徳島県議会 > 2003-03-04 >
03月05日-04号

ツイート シェア
  1. 徳島県議会 2003-03-04
    03月05日-04号


    取得元: 徳島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-04
    平成15年 2月定例会   平成十五年二月徳島県議会定例会会議録(第四号) 平成十五年三月五日    午前十時五十九分開議      出席議員計四十名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     重  清  佳  之 君     二  番     木  南  征  美 君     三  番     川  端  正  義 君     四  番     嘉  見  博  之 君     五  番     森  田  正  博 君     六  番     喜  田  義  明 君     七  番     須  見  照  彦 君     八  番     臼  木  春  夫 君     九  番     黒  川  征  一 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十二 番     森  本  尚  樹 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十四 番     藤  田     豊 君     十五 番     谷     善  雄 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     二十 番     長  池  武 一 郎 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十四番     来  代  正  文 君     二十五番     竹  内  資  浩 君     二十六番     福  山     守 君     二十七番     西  沢  貴  朗 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十 番     杉  本  直  樹 君     三十一番     佐  藤  圭  甫 君     三十二番     児  島     勝 君     三十三番     川 真 田  哲  哉 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十五番     柴  田  嘉  之 君     三十六番     四  宮     肇 君     三十七番     元  木     宏 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ────────────────────────  出席職員職氏名     事務局長     佐  藤     功 君     次長       松  本  竹  生 君     議事課長     武  知  完  侍 君     調査課長     小  西     昭 君     調査課主幹兼課長補佐              八  木  利  昭 君     議事課課長補佐  滝     壽  郎 君     議事課課長補佐兼議事係長              木  村  輝  行 君     事務主任     多  田  清  治 君     同        張     功  人 君     同        大  屋  英  一 君     同        前  田  隆  司 君     主事       谷  本  か ほ り 君   ────────────────────────  出席速記者氏名     速記者      井  上  順  子 君   ────────────────────────  列席者職氏名     知事       大  田     正 君     出納長職務代理者副出納長              高  木  直  規 君     企業局長     中  村     稔 君     企画総務部長   迫  田  英  典 君     県民環境部長   飯  泉  嘉  門 君     保健福祉部長   谷  川  博  文 君     商工労働部長   神  野     俊 君     農林水産部長   錦  野  斌  彦 君     県土整備部長   上  総  周  平 君     財政課長     米  澤  朋  通 君     財政課課長補佐  坂  東  敏  行 君   ────────────────────────     教育委員長    山  下  直  家 君     教育長      松  村  通  治 君   ────────────────────────     人事委員長    岸     一  郎 君     人事委員会事務局長増  金  賢  治 君   ────────────────────────     公安委員長    武  田  克  之 君     警察本部長    北  村     滋 君   ────────────────────────     代表監査委員   四 十 宮  惣  一 君     監査事務局長   松  平     清 君   ────────────────────────  議 事 日 程   第四号   平成十五年三月五日(水曜日)午前十時三十分開議 第一 議案自第五十七号至第八十二号、計二十六件                       (提出者説明) 第二 県政に対する一般質問         (四   名) 第三 議案自第一号至第八十二号(除く第五十五号及び第五十六号)、計八十件                       (質   疑)                       (委員会付託) 第四 請願取り下げの件           (議   決)   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) これより本日の会議を開きます。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 知事から、お手元に御配布のとおり、議案等の提出通知がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第544号  (参照)                          財第544号                      平成15年3月4日 徳島県議会議長 川真田 哲 哉 殿                徳島県知事 大 田   正   平成15年2月徳島県議会定例会の議案について(提出)  このことについて,別添のとおり提出します。   ────────────────────────      平成15年2月徳島県議会定例会提出議案 第 57 号 平成14年度徳島県一般会計補正予算(第6号) 第 58 号 平成14年度徳島県用度事業特別会計補正予算(第1号) 第 59 号 平成14年度徳島県市町村振興資金貸付金特別会計補正予算(第1号) 第 60 号 平成14年度徳島県都市用水水源費負担金特別会計補正予算(第1号) 第 61 号 平成14年度徳島県母子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第1号) 第 62 号 平成14年度徳島県中小企業近代化資金貸付金特別会計補正予算(第1号) 第 63 号 平成14年度徳島県農業改良資金貸付金特別会計補正予算(第1号) 第 64 号 平成14年度徳島県林業改善資金貸付金特別会計補正予算(第1号) 第 65 号 平成14年度徳島県県有林県行造林事業特別会計補正予算(第1号) 第 66 号 平成14年度徳島県沿岸漁業改善資金貸付金特別会計補正予算(第1号) 第 67 号 平成14年度徳島県公用地公共用地取得事業特別会計補正予算(第1号) 第 68 号 平成14年度徳島県流域下水道事業特別会計補正予算(第2号) 第 69 号 平成14年度徳島県港湾等整備事業特別会計補正予算(第2号) 第 70 号 平成14年度徳島県県営住宅敷金等管理特別会計補正予算(第1号) 第 71 号 平成14年度徳島県奨学金貸付金特別会計補正予算(第1号) 第 72 号 平成14年度徳島県証紙収入特別会計補正予算(第1号) 第 73 号 平成14年度徳島県公債管理特別会計補正予算(第1号) 第 74 号 平成14年度徳島県給与集中管理特別会計補正予算(第1号) 第 75 号 平成14年度徳島県病院事業会計補正予算(第1号) 第 76 号 平成14年度徳島県電気事業会計補正予算(第1号) 第 77 号 平成14年度徳島県工業用水道事業会計補正予算(第1号) 第 78 号 平成14年度徳島県土地造成事業会計補正予算(第1号) 第 79 号 平成14年度徳島県駐車場事業会計補正予算(第1号) 第 80 号 平成14年度県単独砂防事業費等に対する受益市町村負担金の追加について 第 81 号 徳島東環状線街路工事緊急地方道路整備工事合併東環状大橋下部工第1分割の請負契約について 第 82 号 旧吉野川流域下水道建設事業旧吉野川幹線管渠工事(松茂西工区)の委託契約の変更委託契約について 報告第1号 訴えの提起に係る専決処分の報告について 報告第2号 損害賠償(交通事故)の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について 報告第3号 損害賠償(道路事故)の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 諸般の報告は以上であります。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) これより本日の日程に入ります。 日程第一、「議案第五十七号・平成十四年度徳島県一般会計補正予算(第六号)より第八十二号に至る計二十六件」を議題といたします。 以上の二十六件について、提出者の説明を求めます。 大田知事。   〔中谷議員出席、出席議員計四十一名となる〕   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) おはようございます。 今回追加提案いたしました案件は、「平成十四年度徳島県一般会計補正予算」外二十五件であります。 以下、その概要につきまして御説明申し上げます。 第五十七号議案は、平成十四年度徳島県一般会計補正予算であります。 歳入の補正につきましては、県税、地方交付税、国庫支出金、県債等の見込み額の変更であります。 歳出の補正につきましては、財政調整基金積立金減債基金積立金介護給付費負担金などを追加計上いたしました。 今回減額いたしますのは、災害復旧事業費、給与費、地域総合整備資金貸付金などであります。 なお、汚職調査団を実現させる「一〇〇円カンパの会」から申し出のありました寄附金につきましては、汚職問題調査等委託費の一部に充当するため、所要の措置を講ずることといたしました。あわせて、当該委託費につきましては、繰越明許費を計上いたしております。 この結果、補正予算額は三十六億二千八百三十七万六千円の減となり、補正後の予算額は五千四百八十六億一千五百二十四万九千円となります。 このほか、特別会計十七件、企業会計五件についても、それぞれ所要の補正を行うことといたしております。 次に、予算以外の案件につきまして御説明を申し上げます。 第八十号議案は、県単独砂防事業費等に対する受益市町村負担金について、事業費の変更等に伴い追加するものであります。 第八十一号議案及び第八十二号議案は、工事の請負契約について、それぞれ議決を経るものであります。 以上、概略御説明申し上げましたが、十分御審議くださいまして原案どおり御賛同賜りますようお願い申し上げます。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、日程第二、「県政に対する一般質問」を前回に継続して行います。 二十九番・北島勝也君。   〔久次米議員出席、出席議員計四十二名となる〕   (北島議員登壇) ◆二十九番(北島勝也君) 皆さんおはようございます。自由民主党・交友会の北島勝也でございます。 本会議の開会時間が大幅におくれまして、大変長時間お待たせいたしましたことに対しまして、心からおわび申し上げます。私の後ろにおります弟に成りかわりまして、私からおわびを申し上げます。 三日間にわたる質問も本日が最終日。初日の代表質問から数えて私が九番目の登壇であります。したがって、私にとりましては、当面する県政の重要課題について重要な論戦がある程度行われた後の一般質問であります。しかも、大田新県政誕生後、初の五月の臨時議会で質問に立ちましてから久しぶりの登壇であります。与えられました貴重な時間をフルに活用し、県民のために、そしてまた、徳島県発展のために心を込めて質問を行いたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 また、本日は大田知事の地元、つまり私の地元でもあります北島町内の皆さんを初め、板野郡内の皆さん多数が傍聴に来ていただいておりますので、知事初め理事者の皆さんから、特に誠意ある御答弁をいただけるものと信じまして質問をしてまいります。 まずお伺いいたしたいのは、徳島空港の拡張と周辺整備事業への取り組みについてであります。 初当選以来、これまでずっと私はこの空港整備に取り組み、地元住民あるいは地元関係者の声を常々この議会で取り上げてまいりました。地元の声を広く県民の皆さんに伝え、徳島空港の利便性の向上、活性化に寄与する空港整備を私の政治課題、つまりライフワークとして三期十二年間取り組んでまいりました。そして、県民の強い要望と地元住民の理解と協力によって、徳島空港は平成八年に国の第七次空港整備五箇年計画に位置づけられ、滑走路の二千五百メートルへの延長が決まり、平成十三年八月、ようやく起工式にこぎつけたことがきのうのように思い出されます。 ところが、大田知事は、就任直後、この空港事業の凍結、見直しを繰り返し言明し、周辺整備事業については、議会や地元市町村など関係者に何の相談もなく、二週間の工事ストップという暴挙に出たわけであります。我々議員に示した中止の理由は、自分の勉強のためになったなどと、いまだに理解に苦しむものであり、いたずらに県民に大きな不安と混乱を与えただけであります。 あれから約十カ月。来月からは平成十五年度を迎えようとしております。そこで、気になりますのは、この大型事業と新年度予算との絡みであります。 昨日閉会いたしましたが、この通常国会に提案されている国の新年度予算案によりますと、羽田や成田などの大都市の拠点空港に対する整備予算は本年度よりかなり増額されておりますが、徳島を含む地方空港関連の整備予算は逆に三〇%も大幅削減となっております。今後、しばらくこのような大都市重点志向の予算配分が続けば、徳島空港の拡張は言うまでもなく、周辺整備事業スローダウン化を余儀なくされるのではないかと懸念されてなりません。まさに、一難去って、また一難の思いであります。 そこで、知事にお伺いしたいと思いますが、平成十五年度、国の地方空港整備予算の大幅削減が予測される中、徳島空港の拡張並びに周辺整備事業にどの程度予算配分される見通しを持っているのか。また、その予算獲得に向けて知事はどのように責任を果たしていくのか、あわせてお聞かせをください。 さらにお伺いしておきたいのは、廃棄物処分場管理運営主体の設定についてであります。 今回の空港周辺整備事業では、空港北側に徳島市、鳴門市、そして私の住む北島町など、徳島県東部を中心とした二市十五町村の一般廃棄物、さらには県南部の市町村を除く三市三十三町村の産業廃棄物などの最終処分を行う徳島東部臨海処分場が整備されるわけであります。 鳴門市など、現在処分場を持たない一市十二町村では、中間処理をした二十万人分の廃棄物を県外に排出しており、その経費は毎年約十一億円以上にも上っておると聞いております。さらに、沖洲の処分場も満杯となれば、何と四十六万人の廃棄物が行き場を失ってしまうわけであります。関係する市町村にとって、今回の整備される処分場は待ち焦がれている施設であり、そのためにも廃棄物処分場管理運営主体を一日も早く決定しなければなりません。 このことから、関係の二市十四町村──この中には受け入れの松茂町は入っておりませんが、これでつくる県東部臨海処分場対策協議会は、去る二月、知事に対して、財団法人徳島県環境整備公社が適正であるとして早期の決定を要望されました。これに対し知事は、公社の経営が厳しく、市町村にも応分の負担をしてもらわなければならないとか、協議会でもさらに議論してほしいとか言われたとのことです。県下市町村の廃棄物行政を指導し、広域的な廃棄物処理などについて推進すべき知事としては、全く無責任な発言であると言わざるを得ません。 そこで、知事にお伺いします。 去る二月十二日に、二市十四町村でつくる県東部臨海処分場対策協議会が知事と環境局長に対し、県環境整備公社に処分場の設置と管理を行うことを求める要望書が提出されましたが、結論は今、出ておりません。この廃棄物処分場の設置や管理運営について、この要望書を踏まえ、知事はどのように考えているのか、お聞かせをいただきたいと思います。 また、県が半分以上出捐している財団法人県環境整備公社の経営改善策をどのように考えているのか、あわせてお聞かせください。 空港関連の最後の質問としまして、本県農産物のリーディングブランドでありますカンショ、大根の生産・品質向上にぜひ必要な手入れ砂の確保についてお伺いをいたします。 農家の方々が長年にわたって要望しておりました本県沿岸の砂が、空港周辺整備事業で埋もれる部分の砂を採取することによって実現可能となりました。長年この問題に多くの県議が携わり、ようやく日の目を見ることができましたことは、地元の議員として大きな喜びであり、関係者皆様の御協力に敬意と感謝をいたすところであります。しかし、逆にこれまで幾つかの大きなハードルを越えてきた経緯から、今後においても、さまざまな問題が起こり得るのではないかと心配しております。 そこで、今回、空港周辺整備事業の中で実施される手入れ砂の採取計画内容と、今後の予定及び課題について、農林水産部長にお伺いをいたします。 それぞれ御答弁をいただき、質問を続けてまいります。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 北島議員の御質問にお答えをさせていただきます。 徳島空港の拡張並びに周辺整備事業の予算配分の見通しと、予算獲得に向けました取り組みについての御質問でございます。 国の平成十五年度の空港整備予算につきましては、大都市圏拠点空港へ予算が重点配分されたことなどから、徳島空港等の一般空港予算は、全国枠で対前年度比約三〇%減という非常に厳しい状況となっております。 徳島空港の平成十五年度の内示見込み額につきましては、政府予算案では個別空港の予算が公表されていないことから、現時点では確定的なことを申し上げることができませんが、先ほどの国の予算方針や、完成間近の空港への優先配分を勘案しますと、相当厳しい予算配分になるものと予想しておるところでございます。 しかしながら、平成十四年度補正予算として四億八千万円の護岸等の整備促進が認められたことから、これに来年度当初予算を合わせますと、護岸概成や用地造成に取りかかるための予算はおおむね確保されたものと考えているところでございます。 また、空港拡張と一体的に整備を進めております周辺整備事業につきましては、下水処理施設用地の埋立工事の着手や、廃棄物処分場の護岸、人工海浜工事等の所要予算として六十四億五千八百万円を計上し、計画どおりの事業の推進を図ってまいります。 今後とも、平成十九年度の供用に向けまして、計画的かつ着実な事業進捗が図られるよう、国土交通省を初め関係機関に、あらゆる機会をとらえて、積極的な要望活動を行ってまいる所存でございます。 次に、廃棄物処分場の設置及び管理運営、また、徳島県環境整備公社の経営改善策についてのお尋ねでございます。 去る二月十二日、徳島東部臨海処分場対策協議会から、東部臨海処分場の設置及び管理運営を徳島県環境整備公社でお願いしたいとの要望を受けたところでございます。公社が同処分場の設置及び管理運営主体となり得るためには、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に定められております経理的基礎を満たす必要があるものの、現在、担保すべき財産がございません。 また、公社においては、橘の廃棄物処分場の施設整備に要した約三十億円の借入金の返済が平成十四年度から始まりまして、今後、経営に大きな負担となることが予測されております。 県といたしましても、公共関与の廃棄物処分場の確保は最重要課題であると認識はしておりますが、同処分場の廃棄物の埋立容量の八五%が一般廃棄物ということから、受益市町村が担うべき役割は大きいものと考えております。 このため、県、徳島市及び阿南市外二町衛生組合などで構成いたします同公社に設置主体となっていただくためには、初期投資や運営経費負担などのあり方を関係部局並びに関係市町村において早急に詰めなければならないと考えております。 次に、公社の経営についてでありますが、橘処分場の施設整備に要した借入金の返済など、今後の経営につきまして厳しいものがあると予想されております。 県といたしましては、公社を所管する立場から、また最大の出捐者である立場から、経営健全化策として受入地域の見直しが図られるための阿南市との協議、県南地域からの廃棄物の橘処分場への誘導など努力を行っているところであります。 今後とも、出捐者である徳島市や一部事務組合と十分連携をとりながら、健全な経営が図られますように努めてまいりたいと考えております。   〔中谷議員退席、出席議員計四十一名となる〕   (錦野農林水産部長登壇) ◎農林水産部長(錦野斌彦君) 手入れ砂の採取計画内容と、今後の予定及び課題についての御質問でございますが、空港周辺整備事業の区域内で実施いたします手入れ砂の採取につきましては、県及び関係する二市二町及び七JAで構成いたします砂地畑改良事業協議会におきまして、事業主体は関係する二市二町とする、採取に係る経費は導入農家の負担とする、採取時期は平成十五年夏ごろとするなどの事業の枠組みについて合意し、地域ごとに手入れ砂導入の事業説明会を行いました。 その結果、二月末の申し込みの最終締め切り時点におきまして、農家の約四割に当たる四百十九戸から約八万六千立米の申し込みがあり、導入面積は約二百四十ヘクタールに上る計画が具体化することになりました。 今後の計画といたしましては、本年の七月から九月に採取し、来年の二月ごろまでに配布を終える予定でございますが、その間の課題といたしまして、事業が二市二町にまたがること、また、空港周辺整備事業との整合性を図りながら進める必要があることなどから、関係機関との緊密な調整が何よりも重要であると考えております。 御承知のとおり、昨年二月議会で請願が採択されましたこの事業には、県議会初め関係者の皆様方の熱い思いが込められております。 私どもといたしましては、関係機関との連携を図りながら、この事業の円滑な実施に向けまして懸命に取り組んでまいります。   〔久次米議員退席、出席議員計四十名となる〕   (北島議員登壇) ◆二十九番(北島勝也君) それぞれ御答弁をいただきました。 全国的に見ましても、広域的な廃棄物の処理におきましては県の役割は以前にも増して重要となっております。まさに、今回整備される廃棄物処分場などは県主導で計画し進めてきたわけでございまして、この施設の設置や管理運営につきましても県が責任を持って取り組むべきと思いますが、そこで再問をさせていただきたいんですが、それと、今、要望書の出ました県環境整備公社が引き受けるという条件といたしまして、先ほど知事さんから御答弁いただきました中に、関係市町村による、いわば受益市町村が担うべき役割ということでございますが、それは応分の負担というふうな意味と思いますけども、一体どのような負担か。そして、その応分の負担とは、これまでに県環境整備公社の経営環境が悪いということで、その改善するためのいわば赤字補てんするためにこの二市十五町に転嫁するということではないんでしょうね、知事さん。それを再問させていただきます。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 東部臨海処分場に関しましての再問でございます。 先ほどもお答え申し上げましたが、公共関与の最終処分場であります東部臨海処分場の設置主体として公社が適当であるというふうに私も思っておるわけですが、公社に引き受けていただくためには、初期投資あるいは運営経費負担などのあり方というものを関係者において早急に詰めていただかなければならない、このように考えておるところでございます。 なお、市町村に求めた応分の負担ということについての御質問でございますが、環境整備公社東部臨海処分場の設置主体となるに当たって、同処分場における廃棄物の埋立量の、先ほども申し上げましたが、八五%が本来市町村で対応すべき一般廃棄物とされていることから、その初期投資及び管理運営経費に必要と考えられる応分の負担を想定いたしているものでございます。 このことにつきましては、二月十二日に東部臨海処分場対策協議会の会長職務代理者であります吉野町長及び鳴門市長にも、その旨お話を申し上げたところでございます。御理解をいただきたいと思います。   (北島議員登壇) ◆二十九番(北島勝也君) つまり、お金を出してくれというふうに解釈いたしましたけども、やはり先ほども申し上げましたように、こういう広域的な廃棄物の処理ということになりますと、やはり県が主導性を持ってやらなければ、各自治体単位ではもう対応できないということでございますので、ひとつこれまでの処分場の取り扱いというのは過去に橘と沖洲とありましたので、そのような取り扱いで行っていただきたいということを一応要望しておきますし、また、公社の経営改善に対しましては県の財政支援が必要と思いますので、この方も検討方を要望しておきたいと思います。 また、手入れ砂の採取につきましては、今後、農家の需要にこたえられますよう、円滑な事業の実施を要望しておきたいと思います。 質問を続けますが、次に政策評価制度についてお尋ねをいたします。 我々自民党・交友会は政策評価制度についてたびたび提言をし、この議場でも種々議論を重ねてきたものであります。 そこで、ポイントを絞ってお尋ねいたしますが、大田知事は今議会の所信表明の中で、新年度予算の編成に当たって、非常に厳しい財政状況のもとで、政策評価制度を活用しながら、「選択と集中」をキーワードに、めり張りのきいた予算としたと胸を張っております。私は、一年前の二月県議会の一般質問でこの政策評価制度を取り上げ、この制度の問題点であるところの、いかに客観的な評価システムをつくり上げるかを質問いたしました。さらには、政策評価手法は、その過程や内容が明らかにされなければ、行政や県民に対して説明責任を果たしたとは言えません。ですから、評価結果すべてを公開して、県庁のみならず、県民にわかりやすく公開して県民合意を得る、このような開かれた行政施策として定着するよう強く要望いたしました次第であります。 そこで、企画総務部長にお尋ねをいたしますが、今年度から新たに取り入れた新年度事業に対する政策評価は、一次評価、二次評価をだれが、いつ、どのように行い、知事はどの段階でどのような評価を行ったかをお聞かせをいただきたいと思います。 二点目には、政策判断についてでありますが、新規事業で二次評価、つまりこれは総合政策室が評価した分でございますが、C評価となった施策はどれも予算化をされておりません。しかしながら、C評価の三十事業の中で、一次評価で最高のAAAの評価、これはAAAが百八事業ありましたが、このAAAになっておるにもかかわらず、二次評価ではC評価となったというものが二つあると聞いております。この二事業をAAAからCに評価したのはなぜなのか、そのお考えをお聞かせいただきたいと思います。 第三点目には、当初予算の新規施策についてお尋ねをいたします。知事は、就任以来、ほなけんど塾を通じて県民の皆さんからいろいろな意見や要望、提言をいただいたと存じますが、そこで知事にお尋ねいたしますが、新年度の当初予算に新規施策として、ほなけんど塾の県民の意見、要望などが反映されたものが幾つあるのか、また、どのような内容のものなのか、お聞かせをください。 以上、政策評価に関連してのお答えをいただきまして、質問を続けてまいります。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) ほなけんど塾での県民の皆さんの御意見、御要望を新年度当初予算にどのように反映したのかというお尋ねでございます。 ほなけんど塾は、県民の方々から御意見や御提言をいただくと同時に県政への御理解を深めていただくことを目的としまして、これまで県庁で四回、市町村に出向きまして四回の計八回開催をしてまいりました。四百五十名の御参加をいただいたところでございます。 私といたしましては、県政全般にわたりまして県民の皆さんから生の声をいただきまして、日ごろ県政についてどのように感じ、また、どのようなことを求めておられるのか、大いに感じ取ることができたと思っております。その成果を生かしまして、新年度の当初予算に五件の新規事業を計上したところでございます。 具体的には、県内のNPOや、あるいはボランティア活動に対する支援のあり方を検討します参加と協働による地域づくり条例検討費、それから、男女共同参画社会づくりに向けた男女共同参画実行プランの推進費、DVなど女性の相談、保護等に対応する女性支援センターの整備事業費、また、私の公約ということで公約したものの中でも緑の公共事業、あるいは少人数学級をぜひ実現させてほしいという御意見等がたくさんあり、予算化いたしたところでございます。 今後、ほなけんど塾の実施などを通じまして、県民の皆様の意思を最大限尊重しながら、県民主権の県政を推進してまいる所存でございます。   (迫田企画総務部長登壇) ◎企画総務部長(迫田英典君) 政策評価につきまして、二点御質問をいただきました。 まず、新年度事業に対する一次評価、二次評価をだれが、いつごろ、どのように行い、知事はどの段階でどのように評価を行ったかという御指摘でございます。 政策評価システムは、施策や事業の結果をその目的から振り返りまして評価、検証し、次の企画や実施に反映をしていくという継続的な点検評価のサイクルでございますので、何より評価の基本は、あるいは出発点は担当部局の自己評価というところから始まるわけでございます。 平成十五年度当初予算の策定に当たりましては、この政策評価システムを今年度から本格的に導入をいたしました観点から活用していったわけでございますけれども、具体的に申し上げますと、まず継続事業全般につきましては、時期で申し上げますと、七月から九月にかけまして、目的妥当性、有効性などの観点から、まず各部局において点検評価を行いまして、次年度に向けての改善、見直しの方向性を示したわけでございます。 また、企画段階の新規事業につきましては、これは九月以降のサマーレビュー作業の中でございますけれども、継続事業評価の結果、あるいは県民ニーズといったものを踏まえまして、有効性、必要性といった五つの観点から、これもまず事業の担当部局が各部局内の優先度を示す一次評価を行ったわけでございます。 さらに、全庁的な視点から御指摘ございましたが、総合政策室におきまして実施に向けて一定の熟度に達しているかどうかと、あるいは課題がなお残されてないのかといったことを検証いたしまして、A、B、C、三段階での二次評価を行ったということでございまして、この総合政策室での評価は大体十月ごろということでございます。 