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  1. 光市議会 1996-06-11
    1996.06.11 平成8年第3回定例会(第1日目) 本文


    取得元: 光市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    1996.06.11 : 平成8年第3回定例会(第1日目) 本文 ( 68 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) - この発言をダウンロード - 全発言をダウンロードヒット箇所をクリックすると、次のヒット箇所へジャンプします。 :                  午前10時05分開会   開  会 ◯議長(沖本 武夫君) ただいまから平成8年第3回光市議会定例会を開会いたします。       ────────────・────・────────────   開  議 ◯議長(沖本 武夫君) 直ちに本日の会議を開きます。       ────────────・────・────────────   議事日程 ◯議長(沖本 武夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(沖本 武夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、山本議員寳迫議員田中虎男議員、以上3名の方を指名いたします。また参与員は、お手元に配付いたしておりますとおりでございますので、御了承を願います。       ────────────・────・────────────   日程第2.会期の決定 ◯議長(沖本 武夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
     お諮りいたします。このたびの定例会の会期は、きょうから6月24日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(沖本 武夫君) 御異議なしと認めます。よって、このたびの定例会の会期は、きょうから6月24日までの14日間と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第3.特別委員会中間報告 ◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第3、特別委員会中間報告に入ります。  閉会中にそれぞれの特別委員会において所管の調査をされておられますので、委員長よりその御報告を願います。  まず、環境調査特別委員長よりお願いいたします。森永環境調査特別委員長◯環境調査特別委員長(森永 教文君) おはようございます。それでは、去る5月27日に委員全員出席のもと、環境調査特別委員会を開催しましたので、その概要を御報告申し上げます。  なお、お手元に配付してあります資料を御参照くださいませ。  初めに、公害対策についてを報告いたします。  まず、硫黄酸化物につきましては、常時監視している6測定局とも、測定結果は月平均、平均値が0.004から0.006ppmであり、1時間値の最高が0.038ppm、日平均値の最高が0.011ppmであり、問題となる結果ではありませんでした。  浮遊粒子状物質について、4測定局の月平均値は0.014から0.033ミリグラム/立方メートルであり、問題となる結果はありませんでした。ただ、室積公民館の2月14日9時の測定値が環境基準を超えておりましたが、一時的なもので問題ではありませんでした。  窒素酸化物につきましては、3測定局とも二酸化窒素月平均値は0.012から0.018ppmであり、日平均値の最高も0.034ppm以下であり、環境基準値を十分満足しておりましたので、問題ありませんでした。  オキシダントについては、従来どおり環境基準を達成しておらず、2月において0.9%、3月に2.3%、基準値の0.06ppmをオーバーしておりました。また、4月から5月にかけて計3回オキシダント濃度が0.08ppmを超え、県の要綱に基づきオキシダント情報が発令されましたが、健康上の被害はないということでありました。  次に、水質に移ります。これは、公共用水域の監視ということで年4回調査するもので、島田川本流6地点、支流3地点の9地点及び光井川の2地点について4月24日に調査を実施したもので、いずれもSS、BOD、DO値は環境基準を満足しておりましたが、ペーハー値については永代橋、束荷川、光井川の3個所が基準を超えておりました。  大腸菌群数につきましても、7地点で環境基準値を超えておりましたが、例年に比べ全体的に数値は下がっているということであります。  光地先海域のA類型5地点については、4月24日に調査したもので、環境基準値を満足しておりました。  工場排水の測定結果について2月26日、協定8工場に立ち入り調査したもので、測定結果は排水基準の設定されている6工場の排出水のいずれもが基準値を大幅に下回っており、問題となる結果はありませんでした。また、排水基準の設定されていない2工場においても、問題となる結果はありませんでした。  公害苦情では、1月から4月末までに受理したものは大気1件、水質1件、悪臭1件の3件で、苦情の内容としては、大気についてはススの発生、水質については前回の委員会で報告された潤滑油流出事故、そして悪臭につきましては、4月3日に県に対して匿名の投書のあった浅江5丁目の事業所から刺激臭が出ているというもので、同日に実施された環境保健所職員、市職員による立ち入り調査では、刺激臭は確認できませんでしたが、同事業所においては材料を酸洗処理するための塩酸を使用しているもので、これの厳重な管理と工場の壁の破損部の補修をお願いしたということでありました。  以上の報告の後に審議に入り、委員から数点にわたる質疑がありました。主なものといたしましては、第1点目、オキシダント発令基準発令方法はどうなっているのか。また、県の測定局は光高のみであるが、虹ケ丘などには設置できないものなのか。  2点目、工場排水環境基準工場ごとに違うのはなぜか。  執行部より1点目、オキシダント発令基準は、県の要綱に基づいてなされており、1時間値の測定濃度を基準に第1情報、第2情報、注意報、警報の4種類に分かれている。発令方法は、光高の測定局から県の公害センターにあるテレメーターに連絡され、基準値を超えれば徳山環境保健所を経て市に連絡が入るシステムになっている。そして、一定基準以上になれば、市民には広報車、教育施設等にはファックスで連絡するようにしている。測定局の位置や数については、検討課題として県に伝えていきたい。  2点目、工場排水については、県の基準によりそれぞれの業種、排水量により異なっているとの答弁がありました。  次に、水洗化促進に関することについて申し上げます。  平成8年4月末日までの集計件数で、供用開始区域内8,747戸で、排水設備申請件数8,369戸であります。排水設備完了件数は、現在8,341戸で、水洗化率は95.4%であります。  水洗化資金申し込み状況は549件、1億6,369万円、また、貸し付け状況は541件、1億6,184万円であります。  次に、合併浄化槽設置整備については、平成7年度において6〜7人槽が7基、8〜10人槽が6基で合わせて13基の補助を行い、地域別では室積地区が1基、光井地区2基、三井地区2基、周防地区8基となっております。平成6年度の制度開始以来21基の補助を行っております。また、平成8年度については、国、県に対して20基の要望をし、補助の内示を得、申し込みを受け付けており、5月20日現在で既に17基の申し込みがあったとの報告がありました。  