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  1. 光市議会 2010-09-07
    2010.09.07 平成22年第4回定例会(第1日目) 本文


    取得元: 光市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    2010.09.07 : 平成22年第4回定例会(第1日目) 本文 ( 61 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) - この発言をダウンロード - 全発言をダウンロードヒット箇所をクリックすると、次のヒット箇所へジャンプします。 :                  午前10時0分開会   開  会 ◯議長中本 和行君) おはようございます。ただいまから平成22年第4回光市議会定例会を開会いたします。       ───────────・────・────────────   開  議 ◯議長中本 和行君) 直ちに本日の会議を開きます。       ───────────・────・────────────   議事日程 ◯議長中本 和行君) 本日の議事日程はお手元に配付いたしておりますとおりでございます。       ───────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長中本 和行君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、森重明美議員木村則夫議員加藤議員、以上3名の方を指名いたします。  議事参与員はお手元に配付いたしておりますとおりでございますので御了承願います。       ───────────・────・────────────   日程第2.会期の決定
    ◯議長中本 和行君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。この度の定例会の会期は、本日から10月14日までの38日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長中本 和行君) 御異議なしと認めます。よって、この度の定例会の会期は、本日から10月14日までの38日間と決しました。       ───────────・────・────────────   日程第3.報告第10号〜報告第12号 ◯議長中本 和行君) 次に、日程第3、報告第10号から報告第12号までの3件を一括議題といたします。  これらの事件について市長説明を求めます。市川市長◯市長市川  熙君) おはようございます。  報告第10号から報告第12号まで、市営住宅管理上必要な事項についての訴えの提起に関する専決処分報告については、市営住宅家賃を、光市営住宅家賃滞納整理要綱に定める24月以上又は30万円以上滞納し、再三再四にわたる納入指導にも応じず、支払いの意思が見受けられない3名について、それぞれ市営住宅滞納家賃の納入及び住宅明け渡しを求める訴えを提起することとし、平成22年8月26日に専決処分したことを報告するものであります。  御理解賜りますようにお願い申し上げます。 ◯議長中本 和行君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたら御発言を願います。土橋議員。 ◯18番(土橋 啓義君) 家賃を滞納するというのはうらやましい話で、問題はどういう生活状況なのか、所得ですね、その人達の所得というのがどういうような形で推移をしているのか。恐らく役所ですから、変なことはしていないと思うんですけども、その辺のところを少し説明をお願いしたい。 ◯議長中本 和行君) 市川建設部長◯建設部長市川  満君) おはようございます。議員お尋ねの各入所者の方々の収入状況について御報告させていただきます。  この方につきましては、年間210万円の収入があるようでございます。  以上でございます。 ◯議長中本 和行君) 土橋議員。 ◯18番(土橋 啓義君) 再三にわたって恐らく話はされたと思うんですが、話をされたにもかかわらず払わないという、その辺のところをもう少しわかるように説明をお願いします。 ◯議長中本 和行君) 市川建設部長◯建設部長市川  満君) では、お答えを申し上げます。  法的措置に至るまでの流れということで御説明させていただきます。  毎月納期期限までに納付がなされない場合におきましては、20日以内に督促状を送付させていただきます。次に、家賃滞納が3カ月を超えるというときに、年3回催促状を送付します。納付の誠意が見られない場合は、連帯保証人に対し家賃完納指導依頼書を送付いたします。