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2016.03.25 平成28年第1回定例会(第7日目) 名簿
2016.03.25 平成28年第1回定例会(第7日目) 本文
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    最終取得日: 2021-10-05
    2016.03.25 : 平成28年第1回定例会(第7日目) 本文 ( 51 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) - この発言をダウンロード - 全発言をダウンロードヒット箇所をクリックすると、次のヒット箇所へジャンプします。 :                  午前10時0分開議   開  議 ◯議長(中村 賢道君) 皆さんおはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。       ───────────・────・────────────   議事日程 ◯議長(中村 賢道君) 本日の議事日程はお手元に配付いたしたとおりでございます。       ───────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(中村 賢道君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、田中議員森戸議員木村則夫議員、以上3名の方を指名いたします。       ───────────・────・────────────   日程第2.議案第1号〜議案第29号 ◯議長(中村 賢道君) 次に、日程第2、議案第1号から議案第29号までの29件を一括議題といたします。  これらの議案につきましては、昨日までの休会中にそれぞれの常任委員会において審査されていますので、その概要と結果につきまして、環境福祉経済委員長及び総務市民文教委員長より順次御報告をお願いいたします。  最初に、環境福祉経済委員長よりお願いいたします。大樂環境福祉経済委員長。 ◯8番(大樂 俊明君) おはようございます。休会中の去る3月8日、9日の2日間、環境福祉経済委員会を開催し、本会議から付託を受けました事件について審査を行いましたので、その概要と結果について報告いたします。
     最初に、水道局関係分について報告いたします。  まず、議案第28号、公の施設の利用に関する協議についてと、議案第29号、水道施設の管理に係る事務の受託については、それぞれ関連がありますことから一括議題としました。執行部説明の後、委員より、規約で定める周南市との委託の負担割合は何を根拠としているのかなど数点の質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、議案第28号及び議案第29号については、それぞれ全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号、平成28年度光市簡易水道特別会計予算を議題としましたが、執行部の説明を了とし、質疑・討論はなく、採決の結果、議案第3号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号、平成28年度光市水道事業会計予算を議題としました。執行部の説明の後、委員より、固定資産売却代金の考え方など数点の質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第8号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、病院局関係分について報告いたします。  最初に、議案第27号、光市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例を議題としました。執行部の説明の後、委員より、給与引き下げの意図などについて数点の質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第27号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号、平成28年度光市病院事業会計予算を議題としました。執行部の説明の後、委員より多くの質疑がありましたので、主なものを2点報告します。  1点目、平成28年度における医師確保への取り組みについてただしたのに対し、光市周辺の高校を卒業され、山口大学以外の医学部に進学されて、就職されている医師も視野に入れるなど、医師対策本部長を中心に、さまざまな情報を集約して取り組んでいきたいと執行部の答弁。  2点目、医療機械器具備品の購入費について、機器の購入に際しては、新病院でも移設可能なものを想定しているのかとただしたのに対し、移設可能なものを優先して更新していると執行部の答弁がありました。  質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第9号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号、平成28年度光市介護老人保健施設事業会計予算を議題としました。執行部説明の後、委員より、音楽活用事業効果検証を行っているのかとただしたのに対し、認知症の方の笑顔などの助長に成果が上がっているとの答弁がありました。質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第10号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、福祉保健部関係分を報告いたします。  最初に、議案第21号、光市やまとふれあいセンター設置条例を廃止する条例を議題としましたが、執行部の説明を了とし、質疑・討論はなく、採決の結果、議案第21号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第1号、平成28年度光市一般会計予算のうち、福祉保健部所管分を議題としました。委員より多くの質疑がありましたので、主なものを2点報告します。  1点目、憩いの家管理運営事業のうち、解体設計委託料についてです。解体設計は、解体工事費に含めることはできないかとただしたのに対し、建設リサイクル法に基づき、分別、解体工事を行うためには第三者の目で解体設計を行い、その積算したもので解体工事費を算出することが合理的であるとの執行部の答弁。  2点目、災害時要援護者把握事業についてです。要援護者の対象範囲想定人数をただしたのに対し、在宅で65歳以上のひとり暮らしの方、75歳以上のみの世帯、在宅で身体障害者手帳1、2級、療育手帳A精神障害者手帳1級をお持ちの方を対象としており、合わせて4,300人程度を想定している。なお、ことしの2月末時点で、想定人数のうち1,100人を把握済みであると執行部の答弁。防災の観点から、しっかりと把握に努めていただきたいと委員より要望がありました。  そのほか、新規事業である保育士等就労促進給付金事業については、広報はもとより、市内の専門学校などへのPRも積極的にしていただきたいと委員より意見が出されました。  質疑終結の後、討論はなく、議案第1号のうち、福祉保健部所管分については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第6号、平成28年度光市介護保険特別会計予算を議題としました。執行部説明の後、委員より、成年後見制度支援のあり方などについて数点質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第6号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、環境部関係分を報告いたします。  最初に、議案第22号、光市墓園の設置、墓地の管理等に関する条例の一部を改正する条例を議題としました。執行部説明の後、委員より、西部墓園永代使用料については、据え置く考えはないかとただしたのに対し、財政健全化計画においても、受益者負担適正化の観点から、使用料を平成28年度に大和あじさい苑と統一する方針を出していることから、御理解いただきたいと執行部の答弁がありました。質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第22号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第1号、平成28年度光市一般会計予算のうち、環境部所管分を議題としました。執行部の説明の後、委員より、3R推進事業のうちリサイクル推進事業を見直ししているが、この目的は何かとただしたのに対し、市民団体などの活動による回収量が減少傾向にあることを鑑み、実施する資源回収補助範囲紙製容器包装類に限定していたものを、雑紙類まで拡大し、加えて単価を5円にすることで、資源回収量の増加とリサイクル推進へとつなげていくよう取り組むものであると執行部の答弁がありました。  そのほか数点の質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、議案第1号のうち、環境部所管分については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号、平成28年度光市墓園特別会計予算を議題としました。