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  1. 光市議会 1998-11-02
    1998.11.02 平成10年第5回臨時会(第1日目) 本文


    取得元: 光市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    1998.11.02 : 平成10年第5回臨時会(第1日目) 本文 ( 67 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) - この発言をダウンロード - 全発言をダウンロードヒット箇所をクリックすると、次のヒット箇所へジャンプします。 :                  午前10時00分開会   開  会 ◯議長(山本 幸伸君) おはようございます。ただいまから、平成10年第5回光市議会臨時会を開会いたします。        ────────────・────・────────────   開  議 ◯議長(山本 幸伸君) 直ちに本日の会議を開きます。        ────────────・────・────────────   議事日程 ◯議長(山本 幸伸君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。        ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(山本 幸伸君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、稗田議員木本議員西村議員、以上3名の方を指名いたします。  議事参与員は、お手元に配付いたしておりますとおりでございますので、御了承願います。        ────────────・────・────────────   日程第2.会期の決定
    ◯議長(山本 幸伸君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。このたびの臨時会の会期は、きょう1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) 御異議なしと認めます。よって、このたびの臨時会の会期は、きょう1日と決しました。        ────────────・────・────────────   日程第3.故光市議会議員高橋由雄君に対する追悼の辞 ◯議長(山本 幸伸君) 次に、日程第3、故光市議会議員高橋由雄君に対する追悼の辞を行います。国広副議長。 ◯副議長(国広 忠司君) 追悼の辞。本日ここに平成10年第5回光市議会臨時会が開催されるに当たり、本議会は、去る10月12日逝去されました故高橋由雄議員の急逝を悼み、謹んで哀悼の辞をささげます。  あなたは温厚にして人間味あふれるお人柄であり、笑顔をもって分け隔てなく接せられる姿勢は、多くの人に親愛の情と敬意を起こさしめました。また、ことを運ぶに当たっては、常に大局を見据え、優れた識見と熱誠と行動力をもって、常に貴重な役割を果たしてまいられました。人生80年の時代と言われる今日このときに、69歳で幽明の境を異にされるということは、一人御遺族の御不幸ばかりでなく、我が光市議会にとりましても、また我が光市にとりましても大きな不幸であり、多大な損失であります。誠に痛恨の極みであり、残念至極であります。  あなたは昭和37年5月衆望を担って光市議会議員選挙に出馬し、見事当選を果たされ、以来今日まで通算6期20年強の間、建設委員長を初め活性化対策特別委員長議会運営委員など数々の要職を担われました。この間、社会資本の整備や都市基盤整備市民福祉の向上など、市政の枢機に参画され、その実現に尽力、貢献されたのであります。  また、議会の外にあっては福祉問題、同和問題あるいは教育問題等々、その御活躍の足跡は枚挙にいとまありません。あなたの御遺徳と幾多の御功績は永遠に人々の胸の中に生き、長く顕彰され続けることでありましょう。この上は、私ども議会の一同もあなたの御遺志を心に刻み、市制55周年を迎えた光市のより一層の発展と市民全体の福祉の向上に努力を尽くす覚悟であります。  この議場に登壇をされ、制限時間を超えるほどの熱弁をふるわれた雄姿と再び相まみえることができないことを思いますとき、申し上げる言葉もなく、惜別の情は尽きませんが、ここに謹んで哀悼の意を表し、衷心より御冥福をお祈り申し上げ追悼の言葉といたします。  平成10年11月2日、光市議会議長国広忠司◯議長(山本 幸伸君) 追悼の辞は終わりました。  これより、故高橋由雄君に対し、生前の御功績を偲び、黙祷をもって御冥福をお祈りいたしたいと思います。御一同御起立をお願い申し上げます。                    〔黙祷〕                   〔黙祷終わり〕 ◯議長(山本 幸伸君) 御一同御着席をお願いします。  ここで暫時休憩をいたします。再会は振鈴をもってお知らせいたします。                  午前10時05分休憩        ………………………………………………………………………………                  午前10時15分再開 ◯議長(山本 幸伸君) 休憩前に引き続き会議を再会いたします。        ────────────・────・────────────   日程第4.認定第1号〜認定第8号 ◯議長(山本 幸伸君) 次に、日程第4、認定第1号から認定第8号までを一括議題といたします。  これれらの事件について提出者の説明を求めます。末岡市長◯市長(末岡 泰義君) 説明に入ります前に、去る10月12日に急逝されました故高橋由雄議員の長年にわたる市政への御功績に対しまして深く敬意を表しますとともに、衷心より御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  それでは、御説明を申し上げます。  