その次、それでも納付をしていただけない場合は、連帯保証人さんに対し連帯保証債務履行請求書を送付させていただきます。これらの措置を講じてもなお納付意思が見られない場合は、法的措置対象者として決定をいたします。内容証明郵便最終通告書を送付、期限までに納付がない場合は、内容証明郵便条件使用許可取消通知書を送付いたします。その後、条件付使用許可取消通知書から1カ月経過しても通知に応じない場合は提訴ということで、その間に住民の方にいろいろ分納等の指導あるいは御相談に応じているところでございます。  以上でございます。 ◯議長中本 和行君) 土橋議員。 ◯18番(土橋 啓義君) そうすると、何とむごいことをするという話ではないんだと受け取ったんですが、例えば実はうちの生活からして、この家賃全額が払えない。それについてはこれぐらいなら払えるんだけれども、それでというような話になった場合においては、それは参考の対象になるという理解をしてもよろしゅうございますか。 ◯議長中本 和行君) 市川建設部長◯建設部長市川  満君) 割愛して申し上げましたところ、ちょっと御理解いただけない部分があり大変申しわけありません。  そういった分納等の相談をさせていただきまして、そういった形が見受けられる方については、こういった提訴の対象者となりません。滞納が、本光市においても、今回のケースでも116名対象者がおられます。その中で、分納に応じていただいた方、あるいは誓約をいただきました方につきましては誠意があるということで認定いたしまして、こういった提訴の対象者とはなりません。  今回は、それに応じていただけなかった3名の方につきまして提訴対象者となったということでございます。  よろしく御理解をお願いいたします。 ◯議長中本 和行君) よろしいですか。  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長中本 和行君) なければ質疑を終結いたします。  以上で、報告第10号から報告第12号までを終わります。       ───────────・────・────────────   日程第4.認定第1号〜認定第3号 ◯議長中本 和行君) 次に、日程第4、認定第1号から認定第3号までの3件を一括議題といたします。  これらの事件につきまして、市長説明を求めます。市川市長◯市長市川  熙君) 認定第1号から認定第3号までは、公営企業会計歳入歳出決算についてお諮りをするものであります。これらの会計決算につきましては、監査委員の審査に付し、別冊意見書のとおり送付を受けましたので、議会の認定に付するものであります。  まず、認定第1号、平成21年度光市水道事業決算についてであります。  収益的収支におきましては、水道事業収益10億5,998万円に対しまして、水道事業費用10億2,265万円となり、消費税等を除いた損益計算においては1,246万円の純利益となりました。資本的収支におきましては、収入5億3,360万円に対しまして、支出8億5,767万円で、差し引き3億2,407万円の不足額を生じましたが、これは当年度分損益勘定留保資金等補てんをいたしました。  次に、認定第2号、平成21年度光市病院事業決算についてであります。  収益的収支におきましては、病院事業収益58億1,816万円に対しまして、病院事業費用59億2,058万円となり、消費税等を除いた損益計算においては1億502万円の純損失となりました。資本的収支におきましては、収入4億7,097万円に対しまして、支出7億2,881万円で、差し引き2億5,783万円の不足額を生じましたが、これは過年度分損益勘定留保資金等補てんをいたしました。  次に、認定第3号、平成21年度光市介護老人保健施設事業決算についてであります。  収益的収支におきましては、施設事業収益3億8,996万円に対しまして、施設事業費用3億6,485万円となり、2,511万円の純利益となりました。資本的収支におきましては、収入3,813万円に対しまして、支出4,073万円で、差し引き260万円の不足額を生じましたが、これは過年度分損益勘定留保資金補てんをいたしました。  なお、詳細につきましては、担当参与から補足説明をいたさせますので、よろしく御審議の上、御認定を賜りたいと思います。  以上であります。 ◯議長中本 和行君) 続いて補足説明を求めます。福島水道局長◯水道局長(福島  正君) それでは、認定第1号、平成21年度光市水道事業決算について、市長説明を補足いたします。  恐れ入りますが、決算書の1ページをお願いいたします。  平成21年度の予算に対する決算状況について、決算報告書によりまして御説明申し上げます。  収益的収入及び支出について、まず、上段の収入から申し上げます。平成21年度の水道事業収益は、予算額10億6,820万円に対し、決算額は10億5,998万3,052円でございます。