◯議長(
中村 賢道君)
日程第2、
会期の
決定を
議題といたします。
お諮りいたします。このたびの
定例会の
会期は、本日から12月22日までの22日間といたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中村 賢道君) 御
異議なしと認めます。
よって、このたびの
定例会の
会期は、本日から12月22日までの22日間と決しました。
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日程第3.
報告第13号
◯議長(
中村 賢道君) 次に、
日程第3、
報告第13号に入ります。
本件について
市長の
説明を求めます。
市川市長。
◯市長(
市川 熙君) おはようございます。
報告第13号は、
牛島海運有限会社の
平成27年度
決算及び
平成28年度
事業計画について御
報告するものであります。
牛島海運有限会社の今期の
収支決算は、前年度
欠損額を補填する国、県及び市からの
補助金を加えた名目上の純
利益は約189万円となったものの、これら
補助金を差し引いた
実質損失は約4,314万円となっております。
う
しま丸の
運航については、今日まで
観光協会や
公民館などとの
連携により、
不定期航路事業への積極的な
取り組みを進めるとともに、本年4月には、新たに
SNSを活用した
情報発信を開始するなど、
サービス向上や効率的な
運航に全力を傾注しているところであります。
こうした中、本
航路は、
牛島に暮らす
人々の
唯一の
生活航路であるとともに、
牛島を
ふるさとに持つ多くの
皆様にとって、
ふるさとを結ぶ
唯一の
航路でもあります。安全・安心の
確保はもちろんのこと、
航路の
維持に向け、引き続き
合理化、
経営改善に努めてまいりたいと考えております。
なお、詳細につきましては、
担当参与から
説明をさせますので、よろしく
お願いを申し上げます。
◯議長(
中村 賢道君) 続いて
補足説明を求めます。
吉本経済部長。
◯経済部長(
吉本 英夫君) おはようございます。それでは、
牛島海運有限会社の
平成27年度
決算及び
平成28年度
事業計画につきまして、
市長説明を補足させていただきます。
恐れ入りますが、別冊の
牛島海運有限会社の
平成27年度
決算及び
平成28年度
事業計画の12ページを
お願いいたします。
ここにお
示ししております
損益計算書の対前年度
比較表に基づき、
平成27年度
事業の
状況を御
説明させていただきます。
まず、
収益の部でございますが、
運航収益は715万9,585円で、前年度に比べて42万5,984円の増収となっております。これは、
牛島の民家の
改修等に伴う
工事関係者及び
資材搬入の
増加などにより、
運賃収入が
増加したものでございます。なお、
旅客数及び
貨物量の
比較につきましては、前のページの11ページにお
示しをしておりますので、御参照いただきたいと存じます。
12ページにお戻りいただきまして、次に、
営業収益は100万2,161円で、前年度に比べて104万5,651円の減収となっております。
次に、
特別収益の
航路補助金4,503万7,170円でございますが、その
内訳は、
国庫補助金が2,608万1,540円、
県補助金が842万1,000円、
市補助金が1,053万4,630円でございます。
次に、
費用の部でございますが、まず、
運航費用は3,973万227円で、前年度に比べて33万8,470円の増額となっております。これは、
燃料潤滑油費及び
船舶修繕費は
減額となりましたが、一方で、
平成16年に就航したう
しま丸の
独立行政法人鉄道建設・
運輸施設整備支援機構との
船舶共有期間が
平成27年3月に終了したことに伴い、同
機構より
船舶を
残存価格で買い取り、
船舶償却費を計上したことによるものでございます。
また、
営業費用は1,157万4,150円で、前年度に比べて、285万2,676円の
減額となっております。これは、主に先ほど申しました
船舶を買い取ったため、これまで同
機構に支払っておりました
共有船使用料が、
平成27年4月以降不要になったことによるものでございます。
この結果、総
収入5,319万8,916円に対し、総
支出が5,130万4,377円で、
当期純
利益は189万4,539円となりました。ちなみに、
特別収益の
航路補助金を除いた
当期の
実質欠損額は4,314万2,631円となりました。
なお、
貸借対照表を含めた
内訳の詳細につきましては、2ページから11ページに記載しておりますので、あわせて御参照いただきたいと存じます。
次に、
平成28年度の
事業計画でございますが、概要を16ページにお
示しをしております。
本
航路を
維持していくためには、
運航収益を上げていくことが不可欠でございますが、
牛島の
人口減少や
高齢化がますます進展する中で、島に暮らす
人々からの
旅客運賃の
増加は困難な
状況にあります。今後、これまで以上に
観光協会や
公民館等との
連携による
不定期航路事業の
取り組みを進めるとともに、本年4月から新たに実施しております
SNSを活用した島の自然や
釣り等の
情報を積極的に発信するなど、
運航収入の
増加に努力してまいります。
いずれにいたしましても、本
航路は、島民の
皆様にとりまして、
唯一の
生活航路であり、また、
牛島を
ふるさととする
皆様方にとりましても、
ふるさとを結ぶ
唯一の
航路でありますことから、今後とも
離島航路の
維持や
航路補助金の
確保はもちろんのこと、
安全運航の励行と
乗船サービスの
向上を図りつつ、
経費削減に努め、効率的な
事業運営を推進してまいりたいと考えております。
なお、詳細につきましては、
予定貸借対照表を17ページ、
予定損益計算書を18ページに掲載しておりますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。
以上で
補足説明を終わらせていただきます。
◯議長(
中村 賢道君)
説明は終わりました。
本件について
質疑がありましたら御
発言を願います。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中村 賢道君) なければ
質疑を終結いたします。
以上で
報告第13号を終わります。
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日程第4.