執行部の説明の後、委員より、貸し出し可能な区画数や、貸し出し要件などについて数点質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第4号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号、平成28年度光市下水道事業特別会計予算を議題としました。執行部説明の後、委員より、下水道管渠長寿命化の考え方などについて数点質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、議案第5号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  そのほか、報告事項として、光市エコオフィスプラン第3期(案)についての報告がありました。  続いて、建設部関係分について報告いたします。  最初に、議案第26号、光市営住宅条例及び光市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例を議題としました。執行部の説明の後、委員より、入居者の資格について質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第26号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第1号、平成28年度光市一般会計予算のうち、建設部所管分を議題としました。執行部の説明の後、委員より多くの質疑がありましたので、主なものを2点報告します。  1点目は、ハザードマップ作成業務委託料についてです。マップの内容と完成時期をただしたのに対し、このマップは、土砂災害警戒区域土砂災害特別警戒区域を対象にしたもので、平成28年度中に完成する予定であると執行部の答弁。  2点目は、都市構造検討調査委託料についてです。調査内容をただしたのに対し、この調査は、生活の利便性、健康、福祉、安全、安心など、さまざまな分野から、都市構造の現況を客観的に評価を行い、都市政策上の課題を抽出、整理し、目指すべき将来都市構造への基礎資料とするもので、調査内容市内全域にかけて行うものであると執行部の答弁。委員からは、まちの魅力は、さまざまな地域が関係性をもって形成されるため、広い視点での調査をお願いしたいとの意見が出されました。質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第1号のうち、建設部所管分については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  そのほか、報告事項として、大和複合型施設等整備基本計画基本設計(案)についての報告がありました。  最後に、経済部関係分を報告いたします。  最初に、議案第11号、光市営バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例を議題としました。執行部の説明の後、本条例による予算への影響額などをただしたのに対し、ほとんど影響がないと考えていると執行部の答弁。そのほか、数点の質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第11号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第24号、光市事業所設置奨励条約の一部を改正する条例を議題としました。執行部の説明の後、適用要件を緩和することで、何件の事業所設置が見込まれるかとの質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第24号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第25号、光市本社機能移転等における固定資産税の不均一課税に関する条例を議題としました。執行部の説明の後、本条例が適用される諸条件など数点の質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第25号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第1号、平成28年度光市一般会計予算のうち、経済部所管分を議題としました。執行部の説明の後、委員より多くの質疑がありましたので、主なものを2点報告します。  1点目は、創業支援事業についてです。この事業のワンストップ窓口とはどのようなものかとただしたのに対し、創業支援については、商工会議所や商工会、金融機関などが専門の窓口となっているが、市において、それぞれの支援機関が提供する制度や情報を集め、相談内容に応じて適宜紹介する窓口であると執行部の答弁がありました。  2点目は、農業振興拠点施設整備事業についてです。対象となるウッドデッキ張りかえ工事の規模についてただしたのに対し、張りかえは施設の正面玄関部分約100平方メートルを予定している。また、ランニングコストを鑑みた場合、素材について考え直す必要があるのではないかとの問いには、素材は人工木なども検討したが、イニシャルコストが高く、また、今回の張りかえは、営業に支障がない範囲内で工事ができることから、天然木を考えていると執行部の答弁がありました。質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第1号のうち、経済部所管分については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が環境福祉経済委員会の概要と結果であります。 ◯議長(中村 賢道君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) なければ質疑を終結いたします。  次に、総務市民文教委員長よりお願いいたします。中本総務市民文教委員長。 ◯18番(中本 和行君) おはようございます。休会中の去る3月14日、15日の2日間、委員全員出席のもと総務市民文教委員会を開催し、本会議より付託を受けました事件について審査をいたしましたので、その概要と結果について報告をいたします。  最初に、教育委員会所管分について報告をいたします。  まず、議案第20号、光市奨学金条例の一部を改正する条例を議題としました。執行部からの説明の後、委員より、本改正は全国的な流れによるものなのか、あるいは光市独自に取り組むものなのかとただしたのに対し、それぞれの市町で状況は異なると思われるが、本市では、貸し付けを受ける奨学生の要件を緩和し、多くの方々に適切な貸し付けを行うための改正であるとの答弁がありました。質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第20号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第1号、平成28年度光市一般会計予算のうち、教育委員会所管分を議題とし、執行部からの詳細な説明の後、委員より多くの質疑がありましたので、主なものを御報告いたします。  まず、海外派遣事業交付金について、高校生の派遣が廃止され、中学生の交付金を増額するということであるが、高校生の実績がなかった理由をどう分析しているかとただしたのに対し、高校生は、夏季休業中に体育や文化両面とも全国大会などの行事が多いことや、また高校生において、独自の派遣もあることなどが影響していると考えるとの答弁がありました。  委員からは、ふるさと納税等を活用するなど、個人負担の軽減につながる魅力ある海外派遣になるよう検討してほしいと要望がありました。  次に、(仮称)光市立学校の将来のあり方検討会議の中で、今後の光市の教育をどう考え、どのような特性を出していくのかと構想についてただしたのに対し、少子化の流れの中、適正な規模や配置について、これまで光市教育が取り組んできた連携、協働の成果を踏まえ、今後の光市の教育力の維持、向上という観点から、この構想について、各地域の皆さんとしっかり議論していくという、丁重な進め方が必要であると考えるとの答弁がありました。  次に、コミュニティスクール推進事業交付金のうち、新たな学校、組織の設置の意図や、コミュニティスクール研究協議会の目的についてただしたのに対し、組織は、学校単位で設置するが、小中合同で考えており、これは、子供たちの9年間の学びと育ちをつなぎ、滑らかに接続していけるような取り組みである。また、コミュニティスクール研究協議会は、全ての学校や学校運営協議会の代表を構成員とし、各学校の情報交換を行うことにより、運営の質を高めていく取り組みを協議するものであるとの答弁がありました。  質疑終結の後、討論において、市民の知的レベル引き上げなど、まちづくりに欠かせない位置づけである教育費について、予算比率が近隣と比較し、非常に低いことはいかがなものかとの反対討論がありました。討論終結の後、採決の結果、議案第1号のうち、教育委員会所管分は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、政策企画部関係分について報告いたします。  議案第1号は、平成28年度光市一般会計予算のうち、政策企画部所管分を議題としました。執行部からの詳細な説明の後、委員より、公会計制度対応システム整備取り組みについてただしたのに対し、総務省の統一基準が示されたことで、発生主義、複式簿記の導入、固定資産台帳の整備などが必至となった。このため、市では、平成27年度から固定資産台帳整備に取り組むとともに、財務書類作成については、平成28年度中に財務会計システムを整備し、複式簿記の導入に取り組んでいくとの答弁がありました。  