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02月21日-01号

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  1. 岩国市議会 2024-02-21
    02月21日-01号


    取得元: 岩国市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-11
    令和 6年 第1回定例会(3月)令和6年第1回岩国市議会定例会会議録(第1号)令和6年2月21日(水曜日)――――――――――――――――――――――――――――――議事日程(第1号)令和6年2月21日(水曜日)午前10時開議┌───┬───────────────────────────────────┬───┐│日 程│   件                           名   │備 考│├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 1│会議録署名議員の指名                         │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 2│会期の決定                              │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 3│諸般の報告 岩国柱島海運株式会社の経営状況について          │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 4│監査報告第1号 令和5年度第1回定期監査の結果に関する報告について  │   ││   │監査報告第2号 例月出納検査の結果に関する報告について        │   ││   │監査報告第3号 令和5年度第1回財政的援助団体等監査の結果に関する報告│   ││   │        について                       │   ││   │監査報告第4号 令和5年度第2回定期監査の結果に関する報告について  │   ││   │監査報告第5号 例月出納検査の結果に関する報告について        │   ││   │監査報告第6号 例月出納検査の結果に関する報告について        │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 5│報告第 1号 令和5年度岩国市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承│   ││   │       認について                       │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 6│報告第 2号 公用車の事故に関する専決処分の報告について       │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 7│報告第 3号 公用車の事故に関する専決処分の報告について       │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 8│報告第 4号 和解及び損害賠償の額を定めることに関する専決処分の報告に│   ││   │       ついて                         │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第 9│報告第 5号 公用車の事故に関する専決処分の報告について       │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第10│諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について               │   ││   │諮問第 2号 人権擁護委員の推薦について               │   ││   │諮問第 3号 人権擁護委員の推薦について               │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第11│議案第 1号 令和5年度岩国市一般会計補正予算(第8号)       │   ││   │議案第 2号 令和5年度岩国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)│   ││   │議案第 3号 令和5年度岩国市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) │   ││   │議案第 4号 令和5年度岩国市介護保険特別会計補正予算(第3号)   │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第12│議案第 5号 令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第2号)     │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第13│議案第 6号 令和6年度岩国市一般会計予算              │   ││   │議案第 7号 令和6年度岩国市土地取得事業特別会計予算        │   ││   │議案第 8号 令和6年度岩国市後期高齢者医療特別会計予算       │   ││   │議案第 9号 令和6年度岩国市国民健康保険特別会計予算        │   ││   │議案第10号 令和6年度岩国市介護保険特別会計予算          │   ││   │議案第11号 令和6年度岩国市周東食肉センター事業特別会計予算    │   ││   │議案第12号 令和6年度岩国市観光施設運営事業特別会計予算      │   ││   │議案第13号 令和6年度錦帯橋管理特別会計予算            │   ││   │議案第14号 令和6年度岩国市市場事業特別会計予算          │   ││   │議案第15号 令和6年度岩国市駐車場事業特別会計予算         │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第14│議案第16号 令和6年度岩国市水道事業会計予算            │   ││   │議案第17号 令和6年度岩国市工業用水道事業会計予算         │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第15│議案第18号 令和6年度岩国市病院事業会計予算            │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第16│議案第19号 令和6年度岩国市下水道事業会計予算           │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第17│議案第20号 令和6年度岩国市簡易水道事業会計予算          │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第18│議案第21号 岩国市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例│   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第19│議案第22号 岩国市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例│   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第20│議案第23号 岩国市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一│   ││   │       部を改正する条例                    │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第21│議案第24号 岩国市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を│   ││   │       改正する条例                      │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第22│議案第25号 岩国市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利│   ││   │       用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の│   ││   │       提供に関する条例の一部を改正する条例          │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第23│議案第26号 岩国市簡易水道条例及び岩国市水道条例の一部を改正する条例│   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第24│議案第27号 岩国市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に│   ││   │       関する基準等を定める条例の一部を改正する条例      │   ││   │議案第28号 岩国市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及│   ││   │       び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防│   ││   │       のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一│   ││   │       部を改正する条例                    │   ││   │議案第29号 岩国市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介│   ││   │       護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関│   ││   │       する基準等を定める条例の一部を改正する条例       │   ││   │議案第30号 岩国市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準│   ││   │       等を定める条例の一部を改正する条例           │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第25│議案第31号 岩国市介護保険条例の一部を改正する条例         │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第26│議案第32号 岩国市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関│   ││   │       する基準を定める条例の一部を改正する条例        │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第27│議案第33号 岩国市国民健康保険条例の一部を改正する条例       │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第28│議案第34号 岩国市漁港管理条例等の一部を改正する条例        │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第29│議案第35号 岩国市手数料条例の一部を改正する条例          │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第30│議案第36号 岩国市空家等の適切な管理に関する条例の一部を改正する条例│   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第31│議案第37号 岩国市企業職員の給与等の種類及び基準に関する条例の一部を│   ││   │       改正する条例                      │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第32│議案第38号 岩国市土地改良事業償還金に係る補助及び利子補給に関する経│   ││   │       過措置条例を廃止する条例                │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第33│議案第39号 岩国市小規模下水道条例を廃止する条例          │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第34│議案第40号 いこいと学びの交流テラス新築電気設備工事請負契約の締結に│   ││   │       ついて                         │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第35│議案第41号 指定管理者の指定について                │   ││   │議案第42号 指定管理者の指定について                │   ││   │議案第43号 指定管理者の指定について                │   ││   │議案第44号 指定管理者の指定について                │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第36│議案第45号 山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及│   ││   │       び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の│   ││   │       変更について                      │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第37│議案第46号 市道路線の認定について                 │   │├───┼───────────────────────────────────┼───┤│第38│議案第47号 市道路線の変更について                 │   │└───┴───────────────────────────────────┴───┘――――――――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した事件 