果ガス排出を実質ゼロにするという歴史的な合意に至り、世界は脱炭素社会に向け大きな一歩を踏み出したところであります。また、我が国におきましても、COP21に提出した約束草案を具現化するため、地球温暖化対策計画やエネルギー・環境イノベーション戦略を取りまとめたところであります。 これらを受け、県におきましても、脱炭素社会元年となる本年は、全国初となる気候変動対策に係る新しい条例の制定、国の目標を上回る意欲的な温室効果ガス削減目標の設定など、脱炭素社会の土台づくりにしっかりと取り組んでまいります。 今後、「環境首都・新次元とくしま」の新たな拠点整備を進め、県民総ぐるみの環境学習、教育や普及啓発の充実強化にスピード感を持って取り組むことで、脱炭素社会に向けた道筋の早期本格化にしっかりとつなげてまいります。 第五点は、未来を支える!「みんなが元気・輝きとくしま」の実現であります。 まず、ともに輝く「新未来とくしま」創造プランの策定についてであります。 本年四月一日の女性活躍推進法の全面施行を契機とし、最大の潜在力と言われる女性の活躍を官民挙げて加速する本格展開の年が到来いたしました。 本県では、県の審議会における女性委員の割合が全国で唯一、五〇%に達し、八年連続で全国第一位、会社役員などに占める女性の割合も全国第一位となるなど、男女共同参画立県とくしまの実現に向け、着実に全国をリードいたしてまいりました。 この成果をさらなる飛躍へとつなげるため、このたび女性活躍推進法で都道府県の努力義務とされた推進計画と一体的に、新たな指針となる、ともに輝く「新未来とくしま」創造プランを策定することとし、さきの二月定例会での御論議や男女共同参画会議を初め、産業労働界や若い世代など幅広い御意見を踏まえ、素案を取りまとめ、パブリックコメントを実施いたしたところであります。 今後、今定例会でさらなる御論議をいただき、会期中に追加提案いたしたいと考えておりますので、
議員各位の御理解、御協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 次に、障がいのある人もない人も暮らしやすい徳島の実現についてであります。 障がいを理由とする差別の禁止や、筆談、読み上げといった合理的配慮の提供を求める障害者差別解消法の施行を受け、県では本年四月から、障がい者相談支援センターに専門相談員を配置し、相談窓口機能を強化いたしますとともに、事案解決のため調査、審議、助言、あっせんを行う調整委員会を設置し、障がい者の皆様方の権利擁護に向け体制を強化いたしたところであります。 また、二〇二〇年東京パラリンピックの開催決定を契機とし、関心が高まる障がい者スポーツについて、本県の推進母体となる障がい者スポーツ協会の設立に向け、障がい者福祉団体やスポーツ
関係団体はもとより、経済団体など幅広い関係者から成る設立準備委員会を立ち上げ、去る四月二十七日、初会合を開催いたしました。 今後とも、障がい者の皆様方の権利擁護、さらには自立と社会参加に向けた施策を積極的に展開いたし、全ての県民の皆様方にとりまして暮らしやすい徳島の実現にしっかりと取り組んでまいります。 第六点は、世界に羽ばたく!「まなび・成長とくしま」の実現であります。 まず、個性輝く特別支援教育の推進についてであります。 県西中央部における特別支援教育の中核校として、平成二十二年四月、開校いたしました池田支援学校美馬分校で、このたび、エレベーターやスロープ、多目的トイレといった安全で快適な学校生活のための施設整備が完了いたしました。また、地域の皆様方と触れ合いながら接客を学ぶ支援学校みまカフェや、清掃業務の就労に向け、より実践的な学習を行う作業学習室、日常生活に必要なスキルを学ぶ生活訓練室など、生徒の自立に向けた教育施設の充実を図ったところであります。 今後、こうした施設を活用し、生徒たちの職業スキルの向上を図りますとともに、教育、福祉、医療、さらには地域の関係機関と連携した就労支援により、徳島ならではの四位一体での特別支援教育に取り組んでまいります。 次に、文化発信拠点、文化の森総合公園についてであります。 徳島県文化の森総合公園は、図書館、博物館など五館に加え、開園二十周年を記念してオープンした鳥居龍蔵記念博物館を有する、全国でも例のない複合施設として、これまで四半世紀にわたり県内外の皆様方に親しまれ、去る五月二十一日には、開園以来の来館者数が二千万人を突破いたしたところであります。 