徳島県議会 > 2003-06-26 >
06月26日-01号

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  1. 徳島県議会 2003-06-26
    06月26日-01号


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    平成15年 6月定例会   平成十五年六月徳島県議会定例会会議録(第一号) 徳島県告示第六百二号  平成十五年六月徳島県議会定例会を次のとおり招集する。   平成十五年六月十九日            徳島県知事  飯 泉 嘉 門  一 期日 平成十五年六月二十六日  二 場所 徳島市 徳島県庁   ────────────────────────   議 員 席 次     一  番     木  下     功 君     二  番     豊  岡  和  美 君     三  番     吉  田  益  子 君     四  番     本  田  耕  一 君     五  番     宮  本  公  博 君     六  番     扶  川     敦 君     七  番     達  田  良  子 君     八  番     古  田  美 知 代 君     九  番     山  田     豊 君     十  番     重  清  佳  之 君     十一 番     木  南  征  美 君     十二 番     川  端  正  義 君     十三 番     嘉  見  博  之 君     十四 番     森  田  正  博 君     十五 番     須  見  照  彦 君     十六 番     臼  木  春  夫 君     十七 番     黒  川  征  一 君     十八 番     庄  野  昌  彦 君     十九 番     橋  本  弘  房 君     二十 番     冨  浦  良  治 君     二十一番     宮  城     覺 君     二十二番     森  本  尚  樹 君     二十三番     岡  本  富  治 君     二十四番     藤  田     豊 君     二十五番     福  山     守 君     二十六番     西  沢  貴  朗 君     二十七番     吉  田  忠  志 君     二十八番     北  島  勝  也 君     二十九番     佐  藤  圭  甫 君     三十 番     大  西  章  英 君     三十一番     長  尾  哲  見 君     三十二番     長  池  武 一 郎 君     三十三番     来  代  正  文 君     三十四番     竹  内  資  浩 君     三十五番     遠  藤  一  美 君     三十六番     柴  田  嘉  之 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     阿  川  利  量 君     四十 番     児  島     勝 君     四十一番     川 真 田  哲  哉 君     四十三番     榊     武  夫 君   ──────────────────────── 平成十五年六月二十六日    午前十一時二十分開会      出席議員計三十九名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     木  下     功 君     二  番     豊  岡  和  美 君     三  番     吉  田  益  子 君     四  番     本  田  耕  一 君     五  番     宮  本  公  博 君     六  番     扶  川     敦 君     七  番     達  田  良  子 君     八  番     古  田  美 知 代 君     九  番     山  田     豊 君     十  番     重  清  佳  之 君     十一 番     木  南  征  美 君     十二 番     川  端  正  義 君     十三 番     嘉  見  博  之 君     十五 番     須  見  照  彦 君     十六 番     臼  木  春  夫 君     十七 番     黒  川  征  一 君     十八 番     庄  野  昌  彦 君     十九 番     橋  本  弘  房 君     二十 番     冨  浦  良  治 君     二十一番     宮  城     覺 君     二十二番     森  本  尚  樹 君     二十三番     岡  本  富  治 君     二十四番     藤  田     豊 君     二十五番     福  山     守 君     二十六番     西  沢  貴  朗 君     二十七番     吉  田  忠  志 君     二十八番     北  島  勝  也 君     二十九番     佐  藤  圭  甫 君     三十 番     大  西  章  英 君     三十一番     長  尾  哲  見 君     三十二番     長  池  武 一 郎 君     三十三番     来  代  正  文 君     三十四番     竹  内  資  浩 君     三十五番     遠  藤  一  美 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     阿  川  利  量 君     四十 番     児  島     勝 君     四十一番     川 真 田  哲  哉 君     四十三番     榊     武  夫 君   ────────────────────────  出席職員職氏名     事務局長     佐  藤     功 君     次長       西  尾  昶  二 君     議事課長     武  知  完  侍 君     調査課長     中  田  良  雄 君     調査課主幹課長補佐              八  木  利  昭 君     議事課課長補佐  木  村  輝  行 