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1998.09.22 平成10年第4回定例会(第4日目) 名簿
1998.09.22 平成10年第4回定例会(第4日目) 本文
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  1. 光市議会 1998-09-22
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    1998.09.22 : 平成10年第4回定例会(第4日目) 本文 ( 35 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) - この発言をダウンロード - 全発言をダウンロードヒット箇所をクリックすると、次のヒット箇所へジャンプします。 :                  午前10時00分開議   開  議 ◯議長(山本 幸伸君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開会いたします。        ────────────・────・────────────   議事日程 ◯議長(山本 幸伸君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。        ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(山本 幸伸君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員守田勉議員大木議員白丸議員、以上3名の方を指名いたします。        ────────────・────・────────────   日程第2.認定第1号〜認定第2号・議案第1号〜議案第8号・平成10年請願第1号 ◯議長(山本 幸伸君) 日程第2、認定第1号、認定第2号、議案第1号から議案第8号まで並びに平成10年請願第1号の11件を一括議題といたします。  これらの事件につきましては、昨日までの休会中に、それぞれの常任委員会において審査されておられますので、その概要と結果について御報告をお願いいたします。  まず、市民経済委員長よりお願いいたします。木本市民経済委員長◯市民経済委員長(木本 信正君) おはようございます。
     休会中の去る9月14日、市民経済委員会を開催し、付託事件審査を行いましたので、その概要と結果を御報告いたします。  まず、市民部関係であります。議案第1号、平成10年度光市一般会計補正予算(第2号)の説明を受けた後、戸仲交差点右折レーン設置に関する疑問点についての質疑応答がありました。  次に、地域安全コミュニティフェスタへの補助金に対して、委員より、この事業に対する補助金は初めてだと思うがどうか。また先日、安全会議の中で、各種団体60団体に説明があり、内容的には光・熊毛合同で地域の安全フェスタを初めてやろうということで、非常に良いことだと感じた。しかしながら、トップダウン的に押し付けられた形の説明だったとの声もある。10万円の補正を上げたのは、どういう形でどの時期に話が出たのかとの質疑があり、執行部より10月14日、夕方6時から市民ホールで開催されるフェスタ実行委員会への交付金である。和歌山県、新潟県に始まり、各地で毒物混入事件があり、また山口市内では暴力団組事務所に銃弾が打ち込まれる事件があった。光市においても、山口組系暴力団が増えているという状況にある。さらに、薬物についても密かに高校生、中学生に乱用が広がっているとの話もある。そのような様相から7月の初め警察から相談があり、このフェスタを開催することになった。  また、委員より、薬物とはどのようなものを言っているのか、シンナーとかの実態は分からないかとの質疑に対し、薬物とは麻薬関係であり、実態については警察から詳細は聞いていない旨の答弁がありました。  その後、採決を行い、議案第1号、光市一般会計補正予算(第2号)市民部所管分は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第2号、平成10年度光市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の審査に入り、説明の後、質疑なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、その他の項で、光地域広域水道企業団用水供給事業実施基本計画の改定についての報告を受けました。  続いて、経済部関係付託事件審査に入りました。  議案第1号、平成10年度光市一般会計補正予算(第2号)について、執行部より説明を受け、室積地区集落道耐震設計指針の件、室積・虹ケ浜両海岸の松くい虫防除及び松枯れの原因について、危険ため池の件等の質疑の後、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号、あらたに生じた土地の確認について、議案第8号、町の区域の変更についてを議題とし、この2議案は関連がございますので、一括審議を行いました。  説明の後、質疑もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、詳細につきましては、事務局に記録を準備してありますので、御高覧くださいませ。  以上で、市民経済委員会の報告を終わります。 ◯議長(山本 幸伸君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) なければ質疑を終結いたします。  次に、教育民生委員長よりお願いいたします。河村教育民生委員長◯教育民生委員長(河村 龍男君) おはようございます。  それでは、去る9月14日、全委員出席のもと教育民生委員会を開きまして、付託された事件について審査いたしましたので、その概要と結果について御報告をいたします。  まず、市立病院関係議案審査について報告いたします。  認定第1号、平成9年度光市病院事業決算の認定についてを議題とし、詳細な説明を受け質疑に入り、議員から、1つ、不用額の主な理由、2つ、流動資産の比率が630%と言われたが、どういうことかとの質問があり、1つ目不用額の主なものは、収入では入院患者数は前年度とほぼ同数であったが、収益は若干落ちている。これは患者1人当たりの収益が減少したことによるものと考えている。支出の方では、薬品費診療材料費の減少が主なものであるが、中でも主として薬品費が8,000万円不用額となった。2つ目流動資産の比率については、流動負債流動資産より多くなると不良債務となり、病院経営としては大変なことになる。したがって、この比率が高いほど経営状態が良いと言える、との答弁の後、認定第1号は、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に、教育委員会関係の審査について申し上げます。  議案第1号、平成10年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、教育委員会所管分補正予算について、執行部より説明を受けた後、委員より中学校費教育振興費・心の教育相談委員については、国・県の事業内容に沿って行うのか、具体的にどう実施するのかとの質問があり、執行部より、文部省から一応の趣旨等が示されているので、それに沿ってこれから検討する。概要は週に4日、1日平均4時間程度となっている。相談室といいながらもカウンセリングする必要はなくて、悩みや不安などを聞き相談にのるといった趣旨のものである。そのため、相談時間も授業中は難しいので、放課後、休憩時等に相談員に出向いてもらい、心の悩みなどを訴えてもらうということになる、との答弁の後、議案第1号のうち教育委員会所管分補正予算については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、福祉保健部関係の審査について申し上げます。  議案第1号、平成10年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、福祉保健部所管補正予算について、詳細な説明を受け質疑に入り、委員より、1つ、精神薄弱者授産施設整備事業の名称で、全国的には「精神薄弱者」から「知的障害者」に移行しつつあるが、光市においてもそのような言い方をするべきと思うが、また白鳩学園には何名入所しているのか。2つ、黒木工業から寄附を受けたものでマッサージ機を2台購入するとあるが、1台25万円となっているが、この定価は幾らか。というのは、役所が買う単価は高過ぎると思う。せっかく寄附をいただいたのであるから、有効に使わなければならないと思う。3つ、富士白苑は先般見学をさせていただいたが、どの部分を改善されるのか、との質疑の後、1つ目、名称は知的障害者に変わりつつあるが、現在、精神薄弱者福祉法という法に基づいており、国・県もこの名称を使用しているので、御理解をいただきたい。白鳩学園には、現在光市から4名入所している。その4名の方を基準に補助するもので、周南4市等関係市町も同じように補助をする。2つ目、定価は機種により変わってくるが、財政で入札等の手続をするので、それなりの実勢価格で購入できるものと思う。3つ目富士白苑痴呆性老人居室改善は、1階にある4人部屋1室、2人部屋2室、合計3室を改造する。強化ガラス床暖房等内装改造をしたいとのことである、との答弁の後、議案第1号のうち福祉保健部所管分は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第4号、平成10年度光市同和対策住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)を議題とし、執行部より説明を受けた後、これを了として全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が、教育民生委員会に付託を受けました事件の概要と結果です。  なお、詳しくは事務局に記録を保管しておりますので、御高覧いただきますようお願いいたします。終わります。 ◯議長(山本 幸伸君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) なければ質疑を終結いたします。  次に、建設委員長よりお願いいたします。森永建設委員長◯建設委員長(森永 教文君) おはようございます。去る9月16日、全委員出席のもとに建設委員会所管付託事件を審査いたしましたので、その概要を御報告申し上げます。  まず、水道局所管分から申し上げます。  認定第2号、平成9年度光市水道事業決算の認定についてを審査をいたしました。当局から詳しい説明を受けた後、委員より、1つ、不納欠損その他の内訳について、また収納率向上策はどのようになっているのか。2番目、受託工事収益が9年度に計上されていない理由は何か。