○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで報告第1号について質疑を終了いたします。 次に、報告第2号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆26番(兼重元議員) これは過失割合が25対75ということで、それなりにではありますが、こうした箇所っていうのは市内に相当あるように思うんですね。これはたまたま車をよけようとして下へ落ちてしまったけど、通常ならそういうことはあり得ん、起こらないということでしょうけども、起こってしまったということでありますね。どういう条件を想定してこの道路の安全管理をしていくかというところの、ある意味じゃあ配慮じゃないかと思うんですねこういうことは。 ですから、常日ごろからこうした安全策あるいは道路の管理、心がけておられるということは承知しております。また、例えば今回の場合は被害に遭われた方は大変お気の毒ではありますけどもね、同じことを繰り返しますが、道路管理をする立場としていろんな状況が想定されると思うんですよ。風水や雨、風とかいうんもありますよね。あるいはこういう車の場合もありますしね、周りが暗い場合もありますし、いろんな条件ちゅうのがあって、その条件ごとにこうした事故が起こるとすれば、これは道路管理者としてどの範囲で責任を負うべきなのかとか、あるいはどのレベルまでやはり安全策ということを考えておかんにゃいけんのかという、これは非常に大事な問題じゃあないかと私は思いますけどもね。いかがでしょうか。
◎都市建設部長(吉木洋二君) お答えいたします。このたびの事故は高さが3.85メートルということでございます、水路の底までが。安全さくの設置ということに関しまして言いますと、日本道路協会が防護さくの設置基準というのを設けておりまして、これは高さが4メートル以上あるものについてはこれは必要ですよと、設けたほうがいいですよと。設けなければならないという基準じゃないんですけど必要ですと。2メーターを超えるものにつきましては、危険度が高いものについては設置を考える必要があるという位置づけになっております。 このたびの事故で申しますと高さは4メーター以下なんですが、先ほどもちょっと御説明いたしましたが、道路の舗装面と路肩のコンクリートとの間に少し段差がありまして、それが足を滑らせる原因ともなって複合的なものとなりました。その結果転落されたという事実がございましたので、安全さくの設置と舗装のすりつけの段差、複合されたものがあるということで市のほうの過失というふうに認めたものでございます。 こういった箇所が市内にたくさんあるかと言われますと、あると思います。特に山間部においては4メーターを超えてもガードパイプである、ガードレールであるという防護さくが設置されてないところがあろうかと思います。これは必要に応じて安全という視点から、それぞれ現場をチェックしていって設置していかなければいけないことだというふうに考えております。
◆26番(兼重元議員) ただいま部長のお話では、そういうとこがあろうかと思いますということではちょっと心もとないんでありますが、やはりしっかり点検をして、これはリストアップをせんにゃあいけんのですね。そうして順次安全さくを施していくといった私は考え方ちゅうのは基本になけんにゃあいかんと思うんですよ。 ですから、これは、この事故に関して今お答えをいただいたように思いますが、私が問わんとしちょるのは道路管理、市内の道路がどういう状況にあるかといった、先ほどある条件によってはこうした事故が、道路歩行中の事故なりが、あるいは走行中の事故なりというのが、ある条件下によっては起こり得るというふうなことも
シミュレーションせんに
ゃあいけんのじゃないかということでの道路管理が必要と。あるいは、今見て、そういった条件を設定しちょきながら、ここはひょっとして風が吹いたらこうなるかもしれんとか、あるいは余りにも暗いからひょっとしてこれ歩行者が転落する場合もあるかとか、いろんな条件下にあって道路というのが管理者としてよく管理をされるということにならんとこういうことはまた起こり得る。そういう意味で私がちょっとお尋ねしたんですよ。 だから、でき得れば早いうちにそうしたものをリストアップしながら、年次的にきちんとこうしたところは詰めていくと、整備をしていくという考え方ですね。そのあたりのとこをちょっと確認をさしていただきたいんです。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 道路を管理する立場から言いますと、このような事故の原因、このような場所についてはあらかじめある程度考えられ得る、こういうところについてはやはり日ごろからチェックしていって、安全というものを重視して随時防護さくを設置する、あるいは改修を行っていくというのが我々の義務だろうと思っておるんです。 それから、道路に穴があくとかあるいは道路に木が倒れるとか不慮の事故、こういう不可抗力的なものが出てくる場合。これはやはり早期発見あるいは住民からの皆さんからの通報であるっていうものがありまして、早目に対策をとるということが非常に大事だろうと思っております。だから早目に対策をとることと予知可能な分については随時危険箇所については改修をしていくというのが、そういう姿勢で道路管理を行っていきたいというふうに考えております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。これで、報告第2号について質疑を終了いたします。 次に、議長から報告いたします。議会報告第2号及び第4号で例月出納検査の結果について、第3号で陳情の処理及び結果報告について、それぞれ報告がありました。ついては、お手元に配付しております写しをもって報告にかえます。 以上で諸般の報告を終了いたします。──────────────────────────────
△日程第5議案第4号から第23号まで (提案説明、質疑、委員会付託)
○議長(福田文治議員) 日程第5、議案第4号から第23号までの20件を一括議題といたします。 議案第4号から、順次登壇の上、提案理由の説明を求めます。 〔財務部長、磯部恒明君登壇〕
◎財務部長(磯部恒明君) 議案第4号、平成22年度
周南市一般会計補正予算(第9号)についての専決処分を報告し、承認を求めることについて、御説明を申し上げます。 この専決処分による補正予算(第9号)は、中須・須金診療所の運営をお願いしておりました神田医師が急逝されたため、両診療所を市直営で運営することに伴うものでございます。 地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をしましたので、同条第3項の規定に基づき市議会に報告し、御承認をお願いするものでございます。 それでは、1ページからの専決処分書について、御説明いたします。平成22年度
周南市一般会計補正予算(第9号)は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ639万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ706億1,511万円としたものでございます。 この内容につきましては、事項別明細書によって、歳出から御説明いたします。10ページをお願いいたします。衛生費でございます。保健衛生費、診療所費の1、診療所管理運営事業費639万1,000円は、神田医師の急逝に伴い、2月5日から中須・須金両診療所を市直営で運営開始することから、必要な経費を増額するものでございます。 続きまして、歳入について御説明いたします。前に戻っていただきまして、8ページをお願いいたします。使用料及び諸収入につきましては、診療所開設に伴う特定財源を計上いたしております。 繰入金の財政調整基金繰入金321万4,000円は、今回の補正予算の財源調整によるものでございます。この調整により、財政調整基金の22年度末現在高見込額は21億2,939万8,000円でございます。 以上で、議案第4号の説明を終わります。よろしく御審議、御承認をいただきますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第5号、平成22年度
周南市一般会計補正予算(第10号)について、御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出予算の補正、繰越明許費の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正でございます。 まず、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7億8,222万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ698億3,288万8,000円とするものでございます。その主な内容は、国の補正予算による経済対策に伴うもの、事業費の確定及び確定見込みによるものや、退職者の増に伴う職員給与費等の調整によるものなどでございます。 それでは、歳入歳出予算の主なものにつきまして、歳出から御説明いたします。 国の補正予算に伴う経済対策関連事業の、住民生活に光をそそぐ交付金事業につきましては、それぞれの款に計上しておりますことからまとめて御説明申し上げます。この交付金事業は、1月臨時議会において議決をいただきました美術博物館の空調設備等改修事業や、平成23年度及び24年度以降に実施する障害者デイサービス事業など3事業の財源を、周南市住民生活に光をそそぐ基金に積み立てる事業など7事業でございます。このたび、国から2,261万9,000円の追加内示がありましたが、周南市住民生活に光をそそぐ基金事業のうち、小中学校再編整備推進事業が採択されませんでした。このため、平成23年度及び平成24年度以降に実施いたします障害者デイサービス事業及び学校図書館活用推進事業に充当するための積立金として410万円を計上するとともに、デイサービス事業、児童虐待対策事業、文化会館改修事業、美術博物館の空調設備等改修事業、郷土美術資料館アトリエ保存事業、図書館の空調設備等改修事業の各事業へ財源充当するものでございます。 次に、退職者の増に伴う一般職の職員給与費につきましては、総額1億312万5,000円を増額するものでございます。その内訳といたしましては、7名分の退職手当として1億770万6,000円の増額及び、人事異動等に伴う職員給与費として458万1,000円を減額いたしております。また、退職者の増に伴い、退職手当基金積立金額1,730万3,000円を減額いたしております。 それでは、そのほかの補正予算について、事項別明細書によって、主なものを御説明申し上げます。24ページをお願いいたします。右の説明欄に沿って御説明申し上げます。 総務費でございます。総務管理費、財政管理費の1、基金管理事業費4,373万8,000円のうち、財政調整基金積立金につきましては、基金運用利子及び事業費の確定等に伴う財源調整として3,772万2,000円の積み立てを行うものでございます。この調整により、財政調整基金の22年度末現在高見込額は、21億6,712万円でございます。また、ふるさと周南応援基金積立金につきましては、平成22年度に寄附のあった、ふるさと周南応援寄附金601万6,000円を積み立てるものでございます。国際交流等推進費の1、国際交流事業費305万7,000円は、シ博市との友好都市調印式の延期及び事業費の確定により減額するものでございます。26ページをお願いいたします。選挙費、参議院選挙費の1、参議院選挙事務費3,061万4,000円は、事業費の確定に伴い、減額するものでございます。 28ページをお願いいたします。民生費でございます。障害者福祉費、障害者支援費の1、介護給付・訓練等給付事業費5,698万7,000円は、障害者自立支援法における制度改正や利用件数の増に伴い、増額するものでございます。児童福祉費、子ども手当費の1、子ども手当3億2,065万8,000円は、受給対象者数の確定及び申請実績に基づき事業費を減額するものでございます。30ページをお願いいたします。乳幼児医療費の1、乳幼児医療助成事業費3,384万9,000円は、受診件数の増加や医療費の増に伴い、増額するものでございます。 衛生費でございます。保健衛生費、予防費の1、予防接種事業費2,145万7,000円は、日本脳炎予防接種の積極勧奨が再開されたため、ワクチンの接種を受けられる方が増となり増額するものでございます。農林水産業費でございます。農業費、道の駅整備費の1、西部道の駅整備事業費8,360万3,000円は、土地購入費、補償費等の事業費が確定したことにより減額するものでございます。 34ページをお願いいたします。商工費でございます。商工費、商工振興費の1、中小企業金融対策事業費1,923万4,000円は、融資実績の確定に伴い、保証料補給補助金について減額するものでございます。 土木費でございます。道路橋りょう費、道路新設改良費の3、道路整備県事業負担金2,132万3,000円は、県事業費の確定に伴い、負担金を減額するものでございます。38ページをお願いいたします。港湾費、港湾建設費の1、港湾建設県事業負担金(県債分)1億3,167万3,000円は、県事業費の確定に伴い、負担金を減額するものでございます。都市計画費、土地区画整理費の2、久米中央土地区画整理事業費2,000万円は、事業費の確定に伴い、減額するものでございます。次に、3、富田西部第一土地区画整理事業費は、国の補助内示の変更に伴い、財源補正を行うものでございます。40ページをお願いいたします。徳山駅周辺整備事業費、1、中心市街地施設整備事業8,321万7,000円は、事業費の確定に伴い、減額するものでございます。住宅費、住宅管理費の2、市営住宅耐震改修事業費4,250万円は、周南第3住宅11棟の耐震化工事に伴い、追加の外壁改修工事等が必要なことから、これに要する経費を増額するものでございます。 42ページをお願いいたします。教育費でございます。小学校費、小学校教育振興費の1、小学校就学援助費375万9,000円及び、44ページの中学校費、中学校教育振興費の1、中学校就学援助費850万8,000円の増額は、就学援助申請者の増加に伴う就学援助費の年間事業費を見込み、増額するものでございます。保健体育費、体育施設費の1、黒岩グラウンド施設整備事業費1,871万9,000円は、トイレ・倉庫等の建築物について、地元との協議が整わなかったため減額するものでございます。また、2、福川地区総合グラウンド整備事業費4,096万6,000円は、土地購入費、設計委託料について事業費が確定したことに伴い、減額するものでございます。 46ページをお願いいたします。災害復旧費でございます。平成21年7月中国・九州北部豪雨及び平成22年7月の大雨等による災害復旧事業について、事業費の確定により、災害復旧費全体で、2億2,918万円を減額するものでございます。 48ページをお願いいたします。公債費でございます。公債費、元金の1、地方債償還元金6,446万5,000円は、公債費負担軽減のための補償金免除繰上償還に要する地方債償還元金を増額するものでございます。 以上が歳出でございます。 次に、歳入について御説明申し上げます。前に戻っていただきまして、14ページをお願いいたします。地方譲与税3,000万円の減額、地方消費税交付金8,000万円の増額、及び自動車取得税交付金1,500万円の減額は、これまでの交付実績等から勘案し、それぞれ補正するものでございます。次の分担金及び負担金、国庫支出金、16ページからの県支出金、また、20ページからの財産収入、寄附金、諸収入、及び22ページからの市債につきましては、歳出のそれぞれの事業に対応した特定財源を計上いたしております。 20ページをお願いいたします。繰入金、基金繰入金の職員退職手当基金繰入金1億770万7,000円は7名分の退職手当に、また、ふるさと周南応援基金繰入金100万円は国民体育大会開催準備事業に充当するものでございます。諸収入のうち、収益事業収入の競艇事業収入3,000万円につきましては、平成21年度決算が赤字となりましたことから、全額を減額しております。 以上が歳入歳出予算の補正でございます。 前に戻っていただきまして、5ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費補正でございます。新たに22件を追加するとともに、1件の変更をお願いするものでございます。 農林水産業費、農業費の畜産担い手育成総合整備事業は、口蹄疫予防措置のため10月まで現地に入れず、測量等に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。中山間地域総合整備事業(受託事務)は、県営工事のおくれにより、換地業務に係る相続代位登記等の手続に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。東原1号ため池整備事業は、工事用進入路の設置について、地権者との協議、調整に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。林業費の小規模治山事業は、工事用進入路の設置について、隣接地の土地所有者との協議、調整に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。水産業費の漁港海岸保全整備事業は、護岸施工において、既設石積みの不良が判明し、設計変更及び関係者との協議、調整に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。 土木費、道路橋りょう費の社会資本整備総合交付金事業(市道新設改良事業)は、市道西浦線の用地交渉に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。社会資本整備総合交付金事業(横浜町3号線横浜跨線橋)は、工事期間中の迂回路について、地元住民との調整に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。橋りょう改修事業は、古川跨線橋の落下防止工事の施工において、西日本旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社との協議に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。河川費の苔谷川河川改修事業は、災害防止の観点に立った改修工事の実施に関して、地元関係者との協議、調整に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。都市計画費の久米中央土地区画整理事業は、地権者との移転協議及び地権者や借家人の移転先の選定に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。富田西部第一土地区画整理事業は、建築物等の所有者の移転先の家屋の建築計画に大幅な変更があったことから、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。永源山公園建設事業(補助)は、永源山公園メーンエントランス整備工事の施工範囲の一部が県の補償工事の対象になりましたが、県の工事発注がおくれたため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。中心市街地施設整備事業は、JR等関係機関との協議、手続に不測の日数を要し、事業認可、交付決定がおくれたため、また、岡田原築港線整備工事において、交通規制など施工計画の見直しが必要となり、その協議に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。 消防費、防災費のハザードマップ整備事業は、大津島高潮ハザードマップの原案は、県が作成する浸水想定区域図をもとに作成することとなっておりますが、当該区域図の作成がおくれたため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。防災行政無線整備事業は、防災行政無線施設整備工事について、請負業者との契約を解除したことにより、今年度分の執行が困難になったため、翌年度に繰り越すものでございます。 教育費、小学校費の小学校耐震化事業は、周陽小学校及び福川小学校において、現在、同一敷地内で別の建物の耐震改修工事を実施しており、建物への影響等の事前調査に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。中学校費の菊川中学校校舎・屋体建設事業及び、各中学校改修事業(菊川中学校プール建設事業)につきましては、屋体とプールの基本実施設計を合わせて契約し、設計業務を進めてまいりましたが、狭隘な敷地の中での配置計画や構造等の検討に時間を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。保健体育費の学校給食管理運営事業(徳山西学校給食センター改修事業)は、本年度の学校給食終了後、厨房機器移設に伴う電気設備の改修工事に着手する必要があり、年度内の完了が困難となったため、翌年度に繰り越すものでございます。 災害復旧費、農林水産施設災害復旧費の農業施設災害復旧事業(現年補助)は、農地5件、道路3件、水路2件、頭首工2件の災害復旧工事について、地権者との協議に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。農業施設災害復旧事業(過年補助)は、農地1件、水路3件の災害復旧工事について、地権者との協議に不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。公共土木施設災害復旧費の公共土木施設災害復旧事業(現年補助)は、市道八籾線の残土運搬路において、県発注の道路災害復旧工事との工程調整で不測の日数を要したため、年度内の完了が困難となり、翌年度に繰り越すものでございます。 続いて、変更1件でございます。土木費、住宅費の市営住宅耐震改修事業は、周南第3住宅11棟の耐震改修工事に伴い、追加の外壁改修工事、及び仮設通路設置等の附帯工事が必要になったため、繰越額を変更するものでございます。 以上が、繰越明許費の補正でございます。 6ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為補正でございます。追加分として18件あり、そのうち10件は、平成23年度から指定管理料について、年度当初より契約ができるよう債務負担行為を設定するもので、残りの8件は徳山下松港の整備に係る県事業負担金で、それぞれ期間と限度額を定めるものでございます。変更分は1件で、防災行政無線事業について、平成22年度から平成23年度までとしておりました債務負担行為の期間を、1年延長して平成24年度までに変更するものでございます。 8ページをお願いいたします。第4表、地方債補正でございます。今回の市債の補正に伴い、それぞれの限度額を定めたものでございます。追加分2件、変更分23件でございますが、合計で3億720万円減額し、地方債の合計額を135億2,028万5,000円とするものでございます。 以上で、議案第5号、平成22年度
