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06月28日-01号

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  1. 徳島県議会 2002-06-28
    06月28日-01号


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    平成14年 6月定例会   平成十四年六月徳島県議会定例会会議録(第一号) 徳島県告示第五百六十七号  平成十四年六月徳島県議会定例会を次のとおり招集する。   平成十四年六月二十一日            徳島県知事  大 田   正  一 期日 平成十四年六月二十八日  二 場所 徳島市 徳島県庁   ────────────────────────   議 員 席 次     一  番     木  南  征  美 君     二  番     川  端  正  義 君     三  番     嘉  見  博  之 君     四  番     森  田  正  博 君     五  番     喜  田  義  明 君     六  番     須  見  照  彦 君     七  番     臼  木  春  夫 君     八  番     黒  川  征  一 君     九  番     重  清  佳  之 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十二 番     森  本  尚  樹 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十四 番     藤  田     豊 君     十五 番     谷     善  雄 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     十九 番     久 次 米  圭 一 郎 君     二十 番     長  池  武 一 郎 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十四番     来  代  正  文 君     二十五番     竹  内  資  浩 君     二十六番     福  山     守 君     二十七番     西  沢  貴  朗 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十 番     杉  本  直  樹 君     三十一番     佐  藤  圭  甫 君     三十二番     児  島     勝 君     三十三番     川 真 田  哲  哉 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十五番     柴  田  嘉  之 君     三十六番     四  宮     肇 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ──────────────────────── 平成十四年六月二十八日    午後三時十二分開会      出席議員計四十二名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     木  南  征  美 君     二  番     川  端  正  義 君     三  番     嘉  見  博  之 君     四  番     森  田  正  博 君     五  番     喜  田  義  明 君     六  番     須  見  照  彦 君     七  番     臼  木  春  夫 君     八  番     黒  川  征  一 君     九  番     重  清  佳  之 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十二 番     森  本  尚  樹 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十四 番     藤  田     豊 君     十五 番     谷     善  雄 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     十九 番     久 次 米  圭 一 郎 君     二十 番     長  池  武 一 郎 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十四番     来  代  正  文 君     二十五番     竹  内  資  浩 君     二十六番     福  山     守 君     二十七番     西  沢  貴  朗 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十 番     杉  本  直  樹 君     三十一番     佐  藤  圭  甫 君     三十二番     児  島     勝 君     三十三番     川 真 田  哲  哉 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十五番     柴  田  嘉  之 君     三十六番     四  宮     肇 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ────────────────────────  出席職員職氏名     事務局長     佐  藤     功 君     次長       松  本  竹  生 君     議事課長     武  知  完  侍 君     調査課長     小  西     昭 君     調査課主幹課長補佐              八  木  利  昭 君     議事課課長補佐  滝     壽  郎 君     議事課課長補佐議事係長              木  村  輝  行 君     事務主任     多  田  清  治 君     同        張     功  人 君     同        大  屋  英  一 君     事務主任     前  田  隆  司 君     主事       谷  本  か ほ り 君   ────────────────────────  列席者職氏名     知事       大  田     正 君     出納長職務代理者出納長              高  木  直  規 君     企業局長     中  村     稔 君     企画総務部長   石  原  一  彦 君     県民環境部長   飯  泉  嘉  門 君     保健福祉部長   谷  川  博  文 君     商工労働部長   神  野     俊 君     農林水産部長   錦  野  斌  彦 君     県土整備部長   上  総  周  平 君     財政課長     米  澤  朋  通 君     財政課課長補佐  坂  東  敏  行 君   ────────────────────────     教育委員長    古  川  一  郎 君     教育長      松  村  通  治 君   ────────────────────────     人事委員長    島  内  保  夫 君     人事委員会事務局長増  金  賢  治 君   ────────────────────────     公安委員長    粟 飯 原  一  平 君     警察本部長    伴     敏  之 君   ────────────────────────     代表監査委員   四 十 宮  惣  一 君     監査事務局長   松  平     清 君   ────────────────────────  議 事 日 程   第一号   平成十四年六月二十八日(金曜日)午前十時三十分開会 第一 会議録署名者の指名          (三   名) 第二 会期決定の件             (二十一日間) 第三 議案自第一号至第十号、計十件     (提出者説明) 第四 議第一号               (議   決)   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) ただいまより、平成十四年六月徳島県議会定例会を開会いたします。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) これより本日の会議を開きます。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、議長会関係等について申し上げます。 去る五月二十七日、香川県において四国四県議会正副議長会議が、六月十七日には本県において中国四国県議会正副議長会議がそれぞれ開催され、「地方分権の推進と地方財政基盤の充実・強化について」を初め、地方行政上の当面する諸問題について協議を行い、関係方面善処方を要望いたした次第であります。 次に、去る六月二日、山形県において「感じていますか 森があるしあわせ」をテーマとして開催されました第五十三回全国植樹祭に出席した次第であります。 また、財政基盤強化対策県議会議長協議会総会にも出席いたした次第であります。 