認定第1号から認定第8号までは、平成9年度光市一般会計及び特別会計決算認定についてお諮りするものであります。これら各会計の決算につきましては、監査委員の審査に付しておりましたが、別冊意見書のとおり送付を受けましたので、議会の認定に付するものであります。  平成9年度の財政状況は、個人消費民間設備投資の低迷、さらには一連の金融不安などから、景気の減速傾向が強まるという経済的背景のもとで、税収の伸び悩みや、公債費負担の増加など一層厳しいものとなりました。  このため、光市行政改革大綱実践の2年次目として、市民ホール及びふるさと郷土館管理運営の光市文化振興会への委託や、経常経費の削減など事務事業の改善に努めてまいりました。  一方、生活者優先の立場から、後期基本計画の「ひかり21・リーディングプロジェクト」の推進を機軸として、し尿処理施設建設着手や、光市環境保全行動計画の推進、さらには環境保全対策やゴールドプランなどの福祉対策の推進など、市民福祉の向上に取り組んでまいりました。  まず、環境保全対策として行動計画に基づく職員ノー・マイカーデイの実施、ゆたかな森づくり県民の集いの開催、空き缶等ポイ捨て禁止条例の制定などのほか、引き続き環境巡視員による啓発活動を推進するとともに、環境にやさしい協力店の登録など、積極的に取り組んでまいりました。  都市基盤整備といたしましては、虹ケ丘森ケ峠線(島田−光井間)のさんさん・ロードの供用開始や、川園線など道路整備大蔵池公園冠山総合公園整備室積地区下水道整備などの事業推進に努めてまいりました。  農業基盤整備では、岩屋・伊保木地区営農飲雑用水施設を完成したほか、室積地区集落道や、横谷地区農業排水施設などの整備に取り組みました。  また、地域経済活性化対策として、ソフトパークへの企業誘致を促進するため、昨年度の広島説明会に引き続き、東京説明会等を開催しました。  さらに、福祉対策として、光寿園での訪問給食サービスの開始や、寝たきり老人等介護見舞金の増額など、在宅福祉の充実を図るとともに、光市エンゼルプランの策定や、周防サンホームの建設など、幅広い事業展開を行ってまいりました。  教育関係では、上島田小学校の大規模改修や、島田、光井中学校への教育用コンピュータの配置、牛島小学校や各中学校へのインターネットの整備、図書情報提供システムの整備、青年海外派遣事業の創設、余裕教室を活用した陶芸教室市民オープンカレッジの開催など、生涯学習の充実等、様々な角度から教育環境の整備に努めてまいりました。  このほか、開かれた市政運営を目指す情報公開条例の制定や、財務会計システムの導入など、行政情報化の推進に積極的に取り組んでまいりました。この間、お寄せいただきました議会を初め、関係者の皆様の温かい御指導と御支援に対しまして、厚く御礼を申し上げるものでございます。  さて、決算の内容につきましては、決算書並び附属資料に記載のとおりでございます。一般会計におきましては、歳入歳出差引残高約5億6,300万円となり、実質収支では約5億3,500万円の黒字となっております。黒字の主な要因といたしましては、現計予算額と比較して、歳入面で、市税約1億1,400万円、地方交付税約7,600万円などの増収があったこと、また、歳出面では、予備費として留保した約2億1,100万円、各費目にわたる不用額約1億6,600万円があったことによるものでございます。  これらの剰余金の処分につきましては、先の6月定例会でお諮りしましたように、平成10年度の当初予算の財源として計上しておりました2億5,000万円を差し引いた約2億8,500万円を、補正財源の一部として充当いたしました。  以上、皆様方の御理解と御協力のお蔭をもちまして、ほぼ事業計画に沿った決算ができたものと考えておりますが、扶助費公債費の増嵩などにより経常収支比率公債費負担比率が上昇しており、厳しい財政状況でありますので、今後さらに行革大綱の推進により健全財政の維持に努めてまいりたいと考えておるものでございます。この上とも御支援、御指導を賜りますようにお願いを申し上げ、説明といたします。 ◯議長(山本 幸伸君) 続いて、補足説明を求めます。山本企画調整部長◯企画調整部長(山本 昌浩君) おはようございます。それでは、認定第1号から認定第8号までの平成9年度光市一般会計及び特別会計の決算について、市長説明を補足させていただきます。  補足説明に入ります前に、お断りを申し上げましてお許しをいただきたいと思います。このたびの決算認定関係の書類に不手際がございまして、誤った記載がございましたので、お手元に正誤表を配付させていただきました。大変恐縮でございますが、御訂正をお願いいたしたいと思います。  それでは、早速説明に入ります。決算数値につきましては端数を切り捨てて御説明申し上げますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、決算書の1ページをお願いいたします。まず認定第1号でございますが、一般会計の決算につきましては、この表にありますように、また、ただいまの市長説明のとおり、約5億6,300万円の形式黒字となっております。また、認定第2号から認定第8号までの7つの特別会計につきましては、合わせまして約2億5,000万円の黒字でございます。  まず、一般会計から御説明を申し上げます。3ページをお開きいただきたいと思います。歳入について御説明を申し上げます。調定額に対します不納欠損額につきましては、一番下の歳入合計欄でございますが、1,810万円となっております。これの主なものは、市税と住宅使用料でございます。審査意見書にこの分析がなされておりますので、恐れ入りますが、審査意見書の20ページをお願いいたします。一番上の表が、市税の不納欠損要因別分析表でございますが、合計欄の1,615万円がその不納欠損額でございます。  同じく審査意見書の26ページをお開きいただきたいと思います。一番上の表が、住宅使用料不納欠損要因別分析表でございます。計欄の140万円がその不納欠損額で、消滅事項によるものでございます。  