平成 8年 9月
定例会 平成八年九月
徳島県議会定例会会議録(第一号) 徳島県告示第五百七十七号 平成八年九月
徳島県議会定例会を次のとおり招集する。 平成八年九月十八日
徳島県知事 圓 藤 寿 穂 一 期日 平成八年九月二十五日 二 場所 徳島市
徳島県庁 ──────────────────────── 議 員 席 次 一 番 岡 本 富 治 君 二 番 藤 田 豊 君 三 番 橋 本 弘 房 君 四 番 大 西 章 英 君 五 番 長 池 武 一 郎 君 六 番 森 本 尚 樹 君 七 番 谷 善 雄 君 八 番 山 田 豊 君 九 番 久 次 米 圭 一 郎 君 十 番 庄 野 昌 彦 君 十一 番 冨 浦 良 治 君 十二 番 樫 本 孝 君 十三 番 来 代 正 文 君 十四 番 猿 瀧 勝 君 十五 番 竹 内 資 浩 君 十六 番 長 尾 哲 見 君 十七 番 福 山 守 君 十八 番 西 沢 貴 朗 君 十九 番 吉 田 忠 志 君 二十 番 北 島 勝 也 君 二十一番 杉 本 直 樹 君 二十二番 佐 藤 圭 甫 君 二十三番 亀 井 俊 明 君 二十四番 遠 藤 一 美 君 二十五番 柴 田 嘉 之 君 二十六番 児 島 勝 君 二十七番 原 秀 樹 君 二十八番 川 真 田 哲 哉 君 二十九番 俵 徹 太 郎 君 三十 番 大 田 正 君 三十一番 榊 武 夫 君 三十二番 平 岡 一 美 君 三十三番 四 宮 肇 君 三十四番 近 藤 政 雄 君 三十五番 湊 庄 市 君 三十六番 木 村 正 君 三十七番 元 木 宏 君 三十八番 中 谷 浩 治 君 三十九番 大 西 仁 君 四十 番 阿 川 利 量 君 四十一番 谷 口 修 君 四十三番 木 内 信 恭 君 ──────────────────────── 平成八年九月二十五日 午前十時五十一分開会
出席議員計四十二名 (その番号・
氏名左のとおりである) 一 番 岡 本 富 治 君 二 番 藤 田 豊 君 三 番 橋 本 弘 房 君 四 番 大 西 章 英 君 五 番 長 池 武 一 郎 君 六 番 森 本 尚 樹 君 七 番 谷 善 雄 君 八 番 山 田 豊 君 九 番 久 次 米 圭 一 郎 君 十 番 庄 野 昌 彦 君 十一 番 冨 浦 良 治 君 十二 番 樫 本 孝 君 十三 番 来 代 正 文 君 十四 番 猿 瀧 勝 君 十五 番 竹 内 資 浩 君 十六 番 長 尾 哲 見 君 十七 番 福 山 守 君 十八 番 西 沢 貴 朗 君 十九 番 吉 田 忠 志 君 二十 番 北 島 勝 也 君 二十一番 杉 本 直 樹 君 二十二番 佐 藤 圭 甫 君 二十三番 亀 井 俊 明 君 二十四番 遠 藤 一 美 君 二十五番 柴 田 嘉 之 君 二十六番 児 島 勝 君 二十七番 原 秀 樹 君 二十八番 川 真 田 哲 哉 君 二十九番 俵 徹 太 郎 君 三十 番 大 田 正 君 三十一番 榊 武 夫 君 三十二番 平 岡 一 美 君 三十三番 四 宮 肇 君 三十四番 近 藤 政 雄 君 三十五番 湊 庄 市 君 三十六番 木 村 正 君 三十七番 元 木 宏 君 三十八番 中 谷 浩 治 君 三十九番 大 西 仁 君 四十 番 阿 川 利 量 君 四十一番 谷 口 修 君 四十三番 木 内 信 恭 君 ────────────────────────
出席職員職氏名 事務局長 牧 田 久 君 次長 林 祐 次 郎 君
議事課長 高 岡 茂 樹 君
調査課長 栗 栖 昭 雄 君
議事課課長補佐 渡 部 荘 三 君
調査課課長補佐 中 田 良 雄 君
議事係長 木 村 輝 行 君 主事 香 川 和 仁 君 同 林 泰 右 君 同 日 下 栄 二 君 主事 吉 成 浩 二 君 同 河 内 か ほ り 君 ────────────────────────
列席者職氏名 知事 圓 藤 寿 穂 君 副知事 滝 沢 忠 徳 君
出納長 折 野 國 男 君
企業局長 古 川 文 雄 君
審議監 坂 本 松 雄 君
総務部長 三 村 亨 君
企画調整部長 幸 田 雅 治 君
保健福祉部長 齋 藤 喜 良 君
環境生活部長 松 本 学 君
商工労働部長 森 一 喜 君
農林水産部長 杢 保 謹 司 君
土木部長 桂 樹 正 隆 君
財政課長 緒 方 俊 則 君
財政課課長補佐 大 竹 将 夫 君 ────────────────────────
教育委員長 桑 原 信 義 君
教育長 安 藝 武 君 ────────────────────────
人事委員長 勝 占 正 輝 君
人事委員会事務局長江 川 徹 也 君 ────────────────────────
公安委員長 北 野 亮 子 君
警察本部長 小 野 正 博 君 ────────────────────────
代表監査委員 大 和 恒 君
監査事務局長 辰 巳 真 一 君 ──────────────────────── 議 事 日 程 第一号 平成八年九月二十五日(水曜日)午前十時三十分開会 第一
会議録署名者の指名 (四 名) 第二
会期決定の件 (二十二日間) 第三 議案自第一号至第十四号、計十四件 (
提出者説明) ────────────────────────
○議長(
湊庄市君) ただいまより、平成八年九月
徳島県議会定例会を開会いたします。 ────────────────────────
○議長(
湊庄市君) これより本日の会議を開きます。 ────────────────────────
○議長(
湊庄市君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、
議長会関係等について申し上げます。 去る七月二十三日、東京都において
全国都道府県議会議長会定例総会が、八月五日には高知県において四国四
県議会正副議長会議が、八月二十三日には広島県において
中国四国九
県議会正副議長会議が、九月六日には奈良県において近畿二府七
県議会議長会議がそれぞれ開催され、
太平洋新
国土軸構想及び
地域連携軸構想の推進についてを初め、
地方行政上の当面する諸問題について協議を行い、
関係方面に
善処方を要望いたした次第であります。 次に、去る七月二十四日、東京都において開催された平成九年度徳島県
重要要望事項説明会に出席し、
県選出国会議員と
意見交換を行うとともに、これらの
実現方について
善処方要望いたした次第であります。 次に、去る七月二十四日、東京都において開催された
内閣総理大臣との
懇談会に出席し、当面の
地方行政上の
課題等について
意見交換を行った次第であります。 また、
太平洋新
国土軸推進府
県議会議長連絡協議会役員会及び
総会等の諸会合にも出席いたした次第であります。 次に、本
県議会を代表して、
海外地方行政視察のため、去る八月四日から八月十日までの間、東南アジアを訪問された
橋本弘房君、
大西章英君及び
長池武一郎君から、
議長あて視察報告書が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、
監査委員から、本年五月から七月にわたり実施した
現金出納検査及び
定期監査の結果について、
議長あて報告書が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、
議案等の
提出通知がありましたので、御報告いたしておきます。 ────────────────────────
△財第336号 (参照) 財第336号 平成8年9月25日
徳島県議会議長 湊 庄 市 殿
