光市議会 2008-02-26
2008.02.26 平成20年第1回定例会(第1日目) 本文
2008.02.26 : 平成20年第1回定例会(第1日目) 本文
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午前10時0分開会
開 会
◯議長(市川 熙君) 皆さん、おはようございます。ただいまから平成20年第1回
光市議会定例会を開会いたします。
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開 議
◯議長(市川 熙君) 直ちに本日の会議を開きます。
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議事日程
◯議長(市川 熙君) 本日の議事日程はお手元に配付いたしておりますとおりでございます。
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日程第1.
会議録署名議員の指名
◯議長(市川 熙君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本日の
会議録署名議員は、森戸議員、今村議員、磯部議員、以上3名の方を指名いたします。
議事参与員はお手元に配付いたしておりますとおりでございますので御了承願います。
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日程第2.会期の決定
◯議長(市川 熙君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。この度の定例会の会期は、きょうから3月24日までの28日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、この度の定例会の会期は、きょうから3月24日までの28日間と決しました。
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日程第3.議案第30号〜議案第37号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第3、議案第30号から議案第37号までの8件を一括議題といたします。
これらの議案について、市長の説明を求めます。末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 皆さん、おはようございます。この時期特有の病気にかかっておりまして、御迷惑をかけますけど、よろしくお願いを申し上げます。
議案第30号は、平成19年度光市
一般会計補正予算(第4号)についてお諮りするものであります。
第1条、
歳入歳出予算の補正におきましては、歳入歳出それぞれ6億6,079万5,000円を追加し、予算の総額を216億4,096万2,000円にしようとするものであります。
今回の補正は最終予算でありますので、各費目にわたり、決算見込みに基づきまして、調整を行った結果、追加分は14億3,376万6,000円、減額分は7億7,297万1,000円となり、差し引き6億6,079万5,000円の追加補正となるものであります。
それでは、歳出から御説明を申し上げます。
まず、総務費です。
法人市民税の税収などにより、2億6,000万円を
財政調整基金に、5億円を減債基金に積み立て、基金の総額をそれぞれ22億8,473万3,000円及び14億8,703万8,000円にしようとするものであります。
次に、民生費では、
療養給付費の増加や、
老人保健拠出金などの確定に伴う
国民健康保険特別会計繰出金及び
介護給付費の減少等に伴う
介護保険特別会計繰出金として、差し引き2,240万7,000円を減額するとともに、
高額医療給付費の増加等に伴い、
老人保健特別会計繰出金1,300万円を追加いたしました。また、国の補正予算を活用し、市内の市立保育園の施設整備に対する支援を行うこととし、補助金2,509万6,000円を追加いたしました。この他、対象児童数の減少により、乳児医療などの扶助費1,718万円及び児童手当1,293万円を減額いたしました。
次に、衛生費では、
光地域広域水道企業団の事務費などの
実績見込みにより、520万9,000円を減額する他、簡易水道の上水への統合に係る大和地区の
上水道配水池築造事業などの進捗に合わせ、
上水道出資金3,848万4,000円を減額いたしました。また、市立病院の経営基盤の強化を図るため、繰出金2億5,712万6,000円を追加いたしました。また、日本脳炎などの予防接種の
実績見込みにより770万円を、
基本健康診査や
各種がん検診の
実績見込みにより、1,550万円を減額いたしました。
次に、労働費では、
中小企業勤労者小口資金預託金につきまして、利用実績の見込みにより、366万3,000円を減額いたしました。
次に、商工費では、
中小企業金融対策預託金につきまして、利用実績の見込みにより、1億6,122万1,000円を減額いたしました。
次に、土木費では、事業実績の見込みにより、
土地開発公社への貸付金の1億円を減額いたしました。また、83ページの参考資料のとおり、
事業見込みにより、県営事業への負担金として、
虹ケ丘森ケ峠線や、
佐田中田布施線などの、
道路新設改良費4,373万円を減額することとともに、港湾関係では、光井川や、虹ケ浜海岸の
高潮対策事業などの
実績見込みにより、2,065万2,000円を減額いたしました。
次に、教育費では、児童及び生徒の
就学援助費等の
実績見込みにより、小学校分として1,233万6,000円、中学校分として979万3,000円をそれぞれ追加いたしました。
次に、
災害復旧費では、今年度は、幸いにも大きな災害が発生いたしませんでしたことから、
工事請負費など、合わせて150万円を減額いたしました。
次に、公債費では、
高金利対策として、公的資金の
補償金免除、繰上償還の実施を予定しておりましたが、この度、国との協議が調いましたことから、1億778万3,000円を繰上償還することとし、この財源として、低利の借換債1億500万円などを充当いたしました。また、借入金利の
実績見込みにより、利子528万9,000円を減額いたしました。
それでは、続きまして、歳入について御説明申し上げます。
ただいま説明しましたこれらの財源といたしまして、市税収入の
実績見込みにより、
法人市民税10億円などを充当いたしました。また、
市内事業所等から御寄附をいただきましたので、合わせて1,036万円を計上いたしました。
第2条、
繰越明許費につきましては、82ページの参考資料のとおり、1億1,252万9,000円を翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。
第3条、地方債の補正につきましては、それぞれの市債の補正額に応じて限度額を追加及び変更しようとするものであります。
それでは次に、議案第31号、平成19年度光市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、
保険給付費や
老人保健拠出金等の
実績見込みにより、差し引き1億3,984万8,000円を追加し、これらの財源として
療養給付費負担金及び交付金等で調整を行おうとするものであります。
次に、議案第32号、平成19年度光市
簡易水道特別会計補正予算(第3号)は、公的資金の
保証金免除、繰上償還を実施するための公債費を追加し、市債等で調整を行おうとするものであります。
次に、議案第33号、平成19年度光市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、
管渠布設工事の入札減等に伴う減額や、流入量の減に伴う
周南流域下水道維持管理費負担金の減額、また公的資金の
保証金免除、繰上償還を実施するための公債費の増額など、差し引き4億3,927万円を追加するとともに、
下水道事業債などで調整を行おうとするものでございます。
繰越明許費につきましては、82ページの参考資料のとおり、880万円を翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。
続きまして、議案第34号、平成19年度光市
老人保健特別会計補正予算(第3号)は、
医療給付費の
実績見込みにより、
医療給付費2億1,700万円を追加するとともに、
支払基金交付金などで調整を行おうとするものであります。
次に、議案第35号、平成19年度光市
介護保険特別会計補正予算(第3号)は、
介護給付費の
実績見込みによる
保険給付費など、差し引き1億5,204万3,000円を減額するとともに、
国庫支出金や
支払基金交付金などで調整を行おうとするものであります。
次に、議案第36号、平成19年度光市
水道事業会計補正予算(第1号)は、公的資金の
保証金免除、繰上償還を実施するための
企業債償還金を追加し、企業債等で調整を行おうとするものであります。
次に、議案第37号、平成19年度光市
病院事業会計補正予算(第1号)は、収益的収支にそれぞれ7,897万1,000円を追加しようとするものであります。これは、県補助金の減額分並びに国保直診事業に伴う国保会計からの補助金や、一般会計からの負担金の清算、遊休資産である官舎土地の売却益であり、
全額予備費へ充当を予定するものであります。
また、資本的収支におきましては、支出で8億1万5,000円、収入で9億9,601万8,000円を追加しようとするものであります。支出については、
医療器械購入費の減額や公的資金の
保証金免除、繰上償還を実施するための
企業債償還金であり、それに対する収入においても、借換債の発行や事業費の減額、繰入基準に基づく一般会計からの資本に対する負担金などであります。
以上、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 続いて補足説明を求めます。
杉村政策企画部長。
◯政策企画部長(杉村 博三君) おはようございます。
それでは、議案第30号、平成19年度光市
一般会計補正予算(第4号)について、市長説明を補足させていただきます。
まず、歳出から御説明申し上げます。
補正予算書の19ページをお願いいたします。
上から3行目の250万円の減額は、議会の
常任委員会の旅費等の
実績見込みにより、不用額を減額しようとするものでございます。
中ほどの1億8,502万8,000円は、早期退職などにより差し引き10名分の退職手当を追加したものでございます。
下から3行目の130万円の減額は、職員の健康診断などの
実績見込みにより、不用額を減額しようとするものでございます。
一番下の説明欄の、下から2番目の1,636万4,000円は、病院局などの退職金の額の確定に伴い、
一般会計負担分を追加するものでございます。
次に、20ページをお願いいたします。下から5行目の説明欄の300万円は、
後期高齢者医療制度における
保険料徴収凍結などに対応するための
電算システム開発経費でございます。
次に、22ページをお願いいたします。一番上の、左から2列目の301万5,000円は、本年4月27日執行の
衆議院議員補欠選挙に係る経費でございます。
次に、23ページをお願いいたします。下から2行目の説明欄の下の672万円は、障害者の施設利用に係る
負担軽減対策として、
送迎サービスに要する経費の一部を助成しようとするものでございます。
その下の1,917万6,000円の減額は、このページから次の24ページに記載しておりますとおり、
実績見込みによる
厚生医療費などの追加や
生活介護給付費の減額など、
差し引き不用額を減額するものでございます。
24ページでございますが、一番下の314万3,000円の減額は、
同和福祉援護資金貸付金の元利収入の
実績見込みにより、県返納金を減額するものでございます。
次に、26ページをお願いいたします。上から2行目の5,000万円の減額は、生活保護の各種扶助の
実績見込みにより不用額を減額するものでございます。
次に、27ページをお願いいたします。下から3行目の175万円の減額は、
ごみ収集施設設置費や
リサイクル推進事業などの
実績見込みにより、不用額を減額しようとするものでございます。
次に、28ページをお願いいたします。一番上の834万2,000円の減額は、
合併処理浄化槽設置補助の
実績見込みによるものでございます。
その下の688万円の減額は、
リサイクルセンターの建設に伴う
地域環境整備事業として実施いたしました
道路改良工事の入札減などにより、不用額を減額しようとするものでございます。
29ページをお願いいたします。一番上の94万7,000円の減額は、土地改良区
合同事務所事務費の実績などにより、不用額を減額しようとするものでございます。
下から5行目の45万4,000円は、
小規模治山事業において追加工事が必要となったため、事務費と
測量設計費を調整し、
工事請負費との組替えをしようとするものでございます。
次に、30ページをお願いいたします。一番上の2,900万円の減額は、
中小企業対策融資の
信用保証協会への
債務保証料補給額の減少などによるものでございます。
一番下の420万円の減額は、
山田中岩田線及び
栄下地区道路の用地取得に不測の日数を要したため、不執行となった用地の
測量登記委託料を減額しようとするものでございます。
次に、31ページをお願いいたします。一番上の2,050万円の減額、2つ下の1,150万円の減額は、これも同じく、
山田中岩田線及び
栄下地区道路の不執行となった
用地購入費や、
家屋等補償金を減額しようとするものでございます。
下から3行目の60万円の減額、その下の1,100万円の減額、またその下の340万円の減額は、中央町
線道路改良事業の用地取得に不測の日数を要したため、不執行となった
測量登記委託料と、
用地購入費、家屋等の補償金を減額しようとするものでございます。
次に、32ページをお願いいたします。上から2行目の説明欄の一番上の40万円の減額と、その次の行の1,560万円の減額は、
光井地区排水路対策事業の用地取得に不測の日数を要したため、不執行となった
測量登記委託料と
用地購入費を減額しようとするものでございます。
次に、33ページをお願いいたします。一番上の281万4,000円の減額は、川園線の
移転家屋等の調査業務の入札減などによるものでございます。
その下の125万4,000円の減額と、その下の121万8,000円の減額は、川園線の道路用地と家屋等の補償額の確定に伴い、不用額を減額しようとするものでございます。
次に、34ページをお願いいたします。下から5行目の430万円の減額と、その下の113万円の減額は、
緑町住宅建設工事費の入札減などによるものでございます。
次に、35ページをお願いいたします。一番上の247万2,000円は、消防団員の退職者の増加により、報償費を追加したものでございます。
一番下の256万6,000円の減額は、三井、三輪両
小学校体育館の耐震2次診断及び実施設計に係る入札減などによるものでございます。
次に、36ページをお願いいたします。上から3行目の702万7,000円の減額は、楽しい
学び舎づくりステップアップ事業の補助採択の要件を満たす学級がなくなったことなどから不執行となる賃金を減額しようとするものでございます。
次に、37ページをお願いいたします。上から2行目の121万1,000円の減額は、中学校の教育用コンピュータ機器借上料の入札減によるものでございます。
次に、38ページをお願いいたします。中ほどの640万円の減額は、
聖光高等学校の
体育館屋根改修事業の入札減により、預託金を減額しようとするものでございます。
続きまして、歳入について御説明申し上げます。
恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、11ページをお願いいたします。上から3行目の10億円は、市長説明にもありましたように、
法人市民税の
実績見込みにより追加するものでございます。
