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  1. 徳島県議会 2016-02-25
    02月26日-04号


    取得元: 徳島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-04
    平成28年 2月定例会   平成二十八年二月徳島県議会定例会会議録(第四号) 平成二十八年二月二十六日    午前十時四分開議      出席議員計三十八名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     岩  佐  義  弘 君     二  番     山  西  国  朗 君     三  番     原  井     敬 君     四  番     島  田  正  人 君     五  番     眞  貝  浩  司 君     六  番     高  井  美  穂 君     七  番     古  川  広  志 君     八  番     上  村  恭  子 君     九  番     井  川  龍  二 君     十  番     藤  田  元  治 君     十一 番     元  木  章  生 君     十二 番     南     恒  生 君     十三 番     岸  本  泰  治 君     十四 番     岡     佑  樹 君     十五 番     須  見  一  仁 君     十六 番     中  山  俊  雄 君     十七 番     長  池  文  武 君     十八 番     達  田  良  子 君     十九 番     山  田     豊 君     二十 番     丸  若  祐  二 君     二十一番     寺  井  正  邇 君     二十二番     喜  多  宏  思 君     二十三番     木  南  征  美 君     二十四番     川  端  正  義 君     二十五番     岩  丸  正  史 君     二十六番     岡  田  理  絵 君     二十七番     木  下     功 君     二十八番     黒  崎     章 君     二十九番     岡  本  富  治 君     三十 番     樫  本     孝 君     三十一番     杉  本  直  樹 君     三十二番     西  沢  貴  朗 君     三十四番     重  清  佳  之 君     三十五番     嘉  見  博  之 君     三十六番     来  代  正  文 君     三十七番     臼  木  春  夫 君     三十八番     庄  野  昌  彦 君     三十九番     長  尾  哲  見 君   ────────────────────────  出席職員職氏名     事務局長     小  原  直  樹 君     次長       延     良  朗 君     議事課長     日  関     実 君     政策調査課長   仁  木     幸 君     政策調査課副課長 四  宮  哲  也 君     議事課副課長   阿  部  英  昭 君     議事課主査兼係長 松  永  照  城 君     議事課主査兼係長 谷  本  か ほ り 君     議事課係長    三  橋  昭  子 君     議事課主任    笹  本  時  代 君     議事課主任    廣  田  剛  志 君   ────────────────────────  列席者職氏名     知事       飯  泉  嘉  門 君     副知事      熊  谷  幸  三 君     政策監      豊  井  泰  雄 君     政策監      海  野  修  司 君     企業局長     酒  池  由  幸 君     病院事業管理者  片  岡  善  彦 君     政策監補     小  谷  敏  弘 君     危機管理部長   黒  石  康  夫 君     政策創造部長   七  條  浩  一 君     経営戦略部長   原     一  郎 君     県民環境部長   高  田     浩 君     保健福祉部長   大  田  泰  介 君     商工労働観光部長 吉  田  英 一 郎 君     農林水産部長   犬  伏  秀  之 君     会計管理者    河  口  正  道 君     病院局長     西  本     功 君     経営戦略部次長  秋  川  正  年 君     財政課副課長   佐  藤  泰  司 君   ────────────────────────     教育委員長    松  重  和  美 君     教育長      佐  野  義  行 君   ────────────────────────     人事委員長    高  畑  富 士 子 君     人事委員会事務局長小 笠 原     章 君   ────────────────────────     公安委員長    玉  置     潔 君     警察本部長    鈴  木  信  弘 君   ────────────────────────     代表監査委員   川  村  廣  道 君     監査事務局長   小  川  卓  志 君   ────────────────────────  議 事 日 程   第四号 平成二十八年二月二十六日(金曜日)午前十時開議 第一 県政に対する一般質問         (四   名) 第二 議案自第一号至第九十二号(除く第六十九号)、計九十一件                       (質   疑)                       (委員会付託)   ──────────────────────── ○議長(川端正義君) これより本日の会議を開きます。   ──────────────────────── ○議長(川端正義君) 直ちに本日の日程に入ります。 日程第一、「県政に対する一般質問」を前回に継続して行います。 一番・岩佐義弘君。   (岩佐議員登壇) ◆一番(岩佐義弘君) 皆さんおはようございます。自由民主党・県民会議、岩佐義弘でございます。 昨年四月の県議会選挙で、阿南選挙区より初当選させていただきました。このたび一般質問の機会をいただき、会派の皆様を初め先輩議員の皆様に感謝を申し上げます。また、きょうは朝早くから地元の皆さんに多数傍聴にお越しをいただきまして、大変心強い限りであります。 また、城東小学校六年生の皆さん、きょうは社会見学ということで、ようこそ県議会へお越しをいただきました。私のちょうど息子も六年生ということで、地元の皆さん同様に親しみを感じております。 皆さんも、あと六年たちますと十八歳となって、選挙権を持つこととなります。自分たちが住んでいるこの徳島県にもっと関心を持っていただくよう、そして大きな夢や希望をしっかり持てる、そういう将来というのを考える機会となるように、私もきょうの質問を頑張ってまいります。 私は、これまで約二十年間、農業に携わり、そして二人の小学生を育てる親の一人として、そして地域の住民の一人として生活してまいりました。これまでの経験やそれぞれの視点をしっかりと生かして、地元地域、徳島県発展のために、初心を忘れることなく頑張ってまいる所存でございます。 この一年、地方創生本格展開において大切な年であると私も認識しております。県民の皆さんが安心して暮らせる徳島県づくりにつながるよう、順次、質問してまいりますので、理事者の皆様方には徳島の将来のビジョンというのをしっかりとお示ししていただきたいと思います。 まず初めに、那賀川流域の再生を目指した取り組みについてお伺いいたします。 私の地元阿南市羽ノ浦町は、那賀川の流れによってできた下流平野部に位置し、春には桜づつみ公園の美しい桜に心潤い、そして初夏には那賀川橋のたもとでアユ釣りを楽しみ、北岸用水から取水された農業用水は稲穂を実らせ、工業用水の取水塔に地域産業発展の礎を見る思いをいたします。 私たちは、この那賀川の恵みを脈々と受け継ぐことで、地域の風土や文化を育み、産業や暮らしを支えてまいりました。私自身も、この那賀川の水で米づくりやカーネーションの花卉栽培に情熱を傾けてきたところであります。 さらに、その水の流れは地下水となって、飲料水として私たちの体を潤してくれております。那賀川の水の流れは、流域全体において、我々人間とともに動植物にとって命の水として必要不可欠なものであります。 我が会派の杉本副会長は、これまでも那賀川について質問されてこられました。杉本副会長の座右の銘は、飲水思源と聞いております。水を飲む者はその源に思いをいたせ、この言葉には、日常生活の中では目に見えない水源への感謝はもとより、その恵みを享受するまでには、甚大な被害が与えた数々の洪水との闘いなど、先人の血と汗と涙があることも忘れてはならないという教えもあると受けとめております。 那賀川は、剣山山系に源を発し、阿南市辰巳町の河口まで、東西に流れる全区間が徳島県内にある唯一の一級河川であります。さらに、河状係数が一〇〇〇という、全国主要河川において一番の河川であります。 河状係数一〇〇〇とは、最大流量が最小流量の千倍、つまり洪水も渇水も発生しやすい不安定な河川ということであります。実際、一昨年、戦後最大の流量、続く昨年には戦後二番目の流量を観測しております。 また、上流の長安口ダムにおいては、土砂の堆積が計画量の三倍に達しており、堆砂対策は待ったなしであります。 この那賀川流域における災害に強いまちづくりこそ、地方創生を導く基盤となるものであり、上流から下流に至る流域全体を俯瞰した治水対策を推進することが喫緊の課題であると考えます。 そこで、お伺いいたします。 二年連続して浸水被害を受けた那賀川流域の安全・安心の実現に向け、流域全体で一体的な治水対策を加速させていく必要があると考えますが、所見をお伺いいたします。 次に、TPP大筋合意を受け、本県農林水産業の守りと攻めの両面から二問質問を行っていきたいと思います。 知事の所信表明においても、守りと攻めの両面で農林水産業の成長産業化について触れられました。TPP発動ともなれば、関税撤廃により、国益としてはプラスになるかもしれませんが、本県基幹産業農林水産業においては、試算で最大約二十三・五億円の影響が出ると言われております。その対応をしっかり準備しておく必要があります。 一方で、近年は、農林水産業に新規就業する若者の増加や、退職後に就農される方もいらっしゃいます。やる気のある就業者の方々が十年、二十年と担い手として活躍するためにも、今後のビジョンをしっかりと示していただきたいと思います。 そこで、守りの観点から、需要に応じた米づくりについてお伺いいたします。 本県は、園芸作物を中心とした集約型の農業を進めてまいりましたが、私は、本県の農業のベースは米づくりであると認識しております。もし水田農業が成り立たない事態となれば、本県農業の衰退につながり、さらには耕作放棄地の増加、美しい田園風景の消失につながり、人口減少に拍車をかけるものと危惧しております。 TPPが発動ともなれば、アメリカ、オーストラリアから七・八万トンの国別の輸入枠が設けられます。国は、増加分を備蓄米で買い上げることで影響はないとしております。しかし、地域の農家からは、価格が低下するのではといった不安の声が聞こえてまいります。 平成二十七年産米の作況指数は、全国的には一〇〇でありますが、本県は九七のやや不良と、昨年に続き低い水準となっております。米の買い取り価格は、コシヒカリ一等で三十キログラム一袋五千円台後半と、前年に比べて上昇基調ではありますが、近年の台風など自然災害や暑さによる高温障害で一等米比率が低下するなどの課題があり、価格低迷に拍車をかけております。それが米栽培農家の意欲をなくすことにもつながっております。 品質を上げることで米価が向上し、農業経営の改善につながるため、今後厳しくなる米の産地間競争に打ち勝つためにも、新品種の導入など抜本的な改善策が必要だと考えます。 また、県では昨年から、飼料用米や酒米等の新規需要米の作付を推進していると聞いております。飼料用米については、面積が大幅に拡大する一方、飼料用米を有効に活用するため、一年を通した供給体制や、畜種別の配合方法の確立、米を活用した畜産物のブランド化が必要ではないでしょうか。酒米についても、安定生産に向けた品種の選定やその技術対策が必要ではないかと考えております。 そこで、お伺いいたします。 気象変動やTPPに対応した需要に応じた米づくりを積極的に推進すべきと考えますが、今後、県はどのように取り組んでいくのか、お伺いいたします。 次に、攻めの観点から、農林水産物の輸出戦略についてお伺いいたします。 さきの守りをしっかり固めた上で、関税撤廃の機会をチャンスと捉え、海外輸出を戦略的に進めていくべきであると考えます。昨今実感していることは、消費者の嗜好の変化や人口減少により国内市場が縮小する中、本県農林水産業を成長産業として発展させていくためには、これから市場規模が倍増することが予想されている世界の食市場に打って出る取り組みが不可欠であります。 これまで、ユズにおいては、一昨年から初の海外輸出の取り組みを進めた結果、前年の五倍を超える約一・八トンの青果ユズを那賀町を中心に輸出できたことに続き、勝浦町から貯蔵ミカンをEUへ輸出するなど、着実に規模拡大につながっており、フランスにおいては、日本・徳島の木頭ゆずとして認知され始めたところであります。また、ことし二月一日、二日には、ニューヨークにおいて、県では初となる花のプロモーションを若手生産者とともに実施してこられるなど、さまざまな取り組みを進められており、大変頼もしい限りであります。 県では、平成二十五年に国に先んじて策定した海外輸出戦略に基づき、輸出拡大に取り組んでこられました。この結果、平成二十四年一・二億円、平成二十五年二・四億円、平成二十六年には三・九億円と、輸出額は順調に推移してきております。 TPP締結という農林水産業を取り巻く環境が激変する今こそ、生産者、事業者の所得増加を図るためには、膨張する世界の食市場をターゲットに、本県農林水産物の一層の輸出拡大を進めることが重要であると考えます。平成二十八年度の輸出目標七・二億円に加え、平成三十年度には十一億円の目標を設定し、それに向けた取り組みを強化していることについては大いに評価したいと思います。 そこで、お伺いいたします。 これから本県農林水産物の輸出をどのように戦略的に進めようとされているのか、お伺いいたします。 次に、LEDバレイ構想の推進についてお伺いいたします。 御承知のとおり、一昨年ノーベル物理学賞を受賞した青色LEDの発明により、白色LEDの開発が可能となり、省電力や長寿命といった特徴を有する二十一世紀の光源として、LED照明を初め関連製品の市場は世界的に急成長しております。こうした世界的な需要拡大により、県南に立地する白色LEDの生産で世界最大の規模を誇るLED生産企業においては大幅な設備投資が行われており、本県経済や雇用において非常に大きな効果をもたらしているところであります。 県では、LEDの世界的生産拠点としての優位性を生かした新たな産業振興戦略として、平成十七年にLEDバレイ構想を策定し、中小企業を中心としたLED関連企業の創出、集積を強力に推し進めてきたところであります。関連企業は、直近で百三十二社にまで拡大しており、こうした企業の中には、次世代レーザーによる微細加工技術を用い、半導体デバイスの加工装置を製造するオンリーワン企業の阿南進出も実現しております。 一方で、LED照明の市場を俯瞰いたしますと、海外企業の進出もあり、競争は非常に激化してきております。こうした状況のもと、今年度からスタートしたLEDバレイ構想ワールドステージ行動計画では、本県LED関連企業が有する製品特性を生かし、LEDを照明以外の用途に使用する新用途開発を産学官連携により推進すると位置づけております。 LEDは、特定波長の光を効率的に照射できる光源としての優位性や特徴を有しており、例えば植物工場における効率的な栽培や品質向上への応用、また紫外線LEDは、殺菌機能を生かした医療、衛生分野への利用など新たな活用が期待されるなど、新市場創造に向けた徳島ならではの取り組みを加速化していくことが重要であると強く感じるところであります。 我が地元阿南高専においては、LEDの人材育成や研究技術開発が盛んに行われているところであり、LED関連企業が培った高度な技術やノウハウとの融合が大いに期待でき、今後の工業系人材育成、ひいては学生の県外流出防止につながるものと考えます。 そこで、お伺いいたします。 LEDバレイ構想ワールドステージにおいて、LEDの新用途開発の取り組みを強力に推進すべきと考えますが、所見をお伺いいたします。 それぞれ御答弁をいただき、質問を続けてまいります。   (飯泉知事登壇) ◎知事(飯泉嘉門君) 岩佐議員の御質問にお答えさせていただきます。 那賀川流域全体で一体的な治水対策を加速すべきではないか、御質問いただいております。 那賀川は、議員からもお話がございましたように、河床勾配が大変急でありまして、短時間で急激に増水する河川特性を持つとともに、四国山地の南東斜面、こちらに沿って流下するため、特に台風時におきましては集中的な大雨となる傾向に加え、近年の気候変動の影響も重なり、戦後最大そして二番目の流量を記録した洪水が二年連続で発生いたしたところであります。 この那賀川流域の浸水被害を低減させるためには、洪水を直接防御する堤防の整備と、流水を一時的に貯留し下流の洪水調整をする機能を強化する長安口ダム改造に加え、ダムや河川の機能を維持する堆砂対策を一体的に進めていくことが必要と認識いたしております。 こうした中、地元阿南市の皆様方の長年の悲願でありました深瀬地区の堤防整備につきましては、本年出水期までに完成する運びとなりました。また、先議によりお認めをいただいた二月補正予算により、ダム改造による新たな放流ゲートの完成に先立ち、ダム上流の平谷地区の家屋移転を完了させ、平成二十九年の出水期までに長安口ダムただし書き操作開始水位、これを引き上げ、下流の浸水被害低減につなげてまいります。 そして、平成三十年度には、長安口ダムの新たな放流ゲートの完成によりまして予備放流水位の引き下げが可能となり、洪水調整容量を増大させてまいります。続く平成三十一年度には、阿南市加茂地区、那賀町和食・土佐地区の堤防完成を目指すことによりまして、堤防整備と長安口ダム改造が相まった治水安全度の向上が図られるよう、スピード感を持って国とともに取り組んでまいります。 さらに、長安口ダムにおきましては、将来にわたり貯水池機能を維持していくため、砂防堰堤、追立ダムの貯砂ダムとしての活用や、除去した土砂のベルトコンベヤー運搬の案などによりまして、恒久的堆砂対策の技術的検討が本格化しているところであります。 加えて、流域では、ダムや河川の堆砂が進行する一方で、河川の局所洗掘あるいは海岸の侵食など、土砂に起因する課題が顕在化してきているところであります。国、県、そして地元市町など関係機関で構成する那賀川総合土砂管理検討協議会を本日設立し、森林から海岸まで一貫した総合的な土砂管理による災害防止に向けたスタート、こちらの取り組みをスタート、まさにしたところであります。 議員からもお話しのとおり、那賀川流域における災害に強いまちづくりこそ地方創生の一翼を担う南部地域の発展に通じるものと、このように認識しているところであり、今後とも、国初め関係機関としっかりと連携し、長安口ダム改造、堤防整備、そして堆砂対策、これらを三位一体でさらに加速し、未来を守る!「安全安心・強靱とくしま」の実現に取り組んでまいります。   (熊谷副知事登壇) ◎副知事(熊谷幸三君) 本県農林水産物の輸出をどのように戦略的に進めようとしているのかとの御質問でございます。 農林水産物の輸出につきましては、平成二十五年一月、国に先駆けまして策定いたしましたとくしま農林水産物等海外輸出戦略に基づきまして輸出の拡大を図ってきました結果、香港へのなると金時や阿波尾鶏、シンガポールへの米、台湾への乾燥ワカメなどが海外市場に定着してまいりました。また、海外日本食レストランの店舗数が約九万店と過去最大を更新するなど、和食への世界的な関心が高まっていることや、TPPにより対日関税が削減されることなどを、農林水産物輸出にとりまして最大の好機と捉えまして、積極的な取り組みをスピード感を持って行うことが極めて重要であると認識いたしております。 そこで、とくしま農林水産物等海外輸出戦略の平成三十年度の輸出金額につきましても、平成二十六年度実績三億九千万円を十一億円へと大幅に引き上げ、より高い目標を掲げることとし、その達成に向け戦略的に取り組むことといたしました。具体的には、地の利を生かし、さらに輸出拡大を目指す東南アジアと、かんきつ類を初めとして他県に先行するメリットを生かせる欧米を重点エリアとして、集中的な取り組みを進めてまいります。 まず、東南アジアにつきましては、TPP協定の発効によりまして二二・五%の関税が撤廃されるベトナムに対する米の輸出、官民一体で米や日本酒などの輸出拡大を図りますコメ・コメ加工品輸出協議会の創設、コスト低減を目的とした船舶輸送に向け、コンテナの温度・湿度調整といった鮮度保持技術の実証などに取り組んでまいります。 次に、欧米につきましては、米国に向け、シンビジウムを中心とした花卉につきまして、母の日やクリスマスなどの需要が多い時期に狙いを定めたフェアや商談会の開催、欧州に向けましては、ユズのスイーツ原料への用途拡大と、新たなハッサク輸出への挑戦や、とくしまブランド海外協力店を核とした現地シェフのネットワーク化による県産食材の需要創出などを推進してまいります。 また、これら重点エリアでの取り組みに加え、人口十六億人のイスラムマーケットを対象としたハラール商品の販路開拓を図るため、新たに中東エリアへもチャレンジしてまいります。 今後とも、エリアごとのターゲット特性に応じた輸出促進に戦略的に取り組み、海外市場に挑戦する意欲ある生産者や事業者の皆様をしっかりと支援することで、攻めの農林水産業の展開に向け全力を傾注してまいります。   (犬伏農林水産部長登壇) ◎農林水産部長(犬伏秀之君) 需要に応じた米づくりの推進にどのように取り組んでいくのかとの御質問でございますが、米は県内農家の約八割が栽培している、本県農業に欠くことのできない重要な品目でございます。しかしながら、昨今の温暖化による品質の低下や消費の低迷に伴う米価の下落などにより農家収入が減少していることに加え、TPP協定の最終合意がなされるなど、多くの農家の皆様方から今後の米づくりに対する不安や懸念の声をお聞きしているところでございます。 このため、議員からお話のありましたように、主食用米の品質向上や、飼料用米、酒米の作付推進など、需要に応じた米づくりに取り組むことが大変重要であると考えております。 