徳島県知事 圓 藤 寿 穂 平成8年9月
徳島県議会定例会の議案について(提出) このことについて,別添のとおり提出します。 ──────────────────────── 平成8年9月
徳島県議会定例会提出議案 第 1 号 平成8年度徳島県
一般会計補正予算(第1号) 第 2 号 平成8年度徳島県
県営住宅敷金等管理特別会計補正予算(第1号) 第 3 号 平成8年度徳島県
電気事業会計補正予算(第1号) 第 4 号 徳島県
優生保護相談所の設置及び管理に関する条例の廃止について 第 5 号 徳島県
病院事業の
設置等に関する条例の一部改正について 第 6 号 徳島県
製薬指導所の設置及び管理に関する条例の一部改正について 第 7 号 徳島県
自動車運転免許試験場使用料徴収条例の一部改正について 第 8 号
野外交流の郷(仮称)
整備事業工事県南部第1分割の
請負契約について 第 9 号
県単独港湾整備工事橘マリンブリッジ上部工の
請負契約の
変更請負契約について 第 10 号 平成7年度徳島県
病院事業会計決算の認定について 第 11 号 平成7年度徳島県
電気事業会計決算の認定について 第 12 号 平成7年度徳島県
工業用水道事業会計決算の認定について 第 13 号 平成7年度徳島県
土地造成事業会計決算の認定について 第 14 号 平成7年度徳島県
駐車場事業会計決算の認定について 報告第1号
損害賠償(
交通事故)の額の決定及び和解に係る
専決処分の報告について 報告第2号
損害賠償(
道路事故)の額の決定及び和解に係る
専決処分の報告について 報告第3号 平成7年度徳島県
開発事業団の決算について 報告第4号 平成7年度徳島県
開発事業団の監査結果について ────────────────────────
○議長(
湊庄市君) 次に、
人事委員長から、お手元に御配布のとおり、「職員の
給与等に関する報告及び勧告」がありましたので御報告いたしておきます。 次に、知事、
教育委員長、
人事委員長、
公安委員長及び
代表監査委員から、お手元に御配布のとおり、
説明者委任の通知がありましたので、御報告いたしておきます。 ────────────────────────
△財第335号 (参照) 財第335号 平成8年9月25日
徳島県議会議長 湊 庄 市 殿
徳島県知事 圓 藤 寿 穂
説明者の委任について(通知) 平成8年9月
徳島県議会定例会に説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。 副知事 滝 沢 忠 徳
出納長 折 野 國 男
企業局長 古 川 文 雄
審議監 坂 本 松 雄
総務部長 三 村 亨
企画調整部長 幸 田 雅 治
保健福祉部長 齋 藤 喜 良
環境生活部長 松 本 学
商工労働部長 森 一 喜
農林水産部長 杢 保 謹 司
土木部長 桂 樹 正 隆
財政課長 緒 方 俊 則
財政課課長補佐 大 竹 将 夫 ────────────────────────
△教管第164号 教管第164号 平成8年9月25日
徳島県議会議長 湊 庄 市 殿 徳島県
教育委員会委員長 桑 原 信 義
説明者の委任について(通知) 平成8年9月25日開会の
徳島県議会定例会に説明のため出席することを,次の者に委任しました。
教育長 安 藝 武 ────────────────────────
△人委第544号 人委第544号 平成8年9月25日
徳島県議会議長 湊 庄 市 殿 徳島県
人事委員会委員長 勝 占 正 輝
説明者の委任について(通知) 平成8年9月25日開会の
徳島県議会定例会に説明することを,次の者に委任したので通知します。
事務局長 江 川 徹 也 ────────────────────────
△
徳公委第99号
徳公委第99号 平成8年9月25日
徳島県議会議長 湊 庄 市 殿 徳島県
公安委員会委員長 北 野 亮 子
説明者の委任について 平成8年9月25日開会の
徳島県議会定例会に,説明のため出席を次の者に委任したので通知いたします。 徳島県
警察本部長 小 野 正 博 ────────────────────────
△
徳監第259号
徳監第259号 平成8年9月25日
徳島県議会議長 湊 庄 市 殿 徳島県
代表監査委員 大 和 恒
説明者の委任について(通知) 平成8年9月25日開会の
徳島県議会定例会に説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。
監査事務局長 辰 巳 真 一 ────────────────────────
○議長(
湊庄市君) 次に、知事及び
公安委員長から、お手元に御配布のとおり、請願・陳情の
処理経過及び結果についての
報告書が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 ────────────────────────
△財第338号 (参照) 財第338号 平成8年9月25日
徳島県議会議長 湊 庄 市 殿
徳島県知事 圓 藤 寿 穂 請願・陳情の
処理経過及び結果について(平成8.3.25徳議第98号及び平成8.7.16徳議第255号に対する回答) このことについては,別添のとおりです。 ────────────────────────
△
請願陳情処理経過及び結果報告 平成八年二月
~平成八年六月
採択分 総務委員会 (陳 情)
受理番号件 名
処理状況五四
明石海峡大橋の完成に備えた
鳴門公園地域の整備について
明石海峡大橋の完成を契機として地域の発展を図るため、
同大橋の完成を念頭に、
鳴門公園地域の整備が図られるよう配慮願いたい。
鳴門公園地域は、
自然環境の保護を求められている地域でありますが、本県の観光の振興を図る観点から、当地域の整備について
関係機関と協議するとともに、
取り組みが可能なものから順次取り組んでまいります。
経済委員会 (請 願)
受理番号件 名
処理状況六七
の二新野町における
県営圃場整備事業の
促進等について
のうち
一
新野地区及び新野第二地区の
県営圃場整備事業の促進について、平成八年度の予算を確保するとともに
ウルグアイ・ラウンド緊急対策期間中に完成するよう配慮願いたい。
一
阿南丹生谷地域における
広域農道事業について、
ウルグアイ・ラウンド緊急対策期間中に完成するよう配慮願いたい。
一
新野地区及び新野第二地区における
県営ほ場整備事業につきましては、平成八年度には二億七千万円の
事業費を確保するなど、
早期完成に努めてまいります。
一
阿南丹生谷地域における
広域農道事業につきましては、平成八年度には四億円の
事業費を確保するなど、
早期完成に努めてまいります。
文教厚生委員会 (請 願)
受理番号件 名
処理状況七一三才
未満児に係る
医療費の
無料化について
三才
未満児の
医療費について、
自己負担分の
無料化制度を早急に実施されるよう配慮願いたい。
対象年齢の拡大につきましては、市町村の
財政負担を伴うなどの問題もあり、現在、今後のあり方を検討しているところであります。
この検討結果を踏まえて前向きに取り組んでまいりたいと考えております。七二三才
未満児に係る
医療費の
無料化について
三才
未満児の
医療費について、
自己負担分の
無料化が実現されるよう配慮願いたい。
受理番号七一に同じ。八六
乳幼児医療費助成制度の拡充について
のうち
若い夫婦の
経済的負担等による育児不安を解消するため、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。
