市民福祉委員会の報告をいたします。
本
会議休会中の去る6月19日、
市民福祉委員会を開催し、
付託事件審査を行いましたので、その概要と結果について御報告いたします。
最初に、
病院局所管分について報告いたします。
継続審査事件であります、平成19年請願第1号、
大和病院の存続を願う請願についてでありますが、委員から、旧大和町の住民は
大和病院の存続を願うという意思が非常に強く、本請願を採択したいという意見がある一方、全ての委員が一致しているのは、
地域医療の確保という思いは間違いないが、現段階では、どちらかの病院を選択するという状況ではなく、どういうふうに残していくか、引き続き審査していくべきという意見等がありました。
継続審査という動議を採決の結果、平成19年請願第1号、
大和病院の存続を願う請願については、賛成多数で
継続審査に付することに決しました。よって、この旨、
会議規則104条に基づき、議長に申し出たところであります。
続いて、
福祉保健部所管分について御報告いたします。
まず、議案第43号、平成20年度光市
一般会計補正予算(第1号)のうち、
福祉保健部所管分について議題とし、執行部の説明の後、委員から、
臨時職員について、特に
守秘義務等については大事なことなので、教育、研修等を行い、事故などのないように、また、職場の中では、不満のない職場にしてほしいとの要望がありました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第46号、平成20年度光市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について議題とし、執行部の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、
全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
継続審査事件であります、平成19年請願第3号、
三島温泉健康交流施設事業の再考を求める請願についてであります。
紹介議員より、ぜひ趣旨に沿った採択をお願いしたい。また、市民の間では、この事業はもうできないことになったというふうに勘違いされている方がたくさんおられ、早く結論を出し、請願者に早く返事をしていくべきだとの意見がある一方、会派の中でも、見直してほしいという要望書を出し、再考を求めているところである。本年度、
事業計画点検業務を実施し、今後も出前講座や広報を活用し、市民に誤解のないように十分説明し、意見を聞き、対応していきたいとの執行部からの発言もあり、市当局からの点検、検証結果を待って判断したいので、
継続事件として、引き続き調査したいとの意見等がありました。
継続審査という動議を、採決の結果、平成19年請願第3号、
三島温泉健康交流施設事業の再考を求める請願については、全員異議なく、
継続審査に付することに決しました。よってこの旨、
会議規則第104条に基づき、議長に申し出たところであります。
最後に、
市民部所管分について御報告いたします。
議案第43号、平成20年度光市
一般会計補正予算(第1号)のうち、
市民部所管分を議題とし、執行部の説明の後、委員から、塩田、
束荷公民館に配置する
嘱託職員についての確認がありましたが、討論はなく、採決の結果、
全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第44号、平成20年度光市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、執行部の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、
全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、議案第45号、平成20年度光市
老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題とし、執行部の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、
全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が
市民福祉委員会における審査の概要と結果であります。
◯議長(市川 熙君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
次に、
環境経済委員長よりお願いいたします。
磯部環境経済委員長。
◯6番(磯部 登志恵君) おはようございます。
休会中の去る6月20日
環境経済委員会を開催し、付託されました議案の審査を行いましたので、その概要と結果について御報告申し上げます。
まず、
水道局関係の審査でしたが、今回は付託された議案がありませんでしたので、その他
所管事務調査に入り、光市
地域水道ビジョンの報告がありました。
次に、
建設部関係の審査に入り、議案第51号、光市
土地開発公社定款の変更についてを議題といたしました。私、磯部と
河村委員除席の後、
