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  1. 広島県議会 2017-09-15
    2017-09-15 平成29年警察・商工労働委員会-2 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成29年警察・商工労働委員会-2 本文 2017-09-15 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 34 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑(瀧本委員選択 2 : ◯答弁観光課長選択 3 : ◯質疑(瀧本委員選択 4 : ◯答弁観光課政策監観光魅力創造担当)) 選択 5 : ◯要望質疑(瀧本委員選択 6 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 7 : ◯要望質疑(瀧本委員選択 8 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 9 : ◯要望質疑(瀧本委員選択 10 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 11 : ◯要望(瀧本委員選択 12 : ◯質疑狭戸尾委員選択 13 : ◯答弁観光課長選択 14 : ◯要望質疑狭戸尾委員選択 15 : ◯答弁観光課政策監観光魅力創造担当)) 選択 16 : ◯要望質疑狭戸尾委員選択 17 : ◯答弁観光課長選択 18 : ◯要望質疑狭戸尾委員選択 19 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 20 : ◯要望狭戸尾委員選択 21 : ◯質疑金口委員選択 22 : ◯答弁観光課長選択 23 : ◯質疑金口委員選択 24 : ◯答弁観光課長選択 25 : ◯質疑金口委員選択 26 : ◯答弁観光課長選択 27 : ◯要望金口委員選択 28 : ◯意見・質疑(田川委員選択 29 : ◯答弁観光課長選択 30 : ◯要望質疑(田川委員選択 31 : ◯答弁観光課政策監観光魅力創造担当)) 選択 32 : ◯質疑(中本委員選択 33 : ◯答弁観光課政策監観光魅力創造担当)) 選択 34 : ◯意見(中本委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 6 会議の概要  (1) 開会  午後1時34分  (2) 記録署名委員の指名        中 本 隆 志        岡 崎 哲 夫  (3) 当局説明    「ひろしま観光立県推進基本計画(案)」については、さきの委員会で説明があった   ので、説明を省略した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑(瀧本委員) 資料38ページの外国人観光客数の増加に向けた取り組みについて伺います。  現在、8つの国、地域を重点市場に定めておられます。ことし10月には、広島シンガポール線も就航するとのことでございます。また、広島空港は、今年度、国の訪日誘客支援空港にも認定されており、これにより3年間、着陸料の支援などが受けられることになっております。  5年後に現在の3倍の600万人を目標とするということでありますが、広島空港の活性化を図るために、今8つの重点国をさらにふやしていくべきではないかと考えますが、御意見をお伺いしたいと思います。 2: ◯答弁観光課長) まず、県が戦略的に行っております重点国とそうでない市場につきましての違いでございますけれども、県が戦略的に誘客を図るということで、重点市場を8市場定めております。現在、国や他県と連携した取り組みでありますとか、その市場の特性に応じたプロモーションを行っているところでございます。  この重点市場以外につきましては、県の多言語ホームページ等による情報発信等を行っているところであります。  重点市場の選定につきましては、広島県への来訪客数やその伸び率、それから訪日の観光客数やその伸び率といったものを加えまして市場を決定しているところであります。  シンガポールにつきましては、広島県への来訪客数は過去3年間の伸び率が105.2%と高くなっております。国別に見ますと第5位ということとなっておりまして、さらに広島空港への直行便就航を機に、旅行先として広島を加えていただくことを狙いました知名度向上に非常に期待が持てると考えております。  