② 乳幼児医療費無料化を国の制度として確立するよう国に働きかけること。
② 乳幼児医療費助成事業の国の
制度化につきましては、従前から国に対して要望しているところでありますが、今後とも引き続き要望してまいります。八九
乳幼児医療費助成(
無料化)における
対象年齢の拡大について
県が実施している満一才までの
乳幼児医療費助成における
対象年齢の拡大については、子供を育てる親達の負担の軽減を図ること等のため、同助成の
対象年齢を三才
未満児まで拡大するよう配慮願いたい。
受理番号七一に同じ。九一
乳幼児医療費助成制度の充実について
乳幼児医療費助成制度の充実については、多くの夫婦が
子育てに係る高額な
出費等に、
子どもを産むことを諦めている実態であること等のため、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。
① 乳幼児医療費を無料にすることを国の制度とするよう国に働きかけること。
② 全ての
乳幼児(当面三歳児まで)の
医療費を無料にすること。
① 受理番号八六に同じ。
② 受理番号七一に同じ。 (陳 情)
受理番号件 名
処理状況二七
運転手付きリフトバスの低
料金貸出制度の創設について
身体障害者が、三十人
乗り程度の
運転手付きリフトバスを低料金で利用できるようにするため、公共の同
仕様バスの低
料金貸出制度が創設されるよう配慮願いたい。
平成八年度から
リフト付きの
中型バスによる「
福祉バス運行事業」を実施することといたしました。二八
の一
県立総合文化センターの
建設等について
のうち
一 県立三好病院において、
駐車場拡張等の対策が講じられるよう配慮願いたい。
県立三好病院の
駐車場対策につきましては、院内で種々
対応策を検討の結果、
病院西隣の
民有地を借上げ、
外来患者専用の
駐車場として整備し、平成八年四月一日から供用を開始いたしております。
土木委員会 (陳 情)
受理番号件 名
処理状況六四
土木事業の施行について
のうち
一
学島川における
改修工事の促進について配慮願いたい。
一
学島川は平成五年度から全体
改修延長一・六キロメートルの
小規模河川改修事業に着手しております。
今年度も昨年度に引き続き
JR橋の上流の
用地買収を行う予定であり、今後とも地元の皆様のご理解とご協力を得て、事業を進めてまいりたいと考えております。
特定交通委員会 (陳 情)
受理番号件 名
処理状況五五
徳島空港の拡張及び
周辺整備について
のうち
徳島空港の拡張及び
周辺整備について、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。
① 今後の
航空需要の増大及び離着陸時の
安全性の向上並びに就航率の向上、さらには、
国際化に対応した
航空機能の充実を図るため、
滑走路の
延長等、同空港の拡張が早期に実現されること。
① 徳島空港の拡張につきましては、現在の
滑走路を五〇〇メートル延長し、二五〇〇メートルとされるよう国に強く要望しているところであります。
平成八年度から始まる第七次
空港整備五箇年計画に組み入れられるとともに、早期に事業の着手が図られるよう、万全の
取り組みを図って参りたいと考えております。 少子・
高齢化委員会 (陳 情)
受理番号件 名
処理状況五九
子育て支援事業に関する
県単独補助制度の創設について
子育て支援事業に関し、
国庫補助事業にない一時
的保育事業(
緊急保育)及び
体験保育事業(
保育所開放)等についての
県単独補助制度が創設されるよう配慮願いたい。
平成八年度当初予算において、とく
しま子ども未来二十一
子育て支援事業の中に、
県単独事業として、一時
的保育事業(
緊急保育)、わんぱく
保育事業(
保育所開放)として予算化し、事業を推進しております。 ────────────────────────
△
徳公委第100号 (参照)
徳公委第100号 平成8年9月25日
徳島県議会議長 湊 庄 市 殿 徳島県
公安委員会委員長 北 野 亮 子 陳情の
処理経過及び結果について(平成8.3.25徳議第98号に対する回答) このことについては,別添のとおりです。 ────────────────────────
△
請願陳情処理経過及び結果報告
総務委員会 (陳 情)
受理番号件 名
処理状況六〇一般代行車の取締りについて
一般代行車の取締りについて、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。
① 当該車による白タク行為の取締りを強化すること。
② 徳島市秋田町周辺における当該車の辻待ちを排除すること。
① 一般代行車の白タク行為の取締りを強化し、これまでに二業者四名を無免許運送事業等の違反で検挙しており、引き続き取締りを実施します。
② 特別取締班を編成して、辻待ちを含む違法駐車等の指導取締りを強化して排除に努めております。
引き続き、関係者の指導と取締りを実施します。 ────────────────────────
○議長(
湊庄市君) 諸般の報告は以上であります。 ────────────────────────
○議長(
湊庄市君) これより本日の日程に入ります。 日程第一、「
会議録署名者の指名」を行います。
会議録署名者は、議長において、 柴 田 嘉 之 君 原 秀 樹 君 榊 武 夫 君 森 本 尚 樹 君の四君を指名いたします。 ────────────────────────
○議長(
湊庄市君) 次に、日程第二、「
会期決定の件」を議題といたします。 今期
定例会の会期は、本日から十月十六日までの二十二日間といたしたいと思います。 (「議長、動議を提出いたします」と言う者あり)
○議長(
湊庄市君) 木内信恭君。 (木内議員登壇)
◆四十三番(木内信恭君) 「今期
定例会の会期を本日から十月三十一日までの三十七日間とすることを求める動議」を提出いたしたいと存じます。 (「賛成」と言う者あり) 賛成者の御発言がございましたので、趣旨の説明に入らせていただきます。 今期
定例会は、ただいまの議長案によると、十月十六日までの会期ということになりますけれども、ちょうど総選挙の告示が十月八日、投票日が十月二十日ということが本決まりのようでございます。 私どもは、総選挙というのが国民にとっての最大の国事であると、そのように認識をいたしております。したがいまして、その結果によって日本の政治の方向が定められますし、また経済、社会、各般にわたって大きく影響を及ぼす大きな国事でございます。 そのことをちょうど今期
定例会の会期の半ばで迎えるということは、何よりも国事を優先するという立場から考えても、また私ども議員としての職責を果たしていくという側面から考えても、これを十月三十一日までの三十七日間として、総選挙後に残る委員会審議を進めて、議決、閉会を求めていくと、このことの方が県民の負託にこたえる道であると認識をいたしておりますので、どうか議員各位の格段の御協力によりまして、私どもの動議が成立いたしますように心から御祈念を申しまして、趣旨の説明といたします。 (「賛成」と言う者あり)
○議長(
湊庄市君) ただいま木内信恭君から、「今期
定例会の会期を本日から十月三十一日までの三十七日間とすることを求める動議」が提出され、所定の賛成者がありますので、本動議は成立いたしました。 よって、「今期
定例会の会期を本日から十月三十一日までの三十七日間とすることを求める動議」を議題といたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 十七番・福山守君。 (福山議員登壇)