それらを踏まえまして知事からは、平成十五年度予算の取りまとめにつなげるという意味で、これらが終わりました段階で、これらの評価を参考として、各部局に対しまして、それぞれの事業の方向性、あるいは課題といったものを指示を受けたということでございます。 それから、二点目で一次評価と二次評価の相違についての御質問がございましたけれども、御指摘のとおり、サマーレビュー作業における新規事業評価、申し上げたように一次評価と二次評価がございまして、それぞれ三段階で評価を行っておりますけれども、まず各部局においてはAAA事業であっても、総合政策室においてC評価というふうになったものがございます。 これらの事業の評価の背景でございますけれども、例えば目的、妥当性といった観点から県がどの程度関与するか、それから、有効性という観点からは費用対効果という観点からどうかということ、あるいは、ほかの事業との例えば重複がないのかといったような観点、この場合には当然ほかの事業との調整が必要になってくるというふうなことでございまして、これらの観点から改めて評価をした結果、予算化するにはなお検討すべき課題が多いというふうな評価の結果、一次評価ではAAAでも、二次評価においてはC評価というふうになっているというものがあったということが御説明でございます。   〔久次米議員出席、出席議員計四十一名となる〕   (北島議員登壇) ◆二十九番(北島勝也君) それぞれ御答弁をいただきましたが、昨年の二月議会で私が提言をいたしました政策評価の運用につきまして、これは評価過程の透明性、あるいは評価結果の説明責任、また、それにも増して重要なのが県民合意、これを目的とした政策評価システムの構築でございました。そういうことを反映して今回の事業を評価されたものと思いますが、今後は、県民に対して広く公表することが大きな課題となると思いますので、その点につきましてもさらに工夫をされますよう要望しておきたいと思います。 それから、時間の関係で、次に教育問題についてお伺いしたいと思います。 まず初めに、いわゆる今、話題になっております民間人校長の任用についてであります。 民間人校長につきましては、昨年の十月に全国公募を行い、応募のあった八十五名の中から三名の任用予定者が決定され、本年四月、校長としての任用に向け、現在、事前研修を実施しているところであると聞いております。 具体的な配置校については、教職員全体の異動の中で最終決定されるため、現時点でのお答えは難しいと思いますが、それぞれの民間人校長に対してどのような取り組みを期待をし、どのような学校を念頭に配置しようとしているのか、その基本方針は多分お持ちになっていると思われます。 また、今回、城西高等学校では校長評価制度を導入する旨、先日の新聞にも掲載されておりましたが、昨日もテレビで校長の評価制度がスタートされたのが報道されておりました。民間人校長の方々にも、このような前向きの取り組みをぜひ積極的に取り入れ、特色ある学校づくりに向け、先導的な取り組みを期待しておきたいと思います。 そこで、教育長にお伺いしますが、民間人校長の任用予定者三名について、校長としてどのようなことを期待しているのか。また、それを踏まえ、小中高のそれぞれの校種ごとに、どのような学校を念頭に配置する方針なのか、教育長の見解をお聞かせいただきたいと思います。 また、城西高等学校で取り組もうとしている校長評価制度について、民間人校長の配置校でも導入したらどうかと考えますが、あわせてお伺いをいたします。 次に、県教委が平成十二年二月に策定した教育振興基本構想を見ますと、本県教育の基本目標として、「生涯にわたる『学び』を実現する教育の創造」を掲げており、豊かで活力ある生涯学習社会を構築するための施策の基本的方向として、まず第一に生涯学習の基盤整備、二番目に学習活動の充実、三番目として、学校、家庭、地域社会の連携を推進するとしております。こうした教育委員会の取り組みは大いに評価するものでありますが、生涯学習社会の構築は教育委員会の力だけで可能なのでしょうか。 御存じのとおり、生涯学習とは、スポーツ活動、文化活動、趣味、レクリエーション活動、ボランティア活動などなど、時代に適合した資格取得や技術取得といった能力獲得活動などの多様な学習が含まれており、このような学習ニーズにこたえていくためには全庁挙げて取り組む必要があると思うのであります。現に、知事部局の各課におきましても、生涯学習にかかわるさまざまな施策が実施されており、あすたむらんど徳島や文学書道館もその一例であります。 そこで、教育長にお尋ねいたします。 今後、ますます多様化する県民の学習ニーズに対応し、的確な支援を行っていくため、教育委員会や知事部局の各部各課で実施している生涯学習に関する施策を体系化、総合化したプランづくりに取り組んではどうかと考えますが、教育長の御所見をお伺いいたします。 御答弁をいただきまして、質問を続けます。   (松村教育長登壇) ◎教育長(松村通治君) 民間人校長にどのようなことを期待し、どのような学校に配置する方針かとのお尋ねでございます。 民間人校長につきましては、すぐれた経営手腕と柔軟な発想、企画力を備えた人材を広く民間からも求め、学校現場に新たな風を吹き込み、その活性化を図ることをねらいとして任用することとしております。 とりわけ、本県におきましては、平成十二年に教育振興基本構想を、平成十四年に高校教育改革推進計画を定めまして、社会の変化に対応した教育改革を推進しているところでございます。推進計画に基づく高校教育のシステム改革を進めるとともに、あわせてその基盤となる小中学校の改革が重要な課題となっているところでございます。 任用予定者三名にはこうした本県教育改革の先導役としての活躍を期待しており、保護者や地域住民への説明責任を果たしつつ学校組織を活性化し、特色ある取り組みを推進していってほしいと考えております。 また、三名の配置につきましては、民間人校長のこのような役割を踏まえまして、小学校、中学校につきましては、各市町村教育委員会に照会して、特に強い要望があった中から、保護者や地域住民の教育ニーズも多様な都市部やその近郊において、すぐれた組織経営者としての手腕を十分に発揮できる学校に配置すること、また、高等学校につきましては、任用予定者の持つ豊富な国際経験等を生かせる学校に配置することを検討しております。 次に、民間人校長の配置校においても校長評価を導入してはどうかとのお尋ねでございます。 これからの学校におきましては、校長がその経営手腕を発揮し、特色ある学校づくりを進めていくことがより一層求められることとなっております。また、特に民間人校長については、民間で培った組織経営手腕を生かし、教職員の意欲を引き出しながら学校経営を改善していくよう期待されるところであります。 このような中、議員御指摘のとおり、城西高校におきましては、校長みずからが教職員にアンケートを行い、学校経営に対する姿勢や指導力、校内組織体制の状況等について評価を受ける校長評価を実施しているところであり、教育委員会といたしましても、学校経営の改善のための意欲的な取り組みとして注目しているところでございます。 校長がその学校経営を進めていく上では、教職員との共通理解を図りつつ、みずからの取り組みを検証していくことが必要となりますが、こうした校長評価の手法を取り入れることはそのための有効な方策の一つとなるものと考えられます。 教育委員会といたしましても、城西高校のこうした取り組みにつきまして、民間人校長を初めとした県内各学校の校長に向けて幅広く情報提供を行ってまいりたいと考えております。 次に、庁内の各部各課で実施している生涯学習に関する施策を体系化、総合化したプランづくりに取り組んではどうかという御質問でございます。 高齢化、国際化、高度情報化など急激な社会の変化に伴い、生きがいづくりや自己の能力の向上を目指して生涯を通じて学ぶことは、より一層重要になっております。 こうしたことから、県教育委員会におきましては、県民の生涯学習に関する要請にこたえるため、平成十一年度からとくしま県民カレッジを開講し、主催講座や市町村等との連携講座を通じた学習機会を提供するとともに、生涯学習情報システムによる学習情報の提供などを行ってまいったところでございます。 また、知事部局におきましても、青少年、高齢者、女性などを対象とした生涯学習に関するさまざまな施策が実施されております。 そうした中で、県民の生涯学習に対するニーズは、これまでの趣味、教養といったもののみならず、職業につながるような資格取得、技術取得等へと高まってきております。 こうした県民の要望に的確に対応し、支援を行うためには、県の各部各課はもとより、市町村、大学、民間団体等が有機的に連携していくことがますます重要であり、そのため、平成十六年度開所予定の総合教育センターにおきまして、指導者の養成、研修を初め、学習機会や情報の提供、学習相談等の機能を充実強化し、幅広いネットワークを構築することとしております。 今後におきましては、多様な県民ニーズにこたえるために、総合教育センターを十分活用するとともに、議員御指摘のとおり、各部各課を初め関係機関と連携を図りながら、総合的、体系的な計画づくりに取り組んでまいりたいと考えております。   (北島議員登壇) ◆二十九番(北島勝也君) それぞれ御答弁をいただきました。 県教委初の民間人校長の任用によりまして、従来の教育と全く違った観点からの教育が大いに期待されるところであります。従来考えなかった民間の経営感覚、これを取り入れた学校運営を図られるよう、これから注目してまいりたいと思います。 それから、校長評価制度につきましては、民間人校長初め、県内各学校への導入を視野に入れていかれるとの前向きの御答弁をいただきました。 また、生涯学習施策につきましては、県民の生涯学習に対する多様なニーズにこたえるために、知事部局と教育委員会の施策の一体化を図っていくとの御答弁をいただきましたので、これも了解したいと思います。 それでは、地元の問題にちょっと触れてみたいと思いますが、知事も御存じのように、北島町鯛浜地区には大型商業施設フジグランが立地されておりまして、今や、車や人々の往来が絶えません。そこへ、今度は徳島市内から著名な民間病院が移転をしてきまして、ここに新築、開業する運びとなり、フジグランと隣接して約二百ベッド、六階建ての総合病院が四月にはオープンの予定であります。さらにまた、県消防学校・防災センターも、その近くに平成十五年度のオープンを目指して目下施設を建設中でありますし、町道を挟んで北側の一角には徳島北警察署が今月二十七日に移転新築を終える予定なのであります。大型の商業施設に加えて医療や消防、警察などの諸施設が一点集中する新市街地として生まれ変わろうとする直前であります。これらが整備されますと、旧国道十一号線、つまり徳島松茂線から応神大橋に至る二車線の町道一号線、これは町道でございますけども、徳島北環状線の一部として供用されておりますが、ここでは急増する車の交通量はさばき切れず、大変な渋滞や交通麻痺を起こすのは必至であります。幸いにも、この北島町道一号線の両側には約二メートルぐらいの幅の歩道がございます。 そこで、地元の住民の間からは、早急にこの町道を県道へ移管昇格して、この両側の歩道を少しずつ縮小しまして、現在の二車線を三車線道路に拡幅して、朝夕のラッシュ時方向に二車線を交互に利用する、いわゆるリバーシブルレーン区間として整備すべきであると。現状のままでは震災などの有事には、せっかくの予防や救助活動の警察、病院の活動にも支障を来すと、地域防災のあり方についても改善を求める声が高まっております。 そこで、お伺いいたしますが、徳島北環状線の一部である北島町道一号線の県道移管と、車道三車線の拡幅も含めて、こうした地域住民の声にどう答えられるのか、お聞かせいただきたいと思います。 最後に、観光について質問させていただきます。 交流の時代は競争の時代と言われますが、全国各地でそれぞれの地域が交流競争に打ち勝つために、情報発信戦を繰り広げております。この三月三十日には高松自動車道が全線を開通いたします。瀬戸中央自動車道、神戸淡路鳴門自動車道並びに山陽自動車道が一体となって、瀬戸内海東側の循環型高速交通ネットワークが形成をされ、関西圏や中国圏との交流を促進し、四国の活性化に寄与するものと大いに期待をされております。 本県におきましても、四月には徳島から広島などの中国圏へ発着する高速バスの新たな路線が開設され、一日当たり七便が運行される予定となっており、高速バスを利用した四国圏内の観光や物流の活性化が期待をされます。 さて、この四月六日には板野郡松茂町の国道十一号線沿いに、待望の「徳島とくとくターミナル」がオープンをいたします。これは、県議会の経済委員会の提言からもう足かけ七年、いささか遅きに失した感がいたしますが、絶好のタイミングでございます。 そこで、このとくとくターミナルの持つ物産観光の宣伝や、利用者の利便性を高めるための情報発信戦略が大変重要と考えますが、部長の御所見をお伺いいたします。 また、本県の新しい観光交流の拠点として大いに期待をいたしておりますので、この完成を記念するオープニングイベントを開催をして県内外に広く情報発信すべきと考えますが、いかがでございましょうか、お伺いします。 御答弁をいただきまして、まとめに入ります。   (上総県土整備部長登壇) ◎県土整備部長(上総周平君) 北島町道一号線の県道移管と、車道三車線の拡幅を含めたリバーシブル区間としての整備についての御質問でございます。 北島町道一号線は、徳島外環状道路の一部を担う主要幹線であると私どもも認識しております。また、議員御指摘のように、今後、近隣には医療、消防、警察などの諸施設が集中してくることから本路線の重要性が高まってくると考えております。 こうしたことから、北島町道一号線の県道移管につきましては、これに伴い旧道となります現県道の北島町への移管等の課題がございますが、これらを解決しつつ県道移管を進めてまいります。 次に、朝夕のラッシュ時に交通量の多い方向を二車線とするいわゆるリバーシブルレーンの設置につきましては、三車線化に伴う本線や交差部の幅員確保などの道路構造上の課題、また、交通安全上の課題もありますが、地元北島町ともよく協議し、リバーシブルレーンの設置の方向性が見えた段階で、公安委員会に対しその設置の検討を申し入れたいと考えております。   (神野商工労働部長登壇)
    ◎商工労働部長(神野俊君) 松茂町で整備を進めております徳島とくとくターミナルの持つ物産観光の宣伝や、利用者の利便を高めるための情報発信戦略についての御質問でございますけれども、徳島とくとくターミナルにつきましては、物産観光機能を有します物産館と、大型駐車場を備えました高速バス停留所の機能するバスの駅として、県、国土交通省、松茂町が共同しまして整備を図っているところでございます。地元住民の方々を初め、関係者の方々の御支援、御協力によりまして、いよいよ来月六日オープンの運びとなっております。 御指摘のように、この施設は、県民はもとより、本県を訪れます県外の方々に親しまれ、立ち寄っていただくためには、施設の持ちます物産観光機能のPRを初め、利用者への情報発信、さらには利用促進に向けました戦略が重要であると考えております。 このため、来月のオープンに向けまして、地元紙を初め、全国紙によります新聞広報、旅行雑誌や航空会社の機内誌でのPR、このようなさまざまな広報媒体を用いまして、オープン前後を重点的な期間としてPR活動を開始をいたしております。 また、パンフレットを作成しまして高速バスのシートに備えるほか、入居予定業者で組織いたします物産館運営協議会と連携いたしまして観光バス業者や旅行事業者を訪問するなど、多彩な情報発信を行い、地元の方々にも満足をいただけるよう、戦略的な利用促進策を実施をしてまいりたいと考えております。 次に、当ターミナルの完成を記念してオープニングイベントを開催して、県内外に広く情報を発信すべきでないかとの御提案でございますけども、御指摘のように、この施設を広く知っていただき、親しみのあるものとするためには、オープン時の華やかさやにぎわいの演出が重要でございます。 このため、四月六日のオープンに向けまして、入居予定業者を初め、高速バス事業者や国とも連携をいたしまして、オープニングイベントにつきまして、現在、最終的な煮詰めを行っております。 まず、四月四日、五日に物産館のプレオープンをいたしまして、これにより人々の関心を高め、楽しみながら施設を知ってもらえるような、にぎわいのあるプレイベントを実施をし、六日のオープン当日には記念式典を開催をいたしたいと考えております。 このようなにぎわいのあるオープニングイベントを通じまして、県内外に広く情報発信をしてまいりたいと考えております。   (北島議員登壇) ◆二十九番(北島勝也君) お隣の高知県におきましては、橋本知事みずからコマーシャルに出演して高知野菜のPRをしておりますし、千葉県の女性知事の堂本さんも、最近、テレビコマーシャルに出演して県産品のPRなんかしておりますが、本県では、「すっぴん徳島」に、観光の「OUR徳島」、農林の「新鮮王国とくしま」などとばらばらで、統一された強烈なイメージが感じられません。観光客誘致のためには、知恵と工夫を凝らして情報発信合戦に勝ち抜くよう、そのような戦略を進めるように要望をしておきます。 また、地元の北島町道一号線の県道移管と三車線化という地元の声に対しまして、県土整備部の積極的な対応を強く強く要請をしておきます。特に、大田知事の地元でありますので、知事の格段のお力添えを期待しておきます。 知事に申し上げたいことは、多様な県民の意見をきちんと聞き分け、少数の県民の意見でなく大多数の県民の意見、これの真意をきちんとしんしゃくして、県政の進路を過ちのないよう導いていくのが、県民から負託を受けた為政者に課せられた最大の責務であります。 また、知事は万能ではありません。本当の民意をしっかりと酌み取り、県民本位の県政を推進するよう、知事初め各部局長、幹部職員一丸となって県政推進に邁進されるよう期待をいたします。 最後になりましたが、この一年間、議会選出の県監査委員として県行政のあらゆる分野を、また、さまざまな実態を拝見させていただきました。私自身大変貴重な勉強をさせていただきました。お世話になりました監査事務局を初め、県庁並びに出先機関の県職員の皆さん方に、この場をおかりしまして厚く御礼を申し上げまして、私のすべての質問を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 議事の都合により、休憩いたします。      午後零時四分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午後一時三分開議      出席議員計三十五名          (その番号・氏名左のとおりである)     二  番     木  南  征  美 君     三  番     川  端  正  義 君     四  番     嘉  見  博  之 君     五  番     森  田  正  博 君     六  番     喜  田  義  明 君     七  番     須  見  照  彦 君     八  番     臼  木  春  夫 君     九  番     黒  川  征  一 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十二 番     森  本  尚  樹 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十四 番     藤  田     豊 君     十五 番     谷     善  雄 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十四番     来  代  正  文 君     二十六番     福  山     守 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十 番     杉  本  直  樹 君     三十二番     児  島     勝 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十五番     柴  田  嘉  之 君     三十六番     四  宮     肇 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ──────────────────────── ○副議長(柴田嘉之君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 十二番・森本尚樹君。   〔重清・久次米・長池・竹内・西沢・佐藤六議員出席、出席議員計四十一名となる〕   (森本議員登壇) ◆十二番(森本尚樹君) 自民党・県民会議の森本尚樹です。 今年度二度目の登壇となります。二回の発言の機会を与えていただきました会派の先輩、同僚の皆さんに感謝を申し上げながら質問に移りたいと思います。 まず、行財政改革について御質問をいたします。 これまで、歯どめのきかない県債残高の増大、本格的な構造改革による地方財政への影響など、さまざまな観点から財政健全化に対する知事の姿勢についての議論がなされております。 二日間の論戦を通じて同僚各位が指摘された課題は、いずれも一刻の猶予も許さない、また避けて通ることのできない重い課題であり、改革を唱えてきた知事にあっては、文字どおり思い切った現行システムの転換が求められているところであります。 さて、知事は今議会において、今後三年間で取り組むべき構造改革についての県の基本方針案を示されております。任期期間中にみずから取り組む県政改革についての意思表明のつもりでございましょうが、今回示された基本方針案を見る限り、正直こうした厳しい現実を踏まえた改革への意気込みは全く感じられませんでした。 知事は就任に当たって、財政健全化への具体的目標数値を掲げ、徹底的な行財政改革に取り組むとの強い決意を表明し、県民の期待もそのときは非常に大きなものがございました。しかしながら、今回の基本方針案では、行財政改革も次々破ったり、後退してきたこれまでの公約と同じく、また言葉だけかと多くの県民に受け取られてもいたし方のない中身となっております。 そこで、今日は構造改革論議を深めるために、私からも知事に対し御提案を行い、知事の認識を伺いたいと思います。 まず第一点は、小さな行政、小さな県庁の実現についてであります。 今回の構造改革案では、団塊の世代の大量退職が四、五年後に迫っており、退職金の支給による県財政への重大な影響が必至の状況の中で、こうした現実を踏まえた県財政における対処方針について全く触れられておりません。 数字を見てみます。来年度から向こう十年間の退職予定者は、十五年度が六十八人、十八年度は百十一人、十九年度が百四十人、団塊の世代の退職がピークとなる平成二十年度は百六十六人、二十二年度は百五十九人など、向こう十年間で一千二百人余りの大量退職となることが予想されております。前年度は、一人平均三千二百万円の退職金が退職者に支払われております。単純に計算してみても、退職金総額は、二十年度五十五億円余りをピークに毎年四十億円を超えることとなり、まさに県職員の人件費だけで県財政が破綻するおそれさえ出てきております。 私は、こうした職員の大量退職を見据え、新規採用の大幅な抑制による職員数の縮減を思い切って、今こそ断行すべきと考えます。採用を最低でも退職者から半減をさせれば、一挙に十年間で六百人あるいは七百人の合理化がごく自然な形で実現をいたします。向こう十年間を見据え、一日も早く県庁の構造改革案を打ち出すべきですが、知事の御所見をお伺いをいたします。 さらに提案いたしたいのは、県業務の大幅な外部委託への実施であります。 県庁はある意味で県内最大の企業であります。厳しい雇用環境の中、新規採用を大幅に抑制すれば、県内の雇用情勢にも若干の悪影響を及ぼすことが予想されますが、そうした影響を最小限に抑えるためにも、従来県が担っていた公共サービスを思い切って民間に委託し、民需拡大に先頭を切って取り組むべきと考えます。小泉内閣の構造改革においても、民にできることは民での基本理念のもと、公共サービスへの市場メカニズムの導入に積極的に取り組んでおり、厳しい財政状況のもとで、効率的でかつ質の高い公共サービスを提供する意味でも、積極的な取り組みが求められております。 例えば、県立病院の給食や施設管理、道路管理などの現業部門はもとより事務部門に至るまで、公共サービスのあり方を大胆に見直し、民間でできることはすべて民間に任せるとの基本姿勢で、県業務のアウトソーシングを思い切って進めるべきと考えますが、知事の御所見をお伺いをいたします。 続いて、これも若干行財政改革に絡んで質問をいたします。 十五年度の予算案では、高速インターネットの接続やテレビ放送デジタル化への対応として、ケーブルテレビ網を初めとする情報通信インフラを促進するための予算が計上されております。この予算が多いか少ないかは別として、約五億円。本県の情報ネットワーク社会への対応について御質問をいたします。 本年度から東京、大阪、名古屋で地上波デジタル放送が開始され、二〇〇六年度からはその他の地域でも広がります。現在のアナログ放送は二〇一一年七月に終了し、デジタル放送に完全に移行をされます。一部のケーブルネットワークを持っている自治体を除き、本県では大半の町村がその整備がおくれていることに大きな不安の声が出始めております。 高齢化社会に伴い、テレビは私たちのライフスタイルに大きな部分を占め、テレビを見る時間は一日平均四時間余りと言われるだけに、日々の生活にテレビは必要不可欠の存在と言っても過言ではございません。それだけにデジタル化対応へのおくれは、一部の町村、生活に欠かすことのできない、テレビのない生活をつくり出す可能性が出てきております。その対応が急がれているところであります。 また、インターネットの利用者はもちろん、企業にとっても深刻な問題となってきております。今やケーブル網を構築している自治体とこのインフラ整備ができていない自治体とでは、道路網の整備同様、あるいはそれ以上に、今後、大きな地域間格差の出る可能性があります。 都市部ではインターネットプロトコル、バージョン四からバージョン六の時代を迎え、家庭までホームアドレスが構築されようという時代であります。パソコンはテレビと連携してインターネットのテレビとなるのは目前で、電話はインターネットプロトコル通信。通信手段は恐ろしく進化をいたしております。 現在、我が県に導入されている広帯域高速通信ケーブルはどのような状況でありましょうか。県民が同時双方向に使用した場合、ラストワンマイルまで十分な容量があるのかどうか。ブロードバンド時代を迎えた今日、自治体、企業、そして家庭においても、情報をいち早くキャッチすることが重要であります。 また、県の企業誘致に関しても、高速通信インフラの整備がおくれているところには進出企業は望めないのではないでしょうか。道路、下水に続き、通信インフラの大幅なおくれも心配される本県ではあります。 今後、県が事業を展開する中で何をすべきか、何を一番優先順位とするかを議論し、これからのデジタル社会への対応を考える必要があると考えます。 地方自治体の中にも、先取りした三重県などを見習う必要があるのではないでしょうか。本県でも、鷲敷町などは他の市町村に比べていち早くケーブルテレビ網を構築し、情報ネットワークを確立をいたしております。 情報ネットワーク社会の変化は物すごいスピードで、この一年が向こう十年にも匹敵する大事な一年となっております。電子自治体、電子取引システム、ブロードバンドを駆使した数多くのシステムこそが行政改革を担うことになるのではないでしょうか。 情報の格差を是正し、県民がいつでも、どこでも都市部と同じレベルで情報ネットワークを共用するためにも、広帯域高速通信網、ブロードバンドの確立を急がなければ、後、取り返しのつかないことになるのではないでしょうか。 そこで、質問ですが、県はデジタル化に向け各市町村とどのような対応を図っているのでありましょうか。 県内全域にブロードバンド網の整備が完了した場合、県に導入されている光ファイバーはその容量を十分に満たすのでありましょうか。幸い、本県には大きな港湾が多数存在し、陸地より非常に安く上がると考えられます。そこに大容量の通信インフラを導入するというお考えはありませんでしょうか、お聞かせください。 高知県では、情報ネットワーク社会に対応するため、職員を民間に派遣し学ばせております。本県はいかがでしょうか。 さらに、官民が一体となったプロジェクトチームを一日も早く立ち上げるべきと考えますが、いかがでしょうか。 また、大田知事は所信の中で、ITを活用した事務の効率化、迅速化を図る電子自治体の推進が急務とうたっておられます。どのように対応していくのか、具体的に御説明をお願いをいたします。 答弁によっては再問をいたします。   〔西沢・中谷両議員退席、出席議員計三十九名となる〕   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 森本議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まず、団塊の世代の退職に伴う退職手当増加への対応についての御質問でございます。 議員御指摘のとおり、団塊の世代の職員の退職につきましては、若干数字の変動もありますが、今後増加を続け、平成二十年度にピークを迎えるものと予想しております。退職手当の額につきましても、これに伴いまして、今後、多額の経費が必要となるものと考えております。 このようなことから、今後、中長期的視点に立った財政運営に努めまして財政健全化に取り組む中で、議員御指摘の退職手当の増加を含む将来の財政需要に備えるという観点からも、財政調整基金や減債基金など財源調整的な基金の確保に努めますとともに、施策の一層の選択と集中を図る中で、さらなる行財政の構造改革に取り組んでまいりたい、このように考えているところでございます。 次に、業務の民間委託、あるいはスリム化、計画的な職員採用を行うべきではないのかという御質問でございます。 厳しい財政状況のもとで、多様化する県民ニーズにこたえまして行政サービスの充実を図っていくためには、より一層の簡素で効率的な行政システムを構築していく必要があると思っております。公的分野の一部を民間にゆだね、機能分担を図るなど、官と民がお互いの力を最大限に発揮しながら、行政サービスを支える、県民満足度の高い新しい行政システムを創造していく必要があると考えております。 このことから、今年度末に策定を予定しております構造改革基本方針におきましては、新たに県の役割を明確にすることや、改革の新しい価値基準におきまして民間委託等の推進や、あるいはPFIの事業の導入に向けた検討など、民間等との協働システムの構築に積極的に取り組むこととしております。 また、知事部局の職員数につきましては、職員定数を昭和四十九年以降据え置くなど厳しい管理を行うとともに、本県を取り巻く厳しい行財政環境を踏まえまして、現在、一般行政部門職員の百名削減に取り組んでいるところでございます。 議員御指摘のとおり、本県の知事部局の職員の年齢構成は、五十歳半ばのいわゆる団塊の世代に該当する年齢層の職員数が大変多く……   (「ダンカイじゃ」と言う者あり) 四、五年後に予想されます大量の退職による総体的な執行力の急激な低下、ひいては県民サービスの低下につながることが懸念されるところでございます。 このようなことから、知事部局の職員数につきましては、引き続き抑制基調を堅持しながら、組織の活力を維持できるように計画的な職員採用に努めますとともに、施策の一層の選択と集中を図ることなど、さらなる行財政の構造改革を推進することによりまして、限られた行財政資源の効果的な活用に努めてまいりたいと考えております。 