◯議長(
中本 和行君)
日程第2、
会期の
決定を
議題といたします。
お諮りいたします。この度の
定例会の
会期は、きょうから12月21日までの21日間といたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中本 和行君) 御
異議なしと認めます。よって、この度の
定例会の
会期は、きょうから12月21日までの21日間と決しました。
───────────・────・────────────
日程第3.
報告第15号
◯議長(
中本 和行君) 次に、
日程第3、
報告第15号を
議題といたします。
本件について、
市長の
説明を求めます。
市川市長。
◯市長(
市川 熙君) おはようございます。
報告第15号は、
牛島海運有限会社の
平成21年度
決算及び
平成22年度
事業計画について御
報告をするものであります。
牛島海運有限会社の
今期の
収支決算は、約385万円の純
利益を生じましたが、
国等からの
補助金を差し引いた
今期の
実質欠損額は約5,172万円となっております。
平成16年に新船「うしま丸」が就航して、今日まで
運航収益の
向上のため、
観光協会や
教育委員会などとの
連携による
不定期航路事業の積極的な
実施や
効率的運航に努めるとともに、
利用客の
増加や
サービスの
向上にも全力を傾注してまいったところであります。しかしながら、昨今の
燃料費の高騰や
島民の
高齢化なども相まって、
経営環境は依然として厳しい
状況にあります。
いずれにいたしましても、本
航路は
牛島に暮らす
島民唯一の
生活航路であります。
航路の維持はもちろん、安全・
安心の
確保と
島民の皆様に親しまれる
航路として、引き続き
経営改善、
合理化に努めてまいりたいと考えております。
なお、詳細につきましては、
担当参与から
説明をさせますのでよろしく
お願いを申し上げます。
以上であります。
◯議長(
中本 和行君) 続いて
補足説明を求めます。
山本経済部長。
◯経済部長(
山本 孝行君) おはようございます。それでは、
牛島海運有限会社の
平成21年度
決算及び
平成22年度
事業計画につきまして、
市長説明を
補足させていただきます。
お
手元の
議案集の1ページ、
報告第15号に係る
別冊報告書牛島海運有限会社の
平成21年度
決算及び
平成22年度
事業計画の13ページをお開き願いたいと存じます。ここにお示ししております
損益計算書の対前年度
比較表に基づき、
平成21年度
事業の
状況を
説明させていただきます。
まず、
収益の部でございますが、
運行収益は869万3,737円で、対前年比で11万574円の増収となりました。この主な
要因といたしまして、
不定期航路運行収入や
貨物運賃等は
減収となりましたが、
釣り客や
工事関係者など
輸送人員の
増加に伴う
旅客運賃収入増によるものでございます。なお、
旅客数や
貨物量の推移につきましては12ページにお示ししておりますので、御参照いただきたいと存じます。
次に、
営業収益でございますが、対前年度比で66万8,134円の
減収となっておりますのは、主に前年度66万4,004円ございました
消費税還付金が、今年度はなかったことによるものでございます。
次に、
特別収益の
航路補助金5,557万9,047円でございますが、
内訳は11ページの中段、
特別収益の
摘要欄に記載しておりますとおり、
国庫補助金が3,854万5,261円、
県補助金が1,466万7,000円、
市補助金が236万6,786円でございます。
次に、損失の部でございますが、まず、
運行費用につきましては、前年に比べ、206万6,841円と大幅に
減少しております。その主な
要因といたしましては、主
燃料である
軽油価格が落ち着いたことや、
効率的運行による
燃料潤滑油費及び
船舶修繕費などの
減少によるものでございます。
また、
営業費用につきましても、
借入元金の
減少に伴う
借入利息の
減少や
航路附属施設費の削減などにより、28万5,572円の
減少となっております。
この結果、総
収入6,457万1,691円に対し、総
支出6,072万996円で、
当期純
利益が385万695円となりました。なお、
前期分の
運行欠損補てん額である
特別収益の
航路補助金を除いた
当期の
実質欠損額を申し上げますと、5,172万8,352円となるものでございます。
なお、
貸借対照表を含めた
内訳の詳細につきましては、2ページから14ページに掲載しておりますので、あわせて御参照賜りたいと存じます。
次に、
平成22年度の
事業計画でございます。概要は17ページを
お願いいたします。こちらにお示ししておりますが、
牛島の
過疎化、
高齢化が引き続き進行する中で、本
航路を維持していくためには、
運行収益を上げていくことが不可欠でありますことから、引き続き光市
観光協会や
教育委員会、
公民館等との
連携による
不定期航路事業への取り組みを積極的に推進するなど、
利用客の
増加に努めてまいりたいと存じます。
いずれにいたしましても、本
航路は
島民はもちろん、
牛島をふるさとに持つ方々にとって
唯一の
生活航路でありますことから、今後も
運行補助金の
確保はもちろんのこと、
安全運行の
確保と
乗船サービスの
向上に努めつつ、効率的な
事業運営を推進してまいりたいと考えております。
なお、詳細につきましては、
貸借対照表を18ページに、
損益計算書を19ページに掲載しておりますので、後ほど御参照賜りたいと存じます。
議員各位におかれましても、引き続き本
航路に対しまして、御理解、御
支援を賜りますよう
お願い申し上げる次第でございます。
以上で
市長説明の
補足を終わります。
◯議長(
中本 和行君)
説明は終わりました。
本件について
質疑がありましたら御
発言を願います。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中本 和行君) なければ以上で
報告第15号を終わります。
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日程第4.
