平成 24年 6月 定例会(3回)平成24年6月22日平成24年第3回
下松市議会定例会会議録第5号───────────────────議事日程 平成24年6月22日(金曜日)午前10時開議 日程第1、議案第39号 平成24年度下松市
一般会計補正予算(第1号) (
総務教育委員長報告) 日程第2、
議員提出議案第4号
議会改革特別委員会の設置について 日程第3、閉会中の継続審査について (平成23年)請願第1号 公共工事の地元企業への優先発注に関する請願書の提出について 日程第4、議員の派遣について本日の会議に付した事件 日程第1から日程第4まで出席議員(20人)11番 浅 本 正 孝 君 12番 藤 井 洋 君13番 森 繁 哲 也 君 14番 松 尾 一 生 君15番 古 賀 寛 三 君 16番 永 田 憲 男 君17番 河 内 裕 文 君 18番 磯 部 孝 義 君19番 堀 本 浩 司 君 20番 高 田 悦 子 君21番 近 藤 則 昭 君 22番 渡 辺 敏 之 君23番 城 市 進 君 24番 広 戸 一 見 君25番 村 田 丈 生 君 26番 山 本 朋 由 君27番 中 村 隆 征 君 28番 金 藤 哲 夫 君29番 内 冨 守 君 30番 中 谷 司 朗 君欠席議員(なし) 説明のため出席した者 市長 井 川 成 正 君 副市長 森 田 康 夫 君 教育長 相 本 晃 宏 君 水道局長 白 木 正 博 君 総務部長 原 田 雄 次 君
企画財政部長 棟 近 昭 典 君
生活環境部長 林 惠 二 君
健康福祉部長 村 上 孝 司 君
少子化対策担当部長 網 本 哲 良 君 経済部長 松 原 隆 士 君 建設部長 古 本 清 行 君 教育部長 石 田 純 一 君 消防長 田 村 一 正 君 監査委員 杉 岡 廣 明 君
議会事務局職員出席者 事務局長 森 重 則 彦 君
議事総務課長 大 空 之 文 君 議事総務係 田 中 智 幸 君───────────────────────────────午前10時00分開議
○議長(中谷司朗君) おはようございます。 ただいまの出席議員20人であります。 これより、平成24年第3回
下松市議会定例会の5日目の継続会を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
△日程第1.議案第39号平成24年度下松市
一般会計補正予算(第1号) (
総務教育委員長報告)
○議長(中谷司朗君) 日程第1、議案第39号平成24年度下松市
一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 この件に関し、
総務教育委員長の報告を求めます。
森繁哲也委員長。 〔13番 森繁哲也君登壇〕
◎13番(森繁哲也君) おはようございます。 6月7日の本会議において
総務教育委員会に付託されました議案第39号平成24年度下松市
一般会計補正予算(第1号)について6月14日に本委員会を開催し、審査いたしましたのでその経過及び結果について御報告いたします。 この補正予算は、
歳入歳出予算にそれぞれ3億3,418万4,000円を追加し、補正後の予算総額を176億3,418万4,000円とするもので、これらの財源として、国庫支出金、県支出金、繰入金及び市債を充当、調整しております。 また、
消防救急無線デジタル化及び
通信司令施設整備における設計業務の契約について700万円の
債務負担行為を設定するものであります。 主な質疑とこれに対する答弁は次のとおりであります。 まず、歳入について。
消防庁舎建設事業と
文化会館建設事業において市債をそれぞれ
一般単独事業債と山口県市町きらめき支援資金の2つを充当しているが、その2つにする理由と、
一般単独事業費を75%にする意味合いはとの質問に対し、執行部から、
一般単独事業債というメニューについては、充当率が75%と決まっている。その他の25%の部分については、県のきらめき支援資金という別メニューで充当することが可能であるため、これを活用すると答弁がありました。 次に、
消防庁舎建設事業費の25年度以降の財源は、今回と同じように市債と一般財源で、市債としては、
一般単独事業債と県のきらめき支援資金になるのかとの質問に対し、執行部から、基本的には充当率が75%の
一般単独事業債と
まちづくり推進基金、それと一般財源を充てていく。県のきらめき支援資金については、今年度は借りられる可能性があり今回の補正予算に計上したが、将来的に借りられるかどうかはわからないと答弁がありました。 次に、歳出で、
農林水産業費について。
危険ため池整備で、受益地の状態は耕作をしているのかとの質問に対し、執行部から、藤光東下は、現在2名が耕作をしているが、知佐之木については耕作者はいないとの答弁がありました。 次に、同じく、
危険ため池整備の
工事予定期間はどうかとの質問に対し、執行部から、
危険ため池整備については、この補正予算が成立した後、これは単県事業であるため、県の補助採択が必要となると答弁がありました。 次に、商工費について。
市内企業データベース作成業務は、
緊急雇用創出事業で実施をするが、民間の印刷会社に雇用してもらい、
企業ガイドブックを作成するということだが丸投げではないのか。また、新規の失業者を雇うのか。その確認はするのかとの質問に対し、執行部から、平成23年3月11日の
東日本大震災以降、離職した失業者に対応するため、新たに
震災等緊急雇用対応事業が創設された。この関連で、今回2件の事業を実施をする。
補助対象事業は、市が新たに企画する事業で、
建設土木事業でないこと等、対象事業について項目がある。今回の事業はトータルで
データベースを作成するため、市が直接実施するより、民間委託のほうがより効果的であると判断している。また、新規の雇用でなければ事業の対象にならないため、確認をして判断するとの答弁がありました。 次に、土木費について。
木造住宅耐震促進事業で、県の要綱改正に伴うものであるが、市の
補助金交付要綱を改正するのかとの質問に対し、執行部から、県の要綱改正にあわせて下松市の要綱も変更していると答弁がありました。 次に、消防費について。
消防庁舎建設用地購入に関して、去年までは休耕田だったが、ことし、田を耕作しているが、休耕地あるいは荒廃地と耕作地の場合では、その買収の単価が違うのではないかと思う。用地買収に際し、どのような評価になるのかとの質問に対し、執行部から、
市街化調整区域の農地の範囲内で、その収益性、資産価値等を考慮して評価するとの答弁がありました。 次に同じく、消防費の
消防庁舎建設用地購入に関して、用地買収は切戸川までの土地が対象かとの質問に対し、執行部から、基本的に河川区域の土地は、用地買収の対象に入っていない。当面は予定している最低限必要な広さである1万平米を取得したいと考えているとの答弁がありました。 次に、教育費について。
文化会館施設整備事業で、
冷温水発生器2台、
事業制御システムの更新で9,500万円計上されているが、配管工事はどうなるのかとの質問に対し、執行部から、若干の配管工事が必要となるかもしれないが、全体的な配管工事は、今回予定をしていないとの答弁がありました。 次に、同じく教育費について。
文化会館施設整備事業の
冷温水発生器の更新は室外機のみか、それとも室内機を含めて取りかえるのかとの質問に対し、執行部から、室外機のみであるとの答弁がありました。 次に、同じく教育費について。
文化会館施設整備の
工事予定期間、そして
文化会館利用者への影響はどうなるのかとの質問に対し、執行部から、
文化会館施設整備事業は、この補正予算が成立した後、詳細設計をし、工期は9月から3月と見込んでいる。9月と1月にそれぞれ1週間ぐらいの休館が必要になるとの答弁がありました。 次に同じく、教育費について。生涯
学習振興ボランティアネットワーク構築事業について。
緊急雇用創出事業で雇用し、ほしらんどくだまつ内の
歴史民俗資料展示コーナーに配置する予定だが、この雇用者の活用方法はとの質問に対し、執行部から、ほしらんどくだまつの
