光市議会 1998-12-22
1998.12.22 平成10年第6回定例会(第4日目) 本文
1998.12.22 : 平成10年第6回
定例会(第4日目) 本文
( 75 発言中 0
件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) - この発言を
ダウンロード - 全発言を
ダウンロード
※
ヒット箇所をクリックすると、次の
ヒット箇所へジャンプします。
:
午前10時00分開議
開 議
◯議長(山本 幸伸君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開会します。
────────────・────・────────────
議事日程
◯議長(山本 幸伸君) 本日の
議事日程は、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。
────────────・────・────────────
日程第1.
会議録署名議員の指名
◯議長(山本 幸伸君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本日の
会議録署名議員は、
守田佳裕議員、
磯部議員、
松本議員、以上3名の方を指名いたします。
ここでしばらく時間をいただきたいと思います。本
定例会初日に同意可決し、13日から就任された
重岡助役、同じく14日から就任された
田中収入役及び
松岡公営企業管理者から、それぞれ本議会に対しご挨拶をいたしたい旨の
申し出がありましたので、これを受けたいと思います。御了承願います。
それでは、順次ご挨拶を
お願いします。まず、
重岡助役。
◯助役(重岡 靖彦君) おはようございます。去る14日、市長から助役の任命を賜りました重岡でございます。まことに微力ではございますが、一生懸命職責を果たしてまいりたいと思います。これから21世紀に向けて
行政課題は多々ございますが、
末岡市長のもと、職員の協力もいただきながら全力で取り組んでまいりたいと存じます。今後とも、議員の
皆様方に温かい御指導と御協力を
お願いしたいと思っております。ひとつよろしく
お願いいたします。(拍手)
◯議長(山本 幸伸君) 次に、
田中収入役。
◯収入役(田中 治之君) おはようございます。
収入役の田中でございます。私、去る12月14日付で
収入役に再任されました。もとより微力ではございますが、
市政発展のために、全力を尽くして職責を全うしてまいる所存でございます。この上とも
議員各位の御指導、御鞭撻を賜りますよう
お願いを申し上げまして、簡単でございますけども、再任の挨拶とさせていただきます。よろしく
お願いいたします。(拍手)
◯議長(山本 幸伸君) 次に、
松岡水道局長。
ここで
暫時休憩をいたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。約5分間の休憩といたします。
午前10時28分休憩
………………………………………………………………………………
午前10時38分再開
◯議長(山本 幸伸君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
お諮りいたします。ただいま市長より、
議案第14号が
追加議案として提出されました。これを日程に追加し、
追加日程第5として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山本 幸伸君) 御異議なしと認めます。よって、
議案第14号を日程に追加し、
追加日程第5として議題といたすことに決しました。
────────────・────・────────────
追加日程第5.
議案第14号
◯議長(山本 幸伸君)
追加日程第5、
議案第14号を議題といたします。
この
議案について、市長の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君)
議案第14号は、平成10年度光市
一般会計補正予算(第5号)についてお諮りするものでございます。
第1条の
歳入歳出予算の
補正におきましては、
歳入歳出それぞれ2億6,750万円を追加し、予算の総額を198億4,406万3,000円にしようとするものであります。
この
補正予算は、国の
緊急経済対策の一つとして、今月11日に
地域振興券交付事業を含む第3次
補正予算が成立しましたので、市といたしましてもこれを受けて、
地域振興券交付事業に取り組むこととし、
交付金2億5,000万円、
地域振興券の
印刷費など
事務費1,750万円、合わせて2億6,750万円を計上したものでございます。これらの財源につきましては、
全額国庫補助金を充当することといたしております。
なお、
事業概要につきましては、お手元に
参考資料を配付しておりますが、この事業は、
基準日の平成11年1月1日において、15歳以下の児童の属する世帯の
世帯主及び
老齢福祉年金等の
