◎消防長(山本恭正君) まず、指さし呼唱でございますけれども、これ従来からやるように指導はしておりましたけれども、要は注意力の散漫ということがございまして、きちっとしてなかったように思われますので、今後は指さし呼唱の目的は何かというのを指導していきたいと思っております。 それと、示談交渉がおくれたということでございますけれども、できるだけ示談交渉、本来ならば交差点の中で相手車両がいるはずがないということでございますので、できるだけ100対ゼロというふうに持っていきたいところでございましたけど、全国市有物件等に入っていただきましたけれども、全国的な事例で見たら、やはり80%・20%、10%・90%ぐらいが妥当であろうということで交渉いたしまして、この場合は80から20というので示談が成立したということでございます。
○議長(福田文治議員) もう一点、なぜ4月6日の事故が専決がされた。今言われましたか。
◎消防長(山本恭正君) でございますので、示談交渉が非常に長引いたということでございます。失礼いたしました。
◆29番(吉平龍司議員) 先ほどからいろいろ説明をお伺いいたしました。また、相殺の20対80、また事故の発生時間も午前7時とか、相手方が光市の方ということで、私もここの交差点、特にかなり使わさせていただくわけでありますけれども、運転手の方の注意をこれからもしっかりしていくことも大事な再発防止の一つだろうと思うんですけれども、市道に救急車両が出る場合のここの交差点までは、救急出動があるという表示を事前にしながら出動していくことも、やはり具体的に対策として考えなくてはいけない。地域というんですか、国体もあるわけで、かなり市外、県外から来る地域でもあることも考えますと、そういうところも含めて再発防止の検討をされるべきじゃないかと思いますけど、そこらについてはお考えがあるかどうかお伺いしときたいと思います。
◎消防長(山本恭正君) 今回の場所につきましては、交差点でございますので約35メーター程度ございますけれども、標識等を設ければ一番いいのでございましょうが、交差点等につきましては、やっぱり公安委員会のほうが、ほかの標識はなかなかつけていただけないという面もございますので、できるだけ救急隊員、これの指導の強化をしていきたいと思っております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第18号について質疑を終了いたします。 次に、議長から報告いたします。議会報告第18号及び第19号で例月出納検査の結果について、第20号で平成22年度教育委員会点検・評価報告書の提出について、それぞれ報告がありました。ついては、お手元に配付しております写しをもって報告にかえます。 以上で、諸般の報告を終了いたします。──────────────────────────────
△日程第4行政報告(
中国山東省シ博市との友好都市提携について)(報告、質疑)
○議長(福田文治議員) 次に、日程第4、行政報告を議題といたします。
中国山東省シ博市との友好都市提携について報告があります。 〔市長、島津幸男君登壇〕
◎市長(島津幸男君) 皆さん、おはようございます。それでは、
中国山東省シ博市との友好都市提携につきまして、御報告を申し上げます。 今日の国際社会はグローバル化という従来の国際化よりも、もっと幅広い連鎖、連携型の国際化に向かって立ち入っていると思います。すなわち海外で起きた、例えば
リーマンショックのように一瞬の出来事が市民生活に直接影響すると。また、私ども特に周南におきましては、徳山税関関連ですけれども、約1カ月に1,000億円近いお金が、それも輸出で約953億円とか輸入で636億円、先月、先々月に比べてもどんどん輸出入が拡大している今の状況でございます。 そういう意味では、山口県の中でも特に東山口では、完全な中核都市として海外との関係が非常に深い。特に、中国との関係がますます深化、深まっているという実態がございます。 そういうことで、単なる物とかお金のやりとりだけではなくて、そのもととなる人のやりとりといいますか行き来、また地域の振興策、さらには私ども西の風といいますか、中国から来るいろんな黄砂とか浮遊物、大気汚染物につきましても、もっとストレートに言えば、中国の特にシ博市における環境保持のお手伝いができることは、直接的に我々の日常生活にも関係している。3番目には、特に子供たちの世代に向けて、今のうちからお互いの文化の違い、生活方式の違い等を認識し合うことは大切ではないかと。 こういった視点から、新たな友好都市として、特に今までブラジル、オランダ、オーストラリア、私も先般伺いましたけれども、輸入先では大変大切なオーストラリアのタウンズビル等とは既に姉妹都市、英語で言うとシスタータウンとか言うらしいんですけれども、結んでおりますが、最も身近な、しかも輸出先では最大のアジア圏との姉妹都市交流は実施しておりませんでした。一衣帯水という中国、日本の言葉がございますが、これから中国は、これまでのオリンピックやことしの上海万博、さらにはことし中にも日本と肩を並べ、さらには日本を抜いて世界第2位になる。国全体、国民一人一人はまだまだアンダーディベロップといいますか、日本と比べれば格段の差がございますが、国レベルとなりますと、日本と肩を並べる経済大国になっている現実がございます。そういうことで、競争というよりは競争的共存という意味で、ぜひとも中国の心臓部と私ども周南市が提携することの意味は大きいと思っております。 また、歴史的にも特に株式会社トクヤマさんが戦前から非常に深い関係、しかも中国本土で遼寧省いわゆる大連とか東北部、昔の言葉で言えば満州を除いては、私が見た限りでは、中国本土で本当に市民レベルで親日的なとこってのはそうないんですけれども、このシ博市の皆さんは、私ども以上にこのかつての徳山を含めた株式会社トクヤマさんのおかげは大きいんですけれども、歴史的、60年、70年の歴史の中で姉妹都市をしたいという、単なる経済的な気持ちを越えて、歴史的、心情的に非常に強い温かいお気持ちをお持ちになっているということで、私としましては、平成19年7月に積極的な交流を進めるという両市の覚書、これメモランダムですけども、また一昨年10月には、近い将来友好都市を締結したいというレター・オブ・インテントというんですけど、意向書に署名をさせていただきまして、今回、ことしの7月には議員の諸氏並びに副市長を団長としまして、友好都市提携についての事前調査や事前協議をシ博市と当局とやってまいりました。 そういうことで、シ博市の概況は皆様のお手元にも配付させていただきましたけれども、私も2年前にシ博市を訪問し、また市長さん並びに山東省の書記、皆さんを含めて人間的にも、また本当に活力のある発展性のある町で、人口は我々と比べるとちょっと多い、418万人ですけれども、そういうことで、人口の多さではなくて、いろんなお互いに補完でき合う関係になれる、強いきずなを持てる町であることを実感、確信いたしました。 そういうことで、今日本国内でも特に中国との、またベトナムとの姉妹都市につきましては積極的なところが多うございますけれども、山口県におきましては、先月上旬、二井知事が山東省を訪問されて、今後観光交流協定を締結することで合議をされております。我々としましても、県それから県内の他市で既に姉妹都市を提携されております下関等とも連携して、県一体となった姉妹協定といいますか、姉妹都市の活動を進めてまいりたいと思っております。その結果、両市の活性化、また両市の市民間レベルの交流がますます活発化することを期待しております。 実際、先々月ですか、第一陣としましてシ博市から修学旅行生約70名がこの町に入ってきました。下関では、ことしだけで2,000人ほど来られる。青島と組んでいらっしゃいますから。我々も観光立市の一つとしまして、ぜひともこの町の持つ魅力、自然、緑、文化、歴史、さらには環境問題等を含めた先進的な事例を御案内しつつ、経済面におきましても提携が進んでいけばありがたいかなと思っております。そういうことで両市の活性化並びに市民生活にかなりの影響をしてまいりますので、ぜひとも議員諸氏の格別の御理解と御協力を賜りたいと思っております。 そういうことで、調印式等にかかわる経費につきましては、本定例市議会に御提案させていただくこととしておりますので、あわせてよろしくお願いしたいと思います。 以上で、
中国山東省シ博市との友好都市提携についての御報告とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。以上です。
○議長(福田文治議員) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
◆26番(兼重元議員) 今度11月に調印するという話になっておりますが、いろいろ報告書を読ましていただきますと、えらくシ博市さんのほうは周南市に対して御執心です。何が目的なんでしょう。両市の利益につながるんだという市長の今の報告を聞きながら、おおよそ国際交流が市民に与える大きな影響といえば影響、公の益、こういったものがどういうふうな広がりを見せていくのか。 私は一昨年、一般質問でやっておりますが、そのシ博市とのかかわり方、周南市民がどれほどに意識の高まりが出てきて機は熟したと判断されるのか。11月ちゅうのが、そのシ博市側のほうの都合でものを言いよりますいね。だから、否定するわけじゃないんですけど、どうも御執心、我が周南市に対して。ですから、今言いましたように、周南市民の熱意の高まり、この辺の意識の醸成、一昨年以来の、こうしたところをどのような理解をされておるか、あるいはシ博市側が何を求めておられるのか。周南市にとっては、今市長がるる申し上げられた内容について、これからそれは大変な行政の課題になってきます。その辺の覚悟がおありかなんかどうかです。 費用対効果という面からしてもそう。グローバル化は否定しません。しかし、そういう抽象関連論で姉妹都市を結んで、どんどんこれから国際化に対応するんだというような簡単な話じゃなさそうなんです。私はそのぐらい冷静に見てるわけです。市長も冷静でしょうけれども。 しかし、やはりここには周南市民があっての話ですから、そういった観点から一つ一つわかりやすく、論理的に説明してください。
◎副市長(住田宗士君) お答えいたします。私も先日、団長としてシ博市のほうに行かせていただきました。そういうことで、現実的にシ博市側からは11月に調印式をやりたいという意向を受けてまいりました。我々も年度内には何とか調印をというふうな意向の中でお伺いいたしました。 しかしながら、シ博市さんのほうもやっぱり国情の違いですか、市長さんが国外に出るということになりますと、非常に手続上の問題もある。また、年度末という状況になると、やはりいろいろな業務的な問題もあって出にくいということで、我々の思っておった年度内に何とかなるかなというふうな思いよりも早く、11月という意向を市長さんのほうも、そして具体的に協議しました王主任さんのほうも意向をはっきり伝えられました。 そういうことの中で、我々もその意向を持ち帰って協議したわけでございますが、年度内という意向を持っておりましたから、多少早くなってもそういう意向を受けて、今までの覚書、意向書の流れの中で締結すべきであろうという結論を出しまして、先ほどの市長の行政報告となったところであります。 また、交流内容、どういうことを目的とするかということでありますが、やはり我々とすれば、これは抽象的になりますが、やはり民間交流であるとか、そしてそれぞれの行政交流であるとか、議会の交流もあっていいと。また、民間交流の中には、やはり先ほど市長も言いましたが、青少年の交流が中心になるのかなと。 ただ1点、今も9月の4日から2週間、山東省の環境保全の関係で視察団が県のほうに来ておられます。やっぱりその中にも、シ博市の環境の担当職員の方もいらっしゃいます。これは済南市もいらっしゃいました。山東省の方もいらっしゃいました。そういうことで、非常に今中国では、これは大気汚染を中心に見たいというふうな形でございました。水、大気、そういうふうな環境問題への意向というのも強い。それは周南市において昭和の40年代、50年代、やはりそういうふうな公害というものを克服してきたというふうな歴史的なものがあるというふうに思っております。 いずれにしましても、今具体的にこの分野だけを特化して、この分野だけで交流するということは私も思っておりません。やはり国際交流という範疇の中で幅広く交流していけたら、また、交流する中でこの部分を特に今後やっていきたいということで思っております。ですから、この調印をして交流をする中で、両市のさらなるきずなが深まって、それぞれの交流の幅が広がっていけばというふうに私は今考えております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 以上で質疑なしと認めます。 以上で、行政報告を終了いたします。──────────────────────────────
△日程第5議案第77号 (提案説明、質疑、討論、表決)
○議長(福田文治議員) 日程第5、議案第77号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 〔市長、島津幸男君登壇〕
◎市長(島津幸男君) 議案第77号の
人権擁護委員候補者の推薦につきまして、御説明申し上げます。 人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、市議会の議決を得て市長が推薦し、法務大臣より委嘱されておられます。本市には現在14名の委員がおられますが、そのうち逆井歌代委員、神田ヒロ子委員が、平成22年12月31日をもって任期満了となるため、後任委員の推薦が必要となります。 逆井委員におかれましては、3期9年間にわたって御活躍いただいておりまして、現在も家庭裁判所家事調停委員や保護司を務めておられになるなど、幅広く活動されておられます。神田ヒロ子委員におかれましては、1期3年間にわたって御活躍いただきまして、多年にわたり民生委員、児童委員、更生保護女性会員として活躍され、広く地域に貢献されておられます。 お二人とも人権相談活動はもとより、人権啓発活動においても精力的に取り組んでおられまして、人格、識見ともにすぐれ、人権擁護委員として適任であると思われますので、引き続き推薦いたしたく、市議会の御意見をお伺いするものでございます。よろしく御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げます。 また、別紙に履歴書を添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。以上です。
○議長(福田文治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第77号について質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第77号は、会議規則第35条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 御異議なしと認めます。議案第77号は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 討論なしと認めます。これで討論を終了いたします。 これより、議案第77号、
人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。本件はこれに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 御異議なしと認めます。よって、本件はこれに同意することに決定いたしました。──────────────────────────────
△日程第6議案第78号から第106号まで (提案説明、質疑、委員会付託)
○議長(福田文治議員) 日程第6、議案第78号から第106号までの29件を一括議題といたします。 議案第78号から順次登壇の上、提案理由の説明を求めます。 〔財務部長、磯部恒明君登壇〕
◎財務部長(磯部恒明君) 議案第78号、平成22年度
周南市一般会計補正予算(第3号)についての専決処分を報告し、承認を求めることについて御説明を申し上げます。 この専決処分による補正予算(第3号)は、南陽工業高等学校野球部の第92回全国高等学校野球選手権大会への出場に伴うものでございます。地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしましたので、同条第3項の規定に基づき市議会に報告し、御承認をお願いするものでございます。 それでは、1ページからの専決処分書について、御説明いたします。平成22年度
周南市一般会計補正予算(第3号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ500万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ666億7,756万4,000円としたものでございます。 この内容につきましては、事項別明細書によって、歳出から御説明いたします。10ページをお願いいたします。教育費でございます。保健体育費、体育振興費の1、全国大会等出場祝金事業費500万円は、南陽工業高等学校野球部の全国高等学校野球選手権大会への出場に伴う補助金を新たに計上したものでございます。 続きまして、歳入について御説明いたします。前に戻っていただきまして、8ページをお願いいたします。繰入金の財政調整基金繰入金500万円は、今回の補正予算の財源調整によるものでございます。この調整により、財政調整基金の22年度末現在高見込額は、14億5,905万7,000円でございます。 以上で、議案第78号の説明を終わります。よろしく御審議、御承認いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第79号、平成22年度
周南市一般会計補正予算(第4号)について、御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出予算の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正でございます。 まず、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ21億6,016万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ688億3,772万6,000円とするものでございます。 その内容の主なものは、7月10日から15日にかけての梅雨前線による大雨に対する災害対応、平成21年度決算に伴う繰越金の計上、普通交付税等の決定、及び国や県事業等の補助内示に伴う事業費や財源の変更などによるものでございます。 今回の大雨による被害につきましては、家屋の全壊が1棟、半壊及び一部損壊が各1棟あり、また大津島での一部断水や中野・八籾地区での停電があったほか、道路、河川、林道や農業用施設で災害が発生し、市民生活にも影響が出ております。これらの災害復旧工事や応急に要する経費につきましては、各費目において計上いたしております。また、県施工の災害復旧事業ではありますが、被害の大きい周南市新南陽地区と和田地区、山口市徳地地区などを結ぶ幹線道路である国道489号線の道路災害につきましては、迂回路が開通し、昨日の10時から路線バスと4トン未満の車両の通行が可能となっております。山口県におかれましては、今後、災害復旧工事として、道路崩落の延長110メートルの区間を、平成23年3月までの完成を目標に進められております。 それでは、歳入歳出予算の主なものにつきまして、事項別明細書によって、歳出から御説明申し上げます。 18ページをお願いいたします。右の説明欄に沿って御説明申し上げます。総務費でございます。総務管理費、財政管理費の1、基金管理事業費10億1,376万2,000円の主なものは、平成21年度決算において、前年度繰越金が16億4,799万9,000円見込まれることから、地方財政法第7条の規定に基づき、財政調整基金に8億3,000万円を、また減債基金に1億7,555万2,000円を積み立てるものでございます。この積み立てにより、22年度末現在高見込み額は、財政調整基金22億8,905万7,000円、減債基金4億6,959万4,000円でございます。中山間地域づくり推進費の1、中山間地域振興対策事業費103万6,000円は、いのち育む里ホームページの開設に要する経費を増額、また2、中山間地域戦略プロジェクト事業費30万円は、活力ある中山間地域創発事業補助金の補助申請が2団体あったことから、補助金を増額するものでございます。3、離島活性化プロジェクト事業費110万2,000円は、大津島活性化プロジェクトを早期着手し、円滑に展開するため、集落支援員の雇用に要する経費を新たに計上するものでございます。国際交流等推進費の1、国際交流事業費305万7,000円は、11月上旬に周南市で予定しております中国シ博市との友好都市提携に要する経費を新たに計上するものでございます。諸費の1億8,248万6,000円は、法人市民税の確定申告に伴い、市税払戻金6,000万円を増額するとともに、平成21年度における障害福祉、老人福祉、児童福祉、生活保護関係事業費や予防接種事業費等の確定により、国庫補助金等の返還金合計1億2,248万6,000円を増額するものでございます。 民生費でございます。22ページをお願いいたします。児童福祉費、保育所費の1、子育て支援対策臨時特例交付金事業費(保育所緊急整備事業)3,843万2,000円は、和光保育園の増改築工事が、県の補助事業として追加採択されたことから、補助金を増額するものでございます。児童扶養手当費の1、児童扶養手当2,136万8,000円は、児童扶養手当法の一部改正により、平成22年8月から母子家庭に加え、父子家庭も支給対象になったため、対象約140世帯に対する手当を増額するものでございます。生活保護費、生活保護総務費の1、生活保護費一般事務費745万3,000円は、生活保護世帯の自立を支援するための就労支援員の確保と、生活保護業務システムにおける生活保護福祉報告例及び医療レセプトの電子化対応に要する経費を増額するものでございます。 衛生費でございます。環境衛生費、斎場費の1、斎場施設管理事業費330万4,000円は、旧鹿野公民館の一部を改修し、葬儀場として利用するための経費を新たに計上するものでございます。24ページをお願いいたします。水質汚濁対策費の1、合併処理浄化槽整備推進事業費9,250万円は、下水道未整備区域の水洗化推進のための合併処理浄化槽設置費補助金について、当初見込みの100基分を超える申請があったため、100基本分を追加し補助金を増額するものでございます。清掃費、ごみ対策推進費の1、バイオマスタウン構想推進事業費7,500万円は、市のバイオマスタウン構想に基づき、市内の飲食店やスーパーなどから発生する生ごみをバイオマス原料として肥料化する有機土壌活性液製造施設整備が、国の地域バイオマス利活用交付金事業として補助採択されましたので、実施事業者である株式会社徳山ビルサービスへの補助金を新たに計上するものでございます。 農林水産業費でございます。26ページをお願いいたします。農業費、農地費の1、土地改良振興一般事務費100万円と、2、単市土地改良事業費400万円は、大雨被害にともない、農道の維持管理や農業用施設の整備改良に対する補助金をそれぞれ増額するものでございます。水産業費、水産業振興費の1、漁協等強化育成事業費525万円は、漁業協同組合が行う櫛ヶ浜漁船引き揚げ施設建設事業に対する補助金を新たに計上するものでございます。漁港建設費の1、漁港海岸保全施設整備事業費741万8,000円の増額、2、戸田漁港関連道路建設事業費385万3,000円の減額及び28ページの3、福川・戸田地区漁村再生交付金事業費1,930万9,000円の減額は、国県の補助内示に伴い、事業内容の組みかえ及び財源補正を行うものでございます。 商工費でございます。商工費、商工振興費の1、ふるさと雇用再生特別交付金事業費(タウンマネージャー育成事業)388万5,000円は、県のふるさと雇用再生特別基金を活用して、中心市街地活性化の中核を担うタウンマネジャーを育成するための委託料を新たに計上するものでございます。この事業により、新規雇用者2名の確保を予定しております。観光費の1、観光立市推進事業費263万7,000円は、10月入港予定のクルーズ船日本丸の歓送迎セレモニーの開催、国体開催に向けての新たな観光イメージポスターの作成及びふるさと応援寄附金を財源として、徳山駅に設置するツルモニュメントの作成に要する経費を増額するものでございます。 土木費でございます。道路橋りょう費、橋りょう維持費の1、橋りょう改修事業費2,200万円は、コンクリート片の落下があった古川跨線橋の橋梁調査及び落下防止対策の経費を増額するものでございます。河川費、河川維持費の1、河川維持管理費787万円は、災害に備え緊急度の高い河川について維持工事4カ所としゅんせつ工事2カ所に要する経費を増額するものでございます。30ページをお願いいたします。都市計画費、土地区画整理費の1、久米中央土地区画整理事業費1億899万9,000円及び2、富田西部第一土地区画整理事業費865万6,000円の増額は、国の補助内示に伴い、事業内容の組みかえ及び財源補正をするものでございます。32ページをお願いいたします。住宅費、住宅管理費の2、緊急雇用創出事業臨時特例交付金事業費(市営住宅調査事業)700万円は、県の緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用し、新南陽地区と熊毛地区の市営住宅793戸について、居室内のカビ調査を行うもので、これに要する経費を新たに計上するものでございます。この事業により、新規雇用者3名の確保を予定しております。 消防費でございます。34ページをお願いいたします。防災費、防災対策費の1、防災対策費1,340万円は、7月の梅雨前線による大雨に係る災害への対応に要する職員の時間外勤務手当を増額するものでございます。 教育費でございます。小学校費、小学校管理費の1、小学校運営費47万3,000円は、しゅうなんエコトライアル事業に取り組む富田東小学校をモデル校として、水道の蛇口やトイレへの節水器具の取りつけに要する経費を新たに計上するものでございます。小学校建設費の1、小学校耐震化事業費2,257万1,000円は、21年度繰越事業として行っております福川小学校の耐震化事業について、実施設計の結果、追加工事の必要が生じたため、工事費を現年予算で増額するものでございます。社会教育費、社会教育振興費の1、文化行事等開催費70万円は、第2回周南映画祭の実行委員会に対し、開催費の一部を助成する補助金を新たに計上するものでございます。 災害復旧費でございます。このたびの梅雨前線による大雨災害の災害復旧に要する経費として、総額4億1,950万5,000円を増額するものでございます。農林水産施設災害復旧費の農業施設災害復旧費1億5,287万2,000円の主なものは、被災した農地5件、農業用施設86件の災害復旧に要する経費を増額するものでございます。36ページをお願いいたします。林道施設災害復旧費1,300万円は、現年単独事業として、被災した林道22件の災害復旧に要する経費を増額するものでございます。公共土木施設災害復旧費2億5,363万3,000円の主なものは、被災した道路68件、河川63件の災害復旧に要する経費を増額するものでございます。 予備費でございます。今回の災害対応や法人市民税の還付金として、予備費からの充用額が5,000万円に達したことから、今後の災害などに備え5,000万円を増額するものでございます。 続きまして、歳入について御説明いたします。 前に戻っていただき10ページをお願いいたします。市税、市民税の個人市民税2億9,700万円の減額及び法人市民税4億3,600万円の減額は、いずれも実績見込みによるものでございます。 地方特例交付金と次の地方交付税は、7月に交付額が確定したことに伴い、地方特例交付金1,342万円、普通交付税2億8,218万8,000円をそれぞれ増額するものでございます。 分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金及び臨時財政対策債以外の市債につきましては、歳出のそれぞれの事業に対応した特定財源を計上いたしております。特に、国県補助金につきましては、このたびの国の補助金見直しに伴い、本年度から補助事業に係る事務費が対象外となったことから、補助内示に伴い、全体で事務費の係る補助金4,169万7,000円をあわせて減額いたしております。 14ページをお願いいたします。繰越金は、平成21年度の実質収支16億4,799万9,000円から、当初予算に計上しております5億円を減じた額を計上いたしております。 16ページの市債、その他債の臨時財政対策債10億728万5,000円の増額は、普通交付税の確定に伴うものでございます。 以上が、歳入歳出予算の補正でございます。 前に戻っていただき、5ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為補正でございます。追加分の栗屋学校給食センター調理配送業務委託料、住吉学校給食センター調理配送業務委託料及び新南陽学校給食センター調理業務委託料の3件は、各給食センターの業務委託を効率的に行うため、複数年契約とすることから、それぞれ期間と限度額を定めるものでございます。廃止分のごみ燃料化施設運転管理委託料は、本年度から予定しておりましたごみ燃料化施設の包括的民間委託を延期し、例年どおり市が直接管理運営を行うことから、債務負担行為の設定を廃止するものでございます。 6ページをお願いいたします。第3表、地方債補正でございます。今回の市債の補正に伴い、それぞれの限度額を定めたものでございます。変更分11件でございますが、合計で9億4,948万5,000円を増額し、市債の総額を130億4,128万5,000円とするものでございます。 以上で、議案第79号、平成22年度
