周南市議会 > 2018-05-25 >
05月25日-01号

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  1. 周南市議会 2018-05-25
    05月25日-01号


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    平成 30年 6月 第2回定例会平成30年第2回市議会定例会議事日程第1号  平成30年5月25日(金曜日)──────────────────────────────議事日程第1号  平成30年5月25日(金曜日)午前9時30分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告       書類提出第1号から第8号まで(報告、質疑)       報告第7号から第12号まで(報告、質疑)       議会報告第12号から第16号まで(報告)日程第4 公共施設再配置及び新庁舎建設に関する特別委員会の中間報告      (報告、質疑)日程第5 中心市街地活性化対策特別委員会の中間報告      (報告、質疑)日程第6 議案第59号      (提案説明、質疑、討論、表決)日程第7 議案第60号      (提案説明、質疑、討論、表決)日程第8 議案第61号      (提案説明、質疑、討論、表決)日程第9 議案第62号から第74号まで      (提案説明、質疑、委員会付託)日程第10 陳情第1号       (委員会付託)──────────────────────────────本日の会議に付した事件      会議録署名議員の指名      会期の決定      書類提出第1号 公益財団法人周南市ふるさと振興財団の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について      書類提出第2号 公益財団法人周南市文化振興財団の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について      書類提出第3号 株式会社かの高原開発の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について      書類提出第4号 公益財団法人周南市医療公社の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について      書類提出第5号 公益財団法人周南地域地場産業振興センターの平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について      書類提出第6号 徳山青果精算株式会社の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について      書類提出第7号 一般財団法人徳山地区漁業振興基金の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について      書類提出第8号 一般財団法人新南陽地区漁業振興基金の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について      報告第7号 損害賠償の額を定めることに関する専決処分について      報告第8号 損害賠償の額を定めることに関する専決処分について      報告第9号 平成29年度周南市一般会計継続費繰越計算書      報告第10号 平成29年度周南市一般会計繰越明許費繰越計算書      報告第11号 平成29年度周南市水道事業会計予算繰越計算書      報告第12号 平成29年度周南市下水道事業会計予算繰越計算書      議会報告第12号 例月現金出納検査の結果について      議会報告第13号 財政援助団体等監査の結果について      議会報告第14号 定期監査結果について      議会報告第15号 例月現金出納検査の結果について      議会報告第16号 議員の表彰について      公共施設再配置及び新庁舎建設に関する特別委員会の中間報告      中心市街地活性化対策特別委員会の中間報告      議案第59号 周南市固定資産評価審査委員会委員の選任について      議案第60号 周南市公平委員会委員の選任について      議案第61号 周南市教育委員会委員の任命について      議案第62号 周南市市税条例の一部を改正する条例制定についての専決処分を報告し、承認を求めることについて      議案第63号 和解についての専決処分を報告し、承認を求めることについて      議案第64号 平成30年度周南市国民宿舎特別会計補正予算(第1号)      議案第65号 平成30年度周南市一般会計補正予算(第2号)      議案第66号 周南市市税条例等の一部を改正する条例制定について      議案第67号 周南市介護保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第68号 周南市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備、運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第69号 周南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第70号 周南市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第71号 周南市建築審査会条例の一部を改正する条例制定について      議案第72号 周南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について      議案第73号 市道の認定について      議案第74号 工事請負契約の締結について(徳山駅北口駅前広場道路内建築物等新築工事(2期))      陳情第1号 年旨橋かけかえ及び三蔵院橋改良並びに道路の拡幅改良に関する陳情──────────────────────────────出席議員(29名)       1番  島 津 幸 男 議員       2番  遠 藤 伸 一 議員       3番  山 本 真 吾 議員      18番  福 田 健 吾 議員       4番  福 田 吏江子 議員      19番  中 村 富美子 議員       5番  佐々木 照 彦 議員      20番  友 田 秀 明 議員       7番  魚 永 智 行 議員      21番  古 谷 幸 男 議員       8番  相 本 政 利 議員      22番  尾 﨑 隆 則 議員       9番  金 子 優 子 議員      23番  清 水 芳 将 議員      10番  井 本 義 朗 議員      24番  田 中 和 末 議員      11番  土 屋 晴 巳 議員      25番  小 林 雄 二 議員      12番  岩 田 淳 司 議員      26番  米 沢 痴 達 議員      13番  田 村 隆 嘉 議員      27番  田 村 勇 一 議員      14番  得 重 謙 二 議員      28番  兼 重   元 議員      15番  坂 本 心 次 議員      29番  福 田 文 治 議員      16番  青 木 義 雄 議員      30番  長 嶺 敏 昭 議員      17番  藤 井 康 弘 議員                     説明のため出席した者      市長             木 村 健 一 郎 君      副市長            住 田 英 昭 君      教育長            中 馬 好 行 君      監査委員           中 村 研 二 君      上下水道事業管理者      渡 辺 隆 君      モーターボート競走事業管理者 山 本 貴 隆 君      政策推進部長         山 本 敏 明 君      行政管理部長         小 林 智 之 君      財政部長           近 光 愼 二 君      地域振興部長         原 田 義 司 君      環境生活部長         橋 本 哲 雄 君      福祉医療部長         大 西 輝 政 君      こども健康部長        中 村 広 忠 君      経済産業部長         弘 中 基 之 君      建設部長           中 村 一 幸 君      都市整備部長         岡 村 洋 道 君      中心市街地整備部長      重 岡 伸 明 君      消防長            村 野 行 徳 君      教育部長           久 行 竜 二 君      上下水道局副局長       井 筒 守 君      新南陽総合支所長       上 杉 方 治 君      熊毛総合支所長        渡 辺 由 也 君      鹿野総合支所長        潮 田 誠 君事務局職員出席者      局長             藤田真治      次長             井上達也      次長補佐           梅本容子      議事担当係長         藤田哲雄      議事担当           野村泉      議事担当           佐々木徹      議事担当           寺尾唯   午前 9時30分開会 ○議長(小林雄二議員) ただいまから平成30年第2回周南市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。────────────────────────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(小林雄二議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、島津幸男議員及び清水芳将議員を指名いたします。────────────────────────────── △日程第2会期の決定 ○議長(小林雄二議員) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から6月22日までの29日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 御異議なしと認めます。よって、今定例会の会期は、本日から6月22日までの29日間と決定いたしました。────────────────────────────── △日程第3諸般の報告          書類提出第1号から第8号まで(報告、質疑)         報告第7号から第12号まで(報告、質疑)         議会報告第12号から第16号まで(報告) ○議長(小林雄二議員) 日程第3、諸般の報告を議題といたします。 書類提出第1号から第8号までについて、順次登壇の上、一括報告を求めます。   〔地域振興部長、原田義司君登壇〕 ◎地域振興部長(原田義司君) おはようございます。それでは、書類提出第1号、公益財団法人周南市ふるさと振興財団の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について御説明申し上げます。 事業計画書、収支予算書の1ページをお願いいたします。 地域で支え合い、助け合い、そしてみずから課題解決に取り組みながら、特色を生かした地域づくりが求められている中で、地域コミュニティー組織の重要性はますます増大しております。これを支援する中核的な組織として、周南市コミュニティ推進連絡協議会の事務局の業務を初め、市民活動全般や各地区のコミュニティー組織への支援等に取り組むこととされております。 2ページから、各種事業計画を掲載しております。 初めに、「市民が輝くふるさとづくり」では、地域コミュニティー組織への情報提供を初め、活動の支援やコーディネート等に取り組まれるほか、4ページ2段目の市民活動団体への支援として周南市市民活動支援センターの業務を受託され、情報提供や活動団体への支援などに取り組まれます。 次に、「ものからひとへのふるさとづくり」では、地場産品等の販売を行っていたふるさと産品の店「こあ」は昨年12月をもって閉店されましたが、引き続き、地場産品の振興や地産地消の推進に向けて、情報提供やPRに取り組まれます。 次に、5ページからの「明日へつなげるふるさとづくり」では、周南市大田原自然の家の指定管理者として管理運営等を行うこととされております。 次に、収支予算につきまして、7ページをお願いいたします。事業活動収入でございますが、基本財産運用収入のほか、施設の指定管理料、市からの補助金などを計上され、合計7,971万7,000円となっております。 次に、事業活動支出でございますが、各事業に要する経費、周南市大田原自然の家の管理運営に要する経費、また8ページの事務局の運営に要する経費などにより、合計7,715万1,000円となっております。これにより、事業活動収支差額は256万6,000円となり、これに、その下にあります投資活動収支の部の投資活動収支差額マイナス256万6,000円を加え、次期繰越収支差額はゼロ円となっております。なお、本事業計画の内容につきましては、理事会、評議員会におきまして承認されておりますことをあわせて御報告申し上げまして、書類提出第1号の説明を終わります。 続きまして、書類提出第2号、公益財団法人周南市文化振興財団の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について御説明申し上げます。 事業計画書及び収支予算書の1ページをお願いいたします。事業計画の基本方針は、本市の文化活動の拠点施設である文化会館、美術博物館及び郷土美術資料館の3施設の管理運営を初め、公益財団法人として、地域文化の振興に向けて、各施設の特性を生かしたさまざまな鑑賞機会の提供や市民文化活動の振興、地域と連携した活動を推進するなど、幅広い文化事業に取り組み、文化の普及・推進に努めることとされております。 また、これまで培ってきた実績と経験をもとに、さまざまなネットワークを生かした運営を強化し、利用者へのサービス向上や自立した経営を目指すこととされております。 1ページの中段から8ページにかけて、各施設の事業計画を掲載しております。 文化会館事業では、3ページのホール事業としてクラシックコンサートを初めとした幅広いジャンルでの質の高い舞台芸術を提供する17事業を、また4ページの企画事業として文化の普及活動などの12事業を予定されております。 美術博物館では、7ページの展覧会事業として本市出身の写真家、林忠彦の生誕100年を記念した特別展を初め8事業を、8ページの企画事業として常設展の運営や美術博物館講座、そして林忠彦賞などの事業を予定されております。 また、郷土美術資料館では、地域ゆかりの展覧会の開催を初め、施設を身近に感じてもらう事業に取り組むこととされております。 次に、収支予算につきまして、9ページをお願いいたします。まず、一般会計の事業活動収入として基本財産運用収入のほか、事業収入として3施設の指定管理料や市からの展覧会事業等の受託事業委託料を、補助金等収入として市からの財団運営や林忠彦賞などの企画事業及び企画展に対する補助金等を計上され、合計3億3,232万5,000円となっております。 次に、10ページの事業活動支出として、管理費支出として職員の人件費等を、施設費支出として文化会館の管理運営に要する経費を、繰出金支出として3つの特別会計への繰出金を計上され、合計3億4,379万8,000円となっております。 以上により、事業活動収支差額はマイナス1,147万3,000円となっており、これに11ページにあります投資活動収支差額1,147万3,000円を加え、次期繰越収支差額はゼロ円となっております。 12ページ以降の文化会館、美術博物館、郷土美術資料館の各施設に関する特別会計は、先ほどの一般会計からの繰入金のほか、事業収入等により各事業を実施するための予算を計上されておられます。なお、本事業計画の内容につきましては、理事会、評議員会において承認されておりますことをあわせて御報告申し上げまして、書類提出第2号の説明を終わります。 続きまして、書類提出第3号、株式会社かの高原開発の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について御説明申し上げます。 それでは、事業計画書の1ページをお願いいたします。事業方針は、せせらぎ・豊鹿里パーク、石船温泉憩の家及び天神山公園の管理運営を行うとともに、介護予防中山間地域拠点事業等の高齢者福祉事業の受託を通して地域福祉の向上を図ることとされております。 