お諮りいたします。このたびの定例会の会期は、きょうから6月24日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(沖本 武夫君) 御異議なしと認めます。よって、このたびの定例会の会期は、きょうから6月24日までの14日間と決しました。
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日程第3.
特別委員会の
中間報告
◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第3、
特別委員会の
中間報告に入ります。
閉会中にそれぞれの
特別委員会において所管の調査をされておられますので、委員長よりその御報告を願います。
まず、
環境調査特別委員長よりお願いいたします。
森永環境調査特別委員長。
◯環境調査特別委員長(森永 教文君) おはようございます。それでは、去る5月27日に
委員全員出席のもと、
環境調査特別委員会を開催しましたので、その概要を御報告申し上げます。
なお、お手元に配付してあります資料を御参照くださいませ。
初めに、
公害対策についてを報告いたします。
まず、
硫黄酸化物につきましては、常時監視している6測定局とも、測定結果は月平均、平均値が0.004から0.006ppmであり、1時間値の最高が0.038ppm、
日平均値の最高が0.011ppmであり、問題となる結果ではありませんでした。
浮遊粒子状物質について、4測定局の
月平均値は0.014から0.033ミリグラム/立方メートルであり、問題となる結果はありませんでした。ただ、
室積公民館の2月14日9時の測定値が
環境基準を超えておりましたが、一時的なもので問題ではありませんでした。
窒素酸化物につきましては、3測定局とも
二酸化窒素の
月平均値は0.012から0.018ppmであり、
日平均値の最高も0.034ppm以下であり、
環境基準値を十分満足しておりましたので、問題ありませんでした。
オキシダントについては、従来
どおり環境基準を達成しておらず、2月において0.9%、3月に2.3%、基準値の0.06ppmをオーバーしておりました。また、4月から5月にかけて計3回
オキシダント濃度が0.08ppmを超え、県の要綱に基づき
オキシダント情報が発令されましたが、健康上の被害はないということでありました。
次に、水質に移ります。これは、
公共用水域の監視ということで年4回調査するもので、島田川本流6地点、支流3地点の9地点及び光井川の2地点について4月24日に調査を実施したもので、いずれもSS、BOD、DO値は
環境基準を満足しておりましたが、
ペーハー値については永代橋、束荷川、光井川の3個所が基準を超えておりました。
大腸菌群数につきましても、7地点で
環境基準値を超えておりましたが、例年に比べ全体的に数値は下がっているということであります。
光地先海域のA類型5地点については、4月24日に調査したもので、
環境基準値を満足しておりました。
工場排水の測定結果について2月26日、協定8工場に
立ち入り調査したもので、測定結果は
排水基準の設定されている6工場の排出水のいずれもが基準値を大幅に下回っており、問題となる結果はありませんでした。また、
排水基準の設定されていない2工場においても、問題となる結果はありませんでした。
公害苦情では、1月から4月末までに受理したものは大気1件、水質1件、悪臭1件の3件で、苦情の内容としては、大気についてはススの発生、水質については前回の委員会で報告された
潤滑油流出事故、そして悪臭につきましては、4月3日に県に対して匿名の投書のあった浅江5丁目の事業所から刺激臭が出ているというもので、同日に実施された
環境保健所職員、市職員による
立ち入り調査では、刺激臭は確認できませんでしたが、同事業所においては材料を酸洗処理するための塩酸を使用しているもので、これの厳重な管理と工場の壁の破損部の補修をお願いしたということでありました。
以上の報告の後に審議に入り、委員から数点にわたる質疑がありました。主なものといたしましては、第1点目、
オキシダントの
発令基準、
発令方法はどうなっているのか。また、県の測定局は光高のみであるが、虹ケ丘などには設置できないものなのか。
2点目、
工場排水の
環境基準が
工場ごとに違うのはなぜか。
執行部より1点目、
オキシダントの
発令基準は、県の要綱に基づいてなされており、1時間値の
測定濃度を基準に第1情報、第2情報、注意報、警報の4種類に分かれている。
発令方法は、光高の測定局から県の
公害センターにあるテレメーターに連絡され、基準値を超えれば
徳山環境保健所を経て市に連絡が入るシステムになっている。そして、
一定基準以上になれば、市民には広報車、
教育施設等にはファックスで連絡するようにしている。測定局の位置や数については、
検討課題として県に伝えていきたい。
2点目、
工場排水については、県の基準によりそれぞれの業種、排水量により異なっているとの答弁がありました。
次に、
水洗化促進に関することについて申し上げます。
平成8年4月末日までの
集計件数で、
供用開始区域内8,747戸で、
排水設備申請件数8,369戸であります。
排水設備完了件数は、現在8,341戸で、
水洗化率は95.4%であります。
水洗化資金の
