徳島県議会 > 1994-11-28 >
11月28日-01号

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  1. 徳島県議会 1994-11-28
    11月28日-01号


    取得元: 徳島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-04
    平成 6年11月定例会   平成六年十一月徳島県議会定例会会議録(第一号) 徳島告示第七百五十九号  平成六年十一月徳島県議会定例会を次のとおり招集する。   平成六年十一月二十一日            徳島県知事  圓 藤 寿 穂  一 期日 平成六年十一月二十八日  二 場所 徳島市 徳島県庁   ────────────────────────   議 員 席 次     一  番     森  本  尚  樹 君     二  番     福  山     守 君     三  番     西  沢  貴  朗 君     四  番     吉  田  忠  志 君     五  番     樫  本     孝 君     六  番     来  代  正  文 君     七  番     猿  瀧     勝 君     八  番     竹  内  資  浩 君     九  番     北  島  勝  也 君     十  番     杉  本  直  樹 君     十一 番     久 次 米  圭 一 郎 君     十二 番     長  尾  哲  見 君     十三 番     佐  藤  圭  甫 君     十四 番     児  島     勝 君     十五 番     川 真 田  哲  哉 君     十六 番     宮  城     覺 君     十七 番     北  岡  秀  二 君     十八 番     亀  井  俊  明 君     十九 番     堺        廣 君     二十 番     遠  藤  一  美 君     二十一番     原     秀  樹 君     二十二番     大  田     正 君     二十三番     榊     武  夫 君     二十五番     平  岡  一  美 君     二十六番     四  宮     肇 君     二十七番     近  藤  政  雄 君     二十八番     湊     庄  市 君     二十九番     木  村     正 君     三十 番     元  木     宏 君     三十一番     俵     徹 太 郎 君     三十二番     松  田  一  郎 君     三十三番     松  本     弘 君     三十四番     服  部  昭  子 君     三十五番     小  倉  祐  輔 君     三十六番     中  谷  浩  治 君     三十七番     大  西     仁 君     三十八番     原  田  弘  也 君     三十九番     阿  川  利  量 君     四十 番     谷  口     修 君     四十一番     木  内  信  恭 君     四十三番     日  下  久  次 君   ──────────────────────── 平成六年十一月二十八日    午前十時四十六分開会      出席議員計三十八名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     森  本  尚  樹 君     二  番     福  山     守 君     四  番     吉  田  忠  志 君     五  番     樫  本     孝 君     六  番     来  代  正  文 君     七  番     猿  瀧     勝 君     八  番     竹  内  資  浩 君     九  番     北  島  勝  也 君     十  番     杉  本  直  樹 君     十一 番     久 次 米  圭 一 郎 君     十二 番     長  尾  哲  見 君     十三 番     佐  藤  圭  甫 君     十四 番     児  島     勝 君     十五 番     川 真 田  哲  哉 君     十六 番     宮  城     覺 君     十七 番     北  岡  秀  二 君     十八 番     亀  井  俊  明 君     二十 番     遠  藤  一  美 君     二十一番     原     秀  樹 君     二十二番     大  田     正 君     二十三番     榊     武  夫 君     二十五番     平  岡  一  美 君     二十六番     四  宮     肇 君     二十七番     近  藤  政  雄 君     二十八番     湊     庄  市 君     二十九番     木  村     正 君     三十 