また、そばやワサビ等の地域資源を生かした特徴のある経営と、都市農村交流の促進による地域活性化に取り組むこととされております。 各施設の事業方針については、ごらんのとおりでございます。 また、2ページには、主な年間事業計画を掲載しております。 次に、4ページの損益計算書をお願いいたします。 純売上高は6,099万2,000円を見込み、売上原価を引いた売上総利益を4,243万3,000円と見込み、販売費及び一般管理費につきましては6,649万3,000円とし、これに各施設の指定管理料などの営業外収益を合わせた当期純利益を172万3,000円と見込んでおられます。 なお、事業計画の内容につきましては、取締役会において承認されておりますことをあわせて御報告申し上げまして、書類提出第3号の説明を終わります。 よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。   〔福祉医療部長、大西輝政君登壇〕 ◎福祉医療部長(大西輝政君) それでは、書類提出第4号、公益財団法人周南市医療公社の平成30事業年度の事業計画に関する書類の提出について御説明を申し上げます。 公益財団法人周南市医療公社事業計画に関する書類の1ページをお願いいたします。 まず、事業計画でございますが、病院事業等を取り巻く経営環境は、国及び地方自治体の財政状況の悪化や医師不足などの影響もあり、大変厳しい状況にありますが、周南市医療公社では、地域住民のニーズに応えながら、病院事業を核として、介護老人保健施設事業訪問看護ステーション事業及び居宅介護支援事業の4つの事業を展開し、安心安全な保健医療サービスを提供するとともに、医療・保健・福祉の連携によりさらなる充実を目指しておられます。 新南陽市民病院においては、地方の医師不足の中、整形外科と泌尿器科の常勤医が不在となっており厳しい経営環境ではございますが、将来にわたって良質な医療を安定的に提供していくために、平成28年3月に策定いたしました周南市立新南陽市民病院新改革プランに基づき経営改善に努めるとともに、職員一丸となってこの新改革プランに沿った取り組みを進め、目標達成に努めることとされております。 それでは、事業ごとに御説明いたします。 まず、1、病院事業でございます。「市民に奉仕する医療」という基本理念のもと、市民及び患者の皆様方のニーズに応えるため、経営の健全化を図り、安全安心をキーワードとして、市民の皆様に信頼される病院、職員にとって働きがいのある病院の実現に向けて、事業計画に示してあります事業等に鋭意取り組むこととされております。 次に、2ページをお願いいたします。 3、介護老人保健施設事業でございます。 介護保健事業サービスが安定的に提供できるよう、経営の健全化に努めるとともに、市民病院や他の関係事業所と連携し、明るく家庭的な雰囲気の中で自立した日常生活を営むことができるよう、看護、介護、リハビリスタッフが連携して質の高いサービスの提供を行うこととされております。また、2、訪問看護ステーション事業、4、居宅介護支援事業につきましても、病院や介護老人保健施設との連携により、在宅での看護、介護を積極的に支援することとされております。 次に、4ページをお願いいたします。収支予算書総括表でございますが、平成30事業年度の医療公社全体の4事業の予算総額は33億1,547万2,000円でございます。 次に、5ページをお願いいたします。初めに、病院事業であります一般会計から御説明いたします。予算総額は29億5,850万2,000円としております。 収入の主なものは、市からの交付金の補助金等収入でございます。 次に、6ページの支出でございますが、支出の主なものは、職員190名分の給料手当、材料費、委託費等でございます。 次に、7ページの介護老人保健施設事業特別会計でございます。予算総額を3億109万円としております。収入の主なものは市からの交付金の補助金等収入で、支出の主なものは職員29名分の給料手当でございます。 次の8ページから9ページまでの訪問看護ステーション事業居宅介護支援事業の各特別会計は、平成30年度の事業を実施する上で必要な予算を計上しております。 この平成30事業年度事業計画は、周南市医療公社の理事会及び評議員会において承認されておりますことをあわせて御報告いたします。 よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。   〔経済産業部長、弘中基之君登壇〕 ◎経済産業部長(弘中基之君) それでは、書類提出第5号、公益財団法人周南地域地場産業振興センターの平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について御説明申し上げます。 まず、1ページの平成30事業年度事業計画をお開きください。周南地域地場産業振興センターは、総合的な視野で地場産業振興の必要性が高まる中、山口県、旧周南4市4町、地場産業組合、関係商工団体の出資により昭和62年に設立、平成元年に開館され、地場産業の振興・育成の中核施設として、中小企業の活性化を図る支援機関としてのみならず、地場産業における人材の育成や産学官をつなぐパイプ役などとしての多くの役割を担っております。また、平成24年4月1日に公益財団法人への移行の認定を受けており、より公益性・社会的信用の高い団体として運営しておられます。 事業の内容といたしましては、1ページ及び2ページに掲げております「ものづくり支援」、「人づくり支援」、「ネットワークづくり支援」の3つの事業を柱として行っており、平成30事業年度は、従来からの事業を引き続き実施しながら、地域産業の振興のためにさまざまな取り組みを推進していくこととされております。 平成30事業年度の予算につきましては、4ページから6ページの収支予算書をごらんください。施設の使用料収入や各市町からの負担金による収入などをもとに、先ほどの事業計画で御説明した3つの事業を柱とする支援事業が行われるところでございます。 なお、本件につきましては、周南地域地場産業振興センター理事会におきまして承認されておりますことをあわせて御報告申し上げ、書類提出第5号の説明を終わります。 続きまして、書類提出第6号、徳山青果精算株式会社の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について御説明いたします。 徳山青果精算株式会社は、市場での売買取引の円滑化やコスト削減、また取引する生産者との信頼関係促進のため、昭和60年1月に市場関係事業者等により設立されたものでございます。 その業務内容は、地方卸売市場において売買代金の精算代行業務を行うものでございまして、卸売業者及び仲卸業者から依頼された売買代金の精算を行った金額の1,000分の1の手数料収入等を主な収入として運営しておられます。 それでは、1ページの平成30事業年度計画書をごらんください。 市場における取扱高は、全国的に見ても、市場外流通等の増加により年々減少傾向にあり、当市場においても同様の傾向で、精算手数料の伸びは期待出来ない状況にあります。こうした中、卸売業者並びに仲卸業者からの精算依頼件数は前年同様と見込んでおりますが、取引代金の精算業務については、的確な情報把握と延滞事案の早期回収の強化に努めることとされておられます。 平成30事業年度の予算につきましては2ページの収支予算書のとおりでございまして、3ページに一般管理費の内訳をお示ししております。 なお、本件につきましては、徳山青果精算株式会社取締役会におきまして承認されておりますことをあわせて御報告申し上げ、書類提出第6号の説明を終わります。 続きまして、書類提出第7号、一般財団法人徳山地区漁業振興基金の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について御説明いたします。 本法人は、徳山海域の水産物の安定供給及び海域環境の保全に係る事業を行い、水産資源の持続的な利用及び海面利用者と地域産業の調和ある発展に寄与することを目的といたしております。 それでは、1ページの平成30事業年度の事業計画をお開きください。本年度も種苗放流事業及び海域環境保全事業を計画されています。詳細は1ページに記載してあるとおりでございます。 次に、2ページの収支予算書でございます。収入の主なものは、公益目的支出計画に基づいた財産の取り崩しと利息収入でございます。支出の主なものは、種苗放流事業や海域清掃、ヘドロの浄化実証調査などの海域環境保全事業実施に係る経費と、法人運営に必要な事務費及び人件費等を計上しております。 なお、本件につきましては、一般財団法人徳山地区漁業振興基金理事会において承認されておりますことをあわせて御報告申し上げ、書類提出第7号の説明を終わります。 最後に、書類提出第8号、一般財団法人新南陽地区漁業振興基金の平成30事業年度の事業の計画に関する書類の提出について御説明いたします。 本法人は、新南陽海域の水産業における環境的基盤に係る事業を行い、海域水質の安定及び地域社会の調和ある発展に寄与することを目的といたしております。 それでは、1ページの平成30事業年度の事業計画をお開きください。本年度も種苗放流事業及び海域環境保全事業を計画されています。詳細は1ページに記載してあるとおりでございます。 次に、2ページの収支予算書でございます。収入の主なものは、公益目的支出計画に基づいた財産の取り崩しと利息収入でございます。支出の主なものは、種苗放流事業や海域清掃、ヘドロの浄化実証調査及びマダコの産卵場整備などの海域環境保全事業実施に係る経費と、法人運営に必要な事務費及び人件費等を計上しております。 なお、本件につきましては、一般財団法人新南陽地区漁業振興基金理事会において承認されておりますことを御報告申し上げ、説明を終わります。 よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小林雄二議員) これより質疑に入ります。まず、書類提出第1号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで書類提出第1号について質疑を終了いたします。 次に、書類提出第2号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆21番(古谷幸男議員) 9ページに、事業活動収支の部というので、事業活動収入というのが上がっております。この中で、収入がいろいろ上がっておりますが、基本的にこれ、指定管理で行っておるわけですよね、文化振興財団に。要は、この文化振興財団が運営している文化会館並びに美術博物館等について、収入があったものは市に入るシステムがあるのかどうなのか。要は、収入が、指定管理者のほうで一括して事業収入として上げて、そして指定管理料と合わせて、いろんな収入と合わせて運営しているのか。市のほうへ貸し館料等は入る部分があるのかないのかということを確認しておきたいので、お願いします。 ◎地域振興部長(原田義司君) 使用料の収入ということでございますけども、文化会館等の施設につきましての使用料につきましては、全て市の歳入ということになっております。したがいまして、文化会館のほうで、今回御報告申し上げました計画の中に会館使用料等の部分については入っておりません。以上でございます。 ◆21番(古谷幸男議員) ということになると、ここへ収入があるのは、文化会館のほう側の収入ということになりますね、事業収入って。別個に市のほうへ収入があるということですから、それを合わせた全体的な収支のバランスというのはどういうふうに見解を持っていらっしゃるのか。どのぐらい市のほうへ入って、どういうふうになっているのかということを、お考えがあるのか確認をしておきたいと思いますので、御答弁お願いいたします。 ◎地域振興部長(原田義司君) 施設別の使用料ということでございますけども、それぞれ、文化会館それから美術博物館、郷土美術資料館というふうな3施設を持っておりますけども、例えば28年度の状況で申し上げますと、文化会館でいうと、施設の使用料というのが4,800万円余り入っております。美術博物館においては700万円余り、郷土美術資料館については15万円余りというふうなことでございます。 これらの使用料が、指定管理料等の財源の一部ということで私どものほうは充てておりますので、それ以外の部分については、指定管理料についての財源のうちは一般財源ということになりますけども、文化を振興していく上でこういったさまざまな経費がかかりますので、それらを含めて進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ◆21番(古谷幸男議員) いえ、私がお聞きしたのは、全体の収入ということで、貸し館業務とかいろんな部分で収入は市のほうへ入るようになっていると。企画事業等について、いろんな部分は文化会館のほうに入るようになっているということでしたから、区分けして、これは捉えられているわけですね、収入が。ですから、市のほうの収入を30年度の事業計画の中で、これは当初予算にのっておると思うんですが、雑収入でのっておるんじゃないかと思うんです。だから、全体的に幾らの収入を見込んでおられて、どういうふうに全体的にこの文化振興財団の収入を捉えていらっしゃるのか。例えば文化会館だったらどのぐらいあって、文化振興財団に入る収入がここの事業計画の中に出ております数値で、合わせるとどういうふうになるのかとか、そうした収支のバランスがどういうふうに捉えられているかということを、市のほうとしてどういうふうに考えていらっしゃるかお聞きをしておるということです。 今のは、申しわけないんですが、お答えになってはいないんじゃないのかなと思いますので、議長、よろしくお願いいたします。 ○議長(小林雄二議員) 2回目ということで。
    ◎地域振興部長(原田義司君) 今おっしゃいました市のほうの全体的な予算、文化会館等の施設に関する全体的な予算というのは、ちょっと今、大変申しわけございませんけども持ち合わせておりませんが、先ほど言いましたように、それぞれの指定管理料を財団のほうに支出して、それでもって管理運営をしていただいているということでございますので、当然、それらの中で市に入る使用料等につきましても確保していただくように努めていただくということもございますし、また自主的な事業ということで、それぞれ財団のほうでいろんな取り組みをしていただいて、収支がとれると。自分たちの中で自主的な事業として取り組みができるというふうなことも行っていただいております。そういったことを踏まえて、市のほうは必要な経費を組んでいるというふうな状況でございます。 ◆21番(古谷幸男議員) 30年度の事業計画の報告をいただいているわけですよね、今、収支の部分。当初予算は全てもう通っております。全体的な文化事業に対する考え方とか文化会館の運営、そして美博の運営等について考え方を持つには、どういうふうな収支バランスがあるのか、全体的に。どういうふうに収入が入ってきて、どのぐらいのいわゆる指定管理料がしっかりとした根拠で払われている。文化事業に対する貢献度はどういうふうになっているんだということを把握した上で、私は指定管理というものをしっかりと取り組んでいくということになるんだろうと思うんです。そういうことになると、市のほうへ幾ら入っているのか、今、持ち合わせていないという考え方の中で、ああ、そうですかと言ったら、じゃあ、私は、これは決算までか一般質問かということになって聞かないと聞けないわけですから、きょう明確にお答えをいただいておきたいと思いますので、議長、よろしくお願いいたします。 ◎副市長(住田英昭君) 文化振興財団のことですけれども、使用料につきましては、雑入ではなく、公の施設ですので使用料という形で、予算上は4,800万円を計上させていただいています。 元来、指定管理制度の中で、利用料金制度というのと、利用料金ではなく、使用料は市が受け取って、それを指定管理料の財源にしているというパターンがございます。もし仮に、利用料金制にしますと、当然4,800万円は文化振興財団のほうに収入として上がってきます。それを含めて、今度はこちらから出す委託料については、指定管理料については差し引きをされて、トータルとしては、うちは支出が減りますけれども、使用料は入ってこないという状況になります。 ただ、必要な、文化振興財団にお願いする事業全体に係る経費について、それが指定管理料の総額になりますので、利用料金制をとるか、あるいは使用料はうちで受け取って、それを財源にして指定管理料をはじくかというような2つの考え方がございますので、私どもとしては必要な経費をまず出して、それに伴う使用料はちゃんと取るということで、利用料金制をとっていないということでございます。 ◆19番(中村富美子議員) 郷土美術資料館のところでお聞きしたいんですけれども、16ページのところで、支出のほうにおいて、修繕料8万7,000円です。わずかな修繕料なんですが、これはどういうことをされるのか、教えてもらえますか。 ◎地域振興部長(原田義司君) これについては、指定管理者としての小修繕等の経費でございますので、細かい内訳についてはお聞きしておりません。 ◆19番(中村富美子議員) それで、郷土美術資料館を訪れた市民なんですけれども、入って、いろいろ展示されているものを見るんですが、なかなか照明が暗くて、こっちの美術館と比べたら非常に劣ると。せっかくの絵画も死んでいるように見えるから、そういうところの改修というのをやっぱりやって、本当に生きた絵画が見られるような、そういうものにしなきゃいけないんじゃないかというような御意見も聞いているんですけれども。 できてから23年たっておりますので、当初のつくったときの経緯というのもあるんですが、市民の方はだんだん目も肥えていますし、そういうところでは、やはりきちんとした文化を提供するということであれば、やはりそこら辺の改修というのもこれからは考えていかなきゃいけないんではなかろうかと思うんですが。 今年度の予算は小修繕だけということなんですけれども、そういうような意見というのは、いつの時点かでやはり反映できるような形にしていかなきゃいけないと思うんですが、今年度の予算の中にはちょっと当然盛り込まれないんですが、今後の運営方針、経営方針としてのお考えを問うてみたいと思いますが、いかがですか。 ◎地域振興部長(原田義司君) 改修等につきましては、今回、財団ということではなくて、市のほうの考え方ということになろうかと思いますけども、大規模なものにつきましては、必要に応じて市のほうで予算を組んで改修をしていくということになろうかというふうに思います。 また、郷土美術資料館のほうの運営の考え方ということでございますけども、これにつきましては、先ほども少し申し上げましたけども、地域密着の、地域にゆかりのある展覧会とかそういったもので身近に芸術文化を感じてもらう施設ということでこの施設を位置づけておりますので、そういった目的を達成できるように努めてまいりたいというふうに思います。 ◆19番(中村富美子議員) そうですか。そうしますと、私、以前、やはりこのことで問うたことがあるんですけれども、まど・みちおさんの絵画を郷土美術資料館のほうでも展示したらどうですかということをお聞きしたんです。そうすると、検討してみますという答弁だったと思うんです。今、部長のほうからそういう答弁がありますと、まど・みちおさんの絵画は地域的なものではないからあそこには展示しないということになりますけど、そういうふうに考えていいんですか。ちょっとそこら辺のところはよくわからないんですけど、もう一度お願いします。 ◎地域振興部長(原田義司君) まどみちおの作品の展示ということでございますけども、まど・みちおの作品につきましては、画用紙であるとか水彩画、クレヨンとか、そういうふうなものが大変多いんですけども、そのため非常に脆弱なものであるというふうなことで、基本的には、今、美術博物館のほうで展示をしておりますけども、展示可能な作品というふうなことで、今、美術博物館のほうでも展示をしております。したがいまして、今、美術博物館のほうでは、通常行っているのは尾崎正章の常設展であるとか、そういったものをずっと続けさせていただいておりますけども、それぞれ両館の、2つの、郷土美術資料館それから美術博物館、それぞれ役割を分担して運用していただきたいというふうに考えております。 ○議長(小林雄二議員) 3回目、終了しました。(発言する者あり)項目変えてもらえますか、質問の。(発言する者あり)3回目が終了いたしました。 ◎副市長(住田英昭君) 申しわけございません。先ほど古谷議員さんの御質問の中で、文化会館の使用料につきまして4,800万円というお答えをさせていただきました。正しくは4,688万円でございます。訂正させていただきます。 ○議長(小林雄二議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで書類提出第2号について質疑を終了いたします。 次に、書類提出第3号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆21番(古谷幸男議員) 株式会社かの高原開発の事業方針ということと収支ですが、この部分についてはいろいろ考えて取り組まれようとしておるので、それはそれでいいんですが、行政としての考え方を確認をしておきたいと思うんです。 というのは、石船温泉憩の家のところが土砂災害特別警戒区域に該当しているということで、昨年度お聞きしております。この対策をどうするのかということでお考えを聞いたところ、基本的に、3月末までに──昨年度です、その方向性を示しますと、こういうことだったんです。いわゆる施設分類別計画が全体的にでき上がる経過の中で一緒に入るんだろうと思っていたんですが、実は、ここで特別委員会のことを言っちゃあおかしいんですが、何も報告もない。石船温泉の部分についても何もない。一体、じゃあ、この答弁はどうだったんだろう。いつ報告があるんだろう。もう3月末からかなり経過をしましたが、いまだにないということなんですが。確認しておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 昨年、石船温泉の方向性につきましては、平成29年度に出していくというお答えをさせていただきました。29年度中、石船温泉の方向性、施設分類別計画案の策定の中で検討いたしまして、まだ議会のほうにお示しはしておりませんが、案の中で今後の施設の方向性を出しておりますので、御紹介させていただきます。 石船温泉憩の家は、鹿野地域において重要な観光資源の一つでありまして、ただ建設後45年が経過し、老朽化しております。また、土砂災害特別警戒区域に位置し、耐震診断の1次診断では、耐震性なし、こういう結果が出ておりますので、現地での施設の延命、建てかえは困難な状況と考えております。 そうしたことから、本施設の機能を鹿野地域の他の安全な場所へ移転することや、高齢者福祉施設から観光交流施設へ転換を図ることなどを検討するという方向を分類別計画案のほうで、今、用意しているところでございます。 議会のほうにまだということについては申しわけありません。 ◆21番(古谷幸男議員) 2つありますよね、問題は。その施設分類別計画を全体的に議会にでき上がっているんだったら、いつ報告があったんだろうと思うんです。これがない。今、石船温泉、ありましたけど、言わなきゃ報告がないというのはいかがですか。その部分については、施設分類別計画全体的なものは何も報告がない、それを含めて。いささかちょっと議会に対する報告が甘いんじゃないんですか。 その件と、もう一点、石船温泉の部分でいろんなことが検討されているということですが、それでは、高原開発の全体の見解の中でどういうその部分について意見が出たのかということを、確認のためお聞きしておきます。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) まず、高原開発、指定管理者のほうからどういった意見が出たのかについてお答えいたします。 市のほうで、施設分類別計画案、これの策定に当たり、指定管理者また利用者等の御意見をお聞きいたしております。指定管理者であります、かの高原開発のほうからは、場所を変更してもよいが、温泉を含め、今までと同じ機能が必要と考える。また、交流人口をふやすことが重要なので、そういった形で施設を考えてもらいたい。今行っております事業については、配食サービスも地域の高齢者の見守りに必要である。こういった御意見をいただいております。 利用者の意見聴取を、アンケートまたは計画案をお示しすることで実施したんですけども、特に意見というものは出ておりませんでした。 ◎副市長(住田英昭君) 全体的な施設分類別計画でございますけれども、3月末から鋭意取り組んでおりまして、基本的な整理はさせていただき、案という形では整理させていただいております。 ただ、膨大な件数になりますので、これにつきましては、今議会、あるいは、少し過ぎるかもしれませんけれども、一括して常任委員会のそれぞれの所管のほうで審議していただく予定といたしております。遅くなって申しわけございません。 ◆21番(古谷幸男議員) これは高原開発の話にならないんで、どういう取り扱いにされても結構ですが、申し上げておきますけれども、おくれても、終わってて全て計画ができ上がってても、約束があったわけですから、しっかりと議会のほうへ報告するというのが筋道じゃないですか。聞くまで言わないんですか。そういう体質になっとるんですか。変な話でしょう。 特別委員会での施設分類別計画は全体的なものができ上がったら示していただきたいということも申し上げておるんです。これも何もないじゃないですか、「もう少しおくれる」も「でき上がりました」も。変じゃないですか。 これは高原開発の質疑の中ですから、御答弁ができるのかできないのかは議長にお任せしますが、変です。 ○議長(小林雄二議員) あくまでも質疑の時間でありますが、あえて執行部のほうから御答弁があればどうぞ。 ◎副市長(住田英昭君) 確かに施設分類別計画を早くつくって特別委員会なり常任委員会なりに報告するという義務が私どもはございます。これにつきましては、非常に事務がおくれたことに対しましては、ここでおわび申し上げたいと思います。 確かに、約束したことを守る、これは大変重要なことでございます。いろいろなことを反省しながら、こういうことがないように徐々に改善しながら適切な対応を常に持っていきたいというふうに反省しております。今後は、十分、注意しながら、適切な時期に適切な情報を議会のほうにも報告するということで腹に据えていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小林雄二議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、書類提出第3号について質疑を終了いたします。 次に、書類提出第4号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆18番(福田健吾議員) 2点だけ。5ページと6ページなんですが、収入の部分で、前年度比が、管理運営費、管理運営交付金が大幅に増になっているのと、6ページ支出の部で、給料手当、ここが大幅に対前年比増になっているんです。これの理由です。 要は、人件費のほうは、先生というか、お医者様をふやすのかなという推測は立つんですが、そうであればそれで答えていただいていいんですが、管理運営費交付金のほうがどんどんふえているように見受けられるので、その具体的な説明をお願いいたします。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) まず、6ページ、支出のところの給与手当、ここの増の理由でございますが、平成30年度医療公社のほうの職員体制、病院の職員体制といたしまして、常勤医師が1名増に伴い、職員医師1名の増、また技師1名の増、看護師4名の増、計190名の予算をここに計上しております。その関係が一番大きい理由でございます。 また、歳入のほうでございます。5ページの管理運営交付金、ここの増額につきましては、歳出予算の人件費分をここで計上しております。歳出が増になったことに伴う市の交付金の増でございます。 ◆24番(田中和末議員) 今の人件費の関係があるんですけども、要するにかかった費用は指定管理料で支払うということになっておろうかと思うんです。市民病院の場合は、いわゆる代行制をとっておりますよね。医療公社については、終始、そうしようということになっておろうかと思うんですけども、そうしますと医業収益は全て病院事業会計のほうへ入ってくると。かかった費用については、かかった費用全て医療公社のほうへ支払うと。こういった形になろうと思うんです。 そうしますと、今回、人件費が上がって、その部分については指定管理料で払わにゃいけんのですけども、収益のほうがどういうふうになるかによって、指定管理料は多く払わなくちゃならないと、こういったことになろうかと思うんですが、平成30年度において、その辺の収支について、今まで以上にマイナスが広がっていくのかどうかといったあたりについてどういう見通しなのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 市民病院におきましては、新改革プラン、これに取り組むことによって、平成28年度から平成32年度までのプランでございますが、経営改善に取り組むこととしております。 30年度の収支でございますけども、まずは改革プランに沿った取り組みをしていくということで、今回の予算の増、市からの指定管理料の増、これにつきましても、新改革プランに沿った患者1人当たりの収益の増加、これを目標にしておりまして、目標達成には医療の高度化が必要であると。また、減員している医師の確保にも努めること。また、救急患者の受け入れ、地域包括ケア病床の推進を図る。こういったための必要な体制確保でございますので、予算としては新改革プランを反映したものと考えております。あとは、新改革プランに沿った実際の運営により収支の改善に努めていただきたいというふうに考えております。 ◆24番(田中和末議員) それから、もう一点、いわゆる新改革プラン。一昨年に県の医療構想というのが出ました。この医療構想によりますと、周南圏域におきましては、775床削減をすると。こういったことが公表されていると思うんです。 その部分について、今、改革プランはそのように言われたんですけども、改革プランの中で、こういった県の医療構想が出た場合は改革プランを見直すということが改革プランをつくられたときに言われております。その辺の整合性についてお聞かせ願えたらと思います。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 医療構想が示されまして新改革プランの見直しは、ということでございますが、医療構想の周南医療圏域におきましては、高度急性期また急性期病床を減らし、回復期病床を増加させる、こういった方向が示されております。平成29年度周南市民病院におきましては、病床の稼働率、これが84%、これを超える状況でありまして、余裕があるという状況ではありません。 また、病床の機能におきましても、既に地域包括ケア病床を30床とし、急性期病床を120床としているところでございます。医療構想がつくられましたときには急性期病床が150床という状況でございまして、今の状況で、特に医療構想が出たからといって新改革プランの見直しが必要であるとは考えておりません。 ◆21番(古谷幸男議員) 2ページに、病院を目指して次の事業に取り組みますということで11項目書いてあります。 いずれも大切な項目なんですが、特にこの項目を挙げられて、今から病院事業に取り組むということをここで明記されておられるわけですから、少しお聞きしておきたいと思いますが、③に患者に寄り添った医療・看護、待ち時間対策、接遇の向上など患者サービスの徹底と書いてあります。また、④には医師及び優秀な医療スタッフの確保とか、それから⑧では医学及び医療の向上に関する調査研究(治験等)及び各種研修生及び職場体験学習生徒受け入れ等の人材育成と。いずれも大切な項目がほかにもあるんですが、これを具体的にどういうふうに目標を上げてやっていくんだという数値を持って示されておられる部分があるかないかということです。例えば待ち時間だったら、今までは30分待っていましたが、これを15分に短縮するためにどういうふうにするとか、そういう具体的な部分があるのかないのかとか。それから、医師・医療スタッフの確保というのも、どの分野でどういうふうに確保していくんだとか、そうした一つずつ目標のものがあるだろうと思うんです。それでないと、こういうことは書けませんから。 そういう部分は、今、私が3点ほどお聞きしましたので、全てということじゃなくて3点でよろしゅうございますので、そういう数値があればおっしゃっていただいたらと思います。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) まず、③の患者に寄り添った医療・看護、待ち時間対策、接遇の向上など患者サービスの徹底についての取り組みでございます。目標数値というものは、今、私は手元にいただいておりませんが、病院におきましては、運営委員会、これを毎週火曜日に開催されておりまして、委員長・副委員長以下それぞれの担当部署のものが集まり、毎週、それぞれ、入院のほうでしたら、平均在院日数、手術件数、平均看護必要度、またカンファレンス件数、こういったものを報告し、対応を検討されております。 また、③に関しまして、接遇の向上など患者サービスの徹底につきましては、昨年、入院患者と外来患者を対象としましたアンケートを実施されております。また、このアンケートを分析されることによって、どういった接遇、どういった対応がいいのか、こういったものをそれぞれの部署ごとに検討されると伺っております。 ④の医師及び優秀な医療スタッフの確保につきましては、29年度の山大医学部への訪問実績で、医療公社委員長が4回、また市長も1回、11月に訪問し、学部長のほうへ周南市民病院への医師の確保・派遣、こういったものをお願いしているところでございます。