こういったことから、現在、重点市場に加える方向で検討を進めているところでございます。そのため、今年度は、新規就航に合わせ、日本政府観光局と連携をしたプロモーションであるとか、直行便を就航するシルクエアーとともに、現地博覧会に出展し、広島県の観光PRを行いたいと思っております。また、旅行雑誌への記事掲載なども予定しています。  さらに、このシンガポール線利用者へのアンケートを行い、旅行形態、これは個別手配なのか、団体手配なのか、それから旅行商品の利用をされるのか、それとも完全に個人で予約をされるのかといったようなこと、それから広島の中で人気のある観光スポット、それからどういった情報源で情報を求めていらっしゃるかといったことの調査を行う予定でございます。  こういった調査内容に基づきまして、今後より効果的なプロモーション手法をどのようにとっていくかということを決定してまいりたいと思っています。 3: ◯質疑(瀧本委員) 重点国をさらにふやしていただければと思います。
     資料の39ページになりますが、外国人の方に広島に来ていただくためには、その魅力的な観光プロダクトが必要になってくるのではないかと思います。中国人旅行者等によるいわゆる爆買いというのが大分おさまりまして、伝統文化などを体験するコト消費に観光客の動向というのが移っていると昨今言われております。  本県においては、このたびの計画の狙いでいけば、こういった体験型の観光を広島市以外で展開していくことが、宿泊の分散にもつながっていくと思います。今年度、県立美術館で実施している神楽もその一つであると思いますが、具体的には、今後どのようなものを磨き上げていこうとされているのか、お伺いをさせてもらいます。 4: ◯答弁観光課政策監観光魅力創造担当)) まず、神楽につきましては、本県を代表する伝統芸能でございまして、高いエンターテイメント性を誇ることから、歴史、文化に興味、関心のある外国人観光客にとって魅力的なコンテンツの一つであると認識しております。  このため、今年度から、外国人に向けた観光プロダクト開発をして、夜神楽公演を実施しております。その具体的な磨き上げの内容といたしましては、外国人により、深く神楽を知ってもらうために、英訳したあらすじの配付や、公演時に舞台横モニターに英訳した口上、セリフを投影するなどの英語対応、また公演後に神楽団への質問コーナーや衣装体験、写真撮影といった体験メニューを実施しております。  こうした中で、8月12日に県立美術館の地下講堂で実施した第1回目の公演では100人を超える来場者があり、鑑賞後のアンケート調査でも高く評価していただいたところでございます。  その他の取り組みといたしましては、本県が有する歴史文化、食、自然、スポーツなどの観光資源を生かした体験プログラムを開発して、それを予約から決済までワンストップで行えるウエブサイトを通じた販売ということも、今、取り組んでおるところでございます。  現在、プログラムの掘り起こし等を行っておりますが、着物で書道を行うといった体験とか、あとは果物狩りなどの農業体験、そのほかさまざまな旅行商品を開発しておりまして、今年度は県内全体で35商品以上、調整、販売する予定としております。  このように、県内全域でプログラムを開発することによりまして、県内での周遊促進、滞在時間延長、宿泊促進につなげてまいりたいと考えております。 5: ◯要望質疑(瀧本委員) 着物を着て、書道やお茶を体験するというのは、外国人の方は非常に喜ばれると思います。テレビでもやっていますが、京都とかそういったところで、自分たちの着ていた服ではなくて、和服を着てそういうことを体験するというのも、先進的な事例もあると思いますので、そういった部分を含めてお願いしておきたいと思います。  広島空港の拠点性強化に関しては、外国人観光客の誘致と両輪で進めていくのであれば、重点国にシンガポールを位置づけていく方向という回答もいただきましたので、新たな路線ができたわけですから、ぜひとも重点国に位置づけられるような取り組みを強くお願いしておきたいと思いますし、広島空港というのは、中四国の外国の空の玄関になるように、さらなる外国人観光客の誘致強化を図っていただきたいと思います。  また、観光プロダクトについては、スポーツツーリズムや文化体験などの多様な体験型の観光の振興に向けての関係団体等と連携した取り組みをお願いしておきたいと思います。  次の質問に移らせていただきます。観光客の満足度向上に向けた取り組みの中で、観光インフラの整備ということで、「HIROSHIMA FREE Wi-Fi」についてでございます。ことしの2月に一般質問させていただいた際に、空の玄関である広島空港にWiFiのステッカーが非常に小さく遠慮がちに張ってありました。