3、生活に欠かせない水道料金に5%の消費税転嫁は実質的な値上げであり、消費税問題は水道事業の運営での問題点と思うが、これについての考え方は。4番目、企業債元利償還率について今後の見通しは、などの質疑に対し、1番の不納欠損その他は生活困窮者によるものである。9年度分だけで290万の未収金であったが、8月及び9月に収納があり、全体的には99.8%の収納が見込め、過年度分については夜間、日曜等徴収し、今後も努力をしていきたい。2、受託工事の関係は、水道局内部のものでないため、受託工事がある年度とない年度の場合がある。3、現在、消費税は法律化され、法治国家である以上これに従う義務があると考える。消費税を除くと財政の圧迫ともなりかねないので、現状の方法で進めていきたい。4、3年後がピークとなり、その後は減少に転ずる、との答弁があり、続いて討論に入り、水道事業独立採算制を求められていながら、重要なところで権限を縛られている。消費税は、水道事業だけが転嫁しないことはできにくいが、独立採算制であることから、独立の施策の展開をしてもよいのではないか。消費税の転嫁は、景気低迷に大きなウエイトを占めていることから反対するが、値上げを考えていない従来からの伝統の考え方については、これからも継続してほしい、との意見が出され、採決の結果、賛成多数で、認定第2号は認定すべきものと決しました。  次に、議案第6号、平成10年度光市水道事業会計補正予算(第1号)については、これは水道局布設替えに係る工事費であり、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号、平成10年度光市簡易水道特別会計補正予算(第1号)についてを審査いたしました。執行部より詳しい説明を受けた後、委員より、岩屋・伊保木簡水は水量が不安定であるが、今後の調査ではどのくらいの正確度があるのか。現状は夏冬の渇水期を経験していないので、今後慎重に対応すべきではないか、との質疑に対し、今回の工事は水量不足分を補う補給水の工事である。現在の水源がどのように推移していくのか、ある一定期間を置きながら対応していきたい、との答弁があり、全会一致で、議案第3号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第1号、平成10年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、建設部所管についていてを審査をいたしました。それぞれ所管課より詳しい説明を受けた後、委員より、1番、三島橋改修について、歩道部分が1.5メートルである、右岸側橋脚で2.5メートル広げてあるのが、この幅で歩道の整備はできないのか。2番、国道188号上のツツジが、渇水により枯れている。これらに灌水が必要と思うが、給水には一定のマニュアルが必要ではないのか。3、冠山総合公園の整備で、樹木の移植については経費面からも大変良いことである。これを選定するのに、ランク分けして利用できるものは利用すべきではないか、との質疑に対し、1番、三島橋改修については、2.5メートル部分は右岸側にあるが、道路が河川に沿っているため、その部分は後に設置されたもので、現在、桜が植樹されている道路に曲がりやすくするための隅切であり、2.5メートルの部分に歩道橋を設置すると岩狩町線とのつながりが悪くなり、踏切の遮断機を付け替えることが必要であるため、上流側に歩道を設置したい。2、街路樹の灌水については、ここ数年干ばつ気味であり、梅雨明け以降10日から15日間程度雨が降らなければ、対策を講じることにしているが、現地の状況により灌水する。国道は建設省の所管であるが、お願いをしていきたい。3、公園の中にかなり良い木がある。光市造園組合の方に選別してもらい、これを移植している。  また、委員から三島橋を含め、橋の設置には一方では新設、片方では既存のものの改修などの状況であり、今回の改修では交通がストップし、地域住民の迷惑にかける状況となる。下流に新設の橋ができるのに、今回は改修でしかできないというのでは市民の理解が得られない、との質疑に対し、三島橋周辺は、県も島田川沿線で一番の狭窄部であることから、重点的に河川の改修を行っていきたい意向であり、早めの調査を期待している、との答弁があり、全会一致で、議案第1号のうち建設部所管分については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第5号、平成10年度光市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたしました。この議案については、執行部より詳しい説明を受けた後、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  その他の項では、工事の発注について、冠山総合公園の整備について、愛称のついた道路及び樹木の選定について、室積ふれあい通りの街路樹について、市道、県道、河川を含めて草刈りの対応などの意見、要望がありました。  以上で、建設委員会の報告を終わります。  なお、詳しいことは、調査結果については、事務局の記録がありますので、御高覧を賜りたいと思います。以上で終わります。 ◯議長(山本 幸伸君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたらお願いいたしました。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) なければ質疑を終結いたします。  最後に、総務委員長よりお願いいたします。