光市議会 2005-07-29
2005.07.29 平成17年第3回臨時会(第1日目) 本文
2005.07.29 : 平成17年第3回
臨時会(第1日目) 本文
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午前10時0分開会
開 会
◯議長(市川 熙君) 皆さん、おはようございます。ただいまから平成17年第3回
光市議会臨時会を開会いたします。
───────────・────・────────────
開 議
◯議長(市川 熙君) 直ちに本日の会議を開きます。
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議事日程
◯議長(市川 熙君) 本日の
議事日程はお手元に配付いたしておりますとおりでございます。
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日程第1.
会議録署名議員の指名
◯議長(市川 熙君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本日の
会議録署名議員は、
木村議員、
林議員、
今村議員、以上3名の方を指名いたします。
議事参与員はお手元に配付いたしておりますとおりでございますので御了承願います。
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日程第2.会期の決定
◯議長(市川 熙君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。この度の
臨時会の会期は、きょう1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、この度の
臨時会の会期は、きょう1日と決しました。
───────────・────・────────────
日程第3.報告第9号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第3、報告第9号に入ります。
本件について、市長の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 皆さん、おはようございます。
報告第9号、
自動車事故に係る
損害賠償の額を定める
専決処分の報告については、平成16年12月14日午前10時30分頃、
市道上岩田・
中岩田線と
市道下岩田・
中岩田線との三差路において、
本市職員が運転する公用車と
相手方の自動車が
接触事故を起こしたことによる
損害賠償の額を9万6,000円と定め、平成17年7月12日に
専決処分したことを報告するものであります。ご理解を賜りますよう
お願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
ただいまの説明に対し質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
以上で報告第9号を終わります。
───────────・────・────────────
日程第4.報告第10号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第4、報告第10号に入ります。
本件について、市長の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 報告第10号、
道路事故に係る
損害賠償の額を定める
専決処分の報告については、平成17年5月12日午後5時前、
相手方の車両が束荷の
黒杭農道を走行中、前方から来た車と離合する際に、
道路左端にあった
コンクリートの塊に乗り上げ、タイヤ及びホイールに損害が生じたことに対して、
損害賠償の額を4万215円と定め、平成17年7月13日に
専決処分をしたことを報告するものであります。
道路の
維持管理についてはこれまで以上に安全の確保に努めてまいりたいと思いますので、今後ともよろしく
お願いを申し上げたいし、この度の事案につきましても御理解を賜りますよう
お願いを申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
ただいまの説明に対し質疑がありましたら御発言願います。
今村議員。
◯9番(今村 鐵雄君) 報告第10号について質問をさせていただきます。
今市長から概要を御説明していただいたんですが、もう少し状況を、まず1点目は、御説明願いたいと思います。
それから、
賠償額が4万215円ということ。車の破損といいますか、そういう事故での損害、これは全額なんですかね。全額とすれば、その
責任体制という、
相手方と道路の責任の、私なりに判断すると100%農道にあるというふうに判断するわけですけども、そうであれば、その根拠ですね。どうしてそういう根拠になったのか。その辺のところ、まず御説明願いたいと思います。
◯議長(市川 熙君)
田村経済部長。
◯経済部長(田村 省悟君) ただいま
今村議員さんから御質問いただきました。
まず、この事故の概況でございます。
コンクリートブロックの大きさでございますが、これは、20センチ・20センチの大きさ、長さが90センチの大きさのものでございます。この道路を通行するときに、4ページの概要にもございますが、前方から来て、離合する際に、左脇に寄ったときにその
ブロックに乗り上げた。その
ブロックの前に草が立っておりまして、その
ブロックが確認できなかったということから、2番目の御質問にも入りますが、
賠償額全額かということで、全額でございます。草があることによって、
事前ブロックを確認できなかったということがございまして、これは、
弁護士さん、また
保険会社等の見解で、ゼロ対100という形で判断をいただいております。
以上でございます。
◯議長(市川 熙君)
今村議員。
◯9番(今村 鐵雄君) 今の答弁から拝するに、要は、今回は、離合ということで、左に寄ってこれに乗り上げたということ。今ありましたように、草むらがあったと。要は、
運転手からはその
コンクリートの塊、先ほど大きさ言われましたけど、認識できなかったと。こういうことを認めたということですよね。ですから、道路の原因が100%だと。車の方には責任ない。そういうことで、この損害、100%認めたということに理解しました。