受給者等に
地域振興券を交付することによりまして、
子育て支援あるいは
高齢者や
障害者などの
経済的負担を軽減することにより、
個人消費の喚起や
地域経済の
活性化を図ろうとするものであります。
また、この事業の執行に際して、現段階では明確に示されていない部分もあるわけでございますけれども、今後、国・県の指導を仰ぎながら適正な実施に努めてまいりたいと考えております。
なお、
地域振興券交付事業の概要につきまして、
総務部長から説明を後ほど申し上げますが、よろしく御審議賜りますよう
お願い申し上げます。
以上でございます。
◯議長(山本 幸伸君) 続いて、
補足説明を求めます。
有光総務部長。
◯総務部長(有光 正純君) それでは、平成10年度光市
一般会計補正予算(第5号)について、市長説明を補足させていただきます。
お手元の別冊、
議案第14号
参考資料をご覧いただきたいと存じます。
地域振興券交付事業の概要について申し上げます。
この事業の目的は、若い層の子育ての支援、
老齢福祉年金等の受給者や所得が低い
高齢者層の
経済的負担を軽減し、
個人消費の喚起・
地域経済の
活性化を図り、地域振興に資することにございます。
事業の交付対象者でございますが、平成11年1月1日の
基準日における交付対象者は、現在のところ、15歳以下の児童が約7,500人、その他が約5,000人、合わせて約1万2,500人程度を見込んでおります。
2ページの振興券の交付額は、対象者1人につき2万円で、券の額面は1枚1,000円券で、対象者には20枚を交付することになります。
使用可能期間は、交付開始日から6カ月間となっております。
次に、2ページから3ページになりますが、この振興券を取り扱う民間事業者、今回のこの事業では特定事業者といいますが、市内に営業店舗等を有する事業者が対象になります。
なお、この取扱事業者の決定につきましては、募集要項を作成し、募集・登録を行い決定することになります。
次に、3ページの中ほどの、振興券の申請・交付に係る事務の流れは、原則として次のようになります。
まず、15歳以下の児童が属する世帯の
世帯主については、
地域振興券引換申請券を郵送し、その他の交付対象者は、65歳以上の寝たきりの方や市民税非課税の方、
老齢福祉年金等の受給者、生活保護被保護者、社会福祉施設措置入所者の方々で、必要な書類を提示して申請していただくことになります。
なお、振興券の交付の申請期限は、交付開始の日から6カ月以内となっておりますので、交付開始につきましては、3月中旬から下旬までの間の中で決定したいと考えております。
以上、振興券交付事業の流れを説明いたしましたが、この事業につきましては、国においても急遽決定されたものであり、今後、国から出される事務要領等に基づき、関係する各部課との事業推進連絡会議を開きながら、適正な事業実施に努めていきたいと考えております。
なお、今回の事業の取組みにつきましては、12月1日の県での
市町村への説明会を受けて、直接窓口となります福祉保健部、振興券を取り扱う特定事業者に係る窓口は経済部、振興券の換金手続は
収入役、予算関係については企画調整部、住民の転出に際しての振興券未受領証明書の交付については市民部、推進体制の整備と連絡調整機能は総務部とし、この6部により事業推進連絡会議を持ちながら、4ページに示しておりますスケジュールにより、3月中旬から下旬の振興券交付開始に向けて、全庁的な取組みにより、円滑な事業推進を図りたいと考えております。御理解賜りますよう
お願い申し上げ、
補足説明を終わります。
◯議長(山本 幸伸君) 説明は終わりました。
ただいまの説明に対し質疑がありましたら、御発言願います。木本議員。
◯12番(木本 信正君) それでは、ただいまの説明によりますと、まだ、12月1日に県の方から一応説明を聞いてまだ20日余りということで、なかなか取り組まれて、まだそう日にちがないもんで、お答えできない分が多いかと思いますが、要望として聞いていただいてもいいわけですが、2〜3お尋ねをしたいと思います。
まず、全般的な現在までの進捗状況について、どの程度進んでおるのかと、これ漠然として説明しにくいとは思いますが、特にその中でお聞きしておきたいのは、まず印刷業者、これも市独自で印刷をするという方向に決まったそうでありまして、これの選定をどうされるのかと。この説明書の中にもありましたように、偽造に対しての防止対策と、これも恐らく今から業者等の連絡の中で決めていくと思うんですが、この
印刷費で今880万円ですかね、上がっておりますが、これの金額は、これは決まったもんなんですか。1枚何ぼちゅうふうな。であれば、その入札等の必要はないわけで、そうすると業者選定をどうするかということですね。その点をお尋ねします。
それから、この地域の商店街の
活性化ちゅうことが、第1目的にやっていかなければならないと思います。そういう点が業者との連絡等をどのようにされようとしておるのか。それから、これのPRの方法ですね、そういうことも考えられておられましたら、御説明をしていただきたいと思います。