そのほか、出会いの場創出促進事業や、公衆無線LAN環境整備などについて、多くの質疑がありました。質疑終結の後、討論において、この予算は、原発の問題や上下水道の料金値下げといった問題など、市民の願いに沿っているのかとの反対討論がありました。討論終結の後、採決の結果、議案第1号のうち、政策企画部所管分は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、市民部関係分について報告いたします。  初めに、議案第12号、光市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例を議題としました。執行部からの説明の後、委員より、公民館がコミュニティセンターになると、位置づけはどのように変わるのかとただしたのに対し、社会教育施設としての位置づけがなくなることで、地域の課題解決や活性化に向け、これまで以上に地域の特性を生かしたさまざまな事業展開が可能になるとの答弁がありました。  そのほか、移行後の案内看板の名称も遅延なく、表示変更が可能かなど数点の質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第12号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号、光市消費生活センター条例を議題としました。執行部からの説明の後、委員より、消費生活相談員の有資格者の配置について、内閣府令に準拠しないという考え方について質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第13号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第19号、光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題としましたが、執行部からの説明を了とし、質疑・討論はなく、採決の結果、議案第19号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第23号、光市空家等の適切な管理に関する条例を議題とし、執行部からの説明の後、委員より、情報提供者への審議会の検討結果の報告の有無などについて質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第23号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第1号、平成28年度光市一般会計予算のうち、市民部所管分を議題としました。執行部からの詳細な説明の後、委員より多くの質疑がありましたので、主なものを報告いたします。  まず、リース方式による防犯灯のLED化による電気代の削減効果はどのくらいあるのかとただしたのに対し、自治会への電気代補助金として317万円、各自治会の負担がLED化により317万円で、合わせて634万円が平成29年度から削減効果と試算しているとの答弁がありました。  次に、男女共同参画社会推進事業について、(仮称)働く女性のホンネトークとはどのようなものかとただしたのに対し、光市男女共同参画推進ネットワークの委員から、アンケートで、若い人から回収率が低いため、若い人からの声を聞く場を設けたらどうかとの意見があったことから事業化したものである。内容は、働きながら子育てする女性など、10名程度のメンバーを考えており、こうした人たちの生の声を聞く懇談会を予定しているとの答弁がありました。質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、議案第1号のうち、市民部所管分については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第2号、平成28年度光市国民健康保険特別会計予算を議題としました。執行部からの説明の後、委員より、合併後、大幅な引き上げばかり行われてきたが、このたび、大幅な引き下げをするに当たり、市長の思いはとただしたのに対し、平成30年度から国保が県と市町の共同運営となるに当たり、平成29年度末の国保基金を2億3,000万円程度確保し、残高を今まで御負担いただいた市民の皆様へお返しするという決断をした。今回は、2年間の期限としているが、これにより、市民の皆様に少しでもよかったと思っていただきたいとの答弁がありました。質疑終結の後、討論において、「やさしさあふれる「わ」のまち ひかり」が体現された、よく決断していただいた、関係各位に敬意を表するとの賛成討論がありました。討論終結の後、採決の結果、議案第2号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第7号、平成28年度光市後期高齢者医療特別会計予算を議題としましたが、執行部からの説明を了とし、質疑・討論はなく、採決の結果、議案第7号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、総務部消防担当部関係分について御報告いたします。  まず、議案第14号、光市情報公開条例等の一部を改正する条例を議題としましたが、執行部からの説明を了とし、質疑・討論はなく、採決の結果、議案第14号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第15号、光市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を議題としましたが、執行部からの説明を了とし、質疑・討論はなく、採決の結果、議案第15号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第16号、光市職員の退職管理に関する条例を議題としましたが、執行部からの説明を了とし、質疑・討論はなく、採決の結果、議案第16号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第17号、光市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題としましたが、執行部からの説明を了とし、質疑・討論はなく、採決の結果、議案第17号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第18号、光市職員退職手当条例及び光市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例を議題としましたが、執行部からの説明の後、委員より、人事評価の状況等について質疑がありました。質疑終結の後、討論において、人事評価、勤務評定については、民間より前のめりになっている状況が職場を暗くする要因になっている。トップダウンの傾向が強くなり、職場の活性化が弱まることが危惧されるとの反対討論がありました。討論終結の後、採決の結果、議案第18号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第1号、平成28年度光市一般会計予算のうち、総務部消防担当部所管分を議題とし、執行部からの詳細な説明の後、委員より多くの質疑がありましたので、主なものを報告いたします。  まず、防災行政無線電波伝搬調査委託料とは、どのような事業かとただしたのに対し、大和複合型施設が来年度実施設計に入るため、現在、大和支所に設置してある防災行政無線の再送信子局を移設する必要が生じ、その実施設計に合わせて再送信子局の位置等について電波の伝搬調査を行うための委託事業であるとの答弁がありました。  次に、防災士育成補助金が平成27年度に30万円計上されているが、平成28年度に計上されていない理由はとただしたのに対し、本事業は山口県の事業であり、平成25年度から3カ年の事業であった。自主防災アドバイザー養成研修への参加を補助するものとして実施してきたが、平成28年度以降、県事業の開催が未定であり、予算計上していない。今後は、自己負担部分が安価で受講できるような県事業と同様のものがほかにあれば、それに参加できるよう、アンテナを広く張っていきたいとの答弁がありました。  質疑終結の後、討論において、職員にメンタルな病での休職者が増加している。また、防災事業において議論したように、民間の力を引き出す努力が非常に弱いことを指摘するとの反対討論がありました。討論終結の後、採決の結果、議案第1号のうち、総務部消防担当部所管分については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が総務市民文教委員会の審査の概要と結果であります。 ◯議長(中村 賢道君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) なければ質疑を終結いたします。  以上で環境福祉経済委員長及び総務市民文教委員長報告を終わります。  続いて討論に入ります。  議案第1号につきまして、討論の通告がありましたので、御発言をお願いいたします。四浦議員。 ◯6番(四浦 順一郎君) 皆さん、改めましておはようございます。日本共産党の四浦です。  議案第1号、平成28年度光市一般会計予算に、日本共産党を代表して反対討論を行います。  討論の本筋に入る前に、前にも一般質問の冒頭で触れたことがある物語ですが、実話なんですけれども、この及川和男さん著の「村長ありき 沢内村 深沢晟雄の生涯」の冒頭部分と後書きの部分について、若干時間をとって紹介をしたいと思います。  