この場合、たまたま離合ということで左へ寄ったでしょうけども、私はやはり、単独行で車は道路を通るわけですから、安全な場所を確認した上で通って、そして、そういう安全な状況でないということでの原因は
道路側にあるということというふうに判断したわけですが、そういう理解の仕方でいいでしょうかね。例えば、道路を歩いて行こうが、車で通ろうが、とにかく安全な状態であると道路を通る人は思っているわけですが、しかし、異常な状況にある。しかし、通る人、車で運転する人が気がつかなかった。そういう不備な状態にあった場合で起こった事故というのは、やっぱり道路に原因があると。そういうことで、今回、100%道路の責任、市の責任というふうになって、払われたというふうに理解する。それでいいかどうか、もう一度確認します。
それから、数年前から、近々、こういう事故が頻発しているように感じるわけですね。領家台の側溝の蓋が台風で上がって、そこに乗り上げて車が移動したと。島田の方でまたありましたね、単車があれした。いろいろ、最近多いですね。そういうことで、この辺のところをどう御見解として、多発している事故に対してどういう御見解をお持ちか。
そしてまた、このような、今後、
再発防止といいますかね、それに向けてどのような対策、今までもとられたのか、そしてまた、今後、また再度ですね、どういう御見解をお考えか、その辺ちょっと御返答願いたいと思います。
◯議長(市川 熙君)
田村経済部長。
◯経済部長(田村 省悟君)
今村議員さんから再度の御質問をいただいたところでございますが、
道路維持管理について、その判断はどうかということでございますが、これは、その
負担割合というのは、その
事故ごとに、
弁護士さんとか
保険会社と御相談しながら判断をしていくということで、一定のこれという決まったところは、その
事故事故で変わってくるかというふうに考えております。
それと、
道路事故が多いことに対する見解ということでございますが、事故が発生しないようにということで、所管でも注意はしているところでございます。しかしながら、農道におきましても、130キロ程度ございまして、それを全部把握するということもなかなか現時点ではできていないところでございまして、今後の対応としまして、そういう農道につきましても、できるだけ確認をこれからしてまいりたいというふうに考えております。
それと併せまして、
お願いでございますが、職員はもちろんですが、市民の皆様で、
農道等で
デコボコ等があるよというときは、所管の方に御一報いただければ、その対応もしたいと思いますので、どうぞよろしく
お願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君)
今村議員。
◯9番(今村 鐵雄君) ありがとうございました。
今御答弁いただいたように、確かにその
時点時点で
弁護士を入れて対処するという、それはもちろん分かります。しかし、原則的に道路が因であると、異常な状況であったということの責任での負担といいますか、それは、
基本的原則は変わらない。その辺をキチッと再答弁していただきたい。その辺はどうでしょうかね。
道路自体が異常であったと。例えば、側溝に蓋があるべきところが、蓋がなかったと。普通、
道路走行で蓋がないと、最初から蓋がないところに車なり人が落ち込めば、それは本人の責任が大きいと思いますし、ほとんどだと思いますけど、実際には、あるべきところになかったと。また、あるべきところになくっても、それが、歩く、また車で運転する、ハッキリ目視できると、そういうところにまたわざわざ突っ込んだ、それはいろいろあると思いますけど。一応、さっきのあれでも、草むらがあって、
コンクリートの塊が
運転手に全然分からなかった。そういうことで、やっぱり
運転手には全然因がなかった。道路に異常があったと。通行車・通行人には一切見通しもきかなかった、分からなかったということで認めてということで、そういう場合の、道路に因があった場合は、今まで全部私は100%補償されているように感じるんですけど、再度、その辺はそういうことでいいんですかね。ちょっと
お願いします。
◯議長(市川 熙君)
田村経済部長。
◯経済部長(田村 省悟君) 再度の御質問でございますが、今回のように、例えば危険物の前に草が立っていて目視できなかった。これが、草が立っていなくて、目視できた場合は、先ほど議員さん申されたように、
事故割合でなるというふうに考えております。そういう状況の中で事故が起きた場合は、今回のような形になるかなというふうに私は考えておりますが。
以上でございます。
◯議長(市川 熙君) 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
以上で報告第10号を終わります。
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日程第5.報告第11号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第5、報告第11号に入ります。
本件について、市長の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) これまた度重なる事故の報告でございます。
報告第11号、
道路事故に係る
損害賠償の額を定める
専決処分の報告については、平成17年5月19日午後5時頃、光市光井1丁目8番12号地先の
市道松原海岸線において、破損した
コンクリート側溝蓋に乗り入れた
通行車両の車輪が蓋とともに側溝に転落をして、
当該車両に損害が生じたことに対して、
損害賠償の額を16万8,000円と定め、平成17年7月13日に
専決処分したことを報告するものでございます。御理解を賜りますよう
お願いを申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
ただいまの説明に対し質疑がありましたら御発言願います。
今村議員。
◯9番(今村 鐵雄君) 申しわけないんですけども、同じような事故ですが、所管が違いますので、ちょっと御見解を質したいと思います。
ですから、第1点は、同じように、もう少し状況を御説明願いたい。そして、この
賠償額は全額なのか。その辺の