次に、監査委員から、本年五月に実施した現金出納検査及び定期監査の結果について、議長あて報告書が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、議案等提出通知がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第170号  (参照)                          財第170号                      平成14年6月28日 徳島県議会議長 川真田 哲 哉 殿                徳島県知事 大 田   正   平成14年6月徳島県議会定例会の議案について(提出)  このことについて,別添のとおり提出します。   ────────────────────────      平成14年6月徳島県議会定例会提出議案 第 1 号 徳島個人情報保護条例の制定について 第 2 号 低開発地域工業開発地区内における県税の課税免除に関する条例及び過疎地域内における県税の課税免除に関する条例の一部改正について 第 3 号 農村地域工業等導入指定地区内における県税の課税免除に関する条例の一部改正について 第 4 号 住民基本台帳法施行条例の制定について 第 5 号 徳島県立総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について 第 6 号 徳島県土整備関係手数料条例の一部改正について 第 7 号 警察官等に対する被服の支給及び装備品の貸与に関する条例の一部改正について 第 8 号 徳島公営企業設置等に関する条例の一部改正について 第 9 号 徳島公営企業及び病院事業の業務に従事する職員の賠償責任の免除について議会の同意を要する場合を定める条例の一部改正について 第 10 号 公平委員会の事務の受託に関する協議について 報告第1号 平成13年度徳島継続費繰越計算書について 報告第2号 平成13年度徳島繰越明許費繰越計算書について 報告第3号 平成13年度徳島県事故繰越し繰越計算書について 報告第4号 平成13年度徳島電気事業会計予算繰越計算書について 報告第5号 損害賠償交通事故)の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について 報告第6号 損害賠償道路事故)の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について 報告第7号 損害賠償公園事故)の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、お手元に御配布のとおり、議員提出議案が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、知事、教育委員長人事委員長公安委員長及び代表監査委員から、お手元に御配布のとおり、説明者委任の通知がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第175号  (参照)                          財第175号                      平成14年6月28日 徳島県議会議長 川真田 哲 哉 殿                徳島県知事 大 田   正        説明者の委任について(通知)  平成14年6月徳島県議会定例会に説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        出納長職務代理者出納長                 高  木  直  規        企業局長     中  村     稔        企画総務部長   石  原  一  彦        県民環境部長   飯  泉  嘉  門        保健福祉部長   谷  川  博  文        商工労働部長   神  野     俊        農林水産部長   錦  野  斌  彦        県土整備部長   上  総  周  平        財政課長     米  澤  朋  通        財政課課長補佐  坂  東  敏  行   ──────────────────────── △教総第74号                          教総第74号                      平成14年6月28日 徳島県議会議長 川真田 哲 哉 殿          徳島教育委員会委員長 古 川 一 郎        説明者の委任について(通知)  平成14年6月28日開会の徳島県議会定例会に説明のため出席することを,次の者に委任しました。        教育長      松  村  通  治   ──────────────────────── △人委第98号                          人委第98号                      平成14年6月28日 徳島県議会議長 川真田 哲 哉 殿          徳島人事委員会委員長 島 内 保 夫        説明者の委任について(通知)  平成14年6月28日開会の徳島県議会定例会に説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        事務局長     増  金  賢  治   ──────────────────────── △徳公委第59号                         徳公委第59号                      平成14年6月28日 徳島県議会議長 川真田 哲 哉 殿          徳島公安委員会委員長 粟飯原 一 平        説明者の委任について(通知)  平成14年6月28日開会の徳島県議会定例会に説明のため出席することを次の者に委任したので通知いたします。        徳島警察本部長  伴     敏  之   ──────────────────────── △徳監第108号                          徳監第108号                      平成14年6月28日 徳島県議会議長 川真田 哲 哉 殿            徳島代表監査委員 四十宮 惣 一        説明者の委任について(通知)  平成14年6月28日開会の徳島県議会定例会に説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        監査事務局長   松  平     清   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、「法人の経営状況等を説明する書類」の提出がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第172号  (参照)                          財第172号                      平成14年6月28日 徳島県議会議長 川真田 哲 哉 殿                徳島県知事 大 田   正   地方自治法第221条第3項の法人の経営状況等を説明する書類について(提出)  地方自治法第243条の3第2項の規定により,同法第221条第3項に規定する次の法人について,その経営状況を説明する書類及び同法第243条の3第3項の規定により,同法第221条第3項に規定する信託について,みずほアセット信託銀行株式会社の信託に係る事務の処理状況を説明する書類を別冊のとおり提出します。  財団法人 徳島青少年協会  財団法人 徳島文化振興財団  財団法人 徳島国際交流協会  財団法人 徳島鳴門競艇収益金町村振興基金  財団法人 徳島環境整備公社  財団法人 徳島福祉基金  財団法人 徳島県総合健診センター  財団法人 徳島同和対策推進会  財団法人 とくしま“あい”ランド推進協議会  財団法人 とくしま産業振興機構  財団法人 徳島勤労総合福祉センター  株式会社 コート・ベール徳島  財団法人 徳島農業開発公社  財団法人 徳島林業労働力確保支援センター  社団法人 徳島水産振興公害対策基金  財団法人 徳島林業公社  財団法人 徳島土木技術協会  徳島土地開発公社  徳島県住宅供給公社  財団法人 徳島埋蔵文化財センター  財団法人 徳島スポーツ振興財団  財団法人 徳島暴力追放県民センター  財団法人 徳島企業公社   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 諸般の報告は以上であります。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) これより本日の日程に入ります。 日程第一、「会議録署名者の指名」を行います。 会議録署名者は、議長において、     元  木     宏  君     福  山     守  君     庄  野  昌  彦  君の三君を指名いたします。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、日程第二、「会期決定の件」を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から七月十八日までの二十一日間といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(川真田哲哉君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日から七月十八日までの二十一日間と決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、日程第三、「議案第一号・徳島個人情報保護条例の制定についてより第十号に至る計十件」を議題といたします。 