番     元  木     宏 君     三十一番     俵     徹 太 郎 君     三十三番     松  本     弘 君     三十四番     服  部  昭  子 君     三十五番     小  倉  祐  輔 君     三十六番     中  谷  浩  治 君     三十七番     大  西     仁 君     三十八番     原  田  弘  也 君     三十九番     阿  川  利  量 君     四十 番     谷  口     修 君     四十一番     木  内  信  恭 君     四十三番     日  下  久  次 君   ────────────────────────  出席職員職氏名     事務局長     下  泉  昭  人 君     次長       十  川  勝  幸 君     議事課長     鈴  木  行  雄 君     調査課長     松  本  竹  生 君     議事課課長補佐  浜  本  道  男 君     調査課課長補佐  河  野     敏 君     議事係長     木  村  輝  行 君     事務主任     山  口  久  文 君     主事       香  川  和  仁 君     同        佐  光  正  夫 君     同        田  幡  敏  雄 君     同        河  内  か ほ り 君   ────────────────────────  列席者職氏名     知事       圓  藤  寿  穂 君     副知事      松  田  研  一 君     出納長      折  野  國  男 君     企業局長     宮  本     清 君     審議監      内  藤  康  博 君     総務部長     佐 々 木  豊  成 君     企画調整部長   幸  田  雅  治 君     福祉生活部長   盛  川  弘  治 君     保健環境部長   市  原     実 君     商工労働部長   古  川  文  雄 君     農林水産部長   安  丸  徳  広 君     土木部長     山  中     敦 君     財政課長     緒  方  俊  則 君     財政課課長補佐  里  見  光 一 郎 君   ────────────────────────     教育委員長    河  野  博  章 君     教育長      坂  本  松  雄 君   ────────────────────────     人事委員長    大 久 保  久  夫 君     人事委員会事務局長木  村  義  則 君   ────────────────────────     公安委員長    鈴  江  襄  治 君     警察本部長    中  村     薫 君   ────────────────────────     代表監査委員   藤  井     格 君     監査事務局長   福  田     稔 君   ────────────────────────  議 事 日 程   第一号   平成六年十一月二十八日(月曜日)午前十時三十分開会 第一 会議録署名者指名          (三   名) 第二 会期決定の件             (十八日間) 第三 議案自第一号至第十九号、計十九件   (提出者説明)   ──────────────────────── ○議長木村正君) ただいまより、平成六年十一月徳島県議会定例会開会いたします。   ──────────────────────── ○議長木村正君) これより本日の会議を開きます。   ──────────────────────── ○議長木村正君) 日程に入るに先立ち、諸般報告をいたします。 まず、議長会関係等について申し上げます。 去る十月二十六日、青森県において、全国都道府県議会議長会定例総会が開催され、地方分権推進についてを初め、地方行政上の当面する諸問題について協議を行い、関係方面に善処方要望いたした次第であります。 また、財政窮乏対策県議会議長協議会等の諸会合にも出席いたした次第であります。 次に、監査委員から、本年九月から十月にわたり実施した現金出納検査及び定期監査の結果について、議長あて報告書提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、議案等提出通知がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第389号  (参照)                          財第389号                      平成6年11月28日 徳島県議会議長 木 村   正 殿                徳島県知事 圓 藤 寿 穂   平成6年11月徳島県議会定例会議案について(提出)  このことについて,別添のとおり提出します。   ────────────────────────      平成6年11月徳島県議会定例会提出議案 第 1 号 徳島部設置条例の一部改正について 第 2 号 議会議員その他非常勤の職員公務災害補償等に関する条例の一部改正について 第 3 号 徳島剣山スキー場設置及び管理に関する条例廃止について 第 4 号 徳島農業改良普及所設置及び管理に関する条例の一部改正について 第 5 号 徳島県中山間ふるさと・水と土保全基金条例の一部改正について 第 6 号 平成6年度県営土地改良事業費に対する受益市町村負担金について 第 7 号 平成6年度農地保全に係る地すべり防止事業費に対する受益町村負担金について 第 8 号 平成6年度県営林道開設事業費に対する受益町村負担金について 第 9 号 平成6年度漁港修築事業費等に対する受益市町負担金について 第 10 号 平成6年度県単独砂防事業費等に対する受益市町村負担金について 第 11 号 平成6年度県単独道路事業費に対する受益市町村負担金について 第 12 号 平成6年度県営都市計画事業費等に対する受益市町負担金について 第 13 号 平成6年度港湾建設事業費に対する受益市町負担金について 第 14 号 一般国道438号道路改良工事三頭トンネルの請負契約変更請負契約について 第 15 号 徳島合同庁舎事務所棟新築工事のうち建築工事請負契約について 第 16 号 不動産の処分について 第 17 号 県道認定について 第 18 号 県道廃止について 第 19 号 平成5年度徳島一般会計歳入歳出決算並びに各特別会計歳入歳出決算認定について 報告第1号 徳島継続費精算報告書について 報告第2号 損害賠償交通事故)の額の決定及び和解に係る専決処分報告について 報告第3号 損害賠償道路事故)の額の決定及び和解に係る専決処分報告について   ──────────────────────── ○議長木村正君) 次に、知事教育委員長人事委員長公安委員長及び代表監査委員から、お手元に御配布のとおり、説明者委任通知がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第388号  (参照)                          財第388号                      平成6年11月28日 徳島県議会議長 木 村   正 殿                徳島県知事 圓 藤 寿 穂        説明者委任について(通知)  平成6年11月徳島県議会定例会説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        副知事      松  田  研  一        出納長      折  野  國  男        企業局長     宮  本     清        審議監      内  藤  康  博        総務部長     佐 々 木  豊  成        企画調整部長   幸  田  雅  治        福祉生活部長   盛  川  弘  治        保健環境部長   市  原     実        商工労働部長   古  川  文  雄        農林水産部長   安  丸  徳  広        土木部長     山  中     敦        財政課長     緒  方  俊  則        財政課課長補佐  里  見  光 一 郎   ──────────────────────── △教企第106号                          教企第106号                      平成6年11月28日 徳島県議会議長 木 村   正 殿         徳島教育委員会委員長  河 野 博 章        説明者委任について(通知)  平成6年11月徳島県議会定例会説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        教育長      坂  本  松  雄   ──────────────────────── △人委第587号                          人委第587号                      平成6年11月28日 徳島県議会議長 木 村   正 殿          徳島人事委員会委員長 大久保 久 夫        説明者委任について(通知)  平成6年11月徳島県議会定例会説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        事務局長     木  村  義  則   ──────────────────────── △徳公委第100号                         徳公委第100号                      平成6年11月28日 徳島県議会議長 木 村   正 殿          徳島公安委員会委員長 鈴 江 襄 治        説明者委任について  平成6年11月徳島県議会定例会説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        警察本部長    中  村     薫   ──────────────────────── △徳監第270号                          徳監第270号                      平成6年11月28日 徳島県議会議長 木 村   正 殿            徳島代表監査委員 藤 井   格        説明者委任について(通知)  平成6年11月28日開会徳島県議会定例会説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        監査事務局長   福  田     稔   ──────────────────────── ○議長木村正君) 諸般報告は、以上であります。   ──────────────────────── ○議長木村正君) これより本日の日程に入ります。 日程第一、「会議録署名者指名」を行います。 会議録署名者は、議長において、     原  田  弘  也  君     大  西     仁  君     日  下  久  次  君の三君を指名いたします。   ──────────────────────── ○議長木村正君) 次に、日程第二、「会期決定の件」を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会会期は、本日から十二月十五日までの十八日間といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長木村正君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日から十二月十五日までの十八日間と決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長木村正君) 次に、日程第三、「議案第一号・徳島部設置条例の一部改正についてより、第十九号に至る十九件」を議題といたします。 以上の十九件について、提出者説明を求めます。 圓藤知事。   (圓藤知事登壇) ◎知事圓藤寿穂君) 本日、十一月県議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙中にもかかわりませず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。 提出案件の御説明に先立ち、県政に関する最近の状況について御報告申し上げます。 現在、国においては、政治改革税制改革行財政改革規制緩和といった、まさに歴史的な変革が推し進められているところであります。 地方分権は、これらすべての改革に共通する根幹の問題であり、この成否が我が国の将来を決定するといっても過言ではないのであります。 この国政における最重要課題の一つであり、地方自治体にとっては将来の発展への枠組みを定める地方分権問題は、昨年十月の臨時行政改革推進審議会答申を受けて、現在、行政改革推進本部において検討が進められているところであり、国においては、年内に地方分権推進に関する大綱方針が策定され、これに基づきまして、速やかに地方分権推進に関する基本的な法律案の作成が行われる予定であります。 県におきましても、本年六月に、地方分権を考える徳島県政塾設置し、検討を進めているところであります。 去る二十一日には、当県政塾から、国と地方役割分担権限移譲や財源のあり方など、これまでの検討結果を取りまとめた地方分権推進に関する緊急提言が出されました。 今回、提言いただきました、地域づくり等事務が完結的に執行できる権限一括移譲などの内容が、国の動きに反映されますよう、今後、関係機関に対して積極的に働きかけを行ってまいりたいと考えております。 なお、当県政塾におきましては、引き続き、本県における地方分権推進方策について、より具体的な検討を進めていく予定であります。 次に、近畿ブロック知事会への加入についてであります。 去る二十四日に開催されました近畿二府六県で構成される近畿ブロック知事会の第五十六回知事会議において、本県は正式の構成員として当知事会加入することが認められたところであります。 この加入は、本県が新しい時代の扉を開き、新しいページに歴史を刻んでいく出発点となるものであります。 時あたかも、本年九月には関西国際空港が開港し、また、平成十年春には明石海峡大橋の開通により京阪神と直結するなど、本県は今後ますます近畿圏との結びつきが強まり、人や物、情報交流は一段と活発化してまいります。 今後は、近畿の各府県との交流連携の翼をさらに大きく広げ、近畿四国を結ぶ交流拠点四国の玄関としての位置づけを一層強固なものとするとともに、本県の伝統ある歴史や文化、豊かな自然環境など恵まれた資源や特性を生かしながら、魅力あふれる地域として発展するよう努力してまいりたいと考えております。 このような地方分権という大きな流れ、また近畿ブロック知事会への加入による新たなる飛躍へのスタートなど、本県を取り巻く状況は大きく変化をしております。 この変革時代に的確に対応し、国際化情報化高齢化などの潮流を踏まえ、二十一世紀の新たな徳島、すなわち豊かさが実感でき、いきいきとした徳島を実現するためには、県の新しい行財政システムの構築が急がれるところであります。 