責任体制も含めて、まず1点目、御回答願いたいと思います。
◯議長(市川 熙君)
藤井建設部長。
◯建設部長(藤井 健治君) 今回の事故の詳しい状況でございますけれども、
市道室積松原海岸線で、幅員につきましては、4メートルから8メートルという幅員でございまして、今回事故が起きた場所については、4メートルから8メートルの幅員の中の30メートルの範囲の中で発生しております。たまたま8メートルの幅員の中で
駐車車両がございまして、
相手方が通過する際に、
対向車がございました。その
対向車を避けるために、
相手方が左側の
側溝部分に寄るといいますか、離合したために、
側溝蓋の2枚でございますけれども、破損し、落下して、
相手方の車両の左側の前輪・後輪が側溝に落ちたということで、車両の前輪のバンパー並びに後輪の軸の周囲の
部品等が破損したものでございます。したがいまして、私
ども補償の額についてでございますけれども、やはり
道路施設、先ほど申し上げました
側溝蓋の破損並びに
側溝蓋の受けの
コンクリートの老化によるものと判断しておりまして、
道路施設に不備が生じたために
道路管理の瑕疵ということでございまして、100%ということでございます。
以上でございます。
◯議長(市川 熙君)
今村議員。
◯9番(今村 鐵雄君) 分かりました。道路の因ということで、瑕疵、100%責任あるということで、それによる損害は全額支払うと、そういうことでございます。
それで、先ほどもでしたけど、そういう結局は道路に原因があるという場合は、とにかく払うという原則であるということは確認は同じかどうか、その辺。
それと、
建設部の方も最近、かえって今、
経済部よりも
建設部の方が、
側溝関係とか、道路のが多いんですね、最近は。そういうことで、この頻発していることに対しての所管の今後の対策といいますか、今までの対策と今後の対策、その辺、ちょっと御回答願いたい。御見解を
お願いします。
◯議長(市川 熙君)
藤井建設部長。
◯建設部長(藤井 健治君) 再度のお尋ねでございますけれども、先ほど申し上げましたように、道路にそういう欠といいますか、不備な点がございましたら、やはり
道路管理者の瑕疵であろうかと存じております。
それと、今後の管理の対応でございますけれども、今回発生して、再度、職員4班編成で、3日間かけまして、
主要幹線の
連続蓋設置箇所を点検いたしました。それで、相当数の歯抜けの状態の蓋もございます。側溝もございます。それで、取りまとめをしておる途中でございまして、途中に、今回、
集中豪雨等の対応に時間を要しておりまして、現在、総まとめはしておりませんけれども、再度、
職員全員で市道を、路線が相当ございますが、パトロールして、緊急度の高い箇所から補修なりをしてまいりたいというように考えております。御理解のほど
お願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君)
今村議員。
◯9番(今村 鐵雄君) 今、
事故ごと、
所管ごと、御見解を質したわけですけども、やはり今
経済部では
農道関係で、農道の監視、また
地域社会との密接なことをやっていくと。また、
建設部も、そういう職員の点検等を強化していくと。「地域」っていうのも今言われたかな。とにかく、そういう意味で、所管である意味じゃ
いろいろ手をとっていく。しかし、市民から見りゃあ、皆、農道も市道も公道ですね。市民から見れば。そういうことで、やはり
トータル的に、総務ですかね、
トータル的にこういう問題をどこが把握するのか、所管を超えて。そして、対策として、この問題をどう……。
トータルとしてどういうお考えをお持ちか、この辺の御見解をちょっと
お願いします。
◯議長(市川 熙君)
大久保総務部長。
◯総務部長(
大久保 宏也君)
トータルとしてどういった見解かというお尋ねでございます。総務の立場から申し上げますと、いろんなこういった事故、
補償等の問題につきましては、保険という観点から全体的に把握をし、適切な対応をしていく必要があると思っております。そういった意味で、全体のこういった事故が起こらないような対策と併せて、起こった事故の保険の体制についてもより現状の分析を行いまして、適切な対応を今後とも図ってまいりたいというように思っております。
また、職員のいわゆる職務上の責任と申しますか、そういった意味での指導と申しますか、そういった日常の業務に対する姿勢の問題につきましても、いろんな立場から指導してまいりたいと思っております。よろしく御理解賜りたいと思います。
◯議長(市川 熙君) 他にありませんか。
加賀美議員。
◯2番(
加賀美 允彦君)
損害賠償の話が出てまいりましたけれども、今回の件については30万円。もしこういう際に
死亡事故なんかがあった場合には、多大なる費用の賠償をしなけりゃならないと。そういう中で、車対車の場合には、恐らく保険で処理できる事項だと思いますが、こういった設備上の不備による事故が起こった場合の対策として、どのような対策をしておられるか。例えば今回の場合、全ての費用が市費から出るんじゃなくして、何らかの保険に入って、保険金から充当する仕組みをされているとは思いますが、
そこらあたりはどのようになっているか、お聞かせ願えたらと思います。
◯議長(市川 熙君)
大久保総務部長。
◯総務部長(
大久保 宏也君) 質疑ということでございますけども、保険の関係でございますけど、一応、御承知のように、市の関係につきましては、
全国市有物件災害共済会という全国的な
社団法人の組織がございまして、その保険に
市有物件に関するものは一応加入しておりまして、今回の
道路事故等につきましても、こちらの保険から全額対応するといったような状況になっております。
以上でございます。
◯議長(市川 熙君)
加賀美議員。
◯2番(
加賀美 允彦君) よく分かりました。一応、だから、そういう保険で全部処理すると、こういう考え方でよろしゅうございますね。はい、どうもありがとうございました。
◯議長(市川 熙君) 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
以上で報告第11号を終わります。
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日程第6.議案第86号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第6、議案第86号を議題といたします。