君     議事係長     山  口  久  文 君     事務主任     多  田  清  治 君     同        張     功  人 君     同        前  田  隆  司 君     同        岡  島  啓  治 君     主事       谷  本  か ほ り 君   ────────────────────────  列席者職氏名     知事       飯  泉  嘉  門 君     出納長職務代理者出納長              佐  藤  至  孝 君     企業局長     谷  川  博  文 君     審議監      神  野     俊 君     企画総務部長   迫  田  英  典 君     県民環境部長   佐  藤  公  夫 君     保健福祉部長   鎌  田  啓  三 君     商工労働部長   杉  本     久 君     農林水産部長   錦  野  斌  彦 君     県土整備部長   上  総  周  平 君     財政課長     米  澤  朋  通 君     財政課課長補佐  坂  東  敏  行 君   ────────────────────────     教育委員長    山  下  直  家 君     教育長      松  村  通  治 君   ────────────────────────     人事委員長    岸     一  郎 君     人事委員会事務局長坂  東     章 君   ────────────────────────     公安委員長    武  田  克  之 君     警察本部長    北  村     滋 君   ────────────────────────     代表監査委員   四 十 宮  惣  一 君     監査事務局長   笹  川  晧  一 君   ────────────────────────  議 事 日 程   第一号   平成十五年六月二十六日(木曜日)午前十時三十分開会 第一 会議録署名者の指名          (五   名) 第二 会期決定の件             (二十一日間) 第三 議案自第一号至第十三号、計十三件   (提出者説明) 第四 議第一号               (議   決)   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) ただいまより、平成十五年六月徳島県議会定例会開会いたします。   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) これより本日の会議を開きます。   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、議長会関係等について申し上げます。 去る五月二十九日、愛媛県において四国県議会正副議長会が、六月十二日には、香川県において中国四国県議会正副議長会が、六月十七日には、東京都において全国都道府県議会議長会臨時総会がそれぞれ開催され、地方分権推進地方財政基盤の充実・強化、高規格幹線道路網整備促進等についてを初め、地方行政上の当面する諸問題について協議を行い、関係方面善処方を要望いたした次第であります。 また、財政基盤強化対策県議会議長協議会総会及び都道府県議会議員共済会代議員会等の諸会合にも出席いたした次第であります。 次に、監査委員から、本年五月に実施した現金出納検査の結果について、議長あて報告書提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、議案等提出通知がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第170号  (参照)                          財第170号                      平成15年6月26日 徳島県議会議長 遠 藤 一 美 殿                徳島県知事 飯 泉 嘉 門   平成15年6月徳島県議会定例会議案について(提出)  このことについて,別添のとおり提出します。   ────────────────────────      平成15年6月徳島県議会定例会提出議案 第 1 号 徳島税条例の一部改正について 第 2 号 徳島県立学校設置条例の一部改正について 第 3 号 徳島警察関係手数料条例の一部改正について 第 4 号 徳島東環状線街路工事緊急地方道路整備工事合併東環状大橋下部工第3分割請負契約について 第 5 号 徳島東環状線街路工事緊急地方道路整備工事合併東環状大橋下部工第4分割請負契約について 第 6 号 徳島東環状線街路工事緊急地方道路整備工事合併東環状大橋下部工第5分割請負契約について 第 7 号 徳島障害者交流プラザ(仮称)新築工事のうち建築工事(第1工区)の請負契約について 第 8 号 徳島障害者交流プラザ(仮称)新築工事のうち建築工事(第2工区)の請負契約について 第 9 号 港湾環境整備事業粟津松茂地区廃棄物埋立護岸工事(第3分割)の請負契約について 第 10 号 港湾環境整備事業粟津松茂地区廃棄物埋立護岸工事(第4分割)の請負契約について 第 11 号 港湾環境整備事業粟津松茂地区廃棄物埋立護岸工事(第5分割)の請負契約について 第 12 号 港湾環境整備事業粟津松茂地区廃棄物埋立護岸工事(第6分割)の請負契約について 第 13 号 徳島空港周辺整備事業用地造成工事(第1分割)の請負契約について 報告第1号 平成14年度徳島継続費繰越計算書について 報告第2号 平成14年度徳島繰越明許費繰越計算書について 報告第3号 平成14年度徳島県事故繰越し繰越計算書について 報告第4号 平成14年度徳島病院事業会計予算繰越計算書について 報告第5号 平成14年度徳島電気事業会計予算繰越計算書について 報告第6号 訴訟上の和解に係る専決処分報告について 報告第7号 損害賠償交通事故)の額の決定及び和解に係る専決処分報告について 報告第8号 損害賠償道路事故)の額の決定及び和解に係る専決処分報告について   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) 