周南市一般会計補正予算(第10号)について、説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔健康福祉部長、上田秀利君登壇〕
◎健康福祉部長(上田秀利君) 議案第6号、平成22年度
周南市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、医療費の伸びによる保険給付費の増額と、高額医療共同事業の拠出額等の確定に伴う歳入、歳出の調整が主なものでございます。 それでは、1ページをお願いいたします。第1条で、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億3,883万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ161億7,137万6,000円とするものでございます。 内容につきまして、歳出から御説明申し上げます。10ページをお願いいたします。まず、保険給付費でございます。1人当たりの医療費及び件数とも、当初予算策定時に比べ大きく伸びたため、一般被保険者療養給付費を当初予算比2.9%増の2億5,254万円、一般被保険者高額療養費を当初予算比13.9%増の1億2,750万7,000円を、それぞれ増額するものでございます。 次に、後期高齢者支援金等でございます。支援金の確定に伴い、後期高齢者支援金を295万6,000円増額するものでございます。 次に、共同事業拠出金でございます。拠出金の確定に伴い、高額医療費共同事業拠出金を2,801万1,000円増額し、保険財政共同安定化事業拠出金を1億7,254万1,000円減額するものでございます。 次に、諸支出金の償還金でございます。平成21年度の療養給付費等負担金の精算に伴い、国への返還金35万7,000円を増額するものでございます。 次に、歳入でございます。8ページをお願いいたします。まず、一般会計繰入金でございます。繰入額の確定に伴い所要の金額を補正するもので、保険基盤安定繰入金の保険料軽減分を587万7,000円、保険者支援分を1,596万4,000円、財政安定化支援事業繰入金を4,048万1,000円それぞれ増額し、国保負担軽減対策繰入金を1,626万6,000円減額するものでございます。 次に、基金繰入金でございます。保険給付費等の増額に対応するため、基金を約3,000円残し、ほぼ全額を取り崩し、1億9,277万4,000円を繰り入れるものでございます。 以上で、議案第6号についての説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔産業観光部長、原田英夫君登壇〕
◎産業観光部長(原田英夫君) 続きまして、議案第7号、平成22年度
周南市国民宿舎特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を御説明申し上げます。 今回の補正は、債務負担行為の補正でございまして、
周南市国民宿舎湯野荘を指定管理者により運営を行うために、平成23年度からの5年分の指定管理料について、本年度中に基本協定を締結する必要がありますことから、地方自治法第214条の規定に基づき、債務負担行為の限度額を定めるものでございます。 2ページをお願いいたします。債務負担行為の期間を平成22年度から27年度までとし、限度額を5億3,223万6,000円としております。 以上で、議案第7号の説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔環境下水道部長、住田英昭君登壇〕
◎環境下水道部長(住田英昭君) それでは、議案第8号、平成22年度
周南市下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案の御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、繰越明許費の補正でございます。2ページの第1表、繰越明許費をごらんいただきたいと存じます。下水道事業費、下水道施設整備費の公共下水道建設事業でございます。下水道事業は、来年度から地方公営企業法を適用し、公営企業会計予算となりますことから、今年度事業の執行におきましては、事業の繰り越しはしない方針のもとに、当初から早期発注、早期完成に努めてまいりましたが、国庫補助事業につきまして、入札減により、今年度の国費に余剰が発生いたしました。このため、国費の返還も含め県と協議をいたしました結果、来年度に実施を予定しております1号遮集幹線管渠改築工事を前倒しで実施することとなり、年度内の完了が困難なため、翌年度に繰り越しをするものでございます。 以上で、議案第8号の説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔都市建設部長、吉木洋二君登壇〕
◎都市建設部長(吉木洋二君) 続きまして、議案第9号、平成22年度周南市徳山第6
号埋立地清算事業特別会計補正予算につきまして、御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入予算の補正のみでございまして、総事業費の変更はございません。4ページ、5ページをお願いいたします。財産売払収入は、売却額の確定によるものでございます。財産貸付収入は、売却前に土地を貸しつけた収入でございます。一般会計繰入額の増額は、財産収入の減額に伴い調整するものでございます。 以上で、議案第9号の説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いいたします。 〔教育部長、青木龍一君登壇〕
◎教育部長(青木龍一君) 議案第10号、
周南市体育施設条例の一部を改正する条例制定について、提案の御説明を申し上げます。 今回の改正は、このたび、軟式野球やソフトボール、サッカー等のスポーツを楽しむことのできる新たな体育施設として、
周南市市民黒岩グラウンドを供用開始するに当たり、所要の改正を行おうとするものでございます。 それでは、改正の内容につきまして、新旧対照表により、御説明いたします。第1点目は、第2条の表中、新たな体育施設の名称として「
周南市市民黒岩グラウンド」を加えるとともに、その位置を規定いたしております。2点目は、別表第1において、当該施設の休館、休場日を「12月29日から翌年1月3日まで」とし、使用時間を「9時から日没まで」と定めております。3点目は、別表第2において、専用使用料を、類似の施設である周南市補助競技場及び周南市運動広場と同額といたしております。施行日は、平成23年4月1日でございます。 以上で、議案第10号の説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願いいたします。 〔福祉事務所長、豊岡正行君登壇〕
◎福祉事務所長(豊岡正行君) 議案第11号、周南市児童館及び児童園の指定管理者の指定について、提案の御説明を申し上げます。 本議案は、地方自治法第244条の2及び周南市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例、また、周南市児童厚生施設条例に基づき、周南市児童館及び児童園の指定管理者を定め、地方自治法第244条の2第6項の規定により、市議会にお諮りするものでございます。 指定管理者により管理運営を行う施設は、尚白園児童館、東福祉館児童館、櫛浜児童館、富田東児童館、福川南児童館、長穂児童園及び鼓南児童園の7施設でございます。これら施設は、児童に健全な遊びを与え、健康を増進し、情操を豊かにすることを目的とした児童福祉施設であります。また、収益を目的としない、地域に密着した施設でありますことから、周南市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づき、非公募とさせていただき、社会福祉法人周南市社会福祉協議会を指定管理者とすることが適当であると考えております。 同法人選定の理由については、児童福祉施設の運営に必要な資格を有する専門職員を配置できること、これまでも本市の福祉施設の管理運営の実績があること、これらから、サービスの継続性が図られ、安定した運営が期待できる等であります。 指定の期間は、平成23年度から平成27年度までの5年間としております。 以上で、議案第11号について、説明を終わります。よろしく御審議、御決定賜りますようお願い申し上げます。 〔産業観光部長、原田英夫君登壇〕
◎産業観光部長(原田英夫君) 続きまして、産業観光部所管の議案第12号から第15号までの指定管理者の指定につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 最初に、議案第12号でございますが、本議案は、周南市政所駐車場の指定管理者を定めるため、お諮りするものでございます。 周南市政所駐車場は、平成4年6月に旧新南陽市土地開発公社が当該土地を先行取得後、駐車場として整備し、平成18年策定の周南市土地開発公社経営健全化計画に基づき、平成20年度、21年度で市が買い戻し、地元商店街の来街者駐車場として活用してきた施設でございます。施設の管理につきましては、当初は政所商店街振興組合が、平成12年6月以降はまどころ商店街駐車場運営協議会が引き継ぎ、平成20年度からは指定管理者として管理に当たっております。 今回、指定管理者の指定に当たり、本施設が地元商店街の振興を目的とした、地域に密着した施設であり、過去の実績もありますことから、引き続き同協議会を指定管理者として指定することが適当と判断したところでございます。 続きまして、議案第13号でございます。本議案は、周南市鹿野山村広場及び周南市鹿野ふれあいひろばの指定管理者を定めるため、お諮りするものでございます。 本施設は、地域の農林業の振興及びスポーツ、レクリエーションを通じた地域住民の健康増進や交流を目的とした施設でございます。本施設の管理に当たりましては、主に鹿野地区の住民の皆様が利用する地元密着型の施設であり、本施設に隣接する鹿野体育館や鹿野庭球場などのスポーツ施設と一体的に管理することにより、効率的な運営が図られることから、これまで、鹿野体育館等の指定管理者と同様に周南市体育協会が管理運営を行ってきたところでございます。 今回、指定管理者の指定に当たり、鹿野体育館等と同様に周南市体育協会を引き続き本施設の指定管理者に指定することが適当であると判断したものでございます。 次に、議案第14号でございます。本議案は、
周南市国民宿舎湯野荘の指定管理者を定めるため、お諮りするものでございます。
周南市国民宿舎湯野荘は、市民が自然とのふれあいを増進するための拠点及び健全な保健休養の場として、市民生活の福祉の向上と健康の増進を図るために設置された施設であり、昭和40年8月の開設以来、その役割を果たしてきております。施設の運営につきましては、その設置目的を達成するため、周南市国民宿舎運営協会が昭和48年7月から管理運営を受託し、平成18年度からは指定管理者として管理運営に当たり、現在に至っております。 今回、指定管理者の指定に当たり、本施設が地域に密着した施設であり、さらに、受託実績もあることから、同協会を引き続き指定管理者として指定することが適当であると判断したものでございます。 最後に、議案第15号でございます。本議案は、周南市長野山緑地等使用施設の指定管理者を定めるため、お諮りするものでございます。 周南市長野山緑地等使用施設は、昭和54年に、山岳、自然景観を生かし、家族の余暇利用や青少年の野外活動、自然観察、レクリエーションなど幅広く活用できる観光レクリエーション施設として、本市産業経済の発展に寄与することを目的として農林水産省の補助を受け整備した施設であり、今日までその役割を果たしてきております。施設の運営につきましては、設置目的を達成するため、長野山生活改善実行グループが、平成18年度から管理運営を受託し、現在に至っております。 今回、指定管理者の指定に当たり、本施設が地域に密着した施設であり、同グループがこのような受託実績があることから、引き続き指定管理者として指定することが適当であると判断したものでございます。 以上で、議案第12号から第15号までの説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔教育部長、青木龍一君登壇〕
◎教育部長(青木龍一君) 議案第16号、指定管理者の指定について、提案の御説明を申し上げます。本議案は、地方自治法及び関係条例の規定に基づき、周南市大田原自然の家の指定管理者を定めるため、議会にお諮りするものでございます。 当該施設につきましては、集団宿泊訓練や野外活動等を通じて健全な青少年を育成するための施設として、その事業効果が最も発揮できるよう、従前より管理をお願いしております財団法人周南市ふるさと振興財団を、指定管理者として指定しようとするものでございます。指定の期間は、平成23年4月1日から平成26年3月31日までの3年間といたしております。 次に、議案第17号、指定管理者の指定について、提案の御説明を申し上げます。本議案は、地方自治法及び関係条例の規定に基づき、周南市市民館の指定管理者を定めるため議会にお諮りするものでございます。 当該施設につきましては、市民の教育、学術、文化の向上に寄与するための施設として、従前より管理をお願いしております財団法人周南市文化振興財団を、指定管理者として指定しようとするものでございます。指定の期間は、平成23年4月1日から平成24年3月31日までの1年間としております。 次に、議案第18号、指定管理者の指定について、提案理由の御説明を申し上げます。本議案は、地方自治法及び関係条例の規定に基づき、周南市美術博物館の指定管理者を定めるため、議会にお諮りするものでございます。 当該施設につきましては、市民の教育、学術、文化の向上に寄与するための施設として、その専門性等から、これまで管理をお願いしております財団法人周南市文化振興財団を、指定管理者として指定しようとするものでございます。指定の期間は、平成23年4月1日から平成28年3月31日までの5年間といたしております。 次に、議案第19号、指定管理者の指定について、提案の御説明を申し上げます。本議案は、地方自治法及び関係条例の規定に基づき、
周南市郷土美術資料館の指定管理者を定めるため、議会にお諮りするものでございます。 当該施設につきましては、市民の教育、学術、文化の向上に寄与するための施設として、議案第18号と同様、従前より管理をお願いしております財団法人周南市文化振興財団を、指定管理者として指定するものでございます。指定の期間は、平成23年4月1日から平成28年3月31日までの5年間といたしております。 次に、議案第20号、指定管理者の指定について、提案の御説明を申し上げます。本議案は、地方自治法及び関係条例の規定に基づき、周南市体育施設(新南陽体育館、新南陽武道館及び新南陽プール)の指定管理者を定めるため、議会にお諮りするものでございます。 周南市体育施設につきましては、平成22年12月議会において、財団法人周南市体育協会を、指定管理者として指定する議決をいただいたところですが、新南陽体育館、新南陽武道館及び新南陽プールにつきましても、他の体育施設との一体的な管理を図るため、財団法人周南市体育協会を、指定管理者として指定しようとするものでございます。指定管理期間は、平成23年4月1日から平成24年3月31日までの1年間といたしております。 次に、議案第21号、指定管理者の指定について、提案の御説明を申し上げます。本議案は、地方自治法及び関係条例の規定に基づき、周南市体育施設(市民黒岩グラウンド)の指定管理者を定めるため、議会にお諮りするものでございます。 先ほど、議案第10号で御説明いたしましたとおり、このたび、新たな体育施設として市民黒岩グラウンドを供用開始するに当たり、当該施設につきましても、他の体育施設との一体的な管理を図るため、財団法人周南市体育協会を、指定管理者として指定しようとするものでございます。指定管理期間は、平成23年4月1日から平成24年3月31日までの1年間といたしております。 次に、議案第22号、工事請負契約の一部を変更することについて、提案の御説明を申し上げます。 本議案は、平成22年第2回市議会定例会において御承認いただき、現在、施行中の
遠石小学校屋体改築主体工事の工事請負契約につきまして、その工期を、平成23年3月18日から、10日間延長し、平成23年3月28日までとしようとするものでございます。 工期延長の理由についてですが、当該工事場所である遠石小学校は、住宅密集地にあり、工事の進め方、中でも工事車両進入経路について、安全面で細心の注意を払って取り組みを進めるため、当初考えておりました通行経路を、より安全なルートに変更したことから、その準備に日数を要し、当初の工事着手に2週間程度のおくれを生じることになりました。このため、工事期間中、作業時間の延長等により、工事のおくれを取り戻すべく鋭意努めたところですが、児童通学時の安全確保のための工事車両の入場時間制限、また、工事終了時間の延長についても、日没が早くなる時期での外部工事や住宅密集地のための夜間作業の制限等により、思うような進捗が図れず、このたび、10日間の工期延長が必要であると判断し、御承認をお願いするものでございます。 続きまして、議案第23号、工事請負契約の締結について、提案の御説明を申し上げます。 本件は、高尾学校給食センターの建築主体工事に係る工事請負契約で、周南市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 建物の概要でございますが、鉄骨造平屋建て、建築面積1,081.86平方メートル、延べ床面積1,044.70平方メートルでございます。なお、本工事には、当該学校給食センターで使用する厨房機器の設置が含まれております。 入札に当たりましては、特定建設工事共同企業体の7者による公募型指名競争入札を行い、3億6,750万円で洋林建設・チューケン特定建設工事共同企業体に落札決定いたしました。 工事期間は平成24年2月20日まででございます。参考資料といたしまして、工事概要のほか、位置図、配置図、平面図及び立面図を添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。 以上で、議案第16号から第23号までの説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 会議の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。次の会議は、14時15分から再開します。 午後 2時05分休憩 ────────────────────────────── 午後 2時15分再開
○議長(福田文治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) これより質疑に入ります。 まず、議案第4号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第4号について質疑を終了いたします。 次に、議案第5号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆1番(中村富美子議員) 防災行政無線の債務負担行為と、それから繰越明許のことでお聞きしたいんですけれども、防災行政無線の工事請負契約の金額は4億8,825万円でした。今回、繰越明許のほうが3億8,031万9,000円、債務負担行為のほうが3億9,443万3,000円というふうになっていますけれど、どうしてこういうふうな金額になっているのか教えてください。
◎企画総務部長(手山恒次君) 今、最初に言われた数字はもとの契約解消前の入札の金額を言われたんですか。
◆1番(中村富美子議員) 7月に工事請負契約締結議案が出されましたよね、そのときの金額。4億8,820 (発言する者あり)はい。
◎企画総務部長(手山恒次君) これは今、特別委員会のほうでも御報告させていただいておりますけれども、既に契約が解消いたしておりますので、もう一度一から、昨年のこの3月定例会におきまして、新年度予算で議決をいただきました金額、予算をそのまま1年度ずらすという形の補正でございます。
◆1番(中村富美子議員) 質疑の仕方が悪かったんでしょうか。この防災無線の工事請負契約の金額は4億8,825万円だったっていうふうに思ってます。今回、債務負担行為とそれから繰越明許費が出てますけれど、この金額が、繰り越しのほうが3億8,031万9,000円、債務負担行為のほうが3億9,443万3,000円ですか、ということになってますから、金額の違いがあるからこれはどうしてですかっていうことの質問なんですけれど。
◎企画総務部長(手山恒次君) 契約議案を言われましたけれども、既に契約が解消いたしておりますので、あれは低価格入札による結果の金額だったわけでございますけれども、私ども予算にしましては設計金額から総額で7億7,475万2,000円ということで、本年度の当初の形の予算、2カ年の債務負担行為で当初議決をいただいたわけでございますけれども、それの議決の年を1年繰り延べると。 したがいまして、この22年度の予算も繰越明許で繰り越させていただくということでございます。