目次に記載のとおり――――――――――――――――――――――――――――――出席議員(27人) 1番 小 川 安 士 君 11番 広 中 信 夫 君 20番 石 本   崇 君 2番 松 田 一 志 君 12番 細 見 正 行 君 21番 石 原   真 君 3番 長 岡 辰 久 君 13番 瀬 村 尚 央 君 22番 山 本 辰 哉 君 5番 中 村 恒 友 君 14番 桑 田 勝 弘 君 23番 武 田 伊佐雄 君 6番 広 中 英 明 君 15番 中 村   豊 君 24番 松 川 卓 司 君 7番 重 岡 邦 昭 君 16番 野 本 真由美 君 25番 片 岡 勝 則 君 8番 川 口 隆 之 君 17番 奥 江 徳 成 君 26番 貴 船   斉 君 9番 矢 野 匡 亮 君 18番 藤 本 泰 也 君 27番 植 野 正 則 君10番 丸 茂 郁 生 君 19番 藤 重 建 治 君 28番 桑 原 敏 幸 君――――――――――――――――――――――――――――――欠席議員(1人)4番 姫 野 敦 子 君  ――――――――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者       市長             福 田 良 彦 君       副市長            杉 岡   匡 君       教育長            守 山 敏 晴 君       水道事業管理者        辻   孝 弘 君       審議監            村 田 光 洋 君       総務部長           石 橋   誠 君       危機管理監          桝 原 裕 司 君       総合政策部長         國 廣 光 秋 君       デジタル改革担当部長     上 田 清次郎 君       基地政策担当部長       穴 水 辰 雄 君       市民協働部長         小 玉 陽 造 君       文化スポーツ振興部長     遠 藤 克 也 君       環境部長           神 足 欣 男 君       福祉部長           中 本 十三夫 君       こども家庭担当部長      宮 井 まゆみ 君       健康医療部長         片 塰 智 惠 君       産業振興部長         加 納 芳 史 君       農林水産部長         藏 田   敦 君       建設部長           村 重 総 一 君       都市開発部長         内 坂 武 彦 君       由宇総合支所長        岸 井 清 市 君       周東総合支所長        竹 原 直 美 君       錦総合支所長         的 場   敏 君       美和総合支所長        藤 野 修 二 君       会計管理者          村 上 さゆり 君       教育次長           丸 川   浩 君       監査委員事務局長       仁 田 誠 彦 君       農業委員会事務局長      有 馬 秀 樹 君       選挙管理委員会事務局長    藤 本 忠 夫 君       水道局副局長         竹 嶋   勇 君       消防担当部長         冨 岡 英 文 君――――――――――――――――――――――――――――――会議の事務に従事した職員       議会事務局長         冨岡啓二       庶務課長           仁田泉       議事課長           林孝造       議事調査班長         河村佳之       書記             石川貴規       書記             中西祐一郎       書記             田邨直暉――――――――――――――――――――――――――――――午前10時 開会 ○議長(桑原敏幸君)  所定の出席議員がありますので、会議は成立いたしました。 これより令和6年第1回岩国市議会定例会を開会いたします。 なお、今期定例会に提出されます議案等及び本日の議事日程は、お手元に配付しておるとおりであります。 直ちに本日の会議を開きます。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(桑原敏幸君)  日程第1 会議録署名議員の指名をいたします。 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、22番 山本辰哉君、23番 武田伊佐雄君、25番 片岡勝則君を指名いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第2会期の決定 ○議長(桑原敏幸君)  日程第2 会期の決定を議題といたします。――――――――――――――――――――――――――――――令和6年第1回岩国市議会定例会会期日程目 次 月  日 曜 開 議 備         考第 1 2月21日 水 本会議 開会 議案等上程 説明 質疑 委員会付託第 2 2月22日 木 *一般質問通告受付  8時30分第 3 2月23日 ○金 第 4 2月24日 ○土      第 5 2月25日 ○日 第 6 2月26日 月       *一般質問通告締切  正午第 7 2月27日 火  第 8 2月28日 水  休 会第 9 2月29日 木  第10 3月 1日 金  第11 3月 2日 ○土 第12 3月 3日 ○日 第13 3月 4日 月 本会議 一般質問第14 3月 5日 火 本会議 一般質問第15 3月 6日 水 本会議 一般質問第16 3月 7日 木   第17 3月 8日 金  第18 3月 9日 ○土 第19 3月10日 ○日 休 会第20 3月11日 月  第21 3月12日 火  10時 経済常任委員会第22 3月13日 水              10時 教育民生常任委員会第23 3月14日 木  10時 建設常任委員会第24 3月15日 金  10時 総務常任委員会第25 3月16日 ○土 第26 3月17日 ○日 第27 3月18日 月  第28 3月19日 火  第29 3月20日 ○水 第30 3月21日 木  第31 3月22日 金 本会議 委員長報告 質疑 討論 採決 閉会―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(桑原敏幸君)  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月22日までの31日間といたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月22日までの31日間と決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第3諸般の報告 ○議長(桑原敏幸君)  日程第3 諸般の報告。 岩国柱島海運株式会社の経営状況について、本件については、地方自治法第243条の3第2項の規定により、お手元に配付しておりますとおり、経営状況を説明する書類の提出がありましたので、御報告いたします。  (別  添)―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第4監査報告第1号令和5年度第1回定期監査の結果に関する報告について        監査報告第2号 例月出納検査の結果に関する報告について       監査報告第3号 令和5年度第1回財政的援助団体等監査の結果に関する報告について       監査報告第4号 令和5年度第2回定期監査の結果に関する報告について       監査報告第5号 例月出納検査の結果に関する報告について       監査報告第6号 例月出納検査の結果に関する報告について ○議長(桑原敏幸君)  日程第4 監査報告第1号 令和5年度第1回定期監査の結果に関する報告について、監査報告第2号 例月出納検査の結果に関する報告について、監査報告第3号 令和5年度第1回財政的援助団体等監査の結果に関する報告について、監査報告第4号 令和5年度第2回定期監査の結果に関する報告について、監査報告第5号 例月出納検査の結果に関する報告について、監査報告第6号 例月出納検査の結果に関する報告について、以上6件については、地方自治法第199条第9項及び第235条の2第3項の規定により、お手元に配付しておりますとおり、監査及び検査の結果に関する報告の提出がありましたので、御報告いたします。  (別  添)―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第5報告第1号令和5年度岩国市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認について ○議長(桑原敏幸君)  日程第5 報告第1号 令和5年度岩国市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認についてを議題といたします。  (別  添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の報告を求めます。 ◎市長(福田良彦君)  皆さん、おはようございます。それでは、報告第1号 令和5年度岩国市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認について概要を御報告いたします。 本件は、エネルギーや食料品等の物価高騰による負担増に対応するため、国のデフレ完全脱却のための総合経済対策に盛り込まれた、住民税均等割のみ課税世帯への支援並びに住民税非課税世帯及び均等割のみ課税世帯へのこども加算として、速やかに給付金を支給するために必要な経費等を緊急に予算措置する必要が生じましたが、市議会にお諮りする時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、本年1月19日に専決処分をしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 それでは、一般会計補正予算(第7号)の歳入について御説明いたします。 国庫支出金では、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を計上しております。 次に、歳出について御説明いたします。 民生費では、令和5年度における住民税均等割のみ課税世帯に対し、1世帯当たり10万円の給付金を支給するために必要となる経費を計上しております。 また、令和5年度における住民税非課税世帯及び均等割のみ課税世帯への加算給付として、当該世帯において扶養されている18歳以下の児童1人当たり5万円の給付金を支給するために必要となる経費を計上をしております。 以上の結果、補正額は、4億4,645万5,000円で、補正後の予算規模は815億4,378万3,000円となり、当初予算規模に比べ約11.2%の増となります。 第2表 繰越明許費補正は、物価高騰対応重点支援給付金支給事業において、年度内の完了が困難であるため変更するものであります。 以上で、令和5年度岩国市一般会計補正予算(第7号)の専決処分に関する報告を終わります。 御承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本件に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本件は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ討論を終結し、これより採決に入ります。本件は報告のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(桑原敏幸君)  御異議なしと認めます。よって、報告第1号は報告のとおり承認されました。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第6報告第2号公用車の事故に関する専決処分の報告について ○議長(桑原敏幸君)  日程第6 報告第2号 公用車の事故に関する専決処分の報告についてを議題といたします。  (別  添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の報告を求めます。 ◎健康医療部長(片塰智惠君)  報告第2号 公用車の事故に関する専決処分の報告について御説明いたします。 本件事故は、令和5年11月6日午後1時頃、健康推進課の職員が特定保健指導用務のため岩国市役所本庁舎駐車場に公用車を駐車し、運転席側のドアを開けた際、突風により大きく開いたドアが隣に駐車していた相手方車両に接触し、当該車両の左側を損傷したものです。 その後、相手方と示談交渉を行った結果、市側が100%の過失となり、相手方に損害賠償金として16万6,188円を支払うことで示談が成立いたしました。 したがいまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、令和5年12月15日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものです。 今後とも、公用車における事故防止に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(桑原敏幸君)  本件に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ、本件は以上で終わります。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第7報告第3号公用車の事故に関する専決処分の報告について ○議長(桑原敏幸君)  日程第7 報告第3号 公用車の事故に関する専決処分の報告についてを議題といたします。  (別  添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の報告を求めます。 ◎錦総合支所長(的場敏君)  報告第3号 公用車の事故に関する専決処分の報告について御説明いたします。 本件事故は、令和5年10月31日午後1時20分頃、旧錦総合支所跡地において、錦総合支所農林建設課の職員が敷地内に駐車するため、公用車を後進させたところ、駐車していた相手方車両に衝突し、当該車両の左側後部を損傷したものです。 その後、相手方と示談交渉を行った結果、市側が100%の過失となり、相手方に損害賠償金として50万2,094円を支払うことで示談が成立いたしました。 したがいまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、令和6年1月16日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものです。 今後とも、公用車における事故防止に努めてまいりますので、よろしくお願いします。 ○議長(桑原敏幸君)  本件に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ、本件は以上で終わります。