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  1. 徳島県議会 2002-09-01
    10月08日-04号


    取得元: 徳島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-04
    平成14年 9月定例会   平成十四年九月徳島県議会定例会会議録(第四号) 平成十四年十月八日    午前十時四十二分開議      出席議員計三十七名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     重  清  佳  之 君     二  番     木  南  征  美 君     三  番     川  端  正  義 君     四  番     嘉  見  博  之 君     五  番     森  田  正  博 君     六  番     喜  田  義  明 君     七  番     須  見  照  彦 君     八  番     臼  木  春  夫 君     九  番     黒  川  征  一 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十二 番     森  本  尚  樹 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十四 番     藤  田     豊 君     十五 番     谷     善  雄 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     十九 番     久 次 米  圭 一 郎 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十四番     来  代  正  文 君     二十五番     竹  内  資  浩 君     二十六番     福  山     守 君     二十七番     西  沢  貴  朗 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十 番     杉  本  直  樹 君     三十一番     佐  藤  圭  甫 君     三十二番     児  島     勝 君     三十三番     川 真 田  哲  哉 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十六番     四  宮     肇 君     三十七番     元  木     宏 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ────────────────────────  出席職員職氏名     事務局長     佐  藤     功 君     次長       松  本  竹  生 君     議事課長     武  知  完  侍 君     調査課長     小  西     昭 君     調査課主幹兼課長補佐              八  木  利  昭 君     議事課課長補佐  滝     壽  郎 君     議事課課長補佐兼議事係長              木  村  輝  行 君     事務主任     多  田  清  治 君     同        張     功  人 君     同        大  屋  英  一 君     同        前  田  隆  司 君     主事       谷  本  か ほ り 君   ────────────────────────  出席速記者氏名     速記者      井  上  順  子 君   ────────────────────────  列席者職氏名     知事       大  田     正 君     出納長職務代理者副出納長              高  木  直  規 君     企業局長     中  村     稔 君     企画総務部長   迫  田  英  典 君     県民環境部長   飯  泉  嘉  門 君     保健福祉部長   谷  川  博  文 君     商工労働部長   神  野     俊 君     農林水産部長   錦  野  斌  彦 君     県土整備部長   上  総  周  平 君     財政課長     米  澤  朋  通 君     財政課課長補佐  坂  東  敏  行 君   ────────────────────────     教育委員長    古  川  一  郎 君     教育長      松  村  通  治 君   ────────────────────────     人事委員長    島  内  保  夫 君     人事委員会事務局長増  金  賢  治 君   ────────────────────────     公安委員長    武  田  克  之 君     警察本部長    北  村     滋 君   ────────────────────────     代表監査委員   四 十 宮  惣  一 君     監査事務局長   松  平     清 君   ────────────────────────  議 事 日 程   第四号   平成十四年十月八日(火曜日)午前十時三十分開議 第一 県政に対する一般質問         (四   名) 第二 議案自第一号至第二十号、計二十件   (質   疑)                       〔委員会付託(第十五号-第十九号、計五件を除く)〕   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) これより本日の会議を開きます。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 監査委員から、本年八月から九月にわたり実施した定期監査の結果について、議長あて報告書が提出されておりますので、御報告をいたしておきます。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 諸般の報告は以上であります。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) これより本日の日程に入ります。 日程第一、「県政に対する一般質問」を前回に継続して行います。 四番・嘉見博之君。   〔長池・柴田・中谷・阿川四議員出席、出席議員計四十一名となる〕   (嘉見議員登壇) ◆四番(嘉見博之君) おはようございます。 質問三日目ということで大変お疲れのところでございますが、最終日の一番バッターを務めさせていただきます。 私はかねがね、県政は県土の均衡ある発展と創造であるとの基本認識に立ち、何が県益につながり、何が県益を不利にさせるかということを自分自身の尺度として、それぞれの事般に対処し判断をしてまいりました。そうした基本認識をもとに、知事の政治姿勢についてお伺いをしてまいります。 まずその第一は、大型公共事業の取り組みに対する知事の考え方についてであります。 知事は選挙公約の中で、県南への高速道路問題について、必要かどうか、県民にはいろんな意見があると強調し、県民の意見を聞いて方針を固める意向を示しておりました。その後、県民世論の中で、必要との考えに変わったようでありますが、インターチェンジが予定されております沖洲二期事業の進め方に、いまだ結論をちゅうちょしておるのが現状であります。 このことにつきまして、今まで議会においても整備手法について模索し、慎重に、しかも十分議論を重ねた当初計画どおり全面埋立方式を了解してきたところであります。ところが、知事は、統合計画予定のテクノスクール問題や、環境団体からの反対意見などインターチェンジの設置予定地について再検討を行う方針を示し、現在、マリンピア沖洲整備手法検討委員会を設置してその意見集約を待っておりますが、国の道路関係四公団民営化推進委員会では、本年十二月末までに高速道路整備方針について報告書をまとめるようであり、先月二十七日から大阪を皮切りに、全国五カ所で地方の意見を聞く一日委員会を開催し、逐次意見集約を行うとしております。そして、全国の未開通高速道路の整備手法や優先順位を決める論議が始まるわけであります。そのような時期にいまだ本県の意思統一ができていないようでは、現状に対する危機意識が欠如していると言わざるを得ないのであります。検討委員会の結論にも、費用対効果の問題、さらにその費用に対する県負担の問題等のあることを考察いたしますと、当初計画以上の案が出されるかどうか、非常に疑問に感じるものであります。 これまで県が検討委員会に示しております三つの案を見てみますと、一つは、当初計画どおり全面埋め立ての場合、その事業費が五百五十億円、うち県費が五十五億円であります。二つ目は、北側だけ埋め立ての場合、事業費が六百二十億円、うち県費が二百二十億円。三つ目は、埋め立てせず高架の場合、事業費が七百二十一億円、うち県費四百一億円。以上の概算のようであります。 そのように見てまいりますと、部分的には細微の手直しはあっても、大筋の手法は当初計画と変わらないのではないかと考えるものであります。まして、当初計画の策定に当たっても専門家の知識を導入しているでありましょう。優秀な技術を持つ県の職員も参画し、その上議会でも議論された計画であります。 知事は、この結論の落ちつく先をどう見据えておられるのか。総合的な判断から、仮に当初計画どおりの結論が報告された場合、選挙公約に照らし、どう取り扱われるお気持ちなのか、まずお伺いをしておきます。 知事が民主的方法と考えられておりますマリンピア沖洲整備手法検討委員会の設置は、これから協議を要する新規事業なら結構な話であります。既に協議決定済みの走り出している事業について、何か選挙公約をカムフラージュするためのパフォーマンスであるような気がいたすわけであります。これは私一人の思い過ごしでしょうか。 既に、もうとっくに県の方針を決定し、タイミング的には国に対し、一糸乱れず実現へ押せ押せムードを盛り上げなければならない時期に、一時的とは申せ、知事の県南延伸慎重論、あるいはインターチェンジにかかわる沖洲埋め立ての再検討とか、まるで腰を折ったような話が出たことは非常に残念であります。この機を逸して、県南への高速道路が実現する可能性は絶対にあり得ないと思うのであります。 本県のこうした一連の動きは国の関係者にどう映り、どう評価されているか、甚だ疑問に思うわけであります。加えて、県南への延伸決定への障害にならないか、だれが断言できるでありましょうか。国から出向されております県土整備部長に率直な偽りのない御意見をお聞かせいただきたいと存じます。 また、知事は、埋め立て再検討をする主な理由について、環境団体等からの反対意見など県民の意見が分かれているため、コンセンサスを得る必要があるという考えが強いようであります。それなら、当初計画を立案、審議した時点では、埋め立てにかかわる環境への影響調査は一体何であったのか。問題点を未解決のまま計画決定しているのかどうか。県民の多くは、県の実施した調査が再検討しなければならないほど粗雑なものであったかのような印象を受けております。こうした県民の関心に対し、関係する県民環境部長から十分な御説明をいただきたいと存じます。 整備手法に関する質問の最後に、知事にお伺いをしておきます。 総合的に判断して、当初計画の埋め立て以外、南伸の手法はあると考えられておりますか。さらに、現状認識の上、現在の作業ペースは万全と断言できるのか、お伺いをしておきます。 政治姿勢に関する二点目は、知事の設置している県政創造アドバイザーであります。 このことについては、我が会派の代表質問でも見解をただしたところでありますが、いま一つ設置のねらいがよく理解できないところがございます。庁内にもそれぞれ各部門において、問題解決に当たるすぐれた知識を持った職員もいるわけであります。汚職問題調査団にしろ、このアドバイザー制度にしろ、知事はどうも職員の能力を否定し、信用していない節が見受けられます。現在の県庁職員では政策の創造も立案も無理だとお考えなのでしょうか。 これからは地方の時代と言われております。地域に明るい、詳しい方々ならともかく、徳島の実情の理解程度によっては、大所高所の意見はおろか、学者の机上の空論にならないかと心配いたすわけであります。公費を充当してまで設置する必要があるかどうか、所見をお聞かせいただきたいと存じます。 次に、県庁汚職問題調査団に関してお尋ねをいたします。 去る九月九日行われた定例記者会見で知事は、過去に政治家や業者の口きき、つけ届けがあったかどうかについて職員にアンケートをするなど、調査団と相談しながらやりたいとの意向を表明された旨新聞紙上で報道されております。 この問題については、先般の総務委員会において各委員から質問が出され、大いに議論があったところであります。当初記者会見においては、調査については大上段に構えたような発言であったものが、総務委員会では、調査については職員に職務命令は出さない。職員の自主的協力を待つ旨の発言に変わっております。自主的協力とは、アンケートを提出する者と提出しない者があっても仕方がないということなのでしょうか。そのような方法で職員間にも疑心が生じ、必要以上に無用の混乱を招きかねないかと危惧いたします。知事の発言が変わるたびに、知事の真意がどこにあるのか、私どもも首をかしげたい気持ちであります。 さて、調査団の人選であります。 内容を見てみますと、県外のオンブズマンの方や特定非営利活動法人情報公開市民センター理事長の肩書を持つ見なれない名前の方が入っております。知事はこの方を個人的に信頼し、人選は自分自身で決定したとのことであります。以前から面識があって人選を行われたのかどうか。また、知事自身面識がないとするなら、どのような事情と過程を経て選任し、選任の基準をどこに置いたのか。このことは県民の非常な関心事でありますから、明確にお答えをいただきたいと思います。 さらに、今議会の所信表明で、県独自に事件の内容、発生原因を徹底解明し、事件の全容を明らかにすると言明されておりますが、今回の調査で検察当局以上のことが可能と判断されておるのか。県独自で事件の全容を解明するには相当徹底した調査が必要であります。調査団に与えられる権限をどのように想定されているか。調査に対しては職員の協力体制が不可欠であります。この場合、どのように職員に指示するお考えか、お示しをいただきたいと存じます。 また、今議会、知事は所信の中で、業者や政治家などから行政に対する諸要求を記録して情報公開するシステム等について、先進的な提言を受けることを表明しております。 地域の諸要求、諸要望が、議員の政治活動の中では行政に対する要望、要求となるわけであります。諸要求の記録を公開する制度とは、政治活動か利益誘導かの区分は行わず、特定の者の利益を図る不当な要求の予防線との説明でありますが、記録の仕方次第では県民に誤解を招くおそれがあり、場合によっては正常な議員活動を制約し、議員に対する牽制以外の何ものでもないと存じます。知事自身がしっかりと襟を正しておけば問題のないことであります。今議会における知事の表明は、とり方によっては、議員は議会開会のときだけ賛成、反対のみを意思表示しておればよいというように受けとめられます。 また、諸要求、この意味と中身について、十分考慮した上での発言であったかどうか、知事の考え方を聞いておきます。 次に、議会に対する知事の考え方についてであります。 御当選以来、民主主義を前提に民意を聞くことに重点が置かれておることは非常に結構に思います。知事は、フォーラムやいろいろな方法で県民の生の声を聞き、その上に立って判断する手法のようでありますが、私ども議員も県民から選ばれ負託された存在であります。 今議会の所信表明の最初を要約いたしますと、県議会とは両輪であり、機会のあるたびに意見交換し、提言や意見はできる限り今後の県政運営に生かしてまいりたいと考えております。このように述べられた後、続いて、しかしながら、常に民意を把握し、多くの民意を聞くように努め、今後の政策決定を図る上で判断材料とすると、前言を否定しておる矛盾を覚えます。「しかしながら」とは、どのような意味をお考えでありましょうか。どうも政治の軸足がかすんで見えにくい感じがするわけであります。議員経験もある知事であります。その辺のことは十分おわかりのことと存じますが、議会制もまた民主主義であることを申し述べ、知事の所見を求めておきます。 以上、質問申し上げまして、御答弁をいただいてから質問を続けてまいります。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 嘉見議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まず第一点目は、マリンピア沖洲整備手法検討委員会の結論の落ちつき先及び選挙公約に照らした取り扱いについての御質問でございます。 マリンピア沖洲第二期事業の整備手法につきましては、マリンピア沖洲整備手法検討委員会におきまして、四国横断自動車道の南伸を前提に種々御審議を進めていただいているところでございます。 したがって、現時点でその最終結論について私が申し上げることは適切ではありませんので、御理解をいただきたいと思います。 今後とも、県といたしましては、事業者の立場から必要な意見を申し上げ、整備手法の取りまとめが円滑に行われるように努めてまいりたいと考えております。 次に、私の選挙公約につきましては、事業を一たん凍結し、県民の御意見を聞いた上で見直しを行うということにしておりました。このため、検討委員会の結論が仮に当初計画どおりの整備手法であったとしても、公約上の問題はないと考えております。その結果を尊重して、できるだけ早い時期に県議会の御議論をいただきながら、最終方針を決定してまいりたいと考えております。 次に、当初計画の埋め立て以外に高速道路南伸の手法はあるのかとの御質問でございます。 マリンピア沖洲第二期事業の整備手法につきましては、現在、高速道路のルートは変えない、徳島東インターチェンジは事業地内に設けることを前提としまして、検討委員会において御審議をいただいているところでございます。 御質問の当初計画以外の整備手法につきましては、前回の検討委員会におきまして、県がこれまでに提示した三案に加え、高速道路のインターチェンジの形状を変更する案や、あるいは北側埋め立て案に派生した部分埋め立て案について、さまざまな案が考えられるとの意見が出されているところでございます。 したがいまして、県といたしましては、事業者の立場から必要な意見を申し上げ、検討委員会において活発な議論をしていただきまして、実現可能な整備手法の取りまとめが円滑に行われるよう努めてまいりたいと考えております。 次に、現状の作業ペースで万全かという御質問でございます。 高速道路の個別路線の整備方針につきましては、今年十二月末までに出されます道路関係四公団民営化推進委員会の最終報告を受けて決定されることから、マリンピア沖洲の整備手法につきましては、遅くとも十二月末までに県の最終方針を決定することといたしております。 しかしながら、先日、谷議員からの御質問にお答えいたしましたとおり、国土交通省におきましては、既に高速道路に関連した種々の調査が行われておりますので、できるだけ早期に方針を決定するよう努めまして、横断道の南伸に支障を来すことのないように、積極的に取り組んでまいりたいと思います。 次に、現在の県庁職員では政策の創造も立案も無理だと考えるのかという御質問でございます。 議員御指摘のとおり、庁内にはそれぞれ各部門におきまして、政策立案や問題解決に当たるすぐれた知識と経験を有する職員がおります。こうした県職員によって現在の円滑な県政運営が支えられていることは十分承知をいたしております。 しかしながら、急速に進む少子・高齢化や高度情報化、あるいは経済のグローバル化など、今日の厳しい社会経済情勢の変化の中で、今後の県政運営を行うに当たっては、これまでにも増しまして県政の構造改革を進めますとともに、県民の皆様方の合意形成を図りながら、本県独自の政策展開を積極的に行っていくことが重要になると考えております。 そのためには、庁内の政策形成面でのブレーン機能を補完し、強化するとともに、県政全般はもとより、直面する県政の重要課題につきまして、大所高所から、また、より専門的な観点から助言、提言をいただくことが必要であると考えます。 このたび、国の審議会委員などを歴任されまして、国レベルでも大変御活躍されております五名の有識者の方々をメンバーとします県政創造アドバイザーを設置したわけでございます。 また、県政創造アドバイザーは、県職員の研修講師としてもお迎えをし、それぞれの専門分野における今日的なテーマにつきましても御講演いただくとともに、意見交換を通じて専門的な知識の習得や重要課題についての御助言等をいただくことによりまして、本県職員の政策形成能力の向上や行政執行に当たっての判断力の向上などにも御尽力いただく所存でございます。 いずれにいたしましても、私は、議員各位はもとより、県民や県政創造アドバイザーの方々などからいただきます御意見等を踏まえた上で、私としての意思決定を行い、リーダーシップを発揮しながら、職員一丸となって、あすに希望の持てる新しい徳島づくりに精力的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解いただけますようお願いを申し上げたいと思います。 次に、調査団の人選過程についての御質問でございます。 調査団の構成メンバーには県外の弁護士二名に入っていただくことを予定しておりますが、両名とも弁護士としての活動のみならず、オンブズマンとしても活発に活動されておりまして、情報公開制度にも造詣が深く、市民活動家として全国的に活躍されている方々でございます。 この方々と面識があって人選を行ったかということでございますが、両名とも面識がございますし、私が個人的に信頼を寄せている方々でございます。 次に、事件の内容を検察当局以上に明らかにできるのかと、調査団に与える権限、調査に際して職員への指示についての御質問でございます。 今回の調査は、犯罪事実等について検察当局以上のことを明らかにするのではなく、県行政のあり方や組織のありように問題がなかったのかどうかを調査するとともに、県組織や県職員に向けられました疑惑を払拭する意味で行う調査でもあると考えております。 これは、七月十九日の前知事汚職事件に係る第一回公判の検察側冒頭陳述におきまして、犯行に至る経緯あるいは犯行後の状況として、当該事件に関し、県の組織的あるいは主体的関与があったかのような陳述がなされておりますが、過去二回の公判では前知事が起訴事実を全面的に認めたこともありまして、それだけで犯罪構成要件を満たしておりますことから、起訴事実以外の周辺事実、あるいは事件の背景等についての検証はなされておりません。今後の公判においても、そのような方向で審理が進むことが見込まれると思うところでございます。 したがって、この点につきましては、刑事記録や供述調書等を入手して分析調査を行いまして、必要であれば関係職員からの聞き取りを行うなどして、冒頭申し上げました観点から、県独自に事案の解明調査を行うことで事件発生のメカニズムを明らかにする必要があると考えております。 次に、調査団に与える権限ということでございますが、調査団には、知事が有する権限を委託契約によりまして、委託業務の内容の範囲内で付与するものでございます。 一方、職員に対しましては、調査の趣旨を十分説明をしながら、調査団が行う調査に協力するよう指示をいたします。 なお、職員への指示に当たりましては、プライバシーの保護や秘密保持の厳守等に配慮してまいりたいと考えております。 次に、諸要求の中身について十分考慮した上での発言であったのかどうかという御質問でございます。 議員としての私の経験からも、行政に対しましてさまざまな提言をさせていただいたり、あるいは地元の声を受けまして、それぞれ要望や要求などを申し上げてまいったところでございます。 また、市町村長さんなども、各市町村の重要事項、あるいは緊急事項等につきまして、県に、言葉は適切ではありませんけれども、陳情等をなされることもあると思われます。 これらの諸要求は、政治家の日常の政治活動として当然なされることでございまして、県といたしましても、この要望等を真摯に受けとめまして、可能なものはできるだけ県政に生かしていくという姿勢でなければならないと考えております。 そして、これらの要望、要求を県民にオープンにすることによりまして、この要望等がなぜ県政に反映されないのか、隘路は何なのかというように、具体的な事項について、県民の皆様に県政について考えていただきまして、御意見等もちょうだいすることによりまして、県民参加の開かれた県政の一助になると同時に、特定の者の利益を図るような不適当な働きかけの予防線の役割も果たすものと考えております。 また、不適当な働きかけに対して、私自身が襟を正さなければならないことはもちろんでございますけれども、より開かれた透明性のある県政実現に向けた情報公開システムの構築が重要ではないかと考えております。 しかしながら、県民の誤解を招かないよう、要望等の趣旨を正しく記録する方策でありますとか、個人のプライバシーをどこまで配慮するのかなど、今後詰めていかなければならない課題もたくさんございます。 いずれにいたしましても、今後、補正予算案の議決をいただきました上での汚職問題調査団の御提言も踏まえまして、また、皆様方の御意見などもいただきながら取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 次に、私の県議会に対する考え方についての御質問でございます。 議員御指摘のとおり、現行の地方自治制度におきましては、知事と県議会議員は、自治体における執行機関、そして議決機関といった役割は異なりますが、それぞれの選挙制度に基づいて、直接、県民の意思によって選ばれております。したがいまして、知事や県議会は県民の意思を代表し、車の両輪のごとく県政を担う立場であります。私は、県議会の意思や議決はまさに民意でありまして、これを最大限に尊重していかなければならないと申し上げてまいりました。 また、その一方で、最近の目まぐるしい社会経済情勢の変化や県民の価値観が複雑・多様化する状況にありましては、県民の目線や感覚を大切にしながら県政運営を行いまして、常に民意を把握する姿勢が重要であると考えております。 このようなことから、私としましては、知事対話集会「ほなけんど塾」やタウンミーティングを積極的に開催するなど、できるだけ多くの県民の皆様の声を聞くよう努めてきたところでございます。 