以上の十件について、提出者の説明を求めます。 大田知事。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 本日、六月県議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御出席をいただき、まことにありがとうございます。 今議会は、私が県政を担当することとなって初めての定例会でありますので、提出議案の御説明に先立ち、今後の県政に取り組む私の基本的な考え方を申し述べますとともに、当面する県政の重要課題について御報告申し上げ、議員各位を初め県民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 バブル崩壊後の長引く経済停滞、国や地方の危機的な財政状況、急速に進行する少子・高齢化高度情報化など、時代はまさに大きな変革のうねりの中にあります。 また、県においては、前知事が現職中に逮捕され、辞職するという事態が発生し、県民の県政に対する信頼が大きく損なわれるなど、混迷の中にあります。 このような状況の中で、県民の皆様方から負託を受け、知事に就任した私の責任の重大さに改めて身の引き締まる思いであり、県政を預かる最高責任者として、活力あるあすの徳島を切り開いていくためには、何よりも県民の皆様方の県政に対する不信感を一日も早く払拭し、信頼関係を再構築していかなければなりません。 そのためには、まず、私自身が先頭に立って県民の皆様の声に真摯に耳を傾け、県民と県政の距離をできるだけなくしていく取り組みが大切であります。 このようなことから、多くの県民の皆様が気軽に、そして自由に県政に参加できるよう、県庁を初め各市町村において、知事対話集会「ほなけんど塾」やタウンミーティングなどを積極的に開催してまいります。 そして、今、県民の皆様が何を求め何を望んでいるのか、民意はどこにあるのかを真剣に考え、県民の満足度に主眼を置いた行政への脱皮を図り、民意に責任を持つ県政を実現するため、「県民とともに考え、ともに行動する県政の推進」を基本理念とした新たな県政の構造改革に取り組むことといたしました。 県政の透明性公平性といった観点から、施策に関する情報の公開をより一層徹底するとともに、広報紙やインターネットなどの広報媒体を活用し、県政の状況を県民の皆様方にお知らせし、県民と県政が双方向で対話しながら、お互いに信頼感が生まれる県政を進めてまいります。 また、県民の皆様が受益と負担の関係を実感し、みずからが判断できる行政の仕組みづくりに全力を挙げて取り組みますとともに、民間の発想や経営手法を学ぶこと、財政健全化の推進、政策評価による施策の選択と集中を行うことなど、これまで以上に限られた行財政資源の戦略的・効果的な配分を図ってまいらなければならないと考えているところであります。 私は、このような新たな県政の構造改革を積極的に推進するため、改革の道筋となる改革基本方針を今年度中に策定するとともに、具体的な改革のための実践プログラムについても、あわせて早急に取りまとめ、できるものから順次実施してまいりたいと考えております。 なお、改革基本方針等の策定に当たっては、県民参加の観点から、新たに設置する徳島構造改革検討委員会の委員について公募を行うこととしたほか、県民の意見を求めるパブリックコメントを実施してまいりたいと考えております。 また、改革を進めていくためには、職員の意識改革が何よりも重要であることから、職員の意識改革を推進するための「新しい県政創造運動」を展開することといたしました。 職員一人一人が新たな県政の構造改革を、厳しい現実を見据えつつも、未来に向けた新しい県政を創造していく前向きの改革ととらえ、勇気と元気を持って新たな行財政システムを構築しようとする意識を醸成するよう、積極的に運動を展開してまいりたいと考えております。 また、汚職の構造を断ち切るとの観点から、まず私自身が不正を許さない断固たる姿勢を貫いていくことはもちろんでありますが、前知事の公共事業に絡む汚職事件調査分析班を設置し、当該事件に係る公判の傍聴、分析、関係資料収集等を行うとともに、公判の推移を見ながら、必要に応じて第三者も加えた特別調査チームを設置して、汚職構造を解明し、職員倫理に関する条例の制定や公共工事発注方法チェックシステムの確立など、その内容等について検討を進めてまいりたいと考えております。 以上、県政の改革についての基本姿勢を申し述べましたが、これを土台として新世紀初頭の県づくりの基本的方向について申し述べたいと存じます。 私たちは、幸いにして、これまで多くの県民の方々が築いてきた有形無形の資産の上に生活を営み、今日の幸福を享受しております。 世代を超えて生命のつながりがあるように、先人たちの知恵を引き継ぎ、未来に向けた県づくりの努力を積み上げていかなければなりません。 私は、県政の活力の源は人にあると考えております。 郷土に住む人々が、元気の出る、そして希望の持てる徳島を実現していくことが、私に課せられた使命であり、県民の皆様と力を合わせて未来への責任を果たしていきたいと考えております。 今、時代の大きな転換期にあって、人と人とのかかわりを初めとして、人と地域や社会のありよう、さらには人と自然の関係が真剣に問い直されようとしています。 徳島の将来の姿を考えるに当たっては、こうした時代の変化に正面から向き合い、人々が実感できる豊かさとそれを実現する元気のある徳島づくりを大きな柱に据え、「もの」から「ひと」へと価値観の転換を図り、いわば県民主権を基本とした政策づくりを心がけてまいります。 このようなことから、社会資本整備のあり方についても、地域の実情に合った整備を進めるほか、子供から高齢者まで、県民の安心と幸福に直接つながる医療、教育、文化など、県民生活に密着したものへと可能な限り重点を移してまいりたいと思います。 また、二十一世紀の社会は、障害者や女性、青少年や高齢者などがそれぞれ尊重され、だれもが生活のさまざまな場面で生きがいや充実感を覚え、働く喜びを感じられることがより重要となります。 このため、ボランティアやNPOなど、多様な県づくりの主体が力を合わせ、知恵と力を集める取り組みをさらに広げ、互いを認め合い、支え合う社会の実現を目指してまいります。 また、私たちを取り巻く自然環境は、生命を維持し、安らぎや潤いをもたらす貴重な財産であり、本県の豊かな自然環境を可能な限り保全し、県民全体の資産として次の世代に引き継ぐべき責務があります。 このため、私たちは社会経済活動による自然環境に対する負荷を軽減するとともに、これらの保全、再生、創造に取り組むことが必要です。 さらに、新しい徳島の創造には、農山漁村と都市、大学と企業を初め地域や分野を超えた交流を活発化させることなどにより、地域の経済を足元から元気にする観点が大切でないかと考えております。 このため、産学官の連携や自然に恵まれた徳島と豊かな文化の情報発信を促進し、人の交流によって活力を生み出すとともに、森林の機能と恵みを高めることにより、雇用の創出に結びつく森林整備を「緑の公共事業」として推進してまいります。 また、本県では、独創性や進取の精神に満ちた数多くの企業が活躍するなど、新たな価値を生み出す気風に満ちております。 こうしたことから、情報化を積極的に推進するとともに、未来を担う人づくりを進めるため、きめ細かで多様な教育環境を整備し、創造性と生きた知識に支えられた社会をつくります。 私は、このような人を中心に据えた県づくりの基本的な方向性を県民の皆様と共有するとともに、実現に向けた歩みを確かなものとするため、新しい徳島を創造する実行プランの策定に着手いたします。 このプランには、広く県民の皆様から御意見をいただきながら、新しい徳島をつくるための重点的、戦略的な取り組みを盛り込むこととし、本年度末を目途に策定したいと考えておりますので、議員各位を初め県民の皆様方の御支援、御協力をお願い申し上げます。 次に、当面する県政の重要課題について、諸般の報告と私の所信を申し述べたいと存じます。 第一点は、徳島空港拡張及び周辺整備事業についてであります。 私は、この事業に対する県民の意見が多岐多様にわたっていることから、一たん立ちどまって県議会や関係市町村、県民の皆様の御意見をお伺いした上で、この事業をどうしたらよいかということを判断すべきであると考えておりました。 そこで、工事の進捗状況や工事を凍結した場合の防災対策の方法、必要となる経費等を精査するため、県施工の周辺整備事業について、先月二十二日から二週間の工事の一時中止を行ったところであります。 精査結果につきましては、去る五日に開催されました連合審査会において御報告いたしましたが、この精査結果や厳しい経済情勢のもとでの工事関係者に与える影響など、諸般の事情から見て、工事の一時中止を続けることは適切ではないと判断し、当初発注どおり工事を仕上げることといたしました。 私自身、先般の連合審査会で申し上げましたように、これまでの投資額の大きさ、地元松茂町とのお約束、廃棄物処理や下水処理の問題などを総合的に勘案いたしますと、現在計画されている埋め立ての地形の変更を伴うような大規模な見直しは極めて困難な状況にあると受けとめております。 今後は、関係者の皆様を初め広く県民の皆様から生の声をお伺いした上で総合的な判断を行い、八月中旬までには私の最終結論を出したいと考えており、来月下旬から地元松茂町を初め徳島市など県内七カ所において、いわゆるタウンミーティングを開催することといたしました。 