本件について、提出者の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 議案第86号は、平成17年度光市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)の
専決処分について報告し、承認を
お願いいたすものでございます。
これは、本年度の高
資本費対策として
公営企業金融公庫より借り入れた利率6%以上の
企業債につきまして、借換債の発行が可能となりましたので、平成2年度に発行した
対象企業債のうち、国の枠配分による未
償還元金の
一括償還を行うこととし、第1条で、
歳入歳出それぞれ1億1,330万円を追加し、予算の総額を39億4,854万8,000円といたしました。
また、第2条では、
起債額の確定に伴い、
起債限度額を変更したものであります。
なお、これによる
利子負担の
軽減額は、総額で約4,300万円となる見込みであります。
以上、よろしく御審議の上、御承認賜りますよう
お願いを申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
ただいまの説明に対し質疑がありましたら御発言願います。
今村議員。
◯9番(今村 鐵雄君) この件は即決でございますから、ちょっと質問させていただきます。
今市長から御説明いただきましたように、国の
制度改正でこういう借換えができるようになったということで、対応したということですが、常々、我々は、そういう高利の地方債、市債といいますか、借換えを強く要望しとったわけですけども、その一部が、今回、こういう借換えが実現できたということは、大きな喜びと感じております。
下水道事業上大きな、市民にとってもありがたいことと思います。
そこで、今、条件としては6%以上ということは御説明ありましたけども、まだいろいろな今回の背景と、それから、国がどうしてこういう借
換制度改正を出したのか。それから、いろいろまだ他に条件があると思うんですね。光市はそれに合ったからこれだけの対応できるというふうに考えるわけですけども、その辺の条件の内容。
影響額については、今、4千数百万というすばらしい
影響額を説明いただきましたけど、その条件についてと背景についてですね。
それから、条件に対して光市の
下水道事業の今、条件に対する光市の現況、
資本費であるとか、
使用料単価とか、その辺の入っていますけど、その辺のところ御説明をよろしく
お願いします。
◯議長(市川 熙君)
藤井建設部長。
◯建設部長(藤井 健治君)
今村議員さんの質問にお答え申し上げます。
まず、今回の
下水道事業の借換債の内容でございますが、
公営企業借換債について、
資本費負担の著しく高い一定の
公営企業に対する借換債の
利率要件を緩和するものであり、利率6%以上で
公営企業金融公庫からの
借入れ分を低利に借入れをする起債でございます。
次に、借換要件としての
資本費の単価でございますけれども、全国の平均の
資本費の単価は1
立米当たり261円でございまして、光市では372円でございます。それと、もう1点の要件といたしまして、
使用料の単価でございますが、これは、
全国平均が128円。これも1立方メートルでございます。128円でございます。光市では155円でございます。
以上でございます。
◯議長(市川 熙君)
今村議員。
◯9番(今村 鐵雄君) ありがとうございました。
そういうことで、やはり条件に光市が、
資本費も261円以上ということで、372円ということで該当するし、
使用料単価も128円以上ということで、光市は155円という高額であるから該当する。そういう条件でこれに対応したということですね。
それで、利息ですけど、
影響額としては4,000万円という
影響額が出てくる。大きいですけども。利息は、現在、6%以上が実際に何件あったのか。そして、今回借り入れる1億1,300万円の利息は幾らなんですかね。ちょっとその辺を、再度、御説明願って終わりたいと思います。よろしく
お願いします。
◯議長(市川 熙君)
藤井建設部長。
◯建設部長(藤井 健治君) まず、利息6%以上の起債の
発行件数でございますが、18件でございまして、そのうち、
償還期間の長い利率6.7%の4件を借換えの対象といたしております。今回は、
要望額3億9,550万円に対し、借換債が1億1,330万円でございます。
利息につきましては、今資料が手元にございません。後ほどお知らせしたいと存じます。
◯議長(市川 熙君) 暫時休憩いたします。
午前10時32分休憩
……………………………………………………………………………
午前10時35分再開
◯議長(市川 熙君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
藤井建設部長。
◯建設部長(藤井 健治君) 借換え後の利子でございますけれども、8,093万6,993円でございます。これは、利率が1.95%でございますが、平成17年6月29日現在の基準で算出しておりまして、また変動があろうかと存じます。
以上でございます。
◯議長(市川 熙君) 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
この議案につきましては委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。
この議案については討論の通告はありませんので、討論を終結し、これより採決をいたします。
お諮りいたします。議案第86号は、承認いたすことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、議案第86号は承認いたすことに決しました。
───────────・────・────────────
日程第7.議案第87号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第7、議案第87号を議題といたします。
本件について、提出者の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 次の議案も同様の議案でございます。