◆十七番(福山守君) 私は、自由民主党・県民会議及び自由民主党・交友会を代表いたしまして、ただいま議題となっております「今期
定例会の会期を本日から十月三十一日までの三十七日間とすることを求める動議」につきましては反対の立場から、また議長がお示しの平成八年九月
定例会日程案には、賛成の立場から討論を行います。 もとより、
県議会は県民の負託にこたえることが最も大切なことであり、さまざまな議会活動はこの基本原則を念頭に置いて進められることが本来の姿であると考えております。 一方、国政にかかわるさまざまな行事が、我々や県民に及ぼす影響についても大変重要なものであります。とりわけ今回の日程問題の原因となっております衆議院議員の総選挙は、直接的にも間接的にも県民にとって大きな意味を持つものであります。 このような観点から、日程調整に当たりましては、まず第一点といたしましては、補正予算案など県民生活への直接的な影響を勘案し、可能な限り円滑な審議を目指すこと。二点目といたしまして、実質的な審議時間は十分確保することなどを中心に据え、
県議会活動がいささかも滞ることがないよう配慮を加えつつ、日程を調整することが妥当であると考えます。 したがいまして、総選挙の重要性は認識しておりますものの、以上申し上げましたことから総合的に判断いたしました結果、ただいまの動議には反対し、議長がお示しの平成八年九月
定例会日程案に賛成するものであります。 議員各位の御賛同をお願いいたしまして、討論を終わります。
○議長(
湊庄市君) 六番・森本尚樹君。 (森本議員登壇)
◆六番(森本尚樹君) 私は、徳島開政会を代表いたしまして、先ほどの木内議員から出されました動議に賛成、さきに議長から示された案について反対の立場から意見を述べさせていただきます。 先ほども木内議員から御説明がございましたが、衆議院議員選挙というのは最大の国事であるということを申されました。私もその考えには同じく同感でございます。とりわけ今回の衆議院選挙、来月二十日にも投票が予想されている衆議院選挙は、マスコミ報道でも一般国民の方は非常に関心を持っておられますが、まさに二十一世紀の日本の行く末を決める今世紀最大の大切な衆議院選挙ではないかと位置づけられております。マスコミ報道によりましても、天下分け目の戦いということが申されております。 我々
県議会議員は、それぞれ所属政党を持っております。今回の衆議院選挙において、中央で大きな政策がそれぞれ政策論議をされますが、我々地方議員としても我が所属政党の政策を県民に広く訴え、日本の将来について十二分に考えてもらうという大きな義務を負っているものと考えます。 しかしながら、
県議会議員として、また同じく大切なことは、我々県民生活に密着した予算審議をすることでございます。これに対しても、少しの滞りもあってはなりません。 というわけで、会期中休会ということですが、投票日翌日からわずか十日余りで審議をする、会期の日程については十五日間長くなりますけれども、これに対しては大切な補正予算の審議については何ら影響を及ぼすものではない、予算執行においては何ら影響を及ぼすものではないと、既に行政方からいろいろ話をお聞きしまして確認がとれております。 先ほど議長案賛成討論の中で、我々の職務は補正予算を審議することだと申されましたが、私たちもそれは同感でございまして、一年前、議会改革の一環として、四常任委員会一日だったのを四常任委員会二日という、我々議員が出席しやすい、あるいは委員外質問で意見を言いやすいという状況をつくり出しました。しかし、先ほどの議長案によりますと、さらにそれが古い形に戻され、わずか一日で四常任委員会を同日に開催するということで、まさにこれは我々議会の御都合主義としか言えません。 県民に約束してこうした制度を発足させた以上、やはり衆議院選挙があってもそれを守りたい。大切な衆議院選挙と県民のための議会審議を両立するためにも、先ほどの動議である三十一日閉会という案に賛成いたします。また、十六日閉会という議長案に対しては反対するものでございます。 議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
湊庄市君) 八番・山田豊君。 (山田議員登壇)
◆八番(山田豊君) 私は、日本共産党を代表して、現在提出されております動議、会期日程を三十七日間にする動議に賛成する立場で討論を行います。 言うまでもなく、今度の総選挙は二十一世紀の日本を決めるとりわけ重大な選挙戦です。私は連日地域を回っておりますけれども、多くの県民の皆さんから消費税の増税をやめてくれと、こういうふうな声を聞くにつけ、県民の暮らしや福祉や教育の願い、平和の願いを問う県民生活にとっても非常に重大な選挙戦だと考えます。こういう選挙戦であるだけに、県民の多くに政治を語ることは政党の使命であることはもちろん、県会議員としても最も大切な仕事の一つであるというふうに考えます。 さらに、二番目としては、
県議会は言うまでもなく県政をチェック、監督する機関であるということでございます。 先ほども森本議員からも指摘がありました。四つの常任委員会を共同開催して、委員外質問をできないような状況にする。これで果たしてこういうチェック、監督機能を高めるということに役立つだろうか。県民生活向上のためには、こういう運営ではなく、会期を延ばして腰を据えた議論をする、討論をする、これこそが必要だと思います。 さらに、会期日程が一カ月も二カ月もおくれるわけではありません。十日余りです。理事者の皆さん等々との工夫もいただいたら、県民生活の支障は来さないことは間違いありません。 以上、三つの観点から、私はこの動議に賛成する討論を行いました。 議員各位の御賛同をお願いして、討論を終わります。
○議長(
湊庄市君) 四十一番・谷口修君。 (谷口議員登壇)
◆四十一番(谷口修君) 私は、ただいま提出されました動議に賛成し、議長案に反対の立場で討論を行います。 動議は、説明のとおり、衆議院議員選挙公示日から投票日の翌日まで九月定例
県議会の諸活動を停止して、総選挙に集中しようとするものであります。 私たちは日ごろそれぞれの政党に所属をして、そしてその政党の理念や政策を何とかして実現しようとする立場をとる人が大方の皆さんではないかと思います。しかしながら、常日ごろは県民の生活にかかわるすべての問題にかかわってまいらなければならないという立場上、いわゆる政党色を出した日常活動ということにはなかなかならない場合が数多くあると思います。 国政選挙は、すべての国民に対してそれぞれの政党が理念や政策を掲げて、先ほども話がありましたように、天下分け目の戦い、まさにこのときをとばかりにいかに多くの人に支持されるかということを競い合い、そして協力を求めていくものでございます。 私たちは、日ごろそういう政党の中にあって、地方において直接住民とのかかわりの中でそれらの政策を、あるいは理念を実現していく責任と義務もあると思うのでございます。 しかし、前段申し上げたように、日ごろの活動の中ではできない、まさに今こそ、衆議院選挙、参議院選挙という国政選挙こそ、最も集中的にそれぞれの政党が政策を掲げ、理念を掲げて国民に示していく時期であります。我々地方の議会に籍を置く者は、このときこそその先頭に立って、地方のそれぞれの関係地域の住民にその真実を訴えるべきであります。 いろいろな話がありますけれども、県民の負託にこたえるという