申し込み状況は549件、1億6,369万円、また、
貸し付け状況は541件、1億6,184万円であります。
次に、
合併浄化槽設置整備については、平成7年度において6〜7人槽が7基、8〜10人槽が6基で合わせて13基の補助を行い、地域別では
室積地区が1基、
光井地区2基、
三井地区2基、
周防地区8基となっております。平成6年度の
制度開始以来21基の補助を行っております。また、平成8年度については、国、県に対して20基の要望をし、補助の内示を得、
申し込みを受け付けており、5月20日現在で既に17基の
申し込みがあったとの報告がありました。
次に、
周防高尾地区に
三和技研工業株式会社から
安定型産業廃棄物処理場の
増設計画が出てきたことの報告がありました。
申請施設の概要ですが、
設置場所は現
処理施設に隣接する
小周防上石遠で、施設の種別としては現
処理施設と同様、
有害物質のない
安定型最終処理場で、
埋立廃棄物は
建設廃材、
廃プラスチック、
ガラスくず、陶磁器、
金属くずとなっております。
施設規模は、面積1万7,737平方メートル、容量は15万7,110立方メートルで、
処理方式及び構造は
コンクリート堰堤、沈砂池を備え、山土による
サンドイッチ工法となっております。
関係住民とは平成3年11月に設置についての同意は得ておりますが、再度確認の意味で、去る5月12日に増設についての説明会が開催され、
関係住民の同意も得られております。市の
意見書案については、市民の
生活環境を守る立場から、現
処理施設及び
岩本砂利(株)の
処理施設と基本的には同様の対応を求めることとし、新たな意見として
高尾地区が
廃棄物銀座にならないような配慮と、隣接地のある大和町と光市及び
三和技研との間で
生活環境保全に関する協定を締結することを加える案としたとの説明がありました。
意見書案は、資料のとおり7項目となっております。また、今後意見書に対する申請者の対応が示された段階で協議されることとなる大和町を含めた三者協定についての光市の考え方としては、
周辺住民が健康で快適な生活がおくれるような
環境保全対策、
公害関係諸法の遵守、
公害防止対策の推進、定期的な水質検査の実施と市への報告、公害が発生した場合の
被害対策や
設置者責任の問題、
立ち入り調査と
埋立廃棄物の報告等を検討しているとの説明があり、さらに、
産業活動の進展、特に
公共事業の推進や不法投棄の防止等から、
産業廃棄物処理施設の必要性、重要性は認識しているが、市民の
生活環境を守る立場から、県に対してより慎重な対応を求めていくとの報告がありました。
以上の報告の後に質疑に入り、1点目に、「
三和技研工業の
産業廃棄物業者としての
企業能力はどうか」。2点目に、「
合併浄化槽の
設置規模は建物の床面積で決まっているのか、住んでいる人の数によるのか。田舎の場合は、建物が大きく矛盾がある。また、
補助基準は全国統一なのか。現在の
補助区分に矛盾があるので、見直しが必要ではないか」。3点目に、「下水道において
供用開始区域の
排水設備完了普及率95.4%となっているが、業者によって見積りなどの差があるのではないか」。4点目に、「意見書の中で虹川地区及び
高尾地区住民全員の同意とあるが、何人かでも合意が得られない場合は設置できないのか」との質問に、1点目については、「平成4年の
廃棄物処理法の改正の中で、
産業廃棄物処理業者については、能力にかかわる基準を含め厳しく対応することとなっている」。2点目について、「
建築基準法により、
建物面積で人槽の規模は決まっている。補助については、国、県、市がそれぞれ3分の1ずつを補助することで、国の
補助要綱に基づき実施している」。3点目について、「
排水設備については、年1回単価を統一し、
指定工事店に説明し、設置の際も申請書により工事費のチェックをしている」。4点目については、「意見書は保健所に提出され、保健所としては市の意見として業者の回答を求めることになる。
法的基準に適合していれば、設置に反対することはできないが、前回までも意見についてはすべて業者に理解をいただき、関係者の同意を得た上で県が許可している」との答弁がありました。
また、委員より「
産業廃棄物処理について悪質な業者もある。出発点でしっかり指導すべき。また、認可後の監視も必要。毅然たる態度で臨むことが必要である」との要望がありました。
以上で
環境調査特別委員会の報告を終わります。なお、詳しい資料は事務局においてありますので、御高覧いただきますようにお願いいたします。
以上で終わります。
◯議長(沖本 武夫君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたらお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。
次に、
活性化対策特別委員長よりお願いいたします。
西村活性化対策特別委員長。
◯活性化対策特別委員長(西村 憲治君) おはようございます。それでは、
活性化対策特別委員会の
委員長報告をさせていただきます。
去る5月27日、本庁第2
委員会室におきまして
活性化対策特別委員会を市長、執行部、
議員出席のもと開会いたしましたので、委員会の内容を議員の皆様に御報告申し上げます。
企業立地促進に関することが議題に取り上げられ、執行部より1、
ひかりソフトパークの2月以降の