森重定昌副委員長の諮りの下、執行部の説明を了とし、質疑、討論はなく、
全会一致で、議案第51号、光市
土地開発公社定款の変更については、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第52号、
市道路線の廃止について及び議案第53号、
市道路線の認定については、関連がありますので、
一括議題として審査いたしました。執行部の説明の後、委員より、1点目、
市道路線の
認定箇所において、県所有に係るものもあるが、補修などが市の負担ということになると、財産の
処理方法はどうなっているのかと質したのに対し、島田川堤塘敷は、
河川管理者である山口県の所有であるが、
道路台帳を整備して明確にしていくとの答弁。2点目、同じ団地内で、認定する路線を細かく5路線にする理由は何かと質したのに対し、交通量の多い連続する区間をまず1号線とした。さらに、起点から終点を定める必要があり、道路法の下、目的を持った終点が必要であることから、
複数路線名となったとの答弁。その後、質疑を終結し、討論はなく、
全会一致で、議案第52号、
市道路線の廃止について及び議案第53号、
市道路線の認定についての2件は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
その後、その他
所管事務調査の中で、平成20年度
県営事業工事計画、光市
景観計画案中間報告、光市
耐震改修促進計画の報告がございました。
続きまして、
環境部関係の審査に入り、議案第48号、光市
下水道条例の一部を改正する条例を議題といたしました。執行部の詳細な説明の後、委員より、1点目、平成21年4月から上下水道の
同時徴収が行われるが、平成21年4月の請求分までの
未納対策は、どのように整理するのか。また、時効に係る分の整理はどうなるのかと質したのに対し、一元化するまでの請求は、水道、下水道と各所管がそれぞれに滞納分を請求していく。また、下水道は平成19年度で約8,000万円の未納分があり、5年経過したもので、行方不明など、連絡がとれない件に関してのみ
不納欠損処理をしているが、その他は、5年以上の未納分も地道に
徴収対象としているとの答弁。その後、質疑を終結し、討論はなく、
全会一致で、議案第48号、光市
下水道条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第43号、平成20年度光市
一般会計補正予算(第1号)
環境部所管分を議題といたしました。執行部の説明を了とし、質疑、討論はなく、
全会一致で、議案第43号、平成20年度光市
一般会計補正予算(第1号)
環境部所管分は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続きまして、
経済部関係の審査に入り、議案第50号、
損害賠償の額を定め、和解を行うことについてを議題といたしました。執行部の詳細な説明の後、委員より、1点目、今回の
損害賠償額に関し、1人分の突出した大きな賠償額については、算定の根拠に疑問点が残る。社会通念的に考えて、個別的に詳細な調査、判断がなされたのかとの問いに、
労働能力喪失期間の認定、
因果関係など、正確なものはないが、診断結果に基づき、
保険会社から提示されたものを協議して総合的に判断したとの答弁。2点目、緊急時の対応がどうだったのか。
テント業者の
設定方法など、最大限の注意を払うべきではないかとの問いに、今後は、万全の準備や対応をするべき教訓としていく。さらに、迅速な警察への届け出など、総合的な観点から整理をしていきたいとの答弁。
自然災害とはいえ、警察に届け、客観的に判断できる専門家なども入り、証拠価値を判断する必要がある。今回の事故は、新しい事例として、
顧問弁護士にも相談し、訴訟があるという前提で判断してほしい。また、過去のことも整理しながら、季節的なことも考慮した開催を考えてほしいとの要望がありました。その後、質疑を終結し、討論はなく、
全会一致で、議案第50号、
損害賠償の額を定め、和解を行うことについては、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第43号、平成20年度光市
一般会計補正予算(第1号)
経済部所管分を議題といたしました。執行部の詳細な説明の後、委員より、
治山事業に関する確認と要望がありましたが、その後、質疑を終結し、討論はなく、
全会一致で、議案第43号、平成20年度光市
一般会計補正予算(第1号)
経済部所管分は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
その後、その他
所管事務調査の中で、
村づくり交付金整備事業計画変更についての報告がありました。
以上が、
環境経済委員会の審査の概要と結果でございます。
◯議長(市川 熙君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
最後に、
総務文教委員長よりお願いいたします。
松本総務文教委員長。
◯11番(松本 修二君) おはようございます。
休会中の去る6月23日に