議案第87号は、平成17年度光市水道事業会計補正予算(第1号)の
専決処分について報告し、御承認を
お願いするものであります。
これは、本年度の臨時特例措置(高金利対策)として
公営企業金融公庫より借り入れた利率7.5%以上の
企業債につきまして、借換債の発行が可能となりましたので、昭和55年度に発行した
対象企業債の未
償還元金の一部の
一括償還を行うこととし、第2条で、資本的収入及び支出それぞれ1,550万円の追加をしたものであります。
また、第3条では、
起債額の確定に伴い、
起債限度額を変更したものであります。
なお、これによる
利子負担の
軽減額は、総額で約220万円となる見込みであります。
以上、よろしく御審議の上、御承認賜りますよう
お願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
ただいまの説明に対し質疑がありましたら御発言願います。
今村議員。
◯9番(今村 鐵雄君) 同じことですけども、所管が違うし、理解をするために、質問させていただきます。
水道事業は、本当にすばらしい努力、皆そうですけど、されておりまして、
資本費も本当に低いし、また、水道料金等も低いという、本当に好条件の中で運営されております。その中で、こういう借換えができるということ、ちょっと不思議に私は感じていますけども、今回こういう
公営企業金融公庫の借換えができるようになった。そういうことで、7.5%以上という御説明がありましたけども、他に条件があったのか、同じように。
それから、先ほどちょっと「利息」とかいう言い方して悪かったんですけど、同じように、今回借りた利子は何ぼなのか。そして件数と、それから
影響額。御説明なかったので、その辺のところをちょっと御説明願いたい。
お願いします。
◯議長(市川 熙君) 福島水道局長。
◯水道局長(福島 正君) この高金利の問題については、水道財政を非常に大きく圧迫しているのは事実でございます。水道局といたしましては、市長会並びに日本水道協会を通じまして、毎年、国の方に要望書を提出して、
お願いいたしてきたところでございます。この度、平成17年度の臨時特例措置といたしまして、一定の利率以上の借換えについて認めていただいたわけでありますが、水道においては7.5%以上ということでございます。通常、水道の場合には、補助とか、そういう部分については一定の条件があるわけでございますが、この度の場合には、7.5%以上は無条件で借換えということでございます。
しかしながら、申請は1,780万円の申請をいたしておりますが、満額は認められず、1,550万円となっております。これは国の財政の状況だろうというふうに考えておりますが、借換えの利率につきましては、元の利率が8.1%でございます。今回の借換えの利率は1.95%ということで、もう4年間しか残ってございませんが、市長の提案にありましたように、220万円の影響があるということでございます。よろしく御審議願います。
◯議長(市川 熙君)
今村議員。
◯9番(今村 鐵雄君) はい、分かりました。
◯議長(市川 熙君) 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
この議案につきましては委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。
この議案については討論の通告はありませんので、討論を終結し、これより採決をいたします。
お諮りいたします。議案第87号は、承認いたすことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、議案第87号は承認いたすことに決しました。
───────────・────・────────────
日程第8.議案第88号〜議案第90号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第8、議案第88号から議案第90号までの3件を一括議題といたします。
これらの議案につきまして、市長の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 議案第88号の提案説明に入ります前に、昨年9月7日に襲来した台風18号により光市栽培漁業センターに設置しておりましたFRP水槽が飛散したことにより家屋等に被害を受けられました室積江ノ浦地区の皆様方に、改めて、心からお見舞いを申し上げますとともに、多大なる御迷惑や御辛労をおかけしましたことに対し深くお詫びを申し上げたいと思います。
また、平成15年1月21日に、当時の総合病院光市立病院で行いました生体腎移植手術により、術後の経過措置中に突然心肺停止となり、一旦は蘇生を見たものの、同年3月1日にお亡くなりになられました御遺族の皆様に対し、心からお悔やみを申し上げますとともに、故人の御冥福を慎んでお祈り申し上げたいと思います。
それでは、これら2件の
損害賠償及び和解に係る補正予算を含め、議案第88号から議案第90号までを一括して御提案申し上げたいと思います。
まず、議案第88号は、平成17年度光市一般会計補正予算(第2号)についてお諮りするものであります。
第1条、歳出予算の補正におきまして、農林水産業費及び災害復旧費を増額するとともに、これらの財源を予備費で調整しようとするものであります。
それでは、歳出について御説明申し上げます。
まず、農林水産業費では、冒頭申し上げましたように、昨年の台風18号により飛散をした栽培漁業センターのFRP水槽が室積江ノ浦地区の57軒の家屋等に及ぼした被害につきまして、このほど、ほぼ全員の方から
損害賠償額の内諾が得られましたので、被災者救済優先の立場から、市が一括をして概算により支払うこととし、
損害賠償金2,900万円を計上いたしました。
水槽飛散による災害対策につきましては、先の議会でも申し上げておりますように、全国的にも事例がないことから、水槽管理者である山口県光熊毛地区栽培漁業協会と水槽設置者である光市及び山口県栽培漁業公社の三者により、地元被災者への対応策について、