次に、支出における水道事業費用は、予算額10億6,290万円に対し、決算額10億2,265万7,257円でございます。なお、ただいま申し上げました金額は消費税込みの金額でございまして、予算決算を比較するため、その係数を税込みで比較いたしているものでございます。また、備考欄には、借受消費税、仮払消費税消費税納付額を記載いたしております。  2ページをお願いいたします。  資本的収入及び支出につきましては、収入から申し上げますと、予算額5億7,206万8,000円に対し、決算額は5億3,360万2,401円でございます。支出につきましては、継続事業といたしまして、10年目を迎えた未給水地域の解消を図る第4次拡張事業病原性微生物であるクリプトスポルジウム対策として高度浄水処理施設整備事業浄水施設耐震化事業、加えまして、管網整備老朽管更新事業企業債元金償還金などでございまして、予算額10億4,010万7,261円に対し、決算額8億5,767万9,075円でございます。事業の内容につきましては、決算書の15ページから18ページに記載いたしましております。以上によりまして、資本的収入資本的支出に対する不足する額3億2,407万6,674円は、末尾に記載いたしておりますとおり、当年度分損益勘定留保資金などで補てんいたしました。  3ページをお願いいたします。  これは平成21年度の水道事業営業成績をあらわす損益計算書でございます。  営業収益から申し上げます。当年度給水収益は8億6,222万5,462円となりました。  決算書の20ページをお願いいたします。  ここに事業収入に関する事項を記載いたしております。  下段のロの項の給水収益平成21年度有収水量は約876万6,000立方メートルでありまして、前年度に対して約13万7,000立方メートルの減少となっております。料金収益につきましても、約1,289万円の減収となっております。これは、企業の事業転換や景気の悪化による工場用水の大幅な減少によるものであります。  給水戸数につきましては、19ページにありますとおり、2,043戸増加し、2万970戸となりました。これは大和簡易水道を上水に統合したことによるものであります。また、給水普及率は91.6%となりました。  3ページにお戻りください。  その他の営業収益は1億3,816万2,888円でございまして、これは簡易水道にかかわる維持管理費消火栓維持管理費など他会計負担金及び水道新設加入金などでございます。営業収益合計は10億38万8,350円でございます。  次に、営業費用でありますが、原水及び浄水費以下合計8億2,791万8,269円で、差し引き1億7,067万81円の営業利益となりました。  次に、4ページをお願いいたします。  営業外収益は、受取利息、他会計繰入金及び雑収益で、合計1,155万6,152円であります。営業外費用は、支払利息など合計1億6,976万3,536円であります。したがいまして、営業外収支では1億5,820万7,384円の不足となりましたが、営業収支利益から営業外収支不足額差し引きますと、当年度利益は1,246万2,697円となりました。当年度の純利益に前年度繰越剰余金1,806万3,566円を加えますと、当年度末未処分利益剰余金は3,052万6,263円となりました。  8ページをお願いいたします。  これは、平成21年度剰余金処分計算書でございます。先ほど申し上げました当年度処分利益剰余金3,052万6,263円の処分について、100万円は企業債の償還のための減債積立金に積み立て、残りの2,952万6,263円を翌年度に繰り越すものでございます。  9ページをお願いいたします。  9ページから12ページまでは、平成21年度光市水道事業貸借対照表でありますが、これは財政状態を明らかにするもので、資産合計及び負債、資本の合計は10ページ及び12ページの末尾に記載いたしたおりますように、100億3,436万2,848円となっております。  以上、平成21年度光市水道事業決算の概要であります。  なお、13ページ以降、決算附属資料といたしまして、業務概要、工事の内容、また、別冊参考資料を添付いたしておりますので御参照賜りたいと存じます。  今後の水道事業の運営につきましては、監査委員さんの御指摘を十分踏まえまして、経費の節減及び効率的な経営に努め、住民福祉の向上に努力してまいる所存でございます。  以上で、認定第1号の補足説明を終わらせていただきます。 ◯議長中本 和行君) 次に、末延病院局管理部長◯病院局管理部長(末延 勇雄君) おはようございます。それでは、認定第2号、平成21年度光市病院事業決算認定について、市長説明を補足いたします。  別冊の平成21年度光市病院事業決算書をご覧いただきたいと思います。  決算書の1ページをお願いいたします。  平成21年度光市病院事業決算報告書でございますが、予算に対する支出額報告したものであり、決算額税込みで表示しております。  