それから、最も大事なことが、15歳以下の対象者には、間違いなくこれは通達が行き、交付はされるわけです。問題は、65歳以上のお年寄りの場合のいろいろな対象者の実態に応じて、これは本人からの申請制度ということが、一応基本になっております。ところが、これでは申請漏れのおそれが出てくるわけですね。そういう点で、今、自治体では、これを65歳以上の交付者に対しても通知制度を取り入れるというところも多々出てきております。そういう点で、光市の場合もぜひこの通知制度にしていただきたいと思いますが、その点どうでしょうか。福祉部長さんもいろいろお忙しい中ではありますが、この点そういうふうにできないか、ひとつ御回答を
お願いしたいと思います。
以上の3点を
お願いいたします。
◯議長(山本 幸伸君) 石川福祉保健部長。
◯福祉保健部長(石川 宣正君)
地域振興券についてのお尋ねでございますが、1点目の進捗状況でございます。先ほど説明も補足でございましたように、国会で決まりましたのが12月9日でございます。事前に説明を受けましたのが12月1日の前でございまして、文書はどんどん届いておりますが、具体的なものがまだ届いておりませんので、非常に分かりにくい点が多々ございます。
現在までの進捗につきましては、まず
地域振興券とはどういうものか、やはり公平・公正に配付するということが原則でございますので、そういった庁内挙げて勉強あるいは研究をしておるという段階でございます。また、もう一つは、庁内挙げてやりますので、取組みのこの体制をどういう形で行うか、それぞれ所管の分かれて行うということになりますので、そうした調整といった面がございます。そうした体制の問題についても協議しておるところでございます。
御指摘のございました、印刷の発注の件でございます。やはり偽造の防止ということが一番重要な点でございましょうし、はたして市内の業者でそうした能力があるかどうか、今後、十分調査等をしまして、できれば市内で発注をしたいという考えを持っておるところでございます。
それから、3点目にございました、65歳以上の関係の方々でございます。臨時特別
交付金の関係につきましては、これは、民生
委員さんというのが市内に98名おるんですが、それに御苦労をいただいて配付させていただきましたが、今、御指摘がございましたように、今回は申請主義でございます。やはり公平・公正ということで手抜かりのない形をとりたいわけですが、通知制度ということにつきましても、一つの提案として、今後検討をさせていただきたいと思っておるところでございます。
私の方からは以上でございます。
◯議長(山本 幸伸君) 大久保経済部長。
◯経済部長(大久保宏也君) それでは、2点目の御質問でございますが、業者との連絡あるいはPRの方法といった御質問をいただきました。
本事業に係ります対象事業者数は、まだ概数でございますが、約2,000業者程度に上るんではないかというふうに現在考えておりまして、したがいまして、これ対象利用者にやはり周知をするということが、一つの大きなポイントになろうかなというふうに思っております。
そういった意味で、現在、商工会議所等とも協議をしておりまして、会議所の協力も得ながらPR・周知を行ってまいりたいと。特に、会議所の会員につきましては、会議所の方からもそれなりのPRをやっていただくといったことで、今、協議を進めております。
また、当然のことでごさいますけれども、市の広報等も利用して、これの周知に努めてまいりたいというふうに考えております。御理解賜りたいと思います。
◯議長(山本 幸伸君) 山本企画調整部長。
◯企画調整部長(山本 昌浩君) ちょっと予算の関係で答弁漏れがございましたので、補足しておきますけれども、
印刷費が850万円、これ決まったものかというふうな御質問があったと思いますけれども、これ当然
地域振興券もございますし、それから特定事業者あたりのステッカーとかポスターとか、そういうふうないろんな印刷物がございます。これらを含めたものが850万円ということで予算計上いたしておりますので、御理解いただきたいと思います。
◯議長(山本 幸伸君) 木本議員。
◯12番(木本 信正君) まだなかなかこれというあれはないようでございますが、先ほど、福祉部長さんお答になりました印刷の件ですが、もし光市内でその偽造防止の技術がない場合には、市外の業者に発注されるような考えはあるんですか。そのような御回答だったと思いますが、これは今、各自治体、各
市町村単位で、このあれを基本的に出すようになってますね。したがって、偽造してもメリットがないだろうという考え方があります。
だから、そう偽造に対して、何ちゅいますかね、神経を使わなくても、光市独自の券ですから、それに似たようなものを作ればそれだけの費用がかかるわけですからね。なかなかそれを越えて、偽造してまでということもあんまりないのではないかという考え方もあります。だから、できれば市内の業者で印刷をしていただきたいと思います。だから、いろいろな考え方を使って、偽造防止の、もし透かし等ができなければですよ、そういうことで、ひとつ御検討よろしく