弁護士等への相談等も含め、協議を重ねてまいったところでございます。その結果、三者が共同して被害対応を図っていくことが確認されたことから、昨年末に開催をした地元説明会において、示談に向けた査定作業を進めることについて被災者の皆様から御理解をいただいたところであり、以後、専門家による現地調査及び査定を実施するとともに、個別折衝を重ねた結果、債権者の皆様から概ね内諾をいただいたことから、予算を計上したものでございます。
今後、全ての債務が確定した段階で、改めて関係議案をお諮りすることとなりますが、できるだけ早く三者の補償に対する
負担割合等を決定し、この問題の解決を図ってまいりたいと考えておるところでございます。
次に、災害復旧費では、今月・7月3日と10日の集中豪雨により市内の河川や水路等が増水し、各所に被害をもたらし、また、耕地や山地で土砂災害等が発生いたしましたので、災害復旧経費2,637万円を計上いたしました。
この度の集中豪雨の災害状況等につきましては、お手元に7月25日現在の集計分の概要をお配りしておりますが、7月2日の夜半から3日の明け方にかけて降り続いた豪雨により、特に、束荷地区や塩田地区、小周防地区等の山合いを中心に被害が多発し、また、満潮と重なって、島田川の水位が危険水域に近づいたことから、当日午前7時45分に災害対策本部を設置し、河川の水位監視を強化するとともに、災害情報の収集や災害現場への対応、避難準備等に努めたところであります。お蔭様をもちまして、甚大な被害には至りませんでしたが、農林水産施設関係では藤谷農道などの測量設計委託料、大和農免道路や佐田中水路などへの崩土、崩壊した土ですが、崩土撤去経費等として、合わせて1,370万円を計上いたしました。
また、土木施設関係では、川園線や新市稲葉線などの測量設計委託料、小倉線や立野浅江線などの崩土撤去経費として、合わせて950万円を計上いたしました。
この他、文教施設関係では、光井小学校や上島田小学校などの法面等の災害復旧工事費として、合わせて297万円を計上いたしました。
なお、この度の災害関連予算につきましては、応急的な対応が必要な事業を中心に補正を
お願いいたしておりますが、今後の補正予算におきましても復旧経費が必要となってくるものと判断をいたしておりますので、よろしく御理解を
お願い申し上げておきたいと思います。
次に、予備費では、これらの財源として5,537万円を減額調整することといたしました。
続きまして、議案第89号、平成17年度光市病院事業会計補正予算(第2号)は、収益的収支にそれぞれ4,000万円を追加しようとするものであります。
これは、議案第90号、訴訟上の和解についてでお諮りする和解金に係る保険金を医業収益として計上し、支出する和解金を医業費用に計上するものであります。
議案第90号は、訴訟上の和解についてお諮りするものであります。
これは、先に申し上げました生体腎移植手術により移植を受けられた方が手術後にお亡くなりになられましたことに関して、遺族から平成15年9月18日付けで提起されました
損害賠償請求事件について、裁判所の和解勧告に基づき、和解金の額を4,000万円とし、和解しようとするものであります。
なお、江ノ浦地区の被災者への
損害賠償に係る補正予算及び訴訟上の和解についての詳細につきましては、それぞれ担当参与から説明させますので、よろしく御審議の上、御議決賜りますよう
お願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 続いて、補足説明を求めます。
田村経済部長。
◯経済部長(田村 省悟君) それでは、議案第88号、平成17年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、農林水産業費、
損害賠償金について市長説明を補足させていただきます。
昨年9月の台風18号により光市栽培漁業センターの水槽飛散で被災された室積江ノ浦地区の皆様及び関係者の皆様に、心からお見舞いとお詫びを申し上げます。また、ここに至るまで多大な御尽力をいただきました東・西江ノ浦自治会の両会長さんをはじめ、多くの関係者の皆様に、心から感謝を申し上げたいと存じます。
さて、
損害賠償金2,900万円の内容でございますが、これは、被災総数57軒のうち、求償されなかった19軒を除いた38軒分の概算
損害賠償額でございます。
概算
損害賠償に至るまでの経緯につきまして、時系列に御説明を申し上げたいと存じます。
昨年9月7日の被災後、9月12日には、地元自治会主催の被害に係る報告会におきまして、被害状況の説明を行うとともに、被災者の皆様の御意見、御要望をお伺いいたしました。さらに、9月30日には両自治会から要望書の提出があり、10月12日にその内容について協議をいたし、今後の見通しについてお話等を申し上げたところでございます。
また、12月議会で申し上げておりますように、全国的に事例がないことから、水槽管理者である山口県光熊毛地区栽培漁業協会と水槽設置者である山口県栽培漁業公社及び光市の三者の間で地元被災者への対応方針を決定するに当たりまして、
弁護士への相談・協議を含めて、10数回に及ぶ協議を重ねました。その結果、三者が共同して対応していくことが確認されましたので、昨年12月25日に地元説明会を開催し、被災者の皆様から示談に向けた現地調査及び査定を実施することなどの御理解を得たところでございます。これにより、被災者の方々から見積りや写真を提出していただき、それらを参考に現地調査及び査定を行い、ことし5月上旬には、三者間で、その結果に基づいた個別折衝に向けた調整を終了したことから、先の6月議会において、査定業務も終え、示談に向け個人折衝に入っている旨を御報告申し上げたところでございます。
その後、個別折衝は順調に推移いたしまして、先に触れておりますが、7月20日現在では、被災者総数57軒のうち、求償されなかった19軒を除く38軒のうち、36軒で御内諾をいただき、残る2軒におきましてもほぼ内諾をいただけると判断をいたしましたことから、本日に至ったところでございます。
本来であれば、全ての
損害賠償額について内諾を得られた時点で、地方自治法第96条に基づく議案としてお諮りするべきところでございますが、被災家屋等の復旧、救済を優先することとし、内諾を得られた被災者からまずは概算払いを行うこととしたものでございます。
なお、
社団法人山口県栽培漁業公社、
社団法人山口県光熊毛地区栽培漁業協会及び光市の三者の間では、未だ賠償に対する