議案第71号〜
議案第78号
◯議長(
中本 和行君) 次に、
日程第4、
議案第71号から
議案第78号までの8件を
一括議題といたします。
これらの
議案について
市長の
説明を求めます。
市川市長。
◯市長(
市川 熙君)
議案第71号は、
平成21年度光市
一般会計補正予算(第6号)についてお諮りをするものであります。
第1条
歳入歳出予算の
補正におきましては、
歳入歳出それぞれ1億1,390万6,000円を追加し、
予算の
総額を222億3,629万3,000円にしようとするものであります。
それでは、
歳出から御
説明を申し上げます。
まず、先の5月
臨時会及び11月
臨時会で御
議決をいただきました
光市議会議員の
議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する
条例の一部
改正に伴い、
議員期末手当251万3,000円を減額いたしました。
また、
議会費以下の各
費目にわたって、同じく5月
臨時会及び11月
臨時会で御
議決をいただきました、光市
一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部
改正に伴いまして、ここでは
特別会計を含め、全体額で申し上げますと、
特別職を含め
職員給与費等を6,680万円減額いたしました。また、
人事異動や退職などに伴う
給与費等の
調整により、
職員給与費等を差し引き1,449万円減額いたしました。
次に、
総務費以下の各
費目において、
臨時職員の
賃金を
総額1,049万7,000円計上しておりますが、これは
職員の
育児休業等による
代替職員に係る
経費でございます。
次に、
総務費では、
テロ等の
武力攻撃事態が発生した際に、
国民保護のために必要な
情報や大規模な
災害情報を
通信衛星を通じて国から
地方公共団体に伝達するための
全国瞬時警報システムの
受信機設置経費として、
工事費75万円を計上いたしました。
次に、
民生費では、身体に
障害を有する人の、その
障害を除去又は軽減するための
心臓疾患の手術や
人工透析、
関節形成術などの
医療費を公費負担する
更正医療に係る
経費として、800万円を計上いたしました。
また、
市内5カ所のグループホームにスプリンクラーを設置する
経費に対する助成として、
地域密着型サービス拠点施設等整備補助金1,726万2,000円を計上いたしました。
さらに、国の第1次
補正予算に対応し、
本市においても先に御
議決をいただいておりました
子育て応援特別手当関係経費5,489万5,000円につきましては、国において
執行停止対象事業となりましたことから、全額を減額いたしました。
この他、県の
安心こども基金を活用した
地域子育て創生事業として、
病児・病後
児保育施設における
新型インフルエンザをはじめとする
感染症対策として、
委託先に貸し出す
加湿機能付き空気清浄機3台の
購入経費30万円をはじめ、
私立を含めた
市内のすべての
保育園の
保育室及び
子育て支援センターに
空気清浄機を配備することとし、
保育園65台分、
子育て支援センター1台分の
経費として、
備品購入費や
補助金468万円を計上いたしました。また、同じく
地域子育て創生事業として、
遊具等の総点検を
実施した
市内児童遊園地のうち補修を必要とする20カ所の
経費として、
修繕料100万円を計上いたしました。
また、
生活保護費のうち
母子加算が12月分から復活することに伴い、
本市において
対象となる18
世帯分の
経費として、
扶助費152万5,000円を計上いたしました。
次に、
衛生費では、
新型インフルエンザ対策として、
インフルエンザワクチン優先接種者のうち、
生活保護世帯及び
市民税非課税世帯に属する人に対する
ワクチン接種費用を全額免除することとして、
接種見込み対象者約7,800人分の
接種経費として、
扶助費3,500万円を計上いたしました。
また、県の
安心子ども基金を活用した
地域子育て創生事業として、近年の
女性喫煙率の
増加傾向を憂慮し、
妊婦の安全・
安心な出産を
支援するため、
妊婦等保健指導事業において呼気中の
一酸化炭素の濃度を測定することとし、
測定機器の
購入経費16万3,000円を計上いたしました。
さらに、
粗大ゴミ等を訪問収集するふれあい
訪問収集事業につきましては、
収集要望が当初
見込みを上回ったことから、88万円を追加計上いたしました。
次に、
農林水産業費では、