西村総務委員長◯総務委員長(西村 憲治君) おはようございます。去る9月16日、総務委員会を開催し、付託事件の審査を行いましたので、その概要と結果について御報告申し上げます。  まず、議案第1号、平成10年度光市一般会計補正予算(第2号)のうち、総務委員会所管分について、執行部より詳細な説明を受けました。  歳出では、総務管理費集中管理車などの維持補修費に80万円、職員2名の死亡退職など退職手当に2,700万円、警察官舎建設用地境界測量委託料など58万円、徴税費個人市民税追加特別減税の実施によるプログラム更新料など75万8,000円、また、予備費に231万2,000円を追加し、総額を4,667万5,000円と計上。  歳入につきましては、普通交付税緊急経済対策分として5,064万9,000円を追加し、財産売払収入に、島田3丁目の警察官舎待機宿舎の8,549万7,000円を追加いたしました。これにより、歳入・歳出の予算の総額は191億4,051万1,000円となります、との説明後、審査に入り、委員より、1つ、汐浜など他の待機宿舎の将来方向は、というお尋ねに対し、執行部より、市内3カ所について市有地の無償貸付をしているが、契約更新の時期を待って県と協議したい、との回答後、討論もなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願審査、平成10年請願第1号、上関原発建設反対を求める請願書を議題とし、紹介議員藤田議員より説明を受けました。  願意については、十分に委員の皆さんに理解されていると思う。前回の請願は任期満了に伴い、廃案になった経緯があるが、我々委員として任期2年間に、可能な限り努力をして、任期中に何らかの結論を出すという気持ちで取り組んでいただきたい、との説明後、複数の委員より、もう少し時間をいただいて慎重に結論を見い出したいので継続していただきたい、との意見が多く、全会一致で継続することに決しました。  以上が、総務委員会における付託事件の審査の概要です。  なお、詳細につきましては事務局委員会記録を準備いたしておりますので、御高覧いただきたいと思います。 ◯議長(山本 幸伸君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) なければ質疑を終結いたします。  以上で、委員長報告を終わります。  ただいまの総務委員長からの報告にありましたように、平成10年請願第1号は、光市議会会議規則第104条の規定に基づき、継続審査申し出がありました。よって、お諮りいたします。平成10年請願第1号は、総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) 御異議なしと認めます。よって、平成10年請願第1号は、総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。  これより、討論に入ります。認定第1号について、討論の通告がありましたので、御発言願います。藤田議員。 ◯18番(藤田 一司君) 認定第1号、平成9年度の光市病院事業決算の認定について、日本共産党議員団を代表いたしまして、反対の立場から討論に参加をいたします。  平成9年度の病院事業を見ますと、総合病院としての念願であった脳神経外科が開設をされました。また、医療体制の整備で新たに体外衝撃結石破砕装置手術用顕微鏡の導入、生化学自動分析装置眼内治療装置等々更新など、総合病院としての機能の充実に努められております。  また、市民のニーズに応える努力、そして経営においても厳しい環境の中で、年々減少してるとはいうものの、約3,900万円の純利益を計上した関係各位の努力を対して、私ども一定の評価をするところであります。  しかしながら、決算意見書にも書かれているように、今後の病院経営に当たっては、地域医療の充実に努めるとともに、長期的視野に立って、さらに経営基盤安定化を図り、多様化する医療環境に対応しつつ、地域住民の要望に応え、公的医療機関としてその使命を達成されるようにと指摘されているように、医療経営を取り巻く環境はますます厳しい環境にあるだけに、市民のニーズに積極的にどう応えるか、待ち時間の改善や病院としてのモラルの向上等々、改善すべき点も強く望まれているところであります。  そして、何よりも、私ども日本共産党議員団として一貫して反対してきた消費税の問題があります。当年度病院決算においても、消費税として当病院の負担は、患者からの自己負担分約355万円としても、昨年に比較し消費税が3%から5%に引き上げられて、約2,700万円の新たな負担増が生まれております。全体では約8,440万円の消費税関係支出となり、経営上大きな負担であるわけであります。人の命を預かる病院経営で、いかに国の方針、政策だからとはいえ、消費税転嫁は納得しがたいものであります。  地方自治の強い働きかけで、何としても改善させなければならないと考えるわけであります。一定の評価はしつつも、消費税絡み決算認定、私はかかる観点を踏まえながら、反対の立場を表明して、反対討論にかえます。  以上です。 ◯議長(山本 幸伸君) 次に、河村議員。 ◯14番(河村 龍男君) 認定第1号、平成9年度光市病院事業決算の認定について、二十日会、光翔クラブ市民クラブ、公明を代表し、賛成の立場で討論に参加いたします。  平成9年度においては、全国1,000の自治体病院のうち60%以上の病院が赤字経営を余儀なくされている厳しい医療環境の中にあって、収益的収支において3,900万円余りの純利益が計上されており、経営努力の結集であると高く評価をするものであります。  