また、そういったもの以外にも、ホームページに掲載し、民間事業者等に今までどおりお願いしているところもございます。 ⑧の医学及び医療の向上に関する調査研究及び各種研修生及び職場体験学習生徒受け入れの人材育成でございますが、調査研究、これにつきましては、平成29年1月末に締結しました3者協定により腸内フローラプロジェクトに取り組んでいるところでございます。サンプルとして、市職員86名も平成29年度参加しております。また、研修生の受け入れですけども、看護実習生を徳山看護専門学校から29名、訪問看護実習では同じく専門学校より6名、また検査技師実習では広島国際大学より1名等受けておりまして、⑧の取り組みについてもしっかりやっていると聞いております。以上でございます。 ◆21番(古谷幸男議員) ありがとうございます。一生懸命取り組んでおられるということでありますが、昨年と変わった部分というのはどこがどう変わったんですか。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 体制的には29年度も内科医が1名ふえております。検診体制を強化したということがあります。あとは、それぞれの部門ごとに取り組むべき課題に取り組んで、それぞれの外来日数また入院患者の日数、そういったものの目標達成に努めるというふうになっております。 ◆21番(古谷幸男議員) 変わったか変わってないんかというのがよく明確にわからなかったんですが。 先ほど、答弁の中で、持ち合わせていないと、数値について。持ち合わせていないということは、あるということですね、これは。そういう数値的なものが。 ○議長(小林雄二議員) 3回目の質疑ですが、よろしいですね。 ◆21番(古谷幸男議員) はい。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 持ち合わせていないというあやふやな答弁で申しわけありませんでした。あるかどうかの確認はしておりませんが、毎週1回、開いております運営委員会、これの取り組み状況項目を4月、5月、6月と昨年のをいただいております。その内容を見たから、あるだろうと思い、そういうふうに申し上げました。あるかどうかの確認はしておりません。 ◆19番(中村富美子議員) 市民病院ですけれども、入院時の個室料、使用料、これは4ページの収入の部で言えばどうなりますか。利用料収入ではなくて雑収入のこっちのほうに入りますか。どうですか。どちらの項目に入るか、確認させてください。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 4ページにあります収入の部、ここで、今言われましたのは病院の個室の収入になるかと思いますので、病院事業のほうの一般会計収支予算書、これの5ページの収入でございますが、ここにあります雑収入は受取利息、その他事業収入、雑収入でございまして、その他受取収入というものは自動販売機の手数料でございまして、雑収入は、薬事治験収入または院内での各種研修の委託料収入、こういったものがありまして、議員のお尋ねの収入につきましては市の事業会計のほうの収入になっております。 ◆19番(中村富美子議員) どうしてこの質問をしたかといいますと、入院された患者さんから、大部屋が今あいてないからとりあえず個室に入ってくださいと言われるんですけれども、それは治療のために入院するわけですから、そういう場合は個室料は取ってはいけないと思うんです。 それを取っているという状況があるようなんですが、そこら辺は市のほうはきちんと把握されているのかどうか。経営が厳しいからといって、そういうところでのお金もうけといいますか、収入をふやすようなやり方というのはいけないと思うんです。 聞きましたら、1週間程度だからしようがないから払いましたというような、そういう声も聞くんです。治療のために入院して、大部屋がないから個室に入れられたということになると、大部屋のほうの料金でやっていかなければいけないと思うんですが、そのあたりがきちんとなされているのかどうか。いかがですか。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 今、議員お尋ねの件については確認しておりません。私のほうで確認できておりませんので、お答えできません。申しわけありません。 ○議長(小林雄二議員) 3回目です。 ◆19番(中村富美子議員) それをきちんと確認していただいて、市民病院としてきちんとしたことをやんなきゃいけないと思うので、やっていただきたいというふうに思うんです。これからどんどん、市民が損をすると言ったら変ですが、道理のないことをやられると、入院しているほうの者としても納得いきません。 そういうところできちんとした対応をこれからしていただきたいと思うので、病院のほうにも市のほうからしっかりと言っていただきたいと思うんですが、いかがですか。そこら辺のところをきちんと約束していただけますか。 ○議長(小林雄二議員) 質疑の時間でありますが、あえて御答弁があればよろしく。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 今いただいた意見、市民病院のほうに伝えまして、市民病院として果たすべき役割、そういったものをしっかりと再確認させていただきたいと思います。 ◆28番(兼重元議員) これは医療公社のことであって、担当部長が医療公社の細かいことまでお答えするというのは、聞きながら、気の毒じゃろうとは御同情申し上げております。 それよりも基本的なことを確認させていただきたいんですが、医師不足、これは長年言われておりますが、さりとて医療の質を後退させるわけにはいかない。特に新南陽市民病院については、建設の経緯からしても、これはゆるがせにできない、ないがしろにできない、大変、重要な医療サービスの拠点施設という位置づけになっておることだけは皆さん周知のとおりでありますが、これに関して、医療の4番目でしたね、これは。医療、もとい、地域における病院と診療所の医療連携、この件でありますが、まことに素朴でありますが、中央病院との連携、医師確保の観点から、非常にこれは周南市内にある医療施設として重要な働きを求められておると思いますから、当然、医師の連携というものが、こうしたものも必要じゃないかなと思うんですが、市民病院は、今後、医師をどう確保していくかといったところと、それから中央病院との関係といったところ、どういうふうにこれから進めていかれようとされるのか、これが非常に気になっております。 特に、お隣の向こうの光の市民病院、これも近々開設の運びになっておりますが、これも医師の確保に非常に難渋しておるということを聞いておりますが、こうした医療圏全体からしても、我々は、周南市の医療体制、これを本気で考えていかなきゃいかん。 きょうの報告の中で、新改革プランというのは内輪の問題でありますが、それよりも、もう少し大局に立った病院経営、周南市全域の医療連携、病院間の連携、こうしたことに関して見解をお聞かせください。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 今、議員が言われましたとおり、周南医療圏域におきましては複数病院がありますけども、特に徳山中央病院、これとの連携が大変重要になってまいります。そういったものは、県のほうで示されております医療構想、これの中で、それぞれの機能についてそれぞれの病院のほうで改めて役割分担を検討するということになっておりまして、そちらのほうで会議が進められております。 また、私ども市民病院のほうとしましても、先ほど申しました地域包括ケア病床、こういった受け入れの関係からも、徳山中央病院との病院の関係、またあわせて個人で経営されているそれぞれ地域の診療所、そちらからの紹介患者の受け入れ、こういったものも非常に病院経営のほうには大事になってまいります。 また、経営だけじゃなく、地域の急性期病院としての新南陽市民病院の役割としても、地域にあります診療所、こちらの連携が大変重要になるというふうに考えておりますので、それぞれの病院または診療所、こういったものの役割や機能、こういったものを機会あるごとに確認しながら、市民病院の姿というものをしっかりと維持・発展させていきたいと考えております。 ◆28番(兼重元議員) 極めて当たり前の答弁を聞かせていただいておりますが、問題は、近い将来、高齢者もふえてきます。こうした医療環境というのは相当変わってくるじゃろうと予想はされます。 周南市内の医療団体、今、民間の診療所と言われましたが、こうした医療団体、全体の将来に対する周南地域の医療サービス、どう構築していくのか、どうあるべきかといったところは十分な意思疎通なりをしておられるのかどうか。これは無視できないと思っておりますので、そのあたりのところ聞かせてください。 それと、もう一つ、これはまた全くどうでもいいような話ですが、周南市が医療確保のための奨学金制度を何ぼか出しましたね。あれは食い逃げですか。どうなっておりますか。これもついでに答えちょってください。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 周南市のまず医療の状況、診療所等の関係でございます。開業医等におかれましては、医師会のほうから聞いておりますのは、医師の高齢化、こういったものが大変課題になっていると。また、それぞれの開業医のほうの後を継ぐ先生、そういったものについても大きな課題になっておると聞いております。ただ、これにつきましては、市のほうとしても、どういった取り組みがということはなかなか難しい点がございます。先ほど申しました医療構想の中の病床機能、それとあわせて、開業医の先生方、今後、こういったものを課題として、医師会とともに、また病院とともに考えていかなければと思っております。 それと、お尋ねの奨学金制度、これでございますが、今、これにつきましては、新たな奨学生の募集というものを提示している状況で、既に奨学金を受け取ったこういった方々が今研修医等で病院のほうに勤められておる状況でございます。たしか、数字を申し上げたら間違っとったらいけませんので申し上げませんけど、何名かは、今、徳山中央病院、こちらのほうに在籍していらっしゃるということは聞いております。以上でございます。 ◆28番(兼重元議員) 訂正いたします。食い逃げは訂正させていただいて、やりっ放しでしょうかという疑問を呈しただけでありますので、訂正させていただきます。 ○議長(小林雄二議員) ほかに質疑はありませんか。質疑項目を変えていただきますか。 ◆19番(中村富美子議員) 地域包括ケア病床のことでお聞きしたいんですけれども、30年度にはベッドは幾つになりますか。150、市民病院にありますね。そのうち地域包括ケア病床は何床ありますか。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 29年度と同数の30床を予定しております。 ◆19番(中村富美子議員) これは、どういう方が入られるお部屋ですか。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 急性期から、今度は居宅、退院に向けての間にあるつなぎの期間、こういったものを受ける病床でございます。 ◆19番(中村富美子議員) 高齢者の方は、状態が悪くて入院させてほしいといった場合、ベッドはあいていませんということで入れてもらえなかったという話を聞いたことがあります。それは、見る限りベッドはあいているのに入院できないというのはどういうことなのか。そういう包括ケア病床があれば、そこに入れていただいてもいいのではなかろうかと思うんですが、病状は詳しいことがわからないんですけれども、病院自身として、ベッドがあいているのに受け入れをしないという、そういうことについてのお考えはどうなのか。ベッドを埋めるということは収入増にもつながりますし。あいているのに入れない。お医者さんがいらっしゃらないから入れられんのか、スタッフが少ないから入れられんのか、そこら辺はわかりませんけれども。要するに、企業会計ですから、そうは言っても、もうけを考えてやっていかなきゃいけない。そういう中で、ベッドがあいているのに入れない。これはどういうことが原因なのかは私もわかりませんけれども、そういうことがあってはならないと思うんですが、どうお考えでしょうか。 ○議長(小林雄二議員) よくわからないのが前提の質疑でありますので、よろしく。 ◎福祉医療部長(大西輝政君) 新南陽市民病院は急性期の病院でございます。急性期の治療が必要な方をお受けしております。お受けした中で、回復期病床に回すのが適当だと判断した患者さんは回復期の病床のほうに移っていただいております。 今お尋ねのケースで、急性期病院として治療のためお受けすることが必要であればちゃんとお受けしていたと思います。どういう事例であったか、詳細はわかりませんので、これ以上の回答は控えさせていただきます。 ○議長(小林雄二議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、書類提出第4号について質疑を終了いたします。 次に、書類提出第5号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、書類提出第5号について質疑を終了いたします。 次に、書類提出第6号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、書類提出第6号について質疑を終了いたします。 次に、書類提出第7号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、書類提出第7号について質疑を終了いたします。 次に、書類提出第8号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、書類提出第8号について質疑を終了いたします。 次に、報告第7号から第12号までについて、順次、登壇の上、一括報告を求めます。   〔行政管理部長、小林智之君登壇〕 ◎行政管理部長(小林智之君) それでは、報告第7号、損害賠償の額を定めることに関する専決処分について、御報告申し上げます。 本件は、平成30年3月12日午後1時13分ごろ、周南市大字八代の主要地方道徳山光線沿いにおいて、行政管理部行政管理課嘱託職員が運転する公用車が縁石に乗り上げ、当該車両が破損した物損事故であります。当該車両はリース車両であり、この事故により使用不能となったことから、平成30年4月1日をもってリース契約を解約し、これにより生じた契約の相手方の損害に対する賠償額を59万502円とする専決処分を行ったものでございます。なお、当該車両が破損したことによりまして、市が加入しております公益社団法人全国市有物件災害共済会から41万円の保険金収入があります。当該職員に対しましては、山口県交通安全学習館で開催されます安全運転講習会に、今後参加させるとともに、再発防止に向けて改めて安全運転を心がけるよう指導いたしました。また、所属長に対しましても、職場全体の問題として交通事故防止への取り組みを徹底するよう指導したところでございます。 以上で報告を終わります。御理解のほど、よろしくお願いいたします。   〔経済産業部長、弘中基之君登壇〕 ◎経済産業部長(弘中基之君) それでは、報告第8号、損害賠償の額を定めることに関する専決処分について、御報告申し上げます。 本件は、平成30年2月5日午後0時30分ごろ、山口市仁保中郷地内の国道376号において、経済産業部農林課職員の運転する公用車が走行中にスリップしてガードレールに衝突し、ガードレールが破損した物損事故でございます。その後、ガードレールを管理しています山口県防府土木建築事務所と協議を行った結果、責任割合は当方が10割で示談が整い、損害賠償の額を23万5,440円とする専決処分を行ったものでございます。なお、この損害賠償額は、本市が加入しております公益社団法人全国市有物件災害共済会から全額補填されることとなっております。このたび発生した事故は、当時、道路上に雪はなく、凍結もなかった状況でありましたが、トンネル出口付近が路面凍結しており、軽トラック車のスリップにより起きた事故であります。当該職員に対しましては、山口県交通安全学習館で開催されます安全運転講習会に、今後参加させるとともに、安全運転の遵守に努めるよう指導いたしました。また、職場におきましても、朝礼時に安全運転標語の唱和を行うなど、安全運転について十分留意をして業務に当たるよう指導を徹底し、再発防止に努めているところでございます。 以上で報告を終わります。御理解のほど、よろしくお願いいたします。   〔財政部長、近光愼二君登壇〕 ◎財政部長(近光愼二君) それでは、報告第9号、平成29年度周南市一般会計継続費繰越計算書について、御説明を申し上げます。 このたび、既に御承認をいただいております継続費について、平成30年度への繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により、市議会に御報告するものでございます。