次に、決算書に戻っていただきまして、3ページをお願いいたします。収入未済額でございますが、一番下の歳入合計欄で総額が3億8,036万円となっております。このうち、主なものは左の2ページにございますように、市税の収入未済額2億9,681万円、住宅使用料などの収入未済額4,931万円でございます。  次に、収納率でございますが、恐れ入ります、決算審査参考資料の1ページをお願いいたします。中ほどの一番上のB分のC欄に記載しておりますように、9年度は96.4%となっておりまして、前年度の96.9%を0.5ポイント下回っております。  また、現年、過年別の収納率でございますけれども、恐れ入ります、主要施策の成果、これの7ページをお開きいただきたいと思います。7ページのこの表の一番下の合計欄にありますように、現年課税分収納率はA分のD欄でございますが、98.7%、滞納繰越分は隣のB分のE欄でございますが、17.5%となっております。  また、ずっと飛びまして、同じ主要施策の成果の121ページをお開きいただきたいと思います。第6項公営住宅住宅使用料収納状況の表の下から2番目、住宅使用料収入未済額でございますが、下の表、一番右の欄、下から4行目ですが、そこにございますように、総額で4,907万円、このうち現年度分が1,054万円でございます。なお、住宅使用料収納率につきましては、同じ表の一番下の欄でございますが、現年度分が93.2%、過年度分が9.7%で、合わせまして75.3%となっております。  次に、決算書の5ページにお戻りいただきたいと思います。歳出について御説明を申し上げます。一番下の歳出合計欄ですが、予算現額に対します不用額が3億7,742万円となっております。その主なものは、総務費の3,135万円、民生費の3,932万円、商工費の1,930万円、土木費の2,295万円、教育費の1,955万円、及び予備費の2億1,136万円などでございます。これらは、いずれも平成10年度への繰越財源となるものでございます。  以下、歳入歳出の詳細につきましては、決算書の26ページ以降に記載いたしておりますが、これらの事業成果につきましては、別冊の主要施策の成果、また補足資料といたしまして、決算審査参考資料を添付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。  次に、決算審査参考資料の30ページをお開きいただきたいと思います。ここに、財政構造指数の推移をグラフ化しております。右下に表示しております財政力指数につきましては、平成7年度以降若干改善傾向にございますが、経常収支比率公債費負担比率につきましては、平成4年度を境に上昇傾向が続いております。これらは、いずれも財政構造の弾力性を表す指標でございまして、特に、経常収支比率は90%を超えるなど、その硬直化が年々進んでおります。今後一層慎重な財政運営に努めなければならないものと考えております。  次に、特別会計について御説明を申し上げます。  決算書にお戻りいただきたいと思います。決算書の201ページ、201ページです。まず、国民健康保険特別会計につきましては、一番下に記載しておりますように、1億5,591万円の黒字となっております。この主な要因は、歳入面において特別調整交付金の増加、歳出面において医療費の減少などによるものでございます。  次に、219ページをお願いします。簡易水道特別会計につきましては、92万円の黒字でございます。  次に、227ページをお願いいたします。競艇事業特別会計につきましては、一般会計に1億3,000万円を繰出しいたしまして、2,829万円の黒字となっております。前年度に比較いたしまして、入場人員は3.9%、発売収入は7.1%それぞれ減少となっております。  次に、235ページをお願いいたします。同和対策住宅新築資金等貸付特別会計につきましては、382万円の黒字となっております。  次に、241ページをお願いいたします。墓園特別会計につきましては、5,214万円の赤字となっております。これは主として墓園の造成工事に伴う前年度への繰上充用金によるものでございます。なお、平成9年度に区画工事を行いました106区画につきましては、年度中に処分を完了いたしております。  次に、247ページをお願いいたします。下水道事業特別会計につきましては、4,156万円の黒字となっております。平成9年度は管渠布設約4,800メートル、整備面積約32ヘクタールなどを施工、新たに31ヘクタールを供用開始するなど、供用開始面積を合わせまして580ヘクタール、戸数は1万759戸となっておりまして、普及率は62.3%となりました。なお、一般会計からの繰入金は、維持管理費を含めまして6億6,000万円となっております。  最後に、257ページをお願いいたします。老人保健特別会計につきましては、1,976万円の黒字となっております。一般会計から2億2,669万円を繰入れまして、制度の健全運営に努めました。  以上で補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(山本 幸伸君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し質疑がありましたら、御発言願います。市川議員。 ◯7番(市川  熙君) 予算編成というものは、誤解を恐れず言えば、資金投入の成果より、むしろ投入そのものに焦点が当てられるから、もくろみとは違った正反対の結果が出てしまうことがしばしばあるわけであります。例えば、高齢者介護におきまして、行政側はコストを最小限にするために、寝たきり老人を一人で暮らせるような形にするということでありますが、しかしながら、結果から見れば、むしろ自立していくお年寄りは少なく、例えば特養──特別養護老人ホームには、待機者が多くなっているわけであります。  また、問題が生じたところに今までより多くの予算が投入されがちでもあります。例えば、米国のイリノイ州では、こういうことを反省いたしまして、システムの変更をしております。