そこで、主食用米につきましては、夏場の高温の影響などにより、特に県内の主要品種の一つであるキヌヒカリで一等米比率が二〇から三〇%台と大きく低下してきていることから、高温の環境下におきましても一等米比率が高く味もよいあきさかりを新たに県奨励品種に採用し、本格導入に向けた作付や販売促進を行うことで、売れる米づくりによる農家所得の向上を目指してまいります。 次に、飼料米につきましては、国の交付金による助成制度を最大限活用するとともに、多収性の品種の普及や、畜産農家との連携した地域内流通などを推進した結果、平成二十七年度作付面積は前年度の約五倍となる九百八十八ヘクタールと、大幅に増加したところでございます。この成果を踏まえまして、飼料米の一層の需要拡大を図るため、常温保管技術の実証や専用保管庫の整備などによる周年供給体制の確立と、飼料米を活用した畜産物のブランド化を図ってまいります。 また、酒米につきましては、新たな品種による地酒のブランド化を目的に、山田錦より栽培が容易で収量が多い吟のさとと玉栄の二品種の栽培実証と試験醸造を行い、去る二月二十日に開催されました四国酒まつりにおいて来場者の皆様に試飲していただき、好評を得たところでございます。引き続きこうした酒米の産地化に取り組むとともに、県産酒米と工業技術センターが育種しましたLED夢酵母を使用した国酒とくしまの商品化に取り組むなど、酒米の需要拡大につなげてまいりたいと考えております。 今後とも、農家の皆様が安心して米づくりを続けられますよう、徳島ならではの米戦略を積極的に展開することにより、気候変動やTPPにも対応した足腰の強いもうかる水田農業の確立にしっかりと取り組んでまいります。   (吉田商工労働観光部長登壇) ◎商工労働観光部長(吉田英一郎君) LEDの新用途開発の取り組みについての御質問でございますが、本県では、世界有数のLEDメーカーが立地する優位性を生かし、LED関連産業のさらなる集積、発展を実現するため、LEDバレイ構想を強力に推進しているところでございます。 二十一世紀の光源LEDとして、青色LEDの発明により実現した白色LEDは、省エネ、長寿命の特徴が生かされ、照明分野で世界的に需要が拡大しているところでございます。一方、議員からお話しのとおり、LEDは特定波長の光を効率的に照射できる光源特性を有しており、特殊照明を初めさまざまな分野への応用が始まっているところでございます。 本県におきましても、新たな応用事例として、県南のLED関連企業が、ウミガメの保護を目的に、オレンジ色に近いアンバー色の特殊LEDを用いた道路灯を開発したところ、地元の美波町、さらには東京都の小笠原諸島父島に導入が進むとともに、工業技術センターでは、紫外線LEDを用いて新たにLED夢酵母を育種し、先般三好市で開催された四国酒まつりで、この酵母で仕込んだ新酒を提供したところ、新感覚の日本酒として好評を得たところでございます。 今年度からスタートしたワールドステージ行動計画では、こうしたLEDの新用途開発や応用研究を、徳島大学や阿南工業高等専門学校と連携し、産学官で加速化することとしており、紫外線LEDの殺菌機能を生かした新製品開発、農業分野でのLED応用に加え、ICTやロボット技術等を融合した新事業創出など、製品の高付加価値化や企業の新事業展開を推進してまいります。 また、阿南工業高等専門学校では、県内唯一のLED関連技術者養成講座において、平成十九年度から、開発・生産現場で即戦力となる六十四名の技術者が輩出されており、県としても、県南のLED技術者養成の拠点として、新用途開発を支える人材育成の取り組みを関係機関と連携し支援してまいります。 今後とも、新用途開発による新製品開発や新事業創出を積極的に推進することにより、LED関連産業を本県の基幹産業として大きく成長させ、地域経済の活性化と雇用の創出につなげ、地方創生を実現してまいります。   (岩佐議員登壇) ◆一番(岩佐義弘君) それぞれ御答弁をいただきました。コメントは最後にまとめてさせていただき、質問を続けます。 近年、少子高齢化や核家族化の進行、また共働き家庭やひとり親家庭など家族形態の多様化、地域のつながりの希薄化や、スマホ、インターネットの普及による情報社会化といったように、子供や家庭を取り巻く環境は大きく変化してきているところであります。 そこで、子育て支援、家庭教育について二問質問を行っていきたいと思います。 まず、子ども・子育て支援新制度についてお伺いいたします。 本県において、平成二十六年の合計特殊出生率は一・四六と、前年に比べ〇・〇三ポイント増加したものの、目標とする希望出生率一・八の実現にまだ遠く、一億総活躍社会、地方創生を実現するためには、安心して子供を産み育てられるように、未来を担う子供と子供を育てる家庭への支援が最も重要ではないかと考えております。 こうした中、平成二十七年四月から、子ども・子育て支援新制度が本格施行されました。この制度では、幼児期の教育、保育や地域の子ども・子育て支援を総合的に推進し、幼保連携型認定こども園等、認定こども園の普及、地域子育て支援拠点、放課後児童クラブなどの地域のニーズに応じた地域子ども・子育て支援事業の充実などを図ることとしております。 よく待機児童の問題が取り上げられますが、本県における待機児童は平成二十七年四月一日時点で五十七人であり、その解消に向けた受け皿整備はもとより、保育士の確保や職場の環境改善も求められているところであります。また、それぞれの家庭や地域などで抱える状況が異なり、その実情に応じた子育て支援の取り組みを図る必要があるのではないかと考えております。 この制度の実施主体は市町村であり、地域の子育て家庭の状況や子育て支援へのニーズを把握し、市町村が策定した市町村子ども・子育て支援事業計画に基づき実施しているところでありますが、国や県は実施主体の市町村の取り組みを制度面、財政面から重層的に支えることとされております。 そこで、お伺いいたします。 子ども・子育て支援新制度が本格施行され、ほぼ一年となりますが、県では市町村にどのような支援をし、今後どのように取り組みを行っていくのか、所見をお伺いいたします。 次に、家庭教育支援の充実についてお伺いいたします。 私自身、現在、二人の小学生の保護者として子育てを行っており、また地域の一員として、スポーツ指導員としても子供たちにかかわっておりますが、さまざまな場面で子供たちの自主性や挨拶、礼儀といった社会的マナーの大切さを実感しているところであります。 子供が基本的な生活習慣、生活能力、また思いやりや善悪の判断などの基本的倫理観、自立心や自制心、社会的マナーなどを身につける上で、家庭教育は欠かすことのできない重要な役割を担っており、全ての教育の出発点であります。そして、家庭では、子供の幸せを願い、社会を生きていく力を持つことができるよう、それぞれができることを努力している現状があります。 しかしながら、さきに述べたように、家庭を取り巻く環境が大きく変化する中、家庭の教育力の低下や、家庭と子供が抱えるさまざまな問題が指摘されており、不安や悩みを持つ家庭も多くなってきていると感じております。実際、私の周りでも、家庭教育についてもっと気軽に学べる機会やちょっとした悩みを相談できる環境があればいいのにといった声を聞きます。家庭教育支援の必要性を重く感じていたところであります。 今回、我々県議会は、家庭教育支援条例の提案を予定しておりますが、私もその政策条例検討会議の一員としてかかわり、家庭教育支援のさらなる充実を願い、条例の中に、親としての学びの支援や地域住民など多くの人々による家庭教育の支援の必要性を盛り込むことといたしました。 私は、家庭教育を充実させていくためには、保護者の意識を高めることはもちろん、地域住民、行政を初め関係者がそれぞれ役割を果たすとともに、その連携を深めて、家庭教育をしっかり支援していくことが重要であると考えます。 そこで、お伺いいたします。 県では、家庭教育支援の充実について今後どのように取り組んでいくのか、所見をお願いいたします。 最後に、犬猫の命を大切にする取り組みについてお伺いいたします。 犬や猫は、私たちにとって最も身近な動物であり、多くの方がペットとして大切に飼っていらっしゃいます。時に笑いを、時に癒やしを与えてくれ、命の大切さを教えてくれる貴重な存在であります。 一方、県立動物愛護管理センターで殺処分される犬猫は年間で千六百頭いると聞いております。十年前と比べると五分の一まで減少しているとのことですが、それでもたくさんの命が奪われていることになっております。 センターには、捕まえた野犬のほか、さまざまな人間の都合で多数の犬猫が持ち込まれております。子供をたくさん産んで全部は育てられない、ペットを飼えないところに引っ越しをする、中には、犬猫が年老いた、病気になったなど、人間の身勝手な理由もあるようです。 また、私たちの無責任な行動が不幸な結果を招くことがあります。おなかをすかせた野良猫に餌をあげる、一見いいことのようですが、その結果、野良猫がふえ過ぎ、ごみを荒らすなど、仕方なく子猫を捕まえることになってしまいます。 こうした中、我が会派では、昨年十一月、犬猫の殺処分ゼロを実現した神奈川県動物保護センターを視察してまいりました。神奈川県では、ボランティア団体との協働関係の構築に努め、収容された犬猫の譲渡を強力に推進しておりました。 譲渡の推進や適正飼育の啓発、そして野良猫対策など、本県でも従来から取り組んでこられたとは思いますが、依然としてたくさんの命を奪わざるを得ない状況にあることから、その取り組みを一層強化する必要があるのではないでしょうか。 さらに、ペットについても、大規模災害への備えを考えておく必要もあると思います。東日本大震災では、多くのペットの命も失われ、生き残ったとしても、そのまま被災地に取り残されることとなりました。その後、一部は保護され、無事飼い主のもとに戻りましたが、その間、大切な命をつなぎとめておかなければなりません。また、避難所によっては、ペットと一緒に生活ができないところもあることから、当面の間預かることのできるような場所の確保も必要となってまいります。 そこで、お伺いいたします。 犬猫の命を大切にする取り組みを今後どのように推進していくのか、所見をお伺いいたします。 それぞれ御答弁をいただきまして、まとめに入ります。   (飯泉知事登壇) ◎知事(飯泉嘉門君) 子ども・子育て支援新制度のもと、市町村にどのような支援をし、今後どのような取り組みを行っていくのか、御質問をいただいております。 一億総活躍社会を実現するため、徳島のあすを紡ぐ子供さんと子供を育てる家庭への支援は極めて重要であり、県では、実施主体である市町村との連携によりまして、子ども・子育て支援新制度の円滑な施行を推進し、徳島ならではの取り組みによる地方創生を積極的に展開しているところであります。 新制度のもと、これまで本県では、待機児童の解消に向け、保育所や認定こども園の整備を促進することにより受け皿の拡大を図りますとともに、本年度、新たに、新任保育士や潜在保育士を対象に研修会を実施するなど、保育士確保の取り組みを強化しているところであります。さらに、子ども・子育て支援新制度推進交付金を創設いたしまして、自然や文化など地域の魅力を活用した保育サービスの実践、保育所や認定こども園における職場環境の改善など、地域の実情に応じた市町村の主体的な取り組みを積極的に支援いたしているところであります。 また、平成二十六年度、子育て家庭の生の声を把握するため本県が独自に実施したアンケート調査におきまして、育児に重要と思うものとして、経済援助を求める意見が最も多く寄せられたところであります。このため、保育所、幼稚園、認定こども園における第三子以降の保育料を無料にする全国トップクラスの補助制度を、本年度、国に先駆け創設し、これを徳島モデルとして国に対し政策提言を行ったところ、多子世帯への保育料負担軽減が国の平成二十八年度当初予算案に盛り込まれたところであります。 さらに、間髪を入れず投じる次の一手といたしまして、平成二十八年度には、保育所から小学校への切れ目のない支援を行うことにより、いわゆる小一の壁を打破するため、第三子以降やひとり親家庭などで保育所での保育料が無料となる児童を対象とし、放課後児童クラブの利用料無料化に取り組む市町村を支援する全国初となる補助制度を創設することといたしております。加えて、保育士確保や労働環境改善のための貸付金などを平成二十八年度当初予算案に盛り込んだところであります。 今後とも、地域の子育て家庭の状況やニーズをしっかりと把握するとともに、市町村との緊密な連携のもと、子ども・子育て支援の受け皿の整備、保育人材の確保と質の向上、そして地域の実情に応じた子育て支援サービスの充実など、子育てするなら徳島の取り組みの進展を図り、安心して子供を産み育てられる社会の実現に向け全力を傾注してまいる所存であります。   (豊井政策監登壇) ◎政策監(豊井泰雄君) 犬や猫の命を大切にする取り組みについて御質問をいただいております。 議員からもお話がありましたように、犬や猫は今や家族の一員として心の支えとする方々がふえる一方で、望まない繁殖により生まれた命が捨てられたり、飼えなくなったという理由で動物愛護管理センターに持ち込まれる事例が数多く見られるところであります。 このため、県ではこれまで、生涯飼育を初めとする適正飼育の周知啓発、獣医師会や市町村と連携した不妊去勢手術の推進、ペット動物へのマイクロチップ装着の推進などによりまして、センターへの収容頭数の削減や飼い主への返還の促進に努めてまいっているところでございます。また、新たな飼い主を探す取り組みといたしまして、ボランティアの方々の協力による譲渡を推進しておりまして、平成二十七年度からは、収容された子犬や子猫を預かりまして譲渡に適した状態になるまでお世話をいただくミルクボランティアを募り、子犬や子猫にも生きるチャンスが与えられるよう、積極的に取り組んでいるところでございます。 こうした活動により、平成十五年のセンター開設当初に比べまして、収容頭数は一万五百十三頭から二千二百十頭へと約五分の一にまで減少し、譲渡頭数は百十頭から四百二頭へと約四倍となり、特に殺処分頭数は一万二百六十三頭から千六百頭へと八五%減少いたしているところでございます。一方、収容施設におきまして感染症で命を落としたり、スペースの問題で長期間収容できず、譲渡の機会が得られない犬や猫も少なくないのが現状でございます。 そこで、平時は、より多くの譲渡動物を適正な環境で収容いたしますとともに、ボランティアの活動や子供の方々の情操教育の拠点として、また災害時には、被災動物の救護シェルターやペットフードを初めとした物資配布の拠点として、相互にリバーシブルに活用できる譲渡交流拠点施設を新たに整備することといたしまして、平成二十八年度から計画策定に着手し、平成三十年度の供用開始を目指して取り組んでまいります。 さらに、議員お話しの野良猫対策につきましては、これまでの地域猫活動に加えまして、新たに住民やボランティアの皆様が野良猫に不妊去勢手術を行い、もとの場所へ戻す、いわゆるトラップ・ニューター・リターンというTNR活動に対して、市町村、徳島県獣医師会とともに支援を行い、繁殖の抑制を図ってまいります。 今後とも、県民の皆様とともに動物愛護の取り組みを着実に推進し、殺処分ゼロの実現による、人と動物がともに暮らせる地域づくりに全力で取り組んでまいります。   (佐野教育長登壇) ◎教育長(佐野義行君) 家庭教育支援の充実について今後どのように取り組んでいくのかとの御質問でございます。 家庭教育は、子供の自立心の育成や健全な心身の発達、成長にとって極めて重要な役割を担っているものであります。しかしながら、議員お話しのとおり、社会の変化とともに、家庭とそれを取り巻く環境も大きく変化し、家庭の教育力の低下と、家庭と子供が抱えるさまざまな問題が指摘されており、家庭教育支援の充実を図る必要があると認識しております。 県教育委員会ではこれまでも、保護者を対象とした家庭教育研修会の実施に加え、あらゆる世代での家庭教育支援の充実を図るため、祖父母世代が家庭教育を支援するための講座、次世代の親となる高校生のための体験学習などに取り組んでまいりました。しかし一方では、このような取り組みを進める中で、家庭教育を推進する人材の育成や支援する輪の広がりに課題があるとの思いを新たにしたところであります。 こうしたことから、平成二十八年度は、家庭教育支援条例の制定を機に、これまでの取り組みに加え、新たに保護者の学びを進める学習教材を作成するとともに、身近な地域において家庭教育推進のリーダーとなる人材の育成に取り組んでまいります。また、保護者のみならず事業者や地域住民の方々も対象とした家庭教育フォーラムを開催し、県民の皆様の理解を深め、意識を高めることにより、県民総ぐるみで家庭教育を支援する機運の醸成を図ってまいります。 県教育委員会といたしましては、今後とも、市町村を初め各関係機関と連携しながら、次代を担う心豊かでたくましい子供たちの育成を目指し、家庭教育支援の充実にしっかりと取り組んでまいります。   (岩佐議員登壇) ◆一番(岩佐義弘君) 各質問に対しいただきました答弁にコメントを申し上げます。 那賀川再生を目指した取り組みについては、知事より、総合土砂管理検討協議会を本日設立し、恒久的そして総合的な土砂管理に、そして治水対策に取り組むとの答弁をいただき、流域住民の一人として大変心強い限りであります。今後の那賀川流域のさらなる地域発展にもつながるものであります。 しかし、近年のゲリラ豪雨など激甚化への対応や、持井地区などまだ残っている無堤地区の解消などにも計画的に、そして早急な対策をお願いするものであります。 TPPを迎え撃つ米づくり、輸出戦略についてですが、私は、農林水産業の発展にはしっかりした守りがあってこその攻めだと思っております。産業としてだけではなく、県土の保全という観点からも、本県農林水産業のTPP対策、成長産業化への取り組みを、守りと攻めのバランスを大切にしながら、今後も戦略的に進めていただくようお願いするものであります。 米の新品種の導入においては、定番となっておりますコシヒカリやキヌヒカリ、そこから消費者の嗜好や、また栽培体系の変更など、課題も多いと思いますが、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 LEDバレイ構想ワールドステージ戦略については、LED先進県として幅広い新分野開拓につなげ、基幹産業として成長するよう積極的に取り組んでいただきたいと思います。そして、工業高校も含め、高専、大学、研究機関へと人材育成を進め、優秀な人材が県内で育ち、そして県内で就職する、さらには県外からも人材が集まってくるような、今後の徳島の工業系企業発展の基盤となる連携推進をお願いするものであります。 子ども・子育て支援新制度においては、現場から評価する声がある一方で、保育士不足や、事業主体の市町村によって取り組み方が違うなど、さらなる充実のため、市町村への指導や国への働きかけが必要だと感じております。未来の宝とも言える子供一人一人が輝き、保護者も悩みを抱えることがないよう、地域や行政が一体となり支え合う家庭教育支援の充実にしっかりと取り組んでいただきたいと思います。子育て環境の充実こそ、人口減少に歯どめをかけるものだと考えます。 犬猫の命を大切にする取り組みについては、新たに災害時を想定した譲渡交流拠点施設の拡充を行うということで、大切な命をつなぎとめる取り組み、そして野良猫対策など、大いに評価したいと思います。犬猫を初め我々人間も、同じ命のある生き物であります。命の大切さをしっかりと伝え、早期に殺処分ゼロを達成し、人も動物も健康で快適に暮らせる社会を実現していただきたいと思います。 最後に、オール徳島で地方創生を実行していく上で、県南部圏域振興について触れさせていただき、要望させていただきたいと思います。 県南においては、地元阿南市を中心市として、那賀町と美波町との間で定住自立圏構想を形成し、住民福祉の向上や地域振興から、移住、定住に取り組んでおります。今後さらに牟岐町と海陽町が加わると伺っており、ますます県南部圏域一体となった取り組みがされることを期待しているところであります。 この構想を進める上で、まずは県土強靱化の構築が不可欠であります。さきに述べた那賀川の治水対策に加え、南海トラフ巨大地震対策、そして津波対策も重要な課題となっております。また、道路網整備も求められており、四国横断自動車道の阿南インターまでの平成三十一年度同時供用、さらに阿南安芸自動車道への早期着工、那賀川大橋の早期四車線化が望まれております。 空港や港からの一時間圏内をさらに県南へ拡大させることで人の流れを生み出し、観光振興や地元企業の活性化につながるものであり、依然、一未満となっております県南部の有効求人倍率の改善にもつながるものだと考えます。スポーツ振興や地域医療福祉の早期充実なども含め、県南部への移住、定住というその波は全県にも波及するものだと考えます。四国の右下、県南部圏域一帯のさらなる振興を要望させていただきたいと思います。 このたび質問させていただいたほかにも、地方創生の本格展開を実行するに当たり、課題は山積していると思いますが、この一年が重要な年だと認識しております。私の好きな言葉に、継続は力なりという言葉があります。小さな努力を一年間しっかりと続けることで、それが大きな力となり、山積する課題も解決できるものだと信じております。 私自身、県民の皆さんのために、そしてきょうお越しの城東小学校六年生の生徒さんのように、子供たちが大きな夢を持てるよう、全力で取り組んでまいることをお誓いいたしまして、これで全ての私の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(川端正義君) 議事の都合により、休憩いたします。      午前十一時三分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午前十一時三十二分開議      出席議員計三十六名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     岩  佐  義  弘 君     二  番     山  西  国  朗 君     三  番     原  井     敬 君     四  番     島  田  正  人 君     五  番     眞  貝  浩  司 君     六  番     高  井  美  穂 君     七  番     古  川  広  志 君     八  番     上  村  恭  子 君     九  番     井  川  龍  二 君     十  番     藤  田  元  治 君     十一 番     元  木  章  生 君     十二 番     南     恒  生 君     十三 番     岸  本  泰  治 君     十四 番     岡     佑  樹 君     十五 番     須  見  一  仁 君     十六 番     中  山  俊  雄 君     十七 番     長  池  文  武 君     十八 番     達  田  良  子 君     十九 番     山  田     豊 君     二十 番     丸  若  祐  二 君     二十一番     寺  井  正  邇 君     二十二番     喜  多  宏  思 君     二十五番     岩  丸  正  史 君     二十六番     岡  田  理  絵 君     二十七番     木  下     功 君     二十八番     黒  崎     章 君     二十九番     岡  本  富  治 君     三十 番     樫  本     孝 君     三十一番     杉  本  直  樹 君     三十二番     西  沢  貴  朗 君     三十四番     重  清  佳  之 君     三十五番     嘉  見  博  之 君     三十六番     来  代  正  文 君     三十七番     臼  木  春  夫 君     三十八番     庄  野  昌  彦 君     三十九番     長  尾  哲  見 君   ──────────────────────── ○副議長(重清佳之君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 四番・島田正人君。   