次に、周防高尾地区三和技研工業株式会社から安定型産業廃棄物処理場増設計画が出てきたことの報告がありました。申請施設の概要ですが、設置場所は現処理施設に隣接する小周防上石遠で、施設の種別としては現処理施設と同様、有害物質のない安定型最終処理場で、埋立廃棄物建設廃材廃プラスチックガラスくず、陶磁器、金属くずとなっております。  施設規模は、面積1万7,737平方メートル、容量は15万7,110立方メートルで、処理方式及び構造はコンクリート堰堤、沈砂池を備え、山土によるサンドイッチ工法となっております。  関係住民とは平成3年11月に設置についての同意は得ておりますが、再度確認の意味で、去る5月12日に増設についての説明会が開催され、関係住民の同意も得られております。市の意見書案については、市民の生活環境を守る立場から、現処理施設及び岩本砂利(株)処理施設と基本的には同様の対応を求めることとし、新たな意見として高尾地区廃棄物銀座にならないような配慮と、隣接地のある大和町と光市及び三和技研との間で生活環境保全に関する協定を締結することを加える案としたとの説明がありました。  意見書案は、資料のとおり7項目となっております。また、今後意見書に対する申請者の対応が示された段階で協議されることとなる大和町を含めた三者協定についての光市の考え方としては、周辺住民が健康で快適な生活がおくれるような環境保全対策公害関係諸法の遵守、公害防止対策の推進、定期的な水質検査の実施と市への報告、公害が発生した場合の被害対策設置者責任の問題、立ち入り調査埋立廃棄物の報告等を検討しているとの説明があり、さらに、産業活動の進展、特に公共事業の推進や不法投棄の防止等から、産業廃棄物処理施設の必要性、重要性は認識しているが、市民の生活環境を守る立場から、県に対してより慎重な対応を求めていくとの報告がありました。  以上の報告の後に質疑に入り、1点目に、「三和技研工業産業廃棄物業者としての企業能力はどうか」。2点目に、「合併浄化槽設置規模は建物の床面積で決まっているのか、住んでいる人の数によるのか。田舎の場合は、建物が大きく矛盾がある。また、補助基準は全国統一なのか。現在の補助区分に矛盾があるので、見直しが必要ではないか」。3点目に、「下水道において供用開始区域排水設備完了普及率95.4%となっているが、業者によって見積りなどの差があるのではないか」。4点目に、「意見書の中で虹川地区及び高尾地区住民全員の同意とあるが、何人かでも合意が得られない場合は設置できないのか」との質問に、1点目については、「平成4年の廃棄物処理法の改正の中で、産業廃棄物処理業者については、能力にかかわる基準を含め厳しく対応することとなっている」。2点目について、「建築基準法により、建物面積で人槽の規模は決まっている。補助については、国、県、市がそれぞれ3分の1ずつを補助することで、国の補助要綱に基づき実施している」。3点目について、「排水設備については、年1回単価を統一し、指定工事店に説明し、設置の際も申請書により工事費のチェックをしている」。4点目については、「意見書は保健所に提出され、保健所としては市の意見として業者の回答を求めることになる。法的基準に適合していれば、設置に反対することはできないが、前回までも意見についてはすべて業者に理解をいただき、関係者の同意を得た上で県が許可している」との答弁がありました。  また、委員より「産業廃棄物処理について悪質な業者もある。出発点でしっかり指導すべき。また、認可後の監視も必要。毅然たる態度で臨むことが必要である」との要望がありました。  以上で環境調査特別委員会の報告を終わります。なお、詳しい資料は事務局においてありますので、御高覧いただきますようにお願いいたします。  以上で終わります。 ◯議長(沖本 武夫君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。  次に、活性化対策特別委員長よりお願いいたします。西村活性化対策特別委員長◯活性化対策特別委員長(西村 憲治君) おはようございます。それでは、活性化対策特別委員会委員長報告をさせていただきます。  去る5月27日、本庁第2委員会室におきまして活性化対策特別委員会を市長、執行部、議員出席のもと開会いたしましたので、委員会の内容を議員の皆様に御報告申し上げます。  企業立地促進に関することが議題に取り上げられ、執行部より1、ひかりソフトパークの2月以降の取り組み実績、2、平成8年度の企業誘致取り組み方針、3、周南コンピュータカレッジ入学就職状況、4、情報化人材育成事業の推移について詳細な報告を受けました。  議員より1、素人の参加できる講座の開設、2、魅力ある独自研修講座の開設、3、定員割れの原因、4、資格取得へのバックアップ体制強化、5、卒業生への就職満足度追跡調査実施、6、中小企業のニーズに合う講座の設定、7、2月説明会参加企業のその後のフォローなどについて活発な質問や要望が出されました。  これに対して執行部より1、企業単位での入門コース開設済み個人レベルの問題を検討したい。  2、専門家、企業ニーズ、受講者のアンケートをもとに新しいものにチャレンジし、受講者が多数になるよう努力したい。  3、18歳人口の減少、情報産業不振等々の影響から定員に達していないものと考えますが、学校回り、マスメディアを活用した広告など、あらゆる努力をして入学者確保に努めたい。  4、就学期間の3ないし4年生への格上げを事業団に要望中。  5、修学した技術を生かせる職場を斡旋するよう努力をしていますが、追跡調査は実施していない。今後とも本人の希望と企業のニーズ、期待がマッチしていくよう就職指導を進めたい。  6、中小企業向け基礎的調査を含め、コース設定を検討中。  7、説明会後、二度大阪に行き、参加企業を訪問しました。成果として、うち3社が現地視察に訪れました。今後も企業訪問を重ね、幅広い情報収集に努めていきたいと考えておりますとの回答がありましたので、これを了とし、委員会を閉会いたしました。  なお、詳細は事務局に議事録が備えつけてありますので、参考にご覧ください。  以上、活性化対策特別委員会委員長報告を終わります。 ◯議長(沖本 武夫君) ただいまの報告に対し、質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(沖本 武夫君) なければ、質疑を終結いたします。  以上で特別委員会中間報告を終わります。       ────────────・────・────────────   日程第4.報告第1号 ◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第4、報告第1号に入ります。  本件について市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 報告第1号は、平成7年度光市一般会計繰越明許費繰り越しについて報告するものでございます。  これは、出納閉鎖の結果、繰越計算書のとおり室積地区住居表示整備事業ほか7件の繰越明許費、5億496万1,000円のうち、5億448万5,000円が翌年度繰越額となりましたので、平成8年度に繰り越して執行しようと、することといたしたものでございます。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(沖本 武夫君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。  以上で報告第1号を終わります。       ────────────・────・────────────   日程第5.