お手元の繰越計算書のとおり、庁舎建設、徳山駅周辺整備及び防災情報収集伝達システム整備の3事業で、13億2,612万1,892円を繰り越しております。 以上で報告第9号の説明を終わります。 続きまして、報告第10号、平成29年度周南市一般会計繰越明許費繰越計算書について、御説明を申し上げます。 このたび、既に御承認をいただいております繰越明許費について、平成30年度への繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、市議会に御報告するものでございます。お手元の繰越計算書のとおり、21事業で14億559万58円を繰り越しております。なお、障害一般事務費及び公営住宅ストック改善事業は年度内に完了しており、また久米中央土地区画整理事業については平成30年度予算で対応することになったことから、繰り越しをしておりません。 以上で報告第10号の説明を終わります。よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。   〔上下水道局副局長、井筒 守君登壇〕 ◎上下水道局副局長(井筒守君) それでは、報告第11号、平成29年度周南市水道事業会計予算繰越計算書について、御説明申し上げます。 本件は、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰り越しでございまして、同条第3項の規定により、市議会に御報告するものでございます。お手元の繰越計算書のとおり、送配水設備改良費の1事業、5,874万9,667円を繰り越しております。 次に、報告第12号、平成29年度周南市下水道事業会計予算繰越計算書について、御説明申し上げます。 本件も、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰り越しでございまして、同条第3項の規定により、市議会に御報告するものでございます。お手元の繰越計算書のとおり、公共下水道建設費の9事業、5億3,113万3,000円を繰り越しております。 以上で報告を終わります。よろしく御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(小林雄二議員) これより質疑に入ります。 まず、報告第7号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆18番(福田健吾議員) この件なんですが、見るからに真っすぐの道路なんです。縁石に乗り上げましたと。使用不能になったと。まず、どういう状況でなっちゃったのかなと。 それと、もう一点、説明の最中で、損害賠償の額は保険で大概は充当されるんですが、全額ではなかったように聞き受けましたので、その理由です。何でそうなったのか。これが事故原因と関係していれば、そういうふうなことがあると思うんですが、じゃあ損害賠償の額で保険充当されなかった部分についてはどこからどう出されるのか、一般会計から出されるのかということだけ確認させてください。 ◎行政管理部長(小林智之君) まず、この事故の状況をもう少し詳しく申し上げますと、このたびの事故につきましては、ほぼ直線で見通しのよい道路状況の中、運転手のほうが次の目的地である八代支所に近づき、この事故現場より100メートルほど先の交差点の信号の状況に気をとられたというところで、その関係で車線の左に寄り過ぎたことに気づくのがおくれたことによって起こした事故ということで確認しております。 それと、市有物件で入る金額との差でございます。全国市有物件のほうから、41万円ですけど、入ります。これは、車両の減損価格が上限ということで、事故を起こした車両の上限額ということでの41万円の保険金収入になります。賠償額との差につきましては、一般財源での対応ということになります。 ◆17番(藤井康弘議員) 大体、原因はわかったんですけど、普通、縁石に乗り上げたぐらいで廃車になるというのが、その辺が一般的には理解ができないんですけど。そのために、結局、こういう高額な賠償になってしまったということなんですけど、その辺をお願いします。 ◎行政管理部長(小林智之君) 今回、縁石に乗り上げたことによりまして、車体の底の部分、本体の一番大事なところなんですけど、シャシーの部分にひびが入ったということで、修繕も考えたんですけど、修繕も高額な経費がかかるというところで、今回、損害賠償の額を定めて対応したところでございます。 ◆21番(古谷幸男議員) 今回のように、いわゆる上限額を過ぎて一般会計で見るという例は今までにもありましたか。あったら、どのぐらい例があったかというのを教えていただきたいと思うんですが。なかったらないでいいですが。 ◎行政管理部長(小林智之君) 件数は覚えておりませんけど、保険で十分対応できていない案件もございました。 ◆21番(古谷幸男議員) 要は、毎回、定例会で損害賠償の事故の関係が出てきます。そのたびに言われるのは、大体、同じ文言で言われますが、じゃあ昨年度の部分がどのぐらいあって、一昨年度を含めたらどのぐらい改善されたんだとか、どのぐらい減少したということはわかりますか。 ◎行政管理部長(小林智之君) 昨年度の損害賠償がある件数ということで申し上げます。平成29年度は物損のみが6件、人身・物損両方ともあるのが2件という状況でございます。その前年の平成28年度が、物損のみが6件、人身・物損あり、両方ともということで1件。大体、横ばいというような状況ではございます。 ○議長(小林雄二議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第7号について質疑を終了いたします。 次に、報告第8号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆22番(尾﨑隆則議員) これは、スリップしてガードレールに接触したということで、防府土木建築事務所のほうへ支払ったということなんですが、ガードレールの損傷がどういうふうなものであったのか。23万5,440円というのは、ガードレールの破損金と理解しておいてよろしいんですか。 ◎経済産業部長(弘中基之君) おっしゃるとおり、ガードレールの破損金でございます。 ◆22番(尾﨑隆則議員) 公用車も当然破損しておると思うんですが、公用車のほうの修理というのはどういうふうになっておるんですか。 ◎経済産業部長(弘中基之君) 軽トラックの修理代でございますけども、税込みで49万6,800円となっております。 ◆22番(尾﨑隆則議員) 49万円幾らかと言われましたが、この損害賠償の額であるから、相手に支払ったものだけが乗せてあると。実際かかったのは49万円何ぼじゃったという、ガードレールと公用車の分で49万円幾らという、今、答弁じゃったと思うんですが。 それと、今、公用車の鍵の管理というのはどういうふうになっておるんでしょうか。以前でしたら、鍵の管理人さんがおられて、そこで、皆、鍵を出されていたというふうに認識しておるんですが、今、新しくなって、公用車が出ておりますが、その公用車の管理というのはどういうふうになっておるんでしょうか。 今、3回目ですから、ついでに言わせてもらいますが、職員さんが車で出かけられるときには、一言、管理人さんがおられれば、そこから注意して、交通安全に気をつけてくださいというようなこともできると思うんですが、それが今そうでなかったら、朝礼なんかで担当課長が職員の皆さんにそういう注意をするということも大事ではないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ◎行政管理部長(小林智之君) まず、公用車の管理について全体的な立場でお答えいたします。 本庁舎のほうの集中管理車につきましては、議員おっしゃられたように車の管理者を置いて、そこで鍵の管理とか車両の確認とかしているところでございます。 また、今現在、仮庁舎とかがございますけど、仮庁舎の分につきましては、仮庁舎のほうに数台持っていって、仮庁舎のほうで管理していただいております。 それと各総合支所のほうに配置しております公用車につきましては、各総合支所の、たしか地域政策課だと思うんですけど、そちらのほうが鍵の管理、公用車の管理を行っている状況でございます。 ◎経済産業部長(弘中基之君) 今回、経済産業部の農林課の職員が起こした事故でございますけれども、港町庁舎においては運行管理表というのがございまして、おおむね1月ペースで運行管理表の管理簿があるわけでございますけれども、それぞれ職員が予約して、出張等あるいは現場対応等をしているところでございます。そこ1カ所に鍵の管理をしている状況でございます。 また、走行後、帰ってきたら、一応、走行キロあるいは異常の有無、ありなしという形で記録簿のほうに記載しているというような管理の手法をとっているところでございます。 ○議長(小林雄二議員) 質問の中身で、49万円幾らのお金がどこからどういうふうに出たんかという質問だったんで、その件を答弁しておいていただけますか。 ◎経済産業部長(弘中基之君) 先ほど軽トラックの修理代が49万6,800円ということで申し上げたと思いますけれども、これについては公益社団法人全国市有物件災害共済会から補填されることになるところでございますが、現行の減損価格が、市有物件災害共済会からの査定で、車両保険の上限額が、したがって39万円ということでございますので、10万6,800円は一般財源での支出ということになろうかと思います。 ◆21番(古谷幸男議員) 大体、説明がおかしいでしょう、聞かなきゃ言わないというのは。そう思いませんか。今みたいな全体の背景は何もわからない、聞かなきゃ。積極的に説明すべきじゃないかと思いますが。前もそうでしょう。今もそうでしょう。一体、どういう考え方でこの部分とか議案に対して報告しようとしているのか、全く理解できないです。そういう姿勢について問われるんじゃないですか。しっかりときちっと全体の背景を含めて説明すべきと思いますが、いかがですか。 ◎副市長(住田英昭君) 確かに、これほど質疑があるというのはどうかなというふうに私も思います。したがいまして、この答弁あるいは答弁書を作成する課におきましても、よりわかりやすく、説明の論点をしっかりした上で正確なものとして当然すべきだというふうに今反省しております。 最近、交通事故に対する損害賠償というのが確かに多くなっておりますので、それを含めまして、それはないように職員にも指導・助言してまいりますけれども、こういった議案につきましても、よりわかりやすく、根拠を明確にした資料づくりというのが必要かなと思っていますので、その辺は、今後、適切に対応させていただきたいと思います。 ○議長(小林雄二議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第8号について質疑を終了いたします。 次に、報告第9号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第9号について質疑を終了いたします。 次に、報告第10号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第10号について質疑を終了いたします。 次に、報告第11号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第11号について質疑を終了いたします。 次に、報告第12号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第12号について質疑を終了いたします。 次に議長から報告いたします。議会報告第12号及び第15号で例月現金出納検査の結果について、第13号で財政援助団体等監査の結果について、第14号で定期監査結果について、それぞれ報告がありました。ついては、お手元に配付いたしております写しをもって報告にかえます。 また、議会報告第16号のとおり議員表彰がありましたので、報告いたします。おめでとうございます。 以上で、諸般の報告を終了いたします。────────────────────────────── ○議長(小林雄二議員) ここで暫時休憩いたします。次の会議は11時30分から再開いたします。   午前11時17分休憩 ──────────────────────────────   午前11時32分再開 ○議長(小林雄二議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────────────────────── ○議長(小林雄二議員) ここで、議長から執行部に申し上げます。休憩前の会議におきまして、質疑と答弁がかみ合わないところが若干見られました。執行部におかれましては、十分に準備し、会議に臨まれるようお願い申し上げます。────────────────────────────── △日程第4公共施設再配置及び新庁舎建設に関する特別委員会の中間報告         (報告、質疑)
    ○議長(小林雄二議員) 日程第4、公共施設再配置及び新庁舎建設に関する特別委員会の中間報告を議題といたします。 公共施設再配置及び新庁舎建設に関する特別委員会から中間報告を行いたいとの申し出がありましたので、許可いたします。   〔公共施設再配置及び新庁舎建設に関する特別委員長、古谷幸男議員登壇〕 ◎公共施設再配置及び新庁舎建設に関する特別委員長(古谷幸男議員) 公共施設再配置及び新庁舎建設に関する特別委員会の中間報告を行います。 まず、新庁舎建設事業について、4月13日及び25日に当委員会を開催し、説明を受けましたので、その概要を報告いたします。 初めに、4月13日の委員会であります。 執行部から、新庁舎建設工事に関する市内業者の活用状況及び3月分の工事監理の報告について、次のとおり説明を受けました。 まず、下請負人の市内業者の活用は、4月9日時点で、市内業者の下請件数が56件、市外が147件、合計が203件で、市内業者の占有率は28%である。 次に、3月の工事の進捗状況は、倉庫棟について、屋上の防水及び押さえコンクリートの完了、内装及び設備配管配線の工事中。シビックプラットホーム棟について、1階、2階の内装工事及び設備器具の取りつけ工事中。庁舎棟について、外壁塗装、1階から5階の間仕切り工事完了及び内装、塗装、設備の工事中。外構について、オイルタンク、自転車置き場躯体完了、各所擁壁、土間の工事中である。 3月末時点の工事の進捗率は、建築主体工事が81.4%、電気設備工事が88.4%、機械設備工事が91.5%である。2月末時点では7日おくれとなっていたが、おくれを取り戻し、ほぼ工程どおり進捗している。 以上のとおり説明を受け、質疑に入りましたが、さしたる質疑はありませんでした。 次に、別途工事及び備品購入に係る契約等の状況について、次のとおり説明を受けました。 このたび、別途工事1件及び備品購入3件について、契約を締結した。 まず、県防災衛星通信設備移設工事については、設備の保守を委託している日本電気株式会社山口支店と随意契約により、契約金額1,159万4,880円で3月15日に契約を締結した。 また、1階耐火書庫内に設置する保管庫の購入について、指名競争入札で3月8日に入札を行い、7者が応札し、予定価格394万3,728円、落札率97.43%、契約金額384万2,316円で有限会社菅文具店と3月15日に契約を締結した。 次に、2階収納庫内に設置するラックの購入について、指名競争入札で4月5日に入札を行い、5者が応札し、予定価格182万1,733円、落札率68.18%、契約金額124万2,000円で株式会社ナガミと4月12日に契約を締結した。 最後に、各風除室に設置する傘滴取りの購入について、指名競争入札で4月5日に入札を行い、7者が応札し、予定価格114万6,960円で、落札率56.78%、契約金額65万1,240円で、株式会社三光堂と4月12日に契約を締結した。なお、備品購入に係る入札の指名業者は全て市内業者である。 本件についての説明は以上です。 次に、待合家具購入に係る入札の経緯について、次のとおり説明を受けました。 調達する待合家具は、来庁者の皆さんに利用していただくもので、内容は、待合ロビーの用のベンチ及び円形ソファー、市民さろん用の多角形デザインソファー及びチェア、吹き抜け周り用のベンチ、休憩談話スペース用の円形テーブル及びチェアである。仕様については、来庁者に待ち時間を快適に過ごしていただくこと、また、庁舎の顔となる場所で使用するものであることから、機能要件及び価格要件を市で設定し、建物の設計者である日建設計から建築デザインとの調和のとれた家具の提案を受けた。なお、提案された家具の多くはイタリア製であった。 提案された家具を指定品とし、これを購入するため、市内業者19者を指名し、3月8日に入札を行ったが18者が辞退、1者が不参加のため不調となった。この結果を受けて調査したところ、輸入家具を注文する際に前払いが必要であることが辞退の理由であったことから、地方自治法施行令第163条第3号の前金で支払いをしなければ契約しがたい買い入れに該当するものと判断し、支払い条件を見直し、契約金額の95%以内の前金払いを可能として、改めて入札を行った。