次に、17ページをお願いいたします。下から5行目の1億500万円は、公的資金の
保証金免除、繰上償還に伴い、高金利債を低金利債に借り換えるための市債でございます。
以上で補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
これらの議案に対する質疑がありましたら御発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
これらの議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各
常任委員会に付託し、審査をお願いいたします。
なお、この後休憩をいたしますが、この休憩中に、これらの事件について各
常任委員会を開催し、審査をお願いいたします。
委員会の会場につきましては、
総務文教委員会を第1委員会室、
環境経済委員会を第2委員会室、
市民福祉委員会を第3委員会室(第6会議室)で開催していただきますようお願いいたします。
なお、
委員会審査終了後、議事の報告の整理がつき次第、再開をいたしたいと思いますので御協力をよろしくお願いいたします。
それでは、ここで暫時休憩をいたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。
午前10時25分休憩
……………………………………………………………………………
午後2時45分再開
◯議長(市川 熙君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
引き続き日程第3、議案第30号から議案第37号までの8件を議題といたします。
これらの事件については、先ほどの休憩中に、それぞれの
常任委員会において審査されておられますので、その概要と結果について、各
常任委員長より順次御報告をお願いいたします。
まず、
市民福祉委員長よりお願いいたします。
中村市民福祉委員長。
◯13番(中村 賢道君)
市民福祉委員会の報告をいたします。
先ほどの本会議休憩中に、
市民福祉委員会を開催し、付託事件について審査を行いましたので、その概要と結果について御報告いたします。
最初に、
病院局所管分の
付託事件審査について御報告いたします。
議案第37号、平成19年度光市
病院事業会計補正予算(第1号)を議題とし、執行部の説明の後、委員より数点の質疑がありましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
福祉保健部所管分の
付託事件審査について御報告いたします。
議案第30号、平成19年度光市
一般会計補正予算(第4号)のうち、
福祉保健部所管分について議題とし、執行部の説明の後、委員より数点の質疑がありましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第35号、平成19年度光市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について、執行部の説明の後、委員より1〜2点の質疑がありましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、
市民部所管分の付託事件について御報告いたします。
議案第30号、平成19年度光市
一般会計補正予算(第4号)のうち、
市民部所管分について議題とし、執行部の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第31号、平成19年度光市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題とし、執行部の説明の後、1点の質疑がありましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、議案第34号、平成19年度光市
老人保健特別会計補正予算(第3号)を議題とし、執行部の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が、
市民福祉委員会における
付託事件審査の概要と結果であります。
◯議長(市川 熙君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたら御発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
次に、
環境経済委員長よりお願いいたします。
磯部環境経済委員長。
◯6番(磯部 登志恵君) 先ほど本会議休憩中に、
環境経済委員会を開催いたしましたので、その概要と結果について御報告申し上げます。
水道局所管分から申し上げます。
まず、議案第32号、平成19年度光市
簡易水道特別会計補正予算(第3号)を議題とし、執行部の説明の後、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議案第32号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第36号、平成19年度光市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題とし、執行部の説明の後、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で議案第36号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続きまして、
建設部所管分について申し上げます。
議案第30号、平成19年度光市
一般会計補正予算(第4号)のうち、
建設部所管分を議題といたしました。執行部の説明の後、委員から数点の質疑や確認がございました。その中で、特に、県事業に関する進捗と、用地交渉にさらなる努力をしていただきたいとの要望がありました。質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、全会一致で議案第30号のうち、
建設部所管分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続きまして、
環境部所管分について申し上げます。
議案第30号、平成19年度光市
一般会計補正予算(第4号)のうち、
環境部所管分を議題といたしました。執行部の説明の後、数点の質疑がありましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で、議案第30号のうち、
環境部所管分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第33号、平成19年度光市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、執行部の説明の後、数点の質疑や確認がありましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で議案第33号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、
経済部所管分について申し上げます。
議案第30号、平成19年度光市
一般会計補正予算(第4号)のうち、
経済部所管分を議題といたしました。執行部の説明の後、委員から内容の確認などがございましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で議案第30号のうち、
経済部所管分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が
環境経済委員会の審査の概要と結果でございます。
◯議長(市川 熙君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたら御発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
最後に、
総務文教委員長よりお願いいたします。
松本総務文教委員長。
◯11番(松本 修二君) それでは、御報告申し上げます。
先ほどの本会議休憩中に、
総務文教委員会を開催し、本会議から付託を受けました事件につきまして審査をいたしましたので、その概要と結果につきまして、審査の順に御報告申し上げます。
まず、
教育委員会所管分から申し上げます。
議案第30号、平成19年度光市
一般会計補正予算(第4号)のうち、
教育委員会関係分についてであります。執行部からの説明の後、委員から、小・中学校の
就学援助費に関わる追加補正の要因や、対象人員、
学校施設耐震化問題等について他、2〜3点の質疑や確認がありましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、
政策企画部関係分について申し上げます。
議案第30号、平成19年度光市
一般会計補正予算(第4号)のうち、
政策企画部関係分についてであります。執行部からの説明の後、市税等に関する当初予算計上に関わる歳入について他の質疑がありましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、総務部、消防担当部関係分について申し上げます。
議案第30号、平成19年度光市
一般会計補正予算(第4号)のうち、総務部、消防担当部関係分についてであります。執行部からの説明の後、委員から、職員退職手当の追加補正に関わる対象人員や、年齢構成等に関することの他の質疑や確認がありましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が、本委員会における審査の概要と結果であります。
以上です。
◯議長(市川 熙君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたら御発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
以上で、
常任委員長報告を終わります。
これらの議案は、いずれも討論の通告はありませんので、討論を終結し、これより一括して採決をいたします。
お諮りいたします。議案第30号から議案第37号までの8件は、それぞれ各
常任委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号から議案第37号の8件については、それぞれ各
常任委員長報告のとおり可決されました。
───────────・────・────────────
日程第4.議案第1号〜議案第28号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第4、議案第1号から議案第28号までの28件を一括議題といたします。
これらの議案につきまして、市長の説明を求めます。末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) それでは、施政方針を述べさせていただきます。
平成20年度の予算案並びに諸議案の御審議をお願いするに当たり、私の所信の一端及び諸施策の概要を申し上げ、議会をはじめ、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
1年半にわたる合併協議の結果、平成16年10月、光市は、新たなまちづくりの第一歩を踏み出し、はや4年目を迎えておりますが、この間、市長として、市政の発展とさらなる飛躍を願う多くの市民の皆様からの励ましに支えられ、今日までその職責を全うできましたことに対し、この場をお借りし、衷心より厚く御礼を申し上げます。
市長就任以来、「改革・刷新」を掲げ、徹底した行政改革の推進を図るとともに、今日まで公平で公正な市政運営を政治信条とし、全力を傾注してまいりました。
引き続き、時代の要請や市民感覚に根差した政策形成に努め、生活者重視の視点から「共創と協働で育むまちづくり」を基本理念とし、重要政策課題へ積極的に対応してまいる所存であります。
さて、我が国においては、少子高齢化や人口減少が進行する中、地域社会の中で最も絆が強いはずの家族間での悲惨な事件の多発、サブプライム住宅ローン問題に代表される経済の減速、不確実な雇用労働関係など、豊かな社会の下で進む日本社会への不安、さらには、この一因となっている所得、教育、地域格差など、格差社会が多くの人々に将来への夢を失わせているのではないか、そのような危惧を抱かざるを得ない状況が生まれています。
こうした時代認識の下、本年度予算は、総合計画の「おっぱい都市推進プラン」など3つの戦略プランを柱に、「改革を続行、生活をしっかり応援」を予算編成のテーマとして、財政の健全化に努め、将来を見据え、生活者の視点に立った政策課題に重点的な対応を図ってまいったところであります。
特に、子育て世代の生活支援と、子供達の教育環境の充実、自然環境など、生活と環境の共生対策、安心できる医療の確保、地域の経済的活力の創出を重点的に取り組むべき施策と位置づけ、心豊かに暮らせる地域社会の実現を目指すことといたしました。
まず、子育て環境の充実についてでありますが、近年、核家族化や共働き世帯の増加、人間関係の希薄化に伴い家族の孤立化が進み、子育てへの不安が高まるとともに、勤労所得の伸び悩みなど、子育て世代の負担感が増大しております。
このため、保育料や検診など、子育て世代や妊婦の
負担軽減対策の重点化をはじめ、食育活動の充実、さらには次代を担い、社会を支える子供達の教育の充実など、「おっぱい都市宣言」の趣旨を踏まえ、子供達の将来をしっかり支え、愛情あふれるまちづくりを進めてまいります。
次に、環境共生対策についてであります。
私達は、自然に育まれ、自然から限りない恩恵を受けて、豊かで潤いのある生活を営んできましたが、利便性や効率性を重視した社会・経済活動の結果、自然の破壊が進み、生態系そのものが崩壊の危機に面しており、私達の生活を守るためにも、自然や環境保全への取組みは、喫緊の課題となっております。
中でも、日本人の美徳として海外で高い評価を得ております「もったいない」という言葉が、今や私達の心から忘れ去られたような感がいたしますことから、こうした日本古来の「もったいない」精神を、環境政策の指針として位置づけ、「もったいない」文化の醸成を進めてまいります。
さらに、平成17年2月、京都議定書の発効に伴い、「地球温暖化対策の推進に関する法律」の改正法が施行されましたが、本市の特性を生かした地球温暖化対策を計画的に推進するため、市民、事業者などに御参加をいただき、ネットワークの形成を図ってまいります。
こうした自然敬愛都市宣言にふさわしい環境政策を展開することにより、将来にわたって、全ての市民が快適な生活を享受できるまちづくりを進めてまいります。
次に、医療問題についてであります。
安全で安心できる暮らしの実現は、市民共通の願いであります。
平成17年8月に実施いたしました市民アンケートにおきまして、重要度が最も高い施策が、「地域医療対策の充実」となっておりますように、市立病院などの中核病院を含む、安心できる地域医療の確保が大きな課題となっております。このため、病院事業に対する支援を充実し、市民が安全で安心できる医療政策を進めてまいります。
なお、市立病院の今後の方向性につきましては、当面は、短期改善計画を推進しつつも、今後、総務省の「公立病院改革ガイドライン」を踏まえ、「公立病院改革プラン」を策定する中で検討してまいりたいと考えております。
また、重要課題となっております三島温泉健康交流施設建設事業につきましては、市民の健康や安らぎに対する志向が強まる中、温泉利用プログラム型健康増進施設の認定も視野に入れ、市民の健康と長寿を支えるとともに、憩いと交流の場としての施設整備に向け、本年度を市民の意見集約、事業点検の年と位置づけ、事業計画の整理を行ってまいります。
次に、地域経済の活性化対策についてであります。