議案第71号
◯議長(
中村 賢道君) 次に、
日程第4、
議案第71号を
議題といたします。
この
議案について
市長の
説明を求めます。
市川市長。
◯市長(
市川 熙君)
議案第71号は、
平成27年度光市
墓園特別会計補正予算(第1号)の
専決処分について
報告し、承認を
お願いするものであります。これは、
大和あじさい苑の一部の区画において、陥没により緊急に
地盤調査を行う必要が生じたことから、
予算の組み替えを行い、
調査に要する
経費として、300万円を追加いたしました。よろしく御
審議の上、御承認賜りますように
お願いを申し上げます。
◯議長(
中村 賢道君)
説明は終わりました。この
議案について
質疑がありましたら御
発言を願います。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中村 賢道君) なければ
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。この
議案については、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中村 賢道君) 御
異議なしと認めます。
よって、この
議案は
委員会付託を省略いたすことに決しました。
この
議案については
討論の通告はありませんので、
討論を終結し、これより採決をいたします。
お諮りいたします。
議案第71号は承認いたすことに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中村 賢道君) 御
異議なしと認めます。
よって、
議案第71号は承認されました。
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日程第5.
議案第72号〜
議案第82号
◯議長(
中村 賢道君) 次に、
日程第5、
議案第72号から
議案第82号までの11件を
一括議題といたします。
これらの
議案につきまして
市長の
説明を求めます。
市川市長。
◯市長(
市川 熙君)
議案第72号は、
平成27年度光市
一般会計補正予算(第4号)についてお諮りするものであります。
第1条、
歳入歳出予算の
補正におきましては、
歳入歳出それぞれ1,555万4,000円を追加し、
予算の
総額を223億7,139万9,000円にしようとするものであります。
それではまず、
歳出から御
説明申し上げます。
まず、
議会費以下の各費目にわたる
職員給与費等につきまして、
人事異動等に伴う
給与等の当初
予算計上額との
調整により、7,707万4,000円を
減額いたしました。
次に、
総務費では、
職員給与費等の
調整額のうち、7,000万円を
財政調整基金に積み立て、
平成27年度末における
基金の
総額を22億9,533万8,000円にしようとするものであります。また、
選挙管理委員会運営事業では、
公職選挙法等の
改正により、
平成28年7月25日
任期満了の
参議院議員通常選挙から、
選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられることから、これに対応するため、
選挙人名簿システムの
改修費用として190万円を計上いたしました。
次に、
民生費では、
人件費の
減額等に伴い、
国民健康保険特別会計繰出金247万1,000円、
介護保険特別会計繰出金217万6,000円をそれぞれ
減額いたしました。
次に、
衛生費では、
未熟児養育医療給付事業において、
給付申請件数が
見込みを上回ったことから、
給付費100万円を追加いたしました。
次に、
農林水産業費では、
農地中間管理業務受託事業において、担い手への
農地の
集積、集約を促進するため、
農地中間管理機構の
賃貸借事業に
協力した
農地所有者等に対する
機構集積協力金等169万2,000円を追加いたしました。
次に、
土木費では、
別号議案でお諮りをしております光市
道路占用料徴収条例の一部を
改正する
条例に基づく
平成28年4月1日から、
道路占用料の額の改定に対応するため、
道路占用管理システムの
改修費用として24万円を計上いたしました。
次に、
教育費では、
幼児教育振興事業において、
見込みを上回る
申請件数があったことから、
私立幼稚園就園奨励費補助金415万5,000円、
私立幼稚園保育料等負担軽減補助金33万6,000円をそれぞれ追加いたしました。
次に、
災害復旧費では、本年8月の台風により被災した
塩田助石地内の
農業施設につきまして、
耕地災害復旧事業として
国庫補助採択がされたことから、早急な
復旧を図ることとし、
工事請負費510万円、さらに市内4カ所の
単独災害復旧事業として、
工事請負費190万円を追加いたしました。また、
土木施設関係では、同じく本年被災した横尾川護岸の
復旧工事が
土木施設災害復旧事業として
国庫補助採択されたことから、
工事請負費など403万円を追加いたしました。その他、
予備費に482万2,000円を追加し、今後の
財政需要に備えることといたしました。