市内業者13者を指名し、4月5日に入札を行ったが、1回目は9者が辞退し、4者が応札したが、いずれも予定価格を超え、2回目は3者が辞退し、応札者が1者のみとなったことから、再び不調となった。 今後の対応について、休憩談話スペースの待合家具を調達予定部品から外して、条件つき一般競争入札の準備を進める。 以上のとおり説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑として、1度目の入札が3月8日に執行され、その翌日の3月9日に開催した委員会で報告しなかったのはなぜか、との問いに対し、契約したものについて報告するという認識であった。契約を締結した後に経緯を含めて報告するように考えていたが判断が甘かったと感じている、との答弁でありました。 また、納期がおくれることへの対応は、との問いに対し、業務開始から数カ月間は、新庁舎の市民利用会議室で使用する椅子を待合ロビーに置いて対応したい、との答弁でありました。 また、イタリア製の指定品で進められるが、同等品でということは考えられないか、との問いに対し、建築デザインとの調和がとれた待合家具を選定できるのは建物の設計者である日建設計をおいてほかになく、また、同等品であるかの判断が難しく、指定品に絞ったほうが入札の公平性が保てるものと考える、との答弁でありました。 また、納入後、数年たって待合家具が傷んだときはどうするのか、との問いに対し、同じものを補充しても新しいものと古いものが混在することでアンバランスになる。また、1台のみ違うものに変えても、全体のコンセプト、デザインとの調和として成り立つ場合もある。事態が発生したときに適切な方法を考えたい、との答弁でありました。 また、質疑終了後、執行部から、新庁舎倉庫棚設置工事の入札について、6者を指名し、4月11日に入札を行ったが、4者が辞退し、2者が応札したが、1者が書類不備のため無効、残る1者が予定価格を超えたため不調となった。今後、改めて入札を行う方向で準備を進める、との報告がありました。 次に、新庁舎1期工事分の開庁スケジュールについて、次のとおり説明を受けました。 1期工事は5月31日に完成予定であり、6月3日日曜日に市民を対象とした見学会を開催する。また、新庁舎への移転については、6月23日から8月18日にかけて、土日を利用して7回に分けて行う。新庁舎への移転後、旧近鉄松下百貨店仮庁舎の市民利用会議室が使用できなくなることから、旧勤労福祉センターである仮庁舎、別館に小会議室3室を設け、年末年始を除き、日曜日、祝日も利用できるよう対応する。これらについては、市広報により市民の皆様にお知らせをする。 以上のとおり説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑として、新庁舎オープンのイベントはいつやるのか、との問いに対し、プレオープンとグランドオープンの2回を予定している。プレオープンは市民を対象とした見学会を、グランドオープンは来年3月下旬の予定で、式典とアトラクション等を考えている、との答弁でありました。 次に、新庁舎管理に係る業務の委託契約について、次のとおり説明を受けました。 このたび、4件の委託契約を締結した。 まず、本庁舎設備等管理業務及び警備宿日直業務委託については、条件つき一般競争入札を3月15日に行い、2者が応札し、落札率96.1%、契約金額4億3,200万円で、ビークルーエッセ・フジ総業特定業務共同企業体と3月29日に契約を締結した。業務委託期間は平成30年度からの5年間である。 また、本庁舎環境美化業務委託については、条件つき一般競争入札を3月15日に行い、3者が応札し、落札率96.6%、契約金額1億5,660万円で、サマンサジャパン株式会社と3月29日に契約を締結した。業務委託期間は平成30年度からの5年間である。 次に、本庁舎等来庁者駐車場管理業務委託については、条件つき一般競争入札を3月15日に行い、3者が応札し、落札率76.2%、契約金額7,020万円で、情報通信機株式会社と3月29日に契約を締結した。業務委託期間は平成30年度からの8年間で、ゲート式パーキングシステムの機器設置は平成31年度からである。 最後に、新庁舎デジタルサイネージシステム設備運営業務委託については、公募型プロポーザル方式により、3者から企画提案の応募があり、3月12日にヒアリングを行い、契約金額1,676万736円で、表示灯株式会社広島支店と3月30日に契約を締結した。業務委託期間は平成35年度までの6年間である。各業務の1年当たりの年割額では、最も高い平成34年度で約1億3,700万円となり、これは新庁舎管理費の見込み額、約2.3億円の6割に相当する。 以上のとおり説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑として、ゲート式パーキングシステムの受注者の所在地はどこか。また、何かあったときに対応できる体制がとられているのか、との問いに対し、受注者の所在地は周南市慶万町である。また、体制については、1次対応は再委託を可としていることから、再委託先の警備会社が対応し、2次対応は受注者が慶万町から駆けつけて対応する、との答弁でありました。 次に、新庁舎使用期間中における建物及び設備に係る修繕・更新費用の試算について、次のとおり説明を受けました。 新庁舎の使用期間は60年間、消費税は10%、物価上昇率はゼロと仮定して、新庁舎の建物・設備に関して計画保全すべき、または計画保全が望ましい修繕・更新に係る費用を推計した。修繕・更新費用の額は、60年間で約73.5億円、1年平均では約1.2億円であるが、20年と40年目にそれぞれ20億円以上の費用がかかり、この2年を除いた1年当たりの平均額は約5,000万円である。また、箇所別費用については、建築が約20億円、電気設備が約6億円、機械設備が約47億円である。 以上のとおり説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑として、新庁舎の修繕・更新の費用について、準備しておく必要があると思うがどうか、との問いに対し、世代間の負担の公平性を考慮すれば、起債や基金での対応が考えられ、また、新庁舎以外の公共施設の修繕・更新費用を全て足し合わせると、財政調整基金でよいという考えもある。こういったことを含めて財政のほうで検討されることになると考えている、との答弁でした。 次に、4月25日の委員会であります。 執行部から、別途工事及び備品購入に係る契約等の状況について、次のとおり説明を受けました。 まず、別途工事についてであります。 県防災情報システム設備・震度計移設工事については、設備の保守を委託している日本無線株式会社山口営業所と随意契約により、契約金額を538万9,200円で4月18日に契約を締結した。また、4月11日に入札不調となった新庁舎倉庫棚設置工事については、4月17日に指名通知し、5月9日に入札を行う。 次に、備品購入についてであります。 新庁舎相談室等ミーティングテーブルの購入については、指名競争入札で4月19日に入札を行い、7者が応札し、予定価格179万9,280円、落札率84.03%、契約金額151万1,892円で、株式会社三光堂と4月24日に契約を締結した。 次に、新庁舎会議室案内表示板の購入については、指名競争入札で4月19日に入札を行い、7者が応札し、予定価格96万2,301円で落札率57.91%、契約金額55万7,280円で、富士事務器株式会社と4月24日に契約を締結した。なお、備品購入に係る入札の指名業者は全て市内業者である。 また、3月8日及び4月5日に入札不調となった新庁舎待合家具については、4月23日に公告を行い、5月31日に入札を行う。 以上のとおり説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑として、待合家具の入札公告について、地域要件の変更はあったのか、との問いに対し、検討した結果、地域要件については市内に限定して公募している、との答弁でした。 また、待合家具の納期はいつになるのか、との問いに対し、10月末としている、との答弁でありました。 また、待合家具購入に係る2度目の入札では、参考見積もりを徴取した業者も含めて予定価格の範囲内におさまらなかったが、なぜそうなったのかを確認したか、との問いに対し、2度目の入札では契約金額の95%以内の前金払いありと変更をした。残りの5%は搬入設置費に相当し、これは、通常払いで大丈夫だと判断したが、入札不調となった後にヒアリングをしたところ、搬入設置費も通常払いでは難しいとのことであった。また、参考見積もりを徴収したときに、業者が考えた条件が実際の入札条件と異なっていたのではないかと考えられる。3度目の入札に当たっては、契約金額の全額を前金払いできるように変更し、支払い条件を示した上で、改めて参考見積もりを徴収した、との答弁でありました。 新庁舎建設事業については、以上であります。 次に、熊毛地区の公共施設についてであります。 4月25日の委員会で、執行部から次のとおり説明を受けました。 現在、熊毛地区には、164の公共施設があり、箱物施設の延べ床面積は5万7,497平方メートルである。このうち、大規模改修等を必要とされる建築後30年を経過した施設は66施設で、延べ床面積が3万6,936平方メートルである。 地区別では、大河内地区には16の公共施設があり、箱物施設10施設の延べ床面積は5,254平方メートル、そのうち、建築後30年を経過した施設は5施設で、延べ床面積は4,275平方メートルである。また、全ての施設において耐震性があることを確認をしている。 高水地区には55の公共施設があり、箱物施設39施設の延べ床面積は6,618平方メートル、そのうち、建築後30年を経過した施設は33施設で、延べ床面積は6,104平方メートルである。また、箱物施設39施設のうち12施設において耐震性があることを確認をしている。 三丘地区には21の公共施設があり、箱物施設15施設の延べ床面積は9,724平方メートル、そのうち、建築後30年を経過した施設は10施設で、延べ床面積は7,698平方メートルである。また、箱物施設15施設のうち12施設において耐震性があることを確認をしている。 勝間地区には48の公共施設があり、箱物施設25施設の延べ床面積は2万7,819平方メートル、そのうち、建築後30年を経過した施設は12施設で、延べ床面積は1万8,546平方メートルである。また、箱物施設25施設のうち23施設において耐震性があることを確認している。 八代地区には24の公共施設があり、箱物施設22施設の延べ床面積は8,082平方メートル、そのうち、建築後30年を経過した施設は6施設で、延べ床面積は313平方メートルである。また、箱物施設22施設のうち18施設において耐震性があることを確認をしている。 以上のとおり説明を受け、4月25日及び26日の2日間で、熊毛地区における公共施設の現地調査を行いました。 現地調査に関する委員の所感は次のとおりでありますので報告をいたします。 熊毛地区の公共施設の多くは合併前に整備されており、それなりに充実はしているが、老朽化が進行した施設や使われなくなった施設がそのまま残っているものも多くあった。このたび現地調査を行った施設では、八代地区の合併処理浄化槽は、現在では無用の長物となり、住民からも撤去を望む声も上がっている。 障害児活動施設、旧熊毛公民館は、もともと廃止する施設であったが、維持管理に年間100万円かかるということであった。また、使用を休止している勝間街区公園プールは、今のような管理では事が起こったときの対処が困難であろうと思われる。熊毛地区に限らず、借地上にある公共施設については、年ごとに見直しをするなど、今の時点で早急に改善していく必要があるのではないか。これらの施設を解体するにも費用がかかるが、なぜ休止、廃止になったのかを考えると、やはり撤去すべきではないか。 三丘保育園では老朽化が目立ち、床が傾いている状態であった。子供の数の推移、民間事業者の動向を見ながら、よりよい環境で保育できるように早急に方向性を出すべきではないか。 高水会館、高水市民センター、高水ふれあいセンターについては、所管や分類はそれぞれ異なるが、類似の機能を有する施設が近接しており、稼働率や維持管理費を考えると、集約化などの方向性を出していくことも必要ではないか。 ゆめプラザ熊毛の子育て支援センターについては、非常に恵まれた施設であり、久米のほうから来られる方もあるとのことであった。全市的にもっとPRされて、できるだけ多くの子供が利用できるような取り組みが必要である。 徳修館に関しては、歴史的な建造物であり、教育的、文化的な価値が非常に高い。ほかの施設とは違う角度の管理と、年間150人から300人程度という見学者をさらにふやせるような取り組みをお願いしたいとの意見がありました。 以上で中間報告を終わります。 ○議長(小林雄二議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 以上で、公共施設再配置及び新庁舎建設に関する特別委員会の中間報告を終了いたします。────────────────────────────── △日程第5中心市街地活性化対策特別委員会の中間報告         (報告、質疑) ○議長(小林雄二議員) 日程第5、中心市街地活性化対策特別委員会の中間報告を議題といたします。 中心市街地活性化対策特別委員会から、中間報告を行いたいとの申し出がありましたので、許可いたします。   〔中心市街地活性化対策特別委員長、福田文治議員登壇〕 ◎中心市街地活性化対策特別委員長(福田文治議員) それでは、中心市街地活性化対策特別委員会の中間報告を行います。 当委員会では、4月27日に委員会を開催しましたので、その概要について報告いたします。 初めに、周南市徳山駅前賑わい交流施設及び徳山駅前図書館について、報告を受けました。 執行部の説明の概要は次のとおりです。 周南市徳山駅前賑わい交流施設及び徳山駅前図書館について、ことし2月3日の開館から約3カ月がたち、来館者数は延べ53万人を超え、貸出冊数も延べ11万冊を超えた。 次に、指定管理者であるCCCとの管理運営に関する年度協定の概要について、まず、徳山駅前賑わい交流施設の事業計画書は、管理運営方針を賑わい交流施設の3つのコンセプト、「このまちへ来る人へのおもてなしの場」、「このまちに住んでいる人たちの居場所」、「人が集い楽しむこのまちの賑わいと交流の場」の実現のため、「いつでも」、「だれでも」、「さまざまな目的で」利用できる施設にするなど、5つの理念を掲げ運営することとされている。 組織体制は、施設責任者、副館長など7名で、業務の概要は施設の保守管理や交流室の貸し出しなどを行う通常事業、にぎわいを創出するためのイベントの実施やまちづくり関係者と連携して活性化策を検討するなどの提案事業が挙げられている。 指定管理業務に要する経費等の収支計画書については、収入として指定管理料5,073万9,000円、交流室の利用料金が379万6,000円、計5,453万5,000円が計上されており、支出については、人件費1,650万2,000円、運営費489万2,000円、施設管理費1,812万円、光熱水費1,062万6,000円、一般管理費439万5,000円、計5,453万5,000円が計上されている。 次に、徳山駅前図書館の事業計画書は、賑わい交流施設と同じく3つのコンセプトに沿って、民間のノウハウを生かした運営を行うこととされている。組織体制は、賑わい交流施設の施設管理者を兼任する館長、副館長など31名となっており、指定管理業務の概要は、図書館運営に関する通常業務のほか、有料宅配返却サービスなどの提案事業が挙げられている。 指定管理業務に係る収支計画書については、収入として指定管理料9,178万1,000円、コピー機の雑入が5万9,000円、計9,184万円が計上されている。 支出については、人件費5,953万5,000円、資料購入費648万円、運営費489万6,000円、施設管理費515万1,000円、光熱水費が905万1,000円、一般管理費672万7,000円、計9,184万円が計上されている。 管理運営に関する年度協定書の期間は、両施設とも平成30年4月1日から平成31年3月31日までとなっており、指定管理料は、合わせて1億4,252万円となる。 以上のとおり説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑として、徳山駅前賑わい交流施設の来館者数を町なかのにぎわい創出につなげる方策は、との問いに対し、まだ具体的なことはお示しできないが、隔週でまちなか活性化ミーティングを開催し、公民で連携をとりながら活性化策や仕組みづくりを検討している、との答弁でした。 また、徳山駅前図書館の開館による中央図書館の利用状況の影響は、との問いに対し、実際に本を借りられた方の人数で比較すると、中央図書館は、ことしの2月が6,331人、3月が6,981人、昨年は、2月が6,896人、3月が7,454人であった。