◎副市長(住田宗士君) ちょっと補足をさせていただきます。 ですから、今言われる4億数千万円の金額は、あくまでも入札後の契約金額であります。だから、今、我々が繰越明許と債務負担行為と合わせておるのは、22年度当初予算に計上した金額ということでありますので、それで差があるということであります。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆24番(形岡瑛議員) 同じ問題ですが、この工事費の繰り越しという意味が私、わからんのですよ。御存じのとおりの実態になっておりましてね、例えば工事が半ばまで行われて、請負工事者の何らかの事情で契約解除になっておる。それで工期もおくれて翌年度に工事が繰り越した。そういう場合はどうも緊急を要するということで、適当な企業とそういう随意契約でやるということがないことはないようなんですけど、今回のような事態になって、それから設計についてはこのままでは中国総合通信局も免許が出ませんよと言われておるわけですね、このままでは。そういうものをそのまま繰り越してどうしようとされるのか、意味をちょっと説明していただけませんか。
◎企画総務部長(手山恒次君) 今言われたのは、特別委員会でただいま調査を進めていらっしゃる内容のことを言われたわけですけれども、私ども今回のこれにつきましてはあくまで補正予算でございますので、そういうもろもろの経緯は解消しなければならないというふうに思っておりますけれども、予算はそのまま繰越明許させていただきたいということでございます。
◆24番(形岡瑛議員) だから、平成23年度に繰り越すということはどういう意味ですか。それがわからないって言うんですよ。質問がわかりませんかね。予算を繰り越すということはどういう意味ですか。なぜそれが答えられないのか。
◎企画総務部長(手山恒次君) 本年に入りまして契約解除起こりましたことから、予算をそのまま繰り越したいということでございます。
◆24番(形岡瑛議員) 繰り越したら、そのままの設計で新年度で事業やるということではないのかなと。違うんですか。だから、どういうことなのか意味がわからんので聞いてるんですよ。ただ予算を繰り越して置いとくだけなのか。事業をするとすればどういう事態になるんかっていうのは御承知だろうと思うんですけども、その意味を聞いてるんですね。予算を繰り越して置いとくだけなんですか。
◎副市長(住田宗士君) このたびの繰越明許につきましては、先ほどから部長が申しましたように、22年度において執行がああいう状況の中でできなくなったから、その額につきまして23年度に繰り越したいということであります。設計が当初のままでどうなるかこうなるかというのは今からの経緯の中で検討してまいりたいというふうに思います。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第5号について質疑を終了いたします。 次に、議案第6号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第6号について質疑を終了いたします。 次に、議案第7号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第7号について質疑を終了いたします。 次に、議案第8号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第8号について質疑を終了いたします。 次に、議案第9号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第9号について質疑を終了いたします。 次に、議案第10号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第10号について質疑を終了いたします。 次に、議案第11号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第11号について質疑を終了いたします。 次に、議案第12号から第15号までについて、一括質疑を行います。質疑はありませんか。
◆13番(西田宏三議員) 私どものところの湯野の湯野荘についてお聞きいたします。 これは湯野荘のこと、また、鹿野でいえば鹿野の温泉、また熊毛であれば熊毛の温泉がありますけれども、そういった公共的ないわゆる収益を目的とした形での温泉っていう温泉地──温泉施設ですか。そういったものをいつまで続けてやっていくつもりなんですか。 そしてまた、ここには周南市国民宿舎運営協会と書いてありますけれども、この運営協会とはそもそも実態はどこにあるのかということと、組織として、役員、会長1名、副会長1名、幹事3名っていう形でありますけれども、その名前も出していただきましたらなと思いますけれども。まず、そのことからお聞きしたいと思いますが。
○議長(福田文治議員) 西田議員、議案第14号についての質疑でございますね。
◆13番(西田宏三議員) そうです。
○議長(福田文治議員) 執行部の答弁をお願いいたします。
◎産業観光部長(原田英夫君) 今おっしゃいましたように国民宿舎湯野荘のこのたび指定管理者を湯野荘管理協会にお願いしたいという議案を出させていただいております。 この湯野荘は、先ほど御説明しましたように昭和40年に設立をいたしまして年数がたっております。このたび指定管理者5年間、協会のほうにお願いをして、私どもがその話をするときに施設については老朽化が進んでおり大規模改修をするのかどうかという検討にも今後入っていかなければならないというふうには考えておりますけれども、この平成23年度から5年間につきましては、こちらのほうで指定管理をお願いしたいということでございます。 それから、湯野荘管理協会の構成メンバーでございますが、組織は、会長1名、副会長1名、幹事3名、それから、もう一つの監事1名ということになっておりますけれども、この役員でございますが、手元に資料持ち合わせておりませんけれども、市長が会長、それから副市長が副会長、それから企画総務部長、財務部長、産業観光部長が幹事、それから会計管理者が監事ということでございます。以上です。
◆13番(西田宏三議員) こういった施設は、私がここに議員になる前からずうっと言ってたんですけれども、前の部長、また前の部長ていう形で、先送りみたいな形で、これはもう民間に払い下げてきちんとした固定資産税、またそういったものをいただいた形で運営していかなければいけないですねっていう形になってきてるわけなんです。そういった中で、絶えず5年たったら、実はこうこうでございますという形で、なぜ民間企業を圧迫するようなことを平気でなさっているのか。と言いますのも、この湯野にあっては国体で部屋が足りないところへもってきて──1軒はもう廃業されたわけです。もう1軒ももう廃業したいということで私どものところへ言ってきてるんですけれども、それはなぜかといったら競争にならないわけですよ、おたくなんかと、会長さんと。ほいで会長さんはどうかといったら税金も払わせんにゃ何も知りゃあせん。ほおかむりで、あとは知りませんと。そしてここに書いてありますように、何か「健全な保健休養のための場として」とこう書いてありますけれども、マイクロバスでもって連れてきて宴会をさして、それで安く売って、それで民間に対しては知りませんというようなことをいつまでもいつまでも──これはまた後ほど私は一般質問で出していこうと思うんですけれども、そういった施設をたくさん周南市は持ってるんであれば、税金が取れるような形の施設にしていったほうがいいんじゃないんかなと思うんですが、会長さん、どう思われますか。
◎副市長(住田宗士君) 私は副会長でございますが、私のほうからちょっと答弁させていただきたいと思います。 この設立の経緯といいますか、私も当時おったわけではありませんけど、地元の湯野地域からやはり温泉の泉源があるということで、ぜひ旅館組合とは別に国民宿舎の設置をというふうな要望を受けて、そして市として国民宿舎を設置すると。今の組織からいえば市長が会長で私が副会長、部長が幹事ということでやっておりますが、これは考えてみればいろいろなほかのありますが、株式会社方式とか財団法人方式とか三セク的な組織的なこともあったんだろうというふうに思います。 ですから、我々はあくまでも、民間との競合とか今言われましたけど、基本的には我々は国民宿舎として地元のそういうふうな意向の中で温泉施設を利用しているわけでございまして、やはりその国民宿舎としての機能、その福利厚生、そういう面は当然あってしかるべきだろうというふうに私は思っております。その中で組合のほうと十分協調しながら、湯野全体の振興になればということで我々はやっているわけでございますので、御理解のほどをよろしくお願いしたらと思います。
◆13番(西田宏三議員) よくわかりました。ただ、民業を圧迫するような形の経営形態だけは私はやめてほしいと思うんですよ。今副会長が申されましたように、国民宿舎法には宴会行為はしないっていう、本当にここに書いてあることしかしてはいけないよっていう形でいっているんですよ。それを収益を上げるためにそういった形でどんどんやっていって、そして税金を払いませんよと。固定資産税も何も払いませんよ。そんなばかな施設が今の平成の世の中にあるわけがないんですよ。それだったらみんな、私なんかも指定管理にしていただいてやっていただいたほうがまだいいですよ。今、町の人たちもみんなあえいでいるのはそういった固定資産税とかそういった重税であえいでいるんですよ。それをいまだにこういった形で物事をとらえてやっていくというのはいかがなものかと思いますけれども、これを改めるという気持ちはないんですか。そのあたりをお聞きしたいんですけどね。
◎副市長(住田宗士君) 私どもはこういう形で今国民宿舎を運営しておりますけど、やはり市民の方もそういう湯野に行かれるということの中で、やはりいろいろなホテルとか旅館のそれぞれの格式、形式、そしてレベル、そういうものをお考えになりながら、市民の方も選択、また、市外から来られる方も選択されておられるということであります。ですから、我々は、湯野荘として受けられるお客様をお受けして、きちんとそういうふうな業としての営みをしていきたいというふうに思っております。 ですから、やはりその中で先ほど申しましたように、湯野の温泉組合としてそれぞれの需要に応じたやはりそういうふうなホテル、旅館、そういうものがあればいいのじゃあないかというふうに思っております。 ですから、例えばほかの旅館の皆様方に御迷惑かけるようなことがもしあれば、それは御指摘いただければと思いますが、そういうことは決してするつもりはありませんし、やはり湯野荘としてのそれなりの業を営む考え方の中で今やらしていただいておるというふうに思っております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆23番(炭村信義議員) 1点だけお伺いをしたいと思います。 今回、何件かの指定管理者の指定の議案が上っておりますが、昨年の12月の終わりごろだったと思います。政府のほうから指定管理に当たっての通達ということではなしに指導的文書というのが出ておりますが、そのあたりを御存じかどうか。その点だけをお聞きしたいと思います。
◎企画総務部長(手山恒次君) 私、ちょっとまだ承知をしておりません。そういう状況でございます。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第12号から第15号までについて質疑を終了いたします。 次に、議案第16号から第21号までについて一括質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第16号から第21号までについて質疑を終了いたします。 次に、議案第22号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第22号について質疑を終了いたします。 次に、議案第23号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第23号について質疑を終了いたします。 以上で質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております議案第4号から第23号までは、お手元に配付しております委員会付託表のとおり、それぞれの常任委員会へ付託いたします。付託した議案は、3月4日までに審査を終わるようお願いいたします。──────────────────────────────
△日程第6施政方針
○議長(福田文治議員) 日程第6、施政方針を議題といたします。 〔市長、島津幸男君登壇〕
◎市長(島津幸男君) それでは平成23年度の施政方針を御案内申し上げます。 本日ここに、平成23年度予算案を初め、諸議案の審議をお願いする市議会定例会の開会に当たり、市政運営に対する所信の一端を御説明申し上げ、市議会並びに市民の皆様方の御理解と御協力をお願いいたします。 吉田松陰先生は、「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし、故に、夢なき者に成功なし」と教えられました。夢の扉は、よし、やってみようと思えることに勇気を持って挑戦すれば、おのずと開かれるものと信じます。それが大志であり、私は、周南再生、強い周南の実現を描きました。すべては市民のために、町を変えるという一点で進んでおります。職員並びに市議会、市民の皆様からの御理解、御協力により、夢は一歩一歩、着実に具現化されています。ここに改めて、心から感謝を申し上げます。 きょうで在任1,376日。市長としてうれしかったこと、それは多くの市民の皆さんと出会えたことです。知人とは人を知ること。縁ときずな、そして、和は私の宝です。市民の皆様の待ちわびた夢と希望である周南再生を、渾身の力で推進します。 実効至上予算3プラス12、このことについて御説明申し上げます。 チャンスは1度、スピード感第一と、初年度は再生開始予算、2年度は再生ステージアップ予算、3年度は再生連鎖連動予算として市民の皆様とのお約束を着実に進めています。さまざまな施策が本格稼働し、効果が目に見える形であらわれています。平成23年度予算は強い周南を確実にするため、すべての面において実効性を追求した予算です。景気を停滞させず、町の活性化を図るため、12月及び1月に補正予算を計上し、平成23年度に予定していた事業の3カ月前倒しを実施します。平成23年度予算案を、この補正予算とあわせて、実効至上予算3プラス12として御提案申し上げます。 予算規模は、一般会計635億円。夢に向かってみんなでゴー。向かっての6で、みんなで3で、ゴーでございます。635億円。特別会計292億8,000万円、企業会計400億8,000万円、合計1,328億6,000万円。命みんなにはぐくむ予算。一般会計の特筆事項として、重点推進プロジェクトの推進、安心・安全・命最優先、行財政改革の推進を3つの柱とします。特に、いのち育む里づくり、安心安全の確保、環境推進枠を設けた環境立市、国体開催に向けた観光・交流立市に予算の重点配分を行います。事業仕分けや事務事業評価により、事業の見直しを進め、選択と集中によりめり張りある予算編成とします。 重点推進プロジェクトについて、御説明申し上げます。 それでは、平成23年度事業のうち、後期基本計画の重点推進プロジェクト、すなわち、第1にいのち育む里づくりプロジェクト、第2に安心立市プロジェクト、第3に人財立市プロジェクト、第4に環境立市プロジェクト、第5に産業立市プロジェクト、第6に観光・交流立市プロジェクトについて御説明申し上げます。 初めに、いのち育む里づくりプロジェクトの推進です。いのち育む里は周南の宝です。昨年、"いのち育む里づくり"部を新たに創設しました。新年度はさらに組織を強化し、島おこし、町おこしに続いて里山おこし隊を編成するとともに、夢プランの実現や地域活性化の取り組みを支援する"いのち育む里"創発事業を拡充します。例えば、大津島において、3名の島おこし隊員を配置し、生活・交通・買い物の不便解消のほか、医師の常駐を図ります。また、地域に経済循環の創出を図るアイランド・ツーリズム事業を進めます。生活交通では、新たに和田地区において、地元運営により、本日より乗り合いワゴンの運行を行います。 第2点として、安心立市プロジェクトの推進です。市政運営の基本は安心・安全・命最優先です。8つのゼロ運動である、失業者ゼロ、たらい回しゼロ、自殺ゼロ、交通死亡事故ゼロ、災害ゼロ、不正ゼロ、孤立死ゼロ、待機児童ゼロを目指します。国道2号拡幅に伴い、西消防署西部出張所の整備を進めます。栗屋・住吉学校給食センターが新学期からオープンします。(仮称)高尾学校給食センターについても、平成24年度の運用開始に向け整備を進めます。また、子宮頸がんや小児細菌性髄膜炎予防ワクチンの接種費用を無料化します。 第3点として、人財立市プロジェクトの推進です。人財立市の基本は、夢をはぐくみ、人を育て、人が輝くことです。教育環境の整備につきましては、新たに遠石小学校、住吉中学校のプールを建設するとともに、菊川・桜田中学校の屋体建設を進めます。安心安全を確保するため、小中学校の耐震診断、耐震改修を計画的に実施します。(仮称)学び・交流プラザにつきましては、駐車場用地を取得するとともに、実施設計を行い、平成25年度の完成を目指します。スポーツの振興については、(仮称)福川地区総合グラウンドの整備にあわせ、長田海岸隣接地にビーチバレーコートなどを整備し、マイナースポーツのメッカづくりを図ります。 第4点として、環境立市プロジェクトの推進です。豊かな環境を次世代に引き継ぐこと、人が環境をつくり、環境が人をつくります。環境推進枠予算を設け、中学校に太陽光発電設備を整備するとともに、LED防犯灯設置への助成を拡充します。リサイクルプラザの完成を大きな契機として、リサイクルへの啓発活動を全市的に展開し、市民ぐるみでごみの減量化、再資源化に努めます。ツル保護対策につきましては、本年11月、本市において、国際会議生きものと人・共生の里を考えるシンポジウムを開催します。 第5点として、産業立市プロジェクトの推進です。上質な生活、文化、環境を創造する都市像である、周防灘ネットワーク構想、これは、宇部市から周南市、そして光市までの都市ネットワークです。人口は、全国第18位の75万人、製造品出荷額は、全国第3位の4.8兆円、そのコアである周南市の強みは港と産業です。徳山下松港につきましては、国際バルク戦略港湾に応募、選定されれば、さらなる港湾整備により、産業の活性化につながるものと期待しています。N7号埋立事業では、平成22年度から一部が国の直轄事業となり、完成予定が平成28年度から平成25年度へと大幅に短縮される見通しとなりました。造水事業については、水資源に悩む周南コンビナートにとって恵みの水となるとともに、ウォータープラザ周南が、21世紀における世界戦略の一端を担うものと期待しております。西部道の駅では、造成工事及び実施設計を行い、平成24年度中の供用開始を目指します。 第6点として、観光・交流立市プロジェクトの推進です。初めてなのに懐かしい、訪れるたびに新しい、ワンスモア周南を目指します。町おこしの牽引力は中心市街地の活性化です。徳山駅周辺整備につきましては南北自由通路を平成26年度までに整備します。中心市街地活性化基本計画では、関係機関と協議を進めながら、新年度における認定に向け全力で取り組みます。徳山動物園については、平成24年度の一部オープンに向け、北ゾーンの実施設計に取り組みます。本年10月、いよいよおいでませ!山口国体・山口大会が開催されます。開催まであと214日、野球場リニューアル記念行事、JR徳山駅の観光の駅、年間150万人の集客力を誇る文化会館、美術博物館、動物園から、本市の文化、スポーツ面の魅力を全国発信します。 次に、重点推進プロジェクト以外の主な事業、公園整備、高齢者福祉、学校教育、都市基盤、都市景観、産業振興、雇用対策、国際交流について御説明します。 市民の憩いの場である公園を中心とした花いっぱい運動とバリアフリー化を進めます。高齢者にとってより住みやすい町にするため、介護保険事業計画、老人保健福祉計画を策定します。学校において大きな効果を上げている本を読む習慣の充実を図るため、学校図書館の図書館司書を増員します。市民にとってより住みよい環境を創出するため、久米中央、富田西部第一地区の土地区画整理事業を推進します。市内外に誇れる品格ある都市景観を創造するため、徳山港から動物園までの南北の都心軸について、新たな景観づくりをスタートさせます。これまで、市の発展を支えてきた中小企業の一段の振興策として、利子補給制度の期間を1年間延長します。さらに、市内での消費循環により、商店街の活性化を図るため、商工会議所と商工会が発行するプレミアムつき市内共通商品券に助成をします。新たな就業の確保として、将来大きな可能性を秘める、福祉分野を初めとするさまざまな分野において、51の緊急雇用対策事業を実施し、延べ213人の雇用の創出を行います。中でも、学生の新卒未就職者対策として、本年度に引き続き、未就職者ゼロを目指し、広く門戸を開き、市の臨時職員などに16事業で34人の採用枠を優先的に確保します。国際交流については、世界に視点を置いた施策の展開が求められています。デルフザイル市などの姉妹都市との交流を引き続き進めるとともに、世界で最も魅力ある市場として期待される、中国山東省シ博市との友好都市提携に取り組みます。 最後に、強い周南の下支えとなる、行財政改革、健全財政推進、職員力の向上、組織機構の見直しについて御説明します。 昨年度、第2次行財政改革大綱、健全財政推進計画がスタートしました。周南市の実質公債費比率は、全国1,750市町村中623位です。財政規律と入るをはかりて出るを制すの精神を保ち、合併特例措置終了後の平成26年度以降も安定した市民サービスが提供できるたくましい財政に努めます。財政調整基金については、平成22年度末で21億7,000万円となり、新年度は5億円を積み立てます。行財政改革では、事業仕分け、行政評価を引き続き実施します。平成22年度事業仕分けの今後の削減効果額は10億円、平成26年度までに30億円を目指します。競艇、病院、青果市場事業については、黒字の恒常化へのめどが立ちました。さらに、大津島巡航の経営改善計画を策定します。職員力の向上では、内閣府や経済産業省などに若手職員9名を派遣します。組織機構については、"いのち育む里づくり"部の拡充、上下水道部局の統合、防災建設部の新設、総合支所の見直しを図り、さらにスピードを加速し、積極一丸に市政を進めます。すべてにわたりコンプライアンス(法令順守)と現場主義を徹底します。 以上が平成23年度の主な事業です。 終わりに当たりまして、周南再生への歩みは既に始まっています。徳山駅周辺整備、国際バルク戦略港湾、N7号埋立事業、道の駅の開設、給食センター建設、動物園・野球場リニューアル、いのち育む里づくり、どれも半途にして怠らば未熟に復るものです。周南には日本をリードする産業、豊かな自然、恵まれた歴史、先人先達の御恩という、大河をこぎ上げる力があります。世の中の7割の人が人の役に立ちたいと考えている現代において、今後社会貢献は地域を創造する大きな力となります。この素直な思いをしっかりと受けとめる必要があります。私の理念は、周南を品格と上質な都市に育てること。目標は、日本人の美徳である温かな思いが満ちる社会を築くこと。そのキーワードは市民力、職員力、地域力です。変わり変えての天の時、全国有数の地の利、三つの力の人の和をもってあこがれの周南に邁進いたします。周南市議会議員を初め、市民の皆様方のますますの御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。ツルは千年、フグは天然、国体はいよいよ本年、あこがれの周南に向け、さあ、御一緒しましょう。 平成23年3月1日、周南市長、島津幸男。 以上です。(傍聴席で拍手する者あり)