取り組み実績、2、平成8年度の
企業誘致取り組み方針、3、
周南コンピュータ・
カレッジ入学、
就職状況、4、
情報化人材育成事業の推移について詳細な報告を受けました。
議員より1、素人の参加できる講座の開設、2、魅力ある
独自研修講座の開設、3、定員割れの原因、4、
資格取得への
バックアップ体制強化、5、卒業生への
就職満足度追跡調査実施、6、
中小企業のニーズに合う講座の設定、7、2月
説明会参加企業のその後のフォローなどについて活発な質問や要望が出されました。
これに対して執行部より1、
企業単位での
入門コースは
開設済み。
個人レベルの問題を検討したい。
2、専門家、
企業ニーズ、受講者のアンケートをもとに新しいものにチャレンジし、受講者が多数になるよう努力したい。
3、18歳人口の減少、情報産業不振等々の影響から定員に達していないものと考えますが、学校回り、マスメディアを活用した広告など、あらゆる努力をして
入学者確保に努めたい。
4、就学期間の3ないし4年生への格上げを事業団に要望中。
5、修学した技術を生かせる職場を斡旋するよう努力をしていますが、
追跡調査は実施していない。今後とも本人の希望と企業のニーズ、期待がマッチしていくよう
就職指導を進めたい。
6、
中小企業向けの
基礎的調査を含め、
コース設定を検討中。
7、説明会後、二度大阪に行き、
参加企業を訪問しました。成果として、うち3社が現地視察に訪れました。今後も
企業訪問を重ね、幅広い
情報収集に努めていきたいと考えておりますとの回答がありましたので、これを了とし、委員会を閉会いたしました。
なお、詳細は事務局に議事録が備えつけてありますので、参考にご覧ください。
以上、
活性化対策特別委員会の
委員長報告を終わります。
◯議長(沖本 武夫君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたらお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(沖本 武夫君) なければ、質疑を終結いたします。
以上で
特別委員会の
中間報告を終わります。
────────────・────・────────────
日程第4.報告第1号
◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第4、報告第1号に入ります。
本件について市長の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 報告第1号は、平成7年度光市
一般会計繰越明許費の
繰り越しについて報告するものでございます。
これは、
出納閉鎖の結果、
繰越計算書のとおり
室積地区住居表示整備事業ほか7件の
繰越明許費、5億496万1,000円のうち、5億448万5,000円が翌
年度繰越額となりましたので、平成8年度に
繰り越して執行しようと、することといたしたものでございます。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。
◯議長(沖本 武夫君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。
以上で報告第1号を終わります。
────────────・────・────────────
日程第5.報告第2号
◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第5、報告第2号に入ります。本件について市長の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 報告第2号は、平成7年度光市
下水道事業特別会計繰越明許費の
繰り越しについて御報告するものでございます。
これは、
出納閉鎖の結果、
繰越計算書のとおり
管渠布設工事について
繰越明許費3,701万円が翌
年度繰越額となりましたので、これを平成8年度に
繰り越して執行することといたしたものでございます。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。
◯議長(沖本 武夫君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。
以上で報告第2号を終わります。
────────────・────・────────────
日程第6.報告第3号
◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第6、報告第3号に入ります。
本件について市長の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 報告第3号は、平成7年度光市
土地開発公社決算、継続費、
精算報告書及び平成8年度
事業計画について御報告するものでございます。
まず、平成7年度事業につきましては、
公有地取得事業といたしまして
市民ホール駐車場用地及び
商工会議所会館用地を先行取得し、光市へ売却いたしました。
次に、
土地造成事業といたしましては、山口県
土地開発公社との
共同事業であります、
ひかりソフトパーク用地8,500平方メートルを、約2億2,951万円で
株式会社山口岩井情報サービス外2社へ売却するとともに、