徳山駅前図書館では、ことし2月が1万3,121人、3月が1万4,305人であったことより、中央図書館の利用者の減少以上に徳山駅前図書館の利用者が増加した、との答弁でした。 次に、徳山駅北口駅前広場整備工事の進捗について報告を受けました。 執行部の説明の概要は次のとおりです。 各工事の進捗について、(仮称)新徳山駅ビル外構工事は、賑わい交流施設オープン前の平成30年1月31日に完成している。 徳山駅北口駅前広場整備工事は、舗装工事、排水設備工事、水景施設及び街路灯の整備を行っており、平成29年度は徳山駅前賑わい交流施設前の整備を行った。秋ごろにはタクシー乗り場、タクシー駐車場、小広場が完成する予定である。 徳山駅北口駅前広場道路内建築物等新築工事の1期工事は、南北自由通路から商店街を結ぶシェルター及び賑わい交流施設からタクシー乗り場を結ぶシェルターの工事を行っているもので、5月18日に完成予定である。 また、2期工事は、主にバス乗降場のシェルター設置6棟、バス案内所の新築1棟、既存のバス乗り場の解体を行うものであり、仮設トイレについては若葉公園へ移設を行う。 (仮称)歩行者優先道路化実施設計は、銀座通りの平面横断化及び分散型駐輪場の実施設計を行うもので、平成31年度に駅前広場の工事で銀座通りを横断する地下道入り口の取り壊しを行い、通行できなくなることから、今年度実施設計を行い、平成31年度に整備を行う予定である。 最後に、現在進めている徳山駅周辺整備事業について、北口駅前広場の整備に合わせて地下駐車場の出入り口がある駅前ロータリー部分の一体的な高質空間の景観形成を図るため、今年度、駅前ロータリー美装化の計画設計を行う予定である。 以上のとおり説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑として、これから設計される徳山駅北ロータリー整備事業は駅前景観と関係があるが、現段階の考えは、との問いに対し、駅前広場の整備計画との整合と一体的な景観形成、高質空間が図れるように、換気塔や広告物など、景観に合った構造物にしていきたいと考えている、との答弁でした。 次に、中心市街地活性化基本計画についてですが、平成30年3月をもって計画期間が終了した事業のうち、中心市街地整備部が所管する事業の進捗について報告を受けました。 執行部の説明の概要は次のとおりです。 まず、徳山駅周辺整備事業について、賑わい交流施設整備事業及び駅西駐車場・駐輪場整備事業の建設工事については、ことしの2月3日に供用を開始した。 南北自由通路等整備事業並びに南北自由通路関連設備整備事業、駅東側駐輪場整備事業、駅東側区画道路整備事業及び駅南駐輪場整備事業並びに駐輪場防犯カメラ整備事業は完了した。 ポケットパーク整備事業及び徳山駅北口駅前整備事業については、平成31年度完成予定である。 徳山駅南口駅前広場については、平成28年度から整備に着手しており、今後も北口駅前広場整備と調整を図りながら進めていき、平成32年度の完成を目指している。 次に、中心市街地活性化事業についてですが、銀座通歩行者共存道路整備事業は、今年度実施設計を行い、平成31年度整備予定である。 Zooっと周南推進事業は、平成25年度にカバの絵本アイデアコンテストなどを実施し、平成26年、27年度はまちあるきワークショップを実施した。 まちなかアメニティ推進事業は、平成27年度にb&dと和光ビル、平成29年度にプリミナが多機能トイレ等を整備されたことに対し、本市が補助を行ったものである。 専門人材活用事業は、タウンマネジャーの人件費を補助するもので、基本計画は終了するが、今後も活性化事業を着実に進め、民間のまちづくりを進める人材を確保するため、継続していく予定である。 次に、まちづくり交通実態調査等事業については、活性化の目標の一つ、「みんなが快適に過ごせる、歩きたくなるまち」の評価指数を歩行者等通行量としていた。計画の策定時の平成24年度2万5,278人に対して、平成29年度の数値目標を2万8,000人としていた。昨年12月の調査結果では、2万5,063人と目標に達しなかったが、徳山駅前賑わい交流施設及び徳山駅前図書館が開館後のことし3月に再度調査を行ったところ、3万3,268人と計画期間内での数値目標を達成することができた。 もう一つの目標、「みんなが行きたくなる、魅力あるモノやサービスが溢れるまち」については、中心市街地等への新規出店数を指標としており、平成20年から24年の5カ年で100店舗に対し、平成25年から29年の5カ年の数値目標を149店舗としていた。平成29年11月時点の調査では139店舗の出店だったが、ことし3月までの実績は152店舗となり、計画期間内での目標を達成できたものと考える。 最後に、コンビナート電力活用推進事業については、平成29年度に送電設備工事が完了し、平成30年3月から市役所新庁舎に送電を開始している。ことしの10月ごろに徳山駅前賑わい交流施設及び徳山駅前図書館にも送電を開始する予定である。 以上のとおり説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑として、まちなかアメニティ推進事業のトイレは民間施設内のトイレであり、誰もが使える公衆トイレとは言いがたいのではないか。駅前東側に設置できないか、との問いに対し、まちなかアメニティ推進事業では、回遊性に寄与するような形で民間の店舗にトイレ整備している。駅前広場では面積が限られており、集まるとか、憩いとかを優先した、との答弁でした。 最後に、(仮称)徳山駅前地区市街地再開発事業について報告を受けました。 執行部の説明の概要は次のとおりです。 (仮称)徳山駅前地区市街地再開発事業は民間の事業であり、市は行政の立場から支援している。このたび、徳山駅前地区市街地再開発準備組合より市に提出いただいた再開発基本計画書を配付するが、この計画は、準備組合が現時点での希望をまとめられたもので、決定されたものではない。この計画をもとに、市や県、関係機関と協議を進めていかれることとなる。 以上のとおり説明を受け、質疑に入りました。 主な質疑として、民間で行われる再開発事業ということだが、特別委員会で出た意見は反映できるのか、との問いに対し、市としての意見をする中に、委員会での意見も入れさせていただき、準備組合で判断していただく、との答弁でした。 また、立地適正化計画が進められているが、その計画との関係性はどうなるのか、との問いに対し、立地適正化計画への書き込みが生じる可能性がある、との答弁でした。 最後に、この再開発事業は市の計画ではないが、町なかの駅周辺に大きくかかわってくるため、変更があれば、随時、特別委員会へ報告するよう執行部に申し入れをいたしました。 以上で中間報告を終わります。 済みません。読み違いがあったようです。先ほど中心市街地活性化事業について、銀座通歩行者といったようですが、歩車共存道路整備事業ということでございます。歩車です。歩行者ではありません。歩車、歩く、車で共存道路ということでございます。訂正いたします。以上です。 ○議長(小林雄二議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 以上で、中心市街地活性化対策特別委員会の中間報告を終了いたします。────────────────────────────── ○議長(小林雄二議員) 会議の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。次の会議は13時15分から再開いたします。   午後 0時16分休憩 ──────────────────────────────   午後 1時15分再開 ○議長(小林雄二議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────────────────────── △日程第6議案第59号         (提案説明、質疑、討論、表決) ○議長(小林雄二議員) 日程第6、議案第59号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。   〔市長、木村健一郎君登壇〕 ◎市長(木村健一郎君) それでは、議案第59号、周南市固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由を御説明申し上げます。 本案は、本年7月27日で委員の任期が満了することに伴うものでございます。 新任の平野忠彦氏、福田尚子氏及び藤井武氏を含む12人の方が適任と考えますことから、委員として選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定によりまして、市議会の同意をお願いするものでございます。 なお、お手元に12人の方の略歴を添えてございますので、よろしく御審議、御決定のほどお願い申し上げます。 ○議長(小林雄二議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第59号は、会議規則第35条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 御異議なしと認めます。議案第59号は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。 これより議案第59号、周南市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。本件は、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 御異議なしと認めます。よって、本件はこれに同意することに決定いたしました。────────────────────────────── △日程第7議案第60号         (提案説明、質疑、討論、表決) ○議長(小林雄二議員) 日程第7、議案第60号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。   〔市長、木村健一郎君登壇〕 ◎市長(木村健一郎君) それでは、議案第60号、周南市公平委員会委員の選任について、提案理由を御説明申し上げます。 本案は、周南市公平委員会委員であります住田宗士氏の任期が、本年7月31日をもって満了することに伴うものでございます。後任として、引き続き同氏が適任と考えますことから、地方公務員法第9条の2第2項の規定によりまして、市議会の同意をお願いするものでございます。 なお、お手元に住田宗士氏の略歴を添えてございますので、よろしく御審議、御決定のほどお願い申し上げます。 ○議長(小林雄二議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第60号は、会議規則第35条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 御異議なしと認めます。議案第60号は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。 これより議案第60号、周南市公平委員会委員の選任についてを採決いたします。本件は、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 御異議なしと認めます。よって、本件はこれに同意することに決定いたしました。────────────────────────────── △日程第8議案第61号         (提案説明、質疑、討論、表決) ○議長(小林雄二議員) 日程第8、議案第61号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。   〔市長、木村健一郎君登壇〕 ◎市長(木村健一郎君) それでは、議案第61号、周南市教育委員会委員の任命について、提案理由を御説明申し上げます。 本案は、周南市教育委員会委員であります片山研治氏の任期が、本年7月25日をもって満了することに伴うものでございます。後任として、引き続き同氏が適任と考えますことから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によりまして、市議会の同意をお願いするものでございます。 なお、お手元に片山研治氏の略歴を添えてございますので、よろしく御審議、御決定のほどお願い申し上げます。 ○議長(小林雄二議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第61号は、会議規則第35条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 御異議なしと認めます。議案第61号は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。 これより議案第61号、周南市教育委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 御異議なしと認めます。よって、本件はこれに同意することに決定いたしました。────────────────────────────── △日程第9議案第62号から第74号まで         (提案説明、質疑、討論、表決) ○議長(小林雄二議員) 日程第9、議案第62号から第74号までの13件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。   〔市長、木村健一郎君登壇〕 ◎市長(木村健一郎君) それでは、議案第62号から第74号までにつきまして、提案理由を順次御説明申し上げます。 まず、議案第62号、周南市市税条例の一部を改正する条例制定についての専決処分を報告し、承認を求めることについてであります。 これは、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、土地に係る固定資産税及び都市計画税の負担調整等の特例の適用期間を延長するなど、本年4月1日から施行を要するものについて、専決処分により所要の改正をいたしましたので市議会に報告し、承認をお願いするものでございます。 次に、議案第63号、和解についての専決処分を報告し、承認を求めることについてであります。 これは、平成30年第1回市議会定例会の報告第5号にて、専決処分の報告をいたしました職員の公用車による事故におきまして、当該事故の直後に当該公用車が起こした物損事故について、相手方との交渉を進めてきた結果、損害額を各自それぞれが負担する旨の和解をすることの調整が整い、地方自治法第179条第1項の規定による専決処分を行いましたので、市議会に報告し、承認をお願いするものでございます。 次に、議案第64号、平成30年度周南市国民宿舎特別会計補正予算(第1号)であります。 これは、平成29年度の歳出に対し、歳入が不足する見込みとなるため、歳出は前年繰上充用金1,900万2,000円を、歳入は同額の歳入欠陥補填収入を計上し、歳入歳出の総額を1億1,104万8,000円とするものです。 次に、議案第65号、平成30年度周南市一般会計補正予算(第2号)であります。 これは、県の補助金の内示、施設の改修に係るものなど、当面、緊急を要する経費につきまして所要の補正を行うもので、2,634万5,000円を増額し、補正後の予算規模を638億3,370万5,000円とするものです。 主な内容といたしまして、歳出につきましては、自治宝くじ助成金等の採択に伴う地区コミュニティ推進協議会や自主防災組織への補助金のほか、戸田小学校教室棟屋根防水改修工事に係る経費を計上するとともに、学校アシスタントの配置人員の確定に伴い、小中学校嘱託教職員に係る経費について増額等をするものです。 一方、歳入につきましては、市債等の特定財源のほか、財源調整として財政調整基金繰入金を計上しております。 次に、議案第66号、周南市市税条例等の一部を改正する条例制定についてであります。 これは、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、個人市民税において、基礎控除などの所得要件を創設し、市たばこ税において税率を改正するほか、固定資産税において、生産性向上特別措置法に基づく中小企業の労働生産性を向上させるための設備投資に係る償却資産の課税標準の特例率をゼロとするわがまち特例を新設するなど、所要の改正をするものです。 次に、議案第67号、周南市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてであります。 これは、介護保険法施行令の一部改正に伴い、所要の改正をするものです。 次に、議案第68号、周南市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備、運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてであります。 これは、介護保険法施行規則の一部改正により、指定地域密着型サービスのうち、看護小規模多機能型居宅介護の指定に関する基準が追加されたことに伴い、所要の改正をするものです。 