私は、今後とも、県政が民意とかけ離れることがないように絶えず民意の把握に努めるとともに、それらの民意を踏まえまして、政策決定する際には、県民の負託を受けた県議会の皆様に十分御説明をし、御議論や御提言をいただきながら、各種施策を推進してまいりたいと考えております。 このように、県政を推進するに当たっては、県民の生の声を大切にしながら、県議会の御議論も最大限尊重するということでございます。このことは決して相反するものではないと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。   (上総県土整備部長登壇) ◎県土整備部長(上総周平君) マリンピア沖洲第二期事業についての本県の一連の動きが国にどう評価されているかとの御質問でございます。 マリンピア沖洲第二期事業につきましては、これまで国に対しまして、事業を進めるに当たっては県民のコンセンサスを得る必要があること、このため、委員会を設置し、高速道路南伸を前提として、整備手法について十一月中を目途に審議していただくこと、この報告を受け、遅くとも十二月末までに県の最終方針を決定することなどについて説明しているところでございます。 このような中で、マリンピア沖洲第二期事業の平成十五年度予算につきましては、国土交通省四国地方整備局から、十二月の県の判断を待ってからでも予算配分を行うことは可能であるとの御配慮をいただいているところでございます。 一方、本県の議論とは別に、道路関係四公団民営化推進委員会の議論は地方にとって非常に厳しい内容となっておりますので、今後とも、国や関係機関に横断道の南伸を強く要望するとともに、マリンピア沖洲の整備手法につきましても、できる限り早く方針を決定できるように努めてまいります。   (飯泉県民環境部長登壇) ◎県民環境部長(飯泉嘉門君) 県民の多くが県の実施したマリンピアに関する環境アセスメントが粗雑との印象を受けているがとの御質問をいただいておりますが、マリンピア沖洲第二期事業に係る公有水面埋め立ての環境アセスメントにつきましては、県環境影響評価条例に基づき、平成十一年十一月から着手され、二年余りを経た平成十三年十二月に手続をすべて終了したところであります。 環境部局といたしましては、この手続の中で環境保全の観点から審査し、事業実施に当たって環境保全に万全を期すため、六項目の留意事項を付した知事意見を取りまとめ、事業者に対し通知をいたしたところであります。 取りまとめに当たりましては、住民意見や徳島市長の意見を考慮に入れ、さらには大気、水質など環境各分野の専門家で構成する県環境影響評価審査会におきまして、動植物や生態系等の環境項目につきまして、環境アセスメントが適正になされているかどうかを御審議いただいたところであります。 以上のことから、当該事業に係る環境アセスメントにつきましては、適正に実施されたものと認識をいたしております。   (嘉見議員登壇) ◆四番(嘉見博之君) 質問に対し、それぞれ御答弁をいただきました。 まず、高速道路の南伸につきまして、知事は環境団体等の意見を重視され、検討委員会の結論を前面にして調整されているような感じがいたすわけであります。例え方は適切ではありませんが、どうも他人のよろいを借りて戦をするようなものであると考えます。当初計画を持って、正面から環境団体等の前に出て説明すべきであったと考えますが、どうも今回の手法は少なからず説明努力から逃避しているとしか思えません。検討委員会の結論によって環境団体が納得し、協力していただける自信はおありでしょうか。 さらに、現状の作業ペースによっては南伸に影響を与えることはないとの判断でありますが、少し判断が甘いのではないでしょうか。工事手法が確定しても、まだこれから漁業補償の問題、地元市議会の承認を考えますと、幾ら予算がついたとしても、作業ペースは一年ぐらいおくれておると思われますが、どう理解されておるのか、伺っておきます。 次に、汚職問題調査団に関する件につきましては、諸要求の基準になお疑問も抱いております。また、いろいろと疑問はありますが、質疑時間もありますので、今後さらに議論を深めていただきたいと思います。 政治における民主主義は議会制であります。議会に対する協議提案は、その案件の性質と重要度によって順位とタイミングが肝要となるものであります。私どもも、賢明な知事の今後の対応に十分心をいたしながらという程度で本日はとどめておきます。 次に、若者の雇用対策について伺っておきます。 総務省が本年八月末に発表した七月の労働力調査結果によりますと、完全失業率は五・四%と昨年末から横ばい状況を続けており、完全失業者は実に三百六十万人を超えているようであります。七月末時点の調査では、中学校卒業生の場合、全国で就職希望者五千七百人に対し、八百人程度しか望みがないようであります。特に、本県における高校卒業生、来年春は千人余りが積み残される予想という非常に厳しい見通しであります。 私は、本年の二月議会におきまして、若者は本県の貴重な財産であるとの観点に立ち、若者の就職の有無が人生を左右することになりかねないと強く申し上げ、雇用対策の充実について県独自の積極的な施策展開を促してきたところであります。 知事は、過去において労働運動にも携わった経験を持たれた方でありますので、この際、先頭に立って、県下の若者の将来のために、緑の公共事業も結構ですが、雇用施策の充実と抜本的、画期的な取り組みの発想を図っていただきたいと存じます。いかがなものでしょうか、お尋ねをいたします。 新聞報道によりますと、鳥取県におきましては、雇用を創出する手法として、前年より採用をふやした企業に対する支援制度を設けているとのことであります。 本県の場合、新規高卒者就職支援総合プログラム等により就職支援を実施していると思いますが、さらに、それらを充実する観点から、県外各出先機関及び県庁内に就職情報収集活動を行う専任担当職員を配置し、常に行政と学校、そして就職希望者の三者が一体となって綿密な情報活動を行い、生徒が卒業する春には夢と希望が持てる環境づくりをしてはどうかと考えます。このことこそが、知事の言われております、元気の出る、希望の持てる徳島づくりにつながるものと存じます。従来の行政感覚の域を越えた行政こそが、これからの社会では求められるのではないでしょうか。 次に、林業政策のうち、県産木材の積極活用について質問をいたします。 本件につきましては、二月議会でも申し上げたところであります。これからお伺いすることは、知事の言われておる緑の公共事業を変わった角度から奨励するものであります。知事には十分お聞きをいただきたいと存じます。 現在、本県は、木材の安定供給と需要の拡大を推進するため、国の補助制度の活用を中心に各種施策を講じていることは御案内のとおりであります。特に、森林所有者に対しましては、植林や間伐、あるいは枝打ちを初め、林道の整備等各種の補助制度により森林の育成に努めております。しかしながら、それらの施策には比例するほどの消費は増加していないのが実態であります。 住宅を建築する場合、約九割の人が木造住宅を望んでおるという調査結果もあります。そうした国民の意識を県産木材の消費拡大に結びつけない手はないと考えるのであります。 二月議会において、県産木材の消費を伸ばすためには現行の行政施策のみではだめであると申し上げ、地域経済の活性化につながるよう個人の住宅建築に思い切って助成措置を講じるべきだとの提案をしております。実際問題として、家屋建築のために県産材の使用が多くなれば、森林所有者も今以上に森林の育成、管理に努力し、山に対する力の入れ方が変わってくると思います。加えて、土木・建築業者を初め、多くの業種の方に波及する効果を及ぼすことになります。 そこで、私は提案として再度申し上げますが、県産木材を住宅建築を初め、各種建築等に使用した場合、一定額以上の購入に対し、当該購入価格の五〇%ぐらいの額を思い切って助成してはどうかと思うわけであります。必ず本県経済は動くと思います。地域の各種産業の活性化や雇用促進、さらには緑のダムづくりの上からも、ぜひ思い切ってもよいのではないかと考えております。憶することなく御検討いただくよう提案いたす次第であります。所見を賜りたいと存じます。 以上、質問を申し上げ、答弁をいただいて、最後のまとめをさせていただきます。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) マリンピア沖洲整備手法検討委員会の議論が、十一月中に意見の取りまとめを行うということに対して、そのことが本当に可能なのか、あるいは環境団体等から理解が得られるのかというお尋ねがあったように思います。 まず、環境団体からの理解でございますが、私は、今回のマリンピア沖洲整備手法検討委員会におきましては、環境だけということではなしに、あの事業全体につきましていろいろ御審議を賜り、一定の私どもに御報告をいただきたいと思っておりますから、環境団体の皆さんからも、当然ながら、この十一月末の意見取りまとめに当たっては御理解をいただきたいというふうに思っております。しかし、議論は残るかもわかりませんが、今、検討委員会で真摯に御議論をいただいていることを非常に環境団体の皆さんも期待をしていただいているというふうに理解をいたしております。 さらに、十一月中に本当に整備手法案等の取りまとめができるのかということでございますが、これにつきましては、第一回目の検討委員会に私自身出席をさせていただきまして、十一月を目途に整備手法案を取りまとめていただきたいということを、期限を添えて、私の方から申し上げさせていただいておりますので、検討委員会としては、この期限を遵守して御審議をいただけるものというふうに思っております。 それから、県内の若者のための雇用施策の取り組みについての御質問でございます。 長引く景気低迷の中で、全国の完全失業率が、昨年七月以降十三カ月間連続して五%台の高水準で推移をしております。本県の有効求人倍率につきましても、直近の八月には〇・五三倍と、依然として、まことに厳しい雇用情勢が続いております。とりわけ高校生につきましては、今春の卒業者の県内就職状況は、全国的な傾向でもありますけれども、長引く不況や大学生への採用切りかえなどによりまして、前年より就職内定率が悪化していると聞いております。こうした厳しい雇用情勢にありますが、本県の活性化のためには、若者の雇用の場の確保が極めて重要な課題であると認識をいたしております。 このため、本県の将来を担う貴重な財産である若者の就職支援のために、私は就任以来、これまで新たな各種施策に積極的に取り組んでいるところでございます。 まず、新規学卒者への就職支援としまして、八月二十八日に、ハローワーク徳島などとの共催によりまして、大学生の合同就職面接会を開催をしまして、三十名程度の内定者が出るなど、一定の成果を上げたところでございます。 また、高校生につきましては、県内求人倍率が七月末時点で過去最低となっている厳しい現状を踏まえまして、今年度から十一月以降は指定校制を外しまして、複数応募・推薦を可能とする就職慣行の見直しを図ってまいります。 そこで、十一月下旬に、今回初めて就職支援セミナー及び合同就職面接会を労働局との共催で実施することといたしております。さらには、十一月中旬、大阪で開催予定をされておりますUターンフェアにおきましても、従来の就職相談に加えまして、今回初めて日亜化学を初めとする県内企業との合同就職面接会を実施することといたしております。 しかし、一方におきまして、景気回復の兆しがなかなか見えない中で、雇用情勢も大変厳しい状況が続いておりますので、今後とも、労働局を初めとした関係機関との連携協力をより綿密にしながら、全力を挙げて創意工夫を凝らしながら、雇用施策の充実に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、県産木材を使用した住宅建築等につきまして、思い切った助成施策を行ってはどうかとの御質問でございます。 本県木材の利用促進につきましては、本県の地場産業であります林業や製材業など木材業界のみならず、地域の工務店等の住宅関連産業の振興、また、それに携わる方々の雇用機会の創出に大きく寄与する重要な施策であると認識をいたしております。また同時に、県産木材を利用することは、適正な森林整備の推進はもとより、中山間地域の活性化にも貢献するものと考えております。 このため、県としましては、県産木材の利用拡大を図るため、県においては、庁内に木材利用推進連絡協議会を設置をしまして、公共施設や公共土木事業への利用促進を図っているところでございます。 市町村に対しましては、平成十三年度から新たに間伐材を利用した学校用机・イス導入支援事業を創設するとともに、公共施設の木造化につきましては、地域材利用促進対策事業を活用しながら支援を行っております。また、今年度は、県産木材を利用した木造住宅のさらなる建設促進を図るために、低利の貸し付けの事業や建築主に一定額を助成する制度を新たに設けております。 県産木材の利用促進につきましては、緑の公共事業を検討していただいております森林審議会におきましても、大変活発な御意見が出されているところでございます。 今後、幅広く検討、研究する中で、議員御提案の趣旨を踏まえまして、効率的、効果的な県産木材の利用促進を構築してまいりたいと考えております。   (嘉見議員登壇) ◆四番(嘉見博之君) いろいろと御答弁をいただきました。 高速道路の延伸は県南のみならず、高知県にも影響する四国のプロジェクトと考えられ、県南住民にとっては大悲願であります。このことは本県の政治課題の一つと認識しております。知事も政治生命をかけるつもりで、新たな決意をされますよう御要望させていただきます。 また、雇用対策につきましては、施策からあらわれる結果は明瞭で、目に見えるものでありますから、元気と希望の持てる徳島づくりのため、他県の人後に落ちないような雇用先進県徳島の実現を望んでおきます。 経済活性化に影響する県産木材の消費拡大と振興策につきましては、一つの御提言を申し上げたところであります。この施策の実行には、財政基盤の脆弱な本県では相当の勇気が必要であります。しかし、結果として多くの県民が動き、お金が回ることになります。まことに短絡にして拙作な提言でありますが、課題としていただきたいと存じます。 いよいよ秋も深まり、紅葉も一段と鮮やかになりつつあります。私は、今後も県政に参画する中で、冒頭でも申し上げましたように、何が県益に資するかに思いをいたしながら、県勢発展の真理を追求してまいります。 知事におかれましても、時々は思いを同じく、何が県益かに軸足を移す場所はどこかを見据えていただき、時には私どもがびっくりするような、足元のかすまない施策の展開をしていただくように強く要望いたしまして、質問を終結いたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 議事の都合により、休憩いたします。      午前十一時三十八分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午後一時四分開議      出席議員計三十八名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     重  清  佳  之 君     二  番     木  南  征  美 君     三  番     川  端  正  義 君     四  番     嘉  見  博  之 君     五  番     森  田  正  博 君     六  番     喜  田  義  明 君     七  番     須  見  照  彦 君     八  番     臼  木  春  夫 君     九  番     黒  川  征  一 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十二 番     森  本  尚  樹 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十五 番     谷     善  雄 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     十九 番     久 次 米  圭 一 郎 君     二十 番     長  池  武 一 郎 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十四番     来  代  正  文 君     二十五番     竹  内  資  浩 君     二十六番     福  山     守 君     二十七番     西  沢  貴  朗 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十 番     杉  本  直  樹 君     三十二番     児  島     勝 君     三十三番     川 真 田  哲  哉 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十五番     柴  田  嘉  之 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 二十六番・福山守君。   〔四宮議員出席、出席議員計三十九名となる〕   (福山議員登壇) ◆二十六番(福山守君) 質問も三日目になりまして、私もいろいろ用意しておったんですけれども、皆さんの質問を聞く中で知事にも伺いたいことも多少ございますので、最初いろいろ通告も出しておりましたけど、若干省かせていただいたり、答弁については手短にお願いをしたいと思います。 まず最初に、税収の確保についてお伺いをいたします。 本県の平成十三年度末における県税の収入未済額の総計は十九億八千七百万円に上っており、その中でも個人県民税が十億一千三百万円と全体の約半分を占めております。この個人県民税は、現在、市町村が市町村民税と合わせて徴収をしております。しかしながら、市町村の中には、徴収事務に関する人員・組織体制が十分でない、また、徴収職員と滞納者の地域・地縁的なつながりなどの理由から滞納分の処理が思うように進まない町村があり、このことが徴収率が向上しない要因となっておるようです。 このような中、茨城県では、平成十三年度に県内全市町村で構成する一部事務組合、租税再建管理機構を設立し、個人県民税と市町村税の滞納整理を行っており、また、三重県でも同様の滞納整理組合の設立を検討しているとのことであります。 そこで、地方税収確保のために、本県でも、市町村の徴収部門への支援、さらには県内全市町村で構成する滞納整理組合の設立を働きかけるなど、市町村の徴収体制の強化について検討する必要があると考えますが、所見をお伺いをいたします。 続きまして、IT社会への対応でございます。 二十一世紀の徳島を担う最も重要な社会基盤は、県民のだれもがひとしくIT社会の恩恵を享受することができる環境、いわゆるブロードバンド環境であります。 本県は、鉄道高速交通の整備がおくれ、全国から大きく取り残され、また、県内でも大きな地域間格差が生じているところであります。ITの発達は、こうした交通基盤の整備格差を乗り越えることができる唯一の手段であります。つまり、いながらにして過疎地に住む人々も、またハンディキャップを持つ人々も、全世界との交流が可能となり、これまでの社会経済構造を大きく変化させるものであります。 国は、さまざまな施策を展開しており、この一年での全国の約八割を超える地域でブロードバンドサービスが提供されることとなったとのことであります。しかし、残りの二割の地域は、全国的に民間主導ではサービスの提供が見込めない地域であります。本県の過疎地域でも、幾ら待ってもブロードバンドサービスが提供されないのではないか、過疎地域は高速道路は置いていかれ、高速情報通信網も置いていかれるのではないかと危惧する声が多々上がっております。過疎地域の企業からは、ブロードバンド環境でないとこれからは商売できない、ブロードバンドサービスが受けられないなら都市部へ移転せざるを得ないとの話を耳にするのであります。 島根県や秋田県では、今年度から県が主導して、こうした地域のブロードバンド環境の整備に取り組んでいるとのことであります。 そこで、県民環境部長にお聞きいたしますが、九月補正予算で、IT社会対応として電子自治体構築の経費を計上しておりますが、県民のブロードバンド環境の整備こそ早急に取り組む課題ではないのでしょうか。 それと、圓藤前知事が本年一月に提唱した新世紀とくしまCATV構想と県域高速情報通信網構想についてはどうお考えなのでしょうか、お聞かせ願います。 二学期制の導入でございますが、私はこれにつきましては本年二月議会でも質問をいたしました。二月議会の答弁では、既に導入している高校が三校、また導入予定が四校ある。導入している学校の成果や課題を検証し、すべての県立学校への導入が可能かどうか、学校長と協議したいとのことでありました。また、小中学校についても、高校の状況を参考に、今後市町村教育委員会と協議したいとのことでありました。 その後、教育長さんは、先般の文教厚生委員会の中で、先進地である宮城県、あるいは仙台市の方に二学期制の視察に行かれました。そういうことで、さらに私は前向きになられておるのではないかと推測するわけでございますけれども、改めて二学期制導入についての御所見をお伺いをしたいと思います。 それと、女性専用外来についてお伺いをいたします。 女性医師が女性患者を診る女性専用外来をあずける病院が各地にあらわれております。去年の春、鹿児島大学附属病院に国立大学で初めて開設されました。また、昨年九月には、千葉県の堂本知事が県立東金病院に設置をいたしました。 東金病院は予約制で、診療時間は一人三十分、どんな症状でも患者の訴えにじっくりと耳を傾ける。開設から数カ月で四百人が予約を待つほどの人気を集めたそうでございます。患者は関東全域から訪れ、半数近くが更年期障害に悩む人たちだそうでございます。「同性だと心身の微妙な点まで理解してもらいやすい」、「あちこちの科をたらい回しされずに済む」と非常に好評だそうです。 千葉県では、さらに五つの病院に女性専用外来をあずけ、各地の保健所でも女性医師が相談に乗る体制を組んでおるそうでございます。 県立中央病院でも、この女性専用外来を御検討されてはいかがかなと思っておりますので、御答弁をいただきまして、再問に入りたいと思います。よろしくお願いします。   (迫田企画総務部長登壇) ◎企画総務部長(迫田英典君) 地方税収確保のための市町村への徴収支援、あるいは徴収体制の強化について、具体的な御提案を交えて御質問をいただきました。 議員御指摘のとおり、地方税法の規定によりまして市町村が徴収を行っております個人県民税、これは県税の収入未済額全体の約五割ということでございます。したがいまして、県といたしましても、この縮減をいかに図っていくかということが大変重要な課題になっているわけでございます。 従来から、市町村職員に対する滞納処分の助言、あるいは国税徴収法の研修といった対応をとってきたところでございますけれども、特に平成十三年度からは、全財務事務所におきまして市町村職員との共同納税指導というふうなことで、さらに徴収支援を強化をしているところでございます。 また、具体的な御提案として、県内全市町村で構成する滞納整理組合の設立といったお尋ねいただきました。確かに、こういうふうな一部事務組合の設立ということになりますと、専門知識の向上、あるいは効率的な滞納整理の促進といった形でメリットがあるわけでございます。こうした一部事務組合の設立といいますのは、市町村の発意によって設立をすることになるわけでございますが、その場合、組合の構成団体となる市町村で、徴収率あるいは滞納整理の取り組みといったものについてかなり差異があるというような現状でございます。また、具体的には職員をどう配置をするか、具体的な徴収方策をどうするか、あるいは負担金をどうするかといった各団体の中での合意がいろいろ必要になってくるというものもあるわけでございます。 今後、個人県民税、それから市町村税合わせまして、徴収率の向上に向けまして、いろんな努力を市町村と連携を図りながらやっていきたいというふうに思っておりますが、特に御提案をいただきました滞納整理組合の設立というものにつきましては、市町村の御意向等も伺いながら、徴収率向上のための一つのあり方ということで検討してまいりたいというふうに考えております。   (飯泉県民環境部長登壇) ◎県民環境部長(飯泉嘉門君) まず、ブロードバンド環境の整備こそ早急に取り組むべき課題ではないかとの御質問でございますが、今日、情報通信白書によりますと、インターネット人口は平成十三年十二月末現在で五千五百九十三万人であり、まさに高度情報通信社会の到来と言っても過言ではございません。 このため、議員も御提案のように、県民の皆様が、家庭からいつでも高速のインターネットを活用して、行政機関への申請、届け出、医療、福祉、教育、文化、防災等の高度な行政サービスを受けることが可能となる環境、いわゆるブロードバンド環境の整備が求められております。 国においては、平成十三年十月に全国ブロードバンド構想を発表し、高速インターネット利用可能な環境である地域公共ネットワークの全国整備を目指しているところであります。 本県でも、徳島市を初め、十七市町でブロードバンドサービスが提供されておりますが、残る三十三町村につきましては、民間事業者によるサービス提供が見込めない、いわゆる条件不利地域であります。 今後、市町村や民間事業者等の協力もいただきながら、本県の条件不利地域にも同様のサービスが確保されますよう、IT関連の社会資本整備を積極的に進めてまいりたいと考えております。 次に、前知事が本年一月に提唱した新世紀とくしまCATV構想と県域高速情報通信網構想についての御質問をいただいております。 新世紀とくしまCATV構想は、県民のブロードバンド環境の整備を図るとともに、地上テレビジョン放送のデジタル化に伴いまして、近畿圏からのテレビ電波受信環境の悪化が懸念されるという本県個有の問題に対応するため、双方向のケーブルテレビの全県的展開を図ろうとするものであります。 また、県域高速情報通信網構想は、県を初めとする行政機関が率先して民間の情報通信サービスを利用することによりまして、民間の設備投資を誘発し、いわゆる民間による県下全域の光ファイバーネットワーク網の実現を目指すものであります。 いずれの構想も、県民生活に軸足を置いた高度情報化社会への対応に不可欠なものと考えております。 今後、利用者である県民の皆様の利便性に最大限に配意し、すべての県民がIT、情報通信技術のメリットを享受できる社会の実現を目指しまして、両構想を盛り込んだ徳島県ITプランの着実な推進を図ってまいる所存であります。   (谷川保健福祉部長登壇) ◎保健福祉部長(谷川博文君) 県立中央病院に女性専用外来を設置できないかとの御質問ございますが、女性専用外来は十年ほど前から欧米で広がりを見せ、我が国におきましても、昨年九月に千葉県立病院でスタートするなど、大都市部を中心に徐々に開設されております。 