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第8報告第4号和解及び損害賠償の額を定めることに関する専決処分の報告について ○議長(桑原敏幸君)  日程第8 報告第4号 和解及び損害賠償の額を定めることに関する専決処分の報告についてを議題といたします。  (別  添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の報告を求めます。 ◎市民協働部長(小玉陽造君)  報告第4号 和解及び損害賠償の額を定めることに関する専決処分の報告について御説明いたします。 本件事案は、令和5年2月28日に相手方が行ったマイナンバーカードの交付申請における市民課の交付手続に誤りがあり、マイナポイントの申込期限である同年9月30日までにマイナンバーカードを取得することができず、マイナポイントを受け取ることができなかったことについて、当該相手方から損害賠償の請求があったものです。 その後、相手方と和解交渉を行った結果、本件事案に関し和解し、損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、令和6年1月17日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものです。 和解の内容でございますが、1点目、市は、相手方に対し、本件事案における相手方が被った一切の損害に関する賠償として、金2万円の支払い義務があることを認める。 2点目、市は、前号の金員を、令和6年2月16日限り、相手方指定の銀行口座に振り込む方法により支払う。なお、振込手数料は市の負担とする。 3点目、市及び相手方は、本件事案に関し、市と相手方との間にこの和解事項に定めるもののほか何らの債権債務がないことを相互に確認するというものです。 この事案につきましては、市の確認体制が不十分であったことにより、マイナンバーカードの再交付手続を失念し、相手方が損害を被ったものであること、また、早期の解決が望まれることから、適切にマイナンバーカードの交付が行われていれば受け取ることが可能であったマイナポイントの相当額である2万円を賠償することについて、相手方と和解したものです。 市としましては、今後ともマイナンバーカード交付事務における確認体制を徹底するなど、適切な事務処理を心がけてまいりますので、よろしくお願いします。 ○議長(桑原敏幸君)  本件に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ、本件は以上で終わります。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第9報告第5号公用車の事故に関する専決処分の報告について ○議長(桑原敏幸君)  日程第9 報告第5号 公用車の事故に関する専決処分の報告についてを議題といたします。  (別  添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の報告を求めます。 ◎福祉部長(中本十三夫君)  報告第5号 公用車の事故に関する専決処分の報告について御説明いたします。 本件事故は、令和5年10月16日午前9時頃、高齢者支援課の職員が、介護認定調査用務のため、岩国市平田の相手方の敷地内に駐車する際、公用車が当該敷地内にある浄化槽に乗り上げ、当該浄化槽の蓋等を損傷したものです。 その後、相手方と示談交渉を行った結果、市側が100%の過失となり、相手方に損害賠償金として14万3,735円を支払うことで示談が成立いたしました。 したがいまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、令和6年1月26日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものでございます。 今後とも、公用車における事故防止に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(桑原敏幸君)  本件に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ、本件は以上で終わります。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第10諮問第1号人権擁護委員の推薦について         諮問第2号 人権擁護委員の推薦について        諮問第3号 人権擁護委員の推薦について ○議長(桑原敏幸君)  日程第10 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について、諮問第2号 人権擁護委員の推薦について、諮問第3号 人権擁護委員の推薦について、以上3件を一括議題といたします。  (別  添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎市長(福田良彦君)  諮問第1号から第3号までの人権擁護委員の推薦について御説明いたします。 本市の人権擁護委員20人のうち3人が、令和6年6月30日をもって任期満了となることに伴い、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、再度、家本ゆり江氏、松田洋子氏及び森田敦子氏を候補者として法務大臣に推薦することについて、市議会の御意見を求めるものであります。 各人とも人格識見ともに高く、社会的にも人望が厚いことから、人権擁護委員として最適任者と考えております。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本3件に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本3件は委員会付託を省略することにして御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  御異議なしと認めます。よって、本3件は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 まず、諮問第1号の討論に入ります。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ討論を終結し、これより諮問第1号の採決に入ります。本件は異議のない旨を答申することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は異議のない旨を答申することに決しました。 次に、諮問第2号の討論に入ります。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ討論を終結し、これより諮問第2号の採決に入ります。本件は異議のない旨を答申することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は異議のない旨を答申することに決しました。 次に、諮問第3号の討論に入ります。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ討論を終結し、これより諮問第3号の採決に入ります。本件は異議のない旨を答申することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  御異議なしと認めます。よって、諮問第3号は異議のない旨を答申することに決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第11議案第1号令和5年度岩国市一般会計補正予算(第8号)         議案第2号 令和5年度岩国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)        議案第3号 令和5年度岩国市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)        議案第4号 令和5年度岩国市介護保険特別会計補正予算(第3号) ○議長(桑原敏幸君)  日程第11 議案第1号 令和5年度岩国市一般会計補正予算(第8号)及び議案第2号から議案第4号までの各特別会計補正予算、以上4件を一括議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎市長(福田良彦君)  議案第1号 令和5年度岩国市一般会計補正予算(第8号)及び議案第2号から議案第4号までの各特別会計補正予算について、その概要を御説明いたします。 今回の補正予算は、退職手当の追加計上等に伴う人件費の調整や決算見込みに合わせた諸経費の調整などを行っております。 それでは、一般会計補正予算(第8号)について、歳入の主なものを御説明いたします。 市税は、決算見込みに合わせ、減額を行っております。 地方消費税交付金は、決算見込みに合わせ、減額を行っております。 国庫支出金では、交付決定額に合わせた調整などを行っております。 寄附金では、ふるさと応援寄附金の増加に伴い追加計上をしております。 繰入金では、規模調整のため、財政調整基金とりくずし金を追加計上しております。 市債は、起債対象事業費の追加及び変更に伴い調整しております。 次に、歳出の主なものを御説明いたします。 総務費及び教育費では、退職者数の見込みに合わせ、退職手当を追加計上しております。 衛生費では、新型コロナウイルスワクチン接種事業等において、決算見込みに合わせた事業費の調整を行うため、減額を行っております。 商工費では、ふるさと応援寄附金の増加に伴い積立金を追加計上しております。 以上の結果、補正額は18億2,996万8,000円の減額で、補正後の予算規模は797億1,381万5,000円となり、当初予算規模に比べ8.7%の増となります。 第2表 繰越明許費補正は、年度内の事業完了が困難であるため、道路メンテナンス事業ほか34事業を追加しております。 第3表 債務負担行為補正は、岩国港改修事業県債償還負担金ほか3件を追加するとともに、中央公民館整備事業ほか2件を廃止しております。 第4表 地方債補正は、起債対象事業費の追加及び変更に伴う調整を行っております。 続きまして、特別会計の補正予算について御説明いたします。 今回の補正は、決算見込みに合わせた諸経費の調整を行うものであり、3会計で行っております。 以上で、一般会計及び特別会計の補正予算についての説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本4議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本4議案は委員会において審査していただくことにして、議案第2号、3号、4号、以上3議案は教育民生常任委員会に付託いたします。 なお、議案第1号 令和5年度岩国市一般会計補正予算(第8号)につきましては、その所管分を各常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第12議案第5号令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(桑原敏幸君)  日程第12 議案第5号 令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の報告を求めます。 ◎健康医療部長(片塰智惠君)  議案第5号 令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第2号)について御説明します。 今回の補正予算は、事業量の変更に伴い収益的収支及び資本的収支等を補正するものです。 以下、別添令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第2号)総括表により御説明します。 第1表の収益的収支の収入につきましては、他会計補助金を154万円増額しております。また、支出につきまして、給与費を154万円増額し、支出総額は、収入総額と同額の19億1,295万4,000円となります。 次に、第2表の資本的収支の収入につきましては、企業債を5億360万円、他会計出資金を1億6,780万円それぞれ減額し、収入総額は11億1,311万8,000円となります。また、支出につきましては、建設改良費を6億7,140万円減額し、支出総額は、11億4,145万7,000円となります。 以上、御説明しましたことは、令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第2号)の第1条から第7条までにそれぞれ定めており、予算の詳細は、別冊の令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第2号)説明書に記載しております。 以上で、令和5年度岩国市病院事業会計補正予算(第2号)についての説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第13議案第6号令和6年度岩国市一般会計予算         議案第 7号 令和6年度岩国市土地取得事業特別会計予算        議案第 8号 令和6年度岩国市後期高齢者医療特別会計予算        議案第 9号 令和6年度岩国市国民健康保険特別会計予算        議案第10号 令和6年度岩国市介護保険特別会計予算        議案第11号 令和6年度岩国市周東食肉センター事業特別会計予算        議案第12号 令和6年度岩国市観光施設運営事業特別会計予算        議案第13号 令和6年度錦帯橋管理特別会計予算        議案第14号 令和6年度岩国市市場事業特別会計予算        議案第15号 令和6年度岩国市駐車場事業特別会計予算 ○議長(桑原敏幸君)  日程第13 議案第6号 令和6年度岩国市一般会計予算及び議案第7号から議案第15号までの各特別会計予算、以上10議案を一括議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の報告を求めます。 ◎市長(福田良彦君)  令和6年度の当初予算をはじめ、諸議案の審議に先立ちまして、施政方針について申し上げます。 去る1月28日に実施されました市長選挙におきまして、市民の皆様から負託をいただき、引き続き市長として市政を担わせていただくこととなりました。改めてその責務の重大さを痛感し、身の引き締まる思いであります。 今後も、決断力とスピード感を持って全力でまちづくりに邁進し、本市のまちづくりの指針となる第3次岩国市総合計画の理念にも掲げております地域や人とのつながりを大切にしながら「ともに歩み」、岩国の未来を「ともに創り」、市民の皆様と心を一つにして「ともに輝く」、「交流とにぎわいのまち岩国」の実現を目指してまいります。 それでは、この総合計画の7つの基本目標に基づいた主な取組を申し上げます。 1つ目は、「市民一人一人がいきいきと暮らせるまち」です。 子育て支援につきましては、妊娠期から出産、子育てまで継続して必要な支援につなぐ伴走型相談支援の充実を図るとともに、妊娠届出時と産後の面談によりそれぞれ5万円を給付する経済的支援を一体的に行ってまいります。 また、令和6年10月から、1歳6か月児健康診査と3歳児健康診査を受診した方に対し、本市独自にそれぞれ5万円のこどもの未来応援給付金を給付することにより、子育て世帯の負担軽減を図ってまいります。 