イノシシ等の
鳥獣被害防止対策として、
電気柵や
トタン等の
防護費用の一部を助成しておりますが、
農用地被害の増大により
申請件数が増えたことに伴い、
補助金45万円を追加計上いたしました。
また、
農業拠点施設整備事業におきまして、現在、
施設の
基本実施設計業務を
実施しておりますが、
設計に当たり
ボーリング調査等の必要が生じたことから、
委託料60万円を追加計上いたしました。
さらに、
松林の松くい
虫防除につきましては、薬剤の
地上散布から
樹幹注入に移行いたしておりますが、
市内松林全体の
防除計画の見直しにより、
虹ケ浜地区においてすべてを
樹幹注入として
委託料110万円を追加計上いたしました。
この他、
光漁港海岸保全施設整備事業につきましては、
室積海岸保全計画検討委員会が取りまとめた
対策案に基づき、島田川からの
砂採取による
虹ケ浜海岸への
影響等について
調査が必要になったことから、
必要経費1,082万円を
工事請負費から
委託料に組み替えて
実施するものであります。
次に、
土木費では、光市
環境基本条例に
規定に基づき、
自然環境保全地域に指定された
地域の
保全事業に係る
経費の一部を助成するために、
補助金20万円を計上いたしました。
また、国の
補助事業を活用して、
防災意識の高揚や
住宅等の
耐震化を
促進を図るため、地震時の揺れを地図上に表示した揺れやすさマップを作成する
経費として、
委託料500万円を計上いたしました。
さらに、
老朽化した
市営高洲住宅の駐輪場を撤去し新たに
整備するため、
工事費200万円を計上いたしました。
次に、
教育費では、国の安全・
安心な
学校づくり交付金を活用し、低
炭素社会の実現に向けた
自然エネルギーの活用に関する施策を
本市においても積極的に
実施し、
環境教育に活用することで
児童・生徒の
環境への
意識啓発を図ることを
目的として、
市内小・中学校4校に
太陽光発電施設を設置する
経費として、
工事費1億2,000万円他、
設計委託料を含めた1億2,500万円を計上いたしました。
また、県の
安心子ども基金を活用した
地域子育て創生事業の一環として、
留守家庭児童教室指導員の
資質向上のための
研修会実施に係る
経費として、
報償費など21万2,000円を計上いたしました。
また、
保育園と同様に
幼稚園における
新型インフルエンザ等感染症対策として、
私立を含めた
市内すべての
幼稚園の
保育室に
空気清浄機25台を配備する
経費として、
備品購入費や
補助金196万円を計上いたしました。
さらに、
スポーツ公園第2
球場横の倉庫の屋根が、
老朽化により部分的に腐食、陥没しているため、
改修経費として
工事費280万円を計上いたしました。
次に、
予備費では2,306万7,000円を追加し、今後の
財政需要に備えることといたしました。
これらの
歳出の
財源といたしまして、
国庫支出金7,661万5,000円、
県支出金3,680万6,000円などを充当いたしました。
議案第72号、
平成21年度光市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、
人事異動等に伴う
人件費の
調整を行うこととし、750万3,000円を減額いたしました。また、
職員欠員分の補充を行うこととし、
臨時職員1名分の
賃金74万3,000円を追加計上いたしました。これらの
財源調整といたしまして、676万円を
一般会計繰入金から減額しようとするものであります。
議案第73号、
平成21年度光市
墓園特別会計補正予算(第1号)は、墓地の
有効利用を
目的として、本年度から未
利用区画の
返還促進のための
永代使用料の
還付率など
還付制度を
改正いたしましたが、
返還者が予測を上回ったため、
歳出において、
償還金を35万円追加計上するとともに、
歳入においては、返還された
区画の
永代貸し付けにより
使用料等の
収入が増額したため、これらに係る
歳入51万円を追加計上し、差額の16万円を
予備費に留保することとし、今後の
財政需要に備えようとするものであります。
議案第74号、
平成21年度光市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、光市
一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部
改正に伴う
減額分及び
人事異動等に伴う
人件費の
調整分162万3,000円を減額し、