できるだけ多くの方々の御意見をお伺いし、現計画に大きく支障を与えない範囲で、科学的、物理的に実現可能な御提案があれば、積極的に今後の事業に反映させてまいりたいと考えております。 第二点は、高速道路網の整備についてであります。 四国横断自動車道につきましては、来月二十一日、鳴門インターチェンジ-板野インターチェンジ間が供用開始を迎えることとなりました。この区間の開通によりまして、四国横断自動車道が神戸淡路鳴門自動車道と直結し、徳島県のみならず四国全体の経済の活性化はもとより、文化交流や地域の連携にも大きく寄与するものと確信しております。 日本道路公団を初め関係する皆様の御尽力及び議員各位の御支援、御協力に対しまして深く感謝申し上げる次第であります。 また、徳島インターチェンジ-鳴門ジャンクション(仮称)間におきましては、去る二月二十五日から松茂町を皮切りに十九の四国横断自動車道対策協議会との設計協議が開始されたところであります。 県といたしましては、設計協議が円滑に進み、早期に妥結できますよう関係市町と連携し、日本道路公団に協力してまいります。 次に、四国横断自動車道の南伸及びマリンピア沖洲第二期事業につきましては、その取り組み方針を早期に固める必要があると考えております。 まず、四国横断自動車道の南伸につきましては、国に対する重要要望事項の取りまとめを行う七月上旬までに、県南の方々の御意見も参考にしながら、その方針を固めてまいりたいと考えております。 また、マリンピア沖洲第二期事業につきましては、自然環境との調和を図ることが特に重要な地域であることから、法に準拠した独自の要綱を定め、環境影響評価の手続を進め、去る一月、この手続を終了したところであります。 しかしながら、今日においても、埋め立てについての見直し等を求める強い意見が多数あることから、事業を進めるに当たっては、県民のコンセンサスを得る必要があると考えております。 このため、わかりやすい情報提供に努め、県民の意向把握を行うとともに、関係自治体や関係機関の御意見及び議会の御審議をいただきながら、遅くとも国が設置する道路関係四公団民営化推進委員会が総理大臣に報告を行う本年十二月末までに県としての方針を固めてまいりたいと考えております。 第三点は、市町村合併の支援についてであります。 現在、県内では九つの地域、四十三市町村において自主的な合併の検討がなされており、中でも麻植郡四町村及び那賀郡四町村については、本年四月一日に法定の合併協議会が設置され、住民や議会の代表も参加し、まさに行政と住民が一体となった本格的な議論が開始されました。 また、他の地域につきましても、早期の法定協議会設置に向け真剣な協議が行われております。 県は、このような市町村の取り組みに対しまして、徳島県市町村合併支援プランに基づき、職員派遣などの人的支援や運営費の補助を行うとともに、個性豊かで活力に満ちた地域の実現を図るため、まちづくり計画に盛り込まれたさまざまな事業については、県を挙げて支援してまいりたいと考えております。 御承知のように、市町村合併は住民の方々の御意思なり御判断というものが何よりも重要であり、県といたしましては、引き続き県内全域においてリレー方式によるシンポジウムなどを通じて、広く県民の皆様に今後の取り組み状況など、合併情報の提供に努めてまいりたいと考えております。 第四点は、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みについてであります。 男女を問わず、すべての個人が喜びも責任も分かち合い、性別にかかわりなくその個性と能力を十分に発揮できる社会、すなわち男女共同参画社会の実現は、二十一世紀の我が国における最重要課題の一つであります。 本県では、会社、団体等役員に占める女性の割合や世帯収入に占める妻の収入の割合が全国第一位であるなど、経済分野における女性の進出が進んでおりますが、他の分野においてもさまざまな活動に参画する機会を積極的に提供することにより、男女共同参画に関し、本県が日本のトップランナーとなれるよう、県としても率先して取り組んでまいりたいと考えております。 そのため、本年四月一日から施行されております徳島県男女共同参画推進条例に基づき、真の男女平等の実現に向けた教育、啓発や人材育成のほか、推進拠点の整備、充実など、ソフト、ハードの両面から、男女がともに社会のあらゆる分野の活動にひとしく参画することができる機会を確保するための各種施策を積極的に展開してまいります。 なお、条例に位置づけられた男女共同参画の推進に関する重要事項を調査審議いただく徳島県男女共同参画会議の委員につきましては、産業界や教育界など、各界各層を代表する委員のほか、委員の公募制を導入したいと考えております。 第五点は、高齢者の保健福祉の向上についてであります。 超高齢社会を全国に先駆けて迎える本県では、これまで以上に高齢者が安全かつ安心して暮らせる地域づくりが重要であると考えております。 このため、介護保険制度の円滑な施行、介護予防や生活支援などの保健福祉施策の充実、高齢者の就業機会の創出や生きがいづくりなど、幅広い観点から施策を推進してまいります。 なお、本年度は、県、市町村ともに高齢者保健福祉計画の見直しを行うこととなっておりますので、新たな計画策定に当たりましては、市町村と十分連携を図りながら、各種施策の一層の充実を目指した計画づくりに取り組んでまいります。 さらに、平成十五年に開催されます高齢者の健康と生きがいの祭典、ねんりんピック徳島大会につきましては、先月二十四日、総合開・閉会式やスポーツ、文化の交流大会等についての基本計画となる実施要綱を策定するなど、大会実行委員会を中心に鋭意開催準備を進めているところであります。 いよいよ開催を一年後に控え、本年は一年前イベントや種目別リハーサル大会を開催する予定といたしており、市町村や関係団体等とも十分連携しながら、ねんりんピック開催機運をより一層盛り上げてまいる所存であります。 第六点は、循環型社会の形成についてであります。 これまでのような大量生産・消費・廃棄型の一方通行型社会から脱却し、循環型社会システムへの転換を積極的に図っていく必要があります。このためには、廃棄物を貴重な資源としてとらえ、積極的に活用しながら、新たな環境関連産業の育成や地域振興に結びつけていくエコタウン事業は有効な施策であります。 本県といたしましても、基幹産業であります製紙業や木工業の産業蓄積を活用したリサイクル事業等の実施可能性調査を国に申請しているところであります。 今後は二十一世紀にふさわしい良好な環境の維持と持続可能な循環型社会の形成を目指し、各種リサイクル産業を初め環境関連産業の振興を図り、徳島らしさを最大限に生かした、環境と調和したまちづくりに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 また、ごみゼロの循環型社会の形成を目指した全国大会を本年秋に本県において開催する予定となっており、本県のごみ減量化への取り組みを全国にアピールするとともに、廃棄物の発生抑制、再利用、再生利用の実践に向けて、県民意識をより一層高めてまいりたいと考えております。 第七点は、新産業の創出についてであります。 本県では、創業期から成長期、革新期に至る企業の各段階に応じた企業活動を総合的に支援し、県民生活や地域経済を支え、新たな市場や雇用を創出する力強い産業の育成に尽力しているところであります。 その中で、昨年度より徳島大学等を核とし、健康・医療の領域で、産学官連携により新産業創出や技術革新を支援するため、文部科学省の知的クラスター創成事業の地域指定を受けるべく努力してまいりました。 その結果、今後の取り組み状況により、本格的な事業実施地域への移行が期待される試行地域に選定されたところであります。 この指定を契機として、知的創造の拠点となる大学等と、その成果を活用する産業界との連携を加速化し、新規産業の「芽」として有望な大学等の研究成果の事業化を強力に推進するとともに、試行地域から本格的な事業実施地域への指定を目指し、今後とも努力してまいりたいと考えております。 第八点は、BSE問題及び食品表示についてであります。 課題でありました肉骨粉の処理につきましては、県外の大型焼却施設での大量処理のほか、関係府県の御努力などにより順調に進んでいるところであり、今後とも在庫量の解消に向け最大限の努力を重ねてまいる所存であります。 一方、牛肉の安全性の確保につきましては、全頭検査により安全な牛肉の供給体制が確保されておりますが、さらに個体識別システムの円滑な運用や、死亡牛のBSE検査とその適正処理についての体制整備に取り組むなど、県民の皆様に安心して牛肉を食べていただけるよう万全を期してまいります。 また、食肉の虚偽表示に端を発し、食品表示に対する信頼性が揺らいでおりますが、消費者が安心して食品を購入できるよう、JAS法及び食品衛生法等に基づく食品表示の徹底に向け、部局横断的な連絡体制を強化し、県民の皆様の食品表示に対する信頼確保に努めてまいります。 第九点は、吉野川、那賀川の治水、利水、環境に係る諸問題への対応についてであります。 吉野川につきましては、徹底した情報公開と多くの県民参加により、課題や将来像について話し合われ、住民合意のもとで河川整備計画が策定されるべきであると考えております。 そのためには、話し合いの場の早期設置が不可欠であると考えておりますが、徳島市の住民投票の結果やこのたびの選挙を通じて第十堰の可動堰化計画を完全中止することが県民の声であると私自身強く感じたところでありますので、まずは選挙直後の記者会見において、可動堰の完全中止を宣言したところであります。 