市道川園線道路用地として約690平方メートルを光市へ売却いたしました。
また、丸山町
排水池用地造成事業として13宅地を完成。そのうち10宅地、約2,264平方メートルを約1億2,487万円で売却いたしました。その結果、
当期利益は約3,845万3,000円となりました。
次に、平成7年度
継続費精算報告書31ページでございますが、
土地造成事業のうち、
ひかりソフトパーク用地造成事業費につきましては、平成4年度から平成7年度まで4カ年の継続費を設定し、
造成面積14.3ヘクタールの
整備工事が完成いたしました。全体計画を当初13億836万円を見込んでおりましたが、実績により
支出済み額は約11億8,659万円となっております。また、丸山町
排水池用地整備事業につきましては、平成6年度から2カ年
継続事業により、0.63ヘクタールの
整備工事を実施し、全体計画を当初1億6,411万円と見込んでおりましたが、
支出済み額は約1億4,591万9,000円となりました。
次に、平成8年度
事業計画並びに予算について申し上げます。
引き続き
ひかりソフトパーク事業──失礼いたしました。
ひかりソフトパーク企業団地の
販売促進に努めるとともに、
土地造成事業といたしまして
住宅団地の可能性について
適地調査を実施し、今後の
宅地供給事業に備えることといたしております。
なお、詳細につきましては、
担当参与をして説明させますので、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。
◯議長(沖本 武夫君) 続いて
補足説明を求めます。棟近
建設部長。
◯建設部長(棟近 俊彦君) おはようございます。それでは、報告第3号の
市長説明の補足をさせていただきます。
恐れ入りますが、
決算報告書の8ページをお開きいただきたいと思います。まず、
収支決算書から御説明を申し上げます。
収益的収入は、予算額4億1,143万6,000円に対し、決算額は3億9,938万9,620円となりました。
次に、9ページの
収益的支出は、予算額4億253万6,000円に対し、決算額は3億5,868万173円となりました。
次に、10ページの
資本的収入及び支出でございます。収入は、
建設改良に伴う
借入金等でございますが、
内部留保資金等の活用により、借入金はございません。支出は、予算額5億1,693万8,191円に対し、決算額は3億5,279万6,937円となりました。なお、収入が支出に対して不足する額、3億5,279万6,937円は、
当年度損益勘定留保資金及び前年度
繰越損益勘定留保資金をもって補てんいたしました。
次に、11ページの
損益計算書でございます。
事業収益から申し上げますと、
公有地取得事業収益は9,070万1,900円でございます。これは、
市民ホール駐車場用地220.02平方メートル及び
商工会議所会館用地718平方メートルを、光市へ売却いたしたものでございます。
その下の
土地造成事業収益2億4,708万380円は、
ひかりソフトパーク整備用地及び丸山町団地10宅地分の売却によるものでございます。合わせまして
事業収益は3億3,778万2,280円でございます。
これに対する
事業原価は3億1,445万1,191円で、事業純利益は2,333万1,089円となっております。
次に、販売費及び
一般管理費は、公社の
事務局費、保有地の
維持管理費及び光市から派遣されております職員の
給与負担金等2,920万2,671円でございまして、
差し引き事業損失587万1,582円の赤字となっております。
次に、
事業外収益は
預金利息及び光市への
公有地売却にかかる利息等で、6,160万7,340円でございます。また、
事業外費用は、
事業資金の借り入れに対する
支払い利息1,502万6,311円でございまして、
事業外収益費では4,658万1,029円の利益を生じましたが、
事業収支での
事業損失587万1,582円を差し引き、
経常利益は4,070万9,447円となりました。
次に、
特別損失といたしまして
前期損益修正損ですが、これは
青少年野外活動センター用地の中の国有地の払下げにかかる経費225万6,337円がございましたので、これを差し引き
当期利益は3,845万3,110円となりました。これにつきましては、公有地の拡大の推進に関する法律第18条第5項の規定に基づき、準備金として処理いたすことにいたしております。
次に、12ページの
貸借対照表について簡単に御説明申し上げます。
まず、資産の部でありますが、
流動資産では現金、土地などで14億8,079万47円でございます。
固定資産として
長期定期預金1,000万円、合計1,000──失礼しました。14億9,079万47円でございまして、これが
開発公社の純資産でございます。
次に、13ページをお願いいたします。負債の部の
流動負債といたしまして、
未払い金、預かり金外で6,598万6,603円、
固定負債といたしまして
長期借入金外で9億1,075万2,063円でございまして、合計9億7,673万8,666円が負債の合計でございます。
なお、
未払い金につきましては、
ソフトパークにかかる借入金の利息の支払いが年度末が休日となりましたので、銀行と協議いたしました結果、4月に入って支払いということで整理をさせていただいたために、
未払い金で充てさせていただきました。