それでは、外国人の方、広島におりた方、また広島から立つ方にWiFiがあること自体、なかなかわかりにくいというお話をさせていただいたと思います。  現状は、大きなA1ポスターを、広島空港へ到着ロビーに大きく張っていただいたり、広島空港から出る際の、チェックを済ませてそこを出たところの柱に大きくポスターを張っていただいているというのは認識しておりますので、早速そういう対応をいただいたことに対しては敬意を表したいと思います。一方、「HIROSHIMA FREE Wi-Fi」の市町等との連携というのも今進められていると思いますが、現在の県内の市町の導入状況、また利用実態はどうなっているのか、お伺いしたいと思います。 6: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 外国人観光客が観光情報を入手し、ストレスなく移動しながら観光を楽しむ無料WiFiの整備とその周知が重要であると認識しております。県といたしましては、広島市を含む14市町がネットワーク事業者と連携して取り組む外国人観光客向け無料WiFiの拡大などに対し、支援を行っております。これまで、市町や通信事業者による無料エリアの拡大や、県が市町と連携して行う無料WiFiのポスター掲出などにより、認知度の向上を図ってまいりました。  こうした取り組みの結果、平成27年3月末には、拠点数が3市町38拠点であったのが、平成29年3月末では14市町91拠点に順調に利用エリアが拡大していくとともに、利用数も平成27年3月には約2万6,000人であったのが、平成29年3月には約16万1,000人となり、利用エリアが拡大するにつれ、利用数も約6倍に伸びております。また、平成29年3月における外国人の利用率は「HIROSHIMA FREE Wi-Fi」のトップ画面にアクセスした率でございますが、約24%となっております。  しかしながら、平成28年に県が外国人観光客に対し実施した受け入れ環境に関するアンケート結果において、困ったことの上位に、無料WiFi環境が挙がっていることから、外国人観光客にとって、無料WiFiの整備や周知がまだ十分ではないと考えています。  引き続き、市町や通信事業者と連携し、無料WiFiの整備エリアの拡大や周知により利用促進を図ってまいりたいと考えています。 7: ◯要望質疑(瀧本委員) 確実にエリアを拡大して、また利用者もふえているということでありますので、無料WiFiの整備と利用向上に向けた取り組みを引き続きお願いしたいと思います。  続いて、おもてなしについてもお伺いします。  資料45ページの課題のところにあるのですが、県民全体でおもてなしに取り組む機運については整っていないということでありますが、観光客の満足度は年々上昇しているというような結果も出ています。  つまり、取り組みの機運もないのに数値が上がっているということでありますので、そこがちょっとどういうことなのかということをまず御説明いただきたいのと、取り組み自体、またあるいは目標設定自体を見直す必要があるのではないかというふうに思っておりますが、どうでしょうか。 8: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 本県の主要観光地を訪れた外国人観光客に対するアンケート調査に基づきますと、広島県への旅行に満足したかどうかの問いに対して、そう思うと回答された方の割合は、平成24年には50%であったものが、平成28年度で約74%と上昇しています。一方、資料の13ページになりますが、地元の人のホスピタリティ-や観光地の従業員のサービス対応、観光地までの案内標識の表示などの個別事項の問いがございまして、これに対しては満足度が下がっている、もしくは横ばいの状態となっているところです。  おもてなしは、観光事業者はもとより、県民一人一人が主体的に観光客を温かくお迎えする環境をつくることが重要であることから、息の長い取り組みを進めていく必要があると考えております。平成28年において74%の満足度を、平成34年には90%へと高めていくためには、さらなる取り組みが必要であります。また、案内標識など個別事項についても、必要な改善を図っていく必要があります。  このため、観光事業者、団体等で構成される、広島県おもてなし向上ネットワーク会議の各分科会の場などを活用し、満足度を上げるための取り組みを検討してまいりたいと考えております。  今後とも、目標達成に向け、民間事業者が主体的に取り組む広島県みんなでおもてなし宣言や、年間でも特に取り組みを強化するおもてなしパワーアップ月間の実施による県民全体への機運の醸成や満足度の向上を図っていきたいと考えております。 