報告第2号 ◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第5、報告第2号に入ります。本件について市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 報告第2号は、平成7年度光市下水道事業特別会計繰越明許費繰り越しについて御報告するものでございます。  これは、出納閉鎖の結果、繰越計算書のとおり管渠布設工事について繰越明許費3,701万円が翌年度繰越額となりましたので、これを平成8年度に繰り越して執行することといたしたものでございます。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(沖本 武夫君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。  以上で報告第2号を終わります。       ────────────・────・────────────   日程第6.報告第3号 ◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第6、報告第3号に入ります。  本件について市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 報告第3号は、平成7年度光市土地開発公社決算、継続費、精算報告書及び平成8年度事業計画について御報告するものでございます。  まず、平成7年度事業につきましては、公有地取得事業といたしまして市民ホール駐車場用地及び商工会議所会館用地を先行取得し、光市へ売却いたしました。  次に、土地造成事業といたしましては、山口県土地開発公社との共同事業であります、ひかりソフトパーク用地8,500平方メートルを、約2億2,951万円で株式会社山口岩井情報サービス外2社へ売却するとともに、市道川園線道路用地として約690平方メートルを光市へ売却いたしました。  また、丸山町排水池用地造成事業として13宅地を完成。そのうち10宅地、約2,264平方メートルを約1億2,487万円で売却いたしました。その結果、当期利益は約3,845万3,000円となりました。  次に、平成7年度継続費精算報告書31ページでございますが、土地造成事業のうち、ひかりソフトパーク用地造成事業費につきましては、平成4年度から平成7年度まで4カ年の継続費を設定し、造成面積14.3ヘクタールの整備工事が完成いたしました。全体計画を当初13億836万円を見込んでおりましたが、実績により支出済み額は約11億8,659万円となっております。また、丸山町排水池用地整備事業につきましては、平成6年度から2カ年継続事業により、0.63ヘクタールの整備工事を実施し、全体計画を当初1億6,411万円と見込んでおりましたが、支出済み額は約1億4,591万9,000円となりました。  次に、平成8年度事業計画並びに予算について申し上げます。  引き続きひかりソフトパーク事業──失礼いたしました。ひかりソフトパーク企業団地販売促進に努めるとともに、土地造成事業といたしまして住宅団地の可能性について適地調査を実施し、今後の宅地供給事業に備えることといたしております。  なお、詳細につきましては、担当参与をして説明させますので、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(沖本 武夫君) 続いて補足説明を求めます。棟近建設部長◯建設部長(棟近 俊彦君) おはようございます。それでは、報告第3号の市長説明の補足をさせていただきます。  恐れ入りますが、決算報告書の8ページをお開きいただきたいと思います。まず、収支決算書から御説明を申し上げます。  収益的収入は、予算額4億1,143万6,000円に対し、決算額は3億9,938万9,620円となりました。  次に、9ページの収益的支出は、予算額4億253万6,000円に対し、決算額は3億5,868万173円となりました。  次に、10ページの資本的収入及び支出でございます。収入は、建設改良に伴う借入金等でございますが、内部留保資金等の活用により、借入金はございません。支出は、予算額5億1,693万8,191円に対し、決算額は3億5,279万6,937円となりました。なお、収入が支出に対して不足する額、3億5,279万6,937円は、当年度損益勘定留保資金及び前年度繰越損益勘定留保資金をもって補てんいたしました。  次に、11ページの損益計算書でございます。事業収益から申し上げますと、公有地取得事業収益は9,070万1,900円でございます。これは、市民ホール駐車場用地220.02平方メートル及び商工会議所会館用地718平方メートルを、光市へ売却いたしたものでございます。  その下の土地造成事業収益2億4,708万380円は、ひかりソフトパーク整備用地及び丸山町団地10宅地分の売却によるものでございます。合わせまして事業収益は3億3,778万2,280円でございます。  これに対する事業原価は3億1,445万1,191円で、事業純利益は2,333万1,089円となっております。  次に、販売費及び一般管理費は、公社の事務局費、保有地の維持管理費及び光市から派遣されております職員の給与負担金等2,920万2,671円でございまして、差し引き事業損失587万1,582円の赤字となっております。  次に、事業外収益預金利息及び光市への公有地売却にかかる利息等で、6,160万7,340円でございます。また、事業外費用は、事業資金の借り入れに対する支払い利息1,502万6,311円でございまして、事業外収益費では4,658万1,029円の利益を生じましたが、事業収支での事業損失587万1,582円を差し引き、経常利益は4,070万9,447円となりました。  次に、特別損失といたしまして前期損益修正損ですが、これは青少年野外活動センター用地の中の国有地の払下げにかかる経費225万6,337円がございましたので、これを差し引き当期利益は3,845万3,110円となりました。これにつきましては、公有地の拡大の推進に関する法律第18条第5項の規定に基づき、準備金として処理いたすことにいたしております。
     次に、12ページの貸借対照表について簡単に御説明申し上げます。  まず、資産の部でありますが、流動資産では現金、土地などで14億8,079万47円でございます。固定資産として長期定期預金1,000万円、合計1,000──失礼しました。14億9,079万47円でございまして、これが開発公社の純資産でございます。  次に、13ページをお願いいたします。負債の部の流動負債といたしまして、未払い金、預かり金外で6,598万6,603円、固定負債といたしまして長期借入金外で9億1,075万2,063円でございまして、合計9億7,673万8,666円が負債の合計でございます。  なお、未払い金につきましては、ソフトパークにかかる借入金の利息の支払いが年度末が休日となりましたので、銀行と協議いたしました結果、4月に入って支払いということで整理をさせていただいたために、未払い金で充てさせていただきました。  次に、資本の部でございますが、光市からの出資金であります基本金1,000万円、前期繰越準備金4億6,559万8,271円に当期純利益3,845万3,110円を加えますと、合計5億1,405万1,381円が資本合計となり、負債資本合計は14億9,079万47円となるものでございます。  なお、財産目録、決算補足明細書を14ページ以降に記載しておりますので、御参照賜りたいと存じます。  以上で補足説明を終わらせていただきます。 ◯議長(沖本 武夫君) 以上で説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。  以上で報告第3号を終わります。       ────────────・────・────────────   日程第7.報告第4号 ◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第7、報告第4号に入ります。  本件について市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 報告第4号は、平成7年度財団法人光スポーツ振興会の決算及び平成8年度の事業計画について報告するものでございます。  光市スポーツ振興会は、スポーツ公園、市民の森、光勤労者体育センター、サン・アビリティーズ光及び光市スポーツ館の管理を委託し、各施設の効率的かつ円滑な管理運営に努めているところでございます。  平成7年度の施設利用者は約23万8,600人で、昨年度に比べて約3万5,200人の減少となっておりますが、その主な理由は、平成6年度はスポーツ公園を主会場として、光青年会議所による周南祭りが開催されたことによるもので、利用者はほぼ横ばいの状況でございます。  平成7年度の決算状況でございますが、収入総額約4,215万2,000円、支出総額約3,464万7,000円で、差し引き約750万4,000円を次年度に繰り越すこととなりました。  次に、平成8年度の事業計画につきましては、前年度に引き続き施設の整備や環境美化に努め、市民の皆さんが気軽に楽しく利用できるよう、効率的な管理運営に努めてまいりたいと存じます。よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(沖本 武夫君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 今の市長の説明でわかったんですけれども、この事業報告書ですね、見てみますと、3万5,208人減と。これは、1年間の総主要人員の十数%になる。いろんな書き方があると思うんですけれども、この報告なんてのは、できるだけ簡潔がいいんでしょうけれども、事業報告書を読んだだけでは、なぜ単年度にこれだけ十数%減ったのかというようなものが、皆さんはわかるかもしれませんが、私はちょっと見たところわかりませんでした。それで、特殊な周南4市のイベントがあったと。  確かに、この利用状況を見てみますと、平成3年度から平成7年度までを見ても、平成6年度だけが突出をしておりますから、特殊な行事があったんだなというのはわかるんですが、私は書き方としてですね、一応だれが読んでもわかるような形で、いわゆる事業報告書は記載をしていただきたいと思います。  と申しますのは、こういうものっていうのは、えてしてマンネリ的になるというか、よく言えば定着をして十分活用されて、使用される方もそう増減なく安定的にやられておると、そういう点では関係者の努力は認めなければならないと思いますが、例えば照明施設とかいろんな施設を改善をするのに当たっては、当然使用している方々の要望なり、御意見なりを酌み上げて改善をなさっておるというふうに思うんですけど、そこらあたりも施設を改善することによって、使用者の方々から──何人増えたかっていう短絡的なものではないけれども、大変使いやすい施設であるというような形で受け取られていかなければならないと。  そういう点では、平成8年度の事業計画の中でも、何をどう改善していくのかというような内容が極めて抽象的なんですね。そういう点では、私は平成7年度は利用者の要求に基づいてこういうところを改善していったんだと。それに対して、平成8年度については、さらにどういうものを改善して使いやすいようにしていくんだというような、内容のものであって欲しいと。その点では、ひとつ一生懸命やられていることはわかりますが、マンネリにならないように。  やっぱり予算がありますから、そうとっぴなことはできませんけれども、着実にやっていく場合でも、少なくとも事業報告、平成8年度の事業計画などについては、少なくともこういうところは改善していくようにやっていきたいということで、もう少し具体化していただいた方が、せっかくの報告でございますから、よろしいかと思うんです。そういう点でひとつ報告についてのやり方について、だれが見てもわかるように。それから、その報告を読み取る中から、年々やっぱり改善をし、前へ進んでってるというものが読み取れるような形にしていただけると幸いだと思うんですが、そこらあたりはどうでしょう。 ◯議長(沖本 武夫君) 西岡教育次長。 ◯教育次長(西岡 純二君) それでは、高橋議員の御質問にお答えいたします。  まず最初に、スポーツ振興会の平成7年度事業報告中に、事業概要の記述につきまして利用者数の減少理由に触れておりません。概要説明が不十分であったことにつきましておわび申し上げます。  このことにつきましては、市長が先ほど説明したとおりでございますので、説明は省略させていただきますが、今後施設利用等につきましては、大きく変動、変化のある場合につきましては、その原因など事業報告の中に盛り込んでいきたいと、このように考えておりますので、御理解いただきたいと思います。  それから、2点目に市民ニーズにこたえた施設整備というような意味合いだろうと思いますが、今後とも私どもも利用団体、あるいは利用、今から利用されたいという方からの御要望など参考に、あるいは時間帯とか種目、あるいは改善要望等もあると思います。そういうことを的確に把握しながら、この事業を進めてまいりたいと、このように思っております。  以上でございます。 ◯議長(沖本 武夫君) いいですか。ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。  以上で報告第4号を終わります。       ────────────・────・────────────   日程第8.報告第5号 ◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第8、報告第5号に入ります。  本件について市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 報告第5号は、平成7年度財団法人光市文化振興会決算及び平成8年度事業計画について報告するものでございます。  文化振興会は、市民文化の向上に寄与するため、ふるさとの歴史、美術、科学等の展示や市民の創作活動を支援するため、文化センターを中心に事業を推進しているところでございます。  平成7年度の事業といたしましては、戦後50周年を記念した「戦中戦後の光市と人々のくらし展」、門蔵山古墳から出土した考古資料を紹介した披露展、さらには文化センターの所蔵する絵画の中から「花鳥図」「香月泰男」「海」「松岡俊彦」をテーマとした館蔵品展などを開催し、入館者は約1万7,800人となっておるところでございます。  なお、2階科学展示室の一部を改修し、文化センターが所蔵する美術工芸品を常時展示できる美術常設展示室を整備をいたしました。  決算につきましては、収入約3,350万1,000円、支出約2,968万1,000円で、差し引き382万円を次年度に繰り越すこととなりました。  次に、平成8年度の事業計画について申し上げます。文化センターが主催する企画展といたしましては、今年度は常設展示室の開設に伴い、館蔵美術資料の中から優れたものを集めた「館蔵秀作展」、また光市出身の先人で幕末維新に活躍をした金山仏乗を紹介する人物銘々展、さらには夏休みに小中学生や一般市民を対象にした岩国市二鹿にある喜和田鉱山の光る石と鉱物展などを開催することといたしております。  