次に、お手元に御配布のとおり、議員提出議案提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、知事教育委員長人事委員長公安委員長及び代表監査委員から、お手元に御配布のとおり、説明者委任通知がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第173号  (参照)                          財第173号                      平成15年6月26日 徳島県議会議長 遠 藤 一 美 殿                徳島県知事 飯 泉 嘉 門        説明者委任について(通知)  平成15年6月徳島県議会定例会説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        出納長職務代理者出納長                 佐  藤  至  孝        企業局長     谷  川  博  文        審議監      神  野     俊        企画総務部長   迫  田  英  典        県民環境部長   佐  藤  公  夫        保健福祉部長   鎌  田  啓  三        商工労働部長   杉  本     久        農林水産部長   錦  野  斌  彦        県土整備部長   上  総  周  平        財政課長     米  澤  朋  通        財政課課長補佐  坂  東  敏  行   ──────────────────────── △教総第115号                          教総第115号                      平成15年6月26日 徳島県議会議長 遠 藤 一 美 殿          徳島教育委員会委員長 山 下 直 家        説明者委任について(通知)  平成15年6月26日開会徳島県議会定例会説明のため出席することを,次の者に委任したので通知いたします。        教育長      松  村  通  治   ──────────────────────── △人委第119号                          人委第119号                      平成15年6月26日 徳島県議会議長 遠 藤 一 美 殿          徳島人事委員会委員長 岸   一 郎        説明者委任について(通知)  平成15年6月26日開会徳島県議会定例会説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        事務局長     坂  東     章   ──────────────────────── △徳公委第198号                         徳公委第198号                      平成15年6月26日 徳島県議会議長 遠 藤 一 美 殿          徳島公安委員会委員長 武 田 克 之        説明者委任について(通知)  平成15年6月26日開会徳島県議会定例会説明のため出席することを次の者に委任したので通知いたします。        徳島警察本部長 北  村     滋   ──────────────────────── △徳監第69号                          徳監第69号                      平成15年6月26日 徳島県議会議長 遠 藤 一 美 殿            徳島代表監査委員 四十宮 惣 一        説明者委任について(通知)  平成15年6月26日開会徳島県議会定例会説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        監査事務局長   笹  川  晧  一   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、「法人経営状況等説明する書類」の提出がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第171号  (参照)                          財第171号                      平成15年6月26日 徳島県議会議長 遠 藤 一 美 殿                徳島県知事 飯 泉 嘉 門   地方自治法第221条第3項の法人経営状況等説明する書類について(提出)  地方自治法第243条の3第2項の規定により,同法第221条第3項に規定する次の法人について,その経営状況説明する書類及び同法第243条の3第3項の規定により,同法第221条第3項に規定する信託について,みずほ信託銀行株式会社信託に係る事務処理状況説明する書類を別冊のとおり提出します。  財団法人 徳島青少年協会  財団法人 徳島文化振興財団  財団法人 徳島国際交流協会  財団法人 徳島鳴門競艇収益金町村振興基金  財団法人 徳島環境整備公社  財団法人 徳島福祉基金  財団法人 徳島県総合健診センター  財団法人 徳島同和対策推進会  財団法人 とくしま“あい”ランド推進協議会  財団法人 とくしま産業振興機構  財団法人 徳島勤労総合福祉センター  株式会社 コート・ベール徳島  社団法人 徳島林業公社  財団法人 徳島農業開発公社  財団法人 徳島林業労働力確保支援センター  財団法人 徳島水産振興公害対策基金  財団法人 徳島土木技術協会  徳島土地開発公社  徳島県住宅供給公社  財団法人 徳島埋蔵文化財センター  財団法人 徳島スポーツ振興財団  財団法人 徳島暴力追放県民センター  財団法人 徳島企業公社   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) 諸般の報告は以上であります。   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) これより本日の日程に入ります。 日程第一、「会議録署名者の指名」を行います。 会議録署名者は、議長において、     中  谷  浩  治  君     須  見  照  彦  君     庄  野  昌  彦  君     古  田  美 知 代  君     宮  本  公  博  君 の五君を指名いたします。   