一方、国におきましては、よりよい吉野川づくりを議論する「検討の場」の設置に向けた取り組みが行われており、現在、流域住民を対象に行った吉野川の課題や将来像、準備会等の具体的な枠組み等に関するアンケート調査の結果を取りまとめているところであると伺っております。 私といたしましては、その結果や国の意見を十分お聞きするとともに、流域住民の御意見をお聞きしながら、今後の取り組み方を決定したいと考えております。 次に、那賀川につきましては、去る三月二十四日に流域住民が主体となって川づくりを議論するための組織である「那賀川流域フォーラム二〇三〇」が発足したところであります。 今後、二年間程度をかけて那賀川の問題点や課題を整理しながら、二十年から三十年後の那賀川の将来像を考えた河川整備計画の原案骨子が取りまとめられる予定となっておりますので、県といたしましては、より多くの方々の御意見がお聞きできるよう、あらゆる情報の公開や広報等に努めてまいりたいと考えております。 いずれにいたしましても、私は吉野川、那賀川の河川整備計画の策定は大変重要であると考えておりますので、流域を初めとする県民の方々の声に真摯に耳を傾けるとともに、国との橋渡し的な存在として、民意が反映された計画となるよう努力してまいりたいと考えております。 次に、今回提出いたしました案件のうち、主なものについて御説明申し上げます。 第一号議案は、個人の人格尊重の理念にのっとり、個人情報の適正な取り扱いの確保に関し必要な事項を定めるとともに、県の機関が保有する個人情報の開示、訂正及び利用停止を求める個人の権利を明らかにすることにより、県政の適正かつ円滑な運営を図りつつ、個人の権利利益を保護するため、条例を制定するものであります。 第四号議案は、住民基本台帳法の一部が改正されたことに伴い、同法の施行に関し必要な事項を定める必要があり、条例を制定するものであります。 第六号議案は、土地収用法施行令の一部が改正されたことに伴い、仲裁の申請に対する審査に係る手数料を定めるとともに、租税特別措置法等の一部が改正されたことに伴い、所要の整理を行う必要があり、条例の一部改正を行うものであります。 第七号議案は、警察法施行令の一部が改正され、警察庁の警察官に対する貸与品の品目等が改められたことに伴い、これに準じて所要の改正を行う必要があり、条例の一部改正を行うものであります。 以上、概略御説明申し上げましたが、その詳細につきましては、お手元の説明書等を御参照願うこととし、また御審議を通じまして御説明申し上げたいと存じます。十分御審議くださいまして、原案どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 最後に一点、御報告申し上げます。 平成十四年六月十七日付、朝日新聞朝刊に掲載されました「時時刻刻」の記事中に「利権が絡み合った自民党と役人と土建業者のトライアングルの壁は厚かった」との一節が私の発言として記載されました。六月六日に朝日新聞記者から取材は受けましたが、事実と異なる報道がなされたことは、まことに遺憾であり、朝日新聞東京本社に対して六月十八日付で記事訂正の申し入れを行いました。これに対して、六月二十四日午後、同社から、記事は確かな取材に基づいて掲載したもので、再度事実関係を確認したが、お申し越しの趣旨は当たらないといった内容の回答文書が私のもとに届きました。しかし、本件記事は私の意図とは全く違った談話となっておりますので、私は同社からの回答内容には絶対に承服することはできません。このため、昨日付の公文書で同社広報室長に対して、記事の訂正と事実関係をどのように確認したのかを具体的に説明願いたい旨、再度申し入れを行ったところでございます。 以上でございます。ありがとうございました。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 本日の会議時間を延長いたします。   ────────────────────────
    ○議長(川真田哲哉君) 議事の都合により、休憩いたします。      午後三時五十一分休憩   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    午後五時二分開議      出席議員計四十二名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     木  南  征  美 君     二  番     川  端  正  義 君     三  番     嘉  見  博  之 君     四  番     森  田  正  博 君     五  番     喜  田  義  明 君     六  番     須  見  照  彦 君     七  番     臼  木  春  夫 君     八  番     黒  川  征  一 君     九  番     重  清  佳  之 君     十  番     古  田  美 知 代 君     十一 番     山  田     豊 君     十二 番     森  本  尚  樹 君     十三 番     岡  本  富  治 君     十四 番     藤  田     豊 君     十五 番     谷     善  雄 君     十六 番     庄  野  昌  彦 君     十七 番     橋  本  弘  房 君     十八 番     冨  浦  良  治 君     十九 番     久 次 米  圭 一 郎 君     二十 番     長  池  武 一 郎 君     二十一番     大  西  章  英 君     二十二番     長  尾  哲  見 君     二十三番     樫  本     孝 君     二十四番     来  代  正  文 君     二十五番     竹  内  資  浩 君     二十六番     福  山     守 君     二十七番     西  沢  貴  朗 君     二十八番     吉  田  忠  志 君     二十九番     北  島  勝  也 君     三十 番     杉  本  直  樹 君     三十一番     佐  藤  圭  甫 君     三十二番     児  島     勝 君     三十三番     川 真 田  哲  哉 君     三十四番     遠  藤  一  美 君     三十五番     柴  田  嘉  之 君     三十六番     四  宮     肇 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     榊     武  夫 君   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) この際、申し上げます。 樫本孝君及び長尾哲見君から「五委員長からの申し入れに対する知事の回答について」、久次米圭一郎君から「空港関連事業に対する知事の公約違反について」、緊急質問をいたしたい旨の申し出があります。 お諮りいたします。 本件は、これに同意の上、日程に追加し、発言を許可することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(川真田哲哉君) 起立多数であります。 よって、本件は、これに同意の上、日程に追加し、発言を許可することに決定いたしました。 この際、申し上げます。 本日の緊急質問につきましては、登壇回数は三回、発言時間は答弁を含めて二十分程度といたします。 順次、発言を許可いたしますが、この際、質問者にお願いをいたしておきます。緊急的な内容に限った質問であること、これまでの連合審査会及び事前委員会での質問と重複しないこと。 以上、お願い申し上げます。 二十三番・樫本孝君。   (樫本議員登壇) ◆二十三番(樫本孝君) 私は、総務委員会、経済委員会、県土整備委員会、特定交通対策特別委員会及び環境対策特別委員会並びに自由民主党・県民会議、自由民主党・交友会を代表して緊急質問をいたします。 大田知事、あなたは県議時代、空港予算はすべて賛成の立場で、空港関連の予算案も可決、賛成してきております。ところが、先般の知事選挙の際には、空港整備事業の中止を公約に掲げ、知事当選後にはその公約実現のためにファックス一枚で、順調に推移してきた大変重要な事業を、五月二十二日から六月四日までの二週間、工事を中止いたしました。こうした行為は余りにも身勝手な行動で、県民の皆様を初め関係各位に多大な迷惑や不安を与えたところであります。 一方、国に対する空港整備事業に対する本県負担分に関する協議書につきましては、六月五日の朝、決裁を行い、二〇%の負担率で六億一千八百九十四万八千四百円を負担することを決定したわけであります。この六月五日は空港関連問題に対する連合審査が行われた日であります。知事、あなたは徹底的な情報公開を進め、県民にわかりやすい、おっさん知事として県政を推進してまいりたいと言っておったのではないでしょうか。この決裁について、連合審査会の冒頭で報告をしなかったというのはどういうことでしょうか。これは余りにも県民無視の行為ではないでしょうか。 さらに、今に至って空港関連事業の必要性を認識し、現計画どおり事業を実施しようとしており、今後はタウンミーティングで事業の重要性を説明し、主張していこうとするのは、まことにおかしな話であります。ここに改めて、一たんは県民に謝罪すべきものと考えます。