地方自治体の原点が貫かれていると思いますけれども、昭和40年1月29日、岩手県和賀郡沢内村は降りしきる雪の中、深い悲しみに沈んでいた。奥羽山脈の東麓にへばりつく豪雪の沢内村に、その冬の雪は遅かったが、それでも既に積雪は1メートルをはるかに超え、山々に囲まれた全村が白一色に塗り込まれていた。その上に雪はしんしんと降り積もる。ほとんどの家々に掲げられた半旗を消し込んでいくかのように。  深沢晟雄村長が、前述の夕刻、入院先の福島医大病院で、食道がんに肺炎を併発して死去したという知らせは、既に全村民に伝わっていた。村を南北に貫く沢内街道のあちこちに、大勢の人々の姿が。深沢村長の遺体が間もなく帰村する。沿道の人々はもちろんのこと、腰までつかる雪をかき分け、除雪された街道にたどり着き、深沢村長の無言の帰村を迎えようとする村人の姿は刻々とふえつつあった。  雪で全身を白くしながら、人々はじっとたたずんで、北のほうを見ている。同村最北端の貝沢地区、ここより先に人家はない。そこにも大勢の人々が出迎えていた。村議会議員や役場職員、村立病院関係者ら、村の重立った人々約50人、貝沢地区の老若男女多数が、真北の山伏峠のほうを見つめている。早朝に福島を立った村の車が盛岡を経て、沢内村に向かいつつあった。村人の中にはちょうちんを持つ者、線香を手にする者の姿も見られた。冬の日は短い。降り続ける雪の空は、静かに薄暮の色を宿し始めていた。  これが前書きの一部でありますが、後書きのほうは次のようにあります。  人間尊重の村政にリーダーシップを発揮した深沢さんには、確固とした理念があった。価値の根本は人間であるという哲学と、憲法第25条である人間の尊厳を尊重する民主制度、村人による自治は何よりも人間の平等性に立脚すべきものであり、人間の生命に格差があってはならないという強い信念であった。  沢内村が老人医療無料化を実施しようとしたとき、岩手県は、国保5割給付のもとで10割給付を行うことは条例にも反し、行政訴訟を起こされることも十分考えられるとして、思いとどまるよう指導した。これに対して深沢さんは、裁判されるなら受けて立つ。憲法に照らして、私は絶対に負けない。最高裁まで争う。本来は国がやるべきことをやっていない。だから、沢内村にとって必要だからやるんだ。国は必ず後からついてくると反論した。この事実からも、深沢さんの確固とした理念が伝わってくる。  もっとたくさんあるんですが、与えられた時間は20分ということでありますのでこれぐらいにとどめますが、深沢晟雄村長がすぐれていた点は、実は、第一に、村人一人一人と対等、平等に接し、役場の職員ともそれぞれの人格を尊重し、もって一人一人が主人公の役割を果たした、近代的、民主的思想を持っていることだと思います。  だから、沢内村病院の院長が役場の課長を兼務することができました。日本では初めて、60歳以上、乳幼児の医療費の無料化を実施し、乳児の死亡率ゼロの金字塔を打ち立てたにもかかわらず、病院がサロン化することなく、1人当たりの医療費は全国平均の約半分にとどまっていました。  実は、ここに行き着くまで、いわゆる医療機関がこの沢内村にはなかったわけで、乳児をおぶったお母さんが雪をかき分けながら、真冬に隣の村の診療所まで運ぶ。背中には乳児を背負っている。その乳児が高熱を出して途中で息絶えるというような。隣の村の診療所に行ったときには、同じような人がその門前にたたずんでいる。なぜか。死亡診断書をもらわんにゃいけんというふうな悲惨な状況がここにあった。それが、乳児死亡率ゼロ、老人医療費の、全国に先駆けて無料化を図り、高齢化を村全体で喜ぶ風潮をつくってきた。  さて、第二に、やるべきことはみずからやり抜く情熱家でもありました。沢内村病院に医師を迎えるため、村長みずからが東北大学の門前の旅館に寝泊まりしながら、毎日、東北大学に通いつめ、その目的を果たしています。豪雪地域のハンディを乗り越えるため、米軍から中古ブルドーザーを買い、冬季の交通網を広げたわけであります。  実は、この本は、深沢村長が亡くなってから43年後、ごく最近発行されたものであります。また、この本が出されたちょうど同じ時期に、日本の夜明けパートツーとして、「いのちの山河」というタイトルで、深沢晟雄村長物語の映画がつくられたという、それほど重みのある実話でありました。  それでは、反対討論の本題に入りたいと思います。  本議会の冒頭で、市長がせっかく長い長い施政方針を述べておりますので、これを土台にするというか、引用しながら討論を進めたいと思います。
     市川市長は、本市の総人口は、平成32年には5万人を切り、平成52年には3万人台になると予測されておりますと述べ、急激に収縮する人口構造は、市民の暮らしや地域経済はもとより、市政に深刻な影響を及ぼすことが懸念されるところでありますと危機感を示しました。そして、我々は強い危機感と明確な戦略をもって向き合ってまいりますと勇ましくぶち上げましたが、何をどうするか、何がかなめなのかが伝わってこないと私は思っています。  私は、市川市政に欠けているのは、市民との信頼関係の構築の問題だと考えています。例えば、水道関係であります。本会議での水道局長は、熊毛地域へのことし7月からの上水供給によって、受託費と行政財産の一部の貸し付け料、変動費合わせて1年間で約4,800万円の収入があると答弁しました。これにプラスして、平成31年度に周南コンビナート企業への日量1万4,000トンの工業用水が光市から供給されます。この工事費は、山口県企業局が全額負担し、光市負担はゼロです。  ここで思い起こすのは、平成19年と23年の2回にわたる、いずれも23%という超大幅水道料金の値上げです。値上げの理由は水道会計の赤字と説明しています。清山水源地のかさ上げのため、補助タンク2基建設で、山口県下ではほかの市に例を見ない超豪華なステンレス製タンクを採用しました。この総工費は、光市水道会計1年分の約1.3倍でした。赤字が急上昇するはずです。平成26年度までの水道料金値上げ分は、ステンレス製補助タンク総工事費に匹敵する額になっているわけであります。  さて、市長と水道局は、赤字を理由に、市民に超大幅水道料金値上げを押しつけたわけですから、今回のラッキーな周南市への2つのルートの水供給による利益は、当然、市民に水道料金値下げとして還元すべきです。市長による施政方針の補強の説明を求めたいと思います。  私は、本討論の冒頭で、東北の、今述べました寒村、岩手県沢内村の躍動感ある事例を紹介しました。光市にとっては、当面、病院問題が重要な焦点の一つになると思います。しかし、光総合病院を新築移転したならば、バラ色の未来が開けるとは到底考えられません。一般質問の答弁では、長年の懸案である医師の確保は、病院局の一部長のもとでとなっているようですが、医師がなぜ退職していくのか、医師の日直や当直、呼び出しなどの負担をどう抜本的に改善していくのか、そうした真剣な議論の様子が施政方針の中からは伝わってきません。  個別の政策として、教育問題を取り上げないわけにはいきません。まず、第一に、教育予算、教育費の比率です。教育費は、次代を担う子供たちの知的育成、生涯学習など、これからのまちづくりの基礎になるということは、疑いの余地がありません。平成17年から26年までの10年間、なぜ10年間の平均を言うかといいますと、単年度では、光市でも学校の耐震化工事だとかいうのがあります。下松市でも図書館の建設だとかいうのがある。突出した年があるから単年度で比較するのは乱暴になりますので、10年間の平均でいきますと、一般会計決算額に対する平均教育費の比率は、光市が8.5%、下松市が11.1%、周南市が11.4%、人口減だとか、子育ての問題とかいろいろ言いますが、こうした点で、都市間競争の問題も含めて、大きく近隣の市に水をあけられているという実態を直視する必要があると思います。  教育問題については、個別問題にも触れます。図書館でクラウド型の導入がされました。これはこれで結構なことですが、しかし、通常、本などを手にとって見られない閉架に対して、開架はわずか2分の1です。図書館の建てかえが重要な課題になっていると思いますが、年2回開催される図書館運営協議会では、委員より従来から、近隣の新設図書館の視察提案を繰り返し行われておりますが、これを検討するという冷たい態度がありました。さすがに、今3月の委員会でこのことについて触れましたら、やりますとは答えましたが、こういう実態でいいのかどうかということが問われています。  市長の施政方針では、教育問題でも、あれをやった、これをやったと言っておりますけれども、例えば、コミュニティ・スクールのおくれが、一部を除いて非常に目立ちます。これはもう、やり方を間違うと、ただでさえ多忙化をきわめる学校の教師に負担がかぶさってくる。地域の人たちに、なかなか遠慮して物が言えないような立場にありますから、そういうことが起こってくるのですが、これは県主催のコミュニティ・スクールコーディネーター養成講座によくあらわれています。講座の受講は、光市では20数人になる。修了者がわずかに2人というような状態が続いていて、まことに締まらない形になっており、せっかくの一部突出した、こうしたコミュニティ・スクールの取り組みがあるにもかかわらず、全市に広がっていないという弱点が見られますが、こうした問題について、鋭くメスを入れるという姿勢が施政方針には見られません。  学校給食センターですが、施政方針には、衛生管理に重点を置いた安全・安心な学校給食の提供に努めてまいりますとだけありましたが、12月議会の委員会で、新学校給食センターオープンから1年3カ月、24件の異物混入が報告されました。