9: ◯要望質疑(瀧本委員) 受け入れるほうの機運がなかなか高まらないのに、満足度は上がっているというアンケート結果になっているので、アンケートのやり方もちょっと再度検討いただく必要があるのではないかと思います。  最後の質問です。資料の44ページ、トイレ等の整備状況について観光客の満足度が低いということでありますが、県内の観光地における公衆トイレの洋式化率はどの程度なのか、お伺いしたいと思います。 10: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 昨年度、一般社団法人せとうち観光推進機構が実施した、「せとうち・海の道」受入環境調査によりますと、広島県内の主要な観光拠点、広島市、廿日市市、尾道市、福山市、竹原市におけるトイレの洋式化率は、広島市で89%、竹原市では41%などとなっております。十分整備されているとは言えない状況です。  県といたしましても、トイレの洋式化は訪日外国人旅行者の受け入れ環境の向上のために重要であると認識しておりまして、市町と連携し充実を図ってまいりたいと考えております。 11: ◯要望(瀧本委員) 増加する観光客に対しまして、特に外国人の方々ですが、トイレ等の整備は欠かせないと思います。これは外国人だけではないと思います。日本人も、私どもが例えば県外に行ったときでも、やはりきれいなトイレでないと使う気にならないというのは、皆さんも一緒だと思います。外国人観光客も宿泊施設ではトイレへのニーズが非常に高いという民間の調査結果も出ておりますので、ぜひともそういった部分もしっかりと取り組んでいただきたいし、神奈川県等では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、今後5年間で県が7億円ぐらいをかけて無料WiFiや公衆トイレなどの整備に取り組むということも伺っておりますので、本県も県主導で、広島県内にたくさん来てくださいというところを、こういう計画に基づいて立てるわけですから、そういう整備は県がやはりイニシアチブをとってぜひともやっていただきたいということをお願いいたしまして、私の質問は終わります。 12: ◯質疑狭戸尾委員) まず26ページの宿泊客の目標値についてでございます。現状は959万人、5年後の平成34年度の目標には1,250万人とふやすように予想されておりますが、約300万人の増加ということです。その一方で現状では、広島市内のホテルの客室の稼働率が非常に高く、予約が取りにくいという現状でございます。この計画におきまして、県内各地に分散を図るとされておりますが、限界もあるのではないかと考えております。この目標値の設定につきまして、お伺いをいたします。 13: ◯答弁観光課長) 現在、県内の宿泊施設の収容人数は、合計で約5万人となっております。年間で言いますと、これが1,800万人泊のキャパシティーということでございます。数値上見ますと、1,250万人泊を受け入れることができることにはなりますけれども、やはり宿泊が集中する時期とか、それからエリアというものがどうしても集中しておりますので、観光客の皆さんが泊まりたいところに泊まりたい時期に予約がとれるという状況にはなっていないと認識しています。  また、報道などによりますと、今後、広島市内を中心に、複数のホテルで約2,000室ができる見込みとなっております。  今後、県内へのさらなる宿泊施設の進出や客室数の増加に向けましては、市町と連携をしまして、容積率の緩和、それからあいている土地等、それからホテルとして進出したい意向のある方とのマッチング等、誘致を推進することによりまして、民間投資額の喚起につなげたいと考えております。  また、旅館業法の規制につきましても、住宅宿泊事業法と同程度の緩和をするよう、国に対して求めていきたいと思っております。  また、あわせまして、情報発信を工夫することによりまして、宿泊客の県内各地への分散、それから施設の魅力を発信することで、いろいろな施設に分散をさせること、こういったことにも取り組んでまいりたいと思っています。 14: ◯要望質疑狭戸尾委員) しっかりと取り組んでいただきたいということと、ちょっと難しいかもわかりませんが、やはり県内分散もしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  続きまして、資料の41ページでございますが、カキと広島牛が食べられる店舗についてお伺いします。  提供店舗数を拡大するとございますが、現状、何店舗あるのか、またどこまで拡大しようとされているのか、お伺いをいたします。 