○議長(福田文治議員) 以上で施政方針を終了いたします。──────────────────────────────
△日程第7議案第24号から第54号まで (提案説明)
○議長(福田文治議員) 日程第7、議案第24号から第54号までの31件を一括議題といたします。 議案第24号から順次登壇の上、提案理由の説明を求めます。 〔財務部長、磯部恒明君登壇〕
◎財務部長(磯部恒明君) 議案第24号、平成23年度
周南市一般会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 それでは、平成23年度
周南市一般会計予算書及び予算に関する説明書の1ページをお願いいたします。 第1条、歳入歳出予算につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ635億円と定めるものでございます。前年度と比較して32億7,000万円の減、率にして4.9%の減となっております。この歳入歳出予算の概要につきましては、後ほど歳入歳出予算事項別明細書により御説明させていただきます。 次の第2条、債務負担行為、第3条、地方債につきましても、後ほど御説明申し上げます。 第4条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を80億円と定めるものでございます。 第5条、歳出予算の流用につきましては、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合として、給料、職員手当等や共済費に過不足を生じた場合を定めるものでございます。 6ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為でございます。まず、わかりやすい予算解説書作成事業(平成24年度版)につきましては、平成24年度当初予算についての解説書を平成23年度中に契約を行う必要があることから、平成24年度までの債務負担行為を設定するものでございます。基幹系ハード・システム更新運用事業につきましては、本市の電算処理における基幹系システムのサポート終了により、新たにシステムの更新を行うもので、平成29年度までの債務負担行為を設定するものでございます。大津島巡航株式会社に対する市中銀行その他金融機関の貸付金に係る元利償還金損失補償につきましては、これまで設定していた債務負担行為の終了により、引き続き、限度額を2億2,000万円を限度として借り入れた元利金に相当する金額とする平成27年度までの債務負担行為を設定するものでございます。医師確保奨学金貸付金(平成23年度分)につきましては、医師確保、地域医療充実のため、将来、周南市内の指定医療機関で従事しようとする方に対し、入学金及び修学金を貸し付けるもので、平成28年度までの5年間の債務負担行為を設定するものでございます。周南市浄化槽設置における水洗便所改造等の資金の融資あっせん制度による金融機関に対して行う損失補償(平成23年度)につきましては、下水道未計画区域における早期水洗化の実現を図るため、設置者が水洗便所改造資金の融資を受けた場合の金融機関に対する損失補償について、期間を平成26年度までの3カ年、限度額を6,000万円の範囲内で貸し付けを行った貸付金及び、これに伴う利子等の合計額に相当する額とする債務負担行為を設定するものでございます。また、次の周南市浄化槽設置における水洗便所改造等の資金の融資あっせん制度による利子補給(平成23年度)につきましては、今申し上げました水洗便所改造資金の融資に対して利子補給を行うというもので、期間を平成26年度までの3カ年、限度額を年5%を限度とする額とする債務負担行為を設定するものでございます。土地改良施設維持管理適正化事業(室尾排水機場施設整備)につきましては、今回、周南市が土地改良事業団体連合会の土地改良施設維持管理適正化事業の制度を活用して、室尾排水機場の整備を実施するに当たり、平成27年度までの4カ年、本市の事業負担分を拠出する債務負担行為を設定するものでございます。小規模事業者経営改善資金に対する利子補給(緊急経済対策関連・平成23年度)及び、次の周南市中小企業振興融資制度に対する利子補給(緊急経済対策関連・平成23年度)につきましては、小規模事業者の経営改善のための資金や中小企業の運転資金の利子補給制度について、平成23年3月31日までの融資を対象としておりましたが、平成24年3月31日までに延長することとし、新たに債務負担行為を設定するものでございます。期間は、小規模事業者経営改善資金につきましては、平成31年度まで、また、中小企業振興融資制度につきましては、平成29年度までとし、限度額はいずれも融資額の年1%の利子に相当する額としております。次の防災行政無線整備事業につきましては、当初、平成23年度で予定しておりました工事を、平成23年度、24年度の2カ年で行うことから、債務負担行為を設定するものでございます。徳山大学奨学生制度補助金(平成23年度)につきましては、入学後、卒業までの4年間、授業料の半額相当額を助成することから、平成26年までの債務負担行為を設定するものでございます。周陽小学校校舎耐震化事業及び、次の福川小学校校舎耐震化事業、菊川中学校屋体建設事業、福川地区総合グラウンド整備事業につきましては、いずれも、平成23年度から24年度までの2カ年で施設整備を行うことから債務負担行為を設定するものでございます。 8ページをお願いいたします。第3表、地方債でございますが、地域振興基金造成事業のほか41件につきまして、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めるものでございます。 それでは、歳入歳出予算につきまして、歳入歳出予算事項別明細書により、主なものについて歳入予算から御説明いたします。 14ページをお願いいたします。市税については253億2,460万5,000円で、前年度と比較して4.4%減を見込んでおります。市民税のうち、個人市民税は、給与収入や営業所得などの減により71億4,232万1,000円、5.1%減を見込んでおります。また、法人市民税は、主要企業の法人収益が伸び悩んでいること、また、税制改正による法人税率の引き下げなどの影響から17億8,147万4,000円、対前年14.8%減を見込み、市民税全体としては89億2,379万5,000円、7.2%減を見込んでおります。固定資産税は、家屋については新増築の伸びが見込めるものの、土地については、地価の下落による減、償却資産については市内企業における大規模な設備投資の増が見込めないことから、固定資産税全体としては140億3,930万9,000円で3.5%減を見込んでおります。 続きまして、地方譲与税と16ページの各交付金につきましては、国から示された地方財政計画の伸び率、前年度の交付税算入額、決算見込額などからそれぞれ見込んでおります。地方特例交付金につきましては、減収補てん特例交付金の増などにより2億6,800万円、9.4%増を見込んでおります。 18ページの地方交付税については85億4,800万円で前年度と比較して33.9%増を見込んでおります。そのうち普通交付税は77億4,800万円で、国勢調査による人口減の影響はあるものの基準財政需要額における公債費の増、基準財政収入額における市税収入の減、また、臨時財政対策債への振替額が減少したことなどにより、前年度と比較して38.8%増を見込んでおります。特別交付税は平成22年度と同額の8億円を見込んでおります。 26ページをお願いいたします。国庫支出金については75億5,245万1,000円で前年度と比較して16.1%減を見込んでおります。その主なものは、リサイクルプラザ整備事業や災害復旧費等の減によるものでございます。 32ページをお願いいたします。県支出金については40億9,658万2,000円で、前年度と比較して2.2%増を見込んでおります。その主なものは、国体開催運営に係る補助金や認知症高齢者グループホーム整備のための介護基盤緊急整備等補助金などの増によるものでございます。 50ページをお願いいたします。繰入金については、職員退職手当基金、ふるさと周南応援基金、地域振興基金からの繰入金及び本年1月議会で設置した住民生活に光をそそぐ基金からの繰入金で6,838万1,000円、前年度と比較して25.5%増となっております。なお、財政調整基金からの繰り入れは行っておりません。 52ページをお願いいたします。諸収入については28億8,436万2,000円で、前年度と比較して4億4,831万8,000円の減となっております。その主なものは、土地開発公社への貸付金の減に伴う貸付金元利収入の減などによるものでございます。 60ページをお願いいたします。市債については95億4,720万円で前年度と比較して22.2%減を見込んでおります。大幅減となった主な要因は、リサイクルプラザ整備事業や学校給食センター建設事業など、施設整備の終了に伴う減のほか、臨時財政対策債が前年度と比較して3億5,000万円減少したことなどによるものでございます。また、市債のうち施設整備に係る合併特例債は、N7号海面埋立事業や土地区画整理事業、周南緑地公園整備事業、徳山駅周辺整備事業など19事業に42億8,500万円を充当することといたしております。その他の歳入については、現時点で見込み得る額をそれぞれ計上いたしております。 続きまして、歳出予算の主なものについて御説明いたします。 まず、職員の給与費及び共済費については、各款にわたり計上しておりますので、歳出予算を御説明する前に、給与費明細書により一括して御説明いたします。350ページ及び351ページをお願いいたします。特別職と一般職の給与費及び共済費の総額は119億3,511万6,000円で、前年度と比較して0.4%減となっております。特別職は3,356人で12億2,915万4,000円、前年度と比較して2.9%増となっております。内訳は、長等が2人分で7,701万4,000円、議員34人分で2億7,073万6,000円、その他の特別職は3,320人分で8億8,140万4,000円となっております。次に、一般職は教育長を含め1,233人分で107億596万2,000円で、前年度と比較して0.8%の減となっております。その内訳は、給料6,667万6,000円減の50億1,556万3,000円、職員手当は3,959万円減の38億9,756万7,000円となっております。 前に戻っていただき、64ページをお願いいたします。議会費については、総額3億8,820万6,000円を計上いたしました。前年度と比較して1.8%減となっております。3、議会運営費には議会報作成、会議録作成、議会中継、委員会の番組作成とその放映の経費など1,391万1,000円を計上いたしております。 66ページをお願いいたします。総務費については、総額83億9,832万7,000円を計上いたしました。本年度と比較して4.2%増となっております。 75ページをお願いいたします。総務管理費、財政管理費の2、基金管理事業費では財政調整基金への積立金5億213万3,000円並びに減債基金への積立金2億367万3,000円を計上するとともに、平成21年度に設置した地域振興基金への積立金12億5,250万円を計上いたしております。 83ページをお願いいたします。中山間地域づくり推進費の3、中山間地域定住促進事業費には、空き家を活用した居住体験を行う地域を支援するための補助金200万円のほか、定住支援を行う地域サポーターとしての定住コンシェルジュを育成する経費など228万円を計上いたしております。4、中山間地域戦略プロジェクト事業費には、活力あふれる地域の実現に向けて、各地域の将来ビジョンとなる地域の夢プランの策定を推進するとともに、地域の主体的、先進的取り組みを支援するための補助金など422万5,000円を計上いたしております。 85ページをお願いいたします。7、離島活性化プロジェクト事業費には、昨年導入した島おこし隊員3名の人件費のほか、大津島で活動するための経費988万円を計上いたしております。8、アイランド・ツーリズム事業費には、大津島ふれあいセンターや旧大津島中学校を拠点として、宿泊研修や体験交流事業を行うこととし、平成25年度の稼働に向けて、必要な備品等の整備に係る経費239万4,000円を計上いたしております。次の国際交流等推進費の2、国際交流事業費には、デルフザイル市への中高生派遣に要する経費225万円のほか、中国シ博市との友好都市提携に係る経費305万7,000円を計上いたしております。 89ページの国民体育大会費、1、国民体育大会開催運営事業費には、国民体育大会開催運営交付金など開催運営に要する経費4億829万9,000円を計上いたしております。 93ページをお願いいたします。公共交通対策費の4、生活交通活性化事業費には鹿野地域乗り合い運行タクシーの運行に係る経費のほか、和田地区乗り合いワゴン車の実証実験に係る経費など、1,203万円を計上いたしております。 95ページの6、勝間駅前トイレ整備事業費には、勝間駅前のJA解体跡地に、駅前トイレを整備する経費など1,469万円を計上いたしております。 109ページをお願いいたします。戸籍住民基本台帳費の4、郵便局住民票等交付事業費には、住民サービスの向上を図るため、郵便局における住民票等の交付事業について、今年度から実施している秋月郵便局に加え、平成23年度から政所、開作、周陽の3郵便局において、新たに実施することとし、交付に必要な機器整備に係る経費など279万2,000円を計上いたしております。 115ページをお願いいたします。選挙費でございますが、平成23年4月に実施される県議会議員選挙に係る事務費として3,500万円、また、市長選挙に係る事務費として4,970万円をそれぞれ計上いたしております。 122ページをお願いいたします。民生費については総額185億9,267万4,000円を計上いたしました。前年度と比較して3.6%増となっております。 131ページをお願いいたします。障害者福祉費、障害者支援費の4、介護給付・訓練等給付事業費には、身体、知的、精神障害者への居宅介護、短期入所、生活介護、施設入所支援や就労継続支援等のサービスに対して、介護給付費や訓練等給付費を支給するための経費14億2,322万9,000円を計上いたしております。10、デイサービス事業費には、平成23年度から総合支援学校卒業生等の受け入れのために、デイサービス事業の委託先を新たに1カ所ふやすための経費852万9,000円を計上し、その財源として、国の緊急総合経済対策を活用して設置した住民生活に光をそそぐ基金から810万円を充当いたしております。 149ページをお願いいたします。老人福祉費、後期高齢者医療費の1、後期高齢者医療特別会計繰出金には、後期高齢者医療特別会計に所属する職員の給与費、事務費及び低所得者に対する保険料軽減相当分としての保険基盤安定繰出金、合わせて4億2,777万円を計上いたしております。2、山口県後期高齢者医療広域連合負担金は、広域連合の運営のための共通経費を県内の全市町で負担するもので、本市の負担分710万3,000円を、また、3、後期高齢者療養給付費負担金には、高齢者の医療費に係る本市の負担分として14億1,922万5,000円を、それぞれ計上いたしております。 159ページをお願いいたします。児童福祉費、子ども手当費の2、子ども手当には、中学校終了前までの子供について支給している子ども手当を平成23年4月から3歳未満の子供1人につき月額2万円に増額し、総額32億9,491万円を計上いたしております。 164ページをお願いいたします。衛生費については、総額80億7,345万2,000円を計上いたしました。前年度と比較して7%減となっております。 167ページの保健衛生費、予防費の4、子宮頸がん等予防ワクチン接種緊急促進事業費には、本年1月より実施しております、子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌のワクチン接種に係る経費2億1,050万1,000円を計上いたしております。 181ページをお願いいたします。環境衛生費、下水道費の1、下水道事業費には、現在の下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、漁業集落排水事業特別会計が、平成23年度より公営企業化されることにより、これまでの一般会計からの繰出金を、下水道事業費負担金、補助金、出資金として支出するもので、合わせて26億2,148万9,000円を計上いたしております。 185ページをお願いいたします。清掃費、塵芥処理費の1、ごみ収集運搬事業費には、ごみの収集運搬に要する経費として6億7,846万8,000円を計上いたしております。 189ページの塵芥処理施設費の4、リサイクルプラザ施設管理事業費には、本年4月より稼働するリサイクルプラザの運転管理等に要する経費2億9,843万7,000円を、また、191ページのごみ対策推進費、3、リサイクルプラザ啓発施設運営事業費には、市民向けに行う啓発事業に要する経費514万3,000円を計上いたしております。 192ページをお願いいたします。労働費については総額7,998万9,000円を計上いたしました。前年度と比較して0.2%減となっております。 198ページをお願いいたします。農林水産業費については総額15億9,091万2,000円を計上いたしました。前年度と比較して22.1%減となっております。 201ページをお願いいたします。農業費、農業振興費の5、耕作放棄地再生モデル事業費には、大津島において放牧牛による耕作放棄地の再生をモデル的に行うことから、機械借上料などの経費57万3,000円を計上いたしております。 203ページの9、農村アメニティシンポジウム開催事業費には、農村景観の保全、向上を図り、関係団体のネットワークを形成するために組織された全国農村アメニティ協議会が主催する第23回全国農村アメニティシンポジウムを周南市で引き受けることから、開催経費52万8,000円を計上いたしております。 205ページをお願いいたします。道の駅整備費の1、西部道の駅整備事業費には、国交省との一体型道の駅として整備する西部道の駅の造成工事費や建築実施設計費など3億5,414万6,000円を計上いたしております。次の2、西部道の駅運営体制整備事業費には、西部道の駅の管理運営体制の構築に係る計画策定経費や直売所運営協議会への交付金など496万2,000円を計上いたしております。 207ページをお願いいたします。畜産業費の4、市有繁殖牛導入事業費には、優良子牛の育成による周南ブランド確立を図るため、畜産農家への貸し出し用繁殖牛2頭の購入経費など、143万2,000円を計上いたしております。 211ページをお願いいたします。山村振興費の2、あぐりハウス整備事業費には、ワサビの優良苗の生産拡大を図り、農家等への苗の安定供給を図るため、老朽化したワサビ育苗用ビニールハウスを、鉄骨製ガラス温室に改築するための経費1,500万円を計上いたしております。 225ページをお願いいたします。水産業費、漁港建設費の2、漁港海岸保全施設整備事業費には、高潮対策として、富田温田地区の護岸の整備に要する経費5,697万9,000円、3、福川・戸田地区漁村再生交付金事業費には、福川漁港、室尾防波堤の改修などに要する経費1億4,474万6,000円を計上いたしております。 226ページをお願いいたします。商工費については、総額22億7,097万3,000円を計上いたしました。前年度と比較して0.3%増となっております。 227ページの商工振興費の2、中小企業金融対策事業費では、小規模事業者経営改善資金、中小企業一般資金及び中小企業季節資金の借り入れに対する利子補給費補助金や中小企業振興融資制度預託金など10億572万1,000円を計上いたしております。 229ページをお願いいたします。8、商店街活性化対策事業費には、市内商店街の活性化を促進するため、プレミアムつき市内共通商品券の発行に対する補助金1,500万円を計上いたしております。企業立地推進費の2、産業等活性化推進事業費には、新たな設備投資や新規企業の誘致を促進するため、事業所等設置奨励補助金や中心市街地事業所誘致事業費補助金など1億8,484万9,000円を計上いたしております。 233ページをお願いいたします。観光費の6、鹿野地域資源活用総合交流促進施設整備事業費には、せせらぎ豊鹿里パークにおける観光誘客増大を図るため、ケビン1棟の建設経費1,300万円を計上いたしております。8、緊急雇用創出事業臨時特例交付金事業費(観光の駅設置事業)には、JR徳山駅南口に観光案内所や憩いの広場を設置し運営するための経費1,196万8,000円を計上いたしております。次の9、観光行事費には、周南市のPRとともに、市民の一体感の醸成や交流人口の拡大促進を図るため、周南みなとHANABIや徳山のんた祭の開催など、各種観光行事への助成として5,075万5,000円を計上いたしております。 237ページをお願いいたします。動物園費の6、動物園リニューアル事業費には、動物園全体のリニューアル計画を進める中で、平成25年度までを第1工区として、北側のゾーンを全面改修することとし、獣舎等の建築実施設計に要する経費など1億1,029万円を計上いたしております。 238ページをお願いいたします。土木費については、総額77億4,874万8,000円を計上いたしました。前年度と比較して16.7%減となっております。 245ページをお願いいたします。