総務文教委員会を開催し、本会議から付託を受けました事件につきまして審査をいたしましたので、その概要と結果につきまして御報告申し上げます。
最初に、
教育委員会関係分から申し上げます。
議案第43号、平成20年度光市
一般会計補正予算(第1号)のうち、
教育委員会所管分についてでありますが、執行部からの説明の後、委員から数点の質疑がありました。主なものとして、1、
放課後子ども教室の委託料について、算定基準に合わせた状況と取組内容の詳細を質したのに対し、室積はお話の会、
読書活動を中心に22回、光井は算数、
お菓子作りなど10回、島田は
パソコン教室、野外活動など31回、三島は米作り、
野菜作りの体験学習など43回、周防は料理、昔遊びなど16回を予定している。
安全管理員は、単価が1時間当たり720円で、それぞれ各地区で
実行委員会を作って実施しているとの回答。2点目、子供の健康を育む
総合食育推進事業について、光市のコンセプトの考え方を質したのに対し、1点目として、栄養教諭が各学校を回り指導する。2点目として、地域との連携をさらに濃くしていく。3点目として、17年度に実施した
アンケート調査の
数値目標について、再度
アンケート調査を実施し、改善すべきところを改善するとの回答。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第43号、平成20年度光市
一般会計補正予算(第1号)のうち、
教育委員会所管分は、
全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、
政策企画部関係分について申し上げます。
議案第43号、平成20年度光市
一般会計補正予算(第1号)のうち、
政策企画部所管分についてでありますが、執行部からの説明の後、委員から数点の質疑がありました。主なものとして、1、
財政調整基金と
減債基金を合わせて約38億円あるが、
財政健全化計画の目標額35億円を3億円超えている。3億あれば、
市民要求に十分応えられるのではないかと質したのに対し、多くの
財政需要が見込まれているため、備えとして一定の額の基金は必要である。今後とも、
総合計画を基本として、
各種事業の推進に努めながら、財政の健全化を確保する。この2つのことをバランスよく実施し、メリハリのある
財政運営を行なうことが必要であるとの回答。2点目、19年度は
公債費負担の軽減対策によって、約500万円の効果があったが、20年度は
繰上償還の考えはないのかと質したのに対し、平成21年度までに、旧大蔵省旧
簡易保険公営企業金融公庫から借り入れた高利率の地方債についての
繰上償還が認められているが、20年度は、まだ対象となる額の通知を受けてないため、今後、確定通知を受けた時点で、
補正予算で対応したいとの回答。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第43号、平成20年度光市
一般会計補正予算(第1号)のうち、
政策企画部所管分は、
全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
また、その他
所管事務調査で、光市
公共工事コスト縮減新
行動計画の報告がありました。
最後に、総務部、
消防担当部関係分について申し上げます。
まず、議案第47号、光市
監査委員条例の一部を改正する条例を議題としましたが、執行部からの説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第47号、光市
監査委員条例の一部を改正する条例は、
全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第49号、光市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてでありますが、執行部からの説明を了として、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第49号、光市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例は、
全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、議案第43号、平成20年度光市
一般会計補正予算(第1号)のうち、総務部、
消防担当部所管分についてでありますが、執行部からの説明を了として、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第43号、平成20年度光市
一般会計補正予算(第1号)のうち、総務部、
消防担当部所管分は、
全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
また、その他の
所管事務調査で、光市
国民保護計画資料編の報告がありました。
以上が、本委員会における審査の概要と結果であります。
以上です。
◯議長(市川 熙君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
以上で
常任委員長報告を終わります。
ただいまの