周南市一般会計補正予算(第4号)について、説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔健康福祉部長、上田秀利君登壇〕
◎健康福祉部長(上田秀利君) 議案第80号、平成22年度
周南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、御説明を申し上げます。今回の補正予算は、平成21年度の決算見込みにより繰越金が確定しましたことによる補正でございます。 1ページをお願いいたします。第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,505万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ159億3,672万7,000円とするものでございます。 内容につきましては、事項別明細書により歳出から御説明を申し上げます。8ページ、9ページをお願いいたします。繰越金1億9,505万1,000円は、平成21年度決算により繰越金が確定しましたことにより増額するものでございます。 次に歳出でございます。10ページ、11ページをお願いいたします。繰越金を基金積立金に充て1億9,505万1,000円を増額するものでございます。 以上で、議案第80号、平成22年度
周南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第81号、平成22年度
周南市老人保健特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。今回の補正予算は、前回の第1号補正で行いました国・県負担金の内訳を整理するためのものでございます。 1ページをお願いいたします。第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,024万2,000円とするものでございます。 内容につきましては、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。10ページ、11ページをお願いいたします。償還金7万6,000円は、平成21年度決算において既に精算されております平成18年度の国立病院機構関門医療センターに係る医療費の返納については、他と相殺をせず個別に返還することになりましたので、これに係る国・県の負担分を計上するものでございます。 次に、歳入でございます。8ページ、9ページをお願いいたします。国立病院機構関門医療センターに係る医療費を個別返還することに伴い、追加交付される国庫負担金6万1,000円及び県負担金1万5,000円を計上するものでございます。 以上で、議案第81号、平成22年度
周南市老人保健特別会計補正予算(第2号)の説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 次に、議案第82号、平成22年度
周南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。 1ページをお願いいたします。今回の補正は、第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,201万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億1,205万4,000円とするものでございます。 内容につきましては、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。10ページ、11ページをお願いいたします。徴収費150万2,000円の増額は、保険料の徴収や制度の周知等を行うための専任の徴収兼相談員2名の雇用に係る事務賃金等でございます。次に、後期高齢者医療広域連合納付金1,051万1,000円の増額でございます。後期高齢者医療制度の保険料につきましては、市が徴収し山口県後期高齢者医療広域連合に納付することになっておりますことから、平成22年の4月と5月に徴収いたしました平成21年度分の保険料を平成22年度に繰り越し、これを山口県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。 次に、歳入でございます。8ページ、9ページをお願いいたします。まず、雑入150万2,000円の増額は、歳出の徴収費に対応するもので、保険者機構機能強化事業費として全額山口県後期高齢者医療広域連合から交付されるものでございます。次に、前年度繰越金1,051万1,000円は、平成22年の4月と5月に徴収いたしました平成21年度分の保険料を平成22年度に繰り越すものでございます。 以上で、議案第82号、平成22年度
周南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔福祉事務所長、豊岡正行君登壇〕
◎福祉事務所長(豊岡正行君) 議案第83号、平成22年度
周南市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。今回の補正予算は、歳入歳出予算の補正でございます。 第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,423万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ95億8,294万8,000円と定めるものでございます。今回の補正の主な内容につきましては、前年度決算見込みによる繰越金、基金積立金及び国庫支出金等返還金などの増額でございます。 それでは、歳出から御説明いたします。事項別明細書の10ページ、11ページをお願いいたします。基金積立金、介護給付費準備基金積立金の2,946万7,000円は、今後の介護給付費に備えるために、前年度決算見込みによる余剰金を積み立てるものでございます。諸支出金、償還金及び還付加算金、償還金の1億476万8,000円は、前年度に交付された国庫負担金等を精算し、超過交付分を返還するものでございます。 次に、歳入でございます。前に戻っていただきまして8ページ、9ページをお願いいたします。支払基金交付金、介護給付費交付金の802万1,000円は、平成21年度の給付費実績に係る精算交付分でございます。財産収入、財産運用収入、利子及び配当金の1万5,000円は、歳出で説明いたしました介護給付費準備基金の増額に伴う同基金利子でございます。繰越金の1億2,619万9,000円は、前年度決算見込みによる前年度繰越金の増額でございます。 以上で、議案第83号、平成22年度
周南市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願いいたします。 〔市民生活部長、中村研二君登壇〕
◎市民生活部長(中村研二君) 議案第84号、平成22年度
周南市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。今回の補正予算は、平成21年度決算により生じた前年度繰越金を計上するものでございます。 まず、歳入歳出予算でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,388万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億280万7,000円とするものでございます。 それでは、事項別明細書によって、御説明いたします。歳入の5ページをお願いいたします。平成21年度決算により7,972万3,000円の繰越金が生じましたことにより、当初予算との差額1,388万2,000円の増額を行うものでございます。 次に、歳出の6ページ、7ページをお開きください。前年度繰越金の増額分1,388万2,000円を予備費に計上いたしております。これにより、予備費は6,927万6,000円となります。 以上で、議案第84号、平成22年度
周南市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)について説明を終わります。よろしく御審議、御決定をいただきますようお願い申し上げます。 〔環境下水道部長、住田英昭君登壇〕
◎環境下水道部長(住田英昭君) 議案第85号、平成22年度
周南市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の御説明を申し上げます。今回の補正予算は、平成21年度決算により生じた前年度繰越金を計上するものでございます。 まず、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ703万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億1,978万9,000円とするものでございます。 補正の内容でございますが、平成21年度決算により2,203万7,000円の繰越金が生じましたので、当初予算1,500万円との差額703万7,000円を追加し、同額を予備費に計上するものでございます。 以上で、議案第85号、平成22年度
周南市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 続きまして議案第86号、平成22年度
周南市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,266万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ65億9,565万1,000円とするものでございます。 その主な内容は、施設の老朽化による緊急改修、管渠の整備などの事業費の確定及び変更、国庫補助金、市債などの財源の変更によるものでございます。 それでは、補正の内容につきまして、事項別明細書により、歳出から御説明申し上げます。10ページ、11ページをお願いいたします。まず、処理場費の補正でございますが、委託料の351万8,000円の増額は、徳山中央浄化センターの汚泥消化槽が経年劣化により損傷したため、当該施設を調査するための委託料及び7月の大雨により徳山東部浄化センターにおいて、大量の流入水への対応として汚水の緊急貯留措置をとったことによる汚水貯留施設の清掃委託料でございます。工事請負費の2,100万円の増額は、徳山中央浄化センターの汚泥消化槽の損傷躯体の整備工事及び1号最初沈澱池の老朽化に伴い躯体コンクリートが一部剥離したため、当該施設の改修工事を行うものでございます。次に、公共下水道建設費の補正でございますが、工事請負費の1,880万円の増額は、栗屋の学校給食センターや県道改良工事に伴う管渠の整備等を行うものでございます。同じく公共下水道建設費の需用費等の減額と特定環境保全水道建設費につきましては、国の補助内示に伴い事務費の組み替え及び財源補正をするものでございます。 続きまして、歳入について御説明いたします。前に戻っていただき8ページ、9ページをお願いいたします。下水道事業費補助金2,040万円の減額及び一般会計繰入金2,606万6,000円の増額と下水道事業債3,700万円の増額は、先ほど御説明いたしました歳出の補正に伴うものでございます。以上が、歳入歳出予算の補正でございます。 続きまして、第2表、地方債補正でございます。4ページをお願いいたします。下水道整備事業債3,700万円を増額し、下水道整備事業債の地方債借入限度額を11億8,870万円にするものでございます。 以上で、議案第86号、平成22年度
周南市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第87号、平成22年度
周南市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ561万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億9,771万8,000円とするものでございます。その主な内容は、梅雨時期の雨による災害対応によるものでございます。 それでは、補正の内容につきまして、事項別明細書により、歳出から御説明申し上げます。10ページ、11ページをお願いいたします。施設管理費の工事請負費の561万5,000円は、梅雨時期の雨により須々万地区及び八代地区において下水管を埋設している箇所ののり面が崩落したことにより、下水管が露出したため、現状復旧するものでございます。 次に、歳入について御説明いたします。前に戻っていただきまして8ページ、9ページをお願いいたします。一般会計繰入金561万5,000円の増額は、先ほど御説明いたしました歳出の補正に伴うものでございます。 以上で、議案第87号、平成22年度
周南市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔市民生活部長、中村研二君登壇〕
◎市民生活部長(中村研二君) 議案第88号、平成22年度
周南市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、平成21年度決算により生じた前年度繰越金を計上するものと、路外駐車場省エネルギー化事業におきます削減目標の超過達成に係るものでございます。歳入歳出予算の総額に、それぞれ407万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,640万2,000円と定めるものでございます。 それでは、歳入歳出の概要について、事項別明細書により御説明をいたします。歳入の8ページ、9ページをお願いいたします。平成21年度決算により繰越金が生じましたので、407万1,000円の増額補正を行い、総額で407万2,000円とするものでございます。 次に、歳出の10ページ、11ページをお開きください。路外駐車場省エネルギー化事業でございますが、エネルギー削減目標達成分といたしまして、委託料56万6,000円を計上いたしております。また、前年度繰越金の増額分407万1,000円のうち350万5,000円を予備費に計上いたしますことから、予備費の総額は696万8,000円となるものでございます。 以上で、議案第88号、平成22年度
周南市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について、説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 提案説明の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。次の会議は11時から再開します。 午前10時47分休憩 ────────────────────────────── 午前11時00分再開
○議長(福田文治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 提案説明を続行いたします。 〔鹿野総合支所長、岩崎哲司君登壇〕
◎鹿野総合支所長(岩崎哲司君) それでは、議案第89号、
周南市コアプラザかの条例の一部を改正する条例の制定につきまして、御説明申し上げます。 コアプラザかのは、平成21年2月に保健・医療・福祉・地域活動の拠点施設として整備され、鹿野公民館の機能の大部分はコアプラザかのに移転しております。 このたびの条例改正は、鹿野地区における葬儀場の設置要望があったため、1階部分の有効利用とあわせて2階講堂部分を引き続き交流機能として使用するものでございます。これに伴い、鹿野公民館としての用途を廃止いたしますことから、コアプラザかのの分館に転用し、
周南市コアプラザかの条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容につきましては、議案書6ページ、7ページの新旧対照表で御説明いたします。条例第2条第1項で、現在の「コアプラザかの」を「コアプラザかの本館」に、転用後の「公民館」を「コアプラザかの分館」とすること及びそれぞれの位置を定めております。同条第2項でコアプラザかの本館、同条第3項でコアプラザかの分館の施設構成についてお示ししておりますが、同条第4項で鹿野葬儀場の設置及び管理に必要な事項については、周南市斎場条例で別に定めることといたしております。また、コアプラザかの分館講堂の使用料を別表第1に、冷暖房使用料を別表第2に追加いたしております。 続きまして、附則について御説明申し上げます。議案書の4ページをごらんください。附則第1項では、施設の改修を終えた後にコアプラザかの分館として運用を開始するための施行日を規則で定めることとしております。附則第2項では、施設の改修等の準備行為を条例施行前に行うことができることを定めております。附則第3項では、鹿野公民館廃止に伴う周南市公民館条例の一部改正について定めております。周南市公民館条例の別表第1から周南市鹿野公民館を、別表第2、第3から鹿野公民館講堂を削除しております。 以上で、提案説明を終わらさせていただきます。よろしく御審議、御決定を賜りますよう、お願いを申し上げます。 〔環境下水道部長、住田英昭君登壇〕
◎環境下水道部長(住田英昭君) それでは、議案第90号、周南市斎場条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の御説明を申し上げます。 先ほどの議案第89号、
周南市コアプラザかの条例の一部を改正する条例制定についての説明にもありましたように、このたびの条例の一部改正は、周南市斎場条例に鹿野葬儀場を追加するものでございます。 御承知のとおり、鹿野地区にあります鹿野斎場は、葬儀や通夜の会場として利用できる建物とはなっておらず、火葬のみの使用となっております。また、鹿野地区におきましては、公共、民間を問わず、葬儀や通夜を行うための専用の施設がないことから、自宅や地元のお寺で葬儀等を行ったり、地区外の遠隔地にある民間葬儀場を利用しておられるのが現状でございます。こうしたことから、鹿野地区から葬儀等を行うことができる専用施設の設置の要望があったところでございます。 このたびの条例の一部改正は、昨年コアプラザかのが完成し、鹿野公民館の実質的な機能がコアプラザかのへ移転したことで、当該公民館を葬儀等の会場として、有効に活用することが可能となったことにより、当該公民館の1階の一部を葬儀場として広く市民の皆様に利用できるよう、条例の一部改正をお願いするものでございます。 改正の主な内容につきましては、3ページの新旧対照表で御説明をいたします。条例第2条の表中に「鹿野葬儀場」の名称及び位置を規定し、あわせて別表第1に「鹿野葬儀場」の使用料を追加しております。また、附則第1項では、改修を終えた後に運用を開始するため、施行日を規則で定めることとし、第2項では、施設の改修等の準備行為を条例の施行前に行うことができるよう定めております。 以上で、議案第90号、周南市斎場条例の一部を改正する条例制定について説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔消防長、山本恭正君登壇〕
◎消防長(山本恭正君) 議案第91号、
周南市火災予防条例の一部を改正する条例制定について、提案の御説明を申し上げます。 今回の改正は、「対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令」及び「住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令」、並びに「複合型居住施設における必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等に関する省令」の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、本市の火災予防条例の一部を改正するものでございます。 それでは、改正の内容につきまして、参考資料として添付しております新旧対照表により、御説明させていただきます。 1点目は、火災予防条例第8条の3の第1項中の「又は溶融炭酸塩型燃料電池」を「溶融炭酸塩型燃料電池又は固体酸化物型燃料電池」に改め、同条第2項中の「固体高分子型燃料電池」の次に「又は固体酸化物型燃料電池」を加えるものでございます。これは、火を使用する設備として、これまで実用化されております燃料電池に加えて、今回新たに固体酸化物型燃料電池が追加されたことによるものでございます。 2点目は、火災予防条例第29条の5第3号中の「第3条第2項第2号」を「第3条第3項第2号」に改め、同条第4号中の「第3条第2項第3号」を「第3条第3項第3号」に改め、同条第5条中の「第3条第2項第4号」を「第3条第3項第4号」に改めるものでございます。これは、消防法施行規則及び「特定共同住宅等における必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等に関する省令」の一部を改正する省令の施行に伴い、引用する条項中の「第3条第2項」が新たに追加されたことにより、これまでの「第3条第2項」が「第3条第3項」に改められたものでございます。 3点目は、火災予防条例第29条の5第5号の次に第6号を追加するものでございます。これは、共同住宅の一部に小規模なグループホーム等の福祉施設が入居した、いわゆる複合型居住施設の住宅の部分に自動火災報知設備が設置されている場合は、住宅用火災警報器の設置を要しないものとしたことでございます。現在のところ、当市管内には、該当する複合型居住施設はございません。 なお、この条例は平成22年12月1日より施行するものでございますが、火災予防条例第29条の5の第3号から第5号関係の改正につきましては、公布の日から施行するものでございます。 以上で、火災予防条例の一部改正についての説明を終わります。何とぞよろしく御審議、御決定を賜りますよう、お願い申し上げます。 〔企画総務部長、手山恒次君登壇〕
◎企画総務部長(手山恒次君) 議案第92号、字及び町の区域の変更について、提案理由を御説明を申し上げます。 当該区域は造成により整備されたもので、7月29日に開発行為の完了検査が済み、宅地分譲等が予定されているところでございます。このたび、現所有者等から字の区域の変更に関する要望書が提出されました。要望書を提出された理由は、今後、この区域の生活圏は、城ケ丘4丁目地区と一体となり、防犯・防災・交通などの問題は同地区と連携を図りながら、自治会として解決が図られていく予定であること、また、積極的に自治会活動に参加されることが見込まれること等を上げておられるところでございます。 なお、参考として添付しております5ページの図で城ケ丘4丁目となっている地域は、平成20年9月及び平成18年9月議会において、同様の議決を賜り、変更したものでございます。 以上のことから、当該区域を城ケ丘4丁目ほかに変更することについて、議決を求めるものでございます。 よろしく御審議、御決定賜りますよう、お願い申し上げます。 〔財務部長、磯部恒明君登壇〕
◎財務部長(磯部恒明君) 議案第93号、山口県
市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更について、御説明申し上げます。 地方自治法第285条に定められる複合的一部事務組合として、山口県
市町総合事務組合が設立されているところでございますが、このたび、組合において共同処理する事務のうち、交通災害共済事務に、新たに光市が平成23年4月1日から加入されることとなりました。これに伴って、事務を共同処理する団体の変更や組合規約の改正の協議について、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 よろしく御審議、御決定をいただきますようお願い申し上げます。 〔環境下水道部長、住田英昭君登壇〕
◎環境下水道部長(住田英昭君) それでは、議案第94号、工事請負契約の締結について、提案理由の御説明を申し上げます。 本件は、
周南市徳山中央浄化センター建設工事に係る工事請負契約で、周南市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、市議会の議決をお願いするものでございます。 契約の内容でございますが、徳山中央浄化センター建設工事を日本下水道事業団に委託する基本協定を締結しようとするもので、平成22年度当初予算で債務負担行為の議決をいただいており、工期は平成22年度から平成25年度まで、契約金額は18億3,000万円となっております。 徳山中央浄化センターは、昭和41年に供用開始以来43年が経過いたしております。老朽化した施設の改築・更新を進めるとともに、合流改善や将来の高度処理に対応するため、徳山東部浄化センター及び新南陽浄化センターとのネットワーク化を考慮して、施設の再構築を図る方針でございます。この再構築事業には26年の期間を要する予定でございますが、今回は第1期工事として、特に老朽化が著しい送泥ポンプ場、沈砂池ポンプ棟、機械濃縮設備及び自家発電設備の施設について更新を行おうとするものでございます。 日本下水道事業団は、日本下水道事業団法に基づく国の認可法人で、組織形態としては、地方公共団体が主体となって運営する地方共同法人でございますので、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号に基づき、随意契約により基本協定の締結を行おうとするものでございます。徳山中央浄化センターの再構築事業は、期間が長期にわたりますことから、日本全国で同様の施設建設の経験が豊富である日本下水道事業団に建設工事を一括して委託し、計画的かつ円滑に事業を進めたいと考えております。 参考として、2ページに工事概要、3ページに位置図、4ページに工事対象範囲を示した平面図を添付しておりますので、ごらんいただきたいと存じます。 以上で、議案第94号、工事請負契約の締結について御説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔都市建設部長、吉木洋君登壇〕