道路橋りょう費、道路新設改良費では、3、西浦線整備事業費から、247ページ、4、小野線、6、遠石馬屋線、7、中開作線、8、野村一丁目7号線、9、西谷線まで、市道の新設改良に要する経費として、総額1億6,641万9,000円を計上いたしております。また、10、主要生活道路整備事業費には、合併後の行政サービスの向上と均衡を図る目的から、地域間の道路連絡や幅員が狭く緊急車両の通過にも支障を来している生活道路を、合併特例債を活用して整備するため、これに要する経費1億5,000万円を計上いたしております。 249ページをお願いいたします。橋りょう維持費の1、橋りょう改修事業費には、老朽化した古川跨線橋の改修に係る経費4,602万9,000円を計上いたしております。 251ページをお願いいたします。河川費、河川改良費には、準用河川の黒木川及び隅田川の河川改良事業費として、それぞれ952万8,000円、4,276万1,000円、また、国道2号の拡幅に伴う苔谷川のつけかえのための改修事業費として4,600万円を計上いたしております。 255ページ、港湾費、南陽第7号海面埋立事業費の1、N7号埋立事業費には、N7号の海面埋立事業に係る県事業負担金等6億8万5,000円を計上いたしております。 257ページをお願いいたします。都市計画費、都市計画総務費の7、都心軸形成事業費には、徳山港、徳山駅から徳山公園までを都心軸と位置づけ、広域的な都市拠点性向上及び魅力向上のため、土地利用や交通、景観などの検討調査に要する経費588万円を計上いたしております。 261ページをお願いいたします。土地区画整理費につきましては、6、久米中央土地区画整理事業費には、市道櫛浜久米線の平成25年度までの開通を目指し18億8,820万円を、また、263ページの7、富田西部第一土地区画整理事業費には5億4,490万円を計上いたしております。 267ページをお願いいたします。公園緑地費の11と12の周南緑地公園野球場整備事業費には、国体会場となる野球場のリニューアルに係る整備工事費など2億6,564万1,000円を計上いたしております。 269ページ、14と15の都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業費には、周南市移動等バリアフリー基本構想に基づき、代々木公園や新丁公園などのトイレ整備やバリアフリー化に要する経費5,903万6,000円を計上いたしております。また、16、花いっぱい緑化活動推進事業費には、公園等を中心に、市民主体とした花いっぱい運動を推進していくための経費454万3,000円を計上いたしております。次に、徳山駅周辺整備事業費の2、徳山駅周辺整備事業費には、JRとの契約を締結した南北自由通路に係る建設費7億7,400万円のほか、整備に関連する建物補償や周辺の道路改修工事、駐車場・駐輪場整備のための調査費など、合わせて9億8,980万2,000円を計上いたしております。 273ページをお願いいたします。住宅費、住宅管理費の5、市営住宅耐震改修事業費には、周南第3住宅11棟の高層住宅の耐震化に係る昇降機改修経費など1,005万5,000円を計上いたしております。 274ページをお願いいたします。消防費については総額24億3,734万2,000円を計上いたしました。前年度と比較して8%減となっております。 279ページをお願いいたします。消防費、常備消防費の9、通信指令強化充実事業費には、消防救急無線のデジタル化に対応するための設計委託費や車両動態装置の通信方式変更に係る経費など5,722万9,000円を計上いたしております。10、消防機械器具強化充実事業費には、小型動力ポンプつき水槽車及び災害時の人員搬送車の整備に要する経費4,933万5,000円を計上いたしております。11、救急業務高度化推進事業費には、救急救命士2名の養成に係る経費及び高規格救急自動車1台の整備に要する経費など3,644万4,000円を計上いたしております。 283ページをお願いいたします。消防施設費の4、西部出張所整備事業費には、造成工事費や建物実施設計に係る経費など6,545万円を計上いたしております。 285ページをお願いいたします。防災費、防災対策費の7、防災行政無線整備事業費には当初平成23年度で予定しておりました工事について、平成23年度、24年度の2カ年で、同報系防災行政無線を整備することから、平成24年度までの債務負担行為を新たに設定し、平成23年度分の経費として3,674万8,000円を計上いたしております。 286ページをお願いいたします。教育費については総額62億3,147万4,000円を計上いたしました。前年度と比較して10.6%減となっております。 289ページをお願いいたします。教育総務費、事務局費の8、小中学校再編整備推進事業費には、生徒数の減少による教員定数の激変緩和のため、翔北中学校に2名の市費負担教員を派遣する経費のほか、統合に対する不安感を解消するために実施する交流学習に係る経費など885万3,000円を計上いたしております。 293ページをお願いいたします。教育指導費の9、学校図書館活用推進事業費には、現在6校に配置している専任の学校図書館司書を2名ふやして8校に配置するとともに、臨時職員として週2日程度配置の図書館指導員に要する経費を含め、全体で2,126万9,000円を計上いたしております。なお、この財源として、住民生活に光をそそぐ基金からの繰入金270万円を充当しております。 297ページをお願いいたします。小学校費、小学校建設費の2、遠石小学校プール建設事業費には、老朽化したプールの建設に係る経費1億1,185万円を計上いたしております。次の3、小学校耐震化事業費には、周陽小校舎及び福川小校舎の耐震改修工事費のほか、櫛浜小及び高水小体育館の補強計画、実施設計に要する経費として9,782万6,000円を計上いたしております。 301ページをお願いいたします。中学校費、中学校建設費では、1、住吉中学校プール建設事業費として、建設に係る経費1億3,725万7,000円を計上いたしております。3、桜田中学校屋体建設事業費には、体育館の基本設計、実施設計、地質調査等の経費、3,704万円を計上いたしております。4、菊川中学校屋体建設事業費には、平成23年度、24年度の2カ年で整備する、地域のスポーツ振興や、防災拠点施設としての機能をあわせもった体育館の建設工事費などに要する経費1億7,699万3,000円を、また、次の5、菊川中学校校舎建設事業費には、特別教室棟の建てかえに係る耐力度調査費などの経費249万9,000円を計上いたしております。7、中学校太陽光発電整備事業費には、環境対策、環境教育を推進するため、平成24年度に鹿野中学校に太陽光発電設備を設置することから、設計委託料などの経費121万3,000円を計上いたしております。次の8、中学校耐震化事業費には、富田中学校体育館の補強計画、実施設計に要する経費904万6,000円を計上いたしております。 309ページをお願いいたします。社会教育費、社会教育振興費の11、こどもの詩周南賞開催事業費には、平成22年度に募集した作品について、受賞者の表彰と優秀作品を発表するためのフェスティバルを開催することとし、イベント開催に係る経費など899万6,000円を計上いたしております。次の12、ふるさと再発見写真コンテスト開催事業費には、林忠彦賞第20回を記念し、市民によるフォトコンテストを新たに開催することから、募集に係る経費25万円を計上いたしております。 311ページをお願いいたします。公民館費の4、公民館施設改修事業費には、災害時の避難所として利用される公民館にソーラー保安灯を計画的に設置していくこととし、平成23年度においては利用度の高い夜市公民館への設置費として540万円を計上いたしております。 317ページをお願いいたします。社会教育施設費の9、(仮称)学び・交流プラザ整備事業費には、生涯学習の拠点施設となる、(仮称)学び・交流プラザの土地購入費及び実施設計に要する経費など3億4,371万9,000円を計上いたしております。 319ページをお願いいたします。美術博物館費の5、美術博物館企画展覧会開催費助成事業費には、林忠彦賞20回記念展の開催に係る経費など640万円を計上いたしております。 323ページをお願いいたします。文化財保護費の7、生きものと人・共生の里を考えるシンポジウム開催事業費には、出水市、豊岡市、佐渡市、周南市の4市によるシンポジウムを周南市引き受けで開催することから、開催に係る交付金330万円を計上いたしております。 333ページをお願いいたします。保健体育費、学校給食費の4、学校給食管理運営事業費(徳山東)には、栗屋及び住吉学校給食センターの稼働に伴い、徳山東給食センターの解体に係る経費として3,162万5,000円を計上いたしております。次の5、学校給食管理運営事業費(栗屋)及び335ページの7、学校給食管理運営事業費(住吉)には、本年4月より稼働する学校給食センターの管理運営に係る経費として、栗屋9,417万5,000円、住吉7,989万8,000円をそれぞれ計上いたしおります。 341ページをお願いいたします。20、高尾学校給食センター建設事業費には、建設に係る経費など5,615万円を計上し、平成24年4月に給食の提供を開始する予定といたしております。 343ページをお願いいたします。体育振興費の12、野球場リニューアル記念行事開催事業費には、周南市野球場のリニューアルに伴う記念行事の開催に要する経費として350万円を計上いたしております。 345ページをお願いいたします。体育施設費の4、福川地区総合グラウンド整備事業費には、グラウンド整備に係る工事費のほか、管理棟の基本実施設計及び建設工事などに係る経費として1億4,900万円を計上いたしております。 次に、災害復旧費については、1億6,526万7,000円を計上いたしました。前年度と比較して69.5%の大幅減となっております。これは、一昨年の大雨災害による災害復旧事業費の一部が過年災害として平成22年度予算に計上されていたことによるものでございます。 348ページの公債費については、70億3,063万6,000円を計上いたしました。前年度と比較して3.6%増となっております。 諸支出金については、周南市土地開発公社が保有している公共用地への無利子貸付金として3億9,200万円を計上いたしております。 予備費につきましては、前年同額の1億円を計上いたしております。 以上で、議案第24号、平成23年度
周南市一般会計予算の説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 提案説明の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。次の会議は16時から再開いたします。 午後 3時42分休憩 ────────────────────────────── 午後 4時00分再開
○議長(福田文治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) ここでお諮りいたします。本日の会議時間は、議事の都合により、この際あらかじめ延長したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 御異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は延長することに決定いたしました。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 提案説明を続行いたします。 〔健康福祉部長、上田秀利君登壇〕
◎健康福祉部長(上田秀利君) 議案第25号、平成23年度
周南市国民健康保険特別会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 まず、周南市の平成23年度の一般被保険者と退職被保険者を合わせた被保険者数と世帯数の4月1日現在の見込みでございますが、後期高齢者医療制度への異動が大きく、被保険者数は前年度と比較して462人減の3万9,166人、世帯数では前年度より163世帯減の2万4,055世帯としております。 それでは、特別会計予算書の1ページをお願いいたします。第1条で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ165億3,369万8,000円と定めるものでございます。前年度と比較して8億3,696万2,000円の増額となっております。その主な要因は、医療費の大幅な伸びによる保険給付費と後期高齢者支援金の増額によるものでございます。 第2条では、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合の定めをするものでございます。 それでは、歳出予算の主なものから御説明いたします。 18ページをお願いいたします。まず、総務費でございます。総務費は、職員29名分の人件費や嘱託職員の報酬など、国保険業務に係る事務経費等で2億7,928万8,000円を計上しております。 20ページをお願いいたします。下の段、保険給付費でございます。保険給付費は115億2,900万円を計上しております。被保険者数の高齢化等により医療費の伸びが大きく見込まれることから、療養諸費は前年度比6.2%増の103億736万円、次のページの高額療養費は6.3%増の11億3,503万円を計上しております。 24ページをお願いいたします。出産育児諸費でございます。出産育児一時金は、産科医療補償制度と合わせると1件当たり42万円で、175件分を見込み、7,350万円を計上しております。葬祭諸費は、1件当たり5万円の葬祭費を260件見込み、1,300万円を計上しております。 次に、後期高齢者支援金等でございます。後期高齢者医療制度の給付に要する費用の約4割を国保や被用者保険が加入者数に応じて負担するもので、16億9,342万6,000円を計上しております。 前期高齢者納付金等は、前期高齢者医療費に係る各保険者間の財政調整として492万6,000円を計上しております。 26ページをお願いいたします。老人保健拠出金でございます。平成20年度に老人保健制度は廃止となりましたが、事務費と過年度遡及分給付費225万6,000円を計上しております。 介護納付金は、40歳から64歳までの国保加入2号被保険者の介護保険料を、社会保険診療報酬支払基金に支払うもので7億829万4,000円を計上しております。 共同事業拠出金は、高額な医療費の発生による国保財政に及ぼす影響を緩和するためのもので20億2,027万2,000円を計上しております。高額医療費共同事業拠出金は、1件80万円を超えた額を、また、保険財政共同安定化事業拠出金は、1件30万円を超えた額を対象として、国保連合会より示された拠出額を負担するものでございます。 28ページをお願いいたします。保健事業費は2億4,042万1,000円を計上しております。内訳は、特定健康診査等事務費6,995万1,000円、はり・きゅう等施術費負担金や人間ドック施設利用負担金の保健助成費1億6,228万4,000円でございます。 30ページをお願いいたします。諸支出金は、保険料の還付金など581万4,000円を計上しております。 32ページをお願いいたします。予備費は5,000万円としております。 次に、歳入予算の主なものについて御説明申し上げます。 8ページをお願いいたします。最初に、国民健康保険料でございます。平成23年度の保険料率は据え置いておりまして、被保険者数及び被保険者の所得の減少から、国民健康保険料は、対前年度比3.9%減の39億3,598万3,000円を見込んでおります。一般被保険者国民健康保険料は、現年度分の収納率を92.0%と見込み35億2,198万3,000円、退職被保険者国民健康保険料は、現年度分の収納率を98.0%と見込み、4億1,400万円を計上しております。 10ページをお願いいたします。中ほどの国庫支出金でございます。国庫負担金は、一般被保険者分の医療給付等の支出額に対し、国が定率で負担する療養給付費等負担金と、高額医療費共同事業及び特定健康診査等に係る国の負担金で31億3,111万8,000円を計上しております。国庫補助金は、財政調整交付金と出産育児一時金補助金の合計で7億6,661万5,000円を計上しております。 12ページをお願いいたします。療養給付費等交付金でございます。これは、退職被保険者に係る医療費等の支出額から、保険料収入額等を控除した額が、社会保険診療報酬支払基金から交付されるもので、9億3,283万6,000円を計上しております。 次に、前期高齢者交付金は、前期高齢者に係る医療費の財源調整のため、他の保険者からの拠出金が社会保険診療報酬支払基金を通じて交付されるもので39億5,620万円を計上しております。 次に、県支出金でございます。高額医療費共同事業及び特定健康診査等の県負担金と財政調整交付金の県補助金の合計で6億1,546万6,000円を計上しております。 共同事業交付金は、高額医療費共同事業交付金と保険財政共同安定化事業交付金の合計で19億5,008万4,000円を計上しております。 14ページをお願いいたします。繰入金でございます。保険基盤安定繰入金、職員給与費等繰入金などの一般会計繰入金と基金繰入金の合計で12億1,753万9,000円を計上しております。 諸収入は、延滞金や第三者納付金、雑入などで2,247万9,000円を計上しております。 以上が、歳入予算でございます。 なお、本予算案につきましては、去る2月17日に開催されました周南市国民健康保険運営協議会におきまして、平成23年第2回周南市議会定例会議への提案を了承するとの答申をいただいておりますことを御報告申し上げます。 以上で、議案第25号につきまして、説明を終わります。 続きまして、議案第26号、平成23年度
周南市国民健康保険鹿野診療所特別会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 予算書の41ページをお願いいたします。第1条で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億2,293万6,000円と定めるものでございます。前年度と比較して739万5,000円の減額となっておりますが、これは、患者数の減少に伴う診療収入及び医薬材料費等の減額によるものでございます。 次に、第2条、地方債でございます。44ページをお願いいたします。第2表、地方債に示しておりますとおり、過疎地域自立促進特別事業として、起債の限度額を500万円と定めております。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおり定めるものでございます。 それでは、歳出予算から主なものについて御説明を申し上げます。 52ページをお願いいたします。まず、総務費でございます。医師を初めとする診療所のスタッフの人件費及び管理事務費として、一般管理費6,350万5,000円を計上しております。前年度と比較して463万7,000円の減額となっておりますが、これは事務職員1名の減員が主な理由でございます。 54ページをお願いいたします。医業費でございます。医業費は、医療用機械器具費と医薬品衛生材料費及び検査解析費の合計で5,191万円を計上しております。前年度と比較して470万7,000円の減額となっておりますが、これは患者数の減少に伴う医薬品衛生材料費の減額が主な理由でございます。 公債費でございます。医療用機械器具等整備事業やコアプラザかの整備事業等に係る償還金及び利子で645万3,000円を計上しております。 次に、歳入予算の主なものについて、御説明申し上げます。 48ページをお願いいたします。診療収入は9,127万4,000円を計上しております。患者数の減少により、前年度と比較して937万9,000円の減額となっております。 次に、繰入金でございます。一般会計繰入金を2,565万1,000円計上しております。 50ページをお願いいたします。市債でございます。これは、過疎地域自立促進特別措置法の6年間の延長に伴い、過疎地域自立促進のための特別措置の拡充が行われたことにより、地域医療体制を整備し、安心して暮らすことのできる環境づくりを推進するための経費に充当できることから、新たに500万円を計上するものでございます。 以上で、議案第26号について説明を終わります。 続きまして、議案第27号、平成23年度
周南市後期高齢者医療特別会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 予算書の67ページをお願いいたします。第1条で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億9,457万6,000円と定めるものでございます。 それでは、歳出予算の主なものについて、御説明いたします。 78ページをお願いいたします。まず、総務費でございます。一般管理費の6,799万3,000円は、職員7名分の職員給与費等と一般事務費でございます。徴収費は、保険料の徴収に要する徴収事務費として830万2,000円を計上しております。 次に、後期高齢者医療広域連合納付金でございます。80ページをお願いいたします。後期高齢者医療広域連合納付金として17億1,200万2,000円を計上しております。内訳は、広域連合の共通経費に係る事務費等負担金4,380万4,000円、保険料の軽減分に対する保険基盤安定負担金3億3,131万4,000円、後期高齢者医療保険料13億3,688万2,000円でございます。 諸支出金の償還金及び還付加算金でございます。保険料還付金等627万9,000円を計上しております。 次に、歳入予算の主なものについて、御説明いたします。 74ページをお願いいたします。まず、後期高齢者医療保険料でございます。特別徴収保険料9億2,276万9,000円と、普通徴収保険料4億1,385万3,000円の合計13億3,662万2,000円を計上しております。 使用料及び手数料は、督促手数料60万円を計上しております。 また、繰入金は、一般会計繰入金として、事務費繰入金9,645万6,000円と、保険基盤安定繰入金3億3,131万4,000円の合計4億2,777万円を計上しております。 諸収入でございます。諸収入の主なものは、保険料還付金等の625万2,000円と、次のページの広域連合派遣職員給与費等負担金等の雑入2,303万5,000円でございます。 以上で、議案第25号から議案第27号までの説明を終わります。よろしく御審議、御決定賜りますようお願い申し上げます。 〔福祉事務所長、豊岡正行君登壇〕
