ツイート シェア
  1. 広島県議会 2017-11-24
    2017-11-24 平成29年広域・国際観光振興対策特別委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-08-07
    2017年11月24日:平成29年広域・国際観光振興対策特別委員会 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1 7 会議の概要  (開会に先立ち,委員長が現地調査のお礼を述べた。)  (1) 開会  午前10時31分  (2) 記録署名委員の指名        福 知 基 弘        森 川 家 忠  (3) 当局説明   1) 観光課政策監が報告事項(1)、(2)について、別紙資料1、2により説明した。   2) 空港振興課長が報告事項(3)、(4)について、別紙資料3、4により説明した。  (6) 質疑・応答 ◯質疑(下西委員) 資料にはございませんが、先日の海外視察を踏まえ、観光振興についてお伺いしたいと思います。  今回就航したシルクエアーについて、利用者の需要を65~70%と見込んでいるということで、ますます観光客が多くなるのではないかと大変期待しております。  また、外国人観光客数については、2016年に県内で200万人を突破し、さらに今後5年間の推進計画においては、600万人を目標とされています。  こうした中、現状では平和公園や宮島を訪れる多くの観光客は、通過型の観光で終わり、消費額も非常に少ないと言われております。その大きな要因の一つとしてホテル不足が言われていますが、この点についてお伺いしたいと思います。 2 ◯答弁(観光課政策監(観光魅力創造担当)) 宿泊施設数につきましては、平成29年の状況として県内全体で742施設あり、ホテルについては207施設と把握しております。宿泊施設の収容人数につきましては県内全体で約5万1,000人分あり、ホテルについては約3万人分の受け入れが可能となっております。  平成28年のホテルの稼働率につきましては、県内全体で65.6%であり、シティホテルの区分では81.8%、ビジネスホテルでは78.7%の稼働率でございます。広島市に限りますと、ホテルの稼働率は84%と試算しておりますが、80%を超えると予約が取りにくいと旅行会社から聞いております。  そうした中で、より多くの観光客に県内に宿泊いただくことを考えますと、旅行会社や開発事業者などの意見を聞きましても、県内、特に広島市につきましては宿泊施設がまだまだ不足しているという意見をいただいており、ホテル等の宿泊施設をふやしていく必要があると考えております。 3 ◯質疑(下西委員) 民間においてはホテルが不足する中で、これから宿泊施設を建てていこうという考えはあるようですが、思い切れない部分もあるのではと認識しております。  今回のシンガポール視察においても、現地でお話を伺う中で、広島には歴史や食の魅力があるのにホテル不足はもったいない、6日間の日本滞在の中で広島は1泊だが、ホテルが多ければもっと広島の宿泊日数をふやせると伺っております。また、シンガポール政府観光局からの説明に、観光成長への誘導としてさまざまな項目がございましたが、その一つにホテルの生産性の改善と人材の供給がございました。これはソフト面での対策だと思いますが、県として何か打つ手があるのか、お伺いします。 4 ◯答弁(観光課政策監(観光魅力創造担当)) ホテル業界の生産性の向上、人材の確保についての御質問でございますが、県におきましては、広島県観光立県推進会議という会議を開きまして、ホテルや旅館業の代表の方に委員として御参加いただいております。また、観光客の受け入れ環境の整備につきましては、おもてなし向上ネットワーク会議を開催しております。こちらの会議につきましても外部の方々に御参加いただき、ホテル関連の事業者の方に委員として御参加いただいております。
     そうした中で、生産性の向上や人材確保について、県に対して特別な要望や支援を求める声はございませんが、今後そうした会議の場での意見などもしっかりと聞かせていただき、県として何らかの支援をしなければならないところがあれば、しっかりと支援させていただき、受け入れ環境を整えていくことを検討してまいりたいと考えております。 5 ◯質疑(下西委員) 視察先のシンガポールにおいて、広島への観光を目的とした観光客には訪日リピーターの方々が非常に多いとお聞きしましたが、こうした訪日リピーターの受け入れについて、今後どのように考えておられるのかお伺いしたいと思います。 6 ◯答弁(観光課長) シンガポールの方々の嗜好といいましょうか、旅行の好みに関する調査データがございます。