さらに、新生児の聴覚検査費用の助成や、多子世帯への経済的支援として、第2子以降のゼロ歳から2歳までの保育所等の保育料無償化を新たに実施することで、子供の健やかな成長・発達と子育て支援の強化を図ってまいります。 健康づくりにつきましては、市民一人一人が食生活や身体活動などの健康的な生活習慣を身につけることや定期的に健診を受けることなど、若い世代からの生活習慣病予防や健康づくりの大切さを啓発してまいります。 推進に当たっては、食生活改善推進協議会などの健康づくりのボランティア団体や健康づくりを推進する市民で構成される8つの地域部会、関係団体や企業等とも連携・協働し、市民が地域とのつながりを大切にしながら健康づくりを推進する環境整備に取り組んでまいります。 高齢者が安心して生活できる体制づくりにつきましては、敬老優待乗車証の交付やタクシー料金、錦川清流線や柱島航路の運賃の助成を実施し、高齢者の生活や社会参加を支援してまいります。 また、安定した介護サービスが提供できるよう、市内の介護サービス事業所に就職した介護福祉士や介護支援専門員に対する給付金を引き続き実施するとともに、令和6年度から、資格の有無を問わず、新たに介護職として市内の介護サービス事業所に就労し、1年以上勤務した方に対する支援を実施することで、介護人材の確保に努めてまいります。 このほか、聴力機能の低下した軽度・中等度難聴の高齢者の補聴器購入費用の一部を助成することで、コミュニケーション能力の向上や認知症の予防、閉じこもりの防止を図り、社会参加を支援してまいります。 障害者が安心して暮らせる地域づくりにつきましては、手話や要約筆記などにより障害者のコミュニケーションを支援する専門人材の育成や社会参加の促進を引き続き図るとともに、発達障害児に対する適切な支援が身近な地域で受けられるよう、支援機関の連携強化や、自らも発達障害のある子供の育児を経験したペアレントメンターとの交流会を開催し、家族等に寄り添った支援に取り組んでまいります。 さらに、成年後見制度の普及啓発や利用促進を図るため、支援が必要な認知症の高齢者や障害のある方の早期把握と早期支援について、今後も関係機関と連携して取り組んでまいります。 医療体制の堅持につきましては、山口県や医師会等の関係機関と連携を図り、地域の実情に応じた医療体制の構築、医師・看護師等の確保や育成支援等に取り組んでまいります。 特に、周産期医療体制の確保対策として、市内の分娩を取り扱う医療機関に対して、産科病床を確保するための新たな支援を行ってまいります。 また、中山間地域の中核病院の一つであります市立美和病院の移転新築につきましては、令和7年6月末の開院に向け、整備を進めてまいります。 黒磯地区の岩国医療センター跡地に整備するいこいと学びの交流テラスにつきましては、令和7年度末の完成に向け、引き続き建設工事を実施するとともに、駐車場や公園の整備を進めてまいります。 2つ目は、「創意工夫に満ちた活力あふれる産業と観光のまち」であります。 観光振興の推進につきましては、錦帯橋や「錦帯橋のう飼」をはじめ、その周辺を彩る桜などのライトアップを行うことで、夜型観光の魅力向上に取り組んでまいります。 また、今後のインバウンド需要を見据えながら、豊かな自然を生かした体験型観光の周知を積極的に行い、周遊観光の促進及び滞在時間の延長や宿泊客の増加につなげてまいります。 さらに、錦帯橋下河原駐車場の段階的な移転、縮小を図るため、錦帯橋周辺に観光駐車場の整備を進めてまいります。 このほか、飛行艇ミュージアム(仮称)の整備につきましても、国への要望を続けるとともに、救難飛行艇部隊の活動内容等を紹介する企画展の開催など、機運の醸成に向けて、官民一体となって取り組んでまいります。 企業誘致につきましては、市街地に近い空港の立地や温暖で住みよい地域という本市の優位性を生かし、地域経済の活性化や雇用機会の拡大に寄与する幅広い企業の誘致を進めてまいります。特に、リモートワークの普及などに伴い、都市部から地方にオフィス進出する企業の動きが加速していることから、サテライトオフィスやIT関連企業の誘致に取り組んでまいります。 また、市内中小企業に向けては、生産性向上に欠かせないデジタル技術の導入やその人材の育成に向けた啓発・支援をしてまいります。 このほか、県東部地域の産業振興の拠点施設として期待の大きい(仮称)山口県東部地域産業振興センターにつきましては、早期整備されるよう、引き続き山口県に要望をしてまいります。 中心市街地の活性化につきましては、第2期岩国市中心市街地活性化基本計画に基づき、街の集客力を高める岩国駅前南地区第一種市街地再開発事業への支援や、その再開発ビル内に一体的に整備をするにぎわい創出施設整備事業などについて、官民一体となり、岩国駅周辺の活性化につながるよう引き続き取り組んでまいります。 空港の利用促進につきましては、開港から12年目を迎え、令和6年度中には累計利用者が450万人に達する見込みといった堅調な利用状況にあり、県東部地域の空の交通拠点として、ビジネスや観光における一層の利用促進に取り組んでまいります。 農林水産業の振興につきましては、本市の豊かな地域資源や特性を生かしながら、持続可能な農林水産業の振興を図ってまいります。特に、農林水産業の将来を担う後継者や新規就業者を確保し育成するとともに、新規就業や施設整備に対する支援などに加え、小規模農家への支援についても取り組んでまいります。 また、有害鳥獣被害対策として、担い手となる捕獲隊員の確保に向け、狩猟免許取得者への猟具購入助成を実施してまいります。 さらに、森林環境譲与税を活用し、適切な森林整備や木材利用の促進につながる取組を効果的に進めてまいります。 岩国ブランドの構築につきましては、充実した子育て支援策や英語教育・国際交流など、本市の地域特性や強みを生かした市独自の取組も含めた魅力的な施策を推進することで、岩国ブランドの構築を図ってまいります。 シティプロモーションの推進につきましては、ターゲットに合わせた多様なメディアを活用しながら、岩国ブランドの魅力を効果的にプロモーションすることで、本市の認知度や好感度の向上につなげ、関係人口の創出を図ってまいります。 移住・定住の促進につきましては、本市への移住を検討している方に本市の魅力を体感していただけるお試し住宅やワーケーション施設の活用、移住コーディネーターによる移住相談の充実や魅力発信により、交流・関係人口の増加や移住・定住を促進してまいります。 3つ目は、「地域資源を賢く使い、持続可能で快適に暮らせるまち」であります。 幹線道路につきましては、渋滞緩和や災害への対応、岩国錦帯橋空港や岩国医療センターへのアクセス向上などの観点から、岩国大竹道路や藤生長野バイパスの早期完成と岩国西バイパスの早期実現に向け、官民一体となって、国や山口県に対し要望してまいります。また、藤生長野バイパスへのアクセス道路や楠中津線についても、引き続き整備を行い、利便性の向上や生活環境の改善に取り組んでまいります。 生活道路につきましては、適切な維持管理を行うとともに、自動車や歩行者等の安全性や利便性に配慮し、地域の実情に応じた生活道の整備・改修を進めてまいります。 また、市民が安全に橋梁等を利用できるよう、計画的な補修等に取り組んでまいります。 南岩国駅周辺整備につきましては、駅舎と駅前広場に続けて駐輪場を整備し、さらに、昨年12月に廃止した南岩国駅前土地区画整理事業に代わる新しいまちづくりとして、道路や公園の整備、雨水排水対策などの都市基盤整備に取り組んでまいります。 また、新岩国駅前広場につきましては、整備工事に着手し、安全で利用しやすい広場となるよう、令和7年度末の完成に向けて取り組んでまいります。 公共交通サービスの整備につきましては、令和4年10月から乗合タクシーよべるんの本格運行を行っており、令和6年度は、由宇地区において乗合タクシーの実証運行を実施してまいります。 また、公共交通において全国的な課題となっております運転士不足を解消するため、第二種運転免許を取得された方に対する取得費用の助成を行うとともに、市内の交通事業者に新たに運転士として就職された方に対する奨励金の支給をしたいと考えております。 さらに、交通事業者が行うデジタル技術を活用した事務の効率化や利用者サービスの向上等への取組に対し、その費用の一部を補助する制度を実施することにより、人口減少やコロナ禍等により利用者が減少している交通事業者を支援してまいります。 公園緑地の整備につきましては、誰もが安心・安全に利用できるよう、老朽化した施設の更新や健康遊具の整備、樹木の健全性の確認などを計画的に進めてまいります。 また、愛宕山ふくろう公園においては、障害のある子もない子も一緒に利用できるインクルーシブ遊具を追加整備してまいります。 地球温暖化対策につきましては、温室効果ガスの排出削減や脱炭素化を図るための啓発活動を推進するとともに、国が目標とする2050年カーボンニュートラルや脱炭素社会の実現に向けて取り組んでまいります。 また、電気自動車の充電設備の整備について、民間企業と連携して、公共施設への設置に向けた検討を行ってまいります。 良好な生活環境の確保につきましては、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費の助成金を増額することにより、動物の愛護と適正な管理の推進を図るとともに、将来的に飼い主のいない猫を減少させる取組でありますTNR活動を支援してまいります。 水道の整備につきましては、周東町の一部の地区において、水道未普及地域の解消に向けて取り組んでまいります。 下水道の整備につきましては、各処理区の面整備を着実に進め、川下地区や岩国地区をはじめとした未普及地域の解消に取り組んでまいります。 4つ目は、「誰もが安心して安全に暮らせるまち」であります。 防災・減災対策につきましては、引き続き防災行政無線の屋内受信機の整備を進めるとともに、自主防災組織の活動を支援し、地域防災力の向上を図るなど、市民の安心・安全の確保に向けて取り組んでまいります。 浸水対策につきましては、排水路の改修をはじめ、ポンプ場や雨水調整池の整備を進めており、横山地区では新たなポンプ場の建設を、小瀬地区では既存ポンプ場の改修を進めてまいります。 また、河川における堆積土砂の撤去等により、浸水被害を軽減するとともに、急傾斜地崩壊対策の推進により、土砂災害の防止を図ってまいります。 安心・安全対策につきましては、自治会に対して、防犯灯の設置費用や電気料金の助成を継続するとともに、防犯カメラの適正な運用を図り、犯罪や事故等の未然防止に努めてまいります。 米軍岩国基地の安全対策として、航空機騒音につきましては、引き続き実態の把握に努め、地域の実情に即した騒音軽減対策に鋭意取り組んでまいります。 このうち、これまで国に対して重点的に要望を行ってきた住宅防音工事の補助対象を事務所・店舗等に拡大することについて、令和6年度には、居室以外の事務所・店舗等も含む住宅全体を一つの区画とする外郭防音工事の工法検討調査が実施される予定であります。 このように、事務所・店舗等の防音工事について、国が具体的な施策の検討に着手されることは大きな前進であると受け止めております。 さらに、今後予定されている第一種区域の見直しに際しては、年間のW値だけでなく、空母艦載機部隊の滞在時や外来機の飛来など、米軍の運用によって大きく影響を受けている騒音状況を踏まえ、地域の事情に即した見直しを行うよう、継続して国に対し要望してまいります。 米軍関係者による事件・事故等の防止につきましては、引き続きこれを未然に防ぐための啓発活動などの取組を行うとともに、国や米側に対しても実効性のある対策の実施に万全を尽くすよう、しっかりと求めてまいります。 5つ目は、「豊かな心を育む教育文化のまち」であります。 地域と一体となった教育の推進につきましては、コミュニティ・スクールや地域協育ネットを基盤とした小・中一貫教育の仕組みを生かし、学校、家庭、地域の連携・協働により子供たちの豊かな学びや育ちを支援してまいります。 教育環境の充実につきましては、トイレの洋式化や特別教室の空調整備、施設の老朽化に伴う改修などを進めてまいります。 また、北部地域の小・中学校の児童生徒に対して、令和7年度からの運用開始を目指し、給食施設を整備してまいります。 文化・芸術の振興につきましては、岩国市文化芸術振興財団等と連携し、文化芸術創造都市の実現を目指してまいります。 また、美和文化会館の改修や吉香茶室の利用促進など、市民が文化・芸術に気軽に触れ、多彩な活動を創造・発信できる環境づくりを進めてまいります。 文化財の保存・活用につきましては、錦帯橋の世界文化遺産登録に向けた取組として、昨年11月に本市に招聘した海外専門家から得られた知見を踏まえ、世界遺産登録推薦書素案を作成してまいります。 また、市民や山口県、関係団体と連携しながら、世界遺産暫定一覧表に記載されることを目指して、文化庁に対し積極的な働きかけを行ってまいります。 加えて、国の重要文化的景観に選定された、横山・岩国にまたがる城下町地区において、文化的景観の価値を保存・継承するため、令和6年度から岩国高校記念館の改修工事に着手するとともに、歴史的な資源を活用した、城下町のにぎわいの創出に取り組んでまいります。 このほか、令和6年度から新たな博物館の建設工事に着手し、施設の整備を進めてまいります。 生涯学習の推進につきましては、本市の生涯学習の中核となる中央公民館の建設工事に着手し、令和7年度末の完成に向けて取り組んでまいります。 スポーツ活動の推進につきましては、元トップアスリート等の指導の下、小学生や保護者が様々な運動や競技を体験するボールゲームフェスタや、市民健康スポーツのつどいなどの各種スポーツイベントへの参加を促進し、生涯スポーツ社会の実現に取り組んでまいります。 県立武道館の整備につきましては、県の本体工事に向けた既存の地中配管の移設や、施設の解体工事等の準備工事を実施するとともに、引き続き早期整備に向け山口県と連携をしてまいります。 国際交流事業の推進につきましては、日本語や日本文化を大切にしながらも、英語教育や国際交流が充実した「英語交流のまちIwakuni」の実現を目指し、取り組んでまいります。 この取組の一つとして、JR岩国駅東口に開設しております英語交流センター「PLAT ABC」を拠点施設として活用し、英語の学び・学び直しや日本人と外国人が楽しく交流できる場の提供に努めてまいります。 6つ目は、「多様性を尊重し、支えあいと協働で暮らしを支え、育むまち」であります。 地域づくり活動の推進につきましては、地域活動の拠点となる集会施設の整備のほか、地域の課題を解決するための支援を実施するとともに、市民活動団体や自治会などの多様な主体が広範囲に連携し、それぞれの長所を生かした協働事業が推進されるよう、継続して取り組んでまいります。 さらに、過疎化や少子高齢化の進行が著しい中山間地域においては、地域を牽引するリーダー等の人材育成や地域活動団体への支援、地域おこし協力隊や集落支援員といった外部人材の活用などにより、地域の課題解決と活性化を図ってまいります。 人権啓発につきましては、人権に対する意識や知識、実践力を高める取組を継続するとともに、多様性を受け入れるための理解と配慮の促進を図ってまいります。 また、昨年度策定しました第4次岩国市男女共同参画基本計画に基づき、男女共同参画社会の実現に向けた各種施策を総合的かつ計画的に推進してまいります。 7つ目は、「時代や市民ニーズに合った行政経営に取り組むまち」であります。 市民サービスの向上につきましては、限られた経営資源で、複雑多様化する市民ニーズに対応していくため、ICT技術の活用等により、さらなる業務の効率化や市民満足度の向上を図ります。 