◎福祉事務所長(豊岡正行君) 続きまして、議案第28号、平成23年度
周南市介護保険特別会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 特別会計予算書の89ページをお願いいたします。第1条、歳入歳出予算につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ95億3,592万2,000円と定めるものでございます。前年度と比較して8,720万9,000円の増、率にして0.9%の増となっております。 第2条、歳出予算の流用につきましては、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めるものでございます。 それでは、主なものについて、歳出から御説明いたします。 102ページをお願いいたします。総務費については1億9,075万4,000円を見込んでおります。これは、職員人件費、介護保険料の賦課徴収に関する事務経費、介護認定審査会の運営及び認定調査に係る経費等でございます。 104ページをお願いいたします。中段の保険給付費については91億円で、前年度と比較して7,115万3,000円、0.8%の増を見込んでおります。保険給付費のうち、1の介護サービス等諸費については、要介護1から要介護5と認定された方の給付費として80億1,200万5,000円を見込んでおります。 106ページをお願いいたします。下段の2の介護予防サービス等諸費については、要支援1、または要支援2と認定された方の給付費として、4億9,463万9,000円を見込んでおります。これら保険給付費につきましては、いずれも被保険者数の推移、介護認定の状況や給付実績等を勘案して見込んでおります。 112ページをお願いいたします。基金積立金については、基金の運用利子を積み立てるものとして26万円を見込んでおります。 地域支援事業費については2億4,064万1,000円を見込んでおります。地域支援事業費のうち、1の介護予防事業費については4,582万9,000円で、特定高齢者把握事業などの介護予防事業の運営経費を見込んでおります。 114ページをお願いいたします。2の包括的支援事業、任意事業費については1億9,481万2,000円で、地域包括支援センターの委託経費や成年後見制度利用支援事業等の経費などを見込んでおります。 以上が、歳出の主なものでございます。 続きまして、歳入について、御説明いたします。 前に戻っていただきまして、96ページをお願いいたします。介護保険料については16億2,245万7,000円で、65歳以上の第1号被保険者の方にお願いするものでございますが、被保険者数の増加により、前年度と比較して3,938万2,000円、2.5%の増を見込んでおります。 国庫支出金については22億454万6,000円とし、下段の支払基金交付金については27億4,375万円とし、98ページ上段の県支出金については13億9,870万3,000円を見込んでおります。 これら歳入については、歳出で申し上げました、保険給付費及び地域支援事業費に対して、ルール分によりそれぞれ見込んでおります。 中段の繰入金のうち1の一般会計繰入金については、歳出の介護給付費及び地域支援事業費に対する市の負担割合に基づきます繰入金並びに職員給与費等の事務費に対する繰入金として13億7,320万7,000円を見込んでおります。2の基金繰入金については1億8,982万4,000円を見込んでおります。このうち1の介護給付費準備基金繰入金については1億6,603万9,000円で、これは、第4期介護保険計画に基づき介護保険料を軽減するために繰り入れるものでございます。 100ページをお願いいたします。2の介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金については、平成21年度の介護従事者の処遇改善を目的とした介護報酬の改定に伴う介護保険料の上昇を抑制するために繰り入れるもので2,378万5,000円を見込んでおります。 以上で、議案第28号について、説明を終わります。よろしく御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げます。 〔市民生活部長、中村研二君登壇〕
◎市民生活部長(中村研二君) 議案第29号、平成23年度
周南市交通災害共済事業特別会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 129ページをお願いいたします。第1条で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億186万3,000円と定めるものでございます。 それでは、事項別明細書により、138ページ、139ページの歳出から御説明をいたします。交通災害共済事業費といたしまして3,346万5,000円を計上しております。その内訳は、共済見舞金が3,000万円、そのほか、事務賃金や自治会への報償金、印刷製本費等、加入手続に伴う事務費が346万5,000円でございます。また、予備費といたしまして6,839万8,000円を計上しております。 前に戻っていただきまして、136ページ、137ページの歳入でございます。共済会費収入といたしまして2,125万7,000円を見込んでおります。また、繰越金は8,059万6,000円を計上しております。 以上で、議案第29号の説明を終わります。よろしく御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げます。 〔環境下水道部長、住田英昭君登壇〕
◎環境下水道部長(住田英昭君) 議案第30号、平成23年度
周南市簡易水道事業特別会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 熊毛地区及び鹿野地区の簡易水道施設は、それぞれの地区の飲料水等の供給を担っており、平成21年度末の給水人口及び平成21年度年間総配水量は、熊毛地区が9,298人で97万8,907立方メートル、鹿野地区が3,318人で52万2,206立方メートルとなっております。本年度も、安心安全な水を供給するため、施設の適切な維持管理に取り組んでまいりたいと考えております。 それでは、お手元の予算書の141ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算でございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億4,592万8,000円と定めるものでございます。前年度と比較いたしますと3億3,317万6,000円、率にして106.5%と大幅な増となっております。 第2条の地方債でございますが、144ページの第2表、地方債をごらんいただきたいと存じます。簡易水道整備事業の起債の限度額、方法、利率、償還の方法について定めるものでございます。 それでは、歳入歳出事項別明細書によりまして、主なものについて、歳出から御説明を申し上げます。 152ページ、153ページをお願いいたします。総務管理費でございますが、職員5人分の職員給与費や使用料の算定や徴収に係る一般事務経費として4,349万2,000円を計上いたしております。次に、施設管理費でございますが、熊毛地区及び鹿野地区の簡易水道施設の管理に要する経費として9,206万円を計上いたしております。 154ページ、155ページをお願いいたします。施設整備費の4億5,199万2,000円でございますが、老朽化した配水管改良工事委託料として、熊毛地区において7,183万円を、鹿野地区において3,046万7,000円をそれぞれ計上いたしております。また、本年度から熊毛地区の簡易水道を統合し、水道事業として整備することから、配水管新設工事委託料として3億4,969万5,000円を計上いたしております。 次に、公債費でございますが、地方債償還金の元金として2,815万5,000円を、利子として1,941万8,000円を計上いたしております。 続きまして、歳入予算につきまして、主なものを御説明いたします。 前に戻っていただき、148ページ、149ページをお願いいたします。使用料でございますが、簡易水道使用料の現年度分として1億2,743万8,000円を、滞納繰越分として164万9,000円を計上いたしております。 次に、国庫補助金でございますが、施設整備費に計上いたしております配水管改良工事及び配水管新設工事に対する国の補助金として1億706万3,000円を計上いたしております。 次に、一般会計繰入金でございますが、繰出基準に基づく繰入金として2,416万5,000円を計上いたしております。 150ページ、151ページをお願いいたします。次に、諸収入でございますが、下水道使用料徴収事務につきましては、平成22年度まで下水道事業及び農業集落排水事業の特別会計繰入金として計上いたしておりましたが、これらの特別会計が、平成23年度から地方公営企業法を適用した公営企業会計予算として、上下水道局において執行されますことから、平成23年度からは、受託事業収入として受けることとし1,041万5,000円を計上いたしております。 次に、簡易水道事業債でございますが、熊毛地区及び鹿野地区の配水管改良工事並びに熊毛地区の配水管新設工事に対する市債として3億4,010万円を計上いたしております。 以上で、議案第30号の説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔産業観光部長、原田英夫君登壇〕
◎産業観光部長(原田英夫君) 議案第31号、平成23年度
周南市地方卸売市場事業特別会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 163ページをお願いいたします。この会計では、青果と花卉を取り扱う地方卸売市場及び水産物市場の維持管理を行っており、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億2,913万5,000円とするものであります。 その内容は、167ページから177ページの事項別明細書のとおり、歳入でのそれぞれの市場の卸売業者使用料、施設使用料、県補助金、一般会計繰入金及び電気、ガス、水道等の利用者負担金を財源として、歳出における卸売市場費で、それぞれの市場を管理するための職員給与費、事務費、施設維持管理費、水産物市場の魚食普及推進費、さかなまつり開催事業費、新水産物市場計画策定事業費、緊急雇用創出事業特例交付金事業並びに公債費での地方債償還元金及び利子、さらに予備費を計上しているものであります。 なお、青果卸売業者の使用料でございますが、経営再生を支援することとして、平成20年8月から2年8カ月の間減額を行ってまいりました。状況は上向いているものの、結果が十分ではございませんので、23年度につきましても引き続き減額することといたしております。 以上で、議案第31号の説明を終わります。よろしく御審議、御決定をいただきますようお願い申し上げます。 次に、議案第32号、平成23年度
周南市国民宿舎特別会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 187ページをお願いいたします。この会計では、国民宿舎湯野荘の管理及び運営を行っており、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億863万9,000円とするものであります。 その内容は、191ページから197ページの事項別明細書のとおりで、歳入での国民宿舎使用料、一般会計繰入金、市預金利子及び売店収入等を財源として、歳出における国民宿舎費で、管理費として施設修繕料等、運営費として指定管理料並びに公債費で地方債償還利子、さらに予備費を計上しているものであります。なお、国民宿舎使用料につきましては、今までの実績を参考に、宿泊で5,391人、休憩で4,838人、入浴で7万8,568人のそれぞれの利用者を見込んで計上いたしております。 以上で、議案第32号の説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔市民生活部長、中村研二君登壇〕
◎市民生活部長(中村研二君) 議案第33号、平成23年度
周南市駐車場事業特別会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 201ページをお願いいたします。予算の総額を3,442万7,000円と定めるものでございます。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明をいたします。210ページ、211ページをお願いいたします。駐車場事業費として2,188万8,000円を計上いたしております。まず、徳山駅前駐車場、代々木公園地下駐車場及び熊毛インター前駐車場の路外駐車場管理費2,071万7,000円でございますが、その主なものは、光熱水費が625万7,000円、共通駐車サービス券、手数料等で222万円、電気設備の改修工事903万円などでございます。路外駐車場省エネルギー化事業費の114万6,000円は、ESCO事業に係る省エネルギーサービスの委託料でございます。また、公債費は、地方債償還元金の1,017万1,000円と、利子108万8,000円を計上しております。 前に戻っていただきまして、208ページ、209ページの歳入でございます。基金繰入金として903万円、指定管理者納付金として2,300万円、徳山駅前ロータリー噴水・花時計管理負担金として230万5,000円を計上いたしております。 以上で、議案第33号の説明を終わります。よろしく御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げます。 〔都市建設部長、吉木洋二君登壇〕
◎都市建設部長(吉木洋二君) 議案第第34号、平成23年度周南市徳山第6
号埋立地清算事業特別会計予算について、御説明を申し上げます。 215ページをお願いいたします。歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,743万9,000円とするものでございます。 歳出から御説明申し上げます。224ページ、225ページをお願いいたします。埋立地清算事業費として6,743万9,000円を計上しておりまして、全額、周南市都市開発事業団への負担金でございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。222ページ、223ページをお願いいたします。全額一般会計からの繰入金でございまして6,743万9,000円でございます。 以上で、議案第第34号の御説明を終わります。よろしく御審議、御決定賜りますようお願いいたします。 〔水道局副局長、渡辺 隆君登壇〕
◎水道局副局長(渡辺隆君) それでは、議案第35号、平成23年度
周南市水道事業会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 平成23年度周南市公営企業会計予算書の1番目、平成23年度
周南市水道事業会計予算書の1ページをごらんください。第1条は、総則でございまして、第2条の業務の予定量から御説明申し上げます。まず、水道事業でございますが、給水戸数を5万8,697戸、年間総給水量を1,652万9,000立方メートル、1日平均給水量を4万5,161立方メートルと見込み、主要な建設改良事業として、浄水設備改良事業に1億6,415万2,000円、送配水設備改良事業に7億5,269万1,000円、工水共同施設負担金事業に6,081万5,000円を予定いたしております。 次に、簡易水道事業でございます。給水戸数を2,027戸、年間総給水量を50万2,900立方メートル、1日平均給水量を1,374立方メートルと見込み、主要な建設改良事業として、浄水設備改良事業に670万円、送配水設備改良事業に2,163万9,000円を予定いたしております。 続きまして、第3条、収益的収入及び支出でございます。 まず、収入でございますが、第1款の水道事業収益は32億2,237万3,000円を見込んでおります。内訳は、主として水道料金収入でございます営業収益が30億8,669万1,000円、加入金、他会計補助金等の営業外収益が1億3,501万9,000円、特別利益が66万3,000円でございます。第2款、簡易水道事業収益は1億4,866万8,000円を見込んでおります。内訳は、営業収益が8,210万円、営業外収益が6,656万7,000円、特別利益が1,000円でございます。以上、2事業合わせました収入合計は33億7,104万1,000円でございます。 次に、支出のほうでございますが、第1款の水道事業費用は29億8,135万3,000円を予定いたしております。内訳は、人件費、委託料、減価償却費等の営業費用が25億4,753万9,000円、企業債支払利息等の営業外費用が3億5,827万5,000円、特別損失が2,553万9,000円、予備費が5,000万円でございます。第2款、簡易水道事業費用は2億2,056万6,000円を予定いたしております。内訳は、営業費用が1億8,463万6,000円、営業外費用が3,269万1,000円、特別損失が23万9,000円、予備費が300万円でございます。以上、2事業合わせました支出合計は、32億191万9,000円でございます。 収入合計33億7,104万1,000円から支出合計32億191万9,000円を差し引きいたしました1億6,912万2,000円は、消費税及び地方消費税を含んだ税込みの利益額でございまして、消費税等精算後の純利益は1億2,167万9,000円を見込んでおります。 続きまして、2ページをお願いいたします。第4条、資本的収入及び支出でございます。 第1款、水道事業資本的収入は8億9,351万1,000円を見込んでおります。内訳は、水道管路近代化推進事業費に係る国庫補助金が1,771万7,000円、建設改良事業費の財源であります企業債が7億30万円、水源開発事業費の借入企業債償還元金の一部等を一般会計から繰り入れていただく出資金が1億5,364万7,000円、そのほかに、負担金、固定資産売却代金、受託金でございます。第2款、簡易水道事業資本的収入は2,820万円を見込んでおります。内訳は、企業債が2,800万円、負担金が20万円でございます。以上、2事業合わせました収入合計は9億2,171万1,000円でございます。 次に、支出でございます。第1款、水道事業資本的支出は18億5,267万1,000円を予定いたしております。内訳は、建設改良事業に係る経費といたしまして、建設改良費9億9,525万4,000円、企業債償還金8億2,741万6,000円、そのほかに、補助金返還金、予備費でございます。第2款、簡易水道事業資本的支出は9,424万3,000円を予定いたしております。内訳は、建設改良費2,860万1,000円、企業債償還金6,264万2,000円、そのほかに予備費でございます。以上、2事業合わせました支出合計は19億4,691万4,000円でございます。 4条の本文にお戻りをいただきまして、括弧書きの部分でございます。資本的収入額から資本的支出額を差し引きいたしまして不足する額10億2,520万3,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金及び損益勘定留保資金で補てんするものでございます。収益的収入及び支出及び資本的収入及び支出の詳細につきましては、予算書の4ページから7ページの予算実施計画及び21ページから38ページの予算明細書に記載しておりますので御参照をお願いいたします。 続きまして、第5条、継続費の設定でございます。これは、水道局が管理いたします配水管情報及び各戸給水情報を一元的に管理し、管路の更新、給水管の所有者からの問い合わせ等に迅速に対応できるようにするために、周南市水道事業マッピングシステム構築事業として、年割額を平成23年度4,328万6,000円、平成24年度4,328万7,000円、総額を8,657万3,000円と定めるものでございます。詳細は、予算書13ページの継続費に関する調書を御参照ください。 第6条は企業債でございます。これは、起債の目的、借入限度額等を定めるもので、起債の目的を建設改良事業とし、限度額を7億2,830万円とするものでございます。 続きまして、3ページをお願いいたします。第7条でございます。23年度中における一時借入金の限度額を3億円と定めるものでございます。 次に、第8条は、議会の議決をいただかないと流用することができない経費として、職員給与費を7億1,601万8,000円、交際費を30万円とするものでございます。 次に、第9条でございます。他会計から水道事業会計へ補助を受ける金額として、吉原末武川水源開発事業に係る企業債利息補助として858万1,000円、以下、各項目とその金額を記載しているもので、総額は8,872万8,000円でございます。 最後の第10条は、棚卸資産として会計処理を行うこととされております貯蔵品の購入限度額を4,700万円と定めるもので、水道メーターや水道施設の修繕材料等を購入するための経費でございます。 以上、議案第35号、平成23年度
周南市水道事業会計予算についての説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔環境下水道部長、住田英昭君登壇〕
◎環境下水道部長(住田英昭君) それでは、議案第36号、平成23年度