◎都市建設部長(吉木洋二君) 議案第95号、公有水面の埋立ての承認について、及び議案第96号、公有水面埋立地の用途変更につきましては、関連がございますので、一括して提案の御説明を申し上げます。 このたび、徳山下松港港湾管理者であります山口県知事より、新南陽港区のN7号の埋め立てについて、別紙のとおり諮問がありましたので、異議のない旨、答申することについて、公有水面埋立法第42条第3項において準用する同法第3条第4項の規定、及び公有水面埋立法第13条の2第2項において準用する同法第3条第4項の規定におり、市議会の議決をお願いするものでございます。 本件は、平成16年12月20日に山口県が埋立免許を取得されて以来、山口県が事業主体となり護岸工事を施工してこられましたが、このたび、一部国の直轄事業になることから、現在の埋立免許の区域を山口県が縮小し、国土交通省が新たに埋立免許を取り直すこととなるため、両議案の上程となりました。 このN7号埋め立て事業は、特定重要港湾徳山下松港新南陽地区において実施されているものでございますが、事業目的といたしましては、国において施行されるマイナス12メートルの泊地と航路のしゅんせつ土砂の処分地、周南市の一般廃棄物最終処分場、周南地域の産業廃棄物最終処分場を確保するものでございます。埋め立て後の土地の利用につきましては、マイナス12メートル岸壁に対応する保管施設用地、循環型社会形成のための廃棄物処理施設用地、市民の憩いの場としての親水型緑地の確保を図ろうとするものでございます。 それでは、議案第95号の概要から御説明申し上げます。 本件が国の直轄事業となります部分でございまして、参考資料の6ページ、7ページを御参照していただきたいと思います。参考資料7ページの国土交通省施行と書いております斜線部分が、国による埋め立て区域で、面積は21万3,483.1平方メートルでございます。 次に、施工区域につきましては、参考資料の同じく7ページを参照していただき、1点斜線で図示しております。面積は105万2,137.31平方メートルでございます。 次に、埋立地の用途、規模についてでございますが、参考資料5ページ及び8ページに図示しております。保管施設用地として約10.3ヘクタール、一般廃棄物処理施設用地として約2.3ヘクタール、産業廃棄物中間処理施設用地として約3.0ヘクタール、緑地として約2.6ヘクタール、道路用地として約3.1ヘクタールでございます。 次に、埋め立てに関する工事の施工に要する期間でございますが、8年5カ月となっております。護岸建設期間を平成25年までの3年5カ月、埋め立て工事に要する期間を平成30年度までの5年間と予定されております。出願人は、国土交通省中国整備局でございます。 続きまして、議案第96号の概要について御説明いたします。 本件は、山口県が施工する部分でございます。公有水面埋立法の規定により、埋め立て規模の縮小については、埋立地の用途の変更だけが議会の承認が必要となっておりますことから、参考資料の3ページに示すとおり、用途の縮小について意見を求められております。5ページに変更前の用途、6ページに変更後の用途を示しております。緑地4万6,700平方メートル、道路用地200平方メートルに用途変更するものでございまして、6ページの山口県施工とあります斜線部分のところでございます。 なお、全体計画は当初の埋め立ての目的及びその用途については、基本的な趣旨を変えるものではございません。出願人は山口県でございます。 以上で、議案第95号及び96号の説明を終わります。 続きまして、議案第97号について御説明申し上げます。 議案第97号につきましては、市営住宅の管理上必要な事項について訴えの提起をするものでございます。市営住宅の入居者で、家賃を長期間滞納し、市の督促、催告、臨戸訪問等の納付指導に応じない滞納者に対しまして、住宅地区改良法第29条第1項の規定に基づき、公営住宅法第32条及び周南市営住宅条例第41条の規定を準用し、滞納家賃等の支払い及び住宅の明け渡しを、またその滞納者の連帯保証人に対しまして、滞納家賃等の支払いを求め訴えの提起をするもので、地方自治法第96条第1項第12号の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。 詳細につきましては、各議案に参考資料を添付しております。よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第98号、工事請負契約の締結につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 この工事は、周南緑地(野球場)施設整備工事でございます。周南市野球場は、中央緑地に盛り土スタンドが昭和45年2月に、またメーンスタンドが昭和46年8月に建設され、昭和47年4月に供用開始しております。 周南緑地は山口県東部のスポーツ・レクリエーション拠点として、多くの方々に利用されております。当野球場は、築後38年が経過して施設の老朽化や、時代のニーズとしてバリアフリー化・ユニバーサルデザイン等の配慮が求められていることや、平成23年の山口国体の軟式野球の青年男子の競技場として決定されたことを受け、選手や観客のだれもが利用しやすい野球場へ改修するため、国庫補助事業として野球場施設の機能拡大、バリアフリー化、安全性の確保等の整備方針に基づき、国体開催に向けての整備を図るものでございます。 主な工事の内容としましては、スコアボード工事、グラウンド工事、屋外便所工事、メーンスタンド工事、内外野スタンド工事を行うものでございます。 この工事の契約方法は、公募型プロポーザル方式を採用し業者の選定をいたしました。採用理由の第1点目としては、来年10月に開催される山口国体に向けて、完成工期が非常に重要視されることから、施工管理に対しまして技術提案を受ける必要があったこと。2点目としましては、この工事の主たる要素がスコアボードということで、このスコアボードにつきましては、表示方式がメーカーによって多種多様で、近年の技術革新が目覚ましいことなどから、国土交通省とも協議をいたしまして、技術提案方式でよりすぐれた提案を選定することが望ましいと判断いたしました。 公募は市内の特定建設業の許可を要する建築工事業者、Aランクの2社で構成する共同企業体を対象とし、技術提案書の提出を求めたところ、日光組・三和建設特定建設工事共同企業体、洋林建設・チューケン特定建設工事共同企業体、アキタ建設・いしまる特定建設工事共同企業体の3企業体から参加表明があり、技術提案書を受理いたしました。 選定に当たっては、外部の専門家及び市の職員で構成する周南市緑地(野球場)施設整備工事業者選定委員会を設置し、7月5日、6日の両日に選定委員会を開催いたしました。その結果、すぐれた技術提案として、洋林建設・チューケン特定建設工事共同企業体が選定され、仮契約を去る8月23日に5億9,850万円で締結いたしました。 なお、工事期間は、本契約を成立させる旨の意思表示をした日、契約の日でございますが、その翌日から平成23年7月29日までとして、請負契約を締結しようとするものでございます。 以上で、議案第98号、工事請負契約の締結について御説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 〔消防長、山本恭正君登壇〕
◎消防長(山本恭正君) 議案第99号及び100号、動産の買い入れについて、一括御説明申し上げます。 まず、議案第99号でお願いいたします
化学消防ポンプ自動車でございますが、石油コンビナート火災、交通事故による車両火災及び危険物火災といった、水では消火が困難な油脂火災に対処するために活用してきたもので、現在の車両は、昭和59年に西消防署に配備して26年間が経過し、車両の老朽化が著しいため更新するものでございます。参考図を添付させていただいておりますが、この車両の特徴は、薬液を水と自動混合させ発泡の状態にして火点に注ぎます。泡は水のように流れず、油などの上を覆い、酸素を遮断して効果的に消火を行うものでございます。また、車両上部には毎分800リットルの泡放射が可能な放水銃を装備しております。 次に、議案第100号でお願いいたします高規格救急自動車でございますが、現在の車両は平成10年に西消防署に配備して12年間経過している普通救急自動車で、車両及び救急資器材の老朽化が著しいため、高規格救急自動車に更新し、さらなる救命率の向上を図ろうとするものでございます。参考図を添付させていただいておりますが、この車両の特徴は傷病者の負担を軽減する防振ベッド、気道確保用資器材、自動体外式除細動器、輸液用資器材等の高度救命処置用資器材を車内に合理的に積載することにより、救急隊員の救命処置が効率的に行うことができるよう配置しております。
化学消防ポンプ自動車につきましては、県内4社による指名競争入札の結果、買い入れ金額7,297万5,000円で、株式会社ハツタ山口が落札したものでございます。 高規格救急自動車につきましては、県内5社による指名競争入札の結果、買い入れ金額2,681万7,000円で、山口トヨタ自動車株式会社が落札したものでございます。 よろしく御審議、御決定賜りますよう、お願い申し上げます。 〔教育部長、青木龍一君登壇〕
◎教育部長(青木龍一君) 議案第101号及び102号につきましては、いずれも、学校給食センターに係る工事請負契約の一部を変更するもので、その内容が同じでありますことから、一括して提案理由を御説明を申し上げます。 まず、議案第101号、工事請負契約の一部を変更することについてですが、本議案は、現在周南市大字栗屋1022番71に建設中の(仮称)
栗屋学校給食センター建築主体工事の工事請負契約につきまして、その工期を平成22年10月29日から45日間延長し、平成22年12月13日までとしようとするものでございます。 工期延長の理由についてですが、当該建築主体工事につきましては、昨年12月議会におきまして議決をいただき、同年12月29日から工事に着手したところでございます。一方、学校給食センターにおける厨房機器につきましては、導入する機器により、給排水管の位置等が異なるため、建築主体工事の施工との調整を図る必要があることから、当初は当該建築主体工事着手と同時期に機種決定をしたいと考えておりましたが、このたびの学校給食センターの整備は、本市にとりまして、大型厨房機器を使用した初めてのドライシステムの導入となりますことから、その手続等に時間を要し、最終的に本年3月議会に上程し、議決をいただいたところでございます。こうしたことから、その後、当該工事の工期内の完成を目指して、工事の工程会議において日程調整をするなど、鋭意努力してまいりましたが、先月の工程会議において、45日間の延長が必要であると判断いたしましたので、このたび御承認をお願いするものでございます。 次に、議案第102号、工事請負契約の一部を変更することについてですが、本議案は、現在、周南市住吉町12番1に建設中の(仮称)
新地学校給食センター建築主体工事の工事請負契約につきまして、その工期を平成22年10月29日から45日間延長し、平成22年12月13日までとしようとするものでございます。工期延長の理由につきましては、議案第101号と同様でございます。 以上、議案第101号及び102号につきまして、提案理由の説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔水道局副局長、渡辺 隆君登壇〕
◎水道局副局長(渡辺隆君) 議案第103号、平成21年度
周南市水道事業会計決算の認定について、提案の御説明を申し上げます。 平成21年度周南市公営企業会計決算書の一番最初でございます、平成21年度
周南市水道事業会計決算書をごらんください。 まず、業務量の概要から御説明申し上げます。恐れ入りますが、決算書の19ページをお願いいたします。水道事業、簡易水道事業を合計いたしました年度末給水人口は12万4,835人で、前年度比129人の減少、年度末給水戸数は6万518戸と前年度から353戸増加いたしております。年間総配水量は1,738万1,335立方メートルで、前年度比55万8,111立方メートルの減少でございます。料金収入の対象となります年間有収水量におきましても1,526万3,298立方メートルとなりまして、前年度より37万6,228立方メートルの減となっております。年間有収率は87.8%で、前年度と比べまして0.6%の上昇でございます。 それでは、恐れ入りますが決算書の最初にお戻りいただきまして、1ページ、2ページでございます。平成21年度周南市水道事業決算報告書につきまして、収益的収入及び支出から御説明申し上げます。 第1款の水道事業収益、第2款の簡易水道事業収益を合わせました収入の決算額は34億3,561万5,821円となりまして、予算額に対し6,813万6,179円の減収でございます。その内訳でございますが、営業収益、これは主に水道料金収入でございますが、31億7,552万759円、営業外収益は預金利息、一般会計補助金、加入金等でございまして、2億5,608万1,643円、特別利益が401万3,419円となっております。 続きまして、支出でございます。2事業を合わせました支出の決算額は30億1,032万9,074円となりまして、予算額に対しまして1億8,864万8,926円の削減となっております。内訳でございますが、営業費用が人件費、動力費、委託料、修繕費等の維持管理費、減価償却費等で25億8,071万5,163円でございます。営業外費用は、企業債利息、協議会費用等で3億9,828万7,283円、特別損失は3,132万6,628円で不納欠損金等でございます。収入の決算額から支出の決算額を差し引きました4億2,528万6,747円が、消費税及び地方消費税を整理する前の利益額でございます。 続きまして3ページ、4ページでございます。資本的収入及び支出でございます。収入でございますが、水道事業と簡易水道事業を合わせました収入の総額は18億444万1,557円で、内訳といたしまして、国庫補助金が340万3,000円、借入企業債が16億7,480万円、これは送配水設備改良事業、浄水設備改良事業、北山配水池建設事業等の財源、また企業債の補償金免除繰上償還に係る資金としての借換債でございます。出資金といたしまして一般会計から1億921万3,983円の繰り入れをしていただいております。主に今日までの水源開発事業にかかわります借入企業債の償還元金の一部に充当いたすものでございます。そのほか負担金1,657万2,044円、固定資産売却代金15万5,000円、受託金29万7,530円でございます。 次に支出でございます。2事業合わせました支出合計は31億264万6,832円で、翌年度へ1,055万2,500円の繰り越しをいたしまして、予算の不用額は4億2,290万3,540円となるものでございます。内訳でございますが、建設改良費が15億2,777万7,109円。これは、送配水設備、浄水設備の改良、北山配水池建設事業費、工業用水道共同施設負担金などでございます。企業債は、補償金免除繰上償還額を含めまして15億7,486万9,723円でございます。なお、繰越額1,055万2,500円につきましては、平成22年第2回市議会定例会において、予算繰越計算書として御報告申し上げたとおりでございます。 欄外に記載しております、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額12億9,820万5,275円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金、損益勘定留保資金で補てんいたしたものでございます。資本的支出の建設改良費につきましては、工事の概況につきまして決算書の13ページから17ページ、また、企業債の償還状況等につきましては、その明細書35ページから40ページにかけて記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。 続きまして、財務諸表関係について御説明申し上げます。5ページ、6ページの損益計算書でございます。先ほど決算報告書の中で収益的収入及び支出の決算額について御説明申し上げましたが、ここでは、消費税及び地方消費税抜きで2事業を合わせました損益の計算をいたしております。 まず、営業収益は30億2,501万7,962円、営業費用が25億4,275万3,101円、営業外収益は2億5,345万6,177円、営業外費用が3億5,382万6,270円でございまして、平成21年度経常利益は3億8,189万4,768円となるものでございます。これに、特別利益384万1,804円を加え、特別損失2,993万7,175円を減じまして、6ページ下から3行目にございます当年度純利益3億5,579万9,397円が周南市水道事業会計の平成21年度決算におきます純利益でございます。次の行の前年度繰越利益剰余金4億9,846万8,630円と合わせまして、最終行、当年度未処分利益剰余金は8億5,426万8,027円となるものでございます。 損益計算書の収益及び費用の詳細につきましては、決算書26ページから33ページにかけて記載しておりますので御参照ください。 続きまして、7ページ、8ページの剰余金計算書でございます。まず、利益剰余金の部でございます。損益取り引きにより発生しました利益剰余金が年度中にどのように増減したかの内容を記載するものでございます。減債積立金は、前年度の利益から2億円を積み立てましたが、今年度資本的収支不足額の補てん財源として同じ2億円処分いたしましたので、差し引き7,370万2,326円、利益積立金、建設改良積立金は変動ございませんので、積立金合計額は1億8,815万8,779円でございます。未処分利益剰余金につきましては、前年度繰越利益剰余金に当年度純利益を合算いたしまして8億5,426万8,027円となるものでございます。 次の資本剰余金につきましては、国庫補助金、工事負担金、受贈資産寄附金、他会計補助金等、建設改良事業の財源としての収入及び資産の除却等により処分した額を記載いたしておりまして、各項目の年度末の合計額が8ページ中ほどにございます翌年度繰越資本剰余金103億9,997万187円となるものでございます。 続きまして、8ページ下段の剰余金処分計算書(案)をお願いいたします。平成21年度未処分利益剰余金8億5,426万8,027円のうち2億円を減債積立金に積み立てて利益処分をし、翌年度への繰越利益剰余金を6億5,426万8,027円とするものでございます。これは、翌年度におきまして、企業債の償還元金の一部に充当いたしまして、自己資本金の充実とともに、事業経営の安定化を図るものでございます。 次に、9ページ、10ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。平成21年度末現在の企業の財政状況を明らかにするためのものでございます。資産の合計額は、9ページ、資産の部の最下行にあります303億6,276万4,860円でございます。内訳は、固定資産が有形固定資産及び無形固定資産で275億9,212万1,170円、流動資産が現金預金、未収金、貯蔵品、その他流動資産で27億7,064万3,690円でございます。対しまして、負債の合計額は10ページでございますが、13億7,410万9,270円。その内訳は、固定負債が修繕引当金で2億2,103万1,162円、流動負債が未払い金、その他流動負債で11億5,307万8,108円でございます。 次に、資本の合計額でございますが、下から2行目の289億8,865万5,590円でございます。内訳は、資本金が自己資本金及び借入資本金で175億4,625万8,597円、剰余金が資本剰余金及び利益剰余金で114億4,239万6,993円でございまして、負債及び資本の合計額は303億6,276万4,860円となり、前ページの資産合計額に合致するものでございます。また、注釈といたしまして、退職給与引当金及び修繕引当金の取崩額、計上額を記載いたしております。なお、固定資産につきましては、期中における増減を、固定資産明細書として決算書34ページに記載いたしておりますので、御参照ください。 続きまして、恐れ入りますが、決算書の最後のページ、41ページでございます。平成21年度周南市水道事業会計継続費精算報告書でございます。これは、事業年度を平成20年度から21年度の2カ年、総事業費を11億3,465万円で継続費を設定させていただきました北山配水池建設事業の継続費精算報告書でございます。地方公営企業法施行令第18条の2第2項で、継続費にかかわる年度が終了した場合においては、決算書類の提出にあわせて報告しなければならないと規定されているものでございます。計画事業費11億3,465万円に対し、執行済総事業費でございますが9億1,793万8,453円で、不用額は2億1,671万1,547円でございました。事業費にかかわる財源内訳といたしましては、借入企業債が8億9,330万円、自己財源であります損益勘定留保資金が2,463万8,453円でございます。 以上、議案第103号、平成21年度
周南市水道事業会計決算の認定についての説明を終わります。よろしく御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。 〔健康福祉部長、上田秀利君登壇〕
◎健康福祉部長(上田秀利君) 議案第104号、平成21年度
周南市病院事業会計決算の認定につきまして、御説明を申し上げます。 新南陽市民病院は、市民に奉仕する医療の基本理念のもと、周南西部地域の中核的医療機関として、質の高い医療を提供するとともに、隣接する介護老人保健施設ゆめ風車と連携し、医療・保健・福祉の一体となったサービスを提供しております。 病院を取り巻く環境は、近年の医療費抑制の流れの中で大変厳しさを増しており、市民病院においても厳しい経営状況が続いておりますが、平成21年度は平成20年度に策定いたしました周南市立新南陽市民病院改革プランに沿って、経営の効率化に向けた取り組みを職員一丸となって推進してきたところでございます。その結果、患者数につきましては、平成16年度をピークに減少が続いておりましたが、平成21年度は入院、外来とも増加に転じ、延べ入院患者数は4万5,321人、1日平均では124.2人で、前年度から6.4人増加しており、病床利用率は82.8%となっております。これらは、病院改革プランの数値目標を達成しております。また、延べ外来患者数は7万7,691人、1日平均では321.0人となり、前年度より0.9人増加しております。当年度純損失につきましては、患者数の増加等により、前年度と比較し約4,500万円改善して9,585万円余りとなり、病院改革プランの平成21年度の目標である1億1,100万円を約1,515万円上回り、目標達成することができました。今後も病院改革プランに沿った取り組みを推進し、経営改善に鋭意努めてまいる所存でございます。 それでは、平成21年度
周南市病院事業会計決算書により御説明申し上げますので、決算書の42ページ、43ページをお願いいたします。 初めに(1)収益的収入及び支出でございます。病院事業収益の決算額は27億2,845万9,007円で、その内訳は医業収益25億4,041万9,751円、医療外収益1億7,606万427円、特別利益1,197万8,829円でございます。病院事業費用の決算額は28億2,424万894円で、内訳は医業費用27億947万1,361円、医業外費用1億1,416万5,437円、特別損失60万4,096円でございます。 44ページ、45ページをお願いいたします。(2)資本的収入及び支出でございます。資本的収入の決算額は2億8,713万4,000円で、その内訳は企業債が3,610万円、一般会計負担金2億4,983万4,000円、その他補助金120万円でございます。 次に、資本的支出の決算額は4億6,604万218円で、内訳は建設改良費4,367万6,745円、企業債償還金4億2,236万3,473円でございます。これにより、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する1億7,890万6,218円は、損益勘定留保資金等で補てんしております。 なお、ただいま御説明いたしました決算報告書の金額は、実際に出納した額で消費税を含んでおりますが、46ページの損益計算書や57ページからの明細書等の金額には、消費税を除いた金額を掲載しておりますので、御留意をお願いいたします。 それでは46ページをお願いいたします。損益計算書でございます。1、医業収益は入院収益、外来収益及びその他医業収益の総額で25億3,660万8,904円でございます。2、医業費用は、給与費、経費、減価償却費等の総額で27億944万104円で、医業収支は1億7,283万1,200円の損失となっております。一方、医業外収益は6,560万6,144円の利益となっております。その内訳は、他会計負担金等の医業外収益が1億7,575万393円、医業外費用が1億1,014万4,249円でございます。それらの5、特別利益と6、特別損失を加えました当年度純損失は9,585万522円となりました。 47ページをお願いいたします。剰余金計算書でございます。利益剰余金の部のうち、3の欠損金でございますが、前年度未処理欠損金8億7,111万723円に当年度純損失9,585万522円を加えました当年度未処理欠損金は9億6,696万1,245円となっております。 48ページをお願いいたします。資本剰余金の部のうち、当年度の増減でございますが、4のその他資本剰余金の当年度発生高2億5,103万4,000円は、資本収支に係る一般会計の負担金で、企業債償還元金の一部を市から繰り入れたものでございます。 50ページをお願いいたします。平成22年3月31日現在の貸借対照表でございます。資産の部のうち1の固定資産の合計は、ページの中ほどの右側に記載してますとおり、53億4,558万1,311円で、主なものは土地、建物、器械備品等でございます。2の流動資産の合計は15億5,955万9,650円で、その内訳は現金預金10億7,834万643円、未収金4億4,121万9,007円、短期貸付金4,000万円でございます。医業未収金の主なものは、2月と3月分の診療報酬でございます。また、医業外未収金は病院群輪番制に係る県補助金等で、他会計貸付金は介護老人保健施設事業会計に一時貸し付けをしているものでございます。また、3の繰延勘定は4,970万428円で、資産の合計は69億5,384万1,389円となっております。 51ページをお願いいたします。負債の部、4、流動負債の合計は5,610万9,574円でございます。医業未払金は医療公社に支払う交付金等で、その他未払金は消費税の後期支払い分でございます。次に資本の部でございます。5、資本金の合計は57億5,901万7,360円、6、剰余金の合計は11億3,871万4,455円で、資本の合計は68億9,773万1,815円でございます。 52ページ以降は、決算附属書類として事業報告書、収益費用明細書等を添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。 以上で、平成21年度周南市病院事業の決算に関する説明を終わります。 続きまして、議案第105号、平成21年度
周南市介護老人保健施設事業会計決算の認定につきまして、御説明を申し上げます。 介護老人保健施設ゆめ風車は、平成16年4月の開設以来、利用者の方々が自立した日常生活を営むことができるよう、在宅復帰や在宅生活支援を目指したサービスを提供しております。 全国的に介護老人保健施設の経営が非常に厳しいことから、国は平成21年度に介護報酬のプラス3%の改定を実施いたしましたが、ゆめ風車におきましても独自に経営委員会を設置し、経営の改善に向けた取り組みを推進してきたところでございます。その結果、平成18年度をピークに減少が続いておりました短期入所者を含めた施設入所数は、平成21年8月以降増加に転じ、1日平均52.2人となり、前年度に比べ0.1人の増加となりました。また、通所リハビリテーション利用者数も1日平均27.0人で、前年度と比較して1.3人増加しております。これらにより、当年度純損失は前年度に比較して約2,730万円改善し、185万円余りとなっております。今後も早期の単年度黒字化を図るため、経営委員会を中心として経営改善に努めてまいります。 それでは、平成21年度
周南市介護老人保健施設事業会計決算書により御説明申し上げます。決算書の61ページ、62ページをお願いいたします。 初めに(1)収益的収入及び支出でございます。介護老人保健施設事業収益の決算額は3億1,016万5,221円で、その内訳は事業収益2億9,861万3,777円、事業外収益1,152万552円、特別利益3万892円でございます。介護老人保健施設事業費用の決算額は3億1,201万7,248円で、内訳は事業費用2億8,793万2,881円、事業外費用2,373万5,845円、特別損失34万8,522円でございます。 次に63ページ、64ページをお願いいたします。(2)資本的収入及び支出でございます。資本的収入の決算額は3,289万4,716円で、その内訳は一般会計の負担金が3,274万6,728円、その他収入が14万7,988円でございます。次に、資本的支出の決算額は5,326万2,207円で、内訳は企業債償還金5,311万4,219円、投資14万7,988円でございます。これにより、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する2,036万7,491円は、過年度分及び当年度分の損益勘定留保資金で補てんしております。 なお、ただいま御説明いたしました決算報告書の金額は、実際に出納した金額で消費税を含んでおりますが、同じく65ページ、損益計算書や76ページからの明細書等の金額には、消費税を除いた金額を掲載しております。 それでは、65ページをお願いいたします。損益計算書でございます。1、事業収益は、施設療養費収益、施設利用料収益及びその他事業収益の総額で2億9,839万9,514円でございます。2、事業費用は、給与費、経費、減価償却費等の総額で2億8,791万9,800円で、事業収支は1,047万9,714円の利益となっております。一方、事業外収支は他会計負担金等の事業外収益が1,173万4,815円、事業外費用が2,374万8,926円となり、1,201万4,111円の損失となっております。それらに5、特別利益と6、特別損益を加えました当年度純損失は185万2,027円になっております。 66ページをお願いいたします。剰余金計算書でございます。利益剰余金の部のうち、3の欠損金でございますが、前年度未処理欠損金2億1,052万616円に当年度純損失185万2,027円を加えました当年度未処理欠損金は2億1,237万2,643円となっております。 67ページをお願いいたします。資本剰余金の部のうち、当年度の増減でございますが、3のその他資本剰余金の当年度発生高3,289万4,716円は、資本的収支に係る一般会計の負担金で、企業債償還元金の一部を市から繰り入れたものでございます。 69ページをお願いいたします。平成22年3月31日現在の貸借対照表でございます。資産の部のうち、1の固定資産の合計は14億5,161万7,032円で、主なものは土地、建物、器械備品等でございます。2、流動資金の合計は6,829万2,389円で、その内訳は現金預金2,342万5,733円、未収金4,486万6,656円でございます。事業未収金の主なものは、2月と3月分の介護報酬でございます。資産の合計は15億1,990万9,421円となっております。 70ページをお願いいたします。負債の部、3、流動負債の合計は4,401万4,922円でございます。一時借入金4,000万円は、病院事業会計から一時借入をしており、事業未払金は、主に医療公社に支払う交付金でございます。次に、資本の部でございます。4の資本金の合計は15億5,522万4,260円、5の剰余金の合計はマイナス7,932万9,761円で、資本の合計は14億7,589万4,499円でございます。 71ページ以降は、決算附属書類として事業報告書、収益費用明細書等を添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。 以上で、平成21年度周南市介護老人保健施設事業の決算に関する説明を終わります。よろしく御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。 〔競艇事業部長、山本貴隆君登壇〕