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) 次に、日程第二、「会期決定の件」を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会会期は、本日から七月十六日までの二十一日間といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長遠藤一美君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日から七月十六日までの二十一日間と決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) 次に、日程第三、「議案第一号・徳島税条例の一部改正についてより第十三号に至る計十三件」を議題といたします。 以上の十三件について、提出者説明を求めます。 飯泉知事。   (飯泉知事登壇) ◎知事飯泉嘉門君) 本日、六月県議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御出席をいただき、まことにありがとうございます。 今議会は、私が県政を担当することとなって初めての定例会でありますので、提出議案の御説明に先立ち、今後の県政に取り組む私の基本的な考え方を申し述べますとともに、当面する県政重要課題について御報告を申し上げ、議員各位を初め、県民皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 我が国は、依然として厳しい経済雇用情勢が続いており、社会全体に閉塞感や将来に対する不安が漂っております。 こうした状況のもと、地方においては、従来の国依存型から地域自立型への転換を目指す中で、地域の個性や魅力を最大限に引き出せるトップリーダーが求められ、改革派知事と呼ばれる人々を先頭に、まさに大競争時代の真っただ中にあります。 このようなときにこそ、時代の流れを的確に見きわめ、変化の後追いでなく、変革の先頭に立ち、将来への明確なビジョンと揺るぎない信念をもって新しい時代を切り開いていくことが求められております。 私は、まさに本県の将来を左右する極めて重要な時期に、県政運営かじ取り役を担うことを誇りに思いますとともに、その使命の大きさと重さに、改めて身の引き締まる思いがいたす次第であります。 これまで培ってまいりました行政経験や人脈など、すべてを投入するとともに、若さと行動力を最大限発揮し、県民の皆様から寄せられました信頼と期待におこたえすべく、全力を傾注してまいる所存であります。 次に、新しい「とくしま」づくりの基本的方向について申し述べさせていただきます。 本県は、関西圏と陸路で直結され、近畿から見れば四国玄関口四国から見れば近畿の玄関口という地理的優位性を備えております。また、大河吉野川に象徴される水と緑の全国に誇るべき自然の豊かさに恵まれ、また、阿波踊りや人形浄瑠璃などの伝統文化や進取の気質に満ちた県民性など、極めて高い潜在能力を有していると、実感いたしております。 まさに人々の豊かさに対する価値観が大きく変わりつつある二十一世紀において、本県の将来は大いなる可能性を秘めていると確信をいたす所存でございます。 一方で、全国より少子高齢化が進行していること、また高速自動車道や空港など、基幹交通体系整備が相対的に立ちおくれていること、さらには南海地震や環境問題への的確な対応など、早急に取り組むべき課題が山積いたしております。 「地方自治の発展と地方分権」をライフワークとする私といたしましては、本県が持つポテンシャルを生かし、次世代に夢ある未来を引き継いでいくために何をすべきか、常にみずからに問いかけながら、これまで行動してまいりました。 そして、これからの時代は、従来のように全国一律で同じことをして、単に全国上位を目指すのではなく、本県の魅力、個性を十二分に引き出し、比較優位ではなく、「オンリーワン徳島」の実現を目指すことにより、「徳島の再生」を図るべきであると認識をいたしております。 このたびの知事選挙におきまして、県民皆様方にお示しいたしました「マニフェスト」は、このような私の現状を打開しようという強い決意と愛する徳島の再生、発展を願う思いを取りまとめたものであります。 その中では、新たに取り組む施策を初め、これまでの取り組みをさらに熟度を高め、スピードアップさせるなど、さまざまな施策を盛り込んでおります。 また、県民の方々から直接お話をお聞きする中で、宝のような多くの夢もいただきました。 国、地方を通ずる厳しい財政状況の中で、これらの施策を今後どのように構築し、「徳島の再生」を実現していくかが私に課せられた使命であり、そのための行動計画の策定に着手いたします。 この計画は、従来の新長期計画徳島創造プランにかわるものとして、本年度末を目途に策定したいと考えております。 その中で、特に重点的、戦略的に取り組むべき施策について申し述べたいと存じます。 第一は、清潔感と自信みなぎる「オープンとくしま」の実現であります。 私は、今後の県政運営を進める上で、何よりも県民皆様方県政に対する信頼回復と行財政基盤の確立が不可欠であると考えております。 そのため、県政の考え方、進め方について、県民の皆様への情報公開を徹底するとともに、重要課題についての御意見を聞く「とくしま円卓会議」やパブリックコメントを初め、インターネットを駆使した提言の場づくりを推進してまいります。 また、民間活力を生かし、公的分野においてもNPO・ボランティアなど、パートナーシップに基づく官民協働を展開していかなければならないと考えており、本年度においては、県の基本理念などを盛り込んだ条例の制定に向けた作業を進めてまいりたいと存じます。 次に、汚職再発防止への取り組みにつきましては、汚職問題調査団から、七月四日には調査の概要及びその分析結果、再発防止策の提案などが盛り込まれた報告書が提出されることとなっております。 県民県政に対する信頼回復のため、調査団からの報告書につきましては、最大限尊重するというのが私の基本姿勢であります。 今後、議会での御議論を踏まえながら、再発防止策を取りまとめ、県民の皆様に公表してまいりたいと考えております。 また、電子入札制度の早期導入を初め、入札監視委員会による審議内容の強化や工事費内訳書提出の義務づけなどにつきましては、調査団からの御提言を待つまでもなく、可能な限り早期に実施してまいりたいと考えております。 次に、行財政全般にわたるさらなる構造改革への取り組みについてであります。 