例えば、今の高齢者介護の問題に関しましては、患者の満足度地域社会と家族の参加、養護施設の質の評価等、一連の業績尺度を作成しているそうであります。  あるいは、ルイスビル住宅局家賃収入の徴収が97%以下に落ちたり、空き部屋が生まれるまでの所要時間が2週間を超えたり、敷地の外観が標準以下だったりする場合、管理者に警告を与え、それでもなおかつ改善されない場合は、その管理者が更迭されるということであります。これを可能にするためには、一つの政策の実施政策に対しまして評価基準の構築が必要であると私は考えております。例えば、業績指標の一つの例とすれば、2カ月以内に植え替える必要のある樹木のパーセントや、例えば職を得た職業訓練者パーセント、職場での平均賃金、雇用主の満足度、あるいはいろいろなレクリエーションを企画した場合において、良い、又はそれ以上の評価をした参加者パーセント、又はそういう施設に対する不満件数、こういうものがあると思います。  この主要施策の成果について、これ読ましていただきますと、私はこういう今私が述べておるような視点が欠けているように思えてならないわけであります。役所内部には、こういう、私がさっき述べたような指標は、職員の皆さんは十分持っておられると思うわけでありまして、また、職員の皆様方におきましては、こういうものを公表していかなければならないという、そういう義務感、あるいは使命も十分にあると思われますし、末岡市長におかれましても、そういうことは十分に理解されていると思います。例えば、こういうものがなければ真の成果が表れないという気がしてなりません。個々の決算委員会等にそういう基準評価を出してこそ、私たちはそれを審査して、次の予算の反映できるのではないかというふうに私は考えます。  ただ、この予算書は、例えば私たちが予算を決めたその消化についてのみ、誤解を恐れずに書かれているだけのような気がいたします。これに関する御当局の御意見をお願いを申し上げます。 ◯議長(山本 幸伸君) 山本企画調整部長◯企画調整部長(山本 昌浩君) 市川議員から、主要施策のあり方についてお尋ねをいただきました。  御指摘のように、主要施策の成果においては、執行評価政策評価という視点が欠けているのではないかと、一つの基準の下に成果が示されるべきではないかと、こういうお尋ねかと思います。現在そのような視点では決算参考資料の中で、総合計画進捗状況、あるいはシビル・ミニマムの達成度等で若干のお示しはいたしております。今後、政策あるいは業績評価の基準として、決算上どのような手法があるのか、御提言のような趣旨を踏まえまして研究、検討をしてまいりたいと思います。御理解賜りたいと思います。 ◯議長(山本 幸伸君) 市川議員。 ◯7番(市川  熙君) よろしくお願い申し上げます。きょうの朝のテレビで、民間の企業で、一つのことを民間はすぐにやるんだと言いながら、一つのものを作るのに10年かかると。で、10年先のことをやるにも、きょうからやらなければならないということを述べておりましたので、ぜひきょうから、そういうことをお願いしておきたいと思います。  ちなみに、皆さんもう御存じかと思いますが、「行政革命」という本、これは行政改革に対する一つの参考書となっておりますので、既に皆様方お読みになっていると思いますが、その中で、こういうことが書いてあります。「測定とは」、今言った「測定とは、何かを定義してみるだけで、組織は実に多くのことを学べる。公共機関は、目標がはっきりしていなかったり、それどころか間違った目標を目指してしまう典型的な機関だ。だが、望んでいる結果と、その成果を測定するために適切な測定基準を定義しなくてはならない状況になると、混乱の原因が突然明らかになる」こういうふうに書いてあります。どうぞよろしくお願い申し上げます。  以上で質問を終わります。 ◯議長(山本 幸伸君) ほかにありませんか。今村議員。 ◯5番(今村 鐵雄君) 細かいことは委員会でしますけども、2、3お尋ねいたします。  1点目は、先ほど山本企画調整部長から冒頭にお詑びがあったわけですけども、この正誤表が、私は多いんじゃないかと思うんですね。毎年ございますし、ことしは少し多いような感じがします。そこで、1点目は、いろんな決算のこの資料を作られるまでの工程、いつ頃から始められて、どういう工程ででき上がるのか、それをちょっと説明をお願いいたします。  2点目は、先ほども御説明ございました、こういう決算の一つの論点でありますこの不用額ですね、不用額につきまして意見書、その他出てますけども、意見書の32ページも、前年度より1億4,553万7,000円増加しており、予算現額に対する割合は0.9ポイント高くなってると、こういうことが説明されておりますが、ちなみに、昨年、一昨年と比べた場合、この不用額が増加しているわけですけれども、この辺の現執行部としては、この不用額の増加というものをどのようにとらえているのか、その辺をひとつ聞かせていただきたいと思います。  それから、3点目に、これもやはり予算書決算書を見てみますと、予算の流用について、まあ全体からいえば額は少ないわけでございますが、やはりこの流用については、どういうようにお考えなのか、また、予備費からの充用については、どういう基準の下に決定されているのかですね、この辺の視点。このちょっと大まかな3点を御説明願いたいと思います。 ◯議長(山本 幸伸君) 山本企画調整部長◯企画調整部長(山本 昌浩君) ちょっと突然の質問で、まだ整理はいたしておりませんけども、まず予算関係資料決算書におきまして、できるまでの工程ということでございますけれども、これは法に基づきまして8月末までに収入役の方から監査委員さんの方に決算案件が提出されまして、それに基づいて当然監査の方で審査をされるということでございますけれども、それに並行いたしまして、私どもでは、ここの主要施策の成果、それから決算附属資料等々を本議会に間に合わせるような形で作ってまいります。  