周南市下水道事業会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 下水道事業につきましては、平成23年4月1日から地方公営企業法を適用し、下水道事業、農業集落排水事業及び漁業集落排水事業の各特別会計を一本化し、公営企業会計予算としてスタートいたします。建設の時代から維持管理の時代を迎え、資産状況、経営状況を明確にするとともに、下水道事業の経営基盤の強化を図ってまいりたいと考えております。 それでは、公営企業会計予算の39ページをお願いいたします。第1条は、総則でございます。 第2条の業務の予定量から御説明いたします。平成23年度の業務の予定量でございますが、水洗化戸数は5万3,909戸、年間総処理水量は2,004万8,410立方メートル、1日平均処理水量は5万4,928立方メートルを予定いたしております。主要な建設改良事業でございますが、公共下水道建設費につきましては、徳山中央浄化センターの再構築事業及び徳山中央浄化センターの再構築事業により機能の一部を徳山東部浄化センターに移すための機械濃縮棟建設、また、江口ポンプ場の改築や徳山駅前の浸水対策としてのバイパス雨水管渠の整備など、下水道整備の建設改良に必要な経費として28億127万3,000円を予定いたしております。特定環境保全下水道建設費につきましては、鹿野地区の金松汚水準幹線、新南陽地区の三作汚水準幹線の整備などの経費として8,670万9,000円を予定いたしております。また、農業集落排水建設費は、須々万市地区浄化センターと須々万中央地区浄化センターの統合に係る設計委託等を実施するもので、4,590万円を予定いたしております。 次に、財政収支について御説明いたします。 第3条でございますが、収益的収入及び支出につきまして、まず、収入から御説明いたします。第1款、下水道事業収益の総額として、43億2,215万8,000円を見込んでおります。その内訳でございますが、営業収益は、主として下水道使用料収入でございます。営業外収益は、他会計負担金、他会計補助金等でございます。そのほか、特別収益を計上いたしております。 次に、支出でございますが、第1款、下水道事業費用の総額として41億5,514万2,000円を見込んでおります。その内訳でございますが、営業費用は、管渠、ポンプ場及び処理場の維持管理費、人件費及び償却資産等でございます。営業外費用は、企業債支払利息等でございます。そのほか、特別損失と予備費を計上いたしております。収入総額の43億2,215万8,000円から支出総額41億5,514万2,000円を差し引いた1億6,701万6,000円は、消費税及び地方消費税を含んだ数値での利益であり、消費税等精算後の純利益は9,502万1,000円を見込んでおります。 次に、第4条、資本的収入及び支出につきまして、まず収入から御説明申し上げます。下水道事業資本的収入の総額として35億923万8,000円を見込んでおります。その内訳でございますが、企業債は、建設改良事業に要する経費の財源とするものでございます。出資金は、建設改良費及び下水道事業等の資本費の一部を一般会計より補てんしていただくものでございます。そのほか、補助金、負担金及び分担金、基金繰入金、その他資本的収入でございます。 次に、支出でございますが、第1款、下水道事業資本的支出の総額として55億4,570万1,000円を見込んでおります。これは、さきの第2条で御説明いたしました主要な建設改良事業に要する経費、企業債償還元金、その他資本的支出及び予備費でございます。 第4条、本文に戻っていただきまして、括弧書きの部分でございます。資本的収入額35億923万8,000円から、資本的支出額55億4,570万1,000円を差し引いて不足する額20億3,646万3,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金、引継金及び当年度利益剰余金処分額をもって補てんするものでございます。なお、資本的収入及び支出の詳細につきましては、予算書41ページから44ページまでの予算実施計画及び57ページから68ページまでの予算明細書に記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。 次に、第4条の2、特例的収入及び支出でございますが、下水道事業に係る公営企業会計は、平成23年度が初年でありますことから、地方公営企業法の規定により、平成23年3月31日をもって、平成22年度の下水道事業等の特別会計の決算を行い、その時点での未収金及び未払金につきまして、平成23年度の債権及び債務として整理するものでございます。 40ページをお願いいたします。第5条、債務負担行為でございます。まず、徳山東部浄化センター機械濃縮棟建設工事委託料につきましては、徳山中央浄化センターの機能の一部を徳山東部浄化センターに移すもので、期間を平成23年度から24年度まで、限度額を4億4,000万円と定めるものでございます。また、江口ポンプ場改築工事につきましては、施設の老朽化に伴い沈殿池やポンプ設備等の更新を行うもので、期間を平成23年度から平成24年度まで、限度額を5億9,300万円と定めるものでございます。次に、周南市水洗便所等改造資金融資あっせん制度による金融機関に対して行う損失補償(平成23年度)及び周南市水洗便所等改造資金融資あっせん制度による利子補給(平成23年度)につきましては、金融機関に対して行う損失補償と、借り受け人に対する利子補給について債務負担行為を設定するもので、それぞれの期間と限度額を定めるものでございます。 次に、第6条、企業債でございますが、下水道事業の起債の限度額、方法、利率、償還の方法などを定めるもので、平成23年度におきましては、借入限度額を16億7,800万円と定めるものでございます。 次に、第7条、一時借入金でございますが、平成23年度期中における一時借入金の限度額を30億円と定めるものでございます。 次に、第8条、予定支出の各項の金額を流用することができる場合として、営業費用から営業外費用及び特別損失への流用を定めるものでございます。 次に、第9条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費を定めるものでございます。 次に、第10条、他会計からの補助金でございますが、一般会計から下水道事業会計に補助を受ける金額を1億3,368万9,000円とするものでございます。 最後に、第11条、利益剰余金の処分でございますが、当年度の利益剰余金の予定処分を定めるもので、利益剰余金の9,502万1,000円を減債積立金に積み立てるものでございます。 以上で、議案第36号の説明を終わります。よろしく御審議、御決定をいただきますようお願い申し上げます。 〔健康福祉部長、上田秀利君登壇〕
◎健康福祉部長(上田秀利君) 議案第37号、平成23年度
周南市病院事業会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 病院事業会計は、周南市立新南陽市民病院の経営に係る事業会計でございます。新南陽市民病院は、周南西部地域の中核病院として、市民に奉仕する医療という基本理念のもとで、市民の皆様に医療サービスを提供しているところでございます。 病院経営を取り巻く環境は、平成22年度に診療報酬が10年ぶりに引き上げられることになりましたが、0.19%であり、また、医師や看護師不足など、依然として厳しい状況が続いております。このような状況の中で、医療を通じて、住民の健康と福祉の増進を図るという自治体病院としての責務を果たしていくためには、良質な医療の継続的な提供と、そのための経営の安定化が何よりも重要と考えております。このため、平成20年度に策定いたしました周南市立新南陽市民病院改革プランに沿って、指定管理者として病院を運営しております財団法人周南市医療公社と一体となって経営の改善を図るとともに、安心安全な医療の提供に努め、市民病院としての責務を果たしてまいりたいと考えております。 それでは、平成23年度周南市公営企業会計予算書の69ページをお願いいたします。第2条の業務予定量でございますが、病床数150床に対し、1日平均患者数は、入院で130人、外来で350人を見込み、年間患者数を、入院で4万7,580人、外来で8万5,400人としております。次に、主要な建設改良事業でございますが、病院建設改良事業費として、6,253万2,000円を計上しております。 第3条、収益的収入及び支出の予定額でございます。収入では、第1款、病院事業収益として30億207万1,000円を計上しております。内訳は、入院及び外来の診療収入、室料差額、人間ドックや健診収入及び救急医療に対する一般会計負担金などの医業収益28億3,487万3,000円、企業債利息や高度医療等に対する一般会計負担金などの医業外収益1億6,719万8,000円でございます。支出では、第1款、病院事業費用として30億207万1,000円を計上しております。内訳は、職員の人件費や事務費、市民病院の指定管理料などの、医業費用28億9,798万8,000円、企業債の支払利息などの医業外費用1億308万2,000円、特別損失1,000円、予備費100万円でございます。 次に、第4条、資本的収入及び支出について、御説明を申し上げます。収入は、資本的収入として2億5,946万1,000円を計上しております。これは、企業債5,900万円と、企業債の償還に係る一般会計負担金2億46万1,000円でございます。支出は、資本的支出として3億9,278万3,000円を計上しております。これは、建設改良費6,253万2,000円と、企業債償還金3億3,025万1,000円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する1億3,332万2,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補てんするものでございます。 第3条及び第4条の詳細につきましては、71ページ、72ページに病院事業会計予算実施計画、81ページから83ページに予算明細書を掲載しておりますので、ごらんいただきたいと存じます。 次に、70ページをお願いいたします。第5条の企業債でございますが、起債の限度額を資産購入費で5,900万円と定めております。 第6条には、一時借入金の限度額を1億円と定めております。 また、第7条には、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費2,835万9,000円を計上しております。 第8条には、一般会計から補助を受ける金額を、収益的収入2億1,440万4,000円、資本的収入2億46万1,000円としております。これにより、第3条の収益的支出と第4条の資本的支出の支出合計額は、前年度比1.2%減の33億9,485万4,000円になります。 なお、資金計画、給与費明細書、債務負担行為に関する調書、予定損益計算書、予定貸借対照表につきましては、73ページ以降に掲載しているとおりでございます。 続きまして、議案第38号、平成23年度
周南市介護老人保健施設事業会計予算について、提案の御説明を申し上げます。 介護老人保健施設事業につきましては、平成16年度に介護老人保健施設ゆめ風車を開設し、指定管理者として、財団法人周南市医療公社に管理運営を委託しているところでございます。老健施設ゆめ風車では、介護保険事業サービスが安定的に提供できるよう、経営の健全化に努めるとともに、明るく家庭的な雰囲気の中で、在宅復帰を目指した取り組みを進めているところでございます。 それでは、予算書の84ページをお願いいたします。第2条の業務予定量でございますが、入所者の定員は60床で、通所リハビリテーションは40人としております。利用者予定数は、1日平均利用者数を入所で56人、通所で31人を見込み、年間でそれぞれ2万496人と7,564人としております。 次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございます。収入では、第1款、介護老人保健施設事業収益として、3億3,268万9,000円を計上しております。内訳は、入所・通所の施設療養費収益、室料や食材料費、文書料等の事業収益3億2,203万円、企業債の利息に対する一般会計負担金などの事業外収益1,065万9,000円でございます。支出では、第1款、介護老人保健施設事業費用として3億3,268万9,000円を計上しております。内訳は、職員の人件費、事務費、財団法人周南市医療公社に対する指定管理料などの事業費用3億1,030万1,000円、企業債の支払利息などの事業外費用2,188万8,000円、予備費50万円でございます。 次に、第4条、資本的収入及び支出について御説明申し上げます。収入は、第1款、資本的収入として3,367万7,000円を計上しております。主なものは企業債の償還に係る一般会計負担金でございます。支出は、第1款、資本的支出として5,579万9,000円を計上しております。これは、建設改良費94万5,000円、企業債償還金5,482万9,000円、基金に積み立てる投資として2万5,000円を計上しております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する2,212万2,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補てんするものでございます。 第3条及び第4条の詳細につきましては、介護老人保健施設事業会計予算実施計画を86ページ、87ページに、予算明細書を96ページ、97ページに掲載しておりますので、ごらんいただきたいと存じます。 次に、85ページをお願いいたします。第5条の一時借入金でございますが、借入限度額を2億円と定めております。 第6条には、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費633万5,000円を定めております。 また、第7条に、一般会計からの補助を受ける金額を、収益的収入1,057万9,000円、資本的収入3,365万2,000円としております。これにより、第3条の収益的収支と第4条の資本的収支の支出合計は、前年度比0.6%減の3億8,848万8,000円になります。 なお、資金計画、給与費明細書、債務負担行為に関する調書、予定損益計算書、予定貸借対照表につきましては、88ページ以降に掲載しているとおりでございます。 以上で、議案第37号及び議案第38号につきまして説明を終わります。よろしく御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げます。 〔競艇事業部長、山本貴隆君登壇〕
◎競艇事業部長(山本貴隆君) 議案第39号、平成23年度
周南市徳山モーターボート競走事業会計予算について御説明申し上げます。 予算書の98ページをお願いします。第1条は、総則でございます。 第2条は、業務の予定量を記載しております。平成23年度の業務予定量といたしましては、レースの開催日数を162日としております。そのうち12日はGⅠ及びGⅡレースで、7月28日からGⅠ徳山クラウン争奪戦開設58周年記念競走と、翌年3月24日からGⅡモーターボート大賞を開催することにしております。開催日1日当たりでは、舟券発売金額を1億2,074万9,000円、返還金額を464万4,000円、一般席有料入場人員を1,684人と見込んでおります。また、主要な建設改良事業では、ボートの上げおろしをする昇降装置の改修工事に2,660万円を計上しております。 次に、第3条では、収益的収入及び支出の予定額を定めており、収入では、事業収益を213億6,274万6,000円、支出では、事業費用を212億8,315万3,000円としております。 99ページをお願いいたします。第4条では、資本的収入及び支出の予定額を定めており、資本的収入はゼロで、資本的支出を1億6,812万4,000円としております。この資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億6,812万4,000円は、当年度消費税資本的収支調整額177万4,000円及び過年度損益勘定留保資金1億6,635万円で補てんするものでございます。 101ページをお願いいたします。第3条に係る収益的収入及び支出の予定額ですが、収入では、営業収益として213億4,823万4,000円を計上しております。その内訳は、開催レースにおける舟券収益を195億6,128万円、他場で開催されるレースの販売での受託収益を16億7,248万5,000円、その他の営業収益として、入場料収益、端数収益、返還金や払戻金の時効収益などで1億1,446万9,000円としております。営業収益についての取り組みといたしましては、平成22年度に全国GⅠである競艇名人戦を開催いたしましたことから、平成23年度につきましては前年度と比較して売上的に減少することとなりますが、これを補てんする売上げ向上策として、名人戦にかわるGⅡモーターボート大賞を開催するとともに、本年2月から開催時間を約1時間30分早めるモーニングレースを、平成23年度におきましても一般競走で実施してまいります。このモーニングレースは、他場で実施していない時間帯に開催することにより、電話投票での売り上げの拡大を図るものでございます。営業外収益といたしまして、預金利息や施設の貸付料などで1,451万1,000円を計上し、特別利益といたしまして、過年度損益修正益として1,000円を計上いたしております。 支出では、営業費用として212億5,699万5,000円を計上しており、その内訳といたしましては、開催レースでの払戻金を含む経費として、実施費が本場・呉・オラレの合計で197億8,383万3,000円、受託事業における経費として場間場外発売
受託業務費が同じく本場・呉・オラレの合計で7億4,699万7,000円、その他人件費などの総掛費を呉との合計で5億1,832万5,000円、減価償却費及び資産減耗費の合計で2億784万円としております。また、営業外費用として支払利息で615万7,000円、過年度損益修正損として特別損失を1,000円、また、予備費として2,000万円を予定しております。 102ページをお願いいたします。第4条に係る資本的収入及び支出の予定額ですが、収入はゼロ、支出では資本的支出として1億6,812万4,000円を計上しており、その内訳は、建設改良費として競技棟ボート昇降装置改修工事の工事請負費や、営業設備としての器具備品の購入費として3,727万6,000円、また、企業債償還金として西スタンド建設の償還金など1億3,084万8,000円を計上しております。 なお、これら収益的収入及び支出並びに資本的収入及び支出の明細につきましては、112ページからの予算明細書に記載しておりますので、御参照いただきたいと思います。 前に戻っていただきまして、99ページをお願いします。第5条では、債務負担行為をすることができる事項として、毎年4月に購入いたします競走用モーターの購入費につきまして、期間を平成24年度までとし、限度額を4,200万円と定めております。 第6条では、一時借入金の限度額を10億円と定めております。 第7条では、予定支出の項の間の流用ができるものを営業費用、営業外費用、特別損失として定めております。 第8条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費2億6,808万5,000円及び交際費2万円を定めております。 以上が予算の内容でございます。なお、予算に関する説明書といたしまして、103ページに資金計画、104ページから107ページに給与費明細書、108ページに債務負担行為に関する調書を掲載しております。 109ページをお願いします。平成22年4月1日から平成23年3月31日までの予定損益計算書を掲載しております。本年度の収益見込みといたしましては、経常利益といたしまして2,073万1,000円を見込んでおりますが、土地売却などに伴う特別損失や前年度の繰越欠損金を加えますと、平成22年度の未処理欠損金は9,702万円と見込んでおります。 110ページをお願いします。平成23年3月31日現在での予定貸借対照表を掲載しております。平成23年3月31日現在での資産等の状況は、資産の部で固定資産が土地、建物を主なものとし、74億3,732万8,000円、流動資産が現金預金及び未収金で17億2,147万1,000円で、資産の合計は91億5,879万9,000円と予定しております。負債の部は、固定負債が企業債の4億8,803万5,000円、流動負債が未払金や預かり金の6億1,236万5,000円で、負債合計は11億40万円、資本の部は、資本金が自己資本金及び企業債の借入資本金で、資本金合計は81億1,442万4,000円、剰余金は資本剰余金が4,099万5,000円、利益剰余金が9,702万円の欠損金で、剰余金合計は5,602万5,000円のマイナスとなっており、負債資本合計は、資産と同額の91億5,879万9,000円と予定しております。 111ページをお願いします。平成23年度中の減価償却費や営業損益を加味した、平成24年3月31日時点の予定貸借対照表を掲載しております。6、剰余金の利益剰余金に示しておりますように、平成23年度末におきましては、未処理欠損金を処理し、わずかではありますが利益剰余金を計上できる見込みと考えております。 以上で、議案第39号、平成23年度
周南市徳山モーターボート競走事業会計予算についての説明を終わります。よろしく御審議、御決定をいただきますようお願い申し上げます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 提案説明の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。次の会議は17時30分から再開いたします。 午後 5時18分休憩 ────────────────────────────── 午後 5時30分再開
○議長(福田文治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 提案説明を続行いたします。 〔環境下水道部長、住田英昭君登壇〕
