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06月28日-01号

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  1. 徳島県議会 1991-06-28
    06月28日-01号


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    平成 3年 6月定例会   平成三年六月徳島県議会定例会会議録(第一号) 徳島県告示第四百二十二号  平成三年六月徳島県議会定例会を次のとおり招集する。   平成三年六月二十一日            徳島県知事  三 木 申 三  一 期日 平成三年六月二十八日  二 場所 徳島市 徳島県庁   ────────────────────────   議 員 席 次     一  番     福  山     守 君     二  番     西  沢  貴  朗 君     三  番     吉  田  忠  志 君     四  番     樫  本     孝 君     五  番     来  代  正  文 君     六  番     猿  瀧     勝 君     七  番     竹  内  資  浩 君     八  番     北  島  勝  也 君     九  番     杉  本  直  樹 君     十  番     佐  藤  圭  甫 君     十一 番     長  尾  哲  見 君     十二 番     児  島     勝 君     十三 番     川 真 田  哲  哉 君     十四 番     宮  城     覺 君     十五 番     北  岡  秀  二 君     十六 番     亀  井  俊  明 君     十七 番     堺        廣 君     十八 番     遠  藤  一  美 君     十九 番     原     秀  樹 君     二十 番     大  田     正 君     二十一番     榊     武  夫 君     二十二番     板  東  敬  二 君     二十三番     岩  浅  嘉  仁 君     二十四番     平  岡  一  美 君     二十五番     四  宮     肇 君     二十六番     柴  田  嘉  之 君     二十七番     近  藤  政  雄 君     二十八番     湊     庄  市 君     二十九番     木  村     正 君     三十 番     元  木     宏 君     三十一番     俵     徹 太 郎 君     三十二番     七  条     明 君     三十三番     松  本     弘 君     三十四番     服  部  昭  子 君     三十五番     中  谷  浩  治 君     三十六番     小  倉  祐  輔 君     三十七番     大  西     仁 君     三十八番     原  田  弘  也 君     三十九番     阿  川  利  量 君     四十 番     谷  口     修 君     四十一番     木  内  信  恭 君     四十三番     日  下  久  次 君   ──────────────────────── 平成三年六月二十八日    午前十一時三十六分開会      出席議員計四十一名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     福  山     守 君     二  番     西  沢  貴  朗 君     三  番     吉  田  忠  志 君     四  番     樫  本     孝 君     五  番     来  代  正  文 君     六  番     猿  瀧     勝 君     七  番     竹  内  資  浩 君     八  番     北  島  勝  也 君     九  番     杉  本  直  樹 君     十  番     佐  藤  圭  甫 君     十一 番     長  尾  哲  見 君     十二 番     児  島     勝 君     十三 番     川 真 田  哲  哉 君     十四 番     宮  城     覺 君     十五 番     北  岡  秀  二 君     十六 番     亀  井  俊  明 君     十七 番     堺        廣 君     十八 番     遠  藤  一  美 君     十九 番     原     秀  樹 君     二十 番     大  田     正 君     二十一番     榊     武  夫 君     二十二番     板  東  敬  二 君     二十三番     岩  浅  嘉  仁 君     二十四番     平  岡  一  美 君     二十五番     四  宮     肇 君     二十六番     柴  田  嘉  之 君     二十七番     近  藤  政  雄 君     二十八番     湊     庄  市 