質問に答えた形です。長年調理員を務めていた元職員は、異物混入量が異常ですね、私たちが働いていた時も異物混入があったが、せいぜい数年に1件程度でしたと述べておりました。  委員会での審議を通じて、この学校給食センター問題では、いわゆる建設費は安上がりでしたが、維持管理費も非常に安上がりになっているのも原因をしています。ここで働く委託業者の労働者は、1時間の時間単価が、手当が800円で、しかも社会保険もないという状態で、安かろう悪かろうという状態に鋭くメスを入れることが求められています。  公立幼稚園が、もうどんどん園児が縮小し、やっていけないような状態になっていることを放置しているのも重大な問題であります。  しかし、同時に、国保税を2年間引き下げていくという英断は、高く評価できるものであります。払いたくても払えない、こうした中で、あるいは最近の10年間で三度にわたって大幅値上げをやってまいりましたが、これに反対し、値下げを求め続けてきた我が党としては、歓迎するものであります。  討論の最後に、上関原発問題について触れたいと思います。多くの光市民の関心の的であります。特に、福島原発の事故の後というのは、これが大きく反対世論も高まっていますが、施政方針では一言も語らないという状態になっています。語らないどころか、市長はこの問題について、選挙、いわゆる3年半前の選挙では、上関原発には賛成できないと明確に言いながら、議会の答弁では頭に、現状ではと、こういうふうなつけ方をして、きわめて公約に忠実でない、そういう態度をとっています。こうした態度を改めるように強く求めたいと思います。  以上で反対討論を閉じたいと思います。 ◯議長(中村 賢道君) 次に、林議員。 ◯16番(林  節子君) それでは、議案第1号、平成28年度光市一般会計予算につきまして、賛成の立場から、とうこう会並びにひかり未来を代表して、討論に参加したいと思います。  我が国の経済状況は、一部に弱さが見られるものの、緩やかな回復基調が続いているとされていますが、マイナス金利政策の導入など、先行きに不透明感が高まる中、光市を取り巻く状況は、平成28年度一般会計予算からもわかるとおり、歳入の根幹である市税収入が3年連続減の、対前年度当初予算で約6億3,000万円の減となるなど、相当厳しいものとなっています。  こうした厳しい財政状況を踏まえ編成された平成28年度一般会計予算は、財源不足について、財政調整基金を大きく取り崩して補填するなど、歳入における一般財源の確保は非常に不安定な状況であると言えますが、歳出では投資的経費を極力抑えるなど、予算規模を圧縮した堅実な予算であると判断します。  市川市長は施政方針において、総合計画後期基本計画が目標年次を迎えるなど、まちづくりの大きな節目となる今、試すべきこととして、後期基本計画の成果を確実なものとすること、総合戦略に基づく取り組みについてできるものから実行に移すこと、豊かな社会を展望するためのビジョンを市民の皆様と共有していくことの3つを掲げておられます。  そこで、この成果、実行、展望の3つの視点に基づき、平成28年度予算を検証してみますと、まず1点目の成果についてですが、後期基本計画の重点施策である7つの未来創造プロジェクトを中心とした事業の着実な推進が図られています。  まず、高齢者の生活支援として、昨年10月にスタートしたひかりふれ愛ポイント事業では、介護保険施設等でのボランティア活動に加え、在宅高齢者の生活支援活動を追加され、さらなる制度の充実に取り組まれておられます。  また、子育て環境については、昨年4月に設置した子育て相談センター「きゅっと」における支援対策の強化や放課後児童クラブの対象年齢の拡大、さらには、特別支援教育の充実のための本市独自の光っ子サポーターの増員など、子育てにおける大きな安心感につながる、これからの取り組みを大いに評価するものであります。  さらに、環境政策における市内防犯灯の一斉LED化は、環境に優しく、安全・安心なまちづくりを進める本市にふさわしい事業として期待するものであります。  また、国民健康保険における税率引き下げは、被保険者の税負担を軽減するものとして、高く評価するものであります。  光総合病院の移転新築事業につきましては、用地取得や実施設計などが進められることとなっておりますが、施政方針にある医師確保対策など、ハード、ソフト両面において、しっかり取り組んでいただきますようお願いをいたします。  次に2つ目、実行についてです。平成28年度は、光市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく事業を本格的に展開していく総合戦略元年であります。  まず、産業振興と雇用の創出に関しては、新たな小口融資制度の創設など、創業支援の充実、また、個人消費の喚起と市内経済の活性化を図るための、プレミアムつき市内共通商品券発行に対する支援、都市からの移住促進と定住支援に関する事業では、第1次産業就業希望者に対する移住奨励金の支給及び家賃助成、中山間地域等への移住、定住促進を図るための空き家改修費等助成事業など、さまざまな事業展開が予定されています。  また、結婚、出産、子育ての希望実現に関する事業では、県内初の取り組みとなる保育士等就労促進給付金事業、結婚を望む独身男女の出会いの場の創出のための出会いの場創出促進事業、さらに、時代に合った都市経営に関する事業では、都市構造調査や地域公共交通網形成計画の策定などに取り組まれようとしておられます。  人口減少による地域活力の減退が懸念される状況の中、総合戦略に掲げる総合的な人口減少対策などに対する積極的な予算化を高く評価するものであり、その成果を期待したいと思います。  次に3つ目、展望についてであります。これについては、平成28年度に策定される第2次総合計画において、本市が目指す方向性や政策が示されることと思いますが、計画の策定過程においては、予定される市民対話集会などを通じて、市としての課題、問題点を十分精査、整理され、将来展望を明確にしていただくことをお願いしておきたいと思います。  一方で、こうした事業を進めていくには、持続可能で安定的な財政基盤が不可欠であることは言うまでもありません。しかしながら、平成28年度予算においても市税収入の減少傾向に改善の兆しは見えず、先行きは依然として不透明であり、本市の財政状況は一段と厳しい局面を迎えると言えます。また、一般財源の減少、経常収支比率を押し上げ、財政の硬直化を促進させることともなります。  こうした状況に対応していくには、これまでのような市税収入を期待する財政運営ではなく、根本的な歳出削減への取り組みが重要であり、平成28年度予算にも関連経費が計上されている公共施設等総合管理計画による公共施設の量や質の最適化、新たな地方公会計制度の導入、さらには、情報システムの共同利用、クラウド化など、将来を見据えた取り組みを強力に推進していただくようお願いしておきます。  以上、るる申し上げましたが、市川市長の4年間の集大成と位置づけられた平成28年度予算は、厳しい財政状況の中で、住民サービスの低下を招くことがないように、現状の水準を維持しつつ、必要な事業に財源を集中させ、施策の重点化を図るなど、市民が優しさを実感できるように、やるべきことは先送りせずにやるという市長の姿勢があらわれた、全体的なバランスのとれた予算として、一定の評価をしているところであります。  市川市長におかれましては、厳しい財政状況にあることは十分に認識しておられるとは思いますが、引き続き、行財政改革を着実に実行し、徹底した行政コストの削減、選択と集中による効果的な行財政運営を心がけていただくとともに、今後とも市民のための市政を念頭に、議会はもとより、多くの市民の皆様との対話を通じて、十分に議論を深めていただくよう、公平、公正の観点から、健全な行財政運営と市民福祉の向上に向けて、なお一層努力されんことを強く要望いたしまして、賛成討論といたします。 ◯議長(中村 賢道君) 次に、笹井議員。 ◯5番(笹井  琢君) 議案第1号、平成28年度光市一般会計予算に対し、為光会を代表して、賛成の立場から討論に参加いたします。  平成28年度は、新しい新たなまちづくりの方向を示す、地方創生の取り組みが本格的にスタートします。そうした中、光市独自の有位性を生かし、活力みなぎる光市の実現に向けて取り組む予算となっているかどうか、多角的な観点から審査してまいりました。  まず、歳入についてです。一般会計の予算規模は、対前年度当初比0.1%減の216億円、平成28年度末の市債残高は237億円となる見込みです。不足する財源は、財政調整基金などに積み立てた財源の中から14億円を充当しています。市税については、企業関係の法人市民税の減収により、対前年度比7.7%減少となっております。今後の動向は未定ですが、景気や企業業績に左右されない、足腰の強い予算構造が必要です。  行財政改革についてです。市税収納率の向上策として、市外転出者への徴収強化や、自動車のロックなどに取り組まれることを評価します。  公共施設マネジメントについては、平成26年度に公共施設白書を作成しておりますが、平成28年度には、(仮称)公共施設等総合管理計画を作成するとのことです。そのような中で、勤労青少年ホームについて、利用者の減少や老朽化により廃止の方針を打ち出されたことについては、高く評価します。  光市まち・ひと・しごと創生総合戦略については、平成28年度の予算に69の事業が上げられました。市川市長も施政方針の中で述べられましたように、光市の創生は、今を生きる我々が、未来の光市民のために果たす義務だと考えます。