地域経済の活性化や、特に若年層の雇用対策が求められる中で、近年、団塊の世代の退職などにより、市内大手企業における雇用環境が改善するなど、地域産業や人口定住などに期待が膨らむところでありますが、本年度から市内への事業所設置に対する奨励金の交付要件を緩和することにより、中小企業などの活性化、ひいては地域経済の活力向上に努めるとともに、就労環境の整備を図ってまいります。
この他、医療・介護における
負担軽減対策や、生活道路の整備、災害に強いまちづくりに向けた取組みや「安全安心まちづくり条例」の理念に基づく防犯意識の高揚と、地域安全活動の推進など、まさに、総合計画を着実に推進することで、市民生活をシッカリと応援し、市民の皆さんが「これからも住みたい・住み続けたい」と思えるまちづくりを目指した予算といたしたところであります。
一方で、こうした施策を着実に推進していくためには、財政の健全性を確保し、安定した財政基盤を確立することが重要であることは、言うまでもありません。
昨年6月の「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の成立を受け、平成19年度決算から4つの財政指標を公表することが求められ、これらの指標の公表により、各々の自治体の財政状況が明確となり、財政運営への市民の関心がますます高まってくることが予想されます。財政健全化に向けたこれまでの取組みにより、指標の改善など、一定の成果も上がってきておりますが、本年度予算では、さらに地方債残高の減少や、
財政調整基金の充実、財政の硬直化の判断指標の改善などが図られた、まさに、財政の健全化への要請と政策課題に対応した予算であります。
今後ともさらなる行財政改革の推進に努め、市民が将来にわたって市政への安心感を持ち続けられるよう、総合計画の着実な推進に全力を挙げてまいります。
以上、私の所信の一端を申し上げてまいりましたが、絶え間なく変化する社会や行政ニーズに的確に対応するためには、常に社会経済情勢や市民意識を敏感に把握することが何よりも重要であり、また、課題解決や諸施策の遂行に当たっては、市民の皆さんの御理解と御協力が必要であることは言うまでもありません。
こうしたことから、私を先頭に、職員一丸となって、市民への説明責任をシッカリと果たしつつ、前例や慣習にとらわれることなく、「人と自然がきらめく 生活創造都市」の実現に向け、全身全霊を傾け、選択と集中の観点から、創意と工夫をもって、市民一人ひとりが幸せを実感できる、生活者が主役のまちづくりに邁進してまいる覚悟であります。
どうか、議会をはじめ、市民の皆様のこれまで以上の御理解と御支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
それでは、予算の説明に先立ちまして、今日の財政環境について申し上げます。
冒頭にも申し上げましたが、サブプライム住宅ローン問題、原油価格の高騰などにより、景気の下振れリスクが強まっております。こうした中にあって、引き続き、企業部門の底堅さが持続するとともに、家計部門が緩やかに改善し、民間需要中心の経済成長が実現するとの見通しの下、平成20年度の国内総生産の実質成長率は、2.0%程度になるものと見込まれております。
これを踏まえ、編成された国の平成20年度一般会計予算の規模は、前年度当初比0.2%増の約83兆613億円と、過去2番目の規模となっております。
しかしながら、基礎的財政収支の赤字が5兆1,848億円と5年ぶりに拡大した他、公債依存度も30.5%と、前年度補正予算案に比べて0.2ポイント悪化するなど、我が国の財政再建が危惧されているのも事実であります。
また、平成20年度の地方財政におきましても、新たな地方分権制度改革への取組みとして、「三位一体の改革」の成果を踏まえた、地域間財政力格差の是正、社会資本整備に関する国と地方の役割分担の見直しや、国庫補助負担金のゼロベースでの見直し、地方財政健全化法に基づく財政規模の確保等が喫緊の課題となっております。
このため、地方財政計画の規模は、4,000億円の地方再生対策費創設により83兆3,900億円と0.3%の増加となっておりますものの、職員数の純減など、給与関係経費の縮減や地方単独事業の削減により、これを除けば0.2%の減少となっております。
なお、引き続き、生じる財源不足対策といたしましては、交付税特別会計借入金の計画的償還を繰り延べることにより、必要な交付税総額を確保する他、臨時財政対策債の増発などにより対応することとされております。しかしながら、通常の建設地方債は大幅に削減することで地方債の発行総額を抑制し、借入金残高を前年度末見込みの199兆円から197兆円に減らすなど、財政健全化のための方策を講じることとしております。
次に、本市の平成20年度の予算案について御説明申し上げます。
平成20年度予算編成に当たりましては、「行政改革大綱」や「財政健全化計画」などを踏まえ、市税等の自主財源の確保や、より一層の定員管理の適正化などに努めるとともに、生活者重視の視点から、「総合計画」に掲げる、特に優先すべき政策「ひかり未来戦略」を柱に施策の重点化を図りました。
事業の厳選や限られた財源の効率的・効果的活用を図るなど、将来に向けて希望と安心感の持てる予算編成に努めたところであります。
施策といたしましては、「総合計画」に掲げる基本理念「共創と協働で育むまちづくり」を踏まえ、4つの施策の大綱に基づき、「人と自然がきらめく 生活創造都市」の実現に努める一方、あわせて財政の健全化を達成できるよう、相反する命題の両立に取り組んでまいりました。
まず、歳出では、人件費は、定員適正化計画の着実な推進等により38億6,498万円で、対前年度当初比で1.8%の減、扶助費は少子化に伴う乳幼児医療費の減少等により30億7,968万円で、対前年度当初比で0.9%の減、公債費は公債費負担適正化計画を踏まえ、24億114万円で、対前年度当初比で3.5%の減となっております。
また、投資的経費は15億9,011万円で、対前年度当初比で25.2%増の予算を確保し、生活者をシッカリ応援する立場から、生活基盤の整備に重点配分いたしました。
次に、歳入では、大手企業の業況を反映した法人関係税収の伸びなどにより、市税を対前年度当初比6.4%増の111億924万円と見込んでおり、歳入総額に対する比率は52.5%となっております。
地方譲与税につきましては、地方財政計画の見込額などを踏まえ、対前年度当初比5.0%減の1億8,994万円を計上いたしました。
地方特例交付金につきましては、国の算定基準に基づき、住宅借入金等特別税額控除に伴う減収補てん特例交付金の創設による増加などを見込み、対前年度当初比53.8%増の1億4,300万円を計上いたしました。
地方交付税につきましては、地方再生対策費の創設を含む地方財政計画や税収見込みなどを勘案し、対前年度当初比10.0%増の19億8,000万円を計上いたしました。
市債につきましては、地方一般財源の不足に対処するための臨時財政対策債5億円などを含め、対前年度当初比0.8%減の10億5,740万円を計上しております。この結果、本年度末の市債残高は、対前年度当初比5.6%減の約184億6,944万円となる見込みであります。
また、この他、前年度繰越金として3億円を見込み、これによってもなお不足する財源につきましては、
財政調整基金などから4億9,000万円を充当することといたしました。
この結果、一般会計の予算規模は、対前年度当初比1.7%増の202億3,000万円といたしました。この他、特別会計は、対前年度当初比17.3%減の155億5,456万2,000円、また、水道事業会計は18億7,880万円、病院事業会計は70億8,402万5,000円、介護老人保健施設事業会計は4億1,688万2,000円であります。
なお、市税等につきましては、寄附金税制の拡充や固定資産税の減税措置の創設などの税制改正が予定されておりますことから、国会審議の状況によりましては、課税時期との関係で、市税条例の改正について、専決処分の必要もあろうかと思いますので、御了承賜りますよう、お願い申し上げます。
続きまして、総合計画の4つの施策の大綱に沿って主な施策の概要を申し上げます。
まず、基本目標の1番目「人と地域で支えあうまち」についてであります。
コミュニティで支える地域社会を築くための施策といたしまして、昨年は、各地区の関係各位の御尽力によりまして、市内4地区で地域が主体となった公民館の自主運営がスタートしたところでありますが、光井、周防地区におきましても、本年秋からの自主運営に向けた取組みが進められております。
これにより、旧光地区で職員の公民館主事を配置しておりました公民館全てが、地域の皆さんによる自主運営に移行することになります。既に自主運営を開始しております公民館につきましては、インセンティブ枠を設け、自主的、主体的な活動を支援してまいりたいと考えております。
本年度は、地域づくり推進課の体制を強化する中で、地域コミュニティの形成に向け、自治会活動や公民館の自主運営を支援し、「共創・協働で育むまちづくり」の具現化を図ってまいりたいと考えております。
次に、互いに支えあい健やかに暮らすための施策展開でありますが、メタボリックシンドロームなど生活習慣病の予防や改善のための特定保健指導の実施をはじめ、健康づくりの指針である「光市健康増進計画(光すこやか21)」に基づき、市民が健康で快適な生活が送れるよう、医師会や歯科医師会など関係機関との連携の下、総合的な健康づくりを積極的に推進してまいります。
こうした視点から、健康と環境を融合した多様な視点に立ったウォーキング・マップを作成し、ウォーキング大会「ひかり環境・健康・ゆうこうウォーク」を開催してまいります。
また、三島温泉の泉源を活用した、新たな市民の憩いと健康づくりの場として整備を進めております三島温泉健康交流施設でありますが、議会全員協議会をはじめ、広報やホームページを通じた情報提供、さらには、市民意見交換会の開催など、幅広く御意見・御提言をお聞きする機会を設けてまいりました。
この結果、多くの賛否両論の御意見・御提言をいただいておりますが、議会や市民の皆様の議論、さらには、一部の会派からいただきました要望書の趣旨や請願等を踏まえ、熟慮を重ねた結果、引き続き、一層の説明責任を果たすとともに、事業計画の点検を進めることといたしました。
また、高齢者保健福祉の推進でありますが、本年4月から75歳以上の高齢者等を対象とした
後期高齢者医療制度がスタートいたしますことから、山口県後期高齢者医療広域連合や医療機関等と十分な連携をとりながら、円滑な事業の推進に努めてまいります。
介護保険事業につきましては、本年度が第3期介護保険事業計画の最終年度となりますことから、介護予防を重視した施策体系の中で、保険財政の健全化、安定化等にも十分留意した上で、保険料の減免基準を見直すとともに、第4期介護保険事業計画を策定してまいります。
さらに、別号議案でお諮りしておりますとおり、介護保険料の激変緩和措置を本年度も継続してまいります。
また、介護サービス基盤の整備を図ることとし、グループホーム開設予定の市内事業者に対する支援をしてまいります。これにより、第3期介護保険事業計画期間内に、市内全域の計画施設が整備されることとなります。
次に、障害者保健福祉の推進でありますが、「障害者自立支援法」に基づく各種サービスにつきましては、国においても利用者の負担軽減策等の緊急措置が講じられていることなどを踏まえ、通所サービス利用促進事業の活用を図り、各種サービス利用者の当面の負担軽減を継続してまいります。
また、本年度は、「地域自立支援協議会」を設置するとともに、障害者自立支援法に基づき、次期の「障害福祉計画」を策定してまいります。
さらに、別号議案でお諮りしておりますとおり、地域生活支援事業への移行に伴い、身体障害者デイサービスセンターの一部機能の転換を図り、利用者の拡大に努めてまいります。
次に、医療体制の充実でありますが、少子高齢化が進行する中で、疾病構造の変化、医療技術の高度化・専門化、市民の医療ニーズの多様化など、地域医療の直面する課題への対応は、健康で安心できる生活の基本となるものであります。
公立病院を巡りましては、昨年12月、総務省から「公立病院改革ガイドライン」が示されました。これは、公立病院の地域における役割・機能を明確化した上で、今後の地域の医療供給体制を持続することを目的としており、「経営の効率化」、「再編・ネットワーク化」、「経営形態の見直し」の3つの視点から、数値目標を設定するなど「公立病院改革プラン」の策定と実施を求めるものであります。
また、第5次山口県保健医療計画では、脳卒中などの4疾病と救急医療等の5事業について、圏域を設定し、医療機能を分化・連携することで、切れ目なく医療を提供する医療連携体制を構築することとされております。
既に、周南医療圏の中では、徳山中央病院が「小児救急医療拠点病院」に指定されたことなどにより、小児救急のあり方、小児科医の再配置など、医師の確保に何らかの影響が生じる可能性も生じてきております。
こうした「公立病院改革ガイドライン」や山口県保健医療計画の策定状況等を十分に踏まえ、病院事業運営について、幅広い提言をいただくため、有識者会議を設置するとともに、「公立病院改革プラン」の策定に取り組んでまいります。
次に、国民健康保険事業では、
後期高齢者医療制度の創設など、医療保険制度が大きく変化する中で、今後の医療費の動向などを踏まえた上で、別号議案でお諮りしておりますとおり、国民健康保険税の資産割を廃止するとともに、基金からの繰入れにより、被保険者の負担軽減を図ることといたしました。
次に、認め合う共生の社会を築くための施策展開であります。
まず、基本的人権の尊重でありますが、平成17年2月に光市隣保館運営等審議会が出された「同和行政の総括」についての答申を尊重しつつ、「山口県人権推進指針」などを踏まえ、「光市人権施策推進審議会」に諮問し、「光市人権施策推進指針(仮称)」を策定してまいります。
また、人権尊重の視点から、「金子みすゞ記念館」館長の矢崎節夫氏を講師に「光市人権を考えるつどい」を開催するなど、各種研修会の開催や、「人権の花運動」を実施し、市民と事業者、行政が一体となった人権教育や人権施策、人権擁護活動を総合的・計画的に推進してまいります。
また、あさえふれあいセンターにつきましては、利用者の高齢化等に対応した施設のバリアフリー化を図ることとし、1階トイレの改修工事を実施してまいります。
次に、男女共同参画社会の形成につきましては、「光市男女共同参画基本計画」に基づき、性別に関わりなく、個性や能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現を目指し、本年2月に庁内に設置いたしました「男女共同参画推進本部」におきまして、職員の情報の共有化と連携の強化を図り、推進体制の整備・充実に努めるとともに、「光市男女共同参画推進ネットワーク(仮称)」を設置し、市民と協働による計画の実践に取り組んでまいります。
また、家族に視点を当てた体験講座による市民意識の醸成を図るため、「家族ふれあい教室」を開催するとともに、絵本事業の拡充などに努めてまいります。
基本目標の2番目、「人を育み人が活躍するまち」についてであります。
子供を安心して産み育てられる環境や、子供達の持つ能力や可能性を最大限に伸ばすことのできる教育環境の整備に、家庭、学校、地域を挙げて取り組んでいくことが重要であります。
まず、子供を産み育てるための施策展開であります。
子育て支援体制の充実につきましては、おっぱい都市宣言のまちとして、育てやすさ、住みやすさを実感できる育児環境の整備を図ることとし、子育て世代に対する
負担軽減対策として、保育所・幼稚園に同時入所の第2子の保育料等の無料化を実施することといたしました。
さらに、子育て世代の親子がほのぼのとくつろげる交流の場を創出するため、あいぱーく光の中庭に、「チャイベビほっとサロン」を整備するとともに、安全で安心できる保育環境を確保するため、市内各保育所・幼稚園の保育室のエアコン設置などの施設整備を実施してまいります。
この他、地域で子育てを支える「幼稚園もみじ応援隊」の結成や、チャイベビステーションでの未就園児を対象とした食育事業を実施する他、ワーク・ライフ・バランスや男女共同参画の推進も視野に入れた「パパの子育てノート(父子手帳)」の作成・配布により、育児参加のきっかけづくりや家庭の子育て力の充実を図ってまいります。