これまで、とかく陥りがちだった行政主導の発想や行動原則を、もう一度県民の目線に立って見詰め直し、新たな価値基準に基づき、限られた行財政資源の戦略的、効率的な配分を行っていかなければなりません。 そのため、本年三月に取りまとめられました「構造改革基本方針」を生かすとともに、私がマニフェストに掲げました内容を盛り込んだ、新しい行財政改革プラン「リフレッシュとくしまプラン」を策定してまいります。 あわせて、中長期的視点に立った財政運営や本県財政の状況について、県民の皆様にわかりやすく周知するため、財政の中期展望についても作成、公表してまいりたいと考えております。 第二は、経済活き活き、雇用はつらつ「経済再生とくしま」の実現であります。 まず、喫緊の課題であります本県経済の再生を図るために、各部局が緊密な連携を図り、機動的かつ総合的な経済雇用対策を推進するため、私自身が本部長となる「徳島県経済再生推進本部(仮称)」を設置いたします。 あわせて、産業界、大学などの有識者の御参加のもと、さまざまな角度から御議論をいただく「経済再生戦略会議(仮称)」を設け、効果的な経済雇用対策の実行プランを作成してまいります。 次に、とくしまの伝統産業、地場中小企業の再生を図るとともに、付加価値の高い製品を製造できる研究開発型中小企業の育成を目指し、各分野で発展が期待できる企業に対し、支援資金の活用など、総合的な支援を行う「とくしま産業再生事業」を積極的に展開してまいります。 次に、「とくしま起業倍増プラン」の展開についてであります。 徳島特有の進取の気質を生かし、ベンチャー企業を初め、新たな起業を促進し、育成していくことが本県経済の活性化を図るためには不可欠であります。 知的クラスターなど産学官連携による技術開発や販路の拡大に取り組む企業を支援するとともに、最低資本金特例制度の活用による創業・育成を積極的に支援してまいります。 さらに、これまでの産業振興施策にとらわれることなく、今後の成長が期待され、雇用の増大が見込まれる福祉や環境分野を初め、幅広い視点に立って、創業支援に全庁を挙げて取り組み、起業数の三倍増を目指してまいります。 また、「とくしまコールセンター」の誘致を促進するため、全国屈指の支援策を打ち出し、若年層や女性の雇用創出を図るとともに、地域の情報関連産業の振興に努めてまいりたい、このように考えております。 次に、福祉サービスの充実を雇用につなぐ「とくしま福祉で雇用創出作戦」の展開についてであります。 福祉サービスの充実は、訪問介護員などの専門従事者を初めとする多くの方々の雇用機会を創出いたします。 また、公共部門における重点的な雇用確保により、めり張りのきいた公共サービスの充実や民間部門へのアウトソーシングの促進を図ってまいります。 次に、「新鮮とくしまブランド戦略」についてであります。 農林水産業は、まさに本県の基幹産業の一つであります。 そのため、本県の新鮮な農林水産物の供給地としての地位をさらに揺るぎないものとするとともに、付加価値を高めるため、供給量の拡大と品質の向上、消費者へのとくしまブランドの一層の浸透など、戦略的に展開してまいります。 あわせて、中山間地域を中心に、産地と消費地の連携、いわゆる「産消連携」を進め、耕作放棄地の活用を図るとともに、地域固有の特産物の育成や掘り起こしなどにより、オンリーワン産地を目指した新たな産地育成にも取り組んでまいります。 これらにより、いきいき、はつらつと生産に携わることができるよう、農林水産業、農山漁村の活性化を推進してまいります。 第三は、豊富な自然環境を生かした世界に誇れる「環境首都とくしま」の実現であります。 二十一世紀は、「環境の世紀」とも言われ、環境への負荷をできる限り少なくし、自然と共生しながら、資源・エネルギーを有効に活用する「持続可能な循環型の社会」を構築することが求められております。 このような中で、本県は、鳴門海峡から太平洋までの変化に富んだ、長く美しい海岸線、西日本第二の高峰・剣山、四国三郎の別名を持つ吉野川に代表されるように、美しく豊かな自然に恵まれております。 私は、この豊かな自然環境を生かした世界に誇る「環境首都とくしま」の実現を目指し、県のあらゆる施策に環境の視点を取り入れ、徳島の環境を守り、育て、次の世代に引き継いでいきたいと考えております。 このため、あらゆる主体がそれぞれの役割のもとに、一体となって行動を起こすための指針として、また、一人ひとりの行動規範として、「環境首都とくしま憲章(仮称)」の制定に取り組んでまいります。 あわせて、広く生活環境全般を視野に入れた「とくしま生活環境保全条例(仮称)」の制定に向けて、庁内での検討を進め、県民皆様方の御意見などを幅広くお伺いしながら、鋭意取り組んでまいります。 また、「環境首都とくしま」を実現するための知の拠点として、調査、分析、立案などを行う「とくしま環境科学機構(仮称)」の創設に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。 次に、地球環境問題への積極的な取り組みを行うための「とくしま地球環境ビジョン」の構築、実施であります。 地球環境問題への取り組みにつきましては、国、地方を通じて対応すべき大きな課題であります。 そのため、二酸化炭素・ごみ排出量最少県を目指し、低公害車の導入促進を初め、太陽光、風力など、新エネルギーへの転換、ゼロエミッション・リサイクルを推進する「とくしま地球環境ビジョン」を構築し、県民、市町村、事業者と一体となって積極的に展開してまいります。 また、温室効果ガスの排出量取引などが注目されている中で、適切な森林整備と木材需要拡大に取り組み、川上から川下まで一体となった林業・木材産業の振興対策を推進してまいります。 次に、生活排水対策についてであります。 本県のきれいな水環境を保全し、快適で住みよい生活環境づくりを進めるため、下水道、集落排水施設、合併処理浄化槽などの汚水処理施設の整備に大胆なコスト主義を導入し、効果的に普及率の向上を図ってまいります。 また、合併処理浄化槽の面的整備を行う「浄化槽市町村整備推進事業」に対する県費補助制度を新たに創設したところであり、この事業の導入促進に努めてまいります。 第四は、県民の皆様が安心して暮らせる「安全・安心とくしま」の実現であります。 南海地震対策を初め、BSEや不当表示問題など、食の安全に対する不安、あるいはサーズ(SARS)の世界的流行など、県民の生命や暮らしに直結する危機管理の重要性が急速に高まっております。 県民の皆様が夢や希望にあふれ、一生を通して幸せな生活を送っていただくためには、まず安全で安心できる環境をしっかりと整えていかなければならないと考えております。 