「工事の一時中止により、一部関係者に不安を与えましたことは、私の本意でなく、申し訳なく思っております」との回答書で述べられておりますが、はっきりと県民にわかりやすい言葉で陳謝すべきであります。 国との負担協議の中で、国には謝罪をいたしております。県民に謝罪しないのは、まことに納得のいかない話であります。知事の素直で明快な答弁を求めたいと思います。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 樫本議員の御質問に答弁さしていただきます。 私は、さきの知事選挙で公約の中に、県民の皆さんの御意見が大変多岐多様にわたっている空港拡張並びに周辺整備事業につきまして、これの凍結、見直しという公約をさしていただきました。この公約の中身は、凍結、見直しをして、そのまま事業を実施するか、あるいは一部変更するか、あるいは全面中止をするかということを、凍結をし見直しをする中で、それの三つのうちのどちらかに決めていくと、こういうことを実は公約として出したわけでございます。 この一時中止という二週間の一時中止は、御承知のように、この間、御報告をさしていただきましたように、まさに現場がどういう状況になっているか、長期にいわゆる凍結をした場合、どういった問題が起こるのかということ、あるいは防災対策等どのようにすればいいのかと、そういうことをきちっと把握をするために、一時中止ということで二週間工事をストップをしていただきました。その間、多くの県民の皆さんから御意見や要望等、たくさんいただきまして、特にごみの最終処分場の関係二市十五町村あるいは流域下水の二市四町、JAの鳴門、松茂、こういった関係者の皆さん、さらには漁協の関係者あるいは自然保護団体、あるいはサーファーの皆さん方、こういう方々からたくさん御意見をいただきまして、私自身、先ほど申し上げました凍結、見直しということについて、これ以上凍結することは極めて困難である、この間にいただきました御意見の中で、困難であるという認識に立ちまして、工事の全面再開をさせていただいたわけでございます。 この間、多くの報道関係者あるいは議員の皆さん方からの御意見等々もいただく中で、県民の皆さん方には、かなりこの空港問題についてコンセンサスが得られたのではないかという思いもございます。 先ほど、国に対しては、おわびするということを言って、県民に対してはちゃんとおわびをするべきでないかと、こういうことでございますが、先ほど五委員長の要請に対する回答文書の中でも申し上げましたが、いわゆる今回のこの一時中止による関係者、この皆さん方にはいわゆる不安を与えまして、私としてもこの不安を与えたことに対しましては、まことに申しわけなかったという思いでございますが、すべての県民の皆さんが不安を持って、そしてこの一時凍結ということに対して私に陳謝を求めるということではないのではないかと、このように考えております。   (樫本議員登壇) ◆二十三番(樫本孝君) 要するに、どうしても陳謝できないと、今後の県民の皆さん方が理解してくれるんだと、こういうふうなお話であったと、このように思うわけでございます。知事、これいつまでも重い荷物を背負ってずうっと県政運営するというのは、これは知事、大変だと思いますよ。この際、素直に、かたくなにならないで、知事、まことに申しわけなかったと、今後は事業の重大性もよくわかったと、空港関連事業はすべて重要だと、こういうこともいろんな委員会、連合審査会の場でも、また県土整備委員会の中でも答弁されておるんですから、もうここに至っては、まことに申しわけなかったと、今後は一生懸命おくれることのないように事業を前進させるんだと、こういう強い決意をはっきりと示されたらどうでしょうか。その方が知事にとっては、県民にとってはいいんじゃないでしょうか、私はそのように思う次第でございます。 今後、委員会審議を通じて、さらに議論を進めてまいりたいと思います。これについて知事、もう一度ひとつ御答弁をいただきたいと思います。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 再度の、県民に不安を与えたので陳謝をするべきでないかということでございますが、今回の工事の一時中止によりまして、特に直接的に関係する方々には不安を与えたことにつきまして、私の本意ではございませんけれども、まことに申しわけなく思っているところでございます。 この事業につきましては、今後できる限りタウンミーティング等を通しまして、多くの県民の皆さんの民意を集約した上で、最終的に八月中旬ごろまでに私の判断を下していきたいと、このように考えておりますので、御理解をいただきますようによろしくお願い申し上げます。 ○議長(川真田哲哉君) 二十二番・長尾哲見君。   (長尾議員登壇) ◆二十二番(長尾哲見君) 公明党県議団を代表して質問をさしていただきます。 本来ならば、きょうの六月定例会は知事が選挙に当選なさって最初の定例議会でございますし、その所信を述べられるということで、大変マスコミ関係者、ケーブルテレビ等も各社入ってきょうは注目をしておられるわけでございます。そういう中で、先ほど所信をお聞かせいただきまして、私は不自然というか、残念というか、思ったのは、当選なさって最初の所信でございますから、選挙期間中に県民の皆さんにお約束をした公約の実現ということを強く訴えられるかと思っておりましたところ、原稿を拝見したら公約という二文字はどこにも一言もなく、かつむだな大型公共事業を見直すといった公約、そういったことをぜひとも実現するんだといったことも一言もなく、大変私は多くの県民の皆さん、知事を応援なさった方、そうでない方、ともにやはり知事が当選して最初の公約ということについて、知事みずから御自分の言葉で述べるということを期待しておったと思うんですけれども、それが一言も語られなかったということについては、私もまことに不自然だと、このように感じた次第でございます。 そこで、質問いたしますけれども、きょうこの議会は本来十時半から始まる予定であったわけでございます。その時間に合わせてケーブルテレビ等も皆さん段取りをなさってたと思いますが、それが開会が大幅におくれた。このことについては、多くの県民の皆さんはわけがよくわからないと、このように思いますので、私はこの緊急質問というのは妥当性があると、このように考えておるわけでございますが、まず、本日これだけおくれた原因はどこにあったのか、このことを知事はどのように認識されておられるのか、このことを私はまずお伺いをしたいと思います。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 長尾議員の質問にお答えをさしていただきたいと思います。 公約の二字がなかったという御指摘でございますけども、これにつきましては、きょう述べさしていただきました所信表明の中に、随所に、公約という二字はございませんけれども、私の公約したことについて触れさしていただいております。これからの議会、九月あるいは十二月、二月という議会等におきましても、こういったことにはそれぞれ触れながら、公約の実現に向けて頑張っていきたいと思っております。 本日の開会がおくれたということについてどのように思っているかということでございますが、さきに五委員長から私に対しまして、二つの課題について申し入れがございました。これの回答を以前にさしていただきましたけれども、これについて受け取れないということがございました。また、その後、朝日新聞の記事の問題について議会運営委員会の中で議論がございました。こういったこの二つの問題につきまして、私と議員の方々との御意見の相違というものがございまして、その調整に大変時間を要したということでございます。私としましては、できる限りの歩み寄りをさしていただいて、先般御回答さしていただいたとこでございますが、議員各位の御理解を賜って本日開会をしていただいたというふうに考えております。   (長尾議員登壇) ◆二十二番(長尾哲見君) 今、大田知事から答弁がありましたけれども、いわゆるきょう朝十時の議会運営委員会の席、その席で今知事が御答弁になった二つのことについて、そこで知事が即断即決、答弁しておれば、もう既に片づいて十時半から私は行われたものだと思っております。それがこの二行、「しかしながら、工事の一時中止により、一部関係者に不安を与えましたことは、私の本意ではなく、申し訳なく思っております」、この二行をなぜあのとき最初に言えなかったのかと、そういう意味で私は、今回の本日おくれた原因というのは、まさに知事御自身にあると思っておりますし、いわゆる慎重という言葉もありますけれども、私は優柔不断であってはリーダーはならないと、このように思うわけでございまして、やはり今後の議会運営に当たりまして、このことをよく重く受けとめていただきたいと、このように思う次第でございます。 それから、この一部関係者ということについて、知事は一部関係者ということであって県民すべてではないと、このようなお話が先ほど樫本さんの質問に対してございまして、私も県民すべてとは思いませんが、少なくとも一部の県民ではなく、知事を支援した方、支援しなかった方、それぞれ双方多くの県民がやはり私は不安ないしは混乱というものを感じたのではないかと、このように思うところでございます。 そういう中で、特に本日開会日、多くの県民の皆さんは知事の発言で、公約でむだな大型公共事業を見直し、中止とか凍結すると、こういうようなことを言われて、そして緊急質問、連合審査、そして事前委員会に出られて、知事はいろいろ御答弁なさったわけですけれども、しかしなかなかすっきりとした答弁ということにならない中で、やはりまだ多くの皆さんは、県民の皆さんはまだそれがよくわからないのではないか。 