市民福祉委員長からの報告にありましたように、平成19年請願第1号並びに平成19年請願第3号につきましては、
光市議会会議規則第104条の規定に基づき、
継続審査の申し出がありました。
よって、お諮りをいたします。平成19年請願第1号並びに平成19年請願第3号については、
市民福祉委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査に付することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、平成19年請願第1号並びに平成19年請願第3号につきましては、
市民福祉委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査に付することに決しました。
次に、
先ほど継続審査に付することに決しました平成19年請願第1号及び平成19年請願第3号を除く、議案第43号から議案第50号まで及び議案第52号から議案第53号までの10件につきましては、いずれも討論の通告はありませんので、討論を終結し、これより一括して採決をいたします。
お諮りいたします。議案第43号から議案第50号まで及び議案第52号から議案第53号の10件につきましては、各
常任委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号から議案第50号まで及び議案第52号から議案第53号までの10件については、各
常任委員長報告のとおり可決されました。
次に、ただいままでに
継続審査に付することに決しました請願2件及び議決されました議案10件を除く議案第51号についてお諮りをいたします。
ここで、
地方自治法117条の規定により、
河村議員、
磯部議員及び林議員の退場を求めます。
〔河村 龍男君
磯部登志恵君 林 節子君 退席〕
◯議長(市川 熙君) この議案については、討論の通告はありませんので、討論を終結し、これより採決をいたします。
お諮りいたします。議案第51号については、
環境経済委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号については、
委員長報告のとおり可決されました。
それでは、ここで、着席のまま休憩といたします。
午前10時23分休憩
……………………………………………………………………………
午前10時25分再開
───────────・────・────────────
日程第3.選挙第2号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第3、選挙第2号、山口県
後期高齢者医療広域連合議会議員の
補欠選挙を行います。
この選挙は、
広域連合規約第8条第4項の規定により、県内全ての市議会における
得票総数により、当選人の決定をすることになりますので、
会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人への告知は行いません。
お諮りいたします。選挙結果の報告については、
会議規則第32条の規定に拘わらず、
有効投票のうち、候補者の得票数までを報告することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって選挙結果の報告については、
会議規則第32条の規定に拘わらず、
有効投票のうち、候補者の得票数までを報告することに決しました。
選挙は投票で行います。議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
◯議長(市川 熙君) ただいまの
出席議員数は24名であります。
投票用紙を配付いたさせます。
〔
投票用紙配付〕
◯議長(市川 熙君)
投票用紙の
配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔
投票箱点検〕
◯議長(市川 熙君) 異常なしと認めます。
念のために申し上げます。投票は
単記無記名であります。お手元に配付いたしました
候補者氏名掲示をもとに、
投票用紙に候補者1名の氏名のみを記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
点呼を命じます。起本
事務局次長。
◯議会事務局次長(起本 一生君) それでは、議席番号と氏名を若い番号から順次申し上げます。
〔
議会事務局次長点呼、
議員投票〕
……………………………………………………………………………
1 番 森 重 明 美 君 2 番 加賀美 允 彦 君
3 番 森 戸 芳 史 君 4 番 市 川 熙 君
5 番 今 村 鐵 雄 君 6 番 磯 部 登志恵 君
7 番 森 重 定 昌 君 8 番 熊 野 庄 悟 君
9 番 木 村 信 秀 君 10番 阿 部 克 己 君
11番 松 本 修 二 君 12番 林 節 子 君
13番 中 村 賢 道 君 14番 縄 重 進 君
15番 国 広 忠 司 君 16番 稗 田 泰 久 君
17番 守 田 勉 君 18番 河 村 龍 男 君
19番 山 本 光 正 君 20番 芦 原 廣 君