歴史民俗資料展示コーナーへ多くの方に足を運んでいただくためには、いろいろな展示品を変えていかなくてはならないが、現在配置をしている
社会教育指導員1人では難しいので
企画運営ボランティアを募集し、その皆さんと一緒に企画を考え展示していくことにしている。その
ボランティアの組織づくりの手伝いをしていただく。また、下松市史をつくったときの資料の整理等、そして計画段階であるが、
歴史民俗資料を活用した
ふるさと広場通信を編集、発行してもいきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、商工費のうち、
財団法人下松市
笠戸島開発センターへの5,000万円の出捐金に関し多くの質疑がありましたので、その主なものを御報告いたします。 まず、下松市
笠戸島開発センターは
公益財団法人にしなければならないのかとの質問に対し、執行部から、
公益法人制度改革において、平成25年11月末日までに
公益財団法人か
一般財団法人に移行しなければ
財団法人下松市
笠戸島開発センターは、解散をし、大城は市の直営となる。これまで下松市
笠戸島開発センターは、公益性のある事業をやってきているので、
公益財団法人への移行を目指している。
公益財団法人、
一般財団法人のいずれかに移行するためには、決算ベースで300万円以上の正味財産を持たなければならない。そのため今回5,000万円の出捐金により
財務強化を行う。
公益財団法人への移行を申請するが、もし
公益財団法人の認可を得られない場合は、
一般財団法人ということもあるとの答弁がありました。 次に、現在、
財団法人下松市
笠戸島開発センターが
国民宿舎大城の指定管理者となっているが、直営以外の方法で、例えば
施設管理公社が管理することはできないのかとの質問に対し、執行部からは、法的には、
施設管理公社が
国民宿舎大城の経営を受けるということは不可能ではない。ただ現実には、定款の変更だとかノウハウの問題もあり、
施設管理公社が
国民宿舎大城の、あの難しい経営をやっていけるのか。また、仮に
施設管理公社が管理委託を受けたとしても、やはり大きな財務的な重みもそちらに移るようになるため、同じような措置は必要となる。なお、現在下松市の外郭団体で4団体があるが、それぞれ設置目的が違って設立したため、統廃合については、次の段階で検討しなければならない課題であるとの答弁がありました。 次に、今後、
公益財団法人に移行するに際し、国民宿舎という冠が支障を来すことがあるのかとの質問に対し、国民宿舎という冠は、当然受け手として
公益財団法人国民宿舎大城となり、何ら公益法人の移行に支障を来すことはないとの答弁がありました。 次に、下松市
笠戸島開発センターへの出捐金5,000万円のうち、これまでの累積赤字に2,900万円、そして運営費のほうに流用し、積み立てられていない職員の退職金の積立金に1,400万円ということだが、これまでの大城の経営の責任は市民にあるのかとの質問に対し、執行部から、赤字が出た経営責任は市民ではなく、当然にこの財団が運営しているので財団の責任である。財団の責任者、理事長は歴代の市長であるが、かなり長い間赤字体質で今日まで至っているので特定はできない。確かにこれだけ赤字が出たことについては申しわけないが、一方で今のニーズに合わなくなった宿泊施設に一因があることは理解をしてほしいとの答弁がありました。 次に、今回の下松市
笠戸島開発センターへの出捐金5,000万円は、ぎりぎりの額ではないか。実際足りるのかどうか。また今後、経営努力をするとしても赤字により当該法人の解散の危機であると、今回のように税金で補てんする可能性はあるのではないかとの質問に対し、執行部から、今回の財団法人、
社団法人制度の大きな制度改革が行われることにより、市としても5,000万円の出捐金ということにかじを切らざるを得ない。今後も累積赤字を消していきたいという気持ちはあるが、赤字が出れば税金で補てんすればよいとは考えていない。仮に、例えば100万円の赤字が出たとしても、即税金で補てんをするような状況ではなく、一定のクッションは見ている。しかしながら、今の経済の状況は予測できないのでその時々の状況に応じて、やむを得ず、また税金での赤字補てんをお願いしなければならない状況であれば、その都度議論いただきたいとの答弁がありました。 以上のような質疑、答弁がありました。 その後、渡辺委員から歳出についての
組み替え動議があり、商工費のうち
財団法人下松市
笠戸島開発センター出捐金5,000万円については、累積赤字の解消や他に流用した退職積立金の補てんを市民の税金で行うことは、経営陣の責任を棚上げし、市民に責任を転嫁するものであり、今後も発生する可能性のある赤字を税金で補てんすることに道を開くものであることから、予備費に組み替えるべきだと提案理由がありました。 続いて、これに対する質疑が行われました。主な質疑と答弁を報告します。 まず、下松市
笠戸島開発センター出捐金5,000万円について、これを減額するのではなく、予備費に組み替えるのはなぜかとの質問に対し、提出委員から
国民宿舎大城の赤字の補てんは過去41年間していないため、大城の赤字を市民が補てんする認識を市民は持っていない。今の市長も、大城の赤字は大城の営業実績の中で解消するという理由で温泉を掘り、累積赤字をそれで解消するという見通しを示した。今後、赤字を税金で穴埋めするのがいいのか悪いのか。全体的な理解をしてもらえるのかどうなのかという市民的な議論をやはりしなければならない。大城の将来について、
特別委員会をつくって建てかえるべきなのかどうかということも含めて議論し、市民的な
コンセンサスを得る必要がある。そのような
コンセンサスもないままに既成事実を積み重ねていくということは、市民の代表で構成している議会として、判断はすべきでない。予備費で執行部が専決処分すれば、市長の政治責任であるということだが、市民的な
コンセンサスを得るそういう時間をつくる必要があるので、とりあえずは予備費に置いて議論を深める必要があると思い、そのような提案にしたとの答弁がありました。 次に、予備費としての性格について。また、どういった手段を持って市民的な議論をしようと考えているのかとの質問に対し、提出委員から、予備費は1年間の行政を執行する上で、不測の事態が発生し、即応をするというもので毎年計上されているので、特別なものはない。
コンセンサスをどういう手段でという、それはこれから考えていかなければならないが、
特別委員会を設置し、公聴会を開くなどいろいろな方法が考えられるとの答弁がありました。 次に、市民の
コンセンサスをこれから活用していくということだが、時間的にかなり切迫もしているし、
公益財団法人以外であればどのような管理運営をしていくのかといったようなかなり難しい議論が待っている。その短期間で果たしてできるのかどうか、
コンセンサスを
公益財団法人に至るまでとすればかなり短い時間となるとの質問に対し、提出委員から、時間があるかないかは考え方、判断であるが、まだ1年6カ月もあるという状況のもとでは、まだ時間は十分あるとの答弁がありました。 続いて、討論に移り、委員から次のような意見、要望がありました。 まず、
組み替え動議に反対、原案に賛成の立場から、今回の補正予算(第1号)については、防災、
緊急防災対策事業のため池整備、耐震診断の業務委託、そして
緊急雇用創出事業という県の24年度予算に出された内容を反映させた事業が主体であると判断した。観光総務費の
笠戸島開発センター出捐金については、執行部の説明の中で、
法人制度移行のこのタイミングがベターであると理解した。大城の経営に関しては、今後、赤字の出にくい事業の工夫と議論は必要である。また、
消防庁舎建設事業費については、今年度
測量用地買収が主体であるが、
測量用地買収の終了の段階で、状況報告、年次の計画なり事業費の見通しの概算、そういったものを議会に示していただくように要望したい。 同じく、
組み替え動議に反対、原案に賛成の立場から、
笠戸島開発センター出捐金について、平成25年11月までの法人移行を間近に控え、地域社会の健全な発展、高齢者の福祉の増進、勤労者の福祉の増進という公益性のより高い