このため、本年六月に、民間有識者等による県新行財政システム検討委員会設置し、多様化する行政ニーズに的確に対応できる簡素で効率的な行財政システムあり方について、検討が重ねられてまいりましたが、先月二十五日には、新しい行財政システムを構築するための基本理念を明らかにするとともに、当面、緊急に必要な組織機構の見直しの視点を盛り込んだ第一次答申をいただきました。 私といたしましては、この答申の趣旨を尊重し、二十一世紀の新たな徳島を創造するために、時代潮流を踏まえた組織機構の再編に早急に取りかかることといたし、答申に盛られた福祉行政保健医療行政の一元化を図るとともに、よりよい生活環境の創造を推進する体制を整備するために、今定例会福祉生活部保健環境部組織改革に必要な条例改正を提案することといたしました。 なお、当検討委員会におきましては、引き続き人材の育成策財政運営あり方などについて検討が進められており、これらの課題につきましても答申をいただくことになっておりますので、今後、私自身がリーダーシップを取り、勇断をもって行財政改革に取り組んでまいる所存であります。 次に、当面する県政重要課題について、諸般報告と私の所信を申し述べたいと思います。 第一点は、高速自動車道整備についてであります。 四国横断自動車道鳴門─津田間につきましては、鳴門市及び板野町の地元対策協議会事業説明を行い、測量や地質調査の立ち入りの了解をお願いし、御承諾をいただいているところであります。 また、先月三十一日に鳴門市大麻町において「中心杭打ち式」が行われ、建設促進への大きな一歩が踏み出されたところであります。 阿南鳴門間につきましては、整備計画区間への格上げに向け、国及び県におきまして、種々の調査手続を進めているところであります。 このうち、小松島─鳴門間は、都市計画決定手続を進めてまいりましたが、環境影響評価について県都市計画地方審議会専門小委員会事前審議をしていただくなどの必要な諸手続を済ませ、今月七日に当審議会において計画案が承認され、去る十八日には建設大臣の認可をいただいたところであります。 あす二十九日に都市計画決定告示を行い、これにより、一連の手続が完了する予定であります。 また、四国縦貫自動車道徳島─藍住間につきましては、現在、日本道路公団において順調に工事が進められているところでありますが、先日、同公団を訪問して、ぜひとも、来年夏ごろの供用開始に向けて御尽力いただきますよう、強く、お願いしてまいったところであります。 さらに、脇─川之江間につきましても、より一層事業促進が図られますよう、日本道路公団及び地元町とさらに連携を密にし、早期完成に向けて最大限の努力を重ねてまいる所存であります。 第二点は、地域高規格道路についてであります。 地域高規格道路につきましては、早期指定に向け、従来から関係者の方々とともに、国に対して積極的に働きかけを行っているところであります。 現在、建設省においては、指定に向けての取りまとめの段階となってきておりますので、先日も改めて、私自身建設大臣に強く要望してまいったところであります。 特に、一般国道五十五号阿南─安芸間については、四国で唯一の高速道路空白地帯となっているため、地域の振興にとっては、地域高規格道路としての整備がぜひ必要であり、一日も早い指定を強く期待いたしているものであります。 中でも、日和佐改良につきましては、早期事業化に向けて努力を続けてまいりたいと考えております。 第三点は、航空輸送対策についてであります。 去る十月一日に日本エアコミューター株式会社により、徳島─福岡線の新規航路が開設され、さらに、今月一日には全日本空輸株式会社が、徳島─東京線にボーイング767型機により、一日一往復の乗り入れを開始いたしました。 これらによりまして、新規航路の開設とダブルトラッキングの導入という県民の長年の願いが一挙に実現いたしました。 これもひとえに議員各位を初め運輸省、防衛庁、地元松茂町など関係機関並びに関係の皆様方の御支援、御協力のたまものと心より感謝申し上げます。 徳島─福岡線につきましては、開設後一カ月間の利用状況を見てみますと、利用率は約六八%と高く、県民の皆様方に十分活用していただいている結果となっております。 また、徳島─東京線につきましては、今までのダイヤの空白の時間帯に一往復増便され、従来の一社五便体制から二社六便体制へ拡充された結果、輸送力の拡大はもちろんのこと旅客サービスや利便性の向上、また観光、産業の振興が図られるものと大いに期待いたしております。 県といたしましても、県民のニーズを的確にとらえるとともに、利用の促進を図り、さらなる新たな路線の開設など、今後とも航空輸送体制の充実に努めてまいりたいと考えております。 第四点は、細川内ダム建設計画の推進についてであります。 この問題につきましては、県といたしましても地元木頭村の理解を得るために、村との話し合いを行ってきたところであり、去る十六日には第三回目の意見交換会を行ったところであります。 今回は、今までの意見交換会の集約ということで開催したところであり、双方の論点を整理し、取りまとめたものを公表いたしたところであります。 