次に、情報ネットワーク社会への対応についてのお尋ねでございます。 まず、県におけるデジタル化に向けました対応についてでございます。 地上テレビジョン放送は、国の政策によりまして、本年末より順次、現在のアナログ方式からデジタル方式へと移行することとされまして、二〇一一年にはアナログ放送が終了する予定とされております。デジタル化のメリットは、高画質・双方向性、蓄積性など、見るテレビから使うテレビへと、テレビを家庭のIT革命を支える情報基盤へと大きく進化させることでございます。 しかしながら、本県では、デジタル化に伴う送信周波数の変更などによりまして、現在、県内のほとんどの地域で視聴できている近畿圏など、県外からのテレビ放送が引き続き良好に視聴できるかどうか危惧されておるところでございます。 このため、デジタル化に伴うデメリットを補うとともにメリットを県民の皆様が享受できるようにするために、徳島県ITプランに位置づけた新世紀とくしまCATV網に基づきまして、ケーブルテレビの全県展開を促進することといたしております。 今後とも、県下各市町村におきまして、地上テレビジョン放送のデジタル化に十分対応できるよう、総務省四国総合通信局とも緊密に連携を図りながら、技術的及び財政的支援を積極的に行ってまいりたいと考えております。 次に、電子自治体の推進のための具体的な取り組みについてでございます。 平成十三年一月に高度情報通信ネットワーク社会形成基本法が制定されまして、同時に、五年以内に我が国を世界最高のIT国家とすることを目指すe-Japan戦略が策定されたところであります。この戦略の中で、行政事務の効率化、迅速化を図り、住民サービスの向上を目標とする電子政府、電子自治体の実現が重点政策分野として位置づけられております。 電子自治体の主な内容といたしましては、現在、紙で行っております各種の申請、届出等の行政手続につきまして、インターネットを利用して二十四時間どこからでも可能とする行政手続のオンライン化の実現が挙げられます。昨年十二月には、行政手続オンライン化関係法が成立をしまして、法制度上、インターネットを通じた行政手続が可能となりまして、各自治体におきましては電子自治体の推進が急務とされております。 また、電子自治体のメリットが全県下に及ぶためには、県のみならず、県民に最も見近な行政主体である市町村と連携して推進することが不可欠であります。 このため、昨年七月に県と市長会及び町村会共同で協議会を立ち上げますとともに、本年度、国のモデル事業の採択を受けたところでございます。 今後、すべての県民がITのメリットを享受できる社会の実現に向けまして、平成十五年度中には、県、市町村共同の電子申請・届出システムを構築をしまして、平成十六年度から全県的な行政手続のオンライン化を実現したいと考えております。 私の方からは、以上、御答弁をさせていただきます。あとの問題につきましては、担当部長の方から御答弁をいたします。   〔西沢議員出席、出席議員計四十名となる〕   (飯泉県民環境部長登壇) ◎県民環境部長(飯泉嘉門君) 情報ネットワーク社会の対応についてのお尋ねをいただいております。 まず、光ファイバーなど大容量の通信インフラの導入についてであります。 現在、国家戦略である世界最先端のIT国家を目指すe-Japan戦略の実現に向け、高速・超高速インターネットの全国的な普及を行うべく、全国ブロードバンド構想のもと、光ファイバー、CATV、ADSLなど、高速・大容量の通信インフラの導入が急務とされております。 こうした状況のもと、県といたしましては、徳島県ITプランに位置づけた新世紀とくしまCATV網構想により、全県におけるCATVインターネットの整備を図りますとともに、県域高速情報通信サービスの展開を通じて、県を初めとする行政機関が率先して民間の情報通信サービスを利用し、民間の設備投資を誘発するなど、いわゆる民活方式により県下全域の光ファイバー・ネットワークの実現を目指してまいりたいと考えております。 今後、これらの手法により整備された高速情報通信インフラを活用し、県及び市町村における質の高い行政サービスの提供はもとより、県内企業のIT化促進と情報産業の育成、過疎地域におけるSOHO事業等の移転促進など都市部との格差是正など、都市部のみならず過疎地域におきましても、ITのメリットを享受できるデジタルネットワーク社会の構築を目指してまいりたいと、このように考えております。 次に、官民が一体となったプロジェクトチームの結成についてでありますが、情報化の進展に伴い、社会全体において情報通信システムへの依存度が高まり、御記憶にも新しいことと思いますが、先般の埼玉県における航空管制システムで発生したように、システムに障害や事故が生じた場合、その影響が多方面に波及するおそれがあります。また、通信内容の盗聴や改ざん、成り済まし、不正アクセスやウイルスによるデータ破損等の危険も増大しております。 このため、本県では、総合的、体系的な情報セキュリティー対策として、関係業界や利用者代表等に参加をいただき、官民一体となったプロジェクトチームである電子自治体情報セキュリティ委員会設置の準備を進めているところであります。 また、本年二月四日には徳島大学の呼びかけにより、徳島大学と県、市長会、町村会との間で、官学連携組織であります徳島地域連携協議会が設置され、IT関連分野などでの連携事業の検討が進められているところであります。 情報化施策の推進に当たりましては、民間事業者や各種団体等の民間部門の果たす役割は大変重要でございます。今後、適切な役割分担のもと、官と民との連携はもとより、議員御提案の官と官、つまり国と地方公共団体及び地方公共団体相互の連携や、さらには産学官の連携を視野に入れました情報化施策の展開を図ってまいりたい、このように考えております。   〔中谷議員出席、出席議員計四十一名となる〕   (森本議員登壇) ◆十二番(森本尚樹君) 御答弁をいただきましたけども、団塊の世代の件なんですが、とてもじゃないけど、お話にならないような御答弁でございました。 結局、認識がないというのかな、県庁を経営しとるのはだれだという認識をやっぱり改めて御自覚をいただかないと、やっぱり県庁を企業として例えたら、これ八十三万県民が株主ですよね。そしたら、こういう採用計画とかこうした問題を知事初め一部理事者と、まあ自治労と称する労働組合だけの団体交渉なんかを中心に決められたんでは、これ県民はたまったもんでもないし、これからの時代とてもじゃないけどついていけんのではないかなあというような気がいたします。百六十人、団塊の世代が職員やめて、また百六十人採りますよって、こんなばかな会社ないですよ、今ね。 先ほど具体的なそうしたお話がございませんでした。百人リストラをするというのはこれ終わってます、もうね。私がお尋ねをしたのは、この団塊の世代の退職が一つの大きなチャンスやと。千二百人も十年でやめるんですよと。そしたらだれも傷つけなくリストラができるんですよ。百六十人おやめになったら、やっぱり半分で上等じゃないかなあというような気がいたしますし、私はもう五十人ぐらいで新規いいんではないかなあという気がいたします。 十年間で六百人、七百人、八百人、やっぱり職員を減らしてスリムにして小さな行政をつくる。それに伴って県庁内の行政改革、組織改革をするということがやっぱりお答えをいただきたかったなあと思うんですけども、やっぱり庁内の組織改革をしなければ人員の配置もできませんし、やっぱりスリムにする、小さな行政をつくる、小さな県庁をつくる。やっぱり社会党で何十年間も労働運動をされてた知事さんにはちょっと酷かもわかりませんけども、やっぱりその部分もう切りかえをいたしていただいてね、官公労のためだけのお世話みたいなのはやっぱりよくないと思う。民間は本当に零細、中小、厳しい時代に、官公労だけがこうした形で職員採用の見通しもリストラ計画もできないというこんなばかなことは、これきょうテレビ見ている中小の県民の方は皆怒ってますよ、多分、これを見ながら。そのとおりでしょう。 やっぱりもう一度組織を見直して、やっぱり一つの大きなチャンスだと思うんですよね、団塊の世代がたくさん御勇退をされるというのは。だから、それに合わせてこれ組織改革を一日も早く行って、大幅な削減をしていただきたいなあと思っております。経営者は、株主は八十三万県民であり、一部理事者と労働組合だけではございませんので、その辺オープンにこれからお話を進めていっていただきたいなあと強くお願いを申し上げますし、これがすべての県民の願いではないかなあと思っております。 きょうまた、あえてIT関係のお話もさしていただいたのも、これも行財政改革に絡めて言ったつもりなんですけども、いろいろ担当部長からもお話をいただきましたけども、きょう質問に加えたというのは、やっぱり道路や下水みたいなことになったら大変だぞという意味で質問に加えらしていただきました。整備率が道路、下水と並んで、また情報ネットワークも徳島県最下位でしたって、多分これ五年、六年したらなるんではないかなあというようなことを非常に危惧をいたしております。 情報ネットワーク、職員の方も大分勉強をされていっていらっしゃるとは思うんですけども、やっぱり県庁内の職員のごく少数の担当の方だけのお力では限界があるんではないかなあと。今こそ民間の知恵をおかりをして、官民一体となって徳島県の情報インフラの整備を進めていただきたいし、また、そのお金の取り方については県の理事者の方でいろいろ力を絞っていただきたい、そういう意味できょうは質問に加えさせていただきました。 このままの状態では、他県はどんどん進んでおりますんで、また下水と一緒になるんではないかなあというような危惧を私も大変いたしております。これも道路網と同等ぐらいのやっぱり地域間格差というのが出てまいりますので、企業はやっぱり参りません。コマーシャルであったでしょう。若い営業マンが社長と社長の秘書課長みたいなのを連れて、新しい会社をつくるとこを社長、御案内をしますと。どんどん、どんどん原野の中へ、荒れ果てた中へずうっと入っていったと。そしたら、この社長の茶坊主みたいな秘書課長が、君、何を言うとんだあと言うたら、社長がニヤッと笑うて、ああ、インターネットだなと。どこにいても商売ができるなという意味で、そういうコマーシャルだったんですけどもね。改めてそれを思い出したところでございます。 次に移ります。 空港周辺整備事業に付随して建設する徳島東部臨海処分場の予算執行の可能性についてお尋ねをいたします。 午前中、交友会の北島勝也先生の方からも御質問がございましたけども、若干ダブる部分がございますが、まだわからない部分もございましたので、重ねての質問になると思います。 先月二十五日のこの本会議の場で先議し、議決した十四年度補正予算及び今議会に提案されている十五年度当初予算案では、当該廃棄物処分場の遮水構造を含む工事を発注する予定と聞いておりますが、さきの事前委員会があった二月二十四日の環境対策特別委員会、ここで議論がなされたように、この工事を執行するためには廃棄物処理法の許可を受ける必要があると思われます。ところが、現状を見ると、処分場の事業主体も決まっておりませんし、当然許可申請も出されていないと聞いております。許可申請を出すためには、廃棄物処分場の実施設計書を担当する詳細な計画図が必要になると思われます。 しかしながら、事業主体も決まっていないことから実施設計書を作成する予算も計上されておらず、調査も開始されていないのが現状でございます。通常、事業主体から申請書が提出されると、外部の専門委員による詳細な審査、外部専門機関への調査委託等の厳重な審査をして、その後、申請書類全体を住民縦覧にかけ、県民の意見を聞くことが必要とされると法律にも規定をされております。 そこで、知事にお尋ねをいたします。 さきの事前委員会では、当該処分場の事業主体を三月の末までに決める旨県土整備部から答弁があったかのように聞いておりますが、知事はこの事業主体をどこに決定するおつもりなのでしょうか。 先ほどの北島先生の御質問の中では、事業主体そのものの名前がはっきりと出てまいりませんでした。今、事業主体がはっきりしない段階で、民意に責任を持つ県政を標榜されている大田知事が、法律上でも規定されている民意を県民に問うこともなく、また、このことについて十分な説明を我々議会にすることもなく、徳島空港周辺整備という大義名分に隠れて予算を通そうとする姿勢はありありであり、重大な県民軽視、あるいは議会軽視と言わざるを得ません。知事の御所見をお伺いしたいと思います。 三点目ですが、次に、当処分場の護岸整備費を含む十五年度予算案を今議会に提案されている以上、具体的な執行予定、スケジュールをこの場で説明すべきと考えますが、どうお考えでしょうか。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 先ほどの御答弁で、「だんかい」と申し上げるところを「だんこん」というふうに申し上げたようでございまして、訂正をさせていただきたいと思います。 まず、徳島東部臨海処分場の事業主体についてのお尋ねでございますが、去る二月十二日に、この処分場に一般廃棄物の搬入を予定しております市町村で構成する徳島東部臨海処分場対策協議会におきまして、これまでの広域的な海面埋め立て型の廃棄物最終処分場と同様に、財団法人徳島県環境整備公社が処分場の設置及び管理運営を行ってほしい、このような意思統一が図られまして、私のところに同公社から、処分場の設置主体となることができるように県の指導、支援をせよという要望がございました。 県といたしましては、公共関与の廃棄物最終処分場の確保は最重要課題であると、このように認識はしておりますが、同処分場の廃棄物の埋立容量の八五%が一般廃棄物ということで、議員も御承知のとおりであろうと思いますが、受益市町村が担うべき役割はやはり大きいものと考えているところでございます。 このため、県、徳島市及び阿南市外二町衛生組合などで構成をいたします同公社に設置主体となっていただくためには、初期投資や運営経費負担などのあり方を、今後、関係部局並びに関係市町村におきまして早急に話を詰めていかなければならない、このように考えておるわけでございます。 次に、徳島東部臨海処分場の予算についてのお尋ねでございますが、廃棄物最終処分場につきましては、徳島空港周辺整備事業の一環として整備を行うこととして、計画策定時より、県議会に対しましても、事業内容や、あるいは進捗状況などの説明を行いますとともに、毎年の予算審議などを通じて御議論をいただいてきたところでございます。 また、地元町や県民の皆様方に対しましても、環境影響評価や公有水面の埋立免許に係る手続の中におきまして、事業内容の説明、告示、縦覧等を行い、広く県民の方々や関係市町の意見を聞きまして事業を進めてまいりました。 今後、廃棄物最終処分場を整備するに当たりましては、施設の設置主体が廃棄物処理法に基づく設置許可の手続を進める中で告示、縦覧し、松茂町の意見や利害関係者の意見を聞くこととなっておりまして、これを踏まえまして適切な予算執行を行ってまいりたいと考えておるところでございます。 また、廃棄物最終処分場の予算の執行及びスケジュールについてのお尋ねでございますが、平成十五年度当初予算は二十二億五千万円を計上しております。この内容は、同処分場の護岸あるいは遮水のための矢板の製作及び設置に要する経費でございます。 また、平成十六年度以降を含めた全体的なスケジュールにつきましては、引き続き遮水工事を行いますとともに、管理運営主体におきまして、平成十七年、十八年度に管理棟や余水処理施設を設置しまして、平成十九年度の処分場供用に向けまして計画どおり整備促進に努めてまいりたいと、このように考えているところでございます。   (森本議員登壇) ◆十二番(森本尚樹君) 事業主体はどこになるのか、どこにお決めになっているのかという質問をしたんですけども、明確なお答えはありませんでしたが、県環境整備公社に間違いないということが、いろいろ御答弁を総合して、北島先生の質問に対する答弁等もあわせて、整備公社だなあということがわかりました。 なぜ事業主体、早く決めないかと言うたら、やっぱり手続にすごくかかるわけですよね。民意を聞くという部分がありますからね、大田知事の非常に大事にしている、この縦覧の部分とか。まあ橘の場合なんか、一年二カ月かかっております。これからさらに同じペースでやっぱりいったら、一年二カ月、処分場の使用が大変大幅にずれ込むことが予想をされます。 さらに、年度内にきちっとした形で決めていただいて、法的手続をスムーズに、一日も早くやっていただきたいなあと。県土整備と環境がけんかしとる場合ではないんですよね。きちっとお話し合いをして、チームワークをよく、この処分場、非常に住民にとって重大な施設でございますので、両部がチームワークを持ってお話を進めていただきたいなあと思っております。このことが出るたびにけんかをしとるというのが私の方にも伝わってきまして、もう質問するんがせこかったんですけども、仲よくお願いをいたします。 次に、教育の問題についてお尋ねをいたします。 県教育委員会が進めております高校教育改革の一環として、小学生の子供を持つ保護者や教職員の間で大きく話題になっておりますのが、県立城ノ内高校に県内初の県立中学校を併設し、二〇〇四年度から実施しようとしている中高一貫教育であります。生徒の募集範囲は全県一区、しかも県内初の本格的な中高一貫教育となるだけに、保護者の関心は大学進学に有利になるんではないかというところに早くも集まっておるようです。 これを裏づけるかのように、昨年十一月末に城ノ内高校で開かれた学校説明会には、午前、午後の二回で県内各地から児童、保護者、学校関係者ら約二千人もが参加したと新聞には報道されておりました。 県教育委員会では、この城ノ内中学と城ノ内高校の中高一貫教育のねらいについて、六年間を通じた計画的で継続的なゆとり教育が実践でき、みずから考え、学ぶ時間が持ちやすいとか、大学進学だけを目的とした特別校づくりはしないなどと説明しているようですが、これまで徳島市内の普通科高校に総合選抜制度を導入し、入学してくる生徒の学力の平均化を図ってきた反動から、やっと自分で進学校を選べるという保護者や生徒、児童がいても何ら不思議ではないんではないかなあと思っております。 このように、今、教育委員会がどんな説明をいたしても、中高一貫教育が導入された後の城ノ内高校に対しては、保護者側の本音として、きっといい大学に入れるとの思いや雰囲気があることは、私の周辺の親御さんを見ても否定ができない事実であります。 そこで、教育長にお尋ねをいたします。 生徒や保護者の間では、このように中高一貫教育のスタート前から既に、城ノ内高校が大学進学エリート校になるのではないかとの憶測が非常に流れておりますが、委員会はこのことをどうお考えになっているのか、お伺いをいたします。 次に、学校側が大学進学エリート校にする方針を明確に打ち出さなかったとしても、保護者や生徒からその思いが非常に強く出てきた場合、学校現場の校長先生あるいは教頭先生はこれにどう対応をしていくのでしょうか。 さらに、教育委員会が城ノ内高校をエリート校にしないというのであれば、保護者のこうした思い込みをどのように今後、学校運営の中で払拭をしていくのか、あわせてお尋ねをいたします。   (松村教育長登壇) ◎教育長(松村通治君) 城ノ内高校が大学進学エリート校になるのではないかとの憶測についてのお尋ねでございますが、併設型中高一貫教育は、本県の中学校・高校教育の一層の多様化を促進し、生徒の個性や創造性を伸ばす教育を実現するという趣旨で導入をするものでございます。 城ノ内中学校・高校は、高い志を持って社会に貢献できる人材の育成を学校の教育方針に据え、豊かな人間性、国際性、創造性を育てるための教育を展開することといたしておりまして、いわゆる大学進学エリート校を目指した学校ではございません。 ちなみに、中学校の入学者選抜につきましても、学力検査は行わず、適性検査、面接、調査書による多様な選抜方法によって行うことといたしております。 こうした中高一貫教育の趣旨や教育方針などにつきまして、学校説明会の開催や小学校五年生の保護者全員にリーフレットを配布するなど周知を図ってまいりました。 今後、生徒や保護者に中高一貫教育の趣旨等を十分御理解いただけますよう、さまざまな機会をとらえて広報啓発に努めてまいりたいと考えております。 大学進学エリート校への強い要望が出てきた場合、校長や教師はどうこたえていくのかとの御質問でございますが、城ノ内中学校・高校は、先ほど申し上げましたように、高い志を持って社会に貢献できる人材の育成を目指し、特色のある教育を展開することとしております。この学校の教育方針を理解し入学してきた生徒は、みずからの夢の実現のために努力をし、能力や適性にふさわしい進路選択を行い、大学等を目指すことになります。 こうした生徒の願いを実現するため、六年間を基礎期、充実期、発展期の三期に分け、中高の教員が一体となって、発達段階に応じたきめ細かな指導を行い、確かな学力の育成を図っていくことといたしております。 次に、保護者の思い込みをどのように払拭していくのかとのお尋ねでございます。 先ほども申し上げましたが、中高一貫教育の趣旨や学校の教育方針につきまして、生徒や保護者に十分に御理解していただくために、さまざまな機会を通じて広報啓発を図っていく必要があると考えております。 具体的には、学校説明会の開催、小学校六年生の保護者全員を対象にしたリーフレットの配布のほか、広報紙やインターネットなどを活用し、城ノ内中学校・高校の目指す教育につきまして十分に御理解いただけるよう努力をしてまいりたいと考えております。   (森本議員登壇) ◆十二番(森本尚樹君) 松村教育長から御答弁をいただきましたけども、本音も建前も一緒という形で、今御答弁いただいたように、中高一貫のすばらしい学校を教育委員会の皆様、県民挙げてつくっていただきたいなあと思っております。 新しい学校ですのでいろんな要望はあるとは思うんですけども、やっぱり今教育長が言われた理念を、この本会議場で言った話ですから、きちっとお守りになって、いい学校をつくっていただきたいなあと。気がついたら高校二年で高校三年の授業を全部済ましとったというような学校には城ノ内はしていただきたくないなあとお願いを申し上げます。 まだ若干時間ありますが、まとめに入ります。 皆様と同じですけども、いよいよあと一カ月後の改選を迎えて、日に日に選挙活動、あるいはいろんな……   (「選挙活動はいかん」と言う者あり) 選挙活動はいかん。いろんなごあいさつ回りを皆さんもお続けになっていることと思いますけども、この数カ月を通じて本当に、県内のいろんな中小あるいは零細企業の方から深刻なお話を伺うことができております。本当に苦しい、口だけでなく苦しい苦しい、皆さん経営者の方の悲痛な声を届けられ、私たちも気が重くなっているんではないかなあと思います。売り上げよりも人件費が高いというような小さな会社もたくさんあります。銀行は貸してくれない、その中でもう自殺するしかないようなことを真剣な顔して言われて、選挙のパンフレットも置けないまま帰ってきたりとか、そんなぐらい徳島県本当に厳しい状況になっております。 そんな中で、大田知事、あるいは大田知事さんを押し上げた方たちに対する批判も非常に高くなってきておりますし、私どもに対する批判も高くなってきておりまして、政治に対して多くの皆さんが本当に失望を感じている部分がございます。 構造改革とは、税金のむだ遣いと、あと一つ、やっぱり組織のスリム化、これが構造改革の二本柱でございますけども、やはりきょうのお話を聞いていた限りでは、大田知事さんでは構造改革はできないなあ、今のままの大田さんではできないなあというのが私の実感でございました。改革改革と口で言うのはたやすいんですけども、やっぱり自分自身をもう一度変えていただいて、大きな視点から県内全域を見るような視点でないと改革はできないというのが私の考えでございましたし、大田知事さんこそが徳島県の改革の、今の段階では抵抗勢力になっているんではないかなあという思いも、今議会を通じていたしました。 民意を非常に大切にされる大田知事さんですけども、我が会派の阿川会長の代表質問でも私は驚いたんですけども、胸を張られて、タウンミーティング、あるいはほなけんど塾、延べ何回、四百五十人の方から話を聞きましたというのを、その民意について聞かれたときに答えて、ああこの人はまだわかってないなあというのが私の考えでした。四百五十人じゃったら、年に一回、私たちでもそのぐらいの結婚式があるんですよね。たくさん話聞きます。いろんな会に行ったら、もっと大きな会もございます。やっぱり本当の民意を聞くというのは一部の方じゃなくて、もっと町に出て、大田知事自身が町に出て、いろんな会合に出て、自分と考え方の異なる方たちの会合にでもどんどん、どんどん足を運んで、本当に徳島の今の苦しい現状というのを少しでも知っていただきたいなあと。それでなかったら今回の予算編成なんか、とても僕はできなかったなあと思うんですよね。 まあこの九カ月、いろんなことがございましたけども、私どもはあと一カ月で大きな審判を受けます。それに先立ちまして、谷口修先生、あるいは我が会派の四宮肇先生、本当に長きにわたってこの県議会で御活躍、御苦労さまでございましたとともに、また、私どもに対する御指導も本当にありがとうございました。 私たちもあと一カ月ですけども、一生懸命戦いまして、徳島県が、この愛する徳島県が変な勢力に、変な方向に持っていかれないよう力いっぱい頑張って、またこの場所に帰ってまいることをお約束をいたしまして、私のすべての質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○副議長(柴田嘉之君) 議事の都合により、休憩いたします。      午後一時五十八分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午後二時二十二分開議      出席議員計三十五名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     重  清  佳  之 君     二  番     木  南  征  美 君     三  番     川  端  正  義 君     四  番     嘉  見  博  之 君     五  番     森  田  正  博 君     六  番     喜  田  義  明 君     七  番     須  見  照  彦 君     八  番     臼  木  春  夫 君     九  番     黒  川  征  一 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     十九 番     久 次 米  圭 一 郎 君     二十 番     長  池  武 一 郎 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十四番     来  代  正  文 君     二十五番     竹  内  資  浩 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十一番     佐  藤  圭  甫 君     三十二番     児  島     勝 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十五番     柴  田  嘉  之 君     三十六番     四  宮     肇 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ──────────────────────── ○副議長(柴田嘉之君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 三十四番・遠藤一美君。   〔森本・藤田・谷・福山・西沢・杉本六議員出席、出席議員計四十一名となる〕   (遠藤議員登壇) ◆三十四番(遠藤一美君) 代表質問、一般質問も三日目となり、お疲れのことと思いますけれども、質問者もあと中谷先生、私と二人でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 まず、「県南と阿南市の発展なくして県勢の発展なし」、このことを念頭に置いて、私の信条であります誠実をモットーに質問を続けてまいります。 まず最初に、本県の道路整備についてお伺いをいたします。 国における構造改革では、地方交付税の総額の削減、また公共事業予算の減少等、これまでの道路整備の根幹をなしていた道路特定財源制度の見直しなど、いよいよ地方が痛みを覚悟しなければならない状況が迫っております。とりわけ、高速道路の新しい整備の手法によっては、県南に四国横断自動車道が伸びるのかどうか、さらに、県南地域や四国全体から見れば、阿南安芸自動車道、また国道五十五号阿南バイパスは、大きなネットワークを形づくる上で重要な路線であることから、今後の整備の見通しがどうなるのか大変気になるものであります。 御承知のように、阿南安芸自動車道のうち阿南市下大野町と橘町の間の桑野道路は平成十二年十二月に調査区間となっており、また、それより南に向けて阿南市橘町から福井町の間の福井道路は平成十年十二月に調査区間となっております。 こうした地域高規格道路は、仮に県南への高速道路の延伸に支障がある場合、整備のスピードに影響があるのか。また、現在調査区間である桑野道路など整備区間となるにはどのような見通しを持ってよいのか。また、国道五十五号阿南道路は、小松島市大林町から阿南市福井町までのバイパスですが、阿南市津乃峰町の付近において福井に抜けるトンネル工事の取り合い道路など、相当な事業の進捗が図られております。 県南への高速道路や地域高規格道路の見通しを持つことがなかなか難しい状況であるなら、県南に光を当てるため、せめて国道五十五号阿南道路について、従来にも増して重点的な整備促進を積極的に国に働きかけていくべきではないかと考える次第であります。 そこで、お尋ねをいたします。 道路公団の民営化が検討されている現状の中で、四国横断自動車道や阿南安芸自動車道の整備促進に向け、知事はどのような見通しを持って今後取り組むのか、所見をお伺いをいたします。 また、事業が進んでいる一般国道五十五号阿南道路の現在の進捗状況と、一日も早い完成に向けた今後の見通しについても御答弁をいただきます。 続いて、知事の言われる身近な公共事業に力を入れていく上で、道路整備に関してお尋ねをいたします。 平成十五年度当初予算を見ますと、土木費の予算は前年度より二・七ポイントほど減少しておりますが、市町村合併を支援する道路など市町村からの要望が多い道路整備にあっては、本県の実情を踏まえた工夫を行い、地域が望む必要なものは計画的にしっかり整備していただきたいと思うのであります。 そこで、お尋ねをいたします。 道路特定財源の見通しなど、予算全体が先細りし、県の財政状況が今後とも厳しくなることが見込まれる中で、知事が言う身の回りの公共事業に力を入れるに当たっては、身近な地域の道路整備を進めていくため、どのように取り組んでいくのか、お考えを知事にお尋ねをいたします。 次に、阿南市における県施設の整備についてであります。 阿南市の中心に位置している県関係の阿南警察署と阿南保健所の二つの施設の現状は、まことに寂しい状況となっております。両施設の老朽化は、外から見れば一目瞭然であります。また、中に一歩足を踏み入れますと、なおさら施設の老朽化が目についてくるわけであります。南海地震の発生が高い確率で予想されており、なおさらこの二つの施設について何とかならないものかという思いに駆られてくるのであります。 例えば、新しくなった小松島警察署を訪れた際、従来の警察署とは全く違う、訪れる県民に明るく開かれているという印象を一番に持つわけであります。