そこで、まず南海地震対策の推進についてであります。 去る四月十七日、中央防災会議「東南海・南海地震等に関する専門調査会」で、地震による被害想定が公表され、本県でも強い揺れと津波による甚大な被害の発生が想定されております。 私は、とうとい県民の生命と財産の保護を第一と考え、南海地震の発生による死亡者ゼロを目指す「とくしま-ゼロ」作戦を強力に展開してまいる所存であります。 このため、先月二十九日に本県の地震防災対策が着実に講じられるよう、東海地震並みの地震・津波観測体制や財政支援制度の整備などについて、総務大臣並びに文部科学大臣に対して強く要望を行ってきたところであります。 南海地震への具体的対策といたしましては、津波浸水予測調査や地震動被害想定調査に基づき、適切な防災対策が講じられるよう地域防災計画の見直しを図ってまいります。 このほか、県民の防災意識の高揚に向けた意識啓発や自主防災組織の結成促進はもちろんのこと、災害時の迅速な対応や救援等の諸活動に資するため、災害ボランティアの活動環境の整備、広域応援体制の強化を初め、身近な避難施設の整備促進などに取り組んでまいります。 また、平時には、防災意識の啓発施設として、大規模災害時には、災害対策活動の中核拠点となる「消防学校・防災センター(仮称)」につきましても、本年度内の完成に向け、鋭意取り組んでまいります。 さらに、南海地震対策を初め、防災施策全般について、専門的、総合的に進めるための庁内組織についても早々に具体化を図ってまいります。 次に、「食の安全・安心」についてであります。 消費者の食に対する信頼が揺らいでいる中で、早急に取り組むべき課題として、「消費者の視点に立った安全で安心な農林水産物の供給」の実現を掲げ、生産段階における栽培管理の記録や情報開示などを行うトレーサビリティシステムなどを活用した消費者重視の県産食品の認証制度について、検討を進めてまいります。 そして、このような「安全・安心」への取り組みが食品だけにとどまらず、徳島県独自のブランドとして評価されるよう、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 次に、子育てから介護まで、障害者もみんなが地域で安心して暮らせる「とくしま安心ライフ」の実現についてであります。 私は、子育て家庭や高齢者の方、さらに障害者の方など、すべての県民の皆様が一生を通じていつでもどこにいても安心して暮らせる環境づくりとして、「とくしまハンディキャップ・フリー」を推進してまいりたいと考えております。 また、本県は、病院や診療所の医療資源に恵まれている一方、僻地や休日、夜間の診療体制については、医師、その他の医療スタッフが不足するなどの課題もあります。 そこで、医療資源の機能的な連携を進めるとともに、ITを活用した遠隔地医療の導入など、「いつでも、どこでも、等しく」高度な保健医療サービスを受けられる環境づくりを進めてまいります。 また、救急救命医療体制の一層の拡充を図るとともに、県民・医療機関の双方から御要望の大きい小児救急医療体制のさらなる充実について、精力的に取り組んでまいります。 さらに、高齢者や障害者の方が住みなれた地域で安心して暮らせるよう、在宅福祉を充実し、生きがいづくりや健康づくりに努めるとともに、家庭や地域において、いつでも必要な介護サービスが受けられる体制づくりを推進してまいります。 第五は、子どものびのび、文化の香り漂う「いやしの国とくしま」の実現であります。 子供たちは、新世紀という輝かしい舞台の主役となる存在であり、夢を持ち、未来に羽ばたいていけるよう、私たちの世代が今何をなすべきかを真剣に考え、行動することが重要であります。 そのため、子供たちの個性が尊重され、ゆとりを持って学習できる環境づくりを進めてまいります。 小中学校では、児童一人ひとりの学校生活のスタートを支援するため、小学校の一、二年における少人数学級編制を、単学級を含めて全県展開するほか、小学校高学年と中学校では、チームティーチング指導や少人数グループ指導を行うなど、教育環境の向上を図ってまいります。 また、高等学校の入学者選抜制度につきましては、来春から新たに前期選抜・後期選抜を導入し、とりわけ前期選抜では、生徒の個性を最大限評価し、自己表現や特定教科の検査により評価するなど、いわゆる一芸入試の考え方を取り入れたいと考えております。 さらに、こうした教育の基盤整備として、現在建設を進めておる「総合教育センター(仮称)」と学校などを結ぶ情報ネットワークの構築を進め、IT教育を推進するとともに、e-ラーニングなどで幅広い学習機会を提供するなど、IT社会に積極的に対応できる人材を育成するための環境づくりに取り組んでまいります。 次に、働く女性、共働き世帯をバックアップする「とくしま女性輝き事業」の実施についてであります。 働く女性や共働き世帯が子育てを行う場合に、仕事と子育ての両立が容易にでき、さらに自己実現できるような支援体制が必要であると考えております。 このため、駅前保育のように、より利便性の高い地域における拠点保育所の整備や延長保育、事業所内保育を推進するとともに、体調のすぐれない子供にも対応できる病児保育の導入など、安心して子供を産み育てる環境づくりに取り組んでまいります。 次に、文化の振興についてであります。 本県には、人形浄瑠璃、阿波踊り、農村舞台など、全国に誇るべき阿波文化の蓄積があり、県民全体の貴重な財産であります。 このような伝統文化を「阿波の文化を見直す県民ネットワーク(仮称)」を組織し、さまざまな分野の人の目で検証し、インターネットなど多様なメディアを通じて、国内外に積極的に発信してまいります。 また、身近に世界レベルの文化に触れることは、県民の文化的感性を刺激するとともに、子供たちには豊かな感性を養う絶好の機会となります。 このため、各種支援施策を積極的に活用することにより、我が国一流、世界レベルの芸術文化に触れる機会をふやす「とくしまきらり芸術文化事業」に取り組んでまいります。 第六は、年代、性別などを問わず、はつらつと生活できる「ユニバーサルとくしま」の実現であります。 まず、男女共同参画の推進についてであります。 社会のあらゆる分野において、男女が性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に生かし、ひとしく参画することができる社会の実現は、本県はもとより、我が国における最重要課題の一つであります。 