〔木南議員出席、出席議員計三十七名となる〕   (島田議員登壇) ◆四番(島田正人君) 皆様おはようございます。明政会の大型新人の島田でございます。 今回、議場における初めての質問の機会を与えていただきました支援者の方々、先輩議員の皆様方にお礼を申し上げたいと思います。 また、初質問ということで、本当に親しい身近な、私を応援していただいている方々が、公私ともにお忙しいところ、またきょうは寒いところ、傍聴にお越しくださり、本当にありがとうございます。 初めての質問におきましては、私が副委員長を務めさせていただいております県土整備委員会関係、そして徳島、日本の未来を担う子供たちのための教育関係の諸課題を中心に質問させていただきますので、飯泉知事を初め理事者の方々におかれましては、明るい日本の未来が望めるような地方創生につながる御答弁をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 それでは、質問に入らせていただきます。 まずは、県南地域の道路整備についてお伺いいたします。 昨年の六月議会では、我が会派の嘉見会長より、四国横断自動車道及び阿南安芸自動車道の整備状況等について知事に質問したところ、先行して整備が進む四国横断自動車道阿南から小松島間はその用地取得が九割を超え、順次トンネルや橋梁などの工事が進捗していること、また南に続く桑野道路はいよいよ今年度から用地取得に着手するなど、阿南市周辺の高規格幹線道路等の整備が着実に進んでいる旨の答弁がありました。また、一般国道五十五号の那賀川大橋付近では、昨年来、橋梁上部工の架設工事が行われるなど、平成三十一年度の四車線化完成に向け、これらについても着々と進んでいる状況であります。 このように、四国横断自動車道や一般国道五十五号の南北方向の道路ネットワーク、いわゆる南北幹線軸の道路の姿がはっきりと見えてきた状況の中、この整備効果をより飛躍的に行き渡らすためには、南北幹線軸を相互に結ぶ東西幹線道路を整備することが必要不可欠であると考えております。この道路が整備されますと、阿南インターチェンジと県内でも主要な地場産業の拠点である辰巳工業団地が連結されることとなり、地域の経済活動ルートが形成されるとともに、災害時には重要な役割を担うものと期待しています。 そこで、お伺いいたします。 阿南インターチェンジへのアクセス道路となる県道富岡港南島線を初めとした東西幹線道路の整備について、県として積極的に取り組むべきと考えますが、御所見をお伺いいたします。 次に、空き家対策についてお伺いいたします。 県下の空き家は、国の調査によれば、住宅総数三十六万四千九百戸に対し、利用予定のない空き家の総数が三万六千戸であり、全国的にも高い数値となっております。 私の地元阿南市の例を見ましても、住宅総数三万一千八百三十戸中、利用予定のない空き家が三千八百十戸で、何と一二%となっております。徳島県の平均をかなり上回っている状況でございます。 本県では、人口の減少、高齢化が全国的に先行して進んでいるところであり、それに伴い、山間地の過疎化や市街地の空洞化が進み、近年は市街地においても空き家が目立つ状況となっております。空き家の増加は、町の活性化にも影響する問題であり、全国的にもこの空き家問題は特に喫緊の課題となっております。 しかし、中には、まだまだ使えると思われる空き家であるにもかかわらず、いざ借りよう、貸そうとしても、借り手、貸し手の考え方や地域のマッチングの問題、あるいは相続などの法律問題など、さまざまなハードルがあるのも事実であります。まだまだ使える空き家がただ朽ちていくのはまことに残念であり、まさに空き家の利活用にはコーディネートが大切であると思われます。 県におかれましては、住宅対策の専門機関である徳島県住宅供給公社を中心とし、空き家の利活用から廃棄や取り壊しまでを専門家がワンストップで相談、対応していく「とくしま回帰」住宅対策総合支援センターが去る一月二十九日に開所されたことは、今後の空き家対策にとって大いに期待できるところであります。また、阿南市におきましても、空き家対策プロジェクトチームが発足するなど、今後、各市町村においても空き家対策の動きが加速していくものと考えられます。 海、山、川の豊かな自然と温暖な気候の県南は、阿南市が四国で唯一、移住しやすさ三つ星、全国の自治体の中の二十三自治体に選ばれるなど、移住の受け皿として高いポテンシャルを有するものではないかと考えております。今後、四国横断自動車道から桑野道路、福井道路、海部道路へと続きます県南への道路ネットワークの整備によるアクセスの向上により、このポテンシャルはさらに引き出され、連動してとくしま回帰の受け皿としての空き家の重要性もますます増してくるのではないでしょうか。 そこで、お伺いいたします。 とくしま回帰の流れを加速するため、空き家対策にどのように取り組んでいくか、御所見をお伺いいたします。 次に、生物多様性保全の推進についてお伺いいたします。 昨年は、鳴門市に大鳴門橋開通三十周年という節目の年に、兵庫県からコウノトリが飛来し、大麻町にある電柱で巣づくりやマウンティングという繁殖行動を見せました。二世が誕生するのではないかと大変期待が高まりましたが、残念ながら当時は雌のコウノトリが二歳と若かったため、産卵には至りませんでした。しかしながら、県民の皆様はもとより、県外の皆様にも明るい話題を提供したところであります。 我が会派では、去る一月二十八日、記録的な寒波で雪が積もる中、兵庫県豊岡市にある兵庫県立コウノトリの郷公園を視察し、コウノトリの保護繁殖と野生復帰の状況を調査してまいりました。その際、豊岡市ではコウノトリの生息数が増加、過密化により餌場や繁殖環境が不足しており、新たな生息地を探しているコウノトリにとっては鳴門市は適地であり、ぜひとも定着、繁殖に成功してほしいと大きな期待が寄せられておりました。 時期も二月下旬を迎え、早いところでは繁殖活動に入ったと便りが寄せられております。鳴門市でも、これから繁殖活動に入るものと期待して見守っております。 豊岡市周辺以外では初のひなが誕生するよう、地元の皆様と一層の連携を深め、見守り活動や繁殖環境の確保などにしっかりと取り組んでいただきたいと考えています。さらに、コウノトリというネームバリューを生かしたレンコンを初めとする地域産物の特産品化なども検討が進められると伺っております。 希少な野生生物の保護は、環境保全に限らず、地域おこしの面からも価値のある資源であり、県民と協働で生物多様性を保全していくべきであります。これは鳴門市に限ったことではなく、例えば私の住む阿南市には、県下有数のアカウミガメの産卵場所となっている蒲生田や、イシマササユリを初めとする多様な生物が生息する伊島など、希少な野生生物とそれを育む自然環境がたくさんあります。 しかしながら、その認知度は低く、地域資源として十分に活用できているとは思えません。鳴門でのコウノトリの取り組みを契機に、本県が誇る希少な野生生物を育む生態系スポットをもっとふやし、県内外から注目されるよう、この保全活動や地域資源として利用する取り組みを行い、全国にアピールしていくべきではないでしょうか。 そこで、お伺いいたします。 コウノトリを初めとした生物多様性という地域資源を生かした地方創生を進めていくべきと考えますが、御所見をお伺いいたします。 次に、旧吉野川流域下水道の放流水を活用したノリ養殖への支援についてお伺いいたします。 本県のクロノリ養殖は、特に流れの速い漁場で生産されているため、色もよく、上品質の産地として知られており、代表的な冬場の漁業の一つとして、鳴門市から阿南市に至る紀伊水道沿岸で広く営まれています。中でも吉野川河口付近は、上質なクロノリの生産に欠くことのできない窒素やリンなどの栄養分が海水中に豊富に含まれた、本県屈指のよい漁場となっております。 しかしながら、マスコミも報じられているとおり、本年度のクロノリ養殖は全国的に大不作となっており、吉野川河口周辺を初めとする本県沿岸域も大幅な減産になっていると聞いております。不作の要因としては、水温の上昇などの影響とされ、水温低下とともに回復基調であるとのことですが、近年は海水中の窒素やリンなどの栄養分の不足も指摘されております。 こうした中、他県のノリ養殖産地では、下水処理施設を活用し、養殖時期に合わせ窒素の排出量を増加させる運転を行い、海域への栄養分を供給する取り組みがなされていると聞いております。もちろん過剰な海の栄養分は赤潮など環境悪化の要因にもなりますが、こうした栄養分を直接取り込んで生育するノリ養殖では、生育に不可欠であります。地域や季節に応じ、環境面とのバランスも考えながら、しっかりと水質を管理していく視点が必要であり、栄養分を多く含む下水道の放流水による品質のよいノリが収穫できれば、ノリ養殖への貢献にもつながることから、導入する効果はあると考えます。 そこで、お伺いいたします。 ノリ養殖に必要な栄養分を供給するため、旧吉野川流域下水道の処理場において、放流水に含まれる栄養分の増加運転を実施してはどうかと考えますが、御所見をお伺いいたします。 答弁をいただき、質問を続けてまいります。   (飯泉知事登壇) ◎知事(飯泉嘉門君) 島田議員の御質問に順次お答えさせていただきます。 まず、とくしま回帰の流れを加速させるため、空き家対策にどのように取り組んでいくのかについてであります。 地域に眠る宝、空き家を地域の貴重な資源といたしまして有効に利活用することは、地方への新しい人の流れをつくるまさに起爆剤であり、とくしま回帰を本格展開する上で最重要施策の一つである、このように認識いたしております。 県南部地域におきましては、将来の四国横断自動車道の南伸によるアクセスの向上や、手つかずの豊かな自然など地域のポテンシャルとの相乗効果によりまして、移住、定住に向けたまちづくりを展開する大きなチャンスがこれから続々と到来することになり、地域に眠る宝、空き家をいかに有効活用できるか否かが極めて重要なポイントになるものだ、このように認識するところであります。 このため、空き家を生かした移住、定住に向けた総合的な対策を一層推進、促進いたしますため、空き家対策の中核を担う、議員からもお話のありました「とくしま回帰」住宅対策総合支援センターを一月二十九日に開設し、積極的な利活用につなげるワンストップ相談窓口を整備したところであります。 また、全国初となる、空き家が利活用可能かどうか、この判定を行う空き家判定士の制度を創設し、来る三月十九日に開催する、空き家の利活用に対する県民の皆様方の機運を高めるシンポジウム、この場におきまして、初代の空き家判定士の認定を行う予定といたしているところであります。本年四月からは、空き家判定や利活用に向けた提案など、地域に密着したきめ細やかな活動を展開していくことによりまして、南部圏域を初め本県の魅力を生かしたとくしま回帰を加速させていきたいと考えております。 さらに、地域で移住・定住支援に取り組む方々のさまざまな御意見をしっかりと受けとめ、地域の宅地建物取引業者の皆さんやNPO法人と連携し、所有者と利用者の円滑なマッチングを行うための空き家コーディネーターの育成支援、また神山町や美波町のサテライトオフィスを初め県内の先進事例を参考に、全国トップ水準となる空き家のリフォーム支援、本県に移住したくなるような工夫を凝らした空き家バンクによる情報発信を講じるほか、徳島型CCRC生涯活躍のまちを実現する全国初の空き家を活用した高齢者向け住宅の供給支援によりまして、全国に類を見ない施策パッケージで、実効性の高い空き家対策を展開いたしてまいる所存であります。 今後とも、地域の眠れる原石である空き家を魅力ある宝石へと磨き上げていくことによりまして、住みたいとくしま回帰を加速し、地方創生の全国モデルとなる空き家対策先進県を目指し、積極的に取り組んでまいる所存でありますので、議員からも御協力をどうぞよろしくお願いいたします。 次に、生物多様性を生かした地方創生についての御質問をいただいております。 本県には、未来に引き継ぐべきかけがえのない宝でありますアカウミガメやキレンゲショウマなどの希少野生生物が数多く生息しており、これまで徳島版レッドリストの作成、また希少野生生物の保護、継承に関する条例の制定、また県自然環境保全地域の指定などに取り組んでいるところであります。 こうした中、昨年の二月のコウノトリの飛来を契機といたしまして、地元農業団体や大学、鳴門市、県などで構成するコウノトリ定着推進連絡協議会を設置し、観察マナーのPR、また休耕田を活用した餌場づくりに取り組みますとともに、県において鳴門コウノトリ鳥獣保護区を指定するなど、定着に向けた環境づくりを進めているところであります。 いよいよ本年には、議員からもお話がありましたように、待望のひなが誕生するのではないかとの大きな期待が県内はもとより県外からも寄せられているところであり、安全な巣づくりに向け、引き続き、電柱を所有する四国電力の御協力をいただきますとともに、今後は、協議会が中心となった観察自粛区域の拡大、新たに人工巣塔の設置など、コウノトリのさらなる飛来や定着に向け万全の態勢を整えてまいります。 こうした鳴門での取り組みを全県に広げていくとともに、アカウミガメの産卵地を初め、希少種を育む本県の豊かな生態系を後世に継承していくため、昨年の十月に、とくしま生物多様性センター、こちらを設置し、大学、企業、NPO団体などと協働いたしました野生生物の保護、保全を進めているところであります。 今後、センターを核として、新たに次世代に引き継ぎたい生態系をリストアップするとともに、専門家による学術検証や地域のコンセンサスを得まして、鳴門のコウノトリを第一号に、重要なエリアをとくしま生態系スポットとして定め、まずは十ぐらいから、そして将来的には百選と呼べるようなとくしま生態系スポットを定め、地域を挙げた保全活動や環境学習はもとより、観光誘客、また特産品の付加価値化など、地方創生にしっかりとつなげてまいります。こうした取り組みを通じまして、県民の皆様方が誇りに思い、全国の皆様が魅力を実感していただける徳島ならではの豊かな生物多様性を次世代へとしっかりと継承いたしてまいりたいと思います。   (海野政策監登壇) ◎政策監(海野修司君) 幾つか御質問をいただいております。 まず、阿南インターチェンジへのアクセス道路となる東西幹線道路への取り組みについての御質問でございますが、四国横断自動車道阿南インターチェンジと辰巳工業団地を結ぶ富岡港南島線を初めとする東西幹線道路は、物流の高速化、効率化による世界的なLED関連企業を中心とする地域経済の発展や、南海トラフ巨大地震を初めとした大規模災害発生時における緊急物資の輸送など、高速道路の効果を最大限に発揮させる上で重要な路線であると認識いたしております。 県道三路線から成る東西幹線道路のこれまでの整備状況は、まず辰巳工業団地を起点とする富岡港南島線については、国道五十五号バイパス交差点の渋滞対策となる辰巳ランプ、続く羽ノ浦福井線については、阿南市上中町岡の交差点における交通の円滑化を図る右折レーンがそれぞれ完成しております。 また、これに続く阿南勝浦線については、阿南インターチェンジに接続する東側約六百メートルの区間の拡幅工事を進めており、このうち下大野橋を含む約二百メートルの区間の平成二十八年度中の供用を目指してまいります。 さらに、幅員が狭小であり、長年、交通の隘路となっている富岡港南島線のJR牟岐線との交差部から西側約六百メートルの区間については、堤防を活用した道路整備として、平成二十八年度には設計や調査を終えて、用地取得に鋭意取り組んでまいります。 今後とも、地域の皆様の御理解、御協力をいただきながら、四国横断自動車道阿南-小松島間の開通を見据え、阿南インターチェンジへのアクセス道路となる東西幹線道路の整備を積極的に推進してまいります。 次に、流域下水道放流水の栄養分増加運転についての御質問でございますが、近年、クロノリの生産量は減少傾向にあるとともに、色落ちと呼ばれる品質低下の頻度も増加する傾向にある中、本年度のクロノリ養殖は全国的にかつてないほどの不作が予想され、吉野川河口周辺を初めとする本県沿岸域も同様の状況であると聞いております。その原因につきましては、沿岸域で生育に適さない高水温が続いたこと、海水中の栄養分が不足傾向にあったことなど、さまざまな可能性が言われておりますが、明確には解明されていないところであります。 一方、海域の赤潮や青潮などの原因となる富栄養化を抑制し、公共用水域の良好な水質を保全するため、下水道が整備されているところであり、特に本県の旧吉野川流域下水道では、窒素やリンなどの栄養分を極力除去する高度処理方式を採用し、海域の生態系に影響を与えないよう運転管理を行っているところであります。 こうした中、昨年十月に改正施行された瀬戸内海環境保全特別措置法においては、水質が良好な状態で保全されたきれいな海というこれまでの考え方に加え、生物の多様性、生産性が確保された豊かな海とする考え方が新たに示されたところであり、地域の状況に応じて両者の視点のバランスを適切に保つことが重要であると考えております。 こうしたことから、議員御提案の旧吉野川流域下水道における栄養分の増加運転の実施については、施設運転上の支障や周辺水環境への影響などを慎重に判断する必要があるものの、生産性のある豊かな海への実現に向けた取り組みの一つとして、現状の排水規制の中で配慮する必要があるものと考えております。このため、きれいで豊かな海づくりの実現に向け、水産や環境などの専門家の意見も踏まえた科学的な根拠のもとに、今回の原因の分析や先行事例の検証を行い、来シーズンの実証実験運転の実施を通じた影響の把握も含め、導入の可能性や有効性等について十分検討を加えてまいりたいと考えております。   (島田議員登壇) ◆四番(島田正人君) それぞれ御答弁をいただきました。御答弁に対する私の意見、感想などは、後ほどまとめて申し上げたいと思います。 質問を続けてまいります。 まず、主権者教育の充実についてお伺いいたします。 皆様御承知のとおり、昨年六月十七日、公職選挙法の一部が改正され、選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられたところであります。一九四五年の戦後直後に二十五歳以上から現行の二十歳以上となって以来、実に七十年ぶりのことであります。 十八歳選挙権は、施行後初めての国政選挙から適用され、その後、地方の首長選挙、議員選挙に順次適用されることから、本年七月に予定されます参議院議員選挙から始まる見通しであります。新たに選挙権を得る十八歳から十九歳の人数は、全国で約二百四十万人、本県でも約一万三千人と見込まれています。 若者の政治離れ、投票率の低下は深刻であります。特に、各種選挙における二十歳代の投票率の低さは際立っており、十八歳選挙権をきっかけに若い世代の政治への関心が高まるよう、効果的に主権者教育を進め、政治参加の意識を高めることが強く求められております。 昨年の六月議会において、我が会派の嘉見会長が、学校現場での主権者教育について充実を図るべきと質問いたしましたが、それに対し佐野教育長からは、高校での模擬投票や、小中学校でも体験的学習を積極的に推進するなど、主体的に政治に参加する主権者教育の充実にしっかりと取り組むとの答弁がありました。 政治は、物事が絡み合い、複雑であります。政治の仕組みや原理を知ることはもちろん、政治、経済、国際関係などさまざまな分野での現状、課題を理解することが必要となります。 学校では、公職選挙法が改正される以前は、例えば時事問題をテーマにした実践的な主権者教育が活発ではなかった印象であり、政治参加の意識をもっと高める教育のさらなる充実が必要ではないでしょうか。高校生が初めて有権者となる参議院議員選挙も目前に迫っており、若者の政治離れを何としても食いとめなければなりません。 そこで、お伺いいたします。 学校現場における主権者教育の一層の充実と投票率向上に向けた取り組みを推進すべきと考えますが、教育長の御所見をお伺いいたします。 次に、子供たちの食育についてお伺いいたします。 昔は、家の畑で大事につくった作物を料理して家族で食べるという日常の暮らしの中で、自然の恵みや食べ物をつくる人々への感謝の心が育まれていたと思います。しかし、近年、食べ物はどこにでもある飽食の時代となり、核家族化で一人寂しく食べる孤食や、自分の好きなものしか食べない偏食など、子供たちの食生活はさま変わりし、生活環境の乱れとともに心の成長にも影響があるのではないかと危惧しているところであります。 このような中、私の地元阿南では、JAアグリあなんの女性部が毎年、小学校一校に声をかけ、大豆の種まき、収穫、豆腐づくりまでを指導する農業体験スクールを開講しています。子供たちが大豆の栽培の楽しさや難しさを感じ、豆腐ができるまでの工程を知り、自分たちでつくった豆腐を食べる喜びを体験することは、豊かな人間性を育てることにつながっていくと思います。 また、県外の方に徳島の郷土料理はと尋ねられると、県内の給食でも出されているそば米雑炊を紹介することがよくあります。子供のころに地域の食文化や歴史を学びながら郷土料理を食べることで、徳島への郷土愛が育つのではないでしょうか。地域のコミュニティーのつながりが希薄になっている昨今、食文化の継承の点からも、学校給食を初め食育が担う役割は大きいものがあると考えています。 また、食育の推進の上で、学校の給食運営のみならず、児童生徒の栄養や食に関する指導の中核的な役割を担う栄養教諭の存在は不可欠であります。小中学校等に栄養教諭を適切に適正に配置することは重要な取り組みであると考えています。 この点に関しまして、県内外の大学で、栄養に関する、より専門的な知識を身につけ、栄養教諭の免許状を取得した人が、徳島県で栄養教諭として職につき活躍できる場ができれば、まさしくとくしま回帰の流れにも弾みをつけるのではないでしょうか。 そこで、教育長にお伺いいたします。 学校における食育を推進するためどのように取り組んでいくか、御所見をお伺いいたします。 最後に、南部健康運動公園の整備についてお伺いいたします。 南部健康運動公園については、平成十九年のJAアグリあなんスタジアムのオープン以来、テニスコートや多目的広場が順次供用され、また昨年七月には、阿南市により、屋内多目的施設であるあななんアリーナが整備されたところであります。特に、JAアグリあなんスタジアムを活用し、阿南市は野球のまち阿南を掲げ、野球を軸とした地域活性化を推進しており、大学野球の合宿誘致や野球観光ツアーなどにも積極的に取り組んでいるところであります。 さらに、陸上競技場については、平成二十六年六月定例会において、東京オリンピック・パラリンピックの開催前の完成を視野に入れ整備を進めていきたいとの答弁が知事からあったところでもあります。県南におけるスポーツの拠点づくりが着実に進んでいると実感しております。 これにより、小中学生の競技者を含め県南部で陸上競技に携わっている方々にとっては、新たな練習環境が整備されることで競技力の向上が図られ、ウオーキングなどを楽しむ方々にとっては、身近な運動施設が整備されることで気軽に健康増進に取り組めると期待しております。 そこで、お伺いいたします。 南部健康運動公園の陸上競技場については、今年度から施設設計に着手していると伺っておりますが、現在の進捗状況と今後の取り組みについて御所見をお伺いいたします。 御答弁をいただきまして、まとめに入りたいと思います。   (海野政策監登壇) ◎政策監(海野修司君) 南部健康運動公園陸上競技場の進捗状況と今後の取り組みについての御質問でございますが、南部健康運動公園につきましては、県南地域の活性化に加え、県民の皆様がスポーツ、レクリエーションに親しみながら気軽に健康づくりができる公園として整備を進めております。 このうち、公園の核となる陸上競技場につきましては、開催できる競技会が規定される公認区分、競技に際して必要となる施設の仕様に関して、地元阿南市やスポーツ関係団体と基本的な合意に至ったことを踏まえ、平成二十七年度、設計を行っております。 具体の仕様といたしましては、一定規模の地方大会が開催できる第三種公認競技場を基本としながら、さらに円滑な競技運営や競技種目の充実を図るため、写真判定用機材や障害物競走設備などの導入を計画しております。また、競技走路内側のエリアにおきましては、陸上競技における砲丸投げや円盤投げでの使用のみならず、サッカーの公式試合でも使用できる広さを確保し、天然芝を張ることといたしております。 平成二十八年度は、スポーツ関係団体とさらに綿密な調整を図りつつ、各種大会の開催に必要となる競技運営室や観覧席などを備えたスタンドの実施設計を行う予定であり、この設計の完了後、速やかに造成工事に着手してまいります。 今後、ラグビーワールドカップを初め三年連続で国内開催が決定している三大国際スポーツ大会に向け、県民の皆様のスポーツへの関心や各種大会の開催誘致の機運が急速に高まることが想定されますことから、競技スポーツ、また生涯スポーツの拠点となる南部健康運動公園陸上競技場の整備につきましては、平成三十二年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、その完成に向けしっかりと取り組んでまいります。   (佐野教育長登壇)