まず、収益的収入及び支出でございますが、収入病院事業収益は、予算額63億3,234万1,000円に対し、決算額は58億1,816万3,488円であり、また、支出病院事業費用は、予算額63億3,234万1,000円に対し、決算額は59億2,058万8,535円となっております。  次に、2ページをお願いいたします。  資本的収入及び支出でございますが、資本的収入は、予算額4億7,105万7,000円に対し、決算額は4億7,097万7,000円であり、資本的支出は、予算額7億3,557万4,000円に対し、決算額は7億2,881万762円となりました。資本的収入額資本的支出額に対し不足する額2億5,783万3,762円は、過年度分損益勘定留保資金などで補てんをしております。  次に、3ページをお願いいたします。  これは、病院事業経営成績を示す損益計算書で、税抜きの表示となっております。  1の医業収益は、入院収益外来収益など医業活動に伴う収入で54億9,567万1,557円。対する2の医業費用は、給与費材料費、経費など医業活動に必要な支出額で57億999万4,348円となり、差し引き2億1,432万2,791円の医業損失が生じております。3の医業外収益は、直接医業活動にかかわらない受取利息一般会計からの負担金交付金など3億1,191万5,203円の収入であり、4の医業外費用は、企業債支払利息など2億229万4,335円の支出となり、この収支の差額に医業損失を加えた経常損失は1億470万1,923円となりました。6の特別損失は、前年度の2月、3月分の診療報酬に対する査定減の32万6,578円となっております。経常損失特別損失を加えた1億502万8,501円が当年度の純損失となり、前年度繰越欠損金にこれを加えた17億3,232万1,895円が、当年度処理欠損金となっております。  次に、6ページをお願いいたします。  平成21年度光市病院事業欠損金処理計算書でございます。  これは、ただいま申し上げました当年度処理欠損金が17億3,232万1,895円でありますが、利益剰余金及び資本剰余金からの繰り入れは行わず、そのまま翌年度繰越欠損金として繰り越そうとするものでございます。  次に、9ページをお願いいたします。  平成21年度事業の概要について申し上げます。  平成21年度の決算状況は、大和総合病院整形外科医師1名、光総合病院小児科医師1名が減少したことに伴い患者数減少し、1億502万8,501円の純損失が生じました。病院別では、光総合病院平成17年度以来の黒字決算となり、3,618万5,074円の純利益が生じましたが、大和総合病院におきましては、1億4,121万3,575円の純損失が生じることとなりました。  患者数病院別で見ますと、光総合病院では1日平均入院患者数144.2人、1日平均外来患者数386.3人となり、前年度と比較いたしますと、入院は3.5人の増加、外来では16.5人の減少となりました。大和総合病院におきましては、1日平均入院患者数は163.1人、1日平均外来患者数は290.6人となり、前年度と比較いたしますと、入院で4.8人の減少外来で15.8人の減少となりました。  医師数減少など、医療経営環境は厳しい状況にございますが、病院事業管理者のもと、市民に安全で良質な医療の提供、経営基盤の確立に努めてまいりますので、御協力、御指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  なお、病院事業決算の詳細につきましては、10ページ以降の決算附属書類及び別冊の決算審査意見書を御参照賜りますようお願い申し上げまして、認定第2号の補足説明を終わらせていただきます。 ◯議長中本 和行君) 説明は終わりました。これらの事件に対する質疑がありましたら御発言を願います。西村議員。 ◯19番(西村 憲治君) 済みません。お時間とらせますが、若干質問をしたいと思います。病院決算についてお尋ねをいたしたいと思います。  以前から資料の提出を求めていたんですが、光、大和は別々の拠点であります。また、今回2つの病院は別々の道を歩むような形になりましたが、決算がずっと赤字の状態でございますので、その内容たるものを細かく分析したいと存じます。例えばバランスシート、貸借対照表にしましても、一括のものは出ておりますが、拠点ごとのものが出ていない。あるいは決算書につきましても、もう少し詳細な2つの拠点についての数字の提出を求めたいと思っております。これについてまず御協力いただけるかどうかお尋ねをしたいと思います。 ◯議長中本 和行君) 末延病院局管理部長