◎環境下水道部長(住田英昭君) それでは、議案第40号、周南市空き缶等のポイ捨て禁止条例の一部を改正する条例制定について、提案の御説明を申し上げます。 本市におきましては、従来から、環境美化の促進を目的とした周南市空き缶等のポイ捨て禁止条例に基づき、空き缶などのポイ捨て、犬の飼い主のマナーや、ふん害防止につきまして、市民の皆様の御理解、御協力いただき、こうした迷惑行為の廃止に向けて、市広報への掲載や看板の設置など、啓発活動を中心に取り組んできたところでございます。しかしながら、現状では、空き缶やたばこの吸いがらなどのごみのポイ捨て、飼い犬を初めとする動物のふんの放置、野良犬や野良猫などへの無責任なえさやりが見受けられ、市民の皆様が不快な思いをされたり、日々ボランティア清掃に努めておられる方々が大変御苦労されるなど、目に見える効果が得られていないのが実情でございます。 こうしたことから、このたび周南市空き缶等のポイ捨て禁止条例の一部を改正し、市民の皆様に現状を改めて確認していただき、空き缶などのポイ捨てを初めとした迷惑行為を防止するために、さらに実効性のある条例とし、迷惑行為のない良好な生活環境を目指して、市民の皆様とともに推進してまいりたいと考えております。 それでは、4ページの新旧対照表の改正後の欄により、主な改正につきまして、御説明をさせていただきます。 まず、条例名でございますが、現行の条例名に「その他の迷惑行為」を加え、「周南市空き缶等のポイ捨てその他の迷惑行為禁止条例」とするものでございます。 次に、第2条の定義でございますが、従来からの用語の定義に加えまして、「動物」、「喫煙等」、「路上喫煙」、「落書き」及び「迷惑行為」を新たに追加したものでございます。 次に、第7条でございますが、見出しを改正するとともに、同条第1項におきまして、これまで、ふん害の対象としていた「飼い犬」を第2条の定義に追加したとおり、「犬、猫その他の一般に人が飼育可能な動物」に拡大し、また、第7条に第2項として、所有者が管理しない動物へのえさやりを禁止する規定を追加しております。 次に、第9条及び第10条として、路上喫煙に関する規定を追加しております。まず、第9条では、路上喫煙をするときのルールやマナーについて定めております。第10条では、路上喫煙禁止区域の指定について定めておりますが、路上喫煙禁止区域が指定管理者された場合には、第9条第2項の規定により、当該路上喫煙禁止区域での指定場所以外の喫煙等はしてはならないということになっております。 次に、第12条として、建物や工作物への落書きの禁止に関する規定を追加しております。 次に、第17条として、過料の規定を追加しております。これまでの条例には、過料の規定はありませんでしたが、このたびの条例改正に関する市民の皆様への説明会やパブリックコメントにおいて、実効性を担保するためには過料等の罰則が必要であるとの御意見が多く、また、他の団体の状況も参考にさせていただき、このたび新たに規定したものでございます。 最後に、附則の施行期日でございますが、改正後の条例の周知期間が必要なことから、本条例の施行日を、平成23年7月1日からとし、また、第17条の過料の規定につきましては、同年9月1日から施行することといたしております。 続きまして、議案第41号、
周南市環境館条例制定について、提案の御説明を申し上げます。 本条例は、周南市臨海町5番地のリサイクルプラザ内に設置いたします周南市環境館の供用開始に当たり、新たに条例の制定を行おうとするものでございます。 本市は、周南市ごみ対策推進審議会に、周南市の総合廃棄物処理施設としての周南市リサイクルプラザの市民啓発機能を中心とした機能のあり方の検討について、平成17年7月に諮問し、審議を経て、同審議会から平成18年6月に答申をいただいたとこでございます。この答申の内容を盛り込んだ啓発事業を実施する施設として、このたび環境館を設置するものでございます。 初めに、施設の名称でございますが、この施設で実施する啓発事業は、廃棄物に特化したものでなく、自然環境から資源・エネルギー問題、さらに環境保全といった環境を全般テーマとしておりますことから、啓発事業のテーマをあらわしました周南市環境館といたすものでございます。 次に、環境館の構成は、玄関ホール、展示エリア、多目的スペース、リサイクル体験エリア、多目的ホール、もったいない工房、研修室及び会議室でございます。 次に、環境館で実施する啓発事業でございますが、市民一人一人が循環型社会の主役となるためには、実際に取り組みを始めることが必要となるため、環境館の啓発事業は、聞いて・見て・さわって体験し、楽しみながら学べるものといたしたいと考えております。啓発事業の内容は、リサイクル体験学習事業、情報発信事業、再生品及び不用品の展示及び提供事業、イベント事業など、循環型社会の実現に向けて必要な事業を行うことといたしております。 次に、使用料の額につきましては、類似施設を参考に定めるものでございます。 次に、環境館の管理運営につきましては、当面、直営で一部業務委託による管理委託運営を考えておりますが、将来的には、指定管理者による管理運営を予定しております。 最後に、この条例の施行日は、環境館での啓発事業に準備期間が必要となるため、平成23年6月1日からといたしております。 続きまして、議案第42号、
周南市徳山リサイクルセンター条例を廃止する条例制定及び議案第43号、
周南市鹿野資源物保管施設設置条例を廃止する条例制定につきまして、関連しておりますので、一括して提案の御説明を申し上げます。 議案第42号の周南市徳山リサイクルセンターでは、徳山地域及び新南陽地域の資源物の中間処理を、また、議案第43号の周南市鹿野ストックヤードでは、鹿野地域の資源物の中間処理をそれぞれ行っておりますが、現在、整備を進めております周南市リサイクルプラザが本年4月から稼働し、当該プラザで市内全域の資源物の中間処理を行うこととなりますことから、このたび、周南市徳山リサイクルセンター及び周南市鹿野ストックヤードの設置を定めた条例を廃止するものでございます。なお、この2件の条例の施行日は、平成23年4月1日からといたしております。 続きまして、議案第44号、
周南市農業集落排水緊急整備事業基金条例を廃止する条例制定について、提案の御説明を申し上げます。 本条例は、須々万・山手地区の農業集落排水施設整備に当たり、農業集落排水緊急整備事業を実施するために借り入れた市債の元利償還金に県の交付金を充てるため、山口県の農業集落排水緊急整備元利補給金交付要綱の規定に基づき、補給金管理のための基金設置を目的に、平成8年に制定されたものでございます。 平成21年度の周南市汚水処理施設整備構想の見直しに当たり、国の指針に基づき、少子高齢化や人口減少社会の到来を考慮し、汚水処理施設の整備方針を集合処理から浄化槽設置による個別処理に変更をいたしました。この変更に基づき、北部5地区の農業集落排水整備構想を廃止することについて、地元の皆様の御理解と御協力をいただきまして廃止したとこでございます。この汚水処理整備構想は、県が最終的に取りまとめることになっており、平成22年度末でその構想策定が終了する予定でございます。 こうしたことから、今後、本市におきまして農業集落排水施設を整備する構想がなくなりますことから、このたび本条例を廃止しようとするものでございます。なお、条例の施行日は、公布の日からといたしております。 以上で、議案第40号から議案第44号までの説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔都市建設部長、吉木洋二君登壇〕
◎都市建設部長(吉木洋二君) それでは、議案第45号、
周南市特別工業地区建築規制条例の一部を改正する条例制定について、提案理由を御説明申し上げます。 本条例は、市内都市計画区域の準工業地域の一部において、特別用途地域の一つであります特別工業地区内の建築物の用途を規制しているものでございます。今回の改正は、都市計画の決定を予定しております、市内の準工業地域における、大規模集客施設制限地区の指定に伴い、市内の準工業地域を対象に、大規模集客施設の立地を制限するものでございます。 それでは、改正の内容につきまして、5ページの新旧対照表により御説明申し上げます。このたび、条例の名称を、「特別工業地区」から「特別用途地区」に改め、第3条第1項におきまして、第3号、第4号に周南都市計画大規模集客施設制限地区と熊毛都市計画大規模集客施設制限地区を新たに規定しております。大規模集客施設につきましては、9ページの別表第2の「劇場・映画館や店舗・飲食店等の建築物で、その床面積が1万平方メートルを超えるもの」でございます。なお、施行につきましては、平成23年7月1日を予定しております。 以上で説明を終わります。よろしく御審議、御決定賜りますようお願いいたします。 続きまして、議案第46号、
周南市手数料条例の一部を改正する条例制定について、提案理由を御説明申し上げます。 本条例は、特別用途地区建築規制条例に係る建築許可申請手数料及び土地改良区に係る証明手数料を新たに制定するものでございます。 初めに、特別用途地区建築規制条例に係る建築許可申請手数料でございます。先ほど45号で御説明いたしましたところでございますが、これまでの特別工業地区に加え、大規模集客施設制限地区を新たに特別用途地区に指定し、建築物の用途規制を行う予定としておりますが、建築基準法の規定による建築許可の類似事務と同様に、必要な実費を手数料として制定するものでございます。 次に、土地改良区に係る証明手数料でございます。土地改良区に関する事項を証明した書面の交付に係る手数料につきましては、平成23年度より、山口県から、土地改良区の設立等の認可及び監督処分に関する事務を権限委譲されることになっております。権限委譲に当たり、土地改良区であることを証明する証明及び土地改良区の役員であることの証明につきまして、これまで山口県において徴収されておりました手数料と同額を本市におきまして徴収しようとするものでございます。 条例改正案につきましては、議案にお示ししておりますとおり、別表のその3の建築関係の建築の許可の項目に、議案の2ページでございますが、「ム、周南市特別用途地区建築規制条例第4条第1項ただし書きの規定に基づく建築の許可」を新たにつけ加え、また、別表のその6、その他に「(14)土地改良区に関する事項を証明した書面の交付」をつけ加え規定するものでございます。 以上で説明を終わります。よろしく御審議、御決定賜りますようお願いいたします。 〔教育部長、青木龍一君登壇〕
◎教育部長(青木龍一君) 議案第47号、周南市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について、提案の御説明を申し上げます。 本議案は、平成23年4月1日から、翔北中学校において、新たに市費負担教員を配置し、その報酬を定めるため、所要の改正を行うものでございます。 翔北中学校では、校区内の小学校の再編整備による生徒数の減少に伴い、平成23年度、県費負担教員の配置が半減することが見込まれますことから、教育環境整備のため、このたび、市費負担教員の配置をお願いするものでございます。改正の内容は、別表第1に、職名として、新たに「市費負担教員」を加え、支給額を「任命権者が市長の承認を得て定める額」とするものでございます。施行日は、平成23年4月1日としております。 続きまして、議案第48号、
周南市立学校給食センター条例の一部を改正する条例制定について、提案の御説明を申し上げます。 このたび、平成21年度から建設を進めてまいりました(仮称)栗屋学校給食センター及び(仮称)新地学校給食センター2カ所の学校給食センターが完成し、平成23年4月から運用を開始するとともに、これら2センターの稼働により、徳山東学校給食センターを、3月末をもって廃止いたします。今回の改正は、このことに伴い、条例第2条の表に、「(仮称)栗屋学校給食センター」を「栗屋学校給食センター」として、「(仮称)新地学校給食センター」を「住吉学校給食センター」として新たに加えるとともに、「徳山東学校給食センター」を削除するものでございます。施行日は、平成23年4月1日でございます。 参考資料として、新旧対照表を添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。 以上で、議案第47号及び議案第48号の説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔"いのち育む里づくり"部長、山下敏彦君登壇〕
◎"いのち育む里づくり"部長(山下敏彦君) 議案第49号、周南市大津島辺地総合整備計画の変更について、提案の御説明を申し上げます。 辺地総合整備計画につきましては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、交通条件や自然的、経済的、文化的諸条件に恵まれない地域について、その他の地域との格差是正を図ることを目的として、公共的施設の整備に関する財政上の計画を定めるものでございます。 周南市大津島辺地総合整備計画は、平成19年度から平成23年度までを計画期間とし、平成19年第1回市議会定例会において議決をいただき策定したものでございますが、今回、計画の一部を変更する必要が生じましたことから、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第5項において準用する同条第1項の規定に基づき、市議会の議決をお願いするものでございます。 変更の内容でございますが、添付しております参考資料のとおり、地域住民が安心安全な生活を送られるように医療の充実を図るため、大津島診療所において、老朽化したエックス線撮影装置、画像解析装置、超音波診断装置の3つの医療機器を更新整備することを、新たに計画に盛り込むものでございます。 以上で、議案第49号、周南市大津島辺地総合整備計画の変更について、説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔財務部長、磯部恒明君登壇〕
◎財務部長(磯部恒明君) 議案第50号、山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更について、御説明申し上げます。 平成23年4月1日から、山口県市町総合事務組合の非常勤職員に係る公務災害補償事務及び公立学校の学校医等に係る公務災害補償事務を共同処理する団体に光市が加入されることとなりました。このことに伴いまして、事務を共同処理する団体の変更及び組合規約の改正の協議について、地方自治法第290条の規定により議会にお諮りするものでございます。 よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔市民生活部長、中村研二君登壇〕
◎市民生活部長(中村研二君) 議案第51号、周南市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定について、御説明を申し上げます。 地方公共団体の特定の事務の郵便局における取扱いに関する法律第2条におきまして、地方公共団体は、その特定の事務を指定した郵便局に取り扱わせることができるものとされております。つきましては、この法律に基づきまして、このたび、新南陽政所郵便局、新南陽開作郵便局及び徳山周陽郵便局を新たに周南市の特定の事務を取り扱う郵便局として指定いたしますことについて、同法第3条第3項の規定によりまして市議会にお諮りするものでございます。 これら新南陽政所郵便局を含めた3局は、既に指定しております徳山秋月郵便局と同様、市街地にある郵便局の中では市役所や支所から離れておりますことから、特に高齢者の皆様などにとりまして、利便性の向上に資するものと考えているところでございます。 引き続きまして、議案第52号、住居表示を実施する市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法を定めることについて、提案の御説明を申し上げます。 住居表示を実施する区域及びその方法につきまして、住居表示に関する法律第3条第1項の規定により市議会にお諮りするものでございます。 議案の別図に示しておりますとおり、今回は、秋月地区の一部と今宿地区の一部を住居表示の実施区域とし、また、当該区域の住居表示の方法といたしましては、周南市住居表示実施基準の規定によりまして街区方式とするものでございます。 以上、2件合わせて御提案申し上げましたが、何とぞよろしく御審議、御決定を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 〔都市建設部長、吉木洋二君登壇〕
◎都市建設部長(吉木洋二君) 議案第53号につきましては、市営住宅の管理上必要な事項について訴えの提起をするものでございます。 市営住宅の入居者で、家賃を長期間滞納し、市の督促、催告、臨戸訪問等の納付指導に応じない滞納者に対しまして、公営住宅法第32条及び周南市住宅条例第41条の規定に基づき、滞納家賃の支払い及び住宅の明け渡しを、また、滞納者の連帯保証人に対しまして、滞納家賃等の支払いを求め訴えの提起をするもので、地方自治法第96条第1項第12号の規定によりまして議会の議決をお願いするものでございます。 詳細につきましては、議案に参考資料を添付しております。 よろしく御審議、御決定いただきますようお願いいたします。 〔水道局副局長、渡辺 隆君登壇〕
◎水道局副局長(渡辺隆君) 議案第54号、
周南都市水道水質検査センター協議会の規約の変更について、提案理由を御説明申し上げます。 本協議会は、水質検査に関する事務を共同して執行することを目的として、地方自治法第252条の2第1項の規定に基づく協議会として、平成6年10月1日の設立以来、水道水の安全確保に努めており、現在、下松市、光市、周南市の3市で運営いたしております。 このたびの規約変更は、さきの平成22年第6回市議会定例会におきまして、周南市水道事業等及び下水道事業の設置等に関する条例制定について議決をいただき、平成23年4月1日から周南市上下水道局となりますことに伴います名称の変更等、所要の改正でございます。改正内容につきましては、2ページの新旧対照表を御参照願います。なお、施行日は、平成23年4月1日でございます。 以上で、議案第54号、
周南都市水道水質検査センター協議会の規約の変更について、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。
○議長(福田文治議員) 以上で提案理由の説明を終わります。 〔「議事進行」と26番、兼重 元議員呼ぶ〕
○議長(福田文治議員) 何ですか。 〔「懲罰動議の提出をしたいので休憩を求めます」と26番、兼重 元議員呼ぶ〕
○議長(福田文治議員) 発言を許可いたします。
◎26番(兼重元議員) 懲罰動議を提出いたしたいと思いますので、議長から休憩をお願いいたします。
○議長(福田文治議員) ただいま議事進行発言がありました。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) ここで暫時休憩いたします。再開は追って連絡いたします。 午後 5時55分休憩 ────────────────────────────── 午後 6時15分再開
○議長(福田文治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 休憩中にお手元に配付のとおり、兼重 元議員外9人から、会議規則第95条第1項の規定により、炭村信義議員に対する懲罰の動議が提出されました。この動議の取り扱いを協議するため、直ちに第3会議室で議会運営委員会の開催をお願いいたします。委員の方はお集まりください。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) ここで暫時休憩いたします。再開は追って連絡いたします。 午後 6時16分休憩 ────────────────────────────── 午後 7時35分再開
○議長(福田文治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) ここでお諮りいたします。懲罰動議を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 御異議なしと認めます。よって、懲罰動議を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。────────────────────────────── 追加日程 炭村信義議員に対する懲罰の件
○議長(福田文治議員) 炭村信義議員に対する懲罰の件を議題といたします。 本件は、地方自治法第117条の規定により議員の除斥対象となりますので、炭村信義議員の退場を求めます。 〔23番、炭村信義議員退場〕
○議長(福田文治議員) ここで、提出者の説明を求めます。 〔26番、兼重 元議員登壇〕
◎26番(兼重元議員) 炭村信義議員に対する懲罰動議の提出理由を申し上げます。 平成23年2月15日開催の防災行政無線施設整備に関する調査特別委員会は一部秘密会で開催されました。その後の秘密会終了後の委員会において、炭村信義議員から秘密事項の漏洩に当たる発言が認められました。 議員は、秘密を守る義務がありますので、秘密が継続している限りほかに漏らしてはならないことは言うまでもないことであります。このことにより、炭村信義議員に懲罰を科されたいので、地方自治法第135条第2項及び会議規則第95条第1項の規定により動議を提出するものであります。以上です。
○議長(福田文治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 懲罰の議決については、会議規則第96条の規定により、委員会の付託を省略することができないこととされております。 ここで、お諮りいたします。本件については、11人をもって構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 御異議なしと認めます。よって、本件については11人をもって構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 ここで、炭村信義議員の入場を許可いたします。 〔23番、炭村信義議員入場〕
○議長(福田文治議員) ただいま設置されました懲罰特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、お手元に配付しております表のとおり指名いたします。 なお、懲罰特別委員会に付託した本件については、3月8日までに審査を終わるようお願いいたします。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。次の本会議は、3月2日午前9時30分から開きます。 なお、この後、第1会議室で懲罰特別委員会が開催されます。また、懲罰特別委員会終了後、第2会議室で教育福祉委員会が開催されますので、委員の方はお集まりください。 本日は、これをもって散会いたします。お疲れさまでした。 午後 7時40分散会 ──────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 周南市議会議長 福 田 文 治 周南市議会議員 得 重 謙 二 周南市議会議員 徳 原 尚 一...