これらの女性専用外来では、女性特有のさまざまな病気や症状に女性医師が総合的に診断治療や相談に当たり、患者さんからも大変好評を得ているとお聞きしております。 このことは、健康意識の高まりや医療ニーズの多様化が進む中、女性の社会進出の進展もあり、女性の方から、性の違いによる細かな診療を求める声が大きくなってきていることを反映しているものと考えております。 しかしながら、近年、女性医師が増加傾向にあるとはいえ、まだまだ十分ではなく、県立中央病院におきましても、専門的に担当し得る女性医師は極めて少ないのが現状であります。このほか、採算性の確保という大きな課題もございます。 このことから、女性専用外来の設置につきましては、これらの課題解決に取り組みながら、今後検討してまいりたいと考えております。   〔佐藤議員出席、出席議員計四十名となる〕   (松村教育長登壇) ◎教育長(松村通治君) 二学期制の導入につきましてのお尋ねでございますが、県立学校におきましては、城西高校、徳島中央高校、穴吹高校の三校で既に導入をいたしておるところでございます。 また、新野高校が平成十五年度、城東高校が平成十六年度から導入を予定しており、さらに数校が導入に向けて検討を行っているところでございます。 一方、小中学校におきましては、一部市町村教育委員会で検討が始まっております。 先進地や本県の県立学校の状況によりますと、二学期制導入の効果といたしましては、授業時数の確保や、ゆとりの中で学校行事などの充実が図れるといった点が挙げられております。また、反面、学期途中に夏休みや冬休みが入るため、児童、生徒の学習意欲をいかに持続させていくかなどの課題もございます。 県教育委員会といたしましては、県立学校への二学期制の導入につきましては、引き続き特色ある学校づくりに取り組む中で進めてまいります。 なお、小中学校への導入につきましては、市町村教育委員会に対して、先進地の状況とともに、これまでの県立学校における成果や課題等の情報提供を行うなど、積極的に助言に努めてまいりたいと考えております。   〔久次米議員退席、出席議員計三十九名となる〕   (福山議員登壇) ◆二十六番(福山守君) それぞれ御答弁をいただきました。 税収につきましては、非常に額も約二十億円近くと、非常に大きな問題で、市町村にしてもこれより大きいと思いますので、そういう今後の地方交付税減とかいろいろなことを考え合わせますと、非常に大切な問題でございますので、ひとつよろしく御検討のほどをお願いいたします。 また、この新世紀とくしまCATV構想と県域高速情報通信網構想、二十一世紀の徳島県の最重要社会基盤として、全国におくれることのないように早急に実現を図っていただきたい。しかしながら、新世紀とくしまCATV構想の実現には多大のお金もかかる、これも事実でございます。そこで、過疎地で待ち望んでいる人々のために、秋田や島根のように、ブロードバンド環境の整備に即効性を有するADSLの整備に対する市町村補助制度を早急に創設してはいかがでしょうか。 もう一つは、新年度予算に向けて、国と同様にIT分野は重点分野として予算の重点配分をしてはどうでしょうか。 もう一点は、市町村でのCATV整備を推進するため、市町村負担を軽減する県費補助制度の拡充を図る。 以上三点を強く要望したいと思います。 それと、女性専門外来につきましては、これは非常にやはり女性の立場で女性を診ると。特に更年期障害等々の問題の中で、女性でないとわからないというふうな状態も多いと思いますし、やはりそういう点では女性がしゃべりやすいということもありますので、ぜひともこれはその診療科を、一つ部屋を確保して女性医師を雇えばいいわけです。知事、そういえばすごく簡単というか、子ども病院より私は簡単だと思っておるんですけれども、非常に大事なことだと思っておりますので、早急に何らかの方法で対応していただきたいと、かように思います。 それと、二学期制につきましては、この前もお聞かせいただきましたけれども、さまざまな問題点もあると、私もお話を聞く中で推察いたしますけれども、高校の方では何校か既に始まっています。これが小中学校になると市町村教育委員会になりますので、いろいろ難しい点、体育祭とかいろんな行事の問題等でいろいろ難しいと思いますけれども、ひとつ今の週休二日制の中で非常に有意義な方策でもあろうかと、かように思いますので、よろしくこれからも御指導をお願いいたします。 さて、いよいよ今議会も三日目となって、議論の中で知事さんがいろいろ答弁をされました。知事が今までの答弁の中で、私、少し勘違いした点もございます。我が会派の谷議員が質問したり、いろいろ高速道路問題の中で、また、朝の嘉見議員のマリンピア問題、高速道の問題で、知事自身は本当に高速道路、心外だと怒られるぐらい高速道路問題については推進をしたいと、そういう強い意欲がございますね、知事には。だから、私はそれを聞いたとき、私どもも勘違いした。これやったらやはりもう知事に早速お願いをしなきゃいけない。 私、二点ほど、知事さんね、これは我々ではできないことなんですね。できない。それは何かといえば、一つに、阿南あるいは高規格道路の問題で海部郡が──知事出席されましたね。そういうとこに知事が出席して盛り上げていただいた。ところが、徳島市はなかなかこの決起大会ができない。 そこで、知事みずからが率先して、徳島市で高速道路の推進の決起大会を催していただきたい、かように思います。 それともう一点は、知事ね、青森県とかね、(資料提示)これ青森の地図なんですけどね。このルートとこのルートは、これ県費でやっとんですよ。このルートとこのルートね。この間を道路公団にお願いする。これは青森なんですけどね。それと、これは島根、鳥取なんですけれども、これもそうなんですね、このグリーンの部分が。そういう形で直轄事業でやると。 そうすると、今、確かに高速道路は非常に厳しい状況にあるんですね。そのときに、私が思いますのに、この残り約三十三キロ、小松島-鳴門間というのが、このマリンピアの問題等々があって非常に、約三千億円もかかる、橋の関係、インターの関係で、非常に難しいかと思います。ただね、小松島-阿南間、これは十キロなんですね。これが六百億円、試算されますと。直轄事業でやりますと、二割ですから百二十億円でできるんですね。知事の不退転の決意というふうな中で、この小松島-阿南間を直轄事業でやる気はないのかどうか。 以上、二点をお伺いをいたしたいと思います。   (大田知事登壇
    ◎知事(大田正君) 県南への高速につきましては、たびたびこの場でも表明させていただいておりますが、本当に県民の皆さん方の利便性、あるいは県南地域の発展等々を考えます上で、ぜひ必要な高速道路というふうに考えております。 今、議員御提案の、徳島市で知事みずからが決起集会を開催して呼びかけてはどうかと、こういうお話でございました。 私は、もちろん県南への高速は必要と思っておりますが、徳島市で決起集会をするということになりますと、それぞれの関係者とも当然協議をしていかなければならないと思います。 今後、担当部局ともよく話し合いをしながら、さらには関係者とも協議をして、そういったことが当面必要なのかどうかということについて議論をしてみたいと、このように考えております。 それから、まず鳴門から小松島までの間については大変高い費用が要るということで、小松島-阿南間の十キロを直轄でやってはどうかと、こういうお話でございます。これにつきましても、今日の財政状況を見ますと、大変厳しい面があるのではないか。再三、まさに横断道について阿南が起点ということもありまして、阿南市の方からも、阿南からやり始めてくれと、こういうお話もるる伺っておりますが、現時点で一定のここで結論を出すということは非常に難しいということでございます。御理解をいただきたいと思います。   (福山議員登壇) ◆二十六番(福山守君) 知事ね、私は先ほど言いましたように、知事は不退転の決意を持ってこの高速道路を進めるというものを持っておりますよね。やっぱりそういう意思をね、やはり私は示してほしい。だから、そのために、我が会派の谷議員が質問したときに、心外だとあなたはお怒りになりましたよね。それならば、その決起大会を催す、それは何ら私は不思議ではない。あなた自身の気持ちですから。あなたがそういうことを相談する。あなたみずから、あなた知事ですから、それは決断すればできる話だと思いますし、先ほど嘉見議員の午前中の質問に対しても、マリンピアの問題いろいろあるけれども、やる方向で進めたいと言ったじゃないですか。そういう強い意思を私はもう一度あなたに対して、確かに直轄事業、これは難しい。これは後でまたもう一度、私聞きますけどね、財源的な話で聞きたいことがあるんですけれども、そこの部分でまた言わせていただきますけれども、しかし、私は今申し上げましたように、この集会はね、私はこれは何らあなたのこの前の、それから議会のいろんな議論の中で、それだけ推進しようという強い気持ちがあるんであれば、私はぜひともやっていただきたい。この件について再度お伺いをいたしたい。 それともう一点、これもやはり木南議員が質問した研究開発特区が出ましたよね。出ましたね。この話のときに、知事さん東京の方に行かれたと。これは徳島の雇用対策、そして経済対策の大きな柱である。これは六月議会でも所信表明の中で述べておられます。これは、中長期的な徳島の経済対策、雇用対策としては我々も大いに期待するところです。 愛媛県は十、高知が四、そして香川は三。本県は出していたものは、一。一つに絞り込んで出していったわけですね。四国四県では、十、四、三という絞り方の中で、本県では一つに絞り込んでやった。結果的には、金曜日に知事が不退転の決意を述べましたけれども、その日曜日、残念ながら、非常に対応不可とか、既存制度の趣旨に反すると、非常に消極的な回答をいただいた。 私は、この経済対策をどう考えるのか。例えば、隣の香川県では、今議会に百億円の香川県単独の景気浮揚対策を組んでおるんですね。ところが、本県は、前年度対比で見ますと、四百億円の減、約六・八%の減、そして補正予算は御存じのとおり四二%の減と。だから、直接的に、今、香川県みたいに、それが景気浮揚対策としてやれないと。やられてなかった。知事は中長期的な展望として、この研究開発特区で持っていこうと、今の経済はいけると読んだんかもわかりませんけれども。 ただ、私、知事さんね、一つ気になる知事さんの発言。私も知事が先日、四国の四知事が集まったサミット──サミットではないけれど、ありましたよね、香川経済同友会が主催されたとこでね、知事はこういう発言をされておりますね。「これまでは、活性化とは経済発展ととらえてきた。もうそろそろ、そういう時代ではない。二十世紀はスクラップ・アンド・ビルド経済であったが、二十一世紀はメンテナンス経済だ。徳島は質素に生きる。華やかでなくてもよい。給料が下がらざるを得ない。県職員の給料もこのままでよいのかと思う。そういう時代だ。右肩上がりを追いかけるのをやめ、そこに住んでいることに豊かさを感じるので十分だ」と、このような話をされている。 これは知事の本心なのか。そして、徳島の今の経済対策はこれでよいのか。これをお伺いしたいと思います。   〔久次米議員出席、出席議員計四十名となる〕   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 先般、香川県で行われました四国サミットのときの発言につきまして、本心かどうかというお話でございます。 私は、まさに二十世紀が、先ほど議員御指摘がありましたように、スクラップ・アンド・ビルドの経済といいますか、まさに大量生産、大量消費、大量廃棄、これで経済を成長させてきたというふうに思っています。まさに、国際的な地球環境の問題、あるいは化石燃料等の関係、いろんなことを今の世界情勢、あるいは我々を取り巻く諸情勢を見ておりますと、二十世紀のような経済成長を求めていく時代ではなくなったのではないかというふうに、正直思っております。 まさに、質素にといいますか、あるいは言葉をかえれば質実剛健といいますか、そういった本県のあるべき姿。あるいは、これは本県だけではなしに、まさに日本全体がそういう方向に向かって基本的に私は進む時代になっているのではないか。それは、まさに私たちの子々孫々にこのかけがえのない地球を残し、ここで生活ができるという場を残していくためにそのことが必要であろうというふうに考えています。 ただ、現在の経済情勢、これをそのままそっくりでいいのかということは少し意味が私は違っていると思います。今の雇用情勢、どのようにすれば新しい働く場所、雇用される場所が可能なのか。今までですと、工場誘致でありますとか、そういったことでいわゆる雇用の場ということが連想されておりましたけども、これからの時代は大変そこら辺は厳しくなってきたというふうに、正直思っています。 ですから、例えば地域における小さな雇用の場、そういったものを無数につくることができないのか。例えば、昨日もどなたかからの御提案がありましたけれども、学校給食で使う、例えばいろんな食材等につきまして地産地消の思想から、あるいは発想からそういったところに数名ずつでも雇用されていく。そんなことで、できれば私はそういった経済にこれからは建て直していかないと、この日本も地球環境ももたないのではないかというのが私の発想でございます。   (「答弁飛んでますから」と言う者あり) ○議長(川真田哲哉君) 決起大会については……。   (「決起大会の件。それと、香川県の百億円の景気浮揚対策について」と言う者あり) ◎知事(大田正君) 失礼しました。 決起大会につきましては、もちろん私の個人的な感じとしましては、議員御提案のことを前向きに検討してみたいとは思います。ただ、これはいろいろと国の関係等もやはり出席をいただかなければならないと思いますし、徳島市内でやるということになりますと、当然ながら徳島市当局との調整もあろうと思います。あるいは担当部局の都合もいろいろあろうかと思います。今後、前向きに検討をさせていただきたいと思います。 それから、香川県がいわゆる今日の経済情勢に対応するために、百億円の特別な予算を計上して取り組んでいるというお話でございます。 本県の場合は、議員御承知のとおり、いわゆる本年度予算の当初予算の編成の段階で、いわゆる十四カ月予算を組むという過程の中でいろいろとキャップをかぶせておると。そういう関係から、この九月補正予算につきまして八十数億円の予算しか組めなかったということでございまして、私も財政当局から、こういうことでいかざるを得ないというお話をお聞きしましたときに、今日の経済情勢の中で本当に何とかならないのかというお話は財政当局ともさせていただきましたが、これは当初予算のときにそういった方針になっているというお話でございました。 なお、県債につきましても、かなり高い水準まで本年度につきましても発行しているという状況でございますので、今日の、今回の補正予算になったということでございます。御理解を賜りたいと思います。   (福山議員登壇) ◆二十六番(福山守君) 知事ね、今、高速道路の決起大会ですけれども、今、市当局、あるいは国の方の道路公団、あるいは国交省の方の局長なり課長さんのスケジュールということらしいんですね。知事、私どもね、日程を組ませていただいて、あるいは知事の日程に合わせてそういう調整はやらせていただきたいと思います、それは。そのかわり、知事が自分みずからですね、みずからがそれをやるという意思を、やはりこの問題というのはね、やはり知事がそれだけの強い意思を持たれておるんであれば、私ははっきりここで、私が主導的にやって、高速道路は必ず徳島に持ってきますと、やりますと、やはりそれをここで言うていただきたいんです。それは、今までの議論の中で何回もあなた自身は、私は高速道路は南伸をいたしますと。南伸をしないと高規格道路もできないです。これははっきりしてます。 知事、最近、前にもお話ししたときにね、日和佐道路ができた、あれはこの前言うたとおり、連続三百五十ミリ遮断というて特例だった。そういうのもわかっていただいたと思うんです。実際あれができないと阿南安芸高規格道路もできないということも、これ事実です。やはり徳島県の将来を見詰めた一つの話の中としては、やはり知事みずからがそういう形の中で姿勢をまず示すということが、県民にとっても一つのフォローの風、そして知事もやってくれるんだということで、やはりみんなが前向きな姿勢で私はいけるんでないかなと、かように思っております。もう一度御答弁いただきたい。 それと、やはり経済対策、これ、さっきの研究特区。今後、当然これはまだ話続いていくと思うんですね。これ、知事ね、この話は。やはり今、徳島の経済のこの逼塞した状態。午前中かな、知事が答弁の中で言いましたけど、今たしか高校生の来年の就職率というのはもう五〇%切ってると思うんですね。これは徳島がいかに今厳しい状況になっておるか。もちろん、大卒にしてもそうですけど、本当に就職難。だから、若い者がとどまらないから、私は少子・高齢化も進むと、かように思っておるんです。 だから、私はやはり先ほど予算の編成上どうしてもできない。香川は百億円も積んだと。しかし、私は今まで六月の所信表明、そして九月の所信表明、経済対策を読ませていただいて、そしてお話聞く中で、六月の時点でこの研究特区が雇用、そして、今後の経済対策の柱であると。それが非常に厳しい状況になったときに、私は知事が先ほど言いましたように、よその県では何ぼかを出してやっとったですね。ところが、本県はそれ一つに絞り込んどった。それで、ああいうふうな日曜日に一面に徳新に大きく出た。ここで一つとんざしたわけですね。 だから、当然これについて知事として、今後どう対応されるのか。こういう雇用体制、そして景気対策、私はそのあたり知事の所感を聞いておきたい。 以上二点、お願いいたします。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 高速道路につきまして、さらに強い決意を示せということでございますが、私がここで決意をして高速道路を持ってくると仮に宣言しても、それは非常に無責任な発言になろうと思います。ただ、現在も、国等に私自身、直接お願いにも行っておりますし、これからもそういった行動は続けようと思ってますし、強い決意を持って徳島県の鳴門から阿南へ向けての高速道路の実現に向けて、精いっぱい努力をしていきたいというふうに思います。 集会の件につきましては、先ほど申し上げましたように、関係者とのいろんな議論も必要だろうと思いますが、前向きに検討してまいりたい。その折には議員の皆さん方にも御支援をいただくことになろうと思います。そうなったときには、ぜひよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。 それから、特区構想でございますが、これは、まさに本県が提案しましたのは、一つという経済特区構想でございますけれども、実は県庁内部では何点かにわたって議論をしてきた経緯はございます。最終的に、いわゆる規制を外して、その地域に特化して経済を高めていこうではないかという国に対する提案でございますので、いろいろ議論をしましたが、なかなかこの提案については効果が得られないだろうとか、こういうことを国の方にいわゆる規制を外してほしいというふうにお願いしても、逆に、今の御時世では規制をかけなきゃいけないと言われるようなこともあるんではないかとか、いろんな議論をしまして、最終的には担当部局の方で一つに絞って提案をさせていただいたということでございます。 なお、今後の高校生等、まさに今日的な非常に厳しい経済・雇用情勢のもとで、今後どう具体的に解消していくのかという御質問でございます。 特区構想ともあわせて、担当部長の方から御答弁をさせていただきたいと思います。 私は、まさに今の、先ほど申し上げましたように、高校生なり大学生の、あるいはその他の失業の状況等を見ておりまして、本当に大変なことだということは認識をいたしております。ただ、正直申し上げまして、まさに特効薬というのは私の頭の中には描けておりません。今後、あらゆることを考えながら、議員の皆さん方のお知恵もおかりしながら、ぜひこの問題に一生懸命取り組んでいきたい、このように考えております。   (福山議員登壇) ◆二十六番(福山守君) 知事ね、今お話聞いて、最初に高速道路の話にもう一度返りましょう。 これね、私、しつこいようですけれども、そら知事は確かに行ってもらわなきゃいけないんです。これは国の方にはほらもう運んでいただかなきゃいけない。私はやはりね、徳島の中でね、やはり我々は議場の議論の中で、当初言いましたように、知事は高速道路をやるんだと、我が派の谷議員の質問の中で、心外だとお怒りになりましたね、ここで。それぐらいの強い心づもりがあるんですから、私は当然みんなにその姿勢を見せてもらうためにも、その決起大会をぜひとも知事みずからが主催してやるべきだと。もう一度答弁してください。 それと、景気浮揚対策、景気対策については、これは非常に今言われたように、研究特区で、一つのうち──あれは私、中長期的な展望だと思うんですね、いろいろ外したりしながらね。私はやはり中長期的な展望も要るし、私一つの香川の例を出したのは、香川というのは、今現実の景気対策として百億円県費で投入したということなんですね。だから、私は今の徳島のこの状況をかんがみたときに、それは中長期的な展望もそら要るでしょう。しかし、やはり短期的な対症療法というのもこれ要るんじゃないですか。私はそういうことで言う。やはりこの研究特区については、これは今後どのような力を入れていくのか、もう一度ちょっとお伺いしたいし、それと、逆に今の景気対策のこの話の中で、今、県の財産を売却処分してでも、あなたは、あるいは基金を崩してでもやるというお気持ちがあるのかどうか、それをお伺いをしたいと思います。 ちょっと時間がないので、先こちらの方を言わしていただきます。 それと、今議会、知事は提出予定議案で、公約と言われた、女性の副知事登用と言われておりましたけれども、副知事、出納長を出しますと。この人選に当たり、副知事や出納長はどういった要素が必要であるのか、それをお伺いしたいのと。また、六月議会で提出は断念したということがありますけれども、今回その反省を踏まえて、不退転の決意で出すのか。恐らく今のこの時点ですから、本当は決まってるはずだと思うんですね。それを女性ではなしに男性だとかいろんな形で私、決まってると思うんです。それを御披瀝いただければありがたいなと。 それともう一点、私、気になってちょっとあれしたんですけれども、先般、六月議会の前に、ほなけんど塾で少人数学級の話のときには、あのときに知事さんやると最初おっしゃって、六月の本会議でたしか大西県議の御質問に対して、これ非常に財政的に難しいからこれはだめだと。私が総務委員会の中で、財政的な話とかいろいろ難しい、どうですかと言うと、やはりそれも否定的だった。私そのときに、鳥取の片山知事は、職員の給料をカットしてでもやったと。あるいは、宮城の浅野知事は一律カットしてやっておると。そういうことを言うた中に知事が先ほど言われた、職員の給料が下がる云々というのは、私はそこに知事を、財源のね、そういうことを来年やるんであれば、原資として何を考えておるのか。あなたの言われる大型公共事業をこれから削減していってそれを原資に持っていくのか。それとも職員の給料カットをして原資に持っていくのか。当然、我々買い物するときにでも、その一つの物を買うときには、物がなかったら、お金がなかったら、当てがなかったら、これは買えないわけですから。それを言った以上は、あなたはその原資を考えられておると思うんです。そういうことについてもお伺いをいたしたいと思います。 答弁をいただきまして、まとめに入ります。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 高速道路について、再び決起大会を知事が主催をしてやれということでございますが、先ほど申し上げましたように、関係者、関係機関ともよく話し合いをする、検討してまいりたいということでございます。 それから、財産を処分してでも、あるいは基金を崩してでもいわゆる経済対策に取り組むべきだということでございますが、来年度の予算編成に向けまして、これからいわゆる構造改革等も含めて、より検討を深めて来年度予算に向けていろいろと取り組んでいくことにしておりますので、今の時点で財産を処分したり、あるいは基金を取り崩してそこまで踏み込むということについては、ここで御答弁については差し控えさせていただきたいと考えております。 それから、副知事、出納長の話でございます。 まさに、県政運営に当たりまして、私を補佐して支えていただきます副知事、あるいは出納長の役割というのは本当に大きいものだと、この間つくづく感じております。したがって、私としましては、できるだけ早期に副知事、出納長を任命したいというふうに考えておりまして、そして、私とともに、まさに県政の改革に邁進していただける人材の確保に努めていきたいというふうに思います。 現在、決まっているのではないかというお話でございますが、残念ながら、現時点で副知事、出納長につきまして、皆さんの前に御提起できるような状況には至っておりませんが、どうしてもこの九月議会の最終日までには皆さんに、この人事案件につきまして提案できるように最大限努力をしなければいけないというふうに考えておるところでございます。 経済特区のことにつきましては、担当部長の方から御答弁をさせていただきたいと思います。 それから、少人数学級等についての財源についてのお話でございますが、これにつきましては、来年度何らかの形で導入をしたいということで、現在、教育委員会、あるいは財政当局とも議論を重ねているところでございます。 せんだって表明させていただきましたように、財政的な裏づけも含めて、ぜひ来年度から何らかの形で少人数学級導入に頑張っていきたいと思います。   (福山議員登壇) ◆二十六番(福山守君) 知事ね、私、今の例えば少人数学級いうたら、国庫負担金もこれから減るとか、いろんな形で言われますね。やはりこれ八億円なんですね、単年度で、たしかね、大体概算すると、その少人数学級の。知事はそれどれぐらい一体考えられてそういう御答弁されるのか。私ね、そのあたりが、たしか、これ後、それでは教育長さんに概算聞いたらわかるけど、たしか前に概算出されたときに新聞に出て、八億円ぐらいだったですよね。   (発言する者あり) まあそれによりますけどね。すいません、議場でこういうこと。 だから、どの程度にもよると思うんですけどね。その財源的に、それがトータル、それを雇用すれば、百何十人雇わないかん。知事が言われる少人数学級をやると。そういう試算が前に出たことがあるんです。それがあるから財政の方は最初やるときにストップかけたと思うんですね、それがあるから。それが、ほなけんど塾でやる、そしてやらないという議論の中で、今回またやる。 私は、こういうことはね、知事ね、財源の裏打ちなしに私は言うべき話ではないと思うんですけどね、それは。