    ◯病院局管理部長(末延 勇雄君) ただいまの資料の提出についてでございますが、ただいま各病院ごとの比較ができる資料を整えております。決算に係る市民福祉委員会におきまして、この資料を提出することにしております。 ◯議長中本 和行君) 西村議員。 ◯19番(西村 憲治君) 了解しました。  委員会重視ということはよく承知をしておりますが、できれば本会議22名の議員がいるわけですから、早目にそういう資料は提出をしていただきまして細かく精査をし、わからない部分は当局にお尋ねをするという時間もいただきたいと思いますので、早目の提出をお願いいたしたいと思います。  それから、決算について、私も今までずっと不思議には思っていたんですが、監査意見書には、決算についての例えば経営成績だとか、財政状況だとか、経営分析の点について、あるいは決算の概要について、あるいは結びとしてどのような状況になっているかというコメント決算をした方の意見、感想などが書かれております。まあ書かれていない部分もあります。ただ、これだけ赤字決算が続きますと、やはり当局としても、企業会計責任者がどのようなコメント、どのような感想を持っているかという部分についてはやはり議会に対して開陳をする場所がないといけないのではないかと感じております。  この決算について、当局の方がどのように感じていらっしゃるのか、コメントがあれば。別にこの場所でコメントができなければ、委員会までにコメントなるものを出していただきたい。平たく言うと、いいと思っているのか、悪いと思っているのか、どういう部分を改善するべきなのか、どういう部分を改めるべきなのか。現場の声がこういうふうに、例えば研究費などが欲しいという声が出ているので、それに以後は応えるとかというものを私はコメントと考えておりますが、当局の方の御意見をいただきたいと思います。 ◯議長中本 和行君) 末延病院局管理部長◯病院局管理部長(末延 勇雄君) ただいまのお尋ねでございますが、確かに議員仰せのように、監査委員からの決算監査資料におきまして、いろいろ毎年のように御指摘をいただいております。常にそのあたりの改善に努めているわけでございますが、その改善点等についての説明が足りないと言われるのかと思います。そのあたり、また決算委員会におきまして、我々の苦労につきましても説明してまいりたいと思いますので御了承いただければと思います。 ◯19番(西村 憲治君) はい、結構です。 ◯議長中本 和行君) よろしいですか。  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長中本 和行君) なければ質疑を終結いたします。  これらの議案につきましては、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託し、休会中に審査をお願いいたします。       ───────────・────・────────────   日程第5.議案第74号〜議案第77号 ◯議長中本 和行君) 次に、日程第5、議案第74号から議案第77号までの4件を一括議題といたします。  これらの議案につきまして、市長説明を求めます。市川市長◯市長市川  熙君) 議案第74号は、平成22年度光市一般会計補正予算(第2号)についてお諮りをするものであります。  第1条歳入歳出予算の補正におきましては、歳入歳出それぞれ2億7,803万5,000円を追加し、予算の総額を216億1,659万6,000円にしようとするものであります。  それでは、歳出から御説明を申し上げます。  総務費では、普通交付税及び地方特例交付金交付額の確定に伴い、2億円を財政調整基金に積み立て、基金の総額を18億5,758万7,000円にしようとするものであります。  次に、民生費では、障害者自立支援制度のもと、生活介護機能訓練事業などを実施している身体障害者デイサービスセンター利用者の増加に伴い、テーブルやいすなどの施設用備品を購入する経費として、備品購入費50万円を計上いたしました。また、身体に障害がある人の心臓疾患手術及び人工股関節置換術医療費を公的負担する更生医療に係る経費として1,100万円を追加計上いたしました。さらに、一昨年から光市人権施策推進審議会におきまして人権施策を総合的に推進するための基本方針についての審議が進められ、本年度答申がなされたことにより、これを踏まえ、光市人権推進指針を策定いたしましたので、広く市民の皆様にお知らせをする経費として、印刷製本費43万円を計上いたしました。  次に、衛生費では、国の補助制度と歩調を合わせ、クリーンエネルギーの利用を推進するとともに、地球温暖化の防止と市民の環境保全意識の高揚を図ることを目的とし、昨年度創設いたしました光市住宅用太陽光発電システム設置費補助につきましては、当年度予算で90件程度を見込んでおりましたが、今後の需要を見込んで50件程度を追加することとし、700万円を追加計上いたしました。  