また、子供が安全で安心して活動できる居場所づくりとして、「放課後子ども教室」を地域と一体となって運営してまいります。
また、母子保健事業につきましては、子供の健やかな心身の発達を図るため、また、市民レベルでの「おっぱい都市宣言」の理念の具現化を図るために、「おっぱいまつり」などを通じた啓発活動の継続、「おっぱい冊子」や子育て情報誌「チャイベビ」による情報発信など、様々な子育て支援施策を実施してまいります。
また、妊婦検診の公費負担を拡充するとともに、子宮頸部がん検診の同時受診を実施してまいります。
次に、義務教育の推進でありますが、「個性や特性を重視する教育」を基本に、引き続き、豊かな人間性を培う教育の実践、明るく楽しい活力のある教育環境の創出に取り組むこととし、「光市教育開発研究所」の提言などを踏まえ、食育・環境問題を中心とした「自然の恵みに感謝する心を育む」教育や、何事に対しても「もったいない精神」の高揚を図る教育を推進してまいります。
また、全小学校における特別支援教育の一層の充実を図る「光っ子教育サポート事業」を実施するとともに、確かな学力の形成等を図る「中2・中3少人数学級化支援事業」や不登校対策として確実に成果の上がってきている「スクールライフ支援事業」などを継続してまいります。
さらに、学校における読書活動につきましては、図書室の蔵書整備とあわせて、中学校図書指導員の加配による読書環境の充実を図ってまいります。
平成19年度に小学校2校で実施した体育館の耐震2次診断等の結果、現行の「公立学校施設耐震化実施計画」における事業費と乖離が生じましたことから、本年度は、
小学校体育館5校・校舎2校、中学校体育館3校で耐震2次診断などを実施し、児童生徒数の推移や財政状況なども勘案しながら、計画の見直しを行うことといたしました。
また、束荷・周防両小学校のプールの改修工事や、室積中学校のグラウンド防球フェンス設置など、小中学校の施設整備を実施してまいります。
次に、彩り豊かな人づくりのための施策展開であります。
まず、生涯学習社会の構築でありますが、本年度は、生涯学習推進の方向性を整理するとともに、生涯学習によるまちづくりを進めるため、生涯学習推進大会(仮称)を実施してまいります。
図書館につきましては、「子どもの読書活動推進計画」に基づき、読み聞かせボランティアの養成・活用や、男女共同参画絵本コーナーの充実など、親子の読書環境の整備に努めるとともに、視聴覚室の床改修工事を実施してまいります。
次に、スポーツ・レクリエーションの振興につきましては、多様化する市民のスポーツニーズに応えるため、体育協会や体育指導委員等との連携を図りながら、引き続き、市民体育大会や駅伝競走大会など、市民参加による体力づくりを推進してまいります。
なお、平成23年に山口県で開催が予定されている第66回国民体育大会につきましては、本年7月に大会の開催決定が予定されており、実施に向けた実行委員会の設置や、日本宝くじ協会の助成事業を活用した競技用備品の整備を実施するとともに、総合体育館で開催予定のプレイベント「第63回国民体育大会中国ブロック大会バドミントン競技」の支援をしてまいります。
次に、かおり高い文化を育てるための施策展開であります。
まず、芸術・文化活動の振興でありますが、文化センターでは、企画展として、「光市作家展」、「日本現代工芸美術展中国会展」を開催する他、成人大学講座や絵画教室などの教育普及活動を継続してまいります。
市民ホールでは、恒例の「市民夏期大学」で、諏訪中央病院の鎌田實名誉院長などを講師に迎えた講座を開催する他、「あさみちゆき ふるさとコンサート」や「海援隊」の「トーク&ライブ2008」などを開催してまいります。
また、ふるさと郷土館では、引き続き、ギャラリー展示や各種イベントを開催し、室積の歴史や文化の保存・継承に努めてまいります。
次に、地域文化の保存・継承でありますが、重要な文化財・歴史的資源であります「石城山神籠石」の保存につきましては、有識者による準備委員会を設置し、保存管理計画の策定準備に取り組んでまいります。
また、同様の史跡を有する他の都市との連携による取組みとして、福岡県行橋市で開催予定の「第3回神籠石サミット」への市民参加を促進することで、文化財保護に対する市民の機運の醸成を図ってまいります。
また、広く市民に周知を図ってきた早長八幡宮の秋祭りでありますが、昨年は地域の力による御還幸の打ち上げ花火が挙行されたところでありますが、引き続き、市民・地域との協働による地域文化の保存と継承、後継者の育成を支援してまいります。
また、伊藤公資料館では、全127巻にわたる「伊藤博文文書」の年次ごとの購入整備を進めるとともに、平成21年に没後100年を迎えますことから、「伊藤博文公没後100年記念事業実行委員会(仮称)」を設立し、記念事業の開催に向けて、関係各位と協議の上、準備を進めてまいります。
基本目標の3番目、「人の暮らしを支えるまち」についてであります。
都市間競争が激化する中で、道路、河川などの都市基盤の整備は、都市機能を高め、快適な生活環境を創造するとともに、経済活動や地域間交流の促進など、このまちの発展の礎となる重要な施策であり、選択と集中の観点から、地域の特性を踏まえ、安全・安心にも配慮した事業の重点化を図ったところであります。
まず、快適な暮らしを営むための施策展開であります。
都市の骨格である幹線道路の整備でありますが、浅江地内の早期開通が大きな課題となっております
虹ケ丘森ケ峠線は、残り区間の整備が進められる他、瀬戸風線につきましては、道路整備とあわせ、周辺の土地利用について、県と連携を図りつつ、地元関係者等との協議を重ねながら、事業の促進に努めてまいります。
なお、光駅南口駐車場の整備につきましては、利便性や安全性の向上、効率的な管理の観点から、整備計画を策定してまいります。
また、都市計画基礎調査に基づき、都市計画に関する環境や将来見通しを見極めながら、新市における都市計画マスタープラン策定のための調査、研究を行ってまいります。
次に、市内の特に狭小な道路整備につきましては、地元との調整を図り、新たな手法を検討しながら、迅速な局部改良を進めてまいります。
また、山田畑線や、東伊保木枝線、
山田中岩田線、中央町線、川園線などの道路改良事業を引き続き実施してまいります。
河川等の整備では、県により、島田川河川改修事業の計画的かつ積極的な推進がなされておりますが、本年度は、三島橋の架替事業に着手してまいります。
また、治水対策として、太郎丸川、横尾川、岩田川の整備工事を実施するとともに、
光井地区排水路対策事業を継続してまいります。
また、地域交通対策につきましては、一昨年の市営バスの運行ダイヤの改定以来、運行距離が増大し、利用者も増加傾向にあることから、この度、バス利用者の安全で快適な乗車環境を整備することとし、市営バスの車両を更新することといたしました。
次に、潤いある居住環境の創出についてであります。
良好な都市景観の形成につきましては、「景観行政団体」として、「景観計画」の市民への周知・啓発に努め、市民と協働の景観行政を目指し、自然景観を重視した計画の策定を進めてまいります。
次に、公園・緑地の整備でありますが、公園・緑地などの都市のグリーンスペースの計画的な整備を行うとともに、花壇コンクールの開催や緑花ボランティアの活用、環境美化ボランティアサポート事業等による、市民や事業者との協働による緑化活動などの各種施策を展開してまいります。
なお、冠山総合公園につきましては、平成14年2月のオープンから7年目を迎え、市民の憩いやレクリエーションの場、子育てサークルなどの集いの場、さらには、健康増進の場として広く活用されております。
また、2月初旬からの梅まつりには、市内外からの多くの観梅客で賑わいを創出しておりますが、今年のまつりにおいては、「ひかり冠梅園振興会」により、まつりの協力を来場者へ働きかけられるなど、新たな展開が始まろうとしております。
こうしたことから、今後とも、市民ニーズ等を十分に踏まえながら、この度策定しました「冠山総合公園次期整備基本計画」に沿い、市民参加による「子どもの森」の整備内容の検討や園路工事を実施するとともに、梅まつり会場付近に水洗トイレを整備してまいります。
次に、住まいづくりの推進につきましては、緑町住宅の最終工区となります第4期建替工事を実施してまいります。
また、みたらい住宅の屋上防水工事や高洲西住宅外壁改修工事を実施するなど、公営住宅の計画的な改修等に努めるとともに、消防法の改正に伴う市営住宅の火災報知器の計画的な設置を推進してまいります。
さらに、民間木造住宅等の安全対策として、耐震対策を支援してまいります。
次に、快適な都市基盤の整備であります。
まず、上水道の整備でありますが、本年4月に上水道に統合予定の上ケ原簡易水道事業に引き続き、来年4月に統合予定の大和簡易水道事業と岩屋・伊保木簡易水道事業につきましては、岩田地区の配水管敷設替工事や伊保木地内のポンプ施設建設工事などを実施してまいります。
さらに、安全でおいしい水の安定給水を続ける上で、また、事業の透明性や公営企業としての社会的信頼性の確保の観点から、現在、実施中のパブリックコメントの結果などを踏まえ、「光市上水道ビジョン」を策定し、安定的な事業経営を図ってまいります。
また、光地域広域水道事業では、各構成団体と実情や意向などを踏まえ、水利権の分割を前提とした事業の方向性について、引き続き、国や県等と協議を重ねているところでありまして、できるだけ早い時期に今後の方針を決定してまいります。
次に、高度情報都市の実現でありますが、「光市地域情報化計画」に基づき、本年度は、高齢者や障害者にも優しい利用環境の整備を図ることとし、市のホームページの全面リニューアルや市民相談窓口を開設してまいります。
また、地域産業の高度化と雇用の促進を目的とした「ひかりソフトパーク」事業についてでありますが、引き続き、積極的な企業誘致活動を展開するとともに、周南コンピュータ・カレッジや山口県ソフトウェアセンターの運営支援に努めてまいります。
次に、離島牛島の振興でありますが、引き続き、ライフラインであります簡易水道や診療所、離島航路の安定的な経営に努めるとともに、高齢化等に対応したごみ対策など、日常生活の維持に必要な支援策についての調査、研究を進めてまいります。
また、隔年開催をしておりました「牛島朝市」を、島の特性を生かした「牛島の海体験教室(仮称)」にリニューアルすることとし、船釣り大会や島内散策、海の恵み体験学習などを実施してまいります。
さらに、魅力ある豊かな自然環境の中で実施される、伝統ある恵比寿まつりの支援の輪を広げるなど、島外客との交流を促し、島の振興を図ってまいります。
次に、自然を守り育むための施策展開であります。
まず、自然との共生につきましては、かけがえのない豊かな自然環境を守り育て、次世代へ引き継いでいくため、「自然敬愛都市宣言」や「自然敬愛基本構想」の理念に基づき、市民と協働により自然環境の保全と再生に取り組み、次世代に美しい自然を保存・継承していくことが必要であります。
地域住民の主体的な参画による「白砂青松10万本大作戦」や、多くの市民参加による恒例のクリーンアップ作戦など、引き続き、協働による取組みを展開してまいります。
また、高潮対策として、室積海岸の松原地区を自然環境や自然景観に配慮した海岸線として整備するために、室積海岸全域で侵食原因の調査設計を実施し、海岸保全対策のための工法を検討してまいります。
森林・里山づくりでは、「伊藤公の森」周辺整備事業や、市民との協働による「どんぐりランド」整備事業を引き続き実施することとし、親子で身近な自然を学ぶ「どんぐり・松ぼっくり教室」を実施するなど、植生や生態系に配慮した森林管理や自然敬愛に対する意識の高揚に努めてまいります。
次に、環境保全対策でありますが、21世紀が環境の世紀と言われながら、地球規模の環境問題は、一層その深刻さの度合いを増すばかりであります。
本年度は、「環境基本条例」や「環境基本計画」に基づくリーディングプロジェクトとして、「もったいない」をキーワードに、「光もったいない風呂敷」を活用した「もったいない文化醸成セミナー」の開催、学校などにおける地球温暖化防止の普及啓発として、「緑のカーテン」の作り方教室の実施、子供の自然敬愛の心を育む自然環境学習の実施、小中学校でのCO2削減対策として、「50−50事業」の実施、団塊の世代をはじめ、環境分野で実績を積んでこられた市民の豊富な知識や技能を市民の自主的な環境対策に生かすための「環境人材バンク」の検討を進めてまいります。
また、「ひかりエコシティネットワーク」を設立し、市民・事業者・行政の協働による温暖化防止対策を講じるための推進計画を検討し、脱温暖化と循環型社会の実現を目指してまいります。
次に、公共用水域の環境保全対策でありますが、下水道事業につきましては、計画的・安定的な経営に努め、「第9次下水道整備5カ年計画」を引き継ぐ「社会資本整備重点計画」に基づき、国庫補助事業の積極的な確保を図りながら、引き続き、室積地区を重点に幹線管渠等の整備促進を図るとともに、大和地区等での面整備管の整備を計画的に進め、快適な生活環境の確保と公共用水域の水質保全に努めてまいります。
次に、廃棄物対策につきましては、本年2月、周南東部環境施設組合
リサイクルセンター「えこぱーく」が完成し、いよいよ4月から本格的に稼働する予定となっております。今後は、循環型社会の形成を目指し、「えこぱーく」を拠点とした新たな再資源化システムの構築に努めるとともに、「光市一般廃棄物処理基本計画」の着実な実践に努めてまいります。
このため、ごみの減量化や再資源化を進める啓発パンフレットの作成や、ごみ問題の理解を深める「ごみの行方」見学ツアーの実施など、ごみの減量化や再資源化の促進に向けた取組みを進めてまいります。
また、市民サービス向上の一環として、別号議案でお諮りしておりますとおり、高齢者等を対象とした粗大ごみや、分解を要するごみの戸別収集サービスを実施してまいります。
また、地域の問題となっております犬のふん害の防止対策として、「犬の飼い方教室」を実施してまいります。
次に、安全な暮らしを守るための施策展開であります。
まず、災害に強いまちづくりの推進でありますが、地域防災対策の推進につきましては、昨年の「山口県総合防災訓練」の実施などによりまして、自主防災組織が31団体から35団体に増加するなど、地域力による共助が強化されてきております。
こうした市民の災害・防災への意識の高まりやニーズを踏まえ、高齢者、障害者の避難等に配慮した災害時要援護者マニュアルの作成をはじめとした災害時要援護者への支援に、市民、地域と行政とが一体となった取組みを進めてまいります。
さらに、本年度は、自主防災組織をはじめとする、地域の皆様方との共創・協働による大和地域で防災訓練を実施してまいります。
また、消防力の整備・充実につきましては、消防業務の高度化に対応する訓練の実施や、建物等の防火安全対策の推進、消防団の育成強化に努めるとともに、「消防まつり」などを通じた市民への啓発促進などをはじめ、より一層の消防力の充実強化を進めてまいります。
また、救急・救助業務につきましても、引き続き、救急救命士の育成や隊員の教育訓練などの人材育成、また、医療機関等との連携体制の強化を図り、北消防署や東消防署へのAEDの配備など、救急搬送体制の確立や救急業務の高度化に努め、救急救命率の向上を目指してまいります。
次に、安全な地域社会の構築であります。
まず、地域安全活動の推進でありますが、「市民安全安心の日」における安全安心知識の普及・啓発を推進するとともに、警察や地域等との連携を図りながら、防犯自主活動ネットワークの構築を図るとともに、「安全安心まちづくり条例」の理念に基づく共通認識の下、市民の防犯意識の高揚に努めてまいります。
また、関係機関と一体となった地域防犯活動や、防犯環境づくりを推進するとともに、学校・家庭・地域の連携による「子ども安全ボランティア」によるパトロールを実施するなど、子供の被害の未然防止に努めてまいります。