その間、一応各課とのやり取りもいたしておりますので、大変今回申しわけないことをしてるんですけども、そのやり取りが十分でなかったということで、正誤も多く見えたわけでございますけども、今後はそのようなことがないように、ひとつ十分に各課との調整をいたしまして御提出を申し上げたいと、このように思います。御理解賜りますようにお願いします。  それから、不用額が増加しているということでございますけれども、不用額等の問題につきましては、決算参考資料の方で、5ページですか、不用額の状況ということで50万円以上のものを全て理由等を踏まえましてここに記載をしております。これをつぶさにご覧いただきたいと思います。  ただ、私どもとしては、やはり基本的には予算の適正執行というのがございますので、それに向けて努力をしていきたいと、このように考えております。  それから、予備費の充用と、それから予算流用の問題がございました。これにつきましても、同じく7ページ、資料の方に予算の充流用状況等そこに書いておりますけども、こういうふうな状況でお願いをしておるわけでございます。私どもとしては適切に実行されるように今後とも努力をしてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 幸伸君) 今村議員。 ◯5番(今村 鐵雄君) 1点目のこの正誤表が多いということについて、先ほど8月末までに所管で作り上げると。そして後監査といいましょうかね、そして、審議をしていって、作り上げるんだということで、工程分かりましたけども、どうしてこれだけ大事な資料に正誤表が出るかということ。やはり、もう少し真剣に取り組んでいかないかんという基本的なもんがあると思いますね。  私たちは1週間前にこれをいただきます。そのもとに一生懸命勉強してるわけです。そして、きょうここにして正誤表が出て、ああ、ここ違うとかこういうこと、これは軽視じゃないですかね。もう少しですね、毎年ですけども、本当に真剣に取り組んでいただきたいと思います、作り上がりまでですね。  で、各所管で、各所員の方、係の方、また係長さん、課長さん、そして部長さんと目が行くわけですけども、どうして、こういう訂正がこんなに出てくるか。その間で、この辺がなぜ訂正できないのかですね。本当に取り組んでいただければ、緊急に未成があると思います。皆無というのは難しいでしょうけども、辞書でもそれはあるわけですけども。もう少し取り組んでいただきたい。ぜひ、今後は少なくなるように。  そして、要望として、この資料をいただく、我々は1週間前にいただくわけですが、それまでにこの正誤表が付いてくるようにしていただきたいですね、あれば。きょういただくようなんじゃ、これはやっぱり審議できないと思いますよね、基本的に。よろしくお願いします。  それから、不用額につきましては、私は、基本的に今からは不用額はどんどん──どんどんといいますか、きちっと不用額の中身、これをしっかり見つめていく必要があると思うんですね。確かに、この参考資料の5ページ、6ページにございます。じゃあ羅列されて、ちょっと私たちには、これが果たして事業が延びて不用額になったのか、それか、入札等で安く落札して不用額になったのか、また消耗品等は、職員の皆さん方が一生懸命自助努力をされて、経費を節減しようと、経常経費の節減とか、時間外の節減とか、行革でも取り組まれていますが、そういう点での不用額というのは大いに出てくるべきだと思うし、そういう点で、この不用額にやはり対しての監視といいますか、また、その辺をもう少し取り組んでいただきたいとこう思うんです。  また、今後の資料として、そういう──どういいますかね、事業の経過としてできた不用額と、自助努力、職員の皆さん方が経費節減のため努力した不用額というものと別にして出していただく方法はできないでしょうか。私は、今後本当にどれだけ経済の厳しい、この税収の厳しい中に──我々も一緒ですけども、一緒になって、この予算を効率よく使っていくかという時代になっておりますし、そういう意味から見たときには、少なく効率よく税金を少なく使ってサービス、事業実績を上げていくという上から、この不用額というものの中身をしっかり追求していく必要があると、こう思うんですね。  今までは、何といいますかね、一般にはもう使い切るといいますか、余れば執行率が低いとか、予算の編成が、見積りが甘かったんではないかと、こういう評価がされたわけですけども、今からは、私はそれじゃいけないと思うんです。そういう点で、不用額についての取組みについて、ひとつお考えがありましたら、ちょっと私が今述べた件についてもう1点、感想でもいいですから答弁をいただきたい、そのように思います。  それから、流用についてでございますが、私は、この所管内の流用は禁止すべきだと、こう主張したいと思うんです。やはり、そういう所管内の流用を許せば、余った予算は他のものに使っとこうと、またこれをしようというふうになってしまいます。さっき言ったやはり経費、大変な状態になっていくわけですから、最初の予算の審議の下にきちっとあり、立ち合い、そして予算が決められたわけですから、それ以外のものに余ったから手を出すという、そういう基本的なものは変えていかないけないですね。そういう意味から、流用というのは禁止すべきだというふうに私は思いますけど、その点そういうことしてる他の自治体がどんどん出てきています。大阪狭山市なんかは、現にそうやっております。