お願いいたします。
それから、65歳のお年寄りの方の通知制ですね、これぜひ採用していただきたいと思うんですよ。これは、今年の11月に支給されました臨時福祉給付金ですかね、11月にあったと思いますが、こういう場合には全部通知されるわけでしょう。したがって、その漏れがないということでありますので、この方法をとって、ぜひ漏れのないような、ひとつ措置を考えていただきたいと思います。
これから大変と思いますが、ひとつ全市を挙げて、よろしく
お願いをしたいと思います。
以上です。
◯議長(山本 幸伸君) 藤田議員。
◯18番(藤田 一司君) 2点。1点は要望ですが、先ほど先行議員からも出ましたように、65歳以上が問題になるんですね。それで、やはり今日も若干お年寄りに会う機会があって話をしよる中で気がついたんですけど、気持ちとしちゃあ、私たちも皆もらえるという感覚の人が大半なんですね、65歳だから。ただ、いろんな条件がありまして、そういう点では、もらえると思っとって現実にもらえないということはダブルショックですから。そういう点では、事前のそのPRはね、分かりやすく間違いのないように、ぜひこれは丁寧にやっていただきたいなというのは、これ要望の方です。
1点は、この
補正予算予算書を見ますと、大体国の事業ですから、全額いただけるわけですいね、どういうふうにかかろうと。そのことから、逆にですよ、例えば、6つの部にわたっていろんな形でこの事業を進められるわけですね。総務部も絡んでくるし、市民部も、全部絡んでくるわけですけど、実際、この仕事そのものは大変複雑で多岐にわたるんです。結構ね、煩雑なんです。
私が一番気になるのは、現在の職員が今の体制でそのままこれに入るとですよ、かなり負担が増えるというふうに思うんですね。例えば、これでいくと、時間外が120万円程度ですけど、臨時のあれも含めて約200万円程度の費用しか組んでませんけど、私は、国が、例えば出す、全額補助するとするならば、今の体制、余分のやっぱり職員に負担がかかってはならないと。新たな事業なんですから。一つの事業が臨時に入ったわけですから。このことによって職員に新たな負担がかかるということは、私は避けなければいけないと思うんですね。
そういう意味から言うと、しかも国が全額見ますよと言うのであれば、臨時に例えば職員をね、特別忙しい部所については、臨時に職員を増やすと。そのことによって、例えば、行政が一定の煩雑さを認めた中では、この市民部の関係でいえば、3人ぐらいちょっと臨時職を増やして対応せんと間に合わないかなということになれば、3人増やそうし、その辺の幅は自由に持たされていたんですか。それとも、国は全額見るとは言いながら、一定のそういう人件費を含めて、予算的にここが頭打ちですよ、例えば200万円を頭打ちですよ、人件費なら、という形でおりてきたのか、その辺をちょっと聞きたいんですね。
それで、もしその枠がないとするならば、私は、今の職員に新たな負担がかからないように臨時職を増やしてでも、しかも時期的に1月から始まって、1月、2月は大変忙しいですね、仕事がたくさんありますから。その期間だけでも、新たな職員を臨時に増やしてまで手だてをする必要があるというふうに思うんですが、その辺について若干
お願いします。
◯議長(山本 幸伸君) 山本企画調整部長。
◯企画調整部長(山本 昌浩君) 今の臨時職等の対応でございますけれども、
事務費につきましては、事業費の7%ということで、一応国の方から現段階では指示を受けておりますので、そういう形で編成をいたしております。
ですから、内容的には、職員が足らないところにおいては、当然臨時職員も雇用して対応していくという形になろうかと思います。その辺は臨機応変に対応していきたいと思っています。よろしく
お願いします。
◯議長(山本 幸伸君) 藤田議員。
◯18番(藤田 一司君) 事業費の7%というのがこの1,000万何ぼですかね、額的にいうと、いう額になるんじゃないですかね。2億5,000万円ですか、それぐらいでしょう。今の答弁聞くと、一応7%以内だけど、増やそうと思えば増やせるんですか。7%は頭打ちでしょ。となると、例えば臨時職増やそうにもなかなかそうはいかないという部分が出てくる。当然、今の職員に負担が新たにかかってくる、という私は結果にならざるを得んのじゃないかなという点で、臨時職の分を言ってるわけですから。決して職員に新たな負担のかからないような方向で、しかも敏速にやるという点を重点的に考えれば、臨時職は、やっぱり当然増やさないと、私は対応し切れないというふうに思いますので、それはぜひ
お願いしたいというふうに思います。
以上です。
◯議長(山本 幸伸君) ほかにございませんか。今村議員。
◯11番(今村 鐵雄君) 今の木本議員からも質問したわけですが、私からも要望といいますか、
お願いいたします。
今回の