だから、私はそのあたりが、今私が聞いたときには、当然その財源的なことの私は何らかのことを言っていただけると。先ほど言いましたように、買い物するにしたって、お金がないのに、これ買いますやいうたら、詐欺になるでしょう。私はね、その財源的な話と、一体ね、少人数学級、知事がこの前やられるということを返事したそのね、具体的に知事は本当にじゃあそれをどう理解しておるのかと、それを聞いてみたいですね、それを。私それお聞きしたい。 それと、経済問題について、やはり今非常に厳しいんですよ。知事がね、前に私、委員会でやったときに、知事が嫌がられる件、言うたことありますね。大田不況云々ということを。知事がむっとされてね、言うたことありますよね。しかし、現実的に今の徳島県の経済状態は、雇用力がそんだけ減ってきたということは、いかに景気が停滞しておるかということのあらわれじゃないでしょうかね。本当に景気がよかったら、あるいは先行きが明るいんであれば、当然雇用の場はふえていくと思うんですね。それが私はいけないと思いますし、だから、そういう意味で基金の、ここで思い切って中間で補正でも皆さんにお願いするとか、思い切った施策を、売却するとかでね、何かを知事としてお考えいただければありがたいなと。 ちょっと時間がないけど、答弁いただいて、まとめに入ります。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 少人数学級についての財源の裏づけをきちっと持って発言するべきだというお話だったように思います。 これは、以前に教育委員会が試算をしまして、例えば三十人学級を小中学校全部に導入したときの試算ではなかったかと思いますが、たしか二十二、三億円の人件費が必要だということが新聞に出ていたように私、記憶をしております。 今回、来年度から何らかの形で少人数学級を導入したいということを申し上げておりますから、どういう学年に、どれだけの少人数学級を何人で編成するのかということでいろいろ変わってくると思いますが、やる以上は、財政的には当然、いわゆる知事部局の財政が責任を持つということは基本的に申し上げておきたいというふうに思います。 以上です。   (「景気対策は」と言う者あり) これは、本当に県有財産売ってとか、私は正直申し上げて、今の経済不況というのが、まさに産業の空洞化でありますとか、構造的なものであろうと思うんです。徳島県が、例えば、全国が非常に好景気でどんどんいってるのに徳島県が、一県だけが落ち込んでるということであれば、これはまさに私自身の責任もあろうと思いますし、そういう場合であれば、議員御提案のような思い切った方策というのも考えなければいけないのかなあと思いますけれども、今の状況の中で本県がたとえそういうことをしたところで、県内全体の雇用なり景気というのがそんなに私は上向くという状況ではないんではないか、構造的なものではないんかというふうに思います。ただ、手をこまねいているわけにはまいりませんので、いろんなことを考えながら、精いっぱい取り組んでいきたいということを申し上げて、答弁にかえさせてもらいたいと思います。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) この際申し上げます。 ただいまの福山議員の質問に対する神野商工労働部長からの答弁につきましては、時間の関係もありますので、閉会日までに答弁書の提出をお願いいたします。   ────────────────────────   (福山議員登壇) ◆二十六番(福山守君) 知事から御答弁をいただきました。 ちょっと今、そこで確認しておったのは、この言葉が差別用語になるかどうかという確認をしておったわけでございますけれども、知事ね、経済でも何でも、転ばぬ先のつえといいますね。やはり今、これだけ逼塞した状況の中で、やはり本当にこれだめだというときが来て、そこに出しても意味がないんですよね。今この厳しさ、これは知事ね、外へ行ってね、昔は出ていたかもわからんけど、今は余り知事さんになって出ていかんかもわかりません。また、まあ祖谷の方に、やめられた去年の九月以降行ったりしとったかもわからん。本当に今の景気の状況をね、見てください。ほら大変な状況ですから。そのためにも、私たちは基金の取り崩し、あるいは県の財産を処分してでも何らかの徳島県独自の景気浮揚対策をすべきであるということを私は進言しておるわけなんです。 それと、先ほど少人数学級の件については、私の数字とちょっと違うんです。これは後でまた財政とも聞いて、私はたしか委員会の出しておる数字を見たのはそういう数字でございましたけれども、これは非常に大きな問題なんですね。単年度で要るんでないんですね。ずうっともう何十年雇用しますから、何百億という数字になるんですよ。だから、それだけに私は、知事部局で今やりますとおっしゃいました。だから、私、その知事部局でどっからどう捻出するのか、これ来年度に向かっての予算編成の中で、私どももしっかり見ていきたいと思いますけれども、これ大変なことになると思いますんで、そのあたりは私どももしっかりしていきたい。 私、今、きょう、まだ本当は市町村合併等々もいろいろ御質問したいこともあったんですけれども、これまた議長にもお願いして、樫本委員長にもお願いして、ぜひとも委員会で市町村合併、先ほど来の知事の、ほかの議員のときのね、いろいろありましたけれども、ぜひ委員会で議論をさせていただきたいと、かように思っておりますので、この壇上からのお願いでございますけれども、そしてまた、知事、そこでいろんなそういう議論をまたさせていただきたいなあと、かように思いますので、よろしくお願いいたします。 これ本当に大変な経済状況の中、そしてまた、徳島がこれからどうなるかといういろんな意味で大変なことでございます。今から予算編成作業も始まるし、高速道路も今後どうなっていくか、いろんな問題ございます。知事先頭にぜひともこの集会をあくまでもお願いして、また御相談に参ります。集会をぜひともお願いいたしたいと、かように思います。   (「ほんまに知事室に行くんか」と言う者あり) いや、それは行かんかもわからんけど。 そういうことで、発言が少しオーバーいたしましたけれども、御容赦願いたいと思います。 御清聴どうもありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 議事の都合により、休憩いたします。      午後二時八分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午後二時三十七分開議      出席議員計三十八名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     重  清  佳  之 君     二  番     木  南  征  美 君     三  番     川  端  正  義 君     四  番     嘉  見  博  之 君     五  番     森  田  正  博 君     六  番     喜  田  義  明 君     七  番     須  見  照  彦 君     八  番     臼  木  春  夫 君     九  番     黒  川  征  一 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十二 番     森  本  尚  樹 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十四 番     藤  田     豊 君     十五 番     谷     善  雄 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     十九 番     久 次 米  圭 一 郎 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十四番     来  代  正  文 君     二十五番     竹  内  資  浩 君     二十七番     西  沢  貴  朗 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十一番     佐  藤  圭  甫 君     三十二番     児  島     勝 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十五番     柴  田  嘉  之 君     三十六番     四  宮     肇 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ──────────────────────── ○副議長(柴田嘉之君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 十四番・藤田豊君。   〔長池・福山・杉本三議員出席、谷・竹内両議員退席、出席議員計三十九名となる〕   (藤田議員登壇) ◆十四番(藤田豊君) 三日目、十一番目でございます。 私も、今期最後の多分登壇になると思います。議員の皆さんには大変お疲れのことと思いますが、おつき合いのほどよろしくお願い申し上げます。 さて、徳島県政が早春の大あらしに見舞われて以来、またたく間に激動の春、熱論の夏も過ぎ、人皆物思う秋となりました。 そして、大田知事就任からはや五カ月、この間、知事と議会との間には初々しい出会いのハネムーンは、残念ながら、一度たりと訪れることはありませんでした。今、徳島県政に投げかけられている評価、評判は不信と混迷であります。こうした見方が県内にとどまらず、全国から、また政治、経済の中心東京からも、幾分かの同情と冷ややかさを交えて伝えられていることは皆さんも御存じのとおりと思います。 折しも、東京では来年度の政府予算編成の作業が年末に向け、真っ盛りであります。小泉構造改革下における厳しい、まさに乾いたタオルをちぎれる寸前まで絞り上げようとする苛烈な予算編成が進行中であり、地方の要求にも財政当局の情け容赦ない切り込みが行われているところであります。 このような全国すべての地方、全都道府県がしのぎを削って、そういうときに我が徳島県を外から見た目で見ますと、「何やっとんで。地元がまとまらんようでは、後回しやなあ。要らないと言うなら、よそへ持っていくでよ」、そういうのが世の中の当然の感覚だと私は思います。もちろん、政治についてはいろんな違う意見、立場があって当然だろうと思いますが、一たん外に向かっていくときには、さまざまな意見を集約し、大同団結して事に当たっていかなくては、だれも聞いてくれないのが現実であります。もういいかげんに時間の浪費、お金の浪費、人間のむだ遣いはやめにすべきではないでしょうか。道路の利用者満足度、全国最下位。下水道整備率、全国最下位。有効求人倍率、全国水準以下の徳島県をいつまでも内輪もめしているような時間の余裕はないと思うのであります。刻一刻と県民の利益、県益が失われていることに思いをいたすべきであります。 今議会、これまでの皆さんの質疑応答は、すべてこうした県政の憂うべき状況を何とか打破しようとする真摯な心情から行われてきたものと信じております。 私は、徳島県の将来と県民の幸せを願う政治の原点に立って、今、私たち県政は何をすべきなのかという大同の道を求める観点から質問を進めてまいりますので、大田知事、また理事者におかれましては心底からのお考えを素直にお示しいただきますようお願い申し上げます。 さて、今議会の知事表明で──知事の所信表明でございますが、六月議会も終え、そして来年度の予算の概算要求も間近に控えた中、知事の思い、政策が、心の底からの政策が所信に出てくるものと期待をしておりましたが、私にとってはいま一つ何か物足りなさを感じておるわけでございます。多分、議員の皆さんにも私と同じ思いの方もたくさんおいでるのではないかなと、こういう気がしておるわけでございますが、この問題について、知事の本当の政策、そして認識の考え方を私なりにお伺いさせていただきたいと思います。 まず、知事の政策の根本理念であります「県民主権を挙げ、民意を第一に考えながら、県政運営に取り組む」と、まさしくも知事一人がおっしゃってるような感がありますが、県民の主権在民、そして民意を反映した行政というのは、これは私は政治の基本常識でないかなあ。歴代の知事さん、理事者の方も、やはり県益、県民のあり方、そして民意を大事にした政策を私はやってきておったと思います。ただ、知事のいろんな所信、そしてお言葉の中に民意という言葉がことごとく、何か言葉を飾るような形でも出てくるわけでありますが、私どもにも民意もあり、考え方があるのも民意でないかなあ。そういう中で、知事の民意に対する思いというのはどういうことなのかなあ。まず、基本理念の中で民意に対する知事のお言葉をいただきたいなあと、こう思っております。 次に、大田知事が、知事と語る「県政創造セミナー」というのがありまして、新聞紙の引用をさせていただきますれば、知事は約四十分講話し、徹底して県民のために仕事をする姿勢の大切さを強調。県議時代の体験談を交えなら、「住民が要望してもなかなか実現しないことが、議員が言うとすぐにできることがある。県庁の仕事は言うまでもなく県民の方に向いていなければならない。圧力団体や政治家の要求を実現するためにあるのではない」、こういうくだりの文章が記事に出ております。この知事の言葉に対する知事のお考え、お示しをいただきたい。 そして、先ほど、今議会でもいろんな質疑の中で民意と県益という、きょうも嘉見議員の方から、いろんな県益に対する民意のとらえ方の質問がありましたが、例えばマリンピア第二期事業にしましても、民意は知事のおっしゃるように工事を中止させてほしい。ところが、徳島県の大きな県益の中には、やはりマリンピア第二期事業の県南への延伸、そしてインターチェンジの開設は避けて通れないと、こういう矛盾の中での民意と、そして県益の違いが、この事例ならず、行政の中ではいろいろと起こり得る可能性があるわけでございます。そういう民意と県益に対するずれに対しての知事の御所見をお伺いいたします。 続きまして、関連しますが、マリンピア第二期事業についてお伺いをしていきたいと思います。 この事業は、平成十一年度の現計画決定に合わせ、アセス法の対象にはならないものの、法に準じた独自のアセスメント要綱を定め、そして、方法論、準備書、評価書ときちんとした手続を踏んだ中で、現在の二段階方式による整備手法が固まってきておったところであります。 私は、この二段階方式を環境への配慮、あるいは環境と共生した開発手法としては評価をしている一人でございます。ただ、別の埋め立てに反対する団体などからのいろんな民意の中で、知事はマリンピア沖洲整備手法検討委員会を設け、そして、早く決断しなければならないこの事業を先送りするような形で検討するというような形でなっておりますが、まず、私自身の質問の中でルイスハンミョウという絶滅危機にある種類のルイスハンミョウを保護し、そしてそれを二十六億円という膨大な費用をかけて保護策をここに設定しておるわけですが、この件に関しての知事自身の価値観をお伺いしたい。 そして、今ある検討委員会にこのルイスハンミョウの保護策についても見直しをさせる気があるのかどうかもあわせてお伺いをしたいと思います。 そして、もし知事のおっしゃるように、十一月中に結論が出たときに、本当にマリンピア沖洲第二期事業への国の予算は間違いなしにつくのかどうか。知事は自信持って二期事業の予算をつけてもらう覚悟があるのかどうか。 この三点についてお伺いをさせていただきたいと思います。御答弁により、再問させていただきます。   〔谷・竹内両議員出席、大西(仁)議員退席、出席議員計四十名となる〕   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 藤田議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まず最初に、私の民意への思いについての御質問でございます。 私は、これまでのいわゆる労働運動、あるいは政治活動を通じまして多くの、まさに額に汗して働く人たち、あるいは市民の皆さんと触れ合いまして、ともに政治や社会につきまして考え、そして今日まで行動してまいりました。まさに人として、また一人の政治家として、今日までそういうふうに歩んできたわけでございます。このように、働く人たち、あるいは市民、もっと言いますと生活者、こういう方々の思いをまさに大切にするということが、私にとりまして政治の原点であります。これまでの政治活動の中でさまざまな意見や、声なき声の代弁者として、信念を持って政治活動、あるいは社会運動をしてきたところでございます。 こうしたことから私は、知事就任以来も県民主権を掲げまして、生活者の視点、あるいは民意を第一に考えながら、県政の運営に懸命に取り組んでいくということをやってまいりました。それは、社会経済情勢の変化や、あるいは多様な価値観が存在をいたします今日にありまして、県民の目線、あるいは感覚、そういったものを大切にしながら、常に県民との意識のずれ、そういうものが生じないように県政運営を行わなければならないという強い思いを持っているところでございます。 特に、最近るる問題になります公共事業、あるいは環境問題などにつきまして、県民の世論が分かれているようなこういった課題につきましては、民意を十分聞きまして、それを集約し、そして総合的に方向性を検討していく、そういうことが大変重要であり、不可欠ではないかというふうに考えているところでございます。 これまでも申し上げてきましたように、民意とは、私の政策決定を図っていきます上で、まさに貴重な判断材料でございます。 今後とも、県政がまさに民意と離れることのないように、絶えず民意の把握に努めてまいりたいと考えています。そして、県議会の皆さんの御議論や御提言、こういったものを尊重しながら民意が生かされる施策を、私を初め県庁の職員一丸となりまして、一つ一つ着実に実行してまいりたいと考えております。 次に、先般の知事と語る「県政創造セミナー」における私の発言についての御質問でございます。 このセミナーは、私と職員が意思疎通を図っていきますために、そして円滑な県政を推進するために実施したものでございます。約八十名の課長補佐が参加をいたしました。当日は、私の県政に対する思いを直接職員の皆さんに率直にお伝えをして、県民の皆さんのために仕事をすることの大切さ、そのことを中心に、私の県議時代の体験談も交えましてお話をさせていただきました。 議員御指摘の私の発言につきましては、県の職員は、だれのためでもない、県民の皆様のために仕事をするということを常に意識をしてほしい。そして、職務を遂行する必要があるということを申し述べたものでございます。 その真意は、私を初め職員が一丸となりまして、県民が何を今望んでいるのか最優先に考えながら、県民本位の県政を進めていかなければならないということを申し上げたわけでございます。 今後とも県民の皆様を顧客としてとらえまして、県民の皆さんの目線や感覚、こういったものを大切にしながら、その満足度に主眼を置いた県政の推進を図ってまいりたい、このように考えているところでございます。 次に、民意と県益にずれがある場合、どのようにするのかということでございます。 本来私は、県益とは、本県の将来や県民生活をより豊かにしていくものであると思ってます。それが県民多数の意見、民意と異なるということであれば、それは必ずしも県民が求める真の県益ではないのかもしれないなと、このように思ってます。 このため、県益と民意との間にずれが生じた場合には、その施策、事業の性格や必要性などにつきまして十分な情報公開、あるいは説明責任を果たしながら、県民の合意形成に向けて努めてまいりたいというふうに考えております。そして、民意の最大公約数の把握に努めますとともに、何が県益なのかを真剣に問い直しながら、最終的には私が判断をして、民意と県益をつなげる工夫、そういったものを講じていかなければならないだろうというふうに考えます。 いずれにいたしましても、私は、今後とも民意の把握に努め、あすの徳島づくりにとって何が今大切なのか、何が県益につながるのか、こういうことを議員各位を初め、県民の皆様とともに議論を重ねてまいりたいと考えております。 次に、マリンピア沖洲二期事業における環境対策費に対する私の考えについての御質問でございます。 マリンピア沖洲の人工海浜につきましては、平成六年の港湾計画一部変更の際に、人と自然との触れ合いの場として、また、生物の生息可能な場として、さらには北沖洲地区の波浪に対する防災効果を確保するという考え方に基づきまして計画し、位置づけたものでございます。 また、この地にいわゆるルイスハンミョウを移動することにつきましては、ルイスハンミョウが沖洲海岸に生息する他の希少種と異なりまして、その生息地が吉野川河口、沖洲海岸など数カ所と非常に限られているということから、平成十一年より始めた環境影響評価の中で、ルイスハンミョウの環境保全措置として人工海浜を活用するということにしたものでございます。 このように、人工海浜につきましては、人と自然との触れ合いの場として、またルイスハンミョウの環境保全措置として活用するとともに、さらにはその地域の波浪に対する防災対策として位置づけられていると認識をしております。 次に、二十六億円の人工海浜の価値に疑義を持つ民意を検討委員会に諮るのかとの御質問でございます。 ルイスハンミョウの他県の生息状況につきましては、広島県や大分県などで確認されていますが、その保護策が講じられていないのは、まさにその生息に影響を与えるような事業がその地域で行われていないということでございます。一方、マリンピア沖洲二期事業につきましては、環境影響評価におきまして、ルイスハンミョウに対する影響が軽微であるとは言えないことから、環境保全措置として人工海浜への移動が必要と判断されまして、環境影響評価審査会もこの趣旨を妥当と認められたところでございます。この意味で、人工海浜へのルイスハンミョウの移動は埋立方式の前提とも位置づけられるものでございます。 いずれにいたしましても、マリンピア沖洲整備手法検討委員会におきましては、人工海浜の整備を含めた二期事業の整備手法につきまして、自然環境の配慮など、さまざまな角度から御審議をいただきたいと考えております。 次に、必要な予算の確保についての御質問でございます。 マリンピア沖洲第二期事業の整備手法につきましては、検討委員会からの報告を十一月中を目途にお願いしているところでございます。検討委員会からの御報告及び関係自治体等の御意見を踏まえまして、私としての方針案を決定した後、県議会の御審議をいただきまして、遅くとも十二月末までに整備手法を最終決定してまいりたいと考えております。 県といたしましては、マリンピア沖洲の整備方針が決定し次第これを重要要望として取り上げ、私自身が国に要望活動を行うなど、来年度予算の確保に向けまして最大限努力をしてまいりたいと考えております。   (藤田議員登壇) ◆十四番(藤田豊君) それぞれ御答弁をいただいたわけですが、何かよくわからん答弁かなあ。 いずれにいたしましても、実は民意の件ですが、今、知事の答弁の中で、私は知事の団体、そして政治家の意見云々が聞きたかったわけなんですが、その御答弁は一切触れられてない。現実に、きょう私の地元の人が、私を二回この壇上へ送っていただいた人がおいでております。私どもは、自分の地区、そして自分を育ててくれたふるさとに対しての思いで、当然、知事さん初め理事者の方にもいろんな御要望、お願いもしております。知事さんも現実に県議時代には、第七次空港計画、そして生まれ故郷である東祖谷の林道開発とか、いろんな地域のインフラ整備には多分理事者にいろいろお願いをしてきたんでないかなあ。これもやはり民意でないかなあ、私は思います。 だから、どうも知事さんのおっしゃる民意と、私どもの議会での民意に若干の温度差があるのかなあ。これをお互いに話し合いをしなければ、県議会というのはうまく機能しないんじゃないかなあ。そして、議会が何か悪者で知事さんだけを痛めつけてる。この発端というのは、やはりそういうお互いのずれにこういうものが起こってきておるんでないかなあ。原因の一つにあるんでないかなあ、私は思います。もう少し知事さんの本当の意味での自分の考え方、意見を出してほしいなあ、こういう気がしております。 また、ルイスハンミョウの件についてですが、実は、これも私は民意と思いますが、「藤田はん、二十六億円も使うてルイスハンミョウをあそこに生息さすのはええんで」、そういう質問を私、受けたことあります。そして、いろいろ調べてみると、沖洲の工事の過程で出てきたルイスハンミョウ、間違っとるかもわかりません。やはり、吉野川河口の生息数と沖洲の生息数とを比べてみると、断然吉野川河口が多いんですね。そして、あの洲自体ができたのが、マリンピアの第一期工事、これは第二期も含めた工事をしようとして、ああいう汚い、若干水の流れの悪い今の現状がある。これは将来埋めるためのときにできたもの。それであれば、ルイスハンミョウは保護するのは当然ですが、吉野川河口で十分生息を保護していく。マリンピアはやめても、それは環境団体に怒られることないと私は思うんですが、知事さんの思いをお聞きしたかったわけですので、再度お答えいただきたい、こういう気がしております。 それから、民意のとらえ方も同じですが、空港問題、そしてマリンピアの検討委員会、私はきょうの嘉見議員の質問のとおり、民意を大事にして政策するのは当たり前、私も思います。ただ、手法が決まり、言葉は悪いですが、出口、入り口が決まった中での民意を問うというのはどういうことかなあ。それこそ民意を制約することにならないのかなあ。知事さんの思いで新しい事業をするときに、そして、いろんな民意を聞いて知事さんが決断するのはよくわかります。ただ、空港問題、マリンピアにおいても、基本線をもとにした中での民意を聞く。それも空港問題では六百万円、マリンピアでは五百万円もお使いになる。こまい話かもわかりませんが、健全財政を進め、むだのない行政を進めようという知事さんにしてはいかがなものかなあ、私自身に不安を感じておるところでございます。御答弁をお願いできたらありがたいと思います。 続いて、知事さんのお話のお考えの中に、元気な地域づくり、こういう話が知事さんの方針の中に載っております。 知事さんは事あるごとに、公共事業の見直し等の話がよく出ておるわけですが、私ども徳島県はインフラの整備が非常におくれております。御存じのとおりです。そして、徳島市とか板野郡、藍住とか、知事さんのおられる北島とか、こういうとこはいろんな産業の中での公共事業の率は低いわけでございますが、ちなみに私ども美馬郡、そして三好郡における建設関係の総生産に占める建設業の割合を調べてみますと、美馬郡では平均で一八%、木屋平、一宇、穴吹、美馬、こういうところでは二五%から三五%の割合を占めております。