さらに、地域の中核となる総合病院機能充実を図るために、市民待望脳神経外科を開設し、脳疾患の治療を初め脳ドックにも対応されるとともに、体外衝撃結石破砕装置及び脳神経外科手術顕微鏡など高度医療機器を導入され、地域医療の確保と医療水準の向上に努められました。  また、給食に温冷配膳車を配置され、家庭での食事時間帯に合わせた夕食6時配膳と適温給食を実施され、入院患者サービス向上を図られております。  業務改善では、コンピュータ機器が停電時でも使用可能となる無停電装置の設置、また医師の救急待機宿舎用地を確保され、当面、外来駐車場として整備されるなど、将来の病院機能の充実をも視野に入れる配慮がされております。  今後とも病院経営は厳しい状況が予想されますが、多様化する市民ニーズに対応した整備充実に努められるとともに、良質な医療を提供されるようお願いし、本決算の認定に賛成の意思を表明いたします。 ◯議長(山本 幸伸君) 以上で、討論を終結いたします。  お諮りいたします。認定第1号は、先程の委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立◯議長(山本 幸伸君) 起立多数と認めます。よって、認定第1号は、委員長報告のとおり認定されました。  続いて、認定第2号について、討論の通告がありましたので、御発言願います。高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 認定第2号、平成9年度水道事業会計決算の問題であります。  設備投資がたくさん要る事業にもかかわらず、起債の高金利の借換えが認められない。また、不況で工業用水使用料の低下などの困難の中、安くておいしい安全な水の安定供給に努力されている、その努力は可とします。  しかし、水道水は毎日の生活に欠かせないものであり、これに5%の消費税を転嫁することは、料金の5%の値上げと同じであります。今、不況からの脱出が求められていますが、不況の最大の原因の一つが、昨年消費税を3%から5%に引き上げたのが、大きな問題の一つとされています。今、生活関連消費税の廃止を求める声は、大きな世論となりつつあります。地方自治体地方公営事業への消費税の転嫁は、地方自治体の権限に属するものであります。水道料金などへの消費税の転嫁は、地方自治の権限に基づいてやめるべきであります。  このような意味から、水道料金に5%の消費税を転嫁をすることが、法治国家として当然であるなどという考えのもとに実行されることは理解できません。もちろん、光の水道会計だけが消費税転嫁をやめるということも、なかなか大変なことであろうと思いますが、考え方として、そういうものは生活関連にはできるだけかけないという努力、考えが一貫して貫かれる必要があると思います。  そういう意味合いを持ちまして、事業の推進に努力されていることはよく理解できるものでありますが、料金決定に当たっての基本的な考え方について、もう一度よく検討されることを要望しながら、決算の認定には反対意見を述べておきます。  以上です。 ◯議長(山本 幸伸君) 次に、守田勉議員。 ◯8番(守田  勉君) 認定第2号、平成9年度光市水道事業会計決算の認定について、光翔クラブ、二十日会、市民クラブ、公明を代表し、賛成の立場から討論に参加させていただきます。  水道事業は、安価で良質な飲料水を安定的に給水することが事業の主目的でありますが、公営企業でありますので、独立採算制が基本であり、いかに経営の効率化を図りながら、多様な住民ニーズに応じていけるかが事業評価の尺度となると考えております。  このような観点から、平成9年度決算を見ますと、収益的収支におきまして約3,600万円の純利益を計上されておりますし、減債積立金なども引き当てられており、経営基盤の強化にも考慮されております。  また一方では、資本的収支におきましては、当該年度も、引き続き未給水地域の解消、及び安定給水を図るため約3,600メートルに及ぶ管網の整備、その他赤水漏水防止対策のため、老朽配水管の布設替えに取り組むなど、着実に給水設備の整備をされております。  平成9年度の決算としては、経営成績も概ね好調で、企業努力の成果も認められ、良好であると評価できるものであります。  しかしながら、企業の景気動向は非常に激しい状況が続くと見られておりますことから、工業用水については不安定な要因がありますので、慎重なる対応をされ、また現在計画中の第四次水道事業拡張計画の推進等、投資的経費の増加も予測されるなど、これからの経営環境は一段と激しさを増す中、今後の事業経営に当たっては、経費の削減、事務事業の効率的運営に努めるととに、水道事業の使命である低廉で良質な水の安定給水を図り、市民福祉の向上に一層努力されますよう要望しまして、本決算の認定について賛成の意思表明といたします。  以上です。 ◯議長(山本 幸伸君) 以上で、討論を終結いたします。  お諮りいたします。認定第2号は、先程の委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立◯議長(山本 幸伸君) 起立多数と認めます。よって、認定第2号は、委員長報告のとおり認定されました。