地域振興券交付事業、先ほど目的についても御説明あったように、地域振興、景気対策、景気回復といいますか、これが主体であるということで、緊急に、こういう事業が開始されたわけであります。一般質問でも市長答弁、地域振興になるように取り組んでいくんだと。またきょうも、今、適正実施に努めていくという御答弁をいただきました。よろしく
お願いしたいと思います。
今回のこの事業は、呼び水といいますかね、誘い水、そしてまたこの
地域振興券を使える方たちが、それのみならず、それプラアルファ、波及効果もあると大いに期待されているところでもありますし、専門家によりますと、国内総生産の0.14から0.15%以上の景気浮揚効果もあるだろうと、そのようなことも言われておるわけです。また、この
地域振興券交付事業が効果あると認められたならば、第二段、第三段も実施すると、そういう方向に今、国もいっておるということを聞いております。
そういうことで、各自治体もいろいろ工夫しながら、今回必ずこの不景気の一つの突破口になるように努力されるということは、日々その情報が入ってきてるわけです。そういう点で、光市もしっかり頑張っていただきたい、そのように強く要望しておくわけでございます。
そこで、要望並びに質問ですけれども、1点目は、先ほどもこの事業に取り組む体制について、6部所管で対応していくということがございました。先日の県会議の方でも、二井関成知事は「
市町村に対しては推進組織と総合窓口の設置を要請」と、このようにおっしゃっていますし、そういうことで、私は確かに総括は総務が行うということでございましたけれども、キャップを明確に、他では、京都なんかでは助役さんがキャップを、はっきり名前を上げて、名前というか、固有名詞をきちっと上げてそういうプロジェクト、また推進本部、また実施本部とかを設けて取り組まれているところが多くなってきとるわけです。体制と同じと思いますけれども、その辺をもう少し明確にして取り組んでいただきたいなと、こういうふうに思うわけでございます。その辺ひとつよろしく。
それから、ちょっとダブりますけれども、特に特定事業者に向けてのPR徹底ということが、市民に対してもそうですが、大事だと思うんです。特に、商工会議所とか商店街とか理髪組合とか、いろんな組織がありますけれども、そういうところが案外徹底がされると思いますが、そういういろんな団体に加盟されてない小さい商店等がたんさんあるわけですが、そういうところにもしっかり漏れなく徹底され、また募集要項、登録手続等も公平に、不当な差別のないように、これ取り組んでいかねばならないというふうに考えるわけです。そういう点、特に要望しておきたいと思います。
それから、ここに今説明いただきました資料の最後に、換金についても、これ読みますと、4ページに指定金融、イのところですけれども、「金融機関等における換金の方法は、当該事業者の預金口座への振替、毎月一定の期日にまとめて口座振替」というふうに述べられておりますけれども、この換金についてはいろんな強い要望があるわけです。市の業者からもいろいろ要望があると思いますが、できればもう少し換金できるチャンスを縮めていただきたい。やはり、小さい商店なんかは随時お金が入ると、それぐらして
お願いしたいちゅうことも聞いておるわけです。ですから、これは自治体に任せられておるわけですから、一月1回じゃなくして、できれば銀行に行けば毎日でも換金できると、そういう体制に努力していただきたいなと、このように
お願いしたいと思います。
それから、光市としては、もちろん全額、国の予算で取り組むわけですけども、それプラス、この前も質問あったと思いますが、どうこれをより目的を果たしていくと、またこれを縁に光市として独自のまた事業も、こういう補助事業等も考えていくんだと、そういうお考えはあるかどうかを
お願いしたいと思います。
最後に、交付開始は、大体光市としてはいつ頃、この交付開始をなさるつもりで取り組まれるのか、その辺を
お願いしたいと思います。よろしく
お願いします。
◯議長(山本 幸伸君)
有光総務部長。
◯総務部長(有光 正純君) 先ほど
補足説明の中で、6部の中で連絡会議を持って行うということで、昨日もこの会議を持っておるわけですけれども、当然総合的な責任というのは私の方の所管になりますので、市民によく分かりやすいように、この制度の普及というものに取り組んでいきたいと思います。
◯議長(山本 幸伸君) 石川保健福祉部長。
◯福祉保健部長(石川 宣正君) 振興券の交付開始の時期でございますが、3月中・下旬ぐらいを、現在のところ予定いたしておるところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 幸伸君) 大久保経済部長。
◯経済部長(大久保宏也君) 今、1点、御質問の中で、市独自の対策は、といった御質問があったかと思いますけど、これは、先般の一般質問の中でもお答え申し上げておりますように、独自で実施するということになるといろんな問題がございます。また、政策的な位置付け等の問題もございます。