また、阿南保健所に関しましては、O157など従来にはない難しい問題が昨年県南で発生しており、仮に多くの県民の健康に危害が及ぶような深刻な事態に立ち至った場合、果たして今の施設で対応ができるのだろうかという疑問を抱くのであります。もちろん、県の財政状況が厳しいことは十分承知しております。しかし、警察署も保健所も分野は異なりますが、地域の安全や安心ということに深くかかわる仕事を担っておるわけでございます。 そこで、お尋ねをいたします。 老朽化が進んでいる阿南警察署と阿南保健所の施設の現状についてどのように認識されておられるのか。また、今後、それぞれの分野において、県南地域にあって広域的な視点から重要な役割を果たすことが求められており、それにふさわしい施設とするために改築計画を立てて、財政状況を勘案しながら対処していく必要があると考えます。 警察本部長、保健福祉部長から御答弁をいただきます。 続いて、本県農業の振興についてお尋ねをいたします。 私は、農業が本県にとっての強みであることをきちんと認識し、この強みをさらに伸ばしていくことこそ、徳島らしさを生かした元気な地域となる一つの道ではないかと考えるのであります。園芸ランドとくしまは、同じような考えから推進していると思いますが、本県農業の強みを伸ばす観点から、「関西圏の野菜王国・とくしま」ということをもっとPRすべきであると思います。 しかし、農業関係者の話を聞いてみますと、米の自由化、輸入野菜の問題、農業従事者の高齢化と担い手不足など、多くの課題を挙げられるわけであります。中でも農業の担い手の問題については、これまでも県はいろいろと施策を実施しておられますが、これといった決め手はありません。本県の強みである野菜と園芸の産地を将来にわたって維持していくには、担い手対策は不可欠であります。 そこで、私は、農協や土地改良区等が中心となって地域全体の農業経営を担い、農地の取得と保有の問題を解決し、現在よりも条件を緩和するなどして新しい法人の農業への参加を促し、そこで、Iターンした若い人や新規参入者の方、また、元気な高齢者が一人でも多く働くことができる農業特区を徳島で実現できないかと思うのであります。 農業特区については、国における規制改革の流れに沿うものではありますが、いろいろ課題は多いと思います。しかし、数少ない本県の強みである野菜と園芸産地をさらに強化する観点から、また、農業の担い手対策の一つとして積極的に取り組んでみてはどうかと思うのであります。 そこで、お尋ねをいたします。 本県において農業の担い手問題を解決し、将来の園芸産地づくりを目指した農業特区を実現するため、知事がリーダーシップを発揮すべきではないかと考えますが、知事の御所見をお伺いいたします。 また、那賀川下流域は、従来、早場米の産地として名をはせ、また、県下有数の大規模な圃場整備が行われており、野菜・園芸産地として大きな可能性を持っております。 この那賀川下流域の大きな課題は水問題であり、良質の農業用水を確保するため、国営那賀川農地防災事業の早期完成は重要な課題と考えます。国、県においても厳しい財政状況が見込まれますが、本事業の推進について県としても積極的に取り組まれるよう強く要望するものであります。 そこで、お尋ねをいたします。 那賀川下流域において、国営事業と関連して圃場整備や末端用水路などの基盤整備を進めるために、これらの現状と今後の県としての取り組みの方針について、農林水産部長にお伺いをいたします。 御答弁をいただき、質問に入ります。   〔久次米議員退席、出席議員計四十名となる〕   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 遠藤議員の御質問にお答えをいたします。 四国横断自動車道と阿南安芸自動車道の整備促進に向けました見通しと、今後の取り組みにつきましての御質問でございます。 現在、国におきましては、今後の全国的な高速道路整備の枠組みとしまして、新会社による高速道路の整備の具体的な仕組みや、あるいは新直轄事業によります整備する路線の選定などについて、鋭意検討が進められているところでございます。このような状況のもとで、四国横断自動車道の早期整備のためには、その前提として、新会社と新直轄事業とによる整備の全国的な枠組みが制度としてしっかり確立されることがまず重要であると考えております。 したがいまして、この制度が確立され、横断道が早期に整備されるよう、私自身先頭に立ちまして、地元市町村の関係団体などと一丸となりまして、地域の声や実情をしっかりと伝えるなど、積極的に国等へ働きかけてまいりますので、議員各位におかれましても御支援を賜りたいとお願いを申し上げたいと思います。 次に、阿南安芸自動車道につきましては、現在、国土交通省におきまして日和佐道路の整備が鋭意進められております。これを支援するため、県といたしましても、地元調整や工事用道路としても使われる県道の改良工事などに努めているところでございます。 また、調査区間であります福井道路、桑野道路の調査促進を図りますとともに、日和佐道路以南につきましても、できるだけ早く調査区間に指定していただけるよう国土交通省に働きかけ、今後とも、阿南安芸自動車道の早期整備に努めてまいりたいと思います。 いずれにいたしましても、四国横断自動車道や阿南安芸自動車道は、四国の高速道路ネットワークであります大きな8の字ルートを形成をしまして、地域の活性化に大きな効果を発揮するものでありますので、今後とも、両道路の早期整備に向けまして全力で取り組んでまいりたいと思っております。 次に、一般国道五十五号阿南道路の進捗状況と、完成に向けました今後の見通しについての御質問でございます。 阿南道路は、阿南市内の交通渋滞の緩和と県南地域へのアクセスの向上を目的に、国土交通省によりまして整備が進められております。現在、阿南市津乃峰町までの約十四キロメートル、全体の七割近い区間が供用されております。これから南へ向けましては、これまで隘路となっておりました箇所につきましても、地元関係者の方々の御理解が得られまして用地調査等が進み、新年度早々にも用地買収に着手の予定でございます。また、トンネル工事なども鋭意進められているところでございます。 県といたしましても、この阿南道路に接続します国道百九十五号橘バイパスの整備促進に努めておりまして、平成十五年度には新橘トンネルに着工する予定でございます。この津乃峰町から橘バイパスまでの約三キロメートルの区間につきましては、地元の皆様の御理解と御協力をいただきまして、平成十九年度までの供用を目指しますとともに、今後も引き続き、阿南道路全線の一日も早い完成に向けまして、国ともども努力してまいりたいと考えております。 次に、身の回りの公共事業であります身近な地域の道路整備を進めるためにどのように取り組んでいくのかという御質問でございます。 道路は、県民の皆様が安全、安心、快適に生活をするために最も基本的な社会資本であると考えております。先ほどお答えいたしました幹線道路の整備もさることながら、交通渋滞を緩和する道路の整備なども早急に取り組むべき課題と考えております。阿南市桑野町におけるバイパス道路の整備などに努めてまいりたいと考えております。 また、県内の道路には安全に対向できない箇所がまだまだ多く残されております。生活に必要な最小限の道路網を形成する区間、例えば蒲生田福井線などで一・五車線的な整備も取り入れまして、早期に効果が発揮できるように工夫を行いながら整備していかなければならないと考えております。 さらに、高齢者や障害者の方も、だれもが安全、快適に歩ける人にやさしい道づくりも大切でございます。長生町の羽ノ浦福井線などで幅の広い自転車・歩行者道の整備に取り組んでおります。 いずれにいたしましても、国全体の公共投資の削減と厳しい本県の財政状況も踏まえまして、早期に整備を要する路線や区間を峻別しまして、関係市町村長や地元の皆様の御意見を伺いながら、効果的で効率的な道路の整備に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、農業の担い手問題を解決し、将来の園芸産地づくりを目指した農業特区についての御質問でございます。 構造改革特区制度につきましては、昨年の十二月十八日に公布されました構造改革特別区域法に基づきまして、平成十五年四月からスタートすることになっております。これまで、農業経営を行うために農地を買ったり、借りたりすることができる法人は、農業者を主な構成メンバーとして、主な事業が農業である要件を満たす法人に限られておりました。このたびの構造改革特区では、これらの要件にかかわりなく、株式会社やNPOなどさまざまな形態の法人が農地を借りて農業経営を行うことができるようになりますが、農協や土地改良区は対象法人とはなっておりません。農家の高齢化や耕作放棄地の増加など、農業の担い手が減少しております農村の厳しい実態を考えますと、これからも多様な法人の農業参入が可能となる必要性は認識しているところでございます。 議員御提案の農協や土地改良区などが中心となって地域全体の農業経営を担いまして、Iターンなどの若い人たちや新規参入者の方々、また、元気な高齢者の方々が一人でも多く就農できる経営体が生まれることは望ましいことと考えております。 しかし、これまでの農業特区に関する国等の議論を考えますと、参入者並びに対象者についてさまざまな意見がありますことから、私といたしましても、関係団体の意向等も踏まえました上で国に対して働きかけてまいりたいと考えております。   〔久次米議員出席、出席議員計四十一名となる〕   (北村警察本部長登壇) ◎警察本部長(北村滋君) 阿南警察署の整備方針につきましての御質問でございます。 現在の阿南警察署は、昭和三十九年に建設をされたところでございまして、既に築三十八年を経過しており、狭隘化、老朽化が進行しているところでございます。耐震構造上も問題点が指摘されているほか、スペース不足ということで執務上も支障が出ているということでございます。 本議会におきましても御議論を賜っております南海大地震等の大規模災害の際には、ただ単に阿南警察署の管轄区域だけではなく、県南全体の防災警備の拠点としての役割を担う必要があると、かような点を勘案いたしますと、当該警察署の整備といったものはまさに喫緊の課題と、このように認識しているところでございます。 十五年度の予算におきましては、阿南警察署の隣接地の購入につきましてお願いをさせていただいているところでございますけれども、遅くとも平成十八年度までには庁舎の建築を遂げたいと、かように考えているところでございます。 その際におきましては、議員御指摘のとおり、地域に開かれた警察署、また、コミュニティーの交流機能といったものを強化するという観点での施設整備を図ってまいりたいと、かように考えている次第でございます。   (谷川保健福祉部長登壇) ◎保健福祉部長(谷川博文君) 老朽化が進んでいる阿南保健所の施設の現状認識と改築計画についての御質問でございますが、当保健所は昭和四十一年に建設されたものでございまして、築後三十六年余りが経過し、議員御指摘のとおり、相当老朽化が進んでおります。加えて、平成十一年度には保健所の再編により旧小松島保健所と統合いたしましたことから、所管区域や人員が拡大し、さらに検査業務の集約化、多様化に伴う機器等の整備により臨時的にプレハブ事務所を増築したものの手狭であり、住民サービスや業務効率の面からも建てかえを検討する時期に来ているものと考えております。こういったことから、改築について本格的に検討を進めるため、去る一月に阿南保健所庁舎建設検討委員会を設置したところでございます。 今後、厳しい財政状況の中ではありますが、他県の状況等も参考にしながら、また、地元市町村や住民の皆様方の御意見等もお伺いし、複雑・高度化する健康や環境等について、広域的・専門的・技術的拠点として住民ニーズにこたえられるよう、改築基本方針を早急に検討してまいりたいと考えております。   (錦野農林水産部長登壇) ◎農林水産部長(錦野斌彦君) 那賀川下流域における国営事業関連の末端整備の状況と、今後の県としての取り組み方針についての御質問でございます。 議員御指摘のとおり、那賀川下流域は約四千ヘクタールの農地から成り、県下有数の早場米地帯として本県農業の中核的な地域となっております。 本地域につきましては、県といたしましては、良質で安定的な農業用水を確保するとともに園芸産地としての確立を図るため、国営事業による幹線水路の整備とあわせまして、支線水路等の整備を行う国営付帯県営農地防災事業並びに水田の汎用化を図る圃場整備事業等を実施してきております。 これまで、県営ほ場整備事業につきましては、全体構想十六地区のうち十地区において実施しておりまして、これら実施中の十地区の平成十四年度末における進捗率は八七%となっております。 また、国営付帯県営農地防災事業につきましては、三地区、約二百六十ヘクタールを対象として事業着手しているところでございますが、これら実施中三地区の平成十四年度末における進捗率は一一%という状況でございます。 県といたしましては、今後とも引き続き、関係市町、土地改良区等と調整を行い、計画的な事業化を図りますとともに、着実な事業の推進に努めてまいりたいと考えております。   (遠藤議員登壇) ◆三十四番(遠藤一美君) 県南への高速道路や地域高規格道路について御答弁をいただきました。 引き続き知事におかれましては、高速道路網の必要性を説明すべく、国に向けて徳島の声を代表して最大限の努力を傾注してくださるよう切にお願いを申し上げます。 また、阿南バイパスの事業促進について、なお一層の努力をいただきますようお願いいたします。 また、阿南警察署、阿南保健所の改築についてお答えをいただきました。財政状況が厳しいとは思いますが、施設の性格から改築の必要性が高いと考えますので、計画的に対処されるよう強く要望いたしておきます。 農業の振興に関して、農業特区を含めた担い手対策と那賀川下流域の農業基盤整備について御答弁をいただきました。 徳島県の農業が園芸産地としてさらにその地位を高めていくよう、知事のリーダーシップに御期待を申し上げます。 それでは、質問を続けます。 とくしま青少年プラン21についてお伺いをいたします。 未来を担う青少年がその個性や能力をいかんなく発揮し、夢や希望を持ってたくましく育っていくことは、私たち県民すべての願いであります。しかし、青少年を取り巻く現状を見ますと、急激な社会環境の変化によるマイナスの側面、また、青少年自身の問題として自己中心的であること、あるいは自立心の不足などが指摘されております。経済不況が長引いているとはいえ、青少年にとって夢や希望の持てない時代にしてはなりません。これは我々の責任、また社会全体の課題として受けとめる必要があると思うのであります。 このように、青少年にとって非常に厳しい状況の中、県は昨年七月に、二十一世紀の徳島を担う青少年を育成するための基本指針となる新たな青少年プランを策定されました。このプランでは、今後、具体化を図り、推進していく方策として、魅力ある青少年活動のための機会づくり、青少年のニーズに合った施設づくりなど、八つの項目を掲げておられます。 また、知事は昨年九月議会において、今後、青少年の視点に立った各種施策を総合的に推進していくと述べておられます。 そこで、お尋ねをいたします。平成十五年度当初予算の編成に当たり、青少年プランに掲げた具体的な方策に取り組むため、予算にどのように反映されたのか、お伺いをいたします。 次に、青少年プランに関連して青少年センターについてお伺いをいたします。 新しい青少年プランでは、青少年のニーズに合った施設づくりの具体的な施策として、中核施設としての青少年センターの機能を充実するとともに、新しい発想に立った施設、機能のあり方の検討を掲げておられます。 青少年センターは、青少年が活動する拠点施設として、また、気軽に集うことができる場として非常に重要な施設であります。今や青少年センターは多くの県民が利用し、県民共通の財産になっております。こう言っても過言ではないと思います。しかし、青少年センターは築後三十年以上経過しており、老朽化が進み、毎年、改修工事を行っていると聞いております。 そこで、お尋ねをいたします。近い将来において南海地震の発生が予想される中で、センターの耐震構造についてどのように現状を認識されているのか。また、青少年のニーズや今日の生活ぶり、行動の実態に対応した中核施設として青少年センターをさらに充実させるためには、建てかえを積極的に検討すべきであると考えますが、知事のお考えをお伺いいたします。 次に、ねんりんピック、いよいよ本年十月に迫ったねんりんピックについてお伺いをいたします。 高齢者の方々を主役とするスポーツと文化の祭典であります全国健康福祉祭、いわゆるねんりんピックは、徳島大会は第十六回目を数え、今や全国的に知られるようになってまいりました。私も過去何度か選手として参加しておりますが、参加するたびに、元気いっぱいの高齢者を初め、さまざまな世代の方たちとの触れ合いを通じて交流の輪が広がり、心も体も元気で、あすへの意欲がわいてくることを実感するものであります。既に、六十五歳以上の方が十八万人を上回り、全国平均よりも十年早く高齢化が進んでいると言われる本県でこの大会が開催されることは大変意義深く、一人でも多くの高齢者の方々が参加され、地域や世代を超えた交流が生まれることを念願するものであります。 参加経験者の立場から大会の意義を申し上げましたが、これを立派に成功させる観点から、二点ほど質問をさせていただきます。 まず第一点は、この大会をすべての世代の県民がお互いに助け合い、支え合って、健康で生きがいの持てる社会を築いていく一つの契機とするため、県民への広報、啓発、県民の積極的な参加が大変重要であると考えますが、この点についてどのように取り組まれるのか、お伺いをいたします。 次に、県内市町村の取り組みに対する支援についてであります。 この大会の特徴は、高齢者が主役となり、日ごろ鍛えたわざと知恵をいかんなく発揮する場であり、参加者にとってはいわば輝きのステージであります。一方、会場地となる市町村にとりましても、全国の参加者と住民とが直接交流し、地域の魅力を全国にアピールすることができる絶好の機会でもあります。 そうしたことから、各会場地となる市町村では、関係の競技団体等と連携し、また、大会に参加する選手の皆さんへのお接待や歓迎の花づくり、幅広い住民参加の呼びかけなど、大会の準備が進んでいると聞いております。この実施には多大な財政負担が見込まれる一方で、県内市町村の財政状況は非常に厳しいものがあることも承知しております。 競技運営のみならず、大会の円滑な実施のために、県として、こうした取り組みに対して積極的に支援していくことがぜひとも必要であると思いますが、また、選手の皆さんが本県の魅力を十分に味わい、参加してよかったと、満足していただくためにも、会場となる市町村における取り組みを支援するなど、さまざまな心配や気配りがあるわけであります。大会を成功させるためには、県と市町村が心を一つにして取り組むことが何よりも重要であります。 そこで、二点目として、それぞれの会場地市町村において大会を円滑に実施するために県としてどのような取り組みを行うのか、お伺いをいたします。 最後に、スポーツの振興についてお尋ねをいたします。 スポーツによって体を動かし、汗を流すことは爽快であり、健康のために大変よいものであります。また、健全なる精神は健全なる肉体に宿るという言葉があるように、スポーツは体だけでなく心の充実という面でも効果が出ると思います。 私は、十代のころより剣道とともに歩んでまいりました。まさに生涯スポーツを楽しみ、年齢を重ねてもなお好きな剣道に親しむことができる喜びを感じるものであります。さらに、さきに触れましたが、ねんりんピックにも参加し、多くの皆さんと交流を深めることができ、剣道を通じてふだんから青少年に接し、私自身が心がけてまいりました生涯スポーツを実践する者として、この際、スポーツの振興について、二点ほど質問をさせていただきます。 本県のスポーツの現状を見るとき、いわゆる競技力の向上、生涯スポーツの振興、新しいスポーツの場づくりなどいろいろ課題があると思います。施設面では、平成五年の東四国国体に合わせて鳴門運動公園の各施設を整備しましたが、既に他県に比べて、施設のグレードや機能面で、また、プロスポーツを観戦できないなど見劣りするものがあります。 そこで、お尋ねをいたします。新たに策定するスポーツ振興基本計画ではソフトとハード両面からバランスよく考えるべきだと思いますが、どのような問題意識を持って、どのような観点で策定するとお考えなのか、教育長にお伺いをいたします。 二点目は、阿南市における南部健康運動公園についてであります。 南部健康運動公園については、用地取得が終わり、本格的な工事の段階に入っておりますと聞いております。これまで、県において粘り強く推進していただきましたことに対し、大変ありがたく思っておる次第であります。 この事業は、平成二年ごろから県南のスポーツ、レクリエーションの拠点として計画され、平成十二年三月に都市計画の決定を行うなど、紆余曲折はありましたが、完成に向けて大きく動き出したことは間違いありません。一日も早い完成を望むものであります。 一方で、多くの県民が利用して初めて本来の目標が達成されるわけであり、単に施設が完成すればよいというものではありません。特に、南部健康運動公園は、健康を一つの特色として計画したものであり、施設完成後の運営について、利用者、地元、地域の立場を考えるなら、県南における生涯スポーツの殿堂として広く県民に親しまれ、利用されるよう工夫していただくことを強く願うものであります。 そこで、お尋ねをします。 私も県議会スポーツ振興議員連盟の会長をしている立場上、多くの方々からこの件について聞かれます。県南の皆さんは一日も早い完成を待ち望んでおるわけであります。現在の計画では、平成十九年の春に一部野球場の完成を目指していると聞いておりますが、すべての施設が完成するのはいつになるのか。 また、この公園は、競技者のみならず、子供からお年寄りまであらゆる人々が利用し、日常的な健康づくりに利用するわけですが、そのためには、現在計画されております競技施設やフィールドのほか、例えば談話室、トレーニング室、シャワールームなどを備えたクラブハウスなどの施設や、日よけのついたベンチや水飲み場を備えた休憩所などが当然必要であると思います。これらの附属施設の整備計画はあるのか、県土整備部長にお伺いをいたします。 御答弁をいただき、まとめに入ります。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 青少年問題につきましてのお尋ねでございます。 まず、青少年プランの当初予算への反映についてでございます。 最近、インターネットや携帯電話の急速な普及や生活の二十四時間化など、青少年を取り巻く社会環境の急激な変化を受けまして、少年が被害者や、また加害者となる凶悪犯罪の多発など、青少年をめぐる問題はこれまでにもなく大変深刻な状況であると思っております。 このような状況のもとで、青少年が個性や能力をいかんなく発揮をしまして、未来の徳島づくりの中心となって活躍できる環境や条件を整備していくため、昨年七月に平成十四年度から十年間の青少年育成の基本方針と施策の推進方策を示しました「とくしま青少年プラン21」を策定したところでございます。 このプランは、「共に育む 豊かな心と生きぬく力」を基本理念に、従来の保護中心から健全育成にシフトするなど、青少年の自立を重視したものといたしております。 平成十五年度当初予算におきましては、当該プランの実行に向けまして、自立を目指してチャレンジする青少年を紹介する「青少年プラン21推進アクション事業」でありますとか、NPO等が行う青少年の健全育成活動や青少年育成市町村民会議の異年齢交流事業等を支援する「青少年はぐくみ事業」などを実施することとしております。 今後とも、本県の将来を担います青少年が、多様な活動等を通しまして主体的に行動できる人間として成長できますように、積極的に施策展開を図ってまいりたいと考えております。 次に、青少年センターに関する耐震の現状認識と建てかえの検討についてでございます。 青少年センターは、青少年の余暇活動施設としまして昭和四十九年に開館をしまして、これまで多くの方々に利用されてまいりましたが、建築後二十九年が経過をしまして、その都度、必要な補修を行うなど、適切な管理に努めてはおりますが、同時期建設の建物から推測いたしますと、新耐震基準までには満たしていないものと考えております。 議員御指摘のように、青少年センターは青少年のさまざまな活動を支える中核施設でございます。これまで、ゴスペルやストリートダンス等の講座の実施や、青少年の集いの場として一階ホールに交流プラザを設置するなど、利用者のニーズに応じた対応を図ってきたところでございます。 今後とも、多様化します青少年の生活形態や行動実態に対応したセンターの運営に努めますとともに、厳しさを増しております財政状況はもとより、他の公的施設や民間施設の整備状況をも勘案しながら、センターの望ましいあり方につきまして方向性を見きわめてまいりたいと考えております。 そのほかの御質問につきましては、担当部長の方から御答弁をいたします。   (谷川保健福祉部長登壇) ◎保健福祉部長(谷川博文君) ねんりんピック徳島大会において、県民への広報、啓発と県民の積極的な参加にどう取り組むのかという御質問でございますが、まず広報啓発につきましては、昨年大会のPRをしていただくキャンペーンスタッフの募集、決定をし、いろいろな機会をとらえてPR活動を展開する一方、十一月には一年前フェスティバルを開催するなど、大会を周知し、大会への関心と参加意識の高揚に努めてまいったところであります。 いよいよ開催年を迎えまして、今後、具体化する総合開会式を初め、各種イベントの内容等の情報提供を効果的に行うため、新聞、ラジオ、ポスターなど幅広い広報媒体を活用するとともに、大会百五十日前や百日前といった節目節目をとらえたイベントやキャンペーンを実施し、これまで以上に積極的な広報を展開してまいりたいと考えております。 次に、県民の積極的な参加についてでございますが、いつまでも心に残る徳島らしい大会とするためには、より多くの県民の皆さんの参加が不可欠でありまして、大会に向け、三つの柱から成る県民運動を進めてまいりたいと考えております。 まず、一つ目の柱は、大会ボランティアの募集と活用でございます。主に大会期間中に受付、案内、美化清掃など大会の運営補助をしていただきます方を延べ約千八百人公募いたしたいと考えております。 二つ目は、ねんりんピックサポーターの募集と活用でございます。サポーターは、個人個人の応援の気持ちを形にあらわしていただくものでございまして、街角で出会った選手に「頑張って」などと声をかける、また、県内外の知人、友人に大会のPRをするなど、それぞれが独自の工夫と方法により大会を側面からサポートしていただく応援隊でございます。 三つ目は、もてなしクリーンアップ大作戦でございます。アドプトプログラムによる河川等の清掃活動を実践されている団体などに御協力をいただきまして、大会開催前にごみ拾いや空き缶拾いなどの環境美化活動を実施するものでございます。 こうして、できる限り多くの県民の皆さんにそれぞれの形で大会にかかわり、参加していただくことによりまして、徳島ならではの温かいもてなしができますとともに、こうした活動等を展開していただくことが、ひいては議員御指摘の、すべての世代の県民がお互いに助け合い、支え合う、豊かで活力のある長寿社会づくりの大きな動機づけになるものと考えております。 次に、会場地市町村における大会の円滑な実施のため、どのような取り組みを行うのかという御質問でございますが、大会を成功させるためには、県民の盛り上がりは申すまでもなく、車の両輪とも言える県及び会場地市町村が心を一つにした取り組みが不可欠であると考えております。 会場地市町村には、大会実施に当たり多大な財政負担をおかけすることから、県におきましては、厳しい財政状況の中ではございますが、県内外から幅広く協賛金の募集を行うなど、新たな財源の確保に努めまして、各種目の準備、運営やもてなしのイベント等、会場地市町村が行う大会事業に必要な経費に対して、総額二億円を超える財政支援を行いたいと考えております。 また、全県的な対応が必要とされる約一万人の選手団の宿泊や会場地へのバス輸送等の分野につきましては、県において計画的に実施するとともに、全国への大会PRや参加の呼びかけ、各会場地の紹介等も積極的に行うなど、会場地市町村で大会が円滑に実施されますよう、できる限りの支援を行ってまいりたいと考えております。 いずれにいたしましても、この大会が、全国からの参加者はもとより、県民や大会を運営する関係者にとりまして、いつまでも心に残る、思い出深い大会となりますよう、議員御指摘の趣旨を十分踏まえまして、今後の準備に万全を期してまいりたいと考えております。   (松村教育長登壇) ◎教育長(松村通治君) 新たに策定するスポーツ振興基本計画では、どのような問題意識を持って、どのような視点で策定するのかとの御質問でございます。 近年、生活水準の向上や自由時間の増大、高齢社会の進展等の社会環境の変化に伴い、これまで以上にみずからの生活や生きがいを重視し、心身ともに健康で豊かなライフスタイルを構築したいという要望が強まっております。 こうした状況の中、スポーツに対する関心はますます増大し、その果たす意義、役割も多様化してまいりました。いつでも、どこでも、だれもがスポーツに親しむことのできる生涯スポーツ社会の構築は、二十一世紀の我が国の重要な課題となりました。 このため、本県におきましても、地域の特性を生かし、一人一人のニーズに応じてスポーツを楽しむことができる総合型地域スポーツクラブの育成や指導者の養成、スポーツ情報の提供等が求められております。一方では、学校体育施設、公共スポーツ施設等身近な活動場所の有効活用を図ることも重要となっております。 また、学校教育や競技スポーツも、生涯スポーツ社会の構築といった観点からも振興を図る必要があります。 こうしたことから、県教育委員会といたしましては、これらの視点を踏まえ、中長期的な視野に立ち、本県のスポーツ振興をめぐる諸課題に体系的、計画的に取り組めるよう、スポーツ振興基本計画を平成十五年度に策定し、県民の豊かなスポーツライフを築き、活力ある地域社会を実現してまいりたいと考えております。   (上総県土整備部長登壇) ◎県土整備部長(上総周平君) 南部健康運動公園についての御質問でございます。 南部健康運動公園は、県南地域の活性化とスポーツ、レクリエーションに親しみながら、子供から高齢者までが気軽に健康づくりができる公園として整備を進めております。 この公園の完成時期につきましては、当面の目標として、地域の要望の強い野球場を平成十九年に供用できるよう鋭意努力しております。 残るテニスコート、陸上競技場などを含む公園全体につきましては、国、県の今後の財政状況等、不確定な要素が多分にございますが、投資効果の早期発現という観点から、一部供用の後、五年程度を目途に完成、供用を目指してまいりたいと考えております。 また、議員御指摘の談話室やシャワールーム等の施設につきましては、地域の皆様が安全で快適に利用する上で設置が望ましい施設と考えられます。 したがいまして、公園完成後の維持費の負担を含め、管理運営を行うこととなります地元阿南市等ともよく協議しながら、今後、具体的に検討を進めてまいりたいと考えております。   (遠藤議員登壇) ◆三十四番(遠藤一美君) 青少年プランについては丁重な御答弁をいただき、青少年の立場に立った取り組みの推進について、県として取り組みをお願いをいたします。 青少年センターの建てかえについては、施設の現状確認、また、よく理解いたしますが、財政状況等を考慮しながら前向きに検討していただきますよう要望いたしておきます。 ねんりんピックにつきましては、開催に向けてPR隊や大会への県民参加、また市町村への支援など、怠りなく準備を進めておられる内容の御答弁をいただき、心強く感ずるわけでございます。 