負担割合の合意に至っておりません。懸命の努力をしているところでございますが、早期の合意形成に向け、さらに努力してまいりたいと考えております。
なお、三者の
負担割合の合意がなされた後、すぐに両者に対し、各々の
負担割合で算定された額を求償することとしております。
いずれにいたしましても、早期の問題解決に向け、今後とも努力してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしく
お願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 次に、守田病院事業管理者。
◯病院事業管理者(守田 信義君) 議案第90号の補足説明をさせていただきます。
補足説明を申し上げます前に、改めて、御遺族に心から哀悼の意を表しますとともに、慎んで故人の御冥福をお祈りいたします。
それでは、議案第90号、訴訟上の和解についての補足説明を申し上げます。
議案書の9ページを
お願いいたします。
本件は、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を
お願いするものでございます。
事件の概要を御説明いたしますので、11ページをお開き願います。
この事件は、平成15年1月21日、総合病院光市立病院において、和解の
相手方の実兄が生体腎移植を受け、術後、心肺停止を起こし、一旦蘇生した後、同年3月1日に死亡したことに対し、被告である光市が
損害賠償を求められた事件でございます。訴訟が提起されて以来、数回に及ぶ口頭弁論を経てまいりましたが、この度、裁判所からの強い和解勧告がなされたものでございます。
9ページにお戻りいただきまして、裁判上の事件名並びに原告である和解の
相手方につきましては、議案書に記載のとおりでございます。
次に、和解内容でございますが、1といたしまして、光市は
相手方に対し和解金として4,000万円を支払うこと。2といたしまして、
相手方はその余の請求を放棄すること。3といたしまして、
相手方と光市との間には他に何らの債権債務がないことを確認すること。4といたしまして、訴訟費用は各自の負担とすること、でございます。
次に、和解理由でございますが、本市といたしましては、山口地方裁判所周南支部からの強い和解勧告がなされたこと並び、この和解が成立することにより、
相手方と光市との間の医事紛争が早期に解決すること等を勘案いたしまして、和解しようとするものでございます。
なお、この和解金につきましては、自治体病院共済会の病院賠償責任保険から全額補填されるものでございます。
また、この度の事件に関しまして、議会並びに市民の皆様に多大な御迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、今後、職員一人ひとりが市民の生命を預かるという病院の重大な使命を十分自覚し、市民の方々が安心して医療を受けられる病院づくりに職員一丸となって取り組んでいく所存でございます。御理解と御支援を賜りますよう
お願い申し上げまして、補足説明を終わらせていただきます。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
ただいまの説明に対し質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
これらの議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託し、審査を
お願いいたします。
なお、この後休憩をいたしますが、この休憩中に、これらの事件について各常任委員会を開催し、審査を
お願いいたします。
委員会の会場につきましては、総務文教委員会を第3委員会室、環境民生委員会を第2委員会室、建設経済委員会を第1委員会室で開催していただきますよう、
お願いいたします。
なお、委員会審査終了後議事の報告の整理がつき次第再開をいたしたいと思いますので、御協力をよろしく
お願いいたします。
それでは、ここで暫時休憩いたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。
午前11時0分休憩
……………………………………………………………………………
午後2時47分再開
◯議長(市川 熙君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
引き続き、日程第8、議案第88号から議案第90号までの3件を一括議題といたします。
これらの事件については、先ほどの休憩中に、それぞれ各常任委員会において審査されておりますので、その概要と結果について、各常任委員長より順次御報告を
お願いいたします。
まず、環境民生委員長より
お願いいたします。縄重環境民生委員長。
◯16番(縄重 進君) それでは、本会議休憩中の先ほど、全員委員出席の下、付託事件につきまして審査を行いましたので、その概要と結果について御報告をいたします。
議案第89号、平成17年度光市病院事業会計補正予算(第2号)及び議案第90号、訴訟上の和解については、関連がありますので、一括議題とし、執行部より説明の後、委員より多くの質疑があり、これを機に市民からの信頼を回復するためにも、中期経営計画策定中でもあり、万全な設備をされるよう、また、職員についても、安全管理委員会等の開催をするなどの対応をしておられるが、それを今後十分に活かして、危機管理意識を徹底されるようにと要望が出されました。討論はなく、採決の結果、全会一致で、議案第89号については原案のとおり可決すべきもの、議案第90号については同意すべきものと決しました。
以上が環境民生委員会における付託事件の審査の概要と結果であります。
◯議長(市川 熙君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
次に、建設経済委員長より
お願いいたします。阿部建設経済委員長。
◯13番(阿部 克己君) それでは、先ほどの休憩中に建設経済委員会を開催し、委員全員出席の下、付託されました議案の審査を行いましたので、その概要と結果について御報告いたします。
今回建設経済委員会に付託されました議案は1件であります。
まず、
経済部の審査に入りました。
議案第88号、平成17年度光市一般会計補正予算(第2号)