単なる都市間競争ではなく、光市らしさを伸長した豊かなまちづくりに向けて、新たな総合計画とともに取り組んでいただきたいと思います。  人口の移住や定住については、特効薬というものはありません。移住や定住を希望する方々のさまざまニーズを酌み取り、光市の魅力を伝えることができる多様な取り組みが必要です。平成28年度には幅広いメニューが掲上されております。  1つ、移住フェアや移住セミナーへの出展参加。  2つ、東京や大阪で行われる就職説明会へ参加する市内企業への出展経費の一部助成。  3つ、中山間地域の空き家バンク登録物件の改修費助成。  4つ、ひかり暮らし体験のために、空き家バンク登録物件の環境を整備。  5つ、光市有地を活用した定住の支援。  6つ、保育園や幼稚園へ就職し、かつ市内へ居住する保育士等への給付金。  7つ、市外から農業、水産業への仕事へ就職する人の定住総合支援。  8つ、ニューファーマーやニューフィッシャーへの確保対策です。  このような多様な取り組みが、今後とも継続され、移住や定住の実績を上げられることを期待します。また、私どもといたしましても、さまざまなチャネルやネットワークを駆使して、この問題に取り組んでいきたいと考えます。  少子高齢化への対応についてです。幼稚園では、周防にあります光市立のさつき幼稚園が休園、三井にあります光市立やよい幼稚園の新年度の入園予定者はゼロ人が予定されています。小学校では、束荷小学校の4年生が現在ゼロ人となっているほか、室積小学校でも、平成29年に新入学する1年生は1クラスになることが予測されています。  このような中、(仮称)光市立学校の将来のあり方検討会議を開催し、学校施設の適正な規模や配置のあり方について検討されるとのことです。光市立の幼稚園については、1園に集約する方向を打ち出されました。少子化は我々が認識している以上の速度で進んでおります。公立の幼稚園、保育園の役割を明確にした上で、光市としての方針を出し、少子化への早期対応がなされることを期待しております。  光市の魅力発信プログラムとして、市内の防犯灯をリース方式によりLED化する事業や、浅江にあります大蔵池公園の遊歩道に蓄光材を設置する事業が予定されております。光市独自の取り組みとして評価はいたしますが、ハード面の整備に終わるのではなく、イベントや活用促進などのソフト面のプログラムを充実させていただきたい。  おっぱい都市宣言、自然敬愛都市宣言、安全・安心都市宣言、3つの都市宣言について、関係する事業は着実に実行されているものの、この宣言の文字を市内で見かけることはありません。内外に、光市の魅力や有位性をPRするために、3つの都市宣言の掲示は必要不可欠なものと考えております。  歳出全般について見ますと、大変厳しい予算編成状況が見受けられる中、大型事業に偏らない、堅実な事業展開を評価します。  最後になりますが、平成28年4月に、市内全ての公民館がコミュニティセンターに移行します。委員会審議において、コミュニティセンターの館長や主事の顔写真が明示されることや、市役所出張所の職員の顔写真については既に明示されるよう改善されたことが明らかになっております。  これらは、予算書上において目立つ項目ではありませんが、コミュニティセンターは、地域の拠点、中核施設となる場所であります。市川市長が提唱されている「やさしさあふれる「わ」のまち ひかり」の実現については、こういった小さなことの積み重ねが各地域の活力となり、まちづくりにつながる。それが着実に進展しているものと大いに評価して、賛成討論といたします。 ◯議長(中村 賢道君) 次に、大田議員。 ◯7番(大田 敏司君) 議案第1号、平成28年度光市一般会計予算に対し、創生会を代表して、賛成の立場から参加いたします。  政府は、昨年12月に2016年度の地方財政対策の概要をまとめ、地方が自由に使える一般財源総額を61.7兆円としました。昨年2015年度の61.5兆円から0.2兆円ふえ、これは過去最高となりました。  しかし、地方税収がふえる分、国の地方財政対策において、国が分配する地方交付税総額は、対前年度比0.1兆円少ない16.7兆円になっております。加えて、リーマン危機後の2009年度に設けられた交付税に一定額を上乗せする別枠加算も廃止する等、地方にとっては厳しい財政環境であります。  国は、誰もが生きがいを持って充実した生活を送ることができる1億総活躍社会の実現を目指し、1億総活躍社会のもと、緊急に実施すべき対策を取りまとめ、この緊急対策に取り組むことで、足元の景気をしっかりした支えをするための予算を編成するとともに、地方にもまち・ひと・しごと創生戦略を通じた1億総活躍社会の実現を要請しております。  今年度、本市は、合併算定替えの縮減率が30%となるなど、本市を取り巻く行財政環境が目まぐるしく変化していく状況にもかかわらず、昨年とほぼ同額の財源を確保されております。これは、次期総合計画の策定に向けた、まことに力強い「やさしさあふれる「わ」のまち ひかり」を具現化された予算内容であると思っております。同時に、多様な諸問題に迅速に対応していくのだという苦労の予算編成となったであろうことが感じ取れましたので、主なものについて数点評価させていただきます。  まず、我が会派創生会の予算要望の中でも、最優先課題であります人口定住化へ、定住の光市への確保について、今回の予算編成では、保育士等就労促進給付金制度など、全国的にも余り前例のない定住促進の取り組みを初め、移住セミナーなどへの参加や出会いの場創出促進、ひかり暮らしの体験事業など、きめ細かい支援がちりばめられた予算内容であることを大いに評価いたします。また、あわせて、おっぱい都市宣言のまちとして、子育てに優しいまちである光市の魅力を、今後より一層全国に向け発信していただくよう期待をいたします。  さらには、我が会派が提案してきました1つに、温暖化対策にも直結する防犯灯LED化と、前納制度を徹底し節電化を図るという要望については、リース方式導入により、市内の防犯灯を一斉にLED化することが平成28年度事業として上げられております。防犯灯対策はもとより、平成29年度以降に自治会などへの補助金削減が見込まれ、行財政改革にも配慮するなど、十分に数鳥性のある施策として評価いたしております。  また、さまざまな収入拡大を図る要望をしておりましたが、使用料、手数料の改定を行い、自動販売機売り上げ手数料の徴収50万円を目標とされるなど、継続的な自主財源の確保に取り組む姿勢が読み取れました。  以上、主なものを申し上げましたが、入るをはかって出るを制すを基本理念とし、光市が持続可能な財政運営に努められ、我が光市が今後とも光輝くまちであり続けることができますよう、引き続き確かなるかじ取りをお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ◯議長(中村 賢道君) 次に、森重議員。 ◯14番(森重 明美君) それでは、議案第1号、平成28年度光市一般会計予算につきまして、賛成の立場から討論に参加をいたします。  本年度予算審議に当たりましては、市川市政2期4度目の予算編成として一定の期間を経て見えてきた、市川市長が目指すまちづくりの方向性、連続性や深化、そして、そこからどのような光市が私たちに見えつつあるのか、市民の皆様の目線に立って論じながら評価をしたいと思います。  現代社会の豊かさを象徴するスピード、速さは、社会変化への加速の一途をたどりながら、何のために、どこに向かって走るのかが見えないという危うさがあります。そのような時代だからこそ、大切なことは、今、自分たちがどのような環境に位置し、どのような状況に置かれているのかを的確に判断したいものですが、なかなか難しい。せめて流れくらいはつかんでおきたいものです。  時代のスピード感は、新制度の動きを見ても明確です。子ども・子育て支援新制度、医療介護総合確保推進法による地域包括ケアシステムの流れ、公共施設等総合管理計画の流れ、公会計改革や固定資産台帳の流れ、マイナンバー制度の流れ、地方創生総合戦略の流れなどなど、基礎自治体の現場は、なぜこんなにも多忙になったのかと思いきや、これらの大もとの流れは、地方分権社会への流れそのものであり、第一次勧告から段階的に方向づけられているものでもあります。  そのような中、光市は、総合計画後期基本計画が目標年次を迎えます。御存じのように、自治体における最上位計画は総合計画であるとともに、行政が進める全ての計画の基本であります。よって、その計画は確かなものなのか、また、現実に、計画どおりになってきているのかどうか、ここに議会の持つ1つのチェック機能が問われます。その観点からも評価をしていきたいと思います。  平成28年度の予算編成、成果、実行、展望のスキームから、このたびの予算編成が、これまでの総合計画のもとに成り立ち、継続されていることが見て取れます。新たに緊急な対応戦略となった光市まち・ひと・しごと創生総合戦略も、まちづくりをより具現化へと導く23の新事業を含む69事業が上げられております。光市の個性や創意工夫が光りつつある新しい感性も感じられ、時代に柔軟に呼応する生きた予算編成であることを評価いたします。  都市間競争や地方創生の動きも重なり、ここ数年は光市の外から目線の議論が交わされました。私も何度か光市の売りや守るべきものやこだわりについて、市長のお考えを質問してまいりました。その結論は施政方針等にも読み取れますけれども、総合的に捉えると、光市は、一点突破的なまちづくりは行わない。まちづくりの中核をなすものは3つの都市宣言と7つの未来創造プロジェクトである。ここが、光市におけるこだわりのまちづくりの象徴であるとの結論であったと捉えております。  