次に、資本の部でございますが、光市からの出資金であります基本金1,000万円、
前期繰越準備金4億6,559万8,271円に当期純利益3,845万3,110円を加えますと、合計5億1,405万1,381円が
資本合計となり、
負債資本合計は14億9,079万47円となるものでございます。
なお、財産目録、
決算補足明細書を14ページ以降に記載しておりますので、御参照賜りたいと存じます。
以上で
補足説明を終わらせていただきます。
◯議長(沖本 武夫君) 以上で説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。
以上で報告第3号を終わります。
────────────・────・────────────
日程第7.報告第4号
◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第7、報告第4号に入ります。
本件について市長の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 報告第4号は、平成7年度
財団法人光市
スポーツ振興会の決算及び平成8年度の
事業計画について報告するものでございます。
光市
スポーツ振興会は、スポーツ公園、市民の森、光勤労者体育センター、サン・アビリティーズ光及び光市スポーツ館の管理を委託し、各施設の効率的かつ円滑な管理運営に努めているところでございます。
平成7年度の施設利用者は約23万8,600人で、昨年度に比べて約3万5,200人の減少となっておりますが、その主な理由は、平成6年度はスポーツ公園を主会場として、光青年会議所による周南祭りが開催されたことによるもので、利用者はほぼ横ばいの状況でございます。
平成7年度の決算状況でございますが、収入総額約4,215万2,000円、支出総額約3,464万7,000円で、差し引き約750万4,000円を次年度に繰り越すこととなりました。
次に、平成8年度の
事業計画につきましては、前年度に引き続き施設の整備や環境美化に努め、市民の皆さんが気軽に楽しく利用できるよう、効率的な管理運営に努めてまいりたいと存じます。よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。
◯議長(沖本 武夫君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。高橋議員。
◯17番(高橋 由雄君) 今の市長の説明でわかったんですけれども、この事業報告書ですね、見てみますと、3万5,208人減と。これは、1年間の総主要人員の十数%になる。いろんな書き方があると思うんですけれども、この報告なんてのは、できるだけ簡潔がいいんでしょうけれども、事業報告書を読んだだけでは、なぜ単年度にこれだけ十数%減ったのかというようなものが、皆さんはわかるかもしれませんが、私はちょっと見たところわかりませんでした。それで、特殊な周南4市のイベントがあったと。
確かに、この利用状況を見てみますと、平成3年度から平成7年度までを見ても、平成6年度だけが突出をしておりますから、特殊な行事があったんだなというのはわかるんですが、私は書き方としてですね、一応だれが読んでもわかるような形で、いわゆる事業報告書は記載をしていただきたいと思います。
と申しますのは、こういうものっていうのは、えてしてマンネリ的になるというか、よく言えば定着をして十分活用されて、使用される方もそう増減なく安定的にやられておると、そういう点では関係者の努力は認めなければならないと思いますが、例えば照明施設とかいろんな施設を改善をするのに当たっては、当然使用している方々の要望なり、御意見なりを酌み上げて改善をなさっておるというふうに思うんですけど、そこらあたりも施設を改善することによって、使用者の方々から──何人増えたかっていう短絡的なものではないけれども、大変使いやすい施設であるというような形で受け取られていかなければならないと。
そういう点では、平成8年度の
事業計画の中でも、何をどう改善していくのかというような内容が極めて抽象的なんですね。そういう点では、私は平成7年度は利用者の要求に基づいてこういうところを改善していったんだと。それに対して、平成8年度については、さらにどういうものを改善して使いやすいようにしていくんだというような、内容のものであって欲しいと。その点では、ひとつ一生懸命やられていることはわかりますが、マンネリにならないように。
やっぱり予算がありますから、そうとっぴなことはできませんけれども、着実にやっていく場合でも、少なくとも事業報告、平成8年度の
事業計画などについては、少なくともこういうところは改善していくようにやっていきたいということで、もう少し具体化していただいた方が、せっかくの報告でございますから、よろしいかと思うんです。そういう点でひとつ報告についてのやり方について、だれが見てもわかるように。それから、その報告を読み取る中から、年々やっぱり改善をし、前へ進んでってるというものが読み取れるような形にしていただけると幸いだと思うんですが、そこらあたりはどうでしょう。
◯議長(沖本 武夫君) 西岡教育次長。
◯教育次長(西岡 純二君) それでは、高橋議員の御質問にお答えいたします。
まず最初に、