公益財団法人で、その独立し、自立していく法人を目指すことと、そして法人移行後の経営で、2年間連続で純資産が300万円切ることの心配についても、執行部側からクッションという比喩的な説明ではあるが、すぐにそういった事態にはならないことも理解をした。また、この補正予算の災害時要援護者の見守り体制の構築についての
避難支援プランの作成というのも大変期待をしている。そして、生涯
学習振興ボランティアネットワーク構築事業については、市民の方から非常にフットワークのある人を雇用し、よりよいほしらんどの運営に寄与してほしい。 同じく、
組み替え動議に反対、原案に賛成の立場から、下松
駅南駐輪場整備事業について、駐輪台数が27台から140台に増加になり、放置自転車の解消になる。また、
消防庁舎建設事業について、市民のより安全安心を構築のため、これから円滑な施工をしてほしい。最後に下松市
笠戸島開発センター出捐金について、
公益法人制度移行対応に伴うもので、時間的に余裕がないということ。
国民宿舎大城について、市民の福祉、健康の向上、増進を図るために、さらなる経営努力をお願いしたい。 次に、
組み替え動議に賛成、原案に反対の立場から、補正予算全体として、地域見守り
ネットワーク強化推進事業、
花岡西老人集会所の
排水設備設置事業、
緊急防災対策事業の
危険ため池整備、
消防庁舎建設事業、下松
駅南駐輪場整備事業、
木造住宅耐震促進事業、文化会館の
空調設備改修も基本的には推進すべき事業である。しかし、下松市
笠戸島開発センター出捐金については、これまで
国民宿舎大城の経営で生じた赤字については、市民の税金で補てんするということは、開業以来やらなかったにもかかわらず、このような基本的な方針を転換した。市民が主役と言いながら、全く市民には相談ないままに市長が判断している。今、補正予算で結論を出すのではなく、一たん立ちどまって、市民の皆さんに意見を聞く時間を確保し、
コンセンサスを得る、そのような努力をする必要があると思う。 次に、
組み替え動議に賛否保留、原案に賛成の立場から、新
消防庁舎建設事業について、用地買収も含めて住民の理解が得られるように最大限、最大努力し、スケジュールにいささかの揺るぎがあってはならない。河川法に基づく河川から10メートルの範囲内の用地買収は考えていないようだが、こういった取り残しについても住民の理解が得られるよう十分な配慮を要望する。また、埋め立てについては、残土処理場の残土を利用することで、コスト的には随分変わってくるので、ぜひ検討してほしい。なお、下松市
笠戸島開発センター出捐金の組み替えについて、市民の財産である
国民宿舎大城の明かりを消してしまうのか、あるいは市民の税金を投じるのか、非常に判断を苦慮している。 同じく、
組み替え動議に賛否保留、原案に賛成の立場から、
国民宿舎大城は、行政がこれまで培って守ってきたものであるが、今まで棚上げ状態で放置していたと言わざるを得ない。市長は、温泉を掘り、起死回生を図るという強い決意を持っていたが、不慮の事故も起き、
公益法人制度改革のタイムリミットが迫っている。基本的に、公益性を重視することであるため、収益の強化は図れないという方向であるが、下松の経済、または福祉を考えると、
国民宿舎大城を存続させなければならないと思うが、反面、市民の立場からすると税金の垂れ流しも困る。 以上のような意見、要望があり、採決の結果、議案第39号に対する
組み替え動議は賛成少数で否決すべきものと決定し、議案第39号平成24年度下松市
一般会計補正予算(第1号)については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、
総務教育委員会の報告を終わります。
○議長(中谷司朗君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。この件に対する御意見はありませんか。古賀寛三議員。
◎15番(古賀寛三君) 議案第39号平成24年度下松市
一般会計補正予算(第1号)に賛成の意見を述べさせていただきます。 歳入歳出の補正額3億3,418万4,000円のその主な中身として、築約40年以上の現在の消防庁舎、その
移転新築事業に向けての用地購入費1億3,000万円を含めた総額1億4,600万円、次に、
駅南駐輪場整備事業1,580万円や
危険ため池整備事業1,000万円など、井川市政4期目のスタートが切られました。この中でも駅南駐輪場に関しては、この整備事業により現在の27台から140台と大きく改善され、駅南口の違法駐輪対策や周辺の景観など、大きな効果を見出すことだと思います。
消防庁舎建設事業については、26年度以降の建設に向けて、地域住民への対応も、今以上に大切になってくることだと思いますが、現在の消防庁舎の跡地利用の効果も含めて、
市民サービスの向上に大きな期待をしております。 井川市政が基本構想として掲げた自主、自立、協働のまちづくりの第一歩の補正予算であると、私自身とらえまして賛成討論といたします。 以上です。
○議長(中谷司朗君) ほかに御意見はありませんか。
渡辺敏之議員。
◎22番(渡辺敏之君) 議案第39号平成24年度
一般会計補正予算(第1号)に反対の意見を述べたいというふうに思います。 歳入歳出に3億3,418万4,000円追加をし176億3,418万4,000円とする、このものでありますけれども、先ほどの委員長の報告にありましたように全体としては、この補正予算に計上されている事業の全体としては、必要な予算措置だと、必要なことだというふうに私は思います。 しかし、1点、
笠戸島開発センターへの出捐金5,000万円については、妥当とは言いがたいというふうに思い、先ほどの委員長報告にもありましたように、
総務教育委員会で予算の
組み替え動議を出したところであります。 執行部の説明では、来年11月30日を期限にして、今、
公益法人制度の改革がなされつつあります。市内に市の関係する財団が4つありますけれども、既に
シルバー人材センターは、
公益社団法人ということで、看板を既に玄関に張り出しているというふうな状況で、手続きの済んだところもあります。手続きは来年の11月30日までに済まさなければならないということになっておることは、私も承知しています。 ただ、この従来、財団法人として運営してきた
笠戸島開発センターですけれども、これも公益性を強調して公益財団としての認定を受ける、そういう準備を行っているというのが現状だろうと思います。公益財団ということになれば、税の優遇措置があるようであります。 しかし、それを認定されるためには、一定の基準を満たしておかなければならないということで、今度の出捐措置が取られるということだろうと思います。 正味財産が今120万円しかないのを180万円追加積み立てをして300万円にするとか、累積赤字2,900万円を解消しておかなければならないとか、退職積立金も1,400万円積み立てておかなければならないとか、資金繰りに必要な資金が520万円もこの5,000万円の中に入っておるようであります。 しかし考えてみれば、資金繰りのために、市は、既に4,800万円長期貸し付けをしてるんですね。そういう状況で長期貸し付けをして、なおかつこの520万円は貸し付けじゃなしに出しっ放しのお金になるというふうなことだと思うんですね。4,800万円の長期貸し付け、無利子貸し付けをしている上に、運転資金というふうなものがさらに追加をする必要があるのかどうなのか、それも出しっ放しということであります。 御存じのように大城は、昭和46年7月にオープンをして41年目ですかね。この間、国民宿舎ということから、収益を上げることが目的の事業ではなかった。ですから、常に、経常状況がよくてとんとん、悪ければ赤字ということがずっと続いてきたというふうに理解をしています。 ですから、当初から、1番最初の46年のスタート時点からそうだったんではないかと思うんですけれども、独立採算を基本にこれまで運営をされてきたというふうに思うんですね。直営であれば、そこで生じた赤字は税金で補てんをせざるを得ませんけれども、大城は独立採算で、しかも