同額を
予備費に留保しようとするものであります。
議案第75号、
平成21年度光市
介護保険特別会計補正予算(第3号)は、
保険事業勘定において、光市
一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部
改正に伴う
減額分及び
人事異動等に伴う
人件費の
調整を行うこととし、1,477万6,000円を減額いたしました。これらの
財源といたしまして、
介護保険制度の
負担割合に応じ、
国県支出金や
一般会計繰入金等により、
同額を減額しようとするものであります。
また、
介護サービス事業勘定においては、光市
一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部
改正に伴う
減額分及び
人事異動等に伴う
人件費の
調整を行うこととして106万2,000円を増額し、
同額を
予備費から減額しようとするものであります。
議案第76号、
光市議会の
議員その他非常勤の
職員の
公務災害補償等に関する
条例の一部を
改正する
条例は、
地方公務員災害補償法の一部
改正に伴い、
関係条文の
整備を行おうとするものであります。
議案第77号、光
市長等の
給与に関する
条例の一部を
改正する
条例は、私の
給与月額の10%を
平成22年12月分まで引き続き減額しようとするものであります。
議案第78号、
周南地区広域市町村圏振興整備協議会の
廃止については、国の
広域行政圏計画策定要綱の
廃止に伴い、
平成22年3月31日限りで
周南地区広域市町村圏振興整備協議会を
廃止することについて、
関係地方公共団体と協議しようとするものであります。
以上、よろしく御
審議の上、御
議決賜りますように
お願いを申し上げます。
◯議長(
中本 和行君)
説明は終わりました。これらの
議案に対する
質疑がありましたら御
発言を願います。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中本 和行君) なければ
質疑を終結いたします。
これらの
議案は、お
手元に配付いたしております
議案付託表のとおり、それぞれ所管の各
常任委員会に付託し、休会中に審査を
お願いいたします。
───────────・────・────────────
日程第5.
議案第79号
◯議長(
中本 和行君) 次に、
日程第5、
議案第79号を
議題といたします。
この
議案について、
提出者の
説明を求めます。
市川市長。
◯市長(
市川 熙君)
議案第79号は、
人権擁護委員候補者の推薦についてお諮りをするものであります。
これは、
天社サト子氏が
平成21年9月30日で辞任されたこと、並びに現
委員の
宮本久江氏及び
槻舘憲靖氏の任期が
平成22年3月31日をもって満了いたしますことから、後任の
委員候補者として、
松重敬子氏、
山根政子氏及び
槻舘憲靖氏を推薦しようとするものであります。
よろしく御
審議の上、御同意賜りますよう
お願い申し上げます。
◯議長(
中本 和行君)
説明は終わりました。この
議案について
質疑がありましたら御
発言を願います。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中本 和行君) なければ
質疑を終結いたします。
お諮りします。この
議案については、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中本 和行君) 御
異議なしと認めます。よって、この
議案については、
委員会付託を省略いたすことに決しました。
続いて、
討論に入ります。この
議案について、
討論がありましたら御
発言を願います。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中本 和行君) なければ
討論を終結し、これより採決をいたします。
お諮りいたします。
議案第79号については、同意いたすことに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
中本 和行君) 御
異議なしと認めます。よって、
議案第79号は同意されました。
───────────・────・────────────
散 会
◯議長(
中本 和行君) 以上で、本日の
日程はすべて終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。