なお、美術常設展示室は、今後は文化センターが所蔵する多くの美術品を年に4、5回展示替えを行いながら、公開するとといたしております。このほか、各種の講座の開催や市民の創作活動の発表の場の提供を通じ、生涯学習活動の推進と地域文化の創造に努めてまいりたいと考えております。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(沖本 武夫君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。  以上で報告第5号を終わります。  ここで暫時休憩いたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午前10時55分休憩       ………………………………………………………………………………                  午前11時05分再開 ◯議長(沖本 武夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。       ────────────・────・────────────   日程第9.諸般の報告 ◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第9、市長より諸般の報告を願います。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) それでは、諸般の報告をさせていただきます。  地方拠点都市地域のその後の取り組み状況についての報告でございます。周南4市4町では、山口県における2番目の拠点都市地域として整備基本計画の設定に向け、これまで4回の周南地域中核都市推進協議会を開催したほか、県の関係各課と協議、調整を行ってきたとこでございます。  しかし、このほど整備基本計画の素案が取りまとめられましたので、先日議員の皆様方にお配りをいたしたとこでございます。  その概要につきましては、これまでにも御説明申し上げてまいりましたように、産業と自然の織りなす「ときめき交流都市周南」をテーマに、光拠点地区においては冠山総合公園の整備を中心に、スポーツ、レジャー機能の集積を目指すこととなっておるとこでございます。  多種の計画を含め、4つの拠点地区を中心に各市、町の機能分担と相互連携のもと、諸機能の重点的整備を行おうとするものでございます。  また、この整備基本計画の策定にあたり、地域住民の意見を伺うため、去る5月17日に、関係市町の議会、商工会議所、婦人会などの代表28名による周南地方拠点都市地域整備促進懇話会を開催し、整備基本計画案及び幹線道路整備などの大型プロジェクト案について、その概要説明等が行われたとこでございます。  今後は、この懇談会を1、2回程度開催し、さらに御意見をお聞きすることとなっております。いずれにいたしましても、懇話会での御意見等を踏まえ、県、国等との協議調整を進め、年内の整備基本計画の承認に向けて取り組んでまいりますので、引き続き御理解と御指導を賜りますようお願いを申し上げます。  以上でございます。 ◯議長(沖本 武夫君) 報告は終わりました。ただいまの報告に対し、質疑がありましたらお願いいたします。高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 基本的には、一般質問でちょっとこの問題については触れたいと思うんです。今の市長の報告では、非常に肯定的な形で報告がなされましたが、例えばあの報告書を読んでみますと、これから先10年間で人口34万を目指すと。国調では28万なんですね、周南4市4町。これから計画を立て、本年度つくって国、県やなんかと申請をして、それで10年間で今の低成長時代にですよ、5万4,000人といやあ、下松の人口とほぼ同じなんです。  この周南地域で下松市を新たにもう一つつくるというような計画は、だれが考えてみても、現実に足を踏まえて長期計画ではなく、短期計画でもありませんけれども、この10年間の整備計画を具体化していくという点では、私は時代錯誤だと言わざるを得ないと思う。こういうものがわずか4名ぐらいの代表を各市から出して、整備計画なんですよというような、これは皆さんのあれで同意を受けたというんでやられることについては、私は随分検討の余地がある。  つい最近の新聞でも御存じのように、山口の中核都市の核になるあの都市整備計画が、2分の1に変更してやるという改革案が出されましたですね。今の時代っていうのは、財政から見たって、この計画というのは、──まああまり長くなるから言いません。本会議、一般質問でやりたいと思うんですけれども、こういう発想を合併推進論の立場に立つのは、やってんのかと思うと、私は一口で言やあそら恐ろしい。今、各市町村が財政危機を伴って、また2005年までの計画です、西暦。非常に高齢化が進むというような状況。そういうこの計画の中では、そういうものが全然見えてこない。また視野に入ってない。  それから、徳山、下松中心の膨大な公共投資が主たるものだ。この計画を見てみますと、財政上の問題は全然示されておらない。けれども、ウォーターフロント計画も含めて、徳山の駅舎を変える、改築をするのを初めとして、徳山ではこの計画を推進するなら1兆円要ると言われる。わずか年間の一般会計予算が400億足らずのところで、徳山だけでこの計画が推進することはできない。周南4市4町の財政を集めて徳山に集中しないと、1兆円近い計画なんていうのはできません。  だから、私は聞いたんですが、光市のある懇話会に出た代表は、「もしあんた方が本気でこういうものをやるんだったら、提案してるところは遠慮しなさいという発言をした。私はそう言ってやったいね」というようなふうに見られますように、私はいろんな考え方があって結構ですが、長くなるから言いませんけれども、これはいわゆるバブルの時代、高度成長時代のまちづくりの考え方を踏襲していってる。四全総の考え方。来年からは五全総ですよ。この五全総で国も大幅に今までの都市計画の基本方向を見直していこうとしているときに、これから先10年間、こんな形でやったら、もう財政は破綻するし、とんでもない計画だ。  しかも、やり方も議会というのはチェック機関なんです。なぜ議長をその出してやる。本来から言えば、議会は外れてこういう計画ができますよというのを各町村に持ち帰って、議会の立場として論議する方法が私は一番民主的な、それから農業団体からは、大変な抗議の声が上がっているのも、既に聞かれていると思うんです。商工団体からは、わずか4人のうち2人出しといて、農業団体の代表は全く眼中にない。参加してないと。それで、周南の市民の声を聞いたなどというようなことで、この計画は無謀な計画だ。  同じ中核都市を目指そうとしてる県央部では、その中心的な計画を今年度から2分の1に縮小してっております。ところが、この周南、今度出された計画は、客観的状況やら周囲の状況なんかは研究、検討せずに、5年間でこれから10年間で、何が下松市が新しくできるような人口増が、を基本にしてやっていくというような時代錯誤も甚だしい計画に対して、ぜひとも慎重な、現実的な検討をお願いしたいと。光市の財政とってみてもですよ、体育館やなんかの建設をずっとやってきて、ピークはこの四、五年の間にあれでしょう。起債の比率も、まあ私の試算では16とか17とか、危険信号の時期に入ってくるんですよ。それに、できもしない人口計画を立てて、それに向かってやっていくっていうことになりゃ、財政上からもいろんな問題が出てくることは明らかだと思うので、よく検討していただきたい。  で、私は大体こういうようなやり方には、議会の代表は参加すべきではない。