知事さんの生まれた三好郡にいきますと、もっと建設業に占める総生産の割合は、郡平均で三二%、知事のお生まれになった東祖谷では三五%、こういう高い総生産額の割合を占めておられるわけですが、地元では公共工事がなくなったらどうなるのかなあ、こういう危惧をしておるような状態であります。 県の施策におきましても、三好、美馬では、平成十年度──先ほどは十年度なんですが、二百億円程度投資をしておると思います。農林、土木を合わしての仕事だと思いますが。その投資効果の経済効果について、こういう商工労働部の文書がありますが、建設業で百億円投下すると、総効果は百八十億円になる。だから、これからの厳しい財政の流れの中で、建設業の財政も非常に厳しくなるとは思いますが、この効果が失われると、知事さんあなたの言う、地域は本当に枯れてしまうんではないかなあ、落ち込んでしまうのではないかなあ、こういう気がしております。 知事さんの公共事業に対するお考え方を、特に地方のインフラ整備がおくれているときの公共事業に対するお考えをお示しいただきたいと思います。 そして、その方策として、緑の公共事業を打ち出しておりますが、緑の公共事業に、来年度知事さん、今現在、圓藤県政のもとの十二年度からでは、私の数字が若干間違っておるかもわかりませんが、間伐とか下草刈りとか、要するに知事さんのおっしゃる環境に十四億円程度予算化しておられる。知事の思いの中で来年度の予算はどのぐらいアップをして知事の思いを県政に反映していくのか、お伺いをしたいと思います。 そして最後に、この問題の最後ですが、多分非常な厳しい財源の中で緑の公共事業はそれほどアップになると、私自身、厳しいなあという考えのもとですが、私どもの阿川会長がいつも質問のたびに、横割り的な予算を編成したらいかがですかと御提案してるわけですが、私からも、例えば土木工事、そして治山工事、ハードな工事のときに間伐とか下草刈り、こういうものを抱き合わせて発注してはいかがかなあ。多分、私は経費が安く上がるのでないかなあ。単純に間伐とか下草を発注するより、作業道が抜けたり、いろんな土木の施設ができたものを使いながらでも間伐の材料を出したり、いろんなことができる。私自身は、ないお金を有効に使うためにも、そういう横割り的な物の考え、そして経費のむだを省く、こういう観点からもぜひ推進していただきたいと思いますが、この件に関しましては農林水産部長、御答弁のほどをよろしくお願い申し上げます。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) まず、二十六億円も使ってルイスハンミョウの移動をさせる必要があるのかというお問いであったと思います。 これは、先ほども申し上げましたように、ルイスハンミョウは結果的に移動させる場所ができるということだと私は思ってます。つまり、マリンピア沖洲の人工海浜をつくって、いわゆるこれは平成六年の港湾計画の一部変更の際に、人と自然との触れ合いの場ということで人工海浜をつくるということを計画をしております。たまたま人工海浜をつくることによって、いわゆる北沖洲地区の波浪に対する防災効果、あるいは生物の生息可能な場ということになりまして、そこに今回の二期事業で、あそこにルイスハンミョウがいるからそこへ持っていったらいいんじゃないかという話で、はなから二十六億円を使ってルイスハンミョウを移動する場所をつくろうではないかということは、私は当初からそのことが計画ではないのではないかというふうに思っております。 それから、入り口、出口が決まったものについて、なぜ再び議論をしなければいけないのかという御質問でございます。 まさに、私もそういう感は持っております。今ごろになってなぜそういう議論をしなければいけないのか。つまり、それは県民の皆さんの、いわゆるこういった巨大な事業に対して合意を得ていない。合意がすべてできておればこういった問題は起こってこなかったと私は思うんですが、まさにその点が不十分であったと思うんです。ですから、私としましては、本来ならゼロからの出発ということが基本でありましょうけれども、今の時点でまさに入り口、出口の議論からしますと、一定の制約がある。したがって、空港なりマリンピアについては、まさに一定の条件を付して御審議をいただくということにしてきたわけでございます。御理解をいただきたいと思います。 それから、公共投資の効果の問題でございます。 まさに、公共事業を百億円やりますと、百八十億円の波及効果があると、こういうお話でございました。確かに、計数的には私もそういうことが言えるのかなあと思いますが、ただ、この間、まさに日本の景気を浮揚さすと、景気を本当によくしていこうではないかということで、国も県も地方も随分借金をしながら公共事業をどんどんやってきました。その結果、大変な国債、県債というものが発行されてます。しかし、なぜ今日この不況なのかということを考えますと、私は先ほど言われました波及効果について、まさに計数的にはそうでありましょうけれども、公共事業というのが本当にそこまでの効果があるのかなっていうことも、今、真剣に考えてみなければいけないのではないかというふうに思っております。 それから、公共事業の見直しによります地域経済に与える影響の問題につきまして御質問ございました。 私が申し上げております公共事業の見直しということにつきましては、まさに県民生活に密着した身の回りの公共事業を可能な限りこれからはやっていきませんかということでございます。 議員御指摘のとおり、経済活動全般におけます建設業の占める割合、特にこの公共事業がそれぞれ中山間地域に占める経済の関係、あるいは雇用の核になっているそういったものにつきましては、確かに私も山の人間でございますんで、よく認識はできております。 こういったことを念頭に置きまして、まさに厳しい財政状況の中ではありますけれども、本県のそれぞれの地域におけます、まさに社会資本の整備水準、あるいは産業構造、さらには経済状況等を勘案をしまして、公共事業を重点的、効率的に行うとともに県内建設業者の受注機会の確保にも現在努めているところでございます。決して公共事業の見直しということは、公共事業をやらないということを言っているわけではありませんで、これらの地域が置かれてる状況等も勘案しながら、しかし、人々の生活に密着したそういった事業に極力振り向けていこうではないかということを私は申し上げているところでございます。 それから、緑の公共事業の来年度の事業費はどの程度になるのかというお問いでございます。 緑の公共事業は、森林の持っております県土の保全、水源の涵養、保健休養の場の提供など、まさに多面的な機能を広く活用するために森林に対する施策を総合的に展開するものでございます。その具体的な事業は、森林整備、雇用対策、交流の促進、あるいは県産木材の需要拡大、森林管理の五つを柱に据えまして検討しているところでございます。中でも、緑の公共事業の中心となります森林整備につきましては、既存の事業に加えまして、間伐の拡大でありますとか、広葉樹の育成でありますとか、さらには強力な人工林対策を推進するものでありますが、国の助成制度を最大限に活用することが、本県の財政から見まして重要であると考えておるところでございます。 このため、森林整備を県の重要課題の一つに位置づけ、私みずからが農林水産省に赴きまして、予算確保の要望活動を行ったところでございます。幸い、森林整備に係る国の平成十五年度の予算の概算要求につきましては、対前年比一二三%と、他の事業に比べまして非常に大きな伸びとなっております。また、緑の公共事業のおのおのの事業実施によります経済的な波及効果につきましては、いろいろと議論があろうかと存じますが、いずれも中山間地域の振興など地域の活性化を目指すものでございます。 緑の公共事業は、循環型社会を構築しまして、本県のまさに豊かな自然環境を次の世代に引き継いでいくために推進しなければならない事業でありますので、来年度の予算編成を通じて、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 そのほかの質問につきましては、担当部長の方から答弁をいたさせます。   〔大西(仁)議員出席、出席議員計四十一名となる〕   (錦野農林水産部長登壇) ◎農林水産部長(錦野斌彦君) 緑の公共事業の執行に当たって、横割り連携を図り、効率的な事業実施ができるのではないかといった御質問でございますが、緑の公共事業の中心となります森林整備は、重点施策であります間伐の推進に治山事業や林道事業を組み合わせ、総合的に進めていくものであると考えております。 平成十二年度から取り組んでおります緊急間伐事業は、ほぼ計画どおりの実行率となっておりますが、これまでのところ、森林所有者の御理解をいただき、比較的立地条件のよい事業地が対象となっております。 今後、緑の公共事業を推進し、事業地の拡大を図るためには、徐々に奥地に移り、労働条件の悪い事業地を対象とすることとなり、まさに議員御指摘のように、効率的な事業実施が非常に重要となってまいります。 したがいまして、これからの具体的な取り組みといたしましては、事業地の集団化を進め、治山施設と一体的に整備を進めますとともに、林道、作業道を効率的に整備することが必要と考えております。 また、森林所有者の方や森林組合が実施する事業との連携や、労働力の効率的活用についても事業地ごとにきめ細かく検討を行い、事業の実効を高めてまいりたいと考えております。   (藤田議員登壇) ◆十四番(藤田豊君) 時間がだんだんなくなってきまして、知事さんの御答弁が私とちょっとかみ合わないなあという気がしておるんですが、公共工事の件ですね、これも知事さんやっぱり、知事さんの考えもよくわかるんですが、それじゃそれにかわる公共工事どうするんかなあ。だから緑の公共事業も一つ。それから、先ほど私、冒頭で述べましたように、下水道整備率最下位なんですね。だから市町村も、これは久次米先生のおはこなんですが、補助金の問題とか自主財源の問題でなかなか取りかかりにくいと。だから、知事さんもっと積極的に、県費を支出してでも市町村の擁護をしながら、こういう下水道整備もやっていく方策を見出さないと、本当に地域の経済というのは厳しくなるんかなあ。公共工事に頼れというだけでないですが、やはり過渡期のときにはどうしてもそういう目を向けて、新しい時代への対応、苦しい時代の通過をやらなきゃいけんのじゃないかなあ、こういう気がしておりますので、ぜひお願いしたいなあ。 緑の公共事業につきましては、先ほど言いましたように、平成十二年度から相当力を入れて、本県も入れてきておるわけですが、やはり知事さんの本当の公約を果たすんであれば、県単対応をしてでも、やはり知事の思いを予算に生かすべきと私は強く御要望を申し上げておきたいと思います。 時間が過ぎまして、いろんな質問をしたかったわけですが、かいつまんであと一点だけ、ちょっと通告をしておりませんので、知事さんよく聞いて御返事いただきたい。お願いいたします。 汚職問題調査団に関する件でございますが、当然私ども議会、そして県民も、この汚職、いかがわしいこういう事件が二度と起こらないようにしたい。これは多分、皆同じ思いでやっております。ただ、今議会、いろんな手法の問題でいろんな形の、谷議員から始まっていろんな質問がここへ出てきたわけですが、私も知事のいろんなもんに疑問を感じている一人でございますので、かいつまんで三、四点お尋ねしたいと思います。 というのは、知事の思いの中で弁護士さんの選定をされたと。ただ、県内に五十一名の弁護士さん、優秀な弁護士さんがおいでるんですね。これを外した理由、逆から言えば、これがいかなかった理由はどういうところにあるのかなあ。県内でも本当にできる、地元のことがわかる弁護士さんがやるのも一理ある。これを外した、県外へ持っていった知事の思い、お聞かせいただきたい。 それから、県庁内で汚職事件調査分析班、こういうものを立ち上げてやっておられた。ぜひこのメンバーに県庁内の代表者も加えるべきでないかなあ。やはり事情がわかって、いろんな事情のわかる人も加える方がいいのではないかなあ。これは私の思いですので、知事の御所見をお伺いしたい。 それから、三点目は、アンケートをやる場合には、職員アンケートの場合には、やはり記名式でやったらいかがですか。冗談とか、まやかしで質問に答えるのではなく、堂々と意見を述べるにはその人の責任もあると思う。だから、記名式でアンケートの調査をやったらいかがですか。この点について。 それから、いろんな厳しい問題の中で知事は、予算が通ったら手法についていろいろ考えたい、弁護士さんとも考えたい、こういう話をしたと思います。職員のプライバシーの問題とか、人権の問題に関して。だけど、普通考えれば、今度の調査に対していろんな問題点があると思う。だから、質問にも出ておる。だから、もう少し知事の方から、こういうことをやり、そしてこういう問題はこういうクリアしたためにこの予算を出すと。私は議会のルールとすれば、問題点を始末して、知事さん、予算が通るもんだと思う。知事さんは、通してくれたらいろんな手法を考える。これは私、間違っとんではないかなあと。この件に関してお答えをいただきたいと思います。端的にお答えください。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 汚職問題の調査団につきまして御質問をいただきました。 きょうまさに、検察の論告求刑が行われたというニュースが出ておりました。まさに私どもは、藤田議員冒頭に言われましたように、春のあらしの中で大変なショックを受けましたし、まさに県民の皆さんのショック、あるいは落胆、こういうものははかり知れなかったと思います。 いずれにしましても、議員言われましたように、本当に今後、二度と再びこのような事件が本県で起こらないためにいろんな手法を考えていかなければならない。そのために、私としましては調査団を編成をしまして、刑事事件等につきましては、当然ながら、現在東京地裁の方でいろいろと解明が深まっていきつつありますけれども、行政的な問題、あるいは県庁内のそういったいろんな諸問題等につきまして調査をしたいということでございます。 県内の弁護士をどうして外したのかということですが、特にこういった人を外したというつもりは私ございませんで、先般来もずっと申し上げておりますように、県内の弁護士もお一人入っていただいてますし、公認会計士はお二人とも徳島県内の人であります。弁護士さんにつきましては、全国から──東京と京都から、私が個人的にも、あるいは一般的には市民運動の人たちも大変信頼をしております、オンブズマン活動等も含めてやられておる弁護士さんを選ばしていただいたということでございます。 庁内の人も加えてやるべきではないかというお話でございますが、当初そういう考えを持っておりまして、担当の方とは議論をいたしました。しかし、やはり今回の事件が、何回も申し上げておりますように、圓藤前知事の第一回目の公判で県庁の組織的関与があったかのようなことを検察当局が冒頭陳述で述べましたので、そういうことから見ますと、県民の皆さんにより客観性、こういったものを担保していくためには、庁内の人間が入ったのでは都合悪いんではないか。まさに第三者でやっていただく方が、県民の皆さんに、よりその中身につきまして、調査結果について信頼性を持っていただけるのではないか、こういうことでこういう対応をしておるわけでございます。 アンケートを記名でやれという問題でございますが、これにつきましては、今後、まさに調査団とよく協議をしたいと思いますが、私としては、基本的には記名をしていただいた方が、その出てきます情報等について信憑性もあるだろうと、こういうふうに考えてはおります。 ただ、これは調査団とさらに、スタートさせていただいてから話を詰めてまいりたいと思います。 ○副議長(柴田嘉之君) 知事さん、もう一問、問題点を抽出してから予算をつけろということ。 ◎知事(大田正君) いろいろ問題点を抽出してからという、そして予算をつけろと、こういうお話でございますが、皆さんのお手元の方にも多分届いていると思うんですが、調査団の今後調査をしていただく内容、あるいは成果物としていただきたい我々の思い、そういったものについて、今までいろいろこの議会を通じても申し上げてまいりました。そういったことにつきまして、今後、ぜひこの調査団から御報告をいただけるようにしてまいりたい、このように思っております。   (藤田議員登壇) ◆十四番(藤田豊君) あっという間に時間が過ぎました。少々時間が過ぎますが、お許しをいただきたいと思います。 本当にあっという間の時間ですが、私は一生懸命に知事さんに、議会と知事さんとの相違点、温度差を何とかなしにならないかなあ、こういう観点で質問させていただいたわけですが、私もどうもかみ合わなかった知事さんの御答弁に、本当に残念だったなあと。私の質問に本当に真摯に受け答えしてくれたかなあ、こういう気がしております。   (発言する者あり) ありがとうございます。 ただ、また委員会等でいろいろと御議論をさせていただきたいと思います。 来年春に採用予定の県職員の面接試験で、「民意を反映させた行政を進めたい」と抱負を語る受験生がやたら目立ったそうであります。私は、受験生の抜け目のなさというか、機を見るに敏というか、よく言えば必死な熱心さを感じる反面、これこそ現在の県政の目標喪失状態をいみじくもあらわしているのではないかと思う次第であります。面接官に突っ込んだ質問をされ、受験生が答えに窮したように、民意とは何かと大上段に構えても、具体的に答えが出てくるものではありません。それぞれの年齢、性別、職業、地域、利害、信条等々、まさに十人十色、千差万別の思いを抱いているのが人間本来の姿であります。 そうした中から、必ずしも多数決原理だけによるべきではなく、多くの人々の将来の幸せを考え、あるべき方向を具体的な姿として指し示し、人々の心を大きく束ねていくのが、知事さん、リーダーの役割であります。そうであれば、民意はどうかと県民に答えを求める前に、まず知事自身の声で、私はこうしたいというメッセージを発していくべきではないでしょうか。その上でこれまでの路線を変更するというのであれば、性急に進めるのではなく、じっくりと腰を据えて取り組まれたらいかがですか。 そして、中国の古いことわざに、「国を治めるは小鮮を煮るがごとし」という言葉があります。一国を治めるには、あれこれといじくり回さず、小魚を煮るときのように、細心かつ鷹揚な政治を行うべきであるという意味であります。 県政運営を大型タンカーの操縦に例えた元知事もいたそうであります。急なかじ取りは効かないという意味だと思います。 県政の混迷がいつまでも続いて、ついにはかじ取りのないまま県政漂流にならないよう、大田知事に慎重、細心な県政運営を御期待申し上げながら、私のすべての質問を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○副議長(柴田嘉之君) 議事の都合により、休憩いたします。      午後三時四十一分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午後四時四分開議      出席議員計三十二名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     重  清  佳  之 君     二  番     木  南  征  美 君     三  番     川  端  正  義 君     四  番     嘉  見  博  之 君     五  番     森  田  正  博 君     六  番     喜  田  義  明 君     七  番     須  見  照  彦 君     八  番     臼  木  春  夫 君     九  番     黒  川  征  一 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十二 番     森  本  尚  樹 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十四 番     藤  田     豊 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     二十 番     長  池  武 一 郎 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十二番     児  島     勝 君     三十三番     川 真 田  哲  哉 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十五番     柴  田  嘉  之 君     三十六番     四  宮     肇 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 本日の会議時間を延長いたします。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 三十六番・四宮肇君。   〔谷・久次米・樫本・来代・竹内・西沢・杉本・佐藤八議員出席、出席議員計四十名となる〕   (四宮議員登壇) ◆三十六番(四宮肇君) 質問も本日三日目、そして最終バッターでございます。 質問の本題が重なる点は私なりに視点を変えながら、当面する県政の諸問題に対しまして質問をしてまいりたいと思います。先輩・同僚議員も大変お疲れだとは存じますけれども、御協力のほどをよろしくお願い申し上げます。 マリンピア二期計画につきましては、私自身、登壇のたびに質問をしてまいりました。しかし、今議会も、また本日も、それぞれ同僚議員からるる厳しい質問がございました。非常に重複することでございますので、私からの質問は省かさせていただきます。 しかし、この件につきましては、私自身も非常に二期計画についての推進、そして流通港湾の二期計画の中にインターをつくり、そして阿南までの横断道の南伸、この問題につきましては、政治生命をかけて努力をさせていただいておる一人として、知事に強く要請をいたしておきたい。よろしくお願いします。 それでは、私の質問に入りたいと思います。 環状道路の建設促進についてであります。 徳島東環状全線についてでございますが、東環状線は国道十一号、五十五号のバイパスの機能も持つ、市内渋滞緩和を図るための路線でありまして、県はその整備促進に向けて努力をいただいておる用地買収がかなり進んでいるというふうに承っております。特に、末広大橋北詰から吉野川南岸堤防までの約一・八キロメートルの区間につきましては、私が平成十一年九月議会で質問をいたしましたときに、平成十四年度には側道部の暫定供用が図られるよう努力したいということで理事者は答弁をいたしております。 年度末まであと六カ月弱となりましたが、この区間で用地買収がすべて終われるのか。また、何軒ぐらいの戸数が残るのか。また、その対応についてお伺いをいたすわけであります。御答弁をいただきたいと思います。 また、この工区とともに東環状線を構成する大野、新浜地区及び川内地区における用地買収の進捗状況と、今後の見通しについてもあわせてお伺いいたします。 次に、東環状線の中心に位置し、重要構造物でもある、吉野川にかかる(仮称)東環状大橋建設のための漁業補償協定が過日結ばれました。これによって、残された手続は国土交通省の河川法許可のみとなり、ようやく本年度に着手の目途が立ったように思いますが、今回の知事説明には一言も触れられておりません。 また、新聞報道によれば、河口干潟への影響を心配する自然保護団体から、県、国に対して、計画のやり直しや慎重な対応を求める働きかけがございます。 (仮称)東環状大橋については、これまで環境に十分配慮してさまざまな取り組みがなされていると伺っており、多くの県民が早期完成を望んでいることからも、一日も早い着工が求められておりますけれども、その目途と決意について、大田知事にお伺いをいたします。 また、国道百九十二号線のバイパスでございます徳島南環状道路について、現在の進捗状況と今後の取り組みをお尋ねいたします。 続きまして、内環状線に関しまして、(仮称)万代橋の建設とその取り合い道路の用地買収についてであります。 万代橋建設につきましては、開閉橋にする、あるいは固定橋にするという論議を一年もかけまして、そうして、その結論としては固定橋と決定いたしました。しかしながら、徳島市の都市計画審議会に上程ができず、平成十二年になってようやっと市の都計審で採択され、県の都市計画審議会においても採択され、国土交通省の許可を受け、用地買収に入っているものと思いますが、現在、万代橋建設と取り合い道路の用地買収はどれだけ進んでいるのか。また、それに取り組むお考えにつきまして、知事にお伺いをいたしたいと思います。 答弁をいただきまして、質問を続けてまいります。   〔冨浦・福山両議員出席、大西(仁)議員退席、出席議員計四十一名となる〕   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 四宮議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まず、徳島東環状線の末広大橋北詰から吉野川南岸堤防までの用地取得の状況と暫定供用の見込みについての御質問でございます。 徳島東環状線は、外環状道路の一画を形成し、国道十一号、五十五号のバイパス的機能を持つ徳島市内の渋滞対策の中心的役割を担う道路でございます。平成七年に都市計画決定して以来、順次事業化をしまして整備促進に努めているところでございます。 このうち、末広大橋北詰から吉野川南岸堤防までの新設区間約一・一キロメートルにつきましては、用地の取得状況は、面積で九八%、家屋等移転件数で百十九件のうち百十六件の契約を終えまして、残りは三件と、最終的な段階に至っております。残る三件は、いずれも側道暫定供用には支障のない箇所ではありますが、早期の用地取得の完了を目指して、今後とも取り組んでまいりたいと思います。 側道の暫定供用の見込みにつきましては、暫定供用に必要な家屋等の移転はすべて契約済みで、残る一件の用地につきましても、現在収用手続中で、年内にも裁決がなされる見込みでございます。 一方、工事につきましては、家屋等の移転完了を待っての施工となるため、工程上厳しい箇所もございますが、本年度末の側道暫定供用を目指して、引き続き努力をしてまいりたいと思います。 次に、大野、新浜地区と川内地区の用地取得状況についての御質問でございます。 徳島東環状線のうち、国道五十五号の八万町大野から新浜本町までの約二キロメートルにつきましては、約四六%の用地の取得状況となっております。平成十二年度より用地取得のできたところから暫定二車線化の工事を進めております。 また、吉野川北岸堤防から国道十一号に接続する川内地区の約四・二キロメートルにつきましては、約三九%の用地取得状況となっておりまして、平成十三年度から一部工事に着手しております。 