君     二十九番     木  村     正 君     三十 番     元  木     宏 君     三十一番     俵     徹 太 郎 君     三十二番     七  条     明 君     三十三番     松  本     弘 君     三十四番     服  部  昭  子 君     三十五番     中  谷  浩  治 君     三十六番     小  倉  祐  輔 君     三十七番     大  西     仁 君     三十八番     原  田  弘  也 君     三十九番     阿  川  利  量 君     四十 番     谷  口     修 君     四十一番     木  内  信  恭 君   ────────────────────────  出席職員職氏名     事務局長     宮  本     武 君     次長       尾  方  敬  二 君     議事課長     林     祐 次 郎 君     調査課長     田  辺  輝  雄 君     議事課課長補佐  三  原  孝  文 君     調査課課長補佐  松  本  竹  生 君     議事係長     浜  本  道  男 君     委員会係長    森  本  哲  生 君     調査第二係長   木  村  輝  行 君     事務主任     板  谷  充  顕 君     主事       谷     浩  二 君     同        日  関     実 君     同        山  口  久  文 君   ────────────────────────  列席者職氏名     知事       三  木  申  三 君     副知事      小  坂  紀 一 郎 君     出納長      中  川  一  郎 君     企業局長     藤  井     格 君     総務部長     潮     明  夫 君     企画調整部長   荒  木  慶  司 君     福祉生活部長   内  藤  康  博 君     保健環境部長   岩  橋  健  次 君     商工労働部長   宮  本     清 君     農林水産部長   田  中     誠 君     土木部長     縣     保  佑 君     国体局長     宮  田     久 君     財政課長     丹  下  甲  一 君     財政課課長補佐  中  村     稔 君   ────────────────────────     教育委員長    矢  西     保 君     教育長      近  藤  通  弘 君   ────────────────────────     人事委員長    岡  田  焏  助 君     人事委員会事務局長津  川  敏  昭 君   ────────────────────────     公安委員長    細  井  宇  八 君     警察本部長    奥  村  萬 壽 雄 君   ────────────────────────     代表監査委員   折  野  國  男 君     監査事務局長   勝  川  直  則 君   ────────────────────────  議 事 日 程   第一号   平成三年六月二十八日(金曜日)午前十時三十分開会 第一 会議録署名者の指名          (三   名) 第二 会期決定の件             (十五日間) 第三 議案自第一号至第二十四号、計二十四件 (提出者説明)   ──────────────────────── ○議長(中谷浩治君) ただいまより、平成三年六月徳島県議会定例会を開会いたします。   ──────────────────────── ○議長(中谷浩治君) これより本日の会議を開きます。   ──────────────────────── ○議長(中谷浩治君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、議長会関係等について申し上げます。 去る、五月二十三日、本県において四国四県議会正副議長会議が、六月五日には香川県において中国四国九県議会正副議長会議が、六月十八日には東京都において全国都道府県議会議長会臨時総会がそれぞれ開催され、「主要幹線道路建設促進について」を初め、地方行政上の当面する諸問題について協議を行い、関係方面に善処方を要望いたした次第であります。 次に、去る五月二十六日には、京都府において、「緑でうめたい地球の未来」をテーマに開催されました第四十二回全国植樹祭に出席いたした次第であります。 次に、去る六月十九日、東京都において開催された内閣総理大臣との懇談会に出席し、当面の地方行政の課題等について意見交換を行った次第であります。 また、財政窮乏対策県議会議長協議会役員会及び総会、並びに都道府県議会議員共済会代議員会等の諸会合にも出席した次第であります。 次に、去る六月八日、阿南市において、故糸林寛行前議員の徳島県議会自由民主党徳島支部連合会及び徳島県港湾協会の合同葬を執り行いましたところ、議員各位の御協力により滞りなく終了いたしましたので、御報告いたしておきます。 