県議会は何を優先しても定例議会を大切にすべきだという、なるほどそういう議論が県民には訴えやすいかもわかりません。あるいは耳に入りやすいかもしれません。けれども、県民の負託にこたえるために議会をやるということよりも、さらに国政選挙というものは、国の事業としてこれにまさる事業はありません。最大の事業であります。大事業。この一大事業を外にして県民に負託というのは、言うならば県民の負託を口実にして、余り選挙にはかかわりたくはないのではないかと勘ぐらざるを得ません。 こういう国政選挙というものが最重要課題と認識をするならば、異論なく満場一致でこの九月
定例会を一時中断をして、集中的に全力を挙げてそれぞれのかかわる政党の政策や理念を実現するために活躍することこそ私たちの任務ではないかと、かように考えます。 そういう観点から動議に賛成をし、一人残らず満場一致の賛同をいただくことを期待しつつ、討論を終わります。
○議長(
湊庄市君) 以上をもって、通告による討論は終わりました。 これをもって、討論を終結いたします。 これより、「今期
定例会の会期を本日から十月三十一日までの三十七日間とすることを求める動議」を起立により、採決いたします。 お諮りいたします。 本動議のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(
湊庄市君) 起立少数であります。 よって、本動議は否決されました。 次に、お諮りいたします。 今期
定例会の会期は、本日から十月十六日までの二十二日間といたしたいと思います。 これより、本件を起立により採決いたします。 今期
定例会の会期は、本日から十月十六日までの二十二日間とすることに御賛成の方は、御起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(
湊庄市君) 起立多数であります。 よって、会期は、本日から十月十六日までの二十二日間と決定いたしました。 ────────────────────────
○議長(
湊庄市君) 次に、日程第三、「議案第一号・平成八年度徳島県
一般会計補正予算(第一号)より、第十四号に至る十四件」を議題といたします。 以上の十四件について、提出者の説明を求めます。 圓藤知事。 (圓藤知事登壇)
◎知事(圓藤寿穂君) 本日、九月
県議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙中にもかかわりませず御出席をいただき、まことにありがとうございます。 平成八年度
一般会計補正予算案を初めとする提出議案の御説明に先立ち、県政に取り組む私の所信を申し述べますとともに、当面する県政の重要課題について御報告申し上げ、議員各位を初め県民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 さて、私が県民多数の方々の御支持をいただき、県政のかじ取りの重責を負託されて以来、はや三年を迎えようといたしております。 この間、私は、知事就任に当たって、県民の皆様にお約束をした三つの基本姿勢、すなわち清潔公正な県政、県民に顔を向けた県政、チャレンジする県政を原点として、八十三万県民の幸せと県勢の発展をひたすら念じ、議員各位を初め関係者の方々の御協力をいただきながら、誠心誠意、一生懸命に取り組んでまいったところであります。 まず、何よりも本県の発展にとって生命線となる陸・海・空の交通ネットワークの整備に最大限の力を尽くしました。 その結果、四国縦貫自動車道徳島─脇間の開通やJR徳島線及び高徳線の高速化の進展、関西国際空港へのアクセス基地となる沖洲マリンターミナルの完成、韓国とのコンテナ定期航路の開設、徳島─東京線のダブルトラッキング化や相次ぐ新規航空路線の開設など、具体の成果をお示しすることができました。 まだまだ立ちおくれの解消と一層の利便性の向上には課題が残っているところではありますが、短期間の中に大きな進展が図られたものと考えております。 また、こうした交通基盤の整備を交流機会の拡充に確実に結びつけていくため、自然を生かしたふれあいの里、
野外交流の郷、鳴門ウチノ海総合公園、とくしま県民総合キャンパスなど、多様な個性を持った交流拠点の整備にも、積極的に取り組んでいるところであります。 さらには、時代の変化を積極的にとらえ、新たな課題に対応するため、ベンチャー企業の創出や私自身が先頭に立ったボランティア先進県に向けた
取り組みを図ったほか、長期的な戦略を練るためのシンクタンクの創設も行ったところであります。 また、お年寄りや障害を持つ方々はもとより、すべての人にとってやさしいまちづくりの推進や緑の空間づくりなど、環境の保全・創造、阪神・淡路大震災の経験を踏まえた震災対策など、県民の暮らしの安全と安心をより確かなものにするためのさまざまな新たな施策も進めてまいりました。 さらに、とかく国の施策の追随や先進県の後追いになりがちな
地方行政に、みずから考え、提案し、みずから行うという新しい政策づくりの風を私自身が先導しておこしたきたところであり、国に対する施策提案型要望や全国に先駆けた県職員のボランティア職免制度など、徳島からの政策の発信に取り組んでまいりました。 これらの努力の結果については、既に一定の効果が出ているものや、今後次第に成果となってあらわれてくるものもあろうと思いますが、いずれも必ずや将来の県民福祉と県勢の向上に大きな推進力となって実を結んでいくものと信じております。 私は、就任以来、先頭に立って推進してきた県政の大きな軌道について確信を持ち、これからもこの方向に向かって皆様とともに努力を重ねてまいります。 今、私たちの徳島県は、これまでの歴史の中でかつてなかったような大きな変貌の時代の中にあります。 四百万住民の四国を千六百万人が住む京阪神に直結する
明石海峡大橋の建設は着々と進捗しつつあり、去る十八日には、建設中の橋上において補剛桁閉合式がとり行われ、私も関係者とともに最終ボルトの締結を行い、本州と淡路、そして続く徳島が現実に陸続きになったところであります。 私は、壮大なスケールの
明石海峡大橋の上に立って、八十余年の昔に本四架橋の構想を国政の場に初めて建議した郷土の先人、中川虎之介代議士の先見と壮図に思いをいたしながら、いついかなる時代においても未来に希望を持って大きな夢を描いていくことの大事さと、その夢を現実のものに変える人間の知恵と力のすばらしさを強く心に刻んだのであります。 徳島県を取り巻く未来潮流は、さきのリヨンサミットのテーマともなったグローバリゼーション、すなわち
国際化、地球化、またインターネットの驚異的な進展に象徴される情報化の動きなど、ますます激しいものがあります。 一方で、人口の高齢化は、これまでに経験したことのない域に向かって確実に進んでおります。 私は、このような大変化の時代においては、それぞれに可能性を求め、勇気を持って新しい目標に向かってチャレンジしていくことが、一人一人の生き方としても、政治・経済・行政の