     そして、もう1点、予備費の充用についてですが、これは、確かに年度中に緊急性が出てきたということで予備費から出していくというのは、そのために予備費があるわけですから当然でございますが、この辺の予備費の充用については、どういうシステムになっているのか、きちっと財務の方で把握され、これは予備費からよかろうということになっていると思います。その辺のところをひとつ御説明願いたいと思います。よろしくお願いします。 ◯議長(山本 幸伸君) 山本企画調整部長◯企画調整部長(山本 昌浩君) 不用額の問題等について再度お尋ねございましたけども、今議員の御提言の趣旨も踏まえまして、今後十分研究、検討してまいりたいと思っております。  それから、流用の問題でございますけども、これは法的に認められてるという理由もあるわけでございますので、そういう中で我々としては運用していくというのを建前にしておりますので、それはひとつ御理解をいただきたいと思います。  それから、予備費の充用の問題でございますけれども、これは事業課の方でいろいろと言ってまいりますけれども、やはり緊急性、重要性、そういうふうなことを踏まえつつ、当然これ議会に出さないわけですから、その辺も十分に我々としては論議をして充用を認めていくと、こういうふうな形をとっております。御理解賜りますようお願いいたします。 ◯議長(山本 幸伸君) 今村議員。 ◯5番(今村 鐵雄君) じゃ、よろしくお願いします。  最後に1点だけ、主要施策の成果の174ページに市債の利率別市債額が掲げられております。で、5%以下というところが最低になってますね。8.5%以下でね。現在100何十、とにかく市債が100何十何億、70何億あるわけですが、その5%以上ちゅうのは約20%ですね──15%ぐらいですか。85%ぐらいが4.5%以下ですね。最近は、もうほとんど2%、2.1%ですよね。そういうふうになっておりますし、この表示では4.5%以上、5%以上しか出ておりません。今、大半のものの内容が出てないわけですけど、どうか、ここのところは利率別、きちっとね、できれば2.0、2.1の最近の利率まで分かるように、来年からはちょっと出していただきたいなと、そのように要望いたしましすけども、どうでしょうか。この件だけで終わりたいと思います。 ◯議長(山本 幸伸君) 山本企画調整部長◯企画調整部長(山本 昌浩君) 今御指摘のように、現在、平成9年度では1.5から2%程度、そして8年度では2.7から3.5%程度ということで、非常に低い利率での借入れをしておりますけども、今ここに表に示しておりますのは5%以下ということでくくっておりますが、この表の作り方そのものにも若干問題があろうと思いますが、その辺もひとつ検討課題として受け止めさしていただきたいと思います。 ◯議長(山本 幸伸君) ほかにありませんか。河村議員。 ◯14番(河村 龍男君) 末岡市長が就任をされまして、本格的な予算を組んで3回目の決算を迎えるわけでありますが、過去2回と比較いたしますと、十分予算を審議したことが、概ね遂行できておる。そういった意味では大変喜ばしい決算であろうかと思いますが、若干お尋ねをしたいことがありますので、よろしくお願いをいたします。  歳入で37ページ、新宮地区の圃場整備の補助金40万4,000円が欠けておりますが、それについての中身。というのがですね、今回えらい補足説明が簡単で、あの程度の補足説明じゃったら、まあしてもらわんでもええぐらいの補足説明で、やはりこういったものがああだこうだというのが、もう少し詳しく、載ってない面でお知らせをいただくような補足説明になってくれるとありがたいと思います。  それから、39ページ、老人クラブ連合会50万4,720円でございますが、これは当初予算で132万7,000円の収入を見込んでおったんですけれども、余りにも差額が出ております。そうかといって、支出の方は当たり前に出ておるわけでありますが、何か事業が取り止めになったとか、あるいは何かそういった不測の事態が起きたと、そういう面での何かがあったのであればお知らせをいただけたらと思います。  それから、53ページの港湾費でございます。他の方の成果でも見させていただいたんですが、光井のヨットハーバーでございますが、当初の計画よりは少し時間的にも余分にかかっておるんですけれども、9年度の事業で全て終わったのかどうかですね。何かけじめがきちんとついてないような気がするんですけれども、その点についてお尋ねをいたします。  それから、歳出の71ページ防災諸費でありますが、地域防災計画というのを平成8年度補正予算で確か組んだと思うんですが、9年度に繰越しになりまして、その後何か返事もなかった、お尋ねもしたようなケースもあったような気がするんですが、今回これ不用額で上がっておりますが、それについて何か説明をすることあればお願いをいたします。  それから、75ページの償還金利子及び割引料で、市税の過誤の還付金が極端に増えておるんですが、何かこれで特段の説明があればお願いをいたします。  それから、市税の徴収でございます。主要施策の成果の7ページでございますが、現年度分の収納について、昨年に比べてちょっと下がったわけでありますが、それでも普段の徴収についての皆さん方の御苦労を推察すると、大変ありがたい数字だと思っておりますが、このところの3番、税の徴収整理というのが、一言一句昨年度と同じような形で載っております。当然現場では、いろんな事態、これがという同じような事態はありませんので、できることなら、やはり生の声をここに上げていただくような整理方法があってもいいんではないかなと思います。  それから、住宅管理の方ですが、先ほどちょっと説明がありました121ページの収納率が下がっております。で、9年度予算の中で裁判費用が載っておりましたが、確か3件分ということで当初の説明のあったんですが、実際の決算では落ちております。収納率は下がったけれども、訴訟をやめたというような話だと思うんですが、どういう状態なのかちょっとお知らせをしてください。  それから、これはまあ意見書の方になりますので、ちょっと筋が違うのかもわかりませんが、不納欠損のところで、ちょっと──これは単なる要望事項に上がると思うんですが、年度別の不納欠損の処分件数のところで、もう少し全体が見やすいような表を作っていただきたいということを去年お願いをしたと思うんですが、また同じような形で上がってきたんですけれども、現年度分が大体98%から99%ぐらいですから、未済額として翌年度へ1%から2%ぐらいの繰越しになっておるんですね。で、その金額をもとにして、じゃあ次年度、あるいは3年目、4年目、5年目というふうな収納を載せる、あるいは、それから不納欠損を載せる、それから最後に残額が幾らあるかとかですね、もうちょっと見やすいような表にしていただくと大変ありがたいと思うんですが。  