次に、農林水産業費では、本年7月の集中豪雨により林道鍋倉作業道など3作業道が通行に支障を来たしているため、市有林管理事業委託料や機械等借上料など、作業道の維持管理経費90万円を計上いたしました。また、光漁港、普賢物揚場の照明灯が灯具や支柱等の老朽化に加え、漏電など使用に支障を来たしているため、必要箇所の改修及び水銀灯からナトリウム灯に改修する経費として、工事費120万円を計上いたしました。さらに、松原地区の高潮対策として施工中の光漁港海岸保全施設整備事業において、用地取得予定地の借家人が退去する費用として、補償補てん及び賠償金284万2,000円を計上いたしました。このほか、昨年度実施したフィッシングパーク桟橋調査の結果を受け、桟橋のグレーチングの腐食など早期の対応が必要であることから、修繕料や工事費など275万円を計上いたしました。次に、災害復旧費では、本年7月の集中豪雨により被害のあった農道7カ所、水路6カ所などの復旧費として、工事請負費や原材料費合わせて850万円を計上いたしました。  次に、予備費では827万4,000円を追加し、今後の財政需要に備えることといたしました。  これらの財源といたしまして、地方交付税及び地方特例交付金の確定に伴い、合わせて2億6,874万8,000円、国県支出金835万5,000円などを充当いたしました。  議案第75号、平成22年度光市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ2,690万7,000円を追加し、予算の総額を60億3,925万円にしようとするものであります。  歳出におきまして、国民健康保険法の改正により、非自発的な理由により離職した人が国民健康保険に加入する場合に、特例として前年度の給与所得を100分の30とみなして算定する新たな軽減措置などが講じられたことから、これに対応するための現行システムの改修経費として、委託料2,690万7,000円を計上いたしました。  また、歳入におきましては、この財源として、国の特別調整交付金を充当することといたしました。  議案第76号、光市税条例の一部を改正する条例は、平成22年3月31日に公布された地方税法等の一部を改正する法律のうち、平成22年10月1日以降に施行されるものについて所要の改正を行おうとするものであります。  改正の主な内容は、1点目として、16歳未満の扶養控除が平成24年度分の個人市民税から廃止されることに伴い、給与所得者及び公的年金等受給者の扶養親族に関する事項を把握するため、扶養親族申告書の提出を義務づけようとするものであります。2点目といたしまして、平成22年10月1日以降に売り渡し等が行われたたばこについて、旧3級品以外のたばこ税を1,000本当たり1,320円、旧3級品のたばこ税を1,000本当たり626円それぞれ引き上げようとするものであります。3点目といたしまして、非課税口座において管理される上場株式等の譲渡益に対して課する個人市民税について、一定期間非課税としようとするものであります。  議案第77号、山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更については、平成23年4月1日から山口県市町総合事務組合の共同処理する事務の一部に光市を加え、同組合規約の一部を変更することについて、関係地方公共団体と協議しようとするものであります。  なお、一般会計補正予算の詳細につきましては、担当参与から補足説明をさせますので、以上よろしく御審議の上、御議決賜りますようにお願いを申し上げます。 ◯議長中本 和行君) 続いて補足説明を求めます。森重政策企画部長。 ◯政策企画部長(森重 正一君) おはようございます。それでは、議案第74号、平成22年度光市一般会計補正予算(第2号)について、市長説明を補足いたします。  まず、歳出から御説明を申し上げます。補正予算書の7ページをお願いいたします。  まず、上から5行目の賦課費、市民税等課税事務費の168万円は、平成23年1月より所得税の確定申告におけるデータ利用が電子化となるため、これに係る国税連携受信サーバ等設定委託料や、地方税ポータブルシステム、いわゆるエルタックス審査システムの使用料など、国税システムとの連携に係る経費でございます。  6行下の児童福祉総務費、児童扶養手当支給事業の200万円は、本年8月1日施行の児童扶養手当法の改正により、支給対象が父子家庭に拡大されたことなどから、現行システムの改修に係る経費でございます。  その下の児童保育費、私立保育所運営事業の222万4,000円は、乳幼児の一時預かり事業及び病児・病後児保育事業の前年度実績の確定に伴い、保育所等機能強化推進費補助金を返納するものでございます。  その4行下の保健指導費、保健指導事務費の2,764万5,000円は、女性特有のがん検診や新型インフルエンザワクチン接種費などの前年度実績の確定に伴い、これらに係る国県支出金を返納するものでございます。  