議会は議会の立場で、出されてきた案を検討して、よりよいものにしていくというような立場が必要であって、そう議長さんがみんな集まってるんだから、もう議会の承認は得たんだというようなまちづくりは、まずいと思うんです。  ひとつ執行部の方におかれましても、この計画案をよく読んでいただいて、駅舎を改革するなんちゅうたって、JRが金出さんのだから、徳山駅を改革するだけでも大変なんです、これ。まあここで長く言う場ではないと思いますけれども、また一般質問で御回答いただきたいんですが、よく現実を踏まえて、本当21世紀に向かって光市が本当によくなるように、ひとつお互いの立場は違いますけれども、よく検討をして対処していくことが、私は計画案を見まして感じたところでございますので、一言意見を申し上げておきます。回答はまた一般質問でやりますので、結構でございます。 ◯議長(沖本 武夫君) ほかにありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。  以上で諸般の報告を終わります。       ────────────・────・────────────   日程第10.議案第1号〜議案第20号 ◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第10、議案第1号から議案第20号までの20件を一括議題といたします。  これらの議案について市長の説明を求めます。末岡市長。 ◯市長(末岡 泰義君) 議案第1号は、平成8年度光市一般会計補正予算(第1号)についてお諮りするものでございます。  第1条歳入歳出予算の補正におきましては、歳入歳出それぞれ1億5,741万5,000円を追加し、予算の総額を173億5,741万5,000円にしようとするものでございます。  それでは、歳出から申し上げます。まず、総務費でございますが、決算余剰金約2億6,871万円のうち、1億円を財政調整基金に積み立て、基金の総額を2億500万円にしようとするものでございます。  次に、土木費では室積19号線と東之庄線との立体交差部分、橋梁の安全対策調査費として200万円を計上いたしました。また、9年度完成を目指しております虹ケ丘森ケ峠線に、国の事業費の増額内示がありましたので、歩道境界のブロックの工事費として2,960万円を追加いたしました。  次に、教育費では去る5月20日、武田薬品工業株式会社光工場が開設50周年を迎えられ、その記念として同社から1,030万円の寄附をいただきました。これを市民憲章を一層促進するため、本年20周年を迎える光太鼓保存会の太鼓を整備することといたしました。このほど、同工場が開設50周年という記念すべき年を迎えられましたことに対しまして、心からお喜びを申し上げますとともに、御厚志に対しまして深く御礼を申し上げる次第でございます。本市並びに地域経済の発展に向けられましたこれまでの御功績に、改めて感謝の意を表し、今後のさらなる御発展をお祈り申し上げます。  次に、予備費におきましては、1,511万5,000円を追加し、今後の財政需要に備えることといたしました。  歳入につきましては、これらの財源として前年度繰越金の当初計上額との差額1億1,871万5,000円、国庫支出金1,500万円及び市債1,500万円を充当いたしました。なお、手数料収入160万円を減額しておりますが、これは別号議案でお諮りいたします公的年金受給者の現況届の証明手数料免除に伴うものでございます。  以上、一般会計補正予算について御説明申し上げましたが、この際平成7年度の決算について申し上げたいと存じます。  補正予算書の最終ページに参考資料として添付をいたしておりますが、一般会計におきましては、約4億5,639万円の黒字となりましたが、このうち繰越明許費にかかる繰越財源約1億8,767万円を差し引いた実質的な繰越金は、約2億6,800万円となっております。このうち、1億5,000万円につきましては、平成8年度の財源として既に当初に計上しておるとこでございます。  本会計におきましては、市税及び地方交付税の増加などにより、昨年に引き続き黒字決算となりましたが、平成6年度からの繰越金約5億5,400万円を差し引いた単年度収支では、約2億8,500万円の赤字となるものでございます。  次に、国保会計では、約1億3,840万円の黒字となりましたが、平成6年度からの繰越金約9,980万円を差し引いた単年度収支では、約3,860万円の黒字となるものでございます。  なお、特別会計のうち、簡易水道、競艇事業、同和対策住宅新築資金等貸付及び墓園につきましては、ほぼ見込みどおりの決算でありますので、今回補正は行っておりません。  次に、議案第2号は、平成8年度光市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてお諮りするものでございます。  本会計は、平成7年度会計におきまして1億3,840万5,000円の黒字決算となりましたので、繰越金の当初計上額8,007万7,000円との差額、5,832万8,000円を追加し、そのうち4,000万円を国民健康保険基金に積み立て、残額の1,832万8,000円を予備費に留保し、医療需要に備えようとするものでございます。これにより、基金の総額は5,034万6,000円となるものでございます。  黒字決算の主な要因といたしましては、特別財政調整交付金の増収及び医療費の減少などによるものでございます。
     議案第3号は、平成8年度光市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてお諮りするものでございます。  本会計では、平成7年度会計において4,004万8,000円の黒字決算となりましたので、繰越金の当初計上額3,000万円との差額1,004万8,000円を追加し、同額を予備費に留保しようとするものでございます。  次に、議案第4号は、平成8年度光市老人保健特別会計補正予算(第1号)についてお諮りするものでございます。本会計では、支払い基金などにかかる前年度精算返納金2,394万3,000円を計上し、その財源として決算余剰金など2,395万円を充当するものでございます。  議案第5号、光市職員退職年金条例等の一部を改正する条例は、恩給法等の一部が改正され、国家公務員にかかる恩給年金等が平成8年4月分以降、平均0.75%引き上げられたことに伴い、これに準じて年金額等の改正をしようとするものでございます。  次に、議案第6号、議会の議員その他の非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例は、地方公務員災害補償法施行規則の改正に伴い、条文の整備をするものでございます。  続きまして、議案第7号、光市税条例の一部を改正する条例は、さきに改正されました地方税法の中で、平成9年4月1日から施行される部分について改正を行うものでございます。  主な内容は、市民税において肉用牛の売却による個人市民税の所得割課税の特例について、適用期限を5年間延長すること、及び5年を超える長期所有土地の譲渡所得に対する税率を8,000万円以下の部分について軽減。また、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の課税方法を、4,000万円以下の部分と、4,000万円を超える部分に改めた上、その適用期限を5年間延長するものでございます。  次に、議案第8号、光市手数料条例の一部を改正する条例は、公的年金の受給にかかる現況届の証明手数料を免除しようとするものでございます。  続きまして、議案第9号、光市同和福祉援護資金貸付条例の一部を改正する条例は、本年4月に山口県同和福祉援護資金貸付金、県費補助金交付要綱が改正されたことに伴い、就学資金の貸付限度額を改正しようとするものでございます。  