それで、私、きょう改めて御質問いたしますけども、知事はこの空港拡張及び関連事業につきまして、本日は一部の関係者に不安を与えたと、本意ではないが申しわけないと、こう言っておるわけでありますけれども、いわゆる今回の事業、確認したいんですけれども、まさに県民の血税を投入して行う事業でございます。県民の納税意欲、今後の大きな問題にもつながってまいりますから、本当に血税が有効に使われる事業であると、このように私は知事みずからが明確にこの壇上で県民に向かって言っていただきたい。そうしないと、本当に県民の皆さんは安心して今後の納税ということについても御協力いただけないのではないか。したがって、明確に今度の空港関連三事業については、むだな税金の投入ではないと、有効な使い道だと、このことを御答弁いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) さきの総務委員会でも長尾委員の御質問に御答弁さしていただきましたが、空港周辺整備事業の三事業につきまして、むだな事業だとは思っておりません。   (長尾議員登壇) ◆二十二番(長尾哲見君) 今、むだな事業とは思っていないという明確な御答弁をいただいたわけでございます。ならば、何で八月中旬までその結論を待たねばならないのかと、私は不思議でならないわけでございまして、その辺のところをぜひこの後の代表質問、一般等でも御質問あろうかと思いますが、知事はそのあたりを明確に県民の皆さんにわかりやすい言葉で話すべきであると、このことを強く要請をしておきたいと思います。 それから、最後にもう一点でございますが、知事は本日、不安を与えたということを言われました。そこで、この不安を与えたということと、先日の総務委員会で知事は県益、今回の二週間とめたということは県益があったとおっしゃいました。その県益があったことは何かと問われたときに、私自身が二週間勉強することができたと、こういうことを御答弁されました。しかし、このことはすぐその後で、知事はそれは県益には当たらないと思われたのか、撤回しますと、このようにおっしゃいました。ならば、知事、県益があったということについて、御自身が二週間勉強した以外に何の県益があったのかと。それと、今きょうの五委員長に対する答弁で、不安を与えたと、この不安を与えたということと、県益があったということをどのように思っておられるのか、御答弁願いたいと思います。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) まず、不安があったということにつきましては、先ほども申し上げましたが、二市十五町村のごみ最終処分場を早急に求めるという市町村長並びに関係者、そして手入れ砂等を必要としているJAの関係者、さらには工事の関係者、あるいは流域下水の終末処理場を求めている二市四町の関係者、こういう方々に一時工事の中止をお願いしたことによって、このままずっと凍結されるのではないかということで、不安を与えたということでございます。 それから、県益ということでございますが、先ほどもこれも申し上げましたように、今回の工事の一時中止によりまして、まさに多くの関係者の方からいろいろ御議論をいただき、あるいは議会でも大変な議論をしていただきました。そして、それらをマスコミの皆さん方を通じまして、県民の皆さん方にも随分この間、空港問題について報道をされまして、この空港拡張並びに周辺整備事業に対して多くの不安あるいは不満、こういった自然環境がなくなるとかいうことに対しても、いろんな思いのあった県民の皆さん方に一定、この空港拡張、周辺整備事業についてコンセンサスを得られたのではないかと、そういう意味では今回の一時凍結ということが一定の県益につながったのではないかと、こういうことを申し上げたわけでございます。 ○議長(川真田哲哉君) 十九番・久次米圭一郎君。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 私は、五月会を代表いたしまして、緊急質問をいたします。こういう機会を与えていただきました議会の皆さんに心から敬意を表する次第であります。 私は、知事はもっと率直に、あの作業中止命令は間違うとったと認めるべきです。みんなに考えてもらう機会を与えたから県益に寄与したなどというのは、論理のすりかえも甚だしい。例えば、県警本部長はあそにいらっしゃいますけど、ちょっと例えが極端ですけども、何かのことで犯罪を犯した人が開き直って、私がこんな悪いことをしたからみんなが用心せんなんような議論があってよかったと言いますか。本質的に多大の迷惑や心配をかけたんでしょうがね、あなたは。そう言ってるじゃないですか。第一、県政の最高責任者として、これまで進めてきた事業、これはもういろいろなたくさんの人たちの積み重なった努力の結果ですよね。間違いない。そして、大勢の住民や自治体の期待を担っとる事業、これも間違いない。そして、言うまでもありませんけれども、国の協力によって実現することも間違いない。わかり切ったこっちゃ、これは。そういうことが、執行の責任者が全く議会に一言の相談もかけないで、いわば強権発動して作業を中止したんですよ。泥棒までは言いませんけどね、相当な誤りですよ。 そして、はやこれ一カ月余りになりますけども、前回、緊急質問のときに私があなたに聞いたんですよね。この三事業について必要と思いますかどうですかと聞いた。覚えとるでしょう、皆さん。そのときに「私の考えは定まっておりません」と言うたんだ。これも覚えとるでしょう。つまり、この公共事業としての緊急必要性について、あなたは認識がなかったっちゅうことですね。さらに、今週の二十五日ですか、総務委員会で私、あなたに聞きましたね。あなたはしきりにね、廃棄物処分場の関係のことについて、二市十五町村と、それと松茂町と、これは松茂町は迷惑施設を引き受けるんですからね、その松茂町と、県知事、今あなたです。この三者の間で協定書があった、このことは重い。つまり、この協定書の存在をあなたは知らなかったと答弁しましたね。これは総務委員会でそう答弁してるんですよ。総務委員の皆さんおいでるから、県職員の方も大勢おった。いつ知ったんだと言いましたら、知事に就任した以後、この協定書について知ったんだと、こういうことをおっしゃるわけです。つまり、空港整備及びその関連事業について、あなたは十分な認識もなしに、はったりで空虚な公約を掲げたと言われても仕方がないじゃないですか、これ。せめて、知事になってあなたは自分のスタッフからいろいろ意見を聞かされて、こんな協定書まであるんだから、知事さん大変なことになりますよというのを押し切って工事中止を指令した。ここらも間違いないわね、これは。よう二週間でとめてくれたもんじゃねえ。これはあなたの考えじゃない。賢明なあなたの周りにおる人の意見と私は承知しております。結局、公約違反について、あなたは就任第一日目のきょうの所信表明の中で全く触れてない。都合の悪いことはほおかむりして逃げるととられても仕方ないでしょう。 そこで、お聞きします。はっきり答えてください。 これは長尾議員の御質問に重なるようですけれども、この三事業についてむだとは思いません。むだとは思わんやいう消極的な議論で、そんな認識でこんな大きな事業がやれますか。これぐらい大事なものはない、大変巨額の血税を投入する、これを待ち望んでおる多くの県民がおる、こういう認識がありますか。つまり、この三事業については、必要不可欠な事業である。そしてその必要不可欠な事業である認識が自分になかった。そして、むだな大型公共事業やもしらないと、こういう認識のもとに公約を掲げた。むだな大型公共事業についてやめるか続けるか考える時間を得るために、二年間の凍結ということを掲げた。以上について公約を誤まっておった。作業中止も誤りだった。大体県政の最高責任者が、さあ行けえというて務めをやんりょんを、ストップと言うたんでしょう。とまるん大変ですよ、これみんなが。そして、二週間たったら、また行くと言よんでしょう、今。そして、私これあなた、総務委員会で言うた、ついこの間だからよく覚えとるでしょう。今後県の広報紙である「OUR徳島」を通じて、この事業の必要性、公共性について県民に積極的かつ大々的に、二号を割いてね、一回ではいかんので二号を割いて広報活動をする。今後のタウンミーティングについても、これの説明資料が要りますわね。手ぶらではいけん。この説明資料にこれまで作成しておったこの事業に関するパンフレットを増し刷りしてね、つまりこんな必要な事業ですよという公共性、必要性を力説したパンフレットを増し刷りしてみんなに配ってわかってもらうと、こう言よんですよ。こんな大きな方向変換がありますか。これについて一言も、きょうの所信表明で触れないからこうやってして聞いてるんですよ。 それは、ちょっとお聞きしますけど、そういうことについて、あなたが明快な答弁をすることが、きょうあなたがいみじくも所信表明で言うてますね、県民の皆様方の県政に対する不信感を一日も早く払拭することなんですよ。そう言うとるけど、この払拭することを、前任者のことをあげつらうよりも、就任早々に自分がやった大きなミステークを潔く認めることが県民の不信感を払拭することです。 もう一回言いますけど、公約、私は破棄します。これはっきり言うてください。これ言わんと、何が所信表明や。応援する人だってそう思うでしょう。公約変えますと言よんですから、はっきりここで言うてください。作業中止でいろいろ迷惑かけましたと、こう言うてください。自分がむちゃなことしといて、みんなが心配するから再開したげたと言よんですよ。そうでしょう。農協の人が心配しよるから、その声にこたえたとかね。その原因だれがつくったんですか。