そのため、今後三年間で早急に取り組むべき主要課題とその推進方策について取りまとめた「とくしま男女共同参画実行プラン」を策定することといたしております。 特に、あらゆるステージにおける男女共同参画を推進する観点から、四割を超えることを目標に、県の審議会などの委員への女性の参画を促進するほか、県女性職員の登用に関する方針を定め、その積極的な登用に努めます。 今後、このプランの着実な実施により、「男女共同参画立県とくしま」の実現を目指してまいりたいと考えております。 次に、高齢者の学習・社会貢献意欲の向上に積極的に対応する「とくしまシルバーカレッジ事業」についてであります。 本県の高齢化は、全国平均より十年ほど早く進んでおり、高齢者が生きがいを持って生活し、地域社会の重要な担い手として活躍できる環境づくりが喫緊の課題であります。 現在、シルバー大学校を県下に九校設置し、本年度から徳島校にITコースを新設するなど、さらなる充実を図っておりますが、今後は卒業生などを対象に、より高度な専門的学習ができる「シルバー大学院」の創設にも取り組んでまいります。 次に、公共事業のユニバーサルデザインの推進についてであります。 私は、今後の社会資本整備については、質、量はもとより、利用者重視の視点に立つなど、あらゆる角度から公共事業のあり方を見直す必要があると考えております。 このため、自然に優しく、障害者・高齢者を問わず、利用者側の視点に立った新たな公共事業として、既存公共施設のユニバーサルデザイン化を初め、地域に暮らすみんなが「住みやすいまちづくり」を進めてまいりたいと考えております。 第七は、地域の個性を伸ばし、都市部・中山間地域を問わずにぎわう「にぎわいとくしま」の実現であります。 近畿に対する四国玄関口とも言うべき本県の地理的条件を生かし、豊かな観光資源に磨きをかけ、交流を活発化させることが重要であり、通行料金の引き下げなど、本四架橋のメリットを最大限に引き出すための取り組みや利便性の向上を図る交通体系の整備などに積極的に取り組んでまいります。 また、本年十月に開催予定の「ねんりんピック徳島大会」や来年秋の全国育樹祭を初め、「四国デスティネーションキャンペーン」など、全国規模の大会や宣伝事業の開催を絶好の交流機会としてとらえ、さらなる情報発信を行うほか、温かいおもてなしやきめ細かなサービスの提供など、アメニティーの向上に努めてまいります。 また、ともすれば閉塞感が漂う時代にあって、県民の皆様が夢や感動を持てる共通の目標が必要との思いから、四国初のJリーグチームの誘致やプロ野球、コンサートなどの大規模イベントの開催をお示ししたところであります。 今後、関係機関との調整や施設面での検討などを進め、「にぎわい活力とくしま」の実現に積極的に取り組んでまいります。 次に、「e-とくしま」の実現についてであります。 IT基盤の整備は、鉄道、道路に続く第三の社会資本と言われ、「e-Japan戦略」に対応するため、民間サービスを活用した高速情報通信網を整備するとともに、地上テレビジョン放送のデジタル化への対応やケーブルテレビの全県展開を積極的に促進してまいります。 また、県民の皆様がITの恩恵を享受できるよう市町村や経済団体などと連携しながら、IT講習会など基礎技術習得の機会の増大を図ってまいります。 さらに、県民の皆様が家庭にいながら、インターネットを活用して、申請・届出などの行政手続を行うことができる電子自治体の構築を推進してまいります。 次に、市町村合併の推進についてであります。 今後厳しさを増す行財政環境のもと、市町村合併は避けて通れない課題であります。 現在、県内では麻植郡、海部郡、美馬郡、三好郡において、六地域二十一町村が法定の合併協議会を設置し、本格的な合併論議を行っております。 このうち、麻植郡においては、本庁の位置が決定し、吉野川市誕生を目指して、具体的な事務事業の調整も進んでおります。 県といたしましては、このような町村に対し、「徳島県市町村合併支援プラン」に基づき、県を挙げて支援してまいります。 また、合併特例法期限後における合併推進については、将来の都道府県のあり方も視野に入れ、地域の特性を最大限に生かした戦略的な市町村合併を検討する必要があると考えております。 以上、新しい「とくしま」づくりのため、重点的に取り組む施策について申し述べましたが、今後、新たな行動計画を策定する中で、具体化を図ってまいりたいと考えております。 私は、県民の皆様が「徳島に生まれてよかった、住んでよかった」と実感でき、また誇りを持って夢が語れるような、そんな県づくりに全身全霊を傾けてまいる所存でありますので、議員各位を初め県民の皆様の御理解、御協力を心からお願いする次第であります。 次に、当面する県政の重点課題について、諸般の報告を申し上げます。 第一点は、地方財政をめぐる最近の状況についてであります。 国においては、地方分権時代にふさわしい地方財政基盤の確立を目的として、国庫補助負担金、地方交付税、税源移譲を含む税源配分のあり方について、三位一体の改革を進めようといたしております。 先般、経済財政諮問会議において「骨太の方針第三弾」の原案が示され、税源移譲の道筋などについて記述が見られるものの、具体的な時期や規模について明示されておらず、地方にとって予断を許さないものとなっております。 今後、年末の予算編成に向け、全国知事会はもとより、新たに本県と財政力が類似している各県とも積極的にスクラムを組んで、今後の三位一体改革が真に地方分権推進するものとなるよう、関係機関に積極的に働きかけを行ってまいりたいと考えております。 第二点は、基幹交通体系整備についてであります。 まず、高速道路網の整備についてであります。 私は、県勢発展の基礎となる社会基盤の整備県政の最優先課題として取り上げ、その中でも交流の動脈となる高速道路の整備に全力を挙げて取り組んでまいります。 特に、四国横断自動車道の南伸は、県内人口の約六割が集積する県東部地域の四市を結ぶとともに、四国縦貫自動車道や阿南安芸自動車道とともに、四国を循環する高速交通ネットワークである「大きな8の字ルート」を形成し、南海地震などの災害時の避難や早期復旧などにも重要な役割を担うものであります。 本県における高速道路の整備状況につきましては、現在、四国横断自動車道の鳴門ジャンクション-徳島インターチェンジ間で、昨年二月から地元対策協議会との設計協議が進められているところであります。 徳島ジャンクション-小松島インターチェンジ間につきましては、公団が早期に現地調査に着手できるよう、県としても適宜適切に諸準備を進めてまいります。 