その調査によりますと、広島であればカキやお酒といった食、それから桜や雪といった四季の自然、サイクリングを初めとするアクティビティーなどが訴求効果が高いと聞いております。  県といたしましては、シンガポールの方に訴求効果の高いこれらの素材に非常に強みを持っていると考えておりますので、約6割を超える訪日リピーターの方々に対し、しっかりとプロモーションをしてまいりたいと考えています。 7 ◯質疑(下西委員) このリピーターの方々については、滞在型であることに注目したいと思っております。現行のホテル稼働率は8割程度と限界に近い状況かと思いますが,公共的な施設である国民休暇村などは、交通の便がよくない場合もあるかもしれませんが、稼働率は5~6割であり、収容人数に余裕があると言われております。そういった施設にリピーターを誘導していくことについてどのようにお考えか、お伺いしたいと思います。 8 ◯答弁(観光課政策監(観光魅力創造担当)) 御指摘のとおり広島市の中心部から離れますと、稼働率が高くない施設もございます。滞在型の観光客の方につきましては、できるだけ県内に長く滞在していただけるように、県内いろいろな場所を周遊していただく、また、いろいろな場所でさまざまなことを体験していただき、一つ一つの場所で時間をしっかり使っていただくことが大事だと思っております。そのため、体験型プログラムについて、民間事業者とともにプロダクト開発に取り組んでおります。このプログラムを一つ一つ磨き上げ、宿泊施設についての情報発信をしていくことにより、県内多くの場所に周遊していただき、できるだけ長く滞在していただけるよう、今後しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 9 ◯要望(下西委員) 広島市、呉市の稼働率は満室状態ということなので、公共的な宿泊施設もしっかりと利用できるように考えていただきたいと思います。また、リピーターには時間的に非常に余裕がある方がいらっしゃると思いますので、体験ツアーなどを通じて滞在型の観光にしっかり誘導できるよう取り組んでいただくことを要望し、終わりたいと思います。 10 ◯質疑(上田委員) 資料番号3の広島空港の経営改革の基本スキーム案についてお伺いいたします。  今回、運営権者が公募により選定され、空港周辺施設と一体的な運営を担うことが決まりましたが、周辺施設には民間の施設もございます。空港振興課長には地元に何度も足を運んでいただき、御説明いただいているところですが、駐車場などを経営されている民間の方々も、利用者の増加に非常に期待している半面、一体的な改革の中で取り残されるのではないかと不安を抱えているのが現状です。こうした民間事業者への対応は県として今後どのように進められるのか、お伺いいたします。 11 ◯答弁(空港振興課長) まず、10月13日付で国がマーケットサウンディングを実施しております。これは応募いただいた事業者から周辺施設について御提案いただき、意見を聞く場が開始されたという状況であり、周辺施設をどうするかについては決定されておりません。  県といたしましては、広島空港の駐車場を開港時に国営、県営、民営の三つで始めたことを踏まえ、10月18日に開催したセミナーにおいて、県営駐車場を初めとする施設の中に民間駐車場を起用していることを御説明させていただいております。また、翌日の現地見学会においても、広島空港の運営権者になろうと興味を持っておられる方々に対して、民間駐車場を含めた周辺施設を見ていただくといった取り組みをしております。 12 ◯要望(上田委員) 周辺の民間施設等々も含めて議論していただき、民営化に動いてよかったと地域も思えるように、引き続き対応していただきたいと要望いたしまして、終わらせていただきます。 13 ◯質疑(福知委員) 資料番号1の富士見町地区の県有地等の活用についてお伺いしたいと思います。  今回さまざまな検討をした結果、特別目的会社を活用した商談が最も効果的かつ効率的だということですが、具体的にどのように効果的、効率的なのかお伺いしたいと思います。 14 ◯答弁(観光課政策監(観光魅力創造担当)) このたびの誘致につきましては、さまざまな手法を検討してまいりました。まず法定市街地再開発について検討いたしましたが、区画が細分化されているなど利用環境が著しく悪いという要件に当てはまらないため、市街地再開発の条件に該当しないと判断いたしました。  次に、複数の地権者の方がいらっしゃいますので、県が一旦全ての土地建物を買い取り、それを民間事業者に売却する手法がとれないか検討いたしました。