15: ◯答弁観光課政策監観光魅力創造担当)) 飲食消費額の増加に向けましては、まずはアンケート調査の結果、魅力度の高かったカキ及び広島牛について、観光客に楽しんでいただくための事業を現在実施しているところでございます。  カキにつきましては、観光客の多い春から夏の時期に、生鮮のカキを提供する店舗の掘り起こしを行っております。また、広島牛につきましては、生産量が少なく流通量が限られているため、生産量の増加に向けた取り組みとあわせて取扱店舗の拡大を図っているところでございます。カキ、広島牛、いずれも昨年度から、この事業に協力していただける店舗の拡大に取り組んでおりますけれども、現在のこの事業への協力店舗数は、それぞれ30店舗ずつとなっております。  県といたしましては、これらの店舗情報をしっかりと情報発信していきたいと考えております。今後も、農林水産局、また市町、関係団体等と連携しながら、食材の確保や流通経路を構築するとともに、それぞれの協力店舗数を毎年15店舗程度ずつふやしていきたいと考えております。 16: ◯要望質疑狭戸尾委員) しっかりと皆さんに利用してもらうように取り組んでいただきたいと思います。  また、要望といたしまして、多様な宿泊ニーズにつきまして、今回の計画において、富裕層を対象とする超高級なホテル、旅館、また比較的安価なホテルまで対応することとされておりますが、これは評価できるものと思っております。来年から、全国で民泊を解禁する住宅宿泊事業法が施行され、民泊の利用増加が予想されます。先日も、JTBが民泊に参入するという新聞報道もございました。宿泊客の増大に向けまして、引き続き、市町や企業との連携を図り、しっかりと取り組んでいただくよう要望しておきます。  続きまして、資料の47ページでございますが、情報発信について、現状における取り組みにつきまして、ちょっとお伺いしたいと思います。  昨年度までは、タレントを活用した大規模なプロモーションを実施しておられました。人目に触れる機会が多くございましたが、今年度は余り目にすることがないように感じております。現状におきまして、具体的にどのように取り組んでいるのか、お伺いいたします。 17: ◯答弁観光課長) これまでの観光プロモーションにつきましては、インパクト重視の情報発信で、認知度を高めるということを目標に取り組みました。観光客が実際に体験、体感できるプロダクトの開発を行いまして、その情報を届ける、そういった観光プロモーションを今年度からは取り組んでいきたいと思っております。  観光資源の本質的な魅力や季節ごとの魅力を発信するほか、観光客が実際に訪れて、触れることができる、体験することができる、そういった情報を発信していきたいと思っております。  具体的には、東京、大阪、福岡を中心としましたエリアから、宿泊を伴う広島への旅行、そのためにテレビや雑誌を通じた情報発信を行いまして、近隣県、それから県内の方々へのいわゆる周遊を促すためには、タウン情報等、身近なメディアを活用いたしました情報発信を行ってまいりたいと思っております。  さらに、ウエブも活用いたしまして、広島の本質的な旅の魅力、それから話題性の確保もあわせて取り組みまして、ターゲットに対して本県の魅力をしっかりと届けられるように取り組んでまいりたいと思っております。 18: ◯要望質疑狭戸尾委員) 引き続き、本県の魅力をしっかり発信していただきたいと思います。  続きまして、資料の48ページの外国人観光客が必要とする情報の一元化についてそもそもどのようなものであるか、お聞かせ願いたいと思います。 19: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 情報の一元化とは、さまざまな企業、団体が行っております外国人観光客向けサービスや外国人観光客が必要とする基礎情報を、観光案内所など観光事業者等が容易に入手し、外国人観光客のニーズに応じ提供できる環境を整備し、外国人観光客の満足度向上につなげることを目的に作成したものです。現在、広島県の観光情報サイト、広島観光ナビにおいて公表しています。  具体的な掲載情報としては、外国人観光客が利用可能な各種交通機関の割引パスや、県内のゲストハウス情報、荷物の預かり場所などの情報を掲載しております。  今後も情報の充実を図り、積極的な利用を促すとともに、一元化された情報を多言語化することについて検討してまいります。 20: ◯要望狭戸尾委員) 外国人に対し、いろいろな交通情報とかゲストハウス、ホテル情報などをしっかり発信していただきたいと思っております。  