したがいまして、いずれにしましても、当面は、今回のこの交付事業を円滑な執行をまず図ってまいりたいと考えております。その中で、今後の対応につきましても検討していくということで御理解賜りたいと思います。
◯議長(山本 幸伸君) 今村議員。
◯11番(今村 鐵雄君) 今の質問いたしまして、努力していただくことはよく分かりました。それで、今も質問して、御答弁が福祉部長、又は経済部長、
総務部長といろいろ所管所管であるわけですけど、その辺、今後そういう状況では何かまとまりないと思うんですね。一つの窓口をぴしっとしてもらいたい。このことについては、
総務部長が全てを答弁すると。そういう形でしていかないと、これは取組みが大変になりますよ。その辺、さっき言った体制です。プロジェクトを作る、推進本部を作る。これをひとつ強く最後に要望しまして終わります。
お願いします。
◯議長(山本 幸伸君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山本 幸伸君) なければ質疑を終結いたします。
お諮りいたします。この
議案につきましては、所管の
常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山本 幸伸君) 御異議なしと認めます。よって、この
議案は、
教育民生委員会に付託することに決しました。
ここで
暫時休憩をいたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。
なお、休憩中に
教育民生委員会を開催し、この
付託事件の審査を
お願いいたします。会場は第1
委員会室で
お願いいたします。
午前11時08分休憩
………………………………………………………………………………
午前11時35分再開
◯議長(山本 幸伸君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
引き続き、
追加日程第5、
議案第14号を議題といたします。
先ほどの休憩中に、本件について審査されておられますので、その概要と結果について
委員長の報告を
お願いいたします。
河村教育民生委員長。
◯教育民生委員長(河村 龍男君) それでは、先ほど本会議において付託を受けました
追加議案第14号、平成10年度光市
一般会計補正予算(第5号)について、
教育民生委員会を開催し審査を行いましたので、報告をいたします。
追加議案第14号について福祉保健部より詳細な説明を受けた後、
委員より、1つ、効果はどうようにして図るのか。2つ、子供は1月1日と1月2日生まれ以降では同学年で支給が違うが、どのように考えるか。3つ、代理人についてはどのように考えるか、4つ、振興券の取扱いは。5つ、配付のPR、また有効な使用法についてのPRはどのように考えるか。との質問に対し、1つ、光市で活用できる、市内発注を心がけたい、換金内容で業種把握ができる。効果があれば、取り組むことも検討したい。2点目、正月で異動が少ない。全国統一であるのでやむを得ない。3つ、
世帯主に支給、15歳以下については
教育委員会と協議をしたい。特定給付金のように全員に行き渡るよう配慮したい。4つ、取扱いのできないものとして、公共機関、換金性のあるもの、6カ月以内商品とならないもの、消費できないもの、は取扱いができない。5つ、配付のPR等については、広報などを通じ十分徹底をしていきたい、との回答の後、採決の結果、
追加議案第14号は、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で本
委員会の
審査報告を終わります。
◯議長(山本 幸伸君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたら
お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山本 幸伸君) なければ質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山本 幸伸君) なければ討論を終結いたします。
これより採決をいたします。
お諮りいたします。
議案第14号は原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山本 幸伸君) 御異議なしと認めます。よって、
議案第14号は原案のとおり可決することに決しました。
────────────・────・────────────
閉 会
◯議長(山本 幸伸君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。
これをもちまして、平成10年第6回光市議会
定例会を閉会いたします。
午前11時38分閉会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
光市議会議長 山 本 幸 伸
光市議会議員 守 田 佳 裕
光市議会議員 磯 部 登志恵
光市議会議員 松 本 修 二...