議案第10号、光市同和対策住宅新築資金等貸付条例の一部を改正する条例は、本年4月に国における住宅新築資金等貸付要綱が、要領が改正されたことに伴い、住宅新築資金の貸付限度額を改正しようとするものでございます。  議案第11号、光市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例は、非常勤消防団員等にかかる損害補償の基準を定める政令が改正されたことに伴い、これに準じて介護補償を創設するとともに、補償基礎額及び葬祭補償の額等を引き上げようとするものでございます。  議案第12号、光市消防団員にかかる退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例は、消防団員等公務災害補償等共済基金法施行令の一部が改正されたことに伴い、これに準じて消防団員の退職報償金の支給額を引き上げようとするものでございます。  議案第13号、光市野外活動センター条例は、施設が近く完成することに伴い、その設置についてお諮りするものでございます。  同施設は、青少年の宿泊訓練や野外活動等を通じて、心身ともに健全な育成を図るため、その名称を光市野外活動センター、周防の森ロッジとするなど、必要な規定を整備したものであります。青少年のみならず、広く市民の方々に御利用いただくよう努力してまいりたいと考えております。  議案第14号、町又は字の区域及びその名称の変更については、室積地区の住居表示を実施しようとするものでございます。  この議案につきましては、平成2年12月から関係者による推進協議会を設置し、28回に及ぶ協議の結果、ことし1月に最終案がまとまり、1月31日に光市住居表示審議会で承認を受け、告示の手続きを行ったものでございます。  なお、この住居表示案に対し、添付のとおり変更請求書が提出されておりますので、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げます。  議案第15号及び議案第17号は、新たに生じた土地の確認について。国道188号の拡幅及び光井ヨットハーバーにかかる徳山、下松港区域内の公有水面の埋め立てについて竣工の通知があり、新たに生じた859.71平米及び9,204.68平米、合わせて1万64.39平米を確認しようとするものでございます。  議案第16号及び議案第18号、字の区域の変更については、議案第15号及び議案第17号にかかる新たに生じた土地を、それぞれの地先の字の区域に編入しようとするものでございます。  議案第19号、市道路線の廃止は、団地開発による道路体系の見直し及び地域に密接した路線名に変更するため、市道4路線を廃止しようとするものであります。  議案第20号、市道路線の認定は、議案第19号にかかる路線及び団地等開発により、市に帰属した路線合わせて15路線を新たに認定しようとするものでございます。  以上、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。  以上でございます。 ◯議長(沖本 武夫君) 説明は終わりました。これらの議案に対する質疑がありましたらお願いいたします。高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 二、三質問をさせていただきます。  最初に、議案第8号に出ております光市手数料条例の一部を改正する条例、これは年金者組合や連合の請願で、それを執行部の方で受けとめていただいて、議会の方でも議決をいたしましたが、1人当たりわずか150円、総額で今年度は160万程度の使用料の減額ということでございますが、徳山市などはすべての手数料を本年度で大幅に引き上げるというようなやり方に比べて、わずかではありますが、お年寄りの対策として勇断されたと、年度途中に今山口県では3町きり実行されてなかったので、14市の中では光市がトップということで、大きく言えば沖縄の太田知事ではありませんが、お年寄りの中では末岡知事が今注目の的であります。喜んで皆さんおいでで、そのことについては、いいことはいいということで、御努力を市長を初め執行部の御努力をたたえておきたいと存じます。  まだ議決になったわけではありませんけれども、ひとつ。  次に、光市野外活動センターの条例案で、いろいろとよく検討されておりますが、私も二、三回この活動センター見に行きましたが、土地代も含めて約6億かけただけあって、あの外観上も、また内容もなかなかすばらしい建物だなと。これがひとつみんなに喜んで使って、光市の一つの活性化の拠点になるように、特に今まで公共施設が少なかった小周防地区に、大きなインパクトが与えられるような、有効な使用が行われることを期待したいと。  ただ、この条例の中を見てみまして、今の時代ですから、やたらに職員を増やすということはなかなか難しい時代ではありますが、管理責任者が1人おって運営されるように受けとめるんですが、事務所を兼ねた施設で、どんな有能な人であっても、1人っていう事務所は非常に使う方の側から見ると問題がある。例えば、人間ですから、ちょっとトイレ。そんなときに電話がかかったと。どうも通じん。それで今度は帰ってきて、いろいろと指導やら助言やらで出かける。また電話すると、その人が。そしたらまた電話がかからん。野外活動センターちゅうのは、いつ電話してもおらんのと。  私たちも小さいながら事務所を持っておりますけれども、1人だといつも文句が出る。いつかけてもおらんのじゃないかというのがあるんですが、ちょっと私が気になるのは、そこいらあたりがやっぱり使いたい人、使おうとする人、また見学したいというような人たちが電話をかけたときに、責任者じゃなくてもいいですけども、だれかが対応できるようにっていうのは、もう事務所の兼管理室の最低条件だと思うんです。そこいらあたりは、どういうふうに考えていらっしゃるんかなというのが一つ気がかりな点であります。  もちろん、私は外部からだけ見て、まだ使ったわけではないで、これは立派だなと思ってますが、実際使ってみるといろいろ改良しなきゃならんところがあると思いますが、とにかくいいものができたなというふうに思っておりますので、特にこのいいものを活用、十分活用されるようにというふうに考えますと、そこいらあたりはちょっと対応して、検討していただいたらなというふうに思います。  それから、2番目の問題として、使用料に対して消費税の問題やなんか、いろいろ我々の方から見ると、子供が中心に使うところへ100分の3とかいうのを料金の計算に掛けるというのも、おかしいじゃないかと。いや、これでいったら、残念ながら我々は絶対認めるつもりはありませんけれども、今の政府の方針からいくと、この使用料なんていうのは、来年は彼らから言わせれば5%にする、しようとしておる。この9月に最終決定をするそうですが、また来年は100分の5にしなきゃいかんというような、いろいろ問題点はあると思いますが、本当に努力されていいものができたと。ひとつみんなで活用していこうじゃないかという点でちょっと気がかりなのは、そこいらが今思われますんでね、ちょっとそこいらあたりをどなたがお答えになるかわかりませんが、御回答をお願いします。 ◯議長(沖本 武夫君) 西岡教育次長。 ◯教育次長(西岡 純二君) それでは、議案第13号に関連します野外活動センター条例の関係のお答えをいたします。  今、議員から管理人の1名の体制では不十分ではないかということでございます。従来の周防野営場におきましては、青少年団体のキャンプ、研修活動につきましては、それぞれの団体の自主運営ということで、管理そのものは借地内の長徳寺さんの個人の方にお願いして、鍵管理ということで施設の保全を図ってきたものでございます。  