    ◎教育長(佐野義行君) 二点御質問をいただいております。 まず、学校現場における主権者教育の一層の充実と投票率向上の取り組みについての御質問でございますが、選挙は民主政治の根幹をなすものであり、国民一人一人にとって政治に参加する重要な機会であります。しかしながら、議員お話しのとおり、近年の選挙の投票率は全国的に低下しており、特に若い人の投票率は低く、若者の政治参加は極めて重要な課題であると認識しております。 公職選挙法が改正され、選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられる中、若者、特に初めて選挙権を得る高校生の主権者意識の醸成、社会参画の促進を図るため、各学校においては、政治や選挙に関する知識に加え、現実の政治的事象も取り扱い、生徒が有権者としてみずから考え判断できるよう、具体的かつ実践的な指導を行っております。加えて、県や市町村の選挙管理委員会、県内大学の御協力により、全ての県立高校に模擬投票や出前授業などを実施しているところであり、生徒からは、必ず投票に行きたい、もっと政治を学びたいなど意欲的な声が聞かれております。 また、県選挙管理委員会等と連携した十八歳選挙権をテーマにした選挙啓発動画を県民の皆様から募集したところ、多くの高校生から応募があり、最優秀賞を受賞した徳島北高校の「一票で変わる未来」を初め、優秀作品は学校での副教材として積極的に活用するとともに、選挙啓発コマーシャルメッセージにも役立てられることとなっております。若者にメッセージを直接届けることにより、投票行動につなげてまいります。 今後、選挙のルールをわかりやすくコンパクトにまとめたリーフレットや実践的な政治的教養を育むハンドブックを新たに作成し、全ての高校生に配布するとともに、SNSを活用し発信するなど、主権者教育の一層の充実を図ってまいります。さらに、来る参議院議員選挙にあっては、有権者として大切な権利をしっかりと行使するよう、教員が直接生徒に呼びかけるなどの取り組みも鋭意推進してまいります。 県教育委員会といたしましては、選挙管理委員会、学校と一層連携を深め、こうした創意工夫した取り組みを通し、主権者教育の一層の充実と若者の投票率向上に向け全力で取り組んでまいります。 次に、学校における食育を推進するための取り組みについての御質問でございます。 学校における食育の推進につきましては、子供たちの生涯にわたる健康な体や豊かな心を育てるために非常に重要であると認識しております。 県教育委員会では、子供たちの健全な食生活の実現と豊かな人間形成を図るため、平成二十七年三月に改定いたしました徳島県学校食育指導プランに基づき、学校における食育を推進してきております。全ての小中高等学校、特別支援学校では、食育全体計画や食育年間指導計画を作成し、児童生徒の食に関する課題解決に向けた、発達段階に応じた指導を行っております。 また、徳島ヴォルティスや徳島インディゴソックスの選手が小学校や幼稚園を訪問し、子供たちと一緒に給食を食べ、地元食材のよさを紹介したり野菜摂取を勧めたりするなど、本県のプロスポーツ選手にも御協力をいただき、子供たちの食育に取り組んでおります。 さらに、昨年十二月には、健全な食生活の実現と生活習慣の改善のための指針となる元気なあわっ子憲章を策定したところであり、今後、保護者に対する啓発を積極的に推進し、徳島の未来を担う元気なあわっ子の育成を図ってまいります。 こうした取り組みには、学校の教職員の果たす役割が重要であるため、県教育委員会では、栄養教諭制度の創設に伴い、栄養教諭の免許状を有する学校栄養職員を栄養教諭と任用し、平成十八年度から計画的に全市町村及び総合教育センターへの配置を進めてきたところであります。また、平成二十八年度に実施する教員採用候補者選考審査から、小中学校栄養教諭を新たに採用することとし、食育の一層の推進を図ることはもとより、本県で働きたいという意欲あふれる人材の活躍の場を広げてまいりたいと考えております。 県教育委員会といたしましては、子供たちが基本的生活習慣を身につけるとともに、生涯にわたり健康な生活を送るため、栄養教諭を中核とし、家庭や地域と連携して、栄養や食文化、食に対する感謝の心などを指導する、学校における食育を今後ともしっかりと推進してまいります。   (島田議員登壇) ◆四番(島田正人君) それぞれ答弁をいただきました。御答弁に対する私の感想を申し上げます。 まず、県南地域の道路整備について、県道三路線から成る東西幹線道路の整備を積極的に推進していくとの御答弁をいただきました。 東西幹線道路の整備は、四国横断自動車道の効果を最大限に発揮させる上で非常に重要でありますので、四国横断自動車道の開通に合わせるよう、計画的に早期の整備を図っていただきますようお願いいたします。 空き家対策について、とくしま回帰を加速するためのさまざまな施策の展開について御答弁をいただきました。 私の地元の阿南市では、先ほど触れた週刊AERAでの移住しやすい街の特集で二十三自治体の一つとして取り上げられたり、週刊東洋経済の高齢者が住みよい街ランキングで全国二十八位、週刊ダイヤモンドの安心して住める街で全国十九位と、全国的にも住みやすい町とされています。阿南市だけに限らず県内の各地域が住みよい町となり、移住者が安心して暮らせる地方創生の全国モデルとなるよう、空き家対策を初めとする移住施策に取り組んでいただけますようお願いいたします。 生物多様性保全の推進について、コウノトリの定着、繁殖を目指す取り組みや希少類の保護により、県のすぐれた生態系の魅力を観光誘客や特産品の付加価値化につなげるとの御答弁をいただきました。 会派の視察で訪問した兵庫県における取り組みにも負けないよう、人工巣塔の設置など、コウノトリの定着、繁殖に向けて積極的な取り組みをお願いいたします。 旧吉野川流域下水道の放流水を活用したノリ養殖への支援について、栄養分の増加運転に関して、実証実験の実施や導入の有効性や可能性について検討していくとの御答弁をいただきました。 運転上の支障や周辺水環境への影響などを慎重に判断する必要があるとは思いますが、生産量減少の影響を受け困っているクロノリ養殖の方々の支援のためにも、栄養分の増加運転の実施についてよろしくお願い申し上げます。 主権者教育について、模擬投票の実施やさまざまな媒体、教材を利用した啓発について御答弁をいただきました。 以前に二十代の若者と選挙について話をしたときに、その若者から、選挙に行くのに幾ら払えばいいの、幾ら要るのと、選挙に投票するのにお金が要るということを真剣に質問されたことがあります。これ本当の話です。また、現役の高校生や大学生が投票することになりますが、本人たちが意識せずに公職選挙法違反に当たる行為を行うことがないかと、少し心配しています。 投票率向上に向けた取り組みとともに、先ほど例に挙げたような若者がいるという実態もありますので、これくらいはわかるだろうという先入観を持たず、ルールの指導なども含めしっかりと取り組んでいただくようお願いいたします。我々議員としても、学校や行政に任せるだけでなく、自分自身の問題として取り組んでまいりたいと思います。 食育については、小中学校の授業での取り組みや、保護者向けの啓発、来年度の教員採用候補者選考審査からの栄養教諭の採用について御答弁いただきました。 子供たちが生涯にわたり健康な生活を送るために、学校における食育の推進は非常に重要ですので、しっかりと取り組んでいただけますようお願いいたします。 また、来年度から栄養教諭の採用は非常に喜ばしいことと考えています。これまでは県内の採用がなかったため県外で栄養教諭となっていた方が、地元で就職できるようになったのは、まさしくとくしま回帰と言えることだと思いますので、今後も継続していただきたいと思います。 南部健康運動公園について、さまざまな施設整備についての計画や、東京オリンピック・パラリンピック開催前の完成を視野に入れた陸上競技場の整備について御答弁をいただきました。 県南の方々も大いに期待しておりますので、整備がおくれることのないよう着実に、かつ速やかに進めていただきますようお願いいたします。 それでは、まとめに入らさせていただきます。 行政の取り組みは、さまざまな計画に基づき施策が展開していくものですが、政策課題が取り巻くさまざまな周辺環境や財政状況の変化により、計画どおりに進まないことが多々あります。時代にそぐわなくなった施策や施設等については見直すことも重要ですが、本来、計画された施策実施による効果は、スケジュールどおりに展開されることにより最大限の効果を発揮するものであると思います。 また、地方創生や一億総活躍社会といった言葉が華々しく取り上げられていますが、本当の意味での地方創生、一億総活躍となるためには、地域格差が生じないことが、表裏の関係ではありますが、大切と考えております。地方創生により各地域が元気になり、そこに住む人皆さんが活躍できる社会となることが求められています。 私自身も、阿南、徳島、日本が元気になるため、議員活動に取り組んでまいりたいと考えています。県においても、取り巻く諸課題についてしっかりと取り組んでいっていただきたいと考えていますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。 私のキャッチフレーズで、即戦力としてという言葉があります。県勢発展のために全力で取り組んでまいりますので、傍聴にお越しの皆様、また支援者の皆様方、引き続き御指導いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ちょっと時間は早いようですが、以上で私の全ての質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○副議長(重清佳之君) 議事の都合により、休憩いたします。      午後零時二十五分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午後一時四十七分開議      出席議員計三十七名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     岩  佐  義  弘 君     二  番     山  西  国  朗 君     三  番     原  井     敬 君     四  番     島  田  正  人 君     五  番     眞  貝  浩  司 君     六  番     高  井  美  穂 君     七  番     古  川  広  志 君     八  番     上  村  恭  子 君     九  番     井  川  龍  二 君     十  番     藤  田  元  治 君     十一 番     元  木  章  生 君     十二 番     南     恒  生 君     十三 番     岸  本  泰  治 君     十四 番     岡     佑  樹 君     十五 番     須  見  一  仁 君     十六 番     中  山  俊  雄 君     十七 番     長  池  文  武 君     十八 番     達  田  良  子 君     十九 番     山  田     豊 君     二十 番     丸  若  祐  二 君     二十一番     寺  井  正  邇 君     二十二番     喜  多  宏  思 君     二十三番     木  南  征  美 君     二十五番     岩  丸  正  史 君     二十六番     岡  田  理  絵 君     二十七番     木  下     功 君     二十八番     黒  崎     章 君     二十九番     岡  本  富  治 君     三十 番     樫  本     孝 君     三十一番     杉  本  直  樹 君     三十二番     西  沢  貴  朗 君     三十四番     重  清  佳  之 君     三十五番     嘉  見  博  之 君     三十六番     来  代  正  文 君     三十七番     臼  木  春  夫 君     三十八番     庄  野  昌  彦 君     三十九番     長  尾  哲  見 君   ──────────────────────── ○副議長(重清佳之君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 二十九番・岡本富治君。   (岡本議員登壇) ◆二十九番(岡本富治君) 大変お疲れと思いますが、できるだけわかりやすく質問しようと思っておりますので、よろしくお願いします。 また、傍聴の皆さんにも、中田町長さん、中西先生初め多くの皆さんが、寒い中、お駆けつけをいただきました。本当にありがたいなあと思っております。よろしくお願いいたします。 実は県議会政務活動費のあり方検討会議の座長であった岡本であります。日ごろの政務活動に基づいて質問いたしたいと思います。 ただ、この一年間、我が会派の締めくくりの質問ということにもなっておりまして、樫本で始まって岡本で締めろと言われておりますが、樫はかたいんですね。岡は少しやわらかく行こうかなあと今は思っております。 あえて申し上げたいんですが、竹内先生がいなくなって、正直、我が会派、穏やかになったなあと思っております。でも、いろんな案件があるときに、これは竹内先生だったらこうするな、ひょっとしたらこの一年間、二、三回、大きな声を出したなあって思うことがあります。かなりあります。 でも、それはそれとして、しっかり私どもの会派は、樫本、岡本、杉本、岸本なんですね。本が四つあるんですが、まさに基本に徹して、国を愛し、ふるさとを愛して、家族を愛しながら、自由と民主をしっかり守り育んでいく政策集団であり、政策実現力のある会派であると樫本さんに言えと言われておりますので、そういうことで質問いたしてまいります。 皆さん、きょう二月二十六日は何の日でしょうか。   (発言する者あり) おっしゃるとおりです。八十年前、二・二六事件の日です。 そして、三十五年前、この徳島は寒波でした。上勝はマイナス十六度、勝浦も本当に寒い日でした。我々は、勝浦郡の二・二六事件と言っております。本当に本当に寒かったんです。 でも、そんな中から生まれたのが、あのいろどりです。まさにどん底からの再生であります。 私は当時、二十六歳で町議になって五年目でした。三十そこそこで、自民党県連の青年部長でもありました。国会議員がたくさん来た。ちょっと青年部長でよかったかなあって思ったことがあります。 そんなこともあったりして、五十歳のときに自民党県連の幹事長をさせていただきました。実は森内閣の九%の支持率のときで、何で受けたんだってみんなに怒られたことがありますが、すぐに小泉内閣になって急上昇しました。よかったなと思ってるんです。 小泉さんは、自民党をぶっ壊すと言って、長期政権を築きました。それはなぜか。地方の声で国会議員の数を抑えて総裁になり総理になった人なんです。知事、やっぱり地方の声なんです。 知事は、マイナスからゼロに、ゼロからプラスです。九%よりもっと低かった、マイナスからゼロにしてプラスにしてきた、本当にすばらしい知事だなあって改めて思っていますが、その自民党県連も、ずっとそのときはどん底からの再生を目指したのかなって思っています。 で、いろいろ言いたいんですが、そもそも上勝のあのいろどりは、落ちている葉っぱがお金になったから話題になったんです。締めくくりの質問というのは、落ち葉拾いみたいなもんです。この落ち葉拾いがお金になるかならないかは、知事初め理事者の答弁次第でありますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 実はこの一年間、あそこで樫本先生と一緒に、知事、副知事、政策監の顔の表情をずうっと見詰めてまいりました。ひょっとしたら、かたくなるような質問があるかもしれませんが、ぐっとこらえて、にっこり笑って、爽やかに答弁してください。しなやかに、したたかに質問しようと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 あのいろどりは、実は皆さん御案内のとおり海外に進出しています。きのう行って、きょうはたしか香港です。ずっと頑張っています。勝浦のミカンの木も枯れました。でも、そのミカンの木を大事に、我慢する木に本当の花が咲くといって頑張ってきたミカンが、今あります。 皆さんに言われました。何できょうはミカン持っていないのって。最近、持っていることがいけなくなったので、持ってきていませんが、そういう状況にあります。 一月十八日に輸出しました。で、つい先般、イギリスとも話ができて、三月からはあのミカンがイギリスのレストランにしっかり並んで、このミカンって甘いなあ、おいしいなってみんなに言ってもらえる日が近づきます。 そこで、もう一つあって、小松島の天恵菇っていう大きなシイタケ、あれも昨年からずっと輸出されます。本当あれおいしいんです。本当に三倍ぐらいうまみがします。 でも、何が言いたいか。輸出は大事なんです。でも、東京都とか首都圏にやっぱり徳島をもっともっと認めてもらわなきゃいけない。そのために、vs東京!ブランドギャラリーというのを質問させていただきます。 首都圏の発信の一つの方法として、今まではコンビニエンスストアに徳島のアンテナショップでした。たまたまなんですが、私の商工会連合会で出しているアンテナショップ、知事が銀座がいいって言うから銀座にしたんですが、なかなか銀座は厳しくて、今、秋葉原に行きました。それでも、おかげさまで順調にいっています。それは、物販を売るだけじゃなくて、そこで売っているものでレストランをつくって、そしたら実は好評です。本当に好評です。 一番人気は何だと思いますか。小松島のエビとなると金時のかき揚げ、祖谷そば、プラス上勝の棚田米の御飯です。これが一番よく売れて、大人気です。二番は、ユズのみそ、ユズみそフォアグラ親子丼というんです。これも人気です。 結局、いろいろやってみましたけど、何かそれにちょっと宿泊できるところがあればいいなっていう声が強いんです。そこで、今回、知事が頑張って提出したとくしまブランドギャラリー、あれはすごいと思うんです。あれしっかりやってほしいと思いますが、この土地の食は幸せをもたらすというのがvs東京のコンセプトです。そこをしっかり押さえながら、宿泊施設も兼ねたもので、いいものをつくってほしいなあ、そう思うんです。 とくしま回帰の流れを創出するとくしまブランドギャラリーをどのような機能にするのか、御所見をいただきたいと思います。 次に、企業立地の促進についてでありますが、その前に、寺井先生の代表質問に、小規模事業の条例をつくると明言していただきました知事にお礼を申し上げます。 全国でも珍しいんです、これは。ずっと質問がありましたが、これはすごいと思っていますので、そのために企業を何とかせないかん。たまたまこれも、昨年十二月議会の閉会日にここで知事が中野鉄工の話をされました。そして、今回の所信表明でキンキサインの話をされました。また勝浦なんですよってこの前言っていましたけど、本当にありがたいなあと思いながら、二つの誘致企業、しっかり頑張っています。 そこで、本社機能の移転、消費者庁も大事なんだけど、いろんな本社機能をどうやって移転してもらうか、それはまさに地方創生の原点です。 そこでお伺いいたしますが、地方創生の実現を図るために、さらなる企業立地に踏み込んだ支援措置をしてほしいなあ、そしたらいっぱい企業が来てくれるよねっていう世界ですから、そこはしっかりと御答弁いただければありがたいというふうに思います。 次に、今提案になっている二十八年度の予算は四千八百五十一億円です。樫本先生が、幸せ来いと読んでいるんです。四八五一ね。そういう予算の中なんですが、私は、マイナス金利が県財政に与える影響について質問したかった。