具体的には、行政経営改革プランや岩国市デジタル化推進計画に掲げる「行かなくてもいい窓口」「迷わない窓口」「書かなくてもいい窓口」の実現を図るため、電子申請を推進するとともに、申請書作成支援システムの導入など、行政手続のオンライン化に取り組んでまいります。 また、電子申請やキャッシュレス決済等の利用を通じて、より多くの市民がデジタル化による利便性の向上が実感できるよう、その促進に努める一方で、デジタル技術に不慣れな方が取り残されることがないよう、デジタルディバイド対策にも取り組んでまいります。 財政運営につきましては、歳入では、新型コロナウイルス感染症の影響が減少することが見込まれる一方、税収等の見通しが不透明で、先行きが読みづらい状況が続いております。 歳出では、高齢化の進展などによる社会保障費をはじめ、子育て世帯への支援などの少子化対策、大規模な建設事業、公共施設等の維持管理や更新、行政のデジタル化の推進などに多額の財源を要することなどから、今後も厳しい財政状況が続くものと見込まれます。 こうした中においても、総合計画に沿ったまちづくりの施策を着実に実施していくため、歳入の確保や歳出の合理化などに取り組み、財政基盤の強化を図ってまいります。 公共施設マネジメントの推進につきましては、公共施設の再編・再配置を進めるなど、次世代に負担をかけない最適な公共施設を目指し、取り組んでまいります。 また、市町村合併に伴う施設整備により廃止となった施設の解体等を進めるため、合併特例債を活用して基金を積み立て、合併に伴う建設事業の整理を進めてまいります。 以上、令和6年度の主な取組について申し上げました。今、時代は、デジタル化などの技術革新の進展等も相まって、急速なスピードで大きく変化しており、また、人口減少や少子高齢化に伴い、様々な地域課題が生じ、これらへの対応が行政に求められております。 本市では、こうした人口減少の抑制や地域活力の向上を目指し、現在の総合戦略に代えて、新年度に策定を予定している岩国市デジタル田園都市構想総合戦略の中で、必要な取組をしっかりと定め、「新しい岩国の創生」を推進してまいります。 これまでのまちづくりの成果を礎としながら、「力強くも、優しく、しなやかに、市民と共に歩む市政運営」を実践し、引き続き私自身がその先頭に立ち、かじ取りを担ってまいります。議員各位をはじめ、市民の皆様には、御支援と御協力を賜りますようにお願いを申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。 続きまして、議案第6号 令和6年度岩国市一般会計予算及び議案第7号から議案第15号までの各特別会計予算について、その概要を御説明させていただきます。 本市の財政見通しとして、新型コロナウイルス感染症の影響が減少することが見込まれますが、その一方で、税収等の見通しが不透明で、先行きが読みづらい状況が続く中、予算編成に当たっては、財政計画の基本方針であります「将来負担の軽減」を堅持しつつ、第3次岩国市総合計画に沿ったまちづくりの施策に基づく事業を実施することを基本方針といたしました。 この方針に基づき、投資政策的経費は、先ほど施政方針で申し上げました総合計画の7つの基本目標を念頭に置き、より優先順位が高いまちづくり実施計画に登載した事業を選択いたしました。 経常経費は、事務事業の効率化などにより、歳出の抑制を図ることとし、特別な事情のあるものを除き、おおむね令和5年度当初予算ベースで配分した一般財源の範囲内で編成いたしました。 市債につきましては、将来負担の軽減を図るため、発行をできるだけ抑えるとともに、発行する場合は、財政的に有利な普通交付税導入率の高いものの活用に努めました。 その結果、令和6年度一般会計の当初予算規模は、岩国駅周辺再開発事業などの建設事業費や公共施設等総合管理基金積立金などが増となることから、810億円となり、前年度に比べ10.5%の増となっております。 それでは、一般会計における主な歳入について御説明いたします。 まず、市税につきましては、個人市民税、法人市民税の減などにより、前年度に比べ2.3%減の182億405万9,000円を見込んでおります。 地方交付税は、普通交付税の算定対象となる合併特例債償還金の増額などにより、前年度に比べ4%増の168億800万円を見込んでおります。 国庫支出金は、黒磯地区いこいと学びの交流テラス整備事業費補助金、社会資本整備総合交付金の増などにより、前年度に比べ12.8%増の153億5,216万円となっております。 繰入金は、財政調整基金、減債基金からのとりくずし金などの増により、前年度に比べ17.1%増の52億63万2,000円となっております。 市債は、公共施設等総合管理基金積立金の財源として合併特例債を活用することなどにより、前年度に比べ88.9%増の106億6,040万円となっております。 次に、一般会計における主な歳出について御説明いたします。 総務費では、窓口にお越しになる方へのサービス向上及び業務の効率化を図るため、ICT技術を活用した窓口を実現するための経費などを計上しております。 また、特定防衛施設周辺整備費では、市立小・中学校の学校給食費の無償化に係る経費などを計上しているほか、再編関連特別事業費では、こども医療費の助成経費などを計上しております。 さらに、米空母艦載機部隊配備等特別事業費では、岩国駅西口において岩国駅前南地区市街地再開発組合が整備を進めている再開発ビル内に予定をしているにぎわい創出施設の整備に係る経費などを計上しており、総務費全体では、前年度に比べ33%増の153億2,453万7,000円となっております。 民生費では、運転免許証を有しない75歳以上の高齢者に対し、タクシー利用券を交付する高齢者活き行きサポート事業に係る経費や、高齢者の社会参加を支援するため、聴力機能の低下した軽度・中等度難聴の高齢者に対し、補聴器の購入に要する費用の一部を助成するための経費、多子世帯への経済的支援として、保育園等に通う第2子以降の保育料を無償化するための経費などを計上しており、前年度に比べ4%増の253億3,048万8,000円となっております。 衛生費では、1歳6か月児及び3歳児健康診査において、母子手帳アプリ「母子モ いわくに」を活用し、問診票と健診結果をデジタル化することで、保護者の利便性向上を図る子育てDX幼児健康診査サービス導入事業に係る経費や、周産期医療体制の確保対策として、市内の産科医療機関に対し病床等を確保するための支援を行う経費などを計上する一方で、周陽環境整備組合清算費の減などにより、前年度に比べ2.9%減の60億5,431万円となっております。 農林水産業費では、農業経営の安定化、経営規模の維持・拡大を促すため、農業経営体が実施する農業機械や施設等の導入に対して支援をする経費や、森林経営管理事業をはじめとした森林環境整備基金を活用した事業に係る経費などを計上しており、前年度に比べ17.3%増の22億5,709万5,000円となっております。 商工費では、錦帯橋下河原駐車場の移転・縮小のため、観光客や来訪者の駐車場を整備する経費や、首都圏のテレビメディアにおける地域活性化のための情報番組等を通じて本市の魅力や地域資源などを幅広く発信するための経費などを計上しており、前年度に比べ1.4%増の13億6,410万9,000円となっております。 土木費では、市道の新設、改築、修繕等を行う社会資本整備総合交付金事業や、楠中津線改良事業に係る経費を計上するとともに、昨年12月に廃止した南岩国駅前土地区画整備事業に代わる新たなまちづくりとして、道路、公園、雨水排水対策等の都市基盤整備を行う南岩国駅前地区まちづくり事業や、黒磯地区いこいと学びの交流テラス整備事業に係る経費などを計上しており、前年度に比べ4.3%増の120億9,457万2,000円となっております。 教育費では、学校施設の整備として、小・中学校トイレ改修事業や灘小学校屋内運動場改築事業に係る経費を計上するとともに、老朽化した中央公民館建て替えを行う公民館整備事業や、岩国市博物館整備事業に係る経費などを計上しており、前年度に比べ43%増の92億7,452万8,000円となっております。 債務負担行為は、岩国市博物館整備事業ほか31件を新たに設定しております。 続いて、特別会計について御説明いたします。 特別会計につきましては、全9会計で、その合計は366億4,610万円で、前年度に比べ3.1%の増となっております。 その中から主な特別会計について御説明いたします。国民健康保険特別会計は、直営診療施設勘定繰出金の増などにより、予算規模は159億8,500万円で、前年度に比べ0.7%の増となっております。 介護保険特別会計は、介護人材の市内事業所への新規就労及び継続的な就労を促進することによって、介護保険サービスを安定的に提供することを目的とした介護職就職支援給付金支援事業や、居宅介護サービス給付費、施設介護サービス給付費などの保険給付費の増などにより、予算規模は161億5,100万円で、前年度に比べ3.6%の増となっております。 錦帯橋管理特別会計は、錦帯橋保存管理事業に係る経費の増などにより、予算規模は2億1,520万円で、前年度に比べ17.7%の増となっております。 以上で、令和6年度岩国市一般会計予算及び各特別会計の予算についての説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本10議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本10議案は委員会において審査していただくことにして、議案第7号、13号、以上2議案は総務常任委員会に、議案第8号、9号、10号、以上3議案は教育民生常任委員会に、議案第11号、12号、14号、以上3議案は経済常任委員会に、議案第15号は建設常任委員会にそれぞれ付託いたします。 なお、議案第6号 令和6年度岩国市一般会計予算につきましては、その所管分を各常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第14議案第16号令和6年度岩国市水道事業会計予算         議案第17号 令和6年度岩国市工業用水道事業会計予算 ○議長(桑原敏幸君)  日程第14 議案第16号 令和6年度岩国市水道事業会計予算及び議案第17号 令和6年度岩国市工業用水道事業会計予算、以上2議案を一括議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎水道事業管理者(辻孝弘君)  議案第16号 令和6年度岩国市水道事業会計予算について御説明いたします。 令和6年度における耐震化事業につきましては、錦見取水施設耐震化工事を令和5年度からの2か年の継続事業として引き続き実施してまいります。 また、老朽化の著しい施設や管路の更新を一層強化し、着実に耐震化に向け取り組んでまいります。 浄水施設整備事業におきましては、令和5年度からの継続事業として実施しております錦見浄水場の薬品注入設備の更新や、旧簡易水道施設である美和西部緩速ろ過池更新工事等を行い、市内全域にわたり安定供給の維持に取り組んでまいります。 令和6年度において新たに2つの事業を新設し、庁舎等整備事業では、漏水事故等の修繕に必要な補修材料の一元管理を目的に保管倉庫等を整備し、さらなる機能強化を図ってまいります。 また、災害復旧事業におきましては、地震、台風などの自然災害等の発生を想定し、即時に対応できるように取り組んでまいります。 以上の方針に基づき、水道事業の予算編成を行いました。 業務の予定量につきましては、年間総給水量を1,323万2,244立方メートル、給水戸数を5万9,791戸と見込んでおります。 以下、事業収支につきましては、別添の令和6年度岩国市水道事業会計予算総括表によって御説明いたします。 第1表の収益的収支の主な収入につきましては、給水収益を前年度に対し9,207万9,000円増の22億6,056万円、その他営業収益を4,910万1,000円、他会計補助金を1,249万5,000円、雑収益を4,022万9,000円とし、収入総額は25億3,298万円となっております。 また、支出につきましては、給与費等を7億183万3,000円、修繕費、動力費、薬品費、その他諸経費等の維持管理費を7億7,576万1,000円、減価償却費等及び支払利息を7億4,793万1,000円計上し、支出総額は22億2,552万5,000円となります。 したがいまして、収支差引き3億745万5,000円の当年度利益となる見込みです。 次に、第2表の資本的収支の主な収入につきましては、企業債を7億3,300万円、国庫補助金を2億6,466万4,000円、工事負担金を5,376万5,000円、他会計出資金を4,182万3,000円とし、収入総額は10億9,326万2,000円となっております。 また、主な支出につきましては、浄水施設整備事業費を1億289万1,000円、水道施設耐震化事業費を6億507万3,000円、耐震管整備事業費を9億6,242万円、庁舎等整備事業費を1,653万6,000円、災害復旧事業費を2,531万1,000円、企業債償還金を3億2,099万7,000円計上し、支出総額は20億7,497万3,000円となります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億8,171万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億2,335万5,000円、建設改良積立金1億7,599万2,000円、過年度分損益勘定留保資金7,322万5,000円、当年度分損益勘定留保資金5億913万9,000円、当年度利益剰余金処分額1億円で補填するものです。 以上、御説明しましたことは、令和6年度岩国市水道事業会計予算の第1条から第12条までに定めており、予算の詳細は、別冊の令和6年度岩国市水道事業会計予算説明書に記載しております。 引き続き、議案第17号 令和6年度岩国市工業用水道事業会計予算について御説明いたします。 業務の予定量につきましては、年間総給水量を524万670立方メートルと見込んでおります。 以下、事業収支につきましては、別添の令和6年度岩国市工業用水道事業会計予算総括表によって御説明します。 第3表の収益的収支の主な収入につきましては、給水収益を1億1,644万7,000円、他会計補助金を28万8,000円とし、収入総額は1億1,809万円となっております。 また、支出につきましては、給与費等を2,515万7,000円、修繕費、動力費、その他諸経費等の維持管理費を3,177万1,000円、減価償却費等を2,652万8,000円、消費税及び地方消費税を787万7,000円計上し、支出総額は9,133万3,000円となります。 したがいまして、収支差引き2,675万7,000円の当年度利益となる見込みでございます。 次に、第4表の資本的収支につきましては、令和6年度の予定額はありません。 以上、御説明しましたことは、令和6年度岩国市工業用水道事業会計予算の第1条から第6条までに定めており、予算の詳細は、別冊の令和6年度岩国市工業用水道事業会計予算説明書に記載しております。 以上をもちまして、議案第16号及び議案第17号の概要についての説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本2議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本2議案は委員会において審査していただくことにして、2議案とも建設常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第15議案第18号令和6年度岩国市病院事業会計予算 ○議長(桑原敏幸君)   日程第15 議案第18号 令和6年度岩国市病院事業会計予算を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎健康医療部長(片塰智惠君)  議案第18号 令和6年度岩国市病院事業会計予算について御説明いたします。 