スポーツの振興に関しましては、スポーツ振興基本計画の考え方について答弁をいただきました。競技関係者などの意見を踏まえ、選手の育成や生涯スポーツの環境づくりに力を入れていただくようお願い申し上げます。 また、南部健康運動公園については、これまでの県の努力に対しまして、改めて感謝を申し上げます。利用者の視点に立った、よりよい施設整備、運営等について十分検討をお願い申し上げます。 それでは、まとめに入ります。 ことしもNHKの大河ドラマで宮本武蔵を取り上げておられますが、私にとって宮本武蔵の一番の印象は、生涯にわたって一つの道をきわめた求道者の姿であります。何事も一つの道を信念を持って貫き通すことは難しいものでありますが、私なりに宮本武蔵の姿勢に学び、何とか県民に対して、そして県南地域に対して誠実でありたい、この一点を肝に銘じ、一生懸命頑張っていきたいと思います。 今後とも、私の誠意の限りを尽くし当選さしていただき、県民の皆さん方のために一生懸命頑張りたいと思っております。 最後になりましたけれども、本議場におられますすべての皆様方の御健勝を心から御祈念申し上げますとともに、皆さん方の温かい御支援に心から感謝申し上げまして、私の質問を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○副議長(柴田嘉之君) 議事の都合により、休憩いたします。      午後三時二十二分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午後三時四十七分開議      出席議員計三十八名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     重  清  佳  之 君     二  番     木  南  征  美 君     三  番     川  端  正  義 君     四  番     嘉  見  博  之 君     五  番     森  田  正  博 君     六  番     喜  田  義  明 君     七  番     須  見  照  彦 君     八  番     臼  木  春  夫 君     九  番     黒  川  征  一 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十四 番     藤  田     豊 君     十五 番     谷     善  雄 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     二十 番     長  池  武 一 郎 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十四番     来  代  正  文 君     二十五番     竹  内  資  浩 君     二十六番     福  山     守 君     二十七番     西  沢  貴  朗 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十 番     杉  本  直  樹 君     三十一番     佐  藤  圭  甫 君     三十二番     児  島     勝 君     三十三番     川 真 田  哲  哉 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十六番     四  宮     肇 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 三十八番・中谷浩治君。   〔森本・久次米・大西(章)・柴田四議員出席、出席議員計四十二名となる〕   (中谷議員登壇) ◆三十八番(中谷浩治君) いよいよオーラスでございます。 隣の元木君が心配してくれまして、おまえ病気してから声が細いと、マイクのとこへこう持っていてしゃべれと言います。聞こえますか。   (「聞こえます」と言う者あり) 長い間与党ずれがいたしております、与党ぐせと申しますか。質問を考えておるうちに、やっぱり与党的な質問になってくるんですね。これはいかんわと、わしはほんまに与党か野党か、自分で区分がつかんなあと思っておるわけでございますけれども、ただ一点、これだけははっきり言うておこうと思っております。 マリンピアの高架化、埋め立ての問題でございます。これは二千六のアンケートがありました。御存じのとおりです。その中で八五%、これが全面埋め立てという結果でございました。数にして千七百六。大田知事は、ほなけんど塾やって、四百五十とか四百六十と。数からしてもどっちがどんなんかいなと思う。片一方のほなけんど塾の方を市民の、県民の声ととり、このアンケートは一部の県民の声、こんなばかなことがどこにありますか。これを考えてみますと、私はやっぱりこの知事についていけんなあと、そういう気持ちを持っております。 それともう一つ、一部高架、一部埋め立て、これで五十億円のお金が余分にかかります。ルイスハンミョウという──私らは初めて聞きました──小さい虫、このために五十億円のお金を余計に出す。私、これは考えられんです。県政というのは、県民がまず幸せになることでしょう。虫が幸せになったんでは、これは県政でありません。ここらあたりがどうも私らと違うなというので、私は、ともすれば与党寄りの質問を野党の方へ野党の方へ引っ張っていこうと、こういうように思っておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 まず、早いもんでございまして、去年、圓藤知事がきょう──きのうですか、東京へ行かれてそのまま帰らないと、非常にショッキングな出来事が起こりました。そのときに私は、代表質問というんで、一日の日ですかね、本会議で構造改革についての質問をいたしておりました。これが中途半端になってしまいまして、あえてこれから構造改革というものについて、今の知事の考え方を聞かせていただきたいと。まず非常に地味な問題でございますけれども、聞いていきたいと思っております。 構造改革と施策改革に共通するテーマとして、知事の構造改革に対する基本的な考え方をお伺いしたいという点から、第一として県庁組織の改革について。これは、今から二年前に大規模な再編が行われました。すなわち、企画部門と総務部門とが統合いたしまして、現在の企画総務部になっておるわけでございます。その効果がどのように発揮したのか、二年前から。当然、今、見直す時期だとは思いますけれども、あんまり変わったような感じはいたしません。もうしばらくこれを待ってみようかなと。もうしばらく待って、それから考察をしていってもいいんじゃないかという気がいたしますが、そのときに出先機関については、まあ名称の変更ぐらいでなかったかと思うわけです。 今、市町村の合併問題が進んでおります。当然ではありますが、県の出先機関、やはり役割も変わってくると、こういうふうに思うんですね。これを考えますと、出先機関そのものの統合というものも考える必要があると、そういうように思っておりますが、その前に、出先機関が果たす役割というのを一遍考え直してみたいと。 その出先機関が、今まではあくまでも本庁のサポート役、それから、施策の実行部隊という位置づけをされておりました。どの出張所も支所も事務所もそうでございます。それを、町村合併が始まりますと、地域管内に総合的に対処できるだけの政策立案機能を持たすのがいいのか、あるいは今までどおりでいいのか、その方向性を明確にして再編に取り組む必要があると思います。そしてまた、期間も切るんですね、三年なら三年。そして、その三年間の間にどういうようにするかということが必要でないかと、こういうように思っております。この今後の取り組みに対して、知事はどういうようなお考えを持っておるんか、知事の御所見をお伺いいたしたいと思います。 それから、第二点目は、最近は県行政の推進に対する県民の参画の場が非常に多くなってきております。また、注目も県政に対して集めておるところであります。施策の実行段階は言うに及ばず、施策の形成段階での県民の参画こそが非常に重要であると。県民主体にした県政を行うならば、それが一番必要である、そういうようにも感じておりますので、知事自身も県民の意向というものを望んでおられると。特に、我々以上に望んでおられるのではないかと思いますが、そこで、行政計画の幾つかの策定過程でパブリックコメント、いろいろと取り入れておりますが、一番の問題は、県行政の最大の施策形成についての過程、これは私の考えとして予算編成過程でないかと思うわけです。 しかし、現在の県の予算編成過程を見てみますと、全くベールに包まれております。正直言って、予算編成の結果しか県民も我々も示されておりません。どういった視点に立って、どのような予算が要求されたか、どのような判断のもとに予算の取捨選択がなされているのか、非常に不透明であります。まず、使えるお金が幾らあるか。来年なら来年使えるお金が幾らあるか、来年の見込みを明らかにするわけです。そして、新たに予算編成本部というものを設置しまして、その中で今申し上げましたような策定過程、これのためにこういうものが必要なんだというようなやりとりをして、そして県民にそれをオープンにすると。で、予算を形づくっていくというのが一番明確な県民参加の施策形成になるんでないかと、このように考えておりますので、これについても知事の考え方を明瞭にしてお聞きしたいと思います。 それから、知事は今般、新たに県政運営指針として徳島創造プランを策定されました。当然、地方行政の変化、いわゆる環境変化を踏まえて、今後の財政動向を見通した上で、ここ三年間で県が進めるべき施策を盛り込んでおるのであると私は理解をしております。知事の思い、すなわち知事が私自身のリーダーシップってよく言われますけれども、それがどのように県づくりをイメージをしてリーダーシップを発揮しておるのか、私には全く見えないわけでございます。確かに、知事のライフワークの緑の公共事業がございます。何かといえば緑の公共事業でございますが、これも考えてみますと、従来とあんまり変わっていないと、そういう感じがするわけでございます。 一昨日ですか、私の方で上分という林業地帯の村があります。そこで県政報告しまして、緑の公共事業で知事が言っておるようなことをいろいろ言いました。一番根本的に言うたのは、これで雇用ができるかと言いますと、二百人ぐらいの住民の人が、関係ない、できない、そういう簡単なもんではないというようなことを言われました。私も山の人間でございますから、作業道、林道、この必要性は認めておりますけれども、それによって雇用がふえるということ、それと緑の公共事業とは私は別なもんでないかと、こういうように考えておるわけでございまして、とにかく一番せんなんことは、林業が食べて生活していく上での給料が払えるぐらいの価値を持った木材販売ができないと、恐らくこれも私は、まあ政治、国が一生懸命言よるし、大田知事も一生懸命言っておりますけれども、そうバラ色の夢は持てないというのではないかと思っております。 平成九年三月に策定されました長期計画──圓藤知事のときですけれども、この長期計画には、それぞれの地域の特性に着目して、その個性を生かした取り組みで進めようとしておりました。それが明確にその作成の裏側に感じさせられましたわけでございまして、いわゆる知事のリーダーシップが策定の過程、あるいは策定の結果、リーダーシップが感じられたわけです。例えば、計画策定手法についても、各地域のワークショップが重ねられ、地域の将来方向とその方向性に立脚した施設のあり方が議論されておりました。そういった意見を集約することで計画がまとまったのではと私は感じております。 しかしながら、今回のプランは、失礼ではございますけれども、従来の事業をただ並べただけでございます。単なる言葉の遊び──これ県庁職員の悪いくせですが、文章の遊び、そう感じるのも仕方がないようなプランでありました。そして、このプランがどうしても総花的になるのはやむを得ません。プラン全体を流れる知事の熱い思いを見ることが、このプランの中にはできないわけでございます。非常に私は残念に思います。この知事の熱い思い、そういうものをこのプランに盛り込むことによって県民は受け入れてくれると。しかし、その熱い思いがなければ、県民に果たして受け入れてくれることができるかどうか、甚だ心もとないわけであります。 私は、このプランの展開を通じて、地域でそれぞれの個性を、使命を生かして頑張っている人々に、ソフトとハードの両面から積極的に支援をしていく、そういうメッセージを働いている県民に届けるべきだと私は思うのでありますけれども、知事のこのプランに込めたみずからの思いがもしあるとすれば、ひとつ語っていただきたい、このように思います。 次に、構造改革のもたらす大きな環境変化の一つでございます男女共同参画社会の到来に関する質問をいたしたいと思います。 私も自分の妻のことを家内と言います。冗談に──冗談と言うたら怒りますが、奥さんと言うこともあります。だけど、大体家内と申します。この言葉でわかりますように、従来の日本の家族のスタイルは、お父さんが働いて、お母さんは家事と子育てに従事するというスタイルでございました。今やこの形は全くさま変わりがし、妻も夫も社会で働き、家事も子育ても役割分担。今晩は家事、明くる日は洗濯と、お互いに共同生活でやっておるのが最近の社会でございます。このおかげでかなり、私に言わすと、家庭が崩壊したんでないかと思うわけでございます。 私たちの子供のとき──皆さんもそうでしょう。学校あがって、ぱあーっとかばん抱えてもんてきて、すぐ家の中へかばんほうり込んどいて外へ出ていきます。外にはお母さんが近くの田んぼで働いておる。お母さんのとこへ飛び込んでいったら、お母さんが横に小さい子供、妹や弟を置いて働いております、お父さんとお母さんが。それで、お母さんがその子供を学校から帰った兄ちゃんに負わして、おやつをやって、そういう温かい家庭が子供たちを待ち続けておったわけでございます。 私が最近思っておりますのは、学力の低下、不登校、いじめ、もろもろの事件、そういうものが出てきた一つの一番大きな原因は、学校の教育でなしに、男女共同参画のせいでないかと、こんなことを言いますとしかられますけれども、私はそんな感じもするわけでございます。しかし、今の風潮は男女共同参画によって築く社会こそが二十一世紀の新しい社会なんだと言われておりますので、私もそうは思っておりませんけれども、やっぱり同調せんといかんのかなあって、そういう気もいたしております。 県も共同参画社会の実現に向けて一生懸命取り組んでおられますけれども、その中でやはり拠点──女性総合会館ですか──の建設というのも長い間の県の計画でございました。今回、この拠点整備について、知事が現計画実現を断念しますと所信表明で言われております。改めて私は、まあ私はこれどうなっても構いませんので、こういう情勢、財源的な問題、そういうのがあればやむを得んだろうと了解はいたしますが、ただ、いろいろ今までやってきております。敷地の用地の問題、それから、それに持っていくアクセス道路の問題等もございまして、先行投資として二十億円から二十五、六億円ということも言われております。特に、まあ用地はそのまま、またいつか使えますが、アクセス道路──進入道路ですね、これを中止するということになりますと、余計に先行投資がむだになってまいります。道路というのは、目的から目的、完成してこそ道路として価値がありますんで、これをもう現計画を廃棄するんだから全部やめとなりますと、中途半端になります。中途半端になると、今まで投資したのが全く零になる。そういうことでございますので、せめて道路だけでも有効に利用ができるように、どっかへつないでいくという考え方をする必要があるんじゃないかと思いますが、知事のお考えを伺いたいと思います。 それともう一点、知事はその既設の施設を利用すると言われておりますけれども、既設の施設、これどういうものを利用されるか。今の知事の頭の中にそういうものがあるのかどうか、これもお聞きいたしたいと思います。 それから、同じく構造改革のことでございますけれども、構造改革特区、これについてお尋ねをいたしたいと思います。 御承知のとおり、国においては、経済社会の構造改革の推進と地域活性化を目的に、例えば、構造改革特区には病院を建ててもええと、それも株式会社で運営してもよろしいというようななにが出ておりますが、徳島県においてもこの特区という考え方があるのかどうか。県内のそれぞれの地域の個性を生かした地域づくりというものをやる必要があるんでないかと、このように考えております。 例えば、恐縮ですが、私の地元の神山町では、海外から招いた芸術家が神山の住民との触れ合いの中で創作活動をしております。地元主導の形でこれが進められておりまして、その活動は年々熱を帯びておるわけでございます。 こうしたユニークな地域づくりに着目して、県独自の地域づくりの特区というものを設ける必要はないのか。そして、高く支援していくということはできないかと思うのであります。神山ではさしずめ、国際芸術文化特区というところでひとつどうでしょう。知事のお考えを聞かせていただきたいと思います。 以上、お答えによりまして再問をいたしたいと思います。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 本日の会議時間を延長いたします。   ────────────────────────   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 中谷議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まず、県の出先機関を市町村合併に合わせて、今後どのような機能を持たしていくかという御質問でございます。 県の出先機関につきましては、県民の皆さんに身近なところで直結をした行政、あるいはサービスの提供を担うものだけに、その設置意義や執行権限、さらには弾力的、効率的に対応し得る執行体制の整備等につきまして、適宜に検討を加えていかなければならない、このように認識をしております。 本県におけます市町村合併への取り組み状況を見ておりますと、現在、七地域に合併協議会が設置されるなど、平成十六年度末の合併特例法の期限切れに向けまして動きが加速をしてきております。今後、市町村合併が進展することによりまして、現在の県の出先機関の体制につきましても見直しが必要であろうというふうに考えております。 このようなことから、県の出先機関につきましては、県民の皆さんに身近な行政サービス機関として、県民の皆さんの満足度の高い組織を構築するために、本庁との役割分担を明確にしながら、地域振興を総合的かつ効率的に推進をしていく観点から、より実効性の高い組織として検討していく必要があると、このように考えております。 次に、予算編成本部を新たにつくって、結果だけでなく編成過程から県民にオープンにしていくべきではないのかという御質問でございます。 予算は、県全体としてその年度におけます政策を具現化をするものとして大変重要なものでございます。結果だけでなく編成過程からオープンなものにしていくことは、県民の皆さんの御理解、御協力をいただく上で大変貴重な御提言と受けとめております。 本県では、現在、構造改革基本方針を策定しているところでございますが、より一層の情報提供を図りまして、政策過程への県民の皆さんの参加を促進するための行政の透明度を高めることや、あるいは県民の皆さんの意見や意向を的確に把握をしまして、県民生活の視点に立った、満足度の高い行政サービスを提供するための県民の生活と満足度を高めることなどを柱としまして取りまとめていきたいと考えております。 この中で、県の財政状況や、あるいは予算の内容に関する積極的な情報提供などに努めまして、厳しい財政状況下にありますけれども、県民の皆さんの御理解をより一層深めるために取り組んでまいりたいと考えております。 議員御提案の趣旨も踏まえまして、どのような方法が可能であるのか、また望ましいのかということにつきまして、今後、十分検討を加えてまいりたいと考えております。 次に、徳島創造プランは、私がリーダーシップを発揮して策定するべきものであるが、私の気持ちは本当に県民に届いているのか、事業の羅列で終わることはないのかという御質問でございます。 プランは、新世紀を歩み始めました県民すべての方々がひとしく生活の質を高めながら、真の豊かさを実感できる徳島を築くために、県政運営を県民の皆様から負託された私自身が、「ものから人へ」の理念に従いまして、リーダーシップを発揮して策定したものでございます。 今回のプランにおきましても、「ものから人へ」という理念を掲げましたのは、これまでの大量生産、大量消費に象徴されます経済至上主義的な考え方に変わりまして、持続可能な社会の構築や、そして、心の豊かさを一層求める動きが顕著になってきているという思いを私自身が強くしているからでございます。 こうしたことを踏まえまして、今回のプランにおきましては、この理念に基づきまして、四つの基本方向と、これを実現するための四十の重点テーマを掲げまして、テーマごとの課題の達成に向けた施策を取りまとめた次第でございます。また、県民の方々に施策の効果をわかりやすくするために、具体的な目標値を掲げるなど、取りまとめにも工夫を凝らしたところでございます。 プランの策定過程におきましては、パブリックコメントの実施や公募委員を審議会へ登用するなど、県民の御意見をできる限り反映するように配慮してきたわけでございます。 また、施策の実施に向けまして、平成十五年度当初予算におきましては、少人数による学級編制や緑の公共事業を初め、プランに掲げる施策を盛り込んだところでございます。そして、今回掲げました理念を実現する上で、よりその実効性を担保するために、各地域で直接県民の皆さんと意見交換を行うタウンミーティングの開催を初め、パブリックコメントの実施及びホームページの活用など、幅広く県民の意見をくみ上げながら、毎年度見直しを行いまして、県民の皆さんとともにプランを推進していくこととしておりますので、議員各位を初め、県民の皆様の御支援、御協力をお願い申し上げたいと思います。 次に、とくしま県民総合キャンパスについてのお尋ねでございます。 まず、アクセス道路の整備についてでございますが、国道五十五号からのアクセス道路となります県道鮎喰新浜線につきましては、平成九年度から用地交渉に入りまして、平成十三年度に工事に着手をしております。この事業の全体事業費は約二十四億円を見込んでおりまして、現在は道路の盛り土工事に先立って、必要となります水路のつけかえ工事を行っているところでございます。 この工事は、隣接をします農地を借地として行っておりますので、所有者の方々の土地利用の支障にならないように水路工事を完了させる必要があることや、用地費の償還を行う必要があることから、十五年度には予算六億円をもちまして一応の区切りをつけたいと考えております。 とくしま県民総合キャンパスの整備を断念したことによりますアクセス道路としての整備の緊急性はなくなりましたが、この道路は地域の道路として利用されますので、現下の予算状況を考えますと、今後の整備のペースは落とさざるを得ませんが、引き続き整備は行ってまいりたいと考えております。 次に、利用する既存施設についてのお尋ねでございます。 女性総合文化会館機能につきましては、時代の要請や県民ニーズに基づきまして、男女共同参画推進拠点として本格的な施策の早期整備を図ってまいりたいと考えております。 このため、来年度予算に位置づけた男女共同参画推進拠点整備計画の中で、必要な機能、規模や対象となる既存施設などを確定いたしたいと考えておりまして、その際、有効活用を想定する既存施設の選定につきましては、周辺道路や公共交通機関の整備状況など、利用者の利便性の確保がまず大事だろうと思ってます。既存施設改修に係る容易さ及び経済性なども考慮しながら考えてまいりたいと思っております。 今後、県議会からの御意見や、今月中に予定される男女共同参画会議からの答申等を踏まえますとともに、県有施設を初め、公的施設を中心に、さまざまな角度から検討を行いまして、できるだけ早い時期に整備計画を策定し、整備手法を決定いたしたいと考えております。 次に、神山町を芸術特区として県として支援するなど、県版の特区をつくってはどうかという御質問でございます。 国におきましては、進展の遅い分野の規制改革を地域の自発性を最大限尊重する形で推進するとしまして、昨年十二月に構造改革特別区域法を制定しまして、本年四月にも第一号の特区計画認定を行う見通しとなっております。 このたびの特区構想の特徴は、税財政的な優遇措置を講ずるものではございませんが、地域の発案によりまして規制緩和のみによる特別区域を設定して、民間企業によるビジネスチャンスの拡大、あるいは地域の活性化を目指そうというものでございます。国におきましては、デフレ下におけます新たな経済活性化策の切り札の一つと位置づけております。 こうした取り組みに対しまして、本県からは、県として研究開発型産業集積特区につきまして検討を行うとともに、上勝町を初め、県内の複数の自治体からも特区申請に向けました動きが見られるなど、みずからの知恵と工夫によりまして地域づくりの芽が芽生えつつございます。 また、議員からもお話のありました神山町におけます国際芸術文化についての独創的な取り組みなど、地域住民が主体となった特色ある地域づくりの取り組み事例も数多く生まれつつございます。 県といたしましては、こうした住民みずからの手によります活力ある地域の再生に向けた動きを支援しまして、県独自の視点も加味しながら、個性ある地域づくりを助長していくことが、厳しい財政状況下のもとでの地域活性化の新たな手法の一つであると受けとめております。 そうしたことから、議員御提案の県版特区構想について、現在策定いたしております新たな徳島創造プランにおける重点テーマ、「自立した活力ある地域づくり」にも位置づけまして、前向きに検討を行ってまいりたいと考えております。   (中谷議員登壇) ◆三十八番(中谷浩治君) 御答弁聞いておりましても、心に訴えてくる御答弁がない。県議会議員の我々でさえ訴えてこないんですから、恐らく県民には伝わらんだろうと思っておりまして、これに対してのもう再問はいたしません。 次は、まだ二十二分ございますので、中央病院を中心にした問題に入っていきたいと思いますが、その前に、知事は今回、病棟型の子ども病院というのを設置できんかとか、新聞に発表されたり、また、中央病院の懇話会に持っていかれたそうですが、私、病棟型の子ども病院というのをあんまり聞いたことないんですね。医療法にはやっぱり病院、診療所。診療所は有床、無床。それで病院は、二十床以上の入院室を持っとるところを病院と言うと。医者は三人、というような規定は医療法にはございますけれども、病棟型子ども病院というのはまずない。あんまり私は聞いたことがございませんので、保健福祉部の担当の人に聞きましても、あんまり、むやむやむやっと言うて、要するに子ども病院の中の一つの区分だというような説明でございました。 まあそれはどっちにしてもよろしいんですが、知事が公約で、子ども病院を設置するということを公約されてますね、知事は。これを断念したという言葉は聞かんのです。新聞には多少先走って、断念したと書いてありますけれども、知事自身の口から断念したということは言われていない。最近ありました中央病院の検討懇話会でも、病棟型の子ども病院ができんもんじゃろかという話はされたけんど、公約した子ども病院は断念しましたという言葉はなかったということでございます。 そこで、知事が最初におっしゃった子ども病院というのは断念されたんですね。そう受け取ってよろしいか。それとも、もう一遍ここで返事をしていただきたい。断念されたんだったら、断念したということを言ってもらいたいと思います。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 私が子ども病院を公約に掲げてきましたが、独立型、併設型ということを重きに置いてきたものでは必ずしもございません。 知事に就任して、県議会におきましても、何が何でも独立型の病院でなければ子ども病院でないというふうに申し上げたつもりもございませんし、いずれにしましても、私はこのたび、諸般の状況を勘案しまして、改築後の中央病院におきまして病棟型子ども病院の検討を改築推進懇話会にお願いをしたところでございます。 私といたしましては、要するに、本県で生まれてまいります子供が、とにかくすくすくと育っていく、そのための医療の果たすべき役割ということを考えまして、是が非でも県民の皆さん方の負託に沿う形でこたえていきたい、こういう思いで今回の中央病院の改築懇話会の皆さんに御審議をお願いしたということでございます。御理解をいただきたいと思います。   〔久次米議員退席、出席議員計四十一名となる〕   (中谷議員登壇) ◆三十八番(中谷浩治君) それじゃ、大田知事は初めから独立した病院──今、私、医療法言いましたよ。病院というのは独立しとんですよ。併設病院やいうんはありませんよ。だから、あなたが病院て言うたのは、一般の選挙民は全部、独立した病院と受け取っております。だから、それを方向変換するんだったら、まずそれは断念したと、そのかわりこういうことをするんだと、病棟型子ども病院をつくるんだと言えば、まだ筋はわかる。要するに、子ども病院は病棟型。病棟型子ども病院というのはね、どんなことを言うても今の中央病院の小児科ですよ。病室があって小児科があるんですから。だから、そこが大田さん、あんたの悪いくせや、ほんまに。はっきりせんなんことははっきりして、それでできんことはできなんだ、済まなんだ、そのかわりこういうことをしたいと言ったらまだいけるんですけれども、子ども病院ということを言いながら、今度病棟型と。ほんで新しい中央病院って。 それじゃ聞きましょう。新しい中央病院、いつできるんですか。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 子ども病院を独立型から病棟型に変え、いつ中央病院には入るのか、いつ中央病院は建てれるのかということでございます。 御承知のとおり、県立中央病院は、築後、今三十年を経過しておりまして、施設全体が大変老朽化しております。このため、昨年十月以来、改築推進懇話会におきまして、どのような病院が適当かと、経営収支や患者動向等の現状、新病院が担う政策医療、あるいは改築後の経営見通し等、幅広く御検討をいただいております。多岐にわたります検討でもございまして、十五年度も引き続き御検討いただく必要がある状況にございますが、なるべく早期に御意見を取りまとめていただきたいと考えております。 今後、懇話会からの御提言を受けまして、県としてどう取り組むのか方向づけを行うとともに、その実施に向けた条件整備に鋭意取り組んでまいりたいと、このように考えております。 このようなことから、現時点で改築スケジュールを明確にお示しすることはできない状況にありますが、県立病院の厳しい経営の現状を考えまして、今後、あらゆる部門における徹底した経営努力をさらに推し進めますとともに、規模の適正化や後年度負担の軽減に努めるなど、改築の早期実現に向けまして真剣に取り組んでまいる所存でございます。   〔久次米議員出席、大西(仁)議員退席〕   (中谷議員登壇) ◆三十八番(中谷浩治君) 今の答弁聞いておりますと、仮に知事の言葉了解して、病棟型子ども病院が中央病院の中へ──新しい中央病院建つということは、いつかわからんのですね、これ。いつ建つかわからんものに入れるんですから。いつかわからんでしょう。ということはやっぱり、私はこんなんをみんな、子ども病院という知事の選挙公約に飛びついて札入れたんかなあと思うと、徳島県の人も少し考える必要があると私は思います。 