まだ、あと細かいことをいえば切りがないんですけれども、先ほど先行議員の方からちょっとお話がありましたが、予備費を充用される場合に、もちろん法的に問題がないんだからええんだという話はわかるんですが、きちっと事業としてしなければいけないことは議会にかけていただくと。あるいは、議会の中ではきちっと説明をしていただくということがあってもしかるべきだと思いますので、その辺は以後気をつけていただくようお願いいたします。  以上です。 ◯議長(山本 幸伸君) 大久保経済部長。 ◯経済部長(大久保宏也君) それでは、経済関係で1点お答え申し上げます。  決算書の歳入の37ページ、新畑地区の集落道についての内容でございますけども、この件につきましては、主要施策の成果についての99ページを御参照賜りたいと思っております。99ページの一覧表の中に、上から3行目でございますけども、新畑地区の集落道整備について内容を記載しております。財源の内訳といたしまして、これの2分の1が国庫負担ということでございます。なお、9年度では実施設計を行いまして、10年度、11年度で実際の事業を施工する計画でございます。よろしく御理解賜りたいと思います。 ◯議長(山本 幸伸君) 石川福祉保健部長。 ◯福祉保健部長(石川 宣正君) 老人クラブの件についてお尋ねがございましたので、お答え申し上げます。  現在市内の老人クラブが67団体、会員数が3,497名でございます。9年度の老人クラブのうち、高齢化によりましてお世話をされる方がいられなくなりましたことにより、一部の団体のクラブにおきまして維持ができなくなりましたので、それによる助成金の減額によるものでございます。今後指導者の不足などによりまして運営が損なわれることのないよう、健全な運営に向けて努力してまいりたいと思っておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 幸伸君) 桝村建設部長。 ◯建設部長(桝村 洋紀君) 先ほどのお尋ねがございました光井ヨットハーバーの遅れについてでございますけれども、防波堤上部工の整備が平成10年度に繰延べされたところでございます。緑地、ヤードの整備も10年度に繰延べ整備することとして、一部工事が10年度に繰延べになっております。  続きまして、家賃収入収納率の件と民事訴訟の件でございますけれども、民事訴訟をとり行わなかったのではないかという御意見でございますけれども、これは民事訴訟を行いますという被対象者への通告で滞納金の納入があったように伺っておりますので、後ほど詳しいことはお知らせ致したいと思います。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(山本 幸伸君) 有光総務部長。 ◯総務部長(有光 正純君) 防災の関係での不用額の生じたことでございますが、過去の議会におきまして平成8年度に繰越しを行っておりますし、さらに9年にも再繰越しができないということで不用額を生じておるわけですけれども、これは現在地域防災計画の見直しが、国さらには県ということで計画が大幅に遅れてまいりました。  で、現在10年度策定へ向けて努力をしておるところでございますけども、近々ほぼ計画が──県と協議を進めておる中で、ほぼでき上がる状況でございますので、補正予算を組むということで、この計画書の策定を進めることにしております。現在、庁内で先般防災会議を開きまして、今後防災安全会議の中で再度詰めてまいりますけども、県との協議が行われる中で最終的には3月議会には何とか計画書の案といいますか、議会にも資料としてお出ししたい思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それから、市税の関係でございますけども、これは法人の納付額といいますか、これが還付額の増によるものでございます。この辺は、あくまでも市税の関係の還付金につきまして予定額で算定しておりますので、そうしたことで金額が増になった要因と考えられます。よろしくお願いいたします。  それから、不納欠損のところでの御要望がございましたけども、もう少し今御要望がございましたようなことにつきまして研究をしてみたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 幸伸君) 有光総務部長。 ◯総務部長(有光 正純君) それから、収納率の低下について理由、あるいは昨年と同様というような御指摘がございましたけども、税金というものは、収納につきましては毎年変わってるわけじゃございませんので、こうした大項目について掲げてることで、細部にわたっては、この表現につきましてはもう少しやはり工夫をしてみたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。 ◯議長(山本 幸伸君) 河村議員いいですか。 ◯14番(河村 龍男君) 私は、さっき新宮地区の圃場整備と言わんかったですか。 ◯議長(山本 幸伸君) 大久保経済部長。 ◯経済部長(大久保宏也君) 決算書の37ページということでございましたので、新畑地区の集落道の件かと思いましたが、新宮地区の圃場整備の件ということでございます。主要施策の成果の97ページに圃場整備事業について記載をさしていただいております。現在まだ地元の合意形成を図っている段階でございまして、9年度は調査設計を実施いたしております。今後とも、これの進展に向けて努力をしてまいりたいと思っております。御理解賜りたいと思います。 ◯議長(山本 幸伸君) 河村議員。 ◯14番(河村 龍男君) はい、ありがとうございます。ちょっと私の説明が悪かったんでしょうね。新宮地区の圃場整備の国庫補助が40万4,000円欠けておりますよと、これはなぜですかというお話をさしていただいたんで、再度それの説明があればお願いをいたします。  