公共事業を取り巻く状況は大変厳しゅうございますが、今後とも、整備効果ができるだけ早く発揮できますように工夫しながら、東環状大橋にあわせて、これらの区間すべてが暫定的にでも供用できるよう整備促進に努めてまいりたいと考えております。 次に、東環状大橋の着工の時期と決意についての御質問でございます。 議員御指摘のとおり、吉野川にかかる東環状大橋は、渋滞対策としての東環状線の中でも特に重要な区間と認識をしております。しかしながら、東環状大橋の架橋地点は野鳥やシオマネキの観察等で多くの県民に親しまれ、貴重な自然環境である吉野川河口干潟の西端に位置するため、計画当初から環境への影響を極力軽減できるよう、専門家から成る技術検討委員会を設けるなど、慎重に検討を重ねてまいったところでございます。 その結果、干潟上には橋脚を設けず、上部工についても新しい工法を採用するなどしまして、生態系や景観等に対して、さまざまな工夫と配慮を凝らした橋梁としております。自然保護団体の方々からは、このような計画に対しましても、なお干潟等の環境に悪影響が懸念されるとして計画の見直しなどの御意見をいただいております。 県といたしましては、これまでも説明に努めてまいりましたが、今後も御理解が得られますように、真摯に対応してまいりたいと思います。 本事業がここに至るまでの進捗等を総合的に勘案しますと、河川法関係の許可が得られ次第、工事に着手できるよう諸手続を進めてまいりたいと考えております。 次に、内環状線の万代橋と用地取得の進捗状況についての御質問でございます。 内環状線の福島一丁目から昭和町四丁目までの延長約一キロメートルの区間の整備につきましては、平成十二年十月に事業認可を受けまして、今年度当初からは用地取得に着手をしているところでございます。着手後間もないことから、進捗率は、本年九月末現在で、面積で約三%でございます。 また、万代橋につきましては、昨年度に地質ボーリング調査等を実施しております。当路線は、市内中心部の渋滞緩和や自転車、歩行者の交通安全対策に寄与するところも大きいため、予算の状況、他の環状道路の進捗状況等も踏まえながら、着実に整備が進みますよう、今後とも努力をしてまいりたいと考えております。   〔大西(仁)議員出席、西沢・吉田両議員退席、出席議員計四十名となる〕   (四宮議員登壇) ◆三十六番(四宮肇君) ただいま知事から御答弁をいただきました。 かなり東環状線につきましては進んでおるようでございますし、また、私が十一年に本会議で質問をして、そのときに、吉野川の南堤まで何とか側道をつくりたいという理事者の言を、今回ぜひその確認をしたいということで質問をさせていただいたわけでありますが、知事自身も、それは若干の問題はあるけれども、やりたいと、こういうことでございますので、ぜひこれは年度内に完成するように努力を願いたいと思います。 また、この仮称の東環状大橋の件につきましては、その十一年のときに質問をいたしましたときには、平成十三年度に漁業補償を締結したいという予定であったのが、一生懸命努力されて、事務方の方が努力に努力を重ねて、せっかく私の聞き及んでおるところでは、九月十五日に協定を締結したと、こういうふうに伺っておるわけでありますが、そういうことであれば、やはり河川法の許可がいただいていないとはいえ、漁業補償の協定ができたというぐらいは知事の所信表明の中に入れておくべきだと。そのことによって、職員に対する一つの励ましにもなるというふうに思うわけであります。 これ以上は、私は知事には問いませんけれども、やはり堂々とそういう問題は、大型公共事業に関することだからということで遠慮することはない。やはり堂々と知事の所信表明に記載して、そして県民に喜んでいただかなければ、県土整備委員会で部長が報告した、そして新聞にでかでか載ったけれども、本会議の知事の所信表明に載らない、こういうようなのはおかしい、私は思います。 また、この用地交渉につきましても、かなり万代橋の分につきましても三%と、こういうことでありますけれども、やはり地権者の方でも進めていただきたいというような意向もあるんでないかと思うんですけれども、理事者の方の予算の関係、予算が非常に厳しい、こういうことで財源の面からなかなか進んでいないということであります。 したがいまして、これからやはりいろんな面で始末するところは始末して、そういうふうに非常にかちどき橋周辺の交通渋滞が厳しくなっとんですから、少なくとも(仮称)万代橋だけでもつくれば交通渋滞の緩和につながると、こういうふうに思いますので、ひとつこの点につきましても知事の格段の努力をお願いいたしたいと、こういうふうに思います。 それでは、次に進めさせていただきます。 本県の高校農業教育と本県の農業大学の充実強化につきまして、部長なり教育長にお尋ねをいたしたい、こういうふうに思います。 現在、四国四県の農業を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。特に本県農業は大変であります。 そこで、本県の農業振興について、特に農業教育の点から考えまして、四国の他の三県には地元の国立大学農学部がございます。そして高知県の場合、その国立大学の農学部がある上に、本県のような農業大学校がございます。そういうふうな中で徳島県は、県立農業大学校はありますけれども、短大程度の二年間だけであります。また、設備の点においても十分とは言えない現状であります。そして、少しマンネリ化しておるんではないかと、こういうような感じもするわけであります。 また一方、高等学校における農業教育の現状を見てみますと、前回の高校教育改革において、平成八年に三好農林高校を三好高校に改称したのとあわせて、農業科、林業科及び食品製造科の募集を停止いたしまして、生物資源類とビジネス類を設置いたしております。平成九年には徳島農業高校を城西高校に改称して、農業科、施設園芸科、農林土木科、食品科及び家政科を募集停止にし、新しく総合学科と農業科学類を設置いたしております。また、平成十年には阿北高校を阿波農業高校に改称し、学科改編により農業科学類を設置し、さらに平成十三年には三好高校の食品健康コースを食品発酵コースに名称変更をしております。 そこで、四国の他の三県の状況を見てみますと、香川県においては、農業経営高校が、単独で四科百二十名の定員で、くくり募集──いわば一年の入学するときにはその百二十名を全員で試験をして、二年からそれぞれの専門科に入ると、こういうくくり募集ですね、それを行っております。他の香川県の四校では、併設校で入学定員が百六十名から三百名を超す学校もございます。 続いて、愛媛県においてでございますが、単独校が三校あり、西条農業高校においては五科二百名の募集定員となっております。また、伊予農業高校では五科二百名の募集定員でございます。大洲農業高校においては三科百二十名の募集定員となっております。さらに、他に九校の併設校がございます。愛媛県の場合は人口が百四十九万三千人余りでございますので、その割合を考えてみましても、行政、教育委員会の農業教育に取り組むその熱意、私は敬意を表するものであります。 最後に、人口的によく似た、いわば本県より一万人少ない高知県は、人口八十一万四千人でありながら、単独校が農業高校で三校あり、高知農業高校が七科で募集定員を二百八十名、少し定員割れ、二十名しておりますけれども、それだけ募集して二百六十名の人たちが学んでおるということであります。また、高知園芸高校では四科で募集定員百六十名、定員割れが十六名であります。幡多農業高校は四科百六十名で、定員割れが一科七名となっております。 以上のように、四国の他の三県の状況をかんがみ、また、本県農業高校の状況を考えた場合、本県の農業教育を取り巻く環境が中長期的に厳しさが増すということの中で、科の名称を変えたり、定数の変更を行っただけでは決してこの厳しい状況が改善されるものではないと思います。やはり、その学校、学校の校長あるいは先生の努力、熱意、そしてその学校のやはり設備、環境、こういったものが大きく左右しますし、魅力のある学校にすれば、やはりそれだけに生徒も来ていただける、こういうふうに私は思うわけであります。 そこで、お伺いします。 本県農業の基本の、いわば活性化さすためには、高校の農業教育、これの充実という点から、この改革に対する教育長の御所見をお伺いいたしたいと思います。 また、県立農業大学校の改革につきましては、農林水産部の所管でございますので、農林水産部長より御答弁を願いたいと思います。 次に、青少年非行防止対策についてお伺いをいたします。 最近の少年非行は、非行の凶悪化、悪質化、低年齢化など、質、量ともに深刻化し、戦後第四の波にあると見られる情勢であります。 こうした少年非行の背景は複雑で端的には言えないのでございますけれども、家庭、学校、地域社会等少年を取り巻く社会環境、さらに少年自身についても規範意識の希薄化等が指摘され、これらが複雑に絡み合って非行の要因になっているものと考えております。 県警におきましては、非行少年の検挙、補導、健全育成活動等、少年警察職員を中心とした非行防止対策はもちろん、少年補導ボランティアの方々との連携活動の強化を図るなど、各種少年非行対策を講じられているとは思いますけれども、県内の少年非行の現状と少年非行防止対策について、県警として、今後どのようにして取り組んでいかれるのか、県警本部長の御所見を承りたいと思います。 また、本年四月に藍住町内において少年の暴走族グループの集団乱闘による殺人未遂等の凶悪事件が発生し、さらに六月には、鳴門公園駐車場において、暴走車が若者の集団に突っ込み、数人が死傷したという事件が発生しました。これら事件につきましては、県警の努力により、暴走族の少年たちは検挙、補導されておりますけれども、早期解決が図られ、付近住民はもちろん県民の不安を取り除き、県民の信頼にこたえることとは思います。 しかし、このように現役の暴走族が検挙、補導されても、次の世代の暴走族があらわれまして、再び暴走行為を繰り返すというのが現実であります。少年非行防止対策上においても、暴走族対策が欠くことができないものであると思います。 そこで、県内における暴走族の実態と、暴走族の根絶を目指し、全国各地の自治体において暴走族取り締まりの特効薬としての制定の動きが広まっています暴走族追放条例についてであります。県内においても制定に向け検討されるのか、県警本部長の所見をお伺いいたします。 答弁によりまして質問を続けさせていただきます。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 四宮議員のさきの質問に対しまして、一点答弁が漏れておりましたので、改めまして答弁させていただきます。 徳島南環状道路の進捗状況と今後の取り組みについての御質問でございますが、徳島南環状道路につきましては、国土交通省を事業主体といたしまして、全延長九・五キロメートルで事業が進められております。 国道百九十二号から県道鬼篭野国府線までの二・六キロメートルの側道が平成十二年四月までに供用されております。県道鬼篭野国府線から国道四百三十八号までの三・六キロメートルの区間におきましては設計協議を進めておりまして、また、国道四百三十八号から国道五十五号までの三・三キロメートルの区間においては、用地取得や工事の促進に鋭意努めております。徳島南環状道路全体では約三〇%の事業進捗を見ているところでございます。 徳島南環状道路は、国道五十五号と国道百九十二号を連結しまして、徳島市内の渋滞緩和を図る重要な道路であります。 県といたしましては、今後も引き続き、積極的に国土交通省に協力をしまして、当道路の早期整備に向け取り組んでまいります。   (松村教育長登壇) ◎教育長(松村通治君) 農業高校の改革に対してどのような方針で取り組むのかとのお尋ねでございます。 現在、高校教育改革推進計画に基づきまして、生徒に支持される、行きたい学校づくりを目指して、さまざまな取り組みを進めているところでございます。特に、農業高校を取り巻く環境は、少子化に伴う生徒数のさらなる減少や生徒のニーズの多様化などにより、今後一層厳しさを増すことが予想されますが、農業教育の重要性を踏まえ、より抜本的な改革が不可欠と認識をいたしております。 こうしたことから、本年度、中学校長や高等学校長を初め、学識経験者や農業関係者から成る農業高校活性化検討委員会を新たに立ち上げ、中長期的な視点に立った活性化策を幅広い観点から御議論をいただいているところでございます。 県教育委員会といたしましては、この検討委員会での提言を踏まえながら、生徒の視点に立った農業高校活性化策を本年度中に取りまとめ、その実現に努力してまいりたいと考えております。   〔西沢議員出席、出席議員計四十一名となる〕   (錦野農林水産部長登壇) ◎農林水産部長(錦野斌彦君) 県立農業大学校の改革についての御質問でございますが、農業大学校は、次代の本県農業、農村を担う、すぐれた青年農業者を育成することを目的といたしまして、農業改良助長法に基づき設置され、創立以来約二千二百九十名の卒業生を送り出し、本県農業の振興に寄与してまいったところでございます。 また、時代のニーズにこたえるべく、平成十二年度にとくしまアグリテクノスクールを設置し、新規就農希望者や農業者に対しまして、経営内容に応じた体系的な研修を実施しているところでございます。しかし、近年の農業をめぐる諸情勢や少子化の進行を考えますときに、農業大学校の改革は重要な課題となっております。 そのため、高校卒業生を対象といたしました農業大学校生に対しましては、新しい経営や技術の習得等幅広い教育のあり方を、また、社会人の方を対象としたアグリテクノスクールにつきましても、その研修内容の充実や県民の方に対してより広範な研修機会の設定等、中長期的な展望に立って見直すことといたしまして、本年度、農業大学校あり方検討委員会を設置いたしまして、魅力ある農業大学校づくりを目指して検討しているところでございます。 本年度中には、これらの検討結果を取りまとめまして、時代のニーズに対応した農業大学校の実現に向け、取り組んでまいりたいと考えております。   (北村警察本部長登壇) ◎警察本部長(北村滋君) 第一点目でございますけれども、徳島県におけます少年非行の現状と県警察が取り組む少年非行対策についてお答え申し上げます。 四宮先生御指摘のとおりでございますけれども、少年非行につきましては、全国的に悪質化、低年齢化、凶悪化といったものが進展しているところでございます。 若干統計を引用させていただきますが、平成十三年におきまして徳島県警察が検挙、補導いたしました刑法犯少年でございますが、一千百五十九人に上っておりまして、平成十二年に比べまして十八人の増ということになっております。 本年八月末の数字でございますが、七百九十七人ということで、ふえました前年をさらに七十八人上回っているという状況でございます。特に、数字的に凶悪犯と窃盗犯の増加といったものが目立っているところでございます。 特徴を二点挙げさせていただきますと、全刑法犯に占める少年の割合が増加しているということと、小中学生の非行が増加しているというこの二点が特徴として挙げることができるかと思います。 徳島県警察の少年非行対策でございますけれども、まずもって、強く優しい少年警察の運営といったことを一つの柱とさせていただきまして、非行の防止、それから犯罪被害少年の保護といった活動に当たっているところでございます。 具体的な推進方策といたしましては、三つの柱を掲げておりまして、まず一つは捜査体制・活動の強化ということ、二点目は少年の問題兆候の早期把握、三点目は少年の規範意識の醸成というこの三つでございます。 捜査体制・活動の強化につきましては、昨年、少年事件特捜係といったものを設置いたしまして、特に悪質な非行、それから、福祉犯罪等につきましての捜査を強化しているところでございます。 二番目の少年の問題兆候の早期把握という点につきましては、平成十一年に設置いたしました少年サポートセンターを中心といたしまして、少年警察ボランティアの方々とも連携をしながら、非行の前兆となる不良行為等につきまして、これを適切に把握するとともに的確なアドバイスを与えていくといったようなことによりまして、問題兆候の早期把握・解決に努めているところでございます。 三番目の規範意識の醸成でございますけれども、これは四宮先生御指摘のとおりでございますけれども、青少年は地域社会からはぐくむという観点から、家庭、学校、地域と一体となった形で、例えば青少年の柔剣道大会でございますとか、環境美化活動と、こういったものに取り組んでいるところでございます。 二点目でございますけれども、暴走族の現状と暴走族追放条例の制定の検討についての御質問でございます。 当県におきまして、現在、暴走族として県警察が把握しておりますのは、八グループ百九名ということになっておりまして、暴走の対応でございますが、単発かゲリラ的に暴走行為を繰り返すと、こういった状況でございます。 暴走族追放条例につきましては、県警察といたしましては、特に安全、安心まちづくりを基盤とする条例の制定に向けて、こういった単発・ゲリラ的な暴走行為も視野に入れながら、各県との情報交換でございますとか、それから各種調査を通じて制定に向けた勉強をしてまいりたいと、かように考えているところでございます。 以上でございます。   〔吉田議員出席、久次米議員退席〕   (四宮議員登壇) ◆三十六番(四宮肇君) 私の方で少し落としていたわけでございますが、先ほどの知事答弁の中で、東環状大橋の河川法の許可の件でございますけれども、これにつきましては、上総県土整備部長が河川課の出身であります。ぜひひとつ早く許可をおろして、本年度内の着工にこぎつけてもらいたいと、こういうふうに思いますので、部長からひとつ御答弁をお願いしたい、こういうふうに思います。 それから、教育長からは木で鼻をくくったような答弁でございますけれども、この検討委員会の進捗状況どうなっておるのか、それをお尋ねをいたしたい、こういうふうに思います。 それから、農林水産部長には、県立農業大学校の施設整備について、ひとつ魅力のある整備をして、大学の生徒が喜んで入学してもらえるように、希望がより多くなるように、ひとつこの際張り切ってやっていただきたい、こういうふうに思うわけでございますけれども、農林水産部長の御答弁を賜りたいと思います。 また、二点目は、農業高校との連携、農業高校だけではございませんけれども、高校との連携を農業大学校がして、より新鮮で魅力のある形に宣伝もしなければならんのじゃないかと、こういうふうに思うわけでありますけれども、この件につきましても農林水産部長より御答弁を賜りたいと思います。 答弁をいただきまして、まとめに入りたいと思います。   〔久次米議員出席、出席議員計四十二名となる〕   (上総県土整備部長登壇) ◎県土整備部長(上総周平君) 東環状大橋の許可がおりるように国土交通省へ頼みに行って、年度内着工を目指すべきだと、こういう御質問でございます。 御案内のとおり、東環状大橋は徳島市内の渋滞対策の中心的役割、かなめとなる施設でございます。その河川法の許可に当たりましては、これまでも国と事前協議を重ねてまいりまして、現在、二、三の整理確認事項が今言われてございますが、その作業を鋭意しておる、もう既に最終段階と認識してございます。 年度内着工を目指せという議員からの御指摘を踏まえまして、国土交通省に対しましても、適正かつ迅速な審査をしていただき、早期に許可をいただくよう私の方からもお願いしたいと思っております。 また、極力早く着工し、この渋滞解消の早い実現に向けて努力してまいりたいと思っております。   (松村教育長登壇) ◎教育長(松村通治君) 農業高校活性化検討委員会の進捗状況がどうなっているのかとのお尋ねでございます。 検討委員会では、本県の農業教育を取り巻く厳しい状況を踏まえまして、中長期的な視野に立った農業高校の抜本的な活性化策について検討をいただいておるところでございます。 これまで、二回の検討委員会を開催し、本県農業高校の現状と課題や他県の成功例等を踏まえ、本県農業高校の活性化策について検討をいただいておるわけでございますが、現在までの代表的な御意見といたしましては、次のようなものが挙げられます。 申し上げますと、各農業高校が機能分担し、大学進学を目指す者、資格取得を中心とした技能養成を目指す者、総合学科の中で教養としての農業の習得を目指す者に役割分担することが適当であるとか、新たな単独校に集約するのでなく、既存の学校の特色を生かしながら、少数精鋭による大学進学を目指すクラスを設置してほしいとか、農業高校の教員を大学、企業等に派遣し、高度技術の習得機会を与えるべきであるとか、ある程度定員を絞ってでも目的意識を持った生徒を集めることが大切であるとか、さらには、自宅通学できることが必要であるから県下に一校というような格好では無理があり、複数校になるのではないかと、こういった御意見などをいただいておるところでございます。 今後、これまでの議論を踏まえまして、次回の検討委員会におきましては、本県農業高校の基本的な方向や活性化に向けた具体策につきまして検討を進めていただきまして、できれば年内を目途に報告書を取りまとめていただければというように考えているところでございます。   (錦野農林水産部長登壇) ◎農林水産部長(錦野斌彦君) 農業大学校の施設整備についてでございますが、これまでも農業の機械化の進展に対応いたしました農業機械実習室、また、情報化時代の教育的施設としての情報交流棟、多様な担い手育成を図るアグリテクノスクールの開設など、施設整備につきまして年次計画的に行ってきたところではございます。 農業大学校を所管する者といたしましては、議員から御指摘もいただきましたように、学校現場における実習施設の重要性については十分念頭に置きながら、今後、引き続き施設整備に取り組んでまいりますとともに、企業的農業経営や先端技術に対応できる施設のあり方につきましても、本年設置いたしました検討委員会の中であわせて検討してまいりたいと考えております。 二点目の農業大学校と農業高校と、また一般高校との連携についてでございますが、平成十四年度より教育委員会の農業高校と農業大学校との連携推進事業が設置されまして、この事業を通しまして、本県における農業高校と農業大学校が農村地域の担い手育成に果たせる役割等について検討しておるところでございます。 また、毎年夏季に、農業大学校におきまして、高校三年生の方を対象にして「緑の学園」を開催いたしまして、農業に関する学習を通じた就農意欲の高揚を図っているところでございまして、今後におきましても、参加する学生にとってより効果が上がる場となりますようにいろいろと知恵を絞ってまいりたいと考えております。   (四宮議員登壇) ◆三十六番(四宮肇君) 教育長、これから農業高校の問題につきましては、やはりこの検討委員会の結果を待つわけでありますけれども、十分ひとつ考慮して、一たん決めたらそれでできるだけ活性化につなげて、そして、少なくとも五年、十年はいらわなくって活性化ができるように御努力をひとつお願いをしておきたいと思います。 また、農林水産部長には、農業大学校のより充実を図り、そして多くの皆さん方が農業大学校を希望し、そして明るい農村ができていくように、ひとつ張り切ってやっていただきますように祈念申し上げておきたいと思います。 それでは、時間も参りましたので、まとめに入ります。 それでは、徳島市の周辺の道路整備を重点に質問をさせていただきましたが、道路は経済発展の基本であり、快適な生活を営む原点であります。東環状大橋建設について考えてみますと、総工費二百五十億円でございますけれども、順調に工事が進みましても十年はかかる大事業であります。一日も早い着工に着手していただきたいということをお願いいたしたいと思います。 また、今後、内外とも非常に厳しい状況であります。理事者各位は粘り強く努力をしていただき、県民生活がより向上しますように願って、すべての質問を終わりたいと思います。 御清聴ありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 以上をもって、通告による「県政に対する一般質問」は終わりました。 これをもって、「県政に対する一般質問」を終結いたします。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) この際申し上げます。 久次米圭一郎君から、「近畿府県合同防災訓練の請負業者の選定に係る緊急質問」をいたしたい旨の申し出があります。 お諮りいたします。 本件は、これに同意の上、日程に追加し、直ちに発言を許可することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(川真田哲哉君) 起立多数であります。 よって、本件は、これに同意の上、日程に追加し、直ちに発言を許可することに決定いたしました。 この際申し上げます。 本日の緊急質問につきましては、登壇回数は三回、発言時間は答弁を含めて三十分程度といたします。 発言を許可いたします。 十九番・久次米圭一郎君。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 私の緊急質問をしたいという申し出を議員の皆様が多数で御承認をいただきまして、ありがとうございました。 私が緊急質問をあえてする理由は、大田知事が公約で汚職構造を断ち切ると、こういうことだということを言われます。今回の議会でも、再三再四その言葉を御答弁なさいましたね。強調しておられる。ちょうど軌を一にしてというか、同じ時期に、前知事の汚職調査団を予算金額一千万円で発足させる。非常に県政の汚職防止について御熱心であります。まあ結構なことです。しかし、その御自分の行政のまさに足元で、こんな疑惑に満ちたおかしな話がありますよということをぜひ聞きたい、そして、緊急質問の形で答えてもらいたいと思いまして登壇した次第です。 本論に入らせていただきたいと思います。 県は、近畿府県合同防災訓練というのを来る十一月二十一日の午前九時過ぎから十二時ごろまで、二時間半程度にわたって行う。これは、場所は阿南市の辰巳工業団地の工場用地の一部を七万平米ほど借りて、そこを整地してテントを建てて会場にすると、こういうことです。参加するのは近畿府県の二府七県ですか──徳島県は、四国では徳島だけが近畿に近いからこれに参加すると、こういうことです。参加人員は二千名以上と、こういうふうに聞いております。 この合同防災訓練の用地をつくり上げるために、県は四社の業者を選定して、そして見積もりを徴取しております。これ八月にやってるんですけどもね。八月十二日に、見積もり徴取先は次にしますよという決裁をしております。業者に対して、最終的に株式会社ティエスピー太陽という県外業者を契約相手先ということに決定しまして、そして金額は五千二百五十三万七千六百七十八円です。ところが、この四業者のうちで、唯一県内から指名に入っております株式会社ニシカワの見積金額は三千三百九万八千四百円。この間の金額の差は千九百四十三万九千二百七十八円。率にして三七%安いということです。 地方自治法では、最低の価格を提示した業者と契約しなければならないと、こう書いてあるんですね。