次に、雲仙岳の噴火により大きな被害を受けました長崎県に対して、お見舞いの電報を発しておきましたので、御報告いたしておきます。 次に、監査委員から、本年四月から五月にわたり実施した現金出納検査及び定期監査の結果について、議長あて報告書が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、議案等の提出通知がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第236号  (参照)                          財第236号                      平成3年6月28日 徳島県議会議長 中 谷 浩 治 殿                徳島県知事 三 木 申 三   平成3年6月徳島県議会定例会の議案について(提出)  このことについて,別添のとおり提出します。   ────────────────────────      平成3年6月徳島県議会定例会提出議案 第 1 号 徳島県吏員恩給条例等の一部改正について 第 2 号 職員の退職手当に関する条例の一部改正について 第 3 号 公聴会参加者等実費弁償支給条例等の一部改正について 第 4 号 新産業都市の区域内における県税の不均一課税に関する条例の一部改正について 第 5 号 低開発地域工業開発地区内における県税の課税免除に関する条例及び過疎地域内における県税の課税免除に関する条例の一部改正について 第 6 号 徳島県立保育専門学院の設置及び管理に関する条例等の一部改正について 第 7 号 徳島県保健婦,助産婦,看護婦及び准看護婦修学資金貸与条例の一部改正について 第 8 号 徳島県飼料検定条例の一部改正について 第 9 号 徳島県都市公園条例の一部改正について 第 10 号 徳島県港湾施設管理条例の一部改正について 第 11 号 徳島県立高等学校総合寄宿舎の設置及び管理に関する条例等の一部改正について 第 12 号 山城地区開発計画推進事業多目的ホール棟(仮称)建設工事のうち建築工事請負契約について 第 13 号 山城地区開発計画推進事業多目的ホール棟(仮称)建設工事のうち電気工事の請負契約について 第 14 号 山城地区開発計画推進事業多目的ホール棟(仮称)建設工事のうち空調工事の請負契約について 第 15 号 水質障害対策事業阿南地区終末処理場電気設備製作据付工事請負契約について 第 16 号 地盤沈下対策事業国府北部地区飯尾堰ゲート製作工事請負契約について 第 17 号 徳島県児童相談所・徳島県精神薄弱者更正相談所新築工事のうち建築工事請負契約について 第 18 号 徳島県立阿南工業高等学校体育館改築工事のうち建築工事請負契約について 第 19 号 徳島県立城北高等学校体育館改築工事のうち建築工事請負契約変更請負契約について 第 20 号 徳島県立城南高等学校体育館改築工事のうち建築工事請負契約変更請負契約について 第 21 号 徳島県立水産高等学校漁業実習船建造工事請負契約について 第 22 号 不動産の取得について 第 23 号 不動産の処分について 第 24 号 徳島県土地開発公社定款の一部変更について 報告第1号 平成2年度徳島県継続費繰越計算書について 報告第2号 平成2年度徳島県繰越明許費繰越計算書について 報告第3号 平成2年度徳島県事故繰越し繰越計算書について 報告第4号 平成2年度徳島県工業用水道事業会計予算繰越計算書について 報告第5号 平成2年度徳島県土地造成事業会計予算繰越計算書について 報告第6号 損害賠償(道路事故)の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について   ──────────────────────── ○議長(中谷浩治君) 次に、知事、教育委員長人事委員長公安委員長及び代表監査委員から、お手元に御配布のとおり、説明者委任の通知がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第235号  (参照)                          財第235号                      平成3年6月28日 徳島県議会議長 中 谷 浩 治 殿                徳島県知事 三 木 申 三        説明者の委任について(通知)  平成3年6月徳島県議会定例会に説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        副知事      小  坂  紀 一 郎        出納長      中  川  一  郎        企業局長     藤  井     格        総務部長     潮     明  夫        企画調整部長   荒  木  慶  司        福祉生活部長   内  藤  康  博        保健環境部長   岩  橋  健  次        商工労働部長   宮  本     清        農林水産部長   田  中     誠        土木部長     縣     保  佑        国体局長     宮  田     久        財政課長     丹  下  甲  一        財政課課長補佐  中  村     稔   ──────────────────────── △教総第342号                          教総第342号                      平成3年6月28日 徳島県議会議長 中 谷 浩 治 殿          徳島県教育委員会委員長 矢 西   保        説明者の委任について(通知)  平成3年6月28日開会の徳島県議会定例会に出席して説明する者を,次の者に委任しました。        