スポーツ振興会の平成7年度事業報告中に、事業概要の記述につきまして利用者数の減少理由に触れておりません。概要説明が不十分であったことにつきましておわび申し上げます。
このことにつきましては、市長が先ほど説明したとおりでございますので、説明は省略させていただきますが、今後施設利用等につきましては、大きく変動、変化のある場合につきましては、その原因など事業報告の中に盛り込んでいきたいと、このように考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
それから、2点目に市民ニーズにこたえた施設整備というような意味合いだろうと思いますが、今後とも私どもも利用団体、あるいは利用、今から利用されたいという方からの御要望など参考に、あるいは時間帯とか種目、あるいは改善要望等もあると思います。そういうことを的確に把握しながら、この事業を進めてまいりたいと、このように思っております。
以上でございます。
◯議長(沖本 武夫君) いいですか。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。
以上で報告第4号を終わります。
────────────・────・────────────
日程第8.報告第5号
◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第8、報告第5号に入ります。
本件について市長の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 報告第5号は、平成7年度
財団法人光市文化振興会決算及び平成8年度
事業計画について報告するものでございます。
文化振興会は、市民文化の向上に寄与するため、ふるさとの歴史、美術、科学等の展示や市民の創作活動を支援するため、文化センターを中心に事業を推進しているところでございます。
平成7年度の事業といたしましては、戦後50周年を記念した「戦中戦後の光市と人々のくらし展」、門蔵山古墳から出土した考古資料を紹介した披露展、さらには文化センターの所蔵する絵画の中から「花鳥図」「香月泰男」「海」「松岡俊彦」をテーマとした館蔵品展などを開催し、入館者は約1万7,800人となっておるところでございます。
なお、2階科学展示室の一部を改修し、文化センターが所蔵する美術工芸品を常時展示できる美術常設展示室を整備をいたしました。
決算につきましては、収入約3,350万1,000円、支出約2,968万1,000円で、差し引き382万円を次年度に繰り越すこととなりました。
次に、平成8年度の
事業計画について申し上げます。文化センターが主催する企画展といたしましては、今年度は常設展示室の開設に伴い、館蔵美術資料の中から優れたものを集めた「館蔵秀作展」、また光市出身の先人で幕末維新に活躍をした金山仏乗を紹介する人物銘々展、さらには夏休みに小中学生や一般市民を対象にした岩国市二鹿にある喜和田鉱山の光る石と鉱物展などを開催することといたしております。
なお、美術常設展示室は、今後は文化センターが所蔵する多くの美術品を年に4、5回展示替えを行いながら、公開するとといたしております。このほか、各種の講座の開催や市民の創作活動の発表の場の提供を通じ、生涯学習活動の推進と地域文化の創造に努めてまいりたいと考えております。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。
◯議長(沖本 武夫君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。
以上で報告第5号を終わります。
ここで暫時休憩いたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。
午前10時55分休憩
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午前11時05分再開
◯議長(沖本 武夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
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日程第9.諸般の報告
◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第9、市長より諸般の報告を願います。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) それでは、諸般の報告をさせていただきます。
地方拠点都市地域のその後の取り組み状況についての報告でございます。周南4市4町では、山口県における2番目の拠点都市地域として整備基本計画の設定に向け、これまで4回の周南地域中核都市推進協議会を開催したほか、県の関係各課と協議、調整を行ってきたとこでございます。
しかし、このほど整備基本計画の素案が取りまとめられましたので、先日議員の皆様方にお配りをいたしたとこでございます。
その概要につきましては、これまでにも御説明申し上げてまいりましたように、産業と自然の織りなす「ときめき交流都市周南」をテーマに、光拠点地区においては冠山総合公園の整備を中心に、スポーツ、レジャー機能の集積を目指すこととなっておるとこでございます。