でも、それは今は無理かなって思っています。 本県の財政構造改革の推進状況、先般説明がありました。県債残高は、二十八年末で五千四百億円です。多分、目標の五千三百億円は達成できると思います。 県債の新規発行額なんですが、三百億円に抑えてきた、臨財債をのけて。でも、三百四十九億円になっているんです。五十億円ふえている。でも、これは私はいいことだと思っています。事前防災の予算を先取りして、しっかりそこに安全・安心をしていく、これはとてもいいな。私は大いなる評価をしたいと思っています。 それからもう一つなんですが、二十八年度末の徳島県全体の基金の総額、貯金の額ですね、八百四十八億円プラスアルファってこの前説明がありました。でも、きのうの提案した数字を入れていくと、多分、二十八年度末の残高の合計は一千億円になるんじゃないかなと私は思っています。 そして、減債と財調、二つの基金、大事な基金なんですが、五百八十一億円という説明であったと思いますが、それもきのうの数字からいくと六百億円ということに二十八年度末はなるだろうと思います。知事、近くの大きな島が買えるかもしれません。そんな額になります。 でも、その中に二十一世紀創造基金というのが活躍したんですね。私が提案したから言うんじゃないですけど、その額はもともと三百五十億円です。それが二十五年は三百五十一億円あったんですが、二十六年には二百四十億円、二十七年には百八十億円です。で、二十八年末どうなるか。多分、百三十億円から百三十五億円になると言われています。そこはしっかりかみしめておかんといかんなあ、そう思っています。 そこで、防災の基金をつくっていただきました。二十四年九月だったと思います、定例会で。知事が英断して、五十億円まで頑張るよって言ってくれました。次に、二十六年九月の委員会で、災害医療が大事ですよ、そんな基金もつくったらどうですかって実は申し上げました。 そのことについて、基金はためていくだけじゃいけない、活用しながら、しかもしっかりとその基金を確保することが大事であります。活用をどうしていくのか、お伺いいたします。 次に、この質問は二十年間、実はずっとあっためてまいりました。県議になってからずうっとです。 そもそも質問というのは、知事や我々がしっかりまとめて、いつ引き出すか。引き出すのがおくれるとだめです。早過ぎてもだめです。今かなと思って質問いたします。笑ってくれるから、そうだと思うんですよ。 四国横断自動車道ができています。あと三年ぐらいで阿南-小松島の十キロはできるんじゃないかなあと思っています。立江、櫛渕という地域に、いい道ができています。そこにインターチェンジをつくることは、小松島の和田島や坂野や立江や櫛渕、六割の人が今乗れないんです、近くで。その効果があるのかなと思っております。 あえて多くは申し上げませんが、そのことについて、温かいというか、やるぞというような答弁をいただきたいなあと思います。 それにつながる道なんですが、勝浦町、上勝町、勝浦郡に来る道というのは実は三つもあるんですね。さっき島田先生からあった阿南勝浦線、徳島上那賀線、新浜勝浦線。残念ながら、どんどんできているんですが、まだ少しずつできていないところがあります。 徳島上那賀線、これ徳島市のことなんですが、そこを通っているんで、私が申し上げます。須見先生はお母さんの里やから、よく通っていただいておりますが、飯谷町長柱という地域がある。三十何年できませんでした。今はおかげできれいにできました。みんなが喜んで走ってくれています。 きょうここに来るとき、みんな思ったと思います。あのH鋼があるところ、大ノ上という地域、あれができたら本当に日赤まで命をつなぐ道になるなあ、これは副知事に前、答弁いただきました。このことについて、ぜひとも、すぐにとは言いませんが、できるだけ早くすぐにやるって言ってください。 それから、新浜勝浦線というのがありますが、これもなかなかできなかったんですが、中山というところができました。そして、ずうっと長年待っている星谷工区というのを、どうしてもこれも着工していただかなければなりません。私、その道が通らないと家に帰れないんです。新浜勝浦線って。よろしくお願いします。 それから、阿南で沼江バイパスというのがありました。これも海野政策監に言わせると、あれはできるはずじゃなかったのにできているねって実は言っていただいたんですが、知事が英断して、今動いています。 動いていますって、なぜ言うか。予算的にはいっぱい動いているんです。でも、あの付近を通る人は、工事にかかっていないと動いていることにならない。そういうふうに答弁ください。よろしくお願いします。   (飯泉知事登壇) ◎知事(飯泉嘉門君) 岡本議員の御質問に順次お答えさせていただきます。 まず、本県でさらなる企業立地の促進に向けてどのような支援を行っていくのかについてであります。 地方創生の実現には、企業の東京一極集中是正が不可欠であるため、もう一昨年となりますが、官邸で開かれました政府主催の全国知事会におきまして、私みずから直接、安倍総理に対して、この際、大胆な一国二制度、そうした税制などをつくっていただかない限りはなかなか本社機能の地方移転は難しいんではないか、このような点を申し上げたところ、早速今年度に入り、昨年でありましたが、地方拠点強化税制が実現したところであります。 本県では、この税制をこのまま真綿で使うということではなくて、この税制をしっかりと企業の皆さん方に活用していただけるように、まずは地域再生計画を策定し、全国の第一弾、第一陣として国の認証を受けるとともに、県独自の取り組み、県税の軽減措置、例えば不均一課税の条例の制定、また全国トップレベルの本社機能移転への補助制度の創設など、環境整備を行っているところであります。 こうした中、県内では、東京の本社と同様の業務を行ういわゆるサテライトオフィスの開設を進める企業、また製品開発や管理業務などの本社機能の一部を県外から移転し事業拡大を図る企業、また最先端の新素材の研究拠点として実証生産設備を導入する企業など、徳島に軸足を移し、積極的に事業展開を行う企業の立地が相次いでいるところであります。この動きを一層加速するためには、都市部から人と仕事を呼び込むとともに、企業の事業拡大をしっかりと後押ししていくことが極めて重要である、このように認識いたしているところであります。 このため、県では、企業立地補助制度を拡充し、TPPにも対応したグローバル展開や販路開拓を見据えつつ、過疎地域での地域資源を活用し事業拡大を図る企業が比較的小規模な設備投資を行う場合でも活用できる支援制度を創設いたしたいと思っております。 また、サテライトオフィス向けの支援につきましても、デジタルコンテンツの制作、システム開発、またウエブ制作を行う事業所については、対象を過疎地域から全県域へと広げるとともに、既に本社機能を移転していただいている企業に対しても、移転後の事業拡大を支援する制度を新たに設け、本格展開を推進いたしてまいります。 さらに、外資系のICTや貿易に携わる企業の誘致を進めるため、事業所の設置、また運営を支援する制度を創設いたしまして、情報通信関連産業の集積、また、お話もございましたユズ、そして勝浦ミカン、ちりめんなどの農林水産物や六次化商品の輸出拡大につなげてまいります。 今後とも、企業ニーズと地域の実情をしっかりと捉まえまして、さらなる企業立地の促進を図り、人と仕事の好循環が加速する地方創生の実現にしっかりと取り組んでまいります。 次に、防災・減災対策の着実な推進に向けた基金の活用について御質問をいただいております。 本県では、東日本大震災、ことしの三月十一日で発災から丸五年となるところでありますが、この東日本大震災を教訓といたしまして、災害時の死者ゼロに向け、台風や豪雪などあらゆる自然災害を対象とした全国初、徳島県国土強靱化地域計画、また災害関連死ゼロを目指す戦略的災害医療プロジェクト、南海トラフ巨大地震を迎え撃つ地震対策行動計画などを強力に推進しているところであり、これらの取り組みを一層加速化していくためには安定した財源が不可欠となるところであります。 このため、政府予算の積極的な獲得に努めることはもとよりでありますが、機敏に対応のできる安定した独自財源として、先ほどもお話ございました、議員から御提案をいただいた、平成二十四年十二月に震災対策基金を、また平成二十六年十二月には災害医療推進基金を創設いたしたところであります。 このうち、前者の震災対策基金は、積み立ての目標を五十億円、そして五十億円に来たときに県議会の皆様方にその使途をしっかりとお諮りしたい、このように申し上げたところでありますが、その目標の五十億円に達した昨年度、議会の皆様方の御承認をいただきまして、風水害や土砂災害などにも対応した、命を守るための大規模災害対策基金へと拡充させていただきまして、これまで約十二億円を活用するとともに、平成二十八年度予算案でも、浸水被害の軽減を図る河川堆積土砂総合対策、また避難所におけるQOLの向上を初めとする市町村のきめ細やかな防災対策を支援する「とくしま-〇(ゼロ)作戦」緊急対策事業など、ハード、ソフト両面にわたる幅広い事業約五億円を充当しているところであります。 この基金は、事前防災・減災対策の推進はもとより、発災時の応急、また復旧対策に欠かせない貴重な財源として必要な積み立てを行いながら、五十億円の規模については、県民の皆様方に御理解をいただくためにも維持させていただきまして、今後とも県土強靱化の推進に向け積極的に活用いたしてまいります。 さらに、全国的に類のない災害医療推進基金につきましては、累計十億円を目標とさせていただいておりまして、昨年度から毎年一億円ずつ積み立てており、災害時の医薬品などの備蓄、また在宅酸素療法患者の皆さんのための電源の確保、DMAT、DPATを初めとする医療人材の育成などに活用し、災害時医療提供体制の構築を加速化いたしてまいります。 今後とも、この二つの基金を強力なツインターボ、推進エンジンといたしまして、大規模災害時の死者ゼロに向け、ハード、ソフト一体となった一歩先の防災・減災対策にしっかりと努めてまいる所存であります。   (熊谷副知事登壇) ◎副知事(熊谷幸三君) 岡本議員から二点御質問をいただいております。 まず、とくしま回帰の流れを創出するため、とくしまブランドギャラリーをどのような機能を持つ施設とするのかという御質問でございます。 地方創生を実現するためには、新たな人の流れをつくり出すとくしま回帰を進めることが重要であり、本県の豊かで高品質な食の魅力を強みとした戦略的な情報発信と交流推進が不可欠であると考えております。 そこで、平成二十八年度中の開設を目指しておりますとくしまブランドギャラリーでは、食をテーマとし、県産食材を徳島ならではの食べ方や演出で提供するレストラン機能と、味わい、気に入っていただいた商品を購入できるマルシェ機能、それに加え、宿泊機能を組み合わせた複合型集客施設とする計画であります。特に宿泊機能につきましては、相部屋を基本として低価格で利用できることから、近年、需要が高まっておりますゲストハウス方式とすることで、集客力、収益性を高めることといたしております。 こうした機能によりまして、飲食や買い物を目的とした利用者に加え、国内外からの旅行者やビジネスマンなど多種多様なお客様による濃密な交流が生まれるものと期待しております。また、商談会や消費者向けのワークショップのほか、県出身の皆様がふるさとの味を懐かしみ交流するサロンとしても御活用いただくことで、首都圏の方はもとより、県民にも御愛顧いただける施設としてまいります。 こうした全く新しいコンセプトや機能によりまして、常に話題を提供する東京の新名所とすることで、徳島に関心を持つ方だけでなくて、情報感度の高い方々を呼び込んで、そのネットワークを活用した質の高い情報発信によりまして、徳島そのものがブランドとなる好循環を生み出していきたいと考えております。 今後は、このとくしまブランドギャラリーを通じまして、県民の皆様が東京の今を知り、東京の皆様が徳島の今を知ることで、互いの共感を生み出し、とくしま回帰の流れをより一層加速させてまいります。 次に、四国横断自動車道や関連する県道の整備状況について幾つか御質問をいただいております。 まず、四国横断自動車道の立江・櫛渕地区への地域活性化インターチェンジの設置についての御質問でございます。 四国横断自動車道は、四国8の字ネットワークを形成し、本県経済、産業の発展を初め、災害時の緊急輸送道路としての命の道であり、県政の最重点施策として鋭意その整備に取り組んでいるところであります。このうち、先行して整備が進んでおります阿南-小松島間の立江・櫛渕地区につきましては、本線の用地取得がほぼ完了し、順次、橋梁や主要構造物の整備が進み、道路の姿がはっきりと見えてきたところであります。 当地区への地域活性化インターチェンジの設置につきましては、平成二十三年度に、国、県、市及び地区対策協議会の四者で調印いたしました設計協議の重要要望事項の一つとなっておりまして、交通量や利用状況、財政状況等を勘案し、地域が主体のまちづくりや安全・安心の確保などさまざまな課題を踏まえ、前向きに検討してまいりたいと考えております。 今後は、県民の皆様に高速道路の整備効果を実感していただけるよう、一日も早い供用を目指しまして、まずは本線の整備を最優先に取り組んでまいります。 次に、勝浦町と四国横断自動車道を結ぶ県道三路線の整備についての御質問でございます。 四国横断自動車道へのアクセス道路となる徳島上那賀線、阿南勝浦線及び新浜勝浦線の三路線は、地域の経済産業活動や通勤通学などの日常生活を支えるとともに、救命救急の役割を担う大変重要な道路であります。このため、道路が狭く見通しの悪い交通の隘路区間を解消するため、現在、四つの工区で整備を進めております。 まず、徳島上那賀線の長柱工区におきましては、長年の懸案となっておりました箇所の拡幅を終え、年内に工区全体の完成を目指しております。また、大ノ上工区におきましては、鋭意用地取得を進めた結果、本年三月末までには擁壁工事に着手することといたしております。 次に、阿南勝浦線の沼江工区におきましては、平成二十七年度から事業着手したところであり、先月には、道路の線形や構造等につきまして地元説明会を行い、関係者の御理解を得たところであり、今後、早期の工事着手を目指し、全力で用地取得を進めてまいります。 最後に、新浜勝浦線におきましては、車のすれ違いが困難でありました中山工区を本年七月末までに完成させる予定であります。また、地域の皆様方から強い御要望をいただいております星谷工区につきましては、地域の安全・安心を確保するため、平成二十八年度から現道拡幅事業に着手してまいります。 今後とも、地域の皆様の利便性や安全性の向上はもとより、四国横断自動車道の整備効果が隅々まで波及され地域の活性化につながる道路整備を積極的に推進してまいります。   (岡本議員登壇) ◆二十九番(岡本富治君) それぞれ御答弁をいただきました。 ブランドギャラリー、まさにゲストハウスとしてできたらいいなあ、三億五千万円でしっかり頑張ってくれたらいいなあ、近々そこに泊まれればいいなあって思っています。 二〇二〇年というのは、オリンピックでもちろん皆さんの頭の中にありますが、もう一つ大事な年度なんです。プライマリーバランスというのを黒字化するというのが、二〇二〇年のこの国の大きな目標です。着実に進んでいるかなって思いますけれども、なかなかです。 ちなみに、ことしの国の税収は五十八兆円です。といえば、随分ふえたんです。でも、二十五年前と同じ額が五十八兆円です。社会保障費は十一兆円から三十二兆円に、三倍になりました。二十五年前の地方交付税は、十五兆三千億円です。ことしも十五兆三千億円です。同じなんです、二十五年前と。このことは、しっかり我々が考えなければいけない大事な課題だと思っています。 そこで、オリンピックイヤー、パラリンピックに向けていよいよっていうときに、障がい者のスポーツに光を当てることが大事なんかなあって思います。質問がありましたよね。 長嶋茂雄、誕生日が同じなんです。この前、リハビリをしながら、何がしたいですか、ミスタープロ野球長嶋さんって。ただ一言、走りたいと言いました。走りたい、その思いがよく伝わってまいりますが、障がいの中でスポーツをしっかり考えていく、育んでいくってのが大事なんだろうなあって思います。 県内の障がい者スポーツを発展させるためには、県だけじゃなくって、両輪となって頑張ってくれる団体の充実強化が重要です。推進していくための核となる団体を育成することが大事なんです。そして、バリアフリーを進める中で、ハード整備に加えて、ハート、心の整備が求められています。 東京パラリンピックを契機として、県内の障がい者スポーツを推進するための体制の強化や障がいに対する県民理解の促進にしっかり取り組むべきであります。御所見を伺います。 企業立地の促進については、知事から、全国トップレベルの力強い答弁がありました。 本社移転、大事です。そのために、もう一つ大事なことがあります。規制の緩和です。 地域の雇用につながる工場の誘致を考えるとき、どうしても、工場立地の用地を確保する、そのことが大事です。警戒区域等々、いろんなことで、小松島やいろんな地域の皆さんからいっぱい声があります。何とかしてほしい、区域外へ移転したいという受け皿づくりを今ちゃんとすることが、これまた地方創生であります。 規制緩和をスピード感を持って大胆に広げてほしい、拡大してほしいとお願いいたしております。御所見をいただきます。 次に、インターチェンジのことですが、前向きな御答弁をいただきました。 十六年三月三日、知事、覚えていますか。この前、野田さんが安倍さんにそう言っていました。覚えていますか。絶対忘れないと思う。第十堰のあの答弁です。あのときの代表質問も僕でした。 さっきの答弁で、まずは本線の整備からって言われましたよね。知事はこう言ったんです。まずは可動堰以外のあらゆる方法、絶対忘れませんよ。だって、テレビカメラが全国からいっぱい来ていましたからね。あの言葉のような答弁をいただきました。それ以上申し上げません。よろしくお願いを申し上げます。 あの答弁で、私は、飯泉県政は安定成長に入ったと思ったんです。第十堰の答弁。今度の答弁、新幹線と小松島、あそこのインターチェンジ、あれで高度成長期に入ると思うんです、間違いなく。夢は語んなきゃいけない。新幹線もそうです。あそこにインター無理だよなって言っちゃだめなんです。常に夢を語る。語っていない夢は実現しない。語っている夢を実現するのが政治家の仕事であります。よろしくお願いします。 そこで、その高速道路を早くするために、小松島にある恩山寺谷川という河川改修を早くしなければいけません。あそこに小松島の市道の橋があるんです。これも普通は県がしないかもしれない。でも、それをちゃんとしないと高速道路ができないんです。工事用道路の一番大事なところなんです。これは、早くかかって早く完成してください。そしたら、高速道路が早くできるんです。みんなのためになります。よろしくです。 それから、勝浦川のたまっている堆積土砂というのをしっかり取って高速道路の盛り土にしたらどうですかってお願いしました。まさに知事が英断してくれて、今、江田にたまっている二万立米の土は、砂利は、しっかり積まれて、高速道路の盛り土になっています。 余り大きな声では言えないんですが、あれは県は一立米三百円しか使っていません。全て国がやってくれる。一石四鳥の知事の得意な予算であります。 これをここで終わったら意味がなくって、例えばすぐ上、次は田浦堰付近、まずそこをやって、それをずうっと広げて、全県下にですね。そういうことが、勝浦川も、よくなるんですね。 もう一つ、道の駅っていう質問しますが、勝浦のことなんですが、道の駅は結構ある。十五カ所、徳島県にあります。十五番目、ぎりぎりセーフでできたのが、ひなの里かつうらの道の駅です。その機能強化をしっかり図っていただき、そこにいっぱい人が来てくれています。道の駅ひなの里、今、ビッグひな祭り、大盛況です。お越しのときは電話ください。御案内いたしますので。 そこに、非常用電源とか耐震性の貯水槽とか防災機能を強化すること、大事なんです。で、この前出ていた清潔なトイレにするとか、そういう、道の駅に人が集まっている、そこの機能をちゃんとする、勝浦みたいな田舎にもこんないいところがあるんですよって言ってもらうことから地方創生は始まります。よろしくです。 終わります。   (飯泉知事登壇) ◎知事(飯泉嘉門君) まず、東京パラリンピックを契機とした障がい者スポーツの推進体制の強化と県民の皆様方の理解について御質問をいただいております。 東京パラリンピック開催によりまして、障がい者スポーツに光が当たり、そして障がい者の皆様方の健康の維持あるいは体力の増強はもとより、日々の生活の豊かさや社会参加への意欲向上につながる障がい者スポーツ普及を促進いたしますとともに、社会全体にとっても障がいに対して目を向け理解を深める大きな意義を有するものと、このように考えております。 四月に全面施行となります障がいのある人もない人も暮らしやすい徳島づくり条例では、自立と社会参加の促進の柱として障がい者スポーツを振興するとともに、スポーツを通じた交流による相互理解の増進を図ることといたしております。 県内各地の学校で開催しております障がい者トップアスリートによる講演会では、アスリートからの熱いメッセージによりまして、困難を乗り越えていくたくましさに感動した、あるいは、自分も誰かを支えたいといった感想が多くの子供さんたちから続々と寄せられているところであります。 また、障がいのある人とない人がともに楽しむスポーツプログラムでは、参加者の間で自然なコミュニケーションが生まれており、こうした取り組みをさらに充実させることで、障がいに対する県民の皆様方の理解の促進をしっかりと図ってまいりたいと考えております。 さらに、東京パラリンピックに向けまして、障がい者スポーツのなお一層の振興を図るため、さまざまな関係者が力を合わせ、本県の障がい者スポーツを牽引する新たな障がい者スポーツ協会--仮称でありますが、これを設立することとし、その具体的な検討を行う準備委員会を四月に立ち上げることといたします。 今後とも、障がい者の方々を初め全ての県民の皆様が生き生きと活躍する徳島の実現に向け、大きな可能性を秘めた障がい者スポーツを社会全体で支援する環境づくりに全力で取り組んでまいります。 次に、市街化調整区域内における土地利用の規制緩和について、さまざまな事例を交えて御質問をいただいたところであります。 本県の土地利用の規制緩和につきましては、近年のリーマン・ブラザーズショックあるいは東日本大震災など、これまでの常識や価値観を覆す社会情勢の大きな変化や未曽有の自然災害の発生を契機として、百年に一度の経済危機からの再生、刻一刻と迫る南海トラフ巨大地震を迎え撃つ防災・減災対策など、本県の将来を左右する新たな課題に迅速に対応していくため、四回にわたり、大胆かつ弾力的に実施いたしてきたところであります。 一方、本県では、地方創生の旗手徳島として、人口減少の克服と東京一極集中の是正に向け、人と仕事の好循環を加速するとくしま回帰の実現に向けた取り組みを本格的に展開いたしているところであります。 