9ページをお願いいたします。  4行目の非常備消防費、消防団管理運営事業の93万2,000円は、消防団員安全装備品整備等助成制度を活用し、耐火・耐久性に優れたケブラー手袋を購入しようとする経費でございます。  その3行下の青少年健全育成費、放課後子どもプラン推進事業の15万8,000円は、留守家庭児童教室が未設置の塩田小学校の児童が岩田小学校の留守家庭児童教室に通うための移動手段として、本年5月からタクシー会社に委託して移送しておりますが、これに伴う所要見込額を計上したものでございます。  続きまして、歳入について御説明を申し上げます。  恐れ入ります、5ページをお願いいたします。  上から3行目の1,478万7,000円は、児童手当の拡充及び子ども手当の創設に伴う地方負担増加分に対して交付される児童手当及び子ども手当特例交付金並びに住宅借入金等特別税額控除に伴う個人住民税の減収分及び自動車取得税の減税に伴う自動車取得税交付金減少分に対して交付される減収補てん特例交付金でございます。  その3行下の2億5,396万1,000円は、平成22年度の地方交付税のうち、普通交付税の確定に伴い、当初予算額との差額を追加計上したものでございます。  以上、一般会計補正予算補足説明を終わります。  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長中本 和行君) 説明が終わりました。これらの議案に対する質疑がありましたら御発言を願います。森戸議員。 ◯10番(森戸 芳史君) 議案第77号についてお尋ねをいたします。  この市民交通共済でございますか、市町の総合事務に行くわけですが、こうすることでどういう効果があるのか。私は行革の中で廃止されると思っていたんですが、どういう効果があるのかという点についてよろしくお願いいたします。 ◯議長中本 和行君) 梅永市民部長。 ◯市民部長(梅永 敏博君) おはようございます。では、御質問にお答え申し上げます。  今現在、この交通災害共済については、全労災のほうに加入しております。合併前の旧大和町がこの市町事務組合に加入しておりまして、旧光市は全労災という形でございました。その合併のときの協議としましては、将来的には廃止あるいは民間への移行という形で協議がなされたところでございます。  今回、この市町事務組合への加入を考えた原因でございますが、今現在、この交通災害共済に加入されている方が8,000人を若干超える程度まだいらっしゃいます。また、非常に高齢者の方が多いという特徴もございます。そういった中で、今の8,000人の方がまだ加入されているという時点で廃止というのはちょっと無理ではないかと考えました。  では今までの全労災で続けるのがいいのかどうかという形で検討したわけですが、この市町事務組合に加入しますと、特に高齢者につきましては掛け金が半額になります。今600円の掛け金が300円になります。そういったこともありますし、また、補償内容も、これまでの全労災でしたらむち打ちが対象とならないけどもむち打ちも対象になる、あるいは、入院給付金も若干良くなると、条件的には非常に良くなるということでございます。  確かにデメリットもございます。デメリットとしましては、今までは個人での加入もできるんですが、各自治会が取りまとめられて団体加入という形でやっていらっしゃいましたが、この市町事務組合に加入しますと、各個人が市内の金融機関で手続をしていただくということになります。また、自治会へこれまでは還付金というか報奨金があったわけですが、これはなくなります。  ただ、先ほど言いましたように、補償内容等が非常に良くなる。また、掛け金も安くなる。行政にとっても、今までパートを雇って、受付事務をしていたのがなくなるということを考えまして、今回こういうことで御提案申し上げております。  以上です。 ◯議長中本 和行君) 森戸議員。 ◯10番(森戸 芳史君) わかりました。  手数料も、自治会等の還付金自体もなくなっていくわけですから、こういう共済というのは世の中に数多くございますので、そういう部分は本当に民間に任せていくべきだろうと思います。それをこういうふうに総合事務のほうに持っていくというのはちょっとよく理解できない部分がまだあるんですが、最終的にはそういう方向に持っていっていただきたいなということを申し上げておきたいと思います。  終わります。 ◯議長中本 和行君) ほかにありませんか。西村議員。 ◯19番(西村 憲治君) 補正予算についてちょっとお尋ねをいたします。  今回、地方交付税の算定がはっきりして若干の補正があるわけですが、2億円の財調を積むということ、これはこれで不測に備えるということで結構だと思います。ただし、テレビでも今取り上げられていますが、エコカー減税などがもう廃止になる。今、日本国中非常に不景気だ。