多種の計画を含め、4つの拠点地区を中心に各市、町の機能分担と相互連携のもと、諸機能の重点的整備を行おうとするものでございます。
また、この整備基本計画の策定にあたり、地域住民の意見を伺うため、去る5月17日に、関係市町の議会、商工会議所、婦人会などの代表28名による周南地方拠点都市地域整備促進懇話会を開催し、整備基本計画案及び幹線道路整備などの大型プロジェクト案について、その概要説明等が行われたとこでございます。
今後は、この懇談会を1、2回程度開催し、さらに御意見をお聞きすることとなっております。いずれにいたしましても、懇話会での御意見等を踏まえ、県、国等との協議調整を進め、年内の整備基本計画の承認に向けて取り組んでまいりますので、引き続き御理解と御指導を賜りますようお願いを申し上げます。
以上でございます。
◯議長(沖本 武夫君) 報告は終わりました。ただいまの報告に対し、質疑がありましたらお願いいたします。高橋議員。
◯17番(高橋 由雄君) 基本的には、一般質問でちょっとこの問題については触れたいと思うんです。今の市長の報告では、非常に肯定的な形で報告がなされましたが、例えばあの報告書を読んでみますと、これから先10年間で人口34万を目指すと。国調では28万なんですね、周南4市4町。これから計画を立て、本年度つくって国、県やなんかと申請をして、それで10年間で今の低成長時代にですよ、5万4,000人といやあ、下松の人口とほぼ同じなんです。
この周南地域で下松市を新たにもう一つつくるというような計画は、だれが考えてみても、現実に足を踏まえて長期計画ではなく、短期計画でもありませんけれども、この10年間の整備計画を具体化していくという点では、私は時代錯誤だと言わざるを得ないと思う。こういうものがわずか4名ぐらいの代表を各市から出して、整備計画なんですよというような、これは皆さんのあれで同意を受けたというんでやられることについては、私は随分検討の余地がある。
つい最近の新聞でも御存じのように、山口の中核都市の核になるあの都市整備計画が、2分の1に変更してやるという改革案が出されましたですね。今の時代っていうのは、財政から見たって、この計画というのは、──まああまり長くなるから言いません。本会議、一般質問でやりたいと思うんですけれども、こういう発想を合併推進論の立場に立つのは、やってんのかと思うと、私は一口で言やあそら恐ろしい。今、各市町村が財政危機を伴って、また2005年までの計画です、西暦。非常に高齢化が進むというような状況。そういうこの計画の中では、そういうものが全然見えてこない。また視野に入ってない。
それから、徳山、下松中心の膨大な公共投資が主たるものだ。この計画を見てみますと、財政上の問題は全然示されておらない。けれども、ウォーターフロント計画も含めて、徳山の駅舎を変える、改築をするのを初めとして、徳山ではこの計画を推進するなら1兆円要ると言われる。わずか年間の一般会計予算が400億足らずのところで、徳山だけでこの計画が推進することはできない。周南4市4町の財政を集めて徳山に集中しないと、1兆円近い計画なんていうのはできません。
だから、私は聞いたんですが、光市のある懇話会に出た代表は、「もしあんた方が本気でこういうものをやるんだったら、提案してるところは遠慮しなさいという発言をした。私はそう言ってやったいね」というようなふうに見られますように、私はいろんな考え方があって結構ですが、長くなるから言いませんけれども、これはいわゆるバブルの時代、高度成長時代のまちづくりの考え方を踏襲していってる。四全総の考え方。来年からは五全総ですよ。この五全総で国も大幅に今までの都市計画の基本方向を見直していこうとしているときに、これから先10年間、こんな形でやったら、もう財政は破綻するし、とんでもない計画だ。
しかも、やり方も議会というのはチェック機関なんです。なぜ議長をその出してやる。本来から言えば、議会は外れてこういう計画ができますよというのを各町村に持ち帰って、議会の立場として論議する方法が私は一番民主的な、それから農業団体からは、大変な抗議の声が上がっているのも、既に聞かれていると思うんです。商工団体からは、わずか4人のうち2人出しといて、農業団体の代表は全く眼中にない。参加してないと。それで、周南の市民の声を聞いたなどというようなことで、この計画は無謀な計画だ。
同じ中核都市を目指そうとしてる県央部では、その中心的な計画を今年度から2分の1に縮小してっております。ところが、この周南、今度出された計画は、客観的状況やら周囲の状況なんかは研究、検討せずに、5年間でこれから10年間で、何が下松市が新しくできるような人口増が、を基本にしてやっていくというような時代錯誤も甚だしい計画に対して、ぜひとも慎重な、現実的な検討をお願いしたいと。光市の財政とってみてもですよ、体育館やなんかの建設をずっとやってきて、ピークはこの四、五年の間にあれでしょう。起債の比率も、まあ私の試算では16とか17とか、危険信号の時期に入ってくるんですよ。それに、できもしない人口計画を立てて、それに向かってやっていくっていうことになりゃ、財政上からもいろんな問題が出てくることは明らかだと思うので、よく検討していただきたい。
で、私は大体こういうようなやり方には、議会の代表は参加すべきではない。議会は議会の立場で、出されてきた案を検討して、よりよいものにしていくというような立場が必要であって、そう議長さんがみんな集まってるんだから、もう議会の承認は得たんだというようなまちづくりは、まずいと思うんです。