それから、老人クラブ、67団体で、維持できないクラブがあったので減額になったんだという説明でございましたが、それじゃったら、なぜ、市から連合会に補助金を出しておるわけですが、減らないんでしょうか。当然同じような状態で補助金を出しておるわけでありますから、県からの収入が減れば、うちが払うのも当然減ってくるわけであります。そのあたりの説明をお願いをいたします。  それから、防災計画なんですけれども、大体言わんとすることはよく分かっておるんですが、私の言わんとするところもよう分かるじゃろうと思うんですが、事情があって、そういうことで延びておるんならですね、やはりきちっと状態を9月でも説明ができんことはないし、あるいは、その3月予算のときに説明できんことはないわけですね。本来なら、繰越しというわけにはいきませんが、新たなその予算として10年度予算に乗ってもおかしゅうない、それだけのもちろん計画なんですから、またここで補正を上げるというような形では、どうも格好がつかんと思うんですよ。その辺は十分注意をしていただいたらと思います。  それから、市税の還付ですが、もちろんあくまでも予定だとちゅうのは、よう分かっておるんですが、ちょっと金額が大き過ぎたのでね、何か特別な事情があったのかと思ってお尋ねをしたので、御了承ください。  あと不納の方は、また新しい形で少し考えていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最初に言いましたけど、特段今までと違ってですね、概ね予算を遂行しておりますので、いけないというではなくて、良い中でのお話でございますから。どうもありがとうございました。 ◯議長(山本 幸伸君) 大久保経済部長。 ◯経済部長(大久保宏也君) 新宮地区の国庫補助の件でございますけれども、御指摘のとおり、当初予算では40万4,000円の予算を計上しておりました。決算といたしましては計上しておりません。この原因につきましては、確認の上、また御報告申し上げたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 ◯議長(山本 幸伸君) 石川福祉保健部長。 ◯福祉保健部長(石川 宣正君) 再度の御質問でございましたのでお答えいたします。  老人クラブの件でございますが、当初県に対して要望いたしましたのは、199万円の事業費で要望したわけでございますけれども、そのうちの132万7,000円となりました。これは県の枠内での補助となりまして、そうした県の予算的なことで若干歳入が減っておるということでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 幸伸君) よろしゅうございますか。 ◯14番(河村 龍男君) はい、いいです。 ◯議長(山本 幸伸君) ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) なければ質疑を終結いたします。これらの事件は、お手元の議案付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託し、審査をお願いいたします。  なお、お諮りいたします。ただいま議題となっております認定事件8件は、地方自治法第109条第6項の規定により、それぞれ閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第8号までの8件は、それぞれ閉会中の継続審査に付することに決しました。        ────────────・────・────────────   日程第5.議案第1号 ◯議長(山本 幸伸君) 次に、日程第5、議案第1号を議題といたします。  本件について提出者の説明を求めます。末岡市長◯市長(末岡 泰義君) 議案第1号は、平成10年度光市一般会計補正予算(第3号)の専決処分について報告し、御承認をお願いするものであります。  これは高橋議員の御逝去により、今月15日市議会議員補欠選挙が執行されることに伴い、選挙費に762万1,000円を追加し、同額を予備費から充当する補正予算を専決処分としたものであります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(山本 幸伸君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し質疑がありましたら御発言願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) 御異議なしと認めます。よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  この議案につきましては、討論の通告がありませんので討論を終結し、これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第1号は承認いたすことに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号は承認されました。        ────────────・────・────────────   閉  会 ◯議長(山本 幸伸君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。これをもちまして、平成10年第5回光市議会臨時会を閉会いたします。お疲れさまでございました。                  午前11時20分閉会        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                     光市議会議長    山 本 幸 伸                     光市議会議員    稗 田 泰 久                     光市議会議員    木 本 信 正                     光市議会議員    西 村 憲 治...