こうした中、議員から御提案の土地利用の規制緩和は、人の移住、また企業の進出、その自由度を高めることから、人や仕事を呼び込むとくしま回帰の流れをつくり出す上で非常に有効な手段である、このように認識するところであります。 そこで、企業の進出意欲を促す本県の魅力を新しい次元へと進化させ、大胆な緩和を行うこととし、これまでの先端成長産業の業種から、新しい業態、形態の業種にまで対応のできる製造業全般にまでその許可対象を拡大すること、企業の競争力強化のために既存工場の拡張が容易にすることができるよう、許可基準を大幅に緩和することによりまして、雇用の確保、そして地域経済の活性化、ひいては県内経済の発展にしっかりとつなげてまいります。 さらに、全国に先駆けて指定いたしました津波災害警戒区域、いわゆるイエローゾーンの実効性をさらに高めていくため、当該区域から安全な地域へと住宅や工場などの移転を加速する新たな基準を創設することによりまして、切迫する南海トラフ巨大地震を迎え撃ち、被害の最小化につなげてまいります。 今後、全国に誇れる活力ある暮らしやすいまちづくりを目指し、議会での御論議や有識者の皆様方の御意見をしっかりと踏まえ、本年七月をめどに、一歩先の未来を見据え、第五弾目となる大胆な規制緩和を具現化し、「安全安心・強靱とくしま」や「ふるさと回帰・加速とくしま」の実現にしっかりと取り組んでまいります。   (海野政策監登壇) ◎政策監(海野修司君) 幾つか御質問をいただいております。 まず、恩山寺谷川の改修状況についての御質問でございますが、恩山寺谷川につきましては、田野川合流点から小松島市道谷間橋までの六百六十メートルの区間で改修事業を実施しているところであり、これまでに用地取得を完了させるとともに、下流側五百六十メートルの区間が完成しております。谷間橋のかけかえは、狭窄部の解消はもとより、四国横断自動車道の周辺対策としても重要な事業であると認識しており、この橋梁かけかえ工事は平成二十八年度から二十九年度にかかる非出水期に実施する予定であり、残る区間の河川改修についても、引き続き、その効果が一日でも早く発揮できるよう、早期完成にしっかりと取り組んでまいります。 次に、勝浦川の堆積土砂の有効活用についての御質問でございますが、河川内に堆積している土砂は流れを阻害する原因となることから、緊急度に応じた適切な対応が不可欠であると認識しております。勝浦川の江田潜水橋付近において、土砂の異常堆積が認められたことから、本年度、緊急的にその撤去に着手したところであり、コスト縮減と土砂の有効活用の観点から、国と連携調整を行い、小松島市で実施中の四国横断自動車道の盛り土材に活用しているところであります。 また、議員お話しの田浦堰付近については、現在、堆積状況の調査を行っているところであり、必要な区間の撤去を行うとともに、その活用については、海部川で進めている河川安全・安心協働モデルの成果を生かし、有効活用に努めてまいります。 今後とも、災害予防の観点に立ち、河川整備を加速させるとともに、適切な河川の維持管理に努め、地域の皆様が安全・安心を実感していただけるよう、しっかりと取り組んでまいります。 最後に、道の駅の機能強化にどのように取り組むのかとの御質問でございますが、道の駅は安全で快適な道路交通環境を提供する、休憩、情報発信、地域連携の三つの役割をあわせ持った複合施設であり、これまでに全国で千七十九カ所が登録され、県内でも十五カ所が利用されております。 道路利用者が安心して立ち寄れる施設として定着してきた中、それぞれの道の駅の創意工夫により、道の駅自体が観光目的地となり、地元の特産物や観光資源を生かして人を呼び、地域に仕事を生み出す核へと独自の進化を遂げ始めており、地域活性化の促進による地方創生の実現に向け、その重要性が今後ますます高まっていくものと考えております。 国においては、まち・ひと・しごと創生総合戦略において、小さな拠点の形成をうたい、道の駅や観光資源を活用した都市との交流産業化を推進するところとしております。県におきましても、道の駅による地域活性化を後押しするため、新未来「創造」とくしま行動計画に位置づけ、ソーラーパネルや蓄電池などの非常用電源や耐震性貯水槽の設置といった防災機能の強化とともに、観光誘客につながるサービス機能の強化を推進しております。 具体的には、まず、ひなの里かつうらなど五カ所において新たに設置した電気自動車用急速充電器の利用を来る三月一日に開始するほか、訪れた方々が利用しやすい清潔で快適なトイレへの改修を順次進めております。さらに、平成二十八年度には、新たに県が管理する全ての道の駅に4Kディスプレーを設置し、四国遍路や、桃源郷のような別世界と表現される祖谷といった、本県が誇る観光資源の魅力を、美しい映像によって来訪者の方々に積極的に発信してまいります。 今後とも、防災機能はもとより、サービス機能の強化を積極的に推進し、国内はもちろん、インバウンドを含めた観光振興の拠点となるよう、地元市町と連携し、道の駅のさらなる魅力向上にしっかりと取り組んでまいります。   (岡本議員登壇) ◆二十九番(岡本富治君) それぞれ御答弁をいただきましたが、かなり多くの質問をしました。で、かなり明快に答えてくれました。ありがたいなあと実は思っていますが、それもこれも傍聴席にいる多くの皆さんがお支えをいただいて、また、この席で岡本しゃべってもいいよ、そう言ってくれたからであって、まずそのことにもう一回お礼を言わないかんなあって思います。 リオの後、東京オリンピックですが、そのリオに、さっきから言っている勝浦町のビッグひな祭りが一万体のおひな様を届けて飾ろうとしています。それまで、正直私は、オリンピックはスポーツだなって思っていました。でも、あれは文化とスポーツの祭典なんだ、だったらグローバルひな祭り、ビッグひな祭りがオリンピックに行ってもいいじゃないと発想する人もいました。これもすごいと実は思っています。 そこで、なかなかそういうことに、徳島のひな祭りが少ないと思うんで、大変だから、海外のイベントにノウハウを持っている県の関係者の皆さんに御指導いただきたい。いろいろあるんです。現地の活動がスムーズにいくように、また期間中、例えば県の職員を派遣するとか、オリンピック次あるから、派遣しても意味があるんです。通訳やガイドのいろんな手助けというか、そういうものをしていただけたらありがたいなあとみんなが言っています。それによって、もっともっと盛り上がるんです。 今度、全国ひな祭りサミットというのが勝浦町であります。そのときまでに、知事さん考えといてください、今のお話を。で、しっかり支援してほしいな、これ要望であります。 それから、道路もいっぱいいただきました。切りがないぐらいあるんですが、上勝町の旭というところを道路拡幅しています。今、杉本先生がうなずいてくれました。あの道が広くなると、杉本先生のところまで早く行ける。もっと言えば……   (発言する者あり) お願いします。杉本先生が勝浦の道を通って県庁に来るようになるのにあと何年かなと。頑張って、どうしてもそうしてほしい。そしたら、杉本先生は三つのインターチェンジに早く乗れます。櫛渕ができたら三つになる。そんなことで、そのこともよろしくお願いします。 もう一つ、一番危ない勝浦町横瀬橋の下の道路が、知事さんもよく御存じですが、ちょっとやっぱり棚野、ここは何とか広げていただかんと危ないなあと思います。 もう一つ、河川改修で、恩山寺谷川、ちゃんとやってくれるって話がありました。あの付近に政所谷というのがあって、芝生川というのがあります。いつも水が出ると危ないんです。みんなが、きょうは大丈夫かな、あしたの夜越せるかな、そんな心配をしていますので、その改修にもよろしくお願いします。 災害対策は、事前防災に投資すべきです。農林水産業は、TPPは守りではなく攻めることです。障がい者、弱者を守る精神は、全ての基本であります。消費者庁移転、企業の本社機能を徳島に移転する。小松島や徳島が晴れていても、もし上勝や勝浦に雨が降れば、勝浦川は濁るんです。その川は、小松島の江田や徳島の津田に行く、そしたら汚れる。徳島小松島港という海の玄関が汚れるんです。だから、上流の安全・安心対策をしっかりやんないといけないと思います。 昔、ミカンはこたつに入って食べていました。今は、エアコンのきいた部屋でミカンを食べている。人間だけじゃなくてミカンもあったかくなっている、だから味が違うんです。それは、世の中が私はおかしいと思います。そこを何とかしなければいけない、これも地方創生かもわかりません。消費者庁も、霞が関のエアコンではなく、少しききが悪くても爽やかな風を受けるところに、徳島に来て、すだちの香りを味わわないと、本当の意味で消費者の心をつかむ行政はできないんだと思うんです。 vs東京、頑張れ飯泉、消費者庁カム・オンです。大胆素敵とくしまの前に、細心大胆という言葉、細やかに心遣い、気遣いをして、さらに大胆に頑張っていただきたい。特に議会には気配りを怠らないようにしていただきたいと思います。それが車の両輪、二元代表制の中で徳島の創生を築いていく道です。 皆さんとともに頑張ることをお誓いし、御清聴の皆さんにお礼を申し上げ、質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○副議長(重清佳之君) 議事の都合により、休憩いたします。      午後二時四十七分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午後三時六分開議      出席議員計三十八名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     岩  佐  義  弘 君     二  番     山  西  国  朗 君     三  番     原  井     敬 君     四  番     島  田  正  人 君     五  番     眞  貝  浩  司 君     六  番     高  井  美  穂 君     七  番     古  川  広  志 君     八  番     上  村  恭  子 君     九  番     井  川  龍  二 君     十  番     藤  田  元  治 君     十一 番     元  木  章  生 君     十二 番     南     恒  生 君     十三 番     岸  本  泰  治 君     十四 番     岡     佑  樹 君     十五 番     須  見  一  仁 君     十六 番     中  山  俊  雄 君     十七 番     長  池  文  武 君     十八 番     達  田  良  子 君     十九 番     山  田     豊 君     二十 番     丸  若  祐  二 君     二十一番     寺  井  正  邇 君     二十二番     喜  多  宏  思 君     二十三番     木  南  征  美 君     二十四番     川  端  正  義 君     二十五番     岩  丸  正  史 君     二十六番     岡  田  理  絵 君     二十七番     木  下     功 君     二十八番     黒  崎     章 君     二十九番     岡  本  富  治 君     三十 番     樫  本     孝 君     三十一番     杉  本  直  樹 君     三十二番     西  沢  貴  朗 君     三十四番     重  清  佳  之 君     三十五番     嘉  見  博  之 君     三十六番     来  代  正  文 君     三十七番     臼  木  春  夫 君     三十八番     庄  野  昌  彦 君     三十九番     長  尾  哲  見 君   ──────────────────────── ○議長(川端正義君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 三番・原井敬君。   (原井議員登壇) ◆三番(原井敬君) 明政会の大型新人二号の原井敬でございます。 まずもって、本日は、私の地元吉野川市からこのようにたくさんの方々に私の初質問の場にお集まりをいただきまして、手もありがとうございます。お集まりいただきまして、まことにありがとうございます。本当に心強い限りでございます。 御存じのとおり、私で平成二十七年度徳島県議会の最後の質問、大トリになります。このような場を与えていただきました明政会を初め同僚議員の方々には、本当にただただただ感謝しているばかりでございます。 先ほどちょっとお昼に時間がありましたので、ちょっと数えてみました。何を数えてみましたかといいましたら、今回、三日間の間に延べ十一人の先生方が合計八十二項目にわたって県政の重要な施策に対して質問を行ったわけでございます。私も大トリということで、ほかの皆様方にかぶらないように日々質問を考えておったんですが、なかなか産みの苦しみといいますか、やっとこさぎりぎりで質問が完成しまして、きょうを迎えたわけでございます。紅白歌合戦で大トリは花形でございますけども、議会の大トリはなかなか大変だということを経験させていただきまして、いい経験をさせていただいています。 そして、せっかくこういう質問の場をいただいたんで、声だけでなく視覚の面においても皆様方に少しでも伝えたいという思いから、パネルを数点用意してまいりましたので、そのパネルも後ほど御披露させていただきながら、私の質問に入らせていただきたいと思いますので、理事者の皆様方におかれましては何とぞよろしくお願い申し上げます。 それではまず初めに、「四国八十八箇所霊場と遍路道」の世界遺産登録についてお伺いいたします。(資料提示) 四国遍路は、一昨年の平成二十六年に、弘法大師空海が四国霊場を開創したと伝えられる年から数え千二百年の節目を迎えたことは、皆様も記憶に新しいことと思います。その後、昨年四月には文化庁から日本遺産第一号として認定され、またアメリカのニューヨークタイムズ紙で発表された二〇一五年に行くべき世界の五十二カ所で四国遍路が日本では唯一選ばれるなど、近年では外国人のお遍路さんの姿も多く見られるようになってまいりました。 私の地元吉野川市にある第十一番札所藤井寺にも、週末にはお遍路さんを乗せたツアーバスが頻繁に訪れるなどしており、また第十二番札所焼山寺に続く遍路道は、急激な上り下りがある遍路ころがしと呼ばれる難所がありますが、古くからの修行の道としての歴史を現代に伝える趣のある遍路道がございます。 このように、自然豊かな遍路道や、歴史を感じさせる札所寺院、そして地域の人々が育んできたお接待に代表される四国遍路の文化は、国内外問わず全てのお遍路さんにとって大変魅力的なものであり、世界に誇ることができる、まさに世界遺産にふさわしいものではないかと私は考えております。 また、世界遺産登録は、一昨年の富岡製糸場と絹産業遺産群を例に見ても、文化面においてしっかりと保存され、地域の人々の大きな誇りや喜びになるとともに、各メディアでも大々的に報道されることで、観光面においても世界へと大きくアピールできると考えております。 「四国八十八箇所霊場と遍路道」の世界遺産登録については、現在、四国四県の関係者でつくる世界遺産登録推進協議会において、来年度の平成二十八年度に暫定一覧表への記載を目指していると伺っております。 ここで、せっかく多くの傍聴者の方が来ていただいておりますので、ちょっとパネルの説明をさせていただきたいと思うんですが、こちらのほう、左上の、皆様からとって右上になります。赤の部分ですね、世界遺産登録をされるには必ず国内暫定一覧表、真ん中にあります、国内暫定一覧表に入らなければ世界遺産にはなれません。四国八十八箇所霊場は、今この国内暫定一覧表に入る一歩手前の段階、カテゴリーAに所属しておりまして、右下のほうに書いております。今、徳島県、また四国四県では、平成二十八年度中の国内暫定一覧表入りを目標としているわけでございます。 左上に書かれておりますように、国内暫定一覧表については文化庁のほうが所管しておりまして、推薦は一国当たり一年一件までということになっております、文化遺産に限っては。この国内暫定一覧表に入っても、世界遺産に登録されるまでは数年かかるということで、すぐ世界遺産に選ばれる事例もあれば、国内暫定一覧表は今たしか十件ほど一覧表の中に記載されていると私は認識しておりますが、二十年以上この暫定一覧表でとどまったままの案件もございます。そういった現状でございます。 日本国内で世界遺産登録されているのは、文化遺産が十五、自然遺産が四つの合計十九ございますが、県単位を超えて広域にわたっているものも含めると、今や日本の半数以上の都道府県で世界遺産が存在しますが、まだ四国には世界遺産が一つもございません。既に世界遺産として登録されている明治日本の産業革命遺産や、高野山や熊野古道を初めとする紀伊山地の霊場と参詣道のように、県を超えて広域にわたる世界遺産登録の事例も参考にしながら、ぜひとも四国四県が手をとり合って強力に推し進めていただきたいと思っております。 そこで、お伺いいたします。 「四国八十八箇所霊場と遍路道」の世界遺産登録に向けた取り組みの現状と今後の見通しについてお伺いいたします。 次に、今の質問に関連して、外国人観光客誘客についてお伺いいたします。 日本全体の現状を見詰め直してみますと、一千兆円を超えると言われる国の借金や、長引く景気の低迷、少子高齢化など、日本の将来のことを考えるにつれさまざまな課題が浮かび上がってきますが、そのような状況の中でも顕著に右肩上がりの業績を伸ばしている訪日外国人観光客数に私は特に注目しております。 政府の発表では、二〇一五年の訪日外国人は一千九百七十三万七千人を数え、実に前年比四七・一%増となり、東京オリンピック・パラリンピックが開催される二〇二〇年までの目標としていた訪日外国人二千万人を早々と達成する勢いであります。これを受け、政府では、目標三千万人への上方修正も検討していると伺っています。 今定例会開会日の飯泉知事の説明にもあったとおり、徳島県への外国人延べ宿泊者数はふえてはいるものの、日本全体の急激な増加に比べればまだまだその伸びが追いついていないのが現状であり、外国人観光客の富裕層による爆買いなどの経済効果は主に大都市に集中し、本県を含む地方への恩恵は十分とは言えません。情熱あふれる阿波踊りや、雄大な鳴門の渦潮、四国八十八箇所霊場などを初め、温暖な気候、豊かな自然、伝統文化、食事に至るまでさまざまな魅力があふれる徳島県に、いかにして外国人観光客に来ていただけるか、行政や民間が一体となったさらなる取り組みが問われているところであります。 そこで、国においては、地方部への誘客を図ろうと、昨年六月に観光庁から広域観光周遊ルートを全国で七ルートを認定し、その中でも徳島県は実に三ルートに組み込まれました。加えて、平成二十九年度の春には、JRグループ六社と地方自治体及び地域の観光事業者が共同で実施する国内最大規模の観光キャンペーン、四国デスティネーションキャンペーンが予定されています。 今後、二〇一九年から二〇二一年にかけてのラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピック、関西ワールドマスターズゲームズの三大国際スポーツ大会は、外国人誘客への大きなチャンスだと考えますが、その前段階でいかにして徳島をPRするかが重要になってくると考えます。 そこで、お伺いいたします。 徳島県が掲げる外国人観光客倍増に向け今後どのように取り組んでいくのか、また四国デスティネーションキャンペーンにも海外からの観光客の集客の視点を入れるべきと考えますが、御所見をお伺いいたします。 次に、県のホームページの再構築についてお伺いいたします。 平成二十八年度予算において、先駆ける!ホームページ構築事業として二千五百五十万円が計上されていますが、ネット社会全盛の現在、県民の皆様に県政に関する現状や情報を正しく、かつわかりやすく伝えることが重要であり、ホームページは県と住民とをつなぐ役目として、さらなる情報発信力の強化が必要であると考えます。 また、総務省の発表によりますと、平成二十六年の全国のインターネット普及率は前年と比較して横ばいながらも、情報通信端末の種別としてはスマートフォンやタブレット型端末が急激に普及しており、新たに再構築するホームページでは、当然のこととしてスマホやタブレットへの対応はもとより、グローバル化に即した多言語対応機能の充実も求められています。 昨年のとくしま目安箱やパブリックコメントに寄せられた県民の皆様の意見、提言の中にもあったように、全国一の光ファイバー網をアピールし、徳島ならではの特色ある人材を育成するため、小学校で一人一台のタブレット端末を採用してはどうかという御意見が寄せられていましたが、若い世代を中心として、それだけICTの利便性が県民にまで浸透している証拠であると思います。 また、我々県議会議員においても、自身のホームページやSNSなどを通じて、議員としての取り組みを考え、人柄などを県民の皆様へ効果的に発信し、県民と議員とをつなぐ情報発信ツールとして、もはや当たり前のように定着しています。 県においても、フェイスブックやツイッター、LINEやユーチューブなどさまざまなSNSを活用中ですが、ホームページを核としたそれぞれのツールの役割を明確にしたコミュニケーション設計、コンテンツやデザインのマネジメントなど、各ツールの特徴を生かした開発というものが必要なのではないでしょうか。また、いかに上手に情報発信していくかというのはもちろんのこと、県内の中山間地域まで光ファイバー通信網を張りめぐらせたブロードバンド環境を誇る徳島だからこそ、せっかく刷新するのなら、ありきたりなホームページではなく、地方創生の旗手徳島としてふさわしい付加価値などを含めたものをつくり上げることが求められていると私は考えます。 このように、ネット社会全盛の現在、県の情報発信媒体の顔とも言えるホームページが果たす役割は極めて重要であると思います。 そこで、お伺いいたします。 再構築するホームページにどのような特徴づけを行うのか、またホームページを核として、ICTを活用した地方創生のモデルを目指すべきだと考えますが、御所見をお伺いいたします。 各質問の御答弁をいただいた後、質問を続けてまいります。   (飯泉知事登壇) ◎知事(飯泉嘉門君) 原井議員の御質問に順次お答えさせていただきます。 まず、外国人観光誘客について御質問をいただいております。 近年、訪日外国人観光客が大幅に増加している中、都市部から本県へ観光客を呼び込み、消費拡大につなげることが、本県経済の活性化にとって極めて重要である、このように認識いたしております。 このため、ミラノ万博を初め海外でのイベントで本県の魅力を積極的にPRいたしますとともに、外国人観光客が快適に旅行できるよう、観光施設、宿泊施設などに対する無料のWi-Fiの整備や多言語化への支援、個人旅行者が有益な観光情報を簡単に入手することのできる多言語多機能アプリの開発など、きめ細やかな対応を行っているところであります。 