教育長      近  藤  通  弘   ──────────────────────── △人委第371号                          人委第371号                      平成3年6月28日 徳島県議会議長 中 谷 浩 治 殿          徳島県人事委員会委員長 岡 田 焏 助        説明者の委任について(通知)  平成3年6月28日開会の徳島県議会定例会に説明のため出席することを,次の者に委任したので通知します。        事務局長     津  川  敏  昭   ──────────────────────── △徳公委第30号                         徳公委第30号                      平成3年6月28日 徳島県議会議長 中 谷 浩 治 殿          徳島県公安委員会委員長 細 井 宇 八        説明者の委任について  平成3年6月28日開会の徳島県議会定例会に出席して説明する者を,次のとおり委任したので通知します。        警察本部長    奥  村  萬 壽 雄   ──────────────────────── △徳監第171号                          徳監第171号                      平成3年6月28日 徳島県議会議長 中 谷 浩 治 殿            徳島県代表監査委員 折 野 國 男        説明者の委任について(通知)  平成3年6月28日開会の徳島県議会定例会に出席して説明する者を,次のとおり委任しましたので通知します。        監査事務局長   勝  川  直  則   ──────────────────────── ○議長(中谷浩治君) 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、「法人の経営状況等を説明する書類」の提出がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第237号  (参照)                          財第237号                      平成3年6月28日 徳島県議会議長 中 谷 浩 治 殿                徳島県知事 三 木 申 三   地方自治法第221条第3項の法人の経営状況等を説明する書類について(提出) 地方自治法第243条の3第2項の規定により、同法第221条第3項に規定する次の法人について,その経営状況を説明する書類及び同法第243条の3第3項の規定により,同法第221条第3項に規定する信託について,住友信託銀行株式会社及び安田信託銀行株式会社の信託に係る事務の処理状況を説明する書類を別冊のとおり提出します。  財団法人 徳島県郷土文化会館  財団法人 徳島県国際交流協会  財団法人 徳島県鳴門競艇収益金町村振興基金  財団法人 徳島県文化振興基金  財団法人 徳島県青少年協会  財団法人 徳島県福祉基金  財団法人 とくしま“あい”ランド推進協議会  財団法人 徳島県同和対策推進会  財団法人 徳島県総合健診センター  財団法人 沖洲環境センター  財団法人 徳島県中小企業振興公社  財団法人 徳島県地域産業技術開発研究機構  財団法人 徳島県勤労総合福祉センター  財団法人 徳島県農業開発公社  財団法人 徳島県林業労働対策基金  社団法人 徳島県林業公社  財団法人 徳島県水産振興公害対策基金  財団法人 徳島県土木技術協会  徳島県土地開発公社  財団法人 徳島県公園緑地協会  徳島県住宅供給公社  財団法人 徳島県埋蔵文化財センター  財団法人 徳島県総合運動公園協会  財団法人 徳島県企業公社   ──────────────────────── ○議長(中谷浩治君) 諸般の報告は以上であります。   ──────────────────────── ○議長(中谷浩治君) これより本日の日程に入ります。 日程第一、「会議録署名者の指名」を行います。 会議録署名者は、議長において、     原  田  弘  也  君     湊     庄  市  君     谷  口     修  君の三君を指名いたします。   ──────────────────────── ○議長(中谷浩治君) 次に、日程第二、「会期決定の件」を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から七月十二日までの十五日間といたしたいと思います。 これより、本件を起立により、採決いたします。 今期定例会の会期は、本日から七月十二日までの十五日間と決定することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(中谷浩治君) 起立多数であります。 