本年度におきましても、夏休み期間中には「トクシマ恐竜展」、秋には「日本・ベルギー友好百五十周年 ベルギー近代美術の精華展」など、子供から愛好家まで広く楽しんでいただくことのできるさまざまな催しを鋭意開催いたしてまいります。 また、これまでほとんど使用されてこなかった野外劇場につきましては、昨年秋、マチ★アソビのアニメソングコンサート会場として使用されるなど、その活用拡大が期待されますことから、膜構造屋根を設置し、天候に左右されず千人規模のイベントが開催できるよう、整備を進めてまいります。 今後とも、さらなる利便性の向上と魅力あふれる催しを通じ、世界に誇る文化発信拠点として、県民の芸術文化活動の促進に大きく寄与いたしてまいります。 第七点は、世界を魅了!「大胆素敵・躍動とくしま」の実現であります。 まず、外国人観光誘客の推進についてであります。 国が去る三月三十日、公表した明日の日本を支える観光ビジョンでは、これまでの目標指標であった二〇二〇年の訪日外国人旅行者数二千万人を四千万人へと倍増することが示されたところであります。 また、本県の平成二十七年の外国人延べ宿泊者数は、速報値ながら過去最高の五万七千六百八十人となり、加えて四月には、東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムにジャパンブルー藍色が採用され、本県が誇る阿波藍への注目が大いに高まるなど、外国人観光誘客にさらなる追い風が吹いているところであります。 こうした千載一遇の好機をしっかりと捉え、本県への外国人誘客をさらに強化するため、四大モチーフであります阿波藍、阿波人形浄瑠璃、阿波おどり、ベートーヴェン第九を初めとする本県の魅力ある文化資源とタイアップし、海外に向け本県観光物産の魅力を強力に発信いたしますとともに、香港を初め諸外国において現地商談会を行うなど、旅行業者とのさらなる関係強化を図ってまいります。 今後とも、世界に向けた本県の魅力を全力で発信し、外国人観光誘客を通じた徳島からの地方創生実現にしっかりと取り組んでまいります。 次に、交流人口の拡大に向けたゲートウエーとくしまの
取り組みについてであります。 空の玄関であります徳島阿波おどり空港につきましては、アジアのハブ空港と直結する福岡便のジェット化、沖縄や北海道五空港との乗り継ぎ割引の創設など、本県への誘客促進に向けた施策を加速させているところであり、今後、受け入れ能力の向上を図るボーディングブリッジの増設や、国際便に本格対応する施設整備の本年秋着工を目指すなど、さらなる利便性の向上に取り組んでまいります。 また、海の玄関である徳島小松島港を活用した外国クルーズ客船の誘致につきましては、去る五月三十日に、二千五百人を超える外国人旅行者を乗せた初のインバウンドクルーズ、ゴールデン・プリンセスが赤石地区に寄港し、阿波踊りや地元特産品の試食など徳島ならではのおもてなしと、うだつの町並みや霊山寺などをめぐるバスツアーによりまして、大いに徳島を満喫いただいたところであります。 さらに、八月十三日には、二年連続のダイヤモンド・プリンセスが、十月九日には、初のラグジュアリー船ロストラルが寄港予定でありまして、引き続き、戦略的なポートセールスと官民連携による受け入れ体制の充実に努め、クルーズ来客者数の拡大を図ってまいります。 今後とも、本県の空と海の玄関の整備と利活用にしっかりと
取り組み、徳島の輝ける一歩先の未来をしっかりと切り開いてまいります。 次に、徳島の次世代への大きなチャレンジとなる四国新幹線の実現と阿佐東線へのDMV導入についてであります。 四国新幹線の実現につきましては、去る二月十八日、徳島県四国新幹線導入促進期成会の設立記念シンポジウムを開催し、新幹線が走る夢と希望にあふれた四国の未来像の実現に向けた強い思いや期待を全国へ発信いたしました。 また、五月十九日には、四国鉄道活性化促進期成会によるシンポジウム「四国の新幹線実現を目指して」を開催いたし、四国の新幹線をPRするロゴマーク「COME ON SHIKOKU!!」を決定したところであり、本県の四国新幹線すだちくんとのコラボレーションにより、さらなる機運の醸成を図ってまいります。 さらに、県南の観光振興や地域経済活性化の起爆剤となる阿佐東線へのDMV導入につきましては、五月二十六日に、鉄道事業者や関係自治体から成る阿佐東線DMV導入協議会の初会合を開催し、同協議会を推進エンジンといたし、世界に先駆けた本格的営業運行に向けた