◎競艇事業部長(山本貴隆君) 議案第106号、平成21年度
周南市徳山モーターボート競走事業会計決算について、御説明申し上げます。 まず、モーターボート競走事業におきます平成21年度の業務の概要について御説明申し上げます。決算書90ページをお願いいたします。平成21年度におきまして、周南市が施行者として開催いたしました主催事業といたしましては、一般レース150日、GⅠレースは7月に開催いたしましたGⅠ徳山クラウン争奪戦開設56周年記念競走、また2月に開催しましたGⅠ徳山モーターボート大賞競艇マクール賞の12日、合計162日で昨年度と同日数で開催いたしました。総売上金額は165億3,423万5,300円で、昨年度と比較し6億2,164万円増の3.9%増となっており、発売形態別売り上げの構成比率を見ますと、本場が29.4%、電話投票が29.3%、協力他場が34.8%となっているところでございます。前年度と比べ、本場の売り上げが減少し、電話投票や協力他場の売り上げが伸びるという状況を示しておりますが、これは徳山競艇場のみならず、全国的な傾向となっており、業界としてもさまざまな来場促進策に取り組んでおりますが、減少に対する有効な手段が見出せない状況となっております。また、受託事業におきましては、本場及びオラレで230日、呉場外で292日発売し、総売上額で91億1,688万4,800円となっており、昨年度と比較しまして12億4,126万9,000円の減少、率にして12%の減少となっており、やはり来場者の減少や購買単価の減少によるものと考えております。 それでは、決算書の最初に戻っていただき、80、81ページの決算報告書から御説明申し上げます。 まず(1)の収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては、決算額が185億965万4,075円となっております。その内訳としまして、営業収益は舟券発売収益や受託事業での場間場外発売事務受託収益などで184億6,861万5,934円、営業外収益は食堂等の賃貸料等の施設や土地の貸付収入、消費税の還付金などで2,879万2,603円、特別利益は平成20年度の電話投票システム利用料の見直しに伴う差額収入により1,224万5,538万円となっております。支出につきましては、決算額が185億6,107万7,244円となっております。その内訳としましては、営業費用として主催事業の実施に係る舟券払戻金、投票無効返還金、法定交付金などの連動経費と人件費、選手賞金、業務委託料などの実施に関する経費、受託事業における実施経費、職員給与などの管理経費である総係費、それと減価償却費などで185億5,374万9,680円、営業外経費として企業債利息などで732万7,564円となっており、予備費につきましては執行いたしておりません。なお、不用額は投票無効返還金や場間場外発売に係る事務委託料の残額が主なものとなっております。 なお、予算額の欄にございます地方公営企業法第24条第3項の規定による支出額に係る収入におきましては財源充当額、支出におきましては支出額の4億6,940万円につきましては、本年第2回市議会定例会におきまして、弾力条項適用書として御報告申し上げましたとおりでございます。 次に、(2)の資本的収入及び支出でございます。収入につきましては、ございません。支出につきましては、決算額1億7,874万8,508円となっております。その内訳としましては、ピット改修の施設改良費やファクシミリや展示戸棚などの営業施設費などの建設改良費で4,790万9,400円、西スタンド建設費などの企業債償還金で1億3,083万9,108円となっております。また、予算欄にございます繰越額1,575万円につきましては、去る平成21年第5回市議会定例会におきまして、予算繰越計算書により御説明申し上げたとおりでございます。 なお、欄外に記載してございます資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億7,874万8,508円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的支出調整額並びに競艇事業特別会計からの引継金で補てんをいたしたものでございます。また、建設改良費の工事の概況につきましては89ページに、企業債の償還状況につきましては明細書を99ページに掲載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。 続きまして、損益計算書等につきまして、御説明を申し上げます。82ページの損益計算書をお願いいたします。先ほど、決算報告におきまして収益的収入及び支出につきまして御説明申し上げましたが、報告書では実際に出納をした額で御説明いたしましたが、この損益計算書におきましては、消費税及び地方消費税を除いた額で損益の計算となっております。 まず、営業収益として舟券収益や受託収益などによる184億6,636万7,473円に対し、営業費用は本場、呉、オラレにおける主催事業での経費としての実施費や、受託事業での経費としての民間場外発売受託業務費、管理的経費での経費として総係費と減価償却費や資産減耗費で183億8,512万3,771円となり、営業利益としては8,124万3,702円となっております。 また、営業外収益として受取利息や施設貸付収入などの雑収入などにより2,244万5,567円、営業外費用として企業債の支払利息や仮受け、仮払い、還付等の消費税について整理した額などの雑支出で1億6,905万6,256円となり、先ほどの営業利益を加えると6,536万6,987円の経常損失となっております。 このほか、特別利益として平成20年度の電話投票システム利用料見直し分が1,166万2,418円でございますことから、結果として5,370万4,569円が当年度純損失となっております。なお、本年度が事業会計の初年度ありますことから、前年度繰越利益剰余金はございませんので、当年度純損失額が当年度の未処理欠損金となるものでございます。損益計算書の収益及び費用の明細につきましては、決算書の93ページから97ページに収益費用明細書を掲載しておりますので、御参照のほどお願い申し上げます。 続きまして、83ページの利益剰余金計算書をお願いいたします。まずは、利益剰余金の部でございますが、減債積立金、利益積立金につきましては、事業会計初年度でありますことから、前年度末残高、前年度繰入額、当年度処分額がなく、いずれも当年度末残高はございません。 また、未処分利益剰余金につきましても、同様に繰越利益剰余金年度末残高はなく、当年度純損失の5,370万4,569円がそのまま当年度未処理欠損金となっております。 84ページの資本剰余金の部につきましても、受贈財産評価額、その他の資本剰余金ともに、前年度末残高、前年度処分額、当年度発生高がいずれも0円であり、当年度末残高は0円となっており、翌年度繰越資本剰余金も0円となるものでございます。 続きまして、85ページの欠損金処理計算書をお願いいたします。欠損金を処理するための利益積立金、利益剰余金、資本剰余金がありませんことから、翌年度繰越欠損金として5,370万4,569円を繰り越すものでございます。 次に86ページの貸借対照表をお願いいたします。この貸借対照表は、平成22年3月31日現在における財政状況を示しております。 まず資産の部でございますが、資産額の合計は96億1,679万933円となっております。内訳といたしましては、固定資産として有形固定資産が78億2,467万890円、流動資産として、現金預金と受託事業での事務委託料などの未収金の17億9,212万43円となっております。 次の負債の部でございますが、負債額の合計は14億6,587万1,929円となっております。その内訳といたしましては、固定負債として、平成16年の従事員共済会退会せん別金に係る企業債5億2,867万8,337円、流動負債として主催事業における場間場外発売に係る事務委託料や業務委託料などの未払金や受託事業における未払払戻金等の預かり金などで9億3,719万3,592円となっております。 次の資本の部でございますが、資本額の合計は81億5,091万9,004円となっております。その内訳としましては、資本金として自己資本金及び西スタンド建設に係る企業債である借入資本金などで82億462万3,573円、剰余金として当年度未処理欠損金が5,370万4,569円となっております。 負債と資本の合計は、96億1,679万933円となっており、これは資産額の合計に合致いたしているものでございます。また、87ページから92ページにかけまして、概況、工事、業務、会計に関する事業報告を、93ページから99ページにかけまして収益費用、固定資産企業債の明細を記載しておりますので、御参照いただきますようお願いいたします。 平成21年度の決算につきましては、御説明申し上げましたように、欠損金を繰り越すという状況に至っておりますが、平成22年度におきましては、4月に全国GⅠの名人戦も開催し、現在のところ順調に営業をいたしており、年度末には黒字となるべく努力をいたしておるところでございますので、今後とも御支援、御協力を賜りたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 以上で、平成21年度周南市徳山モーターボート競走事業会計の決算に関する説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) ここで、暫時休憩いたします。次の会議は13時20分から再開します。 午後 0時18分休憩 ────────────────────────────── 午後 1時20分再開
○議長(福田文治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) これより質疑に入ります。 まず、議案第78号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第78号について質疑を終了いたします。 次に、議案第79号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆24番(形岡瑛議員) まず、9ページの債務負担行為補正で、ごみ燃料化運転管理委託料が廃止になってるんですね。これは包括的民間委託にするのを延長したと、延期をしたということですが、どういう事情でなったのか、改めて包括的民間委託ということの説明を含めてよろしくお願いします。
◎環境下水道部長(住田英昭君) お答えをいたします。22年度当初予算におきまして、22年度から包括的民間委託で、いわゆるRDF施設ですけれども、そこをやろうということで進んでおりましたんですけれども、御存じのとおり、3月29日、徳山ビルサービスでございますけれども、不祥事がございまして、指名停止を3カ月ということで、過去そういう経過がございます。その際、4月1日からRDF、新南陽のフェニックスにつきましては操業しないといけないということでございますので、いわゆる随意契約として今の徳山ビルサービスさんにお願いしてるという状況でございます。ただ、こういう事態が生じました関係で22年度から、途中ではございますけれども、包括的民間委託に移行する、お願いするにはちょっと問題があるということで、1回見直しをかけようと。将来に向けて包括的民間委託を進めるのはいいんですけれども、現時点においてそれを進めるのはちょっとストップをかけようということで、今担当のほうでも将来に向けた取り組みについてどうするか、今考えている最中でございます。包括的民間委託といいますのは、基本的に施設の維持管理経費、そのほとんどを、消耗品も含め、修繕費も含め、それを全部委託業者のほうにお願いをして運営をしていこうという流れでございます。ある意味、指定管理者制度に似てるんですけれども、指定管理者制度につきましては公の施設ということが前提でございますので、このRDFの施設は公の施設でございませんので、そういう形で、包括的民間委託のほうで、そういう包括的に運営をしていただくという形で整理されてるところでございます。ですから、指定管理者とほとんど似ているというふうに理解していただければよろしいかと思っております。
◆24番(形岡瑛議員) これが公の施設でないという意味合いがちょっとよくわからない点もあるんですが、それよりも重要なのは、つまり民間業者は私的経営ですから、いわゆる不安定要因があると、こういうことだろうと思うんですよ。給食センターにしろ何にしろ、保育所にしろね。保育所でもいろいろ問題が起きてますから、片っ方ではこういうものは公共的なものですから安定的な運営が要る。だから、安定的な運営に要るのに対して常に民間業者に出す場合は入札で入れかえもあるし、業者の、そういう不祥事もあり得る、倒産もあり得るということの問題点を今回あらわにしたのではないかと私は思いますが、そういう問題意識はないんですか。
◎環境下水道部長(住田英昭君) お答えいたします。確かに直営として市が責任を持って職員を採用して運営をするのが一番ベストだというふうに思いますけれども、そういう、例えば、RDF施設でいいますと、あれは非常に機械的なものでございますので、専門的な動かし方、管理の仕方がございます。それでもちまして市が直営でやるよりは、現実的には今までもそうですけれども、運転管理につきましては民間の方にずっとお願いした経緯がございます。市が直営でやってるとこではございませんけれども、ただ、指導なり、包括的な管理につきましては市が職員を置いてしているという状況でございました。確かに今の現状の中で民間委託を推進するというのは流れでございますけど、必要なところは当然直営でやるべきことは確保するというのは当然でございますけれども、民間の活力も使いながら、民間にそうやって仕事をしていただいて、事業をしていただくのも一つのメリットとして考えるべきであって、そこをどういうところでセッティングするかということはございますけれども、流れといたしましては民間のほうに専門的なところはお願いをするということで、今のところ私のほうは進んでおるところでございます。
◆24番(形岡瑛議員) そう長々と民間委託について議論するつもりで聞いたんじゃないんですよ。つまり、民間委託、民間経営というのは私的経営ですから、公的な担保はないんですから、常にこういう不安定要因がある。安定的に運営しなきゃいけない公的施設に対する片や民間企業の不安定さがある。だから、例えば、委託する場合は3年とか5年で入札するじゃないですか、業者が入れかわったりするわけでしょ。そういう不安定要因というのを改めて意識するという問題意識があるかないのかと。今の答弁聞くと、ないということですね。そうとしか聞こえませんね。どうですか。
◎環境下水道部長(住田英昭君) 問題意識があるかないかということでございますけれども、確かに指定管理者にしろ今回の包括的にしろ、3年、あるいは5年という形で入れかわる可能性もございますし、継続することもございます。確かに民間である以上、倒産があったり、いろんな経済的な要因の中で、将来どういうふうになるかわかりませんけれども、それを安定的にしていただき、それが、いわゆる入札であり契約でありと思ってますので、その辺の会社の力といいますか、実力といいますか、将来に向けて安定感があるかどうかも含めて、そういう入札をかけるわけでございますので、そのあたりで委託のほうで進めるべきところは進めていきたいというところでございます。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。──炭村信義議員。 〔「3回目じゃこれで。3回終わってないじゃろ」と24番形岡 瑛議員呼ぶ〕
○議長(福田文治議員) 3回終わっております。
◆23番(炭村信義議員) 今、形岡議員が質問された件、ごみ燃料化施設運転委託料の債務負担行為の廃止ですが、この部分について予算審議のときに今度は包括的にお願いすると、今の指定管理者にお願いするという話がありまして、そこまでやってもいいのかという議論をさせていただきました。そのときに、いや、このほうがすごく安くつくんだと、そこで使う材料等も指定管理者に仕入れていただいて全部やるほうが安くつくんだという言い方をされまして、このほうが非常にいいことなので、ぜひ実施したいという予算時の説明でありました。それで、今回それをやめるということは、今年度になってですか、ごみ燃料化施設で中の物が売られておった、そういう不正行為があった。この不正行為があったから、この業者だから、今年度はやめておこうということでやめられるのか、それともこの制度自体、これから指定管理者が変わっても、やはり慎重に考えなきゃいけないので、少し検討させてくれということなのか、その辺はどちらなんでしょう。
◎環境下水道部長(住田英昭君) お答えをいたします。22年度当初予算におきましては今申されたとおり、包括的民間委託のメリットを述べながら、これでやらせていただきたいという形で説明をしたところでございます。このたびにつきましては当然4月1日から予定どおり、徳山ビルサービスさんのほうで包括的民間委託をお願いする予定でございましたけれども、3月29日、そういう不祥事が発生をいたしまして、そのまま包括的民間委託の業者として適切かどうかというものを含めまして、当面それをやめようということでここまで来たところでございます。したがいまして、包括的民間委託の方向性については今後も検討してまいりますけれども、業者として今の徳山ビルサービスさんが適当かどうか、あるいはほかの業者さんがいらっしゃるのかどうかというのを含めまして、全体的な中で考えていくことにしております。流れは包括的民間委託でいこうということは、22年度当初の予算でも御説明してましたけど、そのとおりでございます。その方向性で進んでいきたいというふうに思っております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆14番(長谷川和美議員) 済みません。今の件で少しお聞きしたいと思うんですが、ごみ燃料化施設の、結局そういった不祥事があったということで、引き続きそこの会社が運営をするわけではないんですか、ちょっとそこの辺もう一遍確認したいんです。運営といいますか、事業の取り組み──名前出てます徳山ビルサービスさんがこのまま仕事として燃料化の運転管理をやられるんでしょうかどうでしょうか、ちょっともう一遍済みません。
◎環境下水道部長(住田英昭君) お答えをいたします。ごみ燃料化施設は当然365日ずっと続けて管理をしないといけませんので、徳山ビルサービスさんが不祥事を起こされて指名停止を3カ月ほどとっておられます。その間とめるわけにいきませんので、いわゆる随意契約という形で、指名停止の状況でありましても、必要であれば随意契約ということで運転管理をしていただけるという条文がございます。これは、今現在、ずっと徳山ビルサービスさんがしてますので、それを途中でやめることができません。ですから、施設を適正に管理運転するためには、そういう状況であっても、徳山ビルサービスさんにことしはお願いしてるというのが状況でございます。
◆14番(長谷川和美議員) そういたしますと、これはもう一点ビルサービスに、25ページでしょうか、バイオマスタウン構想推進事業費、これ7,500万円ついておりますけど、市内の飲食店等からの残菜の燃料化ということで徳山ビルサービスさんへお願いすると、先ほど部長の説明がございました。これとのリンクといいますか、これはどういうふうになっているのか、済みません、そこの説明をお願いします。
◎環境下水道部長(住田英昭君) お答えをいたします。バイオマスの関係と今回の委託管理は、全く関係ございません。バイオマス関係につきましては徳山ビルサービスさんがみずからこういう事業を展開したいということで申請をされて、市といたしましても協力をしながら、バイオマスタウン構想の中で補助がもらえるかもらえないかということを進めてまいりました。その出発点は、21年の7月30日に始まりまして、やっとこのたびオーケーですよということをいただきまして予算計上に至ったという経緯でございます。
◆26番(兼重元議員) 包括的民間委託の方向性はこれからも変わらないと、いずれにしてもそういう方向でやっていきますよということでありますね。今回はこの7月1日からという話でやろうとされておりましたが、相当な経済的なメリットがあるんでしょうね。その辺をちょっと明らかにしてもらいたいということと、不祥事そのものと企業のRDFの運転の管理能力というか、管理をするその力、これについては余り関係なさそうなんですけども、見直しというのは何を見直すのか。そういう不祥事を起こさないようにモラルをきちっと高めてほしいということなのか、運転技術そのものに多分に問題があるのかといったところですね。だから、包括的民間委託というのは、もちろん運転する管理能力も、あるいは組織を管理する能力も兼ね備えて、これならというところが大きなポイントになるかなとは思いますが、あわせてそのあたりのところを、何を見直すのかというとこですね。その辺をちょっと確認させてください。
◎環境下水道部長(住田英昭君) お答えをいたします。包括的民間委託のメリットということでございました。全体的には経費は下がるということでございますけれども、その別な視点で言いますと、市の職員のいわゆる事務量といいますか、要するに、いろんな契約がございます。直営でやってると、いろんな消耗品から光熱水費、いろんな支出負担行為をかけたり、契約をしたりというのが発生するんですけれども、包括的民間委託になりますと、その辺のあたりはすべて委託の業者さんがやるようになります。そのあたりで言いましても、かなりの事務量が減るというのも大変プラスでございます。そうなりますと、事務量が減るということはほかのところに力を注げるという状況になります。そういう形で、事務改善につきましても非常にメリットが高いというふうに思っております。確かに全体的な経費節減につきましては民間の方ですので、そのあたりは十分考慮して、安いところから仕入れたり大量で仕入れたりという工夫はされると思います。その中で、いわゆるどんだけ利益が上がるかということになろうかと思いますけれども、そのあたりは民間の知恵というか、そういうことを努力していただいて出していただければというふうに考えております。 それから、運転管理の技術、技能でございますけれども、今お願いしてるところにつきましては、運転管理に問題があるというものではございません。確かに不祥事を起こされまして、社員の管理にちょっと不手際があったということでございましょうが、それにつきましては反省も含めまして職員の教育、それらも含めまして在庫処理の確認、何がどんだけ残ってるか、常に確認をしながら、そして、それをいつ処分したか等含めまして、その在庫管理もしっかりしていただくという形で、信頼のある業者になっていただきたいというふうに考えております。
◆26番(兼重元議員) 包括的民間委託の経済的なメリット、確かによくわかります。ですから、ずばり言えばごみの処理に係る公費の負担、これが圧縮できると、これは大きなメリットでしょうね。ただ、問題は市民の日々の生活環境そのものを、これを維持していくという重要な施設でありますね。いわゆる公の施設、これをきちっとトラブルなく運転していくと。よその運転技術とあわせて、そこに携わる企業の管理努力というんですか、今回不祥事が起こったんですけども、それらを見ながら信頼に足るようなそういった企業にお任せしたいと。ですから、これは22、23年度と、あと2年ありますが、その間そういったところもしっかりとこれから見直しという言葉でくくって、24年度からは包括的民間委託という名も実という話になるんでしょうか。そういう方向性を見られておられるということだから、何を一つポイントに、ちょっといま一つよく伝わってこんですね。
◎環境下水道部長(住田英昭君) お答えをいたします。どういった業者が一番適切であるかということが第1点でございます。基本的に今のごみ燃料化施設の運転管理、ずっと委託をしてまいりましたけれども、現状の徳山ビルサービスさんにずっとお願いして熟練されておりまして、運転管理につきましては問題はないと思っております。ただ、今回の不祥事ございました関係で、そのあたりをどうやって改善していくかということも含めまして、いわゆる全体を徳山ビルサービスさん一本でいいのか、あるいは中を区分しまして、機械部分は別な会社、運転は徳ビルさんと、いろんな形が考えられると思います。その場その場をRDF施設を適正に管理するためには、今1社でいいのか、あるいは複数の専門業者で構成するのがいいのか、それを含めまして、将来にわたって市民の皆さんの生活にかかわる施設ですので、安定した操業というのを確保するために、それを今職員の中で検討してくれというふうに指示を出しております。1社には限らないと思います。いろんな専門分野がありますので、その箱物を適正に管理するためには複数社あってもいいんではないかなということを頭に入れながら適正な、適切な方向性を示すようには指示をしてますけど、今現在、そういう方向で検討してるということでございます。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆23番(炭村信義議員) 23ページになりますが、斎場施設管理事業費ということで、鹿野公民館の改装をされて、斎場をつくるということでありますが、これは予算決算委員会に係ることなので大まかなことでいいんですが、これは斎場──どう言うたらいいんですか、常設の祭壇がそのまま座るのかどうか。 それと現場等もずっと確認をさせていただいたが、これがもし斎場と2階の部屋が同時並行で使用することが可能なのかどうか。それは音が下地に伝わるとか、そういうことがあるのかないのか。鉄筋のつくりなので、多分音は大丈夫とは思いますが、その辺はどのように考えておられるのかということ。それでほかの条例から見ますと、これは通夜もここでやれるような方策になるんだろうと思いますが、これは通夜をやれば、翌日の一番でないと葬儀ができないということなのかどうなのか、その辺も含めて運営方法をどのように考えておられるのか、少し教えていただけたら 。
◎環境下水道部長(住田英昭君) お答えをいたします。今回の補正予算の中身でございますけれども、いわゆる葬儀場ということで、場所を提供する施設というふうに考えてます。ですから、祭壇等はセットはされません。それにつきましては、喪主さんが業者さんにお願いをして設定をするという形をとらさせていただいております。ですから、必要な改修工事を今回330万円程度でお願いしてると、それと備品関係、内装関係ということで上げさせていただいてます。それから、地域の住民の方から目隠しをしてほしいというのがありましたので、その要望も含めまして総額330万円ということで予算をお願いしてるところでございます。 管理でございますけれども、2階が確かに講堂というホールになっておりますので、それと葬儀の関係をどうするかということでございます。基本的に2階が葬儀の日に予約が入ってる場合につきまして、時間帯でございますけれども、葬儀の時間帯と重なっている場合につきましては、こういう事情ですので、葬儀場のほうは別なところを探してくださいという形でいかさせていただけたらと思います。上のほうで騒がれてる部分があって、下を葬儀場でやるというのは、やっぱりそれはやるべきではないのではないかなという判断を今しておりますので、2つが同時に使うことは避けたいという方向で今考えております。
◆24番(形岡瑛議員) 議員が一般質問で提案して、住民の一定の要望もあって葬儀場ができるので、これは、それはそれで、そんなものかなと思うんですが、ただ、月末になって、私の先輩も中原元議員さんいらっしゃるし、その他の方からも「ちょっと待てよ」というお話が殺到したんですよ。何でそういう状況が起きるのか、それがわからんですね。そこはどういうふうに住民の意見を聞いておられるのか。それで工事内容も今初めて祭壇をつくらないということを聞いた。ところが、目隠しをするということになると、どうも何か葬儀場らしいものが表にできるんかなとか、それから、何で葬儀場がないから──それはええんじゃけど、何で文教地区のあそこへつくらんにゃいけんのかとか、学校の運動会と葬儀が重なったとき、車の出入りはどうなるんやろうかとか、それらを含めて、あねいに急いで何でやるんかという状況が起きてる、地元でですよ。なぜそういうことが起きるんですか。