いつかわからんものに、子ども病院という、それも専門家の私──私も医師会長しましたんでねえ、そういうことをよう知っとんですが、聞きなれん言葉を使って、ね、知事、どうしてこんな言葉知っとったん。専門家が知らん。川端先生にも聞いたら、わしもほんなん知らんと言う。ほれを、これはあんたの部下がこういう知恵つけたんだろうと思いますけれどもね。だから、それはやめたと。しかし、いつかわからんが、中央病院が新しくできたときにはそれに入れるんだと。そういうお話ですから、これ次の選挙まで間に合いませんよ、あんた。 だから、やっぱり言うたことに責任はとらないかん。だから、私はこうしようと思うたんだけれども、財政上の問題いろいろ調べたら、子ども病院というのはできなかったから、中央病院の中へ小児科を、充実した小児科をつくるとでも言えばまだいいんですけれども、それさえ言わないというのは、本当にあんた悪い癖ですね。 今ねえ、お母さん方、お父さん方が一番困っとんは救急なんです、小児の救急。これ二年ぐらい前ですかね、厚生省がなにを出したんです、小児救急拠点事業、それから、小児救急支援事業、二つのなにで補助金を出すということで徳島県は手挙げをいたしました。それで厚生省からその指定を受けたんです、補助金があるから。そういう話を部長から聞いたときに、おまえ、ごまかすんじゃあるまいなと。小児救急っちゅうんでやりますや言うて、行ったら整形外科の先生がおったり、それから、産婦人科の先生がおったり、内科の先生がおったり、今まではそうしよったんじゃが、そんなことはないんだろうなと念を押したんですよ。そんなことはございません。必ず小児の先生がついておりますと。 私は、てっきり中央病院でそれやると思うた。なぜかっちゅうと、あんまり赤字がひどいから中央病院の視察に行ったんです。二回行きましたよ。それで、中央病院の特色は何だと。これ文教委員で行ったんです。院長いわく、特色のないとこが特色だと。こんなばかな経営の仕方がありますか。だから、私は、市民病院は脳外科、日赤は心臓外科、このチャンスこそ中央病院は小児救急の専門という何で位置づけをせなんだんだと言うたら、いろいろ理由を言いました。 だから、いまだにそれが残っとる。今それをするかというても、これは補助金がないからできんのですね。ほんで、これを質問するよって言うたら、何じゃらわからんような、今、知事が私に答弁したような回りくどい答弁ばっかりで、結局中央病院、ほんなら毎晩毎晩小児専門の救急やるかと。はっきりした返事がない。 どうですか。せめてもの償いに、中央病院に小児の救急で、小児科の医者来てもろてやりますか。どうですか、知事。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 中央病院において小児救急にすぐ取り組む気があるかどうかと、こういう御質問でございます。 本当に、今の少子化に伴って親御さんの皆さんが生まれてくる子供にかける期待、大変大きくなっております。専門の医師に見てもらいたいという希望が全国的にもふえておりますし、小児科医による救急体制の整備というものが多く求められております。 このため、本県におきましても、本年度、県下を東部、南部、西部の三つの地区に分けまして、小児救急医療体制の整備を図ってきたところでございます。 しかしながら、徳島市を中心とした東部地区におきましては、県立病院など五つの病院で当番を決めまして実施しておりますが、まだまだ十分とは言えない状況でございます。 御質問の小児科医の増員につきましては、マンパワーの確保の問題等もありまして大変難しい点もございますけれども、現在実施しております小児救急医療体制の課題を引き続き検証いたしますとともに、県立中央病院の役割の充実についても検討しているところでございます。 今後とも、小児救急医療の充実強化に努めてまいりたい、このように考えております。   (中谷議員登壇) ◆三十八番(中谷浩治君) 私ねえ、知事、そんな答弁聞っきょれへんのよ。 中央病院が小児救急をやるかやらんかを聞っきょんですよ。よその病院がどうしようと、それ勝手や。当然中央病院がやらんなんやつを小松島にやられてしもた。そのときにも、何かそういう理由言よりましたわ。小児科の先生が九十人かおらん。四十五人は開業しとる。あとの四十五人で各病院へ大学から行っきょるから、なかなかそんななには来てくれんのやというような説明もあったように思います。 だけど、私が昨年──一昨年になりますね、圓藤知事のときに、周産期の問題で産婦人科の教授と医学部長と二人に、知事に会わしてくれとお話がございまして、知事に会うたんですよ。そうしたときに、医学部長は小児科ですから、私に言いました。必要だったら、その病院にそういう意欲があれば、小児の医者はどんどん送ります。やらないとこをやめてもそれは送りますということを言われました。もうそのときは日赤が初め、はーいちゅうて手挙げて、日赤の方へすうっといかれたから、日赤は四人の小児科のお医者さんを急にふやして、七人体制で今、救急やっとんですよ。わかりますか、この意味。 だから、なぜそれをせんのかと、どこに理由があるんなと。私はそういう理由を一々聞くよりも、とにかくやってもらいたいと。知事、もう一遍答弁して、やるって答弁してください。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) せんだっても、徳島大学の小児科の教授が私のとこへお見えになりまして、特に徳島県の総合周産期医療の現状につきましていろいろとお話ございました。ぜひこの周産期医療の問題と含めて徳島の小児救急の体制、こういったものもきちっと取り組んでほしいんだということで、特に県立の病院においてもそういったことができないのか、あるいはそれがもしできないのであれば、徳島市民病院等に逆に財政援助をすると、こういった方法も考えてもらえんのかというお話もございました。 私、そのときもお答えを申し上げたわけですが、ぜひ県立の中央病院におきまして周産期医療、あるいは小児救急医療につきましては充実をしたいというふうに申し上げてきたわけでございます。 今後、そのことの実現に向けまして、一生懸命取り組んでまいりたいと思っております。   〔大西(仁)議員出席、出席議員計四十二名となる〕   (中谷議員登壇) ◆三十八番(中谷浩治君) 今の隣の元木議員が、あれは知事がやるって言うたことやと、こう言う。そう解釈してよろしいね。 それと、周産期の問題ですけれども、今、周産期、ベッド三つあるんです、中央病院に。これも何にもやってない。私はやる気がないんじゃと思う、中央病院には。だれがやる気がないんなっていうたら、私これ医師会長時代の経験ですけれども、市内の小児科の先生が、救急日曜診療所というんで、市医師会の前に市立の会館があります。あそこでずうっとやっとんですね、交代で。大体夜の十二時までやっとるらしいです。たくさん患者が来るんだそうです。ところが、そのお医者さんは、そこへ出ていっきょる小児科の先生は、明くる日も朝から患者を診ないかん。えらいから中央病院でやってくれんかという話で、中央病院の方へ持っていきましたら、医者がどないやら。ほんで大学の小児科の方へ行きますと、医者は何ぼでも送りますって結局よう突き詰めて聞いていっきょりますと、いわゆる看護婦さんじゃの、技師、そういう職員組合の人が労働過重になるっちゅうて反対しとる。恐らく、前の部長に聞いたらこれもわかると思うんですが、日赤の方へ持っていかれた一つの理由はそれがあるんじゃないかと。部長としてはやっぱり中央病院へ置きたかったんだろうと思いますよ。それがあるんだろうと思いますから、知事ね、これからやっぱりそういうことも頭に入れてくれんと困るんです。 もう時間がないようになりましたんで終わりたいと思いますが、この会計の問題も中央病院は赤字です。しかも七九%なんですよね、人件費が。百二十九億三千八百六十八万円──端数は切り捨てますが、これが平成十三年度の医療の収益です。人件費が百二億円ですよ。これで黒字になるわけがない。で、年間やっぱり三十億円から一般財源から繰り入れしよる。それで赤字になったり黒字になったり。これも知事の責任ですよ。これを外部評価で、何か事業、委員会をして見てもらうと、そんなこと保健福祉部から出してきましたけれども、私は反対しました。そんなん何でするんやと。人件費をこれ六〇にしたら大分助かるんだよ。七九%の人件費、考えられんですよ、我々では。それを経営管理委員会を設置して、それに見てもらう。見てもろてどうすんの。人件費を低うにせなんだら、何ぼしても対々にはならんです。 それで、三十億円一般財源を入れるということは、病院にそれを入れるっちゅうことはですね、要するに国民から二重取りのお金を取りよるわけ。一つは保険料、国民が払うといてね、一つはもういっちょ税金を払いよる。保険料で足らんで、結局税金の方でほんだけやるっちゅうことは、中央病院に対して国民は二重払いをしとんですよ。これもうちょっとね、知事、徳島県政を改革するんだったら、こういう問題もどこに隘路があるか考えてほしいと思う。 だから、私はこれをね、高知方式でPFIですか、あるいは特殊法人、そういうものにして一遍ちゃらにしてしまうんですね。そして、改めて雇用するという形にでもしたら、また多少変わってくるんでないかなあと。このままいっきょったら、これ何ぼしたってあかんですよ。ほんで、これから中央病院は四百億円かかるんですよ、概算で、中央病院の建設は。そんなお金どっから出てきます。国の方だって、そんだけほろほろ、ほろほろは恐らく出してくれまいと思う。ということを考えたら、もっと中央病院、たちまち県政の改革は病院からという考えで知事やっていかんとあかんと思います。 このぐらいで質問は終わりますけれども、どうか、まああんたもせっかく知事になったんだから、たとえ短い期間であっても、大田知事ありというぐらいの手腕を一遍やってみてくださいよ。パサパサパサっと切って、切るものは切って身軽になって、ああ大田知事はやっぱりやったなと、県民にそんだけの印象を残ささんとだめですよ。 いろいろ言いたいことはございますが、もう大体時間が来たようでございます。 最後に、これが今期最後の本会議質問でございます。 谷口先生、本当に長い間お世話になりました。あるときは敵になりましたけれども、最近はずっと味方で、非常に頼もしい味方でございました。 それから、四宮先生、本当に御苦労さまでございました。あなたは、私たちがたった四人で新政クラブという会派をつくったときに、率先してあなたと、副議長の柴田君と、今は亡き近藤君、三人が入っていただきまして、初めて七人になった。その喜びというのはいまだに忘れることはできません。その後ずっと一緒に同志としてやってきました。 お二人が去られるということは、私にとりましては非常に寂しい気持ちでいっぱいでございます。どうか御勇退なさっても、いつまでも後ろに控えて、おい、しっかりせえ、おしりをたたいたり、肩を押したりして、県政というものを大事に守っていっていただきたいと心から思っております。 今後、お二人の先生の御健勝と御多幸をお祈りいたしまして、私の全質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 以上をもって、通告による「県政に対する一般質問」は終わりました。 これをもって、「県政に対する一般質問」を終結いたします。   ────────────────────────   〔吉田議員退席、出席議員計四十一名となる〕 ○議長(川真田哲哉君) この際申し上げます。 久次米圭一郎君から、「職員の特別昇給に関する緊急質問」をいたしたい旨の申し出があります。 お諮りいたします。 本件は、これに同意の上、日程に追加し、直ちに発言を許可することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(川真田哲哉君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は、これに同意の上、日程に追加し、直ちに発言を許可することに決定いたしました。 この際申し上げます。 本日の緊急質問につきましては、発言時間は答弁を含めて三十分以内といたします。 発言を許可いたします。 十九番・久次米圭一郎君。   〔福山・杉本・大西(仁)三議員退席、出席議員計三十八名となる〕   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) ただいま、私の緊急質問につきまして、議会の皆様から満場一致の御承認をいただきまして、心から感謝申し上げる次第でございます。 順を追って、このことにつきまして質問をしてまいりますので、知事から簡潔かつ明快なる御答弁を要望するものであります。 県においては、去る平成十四年六月二十八日の起案で、平成十四年度特別昇給者を別添名簿のとおり決定してよろしいかと、こういう決裁をいたしております。(資料提示)これなんですけど。 この内容は、知事部局の県職員の皆さんの中で千四百四十九名の人が成績優秀者であるということで、特別昇給の対象になるということで決めたわけであります。ちなみに、この千四百四十九名というのは、全体の職員数の実に三二・三七%に当たりまして、全体の約三分の一の方が成績優秀者であるということで特別昇給されると、こういうことになっております。 ちなみに、それ以前、去年までどうであったかということを申しますと、平成十三年度については、特別に昇給された人は百三十六名です。そのまた前はどうかといいますと、平成十二年度は百三十八名です。つまり、これまでに比べて十倍以上の──まあ一〇・六倍なんですけども──大量の特別昇給を決めておるわけでありまして、しかもこれが、大田知事が当選した、就任した二カ月後であります。 まことに不自然な話でございますけれども、こういう事実をですね、私が今申し上げたような事実を、実は県は議会に報告しておりません。大変これは特殊なことですけれども、一切議会に報告してない。かつまた、肝心のこんな、いわば県職員の皆さんにとってはうれしい話のはずでありますけれども、県職員に対しても公式には知らしておりません。いわば、やみからやみへ決めておると、印象がぬぐえません。がですね、知事御自身は、以上私が申し上げたような事実を御存じでしたか。このことをまずお聞きいたします。   〔福山議員出席、出席議員計三十九名となる〕   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) ただいま久次米議員の方からるるお話のありました問題について、知事は知っておったのか、報告があったかということでございます。 給与水準でありますとか特別昇給制度など、いわゆる給与制度全般の話につきましては、当選後、人事課から説明を受けております。その際には私の方から、今後もこういったことに対して適正に行うようにという指示はいたしましたが、今回の特別昇給の実施に関しましては、特段報告を受けておりません。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) えー、驚いた話ですねえ。これだけのことをね、知事は報告を受けていない。つまり、知らなかったとおっしゃるんですね。 もう一度聞きますけれども、それじゃ私が今、ただいま現在、この壇上で申し上げるまで、あなたは知らなかったんですか。どんなんですか。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 今聞くまで知らなかったということではございません。この二月定例議会の事前の総務委員会の前日であったか、前々日であったか、内容についてはお聞きをしております。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 私はねえ、これは、ことしの二月二十日の事前の総務委員会まで知らなかったというのは、多分、知事はうそをついてると思いますよ。これだけ重大なことを、それじゃだれが決めたんですか。あの総務委員会でもね、あなたは詳しいことは何も聞いておりませんって、そのときも言いましたね。しかし、二日前に聞いとったって、前言を今、翻してるじゃないですか。恥ずかしい話ですよ。これだけ重大なことを、それでは、だれが決定したかという疑問が残りますね。こんなことを知事以外が決定できるんですか。 つまり、これを聞いた人たちは、やはり大田知事という人は労働組合出身者であるなと、格別理解が深いなと、こういうふうな印象を受けるでしょう。それから、あなたの知事選挙に際して、熱心に応援をされた──まあ職員組合の方がしたという話ですけれども、そういう人に対する論功行賞をやったなと、こういうふうに受け取られますよ。 しかし、それでないと、知らなかったんだと真実言うんなら、あなたは過日の事前総務委員会の直前、二日前に聞いたんでしょう。それじゃ、そのときにね、それじゃこれどういういきさつで、だれが決めたんだということはお聞きになったでしょうねえ。その内容についてお聞かせをいただきます。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 職員の皆さんのこの給与水準でありますとか、特別昇給制度ですね、これにつきましては、決裁規程に従いまして部長に決裁権を与えております。部長までで事務処理を行うことで適当だと考えておりますし、職員の給与に関する条例、あるいは初任給昇格等ですね、昇給等の基準に関する規則などでも私のとこへ決裁が上がってくるということにはなっておりませんので、部長のところで決裁を済ましていたということで、せんだって報告を受けております。 なお、詳細につきましては、企画総務部長の方から答弁をさせていただきます。   〔杉本議員出席、出席議員計四十名となる〕   (迫田企画総務部長登壇) ◎企画総務部長(迫田英典君) 平成十四年度の特別昇給でございますけれども、決定をいたしましたのは、先ほど御指摘のありました平成十四年の六月でございますが、これは職員の給与に関する条例第十六条第二項に基づく措置でございます。 ただいま知事から申し上げましたように、決裁につきましては、徳島県事務決裁規程で、第十六条の規定による課長級の職以上の職の職員の昇給の決定、これが部長。そして、第十六条の規定による課長補佐級の職以下の職の職員の昇給の決定は人事課長というふうに決裁権者が明定をしてございまして、昨年の十四年の六月にそれぞれの決裁権者のところでまず各部から昇給の内申というのを徴しまして、これも人事委員会の規則に書いてあるものでございますが、そういう手続を経た後でそれぞれの決裁権者が決裁をしておるということでございます。   〔四宮議員退席、出席議員計三十九名となる〕   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 千四百四十九名の特別昇給者を決めて、そして年四回の昇給時期に分散して、そして昇給時期の短縮というやり方で特別昇給をやってるんですねえ。これを組合用語で、俗に言う三短て言うんですね。三月短縮して昇給を実施するということであります。 今お聞きしますと、これは決裁権者が部長であったということを聞きましたという答弁ですね、知事は。それであなたはそのときどう言うたんですか。おお、ええことしてくれたなあと、かわいらしいやっちゃと言うたんですか。けしからんて言うたんですか。どっちですか、答えてください。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 特に、かわいらしいやつやなあとか、けしからんとかも申し上げませんでした。ああそういう制度があって、そういうことに十四年度はなったんですかということで聞いております。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) きのうあなたは議会答弁で、ここから答弁しましたねえ。大事なことは詳しく議会にも説明するし、部下からも説明を求めると言ったですねえ。 この県職員のうち三分の一を特別昇給することについて、重大なことではないんですか。ほれで、ああそうですかで済むことですか。到底それは納得できません。本当は、あなたがひそかに指示したんでないかと私は考えます。そして、自分は知らん体にしといてほしいと、そういう指示をあわせてしたのではないかと思う。 もしこういう重大なことをあなたに黙ってしたのであれば、それはだれが決めたんですか。だれかが決めたんでしょう。だれが決めたんですか。答えてください。   (「知事、知事答えてください。知事答えてください。議長だめだ。知事が答えたらええんじゃないですか。知事答えてください」と言う者あり)   〔大西(仁)議員出席、出席議員計四十名となる〕   (迫田企画総務部長登壇) ◎企画総務部長(迫田英典君) 昨年の六月に決定をしたというのは、先ほど申し上げたとおりでございますけれども、決裁規程に書かれておりますとおり、課長以上が部長、課長補佐級までが人事課長ということでございまして、まず部内協議ということで、企画総務部長以下での協議をまず行いました。その後に各部からの内申書の提出というのが出てくるわけでございます。その後、六月二十八日、先ほど冒頭に久次米議員からお示しがありましたような日付で、最終決裁者たる部長、企画総務部長のところで意思決定をしているというのが昨年の流れでございます。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 本会議のこの議場でこれだけ重大なことを聞いておるのに、知事が答えられないということはないでしょう。答えてくださいよ。議長も指名してください。何の遠慮が要るんですか。 それで、ちょっとお聞きしますが、今、世間は大変な不景気ですよ。そして、まじめに働いてきた人がリストラされて苦しんでる時代です。県財政も多額の起債に四苦八苦しとんです。あなたは、その起債やむを得ないなどと言ってますね。また、傍ら、歳出については、できるだけよう考えて抑えていくなんていうことも言ってますね。 記憶に新しいところですけども、昨年の十二月に県職員の方の給料を約二%切り下げる県条例をあなたが提案して、私ども議会で可決したところなんです。これは、民間の給与水準に比べて公務員の給料が高過ぎるという全国的な世論に押されて、そして、国家公務員も地方公務員も、日本全国の公務員の方がこの苦しさを味わってるわけなんですね。そういうやさきに、あなたは知事の給料を一〇%カットしますということも発表しましたねえ。新聞の社会面に大々的に載ったのは記憶に新しいところです。 そういう中で、やみの三短による特別昇給というのは、これはおかしいですよ。県民に対する裏切り以外の何物でもないと私は思いますね、これは。しかも、それを私は知らなんだって言ってるのは、なおおかしい。いわばこれは、知事になったら徳島県の財政はわしが自由になると、隠れてやったら何でもできるというあなたのおごりとしか考えられませんね。公金の私物化です。まことにおかしい。 そこで、こういう大量の特別昇給の理由、それが正当かどうか、今後もこれを継続するか、この三点について知事の答弁を求めます。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 今回のたくさんの職員の皆さんの特別昇給という理由についてでございますが、先ほど企画総務部長の方からもお答えさせていただきましたように、いわゆる課長級以上の職の職員の昇給の決定ということについては部長で、そして、課長補佐級以下の職の職員の昇給の決定等については課長でということに基づいてやられておりまして、私が具体的にこの中身、こういうことでこの人が昇給したというふうなことは伺っておりません。 今後どのようにするのかというお問いでございますが、まさに久次米議員御指摘のように、十四年度に実施しました特別昇給、その効果並びに対象者について、前年度と比較しまして大変大きな多数の人数になってるということを私も感じております。 今後、制度運用の基本的な方針等につきまして、適切な時期に協議あるいは報告が私の方にあってしかるべきではないかと、このように考えております。今後はそういった点を徹底してまいりたいと、このように考えております。 ○議長(川真田哲哉君) 済みません知事、三点目、先に県民に対する裏切り、公金の私物化に対してどう感じるかっていうことを一点お願いいたします。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 私は、今、久次米議員から言われましたように、大変県民の皆さん方、今の景気の状況の中で苦しんでおられます。そういう面では、県として果たすべき役割というのは非常に重大であるということは常々考えておりますし、そういう意味では、より県政の運営につきまして、効率性を大事にしながら、県民の皆さんに行政サービスが行き届くように、一生懸命対応していかなければならないというふうに思っております。 公金の私物化ということは、私は全くした覚えはございませんし、先ほど申し上げましたように、今回のような特別な昇給、それに伴う大勢の職員の昇給ということについては、議員の御指摘もありますように、今後、私の方に早く報告をしてもらいたいと、こういったことは徹底していきたいと思ってます。   〔吉田議員出席、出席議員計四十一名となる〕   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) このやりとりはテレビが中継してるんです。あなたは恥ずかしくないんですか。私が聞いてることに全く答えてないじゃないですか。知らなんだんだと言うて、今後は知らしてもらいますと答えただけでしょう。 私が聞いたのは、こんなことがいいか悪いか、あなたはどう考えとんだって聞いたんですよ。何でこんなことをしたんだって聞いとんですよ。今後も続けるんかって聞いとんですよ。いずれも答えない。答えがないということは、テレビを通じて有権者の皆さんに知られるでしょう。 大事なことがありますので、持ち時間の関係で次に進みます。 それは、先ほど企画総務部長も申しましたように、これはちゃんと法に基づく手続が要るんです、特別昇給というのは。何しろ成績優秀な人を特別に昇給させるわけですから。これは本当は年に一遍しか昇給できんのを九カ月に縮めてするっていうんですから、これは物すごいいろいろ縛りがあるわけです。そういう法律の縛りに照らしてもおかしいということをこれから申し上げたい。 人事委員会規則第三十七条によれば、成績の優秀な人だけを特別昇給するようになっておりまして、具体的に表彰を受けた人、それから特別昇給の内申書に記載されておる人と、こういうことになっとんですね。どうも千四百四十九名もの多数の人は、これは成績に関係なく無差別にやったなと、こう思わざるを得ませんね。つまり、ですから県条例及び人事委員会規則第三十七条に明白に違反しております。 いま一つ、仮に特別昇給の内申書に名前が挙がっても、それから表彰を受けた人がおっても、しかし無制限に幾らでもできんのです。人数による縛りが入ってるわけでありまして、全体の一五%以内でなければ特別昇給はしてはならんと、こうなっとんです。ところが、今回の千四百四十九名という数字は、先ほども申しましたけれども、三二・三七%で、法律で決めておる約倍の大勢の特別昇給です。それが一つ。 もし一五%と言うんなら、六百七十一名でとめないかんのに、千四百四十九名もの特別昇給をしたということ。繰り返して言いますけど、何でこんなん隠すんですか。何で隠すの。どうして議会に報告しないんですか。それから、職員の方にどうして公表しないんですか。仄聞するところによれば、組合の関係者がこそこそっと、三短獲得したからなって言うて該当者だけにささやいて回って行くと、こういう目撃情報もあります。隠れてこそこそっとしたらいかんのです。 それで、これがもし法に違反する、あるいは規則に違反することであれば、重大な問題ですよ。 今、私が申し上げた一つ目、正規の手続を経とるか。二つ目、人数の縛りを突破しとる事実をどう考えるのか。知事の御答弁をお願いします。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 私は、こういった問題につきまして、こういう制度があるということにつきましても、先ほど御答弁申し上げましたように、この議会の事前委員会、詳しく聞いたわけでございます。隠れてこそこそしようとは毛頭考えておりません。 それで、制度の内容とか、規則に違反するというふうなことにつきましては、十分、私熟知しておりませんから、企画総務部長の方から答弁をさせていただきます。   (迫田企画総務部長登壇) ◎企画総務部長(迫田英典君) お尋ねの人事委員会規則でまず申し上げますと、三十七条というものがございます。これは、「職員が次の各号の一に該当する場合には、」中略しますが、「昇給期間を短縮して昇給させることができる。」ということでございます。 何を言っているかと言いますと、通常短縮の場合は一年間昇給が早くなるというのが、通常一年たって昇給するというのが一年間短くなる、あるいは三カ月短くなって昇給をするという制度があるということがまずあるわけでございまして、どういう場合にそれが適用されるかということで、四つこの規則には並べてございますけれども、その中の二つ目に、「特別昇給内申書に記載されている職員の勤務実績に係る勤務成績が優秀と認められ、」等々書いてございまして、先ほど申し上げましたように、昨年の六月にもこの昇給内申書というものを各部から徴して、その上で決定をしたということでございます。 それから、その百分の十五というふうなところがございますけれども、これは今申し上げましたように、昇給の期間の短縮というのが一年間短縮をされるということを前提として定数が打ってあるわけでございまして、したがいまして、一年間丸々短縮をするという場合には百分の十五ということになりますけれども、三カ月の短縮というふうなこともあるわけでございまして、そういう場合には四人で一年分というふうなことになるわけでございます。 簡単に申し上げますと、特別昇給の考課月数、つまり十二カ月なのか九カ月なのか三カ月なのかということと、対象人員の両面から総枠で管理をいたしておるというふうなことでございまして、適法ではないというふうな御指摘は当たらないというふうに考えております。 ○議長(川真田哲哉君) 久次米議員、最後の登壇ということで、後日の委員会でお願いいたします。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 知事はね、私は何にも知らないんですと、こうおっしゃるんですね。何にも知らない知らないでいつまでも知事するんだったら県民が迷惑ですよ。知らないじゃ済まんような重大なことをやってるということを言うときますよ。 それからね、今私が聞いたことを迫田部長は、故意か知りませんけれども、答弁してませんね。一五%しか年間に特別昇給はできないのに三二・三七%も昇給してるのはなぜですかって聞いたんですよ。これ答弁してない。これが一つ。 それから、内申書を取っとると、特別昇給の内申書を取っとると、こう言いますけどもね、先日の事前の総務委員会でも答弁もらっとるように、六月に当該年度の方針を決めて、ことしは何人ぐらい特別昇給するかを先決めるって言うてるじゃないですか。これはもう内申書なんかない証拠ですね。内申書あるんだったら、ここへ来てこうやって見せてほしいもんだ。そんなもんないんですよ。 内申書っちゅうのはね、それこそ条例や規則で書いておるようにね、上司が決めるんですよ。これ須見議員さんよう知っとるでしょう、県庁の先輩だから。上司が決めるんです。点つけるんです、内申書っちゅうのは。上司の人に私聞きましたけども、毎年、特別昇給の人なんていうのは一人か二人しか出てこんと、こう言うてますよ。内申が三分の一も出るやいうんは、まことに異常です。わかり切ったことですよ。 まあ時間の都合もありますけれども、これをこれ以上に追及するなら百条委員会をつくるか、あるいは違法かどうかというんなら司法の手にゆだねて訴訟で判断してもらうか、どっちかになってきますね。 