次に、議案第69号、周南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてであります。 これは、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める省令の一部改正により、放課後児童支援員の基礎資格が拡充されたことに伴い、所要の改正をするものです。 次に、議案第70号、周南市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてであります。 これは、就学前の子供に関する教育・保育等の総合的な提供の推進に関する法律が一部改正されたことに伴い、所要の改正をするものです。 次に、議案第71号、周南市建築審査会条例の一部を改正する条例制定についてであります。 これは、建築審査会の同意が必要な許可に関して、手続に要する期間の短縮及び必要書類の削減により、申請者の負担を軽減するため、建築審査会があらかじめ定めたものについて、同意手続の包括処分を行うことができるよう、所要の改正をするものです。 次に、議案第72号、周南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定についてであります。 これは、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、所要の改正をするものです。 次に、議案第73号、市道の認定についてであります。 これは、県道及び上下水道局管理者の管理の引き継ぎを受けた3路線と、宅地開発による7路線の計10路線を認定するものです。 次に、議案第74号、工事請負契約の締結についてであります。 これは、徳山駅北口駅前広場道路内建築物等新築工事2期について、条件つき一般競争入札の結果、2億1,740万4,000円で、平和建設株式会社と契約することについて、市議会の議決をお願いするものです。 以上で、議案第62号から第74号までの提案理由の説明を終わります。よろしく御審議、御決定のほどお願い申し上げます。 ○議長(小林雄二議員) これより質疑に入ります。 まず、議案第62号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 議案第62号について質疑なしと認めます。これで議案第62号について質疑を終了いたします。 次に、議案第63号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆21番(古谷幸男議員) 議案第63号ですが、書いてあることの中身と、そして、事故の状況図がありますが、これを見ると、要は相手になられる車両の部分については2台あると理解ができるわけです。しかし、この相手方というのが、1台ほどしか書いていないということです。それと、公用車の損害状況はどのくらいなのかということも不明です。そのあたりをもう一度説明をしておいていただきたいと。 ◎教育部長(久行竜二君) 本件でございますが、先ほど市長のほうからも御説明を申し上げましたとおり、平成30年の第1回の定例会におきまして御報告させていただきました報告第5号が第1の事故でございます。 実は、栄谷地区におきまして、私どものほうの公用車を運転しておりました生涯学習課の職員が長穂方面に向かって進行していたところをスリップをして、対向車線に飛び出したということから起こったものが第1の事故でございました。こちらに関しましては、先ほど3月の定例会で御報告をさせていただいたということを述べた事案でございます。 その後、事故によりまして渋滞等を招いていたということもございますので、公用車を安全な位置に移動させようとして発進をしたところ、ちょうど事故で停車していた車両を避けようとして徳山方面に下ってきた今回の相手方であります青木運輸株式会社様の大型車両と発進時に接触をしてしまったというのが、今回の第2の事故になっているという状況にございます。 2点目のお問い合わせをいただきました、私どものほうの公用車でございますけれども、第1の事故による公用車の損害、修理を要する箇所、あと、第2の事故によりまして、公用車の修理が必要となった箇所、これらの区分ができない状況にございまして、第1の事故の損害が幾ら幾ら、第2の事故の損害が幾ら幾らだということが算出できないということになってしまいました。その結果、総計で御説明を申し上げられたらというふうに思いますが、私どものほうの公用車の修理代、修理に要する費用というものは48万7,868円となっております。以上でございます。 ◆21番(古谷幸男議員) 今の状況はわかりました。 以前出た部分でということでしたが、車両の部分で48万円というのは、これは上限額の部分には該当しなかったんですね。一般会計の部分で見ているということは、なかったんですか。 それと、どういう経過でこれは和解をということになったのかということは、ちょっとわかりにくいですね。その辺も含めてもう一度お願いいたします。 ◎教育部長(久行竜二君) ただいま御説明申し上げました48万7,868円の公用車の修理代の財源でございますけれども、実は、公用車の残存価格という形の中で、公益社団法人全国市有物件災害共済会のほうから保険金を受け取っておりますが、こちらの金額のほうは36万円という形になっております。差額の12万7,868円というものに関しましては、市の一般財源を使用したという形になります。 また、2点目の和解という形に至った経緯でございますが、まず、1点目は、先ほど御説明を申し上げましたが、2件の事故を連続して起こしてしまったということでございまして、私どものほうの損害額というのが、まず、第1事故が幾ら幾ら、第2事故が幾ら幾らというものが算出できないということで、この青木運輸株式会社様との示談交渉をするに当たりまして、この事故に関するものだけの私どものほうの損害額が算出できなかったということが1点ございます。 そういう状況の中で、事故後、相手方と示談交渉を開始したわけでございますけれども、先方のほうから、自損自弁という言葉を使いますが、みずからの車の損害はみずからで弁償していくという手法ではどうだろうかというふうなお申し出をいただき、1月、2月とそれらの方法がとれるのかということを検討してまいったところでございます。 その背景にありますのは、相手方が実は大型車両でございまして、相手方の損害額というのは非常に軽微なもので済んだということもございますが、顧問弁護士等にも御相談をし、和解によるものが適切であるということの御判断をいただいたことから、和解ということで4月20日に示談書のほうの締結をさせていただいたということでございます。 ○議長(小林雄二議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第63号について質疑を終了いたします。 次に、議案第64号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆26番(米沢痴達議員) 国民宿舎湯野荘でございますが、これにつきましては、公共施設再配置計画におきまして、民間譲渡という方向で協議に入っておりました。ところが、隣接の地権者から境界確認について異議申し立てが出たということで、現在も協議が続行されているんじゃなかろうかと思いますが、その辺の進捗につきまして報告をいただけたらと思います。 ◎地域振興部長(原田義司君) 議員おっしゃいましたように、昨年から境界の問題が起こりまして、交渉中ということでございますけども、交渉を引き続き現在も進めているということでございます。交渉の内容につきましては、まだ交渉を進めている最中でございますので申し上げられませんけれども、私どものほうと相手方とで連絡をとり合いながら交渉を続けているという状況でございます。 ◆26番(米沢痴達議員) 当初の計画によりますと、もう本年4月にはこの物件は民間に譲渡されているという計画になっていたわけでありますけれども、現在、それがかなっていないということでございます。 これから、どのようにお取り組みなされるのか、その辺、詳しいところは公にはできない事情もあるのかなと思うわけでございますが、この事態が収拾するまで、ここの運営につきまして、現状の指定管理でこのまま運営をしていくのか、年々この累積赤字というものが積み上がってきておるわけですけれども、これからもその協議が整うまでのここの事業運営につきましての考え方をお伺いをいたします。 ◎地域振興部長(原田義司君) 交渉のほうを昨年から続けてきておりますけれども、境界問題ということで、一般的にもこういった問題が起こると非常に時間がかかるというふうな問題でもあろうかというふうに思います。このままずっと交渉を続けていくかどうかというふうなことについても、今後、その一定の時期が来た段階で考えていかなければいけないというふうにも考えております。 それから、今後の、このままこういった形で運営を続けていくのかということでございますけども、現状のところは、今回、繰り上げ充用をお願いしておりますけれども、結果としては、昨年度の決算見込みで申しますと赤字になるというふうな状況になっております。 これらについて、当然、今、昨年度の状況を見ますと、昨年、公募をするというふうなことでもございまして、特に入浴客等の状況がかなり減ってきているというふうなこともお聞きしておりますけども、その辺もございますけども、当面の間、今の運営協議会のほうでしっかりと経営をしていっていただきたいというふうに考えております。 ◆19番(中村富美子議員) 国民宿舎特別会計でございますが、1,900万2,000円を繰り上げ充用するということですが、この種の提案は、大体3月議会のほうで提案されるというふうに思っているんですが、今回は出納閉鎖ぎりぎりということでありますけれども、どうしてこの時期なのか、ちょっと私が勘違いしてたら申しわけないんだけども、たしか3月議会のほうでいつもこういうことは上程されると思っていましたけれど、どうして上程の時期が遅くなったのか、だから、こういうことがあったから、きょうこれが提案説明が終わった後、委員会付託ですぐやるようになっておりますけども、何か特別なことがあって、今のこの時期の上程になったんですか。そのあたりを聞かせてください。 ◎地域振興部長(原田義司君) 29年度の補正予算でやっておけばいいのではないかというふうなことだと思いますけども、29年度の時点では、この不足額が確定をいたしませんので、30年度に入りまして、29年度の決算の見込みが立った段階でということで、29年度の補正では対応できませんので、30年度、今回、補正予算ということで不足額を組んで29年度に充用するというものでございます。 これらのこういった案件につきましては、これまでも、ここ数年ずっとお願いをしておりますけども、ずっとこの6月議会のほうでお願いをしているところでございます。 ○議長(小林雄二議員) ほかに質疑はございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第64号について質疑を終了いたします。 次に、議案第65号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第65号について質疑を終了いたします。 次に、議案第66号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第66号について質疑を終了いたします。 次に、議案第67号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第67号について質疑を終了いたします。 次に、議案第68号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第68号について質疑を終了いたします。 次に、議案第69号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第69号について質疑を終了いたします。 次に、議案第70号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第70号について質疑を終了いたします。 次に、議案第71号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆19番(中村富美子議員) この議案は、建築審査会条例の一部改正でありますけれども、先ほど市長のほうの提案説明では、必要書類の削減によって包括処分することができるようになったと。この包括処分とはどういうことをいうのか、お聞かせください。 ◎都市整備部長(岡村洋道君) 包括処分といいますのは、建築審査会のほうで同意する基準というものをあらかじめ定めておきまして、基準を満たしていることを特定行政庁が審査し、建築審査会の同意を得たものとして取り扱うということになります。 すなわち、建築審査会にかける必要性をなくすといいますか、定例的なもので、毎回、通例上、何回も同じようなケースがありますので、そういうケースのものについては、あらかじめ建築審査会のほうで同意しますよというふうな意見をいただいておいて、特定行政庁が審査してオーケーを出した段階で建築審査会も同意したというふうにするということが、この包括処分ということになります。 ◆19番(中村富美子議員) そうすると、会議の回数が少なくなるということがあろうかと思います。これは、この条例は、上位法は建築基準法だと思うんですけれども、建築基準法の中でこういうこともしていいということになっているのか、それとも、市独自が考えてこういうことになったのか、そのあたりはどういうふうになっていますか。 ◎都市整備部長(岡村洋道君) その場合については、基準について条例のほうで定めてもよいような規定にはなっております。 それですので、条例のほうでそういう包括処分について定めることができるようになっておりますので、そういうふうにするようにしております。今回、そういうこととしております。 ◆19番(中村富美子議員) 済みません。ちょっと理解できなかったんですが。 だから、上位法でそういうことをやってもいいですというふうになっているから、条例で今回決めたという、そういうことですね。確認させてください。 ◎都市整備部長(岡村洋道君) そのとおりでございます。 ○議長(小林雄二議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第71号について質疑を終了いたします。 次に、議案第72号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第72号について質疑を終了いたします。 次に、議案第73号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第73号について質疑を終了いたします。 次に、議案第74号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林雄二議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第74号について質疑を終了いたします。 以上で質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております議案第62号から第74号までは、お手元に配付しております委員会付託表のとおり、それぞれの常任委員会へ付託いたします。付託しました議案第64号は5月27日までに、第62号、第63号及び第65号から第74号までは6月13日までに審査を終わるようお願いいたします。────────────────────────────── △日程第10陳情第1号          (委員会付託) ○議長(小林雄二議員) 日程第10、陳情第1号を議題といたします。 陳情第1号、年旨橋かけかえ及び三蔵院橋改良並びに道路の拡幅改良に関する陳情については、お手元に配付しております請願等文書表のとおり、環境建設委員会へ付託いたします。付託した陳情は、6月13日までに審査を終わるようお願いいたします。────────────────────────────── ○議長(小林雄二議員) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。次の本会議は5月28日、午前9時30分から開きます。 本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでございました。   午後 1時53分散会 ──────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                周南市議会議長    小   林   雄   二                周南市議会議員    島   津   幸   男                周南市議会議員    清   水   芳   将...