この手法につきましては、民間事業者に土地建物を売却するに当たって、県が一旦買い取ることの妥当性について異議があるのではないかと考え、この手法はとれないと判断いたしました。  次に、複数の地権者とともにホテル事業者等の公募をかけていく手法について検討いたしました。この手法につきましては、土地建物が一元化されていなければ、リスクを感じて公募参加をちゅうちょするのではないかということ。2点目に、この手法をとりますと若干スケジュールが後ろに倒れてしまい、その間に土地建物の固定資産税などの経費が生じてしまうことから、できるだけ早く事業を進めたいという意向がございました。そうした中で、この瀬戸内ブランドコーポレーションを活用してはどうかという結論に至ったところでございます。  せとうちDMOを構成する瀬戸内ブランドコーポレーションから提案がありましたのが、SPCという特別目的会社を活用する手法でございます。特別目的会社を使うことにより、倒産隔離と呼ばれておりますが、実質的な親会社となる瀬戸内ブランドコーポレーションと、そのSPCの経営を分離することができます。また、この手法では、投資家や融資家の方たちが土地建物の資産の収益率だけを見て投資、融資を決定することができるため、民間から幅広く投資を集めることができると考えました。また、配当金の損金処理により投資家と会社への二重課税を防ぐことができますので、そうしたことからも幅広く投資を集めることができると考えております。さらに、土地建物を取得する際の不動産取得税や登録免許税についても優遇措置がございます。  こうしたさまざまなメリットを考えますと、瀬戸内ブランドコーポレーションが直接事業を行うのではなく、いったんSPCをつくることにより、より幅広く民間からの投資を集めることができ、税制上のメリットも活用することができることから、長期的に安定した経営ができるのではないかと考えたところでございます。 15 ◯質疑(福知委員) さまざまな検討をしていただいた結果でございますので、先ほど下西委員からホテル不足というお話もありましたが、ぜひこのホテル機能、国際会議場としての機能も合わせた誘致をしっかりと進めていただければと思います。  それから、資料番号2の夜神楽公演と縮景園の早朝開園について、このような文化やスポーツを活用し、観光につなげていく取り組みをぜひやっていただければと思います。また、いろいろと試行しながらだと思いますが、多言語化もしっかり進めていただければと思います。  また、広島カープは非常に人気があり、広島に全国からファンが来られますが、観光につなげていくことについてお考えがあるのか、お尋ねしたいと思います。 16 ◯答弁(観光課政策監(観光魅力創造担当)) スポーツ等を活用した観光振興でございますが、体験型の観光を進めるため、そのプロダクト開発を進めていくこととしております。  スポーツを活用した観光振興には、例えばシーカヤックというみずから行うスポーツを活用したものと、プロスポーツなど観戦スポーツを活用したものの2種類があると考えております。シーカヤックやサイクリングなど実際に体験するものだけでなく、観戦スポーツの活用につきましてもプロダクト開発を進め、外国人観光客にも楽しんでいただけるようなプロダクト開発を検討していきたいと考えております。 17 ◯要望(福知委員) 観光誘客につながるものをしっかりと開発していただき、観光振興に取り組んでいただくことを要望して終わります。 18 ◯質疑(金口委員) エソール広島の件についてお伺いします。  12月定例会において、エソール広島の財産処分を提案されるのでしょうが、来週にはヒアリングを行います。この件は既にある程度、あるいは完全に固まっているものと理解するのですが、その理解でよろしいでしょうか。 19 ◯答弁(観光課政策監(観光魅力創造担当)) このたびは建物の財産処分ということで御提案させていただきますけれども、先ほど御説明させていただきましたとおり、瀬戸内ブランドコーポレーションが設立する特別目的会社に対し売却させていただきたいと考えております。  この案件につきましては、エソール広島を売却するため、現在使用しておられる方々に移転していただかなければならないと考えております。エソール広島については女性の活動支援の拠点とされており、女性の活動支援は今後ますます役割が大きくなっていくところでございますので、県といたしましても、移転の支援をしたいと考えておりますが、エソール広島の移転先についてはまだ調整中でございます。来週から議案の御説明をさせていただくなかで、あらためて説明させていただければと思います。 