笠戸島開発センターに運営を、経営をゆだねてたというふうなことであります。 市も高みの見物しちょるわけじゃなしに、この累積赤字は、何とか解消させなければならないということで、温泉を掘削をし、来客数をふやして経営を改善をするというふうなそういうこともこれまでやってきたわけであります。 しかし、例の揚湯ポンプ、湯のくみ上げポンプの取りかえ工事で、中電工が工事に失敗をして、市もお認めになっていらっしゃるように市の責任ではないと、専ら施工者の責任だというふうなことなんですけれども、あの事故によって、温泉じゃなくて水道水を沸かして、ただの銭湯にするという期間が長い期間続きました。そういうことの中で、利益を上げるということじゃなしに、累積赤字の解消ということにはそこではストップし、かえって累積赤字がふえるということになったんではなかったかなと。内容が報告されていませんのでどの程度なのか、果たしてそれがあのポンプのせいなのか、今の経済動向のせいなのかよくわかりませんと、今度の議会でも答弁をしておられましたけれども、全く影響がなかったか。私は多分に影響があったと──この累積赤字にですね──いうことは否定できないというふうに思います。 しかも、あの事故の後始末もまだできてないんですね。お互いが責任のなすり合いをしているというふうなことのようであります。 そういう状況で、
公益法人制度が変更されるというそういうことなんですけれども、これまで
笠戸島開発センターの運営にかかわってこられた方々、経営陣の責任が全く明らかにされようとしていない。その責任を明らかにするどころか、その責任で生じた累積赤字をすべて税金で穴埋めをする。
総務教育委員会での質疑の中で、副市長から、赤字が出ないようにこれからも努力をするが、赤字が出た場合には税金で補てんをしてもらうようになるだろうと、そのときにはまた御検討くださいというふうな答弁がありました。しかし、そういう形で独立採算ということでやってきたものを、今度は独立採算をやめて事実上の直営にすると。ということが今度の出捐金だろうと思うんです。 先ほど委員長の報告にもありましたけれども、その公益法人というふうなものができなければ、直営ということになるんですというふうなことが
総務教育委員会で説明されましたけれども、なろうがなるまいが事実上赤字の穴埋めは税金でするんですと。その突破口を今度の出捐金でつくってしまうと。公式な委員会で今から先も出ないように努力するが、出たら税金で穴埋めしてもらいますというふうなことでですね。公益法人になろうがなるまいが事実上の直営でいくと。形上の直営じゃないかもしれんが事実上の直営というふうなことであります。 これは、委員会で申し上げましたけれども、市民のところからすれば寝耳に水といいますかそういう話でありますし、先日来の本会議での市長の答弁聞いてますと、大城が市の財産だと、宝だと、建てかえる必要があるというふうなことが盛んに強調され、そういう方向にかじが切られようとしているわけですけれども、直営にすること、大城を建てかえること、そういうふうなことについてですね、私は、市民の間では意見が分かれてるというふうに思ってるんですね。 ですから、その辺では、ここでもう既成事実をつくるということではなしに、やっぱり市民の皆さん全体でね、これからどうするかと、いうふうな議論をすることがやっぱり必要だと思うんですよ。 市長さんも市民が主役なんだというふうなことを、いつもことあるごとに強調されるわけでね、本当に市民が主役だというふうに心底思ってらっしゃるのなら、先に結論を出して直営という方向にね、市長の考え方でまたこの出捐金を機に、議会にもそういう方向で足並みをそろえさせていくというのは、市民が主役という政治指針、政治信条に私は合致しないというふうに思うんですね。その辺では、まだ1年半もあるわけですから、その間に市民の皆さんといろいろ協議をして
コンセンサスを得ていくということが必要だというふうに思うんですね。 やはり、経営陣の責任を棚上げしたままで、そのつけをすべて市民の皆さんに血税でそのしりぬぐいをするというのは、私は納得できません。 そうした立場から委員会で
組み替え動議を出させていただきましたし、この24年度の
一般会計補正予算には賛成をできないというふうなことを申し上げておきたいというふうに思います。
○議長(中谷司朗君) ほかに御意見はありませんか。浅本正孝議員。
◎11番(浅本正孝君) 議案第39号平成24年度
一般会計補正予算(第1号)に私は賛成をいたします。 意見を申し上げます。 一つ、老人福祉総務費の老人集会所の改修の件です。 これはこの前も私が申し上げましたが、老人集会所の新設はやらない。で、改修はやります。こういうことのようです。 改修はやらない、じゃあ老朽化して簡単に言ったら、私からいえば、無用の長物、これについては、私はもう処分をすべきだと思うんですね。検討してください。 2つ目、緊急防災対策の事業ですね。これは今、この前4号、5号、西日本、東海のような災害が起こりましたね。これはもう幸いにしてこの山口県、特にこの周南地域は被害がなかったようですが、一部道路の決壊とかはありましたがこれだけ大きな災害ちゅうのはありませんでしたが、異を唱えること、このため池に限らず、家屋、田畑、山林、道路等、これ十分検証をして、で、いざ台風、そういうふうなところに対応をするように十分注意を図っていただきたい。 3つ目、
笠戸島開発センター出捐金についてです。これは、この前も私申し上げましたように、行政用語っていうのはなかなか難しい。まあ決まったことですから。例えば、出資金でもないし、補助金でもないし、貸付金でもないいわゆる出捐金、こうですね。まあそれは、私は、もうお金出すことには別にちゅうちょはしませんが、ただ、さっきからもお話ありましたように、経営、運営には十分注意をされて、揺るぎない運営をしていただきたい。これから委員長の報告にありましたように、これは地域社会、これを十分考えていただくことを、これは要望をしておきます。 4番目、下松市の
木造住宅耐震促進事業、これは山口県が、本年から昭和56年5月以降の1戸建てのいわゆる木造住宅ですね。これの耐震化と、加えて改修というんがあるんですね。私は一般質問で、耐震から木造住宅への改造ちゅうんですね、改善、これを言おうとしたらちゃちゃが入りまして、ちょっとそれやめましたけど。これ、こういうふうに山口県から、皆さんも御存じだと思います。これも徐々に、私はやるべきだと。で、いわゆる耐震、これもいつ来るかわかりませんので、十分気をつけられることが肝要だと、こういうふうに思います。 それから5つ目、消防庁舎これの建設事業ですね。今、地域の消防関係の人、ほかが、地域の方、それから地権者の方、いろいろ今お話をして、相談をして歩いておられます。私もその辺聞くことがありますが、道路の問題とか騒音の問題とか、多くの皆さんから要望が寄せられております。これも十分踏まえながら、せっかくつくるんですから立派な問題のない庁舎をつくっていただくことを希望します。 以上です。
○議長(中谷司朗君) ほかに御意見はありませんか。堀本浩司議員。
◎19番(堀本浩司君) 平成24年度下松市
一般会計補正予算(第1号)について賛成の立場から討論いたします。
総務教育委員会に付託され、審査されました内容につきましては、委員長の報告のとおりでございます。 まず、評価いたしますこととして、山口県地域見守り
ネットワーク強化推進事業であります。要援護者の見守り体制を把握、調査をされるということですが、このモデル事業が本市も高齢化社会を迎えている中、今後、高齢者の方が安心して暮らせる環境整備の基礎づくりとして、また下松市の将来、とても大事な事業といえます。さらなるよりよい事業となるように取り組んでいただきたいと思います。 また、
消防庁舎建設事業であります、
消防庁舎建設用地購入等で予算が組まれております。この新たな場所はバランスの取れた位置にあり、また、本格的な訓練用地もあるということであります。もしもの事、火災、災害、事故等起こった際には、1分1秒と素早い対応が求められております。 今後は、さらに市民にスピーディーな対応の充実が図られると思います。今後、24年度から測量、用地買収と造成工事、本体工事との計画予定であります。これから、地権者と十分な協議をされ、円滑に施工していただき、計画どおりに着工していただきたいと思います。 今後、下松市民を守る灯台として、また、さらなる市民の安心安全の充実と、市民の命を守っていただきたい、このことは将来を見通した安全の構築として、とても大切なことでありますので高く評価いたします。 また、