◎鹿野総合支所長(岩崎哲司君) 今回、鹿野公民館を葬儀場に一部を転用させていただきます。そのときに住民の方々から意見をいただいて、葬儀場が欲しいという要望が今までにもあったところでございます。一番影響が出るのは、やはり公民館に隣接をしております3地区の自治会、この方々に一番影響が出るのではないかということで、3地区の皆さんに御案内をさせていただいて、集まっていただいて、公民館の有効利用といいますか、今までコアプラザができて1年半ぐらいになりますけども、公民館の機能はコアプラザのほうにいっております。公民館、講堂部分しか使っておりませんので、有効的に使いたいという思いから、こちらを葬儀場として提案をさせていただくと。5月になりまして、先ほど申しました3地区の自治会の方にお集まりいただきました。そのときに市の方向性として1階部分は葬儀場、2階部分はコアプラザの分館という位置づけで設置をしたいという説明をさせていただきました。そのときに強い反対の意見というのは我々もいただいておりませんでしたけども、葬儀場として整備をするのであれば、先ほど環境下水道部長が申しました目隠しでありますとか、そういう要望が出ておりました。その要望におこたえをするために予算的な措置というのを補正あたりお願いして、再度お集まりいただいた中で、目隠しあたりの設置の確約といいますか、補正が通ればできるというふうなお話をさせていただいた後、それ以降強い反対の意見というのは我々もいただいておりませんでしたので、皆さんに御理解をいただいたものと判断をさせていただいたところでございます。
○議長(福田文治議員) 議員の皆さんに申し上げます。申し合わせにより予算議案については大綱質疑となっておりますので、よろしくお願いいたします。
◆24番(形岡瑛議員) 300万円の工事内容の中身で、下を使うということではなくて、今私が聞いたのは、予算が出るということについて、そういう住民から、つまりなぜそういう声が起きるのかと、ちょっと待てよというような、なぜそういうことが起きるんでしょうかということを聞いたんです。この予算をここに計上した説明を聞いてるんじゃないんですよ。しかも、目隠しだけじゃないでしょ、この300万円というのは。下が葬儀場になるということについていろんなところから、議会始まる寸前に声が起きると。そういう要求がなぜ起きるのかという、予算計上に当たって。葬祭ですから、余りごたごたするのはよくないと思うんですよ、地元で。地元でそういう状況が起きるということを理解されてないのかな、なぜそういうことが起きるかちゅうことを。それを聞きたいわけですよ。今までの経緯を説明してもらってもしょうがない。
◎市長(島津幸男君) 実を言うと、私も鹿野地区の市長と語る会ほかを何回もやりまして、葬儀場はつくってくれというのは2年も3年も前からあったんですよ。だけど、やめてくれというのは、今回私も聞いてびっくりしたんですね。具体的にだれが言ってるかも伺いました。広範な反対は起きてないということもございますけども、一部の方が、私はどうも、確かに文化的な場所だとかおっしゃるんだけども、鹿野はこれからどんどん葬儀の回数がふえる方向にあるのは間違いございませんし、今御自宅でやるとか、しかもお年寄り1人になってやるとか、非常に御苦労されてるという状況が、実は私のほうに逆に山のように来てたんですよ。そういう中で、今回も自治会の皆さん含めて何回もやった中で御要望──だから、やめろという話は私は今まで聞いてません、一度も。ただし、葬儀場だから、日中からということがあるので、目隠しをしてくれ、わかりました、それをやりましょうということでございますから。具体的に私──今ごろになって逆にそういう会に──私も多分どの方か大体わかるんですけども、この時期になって、私に言わせれば突然反対される意図が逆にわからないんですよ。だから、代表である自治会とか、私が言ってる広範な、鹿野の方たくさんいらっしゃいますから、市長と語る会。そういう場で一度もそういう具体的な反対も含めて、いけいけどんどんの話は何回も聞いたので。だから、そういう意味で、鹿野の人が今これを見てると、非常に不可解な感を持たれるんじゃないかということを私は逆に危惧してるんです。ちゃんと何回も含めて、打ち合わせをし、意見を聞いてきた、古い言葉で言えば民主的な手続を踏んできたつもりでおりますので、議会でもう一度議論をいただくのは大変ありがたいことですけども、その辺私きちっと順を踏んでやってきたことは御理解賜りたいということでございますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。
◆24番(形岡瑛議員) 私は葬儀場やめろとか、そういうことじゃないんですよ。どうも、だから、そんなに急いで──葬儀場は理解できる。そんなに急ぐことはないじゃない、もっといろいろ意見があって、ただ、あの場所にしろ、それから、例えば、文化活動の活用にしろ十分──だから、周知、議論、意見を聞いた部分と、何か全く知らなかったという人の部分と、公民館使われる中で、つい先ほどまでいうのが、これあるんじゃないかと思うんですよ。そこら辺のちょっと把握が──やってほしいという方向の話ばっかり来てると思うと、状況はどうも賛否両論あるんだという状況ですね、私聞いてるのは。ということがどうも把握されてないのかなということで聞いたんです。ちょっと待てよというのは、葬儀場をつくるなという声じゃないんですよ、誤解されないように。
○議長(福田文治議員) 形岡議員、答弁 。
◆24番(形岡瑛議員) だから、同じ質問。
○議長(福田文治議員) 再度の答弁をお願いいたします。
◎鹿野総合支所長(岩崎哲司君) 住民の皆さんからの御意見といいますか、議員さんおっしゃったように自治会長さんあたりへのお話というのは8月の終わりという形になっております。それから、鹿野公民館の運営協議会というのがありますけども、自治会長さんの集会の前に公民館の転用という議題が出て、その場でお話をさせていただいております。確かに皆さんに周知をするのが遅かったというのは、反省するべきところがあるのではないかと思っております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆14番(長谷川和美議員) 済みません。19ページの離島活性化プロジェクト事業費が載っておりますが、110万円ばかりで、先ほどの説明では集落支援員というふうになっておりますが、こういった離島活性化の内容。前々からこういう懸案はいろんな議員さんも言われておられますし、問題点として上がってきたし、私もお話をしてきたつもりなんですが、方向性としてどういうことをねらって、このプロジェクトを立ち上げようとされているのか、その辺のところお話をいただけたらと思います。
◎"いのち育む里づくり"部長(山下敏彦君) このたびは離島活性化プロジェクトということで上げておりますけども、離島活性化プロジェクト、私ども島おこしプロジェクトというふうな言い方をしたいというふうに思っておりますけど、これはこれだけじゃなくて、またこれからいろんな仕事が出てくるわけです。今回はこういった中で、市内でも一番高齢化が進み、また、人口も減少してるというところの中で、人をここに送り込んでやっていくということで取り組みたいというふうに思っております。地域の循環であるとか、点検であるとか、話し合い活動、こういった集落支援員の部分、それから、将来のビジョン、夢プロジェクト、一緒になってつくり上げていく部分、それから、地域活動のいろんなサポートをする、例えば、行事であったり、そういうようなサポートをする、あるいは草刈りであったり、そういうような部分、あるいは地域情報誌を発行してやったりするような事業、こういうのを一緒になってやっていきたいと、そういうことで、ここの島おこし隊と申しますか、そういうのを全国公募してやっていきたいというふうに思っております。今年度の予算は12月からですから4カ月ということになりますけども、私ども3年、こういうのを続けていきたいというふうに考えております。
◆14番(長谷川和美議員) そうしますと、今回は100万円足らずで、特に集落支援員という形は島の人ではなく外部、つまり島の外にいて、ある程度専門的な方がなられるのかなというふうに思いますが、島おこし隊とか、そういうことを今おっしゃったので、もう一点お聞きします。こういったプロジェクトを立ち上げるのにお金と人が要りますが、これから3年とおっしゃいましたけども、どういう形で全体のプロジェクトを"いのち育む里づくり"部とされてはお考えなのか、その辺の構想、それが今のお話では見えてこないんですが、もうちょっと大きな視点でお話をいただけないでしょうか。
◎"いのち育む里づくり"部長(山下敏彦君) 目標としましては、地域を維持する、最低限の人口の確保をしたいというふうに考えておりますし、また、安心して暮らせるような生活条件、そういった仕組みをその中でつくり上げていきたい。そして、地域資源を生かした経済循環の創出もしたいということでありますけども、雇用とか、経済の循環を創出しまして個々で──例えば、地域コミュニティも再生もそうなんですけども、新たな地域の運営組織のようなものができればというふうに考えております。そういった中で、島での雇用も創出できるというふうに思っております。また、これは、先ほど言いました島おこし隊ということでありますけど、これは隊ですから、1人ではなくて、私どもの分もそこの中に入ってきますし、また、大津島支所、それから、今いろいろ協議させていただいておりますけど、JAであるとか、あるいは生協であるとか、そういったいろんなところとも相談しながら、プロジェクトをつくって取り組みをしていきたいというふうに考えております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第79号について質疑を終了いたします。 次に、議案第80号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆24番(形岡瑛議員) 繰越金が出て、大変結構なことかと思いますけど、大変厳しい財政運営になってるんですが、この繰り越しが出た要因というものを説明しておいていただけたら 。
◎健康福祉部長(上田秀利君) お答えいたします。繰越金といいますと、歳入と歳出の差を繰り越すわけでございます。昨年の12月来、決算見込みというものをやっておりますが、大きく変わった点といいますと、特別調整交付金が約1億8,200万円交付されております。当初予算のほうは100万円程度見ておりましたが、これが年度末に大きく増額されてきた、このことによりまして繰越金が約1億9,500万円、これが繰り越すようになったということでございます。
◆24番(形岡瑛議員) ほとんどが特別調整交付金の増額だと。これはどういうことなんですか、こんなに増額があるというのは。
◎健康福祉部長(上田秀利君) この特別調整交付金につきましては、各保険者の経営姿勢を評価されて交付されるものでございます。この分につきましては、収納率、保健事業、レセプト点検、医療費通知などさまざまな項目がありますが、この各項目について点数化されて、交付されるようになっております。21年度につきましては、県内13市ございますが、このうち7市が調整交付金を交付されております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第80号について質疑を終了いたします。 次に、議案第81号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第81号について質疑を終了いたします。 次に、議案第82号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第82号について質疑を終了いたします。 次に、議案第83号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第83号について質疑を終了いたします。 次に、議案第84号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆34番(古谷幸男議員) 事業仕分けで、交通共済がかけられました。そのときは民業圧迫であるので、民間委託、民間へ移行したらいいというような見解も出ておったかと思いますが、今後の交通共済についてどういうふうに考えていらっしゃるのか、また、この制度ができたときからの経緯、そうしたものを考えたときに今後事業仕分けで出された方針のような考え方でいかれるのかどうかということを、基本的な考え方だけお伺いしておきます。
◎市民生活部長(中村研二君) お答えいたします。先般の事業仕分けで、この交通災害共済事業につきましては、委員の方々の御意見として廃止が1件、それから、民間委託が3件というような結果であったというように記憶しております。事業仕分けの中で、いろいろと市は今直営で実施しておりますので、そういった経緯、それから、メリット等につきまして御説明しましたけれども、仕分けの結果として今申し上げたような結果が出ております。そういうことで、実は今検証、あるいは他市の状況も調査をさせていただいて、来年度の事業への反映を検討させていただいてるという状況です。どういった方向性かということでございますが、現時点ではっきりとまだ方向づけを確定をさせていただいてる状況ではございませんので、もうしばらく時間をいただけたらと思っております。以上です。
◆34番(古谷幸男議員) 今言われたような状況だったら、他市の状況とか、極端に言ったらそうしたことを考えて、事業仕分けではそうなりましたがというのだったら何のために事業仕分け出したんだろうと、そういうことになるわけですね。また、今まで議会のほうの委員会等でもいろんな見解が出てますね。もちろん、この事業仕分けに出る以前としていろんな考え方が総体的に出てる。じゃ一体議会の意見はどうなんだろう、事業仕分けにかけた意味合いは何だったんだっていう話になっちゃう。だから、ここで聞いておきたいということです。今から検討するということですが、それは周南市としての独自性を持った考え方をきちっと持って私は方向性を出すべきだというように思いますが、いかがでしょうか。
◎市長(島津幸男君) おっしゃるとおりです。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第84号について質疑を終了いたします。 次に、議案第85号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第85号について質疑を終了いたします。 次に、議案第86号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第86号について質疑を終了いたします。 次に、議案第87号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第87号について質疑を終了いたします。 次に、議案第88号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第88号について質疑を終了いたします。 次に、議案第89号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆34番(古谷幸男議員) 担当委員会ですから、基本的なこと、この場で、先ほど出たことをちょっと確認のため聞いておきたいと思います。公民館の運営審議会を開催したところ、というところはわかったんですが、どういう見解であったかということがよく聞き取れなかったんです。もう一度確認のために、いつごろ開かれて、どうであったかということだけお答えいただいたらと思います。
◎鹿野総合支所長(岩崎哲司君) 8月17日に公民館の運営協議会ということで開催させていただいております。そのときに公民館の廃止をして、2階部分についてはコアプラザかのの分館、それから、1階部分については葬儀場に転用するということで、皆さんにお話をさせていただいたところでございます。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆31番(小林雄二議員) 鹿野の斎場の件なんですけども、一般会計の補正のときに若干ちょっと議論になって、ちょっと待てよということを言われたら、それはやめというのかというところまでちょっと言われると、ちょっと短絡的過ぎるので、その辺のところはもうちょっと度量を広くして受けてもらいたいなというふうに思うんですね。そういった立場でちょっとお聞きをしておきたいのは、それぞれ2つの議案にまたがりますけども、89号の提案のときにおっしゃったのが、鹿野地区における葬儀場設置の要望があったからであるというふうにおっしゃいました。それと、90号のときに部長が提案説明をされたのは、葬儀ができる専用施設の要望があったというふうな提案説明をされました。微妙に違うんですよね。葬儀場をつくってくれという要望というのは、それは要望の中身がどういった中身なのかというところをもうちょっとそしゃくをして判断をせんと、じゃ場所も含めて、何もかも含めての要望であったのかとか、場所的な部分を含めてはどうとか、そういった要望を含めてあると思うんですね。それで、それぞれの総合支所長と部長の提案の内容が微妙に違うので、ちょっと気になってるんですね。とにかく要望があったから出すんだというふうな提案をされました。そしたら、環境下水道部長のほうは専用施設が欲しいという要望があったのでというふうに確かに私はお聞きしました。その微妙な違いがありますので、そこら辺のところ。要望はどういう中身であったのかということに帰結するかとは思うんですが、そこら辺のところをもうちょっと正確にお聞きをしておきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
◎鹿野総合支所長(岩崎哲司君) 最初にございましたのは、平成8年の3月に鹿野の斎場ができたときに、ここで葬儀ができる場が設置はできないかという要望があったというふうに聞いてます。その後の16年の3月の定例会で、告別式の設置の要望という一般質問があったということがありました。その後、18年の6月、それから、19年の6月に鹿野の斎場で葬儀ができないだろうかという自治会からの要望がありました。そのときはいずれも狭隘なところであるし、予算的なこともあるということで、その要望についてお答えができておりませんでしたけども、平成21年の2月にコアプラザかのができたときに、その竣工式のときにコアプラザのほうで葬儀ができないだろうかという要望もいただいとるようでございます。その後、21年の3月の定例会、22年の3月の定例会で、議員の方から一般質問をしていただいておるところでございます。その声が多くあったということで、今回コアプラザの条例の中に取り込んでいく部分と葬儀場にする部分とで今回提案をさせていただいたところでございます。
◎環境下水道部長(住田英昭君) 提案説明の内容でございます。基本的には「葬儀場」ということで条例、さきの89号のほうはそういう表現をされておられます。私どもは具体的に「葬儀等を行う」と、「等」を入れております。等というのは、当然通夜とか、いろんなこと、通夜もそうなので、ですから、葬儀場の中でそれを包括すればよろしいんでしょうけど、より具体的に表記したような形になりますけれども、思いは葬儀場ということで統一してるんですけれども、表現的にそういう施設である、施設が欲しいという表現にしてしまいましたけれども、思いは一緒でございます。
◆31番(小林雄二議員) それぞれ議員、一般質問等でいろいろ質問をして、ぜひにと、その思いでやる部分は当然あると思います、私もそうですので。私が一番気になってるのは、地元からの要望があったと、その要望の中身をどの程度行政の側がそしゃくをするかということだろうと思うんですね。それが微妙に、それぞれ執行部のほうからも専用施設の要望がずっとあったんだというふうに理解をしている部分もあるし、とにかく葬儀場、いわゆる通夜ができるような場所でいえば、早うせて、どこであってもいいという言い方をすると語弊がありますので、とにかく早く葬儀場を設定をせんにゃいけんというふうに理解をされるのか、そこら辺のところが微妙に違うところもあると思うんです。それは振り返ってみれば、やっぱり地元と行政の側がどの程度、どんだけ一生懸命キャッチボールをするかということだろうと思うんですけども、その辺のところがちょっと大変気になってるんですよね。それで、十分キャッチボールしましたというふうにおっしゃられるのなら、ああ、そうですかと言うしか言いようがないんですけども、そこら辺のところはいかがですか。
◎鹿野総合支所長(岩崎哲司君) 今回の提案をさせていただく前に5月10日に周辺の自治会の皆さんのところへうちの職員が行って、聞き取りといいますか、その行為をしております。それから、連合自治会長さん、それから、コミュニティの会長さんにもお集まりをいただいて意見交換といいますか、それをさせていただいた後に、一番旧公民館の中にそういう葬儀場ができるわけですから、影響を及ぼすのは周りの皆さんだろうと思います。3地区の自治会の方すべてを対象にさせていただいて説明会をさせていただきました。そのときに葬儀をする場が見えるということで、目隠しの設置でありますとか、照明の設置でありますとか、草刈りでありますとか、そういう要望が出ております。それにこたえるということで、8月に再度3地区の自治会の皆さんを対象に説明会をさせていただいて、今回この議案の提案という形をとらさせていただいたところでございます。
◆1番(中村富美子議員) 8月17日に公民館の運営協議会を開かれたということでありましたけれども、その中でどういう意見が出たんでしょうか。この条例を改正することによって鹿野地域から公民館という名称がなくなることになりますよね。そうすると、鹿野地域では社会教育施設というものがなくなってしまうということになるんですけれど、そのあたりについて公民館運営協議会ですか、この方々の意見というのはどういう御意見があったでしょうか。
◎鹿野総合支所長(岩崎哲司君) 公民館廃止についてということで、運営協議会の皆さんにも御提案をさせていただきました。コアプラザかのが21年の2月にできて1年半ほどたっております。公民館の機能はそのときにほとんどの機能がコアプラザのほうにいってるということになりますので、ただ、公民館の提案をさせていただいたときに公民館がなくなることに対する皆さんからの御意見というのは、運営協議会の中では全く出ておらなかったということでございます。
◆1番(中村富美子議員) 公民館がなくなることについて、そのものについては全く意見がなかったと、ということは、鹿野地域には社会教育施設というものが存在しないということになるわけですよね。公民館の機能そのものはあっても、条例にうたわれないということになると、そのあたりが私もよくどういうふうに言っていいのかわからないんですけども、将来的にずっと鹿野地域には公民館というものは存在しないということになるのかどうか、そのあたりをもう少し掘り下げてお聞きしたいんですが、いかがでしょうか。
◎鹿野総合支所長(岩崎哲司君) 平成21年の2月にコアプラザかのができました。このときに公民館の機能については、先ほど申しましたように、ほとんどの機能については移転をしております。当初つくるときに今のコアプラザの中に公民館という名称を使いたかったわけですけれども、補助金、それから、交付金をいただいて、コアプラザについては設置をさせていただいてる関係で、公民館という名称をうたうことができませんでした。ただ、公民館はまだ全部のホール機能といいますか、それがコアプラザのほうに行っておりませんので、今公民館にあります講堂部分については、一昨年2月以降も使わさせていただいとる状況でございます。その中で、名称はなくなりますけども、社会教育施設ということの活動というのはコアプラザのほうで今も続けておりますので、社会教育が鹿野からなくなるということではないと思っております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第89号について質疑を終了いたします。 次に、議案第90号について質疑を行います。
◆24番(形岡瑛議員) 市長もう一度、誤解されたら困るからあれしますね。私が待てよというのは、葬儀場反対だという声じゃないんですよ。くれぐれもちょっと冷静に聞いてください。要望を取り上げられて的確に実現されようとしたことは敬意を表しますと、それは申し上げておきます。 ただ、やっぱりなぜこういう声が出てくるのかということを考えなきゃいけない。微妙な違いがあるんですね。つまり、市役所側は、例えば、運用についても文化サークルが使うときには葬祭できませんよという──それで、運用でと言われるんだけども、そこら辺について、じゃ決まった後、いろいろ聞いて、あれこれ言うたら、「いや、こうします」と言われるのと、事が最終的に固まる前にもっと広範に意見を聞いて、本当にこの場所でいいかということを納得してやるかという、このことについての微妙なずれがあるんですよ。その微妙なずれが、つい最近初めて耳にしたという方がたくさんいらっしゃって、新聞に出てからですね。じゃどうするんだと。それから、さっき、例えば、合唱団が使う予約が入ってたら葬祭はできませんと言うけれども、それじゃあそこで、葬儀ができると思ったのに、あさって、行ってみたら、合唱団があるからだめですと言われると。これも本当に葬儀場というのを要望しておられた住民の方からすると、いかがなものかという、そういう議論が出てくるんですね。ですから、ちょっともう一回お聞きしますが、私のほうでいろいろ、御意見を後でいろいろ聞いたんですが、公民館の運営協議会についても、全部つくることになりましたという決定事項の報告みたいな説明だと。それから、これ事実、私確かめてるわけじゃないんですが、地域審議会のほうにもちょっと議題にはなってなかったようだと。それから、あと今2階を使ってる、いろいろ文化活動をされてる方は、それこそ新聞報道で知るぐらいで、私たちもしかしたらできなくなるのとか、葬祭があったら。質問、電話で聞けば、支所長が、いや、それは予約があった分は優先しますと言うけども、じゃ今度はさっき言ったように、いざあさって葬儀したいというときに、「いや、できませんよ」ということになったりするという、いろんなそごが生じてるわけですね。 ですから、ちょっともう一回明らかにしとっていただきたいのは、公民館運営協議会と、それから、2階を使ってる文化団体の方々、それから、地域審議会等への意見聴取なり、審議なり、そういう状況が事実として、私が聞いたように決まった後での事後報告みたいなことだったのかどうなのか、その点確認していらっしゃるのかどうかということですね。ですから、環境下水道部長が言われた専用施設が欲しいと言われる、葬儀に使える専用施設、これは専用施設にならないわけだから、これここでは。葬儀ができなくなる可能性があるわけです、状況によったら。そこら辺の住民との要望を出された方とのコミュニケーションがどうだったのかなということでちょっと、多少誤解されそうなので、ちょっとくどい質問をしましたが、市長くれぐれも誤解なさらないようによろしくお願いします。
○議長(福田文治議員) だれが答えられますか。
◎副市長(住田宗士君) それでは、お答えいたします。今2階と1階部分の使用がダブった場合でございます。これは、先ほど環境下水道部長申しましたが、同じところで受け付けをいたしますので、その辺でお互いに使用に支障がある場合は、これは譲り合っていただくというふうな方法を、そういう葬儀とそういう文化活動でございますので、ある程度はやむを得ないのかなというふうに思っております。ですから、予約が入っておる場合とか、また、その辺の重なる件数の問題もあるとは思いますが、基本的にはそういうふうに考えております。
○議長(福田文治議員) 運営審議会、それから、地域審議会との 。
◎鹿野総合支所長(岩崎哲司君) 先ほどお話をしましたように公民館の運営協議会、これは8月17日に実施しております。おっしゃったように、この時期でございますから、方向が決定をしたことを皆さんにお話をしたという形になろうかと思います。それから、運営審議会でございますけども、これはもう一個、今年度過疎計画を策定するという時期に来ておりますので、それとあわせて今回10月に今地域審議会のほうは開催するという予定に今いたしております。
◆24番(形岡瑛議員) ですから、いずれもまだかかられてないということと、方向が決まってからのお知らせみたいなことですね。副市長、あなたのその答弁、ちょっと私の質問をよく酌まれてないと思うんですよ。そういうふうに調整なり、譲り合いが必要だということが本当に葬儀場を望んでおられる地域の方の要望に、本当に沿うことなんだろうかという、そこが今回一番これを考える大事な点なんですよ。だから、今回いろいろな意見の中で、まあそんなに一日も早くつくらなきゃいけないという緊急性があるものではないのではないかと。だから、もうちょっと十分、最終的に議会に出す前に十分そういう関係者の、つまり今2階を使っておられる文化団体の方や公民館の審議会の方や地域審議会のほうで十分御意見を聞いて、鹿野の地域の総意として、ここがいいか、どこがいいか含めて、それやったらどうかという声なんですよ。反対じゃないですよ、市長。その件についてちょっと副市長、市長がいきなり答えてもあれだから、ちょっとあなたさっきそういう答弁を、ああいう答弁しないで、よく質問者の意を酌んでちょっと見解を。
◎副市長(住田宗士君) 基本的に今葬儀場をどこへ持っていくかということの中で、いろいろ検討する中で、今まで要望を受けながらずっと検討しておったわけです。JAの場所とか、また、新たにつくるとか、そういう場所をやってきたわけでございますが、このたびそういうことで、公民館のほうの補助金のほうの問題もクリアできましたので、あの場所を、そういう講堂も2階部分にはありますけど、1階部分がそういうことで転用が可能であるということの中で、こういう決断をしたわけでございます。ですから、それは今議員さん言われるように、そういうところとは全く別のところがやられれば、それはそれでいいとは思うんですけど、そういうところでやらなければならないということの実態もあるということでありますので、御理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。