取り組みをスタートさせたところであります。 今後、この二つの大きなチャレンジが一日も早く実を結び、徳島から一歩先の次世代交通を世界に発信できますよう、県議会を初め経済界、
関係団体の皆様方と連携し、しっかりと取り組んでまいる所存でありますので、どうぞ御協力方よろしくお願いを申し上げます。 次に、今回提出いたしております議案の主なものにつきまして御説明申し上げます。 第一号議案は一般会計、第二号議案は特別会計についての補正予算であり、予算以外の提出案件といたしましては、条例案十二件、契約議案一件であります。 第四号議案は、県民の利便性の向上及び行政事務の効率化に資するため、個人番号及び特定個人情報並びに個人番号カードの利用に関し必要な事項を定める条例改正を行うものであります。 以上、概略御説明申し上げましたが、詳細につきましてはお手元の説明書などを御参照願うこととし、また御審議を通じまして御説明を申し上げてまいりたいと存じます。十分御審議くださいまして、原案どおり御賛同賜りますよう、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ────────────────────────
○議長(嘉見博之君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 ────────────────────────
○議長(嘉見博之君) お諮りいたします。 明六月十日及び六月十三日の両日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(嘉見博之君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 六月十一日及び六月十二日の両日は県の休日のため休会、六月十四日再開いたします。 ────────────────────────
○議長(嘉見博之君) 本日は、これをもって散会いたします。 午前十一時六分散会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△平成28年6月
徳島県議会定例会の議案について(提出) 財第134号 平成28年6月9日
徳島県議会議長 嘉 見 博 之 殿
徳島県知事 飯 泉 嘉 門 平成28年6月
徳島県議会定例会の議案について(提出) このことについて,別添のとおり提出します。第 1 号 平成28年度徳島県
一般会計補正予算(第1号)第 2 号 平成28年度徳島県公用地公共用地取得事業特別会計補正予算(第1号)第 3 号
徳島県議会の議員及び
徳島県知事の選挙における自動車の使用並びにビラ及びポスターの作成の公営に関する条例の一部改正について第 4 号 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行条例の一部改正について第 5 号 徳島県の事務処理の特例に関する条例の一部改正について第 6 号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例等の一部改正について第 7 号 徳島県税条例の一部改正について第 8 号 地方活力向上地域内における県税の不均一課税に関する条例の一部改正について第 9 号 徳島県青少年センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について第 10 号 就学前の子どもに関する教育,保育等の総合的な提供の推進に関する法律施行条例の一部改正について第 11 号 徳島県医療施設耐震化臨時特例基金条例の廃止について第 12 号 民生委員定数条例の一部改正について第 13 号 徳島県県土整備関係手数料条例の一部改正について第 14 号 徳島県公営企業の設置等に関する条例の一部改正について第 15 号 神山国府線緊急地方道路整備工事阿野橋上部工の請負契約について報告第1号 平成27年度徳島県継続費繰越計算書について報告第2号 平成27年度徳島県繰越明許費繰越計算書について報告第3号 平成27年度徳島県事故繰越し繰越計算書について報告第4号 平成27年度徳島県病院事業会計継続費繰越計算書について報告第5号 平成27年度徳島県病院事業会計予算繰越計算書について報告第6号 平成27年度徳島県電気事業会計継続費繰越計算書について報告第7号 平成27年度徳島県電気事業会計予算繰越計算書について報告第8号 平成27年度徳島県工業用水道事業会計予算繰越計算書について報告第9号 訴えの提起に係る専決処分の報告について報告第10号 損害賠償(交通事故)の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について報告第11号 損害賠償(道路事故)の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について報告第12号 損害賠償(捜査活動に伴う物損事故)の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について