財団法人下松市
笠戸島開発センター出捐金です。
公益法人制度移行対応等に伴うものであります。 執行部の説明では、公益法人移行は、今がもうタイムリミットということで、移行を考えるならばもうぎりぎりと言えます。今後、先延ばしにされ、万が一大城が解散となったことを想定すると、少々大げさかもわかりませんが、大城の灯が消えたならば、下松市の観光資源の将来を消してしまうことも考えられます。 大城は、住民の福祉の向上と健康の増進を図ることはもちろんのことですが、黒字経営のさらなる努力は強く要望をいたしますし、市民の税金をこれ以上、投入することのないよう、最善の努力もお願いし、賛成討論とさせていただきます。 以上です。
○議長(中谷司朗君) ほかに御意見はありませんか。金藤哲夫議員。
◎28番(金藤哲夫君) 議案第39号平成24年度下松市
一般会計補正予算(第1号)について、賛成をいたします。 ただいま、
総務教育委員長より報告があったように、委員会審査には極めて真摯に、しかも白熱した状況で行ったところでございます。 何点か御意見を申し上げます。 総額3億3,418万4,000円の補正であります。同僚議員からも御意見がありましたように、注目すべき
緊急雇用創出事業の2件、それから
緊急防災対策事業は、この梅雨の時期には、特に危険ため池の安全性が危惧されまして、決壊の阻止等の防災が殊のほか重要となってまいります。 早急な対策が求められるところであります。今後も市内各所にあるため池の点検強化を図っていただいて、危険ため池の洗い出しをされて、関係機関での協議調整をし、災害防止に努めていただくよう求めておきたいと思います。 次に、下松駅南駐輪場の整備であります。 この事業では、現状27台の駐輪スペースを140台にふやすというものであります。これによって散雑する自転車も十分な空間が保たれて、整然とするのではという期待もしております。 今後の駐輪場等の維持管理等については、近隣自治会等の御協力もいただく方法で、放置自転車等の発生に一工夫をされるよう御努力をいただきたいと思います。 今後、委員会の中では考えていないということでは、答弁ではこの予算には考えていないという答弁でありましたが、今後はやはり高齢者、障害者のためにエレベーターの設置をできるだけ早く検討していただくように求めておきたいと思います。 それから、社会教育総務費の
文化会館施設整備事業、この
空調設備改修9,500万円、スターピアも建設以来20年を迎えようとしております。今後も大型の改修事業が発生することが予測されますので、ぜひ日常のメンテナンスをしっかりやっていただいて、更新時期を逸脱することのないように、ぜひ早目早目に手を打っていただくように努めていただきたいと思います。 次に、既に新消防庁舎建設に向けて測量や用地取得に動かれているようでございますが、委員会あるいは一般質問でも申し上げましたように、消防の精神である市民の身体、生命、財産を身を呈して守るという崇高な精神でもって、市民の消防防災の拠点施設が建設されることは、大いに期待を寄せておるところであります。 地権者の方々や地域の皆さんの御理解と御協力が不可欠で第一条件でもございますので、事業執行に当たっては誠意を持ってこれに当たり、新消防庁舎建設が計画どおり揺るがないことを強く求めておきたいと思います。 終わりに、観光総務費の
財団法人下松市
笠戸島開発センターへの出捐金5,000万円であります。 先ほどから、同僚議員からもるる御意見、御指摘がありました。委員会でも予算の
組み替え動議が提出されるなどございました。 この出捐金、見返りを求めない寄附金、お布施だとの言い方もされておりますが、このたび、
公益法人制度移行対応に伴うものとされておりますが、累積赤字の穴埋めや流用されたとされる退職金、退職積立金の補てん等、安易に出すことは、これまでの経営責任の回避につながりかねないと見られる節もございます。 このたび出捐金を出すことで、今後いろんなことが想定できるかもしれません。しかしながら、予算、決算を我々市議会も目を通してきたという責任の一端はあるというふうに言わざるを得ませんし、加えて聞くところによりますと、過去において市議会のほうでの、この理事の中に議長あるいは建設経済委員長も入っていたという経緯も聞いております。 市民の税金を投じるのか、あるいは市民の財産である大城の灯を消してしまうのか、大きな選択の岐路だとも言えます。 私はこの際、出捐金を投じて公益法人化の取得に歩んで、経営陣にさらなる努力をしていただいて、市民の皆さんに御理解が得られるように、理事長以下、皆で経営改革をしていただき、経営改善、健全な運営に努めていただくよう強く求めておきたいと思います。 今後、
国民宿舎大城の建てかえ、あるいは存続の検討など、ひいては笠戸島全体の観光等を議会としての
特別委員会等の設置を検討すべきではないかというふうに提起をして、私の賛成討論といたしたいと思います。
○議長(中谷司朗君) ほかに御意見はありませんか。近藤則昭議員。
◎21番(近藤則昭君) 議案第39号平成24年度下松市
一般会計補正予算(第1号)に賛成をいたします。 このたびの主体事業でございます
消防庁舎建設事業ですね。やはり、市民の安心安全な暮らしを守るためには必要不可欠なものだということで、そして
文化会館施設整備事業、これについても異論はございません。 ただ1点、御意見を申し上げさしていただきたいというふうに思います。 先ほどからるる出ております
笠戸島開発センターに対する出捐金でございますが、いわゆる財団法人
笠戸島開発センターの大城特別会計、これは私が議会に入ってからこの決算はずっと債務超過でございます。市長は、この債務超過を何とか回避したいと、まあそういうことで平成17年に温泉を掘削し、経営の再建を図り、市民の皆様方に迷惑かからないようにと、まあこういうことで下松市議会も市長提案は3億円内で行いたいと、ところが当市議会は、それではちょっとということで追加1億、合計4億円というものを投じて、いわゆる議会も執行部側も一体となってこの
笠戸島開発センターの管理運営しております大城の起死回生を図ろうと、市民一体となってきたことは御案内のとおりでございます。 しかし、このたびの公益法人改革がなければ、そのままずっといるというようなことも執行部側からのお話も聞いております。 このたびの法改正によるものでございますから、この5,000万円の出捐金につきましては、公益法人を目指したい。だからお願いしたいというのが今回の提案でございます。 この公益法人を選択される根拠としての公益性、これは、執行部側からの提案では70%ある、このように断言、説明をされました。しかし、その根拠となる収入支出ベースでの公益比率の根拠数字は示されておりません。我々には、若干の不測でございますが、やっぱり信頼関係ということを執行部側が言われるのであろうと推察されます。この収益事業と公益事業、これは第三者機関が判定するものでございます。このときに収益事業だと判断された場合ですね、私は執行部側には、我々に虚偽の説明をし、市税を投入したということになりかねません。このような重大な責任があることを十分執行部側は認識しておいていただきたい。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君) ほかに御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第39号に対する委員長の報告は可決であります。 御異議がありますので、起立により採決いたします。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(中谷司朗君) 起立多数であります。よって議案第39号は原案のとおり可決されました。
△日程第2.