よって、会期は、本日から七月十二日までの十五日間と決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長(中谷浩治君) 次に、日程第三、「議案第一号・徳島県吏員恩給条例等の一部改正についてより第二十四号に至る二十四件」を議題といたします。 以上の二十四件について、提出者の説明を求めます。 三木知事。   (三木知事登壇) ◎知事(三木申三君) 本日、六月県議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙中にもかかわりませず御出席をいただき、まことにありがとうございます。 まず初めに、長崎県雲仙・普賢岳の噴火により被災された方々に対して心からお見舞いを申し上げ一日も早い復旧をお祈り申し上げます。 さて、今議会は、統一選挙後初めての県議会定例会でありますので、提出議案の御説明に先立ち、改めて県政に取り組む私の所信の一端を申し上げ、議員各位を初め県民の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。 私は、知事就任後の昭和五十七年度に、県政運営の指針として、平成二年度を目標年次とした徳島県総合福祉計画を策定し、それに基づき各般にわたる諸施策を積極的に展開してまいりました。 この間、関係各位の御支援、御協力を得て、明石海峡大橋や大型流通港湾建設促進、徳島空港や文化の森総合公園の整備、企業立地の進捗、総合健診センターの設立、新とくしま県民運動の推進等が図られるなど、幸いにも計画はおおむね順調に推進されてきたものと考えております。 そして、これらの成果を踏まえ、二十一世紀に向けての一層の発展を目指すため、去る五月県議会臨時会でも申し述べましたように、一九九〇年代の県政運営の基本指針となる「徳島県総合計画二〇〇一」と、徳島が四国の玄関となることを目指した架橋新時代への行動計画いわゆる「三〇〇〇日の徳島戦略」を昨年度策定し、本年度からスタートさせたところであります。 総合計画では、「健康県徳島の創生」を基本目標とし、県民すべてが心身ともに健やかで明るく、産業も生き生きと活気に満ち、社会全体があすに向かってすくすくと伸びるような健康美に輝く県の姿を目指すことといたしております。 この基本目標を実現するため、幅広い施策を「人づくり」「社会づくり」「産業づくり」「県土づくり」の四つの方向から体系化して、総合的、計画的に展開していくこととし、当面、本年度から三カ年にわたって実施予定の主要事業を「第一次推進計画」として取りまとめたところであり、その着実な推進に努めてまいる所存であります。 一方、「三〇〇〇日の徳島戦略」は総合計画の部分的、先行的な計画として位置づけ、交通ネットワークの整備と産業の活性化を重点的に進めてまいることとしております。 また、この計画には、県を初め、国、公団、市町村、民間の事業も幅広く含まれており、計画を着実に推進するためには、県民総ぐるみで進めることが重要であります。 こうしたことから、去る五月二十八日に官民一体となった推進母体として三〇〇〇日の徳島戦略推進協議会を発足させ、計画の着実な推進と県民への広報・啓発を行ってまいることといたしました。 さらに、県内のみならず、広く県外に向けても積極的な情報発信を行い、計画実現に向け各種の協力を求めていく必要がありますので、去る十九日、大阪において近畿圏の企業を対象とした三〇〇〇日の徳島戦略プロジェクトセミナーを開催いたしましたところ、多数の企業の参加をいただき、改めてこの計画に対する関心の高さを認識したところであります。 今後は、東京においても同様のセミナーを開催し、中央官庁や首都圏の企業に対する働きかけも行ってまいる所存であります。 ところで、私は、知事就任以来、広く県民の皆様方の御意見に耳を傾け、県民参加を求める「対話の県政」を基本姿勢とし、これを積極的に推進してまいりました。 これらの成果は、既に二冊の「県民の声」として取りまとめたところであり、「県民の声」に代表されます県民の方々の御意見や御提言につきましては、できる限り実行に移しております。今後とも引き続き県民各層との対話に努め、その成果を県政に反映すべく努力を重ねてまいる所存であります。 議員各位を初め、県民の皆様方の御理解と御協力を重ねてお願い申し上げます。 次に、当面する県政の重要課題について、諸般の報告と私の所信を申し上げたいと存じます。 第一点は、当面の開発課題についてであります。 徳島市山城町における多目的ホール、観光物産施設等を配した複合機能施設の建設につきましては、施設の実施設計がまとまり、また、このほど施設用地の造成工事が完了いたしましたので、近く多目的ホール棟の建築工事に着手いたしたいと考えております。 また、本県の伝統工芸の実演・体験並びに工芸品等の販売を行う工芸村につきましても、建設、管理運営の主体であります第三セクター方式の徳島工芸村株式会社が去る五月八日に設立され、本格的な事業実施に向けた第一歩を踏み出したところであります。 今後は、東四国国体までの開設を目途にこれらの施設を完成させ、当施設が架橋新時代にふさわしい人、物、情報の新しい交流拠点としての役割を果たすものとなるよう努力してまいる所存であります。 第二点は、四国縦貫自動車道の建設についてであります。 四国縦貫自動車道徳島─脇間につきましては、東四国国体までの供用に向け全力を挙げて取り組んでいるところであり、今年度が事業の進捗にとりまして極めて重要な時期であることにかんがみ、用地取得の一層の促進を図るため、昨年度に引き続き用地担当職員を増員し用地取得体制を充実強化いたしました。 