ひとつ執行部の方におかれましても、この計画案をよく読んでいただいて、駅舎を改革するなんちゅうたって、JRが金出さんのだから、徳山駅を改革するだけでも大変なんです、これ。まあここで長く言う場ではないと思いますけれども、また一般質問で御回答いただきたいんですが、よく現実を踏まえて、本当21世紀に向かって光市が本当によくなるように、ひとつお互いの立場は違いますけれども、よく検討をして対処していくことが、私は計画案を見まして感じたところでございますので、一言意見を申し上げておきます。回答はまた一般質問でやりますので、結構でございます。
◯議長(沖本 武夫君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。
以上で諸般の報告を終わります。
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日程第10.議案第1号〜議案第20号
◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第10、議案第1号から議案第20号までの20件を一括議題といたします。
これらの議案について市長の説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 議案第1号は、平成8年度光市一般会計補正予算(第1号)についてお諮りするものでございます。
第1条歳入歳出予算の補正におきましては、歳入歳出それぞれ1億5,741万5,000円を追加し、予算の総額を173億5,741万5,000円にしようとするものでございます。
それでは、歳出から申し上げます。まず、総務費でございますが、決算余剰金約2億6,871万円のうち、1億円を財政調整基金に積み立て、基金の総額を2億500万円にしようとするものでございます。
次に、土木費では室積19号線と東之庄線との立体交差部分、橋梁の安全対策調査費として200万円を計上いたしました。また、9年度完成を目指しております虹ケ丘森ケ峠線に、国の事業費の増額内示がありましたので、歩道境界のブロックの工事費として2,960万円を追加いたしました。
次に、教育費では去る5月20日、武田薬品工業株式会社光工場が開設50周年を迎えられ、その記念として同社から1,030万円の寄附をいただきました。これを市民憲章を一層促進するため、本年20周年を迎える光太鼓保存会の太鼓を整備することといたしました。このほど、同工場が開設50周年という記念すべき年を迎えられましたことに対しまして、心からお喜びを申し上げますとともに、御厚志に対しまして深く御礼を申し上げる次第でございます。本市並びに地域経済の発展に向けられましたこれまでの御功績に、改めて感謝の意を表し、今後のさらなる御発展をお祈り申し上げます。
次に、予備費におきましては、1,511万5,000円を追加し、今後の財政需要に備えることといたしました。
歳入につきましては、これらの財源として前年度繰越金の当初計上額との差額1億1,871万5,000円、国庫支出金1,500万円及び市債1,500万円を充当いたしました。なお、手数料収入160万円を減額しておりますが、これは別号議案でお諮りいたします公的年金受給者の現況届の証明手数料免除に伴うものでございます。
以上、一般会計補正予算について御説明申し上げましたが、この際平成7年度の決算について申し上げたいと存じます。
補正予算書の最終ページに参考資料として添付をいたしておりますが、一般会計におきましては、約4億5,639万円の黒字となりましたが、このうち
繰越明許費にかかる繰越財源約1億8,767万円を差し引いた実質的な繰越金は、約2億6,800万円となっております。このうち、1億5,000万円につきましては、平成8年度の財源として既に当初に計上しておるとこでございます。
本会計におきましては、市税及び地方交付税の増加などにより、昨年に引き続き黒字決算となりましたが、平成6年度からの繰越金約5億5,400万円を差し引いた単年度収支では、約2億8,500万円の赤字となるものでございます。
次に、国保会計では、約1億3,840万円の黒字となりましたが、平成6年度からの繰越金約9,980万円を差し引いた単年度収支では、約3,860万円の黒字となるものでございます。
なお、特別会計のうち、簡易水道、競艇事業、同和対策住宅新築資金等貸付及び墓園につきましては、ほぼ見込みどおりの決算でありますので、今回補正は行っておりません。
次に、議案第2号は、平成8年度光市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてお諮りするものでございます。
本会計は、平成7年度会計におきまして1億3,840万5,000円の黒字決算となりましたので、繰越金の当初計上額8,007万7,000円との差額、5,832万8,000円を追加し、そのうち4,000万円を国民健康保険基金に積み立て、残額の1,832万8,000円を予備費に留保し、医療需要に備えようとするものでございます。これにより、基金の総額は5,034万6,000円となるものでございます。
黒字決算の主な要因といたしましては、特別財政調整交付金の増収及び医療費の減少などによるものでございます。