議員提出議案第4号
議会改革特別委員会の設置について
○議長(中谷司朗君) 日程第2、
議員提出議案第4号
議会改革特別委員会の設置についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。
渡辺敏之議員。 〔22番 渡辺敏之君登壇〕
◎22番(渡辺敏之君)
議員提出議案第4号
議会改革特別委員会の設置について御提案申し上げます。 御存じのように、これまで下松市議会では、市民に信頼される市議会をどう構築するかというふうなことで、議会活動のあり方をいろんな角度から見直してまいりました。これまでは、議会運営委員会でその見直し作業をずっとやってきたことは御存じのとおりです。 ところが、ことしの4月の臨時会で、従来の会派が、5つあった会派が2つほど解散をされまして、議会運営委員会が4人欠員というふうなことになりました。4人欠員ということの中で議会のあり方を検討するということでは限界があるんではないかというふうなことから、改めて議会運営委員会で兼務をして、この議会改革を検討するのではなくて、議会改革だけを主任務とする
特別委員会を設置をする必要があるのではないかというふうなことで本提案をさせていただくわけであります。 名称は議案にありますように、
議会改革特別委員会とし、委員定数は8人、期間は目的を達成するまで。私どもの議員任期は26年の4月19日まででありますが、最長その任期までということで、この
特別委員会を設置をする提案であります。 以上、この
特別委員会の設置について御説明をいたしましたが、全議員さん方の御賛同をいただき設置できることを願い、説明を終わります。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。内冨 守議員。
◆29番(内冨守君) ただいま提案者から
議会改革特別委員会の設置について説明をいただきまして、その中で、まあ今までは、議会運営委員会の中でやっていたが4人欠員になったと、そういうことで
特別委員会を設置していくんだという説明でございます。 私は、この
議会改革特別委員会を設置することは大いにいいことだと、こう思っております。そして前からもこの意見は出ておりました。いろんな議員が
特別委員会をつくってやるんではないかと。ところが、いやいや議会運営委員会でやればいいんだと、こういうことでやってまいったわけであります。そうして今の状態になったと。 しかしですね、この
特別委員会を立ち上げるについてですね、非常に急な、唐突なことではないかと。早く言えば拙速ではないかと、私は思います。と、申しますのは、7人の無所属の議員がおります。その議員にどのような説明をされ、どのような協議をされたのか。まず、そのことを聞いておきたいと思います。と、申しますのは、たった6人の議会運営委員会で、このような大事な問題を簡単に設置するというその考え方が私はわからないのであります。もっと多くの議員が入りまして、どうだろうか、ああだろうかと、やっぱり議論してつくるべきだと私は思っております。 そして、ただいま8人の委員を設定されると、このように申せられましたが、その8人の選定方法ですね。これがわかればお示し願いたいと思います。 そして、元に、ちょっと重複するんですが、議会改革という大きな看板を背負っての委員会での設立ですので、議会運営委員会で6人の方でいろいろと熱心に協議されたことと思います。設立に当たってですね、どのような御協議をされ、今度の
特別委員会のルールはどのようなものになるのか、そのことを議論されたのかどうかお尋ねしたいと思います。 以上です。
○議長(中谷司朗君)
渡辺敏之議員。
◎22番(渡辺敏之君) この提案が、唐突だったんじゃないかと、いう御指摘なんですが、確かに以前から、2年前に議会改革についてどうするかという議論があったときに、
特別委員会をつくるかどうかというのは議論があって、従前も議運でやってきたから改めて、もう、つくらんでもええんじゃないかというふうに申し上げた記憶が、私自身がそういうふうに申し上げた記憶があるんですが、さっきも提案のときに申し上げましたけれども、これまで議会運営は、各会派の代表で構成する会派代表者会議、さらには各会派から議員2人に1人の基準で選出をして構成する議会運営委員会、これらのところで協議をしてきたことは御存じのとおりです。 ところが、4月の臨時会で先ほど申し上げましたけれども、2つの会派がいろんな事情で解散をなさった、結成をするか解散をするかは、それぞれの議員さん方の自由でありますけれども。下松の議会運営は、会派制に基づいて先ほどから申し上げているような、代表でいろんなことを協議をし、決定をするというようなことをやっているので、ぜひ会派を結成をしてほしいということは、公式、非公式に関係者の皆さん方にはお願いをしてきたところです。 そういう経過を踏まえて、これから4人欠員のままで議会改革を検討することが、果たして望ましいのかどうなのかということでいろいろ検討し、今
特別委員会の設置を提案するわけです。 たった6人の議運のメンバーで、こんな大事なことを決めて拙速だと、いささか私はそのお言葉には素直に受け取ることはできません。たった6人かもしれませんけれども、条例に基づいて設置をされている正規の機関です。その機関から委員を引き上げられた、結果的にですね。引き上げられたのは、今、御質問の皆さん方のところなんですね。会派を結成してほしいと、で、委員を出してほしいということをいろいろと申し上げてきたけれども、なかなかその結成に至らずに今日に至っているというふうなことでね、たった6人で決めてというのはいささかいただけないなというふうに思います。6人といえども、正規の選出されている委員だということは、申し上げておきたいというふうに思います。 それから、8人の選定基準でありますけれども、会派を構成をしておるところからは議員2人に1人。会派を構成してらっしゃらない7人の方々のところでは、7人の方々で互選をしていただいて、2人ほどその委員さんところから出していただくというふうなことでですね、ひとり会派ということに、まあ下松はひとり会派は認めてませんけれども、そういうことであられる7人の方々に、議運と同じような形で2人に1人ということにはならないということで、かといって、一切寄せないということでなしに、会派をつくっていただくということを前提にしながら、当面7人の方々のところから2人の委員さんを互選をして派遣をしていただくと、推薦をしていただくということにしたわけ、そういう考えで8人をという提案をさせていただきました。 それから、今後のルールですけれども、特別に今後のルールを箇条書きにしたものはありません。ただ、これまで議会運営委員会で、もう10年近くなりますかね、議会改革について、いろいろ議論をしてきたそういう延長線上に今日ありまして、同じようなことになりゃあせんかという疑問がこの検討の過程でありました。その辺では、
特別委員会と議会運営委員会の任務を明確にしておく必要があるんじゃないかというふうな指摘もあり、そこがもう入り組んでしまうと何やりよるかわからなくならへんかという御指摘もあったんですが、議会運営委員会のところは、当面、日々、議会運営にかかわる目の前に起こっているいろんな課題について担当し、それから
議会改革特別委員会では、先進地のいろんな事例、市民の皆さんの信頼を勝ち取り、信頼にこたえていく、そういう議会にするためには、現状、どうあるべきなのかというふうなことを現状分析をしながら、必要な改革、改善を大枠のところで検討し見直しをしていくと。当面の問題は、議会運営委員会だというふうなことで、確か任務分けをこの間の議会運営委員会で確認をしたというふうなことでございます。 答えになったかどうかよくわかりませんが、以上、答弁といたします。
○議長(中谷司朗君) 内冨議員、質疑でいいですね。質疑。
◆29番(内冨守君) 質疑。
○議長(中谷司朗君) 内冨 守議員。
◆29番(内冨守君) 今、提案者から、6人で、そのというその言葉づかいですね、これ大変問題があると。確かに私も言い過ぎたと思います。しかし、6人で20人の、何ていいますか、議員の意見を反映することの難しさを表現しようと思って言ったので、その点についてはルールにのってやっておられるんであるから、それはそれで6人できちっとやっていかれるというんであるから、私の言い過ぎた点は撤回いたします。 しかしですね、今言われましたように8人でやると。その8人という数字に私はこだわるんですね、2人に1人。そしたら、ひとり会派も7人おるんですから、やっぱり2人でなく3人にしていただいていいんではないかと。もうひとり会派とかは、最大会派が何人おるとか、私は関係ないんじゃないかと思います。特に、議会運営の議論をするんであれば、一対一、一人ずつが出てやるのが公平で、むしろいいんではないかと、私は思っております。 これは議会運営の中で、今度議論されていくことかもわかりませんが、やっぱり無所属じゃから、まあ7人おろうが10人おろうが2人なら2人だというような決め方は、私はどうも納得ができないと、このように思っております。 そして7人の我々が、全然このたびの設立に対してだれも説明がない、こうしたいという申し入れもない。それは7人おるから一人一人できるかいやと言えば、それまでですが、やっぱり7人のあれがおりますから、ちょっと集まってくれえやと、これでこうなんじゃいやという話ぐらいはあってしかるべきだと私は思っております。 確かにオブザーバー制を取っておりますから、オブザーバーで出ていろいろ言えばいいんでしょうが、このオブザーバーで出ましてですね、発言というのはね、ちょろっと、あとは全部委員会の中でやる。もういいという拒否的な、非常に封建的であると、私はこのように考えておりますので、こういう大事な事をやっていくには、やっぱり7人の議員について一言の説明があってもよかったんじゃないかな。たまたま我々同僚の中に7人をまとめて話をしないとこれはちょっと困るんじゃないかということで集められて、急遽だったんで、私も半分出席して聞きましたが、もっと早くですね、やっぱり議運のどなたか、または代表者である方からですね、こうやるんでいや協力してくれえや、これぐらいの一言あってもええんではなかったかなと私は思っております。 それと、委員の選任でございますが、これは要望ですが、議会運営委員プラス2人というんではですね、ある議員が言われるように、どこを切っても同じ顔が出てくると。金太郎あめじゃないかとよく言われる議員もおられます。そういうことがないようなその議員の選び方をしてほしいと。これは要望であります。 そして、せっかくの