21番 土 橋 啓 義 君 22番 藤 田 一 司 君
23番 西 村 憲 治 君 24番 中 本 和 行 君
……………………………………………………………………………
◯議長(市川 熙君)
投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
開票を行います。
会議規則第31条2項の規定により、立会人に
森重明美議員並びに
森戸議員の2名を指名いたします。よって、両議員の立会いを願います。
〔開票〕
◯議長(市川 熙君) それでは、選挙の結果報告をいたします。
投票総数24票、これは先ほどの
出席議員数に符合しております。
そのうち、
有効投票20票、
無効投票4票。
有効投票中、
青木賢次候補1票、市川煕17票、
近藤栄次郎候補2票。
以上のとおりであります。
議場の閉鎖を解きます。
〔
議場開鎖〕
◯議長(市川 熙君) よって、ただいまの選挙結果を、山口県
後期高齢者医療広域連合議会の議員の選挙に関する規則第7条の規定に基づき、直ちに山口県
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙長へ報告をいたします。
───────────・────・────────────
日程第4.第9回山口県
市議会議員研修会における
議員派遣について
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第4、第9回山口県
市議会議員研修会における
議員派遣についてを議題といたします。
これは、8月21日、下松市において、全
議員参加の下、
議員研修を受講するものであります。
お諮りをいたします。この研修会は、
光市議会会議規則第159条の規定による
議員派遣といたすことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、この研修会は、
光市議会会議規則第159条の規定による
議員派遣といたすことに決しました。
───────────・────・────────────
日程第5.意見書案第2号・意見書案第3号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第5、意見書案第2号及び第3号の2件を
一括議題といたします。
この議案について、提出者の説明を求めます。中本議員。
◯24番(中本 和行君) それでは、意見書案第2号及び意見書案第3号につきまして、一括して御提案を申し上げます。
まず、意見書案第2号、「クールアース・デー」(地球温暖化防止の日)の創設等を求める意見書についてであります。
近年、地球温暖化の影響によるものと指摘される事象が、地球規模で顕在化しています。こうした環境・気候変動問題等を主要テーマに、本年7月、日本を議長国として北海道洞爺湖サミットが開催されることを契機に、地球温暖化防止に向けた国民的取組みへの意識啓発を促すため、1つ、北海道洞爺湖サミットの開催初日の7月7日を「クールアース・デー」と宣言し、地球温暖化防止のために啓発し、皆で行動する日と定めること。2つ、当日はCO2削減のため、全国のライトアップ施設や家庭などが連携して、電力の使用を一定時間控えるライトダウン運動などの啓発イベントを開催し、地球温暖化防止のために行動する機会の創出に取り組むこと。3つ、クールビズやウォームビズについては、認知度を深めるとともに、温度調整などの実施率を高めることなど、5項目について政府に強く要望するものであります。
次に、意見書案第3号につきまして御提案申し上げます。
携帯電話リサイクルの推進を求める意見書についてであります。
非鉄金属資源の安定供給、確保が叫ばれる中、使用済携帯電話の回収率は減少傾向にあります。使用済みの携帯電話の適正な処理として、レアメタル等の有用な資源の回収促進を図るため、1つ、携帯電話の買い換え・解約時において、ユーザーに対して販売員からリサイクルの情報提供を行うことを定める等、携帯電話の回収促進のために必要な法の整備。2つ、携帯電話ユーザーに対する啓発、携帯電話回収促進につながる企業・団体の取組支援をする施策化。3つ、ACアダプター等充電器の標準化や取扱説明書の簡略化等による省資源化。4つ、レアメタルなどの高度なリサイクル技術の開発に加え、循環利用のための社会システムの確立。これらの4項目について、政府に強く要求するものであります。
以上、一括して御提案申し上げますので、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
ただいまの説明に対し質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
お諮りいたします。これらの議案については委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、これらの議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。
続いて討論に入ります。討論がありましたら御発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ討論を終結し、これより採決をいたします。