「やさしさあふれる「わ」のまち ひかり」を形成する全てのパーツが、3つの都市宣言と7つのプロジェクトの中に存在をし、それを一つずつ着実に敷き詰めていく中にこそ、目指すべきまちの姿ができ上がっていくのだと、市民の皆さんにもわかりやすいように受けとめ、共有をしたいと思います。  次の第2次光総合計画では、これまで積み上げてきた成果を検証しながら、地方創生の先に開ける未来、いわゆる豊かな社会を見据えて、今何をしなければならないのかの整理をするのだと、策定指針は明確であり、これまでの礎の上にプラスされる揺るぎない継続性を大いに評価いたします。  予算の内容全般を見てみますと、予算総額は前年度ほぼ同額の216億円、歳入の部では市民税は前年度比4億4,480万円の減であり、とりわけ法人税は、前年度の8億9,400万円から4億4,500万円と半減、やはり気になるのは市税収入の減と言えます。また、地方交付税は、国の地方財政対策による交付税総額の減額や合併算定替えの減額割合により、普通交付税は対前年度1億5,000万円減と大きく減少しており、年度間の財源調整として、財政調整基金、減債基金から14億1,900万円の繰り入れを行っての予算編成となっています。  特に、光市の場合、法人税の影響は財源構成の大きな重点となるわけですが、本年度の大きな試練に向き合い、前年度並みのサービス施策を維持できたことへの評価も高いところです。しかしながら、今後の税収入の見通しは、市税、交付税とも減額の数字は読めても、増額の数字は希望的観測の域を出ないということになります。安定した財源基盤の確立は従来の発想だけでは乗り越えられないことを地方創生は訴えているわけですし、財政健全化計画の数値も光市ははじき出しておりますので、ここは行財政改革の取り組みともども注視すべき課題にしていきたいと思います。  7つの未来創造プロジェクトから主な動きを見てみますと、ふれあいで絆を紡ぐコミュニティ総合プロジェクトでは、市民力を新しい公共の力にという観点から、いかに種をまき、育てるかの事業を促進してこられましたが、地道なようであって、ここに力を入れていくかいかないかで大きな違いが出ます。新たに地域おこし協力隊の導入検討など、前向きな姿勢と施策を重ね、何とかマンパワーの動きをつくろうとする力が光市にあることを予算編成に見ることができます。  次に、健やかで確かな安心地域包括ケア創造プロジェクトでは、高齢者が住みなれた光市で安心して生活を継続できるよう、介護、医療、生活支援、介護予防を充実させるための実行の一歩を多くの事業に見ることができます。在宅医療介護連携事業やひかりふれ愛ポイント事業など、自分たちの暮らしを守る戦略を多くの人たちを巻き込みながらつくっていっています。一つ一つの事業を年次ごとに着実につくり上げていけるよう期待をいたします。  次に、家庭と地域で包み込む温もり子育て創造プロジェクトは、おっぱい都市宣言の根幹をなす施策を抱えるところです。子育て包括支援センターとして、子育て世代の総合相談窓口「きゅっと」の充実、また、コミュニティ・スクールの取り組みから、学校、地域、家庭がつながる学校区という地域力が育ってきていることも感じられるようになりました。就学前と就学後の光っ子に、光市独自の力を注ごうとする施策があふれています。この思いが子育て世代から高く評価をされ納得されるよう、何かの手だてを考えていくことを今後の課題と掲げつつ、さらなる進化が期待できると評価をいたします。  そのほか、各プロジェクトにおいて、防犯灯の一斉LED化や公共施設太陽光発電システム設置事業、保育等就労促進給付金事業など、光市の都市ブランドづくりと実益を兼ね、多面的に効果を発揮する事業の展開などにも大きな評価をもって注目をしたいと思います。  6次産業の取り組み、コンパクトシティの新たなまちの拠点創出、病院事業の完結などにも、明確な未来予想図が見えてくることを期待いたします。  紙面上、主なもののみを取り上げましたが、平成28年度の予算全般を見てみまして思うことは、歳入の大幅減額という厳しい予算の中でその配分を考えることは、ある意味まちづくりを精査するということになります。光市が今後どのようなまちづくりを目指すのか、余りにもものがあふれ過ぎて豊か過ぎる社会では、恵まれ過ぎてわからないということもあります。  かつて市長は、3つの都市宣言について、まちづくりの根幹にしみ入る不変不朽の理念であり、時代が流れ、さまざまな変革があろうとも、決して揺らぐことのない、守るべき究極のこだわりであると述べておられます。光市が掲げる「ゆたかな社会」とは、物があふれ返っているこれまでの社会ではなく、光市のまちづくりの根幹に据える3つの都市宣言にこそ、真の豊かさがあるということに、皆の思いが帰着することが大事だと思います。  真の豊かさとは、人が豊かに生きていくための恵まれた豊かな自然の継承、母と子と父、そして人に優しいまち光市の構築、豊かに生きるための暮らしの安全・安心への備え、3つの都市宣言は、不変不朽の光市のまちづくり指標を示唆しています。ここを地道に着実にという意識が、全職員、全市民に浸透することが、市民協働のまちづくりの重要なところだと思います。  平成28年度の予算審議に当たり、さまざま申し上げてきましたけれども、いずれにしても、豊か過ぎる時代は終えんを迎え、大変厳しい時代を迎えます。しっかりとした理念と目指す方向を持ち、シビアな現実を冷静に受けとめ、前向きに課題を解決していこうとする力が、本年度の予算案に感じ取れることを最大の評価といたしまして、私の賛成討論といたします。 ◯議長(中村 賢道君) 以上で討論を終結いたします。  これより、議案第1号につきまして、採決をいたします。  お諮りいたします。議案第1号につきましては、先ほどの環境福祉経済委員長及び総務市民文教委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中村 賢道君) 起立多数と認めます。  よって、議案第1号は各委員長報告のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午前11時30分休憩       ……………………………………………………………………………                  午前11時48分再開 ◯議長(中村 賢道君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
     次に、議案第18号につきまして、討論の通告がありましたので御発言をお願いいたします。四浦議員。 ◯6番(四浦 順一郎君) 皆さん、改めましてこんにちは。  議案第18号、光市職員退職手当条例及び光市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例について、日本共産党を代表して、四浦が反対討論を行います。  本議案は、地方公務員法及び行政不服審査法の改正に伴い、所要の条文整理を行うためのものとありましたが、しかし、2項に、光市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例で、看過できない項目がありました。(3)で職員の人事評価の状況とありますが、これがそうであります。  反対の理由として、先行して人事評価制度を導入したところの中に、結構つまずいたり潰れかかったりするというものがあります。それはどういうところから来ているかといいますと、評価する側の上司の判断が大事なところで上向き目線になる。つまり、全体の奉仕者という地方公務員の大事な役割が脇に置かれて、市民サービスよりは上司の目の色をうかがう、市長の目の色をうかがう、そういうケースが多々あるということであります。これは地方公務員に限らないわけで、民間などでも先行した例では、類似の制度があったときに往々にして出てくるわけであります。  最近、光市役所内では、メンタルヘルス休職者が見過ごすことのできない数があります。特に平成25年度あたりから、6人だとか7人だとかいうふうな数字が、実は職員の分限及び懲戒処分の状況というのがホームページで、総務部のところで毎年出されておりますが、その数でも、そういうところがうかがえます。  人的評価制度を、いわゆる給与に反映をしている市というのが、山口県下で2年前も3市でありました。これも光市は入っています。これが、2年たった今日、現在も全く同じ数で、給与に反映することについてはちゅうちょする。国がいろいろ指針を示したり押しつけたりしておりますが、これに従うということをちゅうちょする傾向があるということは、こういうデータからもうなずけます。  光市の場合は、前のめりになって、こういう問題を十分に議論を果たさないまま、国言いなりの制度を取り込むという傾向があるということを指摘いたしまして、反対討論とします。 ◯議長(中村 賢道君) 以上で討論を終結いたします。  これより、議案第18号につきまして、採決をいたします。  お諮りいたします。議案第18号につきましては、先ほどの総務市民文教委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ◯議長(中村 賢道君) 起立多数と認めます。  よって、議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、これまでに議決されました議案第1号及び議案第18号を除く、議案第2号から議案第17号及び議案第19号から議案第29号までの27件につきましては、いずれも討論の通告がありませんので、討論を終結し、これより一括して採決をいたします。  お諮りいたします。