それにしても、きょうの答弁を振り返って考えてみたら、知事はまことに自信がない。部下がやった、私は知らんの一点張り。こんなことが通るはずはありません。 財政が厳しいときに、ようまああきれて物が言えんわっていうことを私の言葉にして、一応終わらせていただきます。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) これをもって、緊急質問を終結いたします。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、日程第三、「議案第一号・平成十五年度徳島県一般会計予算より、第五十五号、第五十六号の二件を除き、第八十二号に至る計八十件」を議題とし、前回の議事を継続いたします。 この際申し上げます。 ただいま議題となっております議案中、「議案第二十四号・職員の給与に関する条例の一部改正について」につきましては、地方公務員法第五条第二項の規定により人事委員会の意見を徴しましたところ、お手元に御配布のとおり回答がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △徳人委第503号  (参照)                        徳人委第503号                      平成15年3月5日 徳島県議会議長 川真田 哲 哉 殿          徳島県人事委員会委員長 岸   一 郎        条例案に対する意見について  平成15年2月25日付け徳議第524号により本委員会の意見を求められた次の議案は,適当なものと認めます。  議案第24号 職員の給与に関する条例の一部改正について   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。 この際申し上げます。 質疑につきましては、登壇回数は三回、質問時間は申し合わせにより二十分程度以内となっておりますので、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。 十九番・久次米圭一郎君。   〔森本・中谷両議員退席、出席議員計三十九名となる〕   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 引き続いての登壇でございますけれども、私も皆さんと同じようにね、県民のためと思って、ここに立たしていただいております。時間が短いので、きちっと御答弁をお願いします。 まず第一に、徳島化製事業協業組合──徳島化製と言いますが、徳島化製に対する補助金、これがこれまでは毎年毎年三億円ずつ予算計上されて実行されてきました。知事がかわってね、ことしはどうだろうかなあと思っておりましたが、ことしの当初予算の中身にも三億円、この一私企業に補助金を渡すという内容があります。たまたま、これは共産党の議員さんと私と同じ歩調なんですね。 この相手方に対しましては、過去において、血税六十億円を無利子貸し出しをしております。そして、ほぼ毎年の償還金額に相当する三億円を補助金の名目で県は支給してまいりました。つまり、六十億円、相手にただであげますよということをやってきたわけです。そろそろ、このあたりで終わるべきだと思います。 そこで、端的にお聞きするんですけれども、我々が税金で補助金を差し上げておる徳島化製さんは、これは中小企業者の協業組合ということでございますけれども、組合員数は何人ですか。資本金は幾らですか。理事長、専務理事はどなたですか。一番最近の平成十三年度の売上高は幾らですか。そして、決算結果としては、利益は幾ら上げておりますか。配当はしておりますか。 以上のことをたくさん聞いたようですけどね、実はこれは県が当然知っておらなければお金が出せないようなことばっかりでありましてね、決算書を相手方から年度ごとにもらってるはずですので、すぐわかる話なんです。お答えをいただきます。   〔藤田・西沢・佐藤・大西(仁)四議員退席、出席議員計三十五名となる〕   (神野商工労働部長登壇) ◎商工労働部長(神野俊君) 御質問の徳島化製事業協業組合の構成員、また決算等々の御質問があったんですけども、理事長につきましては、岸小三郎氏でございます。 あと、申しわけございませんけれども、手元に決算状況等々、御指摘のあった点については持ち合わしておりませんので、後ほどまた御報告をさせていただきます。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 小休します。      午後五時三十二分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午後五時五十一分開議      出席議員計四十一名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     重  清  佳  之 君     二  番     木  南  征  美 君     三  番     川  端  正  義 君     四  番     嘉  見  博  之 君     五  番     森  田  正  博 君     六  番     喜  田  義  明 君     七  番     須  見  照  彦 君     八  番     臼  木  春  夫 君     九  番     黒  川  征  一 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十二 番     森  本  尚  樹 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十四 番     藤  田     豊 君     十五 番     谷     善  雄 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     十九 番     久 次 米  圭 一 郎 君     二十 番     長  池  武 一 郎 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十四番     来  代  正  文 君     二十五番     竹  内  資  浩 君     二十六番     福  山     守 君     二十七番     西  沢  貴  朗 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十 番     杉  本  直  樹 君     三十一番     佐  藤  圭  甫 君     三十二番     児  島     勝 君     三十三番     川 真 田  哲  哉 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十五番     柴  田  嘉  之 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。   (神野商工労働部長登壇) ◎商工労働部長(神野俊君) 失礼をいたしました。 徳島化製協業組合の御質問の件なんですけども、まず組合員数は四名でございます。中小企業協同組合法の最低人数は四名でありますので、それは満たしております。 理事長は、先ほど言いましたように、岸小三郎氏でございます。 資本金は三億円でございます。 それから、経営関係の指標について数点お尋ねがございました。 経営状況につきましては、法人、個人の競争上、内部管理上、信用上におきまして支障を生ずるおそれもあるというようなことがございますので、公表については適当でないと考えております。このため、赤字、黒字等、経営指標数点お聞きいただきましたけれども、発言については差し控えさせていただきます。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 最も肝心な質問点については、答えられんということですね。しかしねえ、仮に、うんともうけとったとしますか、仮にですよ、そんなところに、そういう私の企業に県民の血税を補助金という名前でつぎ込んでいいんですか。だから聞いとんです。 いま一つですけども、補助金を支給するときには、その年度ごとに審査するはずなんです。出していいかどうか、そういう審査をするために必ず決算書は県が取ってるんですね。これはこれまでの委員会の質疑でも、県は決算書をもらってるって言ってますから明らかなんですけども、そういう意味から、毎年毎年三億円ずつ補助金を出しとる相手方の経営状況について、答えできませんでは済まされません。答えてもらいます。黒字ですか、赤字ですか、あるいは配当はしてますか。これ答えていただきます。 いま一つですが、知事は答えておりません、私が聞いたことに。大田知事の時代になってね、改革すると言うとんでしょう。改革派の知事でしょう。それなら、こういう不明朗な補助金は、すっぱりあなたが断ち切るべきですが、どうなんですか。続けるんですか、どんなんですか。 もし続けるって言うんならね、何かくされ縁があるんと違うかって疑われますよ、あなた。そうでないんなら、きちっと断ち切るべきです。経営状況は明らかにできないと言うて一切答えんといて、そしてお金は三億円、今後も上げますというんでは県民は納得しないですよ。 まあ時間の都合がありますので、通告に従って、いま一つ、四国ガスへの県有地の払い下げ問題についてお聞きします。 このことにつきましては、さきに議会の議決によって監査請求をいたしました。そして、監査委員が結果を発表した結果、土地価格の鑑定はもう一度やらなければいけませんよということを言われております。そして、現在鑑定中であります。このことについてお聞きします。 土地価格の鑑定の結果、前と全く同じということは考えられんでしょうね。全く同じとは考えられない。これは必ず差が出ますね。差が出れば、協定書は金額が中心になっておりますのでね、協定書を改めて締結し直す必要が必ずあると思います。この点について知事の見解を問います。 いま一つ、この協定書について知事は、自分は知らなんだと、自分の知らん間に決裁されておったんだということを言われました。議会に聞かれて三月後に初めて聞かされたと言いましたね。先ほどの三短のやみ昇給と同じ答弁をしております。しかし、今回はね、あなたがちゃんと決裁するはずですね。そして、あなたの判断でしなければいけませんね。これ監査も指摘しておるところです。この点についてどうしますか、お聞きします。 もう一つ、今回の土地の払い下げは、面積にして一万九千八百四十平米です。二万平米以上であれば議決案件で議会にかけないかんのに、ほんのちょっとちょん切って、計画を立ててやっておる。監査は、限りなく議決案件に近いと、こういう表現で結論を出しております。二万平米にして議会の承認を得るのが筋ではありませんか。この点について知事の見解を問います。 前の知事の時代からの懸案ではありますけれどもね、それをそのまま引き継いで承認して、臭いものにふたをしてやったんでは、あなたもまた、疑惑を承認して、疑惑を引き継ぐということになりますよ。汚職体質を断ち切るなんて格好ええことを言うんならですねえ、このあたりできちっとやってくださいよ。   (「時間がないですよ」と言う者あり) まあ一応、二問目はこれでおきますけども、両方の問題について明快な御答弁を求めます。   〔大西(仁)議員退席、出席議員計四十名となる〕   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) まず補助金の、今後も続けていくのかどうかというお問いでございます。 当該のこの補助金につきましては、議員も御承知のとおりだろうと思うんですが、いわゆる徳島県内の畜産業、こういった方々の産業を発展さしていくために、是が非でも、なければならない企業だというふうに私は思っておりまして、赤字だとか、黒字だとか、そういったことで補助金を出しているわけではございません。 で、今後も続けるのかどうかということでございますが、今言いましたような徳島県の畜産業等を発展さすためになくてはならないという企業だと思っておりますから、現在、いわゆる畜産関係から出てきますいろいろな廃棄物といいますか、残渣といいますか、そういったものについての新たな処理方法、そういったものが見つかれば、新しい段階になれば、あるいはこういった補助金等が必要なくなるのかなと思いますけれども、現段階では補助金を出していく必要があるだろうと、このように思っております。 それから、四国ガスの監査の結果についての御指摘でございます。 まず、ちょっと質問がよくわかりませんでしたが、専決の決裁規程によりまして、前の協定書につきましては県土整備部長が専決をしたものでございますが、その後、私の方へ報告がおくれて参りました。九月議会の閉会後、直ちに庁議を通じまして、今後こういったことについての上司への速やかな報告と、あるいは庁内の関係各部局との緊密な連携等をやってくれな困るということで徹底をさしております。今回の監査結果を受けまして、今後、より一層適正な事務処理に努めてまいりたい、このように考えております。 次は、今回の鑑定評価等によりまして協定書を変更する必要があるのではないかと、こういうお問いだったと思いますが、今回の鑑定評価の結果をもとに協定書の価格を変更するかどうかということですが、協定書の取り扱いを判断したいと考えております。 ○議長(川真田哲哉君) もう一つ、知事、二万に足らない分議会の議決がはずれているが知事の見解はということ。 ◎知事(大田正君) 失礼しました。 これは県のいろいろな規定に基づいてそうなっておるわけですが、監査委員の方からも御指摘がございますように、議会の皆さん方にはできるだけ早い時期からこういったことについても御報告をしたりしながら、疑念を持たれないようにしなければいけない、このように私は思っております。   (「時間切れになるから、当ててよ」と言う者あり) ○議長(川真田哲哉君) 最後の登壇でお願いいたします。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 結局、あなた答えなかったんですね。一万九千八百四十平米を二万平米にして議会にちゃんと諮る気はありませんかと、こう聞いたんです。そして、それは監査委員が指摘してますよと、こう聞いたんです。この点について答えてない。 それから、売却の価格が変われば協定書を巻き直す必要があるんじゃないかということについても、答えてない。よろよろ、よろよろして、答えてない。しゃんとしてください。 いま一つ、徳島化製について、この企業がなければ県下の畜産が成り立たんと、こういうふうに言われましたね。果たしてそうですか。つまり、問題のとらえ方が間違ってるんですよ。補助金を三億円ずつ定額で毎年ずうっと差し上げなければ会社がつぶれるんですか、ほな。そこでしょう。補助金がなくてもどんどんいけるんなら、補助金やめたらいいはずですよね。そこを聞いてるんです。そのためには相手の経営状態を議会に公表すべきです。 売上金が幾らですか、利益はどのぐらい上げてますか、配当はしてますかと、こういうことに答えずして、補助金をやめたら会社がつぶれる、畜産が成り立たんと、こういうことではね、それは成り立ちません、あんたの答弁は。本当はね、密約があるんじゃないんですか。暗い約束、あんたしとんじゃないんですか。どうですか。ありませんと言われりゃ、それまでですけど、そうでなければ、県民の利益を代表する知事としてね、ここできちっと答えるべきです。 まあ時間がありませんのでね、徳島化製のことを知事からもう一度聞きます。 私が聞きましたね、売り上げはどのくらいあるんですかということ。利益は出てるんですか、黒字ですか、赤字ですかということ。配当はしてますかということ。こういうことについて答えないということはね、いけないと思う。どうですか、答えてください。知事の口から答えてください。まあ部下は、怖い、うっかり言いにくい、責任とらされる、これあるでしょう。あなたは仮にも徳島県知事ですよ。答えてください。 そしてその上で、私の言うた、補助金をやめたら会社がつぶれると思とんですか、ほな。それだけの補助金を、例えば県下全体の農協なんかに補助してあげたら喜びますよ。そっちにはほんのスズメの涙でですね、それで徳島化製協業組合にはごっそり毎年三億円出す。これは理屈が通りません。納税者が納得しません。答弁を求めます。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 先ほども神野部長の方から申し上げましたように、それぞれ個々の企業の経営内容ということにつきましては、公表することは差し控えさせていただきたいと思っております。 それから、徳島化製につきまして、補助金がなければつぶれるのかというお話でございますが、先ほども御答弁申し上げましたように、この企業については、いわゆる企業の経営が赤字だから補助金を出すといった性格のものではございませんで、本県の畜産業を振興するために必要な企業ということで補助金をこの間出してきたと。 私が何か暗い、黒い約束をしているのではないかということでございますけれども、これは議員御承知のとおり、今に始まったもんではございませんで、前の知事さんも当然こういう形で補助を出してこられたということでございます。   (「それを変えるんが、あんたじゃないんかい」と言う者あり) ○議長(川真田哲哉君) 以上をもって、久次米圭一郎君の質疑を終結いたします。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 小休いたします。      午後六時九分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午後六時二十九分開議      出席議員計三十九名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     重  清  佳  之 君     二  番     木  南  征  美 君     三  番     川  端  正  義 君     四  番     嘉  見  博  之 君     五  番     森  田  正  博 君     六  番     喜  田  義  明 君     七  番     須  見  照  彦 君     八  番     臼  木  春  夫 君     九  番     黒  川  征  一 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十二 番     森  本  尚  樹 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十四 番     藤  田     豊 君     十五 番     谷     善  雄 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     十九 番     久 次 米  圭 一 郎 君     二十 番     長  池  武 一 郎 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十五番     竹  内  資  浩 君     二十七番     西  沢  貴  朗 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十 番     杉  本  直  樹 君     三十一番     佐  藤  圭  甫 君     三十二番     児  島     勝 君     三十三番     川 真 田  哲  哉 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十五番     柴  田  嘉  之 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 二十一番・大西章英君。   〔来代・福山両議員出席、樫本・大西(仁)両議員退席〕   (大西(章)議員登壇) ◆二十一番(大西章英君) 私、質疑で「議案第一号・平成十五年度徳島県一般会計予算」についてお聞きをいたします。 もう皆さんお急ぎで、お疲れのことと思いますので、簡潔にお聞きしますし、お答えも簡潔に、的確にお答えいただきたいと思います。 まず第一点目は、予算、目の身体障害者福祉費についてでございますが、心身障害児(者)在宅介護支援費補助金が計上されております。通称レスパイト事業でございますが、これが平成十五年度、二百八十万円計上されておりますけれども、今年度十四年度と比べて幾ら増額されておるのか、お聞きをいたします。 また、この利用に当たっては、現在、一年間五十時間以内となっていますが、これを拡充していただきたいとの請願が出ております。これにつきましては、この請願はほとんどの会派の皆様方が紹介議員になっていただいております。県はこれについてどのように考えられておるのか、お聞きをしておきます。 それから、二点目が予算目の公衆衛生総務費についてでございますが、乳幼児医療助成費補助金について、来年度四億四千万円計上されておりますが、今年度比で幾ら減額になっているのか、お尋ねをいたしたいと思います。 三点目は、予算、項の小学校費、目の教職員費についてでございますが、給与費三千四百六十二人分が計上されておりますが、これも同じく、今年度比で何人増員となっておるのか、お答えをいただきたいと思います。 また、少人数学級実施に伴う増員数は何人になるのか、お答えをいただきたいと思います。 それから、「議案第五十七号・平成十四年度徳島県一般会計補正予算」についてお尋ねをいたします。 歳入の款、県債について、二十四億六千三百九十九万円の県債の増額補正がなされておりますけれども、歳出を見てみますと、目の財政管理費において、財政調整基金積立金五十四億七千六百四十一万円、減債基金積立金百十七億二千二万円、二十一世紀創造基金積立金五億六千百六十九万円、合計百七十七億五千八百十二万円の積み立てが増額補正されております。これは、この積み立てというのは翌年度のために積み立てをしておく必要があるという理由も、ある程度理解はできますが、常識的には、積み立てた基金の利息収入よりも県債の利子支払いの方が大きいと考えられます。とともに、県債残高を少しでも少なくしていかなければならない財政状況を考えますと、県債発行を抑制すべきと考えますけども、県債を二十四億六千三百九十九万円増額補正する必要性をお伺いをいたしたいと思います。 以上、御答弁をいただきまして、再問いたします。   (谷川保健福祉部長登壇) ◎保健福祉部長(谷川博文君) 保育士の登録等に係る手数料についての御質問でございますが、児童福祉法等の改正により保育士資格の登録制度が平成十五年度から施行され、保育士の皆様方が保育士の名称を名乗るためには、都道府県知事の登録を受けなければならなくなりました。 手数料の額といたしましては、登録手数料が四千二百円、書きかえ手数料が千六百円、また再交付に関する手数料が千百円となっております。 ○議長(川真田哲哉君) 身体障害者福祉費の十四年度との比較。   (「聞いとらん」「通告だけや」と言う者あり) ◎保健福祉部長(谷川博文君) あっ、そうですか。どうも相済みません。心身障害児(者)……、恐れ入ります、どうも。相済みません。 心身障害児(者)在宅介護等支援事業費についての御質問でございますが、心身障害児(者)在宅介護等支援事業、いわゆるレスパイト事業につきましては、在宅の心身障害児(者)の家族が所用のために一時的に介護が受けられなくなった場合に、一時預かりや送迎サービスなどを行う事業でありまして、実施主体である市町村に対して県が補助している事業でございます。 この事業は平成十四年度は四市四町で実施いたしております。来年度予算につきましては、本年度より十六万円増額した二百八万円計上させていただいておりますが、これは平成十五年度に実施市町村を拡大するため増額させていただいたものでございます。今後は時間制限枠の拡充も必要でございますが、まずは実施市町村の一層の拡大に努めてまいりたいと考えております。 次に、乳幼児医療助成費の予算額につきまして、昨年度と比べての増減はどうかとの御質問でございますけれども、乳幼児医療助成事業費の平成十五年度当初予算額につきましては、市町村への補助金を四億六千七百万円計上いたしております。平成十四年度当初予算と比較いたしまして一億四千三百万円の減額となっております。 また、減額分は対象年齢の引き上げ等に充てるべきというふうな御意見がありましたけれども、医療制度改革関連法が成立いたしまして、昨年十月より施行され、三歳未満児の自己負担が三割から二割となったことによりまして乳幼児医療助成費は減額になっております。 一方、この医療制度改革に伴い負担がふえる事業もあることから、減額分を対象年齢の引き上げ等に充てることにつきましては、実施主体であります市町村や全国の動向、本県の財政状況などを踏まえまして、引き続き、慎重に検討してまいりたいと考えております。どうも失礼しました。   (松村教育長登壇) ◎教育長(松村通治君) お尋ね二件でございましたけれども、一件目の教職員数ということでございますけれども、平成十四年度当初と比較をいたしますと、十五年度当初では十一名の減ということでございます。 なお、少人数学級導入に伴う追加教員数ということでございますが、提出させていただいております来年度当初予算案におきましては、新たに導入する少人数学級のための必要教員といたしまして、児童数の見込みに基づきまして十六名を追加いたしております。 以上でございます。   〔樫本議員出席、出席議員計四十名となる〕   (迫田企画総務部長登壇) ◎企画総務部長(迫田英典君) 二月補正予算に関係をいたしまして、基金の積み立てと県債の御質問でございますが、まず基金への積み立てにつきましては、減債基金の約百十七億円等積み立てておるわけでございますけれども、これは御案内のとおり、将来の財政需要に備えるためというふうな観点、特に減債基金の場合には将来の公債費負担というものに対処するためのものでございまして、特に十四年度当初予算におきましては百三十一億円取り崩しておりますだけに、ぜひとも戻したいということでございますが、一方、その別の意味の県債のことでございますけれども、御指摘のとおり二十五億円程度の補正を行っておりますけれども、内訳で申し上げますと、地方財政措置に伴う県債、すなわち財源対策債等でございまして、今後、地方交付税によって元本、利子ともに手当てがされる県債でございますけれども、その県債が四十億円の増でございますが、一方、私どもが抑制対象県債とよく申し上げておりまして発行抑制を管理しておる県債、こちらが十五億円のマイナスということでございます。地方財政措置に伴う県債が四十億円の増、一方、抑制対象県債が十五億円の減。 したがいまして、結果として約二十五億円の補正を行っておるということでございます。要するに、元本、利子についての交付税の今後の措置のあるなしということで整理をして計上しておるということでございます。   (大西(章)議員登壇) ◆二十一番(大西章英君) それぞれ御答弁をいただきました。 基金の積み立てと県債の関係につきましては、ちょっと若干私も整理をして、また委員会等でお聞きをしたいと思います。 それで、知事にお聞きをしたいと思うんです。 先ほど申し上げましたレスパイト事業につきまして、実施市町村の拡大によりまして予算総額としては増額をしていただいて、これは大変喜ばしいことだと思うんですが、この計算をいたしますと、一年間に五十時間ということは、一週間に一時間だけなんですね。これは知的障害のお子さんがいらっしゃるお母さんが、本当にレスパイトでその一時間だけ──計算すればですよ。一週間に一時間だけ、そのお子さんを見なくて済む時間なんですよ。一週間に一時間という時間は、どう思われますか、知事。これは少ないと思うんですよ、私は。 特に、今、養護学校等は土曜、日曜は休みになっておりますね。そういうことも考えれば、一週間に日曜日一時間ということで考えると、土曜日の分もやはり一時間程度レスパイトできる時間を与えてあげるということが必要で、その実施市町村拡大による増額はよしとして、一人当たりの一年間の時間制限をもうちょっと見直しをしていただく、拡大をしていただく、これはぜひとも必要なことでございますので、知事、いかがですかね。これについてもぜひ、知事は今まで障害者の対策について大変県議時代に頑張ってこられたと思いますので、今すぐやりますとは言えないかもしれないけど、部長と一生懸命検討していただいて、拡大する方向で、請願が出てますのでね、ぜひ知事として検討していただくように、一回お答えを聞いておきたいと思います。 それから、乳幼児医療助成費補助金について、一億四千万円、今年度に比べて来年度は減額をされるということについても、私も本会議でも申し上げましたけども、一億四千万円、何か言い方悪いかもしれませんが、県が得して、ぽっぽにないないしたような、そういうような感覚に私は受け取られます。これは結局、三歳未満のお子さんの自己負担金額が変わりますので、それによって県費が減額されるわけですね。その分については、当然その政策上の趣旨としては、子供さんのその医療費の減額に使うべきだと私は思うんですね。これも今すぐ、ただ、知事としてはやるということは言えないかもしれないけども、これは来年度の課題として、ぜひとも知事はこれを検討すべきだと思うんですが、知事のお考えをお聞きをしておきます。 二点だけ知事にお答えをいただきまして、終わります。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) まず、心身障害児(者)在宅介護等支援事業費についてでございます。 一週間に一時間だけしかとれないというこの現在の制度、少なくないのかということでございますが、確かにそのように私も感じます。感じますが、今回若干増額をしておりますのは、先ほどちょっと部長の方から申し上げましたように、実施の市町村を拡大するためにそういった措置をしておりますが、今、議員御指摘がありましたように、今後、十分部内で協議をしてみたい、このように思っております。 それから、乳幼児の医療費の拡大の問題につきましても、やはり実施主体が市町村ということもございまして、確かに県の方では、今回若干の予算を減額ということになっておるわけですけれども、やはり市町村との協議等も必要であろうと思いますし、実施主体の御意見というのをよく聞かなければならないと思っておりますから、今後、これにつきましても十分検討をして、市町村とも協議をしてみたいと思います。 ○議長(川真田哲哉君) 以上をもって、通告による質疑は終わりました。 これをもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております各議案は、お手元に御配布いたしてあります「議案付託表」のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。   ──────────────────────── △議案付託表  (参照)委員会名議案番号付 託 事 項ページ総務 委員会第一号平成十五年度徳島県一般会計予算  第一条第一表 歳入歳出予算中   企画総務部   県民環境部   出納課   公安委員会   選挙管理委員会   人事委員会   監査委員