徳島─脇間の設計協議につきましては、これまで唯一協議が整っていなかった藍住町の一地区について地元関係者の御理解が得られ、去る五月中旬に協議が整い、これで全区間で協議が終了いたしました。 用地取得につきましては、各地区において団体交渉を続けておりましたところ、徳島市の二地区及び土成町の一地区で妥結し、この結果、全体の約八七%に相当する三十六・一キロメートルの区間で団体交渉が妥結したこととなり、現在、鋭意、個別交渉を進めているところであります。 また、工事につきましては、現在までに全体の約六六%に相当する二十七・五キロメートルの区間で本線工事が発注済みとなっており、さらに、本日、市場町内の一・六キロメートルの区間で工事発注がされることとなっております。 今後とも、日本道路公団や関係市町との緊密な連携のもとに、誠意を持って交渉を重ね、地権者の方々の御理解と御協力をいただき、残る地区の団体交渉の早期妥結及び個別交渉の一層の進捗を図り、事業の促進に最善を尽くしてまいる所存であります。 脇─美馬間につきましては、日本道路公団において設計協議が進められておりましたところ、脇町の六地区で協議が整い、この結果、現在までに全体の約七八%に相当する九・一キロメートルの区間で協議済みとなっております。 残る地区につきましても、設計協議が早期に整うよう関係町ともども協力を続けてまいりますとともに、用地取得体制の強化を図り、協議が整った地区から、順次、用地交渉を進めることとしております。今後とも平成七年度の供用を目指し、事業の促進に努力してまいる所存であります。 美馬─川之江間につきましては、本年一月の路線発表後、日本道路公団において地元関係者に対する事業説明が実施され、去る十二日に三野町で中心くい打ち式が行われたところであります。 今後は、中心くいの設置やそれに続く設計協議が円滑に進むよう、関係町とともに日本道路公団に協力し、平成九年度の明石海峡大橋開通時の供用を目指し、県民の皆様の御協力を得て事業の促進を図ってまいる所存であります。 第三点は、道路網の整備についてであります。 本県東部地域の幹線道路である国道十一号、五十五号バイパスにつきましては、去る三月十五日に鳴門市撫養町木津の鳴門高架及び四月九日に小松島市の赤石トンネルを含む区間が新たに供用されており、今年度には松茂町の新広島橋が六車線化される予定であります。 また、県下各地域を結ぶ県管理の国道・県道につきましては、去る三月十九日に国道百九十三号のバイパスである穴吹橋を含む穴吹・脇工区が全線供用されました。 今年度には徳島鴨島線の石井工区が完成する予定であり、この結果、徳島市中島田町から鴨島町知恵島までの区間の整備がすべて完了することとなります。 今後とも、効率のよい道路網の整備を図るため、なお一層努力してまいる所存であります。 第四点は、大型流通港湾の建設についてであります。 沖洲(外)地区につきましては、既に外周部の護岸及びしゅんせつ土砂による埋立工事を完了し、現在、覆土及び地盤改良工事を進めているところであります。引き続き埋立地の土地造成工事等を進め、平成四年度末の概成に向け事業の推進に努めてまいります。 また、この造成地のうちの産業用地の分譲につきましては、去る五月初旬から四回にわたり分譲希望企業に対する分譲条件等の説明会を開催したところ、これまでに三百七十五社に上る参加をいただき、非常に高い関心を呼んでおります。 今後は、本年九月から十月にかけ分譲希望企業の事前登録を受けつけし、概要を把握した上で各業種ごとの区画配分等、総合的な利用計画の検討を進めてまいります。 なお、産業用地に進出する中小企業者に対しては、新たな融資制度の創設等を行うこととし、対象企業の円滑な進出を図ってまいりたいと考えております。 第五点は、吉野川第十せきの改築についてであります。 第十堰の改築につきましては、昨年度までに基礎的な事前の調査を終え、今年度から多目的堰として建設に向けての詳しい調査を行うこととなっております。 建設省においては、河口から十三キロメートルから十三・六キロメートルの間を堰の候補地として調査を進めており、秋ごろには堰位置を決め、引き続き地質調査などを実施する必要があるとのことであります。 県といたしましては、この候補地の範囲の中で、河口から十三キロメートル付近に県道徳島北環状線の建設構想があることから、堰とこの道路橋との合併の可能性について検討しているところであり、今後、関係方面の御理解を得ながら、この付近を県の希望位置としてまとめ、建設省の調査の中に生かされるよう要望してまいる所存であります。 第六点は、第四十八回国民体育大会の開催準備についてであります。 平成五年に開催されます東四国国体につきましては、去る十八日に開催されました日本体育協会国体委員会におきまして、その会期が夏季大会は平成五年九月五日から八日までの四日間、秋季大会は平成五年十月二十四日から二十九日までの六日間と決定されたところであります。 このため、これに合わせ国体実行委員会が中心となり、会期決定記念事業として決定当日に国体開会までの日数を示す残暦板の火入式や徳島駅を中心とした街頭キャンペーンを実施したところであり、また、八月三日には東四国国体徳島県イメージソングの発表会を開催することといたしております。 