こうした取り組みが功を奏しまして、二〇一五年、これは暦年でカウントしておりますので、二〇一五年における本県の外国人延べ宿泊者数は、速報値ながら、一月から十一月までの累計で五万三千九百七十人となり、前年同期の約一・六倍、過去最高を記録したところであります。 今後は、この勢いをさらに加速させるため、本県が含まれる三つの広域観光周遊ルート事業を着実に推進いたしますとともに、香港、中国、台湾に次いで宿泊者数が多いアメリカでの観光プロモーションの実施、オリンピック・パラリンピックの開催地である東京都との連携による海外メディアの招聘などの取り組みを強化いたしてまいります。 また、外国人向け観光情報サイトをリニューアルし、外国人の求める情報をわかりやすく発信するとともに、ビザ要件の緩和によりまして訪日観光客が急増するSNSが盛んなタイに対しましては、フェイスブックにより効果的な情報発信を行ってまいります。 さらに、海外クルーズ客船の寄港や、二〇一九年から二〇二一年にかけて開催される、議員からも御紹介のあった三大国際スポーツ大会に対応するため、新たに三月に設立予定の通訳ボランティア組織が幅広く活動できるように、強力に支援いたしてまいります。 また、来年の四月から、四国デスティネーションキャンペーンを絶好の機会と捉え、本年の五月の全国宣伝販売促進会議において、国内のみならず海外の旅行社を多数招聘し、阿波踊りや藍染めなど本県の魅力を大いに売り込むことに加え、外国人観光客に人気の四国遍路や奥祖谷などを、九言語対応の4K映像、スーパーハイビジョン4K、その映像によりまして積極的に発信いたしてまいります。 今後とも、二〇二〇年の外国人延べ宿泊者数十万人の達成に向け、官民一体となって知恵と工夫を凝らしながら、全力で取り組んでまいる所存であります。 ちなみに、先ほど御紹介のあった日本遺産、このバッジ、これが日本遺産をとった場合のバッジでありますんで、議員の皆様方にも、もしあれでしたら、四国遍路とりましたんで、おつけをいただければと思います。 次に、先駆ける!ホームページ構築事業に関連いたしまして二点御質問をいただいております。 まず、再構築するホームページにどのような特徴づけを行うのかについてであります。 県民の皆様方を初め、国内外に徳島の情報を効果的に発信していく上で、ホームページは欠くことのできない重要な広報媒体であります。現在、全国の自治体におきまして、地方創生に向けた知恵と実行力が試される中、情報発信力はその実現のため大変重要な鍵であり、徳島情報の顔とも言えるホームページは、特に利用者のニーズ、情報技術や社会情勢の変化に柔軟に対応していく必要があります。 そこで、平成二十八年度より、CMS--コンテンツ・マネジメント・システムと呼んでおりますが、いわゆるホームページの作成管理システムでありますが、これを新たに開発するとともに、これを活用し、新時代の魅力あるおしゃれな、ここがポイントですね、おしゃれなホームページの構築に着手してまいります。 その特徴として、以下五点挙げてまいります。スマートフォンやタブレット型端末に最適化した、まず先進性。独自の検索機能によりまして目的情報にスムーズにアクセスのできるスマートさ。身体機能や年齢、利用環境にかかわらず誰もが支障なく利用しやすい優しさ、ヒューマンインターフェースですね。訪日外国人や海外からのアクセスへの多言語に対応するグローバル性。検索サービスでの上位表示や関連情報のグループ表示によるアピール性。これら五つをキーワードとして、これらを満たす、利用者の誰もが使いやすく、そして必要な情報に素早くアクセスすることのできる、新時代をリードするホームページを構築いたしてまいります。 さらに、このホームページと、ツイッターやフェイスブックなど、いわゆるSNS、ソーシャル・ネットワーク・システムを連携させ、全国そして世界へ発信することによりまして、さらなる徳島の知名度アップを図り、地方創生の実現にしっかりとつなげてまいります。 次に、ホームページを核としたICTを活用した地方創生のモデルづくりを目指すべき、御質問をいただいております。 地方創生の取り組みを進めていく上で、地域における仕事づくりは重要である、もっと言うと不可欠と言っても過言ではないかと思います。 このため、本県が誇る全国屈指の光ブロードバンド環境を最大限に活用し、このたびのCMS、ホームページ作成管理システムの開発を契機といたしまして、県内のICTの事業者の皆様方に有償でその使用を許可し、クラウドを介して国内市場への普及を目指すという、自治体初のCMSサービスに積極果敢に取り組んでまいります。 これによりまして、事業者の皆さんにとってみますと、県内に拠点を置きながら、きめ細やかな各種サービスを全国に提供できるとともに、地域におけるビジネスチャンス、その創設や、あるいはさらなるICT関連企業の集積に加え、事業者からのライセンス料の収入は新たな県の歳入として期待がされるところであります。また、事業者主導によりますCMSサービスの提供の後には、全国のユーザーから声を吸い上げ、CMSの品質の向上が図られるよう、いわば進化する管理システムということですね、産学官金の連携、協力によりまして、魅力のある安定した仕事をつくり出す好環境を生み出してまいりたいと考えております。 今後とも、一歩先をしっかりと見据え、大胆な発想とチャレンジ精神を持って、ホームページを核としたICTを活用した地方創生のモデルをしっかりと構築し、情報発信力の強化と地域産業の未来に向けた競争力の強化に積極的に取り組んでまいります。   (七條政策創造部長登壇) ◎政策創造部長(七條浩一君) 「四国八十八箇所霊場と遍路道」の世界遺産登録に向けた取り組みについて御質問をいただきました。 「四国八十八箇所霊場と遍路道」の世界遺産登録につきましては、四国遍路文化を未来へ保存、継承するとともに、四国の魅力を世界に発信する上で大変重要な取り組みであると認識いたしております。 世界遺産登録の提案に際しましては、平成二十年に文化庁から高い評価をいただく一方、資産の保護措置の充実、顕著な普遍的価値の証明といった課題が示されたことから、四国四県の産学民官で構成されます世界遺産登録推進協議会におきまして、これらの課題への対応や機運醸成を図るため、積極的な取り組みを進めてまいりました。 このうち、資産の保護措置につきましては、本県の取り組みといたしまして、これまで、阿波遍路道約八・六キロメートルの国史跡指定に加え、先月末には、焼山寺道など約二・八キロメートルの追加指定に向けた意見具申がなされたところでございます。さらに、遍路道と札所寺院の一体的な国史跡指定に向け準備が整った札所寺院につきまして、早ければ本年六月にも四国四県が足並みをそろえて意見具申を行う予定としております。 次に、普遍的価値の証明につきましては、学識経験者の御協力をいただきながら比較研究を進めており、今月十四日に高松市において開催されましたスペイン・ガリシア州との協力協定締結を記念した国際シンポジウムにおきましても、国内外の専門家から最新の動向や四国遍路の価値などについて多くの助言をいただいたところでございます。 また、今月六日から十一日まで、大阪市内におきまして、日本遺産認定を記念した四国遍路展を開催し、四千人を超える方々の御来場をいただき、四国遍路の魅力を大いにアピールし、世界遺産登録に向けた機運の醸成を図ったところでございます。 議員お話しのとおり、来年度は、中期目標である暫定一覧表記載を目指す節目の年であり、これまでの取り組みのより一層の進捗を図るとともに、今後、スペイン・ガリシア州や熊野古道とも連携しながら、四国四県の関係団体が一丸となって、世界遺産登録への再チャレンジに向けしっかりと取り組んでまいります。   (原井議員登壇) ◆三番(原井敬君) 先ほどの各質問に御回答いただきましたので、手短にそれぞれコメントを述べさせていただきたいと思います。 まず、県ホームページの再構築についてでございますけども、新しく再構築するホームページは五つのコンセプトがあるということで理解させていただきました。 そしてまた、知事のお答えいただいた答弁の中で、ホームページの新たな付加価値のコンテンツとして、自治体初のクラウドサービスに挑戦されるということで、ぜひとも、私もクラウドのほうは個人的によく使うといいますか、例えばドロップボックスとかファイアストレージというのもありますね、あと宅ふぁいる便というのもありますが、そういったものとか、また私の会社のほうでも常日ごろよりクラウドサービスのほうは使っておりますので、そういう民間においても需要は非常に多いと思いますので、ぜひともこの自治体初のクラウドサービスの成功に向けて取り組んでいただきたいというふうに思います。 続きまして、外国人観光客誘客についてでございますけども、説明にもあったとおり、誘客に向けてのハード面を今は着実に進めているということで理解させていただきました。 また、私のほうから御提案させていただきました四国デスティネーションキャンペーンを、外国人誘客についてもぜひとも企画を取り入れていただけるということで、大変ありがたいというふうに思っております。 そして、「四国八十八箇所霊場と遍路道」の世界遺産登録についてでございますけども、現在の経過についてはよく理解させていただきました。 私も議員視察であるとかで国内の世界遺産あちこちと見てきましたが、四国遍路は絶対にほかの世界遺産に私負けていないというふうに思っています。これは絶対に世界遺産登録というものは四国の活性化の起爆剤となるというふうに思っておりますので、これについては四県で足並みをそろえてということが非常に大事となってくると思いますので、今後とも着実に進めていただけるようお願いを申し上げたいというふうに思います。 世界遺産登録推進協議会の話が出ましたけども、実は私が入会しております青年会議所のほうでもこの世界遺産登録推進協議会のほうに加入させていただいております。四国内に二十八青年会議所があるんですが、そこから出向者が寄って、四国地区協議会という団体がございますけども、その四国地区協議会がこの世界遺産登録推進協議会に加盟させていただいておりまして、今後、青年会議所としてもお遍路文化の普及に努めてまいりたいなあというふうに思っておりますので、また何かございましたら世界遺産登録に向けて御協力のほうをさせていただきたいというふうに思います。 それでは、後半の質問に入らせていただきますが、これからは私の地元吉野川市の事例も交えながら質問を続けてまいりたいというふうに思います。 次に、ふるさと納税についてお伺いいたします。 ふるさとやゆかりのある地域を応援する寄附金という形で始まったふるさと納税制度も、地域によってさまざまなお礼の品々が並ぶ特色が話題となり、メディアなどでもたびたび取り上げられ、その認知度が高まりましたが、やはり限られた財源の中で運営していく地方自治体にとっては大変貴重な収入源であると認識しております。地方創生のさらなる加速を図るため、本年度の税制改正において、寄附金による税額控除の対象を従来の約二倍に拡充するなど、これまで以上に、寄附する側にとってふるさと納税をうまく活用できる土壌が整ってまいりました。 これまで徳島県では、平成二十年度のふるさと納税開始以降、寄附金総額はその年々の寄附者の平均額によって浮き沈みはあるものの、寄附件数においては目立った伸びがないのが現状であります。 事例を一つ挙げますと、私が住み暮らす吉野川市は、昨年度、平成二十六年度のふるさと納税の寄附総額、件数ともに県内市町村の中で断トツの一位を記録しており、県内では先駆けて、全国のふるさと納税が集まるサイトふるさとチョイスへの積極的な出品や、クレジット決済の導入、吉野川市の四国三郎牛やスイートコーンといったお礼の品々の充実などにいち早く取り組み、本年度においても好調を維持していると伺っております。これはやはり川真田哲哉市長のリーダーシップ、関係部局の頑張りを高く評価していいものと私は感じておりますが、何よりも、県外で住み暮らす吉野川市出身の人々やゆかりのある方々にとって、ふるさとを応援するという意識の醸成と、ふるさとが頑張っていることへの喜びというものは格別なものがあると思います。 県といたしましても、新未来「創造」とくしま行動計画の中において、このたび、ふるさと納税の目標寄附件数を大幅に上方修正するなど、取り組みを強化していく方針であると伺っております。私は、県が頑張ることによって、各市町村への寄附者をもしかしたら奪ってしまうのではないかという懸念はいたしておりますが、ここは県も市町村も互いに知恵や工夫を出し合って相乗効果が生まれることを期待してやみません。 そこで、お伺いいたします。 ふるさと納税の取り組みの現状と今後の方向性についてお伺いいたします。 次に、野生鳥獣の管理対策についてお伺いいたします。 (資料提示)こちらのパネルは、吉野川市地区猟友会のイノシシ犬訓練大会の様子でございますけども、これはちょっと後ほど説明させていただきます。 近年、野生鳥獣の生息数の増加や生息域の拡大に伴い、深刻化する自然植生や農作物への被害を防ぐため、県や市町村、県内猟友会と連携した有害鳥獣の捕獲を強化した結果、平成二十六年度のニホンジカ、ニホンザル、イノシシを合わせた捕獲頭数は二万頭を超え、十年前と比べると約三倍にまで拡大していると伺っております。しかしながら、平成二十六年度の農作物被害額は一億円を超えており、さらなる対策の強化が必要であると考えます。 私の地元吉野川市では、イノシシの民家や畑への出没が増加しており、平成二十年度の捕獲数百二十九頭に対して、平成二十五年度は三百七十一頭、平成二十六年度は四百八十五頭と、年々増加しております。県では、鹿や猿の管理捕獲を強化しておりますが、県民がイノシシに襲われないよう、安心・安全な暮らしを守るべく、これからはイノシシについても捕獲を強化すべきであると私は考えます。 さて、そのような中、昨年十一月一日に吉野川市地区猟友会が主催したイノシシ犬の訓練大会にお招きをいただき、樫本先生とともにダブルたかしで参加してまいりました。そのときの様子を写真にまとめさせていただいたのがこのパネルなんですが、この大きな写真、これは吉野川市鴨島町の上浦の山奥にございます。ちょうど石井の境あたりでございますけども、私、この訓練大会に呼ばれてこの場所へ初めて行きまして、こんなところがあるんだなということで、訓練大会のほうを見させていただきました。 ちょっと遠くの方はわかりにくいんですけども、どれぐらいだったでしょうか、テニスコート三つ分、四つ分ぐらいのスペースに、周りを金網で囲んで、この横はプレハブ小屋が、物置小屋がございます。 そして、こちらの下の写真なんですが、この金網の中にあらかじめ捕まえておいたイノシシをまず入れます。金網の中にイノシシを入れます。それがこの赤丸のところ、これがイノシシでございます。そこに猟友会の会員の皆様方がそれぞれの飼っているイノシシ犬をこの中に入れまして、この白丸がイノシシ犬でございますけども、このイノシシ犬が今、イノシシを発見して、ワンワンワンとほえながら今イノシシのところに向かっているところの写真でございます。 そして、こちらの、皆様方からとって右手の写真でございますけども、左手側がイノシシ犬です。右手側がイノシシです。ちょうど両者が対面し合って、今、威嚇している最中の写真でございます。このイノシシ犬がワンワンワンとほえることによって、イノシシに近づいて、そこでイノシシの足をとめると、そのときに狩猟者の方が銃で撃ってしとめれるといった流れになると思うんですが、ここは訓練なんで銃は撃ちません。 この訓練大会は、それぞれの方が自分たちの犬を順番に放っていって訓練させていくと、そういったものでございまして、私は初めてこういう場を見たんで、ああイノシシ猟というのはこういうふうにやるんだなということで本当に勉強させていただいたんで、ちょっと御紹介も兼ねてパネルにさせていただきました。 今回のこの大会というものは、第一回目の技能大会であり、このような取り組みは全国でも大変珍しい事例であると伺っております。技能大会を見学させてもらった後、狩猟者の皆さんとお話しさせていただきましたが、イノシシ被害がふえる一方で、狩猟者の皆さんは高齢化が急速に進んでおり、体力的にきつい中、若い人は猟師になりたがらず、次の担い手がなかなか育たない現状をお話しいただきました。 確かに、技能大会に集まっていた猟師さんの顔ぶれを見渡したとき、若い人は、私と同じぐらいの年の人が一人いるだけでございました。そのような問題意識や危機意識があるからこそ、吉野川市猟友会はイノシシ犬の訓練大会を開くことで技能の向上と担い手の育成に努め出したのだと思います。 鳥獣被害をなくしていくためには、捕獲のみならず、このように最前線で頑張る狩猟の担い手づくりをあわせて進めていくべきではないでしょうか。 そこで、お伺いいたします。 野生鳥獣による自然植生や農作物等への被害をなくすため、管理対策をさらに強化すべきだと考えますが、所見をお伺いいたします。 では、平成二十七年度県議会最後の質問となります。 本年度、県議会では、二年連続の那賀川の浸水被害、昨年九月の関東・東北豪雨による鬼怒川の堤防決壊を受けての対応、河川砂利の除去、また県議会治水・利水を考える議員連盟の設立、そして治水、利水の条例の制定と、河川に注目が集まりました。そこで、私の地元吉野川市内の河川についての質問をいたします。 私のふるさと吉野川市は、北は吉野川が流れ、南は高越山に代表される四国山地がそびえ、山と川の恵みによる豊かな自然環境に囲まれ、吉野川へ流れ込む多数の河川によって育まれた市街地と山村の双方の魅力を持つ吉野川中流域の拠点であり、本県の東西を結ぶ役割を持つ重要な地域であります。 しかし、近年の異常気象による台風の大型化やゲリラ豪雨などの多発化に伴い、吉野川市内を流れる飯尾川、学島川、ほたる川、岩屋谷川などの流域ではたびたび浸水被害が発生し、地域住民の暮らしに深刻な影響を与えています。 国、県においてはこれまでも、平成二十六年度に完成したほたる川排水機場を初め、長い年月と多大な費用をかけてこれらの河川改修事業を着実に進めていただいているということは認識しております。また、私も昨年四月に県議会議員に初当選させていただいて以来、住民の皆様から、それらの河川内において、所によっては砂利の堆積や、木や草が生い茂り、濁流時に水の流れを阻害するのではないかといった心配の声を多くいただきます。昨年は、七月の台風十一号による局地的な大雨ぐらいでしたが、今後もこれらの不安は台風が来るたびに懸念されるところでございます。 (資料提示)こちらのパネルのちょっと説明をさせていただきたいんですが、県議会議員に初当選させていただいて以来、地域の方々から、ちょっとうちの前の河川を見に来てくれるかということで、いろいろ見に行かせてもらった中で、幾つかをパネルの写真にまとめさせていただきました。 まず、一番上ですが、ちょっと見にくいんですが、こちら側が川上になりまして、こちら側が川下になります。この川なんですけども、土がたまって、草や木がぼうぼうに生えておると。ここに水が流れているのが、かき分けてやっと確認できるぐらい、こういった現状の場所が、これは鴨島町山路の寺谷川の一つの写真でございます。 そして、真ん中でございますが、こちらは鴨島町飯尾の三谷川という川でございます。こちら側が川上で、川下がこちらになります。同じような感じで、土がたくさん堆積して、草木がたくさん生えている状態と。こちらのほうは、よく多分浸水被害が起きるんだと思うんですが、この川べりに石を積み上げて、濁流時に草木が畑のほうに流れてこないように対策などがなされております。 そして、一番下、こちらは山川町岩戸の学島川でございますが、この白いのは橋の欄干でございまして、橋の真ん中からちょっと写真を撮ったんですが、こちらが川上で、川下はこういうふうに流れているんですね。途中までは川が流れているなというのが確認できるんですが、途中からもう土がたまって草がぼうぼうになって、どちらに流れているのかもちょっとわからないような状況でございます。 当然、県の河川の担当者の人にいろいろ相談させていただきまして、砂利の除去など、所によってはしてくれたところがあったり、いろいろ親身になって相談に乗っていただいているところでございます。 本年度、県議会十二月定例会での補正予算では、河川に異常堆積した砂利の除去について、海部川を初め川田川においても対策を講じていくこととしていただいたことは高く評価しております。しかし、堆積した砂利を除去するという浸水対策だけではもったいなく、写真からもわかるように、川の景観や環境にまで配慮した望ましい川の姿をイメージして対策を進めていただきたいと私は考えております。 そこで、お伺いいたします。 これまでの治水の観点に立った維持管理に加え、川の環境にまで配慮し、川の再生を行っていくべきだと考えますが、御所見をお伺いいたします。 各質問の御答弁をいただいた後、まとめに入らせていただきます。   (豊井政策監登壇) ◎政策監(豊井泰雄君) 野生鳥獣の管理対策について御質問をいただいております。 議員からお話がありましたように、ふえ過ぎたイノシシやニホンジカなどによる農林水産業や自然植生への被害は、県民の皆様の安全な暮らしを脅かす喫緊の課題であり、野生鳥獣の生息数をしっかりと管理していくことが極めて重要である、このように認識いたしております。 県ではこれまで、市町村や地域の猟友会などの皆様と連携いたしました有害鳥獣捕獲に加え、平成二十七年度からは、県が中心となって集中的な捕獲を実施する指定管理鳥獣に鹿を指定しまして、自然植生への被害が甚大な山岳地域を中心に捕獲を推進いたしたところでございます。こうした取り組みによりまして、一部地域では鹿の出没が減少したというお話をいただく一方、議員お話しのとおり、最近ではイノシシが農耕地や住宅地にまで出没し、かまれたり衝突されるといった、県民の皆様に危険を及ぼす被害が増加いたしております。 このため、平成二十八年度からは新たにイノシシも指定管理鳥獣の対象に加えますとともに、平成三十五年度までに戦略的に生息数の半減を目指すイノシシ適正管理計画の策定を来年度中に行いまして、捕獲を強力に推進してまいりたいと考えております。 また、鳥獣被害の軽減には、捕獲を担う人材の確保も不可欠でありますことから、これまで、大学生を初めとする若い方々に狩猟免許の取得を呼びかける出前講座、狩猟の経験がない免許取得者への技能講習などに取り組んできた結果、平成二十七年度の新規の狩猟免許取得者は、現行の狩猟免許制度が開始された昭和五十四年度以降、過去最大の二百八十七名にも上るとともに、狩猟者登録数も昨年度より約百名増加したところでございます。 さらには、新たにベテラン狩猟者がマンツーマンで技能を伝承するチューター制度の導入、適切で効果的な捕獲方法を指導助言する野生鳥獣捕獲コーディネーターの養成など、将来の捕獲を担う若手狩猟者の育成に積極的に取り組んでまいります。 今後とも、野生鳥獣の管理対策を強化し、県民の皆様が安全・安心に暮らせる地域社会の実現にしっかりと取り組んでまいります。   (海野政策監登壇) ◎政策監(海野修司君) 治水の観点に立った維持管理に加え、川の環境にまで配慮し、川の再生を行っていくべきとの御質問でございますが、河川の再生につきましては、これまでも河川整備の際には、自然石を活用した護岸整備、新町川において実施したまちづくりと一体となった水辺空間の整備など、生態系や景観などに配慮した川づくりを行ってまいりました。