議案第2号から議案第17号及び議案第19号から議案第29号までの27件につきましては、環境福祉経済委員長及び総務市民文教委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第2号から議案第17号及び議案第19号から議案第29号までの27件につきましては、各委員長報告のとおり可決されました。       ───────────・────・────────────   日程第3.議員提出議案第1号 ◯議長(中村 賢道君) 次に日程第3、議員提出議案第1号を議題といたします。  この議案について、提出者の説明を求めます。土橋議員。 ◯15番(土橋 啓義君) それでは、議員提出議案第1号、光市議会会議規則の一部を改正する規則につきまして、提案説明をいたします。  光市議会基本条例の平成28年4月1日施行に伴い、設置する光市議会広報広聴委員会及び光市議会改革推進委員会について、光市議会会議規則第166条第1項の議案の審査または議会の運営に関し、協議または調整を行うための場として追加するために提案するものであります。  以上、御提案申し上げますので御賛同いただきますようによろしくお願いします。 ◯議長(中村 賢道君) 説明は終わりました。  この議案に対する質疑がありましたら、御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) 御異議なしと認めます。  よって、この議案は、委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて、討論に入ります。  議員提出議案第1号につきまして、討論がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) なければ討論を終結し、これより採決をいたします。  お諮りいたします。議員提出議案第1号につきましては、原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。       ───────────・────・────────────   日程第4.意見書案第1号 ◯議長(中村 賢道君) 次に日程第4、意見書案第1号を議題といたします。  この議案について、提出者の説明を求めます。土橋議員。 ◯15番(土橋 啓義君) それでは、意見書案第1号、子どもの医療費助成制度について国保の国庫負担減額調整措置の見直しを求める意見書につきまして、提案説明をさせていただきます。  我が国のほとんどの地方自治体が単独で実施している子どもの医療費助成制度は、疾病の早期診断と早期治療を促進し、子育て世帯の負担軽減を図ることを目的とし、ひいては、若い世代の希望をかなえ、結婚・子育て負担の軽減など、少子化対策の重要な柱となっております。  ところが、国は、市町村が現物給付方式や負担軽減策をとれば、市町村の一般会計から医療費助成予算の捻出に加え、国民健康保険の特別会計の国庫負担や調整交付金が減額されます。この全市町村に対する減額総額は、平成25年度で、子どもの医療費で115億円にも上っております。こうした中で、昨年は、全国知事会、全国市長会、全国町村会が相次いで減額廃止を国に強く要望しており、現在、厚生労働省の有識者検討会が議論を進めているところであります。  人口減少対策が重要な政策となっている今日、子どもの医療費助成制度は、本来、国が実施すべき施策であります。したがって、国において、全ての子どもを対象とした医療費助成が制度化されるまでの間、地方自治体が行う子どもの医療費助成にかかわる国庫負担減額調整措置を早期に見直すよう強く要請するものであります。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する旨御提案申し上げるもので、御賛同賜りますようよろしくお願いします。 ◯議長(中村 賢道君) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し、質疑がありましたら、御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) 御異議なしと認めます。  よって、この議案は、委員会付託を省略いたすことに決しました。  続いて、討論に入ります。  意見書案第1号につきまして、討論がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) なければ討論を終結し、これより採決をいたします。  お諮りいたします。意見書案第1号につきましては、原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) 御異議なしと認めます。  よって意見書案第1号につきましては、原案のとおり可決されました。       ───────────・────・────────────   日程第5.追加議案第41号 ◯議長(中村 賢道君) 次に日程第5、追加議案第41号を議題といたします。  この議案について、市長の説明を求めます。市川市長。 ◯市長(市川  熙君) 議案第41号、光市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に準じて、傷病補償年金と障害厚生年金等が併給される場合等の調整率を改定しようとするものであります。よろしく御審議の上、御議決賜りますようにお願いを申し上げます。 ◯議長(中村 賢道君) 説明は終わりました。  この議案に対する質疑がありましたら、御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) なければ質疑を終結いたします。  この議案につきましては、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、総務市民文教委員会に付託し、審査をお願いいたします。なお、この後休憩をいたしますが、休憩中に、この議案について総務市民文教委員会を開催し、審査をお願いいたします。委員会審査終了後、議事の報告の整理がつき次第、再開をいたしたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。  それでは、ここで暫時休憩をいたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午後0時3分休憩       ……………………………………………………………………………                  午後1時16分再開 ◯議長(中村 賢道君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  日程第5、追加議案第41号を議題といたします。この議案につきましては、先ほどの休憩中に、総務市民文教委員会において審査されておりますので、その概要と結果について、総務市民文教委員長より御報告をお願いいたします。中本総務市民文教委員長。 ◯18番(中本 和行君) 先ほど、本会議休憩中に、全委員出席のもと、総務市民文教委員会を開催し、本会から付託を受けました事件について審査を行いましたので、その概要と結果について報告をいたします。  追加議案第41号、光市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を議題としました。執行部から説明の後、委員より、今年1年間、条例の補償の対象となった団員が存在するかとの質疑がありましたが、質疑終結の後、討論はなく、採決の結果、追加議案第41号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が総務市民文教委員会の審査の概要と結果であります。 ◯議長(中村 賢道君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) なければ質疑を終結いたします。  以上で総務市民文教委員長報告を終わります。  続いて、討論に入ります。  追加議案第41号につきまして、討論がありましたら御発言を願います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) なければ討論を終結し、これより採決をいたします。  お諮りいたします。追加議案第41号につきましては、先ほどの総務市民文教委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村 賢道君) 御異議なしと認めます。  よって、追加議案第41号につきましては、総務市民文教委員長報告のとおり可決されました。       ───────────・────・────────────   閉  会
    ◯議長(中村 賢道君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  これをもちまして、平成28年第1回光市議会定例会を閉会いたします。  御協力ありがとうございました。大変お疲れさまでした。                  午後1時18分閉会       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                     光市議会議長   中 村 賢 道                     光市議会議員   田 中 陽 三                     光市議会議員   森 戸 芳 史                     光市議会議員   木 村 則 夫...