令和6年度の業務の予定量としましては、年間患者予定数を入院3万1,390人、外来4万8,705人、訪問看護5,886人、1日平均患者予定数を入院86人、外来213人、訪問看護16人と見込んでおります。 以下、事業収支につきましては、別添の令和6年度岩国市病院事業会計予算総括表により御説明します。 第1表の収益的収支の収入につきましては、入院収益を前年度に対し3,515万7,000円増の7億1,386万7,000円、外来収益を前年度に対し1,285万2,000円減の6億3,059万2,000円、訪問看護収益を前年度に対し3,480万円増の4,800万円計上しております。 また、他会計補助金4億3,526万1,000円の内訳は、一般会計補助金4億2,956万4,000円、国民健康保険特別会計補助金529万7,000円、県補助金40万円となっており、そのほかの収入につきましては、その他の医業収益を1億4,836万円、患者外給食収益を237万7,000円、長期前受金戻入を4,437万円、その他の医業外収益を272万5,000円及び受取利息等を2万2,000円とし、収入総額20億2,557万4,000円を計上しております。 支出につきましては、給与費、材料費及び経費を計18億9,796万7,000円計上しており、構成比率93.7%を占めております。 また、現金支出を伴わない減価償却費及び資産減耗費を計8,641万5,000円、研究研修費を615万2,000円、そのほか、患者外給食材料費等を3,504万円とし、支出総額は、収入総額と同額の20億2,557万4,000円を計上しております。 次に、第2表の資本的収支の収入につきましては、企業債を11億6,370万円、地方公営企業繰出基準による一般会計補助金を3,071万1,000円、国民健康保険特別会計繰入金を9,685万2,000円、他会計出資金を3億8,590万円、国庫補助金を42万9,000円とし、収入総額16億7,759万2,000円を計上しております。 支出については、建設改良費を16億5,942万8,000円、有形固定資産購入費を1,441万2,000円、リース債務支払費を67万9,000円、企業債償還金を2,185万6,000円とし、支出総額は16億9,637万5,000円を計上しております。 なお、資本的収支額が資本的支出額に対し不足する額1,878万3,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,878万3,000円で補填するものです。 以上、御説明しましたことは、令和6年度岩国市病院事業会計予算の第1条から第11条までにそれぞれ定めており、予算の詳細は、別冊の令和6年度岩国市病院事業会計予算説明書に記載しております。 以上で、令和6年度岩国市病院事業会計予算について説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第16議案第19号令和6年度岩国市下水道事業会計予算 ○議長(桑原敏幸君)   日程第16 議案第19号 令和6年度岩国市下水道事業会計予算を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎建設部長(村重総一君)  議案第19号 令和6年度岩国市下水道事業会計予算について御説明いたします。 令和6年度の下水道事業のうち公共下水道事業については、下水道の未普及対策として、一文字処理区、尾津処理区等の面整備を国土交通省の補助を主な財源として着実に進めるとともに、川下地区の幹線及び面整備を防衛省の補助により、あわせて、岩国地区の面整備を内閣府の交付金を活用して実施する予定です。 また、防災安全対策として、ストックマネジメント計画に基づく一文字処理区の老朽化施設の改築更新を国土交通省の補助で実施する予定としており、これらの事業に加えて施設の機能強化として、防衛省の補助により旭町ポンプ場の整備に取り組んでまいります。 業務の予定量につきましては、公共下水道事業、農業集落排水事業及び特定地域生活排水処理事業の合計で、処理人口5万1,783人、年間処理水量864万9,884立方メートルを見込んでいます。 以下、事業収支につきましては、別添の令和6年度岩国市下水道事業会計予算総括表により御説明します。 第1表の収益的収支の主な収入につきましては、下水道使用料を9億6,813万7,000円、雨水処理負担金を4億4,568万6,000円、他会計負担金を7億7,187万6,000円、他会計補助金を5億480万5,000円、長期前受金戻入を11億5,510万1,000円とし、収入総額40億4,239万8,000円を計上しています。 また、支出につきましては、給与費を9,944万4,000円、引当金繰入額を1,450万6,000円、修繕費、動力費、薬品費、材旅費、その他諸経費及び予備費を13億144万3,000円、減価償却費等及び支払利息を24億6,928万5,000円計上し、支出総額は38億8,467万8,000円となります。 したがいまして、収支差引額は、消費税及び地方消費税の還付予定額を含めて1億5,772万円の当年度利益となる見込みです。 次に、第2表の資本的収支の主な収入につきましては、企業債を15億1,620万円、国庫補助金を17億3,508万円、他会計負担金を9,389万7,000円、負担金を2,124万6,000円、他会計出資金を2億9,129万1,000円、固定資産売却代金を1,350万4,000円とし、収入総額36億7,121万9,000円を計上しています。 また、支出につきましては、建設改良費を35億8,164万2,000円、固定資産購入費を61万2,000円、企業債償還金を13億6,733万円、国庫補助金返還金を675万3,000円とし、支出総額49億5,633万7,000円を計上しています。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額12億8,511万8,000円は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2億5,261万5,000円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,455万4,000円、過年度分損益勘定留保資金1億6,698万4,000円、当年度分損益勘定留保資金8億4,096万5,000円で補填するものです。 以上、御説明しましたことは、令和6年度岩国市下水道事業会計予算の第1条から第10条までに定めており、予算の詳細は、別冊の令和6年度岩国市下水道事業会計予算説明書に記載しています。 以上をもちまして、令和6年度岩国市下水道事業会計予算についての説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第17議案第20号令和6年度岩国市簡易水道事業会計予算 ○議長(桑原敏幸君)  日程第17 議案第20号 令和6年度岩国市簡易水道事業会計予算を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎環境部長(神足欣男君)  議案第20号 令和6年度岩国市簡易水道事業会計予算について御説明します。 令和6年度の簡易水道事業は、水道未普及地域の解消に着手するため、周東町の一部地区に簡易水道事業を創設する基本計画の検討及び事業認可の申請並びに管路等の基本設計を行う予定としております。 柱島簡易水道における業務の予定量につきましては、年間総給水量は7,698立方メートル、給水戸数を142戸と見込んでおります。 以下、事業収支につきまして、別添の令和6年度岩国市簡易水道事業会計予算総括表により御説明します。 第1表の収益的収支の主な収入につきましては、給水収益を155万1,000円、他会計補助金を2,938万8,000円、長期前受金戻入を16万2,000円とし、収入総額3,110万3,000円を計上しております。 また、支出につきましては、給与費を870万4,000円、引当金繰入額を79万7,000円、修繕費、動力費、薬品費、材料費、その他諸経費、消費税及び地方消費税、予備費を1,772万3,000円、減価償却費等及び支払利息を387万9,000円とし、支出総額は、収入総額と同額の3,110万3,000円を計上しております。 次に、第2表の資本的収支の収入につきましては、他会計出資金を1,130万9,000円とし、収入総額1,130万9,000円を計上しております。 また、支出につきましては、建設改良費を1,079万6,000円、企業債償還金を393万5,000円、予備費を100万円とし、支出総額は1,573万1,000円を計上しております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額442万2,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額89万1,000円、当年度分損益勘定留保資金353万1,000円で補填するものであります。 以上、御説明しましたことは、令和6年度岩国市簡易水道事業会計予算の第1条から第9条までに定めており、予算の詳細は、別冊の令和6年度岩国市簡易水道事業会計予算説明書に記載しております。 以上をもちまして、令和6年度岩国市簡易水道事業会計予算についての説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第18議案第21号岩国市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第18 議案第21号 岩国市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎総務部長(石橋誠君)  議案第21号 岩国市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、岩国市立病院において、救急の外来患者の看護業務等のための宿日直勤務を行った看護師や准看護師に対して、宿日直手当を支給することについて、規定の整備を行うため、提案するものです。 改正の内容としましては、岩国市立病院の診療時間外である平日夜間や休日において、救急搬送された患者への対応等のため、待機している看護師や准看護師に対し、宿日直手当の支給ができるようにするものです。 なお、本条例は、本年4月1日から施行することとし、同日以後に開始する宿日直勤務に係る宿日直手当について適用することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第19議案第22号岩国市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第19 議案第22号 岩国市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎総務部長(石橋誠君)  議案第22号 岩国市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、有害鳥獣の殺処分等の業務に従事した職員に対して、有害鳥獣対策業務従事手当を支給することについて、規定の整備を行うため、提案するものです。 特殊勤務手当は、著しく危険、不快、不健康または困難な勤務その他の著しく特殊な勤務に従事した職員を対象に、その勤務した実績に応じて支給しています。 本市では、ツキノワグマなどによる人身被害の発生などを防止することを目的として、有害鳥獣対策業務を行っていますが、業務の内容としましては、現地において有害鳥獣の殺処分の指示や確認、死体の焼却や埋設など、著しく危険、不快を伴うものとなっています。 また、ツキノワグマについては、生息数の増加や生息域の拡大に加え、令和4年度に山口県によって保護すべき鳥獣から管理すべき鳥獣に見直されたことにより、今後、さらなる業務の増加が見込まれるところです。 改正の内容としましては、こうした状況を受け、特殊勤務手当として有害鳥獣対策業務従事手当を新設し、有害鳥獣対策業務に従事した職員に対し、支給できるようにするものです。 なお、本条例は、本年4月1日から施行することとし、同日以後の勤務に係る特殊勤務手当について適用することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第20議案第23号岩国市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第20 議案第23号 岩国市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎総務部長(石橋誠君)  議案第23号 岩国市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、地方自治法の一部を改正する法律の施行等に伴い、会計年度任用職員に勤勉手当を支給することについて、規定の整備を行うため、提案するものです。 本条例の施行に伴う令和6年度予算における一般会計の歳出の影響額としましては、約2億800万円増加する見込みとなっています。 なお、本条例は、本年4月1日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第21議案第24号岩国市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第21 議案第24号 岩国市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添)
    ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎総務部長(石橋誠君)  議案第24号 岩国市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、地方自治法施行令等の一部を改正する政令の施行に伴い、規定の整理を行うため、提案するものです。 改正の内容としましては、政令の一部改正に伴い、条例における政令の引用条項の改正を行うものです。 なお、本条例は、政令の施行日と同様、本年4月1日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結いたします。 なお、本議案につきましては、地方自治法第243条の2第2項の規定により、議会は議決をしようとするときは、監査委員の意見を聴かなければならないとされております。 つきましては、監査委員の意見を聴くため、文書による照会をすることといたします。 本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第22議案第25号岩国市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第22 議案第25号 岩国市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎デジタル改革担当部長(上田清次郎君)  議案第25号 岩国市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律等の施行に伴い、規定の整備を行うため、提案するものです。 主な改正の内容としましては、昨年6月9日に公布されました行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律により、個人番号による情報連携のより速やかな開始を可能とするため、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号利用法の別表第2が削除されることに伴い、規定の整備を行うものです。 なお、本条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の施行の日から施行することとし、別表第2の25の項右欄の改正規定は、公布の日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第23議案第26号岩国市簡易水道条例及び岩国市水道条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第23 議案第26号 岩国市簡易水道条例及び岩国市水道条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎環境部長(神足欣男君)  議案第26号 岩国市簡易水道条例及び岩国市水道条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、生活衛生等関係行政の機能強化のための関係法律の整備に関する法律の施行等に伴い、規定の整備を行うため、提案するものです。 主な改正の内容としましては、この法律において水道法が改正され、本年4月1日から、水道整備・管理行政のうち、水質または衛生に関する事務に関する権限が厚生労働大臣から環境大臣に、それ以外のものに関する権限が厚生労働大臣から国土交通大臣に移管されることに伴い、岩国市簡易水道条例と岩国市水道条例において引用しております同法の規定について整理するものです。 なお、本条例は、法律の施行日に合わせ、本年4月1日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第24議案第27号岩国市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例         議案第28号 岩国市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例        議案第29号 岩国市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防 支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例        議案第30号 岩国市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第24 議案第27号 岩国市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第28号 岩国市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第29号 岩国市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第30号 岩国市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、以上4議案を一括議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎福祉部長(中本十三夫君)  議案第27号 岩国市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第28号 岩国市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第29号 岩国市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第30号 岩国市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について、まとめて御説明させていただきます。 これらの議案は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令等の施行等に伴い、規定の整備を行うため、提案するものです。 主な改正の内容としましては、介護サービス事業者等に対する事業所の運営規程の概要等の重要事項について、事業所内での書面掲示に加え、原則としてウェブサイトに掲載することを義務づける規定、介護サービス事業所の管理者が兼務できる事業所の範囲について同一敷地内における他の事業所、施設等ではなくても差し支えない旨を明確化する規定、通所系サービスや居宅介護支援等について、利用者等の生命または身体を保護するため緊急、やむを得ない場合を除き、身体的拘束等を行ってはならないとする規定や身体的拘束等を行う場合の記録を義務づける規定、多機能系サービスについて、身体的拘束等の適正化のため、委員会の開催等や指針の整備、研修の定期的な実施の措置を義務づける規定等を追加するものでございます。あわせて、CD-ROM等の特定の記録媒体を電磁的記録媒体に改めることとしております。 なお、これら4本の条例は、本年4月1日から施行することとしており、議案第29号及び議案第30号のCD-ROM等の特定の記録媒体を電磁的記録媒体に改める規定については、公布の日から施行することとしております。 また、議案第27号及び議案第28号の身体的拘束等の適正化のための措置に係る規定については、令和7年3月31日までの間、事業者の努力義務とし、議案第29号及び議案第30号の重要事項のウェブサイトへの掲示については、令和7年4月1日から義務づけるものとする経過措置を設けています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本4議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本4議案は委員会において審査していただくことにして、4議案とも教育民生常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第25議案第31号岩国市介護保険条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第25 議案第31号 岩国市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎福祉部長(中本十三夫君)  議案第31号 岩国市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 介護保険制度において、今年度で第8期の事業期間が終了することに伴い、令和6年度から令和8年度までの第9期事業期間における介護保険料を定めるため、本条例を提案するものです。 介護保険料の設定に当たりましては、後期高齢者人口が増加傾向にあり、要介護認定者数の増加も見込まれる中で、介護報酬の改定や介護サービスの利用者数及び利用量の増加を勘案して介護給付費を推計するとともに、介護給付費準備基金の一部を取り崩すことにより、介護保険料の負担軽減を図ることとしています。 主な改正内容としましては、このたび、国から所得別の負担段階を13段階以上とするよう基準が示されたことを踏まえ、現行の12段階から14段階に変更し、被保険者の負担能力に応じたよりきめ細かい設定としています。 具体的には、所得別の負担段階のうち、被保険者に市町村民税が課税されている段階について、現行では第9段階と第10段階を区分する合計所得金額を500万円、第10段階と第11段階を区分する合計所得金額を750万円と設定しているところを細分化し、国の示した基準に基づき、第9段階と第10段階を区分する合計所得金額を420万円、第10段階と第11段階を区分する合計所得金額を520万円、第11段階と第12段階を区分する合計所得金額を620万円としています。 さらに、第12段階からは、急激な保険料の高騰を抑制するため、各段階を区分する合計所得金額を現行と同額になるように設定しています。 また、具体的な介護保険料の額について、条例では年額で規定していますが、月額で御説明しますと、基準となる第5段階の介護保険料は、現行と同額の月額5,800円と定めています。 一方、低所得者の介護保険料軽減強化として、介護保険料の軽減に要する費用を国・県・市で負担することにより、第1段階の介護保険料を月額2,639円から1,653円に、第2段階の介護保険料を月額3,973円から2,813円に、第3段階の介護保険料を月額4,002円から3,973円に軽減する措置を講じるとともに、高所得者の介護保険料の引上げにより、低所得者の保険料上昇の抑制を図ることとしています。 なお、本条例は、本年4月1日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第26議案第32号岩国市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第26 議案第32号 岩国市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎こども家庭担当部長(宮井まゆみ君)  議案第32号 岩国市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、昨年12月26日に公布された母体保護法施行規則等の一部を改正する内閣府令の一部が本年4月1日に施行されることに伴い、規定の整備を行うため、提案するものです。 改正の内容としましては、この府令において、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準が改正されることに伴い、条例に規定している特定教育・保育施設の重要事項の書面掲示の義務づけについて、書面掲示に加え、インターネットを利用して公衆の閲覧に供しなければならないこととするものです。 なお、本条例は、本年4月1日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第27議案第33号岩国市国民健康保険条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第27 議案第33号 岩国市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎健康医療部長(片塰智惠君)  議案第33号 岩国市国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明します。 本議案は、全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律等の施行等に伴い、規定の整備を行うため、提案するものです。 主な改正の内容といたしましては、令和6年度から退職者医療制度が廃止されることに伴い、規定の整備を行うものです。 また、国民健康保険料の後期高齢者支援金等賦課額の限度額を現行の22万円から24万円に引き上げるとともに、国民健康保険料の軽減措置のうち、5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の基準所得について、被保険者数と特定同一世帯所属者数に乗ずる金額を現行の29万円から29万5,000円に、2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の基準所得について、被保険者数と特定同一世帯所属者数に乗ずる金額を現行の53万5,000円から54万5,000円にそれぞれ引き上げるものです。 なお、本条例は、本年4月1日から施行することとし、改正後の保険料に関する規定は、令和6年度以後の年度分の保険料から適用することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、教育民生常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第28議案第34号岩国市漁港管理条例等の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第28 議案第34号 岩国市漁港管理条例等の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎農林水産部長(藏田敦君)  議案第34号 岩国市漁港管理条例等の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、漁港漁場整備法及び水産業協同組合法の一部を改正する法律等の施行等に伴い、規定の整備を行うため、提案するものです。 主な改正の内容につきましては、漁港漁場整備法の題名が漁港及び漁場の整備等に関する法律に改正されることに伴い、条例において引用している法律の題名を改めるとともに、岩国市漁港区域内占用料等徴収条例について、新たに創設された漁港施設等活用事業に関する占用料等の徴収に関する規定を追加するものです。 なお、本条例は、法律の施行日に合わせ、本年4月1日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、経済常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第29議案第35号岩国市手数料条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第29 議案第35号 岩国市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎都市開発部長(内坂武彦君)  議案第35号 岩国市手数料条例の一部を改正する条例について御説明します。 本議案は、マンションの管理の適正化の推進に関する法律及びマンションの建替え等の円滑化に関する法律の一部を改正する法律等の施行等に伴い、規定の整備を行うため、提案するものです。 我が国においては、今後、老朽化や管理組合の担い手不足が顕著な高経年マンションが急増する見込みとなっており、老朽化を抑制し、周辺への危害等を防止するための維持管理の適正化や、老朽化が進み、維持修繕等が困難なマンションの再生に向けた取組の強化が喫緊の課題となっています。 こうした中、令和4年4月1日に施行されたマンションの管理の適正化の推進に関する法律及びマンションの建替え等の円滑化に関する法律の一部を改正する法律により、マンションの管理の適正化の推進に関する法律が改正されました。 この法改正により、都道府県等において、国が策定した基本方針に基づき、マンションの管理の適正化の推進を図るための施策に関する事項等を定めるマンション管理適正化推進計画を作成することができるようになり、あわせて、計画を作成した都道府県等が適切な管理計画を有するマンションを認定する管理計画認定制度が創設されました。 本市におきましても、市内のマンションの管理状況や、令和5年7月に国から計画作成の手引が示されたことを受け、このたび、本年3月に岩国市マンション管理適正化推進計画を作成することとしました。 