さらに、競技会の運営能力の強化と県民の国体に対する関心を高めるため、競技別リハーサル大会として、軟式野球大会を八月三十日から九月三日までの五日間、徳島、鳴門両市において開催することとしております。 これらの事業を中心として各種広報活動を積極的に展開し、国体開催機運を一層盛り上げてまいりますとともに、このたび決定されました会期に向け、競技会場施設の整備、式典及び競技運営の準備、宿泊・輸送体制の整備等を総合的、計画的に推進してまいる所存であります。 第七点は、第二十九回全国身体障害者スポーツ大会の開催準備についてであります。 全国身体障害者スポーツ大会は、我が国における身体障害者スポーツの最大の祭典であり、本県で開催される第二十九回全国身体障害者スポーツ大会につきましては、このたびその会期を平成五年十一月六日・七日の二日間と決定したところであります。 この大会は、障害者に対する社会の理解と認識を深めることをねらいとしていることから、このたびの会期決定を契機として県民総ぐるみの温かい協力が得られるよう一層広く広報・啓発に努めているところであります。 今後とも、この大会の成功に向けて大会コンパニオンや競技役員の養成を初め各般の具体的な諸準備を鋭意進めてまいる所存であります。 第八点は、女性対策の推進についてであります。 「徳島県女性対策総合計画」につきましては、去る五月一日、徳島県婦人対策総合計画策定協議会から御報告をいただき、先般、県計画として策定したところでございます。 この計画は、社会のあらゆる場において、男女がお互いの人格を尊重し、能力と個性を認め合い、ともに生きる「男女共同参加型社会の実現」を目標とし、平成十二年度までの十年間を計画期間といたしております。 今後は、この計画に基づき、男女共同参加の促進、男女平等意識の確立と実践など、本県における女性対策を総合的かつ計画的に推進してまいります。 第九点は、消費税の見直しに関連した使用料、手数料の取り扱いについてであります。 消費税法の一部を改正する法律が本年十月一日から施行されることに伴い、非課税範囲が拡大されることとなりました。 一方、消費税の転嫁に関連した本県の使用料等の取り扱いにつきましては、いわゆる社会的弱者及びこれらにかかわる団体に対するサービスを主たる目的とする使用料等に対する消費税の転嫁相当分を、国における消費税見直しの方向が明確になるまでの間、一時減額するとの措置を既に講じているところであります。 県といたしましては、今回の消費税法の見直し措置を勘案しつつ、あわせて本県が既に講じている措置等の経緯にかんがみまして、現在の使用料等の額を引き続き継続させるための所要の規定の整備を行う所存であります。 次に、今回提出いたしました案件のうち、主なものについて御説明申し上げます。 第四号議案は、新産業都市建設促進法施行令の一部が改正されたことに伴い、新産業都市の区域内における不動産取得税等の不均一課税の措置について、その適用を延長する必要があり条例の一部改正を行うものであります。 第六号議案、第九号議案及び第十一号議案は、消費税法の一部が改正されたこと等にかんがみ、いわゆる社会的弱者に係る施設の使用料の額について所要の改正を行う必要があり、条例の一部改正を行うものであります。 第七号議案は、県内における看護婦等の確保に資するため、修学資金の返還の債務免除等の要件を改める必要があり、条例の一部改正を行うものであります。 第八号議案は、飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律施行令の一部が改正されたことにかんがみ、飼料の検定に係る手数料の額を改める必要があり、条例の一部改正を行うものであります。 第十号議案は、港湾施設の管理に要する経費が増大していること等にかんがみ、港湾施設の占用料及び使用料の額を改める必要があり、条例の一部改正を行うものであります。 第十二号議案から第十八号議案及び第二十一号議案は工事の請負契約について、第十九号議案及び第二十号議案は工事の変更請負契約について、第二十二号議案は不動産の取得について、第二十三号議案は不動産の処分について、それぞれ議決を経るものであります。 以上、概略御説明申し上げましたが、その詳細につきましてはお手元の説明書等を御参照願うこととし、また、御審議を通じまして御説明申し上げたいと存じます。 十分御審議くださいまして、原案どおり御賛同賜りますようお願い申し上げます。   ────────────────────────   〔大西議員退席、出席議員計四十名となる〕 ○議長(中谷浩治君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。   ────────────────────────
    ○議長(中谷浩治君) お諮りいたします。 明六月二十九日及び七月一日の両日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(中谷浩治君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 六月三十日は県の休日のため休会、七月二日再開いたします。   ──────────────────────── ○議長(中谷浩治君) 本日は、これをもって散会いたします。      午前十一時五十五分散会   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━...