しかし、村当局からは、論議は尽くされていないとの意見もあり、県といたしましてもかねてより幅広くいろいろな方々とさまざまな方法で話し合いを続けてまいり、理解をいただきたいと考えていたところでありますので、今後とも村当局を初め村民の方々には、積極的にダムに関する情報を提供しながら意見をお聞きするとともに、国や県の考えも聞いていただきたいと考えているところであります。 また、村の振興計画につきましては、ダム建設により村の活性化が図られますよう、県としての計画案の取りまとめ作業を鋭意進めており、近く、村当局及び村民の方々に提示してまいりたいと考えております。 なお、水没予定地区に居住されている方々は、生活設計もおぼつかず、生活相談所の開設を切に要望されておりますので、その実現が図られますよう、さらに、努力してまいりたいと考えております。 今後とも、地元木頭村の方々はもとより県民の方々の御理解と御協力を得ながら、事業促進されますよう、全力で取り組んでまいりたいと考えております。 第五点は、橘湾の石炭火力発電所の立地計画についてであります。 橘湾の工業開発に伴う企業誘致のために、これまでに県が行った小勝島等の用地買収及び漁業補償等に係る費用、いわゆる橘湾関係先行投資につきましては、その回収を図るべく、電気事業者と鋭意協議を重ねてまいりましたが、このたび、合意に達したところであります。 その内容といたしましては、小勝島等用地買収費が約二十億円、漁業補償等に係る費用が、徳島県水産振興公害対策基金への出捐金を含めて、約八十九億円、合計約百九億円が、本年末までに電気事業者から県に支払われることとなっております。 また、環境保全協定についてでありますが、橘湾石炭火力発電所の立地に関しては、公害を防止し、将来にわたって地域環境を保全していくことが何よりも大切であると考えております。 このような認識のもとに、環境保全協定について、これまで県及び阿南市と電気事業者との間で鋭意協議を重ねてまいりましたが、大気汚染、水質汚濁等の環境保全対策について、大筋で合意を得ているところであります。 今後、協定を結ぶに当たりましては、環境基本法、瀬戸内海環境保全特別措置法等の趣旨を踏まえ、適切な環境保全対策が盛り込まれたものとなるように対応してまいりたいと考えているところであります。 第六点は、農林水産業の振興についてであります。 ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意の実施に伴う、本県農業への影響を最小限に食いとめるために、農業施策の充実強化について、機会あるごとに国へ要望してまいったところでありますが、先月、国において、ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策大綱が示され、今後、六年間にわたり総事業費六兆百億円の関連対策が実施されることになりました。 本県におきましても、農業政策の大きな節目であるという認識に基づき、将来の農業の基本となる担い手の育成、農業・農村の基盤整備推進国際化に対応した野菜、果樹、畜産等の生産振興対策及び生産意欲の減退が懸念される中山間地域の活性化対策など本県の実情に配慮しながら、国の施策とあわせてきめ細かい対策を講じるよう努めてまいる所存であります。 第七点は、企業誘致についてであります。 辰巳工業団地への企業誘致につきましては、去る二十一日に、新王子製紙株式会社から、富岡工場第二事業所の建設計画書が提出されたところであり、これによりますと、新規事業として、将来性、発展性が期待できます情報メディア関連の磁気カード生産工場を来年一月に着工し、平成八年一月から操業を開始する予定となっております。 なお、従前の計画につきましては、操業開始時期を平成十年度末までとし、その内容につきましては、同社が策定中の中長期計画の中で具体的に取り組むとのことであります。 さらに、来月九日には、平成八年二月の操業に向けて、倉敷紡績株式会社徳島工場の起工式が行われる予定であり、いよいよ、辰巳工業団地に立地しております先導的企業の本格的な工場建設が始まることとなりました。 これらの企業の操業による本県経済への波及効果を大いに期待しているところであります。 円高や産業の空洞化などの影響により、景気回復の足取りは重く、企業誘致を取り巻く環境は極めて厳しい状況下にあります。 このような中でも、企業誘致は県政の最重要課題の一つとして積極的に推進しているところでありますが、去る九日には大阪市で開催いたしました「徳島時代フォーラム」において、関西圏の企業のトップの方々に、本県の魅力やこれからの展望などについて、積極的にPRして、企業誘致に努めたところであります。 今後とも、私自身が先頭に立って誘致活動を展開して、本県への立地の促進に全力で取り組んでまいる所存であります。 第八点は、拠点施設の整備についてであります。 まず、県子ども科学体験施設の整備についてであります。 子ども科学体験施設につきましては、科学技術と自然環境との調和をテーマに、徳島の豊かな自然を活用し、子どもたちが実験や体験を通して、遊びや楽しみの中から科学する心をはぐくむ施設として整備することといたしております。 建設場所につきましては、このテーマの実現可能な場所、さらには関西圏との交流拠点として県外からの来館者も期待できる場所等を条件に、施設の効率化・複合化の観点から検討を進めてまいりましたが、このたび、県子ども科学体験施設基本計画策定委員会の検討結果を踏まえ、板野町に計画しております自然を生かしたふれあいの里のシンボルゾーンと一体的に整備を図ることといたしました。 