本条例の主な改正の内容としましては、岩国市マンション管理適正化推進計画の作成に伴い、新たに生じる事務であるマンションの管理の適正化の推進に関する法律関係の認定申請等の際に徴収する手数料の規定について、追加を行うものです。 なお、本条例は、本年4月1日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第30議案第36号岩国市空家等の適切な管理に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第30 議案第36号 岩国市空家等の適切な管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎都市開発部長(内坂武彦君)  議案第36号 岩国市空家等の適切な管理に関する条例の一部を改正する条例について御説明します。 本議案は、空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律等の施行等に伴い、規定の整備を行うため、提案するものです。 改正の内容といたしましては、法改正に伴い、条例において引用する条項を改めるとともに字句の整理を行うものです。 なお、本条例は、公布の日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第31議案第37号岩国市企業職員の給与等の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第31 議案第37号 岩国市企業職員の給与等の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎水道事業管理者(辻孝弘君)  議案第37号 岩国市企業職員の給与等の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本議案は、地方自治法の一部を改正する法律の施行等に伴い、企業職員に係る会計年度任用職員に勤勉手当を支給することについて、規定の整備を行うため、提案するものです。 なお、本条例は、本年4月1日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第32議案第38号岩国市土地改良事業償還金に係る補助及び利子補給に関する経過措置条例を廃止する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第32 議案第38号 岩国市土地改良事業償還金に係る補助及び利子補給に関する経過措置条例を廃止する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎農林水産部長(藏田敦君)  議案第38号 岩国市土地改良事業償還金に係る補助及び利子補給に関する経過措置条例を廃止する条例について御説明します。 本議案は、平成18年の市町村合併の際に制定した岩国市土地改良事業償還金に係る補助及び利子補給に関する経過措置条例につきまして、合併前の由宇町、玖珂町、周東町における土地改良事業の償還金に係る補助及び利子補給に関する経過措置について、今年度をもって全ての補助金の交付が完了するため、条例を廃止するものです。 なお、本条例は、本年4月1日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、経済常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第33議案第39号岩国市小規模下水道条例を廃止する条例 ○議長(桑原敏幸君)  日程第33 議案第39号 岩国市小規模下水道条例を廃止する条例を議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎建設部長(村重総一君)  議案第39号 岩国市小規模下水道条例を廃止する条例について御説明します。 岩国市小規模下水道は、岩国市土地開発公社が開発した門前町四丁目土地区画整理事業区域内の汚水処理施設を、平成8年10月に岩国市が移管を受け、現在まで管理運営を行っているものです。 開発当時は、公共下水道が未整備であったことから、汚水処理施設として汚水を1か所に集めて処理する集合処理方式を採用し、680人槽の合併処理槽を設置しており、令和4年度末時点で334人の使用者がいました。 このたび、同区域内の公共下水道を整備したことにより、昨年9月に小規模下水道から公共下水道への引込み工事が完了し、区域内の汚水を岩国南せせらぎセンターで処理することが可能となりましたので、本年3月31日をもって岩国市小規模下水道を廃止するため、条例の廃止を提案するものです。 公共下水道への引込みによる使用者等への影響ですが、小規模下水道と公共下水道の使用料の額及び汚水の算定方法は同一であるため、使用料に影響はありませんが、小規模下水道の処理区域における土地所有者に対しましては、来年度に岩国市下水道事業受益者負担に関する条例に基づき、土地1平方メートルにつき400円の受益者負担金が賦課されることになります。 なお、本条例は、本年4月1日から施行することとしています。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第34議案第40号いこいと学びの交流テラス新築電気設備工事請負契約の締結について ○議長(桑原敏幸君)  日程第34 議案第40号 いこいと学びの交流テラス新築電気設備工事請負契約の締結についてを議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎総務部長(石橋誠君)  議案第40号 いこいと学びの交流テラス新築電気設備工事請負契約の締結について御説明いたします。 本議案は、昨年12月市議会定例会において議決をいただいた後に締結しましたいこいと学びの交流テラス新築工事請負契約及びいこいと学びの交流テラス新築機械設備工事請負契約に関連して、複合施設や屋外便所などの電気設備工事の請負契約を締結することについて、岩国市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、市議会の議決を求めるものです。 契約につきましては、条件付一般競争入札の方法により、消費税及び地方消費税の額5,416万円を含めた予定価格5億9,576万円で入札を執行した結果、1つの共同企業体から入札があり、日本電設工業・フジテクノ特定建設工事共同企業体が、消費税及び地方消費税の額5,167万円を含め、請負金額5億6,837万円で落札いたしましたので、同共同企業体と工事請負契約を締結しようとするものです。 工事の期間につきましては、議会の議決を経た後、市長が本契約を成立させる旨の意思表示をした日の翌日から令和7年12月19日までとしています。 なお、令和5年度の歳出予算、令和7年度までの限度額を設定する債務負担行為について、昨年3月市議会定例会において御承認をいただいているところです。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第35議案第41号指定管理者の指定について         議案第42号 指定管理者の指定について        議案第43号 指定管理者の指定について        議案第44号 指定管理者の指定について ○議長(桑原敏幸君)  日程第35 議案第41号から議案第44号までの指定管理者の指定について、以上4議案を一括議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎総合政策部長(國廣光秋君)  議案第41号から議案第44号までの指定管理者の指定について御説明します。 これらの議案は、公募を原則としている指定管理者の選定について、これまでの管理実績や施設の利用者との信頼関係等を総合的に判断し、公の施設の設置目的の達成及び適切な運営の確保並びに管理運営を通じて地域の住民活動を推進することが可能である法人等を、岩国市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例施行規則第2条第3号及び第4号の規定に基づき、非公募により選定しましたので、選定した法人等を指定管理者として指定するため、市議会の議決を求めるものです。 それでは、議案番号順に御説明いたします。 まず、議案第41号につきましては、岩国市療育センターの管理について、本年3月31日までの指定管理者である一般社団法人岩国市医師会を引き続き、令和11年3月31日までの5年間、指定管理者として指定するものです。 次に、議案第42号につきましては、宇野千代生家の管理について、本年3月31日までの指定管理者である特定非営利活動法人宇野千代生家を引き続き、令和9年3月31日までの3年間、指定管理者として指定するものです。 次に、議案第43号につきましては、由宇南沖研修センター及び由宇南研修センターの管理について、本年3月31日までの指定管理者である南沖自治会及び由宇みなみ施設管理協議会を引き続き、令和11年3月31日までの5年間、それぞれ指定管理者として指定するものです。 最後に、議案第44号につきましては、周東川越ライスセンターの管理について、本年3月31日までの指定管理者である山口県農業協同組合を引き続き、令和9年3月31日までの3年間、指定管理者として指定するものです。 以上で、説明を終わります。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本4議案に質疑はありませんか。 ◆12番(細見正行君)  議案第42号の宇野千代生家の指定管理者についてなんですが、引き続いて管理する場合、通常は5年間のところ、今回は3年間となっております。指定管理料の債務負担行為を見ますと3年間で240万円となっており、1年間80万円くらいではとても管理が困難じゃないかと思うんですよね。相手方の人がいいと言うと取得のときに故事来歴ありますが……。今後、指定管理料について見直しをするつもりがあるのかどうか。 ◎産業振興部長(加納芳史君)  指定管理の年数につきましては、所蔵品の管理等も含めて、長い年数――5年間が通常ですけれども、難しい面もある中で、相手方と話をして3年間という期間を決めているわけですが、それと同時に、事業計画及び実績を踏まえた指定管理料を相手方といろいろと検討してきたところですけれども、御提案がありましたように、今後何か諸般の事情があって改定が必要なことがあれば、これを拒むものでもございませんので、引き続き、相手方としっかりと話をしてまいりながら、適正に対応してまいりたいと考えております。 ○議長(桑原敏幸君)  ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  ほかになければ質疑を終結し、本4議案は委員会において審査していただくことにして、議案第41号は教育民生常任委員会に、議案第42号、43号、44号、以上3議案は経済常任委員会にそれぞれ付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第36議案第45号山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の変更について ○議長(桑原敏幸君)  日程第36 議案第45号 山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の変更についてを議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎総務部長(石橋誠君)  議案第45号 山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の変更について御説明いたします。 本議案は、令和6年4月1日から山口県市町総合事務組合に萩・長門清掃一部事務組合を加入させること、また、公平委員会の設置及びその権限に関する事務を共同処理する団体と行政不服審査会の設置及びその権限に関する事務を共同処理する団体に、萩・長門清掃一部事務組合をそれぞれ加えること等に伴い、山口県市町総合事務組合規約の変更を行うことに関して、地方自治法第286条第1項の規定に基づき、関係地方公共団体と協議して定めることについて、同法第290条の規定により、市議会の議決を求めるものです。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、総務常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第37議案第46号市道路線の認定について ○議長(桑原敏幸君)  日程第37 議案第46号 市道路線の認定についてを議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。
    ◎建設部長(村重総一君)  議案第46号 市道路線の認定について御説明いたします。 本議案は、11路線の総延長2,776.3メートルを新たに市道路線に認定し、適正な道路維持管理を実施しようとするものです。 その内訳ですが、県道からの降格に伴う1路線の延長が1,618.1メートル、道路整備事業として2路線の総延長が266メートルになります。 また、開発行為等に伴う8路線の総延長が892.2メートルです。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。―――――――――――――――――――――――――――――― △日程第38議案第47号市道路線の変更について ○議長(桑原敏幸君)  日程第38 議案第47号 市道路線の変更についてを議題といたします。  (議案別添) ○議長(桑原敏幸君)  当局の説明を求めます。 ◎建設部長(村重総一君)  議案第47号 市道路線の変更について御説明いたします。 本議案は、市道1路線の起点を変更するものです。 変更の内容としましては、市道御庄91号線について県道からの降格に伴う起点の変更で、延長118.17メートルを257メートルに変更するものです。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(桑原敏幸君)  本議案に質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  別になければ質疑を終結し、本議案は委員会において審査していただくことにして、建設常任委員会に付託いたします。 以上をもちまして、本日の議事日程は全て終了いたしました。 ここでお諮りいたします。明2月22日から3月3日までの本会議は休会とし、次の本会議は3月4日に再開いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桑原敏幸君)  御異議なしと認め、さよう決しました。 本日はこれにて散会いたします。午後0時26分 散会 ――――――――――――――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                         岩国市議会議長  桑 原 敏 幸                         岩国市議会議員  山 本 辰 哉                         岩国市議会議員  武 田 伊佐雄                         岩国市議会議員  片 岡 勝 則...