次に、交通安全の推進でありますが、警察等関係機関との連携の下、「交通安全計画」に基づき、未だ全国で悲惨な事故の原因となっている飲酒運転の撲滅をはじめ、市民の交通安全意識の高揚を図るとともに、家庭や学校、地域における交通安全教育の推進など、交通安全活動に努めてまいります。
次に、消費生活の向上でありますが、県など関係機関との連携の下、詐欺や偽装などの犯罪、また、近年増加傾向にあるインターネットの有害情報などから、市民自らが身を守ることのできる情報提供や消費者団体等の自主的な活動を支援するなど、消費生活の安定と向上に努めてまいります。
次に、優れた価値を生み出すための施策展開であります。
まず、魅力あふれる農林水産業の振興のうち、農業の振興でありますが、農業を取り巻く環境は、農業従事者の高齢化や農作物の価格の低迷、荒廃農地の増加など、非常に厳しい状況にある一方で、食の安全に対する意識や関心が高まる中、地産地消の推進による農産物の自給力の向上が大きな課題となっております。
このため、「地産地消プラン」に基づき、「光市特産品直売所」の生産体制の強化を図るとともに、生産力向上のための生産技術指導員の配置や、安定的な生産基盤の整備のための地産地消推進型園芸施設整備事業、生産者の高齢化に対応するための集荷体制の整備を図ってまいります。
また、鳥獣被害防止施設等整備事業を実施する他、耕作放棄地の防止等を図るため、中山間地域等直接支払制度や、農地・水・環境保全向上活動支援事業など、農地保全活動への支援を継続してまいります。
ひかりふるさとまつりでありますが、地物鮮魚の販売や収穫祭的な色彩を織り込んだ新市全体のまつりとして定着しておりますが、引き続き、地産地消を通した地域間の一体感の醸成を図る活動として、支援を継続してまいります。
農業基盤整備につきましては、今後の農業の基盤整備や生活環境整備などを図るため、「農村振興総合整備実施計画」に基づき、地域特性を生かした個性豊かな魅力のある農村づくりを図ることとし、「村づくり交付金事業」を活用した浅江栄上地区、三井水上地区などの農道整備を実施してまいります。
また、畑地区かんがい排水整備事業や、周南広域農道保全対策として、周南隧道の点検保全整備を実施するとともに、田越地区危険ため池整備事業などを継続してまいります。
林業の振興でありますが、治山・治水・水源涵養などの機能、また、森林浴など、市民生活と密接な関係にある生活環境林整備として、引き続き、複層林等の造林保育事業や、民有林等での広葉樹を中心とした環境保全林の整備を行うとともに、里山エリア再生交付金事業として、伊藤公の森周辺整備を継続してまいります。
また、昨年の集中豪雨により被災した島田亀山地区など2カ所の林地崩壊復旧のための治山事業を実施してまいります。
水産業の振興につきましては、光漁港広域漁港整備事業として、引き続き、室積八幡地区の西防波堤などの新設改良工事を実施してまいります。
また、フィッシングパークにおきましては、誰もが快適で楽しい釣りを楽しめる環境整備を図ることとし、障害者や高齢者も利用しやすいバリアフリーの多目的トイレを設置してまいります。
次に、活気ある商工業の振興であります。
都市が発展し、市民生活の向上を実現するためには、その基盤となる地域経済の活性化が重要であります。
まず、商業・サービス業の振興でありますが、商工会議所や商工会との連携の下、ふるさと光の魅力を市民自らが再認識し、地域経済の活性化につなげるために、3年目となります「愛 Love ひかり!大作戦」や、商店会イベント事業への支援を継続するなど、商業経営の近代化を図るとともに、消費者ニーズに対応した商業の振興に努めてまいります。
工業の振興につきましては、市内産業の振興や、雇用の促進をさらに推進するために、本年度から光市事業所設置奨励条例の優遇措置を拡充し、中小企業者に対する支援を強化するとともに、地場企業の高度化をはじめ、多様な工業の創出など、地域工業の振興による地域経済の活性化に努めてまいります。
また、働く環境の充実でありますが、引き続き、中小企業勤労者の福利厚生の充実や、職業能力の開発のための機会の拡充を図るとともに、経営セミナーや若手後継者育成事業、経営指導体制強化対策事業などを商工会議所等と連携して実施してまいります。
次に、地域の魅力を活かすための施策展開であります。
まず、地域資源を活かした観光振興でありますが、「観光基本構想」に基づき、観光資源のネットワーク化や自然・歴史資源等を活用することにより、新たな光ブランドを創造する戦略的な観光施策を展開し、経済の活性化につなげてまいります。
昨年は、総務省の頑張る地方応援プログラムにも採択されるなど、開催以来、好評を博しております、「スターライトファンタジーin虹ケ浜2008」は、自主企画イベント、スポンサー事業の獲得などの取組みにより、新たな展開を図ってまいります。
また、花火大会でありますが、虹ケ浜での開催に加え、本年度は、文化財の保存活用と継承、後継者の育成や将来の地域コミュニティの形成などを目的に、室積地区においても地元の実施団体により実施が予定されておりますことから、観光協会を通じ、支援を行ってまいります。
また、昨年9月設立の「R188観光連絡協議会」を活用した、広域的な観光地の活性化を図ってまいります。
また、交流と定住のまちづくりでありますが、地域社会全体の活力の源となる人口増加や交流の増大に向けての対策が急務でありますことから、これまでの若者やU・J・Iターン希望者を対象とする取組みを充実するとともに、団塊の世代をターゲットにした定住対策に取り組んでまいります。
また、去る1月11日に東京都内で設立総会を開催し、各界から多数の御参加をいただきました「ふるさと光の会」の関係各位の皆様との情報の交換や発信を推進することとし、引き続き、「第2回ふるさと光の会」を開催することとしております。
こうした、市内外の「我がまち光」に寄せる思いをひとつにし、より一層の絆を強め、Uターンを中心とした実効性の高い定住対策の展開を図ってまいります。
最後に、「時代を拓く新たな都市経営」についてであります。
信頼と協働の都市経営を目指した取組みでありますが、市民と行政がまちづくりの理念や目的を共有できるよう、広報やホームページ、また、出前講座などを通して、市民の目線に立った予算・決算の公表をはじめ、市民が必要とする市政情報の積極的な提供に努め、公正で透明性の高い行政運営を確立するとともに、市民が主体的に市政に参画できる、開かれた市政を実現してまいります。
次に、持続可能な行財政運営を目指した取組みであります。
まず、民間の能力を活用した行政運営でありますが、民間にできることは民間にの基本理念の下、アウトソーシングの推進を図ることとし、可燃ごみの収集業務につきまして、行政が担うべき役割を確保し、サービスの維持を図りながら、民間への段階的移行に向けた準備を進めてまいります。
また、平成18年度に導入いたしました指定管理者制度の事業者との契約が、本年度更新を迎えますことから、事業者選定における公募対象施設の再検討や、指定管理者選定委員会の運営方法の見直しなどを行いながら、平成21年度の事業者選定に向けた準備を進めてまいります。
計画的な財政運営でありますが、高利率の起債の繰上償還や、一定の基準に基づく起債残高の削減などにより、「公債費負担適正化計画」に掲げる実質公債費比率は、計画期間内に基準値であります18%以下の水準まで引下げが可能と見込んでおります。
基金につきましては、
財政調整基金・減債基金を合わせますと、総合計画の目標額を超える残高となっておりますが、後年度の財政需要等を踏まえながら、引き続き、慎重な運用に努めてまいります。
次に、自主財源の確保につきましては、公平・公正の観点からも、市税等の収納率向上が求められる中、自主財源の確保対策として、市税等収納率向上特別対策本部において、全庁的な収納計画となる「光市収納対策緊急プラン(仮称)」の策定と、着実な実施に取り組んでまいります。
また、遊休資産の活用・処分につきましても、民間の経営感覚や発想を取り入れながら、昨年度から実施いたしましたインターネットを活用した遊休土地の売却などを、体系的な財政戦略として整備することとし、新たな手法である「公的不動産戦略」などの調査研究を進めてまいります。
次に、公営企業等の経営健全化につきましては、多額の赤字を抱える下水道事業では、財政健全化計画等に基づき、高利率の起債の繰上償還などの経営改善を行ってきた結果、累積赤字解消時期が、前回の使用料改定時の平成33年度から、さらに早まる見通しとなっております。
水道事業会計では、簡易水道事業の統合や、下水道事業との料金徴収事務の一元化などの収益向上対策による経営基盤の強化に努めてまいります。
病院事業会計では、病院事業に対する一般会計からの繰り出しについて、その基準を見直すとともに、当面、短期改善計画に基づき、経営基盤の強化を図ることといたしました。
さらに、報酬・給与等の適正化におきましては、昨年度の給与構造改革に引き続き、特殊勤務手当の廃止を含めた見直しを実施するとともに、臨時・パート職員につきましては、待遇改善を図ることとし、賃金の引上げを行ったところであります。
また、別号議案でもお諮りしておりますとおり、片道80キロメートル未満の日当を廃止することとし、旅費の削減と適正化を図りました。
この他、行政評価委員会の審議を経て、各自治体などで構成する各種団体からの脱退など、負担金の見直しを行うことといたしました。
今後とも、財政運営の健全化、行政体制の効率化など、選択と集中の観点から、限られた財源や資源の有効活用を基本とした、簡素で効率的な行財政運営に努めてまいります。
以上、私の所信の一端と施策の概要について申し上げましたが、これからのまちづくりは、堅実第一、時代の流れをよく見て、良きをとりあしきを捨て、新たな時代を切り拓くことが重要であると考え、愛すべき「ふるさと光」の創造発展のために、全力を挙げて取り組んでまいる決意であります。
今後とも、「人と自然がきらめく 生活創造都市」の実現に向けて、議会をはじめ、市民の皆様方の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
続きまして、各議案について御説明を申し上げます。
議案第1号の一般会計予算は、ただいま御説明申し上げたとおりであります。
続きまして、議案第2号から議案第8号までの特別会計予算について申し上げます。
国民健康保険会計は、高齢化の進行等による
保険給付費の伸びを、前年度当初比で7.1%増と見込みました。
簡易水道会計は、岩屋・伊保木地区98戸、牛島地区71戸、大和地区1,920戸の給水事業を行うものであります。
墓園会計は、本年度も墓所の造成は行わず、園内の適正な維持管理に努めることといたしました。
下水道事業会計は、平成19年度の赤字決算見込みによる繰上充用金の計上等に伴い、5.7%増の予算規模となりました。
老人保健会計は、
後期高齢者医療制度への移行に伴う減少分を見込み、前年度当初比で89.9%減となりました。
介護保険会計は、居宅介護サービスや施設介護サービスなどの
保険給付費の伸びを、前年度当初比で0.1%増と見込みました。
新たに設置いたしました後期高齢者医療会計は、6億4,268万円程度の予算規模となりました。
議案第9号、水道事業会計予算は、業務予定量を1万9,135戸、年間総給水量を966万トンと見込んで編成いたしました。
議案第10号、病院事業会計予算は、1日平均入院患者数を360人、1日平均外来患者数を805人と見込んで編成いたしました。
議案第11号、介護老人保健施設事業会計予算は、1日平均入所者数を69人、1日平均通所者数を22人と見込んで編成いたしました。
議案第12号、光市選挙公報の発行に関する条例は、市議会議員及び市長の選挙における選挙公報の発行について必要な事項を定めようとするものであります。
議案第13号、光市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例は、市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公費負担について必要な事項を定めようとするものであります。
議案第14号、光市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、職員の育児短時間勤務制度を導入しようとするものであります。
議案第15号、光市非常勤職員の報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例は、支給実態に沿った条文の整備を行おうとするものであります。
議案第16号、光市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例は、育児短時間勤務制度の導入及び特殊勤務の実情等の考慮による所要の改正を行おうとするものであります。
議案第17号、光市旅費条例の一部を改正する条例は、日当の支給基準の見直しを行うことにより、旅費の適正化を図ろうとするものであります。
議案第18号、光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、地方税法の一部改正に伴う所要の改正を行うとともに、国民健康保険税率の改定等を行おうとするものであります。
議案第19号、光市立学校設置条例及び光市奨学金条例の一部を改正する条例は、学校教育法の一部改正に伴い、関係条文の整備を行おうとするものであります。
議案第20号、光市身体障害者デイサービスセンター条例の一部を改正する条例は、光市身体障害者デイサービスセンターに地域活動支援センター機能を加えることにより、利用対象者を拡大しようとするものであります。
議案第21号、光市国民健康保険条例の一部を改正する条例は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づく特定健康診査等事業を行うことなどの所要の改正を行おうとするものであります。
議案第22号、光市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例は、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令の一部改正に伴い、平成20年度の介護保険料の激変緩和措置を講じようとするものであります。
議案第23号、光市後期高齢者医療に関する条例は、光市が行う後期高齢者医療の事務について、必要な事項を定めようとするものであります。
議案第24号、光市廃棄物の減量、適正処理等に関する条例の一部を改正する条例は、粗大ごみ等の戸別収集事業の実施に伴い、手数料等の必要な事項を定めようとするものであります。
議案第25号、光市営住宅条例等の一部を改正する条例は、市営住宅等から暴力団員を排除することにより、入居者の生活の安全と、居住環境の確保を図ろうとするものであります。
議案第26号、光市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例は、光市水道事業の給水区域に、岩屋・伊保木簡易水道の給水区域を加えようとするものであります。
議案第27号、光市水道給水条例の一部を改正する条例は、簡易水道から上水道に編入する際の水道料金を明確にしようとするものであります。
議案第28号、光市簡易水道の設置及び管理に関する条例及び光市簡易水道給水条例の一部を改正する条例は、平成20年4月1日から、上ケ原簡易水道を上水道に編入しようとするものであります。
以上、提出議案等について、その概要を御説明いたしました。お聞きにくい点もありましたことをお断りを申しておき、何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
◯議長(市川 熙君) ここで暫時休憩をいたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。
午後4時15分休憩
……………………………………………………………………………
午後4時30分再開