今回野外活動センターを新地新築したということに伴いまして、施設のオールシーズン利用、またこのことに伴います利用者が増加するっていう予想のもとに、管理そのものを有人体制としたい、このように考えて防災とか、あるいは利便性の向上を図ろうとしたものでございます。  お尋ねの1名での管理体制での対応につきましては、夏期、夏でございますが、キャンプシーズンにおきます子供会、あるいはボーイスカウト等の青少年団体が利用の場合は、指導者、あるいは育成者、または青少年係を初めとします職員の応援体制もありまして、この場合にはある程度対処できるんではないかと、このように考えております。  ただ、夏期のキャンプシーズン以外の団体、あるいは個人の利用の場合でございますが、こういう場合には利用者に御不便をかけてはなりませんので、状況によっては職員が一時的にでも応援できるよう、対処方法を考えていきたいと、このように思っております。  何分今回初めての有人1名の管理体制で実施しようとするものでございますので、どのような状況となるかは、ちょっと予測がつきにくい面もございますが、今後の使用実態を踏まえながら、議員御提言の指示につきまして研究、検討してまいりたいと存じます。よろしく御理解いただきたいと存じます。  以上でございます。 ◯議長(沖本 武夫君) 高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) ひとつ今の御回答のように、ひとつ柔軟に対応されて、使い前のいいように、また一般市民の使用者の方の問い合わせ、いろいろな問題について不満の出ないように、せっかく立派なのができたわけですから、それが有効活用されるように、ひとつ詰めるところは詰めなきゃいけませんけれども、あんまりけちけちして古いとこのように鍵を人に預けて必要なときだけ使わせるというようなものの延長でないように、ひとつ希望します。どうか検討していただきたいと思います。 ◯議長(沖本 武夫君) ほかにありませんか。藤田議員。 ◯9番(藤田 一司君) 1点ほどちょっと、理解を深める意味でお聞きしたいことが、議案の第19号の関係ですが、19と20が関連しとると思うんですけど、この19の市道路線の廃止についてですね、72ページにもちゃんと書かれてあるわけですけど、道路法第10条第1項の規定により、下記のとおり市道路線を廃止したいのでということで、こう提案されとるわけですね。  私もちょっとよくわからなかったんであれですけど、見てみると、最後のページに道路法の抜粋というのがありますね。8条と10条があるわけですね。この中で、第10条の中で、一般交通の用に供する必要がなくなったと認める場合においては、当該路線の全部または一部を廃止することができる。路線が重複する場合においても同様とすると。  この道路法の抜粋は、わざわざ書かれてあるのは、この19、20の根拠として書かれてあると思うんですね。そういうふうに私理解しておるわけですけど、そういうふうな意味で、ちょっと19号と20号の関係ですけど、見てみた場合、例えば今度の提案の主な理由は、廃止と合わせて名称の変更なんですね。恐らく図面見られたらわかりますけど、74ページの図面でいくと参考資料ですね。普賢寺線や港湾巡環線、八幡沿岸線といろいろ色分けしてありますけど、これが20の中で見ると、大きく変わっておるのは名称の変更なんですね。20号の関係でね。で、そのいう場合に、こういう形での提起が果たしてどうかなという感じを受けたんです。路線の廃止ではなくて、名称の変更だから、わざわざこういう形で出す必要があるのかなという質問なんで、これは私の理解を深めるという質問なんで、わかりやすくひとつ。 ◯議長(沖本 武夫君) 棟近建設部長◯建設部長(棟近 俊彦君) お答え申し上げます。  確かに、道路法上の市道認定は、道路の目的、性格を重要な要素としておりまして、道路の目的、性格に変更がある場合は道路を一端廃止して、新たに認定をするという手法をとっております。  したがいまして、このたびの廃止路線4路線のうち3路線は、仰せのとおり名称の変更でございます。この名称変更は、市長説明にもありましたように、地域に密接した路線名に変更するというふうなことで、地域の生活実態に合わせたものにしたいというふうに考えましたので、一端廃止をして、認識を深めていただくという意味合いもこめて、議会の方で認定をしていただくというふうな手法をとらせていただきました。よろしく御理解を賜りたいと存じます。 ◯議長(沖本 武夫君) 藤田議員。 ◯9番(藤田 一司君) 手法と言われればなるほどと思うんですけど、ほんとこの抜粋に書かれてる意味合いからすると、名称の変更ですから、路線の廃止じゃないんですね。確かに、中に例えば19号の関係でいうと、19号の説明、図面でいくと3路線ありますね。3路線の八幡沿岸線の部分、あの緑色の部分ですね、これは確かに御手洗通り、今度提案20号で見れば、提案どおり御手洗通りということで、路線そのものが新たに追加もされておるし、この抜粋からしてああ、これはわかるんですよね。ただ、どうも普賢通り、港湾巡環線、海商通りの関係は、これは単に名称の変更だけですから、こういう形で出す必要があったのかという点でちょっとお聞きしたい。 ◯議長(沖本 武夫君) 棟近建設部長◯建設部長(棟近 俊彦君) 御指摘の点につきましては、道路法上の問題についてですが、このように路線名の変更だけをするといったようなケースの場合は、単に工事の内容を訂正するといった行為で済むというふうに我々理解しております。  以上です。 ◯議長(沖本 武夫君) ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(沖本 武夫君) なければ質疑を終結いたします。  これらの議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託し、休会中に審査をお願いいたします。       ────────────・────・────────────   日程第11.推薦第1号 ◯議長(沖本 武夫君) 次に、日程第11、推薦第1号を議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、国広議員の退席を求めます。                  〔国広議員退席〕 ◯議長(沖本 武夫君) お諮りいたします。農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定により、光市農業委員会委員に国広忠司議員を推薦いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(沖本 武夫君) 御異議なしと認めます。よって、光市農業委員会委員に国広忠司議員を推薦いたすことに決しました。       ────────────・────・────────────   散  会 ◯議長(沖本 武夫君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。大変お疲れさまでございました。                  午前11時55分散会       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                     光市議会議長    沖 本 武 夫                     光市議会議員    山 本 幸 伸                     光市議会議員    寳 迫 一 郎                     光市議会議員    田 中 虎 男...