また、維持管理の際には、地域の皆様との協働により堤防除草や河畔林の植樹を行うなど、河川の美化や河川環境を保全するとともに、現況の治水安全度を維持し、洪水による浸水被害の軽減に努めてまいりました。 議員御提案のとおり、河川整備だけにとどまらず維持管理まで含めて、川を望ましい姿に再生することは、瀬やふちの形成といった河川本来の自然の営みの保全、多様な生態系や河川景観の保全創出、地域の暮らしや歴史文化との調和といった考え方がライフサイクル全体に一貫して行き渡ることとなり、大変重要であると考えております。 このため、河川の再生の取り組みを、整備と維持管理を個々に考えるのではなく、今後はより一層、一連の流れとして捉え、河川整備の際に目標とした環境や景観を、整備後、継続的に検証しながら、維持管理を行ってまいります。また、平成二十八年度から海部川などで新たに取り組む、堆積土砂の撤去から活用までを支援、管理する河川安全・安心協働モデルにおいて、撤去の際に発生する自然石を整備だけでなく維持管理にまで循環させる取り組み、堆積土砂を活用した砂浜などの自然環境の再生など、環境に配慮した取り組みについて実証実験を行い、県下全体にその成果を普及させてまいります。 さらに、河川を再生する視点を県民の皆様にわかりやすくお示しするため、新たな河川行政の指針として策定を進めている治水、利水に関する条例に反映してまいります。 今後とも、安全・安心はもとより、環境配慮の視点に立った河川の再生に取り組み、県民の皆様に豊かで多様な川の恵みを享受できるよう、しっかりと取り組んでまいります。   (七條政策創造部長登壇) ◎政策創造部長(七條浩一君) ふるさと納税の取り組みの現状と今後の方向性についての御質問でございますが、ふるさと納税制度につきましては、生まれ育ったふるさとに貢献したい、また応援したいという気持ちを形にできるとともに、納税者の皆様が税の使い道をみずから選択でき、さらに税収の地域間格差の解消にもつながる大変有意義な制度であると認識いたしております。 また、議員お話しのとおり、平成二十七年度の税制改正により、現在、国、地方を挙げて取り組んでおります地方創生を後押しする制度として、控除限度額の拡大や手続の簡素化などが図られたところでございます。 県といたしましては、これを絶好の機会と捉え、徳島ファンの拡大につなげるため、六月補正予算におきましてお認めいただきました応援してな!ふるさと納税パワーアップ事業を活用し、お礼の品として寄附金額に応じ選んでいただく特産品を二十七種類へ拡充、全国のふるさと納税ファンが閲覧するふるさとチョイスとの連携による申し込みと払い込み手続のワンストップ化などに取り組んできたところでございます。 その結果、平成二十八年一月末現在における寄附件数につきましては、昨年度の年間実績の三倍を超える一千八十件、金額につきましても、昨年度実績を大きく上回る約四千八百万円の貴重な御寄附をいただいているところであり、心より感謝申し上げるとともに、平成二十八年度当初予算案におきまして、災害救助犬等育成プロジェクト推進事業を初めとするふるさと“OURとくしま”応援事業に幅広く活用させていただくこととしております。 今後につきましては、とくしま特選ブランド認定商品の導入によるお礼の品のさらなる拡充、ふるさと納税ウエブサイトふるさと“OURとくしま”応援サイトのリニューアル、寄附金を活用した魅力ある事業の展開など、創意工夫を凝らした取り組みを推進するとともに、積極的にふるさと納税のPRに努め、歳入確保はもとより、徳島を応援してくださるファンのさらなる拡大を図り、地方創生を実現するとくしま回帰にしっかりとつなげてまいります。   (原井議員登壇) ◆三番(原井敬君) それぞれ御答弁をいただきましたので、最後に手短にコメントさせていただきたいと思います。 まず、野生鳥獣の管理対策についての質問でございますが、来年度からイノシシ対策にも力を入れていただけるということで理解させていただきました。 写真にありましたとおり、吉野川市にもああいう施設があったんですね。熱心な方もたくさんおられますので、またこれから連携を強く深めていただきたいなというふうに思います。 河川環境に配慮した今後の取り組みについてでございますが、治水、利水の条例のほうにも景観だったり環境であったり、そういった面に重点を置くということで記載するということで理解させていただきました。 予算が限られ、優先順位もいろいろあるかと思いますが、今後とも、先ほどの写真のような内容もぜひとも理解していただいて、着実に進めていただきたいというふうに思いますし、私も河川については今後とも取り組んでいきたいなというふうに思っております。 ふるさと納税についてでございますが、過去に比べて本年度は飛躍的に増加しているということで、これが一過性に終わらず、今後とも着実に進めていただきたいなというふうに思います。 以上でコメントを終わらせていただきますが、最後ちょっとだけ時間がありますので、結びに少しばかり、私が今よく思う考えを述べさせていただいて、結びとさせていただきたいというふうに思います。 私ごとですけども、先月、娘が生まれまして、名前が眞子といいます。二歳上の長女は藍子といいまして、どこかで聞いたことがあるような名前でございますけども、私、子供の寝顔を見るのがすごい好きで、最近は遅くに家に帰るんですが、帰るたびに、先に寝ている子供の顔を見ながら、その日あった嫌なことも忘れて癒やされているような……   (発言する者あり) はい、ありがとうございます。早く帰ることが一番でございます。 そんな娘の寝顔を見ながら、よく思うことがあるんですね。私は、行政また政治に携わる一人として、私の娘や今の子供たちに一体何を残してあげることができるんだろうと、そんなことをよく考えます。ひょっとしたら、このまま人口減少が急激に進んで、地域は、町は疲弊して、そして行政レベルも低下して、もしかしたらそんな未来を今の子供たちにバトンを渡してしまうんじゃないかなと、そんな危惧に駆られます。 しかし、そうはあってはいけないと。ことしは地方創生元年の年と言われました。そして、来年は、その地方創生元年から着実に地方創生へ向けて進んでいく重要な年の始まりだというふうに思っています。 私も、今の時代を担う青年世代として、今後とも、まだまだ新人で力はございませんが、傍聴に来られた皆様方の御支援をいただきながら、二十年後、三十年後の未来を見据えられるような行政、政治をやっていきたいなというふうに思っておりますので、今後ともお力添えのほうよろしくお願い申し上げます。 以上で質問にかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(川端正義君) 以上をもって、通告による「県政に対する一般質問」は終わりました。 これをもって、「県政に対する一般質問」を終結いたします。   ──────────────────────── ○議長(川端正義君) 次に、日程第二、「議案第一号・平成二十八年度徳島県一般会計予算より、第六十九号を除き、第九十二号に至る計九十一件」を議題とし、前回の議事を継続いたします。 この際、申し上げます。 ただいま議題となっております議案中、「議案第二十九号・職員の退職管理に関する条例の制定について、第三十号、第三十二号、第五十二号及び第五十六号の計五件」につきましては、地方公務員法第五条第二項の規定により人事委員会の意見を徴しましたところ、お手元に御配布のとおり回答がありましたので、御報告いたしておきます。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(川端正義君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております各議案は、お手元に御配布いたしてあります「議案付託表」のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。   ──────────────────────── ○議長(川端正義君) 次に、議長宛て提出のありました請願は、お手元に御配布いたしてあります「請願文書表」のとおりであります。 これを総務委員会に付託いたします。   ──────────────────────── ○議長(川端正義君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。   ──────────────────────── ○議長(川端正義君) お諮りいたします。 三月一日から三月四日まで、三月七日及び三月八日の計六日間は委員会開会のため、二月二十九日及び三月十四日の両日は議案調査のため、三月九日から三月十一日までの計三日間は議事の都合により、それぞれ休会といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(川端正義君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 二月二十七日、二十八日、三月五日、六日、十二日及び十三日の計六日間は県の休日のため休会、三月十五日再開いたします。   ──────────────────────── ○議長(川端正義君) 本日は、これをもって散会いたします。      午後四時九分散会   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △条例案に対する意見について                                徳人委第5167号                              平成28年2月25日 徳島県議会議長 川端 正義 殿               徳島県人事委員会委員長  高畑 富士子             条例案に対する意見について 平成28年2月18日付け徳議第10158号により本委員会の意見を求められた次の議案については,異議ありません。 第29号 職員の退職管理に関する条例の制定について 第30号 職員の給与に関する条例の一部改正について 第32号 職員の勤務時間,休日及び休暇に関する条例等の一部改正についてのうち,徳島県人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正部分について 第52号 徳島県学校職員給与条例及び義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部改正について 第56号 徳島県地方警察職員の給与に関する条例の一部改正について △議案付託表             平成28年2月定例会 議案付託表<総務委員会>議案番号付   託   事   項議案書 掲載頁第 1号平成28年度徳島県一般会計予算  第1条第1表 歳入歳出予算中   政策創造部,経営戦略部,県民環境部,監察局,出納局,公安委員会,選挙管理委員会,人事委員会,監査委員,議会に関するもの  第2条第2表 債務負担行為中   政策創造部,経営戦略部,県民環境部,公安委員会に関するもの  第3条第3表 地方債  第4条 一時借入金  第5条 歳出予算の流用1第 2号平成28年度徳島県用度事業特別会計予算15第 3号平成28年度徳島県市町村振興資金貸付金特別会計予算17第 5号平成28年度徳島県母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算21第 8号平成28年度徳島県徳島ビル管理事業特別会計予算27第18号平成28年度徳島県証紙収入特別会計予算47第19号平成28年度徳島県公債管理特別会計予算49第20号平成28年度徳島県給与集中管理特別会計予算51第29号職員の退職管理に関する条例の制定について77第30号職員の給与に関する条例の一部改正について79第31号知事等の給与に関する条例の一部改正について89第32号職員の勤務時間,休日及び休暇に関する条例等の一部改正について91第33号行政不服審査法施行条例の制定について93第34号行政不服審査法及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について97第35号徳島県の事務処理の特例に関する条例の一部改正について107第36号徳島県吏員恩給条例の一部改正について111第55号徳島県地方警察職員定員条例の一部改正について167第56号徳島県地方警察職員の給与に関する条例の一部改正について169第57号風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例及び徳島県迷惑行為防止条例の一部改正について177第58号徳島県警察関係手数料条例の一部改正について181第66号包括外部監査契約について199第67号関西広域連合規約の一部変更に関する協議について201<経済委員会>議案番号付   託   事   項議案書 掲載頁第 1号平成28年度徳島県一般会計予算  第1条第1表 歳入歳出予算中   商工労働観光部,農林水産部,労働委員会,   海区漁業調整委員会,内水面漁場管理委員会に関するもの  第2条第2表 債務負担行為中   商工労働観光部,農林水産部に関するもの1第 4号平成28年度徳島県都市用水水源費負担金特別会計予算中   商工労働観光部に関するもの19第 6号平成28年度徳島県中小企業・雇用対策事業特別会計予算23第 7号平成28年度徳島県中小企業近代化資金貸付金特別会計予算25第 9号平成28年度徳島県農業改良資金貸付金特別会計予算29第10号平成28年度徳島県林業改善資金貸付金特別会計予算31第11号平成28年度徳島県県有林県行造林事業特別会計予算中   農林水産部に関するもの33第12号平成28年度徳島県沿岸漁業改善資金貸付金特別会計予算35第13号平成28年度徳島県公用地公共用地取得事業特別会計予算中   商工労働観光部に関するもの37第15号平成28年度徳島県港湾等整備事業特別会計予算  第1条第1表 歳入歳出予算中   農林水産部に関するもの41第41号徳島県商工労働観光関係手数料条例の一部改正について121第42号職業能力開発促進法施行条例の一部改正について123第43号徳島県立大鳴門橋架橋記念館の設置及び管理に関する条例及び徳島県立美馬野外交流の郷の設置及び管理に関する条例の一部改正について125第44号徳島県農林水産業未来創造基金条例の制定について127第45号徳島県農林水産関係手数料条例の一部改正について129第62号国営那賀川総合農地防災事業費に対する受益市負担金について191<文教厚生委員会>議案番号付   託   事   項議案書 掲載頁第 1号平成28年度徳島県一般会計予算  第1条第1表 歳入歳出予算中   保健福祉部,教育委員会に関するもの  第2条第2表 債務負担行為中   教育委員会に関するもの1第11号平成28年度徳島県県有林県行造林事業特別会計予算中   教育委員会に関するもの33第17号平成28年度徳島県奨学金貸付金特別会計予算45第21号平成28年度徳島県病院事業会計予算53第37号徳島県保健福祉関係手数料条例の一部改正について113第38号徳島県後期高齢者医療財政安定化基金条例の一部改正について115第39号徳島県保健師,助産師,看護師及び准看護師修学資金貸与条例の一部改正について117第40号徳島県立障がい者交流プラザの設置及び管理に関する条例の一部改正について119第51号徳島県学校職員定数条例の一部改正について143第52号徳島県学校職員給与条例及び義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部改正について145第53号徳島県立学校設置条例の一部改正について163第54号徳島県立牟岐少年自然の家の設置及び管理に関する条例及び徳島県文化の森総合公園文化施設条例の一部改正について165第60号徳島県病院事業の設置等に関する条例の一部改正について187第61号病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について189第65号権利の放棄について197<県土整備委員会>議案番号付   託   事   項議案書 掲載頁第 1号平成28年度徳島県一般会計予算  第1条第1表 歳入歳出予算中   危機管理部,県土整備部,収用委員会に関するもの  第2条第2表 債務負担行為中   県土整備部に関するもの1第 4号平成28年度徳島県都市用水水源費負担金特別会計予算中   危機管理部に関するもの19第13号平成28年度徳島県公用地公共用地取得事業特別会計予算中   県土整備部に関するもの37第14号平成28年度徳島県流域下水道事業特別会計予算39第15号平成28年度徳島県港湾等整備事業特別会計予算  第1条第1表 歳入歳出予算中   県土整備部に関するもの  第2条第2表 地方債41第16号平成28年度徳島県県営住宅敷金等管理特別会計予算43第22号平成28年度徳島県電気事業会計予算57第23号平成28年度徳島県工業用水道事業会計予算61第24号平成28年度徳島県土地造成事業会計予算65第25号平成28年度徳島県駐車場事業会計予算67第26号興行場法施行条例の一部改正について69第27号徳島県自転車の安全で適正な利用に関する条例の制定について71第28号徳島県消費者の利益の擁護及び増進のための基本政策に関する条例の一部改正について75第46号徳島県県土整備関係手数料条例の一部改正について131第47号徳島県都市公園条例の一部改正について135第48号徳島県風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部改正について137第49号徳島県建築審査会条例の一部改正について139第50号建築基準法施行条例の一部改正について141第59号企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について185第63号平成27年度県単独砂防事業費等に対する受益市町村負担金の追加について193第64号権利の放棄について195第68号県営電気事業の売電料金等について203(その3)<総務委員会>議案番号付   託   事   項議案書 掲載頁第70号平成27年度徳島県一般会計補正予算(第5号)  第1条第1表 歳入歳出予算補正中   政策創造部,経営戦略部,県民環境部,監察局,出納局,公安委員会,選挙管理委員会,人事委員会,監査委員,議会に関するもの  第3条第3表 繰越明許費補正中   政策創造部,経営戦略部,県民環境部,公安委員会に関するもの  第5条第5表 地方債補正1第71号平成27年度徳島県用度事業特別会計補正予算(第1号)19第72号平成27年度徳島県市町村振興資金貸付金特別会計補正予算(第2号)21第74号平成27年度徳島県母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第1号)25第85号平成27年度徳島県証紙収入特別会計補正予算(第1号)49第86号平成27年度徳島県公債管理特別会計補正予算(第1号)51第87号平成27年度徳島県給与集中管理特別会計補正予算(第1号)53第91号徳島県税条例等の一部改正について63<経済委員会>議案番号付   託   事   項議案書 掲載頁第70号平成27年度徳島県一般会計補正予算(第5号)  第1条第1表 歳入歳出予算補正中   商工労働観光部,農林水産部,労働委員会,   海区漁業調整委員会,内水面漁場管理委員会に関するもの  第3条第3表 繰越明許費補正中   農林水産部に関するもの  第4条第4表 債務負担行為補正1第73号平成27年度徳島県都市用水水源費負担金特別会計補正予算(第1号)中   商工労働観光部に関するもの23第75号平成27年度徳島県中小企業・雇用対策事業特別会計補正予算(第2号)27第76号平成27年度徳島県中小企業近代化資金貸付金特別会計補正予算(第1号)29第77号平成27年度徳島県農業改良資金貸付金特別会計補正予算(第1号)31第78号平成27年度徳島県林業改善資金貸付金特別会計補正予算(第1号)33第79号平成27年度徳島県県有林県行造林事業特別会計補正予算(第1号)35第80号平成27年度徳島県沿岸漁業改善資金貸付金特別会計補正予算(第1号)37第81号平成27年度徳島県公用地公共用地取得事業特別会計補正予算(第2号)中  第1条第1表 歳入歳出予算補正中   商工労働観光部に関するもの39第83号平成27年度徳島県港湾等整備事業特別会計補正予算(第1号)中  第1条第1表 歳入歳出予算中   農林水産部に関するもの43<文教厚生委員会>議案番号付   託   事   項議案書 掲載頁第70号平成27年度徳島県一般会計補正予算(第5号)  第1条第1表 歳入歳出予算補正中   保健福祉部,教育委員会に関するもの  第3条第3表 繰越明許費補正中   保健福祉部,教育委員会に関するもの1第84号平成27年度徳島県奨学金貸付金特別会計補正予算(第1号)47第88号平成27年度徳島県病院事業会計補正予算(第1号)55第92号徳島県国民健康保険財政安定化基金条例の制定について71<県土整備委員会>議案番号付   託   事   項議案書 掲載頁第70号平成27年度徳島県一般会計補正予算(第5号)  第1条第1表 歳入歳出予算補正中   危機管理部,県土整備部,収用委員会に関するもの  第2条第2表 継続費補正  第3条第3表 繰越明許費補正中   危機管理部,県土整備部に関するもの1第73号平成27年度徳島県都市用水水源費負担金特別会計補正予算(第1号)中   危機管理部に関するもの23第81号平成27年度徳島県公用地公共用地取得事業特別会計補正予算(第2号)  第1条第1表 歳入歳出予算補正中   県土整備部に関するもの  第2条第2表 繰越明許費  第3条第3表 地方債補正39第82号平成27年度徳島県流域下水道事業特別会計補正予算(第3号)41第83号平成27年度徳島県港湾等整備事業特別会計補正予算(第1号)中
     第1条第1表 歳入歳出予算補正中   県土整備部に関するもの  第2条第2表 繰越明許費  第3条第3表 地方債補正43第89号平成27年度徳島県電気事業会計補正予算(第3号)59第90号平成27年度徳島県工業用水道事業会計補正予算(第1号)61 △請願文書表          平成28年2月定例会 請願文書表<総務委員会>受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者 住所氏名9平成28  2.18『医療等に係る消費税問題の抜本的解決について』  医療等に係る消費税問題の抜本的解決を求める意見書を国に提出願いたい。 (樫本 孝 杉本直樹 丸若祐二 木南征美  藤田元治 西沢貴朗 北島勝也 岡本富治  岸本泰治 井川龍二 喜多宏思 岩佐義弘  寺井正邇 南 恒生 元木章生 嘉見博之  来代正文 岩丸正史 中山俊雄 須見一仁  岡 佑樹 岡田理絵 島田正人 原井 敬  木下 功 山西国朗 重清佳之 眞貝浩司)一般社団法人徳 島県医師会 会長    川島 周...