今後は、施設配置や運営計画など必要な調整を行い、本年度末を目途に、子ども科学体験施設の基本計画を策定し、本県の二十一世紀を担う子どもたちの夢と希望をはぐくむ施設として整備してまいりたいと考えております。 また、野外交流の郷の整備についてでありますが、平成十年春に開通予定の明石海峡大橋の効果を広く県内各地域の発展につなげるため、本県の豊かな自然を生かした交流、滞在の拠点として、本格的オートキャンプ場やスポーツ広場、青少年の活動の場等を整備することといたしております。 適地の選定につきましては、野外交流の郷整備検討委員会検討結果を踏まえ、県南部につきましては海南町の蛇王地区に決定いたしました。 なお、県西部につきましては、関係町村より候補地の追加募集を行い、現在の候補地とあわせて再検討することといたしました。 今後は、本年度中に県南部の基本計画の策定を行い事業推進を図るとともに、県西部の候補地のリストアップを行うことといたしております。 第九点は、来年度の予算編成をめぐる状況についてであります。 現在、国におきましては、来年度の予算編成作業が進められておりますが、国の財政状況は、平成六年度末の公債の発行残高が二百兆円を超える見込みであり、国債費が政策的経費を圧迫するなど、構造的にますます厳しさを増してきております。 各省庁の概算要求基準は、経常的経費については、引き続き原則一〇%の削減がなされるとともに、投資的経費については、公共投資重点化枠を含めて原則五%増にとどめるなど、国においては厳しい予算編成がなされるものと考えられます。 一方、本県財政も、公債費の増高に加え、県税、地方交付税等のいわゆる一般財源が、平成四年度、五年度と二年連続して減少するという極めて厳しい状況に置かれております。 しかも、県税等自主財源の乏しい本県の財政構造においては、国の予算の影響を受ける度合いが非常に大きく、本県の来年度予算も従前にも増して厳しい編成を余儀なくされるものと考えております。 このように厳しい財政環境下ではありますが、私は、時代の変化や本県の置かれている状況を見据え、県民一人一人の幸せを施策の中心に据えて、新しい世紀における徳島づくりを目指してまいらなければならないと考えております。 したがいまして、今後の国の予算編成及び地方財政対策の動向等を十分に見きわめながら、従前にも増して行財政全般にわたる見直しや経費の節減合理化に努め、限られた財源を計画的かつ重点的に配分することにより、新しい環境と時代の中で、県民一人一人が真の豊かさを実感できる徳島、いきいきとしたあたたかい徳島、個性的な文化を創造していく徳島を築いていくための予算編成に知恵を絞り、汗を流してまいりたいと考えております。 また、本県発展の基盤となる明石海峡大橋建設事業四国縦貫自動車道建設事業等について国の予算を確保するため、本県選出国会議員の御協力を得るとともに、私自身、先頭に立って予算獲得に全力で取り組んでまいる所存であります。 議員各位におかれましても、格別の御支援、御協力をお願い申し上げます。 次に、今回提出いたしました案件のうち、主なものについて御説明申し上げます。 第一号議案は、社会経済情勢の変化に対応するとともに、効率的な行政の執行を確保するため、福祉生活部及び保健環境部について再編を行う必要があり、条例の一部改正を行うものであります。 第三号議案は、剣山スキー場を一宇村に譲与することに伴い、徳島剣山スキー場設置及び管理に関する条例廃止するものであります。 第六号議案から第十三号議案までは、各種県営事業に対する受益市町村の負担金について議決を経るものであります。 第十四号議案工事変更請負契約について、第十五号議案工事請負契約について、第十六号議案は不動産の処分について、第十七号議案県道認定について、第十八号議案県道廃止について、それぞれ議決を経るものであります。 以上、概略御説明申し上げましたが、詳細につきましては、お手元説明書等を御参照願うこととし、また、御審議を通じまして御説明申し上げたいと存じます。 十分御審議くださいまして、原案どおり御賛同賜りますようお願い申し上げます。   ──────────────────────── ○議長木村正君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。   ──────────────────────── ○議長木村正君) お諮りいたします。 明十一月二十九日及び十一月三十日の両日は、議案調査のため、休会といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長木村正君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 十二月一日、再開いたします。   ────────────────────────
    議長木村正君) 本日は、これをもって散会いたします。      午前十一時十三分散会   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━...