◯議長(市川 熙君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続いて、補足説明を求めます。
杉村政策企画部長。
◯政策企画部長(杉村 博三君) それでは、お疲れのところ恐縮でございますが、議案第1号、平成20年度光市一般会計予算について、市長説明を補足させていただきます。
恐れ入りますが、予算書の56ページをお願いいたします。
まず、議会費でございますが、下から2行目の説明欄の一番下の70万円は、予算の審議や決算の審査に係る委員会記録の作成を迅速化するための第1次反訳の業務委託料でございます。
次に、61ページをお願いいたします。総務費でございますが、上から2行目の600万円は、本庁舎1階トイレのベビーシート設置や、市議会第1委員会室の空調設備設置などの工事費でございます。
その下の235万円は、本庁舎1階の自動体外式除細動器──AEDの設置や、公用車の更新などの備品購入費でございます。
下から2行目の510万円は、公営企業金融公庫の業務が、本年7月に設立予定の地方共同出資と運営による地方公営企業等金融機構に移管され、10月から業務が開始されることに伴い、同機構の基本財産を造成するための出資金でございます。
一番下の5億7,011万9,000円は、特別職4名及び職員21名分の退職手当でございます。
62ページをお願いいたします。上から4行目の説明欄中ほどの204万円は、新公会計制度の導入に向けた技能習得などの職員研修旅費でございます。
下から3行目の説明欄の一番上の189万3,000円は、新たな人事評価システム研修会などの委託料でございます。
次に、63ページをお願いいたします。上から3行目の6万6,000円は、小学校高学年の児童と保護者が夏休みを活用し、子供の目線に立ったまちのテーマや課題を、広報紙の記事として掲載する取組みを予定しておりますが、その際の謝礼などでございます。
次に、66ページをお願いいたします。一番上の10万円は、昨年度から実施しております男女共同参画啓発のための絵本事業の図書購入費などでございます。
次に、67ページをお願いいたします。上から3行目の2,928万円は、平成12年度の
虹ケ丘森ケ峠線整備事業に伴い、現在の地域づくり支援センターの駐車場用地となった土地を、光市
土地開発公社から購入するための
用地購入費でございます。
その下の245万円は、コミュニティ活動の促進を図るための貸出用大型備品や、地域づくり支援センターに、自動体外式除細動器(AED)などの購入費でございます。
その下の行の説明欄の524万円は、公民館の自主運営の実施に合わせて、公民館交付金にインセンティブ枠の自主企画事業交付金を加え、地域づくり推進事業交付金としたものでございます。
次に、68ページをお願いいたします。一番上の行の説明欄の下から2番目の300万円は、住民基本台帳や市税の賦課徴収などの基幹業務に使用しておりますホストコンピュータのリプレース業務に伴う委託料でございます。
その下の300万円は、現在の市のホームページを、アクセシビリティの高いホームページに再構築するための業務に係る委託料でございます。
下から3行目の1,110万円は、ただいま申し上げましたホストコンピュータのリプレースに伴い、電算機器を本庁舎2階の開発室に移転するための工事費などでございます。
72ページをお願いいたします。上から5行目の説明欄の一番上の45万円は、大和地域で実施予定の自主防災組織をはじめ、地域の皆さんとの協働による防災訓練などに要する経費でございます。
次に、73ページをお願いいたします。下から2行目の56万円は、大和支所に自動体外式除細動器(AED)を設置するための備品購入費でございます。
次に、74ページをお願いいたします。上から2行目の260万円と、その下の190万円は、それぞれ
財政調整基金と減債基金の利子分でございます。
次に、76ページをお願いいたします。下から3行目の1億250万円は、個人市民税の税源移譲に伴う減税措置などに係る過誤納還付金及び還付加算金でございます。
次に、80ページをお願いいたします。上から3行目でございますが、本年4月27日執行の衆議院議員の補欠選挙に係る経費として、合わせて2,532万円を計上いたしました。
次に、81ページをお願いいたします。一番下でございますが、本年7月19日任期満了の農業委員会委員の一般選挙に係る経費として、合わせて508万7,000円を計上いたしました。
次に、84ページをお願いいたします。上から2行目でございますが、本年8月21日任期満了の県知事選挙に係る経費として、合わせて2,606万7,000円を計上いたしました。
次に、85ページをお願いいたします。一番下でございますが、本年11月13日任期満了の市長及び市議会議員選挙に係る経費として、合わせて5,610万4,000円を計上いたしました。
次に、93ページをお願いいたします。民生費でございますが、上から3行目の説明欄の一番下の1億1,304万8,000円は、本年4月に創設されます
後期高齢者医療制度に伴い、新たに設置いたします後期高齢者医療特別会計への繰出金でございます。
2つ下の16万5,000円は、障害者福祉計画策定などのために設置する地域自立支援協議会などの報償費でございます。
次に、95ページをお願いいたします。上から2行目の3,370万円は、障害者の負担軽減を図る就労奨励サポート事業など、障害者の各種事業に対する負担金や補助金でございます。
次に、98ページをお願いいたします。一番下の2,441万2,000円は、給付内容を拡充して実施することといたしましたはり・きゅう施術費助成事業や、介護基盤の1つでありますグループホーム開設予定の市内事業者に対する支援など、高齢者の各種事業に対する負担金や補助金でございます。
次に、102ページをお願いいたします。上から3行目の260万円は、三島温泉健康交流施設の建設と、安定した運営に向けた整備方針をはじめとする事業計画の点検業務と建設用地の草刈業務委託料でございます。
その下の1,100万円は、島田川に設けておりました旧三島憩いの家の泉源撤去費でございます。
次に、105ページをお願いいたします。一番下の150万円は、あさえふれあいセンターの1階トイレのバリアフリー化のための工事費でございます。
次に、107ページをお願いいたします。一番上の980万円は、総合福祉センターあいぱーく光の中庭に、親子の憩いの場「チャイベビほっとサロン」を整備するための工事費でございます。
下から2行目の説明欄の一番下の80万円は、おっぱい都市基本構想の一環として、みんなでハッピーバースデー事業をあわせて実施するおっぱいまつりの実行委員会への交付金でございます。
次に、110ページをお願いいたします。一番上の80万円は、虹ケ丘サンランド児童遊園地のフェンスの改修費でございます。
2つ下の23万円は、チャイベビ食育事業の図書や、保育出前講座のおもちゃなどのための備品購入費でございます。
次に、111ページをお願いいたします。下から2行目の582万4,000円は、みたらい保育園の白蟻駆除をはじめ、市立保育所の保育環境を確保するための業務委託料でございます。
次に、112ページをお願いいたします。上から2行目の650万円は、みたらい保育園の防備工事やフェンス改修、大和保育園調理室の改造工事の他、遊具などの安全対策のための工事費でございます。
2つ下の210万円は、浅江南、大和両保育園の3歳未満児保育室のエアコンや、大和保育園の食器保管庫などの購入費でございます。
次に、117ページをお願いいたします。衛生費でございますが、上から2行目の説明欄、下から4行目の15万円は、市民・事業者との協働により地球温暖化防止対策について協議、実践を行う協議会への負担金でございます。
その下の行の1億6,157万7,000円は、平成21年4月の統合に向けて年次的に実施しております、大和簡易水道の上水道統合事業の出資金でございます。
その下の8億5,736万4,000円は、経営基盤強化のために繰出基準に沿った病院事業会計繰出金や、上ケ原簡易水道の上水道への統合に伴い、企業債元利償還金の
一般会計負担分となる水道事業会計繰出金など、他会計への繰出金でございます。
次に、118ページをお願いいたします。中ほどの8,630万8,000円は、麻しん排除計画に基づく麻しん予防接種事業などの委託料でございます。
次に、120ページをお願いいたします。上から3行目の7,516万7,000円は、子宮頸部がん検診の同時受診を実施することといたしました、妊婦健康診査事業や、若年層の健康管理のための女性の健康づくり事業などの委託料でございます。
次に、126ページをお願いいたします。上から2行目の1億6,529万円は、高齢者等を対象とした粗大ごみ、分解を要するごみの戸別収集サービスや、指定ごみ袋の製作、配送などの委託料でございます。
次に、129ページをお願いいたします。上から2行目の4,100万円及びその2つ下の880万円は、
リサイクルセンターの建設に伴う地域環境整備として実施いたします道路改良や、上水道整備事業に係る経費でございます。
次に、130ページをお願いいたします。労働費でございますが、一番下の1,709万円は、勤労者の福利厚生の充実や、高齢者の職業能力の活用機会の拡充を図るための負担金や補助金でございます。
次に、135ページをお願いいたします。農林水産業費でございますが、中ほどでございますが、959万9,000円は、農産物直売所の生産出荷体制を強化するための園芸施設や、地場産農産物の集荷体制の整備、また、イノシシなどから農作物を守るための鳥獣被害防止施設の設置など、農業振興のための負担金や補助金でございます。
次に、138ページをお願いいたします。上から3行目の2,828万円は、農業基盤や生活基盤の整備を図るための田越地区危険ため池整備や、畑地区かんがい排水整備などの工事費でございます。
一番下の3,898万4,000円は、周南広域農道の周南隧道の安全安心を確保するための保全対策事業の負担金などでございます。
次に、140ページをお願いいたします。上から2行目の72万円は、農産物加工センターの農産物加工用ボイラーの更新費でございます。
次に、141ページをお願いいたします。中ほどの2,310万1,000円は、伊藤公の森周辺や、海岸松林など、森林環境の整備委託料でございます。
次に、143ページをお願いいたします。上から5行目の中ほどでございますが、694万2,000円は、島田亀山地区など2カ所の林地崩壊復旧のための治山工事費でございます。
次に、144ページでございますが、中ほどの89万円は、牛島朝市をリニューアルした「牛島の海体験教室」の実行委員会に対する交付金などでございます。
次に、145ページをお願いいたします。下から3行目の300万円は、光漁港管理道の改修や西ノ浜地区のしゅんせつ工事費でございます。
次に、146ページ、下から2行目の1億9,320万円は、光漁港広域漁港整備事業として、室積八幡地区の西防波堤の新設改良や、内防波堤の撤去などの工事費でございます。
次に、147ページでございますが、下から2行目の2,701万円は、自然勾配を生かした室積海岸の海岸保全を実施するための調査設計などの委託料でございます。
148ページでございますが、上から2行目の1,000万円は、室積海岸松原地区の養浜や、戸仲地区の高潮対策のための工事費でございます。
中ほどの650万円は、フィッシングパークにおけるバリアフリーの多目的トイレの設置などに係る工事費でございます。
次に、150ページをお願いいたします。商工費でございますが、上から3行目の650万円は、市営バス利用者の乗車環境を整備するためのバス車両の更新費でございます。
次に、151ページをお願いいたします。一番下の1億2,887万2,000円は、ソフトパーク企業立地促進条例や、事業所設置奨励条例に基づく奨励金などを計上したものでございます。
157ページをお願いいたします。土木費でございますが、上から3行目の1億5,000万円は、黒井地区道路や、才役線、また市内狭小道路の待避所等の設置や市民生活に密着した身近な道路及び側溝などの工事費でございます。
次に、159ページをお願いいたします。一番下の1,170万円と次の160ページの一番上の1,100万円は、中央町線改良事業の工事費や
用地購入費でございます。
次に、161ページでございますが、下から3行目の1,200万円は、横尾川や太郎丸川などの整備や河川水路のしゅんせつなどのための工事費でございます。
次に、165ページをお願いいたします。下から2行目の1,105万円は、光駅南口駐車場の整備計画の策定業務などの委託料でございます。
次に、166ページをお願いいたします。一番上の2,045万円とその下の3,800万円は、
虹ケ丘森ケ峠線整備事業の進捗にあわせて整備を進めております川園線の
用地購入費と、家屋などの補償費でございます。
次に、167ページでございますが、一番下の850万円は、児童公園の遊具の撤去や設置、やまと台東公園の階段設置などに係る工事費でございます。
次に、171ページをお願いいたします。上から5行目の中ほどでございますが、3,205万円は、冠山総合公園の園路整備や、梅まつり会場付近の水洗化トイレの整備などの工事費でございます。
次に、173ページをお願いいたします。下から3行目の2,100万円は、消防法の改正に伴う市営住宅への火災報知機の設置や、みたらい住宅の屋根防水、高洲西住宅の外壁改修などの工事費でございます。
次に、174ページでございますが、一番下の1億2,000万円は、緑町住宅建設事業の第4工区の工事費でございます。
次に、177ページをお願いいたします。消防費でございますが、一番下の130万円は、消防団機動隊の小型動力ポンプの更新費でございます。
次に、182ページをお願いいたします。教育費でございますが、一番上の説明欄、中ほどの510万円は、保育所に同時入所の第2子以降の保育料の無料化と均衡を図るため、私立幼稚園に同時入所の第2子以降の保育料等を無料化しようとするものでございます。
次に、183ページをお願いいたします。一番下の行の説明欄の上から2行目の2,650万円は、昨年度小学校2校で実施いたしました体育館の耐震2次診断等の結果を踏まえ、小学校5校の体育館、校舎2校の耐震2次診断等を実施し、公立学校施設耐震化実施計画の見直しを行おうとするものでございます。
次に、184ページでございますが、上から3行目、中ほどの1,900万円は、束荷、周防両小学校のプール改修や、島田、室積両小学校の照明器具取替えなどの工事費でございます。
次に、187ページをお願いいたします。上から3行目の説明欄、上から3行目の980万円は、中学校3校の体育館の耐震2次診断等のための委託料で、小学校費で申し上げましたように、計画の見直しを行おうとするものでございます。
次に、188ページでございますが、一番上の450万円は、浅江中学校の校内電話設置などの工事費でございます。
次に、191ページをお願いいたします。上から2行目の160万円は、つるみ、やよい両幼稚園の網戸設置などの工事費でございます。
2行下の200万円は、市立3幼稚園の遊戯室のエアコン設置などの備品購入費でございます。
次に、192ページをお願いいたします。上から4行目の説明欄の下の4万5,000円は、石城山神籠石の保存管理計画策定のための準備委員会に係る報償費でございます。
193ページでございますが、上から2行目の125万6,000円のうち43万1,000円は、福岡県行橋市で開催予定の「第3回神籠石サミット」に参加するためのバス借上料などでございます。
次に、195ページをお願いいたします。上から2行目の900万円は、自主運営に向けた周防公民館の事務室改装などの工事費でございます。
次に、197ページでございますが、下から2行目の50万円は、周防サンホームのエアコン設置費でございます。
次に、200ページをお願いいたします。下から4行目の400万円は、文化センターのホール天井と、屋上のクーリングタワーの改修費でございます。
一番下の900万円は、市民ホールの空調設備の改修費でございます。