取り組みにおいても、大いに求められるのではないかと考えているところであります。 また、我が国の中だけで通用してきたこれまでの思考や慣行も世界の標準に照らして見直していくことが迫られております。 とりわけフェア、公正であることと、オープン、だれに対しても開かれていることは、今日、どこの国であろうと民主的な政治と市場経済の普遍的な前提となっております。 我が国の経済力が世界の大きな割合を占めるようになった今、政治の重心は、経済の拡大を図ることではなく、その豊かさを一人一人の生活の質の向上に生かすことに移行していかなければなりません。 そのためには、住民の生活の立場に立った、生活者の目線というものをまず基本に置いていくことが必要であります。 しかし、このことはすべてにおいて結果の平等を無条件で保障することではなく、社会的な弱者に対する十分な配慮を行う一方、みずからの責任はみずからが引き受けるという自己責任を原則とし、その上でだれにもチャンスが平等に与えられるものでなければなりません。 もちろんそれぞれの責任の範囲を超えることは、相互の助け合いや公の援助で補完していくことが不可欠であります。 そして、これからの分権の時代、規制緩和の時代においては、経済に活力を生み出し、生き生きとした地域社会を築き、安らぎのある充実した人々の生活を支えていくことは、国よりもまず地方自治の現場から始めていかなければならないのであります。 私たち地方自治を担う者は、こうした自覚のもとに、権利の反面としての義務、自由に伴う責任ということを厳しく直視しながら、地方分権、規制緩和への着実な対応を進めていくことが必要であります。 本県は、いよいよ再来年春に迫った
明石海峡大橋完成、本四直結を、四年後に踏み出す未知の可能性にあふれる二十一世紀への文字どおりのかけ橋として、みずからの夢を掲げ、みずからの選択した目標に向かって挑戦していかなければなりません。 私は、三年前にお約束した清潔公正、県民第一、チャレンジという初心を忘れることなく、今後も誠意を尽くし、皆様とともに汗をかきながら一歩一歩着実に努力を重ねてまいります。 未来に徳島県の大いなる可能性を求めながら、県民一人一人のかけがえのない命が尊重され、県内のどの地域も個性的な活力に輝き、豊かな自然が息づいている徳島、世界に活動の輪を広げ、世界とつながり、世界から訪れる徳島、そのような「いのち輝く世界の郷とくしま」を二十一世紀に実現するため、一生懸命努力してまいる所存でありますので、議員各位を初め、県民の皆様方の一層の御理解と御協力を心よりお願い申し上げます。 次に、当面する県政の重要課題について、諸般の報告と私の所信を申し上げたいと存じます。 第一点は、新長期計画の策定についてであります。 新長期計画については、去る七月に県総合計画審議会から中間答申をいただき、ただいま申し上げた「いのち輝く世界の郷とくしま」を基本目標としたグランドデザイン案を取りまとめたところであります。 この内容については、広報紙などにより、広く県民の皆様にお知らせし、御意見をお聞きするとともに、私自身が地域に出かけて多くの方々から直接御意見をいただくなど、幅広い県民の皆様の参加により、計画づくりを進めております。 また、先月には、くらしづくり、産業づくり、地域づくりの各部会において、それぞれの分野の現状と課題について、御審議をいただきました。 今後は、議員各位を初め、県民の皆様の御理解と御協力をいただきながら、基本目標の実現に向けて必要なプロジェクトや主要な施策などについての検討を進め、県民共通の目標として来年度からスタートできるよう、新長期計画を仕上げてまいる所存であります。 第二点は、基幹交通体系の整備についてであります。 まず、高速自動車道の整備についてであります。 最初に、四国縦貫自動車道の脇─美馬間につきましては、現在、全面的に建設工事が進められているところであり、日本道路公団との連携のもと、平成九年度の完成を目標に鋭意取り組んでまいります。 また、美馬─井川池田間及び井川池田─川之江間につきましては、今後とも引き続き地元関係者の御協力を得ながら、残る用地取得と契約済み家屋等の移転促進、埋蔵文化財調査の早期完了等に全力を傾注し、それぞれ平成十年度、平成十一年度の完成目標に向け、最大限の努力を重ねてまいりたいと考えております。 次に、四国横断自動車道の鳴門─板野間につきましては、先月十三日に鳴門市木津地区対策協議会と確認書の調印が行われ、これにより十四地区のうち二地区において設計協議が完了したところであります。 今後、残る地区につきましても、設計協議が早期に整うよう関係市町ともども日本道路公団にさらに協力してまいります。 また、阿南─鳴門間につきましては、次期国土開発幹線自動車道建設審議会での全区間の整備計画格上げは依然厳しい状況でありますが、今後とも国に強く働きかけを行うとともに、関係市町の御協力のもと、現在進めている阿南─小松島間の都市計画決定手続に全力を尽くしてまいります。 次に、地域高規格道路を初めとした道路網の整備についてであります。 まず、地域高規格道路でありますが、阿南安芸自動車道のうち、一般国道五十五号日和佐道路については、設計協議に向けて測量調査を順次開始しているところであります。 県といたしましても、地域の振興にとって、この道路の早期整備がぜひ必要と考えておりますので、建設省に積極的に協力し、事業の促進を図ってまいります。 また、徳島環状道路につきましては、徳島市新浜本町から上八万町までの約五キロメートルの区間が先月三十日に整備区間に指定されました。 この徳島環状道路は、徳島市及び周辺地域の良好な都市形成と交通渋滞解消に中心的な役割を果たす道路でありますので、既に事業中の区間の促進に加え、今回指定された区間について早期に事業着手されるよう努めてまいります。 次に、一般道路についてでありますが、去る七月に全線の四車線供用が開始された一般国道五十五号徳島南バイパスに引き続き、一般国道十一号吉野川バイパスにつきましても、来る三十日には残る区間の四車線供用が開始されることになっております。 また、今月五日には、県道徳島環状線のうち徳島市応神町の一部、約一・二キロメートルの区間が完成し、供用を開始したところであります。 今後とも、これらの幹線道路を初めとした重要路線について、できるだけ早期に完成供用ができるよう努めてまいります。 なお、一般国道三百十八号につきましては、このたび土成町において道の駅「どなり」が完成し、来月二十七日にオープンする運びとなりました。 当施設は、阿讃ライブミュージアムのテーマセンターを中核に据えており、道路利用者の休憩機能にとどまらず、情報交流や地域連携の機能をあわせ持った、個性豊かなにぎわいの場を創出するものであります。 今後も、こうした地域振興の視点に立ち、道路関係施設の多面的利活用にも意を用いてまいりたいと考えております。 次に、紀淡海峡ルートの早期実現についてであります。 紀淡海峡ルートは、
太平洋新国土軸を形成するかなめとなるものであり、第一国土軸と本四三架橋により半島構造となる四国を、ネットワーク型に転換させる重要なものであります。 本県におきましては、とりわけ熟度の高まっている紀淡連絡道路につきまして、建設技監を初め、香川県知事や高知県知事、四国経済連合会副会長などの御出席をいただき、去る十三日に徳島市でシンポジウムを開催し、計画の早期実現に向けて四国側の
取り組みを広くアピールしたところであります。 県といたしましては、これからもこうした
取り組みを積極的に行い、広く県民の皆様方の御理解が深められるよう努めるとともに、早期実現に向けて新しい全国総合開発計画への明確な位置づけや、次期道路整備五箇年計画の期間における事業着手を、国に対し強く要望してまいりたいと考えております。 次に、
徳島空港の整備についてであります。 先般、運輸省において平成九年度の概算要求がなされ、その内容に、これまで強く求めてきた
徳島空港の整備に係る実施設計調査費が組み込まれました。 これにより、本年十一月ごろに閣議決定される第七次
空港整備五箇年計画への位置づけについては、大きく前進したと考えており、引き続き早期に事業着手が図られるよう、さらに万全を期してまいります。 また、
周辺整備につきましても、現在、事業化に向けた具体的な検討を鋭意進めており、環境面にも十分配慮しながら、