さらに、小松島-阿南間につきましては、早期に施行命令が出されるよう、公団の調査などに協力しているところであります。 また、四国縦貫自動車道につきましては、徳島自動車道の四車線化の実現に向けて、さらに努力を重ねてまいります。 私自身先頭に立って、本県の高速道路の整備スピードが従来よりも加速するよう、高速道路の必要性や県民の熱い思いを国などへ訴えていく所存であります。 次に、徳島小松島港赤石地区につきましては、四万トン級岸壁一バースが本格稼働し、大型のチップ船や原木船に活用され、課題となっていた船舶の沖待ちや積み荷調整が緩和されたところであります。 今後、効率的な荷さばきが可能となるよう、一万トン級岸壁や埠頭用地などの整備を進めるほか、南海地震などの大規模な災害時に備え、五千トン級の耐震岸壁や避難所となる緑地の整備を急いでまいりたいと考えております。 次に、徳島空港拡張・周辺整備事業につきましては、現在、外周護岸がおおむね完成いたしました。 引き続き、人工海浜や廃棄物最終処分場関連の整備を行うとともに、拡張する滑走路などの空港施設用地及び下水処理施設用地の埋立工事などを行い、必要な予算の確保に努めながら、計画的な事業の推進を図ってまいります。 次に、今回提出いたしました案件のうち、主なものについて御説明申し上げます。 第一号議案は、地方税法の一部が改正されたことに伴い、新たに創設された外形標準課税について、法人事業税の税率を定めるとともに、特定配当などに係る県民税について、徴収手続を定めるなどの必要があり、条例の一部改正を行うものであります。 第二号議案は、海部郡内の県立高等学校を再編統合し、新たに徳島県立海部高等学校を設置する必要があり、条例の一部を改正するものであります。 第四号議案から第十三号議案は、工事の請負契約について、それぞれ議決を経るものであります。 以上、概略御説明申し上げましたが、その詳細につきましては、お手元説明書などを御参照願いますとともに、また御審議を通じまして御説明を申し上げてまいりたい、このように考えております。 十分御審議賜りまして、原案どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げます。(拍手)   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) 次に、日程第四、「議第一号・地方分権推進の視点に立った三位一体の改革の実現を求める意見書」を議題といたします。 お諮りいたします。 本件は、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり)
    議長遠藤一美君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 これより採決に入ります。 本件は、これを原案のとおり決することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長遠藤一美君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。   ──────────────────────── △議第1号 地方分権推進の視点に立った三位一体の改革の実現を求める意見書 (参照) 議第1号    地方分権推進の視点に立った三位一体の改革の実現を求める意見書  上記の議案を別紙のとおり徳島県議会会議規則第14条の規定により提出する。   平成15年6月26日       提 出 者  全  議  員 徳島県議会議長 遠 藤 一 美 殿   ────────────────────────    地方分権推進の視点に立った三位一体の改革の実現を求める意見書  真の分権型社会を実現するため,国と地方との役割分担を明確化するとともに,自己決定と自己責任の原則を徹底する地方分権改革が必要である。特に,今後の地方税財政のあり方については,地方分権の理念を踏まえ,歳出面で国の関与を縮小し,歳入面では地方税の割合を高める等,地方の自立性を高めることが望まれる。  このような中,国におかれては,国から地方への税源移譲,地方交付税制度の見直し,国庫補助負担金の削減からなる「三位一体の改革」を進められようとしているが,この改革は,文字どおり三つの改革を同時一体に,相互のバランスを図りながら進めることが肝要であり,今後,その推進に当たっては,単なる地方への負担転嫁ではなく,真に地方分権時代にふさわしい地方税財政基盤の確立を目指すものとならなければならない。  よって,国におかれては,税源移譲等による地方税財源の充実強化を基本として,真に地方分権推進の視点に立った三位一体の改革を実現されるよう,次の事項を強く要望する。 1 税源移譲については,税収が安定的で税源の偏在性の少ない地方税体系を構築するとの観点に立ち,所得税,消費税等の基幹税を中心に進めること。 2 地方交付税制度については,税源の偏在による財政力格差を是正し,標準的な行政サービス水準を維持するため,その財源保障機能,財源調整機能を堅持すること。 3 国庫補助負担金については,国の関与を縮小し,地方の自由度を高める観点から見直すものとし,その廃止・縮減に当たっては,税源移譲等により所要の財源措置を講じること。  以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                  議   長   名  提 出 先    衆議院議長    参議院議長    内閣総理大臣    総務大臣    財務大臣    経済財政政策担当大臣  協力要望先    県選出国会議員   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) お諮りいたします。 六月二十七日及び六月三十日の両日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長遠藤一美君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 六月二十八日及び六月二十九日の両日は、県の休日のため休会、七月一日再開いたします。   ──────────────────────── ○議長遠藤一美君) 本日は、これをもって散会いたします。      午前十一時五十九分散会   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━...