経済部所管分について、執行部の説明を受け、審査に入り、委員より、平成16年度台風18号により飛散したFRP水槽による家屋など災害の
損害賠償に関わる質疑について、議員より多くの、約20件近くの質疑がありましたので、代表的なものを報告させていただきます。
まず、1点目は、三者の
負担割合についての方向性についてであります。2点目は、未内諾者の方の状況報告について。3点目は、水槽には保険がかけられていたのか。4点目は、立替え、概算払いとも言われていますが、をとられておりますが、問題はなかったのか。5点目は、今回の災害で、金額の件は理解するが、地元への謝罪があってもよいのではないか。けじめをどのように考えられるか、などの質疑に対し、1、三者の
負担割合で、
弁護士を含め協議しているが、年度内には一定の方向性を決めたい。2、2軒の未内諾者がありますが、1軒は内諾済み、1軒は追加審議中である。3、全国市長会の市民総合賠償補償保険から2,000万円まで出るが、
負担割合によって金額が変わってくるので、現段階では金額を示せない。4、概算払いは、県とも相談の上、問題ないことを確認している。5、本日市長が議場で謝罪したが、地元への謝罪については、今後、協会と協議し、考えていきたい。
続いて、大雨による災害関係で、今回の災害は農業耕地の関係が発生している。農業後継者の育成が難しい今日、地元の対応には難しさを感じる。合併のメリットを最大限に活かし、土木課のような維持係をつくり、人材を活かしてほしいとの質疑に対し、小さな災害にも対応できるよう、今後考えていくとの回答がありました。
質疑を終結の後、討論はなく、議案第88号、平成17年度光市一般会計補正予算(第2号)
経済部所管分について、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続きまして、
建設部関係の審査に入りました。
議案第88号、平成17年度光市一般会計補正予算(第2号)
建設部所管分についてを議題といたしました。執行部の説明の後、質疑、討論はなく、議案第88号、平成17年度光市一般会計補正予算(第2号)
建設部所管分については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が建設経済委員会の概要と結果であります。
◯議長(市川 熙君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
最後に、総務文教委員長より
お願いいたします。今村総務文教委員長。
◯9番(今村 鐵雄君) 先ほどの休憩中に、総務文教委員会を開催し、本会議から付託を受けました事件につきまして審査をいたしましたので、その概要と結果につきまして御報告申し上げます。
教育委員会所管分について申し上げます。
議案第88号、平成17年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、教育委員会所管分についてでありますが、執行部からの説明の後、委員から2〜3点の質疑がありました。これらの質疑は、今月上旬の大雨に関わる災害状況のより詳細な説明を求めるものでありました。また、小・中学校という教育施設であり、場合によれば避難箇所でもあることから、今後の安全対策を求める要望がありました。質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第88号、平成17年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、教育委員会所管分は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が本委員会における審査の概要と結果であります。
以上で終わります。
◯議長(市川 熙君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
以上で常任委員長報告を終わります。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第88号につきまして、討論がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ討論を終結し、これより採決をいたします。
お諮りいたします。議案第88号については、各常任委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、議案第88号は各常任委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第89号につきまして、討論がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ討論を終結し、これより採決をいたします。
お諮りいたします。議案第89号については、環境民生委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、議案第89号は環境民生委員長報告のとおり可決されました。
続いて、議案第90号につきまして、討論がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ討論を終結し、これより採決をいたします。
お諮りいたします。議案第90号については、環境民生委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、議案第90号は環境民生委員長報告のとおり同意いたすことに決しました。
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閉 会
◯議長(市川 熙君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
これをもちまして平成17年第3回
光市議会臨時会を閉会いたします。
御協力ありがとうございました。
午後2時58分閉会
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地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
光市議会議長 市 川 熙
光市議会議員 木 村 信 秀
光市議会議員 林 節 子
光市議会議員 今 村 鐵 雄...