空港整備事業との一体的かつ円滑な推進が図られるよう、努めてまいる所存であります。 今後とも、関係者の御協力を初め、広く県民の皆様方の御理解をいただきながら、積極的な
取り組みを進めてまいります。 次に、航空輸送体制の充実についてであります。 去る七月十九日の株式会社日本エアシステムによる札幌線に続き、先月一日には中日本エアラインサービス株式会社による名古屋線が開設され、県民待望の新規路線が一挙に二路線開設されました。 これにより
徳島空港における航空路線は、従来の東京、大阪、福岡の三路線から五路線へと拡大され、県民の利便性は格段に向上いたしました。 札幌線につきましては、本年十一月三十日までの季節運航ということでありましたが、このほど航空会社から、年末年始及びさっぽろ雪まつりの期間の運航を計画しているとの御報告をいただきました。 この臨時運航により、多くの方々が帰省や雪まつり観光、スキーなどに御利用いただけるものと考えております。 今後も、できるだけ早期の札幌線の通年運航化につきまして、引き続き航空会社に対し強く要請するとともに、県民の一層の利便性向上のため、さらなる新規路線の開設に努力してまいりたいと考えております。 第三点は、病原性大腸菌O157対策についてであります。 病原性大腸菌O157による腸管出血性大腸菌感染症につきましては、集団食中毒の全国的な多発状態等から大きな社会問題となっており、先月には伝染病に指定されるなど、全国規模での対策が実施されている状況にあります。 県といたしましても、県民の健康的な生活を守るため、全国的な発生に至る初期段階から、各種の予防対策を速やかに講じるとともに、緊急的な措置として予備費を活用し、保健所等の検査用機材の整備、県立の病院、学校等の検食用冷凍庫の整備など、感染防止のための必要な対策を遅滞なく実施してまいったところであります。 また、各保健所への相談窓口の設置や、各種メディアを通じての広報、啓発を行うとともに、生食野菜、食肉等の生産者等に対する衛生管理指導や集出荷段階での検査を実施し、消費者の食品に対する信頼感、安心感の醸成にも努めてまいりました。 本県におきましては、現在までのところ、この感染症の集団発生には至っておりませんが、これまでの感染経路の全容がいまだ解明されていないことから、なお十分な警戒が必要な状況にあります。 また、先月二十三日には、この対策について、
県議会文教厚生委員会においてさまざまな角度から貴重な御意見、御提言をいただきました。 県といたしましては、こうした御意見を踏まえ、今後さらに
関係機関との連携を強めながら、総合的な発生予防や感染防止、経営に支障の生じている中小企業に対する支援など、的確な対応に努めてまいる所存であります。 第四点は、防災対策についてであります。 防災対策の推進につきましては、市町村を初め
関係機関との連携を図り、積極的に取り組んでいるところであります。 まず、先月二十四日に実施した県総合防災訓練におきましては、南海道地震から五十年の節目の年に当たることから、地震津波を想定した、より実践的な訓練を行い、県外からの広域的応援も含めた
関係機関相互の協力体制の一層の確立を図るとともに、県民の防災意識の高揚に努めたところであります。 また、消防防災ヘリコプターの導入につきましては、平成十年度の運航を目指し、組織体制、運航基地の整備等について
関係機関と鋭意協議を進めており、来年度の格納庫等の建設に向け、本年度に実施設計等を行うこととしております。 なお、総合情報通信ネットワークシステム整備事業についてでありますが、新たに導入を進めている衛星系システムについては、来月中旬から暫定運用の予定であり、地上系システムについては、来年三月末までに全工事を完成させるべく鋭意整備を進めているところであります。 来年度早々には、衛星系・地上系両システムによる本格運用を開始し、災害発生時等における迅速かつ的確な情報の収集伝達に大いに効果を発揮できるものと考えております。 第五点は、吉野川第十堰及び細川内ダムに係る建設事業審議委員会についてであります。 まず、吉野川第十堰建設事業審議委員会につきましては、来月六日に予定されている公聴会の開催に向け、その公告と意見の募集を既に終えているところであり、公聴会においては、現在の第十堰の問題点への対策として改築が必要か否かについて、広く県民の方々に御意見を述べていただくこととなっております。 私といたしましては、公聴会の場で述べられるいろいろな意見が、今後の審議委員会において、地域の貴重な意見として尊重され、審議に反映されることを期待いたしますとともに、引き続き審議委員会が公平かつ公正な立場で、客観的、科学的に審議されますよう努めてまいりたいと考えております。 また、細川内ダム建設事業審議委員会につきましては、木頭村長及び同村議会議長に委員に就任していただけるよう、引き続き建設省ともども粘り強くお願いしてまいりたいと考えております。 第六点は、とくしま県民総合キャンパスの整備についてであります。 とくしま県民総合キャンパスにつきましては、県民の総合的な交流と活動を通じ、二十一世紀において、活力と潤いにあふれる個性的な徳島の担い手づくりを推進することを目標に、関連機能を集積、複合化した拠点施設として整備することといたしております。 建設場所につきましては、徳島市八万町沖須賀の園瀬川・冷田川の合流部の県有地約一・五ヘクタールにおいて整備を図ることといたしました。 また、昨年度に策定した基本計画を踏まえ、女性総合文化会館機能を初め、県民の幅広い活動、交流に関連する六つの拠点機能の整備を図るため、本年度は事業の具体化に向け実施計画を策定することといたしております。 今後とも、関係者等の御理解、御協力を賜りながら、鋭意、事業推進を図ってまいりたいと考えております。 第七点は、国際交流の推進についてであります。 新しい交流の時代、
国際化時代を迎えた本県において、先月十六日に十カ国の在日大使等をお招きし、「グローバリゼーションと日本─二十一世紀に向けての日本社会の
国際化」をテーマに、ワールド・パートナーシップ・フォーラム・イン徳島を開催したところであります。 私は、初めて試みたこのフォーラムを通して、本県の国際交流の推進に当たっては、このような国際会議の開催も含め、それぞれの地域の特性に合った多様な交流を進めていく必要があることを改めて認識したところであります。 一方、四国四県とJR四国で構成する四国観光立県推進協議会は、毎年海外キャンペーンを実施しており、本年は本県を幹事県として、来月二十四日から香港への訪問が計画されております。 このキャンペーンは、香港の旅行業者等に対して、四国の認知度を高めるとともに、観光客の誘致を図ることを目的としており、本県と世界各地との多様な交流を進める絶好の機会として、本県が世界に誇る阿波おどりを紹介するなど、四国の観光を大いにPRしたいと考えております。 また、この機会に、かねてより本県に対し友好の意思を表明されている中華人民共和国広東省人民政府とも、より一層の幅広い友好交流の推進方策について、協議してまいりたいと考えております。 第八点は、神戸─鳴門ルート全通記念事業についてであります。 神戸─鳴門ルート全通記念事業につきましては、事業計画の実現に向け鋭意諸準備を進めており、これまでに、中心的なイベントについて、逐次具体化が図られてきたところであります。 まず、平成十年春のイベントとして開催予定の第九演奏会につきましては、指揮者として世界的に著名な小澤征爾氏の招聘が内定いたしました。 