20 ◯質疑(金口委員) 奥歯に物が挟まったような答弁の気がしますが、月曜日に全てを追加ヒアリングにする手もありますので、そこは考えておられると思いますが、決算特別委員会の中でもいろいろ意見が出ております。この案件は3局で進めておられますので、なかなか難しい調整かと思いますが、エソール広島に現在住んでおられる方、利用されている方に対して、今後はお好きにどうぞ、とはならないと思います。政策監も答弁の中で女性活躍社会について触れられましたが、それを念頭に置きながら進めていくのであれば、なぜ12月定例会で提案するのか。もう少し中身を整理して、2月定例会に提案しても遅くはないと思うのですが、12月定例会で提案しなくてはならない理由がどこにあるのですか。 21 ◯答弁(観光課政策監(観光魅力創造担当)) 12月定例会に提案させていただきます理由といたしましては、ホテル機能を有した施設について、事業者の誘致をできるだけ早く行うことで、観光振興を図るという政策目的の効果が上がると考えていることが1点。  2点目といたしましては、先ほど申し上げましたとおり、地権者の方々が土地建物を所有していることによる固定資産税などの経費が発生してきますので、できるだけ早く売りたいという意向がございます。  3点目に、移転される方々に対して支払う移転補償金がございます。この移転補償金につきましては、住宅供給公社と特別目的会社の契約で決まることですが、特別目的会社が負担するスキームを考えております。このため、できるだけ早期に契約を結び、特別目的会社に移転補償金を負担していただき、入居者の方々に対する支払いを早期にしたいという考えがあると聞いております。 22 ◯質疑(金口委員) できるだけ早くということは十分に理解できるところですが、実際に入居されている方々が現在いらっしゃる。建物売却の議案は可決されましたが、出ていかれませんということになると、問題は何もないのでしょうか。 23 ◯答弁(観光課政策監(観光魅力創造担当)) 議決いただければ早急に契約を結びたいと考えておりますが、入居されている方々につきましては、来年の9月末までの移転をお願いしたいということで説明させていただいております。この来年9月末までに移転をお願いしますというお話をさせていただく中で、いい物件があれば、できるだけ早く転居したいと希望される方々もいらっしゃいます。その方々に対して、移転補償金を支払うことができるようにしようとすれば、契約を早期に結び、支払い体制を整えておく必要があるということで申し上げさせていただいたところでございます。 24 ◯質疑(金口委員) 早く移転したいという方もいれば、そうでない方もいらっしゃいます。前を見て、できるだけ早くという意味では政策監が答弁されたとおりです。しかし、そうでない方はどうするのですか。言われたことの半分は理解でき、もう半分は理解できないところですが、政調ヒアリングや12月定例会の中でそういう意見を述べる場がありましたら、お話しさせていただきたいと思います。また、エソール広島を移転することによって、移転後の費用は今以上にかかるのではないか。年間経費などの負担について、どうなっていくのか示さないといけないと思います。県民に対し、今まで以上に負担してくださいというのか、そうではなくこれだけ負担が少なくなりますというのか、そういったところを合わせて示されなければ、今の説明だけでは理解しがたいと思っております。その辺についても、しっかりやっていただきたいと思います。このことについては以上です。  先ほどお話がありました特別委員会の現地調査において、シンガポール方面へのシルクエアーを利用させていただきました。格安会社ではないと言っておられましたが、実際に利用した者からすると、最新鋭の飛行機を使っておられるのでしょうが、機内でのシンガポールまでの6~7時間の滞在時間の中で、モニターも何もありませんでした。利用者がパソコンやスマホ、タブレットなどを持ち込んで、アプリをダウンロードして映画を視聴するという仕組みですが、日本映画はほとんどなく、外国映画がほとんどでした。アウトバウンドを考えた場合、シルクエアーに対し、もう少しサービス充実を要望していただければと思いますが、いかがでしょうか。 25 ◯答弁(空港振興課長) 委員から御指摘のありました日本人向けのサービスの向上につきましては、航空会社においても課題意識は持っておられまして、検討されていると伺っております。すこし対応がおくれているようですので、しっかりと要望はしていきたいと思っております。 26 ◯要望(金口委員) よろしくお願いいたしたいと思います。  最後に一つ要望ですが、シンガポールの空港の案内表示板が、広島空港ではなく広島市になっていました。細かい話ですが、行先は広島市ではなく広島空港であると適切な表示にしていただかないと、人によっては勘違いすることがあるかもしれません。