また、これらの
歳出の
財源といたしまして、
国庫支出金1,058万3,000円、
県支出金184万1,000円、
市債290万円等を充当いたしました。
第2条、
地方債の
補正につきましては、
災害復旧事業の
補正に応じて、
市債を追加しようとするものであります。
議案第73号、
平成27年度光市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、
歳出において、
人事異動等に伴う
人件費の
減額を行うとともに、
実績見込みに基づく
後期高齢者支援金や
前期高齢者納付金の追加など、差し引き223万円を
減額し、
歳入では、
一般会計繰入金や国、県の
財政調整交付金などで
財源調整を行おうとするものであります。
議案第74号、
平成27年度光市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、
歳出において、
人事異動等に伴う
人件費の
調整を行うとともに、
予備費で
財源調整を行うものであります。
議案第75号、
平成27年度光市
介護保険特別会計補正予算(第3号)は、
保険事業勘定において、
歳出では、
人事異動等に伴う
人件費の
調整等により、485万7,000円を
減額するとともに、
歳入では、
介護保険制度の
負担割合等に応じ、
国県支出金や
一般会計繰入金等で
財源調整を行おうとするものであります。また、
介護サービス事業勘定におきましても、同様に
人件費の
調整を行うこととし、86万5,000円を
減額するとともに、
歳入では、
一般会計繰入金を同額で
調整しようとするものであります。
議案第76号は、光市
コミュニティセンター条例の制定についてお諮りをするものであります。この
条例は、
地域社会における自主的な
活動や交流の場を提供することにより、
住民相互の
連帯感の醸成を図り、もって住みよい
地域づくりを推進するための
活動拠点となる
コミュニティセンターの設置に関し、必要な
事項を定めるとともに、
関係条文の整理を行おうとするものであります。
議案第77号、光市
非常勤職員の報酬及び
費用弁償に関する
条例の一部を
改正する
条例は、
指定病院等における
不在者投票の
外部立会人並びに
コミュニティセンターの館長及び
職員を
非常勤職員として新たに追加しようとするものであります。
議案第78号、光市
税条例等の一部を
改正する
条例は、
平成27年3月31日に公布された
地方税法等の一部を
改正する
法律等に基づき、所要の
改正をしようとするものであります。
改正の主な内容は、
地方税の
徴収猶予及び
換価猶予制度について、一定の
事項については、各
地域の実情に応じて
条例で定めることとなったことから、各
猶予の
手続等について必要な
改正を行おうとするものであります。
議案第79号、光市
道路占用料徴収条例の一部を
改正する
条例は、
道路法施行令の一部
改正に伴い、
道路占用料の区分及び額を改定しようとするものであります。
議案第80号、光市
都市公園条例の一部を
改正する
条例は、光市
道路占用料徴収条例の一部
改正に伴い、
都市公園内の
占用物件の
使用料の額を改定しようとするものであります。
議案第81号、財産の譲与については、
公益財団法人やま
ぐち農林振興公社の
経営改善に
協力し、分
収造林事業を継続するため、
収益分収権等の一部を同
法人に譲与しようとするものであります。
議案第82号は、
平成17年度
策定の
健康増進法に基づく
健康増進計画と
平成22年度
策定の
食育基本法に基づく
食育推進計画、この密接に関係する両
計画が今年度終了することに伴い、食と健康は、
人々の生命や
生活の質に密接にかかわることから、市民一人一人の
健康寿命の延伸を目指し、総合的な
取り組みを展開するため、両
計画を包含した新たな
計画として光市
健康づくり推進計画を
策定しようとするものであります。
以上、よろしく御
審議の上、御議決賜りますように
お願い申し上げます。
◯議長(
中村 賢道君)
説明は終わりました。これらの
議案に対する
質疑がありましたら御
発言を願います。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中村 賢道君) なければ
質疑を終結いたします。
これらの
議案につきましては、お
手元に配付いたしております
議案付託表のとおり、それぞれの所管の
常任委員会に付託し、休会中に審査を
お願いいたします。
───────────・────・────────────
散 会
◯議長(
中村 賢道君) 以上で本日の
日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
御
協力ありがとうございました。大変お疲れさまでございました。
午前10時21分散会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
光市議会議長 中 村 賢 道
光市議会議員 森 戸 芳 史
光市議会議員 木 村 則 夫