      議会に関するもの  第三条第三表 債務負担行為中   県民環境部   公安委員会に関するもの  第四条第四表 地方債  第五条    一時借入金  第六条    歳出予算の流用 一-九 一・一一・一四 一・一四・一五 一 一第二号平成十五年度徳島県用度事業特別会計予算一七・一八第三号平成十五年度徳島県市町村振興資金貸付金特別会計予算一九・二〇第十六号平成十五年度徳島県証紙収入特別会計予算四七・四八第十七号平成十五年度徳島県公債管理特別会計予算四九・五〇第十八号平成十五年度徳島県給与集中管理特別会計予算五一・五二第二十四号職員の給与に関する条例の一部改正について六七第二十五号知事等の給与に関する条例の一部改正について六九第二十六号徳島県の事務処理の特例に関する条例の一部改正について七一-七三第二十七号徳島県税条例の一部改正について七五第二十八号特定非営利活動促進法施行条例の一部改正について七七・七八第二十九号地方自治法第八条第二項の規定による町としての要件に関する条例の一部改正について七九第三十号自然公園法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について八一-九一第三十一号鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について九三-九五第五十二号包括外部監査契約について一四九第五十三号全国自治宝くじ事務協議会へのさいたま市の加入及びこれに伴う全国自治宝くじ事務協議会規約の一部変更に関する協議について一五一第五十四号控訴の提起に係る専決処分の承認について一五三・一五四経済 委員会第一号平成十五年度徳島県一般会計予算  第一条第一表 歳入歳出予算中   商工労働部   農林水産部   地方労働委員会   海区漁業調整委員会   内水面漁場管理委員会に関するもの  第三条第三表 債務負担行為中   商工労働部   農林水産部に関するもの 一-五・七-九 一・一一・一二第四号平成十五年度徳島県都市用水水源費負担金特別会計予算中   商工労働部に関するもの 二一・二二第六号平成十五年度徳島県中小企業近代化資金貸付金特別会計予算二五・二六第七号平成十五年度徳島県農業改良資金貸付金特別会計予算二七・二八第八号平成十五年度徳島県林業改善資金貸付金特別会計予算二九・三〇第九号平成十五年度徳島県県有林県行造林事業特別会計予算中   農林水産部に関するもの 三一・三二第十号平成十五年度徳島県沿岸漁業改善資金貸付金特別会計予算三三・三四第十三号平成十五年度徳島県港湾等整備事業特別会計予算  第一条第一表 歳入歳出予算中   農林水産部に関するもの 三九・四〇第十四号平成十五年度徳島県県営住宅敷金等管理特別会計予算中   商工労働部に関するもの 四三・四四第四十三号徳島県農林水産関係手数料条例の一部改正について一二五第四十四号徳島県立農林水産総合技術センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について一二七第四十五号徳島県立高丸山千年の森の設置及び管理に関する条例の制定について一二九・一三〇文教厚生 委員会第一号平成十五年度徳島県一般会計予算  第一条第一表 歳入歳出予算中   保健福祉部   教育委員会に関するもの  第二条第二表 継続費中   保健福祉部に関するもの  第三条第三表 債務負担行為中   教育委員会に関するもの 一-九 一・一〇 一・一三第四号平成十五年度徳島県都市用水水源費負担金特別会計予算中   保健福祉部に関するもの 二一・二二第五号平成十五年度徳島県母子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算二三・二四第九号平成十五年度徳島県県有林県行造林事業特別会計予算中   教育委員会に関するもの 三一・三二第十五号平成十五年度徳島県奨学金貸付金特別会計予算四五・四六第十九号平成十五年度徳島県病院事業会計予算五三-五五第三十二号生活福祉資金貸付事業の補助に関する条例の一部改正について九七第三十三号徳島県保健福祉関係手数料条例の一部改正について九九・一〇〇第三十四号健康増進法施行条例の制定について一〇一・一〇二第三十五号徳島県病院事業の設置等に関する条例の一部改正について一〇三第三十六号徳島県動物愛護管理センター設置条例の制定について一〇五・一〇六第三十七号旅館業法施行条例等の一部改正について一〇七-一一一第三十八号公衆浴場法施行条例の一部改正について一一三・一一四第三十九号徳島県立盲人福祉センターの設置及び管理に関する条例等の一部改正等について一一五-一一七第四十号徳島県立身体障害者福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について一一九・一二〇第四十一号徳島県立母子福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について一二一第四十二号徳島県介護保険財政安定化基金条例の一部改正について一二三第五十一号徳島県立学校設置条例の一部改正について一四七・一四八県土整備 委員会第一号平成十五年度徳島県一般会計予算  第一条第一表 歳入歳出予算中   県土整備部   収用委員会に関するもの  第二条第二表 継続費中   県土整備部に関するもの  第三条第三表 債務負担行為中   県土整備部に関するもの 一-九 一・一〇・一一 一・一三第十一号平成十五年度徳島県公用地公共用地取得事業特別会計予算三五・三六第十二号平成十五年度徳島県流域下水道事業特別会計予算三七・三八第十三号平成十五年度徳島県港湾等整備事業特別会計予算  第一条第一表 歳入歳出予算中   県土整備部に関するもの  第二条第二表 債務負担行為  第三条第三表 地方債 三九・四〇 三九・四〇 三九・四一第十四号平成十五年度徳島県県営住宅敷金等管理特別会計予算中   県土整備部に関するもの 四三・四四第二十号平成十五年度徳島県電気事業会計予算五七-五九第二十一号平成十五年度徳島県工業用水道事業会計予算六一・六二第二十二号平成十五年度徳島県土地造成事業会計予算六三・六四第二十三号平成十五年度徳島県駐車場事業会計予算六五・六六第四十六号徳島県県土整備関係手数料条例の一部改正について一三一-一三三第四十七号都市計画法施行条例の一部改正について一三五-一三七第四十八号砂防法施行条例の制定について一三九-一四二第四十九号徳島県営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について一四三第五十号建築基準法施行条例の一部改正について一四五・一四六(その三)委員会名議案番号付 託 事 項ページ総務 委員会第五十七号平成十四年度徳島県一般会計補正予算(第六号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   企画総務部   県民環境部   出納課
      公安委員会   選挙管理委員会   人事委員会   監査委員   議会に関するもの  第二条第二表 継続費補正中   県民環境部に関するもの  第三条第三表 繰越明許費補正中   企画総務部   県民環境部   公安委員会に関するもの  第四条第四表 地方債補正 一-八 一・九 一・一二・一七・ 一八 一・二〇・二一第五十八号平成十四年度徳島県用度事業特別会計補正予算(第一号)二三・二四第五十九号平成十四年度徳島県市町村振興資金貸付金特別会計補正予算(第一号)二五・二六第七十二号平成十四年度徳島県証紙収入特別会計補正予算(第一号)五三・五四第七十三号平成十四年度徳島県公債管理特別会計補正予算(第一号)五五・五六第七十四号平成十四年度徳島県給与集中管理特別会計補正予算(第一号)五七・五八経済 委員会第五十七号平成十四年度徳島県一般会計補正予算(第六号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   商工労働部   農林水産部   地方労働委員会   海区漁業調整委員会に関するもの  第三条第三表 繰越明許費補正中   農林水産部に関するもの 一-四・六-八 一・一二-一五・ 一八・一九第六十号平成十四年度徳島県都市用水水源費負担金特別会計補正予算(第一号)中   商工労働部に関するもの 二七・二八第六十二号平成十四年度徳島県中小企業近代化資金貸付金特別会計補正予算(第一号)三一・三二第六十三号平成十四年度徳島県農業改良資金貸付金特別会計補正予算(第一号)三三・三四第六十四号平成十四年度徳島県林業改善資金貸付金特別会計補正予算(第一号)三五・三六第六十五号平成十四年度徳島県県有林県行造林事業特別会計補正予算(第一号)三七・三八第六十六号平成十四年度徳島県沿岸漁業改善資金貸付金特別会計補正予算(第一号)三九・四〇第六十九号平成十四年度徳島県港湾等整備事業特別会計補正予算(第二号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   農林水産部に関するもの 四五・四六第七十号平成十四年度徳島県県営住宅敷金等管理特別会計補正予算(第一号)中   商工労働部に関するもの 四九・五〇文教厚生 委員会第五十七号平成十四年度徳島県一般会計補正予算(第六号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   保健福祉部   教育委員会に関するもの  第二条第二表 継続費補正中   教育委員会に関するもの  第三条第三表 繰越明許費補正中   保健福祉部   教育委員会に関するもの 一-五・七 一・一一・一二 一・一二・一七・ 一八第六十号平成十四年度徳島県都市用水水源費負担金特別会計補正予算(第一号)中   保健福祉部に関するもの 二七・二八第六十一号平成十四年度徳島県母子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第一号)二九・三〇第七十一号平成十四年度徳島県奨学金貸付金特別会計補正予算(第一号)五一・五二第七十五号平成十四年度徳島県病院事業会計補正予算(第一号)五九-六一県土整備 委員会第五十七号平成十四年度徳島県一般会計補正予算(第六号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   県土整備部   収用委員会に関するもの  第二条第二表 継続費補正中   県土整備部に関するもの  第三条第三表 繰越明許費補正中   県土整備部に関するもの 一-四・六-八 一・九-一一 一・一二・ 一五-一九第六十七号平成十四年度徳島県公用地公共用地取得事業特別会計補正予算(第一号)四一・四二第六十八号平成十四年度徳島県流域下水道事業特別会計補正予算(第二号)四三・四四第六十九号平成十四年度徳島県港湾等整備事業特別会計補正予算(第二号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   県土整備部に関するもの  第二条第二表 繰越明許費  第三条第三表 地方債補正
    四五・四六 四五・四六 四五・四七第七十号平成十四年度徳島県県営住宅敷金等管理特別会計補正予算(第一号)中   県土整備部に関するもの 四九・五〇第七十六号平成十四年度徳島県電気事業会計補正予算(第一号)六三・六四第七十七号平成十四年度徳島県工業用水道事業会計補正予算(第一号)六五・六六第七十八号平成十四年度徳島県土地造成事業会計補正予算(第一号)六七・六八第七十九号平成十四年度徳島県駐車場事業会計補正予算(第一号)六九・七〇第八十号平成十四年度県単独砂防事業費等に対する受益市町村負担金の追加について七一第八十一号徳島東環状線街路工事緊急地方道路整備工事合併東環状大橋下部工第一分割の請負契約について七三・七四第八十二号旧吉野川流域下水道建設事業旧吉野川幹線管渠工事(松茂西工区)の委託契約の変更委託契約について七五   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、日程第四、「請願取り下げの件」を議題といたします。 文教厚生委員会に付託してあります「請願第八十八号・市町村国保及び国保組合への県費助成について」及び県土整備委員会に付託してあります「請願第七十九号・都市計画法施行令に基づく開発許可制度の規制規模の見直しについて」の計二件につきましては、提出者から取り下げをいたしたい旨の願い出があります。 お諮りいたします。 以上の二件は、これを願い出のとおり許可することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(川真田哲哉君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、議長あて提出のありました請願は、お手元に御配布いたしてあります「請願文書表」のとおりであります。 この際申し上げます。 議長あて提出のありました請願のうち、「請願第百二十二号・被用者保険三割自己負担の実施凍結について、請願第百二十三号及び請願第百二十四号の計三件」につきましては、「議第三号・被用者保険三割自己負担の実施凍結を求める意見書」がさきに可決されましたので、一事不再議の原則に従い、議決不要とし、採択とみなして処理いたします。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、ただいま採択とみなして処理いたしました「請願第百二十二号・被用者保険三割自己負担の実施凍結について、請願第百二十三号及び請願第百二十四号の計三件」を除く請願につきましては、これをそれぞれの常任委員会に付託いたします。   ──────────────────────── △請願文書表(常任委員会)  (参照)   総務委員会受理番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名一二七  の一平成一五 二・二五北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決について  北朝鮮による日本人拉致問題については、日本の国家主権と日本人の基本的人権が侵害された事件で、この問題はいまだ未解決のままであり、現在、北朝鮮に残されている拉致被害者の一日も早い救出と、この問題の解決のため、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  ① 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決に必要と思われる事項について、積極的に国及び関係機関に働きかけること。また、県においても同様の措置を講じること。  ② ①について、県下市町村と関連するものについては、同様の措置を講じるよう指導・助言を行うこと。 (阿川利量 竹内資浩 来代正文) (岡本富治 森本尚樹 木南征美) (遠藤一美 樫本 孝 柴田嘉之) (四宮 肇 川端正義 嘉見博之) (中谷浩治 重清佳之 森田正博) (藤田 豊 大西 仁 元木 宏) (西沢貴朗 佐藤圭甫 谷 善雄) (児島 勝 北島勝也 吉田忠志) (福山 守 喜田義明 杉本直樹) (須見照彦 川真田哲哉)北朝鮮による日本人 拉致問題の解決を目 指す徳島ネットワー ク 会長   丸 山   太一二七  の二二・二五北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決について  北朝鮮による日本人拉致問題については、日本の国家主権と日本人の基本的人権が侵害された事件で、この問題はいまだ未解決のままであり、現在、北朝鮮に残されている拉致被害者の一日も早い救出と、この問題の解決のため、徳島県民で拉致被害の可能性がある者、徳島県内で拉致の可能性がある者についてその実態の解明に努め、それら該当者の家族等を支援されるよう配慮願いたい。 (阿川利量 竹内資浩 来代正文) (岡本富治 森本尚樹 木南征美) (遠藤一美 樫本 孝 柴田嘉之) (四宮 肇 川端正義 嘉見博之) (中谷浩治 重清佳之 森田正博) (藤田 豊 大西 仁 元木 宏) (西沢貴朗 佐藤圭甫 谷 善雄) (児島 勝 北島勝也 吉田忠志) (福山 守 喜田義明 杉本直樹) (須見照彦 川真田哲哉)北朝鮮による日本人 拉致問題の解決を目 指す徳島ネットワー ク 会長   丸 山   太一三四 三・三「地方自治の確立」及び「自主的合併方針の堅持」について  地方財政は、国から地方への税源移譲をはじめとした現行の税財政制度の抜本的見直しが喫緊の課題となっており、また、国は「自主的合併」を唱えながらも、効率性と規模の論理のみを優先し、地方切り捨ての強権的・強制的な合併の動きを強めている等のため、次の事項の実現を求める意見書を国に提出願いたい。  ① 地方自治制度の検討にあたっては、憲法九二条で規定された「地方自治の本旨」に則って、自治体の団体自治権・住民自治権を十分に尊重することを前提に、地方自治の確立に取り組むこと。  ② 市町村合併については、市町村の「自治事務」であり、個々の地域の事情によって合併の是非の判断は異なるものであることから、「国と地方の対等関係」等の地方分権の原則も踏まえ、「自主的合併」の方針を堅持すること。  ③ 「一定規模以下の市町村」について、その事務権限・組織の縮小や編入合併の強制を内容とする地方自治制度の見直しは「違憲性」が高く、自主的合併方針の完全放棄であるため、このような「地方自治の否定」につながる見直し検討は行わないこと。  ④ 市町村合併の推進をねらいとした地方交付税の削減は行わないこと。また、合併推進へのムチと受けとめられるような見直しは行わないこと。  ⑤ 第二次地方分権の最大の課題である「税源移譲」の実現に、積極的に取り組むこと。税源移譲後も、自治体間の財政力格差は残存することから、地方交付税制度は堅持すること。国庫補助負担金制度の見直しにあたっては、地方への負担転嫁は行わないこと。 (榊 武夫 庄野昌彦 橋本弘房) (冨浦良治 黒川征一 臼木春夫)自治労徳島県本部 執行委員長   佐々木   隆   経済委員会受理番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名一三二平成一五  三・三WTO農業交渉について  WTO農業交渉については、アメリカ・ケアンズグループの主張が通ることになれば、米をはじめとする日本農業が壊滅的打撃を受けることは必至であるため、同交渉において、農業の多面的機能の配慮や食料安全保障など「多様な農業の共存」を基本とする「日本提案」の実現を求める意見書を国に提出願いたい。 (阿川利量 竹内資浩 来代正文) (西沢貴朗 佐藤圭甫 谷 善雄)JA徳島農政協議会 会長   久 保 農夫也   文教厚生委員会受理番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名一二二平成一五 二・一九被用者保険三割自己負担の実施凍結について  被用者保険三割自己負担については、健保財政の悪化を理由にしているが、昨年四月に実施した医療費のマイナス改定で、当該引き上げの必要がなくなっていることが指摘されている等により、国民がいつでも安心してより良い医療が受けられるよう、被用者保険三割自己負担の実施凍結の実現を求める意見書を国に提出願いたい。 (中谷浩治 川端正義)社団法人徳島県医師 会 会長   鈴 江 嚢 治一二三二・一九被用者保険三割自己負担の実施凍結について  被用者保険三割自己負担については、健保財政の悪化を理由にしているが、昨年四月に実施した医療費のマイナス改定で、当該引き上げの必要がなくなっていることが指摘されている等により、国民がいつでも安心してより良い医療が受けられるよう、被用者保険三割自己負担の実施凍結の実現を求める意見書を国に提出願いたい。 (元木 宏 児島 勝 竹内資浩)社団法人徳島県歯科 医師会 会長   川 田 雄 祥一二四二・二〇被用者保険三割自己負担の実施凍結について  被用者保険三割自己負担については、昨年一〇月からの高齢者医療費の定率一~二割の自己負担に続き、医療保険料、介護保険料もアップするなど痛みを伴う政策がめじろ押しの状況となってきている等のため、国民がいつでも安心してより良い医療や看護サービスが受けられるよう、被用者保険三割自己負担の実施凍結の実現を求める意見書を国に提出願いたい。 (冨浦良治 森本尚樹 川端正義) (元木 宏 佐藤圭甫 児島 勝) (須見照彦 黒川征一 山田 豊) (長池武一郎)社団法人徳島県看護 協会 会長   中 井 敏 子一二七  の三二・二五北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決について  北朝鮮による日本人拉致問題については、日本の国家主権と日本人の基本的人権が侵害された事件で、この問題はいまだ未解決のままであり、現在、北朝鮮に残されている拉致被害者の一日も早い救出と、この問題の解決のため、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  ① 北朝鮮による日本人拉致問題を人権問題との認識に立ち、今後、徳島県の行政の場で積極的に取り上げ、広く県民に対して啓発していくこと。  ② ①について、県下市町村と関連するものについては、同様の措置を講じるよう指導・助言を行うこと。 (阿川利量 竹内資浩 来代正文) (岡本富治 森本尚樹 木南征美) (遠藤一美 樫本 孝 柴田嘉之) (四宮 肇 川端正義 嘉見博之) (中谷浩治 重清佳之 森田正博) (藤田 豊 大西 仁 元木 宏) (西沢貴朗 佐藤圭甫 谷 善雄)
    (児島 勝 北島勝也 吉田忠志) (福山 守 喜田義明 杉本直樹) (須見照彦 川真田哲哉)北朝鮮による日本人 拉致問題の解決を目 指す徳島ネットワー ク 会長   丸 山   太一二七  の四二・二五北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決について  北朝鮮による日本人拉致問題については、日本の国家主権と日本人の基本的人権が侵害された事件で、この問題はいまだ未解決のままであり、現在、北朝鮮に残されている拉致被害者の一日も早い救出と、この問題の解決のため、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  ① 北朝鮮による日本人拉致問題を人権問題との認識に立ち、今後、徳島県の教育の場で積極的に取り上げ、広く県民に対して啓発していくこと。  ② ①について、県下市町村教育委員会と関連するものについては、同様の措置を講じるよう指導・助言を行うこと。 (阿川利量 竹内資浩 来代正文) (岡本富治 森本尚樹 木南征美) (遠藤一美 樫本 孝 柴田嘉之) (四宮 肇 川端正義 嘉見博之) (中谷浩治 重清佳之 森田正博) (藤田 豊 大西 仁 元木 宏) (西沢貴朗 佐藤圭甫 谷 善雄) (児島 勝 北島勝也 吉田忠志) (福山 守 喜田義明 杉本直樹) (須見照彦 川真田哲哉)北朝鮮による日本人 拉致問題の解決を目 指す徳島ネットワー ク 会長   丸 山   太一二八二・二五市町村国保及び国保組合への県費助成について  市町村国保及び国保組合については、事業運営も厳しく約六割の市町村国保が単年度赤字となっており、また、多くの都道府県で県費助成が実施されていることから、市町村国保及び国保組合に対して県費を助成されるよう配慮願いたい。 (元木 宏 森本尚樹 川端正義) (児島 勝 佐藤圭甫 須見照彦) (冨浦良治 黒川征一 山田 豊) (長池武一郎)徳島県建設労働組合 執行委員長   辻   秀 昭一三五 三・四教育基本法の「改正」ではなく、同法の理念の実現について  教育基本法については、平和で民主的な教育の理念・目的・方針を基本として掲げ、教育に関する法令の全てが同法に基づいて制定されており、今、子どもたちによる相次ぐ痛ましい事件、不登校・登校拒否の増加、いじめや「学級崩壊」等の課題の克服は、同法の「改正」によって解決されるものではない等のため、同法の「改正」ではなく、同法の理念の実現を求める意見書を国に提出願いたい。 (山田 豊 古田美知代)新日本婦人の会徳島 県本部 代表   石 躍 芳 江一三六 三・四海部郡内の町村合併に係る高等学校再編と慎重な教育改革について  海部郡上灘・下灘合併協議会がスタートし、地域の将来を決定する重要な時期に高校再編問題で郡民の団結が乱れるようなことは、この地域に取って大きなマイナスである等のため、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  ① 町村合併後に海部郡民の総意を結集して最善かつ円満な結論を出すこと。  ② 地域住民との協議会を開催し、民意を尊重すること。  ③ 改革は短期間での結論でなく、住民の同意により行うこと。 (阿川利量 竹内資浩 来代正文) (岡本富治 森本尚樹 木南征美) (遠藤一美 樫本 孝 柴田嘉之) (四宮 肇 川端正義 嘉見博之) (中谷浩治 重清佳之 森田正博) (藤田 豊 大西 仁 元木 宏) (西沢貴朗 佐藤圭甫 谷 善雄) (児島 勝 北島勝也 吉田忠志) (福山 守 喜田義明 杉本直樹) (須見照彦 川真田哲哉 長池武一郎)日和佐高校を後援す る会 代表者   行 本 恒 夫   県土整備委員会受理番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名一二五平成一五 二・二〇徳島県における都市計画法に係る線引き制度の廃止について  本県における都市計画法に係る線引き制度廃止については、昨今の経済社会環境や少子化現象、あるいは本県を取り巻く諸情勢等から判断して、廃止に伴う市街地の急速な拡大や開発行為が現状の市街化調整区域に拡散する可能性が低いと考えられるため、都市計画の根幹をなす市街化区域と市街化調整区域の線引き制度を廃止されるよう配慮願いたい。 (北島勝也 樫本 孝 森本尚樹) (長池武一郎 喜田義明)社団法人徳島県宅地 建物取引業協会 会長   近 藤 久 之一二六二・二〇都市計画法施行令に基づく開発許可制度の規制規模の見直しについて  都市計画法における開発許可制度本来の趣旨が反映されるため、また、土地住宅市場の活性化を図るため、本県における現行の五〇〇平方メートルという規制規模を一〇〇〇平方メートルに見直されるよう配慮願いたい。 (北島勝也 樫本 孝 森本尚樹) (長池武一郎 喜田義明)社団法人徳島県宅地 建物取引業協会 会長   近 藤 久 之一二九  の一二・二七那賀川水系の既設ダム対策について  那賀川水系については、近年、ダム機能の拡充や河川環境の保全、とりわけ清流復活を望む声が次第に高まりつつある等のため、既設ダム対策として、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  ① 発電用の水の国・県による買取り及びこれの治水・利水への活用について検討を行い、那賀川流域の工業用水等、水資源について安定供給確保を図ること。  ② 坂州木頭川の追立ダム及び長安口ダムは、土砂がダムに流れ込まないよう、排砂バイパス、土砂吐き出し施設等、抜本的な整備について検討するとともに、継続的に環境共生事業を行うという方法により、堆砂・濁水対策に取り組むこと。  ③ ダムがもたらす効果の一部でも水源地域に還元されるよう、システム構築等に取り組み、水源地域の振興に対し格段の施策を講じること。 (児島 勝 杉本直樹)徳島県町村議会議長 会 会長   南   敏 治一三〇  の一二・二七一般国道五五号の改善について  一般国道五五号については、同国道だけで生活する県南地域住民の安全・安心な生活環境を確保するため、防災対策等により、同国道の安全性、走行性が改善されるよう配慮願いたい。 (西沢貴朗 重清佳之)徳島県町村議会議長 会 会長   南   敏 治一三一二・二七旧吉野川の河川改修について  旧吉野川の河川改修については、順次改修工事を進めているところであるが、緊急災害等の発生が予想される近年において、生活基盤整備の中でも特に基本的な治水事業として重要であることから、国土交通省徳島工事事務所へ早期に計画実施を求める要望をされるよう配慮願いたい。 (北島勝也 久次米圭一郎 森田正博) (木南征美 臼木春夫)徳島県町村議会議長 会 会長   南   敏 治一三三 三・三海洋環境保全体制の充実について  小松島港湾空港工事事務所の海洋環境整備事業については、海面清掃船「みずき」が行っており、海面浮遊ゴミを回収し、徳島沿岸を航行する船舶の安全確保と海洋環境の改善に貢献してきたが、当該清掃船には海上流失油事故等に対応できる設備・機器が装備されていない等のため、次の事項の実現を求める意見書を国に提出願いたい。  ① 海洋環境整備事業の実施体制を拡充し、引き続き国の事業として実施すること。  ② 海面清掃船「みずき」に近隣の県(香川、愛媛、兵庫、和歌山など)と同様、油回収機能を持たせること。 (阿川利量 竹内資浩 来代正文) (西沢貴朗 佐藤圭甫 谷 善雄) (榊 武夫 庄野昌彦 橋本弘房) (冨浦良治 黒川征一 臼木春夫) (山田 豊 古田美知代 長池武一郎)全運輸省港湾建設労
    働組合小松島港支部 執行委員長   植 本 達 也   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、お諮りいたします。 「請願第百三十号の二・阿南安芸自動車道の早期整備について」につきましては、特定交通対策特別委員会に、また、「請願第百二十九号の二・那賀川水系における森林整備について」につきましては、環境対策特別委員会に、それぞれ付託いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(川真田哲哉君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。   ──────────────────────── △請願文書表(特別委員会)  (参考)   特定交通対策特別委員会受理番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名一三〇  の二平成一五 二・二七阿南安芸自動車道の早期整備について  地域高規格道路阿南安芸自動車道「日和佐道路」については、大きな事業進捗をみており、さらに、「日和佐道路」以南についても、新たな調査区間の指定に向けて基礎的な調査が進められているが、今後とも、同自動車道の早期整備促進をされるよう配慮願いたい。 (西沢貴朗 重清佳之)徳島県町村議会議長 会 会長   南   敏 治   環境対策特別委員会受理番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名一二九  の二平成一五 二・二七那賀川水系における森林整備について  那賀川水系における森林については、水源のかん養、土砂流失の防止機能があり、流域住民の日常生活に欠かせない水資源の安定的な確保、河川環境の保全、災害防止の観点から、森林の保水力復活のため、中長期的視野に立って森林整備の施策を講じられるよう配慮願いたい。 (児島 勝 杉本直樹)徳島県町村議会議長 会 会長   南   敏 治   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) お諮りいたします。 三月七日及び三月十日から三月十四日までの計六日間は委員会開会のため、三月十七日及び三月十八日の両日は議事の都合により、三月六日及び三月十九日の両日は議案調査のため、それぞれ休会といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(川真田哲哉君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 三月八日、三月九日、三月十五日及び三月十六日の計四日間は県の休日のため休会、三月二十日再開いたします。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 本日は、これをもって散会いたします。      午後六時四十八分散会   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━...