大したことではないと思われるかもしれませんが、適切な表示は必要だろうと思いますので、改善していただければと思います。よろしくお願いいたします。 27 ◯質疑(高山委員) 答弁内容について、エソール広島を将来どうするかについては、観光課の所掌ではない部分もあると思いますので、注意していただきたい。  また、広島市は支店が多いことから、ビジネス客でホテルがいっぱいになってしまい、観光客まで受け入れられないと聞きます。エソール広島の売却目的は1,000人規模の国際会議場の確保ですが、会議よりビジネスに使いたいほうが多く、観光客まで受け入れられないのではないかと思います。そうした中で、資料では県は県有財産を売却し、施設運営事業者を選定するとありますが、県はどこまで責任を負うことになるのでしょうか。 28 ◯答弁(観光課政策監(観光魅力創造担当)) 御指摘のありました、職務の範疇を越えた答弁につきましてまことに申し訳ございませんでした。以後ないように気をつけてまいります。  県がどこまで責任を負うのかという質問でございますが、土地、建物を売却するまでと考えております。ただ、ホテル等の運営事業者の選定につきましては、県有地等を活用した誘致であることから公平性や公正性、また、政策目的である1,000人以上の規模の会議室及びホテル機能を有した施設の確実な運営を担保するために、例えば県職員が選定委員会等に参加いたします。しかし、ホテル等の運営事業者の営業責任等につきましては、全てその事業者が責任を負い、県が何らかの財政的負担を負うということは一切ないスキームとしております。 29 ◯意見(高山委員) 踏み込みすぎると、県が関連する会議等について、私のところでお願いしますといったリスクがあるため、その辺は気をつけてください。 30 ◯質疑(緒方委員) 先ほどから御答弁の中で、観光プロダクトを開発しているという御説明がありましたが、広島県における観光プロダクトは、何に基づいて、どういった形でつくられていくのか少し教えていただけますか。 31 ◯答弁(観光課政策監(観光魅力創造担当)) プロダクト開発は今年度からの新たな取り組みという形で行っております。今年度はまず外国人向けに広島県内で利用することができる体験型プログラムを一覧にし、インターネットサイトにてPRいたしました。例えば、アメリカの方がその場で、インターネットサイトを通じて予約し決済することができる。こうしたシステムの運営会社が日本に何社かあり、4月に公募をかけて一番よい企画だと思われた事業者を選定し取り組んでいるところでございます。今年度につきましては、そうしたプロの事業者に県及び市町の体験プログラムの状況を提供し、実際にプログラムを見ていただき、外国人観光客に実際に人気が出そうなものを選んでいただく。それを磨き上げ、少なくとも35商品を12月1日から売り出すことができるように契約しており、最終的な詰めをしているところでございます。来年度以降は今年度選んだ商品について、PDCAを回してブラッシュアップさせ、さらに幅を広げていくように進めていきたいと考えております。 32 ◯質疑(緒方委員) 例えば、ツアーエクスペリエンスのように体験型をどんどん出して、それに乗ることについては全く異論なく、重要だと思います。  言いたかったことは、観光プロダクトの開発に当たって、観光課の職員が実際に自分の目で見たもの、肌で感じたもの、食べたもの、そういったものを大事にしてほしいということです。例えば、政策監や課長は最近どこに行かれたでしょうか。どこに旅をして何を感じましたか。いいものがあれば広島に取り入れよう、こういう体験をしたから広島に取り入れよう、そういった皆さん自身が実際に経験したものを生かしてほしいと思います。業者から提案されたものを精査して、それに乗ることもいいですが、やはり皆さん自身が自信を持って言えるものにしてほしい。最近どこに旅行に行きましたか、どこが良かったですかと聞かれたときに、答えられるぐらい、観光課の方にはいろいろなところに行っていただければと思います。今回シンガポールに行かせていただきましたが、局長の許可を得て皆さんも一緒に行き、一緒に肌で感じれば、より生きた政策ができるかと思います。  また、今回シンガポールで旅行会社にお話を伺ったところ、観光地の選定は、東京にある旅行サービスの手配業者に任せているとのことでした。ランドオペレーターに任せているということで、実際のプランニングを見せていただいたところ、平和記念公園や宮島には行くのですが、そこからおりづるタワーなど最近の場所には行かないというものでした。