◆1番(中村富美子議員) 先ほど副市長は譲り合ってやっていってほしいということをおっしゃいましたけれども、講堂を使うことは3カ月前から申請できるようになってます。そうすると、早々と予約を入れておいた日にたまたま葬儀が入ったということになると、その場合はあれでしょ、文化行事をされるほうの方が優先するということになるんじゃないでしょうか。お互いにそこで譲り合って、「おたくね、前から申請されてるんだけど、葬儀が入ったからごめんね」と言ってお断りするということもできないと思うんですよね。だから、どちらが優先するかということをここできちんと決めておかなきゃいけないというふうに思うんです。そのあたりはいかがでしょうか。
○議長(福田文治議員) 中村富美子議員、担当委員会ですが、今ここで答弁求められますか。担当委員会でできると思いますが。(発言する者あり)
◎副市長(住田宗士君) 今ここで右か左かと言われても、私は今ここで答弁はできません。やっぱり文化、そういう活動の内容とか、どういうふうな規模か、いろいろな状況があると思います。そのような中で、判断せざるを得ないというふうに思っております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆23番(炭村信義議員) ちょっと議論がわかりづらくなってるんですが、今葬儀場と2階の部分が一緒になった場合は、今からどっちを優先するかというのを考えるということなんでしょうか。先ほど住田部長が言われたのは葬儀のほうを断るという私の質問に対する答えだったんです。私はそうだろうと思ってた。今は、今からそれは考えますということですか、その辺をちょっと整理してください。
◎副市長(住田宗士君) 基本的にはそういう、今中村富美子議員が言われましたように、文化活動のほうが変更も何もできないときは、やはり葬儀は断らざるを得ないというふうに私は思います。ですが、葬儀というそういうものですから、そういうことの中で、住田部長がそれを判断しましたけど、可能であれば、それはそういうこともあるのではないかというふうに私は理解しております。ここできちんとそうである、こうであるということを決める必要は私は、今の時点ではないというふうに理解しております。
◆23番(炭村信義議員) これからここに葬儀場をつくっていくという大事なときなんです。これ地域の方と、こういうときにはこうしますよというのを、ぜひ合意を、全員からいただくというわけにはいかんでしょうけど、こういうふうに選ばさせていただきますよというのを、事前にある程度地域の人に了解をしていただかないと、後から「おかしいじゃないか」ちゅうて言われたときに大変困りますので、そういう機会というのはめったにないだろうと思うので、そういうことが起こったら、こういうふうに選ばさせていただきますよと、もし前売り券やら売って、何か上で事業をやろうとしておられたら、それを変えるわけにいかないんですから。だけど、一方、葬儀というのは事前に1週間、10日も前から予約しておくちゅうわけにいかんのですから。その辺はしっかりと地域の人と合意を、暗黙の合意ちゅうたらおかしいけど、ある程度話をしちょっていただきたいと思いますが、どうなんでしょうか。
◎副市長(住田宗士君) 議員さんのおっしゃること、私も理解いたします。そういうことで、今からその辺についてはきちんと運用をする担当のほうで、きちんとまた地元のほうと協議をさせていただきたいというふうに、検討させていただきたいというふうに思います。
◆28番(森重幸子議員) お尋ねいたします。鹿野につくろうとされている斎場ですけれども、これを使用するとき、夜中とか、突然にみんな亡くなるわけですけど、そうしたときの使用の仕方とかというのはどうなりますか。
◎環境下水道部長(住田英昭君) 基本的には新南陽斎場と同じ扱いになろうかと思います。場所の提供だけでございますけれども、火葬の許可といいますか、死亡届を出されて、火葬の申請をされますけれども、そのときに言っていただければ対応できるような形をとりたいと思ってます。通夜であろうと、葬儀であろうと、市民の利便性の高いほうで整理をさせていただけたらというふうに思ってます。先ほど副市長申されましたように、今からそういう詳細な部分につきましても明快に整理いたしまして、説明をしていきたいというふうに思っております。
◆28番(森重幸子議員) 新南陽の斎場と同じようにするっておっしゃるわけですけど、今新南陽の斎場がとっても使いにくいということは部長は御存じなんでしょうか。夜中に亡くなるということが多いわけですけど、夜中には今民間の方が葬儀されますけど、そこにお願いをしたら、かぎをいただきに行かれて、その場合は霊安室に限り利用できるんですよね。だから、鹿野がこうやってつくられても、そこに同じように──新南陽は、だから、そこには入れないんですよ。霊安室に入れて、だれも管理人がいないわけですから、そのままかぎを閉めて置いて帰るわけですよ。鹿野には、だから、管理人がおられるんですか。
◎環境下水道部長(住田英昭君) お答えいたします。新南陽斎場、今のような状況ですけれども、こちらのほうは入り口が1個で、すべての施設が使えるようになっております。葬儀、それから、通夜、それぞれ別な部屋になっておりますけれども、その辺の利活用につきましては、管理人がいるわけではございません。自分でかぎを借りられて、あけてやるようになると思いますけれども、その運び方につきましては当然葬儀の業者さんと一緒に話をしながら進められると思いますけれども、部屋自体は一括使えますので、そうした小さいとこだけじゃなくて、奥の葬儀、通夜の部屋も整備をしますし、そのあたりは利用できるように対応させていただきたいというふうに思ってます。
◆28番(森重幸子議員) 頭が悪いもので、今のは部長が整理すると言われたのは、鹿野がそういうふうにできるようにするっておっしゃるわけですね。じゃ同じように新南陽のほうもそのように私はしていただきたいですね。(「関係ない」と呼ぶ者あり)関係ないって言われるかもしれませんけど、今部長は両方とも同じような使用にするっておっしゃったから私は言ってるんです。鹿野はこういうふうにしますっておっしゃれば私は言いません。そう言われたから言ってるんです。いいですかね。
◎環境下水道部長(住田英昭君) お答えします。私が認識不足で、新南陽斎場の取り扱いを若干間違えておりました。新南陽斎場につきましては、いわゆる祭壇等ございます。その関係で、それを守る意味もありまして、特定のところを使用できるという形にしてるんだと思いますけれども、鹿野におきましてはそういう場所をお貸しするだけの所でございますので、その場所を有効に使っていただきたい、使えるような方向で考えていけたらというふうに思ってます。今、新南陽斎場をどうこうするというのは私考えておりませんでしたので、お答えはできませんけれども、何かいろいろ不都合がありましたら、また、私のほうでも検討させていただけたらというふうに思います。
◆34番(古谷幸男議員) いろいろな議論がありますが、新南陽の斎場はともかくとして、私一番気になっておるのはいろんな声が上がってくるけど、初めて聞いたとか、お互いがそういう話になって、詰めの段階で何が詰められてるんだろうと、そういう気がするんです。実は斎場については、合併以来ずっと鹿野の地域からそういう要望があったことは事実なんですね。それを検討されて、それぞれ実行されようかという時点になって、少し何かちょっと、このぐらいの差とは言いませんが、本当はこのぐらいかもわかりませんが、あると思うんです。斎場が必要だということは、鹿野の方が要望されておられる。でも、なぜこの時期にこういうふうに出されるのか。ここまでやられるのであれば、私は3月の当初にやられてもよかったと思うんです。これが9月に上がってきた。住民の方は実はそこまで計画されてるとは知らなかったという話もここで出ましたが、基本的に今後もっと詰めなきゃならない問題だってあると、こういうことですよね。そしたら、それを詰められてから十分取りかかられても遅くはないんじゃないかなと思いますが、要らないという話じゃないんですよ。詰められて、よりいいものをつくられるというのが市長の本音だろうと思うんですね。なら、そのほうを選ばれたほうがいいんじゃないんですか、と私は思うんですが、いかがでしょう。
◎副市長(住田宗士君) なぜこの時期かということなんですけど、基本的には私も当初に間に合えば出したほうがよかったというふうに思ってました。そういうふうになるように努力はしたんですが、結果に6月もちょっと無理であって、9月になったということでありますので、よろしくお願いしたらと思います。やはりそういう希望がある以上はできるだけ早くやるというのが我々もそういうふうな考え方でありましたが、結果的にこの9月になったということであります。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第90号について質疑を終了いたします。 次に、議案第91号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第91号について質疑を終了いたします。 次に、議案第92号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第92号について質疑を終了いたします。 次に、議案第93号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第93号について質疑を終了いたします。 次に、議案第94号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆24番(形岡瑛議員) こういう下水道の工事が日本下水道事業団ということになってるんでしょうけど、この事業団は、また、いろんな建設業者、こう入れるんでしょうね。ちょっとどうもそこら辺がこういう随意契約になった上で、どこまで透明性が担保できるのかと、そこら辺はちょっとどうなってますか、ちょっと気になったものですからね。
◎環境下水道部長(住田英昭君) お答えをいたします。日本下水道事業団、いわゆる日本下水道事業団法によって設置をされてる特殊法人でございますけれども、いわゆる下水道事業を専門的に行う地方公共団体が出資をしてる団体でございます。基本的には下水道に関しての専門分野、専門職員、いろんな多数そろえて、全国的な事業で協力をしていただいてるというのが現状でございます。ただ、実際には下水道事業団が今みたいに協定を結んでも、実際の契約におきましては現場におきまして、いわゆる入札をして施工するというのが実態でございます。直接日本下水道事業団がやるわけではございません。地元でできることは地元で、できないことはしょうがないので、専門の業者になりますけれども、特に土木関係につきましては地元の業者が入るような配慮をしていただいてるというのが実態でございます。 ただ、いつまでも日本下水道事業団のほうにすべてを委託するかというのもちょっと今検討しないといけないなというふうに思ってます。やはり直営でできるものは、技術職員のレベルのアップといいますか、資質の向上も含めて業者さんと対等に議論ができる、そういう職員を育てるためには、いわゆる直営を持ってきて勉強させるというのが非常に大事ではないかということで、市長のほうからも指示をいただいてます。日本下水道事業団がありきでやるんだということでございまして、今その人員をどうするか、専門職員が足らなければ少し要りますよということも含めまして、その方向で今検討してるところでございます。
◆24番(形岡瑛議員) だから、下水道事業団というのは、市のかわりに入札を執行してるみたいな、監理を、と思うんですね。それを改善したいということですが、ちょっと市長の意向があったというので、ちょっと見解を聞いておきましょう。
◎市長(島津幸男君) 私も最初に、3年前来たときに、着任したときに、何だこれはと言ってかなり抵抗したんですよね。そうしましたら県とか国からが、知事も何か理事に入ってるとか、いろんなよくわかんない理由でやってくれと言われたんですけども。確かに当時は技術的にも我が市にもなかなかこのレベルは少ないかなと思ったんですけど、最近いろいろ見てますと、これからは十分できるんじゃないかということで、今回をできましたら最後にして、これだけの大きな血税を使うわけですから、いわゆる市にございます業界の方にお願いできるようにしたいなと思っておりますが、その辺の技術力を含めて、今現場レベルでしっかり勉強させてもらっておりますので、次回は事業団の名前が消えることを私も心から願っております。以上です。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第94号について質疑を終了いたします。 次に、議案第95号及び第96号について一括質疑を行います。質疑はありませんか。
◆23番(炭村信義議員) 1点だけ、これはちょっと私もよくわからないんですが、途中で土地の使用目的が変わってるんですね、位置が。これはなぜこのように位置が変わってきたのか。というのは産業廃棄物中間処理施設用地と一般廃棄物処理施設用地、この位置が逆に変わってきてるんですが、これなぜこう変わってきたのか、その点。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 産業廃棄物処理用地、これは、いわゆる安定型というのは一般のごみを入れる部分が安定型、産業廃棄物については遮水性、水が漏れないような構造にするというのが護岸建設のテーマでございます。そういった建設するのに中側のほうに産業廃棄物の処理施設が来るほうが護岸、遮水性を保つのに工事的に有利であるという判断をされたというふうに伺っております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第95号及び第96号について質疑を終了いたします。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) ここで暫時休憩いたします。次の会議は14時55分から再開します。 午後 2時40分休憩 ────────────────────────────── 午後 2時55分再開
○議長(福田文治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 次に、議案第97号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆18番(田中和末議員) 訴えの提起でありますが、ちょっとこれ経緯を見てみますと、従来の訴えの提起と少し違うんかなというふうな気がしてるわけです。それで、この経緯ですが、昭和59年に大河内住宅へ入居して約二十四、五年間ですか、これ家賃払っていらっしゃるわけですよね。その後、19年から滞納となるということで、22年の7月9日に内容証明、配達証明で本人に連絡をして、その後、7月16日、20日、それから、8月4日に家賃の一部が納められてるということでありますけども。それで、1つは、この3日で支払われた金額、これは幾らなのかということと、それから、この方、何歳ぐらいの人で、どういった経済状況にあるのかという点について、まずお伺いしたいと思います。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 支払われた金額の総額についてはちょっと手元に、今現在、資料を持っておりません。今この方、今議案にあるお名前の方は、昭和6年生まれの79歳でございます。以上でございます。
○議長(福田文治議員) 経済状況については。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 現在、この方はここにいらっしゃらなくて、息子さんのところだろうと思うんですけど、そちらのほうに行かれて、所得はございません。以上です。
◆18番(田中和末議員) そうしますと、現在はここの市営住宅には住んでいらっしゃらないというふうな理解でよろしいでしょうか。
◎都市建設部長(吉木洋二君) そうでございます。電気が回っておりません。
◆18番(田中和末議員) それで、従来であれば、いわゆる悪質な滞納者、そういった方について訴えをするというふうなことで来ちょったと思うんですが、今回、いわゆる内容証明、配達証明郵便で送って、その後入金があったと、金額は幾らかわかりませんけども、あったということで、いわゆる悪質じゃないような気がするんですよね。このいわゆる3日間以降納付指導、これはやられてきたんでしょうかね。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 納付指導については、納付期限から20日以内に納付がない者に対して督促を送付するわけですが、その後、指導についても個別にこの方のところに訪問して行っております。ただ、分割納付であるとか、払う意思であるとかいうのが自分のほうからの申し出もこちらからも確認できないということで、我々としては少し悪質であるという判断をいたしております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第97号について質疑を終了いたします。 次に、議案第98号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆18番(田中和末議員) 一般質問を出しておりますから、本日委員会で審議やって、9日に採決という運びになっておりますので、何点かお聞きしておきたいと思います。それで、まず第1に、今回公募型プロポーザル方式という形で進められてきましたけども、先ほどその理由について、いわゆる完成工期の関係というふうに言われたと思いますが、それ以外に今回この方式をとられた理由があれば、まずお聞かせ願いたいと思います。 それから、6月に請負業者を募り、それから、7月に選定委員会を開いて、今回の業者さんが選ばれたということですけども、この選定委員会の構成について、新聞報道では市職員と学識経験者と、先ほどもお話がありましたけども、具体的にはどういった方がこの選定委員会の中に入られているのかという点について、第2点目としてお聞きします。それから、3点目として、今回のリニューアルの改修内容、仕様についてでありますが、当初の計画より大幅に変更があったと言われております。その変更の内容について少し詳しい説明をお願いしたいと思います。以上、3点についてよろしくお願いします。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 1点目の公募型プロポーザルの理由ということで、まず工程管理の問題を一つ申し上げました。それと、もう一点は、この工事の主たる部分と申しますか、スコアボードについては全体工事の約30%、3割ぐらい近くを占めるということで、このスコアボードの様式、形式につきまして、これは国土交通省とも協議いたしましたけど、いろんな業者のほうの見積もりを事前にとりました。とりました結果、各製造メーカーによって仕様も、それから、値段もばらばらでございました。特に、画像を入れたという形の値段につきましては、例えば、2億円ぐらいのものから6億円、7億円ぐらいまであったということで、これはそれぞれのメーカーのそれぞれの仕様をもって発注するという形式ではなくて、技術的に我々はベースのもの、ベースのお金で発注をして、技術の提案を求めようという方法を国土交通省とも協議して行いました。それが主な原因でございます。 それから、7月に行いました選定委員会のほうでございますが、これは専門の電気の徳山高専の先生が1名と、あと市の職員が7名、計8名で行っております。 それから、仕様の変更というふうに今おっしゃられましたけど、これは多分当初我々が発注をして、技術提案を受けて、その後の契約までのことであろうというふうに思いますが、端的に申しますと、我々の発注仕様はLEDということで発注いたしましたが、3色のLEDということで、LEDのベースのもので発注いたしました。それに対して提案では、皆さんそうであったんですけど、フルカラーの全画面表示という提案が出てきました。このフルカラー全画面表示に対する設計図書を我々が再度つくって、それに対する見積書をもらうことによって、その見積書、予定価格を定めて、その見積書が、いわゆる入札価格みたいな形になるんですが、契約する金額ということになります。その設計図書を作成するのと見積書の提出をしたのが変更といいますか、契約をするまでの正式手続という形で行ったという経緯でございます。以上でございます。
◆18番(田中和末議員) それから、いわゆる先ほどありました電光掲示板、あるいはバックスクリーンの関係ですけども、今回電光掲示板については請負業者さんがメーカーに発注するというふうなことが言われておりますけども、恐らく既製品ということになろうかと思うんですね。このいわゆる電光掲示板のメーカーさんについて、どこのメーカーさんなのかということを第1点にまたお伺いします。 それから、今回の改修にあわせて周南地区の野球関係団体のほうから、いわゆる電光掲示板として望まれる要件、そして、その機能ということで、要望書といいますか、提案書が出されてると思いますが、この提案書の取り扱いについてどこまで生かされてるのかという点について、2点目ですね。 それから、この提案書の取りまとめということで、これに当たっては、いわゆる全国の電光掲示板、これを見てこられた競技者とか、あるいは審判の方が使いやすさとか、あるいは扱いやすさ、こういったことを5項目、33件にまとめて提案をされております。そういう意味では、非常に貴重な提案なんですね。御存じかと思いますが、これまで県内においては ようなところもあったようです。そういったことも今まであったわけです。そういう意味で、今回の提案は非常に貴重な提案だと思うんですが、そういった意味で、先ほども言いましたようにどういったところまでこの提案が生かされているのかということをぜひお聞きしておきたいと思います。以上です。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 技術提案の中でメーカーというのは、このメーカーを使用したいという意味で提出されておりますが、現時点ではまだ下請契約が調った形ではございませんので、正式に、これと同じ仕様でやられるのはほぼ間違いないと思いますけど、正式に決まっておりませんので、確実にこのメーカーがやるというのは現時点では申し上げられません。 それから、2点目の関係団体との協議の内容でございますが、これは関係団体のほうから今5項目というふうにおっしゃいましたけど、望まれる項目として、表示の方法が見やすい、わかりやすいというのが1点目、それから、扱いが簡単であるという形が2点目、それから、設計として安全安心の設計であるということ、低コストであるということ、あとは話題性に富む、興行性に対応できるというような内容であったろうかと思いますが、これにつきましてはすべての項目で我々はできる限り、特に表示につきましても視認距離といいますか、距離も150メートル以上というのがありましたけど、我々のほうも160メートル以上というような条件をつけるとか、今の提案されたものについては仕様をつけるに当たってすべての項目でできる限りのことをするという内容で発注いたしました。提案の中にも、我々の仕様の中に入れてないものでも、提案の中で出てきているという部分もございます。以上でございます。
◆18番(田中和末議員) そうしますと、ほぼ100%の内容、100%のものが今回できるという理解でよろしいでしょうかね。
◎都市建設部長(吉木洋二君) まことに申しわけありませんが、1項目当たり10項目ぐらいいろいろ中身が来ておりますので、ちょっと私が今要望の一点一点をチェックしておりませんので、全部100%であるかというのは、現時点では確認できませんが、おおむね、ちょっと抽象的な表現が、早いとか確実性とかというふうに要望されてるから、どの部分を言われるかというのがわかりませんけど、要望の中の大部分を酌み取るような方法で、現在の野球場の設計を定めております。以上でございます。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆11番(高松勇雄議員) 今の答弁の中で、一つは、スコアボードのLEDの関係はまだ下請になるかどうかわからないので、発表できないというのがありましたけども、それはおかしいんじゃないかと思います。積算根拠はそこにあるわけですから、なぜ発表できない。例えば、契約議案が今締結してないから発表できないというのはわかりますが、積算根拠であるメーカー名が出せないというのはおかしいというのがまず1点、これ確認します。 それから、今回のプロポーザル方式でありますが、約6億円近くの契約議案でありますけども、プロポーザルでありながら、また、6億円という金額でありながらヒアリングが行われてません。これはなぜかというのがもう一点。 それから、特定通知、いわゆる非特定通知、いわゆるあなたのところに決めましたというのが7月7日に決定通知が出されてますね。今回私も一般質問出してるんですが、とにかく急ぐので、議案提案及び審議を早くしてほしいと。じゃ7月7日に決定通知を出しておいて、その間防災無線、7月20、21日と議会も開かれてるわけですよね。この間何をされてたのか。なぜ約2カ月近くもほっぽらかすと言うとおかしいですけども、急ぐと言いながらこの間どういうことが行われていたか、教えてください。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 第1点目のメーカーでございますが、これは今確実に履行するという意味では下請、今からちゃんとした契約をして下請契約が出てくるということで確実にできますので、その意味ではまだ確実に工事の契約結んで、下請届出てきてないので、確実ではないというふうな意味で申し上げました。我々がじゃ発表できるのは、今言われました積算根拠としてどうなのかという御質問されましたので、今ここの提案された部分の積算根拠としては東芝という形で出てきております。これは言えると思います。ただし、これが確実にやるというのは、まだ決まってっておりませんという内容でございます。 それから、もう一点、ヒアリングと今言われましたが、これは恐らくプレゼンテーションのことであろうと思われますが、プロポーザルにおいては書面で提案をして、わかりにくいものについては、特に面談というか、プレゼンテーションを受けるという方法と、それから、今回みたいに、特に数値化できるものであったり、提案の内容がターゲットを絞られたと、複合的なものではないというようなものについては書面でやるという方法ございます。我々としては、この今の電光掲示板については製品を納入していただくという形の工事としております。だから、工事全体に影響を及ぼすものではない、電光掲示板については製品であるということで、その製品の性能ということで評価いたしますので、数字的にすべてを皆さんにいろんな項目で──追加のいろいろな資料求めましたけど、数値を数字的なものに置きかえていただいて、それを書面で評価するという方法をとりました。 それから、3点目の特定通知からきょうまでかなり時間かかって、議決を急げという話になったということでございますが、確かに7月7日に、業者の選定委員会を5日、6日で行っておりますので、その翌日に特定、非特定の通知を出しております。その後行ったのは、先ほど田中議員からの御質問にお答えしましたけど、我々が今度契約をするお金が、最初のほうは参考見積もりとしては出していただきました。今度は契約をするに当たってお金をどういうお金で契約するかというのをきちんと選定する必要があります。それには我々が提案された内容に基づいた設計図書をつくって、それに対して洋林建設・チューケン共同企業体のほうが幾らでされますかという正式な見積書を提出していただく、その応札をもって予定価格よりイコール以下、下であれば、それと間違いなく入札手続上問題なければ、それがしっかり契約金額になるという手続を踏むんですが、その手続をしておりました。本来ならば我々としては8月に、例えば、臨時議会があるということであればそこに持っていきたいという意味があったんですけど、直近の議会が9月ということで、ここまで延びてしまいました。工程的には来年の5月、4月の末か5月にあります社会人野球大会に新しいスコアボードを使って行うと。全部工事は完了しませんけど、新しいスコアボードでそこをクリアするというのが命題となりますので、そこに間に合わせるために──国体には、特に問題はございません。それに間に合わせるために急ぎたいという趣旨でお願いいたしました。以上でございます。