次に、202ページをお願いいたします。下から3行目の61万円は、伊藤公資料館の充実を図るため、新刊図書「伊藤博文文書」を年次的に購入しようとするもので、1年次目の購入費でございます。
204ページをお願いいたします。上から3行目、中ほどの600万円は、図書館本館の外壁塗装及び視聴覚室のじゅうたんの改修費でございます。
次に、208ページをお願いいたします。一番上の説明欄の110万円は、平成23年開催予定の第66回国民体育大会セーリング競技の会場設営に係る測量業務委託料でございます。
209ページでございますが、一番下の2,100万円は、日本宝くじ協会の助成金を活用した、国民体育大会のバドミントン競技で使用する移動式電光掲示得点板などの購入費でございます。
次に、211ページでございますが、一番下の110万円は、光給食センターの殺菌庫の整備や、光、大和両給食センターの保温食缶の更新費でございます。
続きまして、歳入について御説明を……。
◯議長(市川 熙君) 発言の途中でありますが、この際、本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
続けてどうぞ。
◯政策企画部長(杉村 博三君) 続きまして、歳入につきまして御説明申し上げます。
恐れ入りますが、別冊の予算説明資料をお願いいたします。
4ページをお開きいただきたいと思います。ここに、款別歳入の内訳を記載しておりますが、一番上にございますように、第1款の市税では、111億924万6,000円で、対前年度当初比で6.4%、6億6,937万7,000円の増となっております。
次に、5ページでございますが、ここに税目別の内訳を記載しておりますが、まず、一番上の市民税でございますが、個人市民税では、住宅借入金等特別税額控除に伴う減収要因がありますものの、税源移譲に伴う特別徴収分の増収などの影響もあり、対前年度当初比1.7%、4,563万円の増となっております。
その下でございますが、
法人市民税では、企業業績の見込みによりまして、対前年度比17.9%、5億5,898万8,000円の増収を見込んでおります。
また、その3行下でございますが、固定資産税のうち、土地では負担調整率により対前年度当初比0.7%、961万1,000円の増、その下でございますが、家屋では新増築の見込みにより、対前年度当初比2.6%、3,428万3,000円の増などにより、全体では4,661万円の増収となる見込みでございます。
前に戻っていただきまして、4ページでございますが、第2款の地方譲与税は、地方財政計画の見込額等を踏まえ、対前年度当初比マイナス5%、997万3,000円減の1億8,994万8,000円を見込んでおります。
第9款の地方特例交付金は、対前年度当初比53.8%、5,000万円増の1億4,300万円を見込んでおりますが、これは、住宅借入金等特別税額控除に伴う減収補てん特例交付金の創設による増加などによるものでございます。
第10款の地方交付税でございますが、対前年度当初比10%、1億8,000万円増の19億8,000万円を見込んでおります。このうち、普通交付税につきましては、地方財政計画に反映されている地方再生対策費の創設などを勘案し、増額となるものでございます。
また、特別交付税につきましても、頑張る地方応援プログラム措置分などを踏まえて算定したものでございます。
なお、普通交付税につきましては、二本算定となっておりますが、旧光市分は不交付でございます。
また、第18款の繰入金として、4億9,000万円を計上しておりますが、これは一般会計の歳入不足を補てんするため、
財政調整基金及び減債基金を取り崩すものでございます。
この結果、平成20年度末の基金残高は、
財政調整基金18億9,733万3,000円、減債基金は13億8,893万8,000円、合わせて32億8,627万1,000円となる見込みでございます。
第21款の市債につきましては、10億5,740万円を計上しておりますが、この中には、地方財政計画上の通常収支の不足分を補う一般財源として発行が認められております臨時財政対策債5億円を見込んでおります。
なお、平成20年度末の市債残高は、184億6,944万5,000円と、平成19年度末の市債残高見込額からマイナス5.6%、約10億9,425万円程度減少する見込みでございます。
以上で、平成20年度光市一般会計予算の補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 次に、梅永市民部長。
◯市民部長(梅永 敏博君) それでは、議案第2号、平成20年度光市国民健康保険特別会計予算並びに議案第8号、平成20年度光市後期高齢者医療特別会計予算について、市長説明を補足させていただきます。
まず、議案第2号、平成20年度光市国民健康保険特別会計予算でございますが、特別会計予算書の2ページをお願いいたします。
第1条、
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ57億9,866万円と定めております。平成20年度の国民健康保険事業におきましては、後期高齢者医療の創設など、各種制度改正があることから、別号議案でお諮りしておりますように、税率改正を予定しております。
それでは、主なものについて御説明申し上げます。
まず、歳出でございますが、特別会計予算書の15ページをお願いいたします。
まず、総務費の7,224万5,000円は、国保事業運営に必要な人件費や賦課徴収等に要する経費でございます。
次に、17ページをお願いいたします。上から4行目の
保険給付費でございますが、17ページから19ページにかけて掲げておりますように、一般被保険者分、退職被保険者等分、それぞれの
療養給付費や療養費、高額療養費など、合計41億296万円を計上いたしました。なお、一般被保険者分が大幅に増加し、退職被保険者分が大幅に減少しておりますのは、退職者医療制度の適用が65歳未満となり、65歳以上の退職者医療該当者が、一般被保険者に移行するためでございます。
次に、19ページをお願いいたします。上から2行目の後期高齢者支援金等でございますが、これは、20年度から新設される後期高齢者医療への支援金と事務費を合わせた5億9,732万円を計上しております。
次の、前期高齢者納付金等も新設されるもので、前期高齢者納付金に係る光市負担分155万円を計上しております。
次に、20ページをお願いいたします。上から2行目の
老人保健拠出金は、平成20年度から後期高齢者支援金に移行することから、20年3月診療分と前々年度精算分として、計1億8,190万円を計上しております。
次の共同事業拠出金でございますが、レセプト1件当たり80万円以上の医療費に対応した高額医療費拠出金と、レセプト1件当たり30万円以上の医療費を対象とした保険財政共同安定化事業拠出金など、合わせて5億3,000円を計上しております。
次に、21ページをお願いいたします。中ほどの保健事業費は、5,417万9,000円を計上しておりますが、そのうち新規事業として、生活習慣病の予防に重点を置き、メタボリックシンドロームの該当者を減少させるための特定健康診査等に係る経費として、3,544万9,000円を計上しております。
続きまして、歳入について御説明申し上げます。
前に戻っていただきまして、9ページをお願いいたします。
まず、国民健康保険税でございますが、新設の後期高齢者支援金分を追加し、一般被保険者分と、退職被保険者等分と合わせた13億4,620万円を計上いたしました。なお、一般被保険者分が増加し、退職被保険者等分が減少しておりますのは、歳出でも御説明いたしましたように、65歳以上の退職者医療該当者が一般被保険者に移行するためでございます。
次に、10ページをお願いいたします。中ほどの
国庫支出金につきましては、それぞれの制度に基づく負担率及び過去の交付実績等を考慮して算定し、12億7,628万9,000円を計上いたしました。この中には、新たに実施することとなる特定健康審査等に係る負担金を計上しております。
また、11ページの、上から3行目の県支出金も同様の方法で算定し、1億8,409万1,000円を計上いたしました。
次の、
療養給付費等交付金5億7,197万5,000円は、退職被保険者の一般保険者への移行に伴い、前年度に比べて大きく減少しております。
一番下の、前期高齢者交付金13億6,220万円は、新設されるもので、65歳から74歳までの前期高齢者の加入割合が全国平均より高い保険者に国が定める一定のルールに基づき算定された額が交付されるものでございます。
次に、12ページをお願いいたします。上から3行目の共同事業交付金5億3,000万円は、保険財政共同安定化事業、高額医療費共同事業実施要綱に基づき交付される金額を、過去の実績等を基に算定したものでございます。
次に、下から3行目の繰入金でございますが、一般会計から保険基盤安定繰入金等3億2,439万7,000円と、基金から1億円、合計4億2,439万7,000円を計上いたしました。
次に、13ページをお願いいたします。中ほどの繰越金につきましては、平成19年度決算見込みに基づく収支差引残額8,718万2,000円を計上いたしました。
恐れ入りますが、ザラ紙で刷った別冊の光市国民健康保険特別会計予算参考資料の4ページをお願いいたします。
4ページの下段の表に新旧の税率等を掲載しておりますが、税率改正や基金からの繰入れにより、1人当たり見込調停額では、19年度と比較して、3,361円、3.45%の負担軽減となりました。
なお、本予算につきましては、去る2月14日に開催いたしました光市国民健康保険運営協議会にお諮りし、その議を経ておりますので、申し添えさせていただきます。
続きまして、議案第8号、平成20年度光市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。
本年4月から、老人保険制度に代わり、新たに
後期高齢者医療制度が創設され、県内全ての市町が加入する山口県後期高齢者医療広域連合が中心となって運営されますが、市町については、保険料の賦課、徴収、資格得喪関係、給付の申請受付などの業務を行うこととなるため、新たに特別会計を設置するものでございます。
恐れ入ります、154ページをお願いいたします。
第1条、
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億4,268万5,000円と定めております。
それでは、主なものについて御説明申し上げます。
まず、歳出でございますが、161ページをお願いいたします。
総務費の341万6,000円は、本市で後期高齢者医療事務を行っていく上で必要な事務管理経費や保険料の徴収に係る経費でございます。
次に、162ページをお願いいたします。上から2行目の、後期高齢者医療広域連合納付金の6億3,906万7,000円は、事務費等負担金1,325万6,000円、保険基盤安定負担金9,617万6,000円、市が賦課、徴収する後期高齢者医療保険料5億2,963万2,000円などでございます。
次に、歳入について御説明申し上げます。
前に戻っていただき、159ページをお願いいたします。
まず、後期高齢者医療保険料5億2,963万2,000円は、先ほど歳出で御説明いたしましたが、被保険者から納付された保険料について、歳出と同額を計上しております。
中ほどの繰入金では、一般会計から事務費繰入金1,687万2,000円、保険基盤安定繰入金9,617万6,000円、合計1億1,304万8,000円を計上いたしました。
以上で補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
◯議長(市川 熙君) 次に、大川環境部長。
◯環境部長(大川 博幸君) 続きまして、議案第5号、平成20年度光市下水道事業特別会計予算について、市長説明を補足させていただきます。
光市特別会計予算書の67ページをお開き願います。
第1条、
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ48億7,949万円と定めております。
まず、歳出から御説明申し上げます。
76ページをお願いいたします。上段の下水道事業費9億3,525万5,000円のうち、上から3行目の一般管理費5億9,773万3,000円は、下水道事業の管理運営費でございます。
主なものでございますが、77ページの上から3行目の委託料7,744万9,000円は、下水道使用料の電算委託料、水質分析委託料や、光井、室積両ポンプ場などの施設の維持管理費委託料等でございます。このうち、説明欄の上から4行目、使用料電算システム統合業務委託料4,000万円は、下水道使用料の徴収について、21年度から上水道使用料徴収との一元化を予定しており、その使用料システムを開発するための経費でございます。
79ページをお願いいたします。3行目の負担金補助及び交付金3億9,702万4,000円は、主に説明欄の3行目、
周南流域下水道維持管理費負担金で、予測汚水流入量を約436万立方メートルと見込み、積算したものでございます。
次に、下段の下水道事業費3,752万2,000円のうちの主なものでございますが、80ページの上から7行目の委託料3,505万円は、効率的な整備を行うため、次年度以降に予定しております整備箇所の実施設計を行うもので、室積地区2カ所、大和地区1カ所、設計延長2,300メートルを予定しております。
2行下の
工事請負費2億2,970万円は、主に
管渠布設工事費で、19工区に分けて整備を行うものでございます。管渠施行延長約2.1キロメートル、整備面積は約8ヘクタールを見込んでおります。これらの事業実施箇所につきましては、別冊の予算説明資料117ページから136ページにかけ、位置図を添付しておりますので、御参照いただきますようお願いいたします。
81ページに参りまして、2行目の負担金補助及び交付金の、周南流域下水道事業負担金3,155万円でございますが、周南流域浄化センターは、昭和61年度の供用開始以後、20年以上を経過し、施設の老朽化が進行しておりますことから、県は平成16年度に浄化センターの改築診断を行っており、これに基づき、経年変化や浸水等に伴う劣化した設備の機能維持向上を図るため、平成19年度に電気設備、建築機械設備の改築についての実施設計を行っており、本年度から3年計画で改築事業を実施することとし、本年度は、中央監視制御設備の更新を行うもので、県及び関連市の負担割合に応じて負担するものでございます。
3行下の公債費16億1,023万5,000円は、市債元金償還金及び市債利子を計上いたしております。
4行下の繰上充用金23億2,000万円は、前年度繰上充用金でございます。
82ページの2行目の予備費は1,400万円を計上し、歳出総額を48億7,949万円といたしております。
続きまして、歳入について御説明申し上げます。
前に戻っていただきまして、74ページをお願いいたします。
上段の分担金及び負担金は107万円を計上しております。これは、大和地区における受益者負担金で、供用開始区域となった土地について、5年分割でお願いするものでございます。
次に、中ほどの下水道使用料は、7億4,660万1,000円を計上しております。このうち、現年度分につきましては、年間有収水量を約450万立方メートルと見込んだものでございます。なお、歳出の項でも説明いたしましたが、本年度は、上水との使用料徴収の一元化の準備年となることから、現在の下水道使用料の徴収時期が上水より1カ月遅れており、これを調整するため、本年度後半で、徴収時期の1カ月前倒しを予定しており、これに伴い、清山より西側地区の約1万世帯分の最終納期が4月から3月になるため、7,000万円の増額を見込んでおります。
下段の下水道事業費国庫補助金8,850万円は、次ページ、75ページの説明欄に記載しておりますように、国庫補助対象事業費1億7,700万円に対する補助金でございます。なお、本年度は、国庫補助要件の拡大が予定されており、昨年度より2,100万円を増額しております。
次に、75ページ、上から2行目、一般会計繰入金12億5,000万円は、一般会計からの繰入金でございます。