     次に、先程継続審査に付することに決しました平成10年請願第1号並びに只今までに議決されました認定第1号、認定第2号の3件を除く8件につきましては、討論の通告がありませんので、討論を終結し、これより一括採決いたします。  お諮りいたします。議案第1号、議案第2号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号及び議案第8号の8件は、それぞれ委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号、議案第2号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号及び議案第8号は、それぞれ委員長報告のとおり可決されました。        ────────────・────・────────────   日程第3.意見書案第3号・決議案第1号〜決議案第2号 ◯議長(山本 幸伸君) 次に、日程第3、意見書案第3号並びに決議案1号及び決議案第2号の3件を一括議題といたします。  これらについて、提出者の説明を求めます。白丸議員。 ◯10番(白丸 利一君) それでは、意見書案第3号並びに決議案第1号及び決議案第2号について、3件を一括して御提案申し上げます。  最初に、意見書案第3号、朝鮮高級学校卒業生の国立大学受験・入学資格の認定と朝鮮学校への公的助成水準の改善についてであります。  現在、日本国内にあります朝鮮学校と日本の学校との制度的格差は、改善が進められつつあるものの依然として大きく、また朝鮮学校は学校教育法第1条に規定する学校ではなく、都道府県知事認可に基づく各種学校として位置付けがしてあります。  こうした中、各方面から国に対して政策改善を求める声は日ましに大きくなっております。本市議会といたしましても、政府に対し、朝鮮学校卒業生の国立大学受験及び入学に際して、その資格の認定と、同学校への公的助成水準の改善を求めようとするものであります。  次に、決議案第1号、北朝鮮によるミサイル発射に抗議する要望決議についてであります。  本件については、去る8月31日、報道ではミサイルとも衛星ともあるところでありますが、北朝鮮が、我が国を射程に含むようなミサイルを発射したことは、国際法にも抵触するものであり、我が国の安全保障にも直結する問題でもあります。  また、これは日本が位置する北東アジアの平和と安定にも影響を及ぼし、核拡散防止に向けた国際社会に逆行するものでもあります。  政府におかれては、こうした北朝鮮の行為に対し、厳重なる抗議と合わせ、ミサイル開発を放棄するよう強く働きかけていただくよう要望するものであります。  続いて、決議案第2号、市民生活を道路予算の拡充に関する要望決議についてであります。  市の発展と生活環境、都市基盤の整備におけるところの道路の果たす役割は大きなものがあるということは、言うまでもございません。本市における道路整備水準は決して十分だとはいえず、国道188号を補完する市道虹ケ丘森ケ峠線及び瀬戸風線など、また県道光井島田線などの早期整備を図る必要がある同時に、交通安全対策、道路防災対策及び緊急輸送道路など、道路ネットワークの整備も急がれるところであります。  政府並びに国会におかれては、平成11年度の予算編成に当たり、道路整備事業を計画的に推進するため、道路財源の充実と地方への重点配分を図られるよう、強く要望するものであります。  以上、一括して御提案いたしますので、御賛同賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ◯議長(山本 幸伸君) 説明は終わりました。  これらの議案に対する質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) なければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これらの議案は、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) 御異議なしと認めます。よって、これらの議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。  これらの議案については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、これより一括採決いたします。  お諮りいたします。意見書案第3号並びに決議案第1号及び決議案第2号について、原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(山本 幸伸君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第3号並びに決議案第1号及び決議案第2号は、それぞれ原案のとおり可決されました。        ────────────・────・────────────   閉  会 ◯議長(山本 幸伸君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。  これをもちまして、平成10年第4回光市議会定例会を閉会いたします。大変お疲れさまでございました。                  午前10時45分閉会        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                     光市議会議長    山 本 幸 伸                     光市議会議員    守 田   勉                     光市議会議員    大 木 孝 夫                     光市議会議員    白 丸 利 一...