特別委員会をつくるのであるから、性根を入れてですね、そしてこの委員会は民主的で、ルールを守った明るい委員会を設置してほしい、私は切に願います。 それとあと一つ、わからない点がありますが、委員会の手当ですね。 これについては、他の委員会と同じような取り扱いをされるのかどうか。同じとも報酬はなしとこのように聞いておりますが、どうも判然としておらないので、このことを尋ねて私の質疑は終わりといたします。
○議長(中谷司朗君) 内冨議員、最後の1点でいいですか、質疑は。最後の一点だけで質疑は。
◆29番(内冨守君) はい。
○議長(中谷司朗君)
渡辺敏之議員。
◎22番(渡辺敏之君) 最後のとこだけ。あとは全部。
◆29番(内冨守君) ちょっと中の、済いません、ちょっと中があれば少し、私の思いのとこで答えられれば答えてほしいと思います。いいですか。
◎22番(渡辺敏之君) 7人には相談がなかったという、ねえ、それはちょっと違うと思うんですね。オブザーバー、まあ毎回御指摘なさった議員さんもおられました、オブザーバーで。全くお見えにならなかった方もおられたように思いますけれども、お見えになった方から挙手があった場合には、発言をしていただいた。そういうことも皆と同じように発言して、保障したかどうかというところには、見方がいろいろあるとは思いますけれども、全く6人が勝手にやったということではないということだけは御理解いただきたいというふうに思います。 それから、金太郎あめになるかどうかというのは、これはそれぞれのところでですね、選んでいただくことで、それはもう結果でありましてそれはわかりません。後ほど、各会派なり無会派の方々のところから議長のほうに、委員の推薦がなされて、そこで検討され決定されるということだろうというふうに思いますので、金太郎あめになるかどうかというのは私のところでは何とも申し上げることはできません。 それから、ルールを守って明るい運営をしてほしいということですけれども、あくまでも会議規則に従って我々はいかなる
特別委員会といえどもですね、会議規則に従って審議をしていくということになろうかと思いますので、明るいも何も、まあそれに基づいてやることで、委員長が独断で何かをやるというふうなことはあり得ないということだけは申し上げておきたいというふうに思います。 それから、委員長手当、副委員長手当の問題、最後にお話があったのは、このことかなというふうに思うんですが、そうですかね。
◆29番(内冨守君) はい。
◎22番(渡辺敏之君) これも新たに補正予算を組んでということではなしに、今の議会の予算の中で流用するということが結果として出るかもしれませんけれども、予断を与えるということになりかねないんですが、まあなるべく、常任委員長が今4人おりますし副委員長が4人おります。その辺で結果としてどうなるかわかりませんけれども、兼務になれば支払うことにはなりませんし、兼務にならなければさっき申し上げるような今の議会の予算として計上されてるその範囲内で、十分対応できるというふうに事務局のほうから報告受けてますので。追加予算を組むという必要はないというふうに。これも結果でありましてどうなるかわかりませんが、全部新任の方がやられても追加予算の必要がないという見通しのようであります。 それで答えになりましたでしょうか。
○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。金藤哲夫議員。
◆28番(金藤哲夫君) 今のやり取りの中で何点か確認したいことと、もう一点私のほうで先般からこの問題を取り上げておりました議会運営委員会に出させていただいた内容について、確認をしておきたいことがございます。 今、ちょっと内冨議員とのやり取りの中で、今回この
特別委員会を設置するに当たって、無会派の議員を入れることについて、先ほど会派をつくることを前提にして
特別委員会に会派の人間も入れよという、そういった発言があったかと思います。これをまず確認をしておきたいと思います。 それから、内冨議員が言われたのは、私も議会運営委員会に出させていただいて、その都度、連絡調整はやってまいりましたし、ただ、そういった議会運営委員会の委員長なり議長のところで、議長を除く6人に対して、やはりこういった
特別委員会設置に向けての方向性、そういった部分について協力を求めるのは筋ではなかったのかという一握りの主張であります。 そのことをどういうふうにとらえておられるのか。まあ、私も承知をしておりますけれども、議会運営委員会の委員は、会派制を取っているので、会派議員2人から1人というそういったものは承知をしております。ただ議運のほうは、会派制を取っているので無会派の議員は入れない。そのことと
特別委員会においては無会派の議員も入れという理由は、どうも、のど通りが悪いので再度御説明をいただいたらと思います。 それから、議会運営委員会の中で、先般、随分と論議がされておりましたし、私も御意見を申し上げさせていただきましたけれども、今、出前市議会を開催しておりますけども、先般の議会運営委員会の中では、議会だより編集委員会を、広聴広報委員会という名称に変えて、出前市議会を見直すような議論がされました。 本来、出前市議会は議会改革の大きな目玉とも言える改革でございまして、議会だより編集委員会に見合わせるような性格のものではないというふうに思っております。 それを広報広聴委員会という、そういった名称、ひとり歩きをしておりますが、それをつけて見直すという非常に都合のよいすりかえだといわざるを得ないわけであります。こういったことについてどういうふうに考えておられるのか。まあ議会の全体を知り尽くした提案者のところでは、何をもってそういった考え方を示しておられるのか、そのあたりの説明を求めておきたいと思います。 〔「議長、休憩とろうや」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑の途中ですが10分間休憩いたします。午前11時25分休憩 午前11時35分再開
○議長(中谷司朗君) 会議を再開いたします。 金藤哲夫議員の質問に対する答弁から入ります。
渡辺敏之議員。
◎22番(渡辺敏之君) 金藤哲夫議員さんの御質問にお答えいたします。 私の、先ほどの提案理由で、この
特別委員会を設置をすることが、今、会派に属してらっしゃらない議員さん方7人に会派をつくるように働きかけるその目的で設置をするのかというふうにおっしゃいましたけれども、私はそういうふうに言ったつもりはないんです。 あくまでもさっき申し上げたのは、下松の議会は、会派制を敷いて、その会派の、冒頭申し上げましたように、会派の代表をもって会派代表者会議やら議会運営委員会を構成し、そこで下松市議会の議会運営についていろんな角度から検討していると。ですから、会派をつくっていただくということを、公式、非公式に7人の方々にはいろんなところでお願いをしてるということで、今日までそれができてないというふうなことが現実です。 だから、正式な委員として、議会運営委員会に委員を出していただけないという状況がありますので、7人の方々のいろんな思い、構想を、議会運営、議会改革に、現状のままでは反映ができづらいと、ですから7人の方々の御意向を議会改革に積極的に反映をしていただこうではないかというふうなことで、
特別委員会をつくろうと。ですから、議会運営委員会と
特別委員会、同じようなものをつくってどねえするんやというのが議会運営委員会でちょっと問題になって、そこでは明確に役割を分担しようと。というふうにそういうことでいろいろ議論をして、先ほど申し上げましたけれども、目の前のいろんな問題について対処する、これは議会運営委員会、議長の諮問にこたえて検討をして答申をすると。それが議会運営委員会だと。 で、それじゃあなしに、目の前の問題とも無関係じゃないけれども、議会のあり方というふうな、より市民の皆さん方の信頼、期待にこたえられるそういう議会運営にしていくために、先進地のいろんな事例等も研究をしながら、また、学者、外部のいろんなそういう学識経験の方々のいろんな知恵もお借りしながら、下松でそれがどこまで具体化できるかということを検討する。そういうことで