お諮りいたします。意見書案第2号及び第3号の2件は、原案のとおり可決いたすことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第2号及び第3号は原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。ただいま、市長より、議案第55号及び議案第56号が追加提出されました。これらを日程に追加し、追加日程第6として、議案といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号及び議案第56号を日程に追加し、追加日程第6として、議題といたすことに決しました。
───────────・────・────────────
追加日程第6.追加議案第55号・追加議案第56号
◯議長(市川 熙君) 追加日程第6、追加議案第55号及び追加議案第56号の2件を
一括議題といたします。
本件について、市長の説明を求めます。末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) それでは、
損害賠償及び和解に係る
補正予算を含め、議案第55号、議案第56号を一括して御提案申し上げたいと思います。
まず、議案第55号は、平成20年度光市
一般会計補正予算(第2号)についてお諮りするものであります。
第1条、歳入歳出予算の補正におきましては、歳入歳出それぞれ6,271万4,000円を追加し、予算の総額を209億2,981万6,000円にしようとするものであります。
歳出では、別号議案でお諮りしておりますとおり、平成16年6月10日に、国道188号北河畑交差点で発生した、学校給食センターの給食配送車による交通事故に対して和解を行うこととなりましたので、
損害賠償金の総額9,392万3,174円のうち、支払済額及び自動車
損害賠償責任保険金を除いた額5,365万9,000円を計上いたしました。
これらの財源として、全国市有物件災害共済会からの保険金6,271万4,000円を充当するとともに、
損害賠償金との差額905万5,000円を予備費に追加いたしました。なお、この差額は、平成16年度からの治療費や看護料などで既に支払いをしているものであります。
次に、議案第56号は、先に申し上げました交通事故の
損害賠償の額を定め、和解しようとするものであります。なお、詳細につきましては、担当参与から説明をさせますので、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 続いて、補足説明を求めます。吉田教育長。
◯教育長(吉田 師郎君) それでは、議案第56号、
損害賠償の額を定め、和解を行うことについて、市長説明の補足説明をさせていただきます。議案書の1ページをお願いいたします。
本案は、
地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の御議決をお願いするものでございます。
事件の概要を御説明いたします。この事件は、平成16年6月10日、光学校給食センターの給食配送車が、給食配送中に、光井四丁目の北河畑交差点を、市道から国道188号を室積方面へ左折する際、左側から自転車で横断歩道を渡っていた相手側に接触して、被害者を転倒させ、重傷(頭部外傷)、頭部外傷後遺症、症候性てんかん発作など、頭部への傷害を負わせたものでございます。
損害賠償の額及び
損害賠償の相手方につきましては、議案書に記載のとおりでございます。
3ページに、参考資料として、
損害賠償の額の内訳などを記載しておりますが、
損害賠償金の支払いにつきましては、自賠責保険からの保険金、入院、通院等の治療費などの市からの既払金、山口県国民健康保険団体連合会からの求償額などを差し引いた4,500万円を相手方に支払うことといたしております。なお、この賠償金につきましては、社団法人全国市有物件災害共済会からほぼ全額が補てんされるものでございます。
今回の事故に関しましては、被害者の負傷部位が頭部であったことから、山口大学医学部附属病院や、光市立光総合病院などへの入退院に長く月日を費やしましたが、ようやく、昨年の8月末に、自賠責保険の後遺障害の認定がなされたことから、和解へ向けての交渉が、双方の弁護士の間で進められ、この度、仮示談が成立いたしました。
以上が、事件の概要であります。この度の事件におきましては、被害を受けられた相手方並びに御家族の皆様に多大な御迷惑と御心配、御辛苦をおかけいたしましたことに、心からおわびを申し上げる次第でございます。
なお、事件発生後、事故の再発防止のため、公用車の運転に関して、安全運転の徹底等を図り、公用車による交通違反、交通事故が起きないよう、万全を期しておりますが、今後とも引き続き、各小・中学校の児童・生徒においしい給食が届けられるよう努力してまいる所存でございますので、御理解賜りますようお願い申し上げまして、補足説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言を願います。