△説明者の委任について(通知) 財第133号 平成28年6月9日
徳島県議会議長 嘉 見 博 之殿
徳島県知事 飯 泉 嘉 門 説明者の委任について(通知) 平成28年6月
徳島県議会定例会に説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。 副知事 熊 谷 幸 三 副知事 海 野 修 司 政策監 後藤田 博
企業局長 黒 石 康 夫
病院事業管理者 香 川 征
危機管理部長 小 原 直 樹
政策創造部長 七 條 浩 一
経営戦略部長 大 田 泰 介
県民環境部長 田 尾 幹 司
保健福祉部長 吉 田 英一郎
商工労働観光部長 小 笠 恭 彦
農林水産部長 松 本 雅 夫
県土整備部長 原 一 郎
会計管理者 安 井 俊 之
病院局長 西 本 功
財政課長 岡 本 泰 輔 財政課副課長 田 上 賢 児 徳人委第1048号 平成28年6月9日
徳島県議会議長 嘉見 博之 殿 徳島県人事委員会委員長 高畑 富士子 説明者の委任について(通知) 平成28年6月9日開会の
徳島県議会定例会に説明のため出席することを、次の者に委任したので通知します。
事務局長 小笠原 章 徳公委第268号 平成28年6月9日
徳島県議会議長 嘉見 博之 殿 徳島県公安委員会 委員長 玉置 潔 説明者の委任について(通知) 平成28年6月9日開会の
徳島県議会定例会に説明のため出席することを次の者に委任したので通知します。 徳島県
警察本部長 鈴 木 信 弘 徳監第1040号 平成28年6月9日
徳島県議会議長 嘉 見 博 之 殿 徳島県
代表監査委員 稲 田 米 昭 説明者の委任について(通知) 平成28年6月9日開会の
徳島県議会定例会に説明のため出席することを、次の者に委任したので通知します。
監査事務局長 清 水 英 範
△地方自治法第221条第3項の法人の
経営状況を説明する書類について(提出) 財第135号 平成28年6月9日
徳島県議会議長 嘉 見 博 之 殿
徳島県知事 飯 泉 嘉 門 地方自治法第221条第3項の法人の
経営状況を説明する書類について(提出) 地方自治法第243条の3第2項の規定により、同法第221条第3項に規定する次の法人について、その
経営状況を説明する書類を別冊のとおり提出します。公益財団法人 e-とくしま推進財団 公益社団法人 徳島森林づくり推進機構公益財団法人 徳島県文化振興財団 公益財団法人 徳島県林業労働力確保支援センター一般財団法人 徳島県環境整備公社 公益財団法人 徳島県水産振興公害対策基金公益財団法人 とくしま移植医療推進財団 公益財団法人 徳島県農業開発公社公益財団法人 徳島県福祉基金 公益財団法人 徳島県建設技術センター公益財団法人 とくしま“あい”ランド推進協議会 徳島県土地開発公社株式会社 徳島健康科学総合センター 徳島県住宅供給公社公益財団法人 とくしま産業振興機構
徳島空港ビル株式会社一般財団法人 徳島県観光協会 徳島ハイウエイサービス株式会社徳島工芸村株式会社 阿佐海岸鉄道株式会社公益財団法人 徳島県国際交流協会 公益財団法人 徳島県埋蔵文化財センター株式会社 コート・ベール徳島 公益財団法人 徳島県暴力追放県民センター
△
議席変更表 議席変更表28293031 323435 363738 重清佳之嘉見博之来代正文
岡本富治 樫本 孝西沢貴朗
杉本直樹臼木春夫庄野昌彦長尾哲見 192021222324252627 岡田理絵岩丸正史木下 功寺井正邇喜多宏思丸若祐二
木南征美川端正義黒崎 章 910111213 1415 161718須見一仁岡 佑樹中山俊雄
元木章生岸本泰治 井川龍二南 恒生 長池文武達田良子山田 豊12345 67 8山西国朗原井 敬島田正人眞貝浩司
岩佐義弘 高井美穂古川広志 上村恭子 演 壇 ...