◆11番(高松勇雄議員) ちょっとわからないんですが、プロポーザルで、まず公告が行われて、いわゆるプロポーザルの内容を提案書という形で出したのが6月28日なんですね。それに関して当然見積金額も出ているはずですよね。今の答弁であると、そこで7月7日に決定した後に提案に基づいてもう一度設計図書をつくり直して、それに見合う見積もりをもう一回取り直したというような発言だったと思うんですが、それはどういうことなんですか、2回見積もりを取り直すということですか。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 6月28日と申しますのは、提案を受理した最終日ということですね。提案に際しての見積もりというのは、あくまでもこれは参考見積もりでございます。契約に資する見積もりではございません。メーカーとして自分の、例えば、提案内容を、じゃこれであったら幾らでできますか、やれますかということに対する一つの参考資料としての見積もりでございます。これは我々としてきちんとした仕様をつくってやらなければ、正式に官と民との契約の中で、どういうことを工事の担保としていただきますねという形をつくるのに設計図書、ここで言う洋林建設とチューケンの提案に対しまして我々はその図面と、それから、積算、お金の計算をいたしまして、新たに設計書をつくり変えます。つくり変えたものに対して予定価格を定めて、これに対する見積書といいますか、じゃ幾らでやられるんですかという正式な見積書を徴収するという作業が出てきます。このことについて行いましたので、時間を要したという形になっております。
◆11番(高松勇雄議員) そうすると、一番初めに3社が入札した、いわゆる提案書を出した部分の金額はあくまでも参考価格であって、実際の工事には反映しないと言うとおかしい、よく意味がわからないんですが。もともと設計図書を見て、それに対して拾い上げて、そちらが言われる参考価格を出して、提案書も出してるわけでしょ。その部分に関して決定した後にもう一回つくり直すということですか。
◎都市建設部長(吉木洋二君) これは方法として技術提案です。例えば、今の一番問題になる野球場の今の電光掲示板ですけど、この表示方式、表示方法につきまして、私たちの一番当初の依頼文書というか、見積依頼は3色のLEDですよと、画面表示は全くありませんよと。それに対して皆さんはいろんな技術があるから、いいものが提案できますかという形で提案をもらったわけです、皆さんに。そうすると、皆さん3社とも全く同じだったんですけど、最高級というか、フルカラー、全部のカラーの全画面を──時計があるところはちょっと、サイドはちょっと違いますけど。全画面、全体を画面表示できる、いろんな機能で使える形を提案されてきました。これについては我々は仕様をつくっておりませんので、極端な話、例えば、提案されたものに対していろんなところを、これは技術屋だから、1社を選ぶからそういうことできないんですけど、いいとこ取りをして仕様をつくり変えて、これでどうですかという見積もりをやる場合もございます。今回の場合は選定という行為がございますので、その方が提案されたものをベストするという形でございます。我々がそれについて予定価格を定めるという行為を行っておりません。支出負担の根拠もございませんので、その手続をとったということでございます。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆23番(炭村信義議員) 説明を聞いておるが、どんどんわからなくなるんですが、まず1点目に、今回3社の企業体がこれに参加をされた。これは、参加をされたというのは提案をされたというふうに受け取っていいのかどうか。もし提案をされておるのであれば、お金の問題じゃなくして、この3つの提案の中の今回ここに議案として出されておる洋林建設・チューケン特定建設工事共同企業体、ここがすばらしい提案をされた、この3つの中の提案が一番よかった。このよかった点は何なのか。3社の中で、3つの企業体の中で、ここお金の問題じゃないんですよ。これはよかったという、お金は後からまた再度計算するということなので、お金じゃないと思うので、ここの今回提案されてる請負者がよかった点をここで教えていただけたらと思います。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 選定委員会で評価をしているところでございますが、それぞれ8名の者が各自無記名ではございますが、点数をつけて、それを合計したという形で行っておりますが、特に──これは比較論になります。3つの中での比較になります。3つ提案されてるので、その中で優位性が認められたという部分について、今の洋林建設・チューケンのところで申しますと、例えば、今電源があるわけですが、電源のイニシャルコストであるとか、それから、操作性、それから、表示方式の今の、例えば、ちょっと数字は全部具体的に申し上げられませんけど、視認距離と申しまして、どこの距離から、どのぐらいの距離から見えるかという視認距離、それから視認角度、例えば、どのぐらいのところから見にくくなるんだという角度、LEDでございますので、そういう角度であるとか、そういったものが優位であるということになっております。以上でございます。
◆23番(炭村信義議員) これもいろいろな評価方法があるんだろうと思いますが、今視認角度とか視認距離、どの範囲から見えますか、これ広いほどいいだろうと思うし、どの距離から見えますかといったら遠いほどいいんだろうと思うんですが、その辺で大きな違いがあるのかどうか。視認角度、これで何度の差があるのか。全部フルカラーの大体同じようなものだろうと思うんで、その点、今こうして提案されて評価委員会で評価したんだと言われても、その辺の具体的なものがきちんとわからないと、なかなかこちらとしても判断しにくい。視認距離とか角度とかいうのは、どっかに現物があるから、そこを見に行ってやられたのか、それともメーカーさんがこういう角度ですよと言って出された角度なのか、その2つの点をお願いいたします。
◎都市建設部長(吉木洋二君) それぞれの守秘義務というか、自分ところの製品でございますので、何度というのはちょっと申し上げられませんけど、この角度については5度の差がございます。それから、距離については30メートルぐらいの差が出ております。それから、実際にデモンストレーション等で見られたかという話ですが、見ておりません。我々としては、7月5日と6日に選定委員会を行いましたけど、5日の選定委員会でも、次の日に、もしかしてそういうデモテープであるとか、対応ができるところがあればしてくださいというのを5日の日に要求いたしましたけど、1社だけが対応できるということで、ちょっと公正、公平性を欠きますので、それは行わずに、数値的なもので判断いたしました。以上です。
◆23番(炭村信義議員) これ今視認距離30メーターぐらい違うということでありましたが、今市民球場で見る距離140メーターと言われたんですか、たしか。ちょっと私の勘違いかもわかりませんが。そういう距離で、一方のメーカーはひょっとしたら字がぼけて見えにくくなる、一方のメーカーはきちんと見えます、周南市の場合の設置基準で見て、そういう違いがあるのかないのか。その違いがあるとなれば確かに優位性とかありますけど、設置をしてもそんなこと関係ないよと、全部見える範囲なんだと、今ある、今度球場がつくられる一番遠いところから見ても何ら影響ない距離ですよというのであれば別に問題ないわけですから、その辺はどうなんでしょうか。
◎都市建設部長(吉木洋二君) これは視認距離、認める距離については、仕様として160メートル以上というふうに我々は定めました。すべてがそれを超える形で最終的に提案されておりますが、それ以上のもので30メートルの差があったという内容でございます。これは評価委員それぞれが評価されて、その点数を合計したという形をとっておりますので、それ絶対的なものかどうかというまでの議論にはなっておりません。以上です。
◆34番(古谷幸男議員) 実は日程上の問題で、議会運営委員会で、いつ本会議でということになったわけですね。そのときに事務方から説明があったのは、5月の社会人野球というのは、先ほどお話があったんですが、それで私は完成するんだと思ってたら、未完成のまんま使うということなんですね。そういうことがあり得るんだろうかというのがまず第1点、ちょっと気になっておるんです。 それと、プロポーザルですからいろんな提案が、技術提案ということではありましたけれども、3社とも、先ほど聞いた主なのは電光掲示板のいわゆるベースになっておるのは、3色LEDというのが3社ともフルカラーで全画面ということで提案があったと。それは、いわゆる役所としては、市としては全く想定してなかったのかと。予算の範疇でかなり差が見積もりをとったらあったということだったんですが、じゃかなりの差があるものをフルカラーでというのは相当な差が出るはずなんですね、3色LED。全く想定してなかったのかと。その辺が、いわゆる期日との問題になってくるわけですね、我々に対する提案の。そこのところが少しわからない。それを含めて全体的に何が一番変わったのか、そこのところを十分また説明いただきたいと思うんです。 それと、3社の評価が、先ほど少し触れられましたが、何が根本的に違うのかと、それがわからないんですね。3社とも見積もりも出されておられると思うんです。その見積もりの価格と大きな──いわゆる決まった企業体の違い、その部分がもう少しわかりやすく説明をいただきたい。3点か4点言いましたけど、そのぐらいのところですが、よろしくお願いします。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 大きく3点の御質問だと思いますけど、まず最初の5月の社会人野球でございますが、これは当初から社会人野球はグラウンドを拡張して、できれば新しいスコアボードでやりたいというのはテーマがありました。これは野球連盟からの要望もございました。工事がすべてそこまで完了するかといいますと、最初からそこまで工程的に全部が、メーンスタンドの内外装、トイレの新築工事も含めてできるということは想定しておりません。野球ができる、野球をする最低といいますか、グラウンドの使用、それから、野球の施設の使用ができるというのが、5月の社会人野球大会ができるまでということで想定して工程を組んでおります。 それから、あとプロポーザルで、現在、3社ともフル稼働ということでしたが、全く想定してなかったのかということがございましたが、全くということはございませんが、全部がフルカラーの全画面というのはちょっと我々は想定外でした。部分的に画面を入れてくるというのはあるであろうというふうに思われたんですけど。参考に全画面の見積もりをとったときに、先ほど申しましたけど、2億数千万円のものから4億円、6億円ぐらいのものまでありましたので、そういったものが本当に提案が出てくるのかというのがありまして、点数としてはフルカラーのフル画面というのが仮に提案されたら最も高いですよという形にはしておりました、評定評価としてですね。ただ、その部分が想定外というか、大変よかったというか、競い合いがその部分の表示方式だけじゃなくて、今度はその次のステップになったということで、我々のほうの選定委員会のほうも1日では絞り切れない、判断をし切れない部分があるので、1日の選定委員会を終えて、さらに皆さんにそれぞれちょっと、また回答なり、数値的なものを、いろんなコスト、あるいは条件について提案を──提案というか、文書で回答していただくように求めて、次の日の評価委員会を行ったということになりました。 それから、3社の違いがどうであろうかということでございますが、これは結果的に委員8名がそれぞれの書面による内容をすべて、いろんな質疑が出ましたけど、特に専門の先生の御意見も伺ったりしましたけど、その中でどういう判断、どれが、どういうふうなものがいいんだというのを評定点数をつけてきました。結果として選定された特定業者との差ということで、非特定、あなたは選定されませんでしたよという業者に対して非特定通知を出すんですが、その中で、一つの業者においては表示部の画質の面が一番のところとは落ちましたよと、もう一つについては、電気設備の提案で、あるいは操作性の問題で落ちましたよという内容がございまして、そういうものについて特定された今の洋林建設・チューケンとは比較した結果、差が出ましたという内容になっております。以上でございます。
◆34番(古谷幸男議員) そうすると、プロポーザルの主なものというのは電光掲示板にかかわるものであって、野球場の形態とか、そうしたものではないと、こういうことですか。だから、電光掲示板の違いでということになると、今度下請で電光掲示板をとられた業者さんが、先ほど東芝ということの想定で見積もり出していらっしゃるということでありましたけれども、電光掲示板の差が皆出ていると、こういう理解ですか。ほかの野球場の整備とか、設備については何も提案はなかったということなんですかね。 それと、もう一点は、先ほど田中議員から要望があったことについて、私は要望の中身知りませんけれども、10項目ぐらいあるかもわからんというお話ですが、おおむね皆やれるかもわからんというようなお話だったと思うんです。それはそれでいいんですが、それをやるということになると、全体のいわゆる設計とか、そうしたものが、また日数かかるんじゃないんですか、それは全然大丈夫なんでしょうか。なぜ聞くかというと、この議案、本日提案されて、委員会がきょう開かれるんですね。それで、一般質問の冒頭に本会議で表決しようという日程になったんです。いろいろ議論あったが、そう決まった。1週間ずれると、要は、今度常任委員会が始まるわけですね、一般質問が終わって。それまで待てないのかと言ったら、いや、もうできるだけ早くと言って、中1日置いてということで、本会議まで、また返ってくるわけです。委員会も相当なスピードでやらにゃいけん。そこまでの日程がありながら、そういう部分がすべてクリアできるんだろうかというのは非常に不思議な感があるんですよ。しかも、5月は完成はすべてしてないけど、野球ができる状況にして使ってもらうんだと。本当に大丈夫なんかなと、逆に思いますよね。1週間の時間差で、非常にそういったものを重要視されるのに。どうなんですか。
◎都市建設部長(吉木洋二君) プロポーザルについての御質問で、電光掲示板だけかという御質問でございましたが、提案は大きく2つに分けておりました。電光掲示板の部分と、それから、工程管理、当然国体もありますし、条件の中に5月の社会人野球大会までに全部完成じゃないけど使える形にしてくれというのを最初の条件として与えましたので、それに対して工程管理の提案がいろいろされました。大きくは、工程管理の提案と今の電光掲示板、2つについての評価でございました。その他これはトイレであるとか、グラウンドの拡幅工事であるのかというものについては、技術的な提案というよりは、我々が定めた仕様に基づいて、そのうち規定の工程の中でやっていくという形の発注で、いわゆる普通の発注の内容でございますので、提案を求める内容とはなっておりません。 それから、日程について言えば、一番気にかかるのが電光掲示板の設置が来年の5月の社会人野球大会までに生産のラインにのせて、基礎を打って、外野も拡張してというのがちょっと工程的に一番シビアな部分がございますので、その部分をできるだけ急いでやっていただきたいというのがございます。一番コントロールのポイントが5月の大会ということでございますので、一日も早くという思いがありましたので、我々としてはできるだけ早い議決をお願いできませんかというお願いはいたした次第でございます。以上でございます。
○議長(福田文治議員) もう一点は、何じゃったですかね。(「要望 」と34番古谷幸男議員呼ぶ)要望事項がかなえられるかということです。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 要望の話がございました。野球連盟の要望は、例えば、150メートル以上からよく見えるとか、広い角度でよく見えるとか、昼夜照明、太陽光に左右されないとか、操作性であるとか、輝度とか、解像度とかのことをいろいろ言われております。これについてはちょっと具体的にどういう形──我々もこのことについてはいろんな技術評価の中でも確認いたしましたけど、現在、3件とも提案された内容の中でもほぼこれに近い形の提案が入っております。それから、操作性についても全画面を使う形と、それから、野球だけを行うときにはより簡単にやるということがございますので、その操作の切りかえとかという部分もそれぞれの提案の中に入っておりますので、ほぼ、もう今の提案の中で要望として求められる主なものは入っているというふうに我々は理解しております。以上でございます。
◆34番(古谷幸男議員) 少々勘違いみたいなんですね。私は新たに要望が出たから、それ全部今から考えてやっていくみたいなとらえ方ですが、今もう既にその要望がほとんど入ってるみたいな感じだったですよね。それはそれでいいんです。国体までに間に合わせて、野球場を改築しようということで、ようやく提案された分ですから、ぜひこれは順調に進んだらいいなという思いは私はあります。ありますが、もう一点だけ聞いておきたいと思うんです。工程管理は別問題として、工程管理はこれは企業の能力の問題ですから、あとは──能力と言ったら全部が当てはめるんですが。いわゆるプロポーザルで一番違いが出るというのは電光掲示板だったんだと。30%ぐらいの比率にあると、先ほど部長のほうから説明がありましたが。電光掲示板の差と工程管理の差があって、いわゆるこの企業体に決まったと。いわゆる総合評価の中で、それぞれの8人の方が点数をつけられて、3社の中の差というのはどのぐらいの差だったんでしょうか、よろしくお願いします。
◎都市建設部長(吉木洋二君) これはこの契約が、例えば、完了したら発表するという内容になっておりますけど、結果的に言いますと、僅差でございます。全体で、例えば、すべてが洋林建設・チューケンのほうが上回ったという内容ではございません。それぞれの3社が上回っている部分があります。そういったものを合計いたしまして約、パーセントで言いますと、点数の差のパーセントが3%ぐらいの差ぐらいになりました、結果的には。そういう僅差になっており──済みません。1位と2位、1番の者と非特定された分の2番目といいますか、上位の者との差でございますけど、そういう内容でございました。
◆24番(形岡瑛議員) もともと周南市側の仕様は3色LEDということで、フルスクリーンのフルカラーではなかったが、3社とも技術提案でそういうものが出てきたということで、それで改めて見積もり等々をやるので、時間がかかって遅くなったと、こういう理解をしておりますね。ここを私は非常に素朴に思うんですが、あそこの球場が、スクリーンがフルカラーのフルスクリーンにするということが想定されてなかったんでしょうけども、そこまでする必要がそもそもあるのかということも思うんですね。やればそのほうがいいかもわからんが、そうしたら、さっき言ったようにいろんなあと操作の問題とかコスト問題だとか、いいことばっかりじゃないんですね、豪華にすることがいうのが。だから、当初3色LEDでの仕様というのはどういう想定なのかと。つまり身の丈に合ったものとして想定されたのではないかなと思うんです。 それと、3色LEDとフルカラーのフルスクリーン、全画面表示した場合の製品の価格の差、これはどれぐらいになるんだろうかということを聞いておきたいと思うんです。それは予算の範囲だからいいというものじゃないと思うんですよ。必要以上の豪華なものにする必要ないんだから、何ぼう当初予算以内だって。その点ちょっと、お答えいただければと。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 最初のほうの質問の3色LEDがベースで発注して、本当にフルカラーが必要かどうかというような趣旨の御質問でございますが、これはここの公園が防災公園でございます。防災機能を持たせた避難地でございます。野球場の目的は当然でございますが、国とも協議いたしましたけど、野球場として使用するのは当然である、それから、防災公園として情報提供をどうするかという、これは画面を使ってやる方法がありますよというのございました。それも協議いたしました。それから、野球場以外に、例えば、イベントになりますけど、そういったものを多目的に利用できるものについて、我々の発注としてそれを初めから仕様にするのはちょっと無理があるねと。公園の補助事業としては無理がありますよということでありまして、それが国のほうと協議しまして、ベースのもので3色のLEDを我々が発注すると。提案型でやることについてやりたいんだがどうかという話を協議いたしまして、それは認めていただくという形で、国土交通省のほうで、中国整備局のほうで認めていただいて、このやり方というのは、公園事業としては全国で初めてというやり方でございますが、認定していただきました。それから、価格の差の御質問でございますが、一番──大きいところは切りがないので、今当初の見積もり段階で参考でございますけど、一番差がないところ、要するに、3色LEDとフル画像の差がないところで申しますと、約4,000万円ぐらいの差でございます。以上でございます。
◆24番(形岡瑛議員) 全画面表示にしたら、あれにもこれにもいろいろ使えるかもわからんですけども、施設というのは何にでも使えるということが全部いいとは限らんですね。かえって不便になることがあるんですよ、何でも使えるようにしたら。そこをどう考えるかということと、それから、4,000万円の差、これは、例えば、4,000万円かけて何でも使えるような画面にしたほうがええのか、それともそれは財政厳しい折、きちっと野球メーンということで、例えば、災害情報なんかは無理にあのフルスクリーンにやって流さんでも、10年に1回、20年に1回あそこに避難して、人が行って、その画面を使うようになるか、それは確率からしたら、なかなかあるかないかわからんような話ですよ。そうすると、ちょっとこれはいかがなものかということをもう一回聞いておきたいと思います。 それから、プロポーザルの中で、いずれも全者がフルスクリーン、フル画面ということです。いずれもこちらが求めるものはクリアしてたと、例えば、視認距離にしろということだったと思うんですよね。それから、その辺考えると、プロポーザルで選定する、どこか選ぶ根拠が我々にはわかりにくいですね。その点数表というのは、今のさっきの答弁だと、まだ議決するまでは出せないということなんですか、まことに困るんですが、もう一回ちょっとそれも含めて答弁ください。
◎都市建設部長(吉木洋二君) やはり我々も形岡議員と同じ──一番最初の質問でございますが。いいものが、例えば、複雑になると操作が複雑になるとか、あるいは、例えば、電気容量がふえてしまうとか、そういったものが生じてくる場合には、それはどうかなという判断をしました。そこについては、我々のほうも野球で使うときのベーシックな使い方については切りかえができる、あるいはランニングコストである電気料金についても電源というのがございまして、電源も今一次側電源というのが既に設置されておりますが、容量が大きくなれば、それを変更しなければいけないというリスクも本当はあったんですけど、それも今のままで技術的に可能であるという提案を2社についてされました。そういったものを十分検討して定めたつもりでございます。 それから、身の丈に合ったというか、こんなものまで必要かという御意見でございますが、これは野球場の今の長寿命化という形で国のお金を取る、長寿命化というのは野球場を末永く使いましょうと、要するにリニューアル、野球場の国体に向けてだけでなくて、長寿命化計画する中で、国の補助金、要するに、野球場を20年、30年というふうに使っていくんだということにおいて補助金をいただいたという経緯がございました。我々としては、公園で野球場をつくるということであれば、できるだけいいものをつくりたいという思いがございます。それに基づいてフル画像というようなことも認めていくというか、提案でやっていただこうという内容になりました。 それから、確かに根拠そのものがわかりにくいというのがございますが、今の要綱、要領の中では、そんなことはないんでしょうけど、この議会で否決ということになれば、これが公表できないということがありますので、点数としては定めておりますが、議会終了、契約後公開するという取り扱いにしております。
◆24番(形岡瑛議員) 末永く野球場として使うということとフルカラー、フル全画面表示にするということのは私はイコールじゃないと思いますよ。複雑になるほど故障が多いはずですから、それはそういうものですよ。それから、ちょっとそこまで話が出たので、例えで言いますよ。私、以前聞いたことがあるんですよ。教育長とまだ私的な会話のときにレッドソックスのフェンウェイパーク、いまだに板でくるっとやってるんですね。非常に味があるんですよ、野球場として。だから、野球場ということを考えれば、電光掲示板が絶対ええとは限らん。だから、そういう、例えば、味のある野球場として残すということも案としては──今となって言うたら何ですけども、だから、野球場としてきちっと使い勝手がいいのは、これはシンプルなのがいい。それから、市長、4,000万円というスクリーンの価格の差を我々心配をしまして、議会が財政問題調査特別委員会をつくって真剣に市の財政の未来を憂えて、真剣に議論しておりますが、これはもう提案していますからあれでしょうけど、4,000万円というのは考えざるを得ないし、いうことをどう考えるということ。それから、ここまで来ますと、例えば、予算を出すときに想定がないわけですよ、フル画面というのは。それは予算の範囲だからええんだろうかと言うけど、契約のときにはいろんな設計とか何とかまで議論しませんから、予算のときに想定した設計に基づいて予算を承認して、それで契約するわけですから。ところが、今回は技術提案型というので、設計仕様が大きく変わるということになっています。その辺をどう考えるということと、最後に、一応仮契約をしてそこに基づいて改めて見積もりを出してもらって、その見積もりに基づいて予定価格を決めて、最後に、工事費を出してもらって、それが予定価格以内であるからというと、どうも結局は、最後の段階じゃ仮契約した業者の言いなりに工事費が決まるということになってる。そこら辺がどうもわかりにくいんですね。一応お答えをいただきたいと思います。
◎市長(島津幸男君) 最後でございますから私がお答えしますが、4,000万円云々がございますけども、味のある野球場も、私も石灰で誤字脱字の名前が出るのもおもしろいと思うんですけども、我々としてはこの地域の野球のレベルを上げるためにも公式戦の1試合ぐらい来てもらいたいと。これが今回の仕様であれば、例えば、ジャイアンツ、カープぐらいは最低でも来れるというようなことまで考えてるんですよ。だから、単に田舎の野球の練習試合じゃなくて、本当のプロの一級の試合も来て、市民の皆さんが1万5,000席、満席になるというのも、またこれは一つ大切じゃないかと。そういう意味では今回の野球場は、もしお願いできれば東日本、広島球場は別ですよ。少なくとも山口県の球場の中では最も性能的にも立派であるし、あそこでやってみたいという球場にしたいと。それから、私のほうでお願いしたのは野球場だけではなくて、防災もございますけども、せっかく高いお金を持ってやるので、ここを外タレと言うんですけど、外国タレントが──1万5,000人、中も入れると3万人から4万人入れます。こういうことでビッグイベントといいますか、ビックなシンガー、ソンガーも来てもらうというようなことも。今ないんですよね。それが東山口の中核都市ということを私お願いしたいんですけども、望むならば、この野球場の建設は私はぜひともそういう面も含めたらフルカラーもありがたいなということで。4,000万円、何とかたたきにたたいて安くしてもらってると思っておりますけども、そういうことで節減をするとともに、これからの収入源の一つして考えていけば、文化面含めて、私は決して高い買い物ではないと思いたいんですけども、この辺は議会の皆様のまた御判断を賜りたいということでございます。実は先般も野球のいろいろ、先ほど御質問ありましたけども、トップレベルの、名前は言われるとわかるんですけど、日本の審判の総帥の方とか、もちろんこの町の出身者の方です。教育長、野球のプロですから、若い人も入れましていろんな話をしました。本当に野球場の色からベンチの色からトイレの中まで話をいろいろしまして、私自身も副市長も一緒になって伺って、基本的に今のところ野球を愛する皆さんとのそごはないと。逆に言えば、ぜひともこういうものを期待したいということまでいただいておりますので、お願いできれば、これからもどんどん委員会で御質問があると思いますけども、しっかりお答えしながら、後世に残る野球場にしていければと思っております。お答えになってないかもわかりませんけども、ひとつよろしくお願い申し上げます。以上です。
◆1番(中村富美子議員) 担当委員会ですが、ぜひ市長に聞いておきたいので質問いたします。今回はプロポーザル方式で契約をされてますけれども、どうして競争入札ではいけなかったのか、今まで質疑、答弁聞いてまして非常にわかりづらい。何か透明性に欠けてるような部分もかなりあるというふうに私は思いました。これが競争入札であれば、こういうことはないというふうに思うんですね。だから、プロポーザルのどこがよくて、この契約方法でやったというふうにおっしゃるのか、そのあたりをお聞かせください。