どこかの総理大臣は雇用だ、雇用だと声高に声を上げられておりますが、我がまち光市では、その経済対策に何か政府の政策とは別に踏み出すというような御検討は、この補正予算の中ではなかったのか、お尋ねをいたします。 ◯議長中本 和行君) 森重政策企画部長。 ◯政策企画部長(森重 正一君) ただいまの補正予算に関するお尋ねでございます。  今年度22年度予算におきましては、当初予算のときにも御説明を申し上げさせていただいたとおり、平成21年度末の3月におけます経済対策で、補正予算を前倒しで実施しているところでございます。その関係上、本年度多くの事業が現在動いているところでございます。ただ、議員御指摘のとおり、必ずしもそれがすべての経済対策として有効だったかどうかというのはこれから検証していかなければならないと考えておりますけれども、現状、現在の予算措置をした中で、光市にとって必要な事業を集中と選択の観点から執行してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長中本 和行君) 西村議員。 ◯19番(西村 憲治君) その考え方には理解は示しますが、例えば補正予算の中には、太陽光の住宅のシステム補助金などがプラスになるという、私達のまちらしい方向の施策がプラスになっているんですが、政府の言いなりというわけにも行きませんので、ある総理候補者は地方には財源とお金を渡すんだ、その代わり、地方には責任も発生すると発言されているような方向になるやもしれません。  そこで市長さんにお尋ねしたいんですが、今の光市の状況の中で、もちろん9月もありますが12月もありますが、何か市民が幸せを感じるような施策、このようなことに呼応するお考えがあるかないかお尋ねします。 ◯議長中本 和行君) 市川市長◯市長市川  熙君) もう議員さんもよく御存じのように、市が単独で公共事業、済みません、その景気浮揚対策事業をやるというのは至難の業というのはよく御存じだと思っております。今、政府のほうで、地域主権改革大綱ができているわけでありますが、例えばその中で一番大きな柱の一括交付金がいかになるかというのも全くわからないわけであります。  そして、今まさに議員が御指摘したように、私達地域経済は2大企業の法人市民税に大きく頼る部分があるわけでありますが、それが不透明な状況になっているわけでありまして、それはそれで、先ほど議員さんにも一定の評価をいただきましたが、2億円の財調積み立てはまさしく私達が次の年度でやろうとするものの準備金だと思っていただければいいと私は思っています。  5万3,000人の町で、本当の意味で私達独自で何ができるのか。そしてまた、先ほど森重部長が申しましたように、私達が国の政策によって大きな公共事業を一つ市民の皆さんとともに今やっているわけでありますが、これが本当に景気対策になるのか、市民の幸せになるのかというのは本当に大きな疑問があるわけでありますが、私自身はやはりこのまちで必要なものは雇用の拡大であろうというのは、これはまさにそのとおりでありまして、雇用が安定した地域、これで安定した地域になるというのが私の一つの考えの柱にあるわけであります。こういうものも含めまして、私達のまちらしい、市民が幸せを感じる、私の言う利潤の大きな株式会社光市にするというのは、やはり私のいつも胸にあるところでありますので、ぜひそういう思いを込めて、今からの予算編成に取り組みたいと思っているところであります。  以上であります。 ◯19番(西村 憲治君) 了解しました。 ◯議長中本 和行君) よろしいですか。  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長中本 和行君) なければ質疑を終結いたします。これらの議案につきましては、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託し、休会中に審査をお願いいたします。       ───────────・────・────────────   散  会 ◯議長中本 和行君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたします。  本日はこれにて散会いたします。  御協力ありがとうございました。                  午前10時55分散会       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                     光市議会議長   中 本 和 行                     光市議会議員   森 重 明 美
                        光市議会議員   木 村 則 夫                     光市議会議員   加 藤 正 道...