これ地方自治法の強行規定ですよ。こういうふうに見積徴取──見積徴取と言うけれども、これ事実上競争入札ですよね。競争入札をして、見積金額を求めて、あえて高いところと何で契約するのか。これは地方自治法違反ではありませんか。違反ですよ、これ。 いま一つですが、これを随意契約でですね、競争入札やらしといて随意契約で発注するというようなことも決裁書に書いてあるんですね。随意契約というのは、これは地方自治法施行令第百六十七条の二ですかね、で厳重な範囲を決めとるわけです。緊急を要する場合、それから、その業者と契約することが金額の面で有利と考えられる場合、こんなこと決めてます。本件について言えば、緊急を要するとは言えませんね。この話は、先ほど申し上げましたように、業者決定通知はこの九月五日で、きょう現在いまだに契約をしてないというぐらいスローリーです。まことに不思議な話ですね。 それからいま一つ、同施行令には、随意契約の場合は二百五十万円以内という枠を設けておりますね。さらに、県の規則でも随契については二百五十万円以内と決めております。あえて、二百五十万円以内と決めているにもかかわらず、最初から随契でいくという決裁をしている。 ちょっと前後しますけれども、八月十二日にこの決裁をしたときに、指名業者を次にしますという四社の指名の決裁と、随契でいきますという決裁とを同じ紙に書いてあるわけですよ。ちょっと考えてみてください。この業者でなければいけないというのは、緊急性とか、安上がりだからとかいうことでしょう。最初から随契でいく、しかし競争見積もりはさせる、これぐらい法をばかにしたことはありません。 ちょっと念のために言いますが、事前の総務委員会でね、これはプロポーザル方式によるんだということを言われました。私は、横文字ですから、女の子にプロポーズするわけでもあるまいしね、プロポーザル方式というのを調べたんですが、法的根拠はありません。およそ公共事業は競争入札か、つまり指名競争入札か一般競争入札か、それか随契ですね。プロポーザル方式なんてどこにもないですよ。だから、知事知ってますか、こんなこと。これからだんだんあなたに聞きますけど。大体ね、随契でいくっていうのは執行権者としては気を使うもんです。裏に何ぞ悪いことないかいなと疑われるんですからね。ですから、なるべくしない。 ちなみに、徳島県の公共事業土木部門の発注について、私調べました。五千万円以上の随意契約は、過去三年間に三回あります。一億円には達しておりません。五千万円台が一回、七千万円台が一回、九千万円台が一回です。ちなみにその内容は、例えば石井町の童学寺トンネル道路をつくんりょる最中に思いがけず地滑りが起こった。緊急を要する。そしてさらに、その工事を受注しておる業者がそのままやる方が安上がりだと。機材も人員もすぐにおるから。そういうことで、そういう理由も十分付して決裁するもんなんです。本件の場合は、業者も決まってない、金額も決まってないときに、プロポーザル方式だから随契でいきますなどと決裁すること自身が、まことに奇々怪々であります。 ちなみに、国土交通省では水防訓練大会というのをやってます、広域圏のね。やっぱり二、三千人の人を集めて水防大会やるんですけれども、その水防大会の同じような会場設営の業者選定については、一般競争入札です。具体的にどんな仕事を発注するんかといいますと、七万平米の敷地だけれども、雑草が生い茂っておるからそれをきれいにのけて、ブルドーザーで転圧して整地する。それから、訓練に高低が必要であれば高低をつける。これについて千五百三十万円の予定価格を設定しております。それから、テントをつくって、そして模擬の、テントを五十張りから六十張りぐらいつくるそうですが、五十張りないし六十張りのテントをつくる、そういう事業費が四千万円。合計で五千五百三十万円の予定価格を業者には示してるわけですよ、業者説明でね。そして仕様書もつくって、この仕様書で見積もりしてくれ、企画も出してくれと、こういうことを言うとるわけです。現地の案内もしとるわけです、会場はここだと。特別な、ここの業者でなければできないような、随契にしなければいけないような特別なノウハウは認められないと思います。 以上申しましたけれども、あえて言えば、これは県内業者育成という知事の方針にも反してますね。安い県内業者を排除して、高い県外業者と契約してということですからね。おかしい。 それから、知事決裁も得てないし──決裁規程で部長権限かもしれませんけどもね。決裁も得てないし、報告もしてない。知事に報告したのは、去る九月二十五日の事前の総務委員会の前の日であったと。総務委員会で取り上げられるのが大変だということで、前の日に知事に報告したと。これは理事者の答弁ですから多分そうなんでしょう。 以上ですけれども、これはおかしい。ぜひ明快な御答弁を願いたい。   (飯泉県民環境部長登壇) ◎県民環境部長(飯泉嘉門君) 久次米議員の緊急質問にお答えをいたします。 まず、見積価格の高い業者を選定した理由についてでございますが、今回の近畿府県合同防災訓練の会場設営等の業務につきましては、久次米議員からもいろいろ御説明をいただきましたが、単にテントの設営、あるいは資機材の整備だけではなくて、関係機関との調整、あるいは訓練参加者への安全措置などの訓練にかかわる各種業務の統括ですとか、あるいは総合的な企画調整、これも含めましたいわば主催者の補佐役として頑張っていただくと。さらには、訓練の安全性はもとより、映像ですとか、あるいは音響の効果的な運営を行う必要がございます。 このため、事業者の選定に当たりましては、訓練内容の理解度ですとか、あるいは演出効果等、いわゆる企画面も考慮して総合的に判断する必要があり、単純に価格の多寡だけで選定する競争入札方式ではなくて、価格ではなく提案内容──これがプロポーザルということになるわけですが──に着眼をいたしまして、最もすぐれた提案を行った業者を選定しようとするいわゆるプロポーザル方式、これを採用した結果であります。 次に、業者選定に関して、地方自治法第二百三十四条の規定でございますが、これに違反するんではないのかという御質問をいただいております。 地方自治法第二百三十四条第三項、ここでは、確かに久次米議員のおっしゃいますように、「一般競争入札又は指名競争入札に付する場合においては」ということで、「契約の目的に応じ、予定価格の範囲内で最低の価格をもって申込みをした者を契約の相手方とする」と定めております。しかしながら、今回の契約は、地方自治法施行令第百六十七条の二第一項第二号に規定する「その性質又は目的が競争入札に適しないものをするとき」に基づき、随意契約によって契約を締結しようとするものでありまして、地方自治法第二百三十四条第三項の規定は適用がなされないということでございます。 次に、今回の随意契約が、一つは、緊急を要する場合ではないじゃないかと。さらには、二百五十万円を超えてるじゃないかということで、地方自治法ですとか、これを受けました県の契約事務規則、これに違反するんではないかという御質問をいただいております。 今回の随意契約とする根拠につきましては、議員御質問の契約金額の上限──二百五十万円ということでございますが──を定めた地方自治法施行令第百六十七条の二第一項第一号ではなく、「その性質又は目的が競争入札に適しないものをするとき」と定めた、先ほども申し上げました第二号であります。したがって、地方自治法はもとより、県の規則に違反するものではございません。 さらに、プロポーザル、一体これはどういう意味なんだという御質問をいただいております。これにつきましては、先ほども少し触れましたが、提案書という意味でございます。つまり、企画提案書を提出をしていただきまして、審査の上、最優秀の提案を採用するということでございまして、さらに選定後につきましては、その業者と一緒に企画運営を行っていくものというものでございまして、イベントなどの事業を中心に、最近多く用いられている一般的な手法でございます。 また、水防訓練との違いをお触れになられましたが、今回の近畿二府七県の合同防災訓練につきましては、大変大規模なもの──先ほど、人数につきましても約二千五百名ほどということでございますが、全国規模に類するような大規模なものであること。さらには、残念ながら本県ではいまだかつてやったことがない。もっと言いますと、二府七県で本県はほぼしんがりに行うということでございまして、本県として残念ながら知見がないということで、そういう知見のある事業者、ここを集めましてプロポーザル、提案をいただき、その最優秀なものを選ぶことによりまして、他県先催県にまさるとも劣らないような二府七県の合同防災訓練、これを実施してまいりたいということから行ったものであります。 最後でございますが、本来知事が決裁すべきものではないかというところをいただいております。 本件の場合、県の役割といたしましては、近畿府県合同防災訓練実行委員会に対しまして補助金を交付するものでありまして、当該契約につきましては実行委員会が業者と結ぶものでありますので、当該契約行為において徳島県の事務決裁規程は適用なされませんで、当該実行委員会の事務局規程第六条の規定によりまして、当該実行委員会の委員長でありますこの私が決裁することとなっております。 ただ、議員もお触れになられましたが、議会の中でもいろいろ御指摘をいただいた部分がございました。そういう意味で事前の二十五日の委員会の前に、こういった点につきましては知事に十分報告をすべきであるという判断で、知事に対して御報告を申し上げたところでございます。 以上でございます。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 企画がよければ金額は問わないんだと、そういう考えの中には、これはもう高級官僚のおごりがありますよ。血税を負担している住民のことを考えてくださいよ。安い方と契約するのが当たり前じゃないですか。現実に競争で見積もりとってるじゃないですか。競争で見積もりをとっておりながら随契をする。これは最初から、本当はこの業者に随契でやらしてやろうという下心があったととられても仕方がない。何しろね、業者の指名通知、指名を決めるのとね、随契でやりますというのとを一緒に決裁してるんですよ。これはもうあなたの頭の中には太陽さんと、こういうことあったんじゃないですか。さらに言えば、こんなことが汚職の温床です。あなたのところに営業活動が多分あっただろう、業者ならね。そら、何とかこれは業者なら営業活動しますよ。知事がけさも言うたように、つけ届けだとか、いろいろ言ってましたけども、あると思われるんですよ、こんなことをすると。そんなことをしないために競争入札という原則があるんです。 知事に聞きます。 知事は私の質問に対して、総務委員会で、これでいいんだと、何の問題もないんだと答えた。さらに、今後もこういう場合には随契でいくと、こういうことも言うた。事前に説明を聞いてなかったことに関しては、こんなことを一々聞っきょったら県行政が麻痺すると、こういうふうに大変しっかりしたことをおっしゃった。あなたはね、一千万円以上の過去三年間のあぶり出しをやって、それで、一々汚職があったかないか調べるとおっしゃんりょんでしょう。自分の部下がただいま現在、こんな大きな五千万円以上の随契をやってると聞いて、おかしいと思わないかん。思わんのですか。どんなんですか。汚職追放が聞いてあきれるわ、何やと、こういうことです。 よくね、県民の目線で、こうおっしゃいますね。県民の目線で私は今申し上げとる。明快な答弁願います。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 久次米議員からの御質問にお答えさせていただきます。 私に対して直接な質問ではございませんが、今、部長に、こういった方法をとっていくことは汚職の温床になるんだよという御発言ございました。私は、決してそういったことはないということをはっきり申し上げておきたいと思います。 それから、今回のこの契約の案件につきまして、おかしいのではないか、知事はどう思っているということですから、私は、先ほど来部長からずっと答弁しましたように、何らおかしいことはないと思っております。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) よう白々とという感想を申し上げておきたい。 随契というのはね、競争入札というのを否定しとんですよ。公共事業というのは、競争入札して安いところと契約しなければならないと法律に書いてあるんですよ。にもかかわらず、随契で非常に疑問の多い、段々述べたようなことをやって、その裏にはやっぱりおかしいなと思うのが当たり前。そして、部下がそんなことをすれば、おかしいと思ってよく問いただして指導するのが知事の仕事。汚職は、あなた本人がするか部下がするかどっちかでしょう。ほんなら部下のことをもっとちゃんと監督しなさいよ。 もう一つ、きちっと答えてもらうけども、前の日に聞いたって言うけど、あなたはこの事実はそれより以前に知っておったはずです。というのは、本件については、この議場に今おいでる、ある議員が、おかしいと言って担当課に事情説明を求めた経緯があります。その後、知事に対して本件について話をしたいというつもりで面会を求めたところ、公務多忙でそのときは会えなかった。そして後日、知事がその議員に電話をしていった、何の御用事ですかということでね。そしたら、私が今申し上げたんと同じことをあなたに言うてるんですよ。あなたは、こういうおかしげな公共事業の発注があることを部長の報告以前に知っておったはず。ということは、あえて言わなんだらね、あんたが後ろにおったんじゃないかと、こう疑われてもしようがないんですよ、つけ届けの話じゃないけど。どうなんですか。知っとったんですか、知らんのですか。 それでね、随契がおかしないと言い切るんだったらね、そう言うてください。本件随契については疑問点がありますよ。どうしておかしないんですか。何で緊急なんですか。 ようけ聞いても時間が来よるからね、あなたは知っとったはずだということと、それと、そういうことについてあなたが適切な指揮監督をすることが、つまりは汚職防止の何よりも大事なあなたの任務だと申し上げて、答弁を求めておきます。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 久次米議員から、事前に知っておったのではないかというお話でございますが、議員言われましたとおり、まさに一日かそこら前にこのお話を少し、こういった問題があるよということはお聞きをしておりました。ただ、今議論されておるような内容まで言及した話ではありませんでしたので、申し述べておきたいと思います。 それから、随意契約する場合の考え方につきましてですけども、まさに契約する場合は一般競争入札ということが原則であるということはわかっております。しかし、現実には、当該契約自体では、価格の有利性が犠牲になっても、当該契約の目的や内容に照らしまして、それに相応する資力、信用、技術、経験等を有する相手方を選定をして契約することが、ひいては県の利益の増進につながるという合理的に判断される場合があります。こういう場合は、最高裁の判例でも「その性質又は目的が競争入札に適さないものをするとき」に該当しまして、随意契約ができることとされております。 これからも、契約担当者が契約の公正及び価格の有利性を図ることを目的としまして、地方公共団体の契約締結方法に制限を加えている法令の趣旨を勘案しながら、個々の契約ごとに、当該契約の種類、内容、性質、目的等諸般の事情を考慮して、合理的な裁量に基づきまして判断をしてまいりたいと考えております。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 議会運営等に関する申し合わせ時間を過ぎておりますので、これをもって緊急質問を終結いたします。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、日程第二、「議案第一号・平成十四年度徳島県一般会計補正予算(第二号)より第二十号に至る計二十件」を議題とし、前回の議事を継続いたします。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。 この際申し上げます。 質疑につきましては、登壇回数三回、時間は申し合わせにより二十分程度以内となっておりますので、御協力のほどよろしくお願いいたします。 二十一番・大西章英君。   〔阿川議員退席、出席議員計四十一名となる〕   (大西(章)議員登壇) ◆二十一番(大西章英君) 大変お疲れのところとは存じますが、少々お時間をいただきまして、私は、第一号議案・平成十四年度徳島県一般会計補正予算案、第二号議案・平成十四年度徳島県港湾等整備事業特別会計補正予算案について質疑を行います。 第二号議案でございますが、この中で財政課よりいただいた「主な事業一覧表」によりますと、徳島小松島港沖洲(外)地区廃棄物処分場造成費として一億五千万円計上されておりまして、この説明として、マリンピア沖洲の廃棄物処分場の一部を四国ガスに分譲するため造成工事を行うと、こういうことで説明をされております。これについてお伺いいたします。 一点目、造成面積はどのくらいになるのか。二点目、廃棄物処分場の全体面積の何割程度に当たるのか。三点目、造成費は全体で一億五千万円でありますけども、坪単価としては幾らになるのか。四点目、分譲予定価格は幾らになるのか。五点目、なぜ分譲するのか、その理由をお聞かせいただきたいと思います。 第一号議案についてでございますが、やはり同じく「主な事業一覧表」によりますと、中高一貫教育施設整備事業費といたしまして二億一千八百万円の計上がされておりまして、六年間の学校生活を通じて生徒の個性や創造性を伸ばす併設型中高一貫教育を平成十六年四月から城ノ内高校で実施するため、必要となる中学校棟を新築するという説明でございます。 これにつきまして、一点目、今回の補正予算案の中に、中学校の運動場の新設に関する予算は含まれているのか。二点目、中学校校舎建設によって、現在の高校の敷地の何割ぐらいが減ることになるのか。また、高校の運動場の何割ぐらいが減ることになるのか。三点目、中学校専用運動場の設置を今後考えているのかをお尋ねをいたしたいと思います。 最後に、第一号議案でございますが、今回の代表・一般質問でかなりの皆様方が質問をされました汚職問題調査委託費についてお聞きをいたします。 委託案の説明書によりますと、三番目、ラージスリーですが、「委託の最終目標」という項目がありまして、この最終目標として四項目が掲げられておりますが、その中で、「業者、政治家等からの働きかけ等の記録及びその公開システムの提案」とありますが、これは公共事業だけが対象であるのか。それとも県行政全般にわたって行おうというものであるのか、お尋ねします。 この何人かの方がそれと同等の趣旨の質問をされておりますが、明確なところを答弁をされていないようにちょっと思いますので、この委託の最終目標のその働きかけ等の記録及び公開システムの提案というのについては、公共事業だけが対象なのか。それとも、県行政全般すべてにわたって例外なく、この働きかけの記録及びその公開を行おうとしておるのか。それをお尋ねしたいと思います。 また、調査団から最終目標の今申し上げました四項目についての提案が知事に提出された場合、知事はその提案を実行しようとするわけですけども、当然ながら。県行政に携わる方々、また調査団以外の学識経験者、有識者また県議会等々の意見を取り入れた上で最終案をつくって提示をされるのか。もしくは逆に、全く調査団が提出された提案どおりに実行をされようとしているのかということが非常に大きな問題点であると思います。 これはどういうことかといいますと、何人かの議員の皆様が質問をされたように、私の理解でございますが、今回のこの問題は、条例や予算を伴うものにつきましては議会の審議を今後経ることはございます。それ以外のものにつきましては、今回のこの予算案可決、そして次に調査団が調査をして提案を行う、そして次に知事がその提案を実行するというこの流れの中で考えると、今回の予算案可決が、条例とか、また予算を伴うもの以外については、知事が実質的にこの予算案可決と同時にゴーサインをもらったという可能性が否定できないわけでございます。したがいまして、条例や予算を伴うものは今後議会を経ることがあるわけでございますが、それ以外のものについて再発防止策等を措置すると言われておりますが、そういったことについて、今後議会の意見を聞き、議会に諮り、議会の承認を受けると言うべきであると思いますが、知事はこの点について議会の承認を受けてこの提案を実行するつもりがあるのかどうか、これについてお聞きをしたいと思います。 御答弁をいただきまして、時間がありましたら再問をいたします。   〔阿川議員出席、出席議員計四十二名となる〕   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) まず第一点目は、公開システムの対象は公共事業以外のものもすべて含むことになるのかというお問いでございます。 昨日、古田議員の御質問にもお答えをいたしましたが、今回の調査委託は前知事の汚職事件を契機に行うものでありますことから、現時点では公共事業を対象にした調査を考えております。 なお、情報公開システムの対象につきましては、汚職問題調査団の調査結果及び提言並びに皆様方の御意見をお聞きしながら、具体的に検討してまいりたいと考えております。 次に、委託の成果であります提言の取り扱いについての御質問でございます。 調査団からいただいた提言につきましては、十分そのことを尊重してまいりたいと考えておりますが、あくまで県の施策立案の参考とするものでございます。また、例えば倫理条例の制定等につきましては、当然ながら議会の議決が前提となりますし、その他の提言につきましても、実施に当たりましては、関係各方面とも協議等をした上で具体化していかなければならないと、このように考えております。   (上総県土整備部長登壇) ◎県土整備部長(上総周平君) 徳島小松島港沖洲(外)地区廃棄物処分場造成費についてのお尋ねでございます。 まず、造成面積と廃棄物処分場の全体面積に対してそれが占める割合でございますが、造成面積は約二ヘクタール弱の一万九千八百四十平方メートルとなっておりまして、廃棄物処分場全体面積の約一割となってございます。 次に、造成費単価についてでございますが、今回計上の一億五千万円は分譲地を廃棄物処分場から除外するための矢板締切工事等の造成費用でございまして、坪当たり約二万五千円となっております。 次に、分譲予定価格につきましては、総額で十三億三千万円を予定してございます。 次に、分譲する理由でございますが、四国ガス株式会社へ分譲することについては、現在の徳島市北出来島町から沖洲に移転することによりまして都市部の住工混在の解消が図れること、ガス供給という公益事業であること、また、昭和五十二年には県議会に地元からの移転請願が提出され、採択されたことなどから推進してきたものでございます。 最後に、土地を確保しておくべきとの点についてでございますが、ガス事業用地はただいま述べた理由から分譲いたしますが、これ以外の廃棄物処分場は、現在、港湾関連用地、緑地の計画となっております。港湾関連用地については、将来の土地需要を考慮し、公共的な利用も含め、今後検討してまいります。   (松村教育長登壇) ◎教育長(松村通治君) 中高一貫教育施設整備事業費についての三点のお尋ねでございますが、まず第一点目の補正予算案の中に運動場新設の予算が含まれているのかとのお尋ねでございます。 中学校校舎新築工事、浄化槽等の設備工事、外構工事等でございまして、運動場新設の予算は今回の補正予算案の中には含まれておりません。 二点目のお尋ねでございますが、中学校校舎の建築に伴う高等学校の敷地、運動場の減少の割合についてということでございます。 中学校校舎の建設用地は七百九十三平方メートルを予定いたしております。城ノ内高校の敷地面積全体で五万二千百九十三平方メートルということでございまして、約一・五%に当たります。また、運動場の面積につきましては、二万八千二百八十八平方メートルでございますが、中学校校舎の建築に伴い、約二・八%の減少と、こういうことになります。 三点目の中学校専用の運動場の設置についてでございますが、中高一貫教育導入後の中高を合わせた生徒数の総数が現在と変わらないことでありますとか、部活動につきまして、中高一貫教育の特色を生かして中高合同で行うことを検討していることから、既存施設の共用を基本として考えております。 いずれにいたしましても、新設いたします併設型中高一貫校におきまして、六年間を見通した指導計画に基づく事業と中高の連携による継続的な指導が可能となるよう、平成十六年四月の開設に向けまして、鋭意努力してまいりたいと考えております。 以上でございます。   (大西(章)議員登壇) ◆二十一番(大西章英君) それぞれ御答弁をいただきました。 中学の校舎の件で、運動場がないというのは、これは一応意見だけ申し上げておきますが、今後、私も中高一貫の学校で育ちましたんで、中学の部活と高校の部活は違います。単なる体育の授業だけであれば、これは併用の運動場で可能でございますが、絶対これは無理です。軟式野球と硬式野球は絶対に相入れないものがありますので、私はぜひ創造的なそういう教育をしたいというんであれば、中学校専用の運動場も持つべきであると、私は一応意見を申し上げておきます。 それから、知事にもう一回確認をしたいんですが、大体おおよそ、御答弁としては一応納得するものではございますが、私が言った言葉では御返事がなかったんですが、要するに最後に、いろいろ皆様方の御意見を取り入れて最終的に決定したいというのは、これは県議会に、要するに御自身で決める前に、いわゆるこれでいきますよと言って、これが最終結論なんですと言ってお出しになるんじゃなくて、自分としてはこういうような形で考えているので、またそれに対して意見をいただきたいという形で県議会にそういう案を提出をされるということで、それに対して柔軟に県議会からの意見をそこで取り入れるというお考えでされるつもりがあるのかどうかということなんですね。 いろんな関係者と言われましたけど、私が申し上げてるのは議会だけで結構です。議会に対して、そういう最終的な判断をする前に、意見をいただいて、柔軟に議会の意見を取り入れるということがあるのかないのかということをもう一回だけお聞きしたいと思います。 それからあと、四国ガスのガスタンクの移転についての問題ですけども、これもいろいろお聞きしたいんですが、時間がないかもしれませんが、一応議長、質問してよろしいですかね。 再問といたしまして、マリンピアの中に、この北出来島の四国ガスのガスタンクを移転するということにつきまして、一点目は、四国ガスのガスタンク移転また移設計画につきまして、何年度着工して、何年度に完了する予定になっているのか。