シンガポールでの旅行商品はどのように造成されているのか、シンガポールに対して県のプレゼンテーションはされているのか,お伺いします。 33 ◯答弁(観光課長) シンガポールにつきましては、委員がおっしゃったとおり、東京のランド会社をベースにつくっている商品は、やはり宮島や平和記念公園というところで、広島県を代表する観光地のツアーのみでございます。今回シルクエアーと関係ができ、この東京のランド会社ともネットワークができましたので、いろいろな広島の情報発信を、このランド会社へ提示しているところでございます。  シンガポールについては訪日リピーターが6割というお話が先ほどございましたが、なかなか広島まで足が伸びてないというのが現状でございます。このため、当面の間は、宮島や平和記念公園といった一番フックとなる情報をメインに出しつつ、例えば尾道や福山等を周遊していただけるように各地域の情報等を一緒に出していくといったことに、戦略的に取り組んでいきたいと考えております。  また、シンガポールに対する県のプロモーションにつきましては、シルクエアーと関係ができたことを契機として、シルクエアーの取り組みである現地ブロガーを呼んでのプロモーション動画等の撮影について、取材協力しました。  また、他県と連携して現地旅行会社への観光情報説明会を実施したほか、日本政府観光局シンガポール事務所と連携し、10月に高島屋シンガポール店に広島県ブースを出展しPR等をいたしました。  今後、シルクエアーの取り組みですが、現地旅行会社を日本に送り込んでの体験旅行を予定されており、県としても協力していく予定でございます。 34 ◯質疑(緒方委員) 期待値はすごく高いと思いますし、説明会もされていらっしゃる。ただ、契約数はどうなのかが問われます。シンガポールの方も、大事なことは継続だと強調されていらっしゃいました。1年少々で休止してしまった香港の例もありますので、そのようなことには絶対させたくない。満席状態が続いていると聞いておりますが、それを半年後、1年後にしっかりつなげ、新しいものをどう打ち出していくかが、とても大切だと思っております。  そうした中で、魅力的なプロダクトの一つとして、資料番号2の夜神楽公演は非常によく、こういったものをどんどんアピールすればいいと思います。資料写真で見る限り外国人観光客の方でほぼ満席ですが、申し込みが想定よりも多く、お断りした状況があったのか、周知はどのようにされたのか、今後の展望などを含めてお伺いしたい。 35 ◯答弁(観光課政策監(観光魅力創造担当)) 委員のおっしゃったとおり、こちらの会場につきましては120名近くの申し込みがあり、この回はほぼ満席でございました。  周知につきましては、県のホームページ、インターネットを使って情報発信しましたが、来場者へのアンケート結果等を見ますと、やはり広島に来てゲストハウスやホテルなどの宿泊施設で聞いた、ガイドから聞いたという方が多い。これを着地型と呼んでおりますが、例えばアメリカの方がアメリカで情報を見る発地型に対し、今回は着地型が強かった。今後、より多くの方に広島に訪れていただくためには、アメリカで神楽を知っていただき、広島に神楽を見るために行ってみようと思っていただくことが重要であると考えております。このため、今後につきましては、実際に神楽を見ていただいた方に情報をどのように広めていただくかも含め、インターネットを使い認知度を上げていき、関心を持っていただくような取り組みをしていきたいと考えております。 36 ◯意見(緒方委員) ぜひ魅力的なプロダクトをつくり、情報発信していただきたいと思います。ただ、シンガポール航空やシルクエアー、現地旅行会社の方々からは、広島の魅力をもっとダイレクトに教えてほしいという声がありました。現地で紹介資料を見せていただきましたが、悲しいかな、広島のお好み焼きが関西風でした。  また、シルクエアーの機内でアプリをダウンロードし、広島の紹介ページを見たところ、広島城に向かう着物姿の女性が紹介されており、少しずれた印象を受けました。観光客の方が利用されるのはシンガポール線だけではないため、広島の観光情報を一元的に発信できる箇所を強化して整備すべきではないかと感じました。最後に、継続を目的としつつ、各国へ魅力的な情報を笑顔で明るく元気よく、発信していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 37 ◯要望(児玉委員) 観光というのは、今から特に大きな産業となってまいりますので、各委員から受けた今のさまざまな意見をしっかり聞いていただいて、広島県がしっかりと前に進めるようにお願いをして、終わりにさせていただきます。  (7) 閉会  午前11時46分 広島県議会...