6行下の歳入欠陥補てん収入25億5,772万6,000円でございますが、19年度繰上充用金23億2,000万円及び平成20年度財源不足額2億3,772万6,000円を計上いたしております。
次の市債でございますが、公共
下水道事業債など2億3,380万円を計上いたしました。
以上により、歳入総額を48億7,949万円といたしました。
以上で、補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君) ここで暫時休憩をいたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。
午後5時24分休憩
……………………………………………………………………………
午後5時40分再開
◯議長(市川 熙君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続いて、補足説明を求めます。次に、福島水道局長。
◯水道局長(福島 正君) それでは、議案第9号、平成20年度光市水道事業会計予算について補足説明をいたします。
恐れ入りますが、別冊水道事業会計予算書の1ページをお開き願います。
まず、第2条の業務の予定量でございますが、給水戸数を1万9,135戸、年間総給水量966万立方メートル、1日平均給水量2万6,465立方メートルと見込んだものであります。
次に、第3条の収益的収入及び支出につきましては、収入9億4,640万円、支出9億9,710万円を計上いたし、税込損失を5,070万円と見込んでおります。
恐れ入りますが、別冊の予算参考資料1ページをお開き願います。
収益的収入及び支出につきましては、収入の水道事業収益におきまして、平成20年度と平成19年度の当初予算を比較いたしておりますが、前年度当初予算に対して8,210万円減収となっております。
次に、収入の概要について申し上げますと、給水収益8億9,670万円でございまして、前年度に対して6,890万円の減収で、前年度後期実績により見込んでおります。これは、一般用水が増加いたしましたが、工場用水の大幅な減少によるものであります。その他の営業収益は、加入金、他会計負担金などでございます。営業外収益1,343万円の減少は、第4次拡張事業の大型投資も終わり、消費税還付金の減少によるものでございます。
2ページには、基本料金の内訳、用途別使用水量及び収入見込額、工場用水の使用内訳をそれぞれ記載いたしております。
次に、3ページ下段の支出の概要につきまして、経費を性質別に分類したもので、これは給水原価を構成する維持管理費用であります。まず、人件費でございますが、前年度と比較し、401万2,000円の減額となっておりますが、これは、職員の人件費を調整するとともに、今後の退職者の退職給与引当金として留保するものであります。
次に、修繕費につきましては、配水管及び浄水場の設備の修繕が主なものであります。
次に、その他の管理費1,785万2,000円増加いたしておりますが、資産減耗費の増加によるものであります。
以下、その他の経費をそれぞれ計上いたしております。
次に、第4条の資本的収入及び支出につきましては、資料4ページに記載いたしておりますように、資本的収入6億6,850万円といたしました。企業債は4億8,010万円、他会計負担金1,767万円で、これは一般会計負担金で、消火栓設置費などに要する負担金でございます。
次に、工事負担金900万円は、下水道等に伴う配水管移設費用であります。
次に、大和簡易水道統合事業に対するものとして、一般会計出資金1億6,157万7,000円であります。
中ほどの資本的支出でございますが、8億8,170万円であります。前年度と比較いたしますと、4億2,340万円減少となっております。
次に、支出の概要でございますが、建設改良費のうち、第4次拡張事業といたしまして、清山配水池場内整備及び未給水地域の解消を含めまして、2,000万円を計上いたしております。
次に、配水管整備事業といたしまして、老朽管更新事業配水管管網整備、下水道工事に伴う配水管移設工事など2億8,130万円、大和簡易水道統合事業といたしまして、大和配水池築造工事など、3億5,360万円を計上いたしました。
次に、材料倉庫建築といたしまして、4,300万円は、緊急修理等材料整備及び確保のために計上いたしております。
次の
企業債償還金は、1億5,790万円を計上いたしております。
以上により、資本的収入が資本的支出に対する不足額2億1,320万円につきましては、5ページに記載いたしておりますように、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税資本的収支調整額などで補てんすることといたしました。
なお、平成20年度に予定いたしております建設改良事業につきましては、資料末尾に第4次拡張計画、配水管整備計画及び大和簡易水道統合計画の予定箇所、工事概要などを添付いたしておりますので、御参照賜りたいと存じます。
恐れ入りますが、予算書3ページにお戻り願います。
第5条は、継続費の総額及び年割額を定めたものであります。
第6条でありますが、企業債の借入限度額など定めるものでありまして、5億423万円の借入予定であります。
第8条は、流用禁止項目で、給与費の額3億7,958万2,000円、交際費の額80万円と定めようとするものであります。
今後の水道事業を取り巻く環境は非常に厳しいものがありますが、予算の執行に当たりましては、給水コストの削減に努力するとともに、市民生活の向上に努めてまいります。
以上が、平成20年度予算の内容でありますが、予算書5ページ以下に、予算に関する補足資料を添付いたしておりますので、御参照賜りたいと存じます。
以上で補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 次に、田中病院局管理部長。
◯病院局管理部長(田中 修君) それでは、議案第10号、平成20年度光市病院事業会計予算並びに議案第11号、平成20年度光市介護老人保健施設事業会計予算の補足説明を申し上げます。
初めに、光市病院事業会計予算でございます。別冊予算書をお願いいたします。
1ページをお願いいたします。第2条の業務の予定量は、一般病床数として、光総合病院210床、大和総合病院220床、療養病床数は、大和総合病院60床の合計490床で業務を行い、年間患者予定数を33万6,505人とし、その内訳は入院で13万1,400人、外来で20万5,105人を見込みました。これを、1日平均患者数にしますと、入院で360人、外来で805人となります。これらは、過年度の実績及び現況等を考慮し、設定をいたしております。
2ページをお願いいたします。第3条の収益的収入及び支出の予定額は、収入支出それぞれ64億1,609万8,000円といたしました。
3ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出の予定額は、主として企業債及び設備投資に関わるものでありますが、資本的収入額を3億9,717万6,000円とし、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億7,075万1,000円は、過年度分損益勘定留保資金等で補てんすることといたしました。
予算の詳細につきましては、5ページをお開きいただきたいと思います。
まず、予算実施計画における収益的収入及び支出について申し上げます。医業収益のうち、入院収益38億3,633万2,000円は、患者1人当たりの平均収入を2万9,196円と見込み、外来収益19億485万6,000円は、患者1人当たりの平均収入を9,287円と見込んだものであります。
次に、その他医業収益3億7,691万8,000円は、特別室などの室料差額収益3,102万2,000円、人間ドックなどの医療相談収益1億3,671万2,000円、救急医療及び保健衛生費に対する一般会計負担金1億4,941万3,000円などであります。
医業外収益2億9,799万1,000円は、へき地医療や国保直診に関わる補助金や、次の6ページになりますが、企業債利息などに対する一般会計負担金2億6,034万2,000円などであります。
次の特別利益には、本年度予定しております遊休資産である土地の売却に関する利益が発生することを見込み、当初予算の段階で1,000円を計上しております。
次に、7ページをお願いいたします。
支出でございますが、医業費用61億8,007万8,000円は、職員の給与費、薬品などの材料費、光熱水費や委託料などの経費等、医療活動に必要な費用を計上しております。
次に、9ページをお願いいたします。中ほどの医業外費用1億9,667万6,000円は、企業債利息1億1,254万9,000円などであります。
次に、11ページをお願いいたします。資本的収入及び支出について申し上げます。資本的収入3億9,717万6,000円のうち、企業債5,810万円は、病院の改良工事や医療器械及び備品の購入に要する借入金であり、負担金3億3,899万6,000円は、企業債元金に対する一般会計の負担金であります。
次に、12ページをお願いいたします。資本的支出6億6,792万7,000円のうち、建設改良費の病院改良工事費1,500万円は、機能評価に関する環境改善や、空調等の工事などを予定しております。
また、資産購入費7,422万6,000円は、手術機器やビデオスコープ等の更新など、医療器械や備品の購入を予定しております。
次の
企業債償還金5億7,870万1,000円は、企業債元金の償還金であります。
恐れ入りますが、3ページに戻っていただきまして、第5条の企業債は、医療機器、器具等整備に関わる企業債の限度額を5,810万円とするものであります。
続きまして、4ページをお願いいたします。第6条の予定支出の各項の経費の金額の流用は、交換で流用を可能とする項目として、医業費用と医業外費用を定めたものでございます。
第7条の議会の議決を必要とする流用禁止項目は、職員給与費を33億9,349万2,000円及び交際費を260万円といたしました。
第8条は、薬品や診療材料などのたな卸資産の購入限度額を13億1,420万3,000円とするものであります。
以上が、光市病院事業における平成20年度予算の内容であります。
続きまして、議案第11号、平成20年度光市介護老人保健施設事業会計予算の補足説明を行います。
別冊の予算書の1ページをお願いいたします。
第2条の業務の予定量は、定員、一般棟45床、認知症専門棟25床、通所は30人でございます。1日利用者予定数を入所68人、短期入所1人、通所22人と設定しております。
第3条の収益的収入及び支出の予定額は、収入支出それぞれ3億7,453万4,000円といたしました。
2ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出の予定額は、収入支出それぞれ3,734万8,000円といたしております。
予算の詳細につきましては、4ページをお願いいたします。まず、収益的収入及び支出について申し上げます。
収入でございますが、事業収益の施設療養費収益3億510万5,000円は、入所者1人1日当たり収入を1万178円、短期入所者1人1日当たり収入を9,470円、通所者1人1日当たり収入を8,706円と見込んだものでございます。
事業外収益の補助金2,026万5,000円は、企業債利息分に対する一般会計からの繰入れでございます。
次に、5ページをお願いいたします。支出でございますが、事業費用3億7,453万4,000円は、職員の給与費、薬品などの材料費、光熱水費や委託料などの経費等、事業活動に必要な費用を計上しております。
7ページをお願いいたします。事業外費用でございますが、企業債利息2,026万5,000円などでございます。
次に、8ページの資本的収入及び支出について申し上げます。
資本的収入の補助金3,734万8,000円は、企業債元金償還分に対する一般会計からの補助金でございます。
資本的支出の
企業債償還金3,734万8,000円は、企業債の元金分でございます。
恐れ入りますが、2ページに戻っていただきまして、第5条の議会の議決を必要とする流用禁止項目は、給与費を2億2,231万4,000円及び交際費を5万円といたしました。
第6条の一般会計からの補助金は、5,761万3,000円でございます。
第7条は、療養材料などのたな卸資産の購入限度額を500万円とするものでございます。
以上が、介護老人保健施設事業の平成20年度予算の内容であります。今後とも、より良い介護サービスを提供し、市民の皆様に信頼される施設を目指してまいりますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、補足説明を終わらせていただきます。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
これらの議案に対する質疑がありましたら御発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
これらの議案につきましては、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれの所管の
常任委員会に付託し、休会中に審査をお願いいたします。
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日程第5.議案第29号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第5、議案第29号を議題といたします。
この議案について、提出者の説明を求めます。末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 議案第29号は、人権擁護委員候補者の推薦についてお諮りするものであります。
これは、現委員の上田敦子氏の任期が平成20年6月30日をもって満了いたしますので、後任の委員候補者として、引き続いて同氏を推薦しようとするものであります。
よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
以上です。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
この議案について質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
お諮りいたします。この議案については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よってこの議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。
続いて、討論に入ります。討論がありましたら御発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ討論を終結し、これより採決いたします。
お諮りいたします。議案第29号は、同意いたすことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって議案第29号は、同意されました。
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散 会
◯議長(市川 熙君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれをもちまして散会いたします。
皆様方には御協力ありがとうございました。大変お疲れさまでございました。
午後6時3分散会
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地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
光市議会議長 市 川 熙
光市議会議員 森 戸 芳 史
光市議会議員 今 村 鐵 雄
光市議会議員 磯 部 登志恵...