何を言よんかいなっちゅうことですよ。だから、自分の公約は間違うとりました。少なくとも公約は変えますと、変えるんか変えんのか答えてくださいよ。ように聞いといてくださいよ、冷静に。 それから、作業中止については、あれは誤った判断でありましたと、そういうふうに答えてください。それとも、堂々と別の所信があれば答えてください。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) 久次米議員からたくさんの御質問をいただきました。 私は、まず公約は誤りだったのではないか、変えるか変えないかはっきりしろと、こういうお話でございますが、私の空港拡張並びに周辺整備事業に対する公約は誤りであったとは思っておりません。当時、県民の皆さん方の本当に多岐多様にわたる御意見がある中で、この事業をどのようにすればいいのか、凍結をして、そして見直し、そのまま事業を実施するか、あるいは一部変更するのか、完全中止をするのかと、こういうことを考えていきたいというふうに申し上げてきたわけでございまして、公約を破棄するという気持ちもありません。今から八月中旬までにタウンミーティング等を通しまして、多くの県民の皆さんの御意見をお伺いする中で、最終の見直し調整ということを実施をして決断をしていきたいと、このように思っております。 それから、OUR徳島等で再びこういったパンフレットを活用したなどとする必要はないのではないかということでございましたが、七月上旬に出しますOUR徳島におきましては、なぜ事業が必要なのか、環境面での配慮あるいは事業を廃止した場合の影響、連合審査会での議論など、いろいろな問題点を説明をしたOUR徳島を発行していきたいと思っております。 前任者の時代につくったパンフレットを参加者に、なぜそんなものを配る必要があるのかということでございますが、これはいわゆる空港拡張と周辺整備事業につきまして、一定概要を理解していただくために会場で配布をしたいと、このように思っております。 ○議長(川真田哲哉君) 一時作業の中止について誤りであったのではないかということ。 ◎知事(大田正君) 一時作業の中止について誤りであったのではないかということですけども、私はこの公約を実行していく一つの過程として、このことは御迷惑をおかけしたことはありますけれども、仕方なかったと、このことをやらしていただかないと、一定の判断がつかないということでございましたので、御理解をいただきたいと思います。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 簡潔にお答えをいただきます。 タウンミーティングをして、八月中旬までに知事みずからの最終意思決定をしたいと、いまだにそんなことを言うとんですね。つまり、この事業について計画どおり進めるかどうか、こういうことを決めるんですか、それともそれ以外ですか、これを答えてください。 それと、これはもう大事なことに答えてもらってないから、ちゃんと答えてください。この三事業について必要欠くべからざる公共事業という認識があるかないか、はっきり答えてください。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) この三事業は必要な事業かどうかということでございますが、必要な事業と認識をしております。 そして、事業を計画どおりするかどうかと、このことにつきましては、ずうっとこの間申し上げておりますように、大きく地形の変更などは極めて困難でありますが、タウンミーティング等でいただきます県民の皆様方の御意見等について、科学的、物理的に採用できるものがあれば、それを取り入れていきたいと、こういうことでございます。   (久次米議員登壇) ◆十九番(久次米圭一郎君) 答えないから同じ質問をせざるを得んのですけども、必要欠くべからざる事業だとあなたが認識してるんでしょう。それも最近認識したんでしょう。それであったら、今直ちに決断すべきでありませんか。何で八月中旬まで待つんですか。いたずらな時間の空費じゃありませんか。そして、さらに言えば、タウンミーティングなるものは、自分の公約の手前、いわば自分のアリバイづくりのために、県職員を使い、県費を投入して、このタウンミーティングをやるんでしょう。ただではできんのですよ。ですから、もう自分が決めとんなら、もう必要欠くべからざる事業と言うたんだから、もう今ここでこの事業は計画どおりやりますと、こういうふうに答えてほしい。科学的、物理的に不可能なことは聞けんと言うけども、科学的、物理的にこの計画は計画どおりやらないかんということを言ってるんですね、実は。今言うたことをちゃんと答えてくださいね。今ここで決断すべきだと、こういうことです。どうですか。   (大田知事登壇) ◎知事(大田正君) この場で三事業等について決断をすべきだという御指摘でございますけども、ずっとこの間申し上げておりますように、県民の皆さんの御意見等、タウンミーティング等でお聞きをしまして、八月中旬までに私の最終判断を出さしていただきたいと思います。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) これをもって、緊急質問を終結いたします。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 次に、日程第四、「議第一号・徳島県議会会議規則の一部改正について」を議題といたします。 お諮りいたします。 本件は、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(川真田哲哉君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 これより「議第一号・徳島県議会会議規則の一部改正について」を起立により、採決いたします。 本件は、これを原案のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(川真田哲哉君) 起立多数であります。 よって、本件は、原案のとおり可決されました。   ──────────────────────── △議第一号 徳島県議会会議規則の一部改正について (参照) 議第一号    徳島県議会会議規則の一部改正について  右の議案を別紙のとおり、地方自治法第百十二条及び徳島県議会会議規則第十四条の規定により提出する。   平成十四年六月二十八日          提 出 者      竹 内 資 浩                     佐 藤 圭 甫                     岡 本 富 治                     阿 川 利 量                     来 代 正 文                     谷   善 雄                     西 沢 貴 朗                     橋 本 弘 房                     榊   武 夫 徳島県議会議長 川真田 哲 哉 殿   ────────────────────────    徳島県議会会議規則の一部を改正する規則  徳島県議会会議規則(昭和五十四年徳島県議会規則第一号)の一部を次のように改正する。  目次中「第十五章 補則(第百二十一条)」を  「第十五章 議員の派遣(第百二十一条)   第十六章 補則(第百二十二条)   」に改める。  第二条中「事故」を「公務、疾病、出産その他の事故」に改める。  第三条中「招集地に」を削り、「定め」を「定めたときは」に改める。  第十三条中「は、第三条(宿所又は連絡所の届出)の規定により届け出た宿所又は連絡所」を「の方法は、議事堂に現在する議員又は議員の住所(第三条(宿所又は連絡所の届出)の規定による届出をした者にあつては、当該届出の宿所又は連絡所)」に改め、同条ただし書を削る。  第八十九条第一項中「、請願者の住所及び氏名(法人にあつては、主たる事務所の所在地及び名称並びに代表者の氏名)を記載し、押印しなければ」を「及び請願者の住所(法人の場合には、その所在地)を記載し、請願者(法人の場合には、その名称を記載し、代表者)が署名又は記名押印しなければ」に改める。  第十五章中第百二十一条を第百二十二条とし、同章を第十六章とし、第十四章の次に次の一章を加える。    第十五章 議員の派遣  (議員の派遣) 第百二十一条 法第百条第十二項の規定により議員を派遣しようとするときは、議会の議決でこれを決定する。ただし、緊急を要する場合は、議長において議員の派遣を決定することができる。 2 前項の規定により議員の派遣を決定するに当たつては、派遣の目的、場所、期間その他必要な事項を明らかにしなければならない。    附 則  この規則は、公布の日から施行する。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) お諮りいたします。 七月一日及び七月二日の両日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(川真田哲哉君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 六月二十九日及び六月三十日の両日は、県の休日のため休会、七月三日再開いたします。   ──────────────────────── ○議長(川真田哲哉君) 本日は、これをもって散会いたします。      午後五時五十分散会   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━...