二点目、廃棄物処分場の上を造成してガスタンクを建設することについては、安全上問題はないのか。特に南海地震が想定されている昨今、地震についての対策は万全にできているのか。三点目、ガスタンク建設について、マリンピアの企業や沖洲地区の住民に詳しく説明をして了解を得ているのか。沖洲地区のすべての住民が、詳しいガスタンク建設計画を知っていて了解をしているとは私は思えません。私、この議場の中で一番距離的に近い議員でありますが、私の目が節穴で、耳が全然その情報を得られてないのかもしれませんが、初めてこれは聞きまして、沖洲地区で皆さんが理解してるとは思えないんですが、そういった合意が必要なんじゃないかと思うんですが、時間があれば御答弁いただきたいと思います。 以上で終わります。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 調査団の委託の成果である提言等を今後どのようにしていくのかという重ねてのお尋ねでございます。 先ほども申し上げましたように、この委託の成果であります提言等の取り扱いにつきましては、例えば、倫理条例の制定等につきましては、当然ながら議会の議決が必要でございます。また、その他の提言いろいろあると思いますが、その他の提言につきましても、県議会の皆様初め関係各方面とも協議をしながら、具体化については考えてまいりたい、このように思っております。   (上総県土整備部長登壇) ◎県土整備部長(上総周平君) ガスタンク移転に伴う点についてお答えいたします。 ガスタンクは何年に着工して、何年に完成するかでございますが、申しわけございません。これについては、この予算を認めていただきまして、先ほど申しました矢板工事をして土地の造成を我々は担当いたします。その後、四国ガスが何年に着工し、完成するか、ちょっと今現在情報を持っておりませんので、お許しいただければと思います。 二点目の安全上問題ないか、特に地震についてということでございますが、ここは廃棄物処分場でございますので、そこのまず埋め立ててきた材料でございますが、これは産業廃棄物だとか、一般廃棄物とか、こういうものでなく、この区画は建設残土のみで埋め立ててきております。そういった意味での心配はございません。 それから、地震に対する安全性の点でございますが、これは四国ガスさんの方がタンクを建設されることになります。これについては、地震についての安全性を十分確保されていくものと考えておりますが、そのようにこれからも指導してまいりたいと思っております。 それから、周辺の企業、住民の方に説明しているのかということでございますが、これにつきましても、地元の協議会の方とかには、一月ほど前ぐらいからもお話をさせていただいているかと思います。ただ、全員の方がすべて納得いただいている状況にないというのも、いろいろ御意見があるというのも聞いてございます。これからもそういった説明、怠りないように十分やってまいりたいと思っております。 ○議長(川真田哲哉君) 十九番・久次米圭一郎君。   〔大西(仁)議員退席、出席議員計四十一名となる〕   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 再度の登壇ですが、私は、ただいま大西議員が取り上げておられましたマリンピア沖洲の産業廃棄物処分場の一部を四国ガスに財産譲渡する、そのための準備として、造成工事を一億五千万円で行うという今回の提案に対してお聞きをします。 まず、知事は、去る七月八日、これは六月県議会が行われている真っ最中ですけども、相手方の四国ガスの社長との間に売買予約の契約書を取り交わしております。そして、面積は一万九千八百四十平米、金額は十三億三千万円という契約をしております。 皆さんも御存じかと思うんですが、金額において七千万円以上、土地については、さらに二万平米以上については議会の議決が要るんです。よう考えとるなと私は見たんですけどですね、議決にかからないような、ほんちょっと少ない一万九千八百四十平米で、これで契約をしてるんです。そして、この場所については流通団地ということでつくられた土地なんですね。それで、この今残っておるこの当該土地につきましては、徳島市周辺で最も頼りになる廃棄物の処分場で、今処分場として稼働しとるわけですよ。まだ埋め立ては済んでないんです。埋め立てが済めば、そら今回みたように仕切りの造成なんかしなくても、ならした土地になって切って売れるわけですけれども、四国ガスに売るためにわざわざこの一億五千万円、今回計上してきとるわけですね。あと二、三年たったらあそこは満杯になりますから、そのときに分譲すれば何もこんな経費は要らないんではありませんか。これ一つ聞きます。 それから、先ほどガスタンクというふうに言われてましたが、ここに契約書があるんですけどね。これ見ますと、はっきり事業に供するガス製造工場の用地、工場なんですよ。   (「もっと危ないでよ。ガスよりは」と言う者あり) ねえ。これまで私どもは、流通団地は都市近郊に位置するから工場はつくらないと、こういうことの説明を受けてきました。そして四国ガスは、このマリンピア沖洲の当初の段階から、ここに工場をつくりたいという希望がずっと正式に県に寄せられてきたようですが、今申しましたような事情、理由で分譲しなかったんですね。知事が知事になって早速これを許可しよるということです。許可すべきでないと思います、これは。   (「一回、民意を聞かないかん」と言う者あり) いや、周辺の人に説明会したなんて言っておりますけども、大西議員さんそばに住んどって何も知らんとおっしゃる。こっそりやろうとしとるわけですね。何よりもね、何よりもね、これ実はね、用途変更の許可をしてるんです。公有水面埋立法による用途変更ということで、緑地と──公園にするっちゅうことですね。緑地と港湾関係業務用地であったものを、ガス業用地ということに用途変更してます。この用途変更は、知事が契約書を取り交わした以後の七月十六日にしとるんです。用途変更する前に早々と契約をしとる。何をそんなに急ぐのよと、こう聞きたいね。裏に何ぞがあるのかと、こう言われよんですよ。こう言われても仕方がない。 何点か言いましたけれども、ガス製造業の工場を流通団地にあえてする公共的目的は何か。これは県がつくっとる造成地ですよ。公共目的がなければいかんでしょう。相手は事業会社です。公共目的は何か。知事に聞きますね。 しかも、流通団地に工場をつくるのはなぜか。知事に聞きます。 それから、ほんのちょっとの差で議決を免れて、そして今まで一切説明してこなんだんはどういうことか。知事の言う議会と話しながら相談してやるというんだったら、図面を示して、この契約書を示して議会に説明すべきです。 皆さん、見た人ありますか、これ。どうですか。(資料提示)図面がここにありますよ。協定書という名の契約書もありますよ。これで、こんなことを議会に黙って、世間に隠れてやるのは何か。何かあんた頼まれとんと違いますかと、こういうことです。まあそんなことないでしょうけど、ないって言うでしょうけども、そう言われても仕方ない。例えば、わいろの予約がありますかなんて言うたってね、ありませんて言いますよ、それは。しかし、こんなことしよったらね、そう疑われても仕方がない。 もう一つ聞きますけどね、もう一つ大事なところですけど、廃棄物処分用地が満杯になる前に、それを慌てて売る理由は何ですか。 これ貴重な廃棄物処分場ですよ。空港周辺に今予定しとるのができるのが平成二十年ですかね。それまで何とかもたせたいところなんですよ。大事に大事にしなければいけない産業廃棄物処分用地を、こっそり今、早々とガス製造工場に切って売る。切って売るための工事費を今予算計上してきとる。慌てることないんじゃないですか。なぜ今この時期にガス工場用地に売るんですか。これは知事が契約書にサインしてますのでね、知事、答弁をお願いします。   (発言する者あり)   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 小休します。      午後六時零分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午後六時二十七分開議      出席議員計四十一名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     重  清  佳  之 君     二  番     木  南  征  美 君     三  番     川  端  正  義 君     四  番     嘉  見  博  之 君     五  番     森  田  正  博 君     六  番     喜  田  義  明 君     七  番     須  見  照  彦 君     八  番     臼  木  春  夫 君     九  番     黒  川  征  一 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十二 番     森  本  尚  樹 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十四 番     藤  田     豊 君     十五 番     谷     善  雄 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     十九 番     久 次 米  圭 一 郎 君     二十 番     長  池  武 一 郎 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十四番     来  代  正  文 君     二十五番     竹  内  資  浩 君     二十七番     西  沢  貴  朗 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十 番     杉  本  直  樹 君     三十一番     佐  藤  圭  甫 君     三十二番     児  島     勝 君     三十三番     川 真 田  哲  哉 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十五番     柴  田  嘉  之 君     三十六番     四  宮     肇 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 大田知事。   〔福山議員出席、出席議員計四十二名となる〕   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 大変失礼いたしました。 御答弁をさせていただきます。 まず、第一点目の公共目的は何か、なぜガス工場を流通団地に持ってくるのかという問いに対してお答え申し上げます。 四国ガスへ分譲することにつきましては、北出来島という都市部の住工混在の解消が図られることや徳島市内の一般家庭にガスを供給するという公益事業であること。また、昭和五十二年には県議会におきまして地元からの移転請願が提出され、採択されたことなどから、沖洲への移転を平成十三年に港湾計画の中で位置づけられております。 次に、二万平米以下になった理由についてということでございます。 四国ガスのマリンピア沖洲への移転につきましては、去る七月八日に協定書を締結しまして、七月十日の県土整備委員会──付託委員会でございますが、県土整備部長の方から報告をさせていただいております。 売買面積につきましては、四国ガスから約二ヘクタールの要請がありまして、それを受けて、平成十三年八月に徳島小松島港の港湾計画を改定し、工業用地を二ヘクタールとして平成十四年七月には公有水面埋立免許の変更を行い、ガス業用地二ヘクタールとしてそれぞれ位置づけられております。 分譲地の面積は、二ヘクタールののり径の範囲から周囲に隣接して道路が計画されているために、四隅の隅切り部の工事をした結果、この数値となったわけでございます。 次に、なぜ急いで予算計上するのかということでございます。 四国ガスの徳島支店製造工場は、用地が手狭で拡張する余地がなく、ガス製造能力はほぼ限界に達しておりまして、都市化の進展に伴うガス需要の増大に対して、安定供給に支障が出てきております。また、都市ガス業界では、全国的に平成二十二年までに熱効率のよい天然ガスの変更を計画しておりますが、現位置では工場の改築拡大が困難な状況にございます。このような状況から、このたびの造成工事のための予算をお願いしたものでございます。 また、処分場が満杯になる前に売却する理由はなぜかというお問いでございます。 今回、四国ガスに分譲を予定しております約二ヘクタール弱の箇所につきましては、埋め立て当初から区画堤で仕切った区域に建設残土のみを埋め立てております。今年度満杯になる予定であります。したがいまして、今回の売却によって一般廃棄物や、あるいは産業廃棄物の埋立容量に変更や影響を与えるものではございません。 以上でございます。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 私は、議会の本会議の質疑の途中で、議員の質問に答えないで、慌てて議場外に逃げ出した知事というのは初めて見ましたよ。びっくり仰天ですな、これは。 今の答弁、納得できません。到底納得できません。 まず、これは私に先立った大西議員さんの質問とも関連するんですけども、一番の理由が、現在の位置では住民に迷惑かけよると。どっか移さないかんのだと、こう言よんですね。それなら今度のところならいいんですか。しかも議会にも黙って、すぐ隣組の、流通団地の隣組にも何にも言わないで、そして沖洲の住民にも言わないでね、そして、そういう迷惑施設を何で持っていくんですか、それ。あなたの言う住民と話し合いをしてするんが本当じゃありませんか。タウンミーティングやってくださいよ、これで、ぜひ。 時間が五分あるので答えてもらおうと思うとんですけどね。公害発生の懸念があるんでしょう。だから今嫌われとんでしょう。迷惑施設なんでしょう。そういうものを当該土地に移転させようとするについて、秘密で進めてきたけども、今後これからは明るみに出ますから、地域住民との話し合いをぜひしてほしい。そしてそれは、あなた自身が出ていって十分説明してほしい。どうですか。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 今まで秘密で進めてきたと。大田知事になって急にこういうことをやり出したということをさきの質問でも言われましたが、先ほども申し上げましたように、まさに沖洲への移転につきましては、平成十三年に港湾計画の中で位置づけておりまして、皆さん方にも恐らく耳に入ってるはずでございます。 タウンミーティングにつきましては、地域の皆さん方から御要請があれば、私はどこへでも出かけていって、県民の皆さんとは十分議論をしたいとは思っておりますから、問題は、今後地域の皆さんがそういう御要請があるか、大西議員さんは非常にお近くだというお話でございますんで、御要請があれば出かけまして、いろいろとお話し合いはさせていただけたらと思っております。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 公共用地ですよね、これ公有地ですよね。公有地だから、大田知事にさえ話がつけれたら、簡単にそこへ移れると、こういう構図でしょう。一般のどっか市内のほかのところへ行けば、すぐ話が広がって反対運動も出るかもわからん。こっそり大田知事にさえ話がつければええと、こういうふうに見えるわけです。やってることはそういうことですね。 やはりもし、もし、今回の一億五千万円の造成工事を提案するなら、私の質問に先立って契約書もみんなに配って見せるし、地図も見せるし、そういう説明をするべきですよ。みんな知らなんだんですから、実際に。だから、県が十三年度に港湾計画に上げとったなどと言うけども、それは行政の内部の問題であって、我々としたら初めて知った。こういう住民の立場に立って考えても、寝耳に水でびっくりすると思うんです。呼びかけがあったら行きますって言うけどもね、この間、空港のときは、積極的にあなた計画して行ったじゃないですか。ぜひ自分の方から、行政サイドから、こういうことを我々は考えておると。これ公共事業だという、今私に説明してくれたんと同じことを現地でやってください。自分からやってください。どうですか。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 先ほどお答えしたとおりでございます。 ○議長(川真田哲哉君) 以上をもって、通告による質疑は終わりました。 これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案中、「議案第十五号・平成十三年度徳島県病院事業会計決算の認定についてより第十九号に至る計五件」を除く各議案は、お手元に御配布いたしてあります「議案付託表」のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。   ──────────────────────── △議案付託表  (参照)委員会名議案番号付 託 事 項ページ総務 委員会第一号平成十四年度徳島県一般会計補正予算(第二号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   企画総務部   県民環境部   公安委員会に関するもの  第三条第三表 地方債補正 一-五 一・六・七第三号徳島県税条例の一部改正について一一・一二経済 委員会第一号平成十四年度徳島県一般会計補正予算(第二号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   商工労働部   農林水産部に関するもの 一-四文教厚生 委員会第一号平成十四年度徳島県一般会計補正予算(第二号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   保健福祉部   教育委員会に関するもの  第二条第二表 債務負担行為補正中   教育委員会に関するもの 一-三・五 一・五第四号徳島県国民健康保険広域化等支援基金条例の制定について一三・一四第五号徳島県保健師、助産師、看護師及び准看護師修学資金貸与条例の一部改正について一五・一六県土整備 委員会第一号平成十四年度徳島県一般会計補正予算(第二号)
     第一条第一表 歳入歳出予算補正中   県土整備部に関するもの  第二条第二表 債務負担行為補正中   県土整備部に関するもの 一-四 一・五・六第二号平成十四年度徳島県港湾等整備事業特別会計補正予算(第一号)九・一〇第六号徳島吉野線道路局部改良工事飯尾川第一樋門の委託契約の変更委託契約について一七第七号南部健康運動公園(仮称)整備事業用地造成工事の請負契約について一九・二〇第八号公共下水道整備県代行事業日和佐浄化センター(仮称)建設工事の委託契約について二一第九号旧吉野川流域下水道建設事業旧吉野川幹線管渠工事(北島中央工区)の請負契約について二三・二四第十号旧吉野川流域下水道建設事業鳴門松茂幹線管渠工事(鳴門中央工区)の請負契約について二五・二六第十一号徳島県消防学校・防災センター(仮称)新築工事のうち建築工事(第二工区)の請負契約について二七・二八第十二号徳島県立城東高等学校校舎改築工事のうち建築工事(第一工区)の請負契約について二九・三〇第十三号徳島県立城東高等学校校舎改築工事のうち建築工事(第二工区)の請負契約について三一・三二第十四号徳島県立城東高等学校校舎改築工事のうち建築工事(第三工区)の請負契約について三三・三四第二十号控訴の提起に係る専決処分の承認について四五・四六   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、議長あて提出のありました請願は、お手元に御配布いたしてあります「請願文書表」のとおりであります。 これをそれぞれの常任委員会に付託いたします。   ──────────────────────── △請願文書表(常任委員会)  (参照)   総務委員会受理番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名一一一平成一四 一〇・三有事関連法案の廃案について  有事関連法案については、いたずらに「有事」の状態を作り出し、再び戦争への道を進む可能性がある等により、戦争を知らない私たちの世代が、再び戦争の惨劇を繰り返さないため、同法案成立阻止に向け、同法案の撤回・廃案を求める意見書を国に提出願いたい。 (榊 武夫 庄野昌彦 橋本弘房) (冨浦良治 黒川征一 臼木春夫)日本青年学生平和友 好祭徳島県実行委員 会 実行委員長   田 中 重 彰   文教厚生委員会受理番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名一〇八平成一四 九・二七少人数学級の導入について  少人数学級の導入については、学校現場で、いじめや不登校、学力低下、学級崩壊などさまざまな課題が山積している現状があり、さらに学校週五日制の導入ならびに新学習指導要領の完全実施にともない、子どもの個性に応じたきめ細かな教育を行うための教員の増員が求められているため、県独自の施策として、少人数学級の導入を実現されるよう配慮願いたい。 (元木 宏 森本尚樹 川端正義) (児島 勝 佐藤圭甫 須見照彦) (長池武一郎 竹内資浩)徳島県PTA連合会 会長   岡 久 富 夫一〇九九・三〇義務教育費国庫負担堅持及び三〇人以下学級実現について  義務教育費国庫負担制度については、憲法の要請から全国的な教育水準を確保するために設けられた制度であるためこれを堅持するとともに、三〇人以下学級を実現し、次世代を担う子どもたちに豊かな教育環境を保障することは、県民の理解も得られるに違いないこと等のため、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  ① 義務教育費国庫負担制度が堅持されるよう、国に対して意見書を提出すること。  ② ゆとりある教育を目指すための三〇人以下学級を実現すること。 (榊 武夫 庄野昌彦 橋本弘房) (冨浦良治 黒川征一 臼木春夫)徳島県教職員組合 委員長   川 島 志 伸一一二一〇・四飲食店営業等に調理師の配置を義務付ける制度の制定について  飲食店営業及び各種食品調理施設については、食中毒など食に起因する事故を防止することが最重要であり、調理作業に関して講ずべき衛生上の措置を取りまとめる必要があるため、施設ごとに調理師を置くことを義務付ける制度の実現を求める意見書を国に提出願いたい。 (中谷浩治 竹内資浩 川端正義) (長池武一郎)社団法人徳島県調理 師会 会長   水 野 昇 一   県土整備委員会受理番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名一〇七平成一四 九・二七富岡港浚渫について  富岡港については、寄港の際に港が浅いため、座洲・船底接触、また推進器に損傷を受けたりするというのが現状であり、不況の折、事故による不可動が生じると、用船契約解除ということになりかねなく、また同港内奥にある造船所付近でも、修繕完了後ドック出しの際に、再び船底接触したり、泥土を推進器が巻き上げたりと、港内及び航路筋も浅い所が沢山あるため、安心して帰港・寄港又航路筋が航行出来るよう、同港を浚渫されるよう配慮願いたい。 (遠藤一美 谷 善雄 嘉見博之)徳島県内航海運組合 阿南支部 支部長   天 羽 勝 三      外 六名一一〇九・三〇県道徳島鴨島線の徳島市加茂地区天神社付近における地下道もしくは歩道橋の設置について  徳島市加茂地区においては、県道徳島鴨島線の道路拡張工事に伴い、交通環境が年々変化し、交通量が激増していることから、子供や、お年寄り、障害者が安全に横断できるよう、同地区内の天神社近辺に地下道もしくは歩道橋を設置されるよう配慮願いたい。 (四宮 肇 森本尚樹 竹内資浩) (柴田嘉之 福山 守 橋本弘房) (冨浦良治 庄野昌彦 長尾哲見) (大西章英)天神社前地下道設置 期成同盟会 会長   宮 崎 信 樹      外一七名   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、お諮りいたします。 「請願第百十三号・廃棄物処理法施行令の改正要求について」につきましては、環境対策特別委員会に付託いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(川真田哲哉君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。   ──────────────────────── △請願文書表(特別委員会)  (参考)   環境対策特別委員会受理番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名一一三平成一四 一〇・四廃棄物処理法施行令の改正要求について  廃棄物処理法施行令の改正については、徳島県の山村基幹産業である木材産業を維持していく上で、大きな負担となる木材焼却における廃棄物焼却施設規制の緩和を求めるため、次の事項の実現を求める意見書を国に提出願いたい。  ① 同施行令第二条第一項第二号について、「木材」の次に「(生息地(市町村)内において生産に伴う未使用のものを除く。)」を追加すること。  ② 同施行令第一四条第四号について、「林業」の次に「(この政令において、木材生息地(市町村)内の木材(未使用のものに限る。)生産活動を含む。)」を追加すること。 (榊 武夫 庄野昌彦 橋本弘房) (冨浦良治 黒川征一 臼木春夫)神山町上分字中津   大 門 隆 夫      外 二名   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) お諮りいたします。 十月十日、十月十一日及び十月十五日より十月十八日までの計六日間は委員会開会のため、十月二十一日及び十月二十二日は議事の都合により、十月九日及び十月二十三日の両日は議案調査のため、それぞれ休会といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(川真田哲哉君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 十月十二日から十月十四日まで、十月十九日及び十月二十日の計五日間は県の休日のため休会、十月二十四日再開いたします。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 本日は、これをもって散会いたします。      午後六時四十分散会   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━...