特別委員会をより幅広い、さっきありました金太郎あめにならんように、6人だけでやるっちゅうんじゃなしに、6人に加えて無会派、会派に所属してらっしゃらない方々の代表の方にもこれに加わっていただこうということで、改めてこれが設置をするということになったわけで、全く目的が違ってますので、さっきの御質問というのはちょっと、我々が設置をしようとしているものと全く的が外れてるというふうに思います。 それから、無会派の意向の反映、なぜ3分の1なのかというふうな、3人に1人なのかというふうなことですけれども、さっきも申し上げましたように、下松では、ひとり会派というふうなものが認められていません。とはいえ、さっき申し上げるような全体の意向をなるべく反映をして、意向ということから無会派の方々には7人おられますけれども、その中から2人を推薦してほしいというお願いをしてるんで、全体の意向を反映するという、そういう努力の一つの具体化したものでありますので、御理解いただきたいというふうに思います。 それから3つ目に、今の出前市議会について、議会だより編集委員会、広報広聴委員会というふうに名前を変えて、そこに責任を負わせるということが考えられてるみたいだがという御質問でした。 これも一つの考え方として、今の出前市議会というのは、議会改革を進めていく一つの積極的に市民の中に飛び込んでいこうという、そういう取り組みとして、議会改革を具体化した一つのやり方でありまして、これが定式化すれば、まあそれはそういうやり方で、今から先も進むということで、これから、そりゃあ見直すべき部分はあるかと思いますけれども、きょう、これが終わった後にそういう会議も持たれるようでありますが、引き続き、議会改革の
特別委員会でやらなければならないのかどうなのかというところでは、議論があるところだと思います。 まだ、その議会だより編集委員会を広報広聴委員会に名前を変えるということも案として、ある方の案として、たまたまそんなにしたらどうかというお話があっただけで、議会だより編集委員会は、今も現時点では議会だより編集委員会というのしかありませんので、広報広聴委員会というふうなものは今設置をされてませんので誤解のないようにしていただきたいと。 まあそういうふうに提案なさった方の思いとしては、今の議会だよりも広報広聴活動の一環だというふうなことで、出前議会もそういう内容として、活字にする広報広聴活動と、それから音声で行う広報広聴という、そういう広報広聴という意味では同じようなことではないのかという御意向だろうというふうに思います。これは引き続き関係者の皆さんで協議していただいて、そうしようっちゅうことになればそうなりますし、それはまずいということになればどこが担当するのか、また改めて協議をするようなことになろうかというふうに思います。 以上です。
○議長(中谷司朗君) 金藤哲夫議員。
◆28番(金藤哲夫君) まあ、渡辺議員さんね、私とあなたが話をしよっても永遠に続くばっかりだと思いますから、まあそろそろ打ち切りますが、会派をつくることを促してきた。我々もそれについて放置したわけでもないし、議運があったらその都度連絡を取り合いながら会派構成ができるようなことで、今日まで精力的に努力をしてまいりましたので、あなたが先般も言われていたように、そういう無責任に、傍観的に見ちょったわけでないですから、これだけははっきり申し上げておかないと誤解を生むことになります。 それからですね、広報広聴委員会、今はまだ、議会だより編集委員会っちゅうふうに、名称はそういう名称なんだっちゅうふうに言われましたけど、先般の議運においても、しきりに、そういった名称がたびたび使われておりますからですね、そういったことも含めて、やはりその方向性を6人なりに、事前にその協力を求めるための下話、そういうことが求められたんではなかろうかっちゅうふうに思います。 それから一つだけお尋ねしますが、それを今から、あなたの議運の委員長としての立場の中で、そういった広報広聴委員会という話になってくると、その位置づけを、今の一般的なほかの常任委員会と同じような位置づけを考えられておるのかどうなのか。単なる今のその議会だより編集委員会、そういったところでの位置づけを考えておられるのか。その方向性だけをお尋ねしたいと思います。まあ、今からしっかり論議を重ねながら
特別委員会を設置されることが決まれば、その中でまたしっかり議論もしておきたいと思いますので、そのことだけをお答えください。
○議長(中谷司朗君)
渡辺敏之議員。
◎22番(渡辺敏之君) お答えします。 最後の議会だより編集委員会をどうするんかということだろうと思うんですが、私がどうこうするということではありません。率直に言って申しわけないですが、議長さんの一つの考え方として、この間はそんなのもどうだろうかという一つの考え方があったんで、それも決まったものではありません。議会だより編集委員会の皆さんが、これ以上いやでよというふうなことになれば、じゃあどうするんかということで、その議長さんの提案が、その方向にならないわけで、それはまた皆で、20人で考えるということだろうと思いますよ。だれかが勝手に決めてこれでいくということではないと思うんですね。あくまでも合議で事が進められるもんだというふうに思います。 それ以上は言いますまい。
○議長(中谷司朗君) いいですか。ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議員提出議案第4号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって
議員提出議案第4号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって討論を終結いたします。 これより、
議員提出議案第4号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって
議員提出議案第4号は、原案のとおり可決されました。 ただいま設置されました
議会改革特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により議長が会議に諮って指名することになっております。 委員の選任につきましては、会派代表者に正副議長を加えて選考委員会を設け、人選することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議がないようでありますので、そのように取り計らうことといたします。 選考委員会を開きますので、ここでしばらく休憩いたします。午前11時46分休憩 午前11時51分再開
○議長(中谷司朗君) 会議を再開いたします。 選考委員会の結果を渡辺選考委員長から報告を願います。
◎22番(渡辺敏之君)
議会改革特別委員会員の選考委員会を開きまして、私が年長ということで委員長ということになりまして、お手元に既にその結果は配付されてると思いますので、それで報告に変えさせていただきます。 以上。
○議長(中谷司朗君) ただいま選考委員長から御報告がありましたが、委員長の報告のとおり
議会改革特別委員会の委員の選任については、お手元に配付したように、委員会条例第7条第1項の規定により、浅本正孝議員、河内裕文議員、古賀寛三議員、金藤哲夫議員、中村隆征議員、堀本浩司議員、松尾一生議員、
渡辺敏之議員以上の8人の皆さんを指名したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました8人の皆さんを
議会改革特別委員会の委員に選任することに決しました。 次に、
議会改革特別委員会の委員長及び副委員長は、委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選することになっておりますので、互選していただき議長まで御報告願います。 ここでしばらく休憩いたします。午前11時53分休憩 午後 0時01分再開
○議長(中谷司朗君) 会議を再開いたします。 ただいま、
議会改革特別委員会の委員長及び副委員長が互選され、その結果の報告がありましたので申し上げます。委員長、
渡辺敏之議員、副委員長、松尾一生議員。 以上であります。
△日程第3.閉会中の継続審査について
○議長(中谷司朗君) 日程第3、閉会中の継続審査についてを議題といたします。
総務教育委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、委員会条例第39条の規定により議事日程に記載の件について閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。平成23年請願第1号公共工事の地元企業への優先発注に関する請願書の提出については、
総務教育委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、この件については、閉会中の継続審査に付することに決しました。
△日程第4.議員の派遣について
○議長(中谷司朗君) 日程第4、議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。来る8月22日下関市で開催されます第13回山口県市議会議員研修会に参加を希望される議員を派遣したいと思いますので御了承を願います。 なお、内容に変更が生じた場合は、議長に御一任願いたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって議員派遣とその内容の変更については議長に一任することに決しました。 以上で本日の会議を終わります。 これにて平成24年第3回
下松市議会定例会を閉会いたします。 長期間熱心に御審議お疲れでございました。午後0時03分閉会 ───────────────────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。下松市議会議長 中 谷 司 朗 〃 副議長 高 田 悦 子 〃 議員 古 賀 寛 三 〃 議員 内 冨 守...