鳴門市板東の地で、日本で初めてベートーヴェンの第九交響曲が演奏されて以来、八十周年に当たる記念すべき平成十年に、本県が本州と陸路で直結される喜びを「歓喜の歌」に込めて、全国に情報発信してまいります。 また、自然フェスタのマリンイベントとして、世界のトップサーファーが一堂に集うサーフィン世界選手権大会の誘致を進めてまいりましたが、去る三日に世界プロサーフィン連盟の会議が開催され、来年春にプレイベントとして、また平成十年春にはコアイベントとして二年連続の開催が内定いたしました。 この大会は、四国・関西では初めての世界大会であり、県南海岸周辺をマリンスポーツのメッカとして世界に情報発信してまいります。 また、スポーツフェスタの一つとして、アジアの十二カ国・地域が参加予定の第十四回女子ジュニア・アジア・バスケットボール選手権大会を、平成十年秋に開催することとなりました。 この大会を通じて、世界との出会いと交流の促進を図り、徳島のすばらしい魅力をアジア諸国にもアピールしてまいります。 さらに、来年度のプレイベントとして、本県の自然や歴史を題材とした県民参加によるミュージカルを「劇団ふるさときゃらばん」において制作し、来年十二月に上演する運びとなりました。 都道府県が情報発信や地域おこしを目的として、独自のミュージカルを制作することは初めての試みであり、全国的にも注目していただけるものと考えております。 今後とも、記念事業が徳島の個性あふれる独創的なものとなるよう、諸準備に努めてまいる所存であります。 次に、今回提出いたしました補正予算案につきまして、その主な内容を御説明申し上げます。 今回の補正予算は、当初予算が年間を通ずる総合予算として編成されておりますので、その後の国庫支出金等の決定によるもの及び当初予算編成後に事情変更があり、予算措置が必要となった事業につきまして、それぞれ所要の予算措置を講ずることといたしました。 県財政を取り巻く環境は、累積した多額の借入金を抱え、また景気回復が思わしくない状況から、県税等の一般財源の伸びに多くを望めないなど、依然として厳しい状況下にありますが、道路を初めとする社会資本の整備を推進するとともに、現下の社会経済情勢に適切に対応するため、さきに申し述べました消防防災ヘリコプター運航基地設計等に要する経費のほか、高齢者や障害者の福祉対策、県内企業の技術力向上対策、農林業振興対策、学校図書館機能強化対策などについて、特に力点を置いたところであります。 まず、公共事業につきましては、土木、農林水産関係における
国庫補助事業の決定に伴い追加計上することとし、国直轄事業負担金と合わせて十三億三千四百二十三万二千円を計上いたしました。 また、県単独公共事業につきましては、県民生活に直結した道路、河川等の整備を推進するため、土木、農林水産関係で六十一億八千百十七万円を追加計上しており、特に土木環境共生事業として、藍場浜公園の一部をふれあい広場として整備するほか、砂防事業や急傾斜地崩壊対策事業などの防災対策等にも配意したところであります。 さらに、県単独維持補修事業につきましては、道路、河川、港湾、漁港等の公共施設の適切な維持管理を行うため、八億五千二十万円を追加計上しており、特に、近時、落下事故が多発している潜水橋について、緊急に安全対策を講じるため、所要の予算を計上いたしました。 次に、高齢者等の福祉対策といたしまして、要援護高齢者に対するデイサービス事業を休日に実施する市町村に対し助成することとし、所要の予算を計上いたしました。 また、地域で生活する精神障害者の日常生活への支援等を実施する、地域生活支援センターの整備に要する経費について助成することといたしました。 次に、県内産業の技術力向上対策といたしまして、徳島大学工学部と工業技術センターの研究情報をデータベース化し、産・学・官の情報ネットワークを構築するとともに、ベンチャー企業等の製品試作の高速化を図るため、工業技術センターに光造形システムを導入することとし、所要の予算を計上いたしました。 次に、農林業振興対策といたしまして、肉豚の生産振興と生産性向上を図るため、養豚農家等が造成する地域養豚振興基金に対し、助成することといたしました。 また、森林整備の担い手対策を積極的に推進するため、森林整備担い手対策基金の積み立てに要する予算を計上いたしました。 さらに、阪神・淡路大震災の被災地に森や並木の緑を復元することによって、緑の共有財産を持つまちづくりを推進しようとする「ひょうごグリーンネットワーク」を支援するため、所要の予算を計上いたしました。 次に、学校図書館機能強化対策といたしまして、県立学校図書館の図書及び書架の充実を図るとともに、図書管理効率化のためのコンピューター整備を行うため、所要の予算を計上いたしました。 このほか、高速自動車道対策といたしまして、その建設を促進するため、環境対策等の周辺特別対策事業に要する予算を追加計上いたしました。 以上、歳出予算につきまして、その概要を申し上げましたが、この結果、
一般会計補正予算額は百十八億三千六百三十三万円となり、その財源の主なものとしては、 地方交付税 十一億百二十三万一千円 国庫支出金 十九億三千三百六十一万九千円 繰 越 金 五十一億七千二百九十三万八千円 県 債 三十一億七千九百万円となっております。 その結果、補正後の予算額は、五千三百五十四億四千九百三十三万円となります。 このほか、特別会計一件、企業会計一件につきましても、それぞれ所要の補正を行うことといたしました。 予算以外の提出案件といたしましては、条例案四件、決算の認定五件、その他の案件二件であります。 そのうち主なものにつきましては、御説明申し上げます。 第四号議案は、優生保護法の一部が改正され、
優生保護相談所の設置について同法による必置規制が解除されたこと等にかんがみ、徳島県
優生保護相談所の設置及び管理に関する条例を廃止するものであります。 第七号議案は、道路交通法の一部が改正され、自動車の種類のうち自動二輪車が大型自動二輪車及び普通自動二輪車に改められたことに伴い、関係規定について所要の整理を行う必要があり、条例の一部改正を行うものであります。 第八号議案は工事の
請負契約について、第九号議案は工事の
変更請負契約について、それぞれ議決を経るものであります。 以上、概略御説明申し上げましたが、その詳細につきましては、お手元の説明書等を御参照願うこととし、また御審議を通じまして御説明申し上げたいと存じます。 十分御審議くださいまして、原案どおり御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ────────────────────────
○議長(
湊庄市君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 ────────────────────────
○議長(
湊庄市君) お諮りいたします。 明九月二十六日、九月二十七日及び九月三十日の三日間は、議案調査のため休会といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
湊庄市君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 九月二十八日及び九月二十九日の両日は、県の休日のため休会、十月一日再開いたします。 ────────────────────────
○議長(
湊庄市君) 本日は、これをもって散会いたします。 午前十一時五十三分散会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━...