河村議員。
◯18番(河村 龍男君) 和解が成立ということでございますので、解決をしたということですから、いいことだと思っております。しかし、ここのところですね、こういう和解案件が非常に数が増えております。そういったことをひとつ憂慮しておるわけでありますが、今回の事故につきましても、4年前にも私、お話をさせていただいております。要は、原因とその対策について、どのように考えておられるのかということをお尋ねしておるわけでありますが、今もってですね、具体的なそういったお示しがないというのが1点とですね、もう1点は、先般、岩国市で窃盗事件がありました。職員の懲戒免職ということになったわけでありますが、今6月定例会におきまして、市長並びに副市長については、10%の減給だというような、自らの処分を課しておられるわけであります。そういったですね、責任の在り方についても、やはりここんとこですね、この10年ぐらい、数が大変多いわけでありますが、そういったものに対する、どうも責任の所在があいまいなのではなかろうかなと、そういう気がしております。その2点につきましてですね、ちょっとお尋ねをさせていただけたらと思います。
◯議長(市川 熙君) 守田教育次長。
◯教育次長(守田 義昭君) 1点目の、この事故の原因あるいは対策についてであります。原因につきましては、教育長から補足説明をしましたように、横断歩道を自転車で乗って通行中に、側方から配送車が衝突をしたものであります。前方不注意による事故であり、大変重大な負傷を負わしたものであります。パート職員が起こした事故でありましたが、事故発生の後、適任の者を確保するために、職業安定所での公募を行い、大型免許などを所有し、過去の仕事のキャリア、過去の職場経験などから、運転に練達している職員を雇用しております。雇用に当たりましては、公募でありますが、当該の者のキャリア、あるいは履歴などを確認し、面接をして、適任の者を雇用するように努めています。
事故発生の後、配送業務に従事する職員に対しまして、交通安全の確保、交通ルールの確実な遵守、履行、万全な体調で仕事を行うために、十分な睡眠、休息、休憩をとって運転をし、交通事故や交通違反を絶対に起こさないように、毎日、運転の前に指導、指示を行い、繰り返し、巻き返しの徹底をしております。
このような取組みにより、事故発生の後においては、配送業務による事故は発生していない状況であります。
以上が、対策などについてであります。
以上であります。
◯議長(市川 熙君) 嶋原総務部長。
◯総務部長(嶋原 章君) 先ほどお尋ねのありました、組織としての責任の所在問題等について御質問いただきましたけれども、今回の事故につきましては、本日御提案をさせていただきまして、御議決をいただきましたら、和解が成立をいたしますので、これをもちまして、職員の責任問題等につきましては、関係法令又内規等に基づきまして、慎重審議、検討してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
また、職員全体の交通安全の確保につきましては、常日頃から、毎年研修も行っております。いろんな機会、部長会議、課長会議、あらゆる機会に、交通安全の意識への啓発等を行っておりますけれども、残念ながら、多くの車両が日々動いている中で、事故というのが発生しておることにつきましては、誠に遺憾というふうに思っております。引き続き、交通安全ルールの遵守、交通安全マナー等を含めまして、注意喚起をしてまいりたいと、研修を含めて実施してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいというふうに思っております。
以上であります。
◯議長(市川 熙君)
河村議員。
◯18番(河村 龍男君) 御丁寧にですね、御答弁をいただいて、大変ありがたいと思うわけでありますが、運転の専門ということで、キャリア、履歴をキチッと調査すると。それから、体調管理についても十分したいというお話でありました。
元来が嘱託の職員というところでですね、どこまでが本人の管理を問えるのかという問題も恐らくセットであるんだと思います。そういうことを含めてですね、今後、十分なですね、指導、監督をしていただきたい。こういうことがですね、二度と起きないように注意をしていただけたらと思います。
以上です。
◯議長(市川 熙君) 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
これらの議案は、
総務文教委員会に付託し、審査をお願いいたします。
なお、この後休憩をいたしますが、この休憩中に、これらの事件について、
総務文教委員会を開催し、審査をお願いいたします。委員会の会場につきましては、第1委員会室で開催していただきますようお願いいたします。
なお、委員会終了後、議事の報告の整理がつき次第再開いたしたいと思います。
それでは、ここで暫時休憩といたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。
午前10時56分休憩
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