◎市長(島津幸男君) プロポーザルでやりますと、今回も高専の先生が、日本でもLEDの専門家なんですよね。だから、我々がLED、LEDと言っても、本当にフルカラーと3色とどう違うのか含めて最先端の技術がこれは無理です、副市長も含めて選考の委員の皆さん。そういうことで、プロポーザルの場合でしたら、そういう専門家の先生も採点表の中に入っていただいて──実際後で、契約が終わった後おわかりになると思いますけど、ワン、ツー、スリーと3社並べたら、先生もおっしゃいました。「これしかありません」と。私も素人ながら、ああ、これしかないなというような結果ですから、また、それは実際できる以前に、ああ、これだけ違うんなら、これはしようがないなというような御判断賜れると思いますね、大きさとか、そういう面含めて。したがって、先生の専門的な意見もございましたけども、結果的には私は今の結論になるのかなということで、専門家と我々の意見が一致したと、画面だけを見ればですよ。ただ、いろんな細かい点とか何とかありますから、僅差になったんですけども。そういうことで、競争入札ではそこまで細かい議論とかできなかったのではないだろうかと思っております。今回のように非常に技術的なところもございます。例えば、スピードガンというのがございますね。それがついてるとか、後づけにするとか、それがどこに出るとか、細かいいろんな操作上の問題もございますね、野球する方の。そういうのも含めて、今回は私はかなり技術面に偏じてるところございますので、プロポーザル方式をやってよかったのではないかと思っております。私自身もそう思っております、今回の件はですね。だから、基本的には競争入札が私もいいと思ってるんですけども、球場をつくるだけなら競争入札でよかったんですけども、電光掲示板が入ったということで、そういう方式になったということを御理解賜ればありがたいと思います。以上です。
○議長(福田文治議員) 担当委員会で質疑お願いいたします。(発言する者あり)
◆11番(高松勇雄議員) 今契約議案ですので、プロポーザルの話が出ましたが、今回実施要綱と公告が両方出てるんですけれども、その要件を満たした3共同体、いわゆる6社が入ってるわけなんですよ。先ほどの部長答弁で、例えば、ポイント数で工程管理も含めた点数が3%しか違わないということになると、Aランクの中でも、今回の6社Aランクなんですけれども、Aランクの中でも当然経営事項審査の評点も違いますし、Aランクの中でも得点違うわけですよね。そうすると、工程管理、今みたいにバックスクリーンの部分だけ、液晶パネルの部分が分離発注されてれば、こんなことはならないんですが、それを含めて、工程管理まで含められると、必ず大きい会社に落ちるようになってしまうんですよ。この参加資格の中に工程管理の云々って書いてないんですよね。この要件を満たせば、参加できるというふうに書いてないわけですよ。これについてはどういうふうな見解を持たれてるんでしょうか。
◎都市建設部長(吉木洋二君) 我々の技術屋で求めた工程管理については、会社の規模、あるいはそういった評価が入ってくる要素はございません。それぞれの方がどういった工程で、どういった段取りでされるというのを提案されておりまして、その部分に企業としての優劣がつくと、企業体としての優劣がつくという内容で、あくまでも提案の工程の中身であるということでございます。このプロポーザルの中で、唯一つくとすれば技術提案以外の部分で、企業体の技術力と工事の実施体制というのを客観的に評価する部分がございます。この中には1点そういったもの、企業の共同企業体の点数、今、要するに、資格総合点数であるとか。一番大きいのはその中でも技術者です。どういう配置予定技術者がどうされるのかというのが一番最も開いております。例えば、逆に企業体の実績とかというのも求めましたけど、3社それぞれ1億5,000万円以上の実績についての件数を求めましたけど、皆さん経験がございます。横並びでございました。だから、そういった意味ではどういう配置技術者をされるということに影響されたというふうに考えていいと思います。以上でございます。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第98号について質疑を終了いたします。 次に、議案第99号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第99号について質疑を終了いたします。 次に、議案第100号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第100号について質疑を終了いたします。 次に、議案第101号及び第102号について一括質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第101号及び第102号について質疑を終了いたします。 次に、議案第103号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆1番(中村富美子議員) 水道事業の決算ですが、21年度は約3億5,500万円の黒字が出ています。これは水がたくさん売れたということにもなっていないんですが、主な要因はなんでしょうか。
◎水道局副局長(渡辺隆君) 水道料金の売り上げにつきましては、先ほども有収水量で申し上げましたけど、かなり減っております。料金収入につきましては7,500万円ぐらい前年度と減っております。それでも、なおこれだけの利益が出たということは、経費の削減、人件費の削減、それから、低利の借入企業債による借入利息の削減、それが主なものだと考えております。
◆1番(中村富美子議員) 人件費の削減ということをおっしゃいましたけれど、水道局はどうなんでしょう、職員の削減率は全体と比較してどういうふうになっていますか。今の状況でいけるのかどうか、大変な思いで仕事をされてるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、ほかの教育委員会とか、ほかのところと比べて削減率はどうなっていますか。
◎水道局副局長(渡辺隆君) 合併時に100人でございました。それで、21年度の決算時点では78名、それで、今現在では75名でございます。削減率につきましてはほかの部局さんと比べて水道局のほうが低いとは思っておらず、かなり高いほうだとは思っております。それから、それだけ削減して職員への負担はどうかということでございますけれども、外部、料金関係といいますか、業務につきましても包括委託をさせていただきました。それで、削減できる部分につきましては人員を削減するという努力を重ねまして、職員も精いっぱい頑張りまして、今の現員で十分水道事業の運営はできているものというふうに考えております。
◆1番(中村富美子議員) 決算をさっと見る限りでは3億5,500万円ということですから、ああ、水道事業頑張ったんだなというふうに思うんですけども、内容を聞いてみると、企業債の問題や職員の減で、こういう黒字に転じてるということが大きな理由だというふうにおっしゃいました。これから水道事業としてはどうなんでしょう、黒字がこういう形でずっと続いていくという傾向になるのかどうか、そのあたりどういうふうに見込んでいらっしゃいますか。
◎水道局副局長(渡辺隆君) 現在のままの水道料金でございますと、よほどのことがない限り単年度の収支で赤字になるということはないというふうに考えておりますけれども、一般会計繰入金の問題、それから、水道料金収入の減ということで、黒字幅につきましては順次削減していくものと予測しております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第103号について質疑を終了いたします。 次に、議案第104号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第104号について質疑を終了いたします。 次に、議案第105号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第105号について質疑を終了いたします。 次に、議案第106号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆22番(米沢痴達議員) このたびの決算の提出を見て、欠損金が5,300万円ということで、ちょっとびっくりしたわけですけれども、平成22年度の予算は競艇事業の経営状況がいいということで3,000万円の繰り入れをするんだというような説明がございました。私たちも、ああ、そうなんだということで、この決算を議決したわけでございますけれども、一体こういう欠損金が上がったということはどういうような説明がなされるのか。市民にわかりやすくちょっと説明をしていただきたい、この矛盾をですね。経営状況がいいというふうに判断をされた、21年度に、その根拠は一体何であったのかということ、そのことをお伺いしたいと思います。
◎競艇事業部長(山本貴隆君) お答えいたします。21年度黒字を見込んでおりまして、当初予算の見込みは21年の12月に立てたものでございまして、そのころには7,000万円の黒字が出るという予想をしておりました。結果的に1月から3月までの収益と支出の見込みが十分でなかった。結果的に売上総額が見込みよりふえたのではございますけども、主催事業において収益率の高い本場、これが大体20%ぐらいあるんですけども、見込みを約1億8,000万円下回って、利益としては約3,800万円の減少。収益率の低い、これが約3%の収益なんですけども、協力場は売り上げとしては2億2,000万円増加したんですけども、収益的には800万円の増加しかなかった。ここで約3,000万円の赤字が出ております。受託事業の売り上げにつきましても見込みより下回ったため、事務委託料の減少となっております。これが約3,000万円です。企業会計の新年度のため、会計処理の解釈の相違がございまして、21年度の費用を約22年度分として処理して決算見込みを行ったというのもございまして、結果的に5,300万円の欠損となっております。以上です。
◆22番(米沢痴達議員) 先ほどの部長の説明で、この欠損5,300万円については本年度努力して取り戻すんだというような意気込みを見せられましたけれども、そう簡単に5,300万円という欠損金が取り戻せるのなら、じゃ今までの競艇事業は何だったのか、努力してこなかったのかなという、そんな思いを抱くわけですけれども、ことしは何か特効薬があるんですか、お聞きします。
◎競艇事業部長(山本貴隆君) お答えいたします。22年度につきましては、先ほど申しました名人戦をやっております、全国的なGⅠ。この収益がかなりありますし、1月以降にまたGⅠの周年の記念競走ございます。21年度につきましては、名人戦の費用もPR等で前倒しした部分もございますので、その収益等、また、21年度に大きなリース料、1億1,000万円ぐらいのリース料も終わっておりますので、22年度につきましては黒字が出せるように頑張っていきたいと思います。
◆22番(米沢痴達議員) 市長に総括的にお伺いをいたしますけれども、かねがね入るをはかりて出るを制すという考え方をお示しでございますけれども、競艇事業、これからどういう形のものを求めていらっしゃるのか。たらればの話をしたら悪いんですが、これからどんどん欠損金が出るような状況が生まれたときに、競艇事業について、ちょっと見通しを聞かせていただけたらなと思います。
◎市長(島津幸男君) 競艇事業はほかの公営、そういうものと同じく、全国では年間9%ずつ落ちてるんですよ。ところが、我が徳山競艇といいますか、去年、ことしと頑張りまして、GⅠもあります。特に、この22年度につきましては久しぶりのそういう形になるんじゃないかと期待しておりますし、やはり営業努力が今まで足らなかったと。例えば、発券の場所もその現場まで行って、全国走り回って今の体制でやってくれてます。それから、大型のものも、今まではもう来ないんじゃないかと勝手にあきらめてたんですけど、今トップセールスを私も含めてどんどんやってます。そういうことで、恒常的に赤字、議員おっしゃったように、これはどうしようもないんだというんなら私は即やめさせます。ただ、私はことしの22年度の状況を見ても、今回は間違いなく私は黒転といいますか、黒字にいくと思っておりますし、さらにそういう一般的な今までのにプラスして場外といいますか、競艇場のそばに一年じゅう発売できるものも、これは私どものお金じゃないんです。3億円ぐらいを本部のほうから出してもいいよという話も、最近よく努力してるんでということもありました。そういう少し好転する見込みもあります。22年度もう一度見ていただいて、そこで私は今のところ自信を持って、この地でせっかく先人が頑張ったこの競艇事業、いろいろな御意見はあると思いますけど、つぶすのは簡単なんですよ、つぶすのは。やめたと言えばできるんです。だけども、せっかくですから、私の代につぶさないように頑張っていきたいということで、議員の御質問にちょっと答えてないかわかりませんけども、最終責任者は私でございます。例えば、余った土地の販売とか、いろんなことを含めて、中期的、長期的に黒字になるように頑張っていきたい。まずはことし、22年度を頑張りたいと思っておりますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。以上です。
◆34番(古谷幸男議員) 今のいわゆる欠損が5,300万円と、22年度が3,000万円の繰入金を見込んで、いわゆる当初予算計上されてる。いわゆる見通しが甘かったという状況はともかくとして、赤字体系であるところのものから3,000万円一般会計のほうへ繰り入れるという財務状況は本当に正確に言って、いいですか。私はそこだけが気になるんです。どう思われますか、どういう見解なんでしょう、これ。ここだけ聞いておきたいと思います。
◎市長(島津幸男君) 赤字で3,000万円繰り入れるというのは、やっぱりちょっとおかしいですよね。だから、もともとのように1億8,000万円もうかる予定だったとか、そういうことがあって、今回一番のミステークはもともと黒になる資金といいますか、剰余金的なものが年度当初にはあったんですけども、それが通常のレースをやるたびに赤がふえていくという体質が直されてなかったということで、アドバイザーも含めてここまでひどい状況とは思わなかったということなんですけども。というのは、私はそういう意味では、ことしは十分剰余金といいますか、3,000万円とかを繰り入れるような状況にした上でやるんならいいんだけど、おっしゃるように無理して3,000万円を入れるような体質だと、これは競艇事業本体がもちませんので、議員のおっしゃるように、その辺は十分勘案しながらやってみたいと思います。ありがとうございました。
◆24番(形岡瑛議員) 本会議ですから、市長がつぶすのは簡単ですと言われたけど、簡単じゃないですよ。これなかなか大変なんですよ、はい。だから、我々日本共産党は公営ギャンブルそのものには反対であるけども、今抱えている競艇事業の予算について、公営ギャンブルに反対だから、絶対反対という態度はとってないですよ。やっぱりいろいろ経営について赤字になれば市民の負担になるから、やっぱりいろいろ物も言わなきゃならんし、それで、今公営ギャンブル反対だから、一切反対という態度をとってないですよ。だから、つぶすのが簡単なら、それはすぐつぶしたほうがいいですよ、これは本当。それは世の趨勢を考えたらいいです、地方の公営ギャンブルの。これは趨勢としたら縮減の一途なんですね。これは今ことし名人戦があるとか、そういう努力はやってもらわにゃ困るんだけども、それは必ずこうなりながらだんだん落ちていくんです、こういうものは。これは今までの競艇事業の歴史を見たら明らかになりますよ。今若干ある程度黒字が出る年があったのは給食センター用地7億5,000万円、一般会計から入れたり、それから、前々競艇事業部長も努力をされて、本場のレースを減らして場外とか、いろんな金をかけずに舟券売れるようなコストを減らしていく一定の努力もあって、若干の赤字が減ってるんです。その趨勢をよく見られて、やっぱりこれから、例えば、1億5,000万円なんか投資かけられるというけども、そこは考えながらやっていかないと、それはいろいろ努力が足りないということではとどまらない、趨勢というのは見ておかなきゃいけないと。その辺をちょっと競艇事業部のほうでどういうふうに踏まえられておるのか、頑張っておられることは高く評価しておりますから。
◎競艇事業部長(山本貴隆君) お答えします。今、形岡議員言われたように、全国的にも落ちておりますし、なかなか厳しいものがございます。その中で、先輩方がいろいろ経費削減等もやられております。今受託事業で、なるべく経費をかけないで売ろうというのも今一生懸命やっております。なおかつ、今本場が売れてこその競艇場でございますので、本場のファン層拡大に、今まで競艇場に来られてない方にも一生懸命PRしながら来ていただいて、市民権を得ながら、また、電話投票の方にも、今結構電話投票は毎年ふえておりますので、全国にも電話投票で収入が確保できるようにPRしたいと思いますし、協力場というのは収益率が低いと申しましたけども、収益には間違いないことでございますので、全国的にPR、宣伝を全国的に営業しながら、何とか黒字ができる体制をずっと確保していきたいと思っております。以上です。
◆24番(形岡瑛議員) ですから、趨勢がどんどん落ち込んでいくときには、これは当然新しい投資は控えるということになりますよね。これは当然ですよね。上昇するときには設備ふやして、やって売り上げを拡大すればいいんだけど、そういう態度が要るんじゃないかと思うんです。ですから、市長、道の駅に何とかという話も出たりしておりますけど、それから、オラレもありましたけども、売り場をたくさんつくっても、売れるところがふえるだけで、総体はそんなにふえるもんじゃないですよ。 それから、もう一つは、本場に来てレースを楽しむということであれば、賭博性が薄れて、楽しむというほうが増大することも考えられますが、本場に来ないで、券だけどっかで買ったというのは、これは非常に射幸性を目指したような賭博性の強い──傾斜しますから。そうすると、公営ギャンブルの非常に悪い面がむしろ出てきながら、また、新しい売り場つくって、その分のコストがかかるということになって、私は大変これは憂えておりますから、今市長が言われてる方向性については。ここでひとつ市長の見解を伺っておきたいと思います。
◎市長(島津幸男君) 共産党の形岡議員と経営談議をしようとは思っておりませんでしたけど、おっしゃるとおりだと思いますね。そういう不安定要素といいますか、完全に100%いい方向にいくとは限らないと思いますから、そういうことがないようにきょうの議会の皆さんの議論も踏まえながら心して経営に邁進していきたいと思っております。以上です。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆11番(高松勇雄議員) 91ページのその他の契約500万円以上というのありますけど、例えば、売り上げ上がってないのに、例えば、広告費とか、ホームページの費用とか、経費的に見ると、非常に大きな金額が上がってるわけですね。また、経常的な利益では土地の借上料とか、こういうのは見直しが毎年かかってるんですか。契約議案で上がってくるボートの購入とか、そういうのこちらにかかってますけど、日々の契約部分というのは、特に広告関係とか、放送関係、メディア関係はある意味、昔から言いなりというか、言い値でやってた部分がそのまま引き継がれてるんじゃないかなと思いますけど、いかがでしょうか。
◎競艇事業部長(山本貴隆君) お答えします。管理経費についてはなかなか同じようなものがあるんですけども、特に広告等につきましてはしっかりうちのほうでも中を練って、それでまたプロポーザルをしていただいて、本当に予算の範囲内じゃなくて、いいものだけを取り上げて今やってる状況でございます。以上です。
◆11番(高松勇雄議員) 特に、メディアとか、広告関係は、実績が上がらないと意味がないわけですからシビアに契約関係やられたほうがいいかなと思います。それで抑えていかないと、この中でも入るをはかって出るを制していかないと、これ今8億円ぐらいありますよね、ざっと見て。だから、こういう部分を抑えていくことによって、またプラスになっていくんじゃないかと思いますけど、よろしくお願いします。
◎競艇事業部長(山本貴隆君) しっかりその辺も踏まえて、また見直せるものは見直してやっていきたいと思います。ありがとうございます。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆26番(兼重元議員) ここでいかに競艇事業部が努力されてるかということを皆さんにやっぱりアピールする必要があるかと思うんですよ。そこで、お聞きしておきたいんですが、全国24場ありますが、一体競艇事業のマーケット、これはどういう状況になってるのか。年々再々漸減傾向にあります。これが事実ですね。このうち日本のギャンブル市場は30兆円だと言われておりますが、そのうち26兆円ぐらいはパチンコだそうですね。これがギャンブルでなくして何だろうかと言いたいんですが。それはさておき、我が周南市では全国の競艇の実態、それと我が周南市の競艇事業、それが下がりながらでも、少しでもそれに抗してでも、我が周南市の競艇事業は努力してるんですよといったところを堂々ときちっと開陳してみてください。市長お願いします。
◎市長(島津幸男君) 私は全国の競艇の全部を見てる監査役になっておりますから、もちろん大口の江戸川とか、それから、丸亀といったようにけたも一つ違うところもございますけども、私どもはずっと24競艇の中で断トツびりだったんですね。ところが、おととしから去年も、いわゆる逆にびりだったんですけど、伸び率が全国一なんですよ。いわゆる売り上げの伸び率がですね。私のところにもありますけども、アカデミー賞みたいなクリスタルの賞をいただきました。だから、売り上げ全体は少ないけども、いわゆる回復率といいますか、伸び率がいいということで表彰も受けております。そういうことで大きなGⅠ等もいただいたこともございます。また、これからもそういう意味ではほかのところと比べると、小さい割には大きなやつ持っていくじゃないかと盛んに言われるんですけども、やっぱり評価は全国的にも徳山競艇、高く評価されております。また、広告費の話が出ましたけども、先般以来、我が徳山競艇のつくった、いわゆる5人の戦士、戦士といいますか、それのヒット数が昨年はナンバーワンだったりして、非常に話題性の高い競艇場に今なっておりますので、そういう意味では今、山本部長を中心に本当によくやっております。ただ、これが結果に結びつくようにことし1年、また頑張らさせていただければと思いますので、兼重議員どうもありがとうございました。以上です。
◆26番(兼重元議員) お礼を言われるほどではないんですけど。要するに、形岡議員が言われるように、競艇のそのもののパイが細ってきておると。だから、細った中でも我が周南市の競艇事業は今言われるようにどのぐらいの数字なのか、非常に右肩上がりということでしょうから、どのぐらいの数字、具体的な数字がわかれば──要するに全国の、毎年毎年、日本財団というとこか、全施協というとこか、それが競艇事業の売り上げをずっと数字を出してるはずですよ。それがどのぐらいの漸減傾向にあって、しかし、我が周南市の競艇事業は何%ずつ伸びているんだという話、このあたりのところを具体的にちょっと示さんにゃいけませんね。そして、今市長がいろいろ言われたところは我が周南市民にもしっかりとアピールをせにゃいけんのじゃないかと思うんですね。それは基本的にはギャンブルですから、決してしっかりやってくださいませというわけにはいかんです。そろっと言うぐらいしか、ならんでしょうね。我が息子にもそんなことは教えられんし、孫にも言われない。大きくなったらボートレース行けよと、周南市のためになるんだから、しっかりばくちというか、公営ギャンブルやれと、こういうわけにはいかんのですよ。実際はそういう話なんです。もう競艇、公営ギャンブルの成り立ちからしてそうなってるんですから。だから、あえて言わせていただくなら、あるものをどうやってしっかりと活用していくかという話になるんでしょう。だから、今の数字的なものもしっかり言ってください。そして、やはり最終的には収益事業ですから、ことし3,000万円ということになってますけど、ないとこからむしり取っちゃいけませんよ。やっぱり今度は戻さんにゃいけませんね。1年間やってみて、だめなら戻すんですよ。そういうふうにせにゃ、財務当局、財政当局大変ですよ。こちらの財政じゃなくて、こちらの財政が大変でしょう。そういったことも柔軟にやっていかんにゃいけませんね。ちょっと具体的に数字を出してください。そして、皆さんに知ってもらおうじゃないですか。
◎競艇事業部長(山本貴隆君) 数字につきましては毎年、先ほど言いました名人戦とか、全国発売があると、その一レースだけで80億円とか、そういうふうになりますので、全国的な今収益といいますか、全体的に一般レースを見ると、今数字は持っておりませんけども、当初、昔は24場中の24位だったのが、今二十二、三位ぐらいに上がっているというところでございます。
◆26番(兼重元議員) そういうおちゃらけを聞いちょるんじゃないんです、私は。市長がそういうふうに言われるから言ってるんですよ。そして、周南市の売り上げは見ればわかる、数字でね。そうじゃないんです。私が言ってるのは全施協をトータルしちょるか、日本財団を集計してるかわかりませんが、全国の24場で開催されてるボートレース事業がどういう傾向にあるかということなんですよ。形岡議員が言われたとおり、全体にパイが縮小してるんじゃないのかと、その中でも我が周南市は何とか頑張って、右肩上がりのその努力をきちんと確保してますよということを私ははっきり数字でわかるなら数字で示してくれと、こう言ったんですよね。存続させたいのが本心であろうし、まだ少なし周南市財政に少しでも寄与していきたいという収益事業の本来の目的からすればそうあるべきだと、こう思っておるからこそ言わせていただくんですよ。市長がやめるのは見やすいんですよと言われるんだったら、さっさとやめてもらえりゃええ。こんな難しいことをやって事業部長も大変でしょう。それも御同情申し上げますが、そういうことを言っちゃ身もふたもないから、あえて言わせていただくんです。もう一遍お願いします。
◎競艇事業部長(山本貴隆君) お答えします。競艇業界、先ほども申し上げましたけど、平成3年度に2兆2,000億円を頂点としてずっと、平成18年度に1兆円を切る状況になりまして、21年度には9,257億円。先ほど30兆円と言われましたその中の9,257億円が競艇事業でございます。それが前年度で94.7%になっております。なおかつ、徳山競艇におきましては平成5年の417億円がピークだったんですけども、それから、ずっと減少しておりますが、平成21年度においてはGⅠレースの売り上げが好調だったことによって、前年度比で3.9%上回る結果となっている状況でございます。(発言する者あり)
◆26番(兼重元議員) 平成5年は408億円、平成21年度は180億円ぐらいですよね。全国は、平成3年が2兆2,000億円、平成21年は9,200億円ぐらいと、こういうふうに一気に下がってますね。周南市も下がってますね。全国で二十二、三位ぐらい何とかという話ですね。その数字でよろしいか。
◎市長(島津幸男君) 単年度で言いますと約9%、私の頭にはっきりある。全国は落ちたんですよ、マイナス9%。うちはたしか2.3%だったか、3%までいってない、落ち方が。だから、落ち方の中で、うちがいいというのはそういうことなんです。落ちてはいるんです、おっしゃるようにね。そこを評価していただけるということだと思うので、そういうことでございます。ひとつそういう言い方で、競艇事業部長よろしくお願いします。(笑声)
◎競艇事業部長(山本貴隆君) 今市長が申しましたように、落ちる中で、落ちる角度を何とか水平、もしくは右肩上がりになるようにまた頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第106号について質疑を終了いたします。 以上で質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております議案第78号から第106号までは、お手元に配付しております委員会付託表のとおり、それぞれの常任委員会へ付託いたします。付託した議案は、9月22日までに審査を終わるようお願いいたします。 なお、議案第98号については、急を要する議案であることから、9月8日までに審査を終わるようお願いいたします。──────────────────────────────
△日程第7陳情第3号及び第4号 (委員会付託)
○議長(福田文治議員) 日程第7、陳情第3号及び第4号を議題といたします。 陳情第3号及び第4号は、教育福祉委員会へ付託いたします。付託した陳情は、9月22日までに審査を終わるようお願いいたします。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。次の本会議は、9月9日午前9時30分から開きます。 なお、この後、第1会議室で企画総務委員会、第2会議室で教育福祉委員会、第3会議室で環境建設委員会が開催されます。また、常任委員会終了後、第1会議室で議会広報特別委員会が開催されます。委員の方はお集まりください。 本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。 午後 4時33分散会 ──────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 周南市議会議長 福 田 文 治 周南市議会議員 中 津 井 求 周南市議会議員 長 嶺 敏 昭...