続きまして、要望でございますが、これまでも周遊を促進するような形で情報発信に取り組まれてきたわけでございますが、1人当たりの訪問箇所数は、現状で1.75カ所と伸び悩むなど、依然として実態は改善されていないようでございます。  今回、外国人観光客や宿泊客、積極的な目標数値を設けておられるようでございますが、それらの達成に向けまして、観光客の周遊を促進する戦略的な情報発信にしっかりと取り組み、観光商品の増大につなげていただきたいと思います。 21: ◯質疑金口委員) 観光消費額の考え方について、いろいろ今議論がありましたけれども、観光消費額の単価について、考え方をお尋ねしてみたいと思います。  現状では総観光消費額は4,062億円で、それを総観光客数6,777万人で割った金額が5,994円、約6,000円ということで、今、1人当たり6,000円の単価で算出されているようでありますけれども、平成34年には7,000円に伸ばすという目標になっております。  私は、尾道市の担当と話をしていますと、この7,000円というのは随分きついなという話も伝わってきます。尾道市の単価は3,000円台だと言います。広島市はホテル代も高いし、宿泊箇所もたくさんありますので、それなりの観光単価が上がっているかもしれません。これも西高東低があるのかもしれませんが、尾三、福山もそうでしょうけれども、例えば尾道で言いますと、ラーメンを食べて帰るぐらいでは、観光単価は上がりません。ですから、それをどういうふうにアップしていくかというのは、夜の観光であったり、いろいろ担当者も頭を悩ませているようであります。それにしても、この7,000円というのは非常に高い単価ではないかと思うのですけれども、外国人観光客の宿泊客を増加させることで1人当たり700円の単価アップを目指すという部分と観光プロダクト開発により1人当たり300円の単価アップを目指すという部分の中身につきまして、実際の観光消費で4,062億円というのも、これもちょっとどういったものかわかりませんし、さっき言いました各市町を調べてもらうと、6,000円の単価というのも果たしてどうかというのは、私はちょっと疑問を抱いています。その辺、どのようにお考えか、まずお伺いします。 22: ◯答弁観光課長) 1つ訂正をさせていただきます。尾道市は3,900円台ということで、ほぼ4,000円ということになっております。消費額単価の出し方は、総観光消費額割る総観光客数ということで、委員のおっしゃったとおりの出し方で、現在5,800円台となってございます。これを7,000円に上げていくことにつきましては、やはり一部地域の単価アップということではなくて、県全体での単価アップが必要と考えております。総観光消費額を5,250億円、また、総観光客数を7,500万人にすることで、単価7,000円を目指していきたいということです。  消費額における最大の要素といいますのは、やはり宿泊でございます。この計画の狙いにもありますけれども、日帰りのお客様を何とか宿泊するように工夫をいたしまして、宿泊されるお客様の数をふやすことによって単価を上げていくことを狙っております。そういうこともありまして、宿泊者数の目標を1,250万人と設定をしております。これによりまして、1人当たり700円の上昇を目指しますとともに、さらに体験プログラム等を構築いたしまして、この体験によって単価300円を達成することによって、700円プラス300円の、合計1,000円の単価アップを図ってまいりたいと考えております。 23: ◯質疑金口委員) さっきからの話を聞いていますと、いろいろなプログラムをされていこうとしているのはよくわかるのですが、各市町を積み上げたときに、4,062億円になるのかどうなのか。広島市は人口が多く、広島市から廿日市に来られる方は確かに多いですから、その辺を積み上げていけばなるのかもしれませんけれども、その辺のチェックといいますか、実績の数字をとる作業というのは、きちんとされているのですか。 24: ◯答弁観光課長) これは、年度末に各市町から統計値を報告いただいています。その観光消費額という各市町のデータを全て合算したものが4,062億円になっておりますので、目標年であります平成34年も、市町からの報告データをいただきまして、その合算で5,250億円というふうに試算しております。 25: ◯質疑金口委員) わかりました。観光客数とか観光消費額について、例えば広島市近辺、西部地区、東部地区との差というのはどれぐらいあるのですか。 26: ◯答弁観光課長) 広島市では観光消費額1人当たり1万6,500円です。また、西部ですと、呉市では6,100円です。福山市でございますと1人当たりが4,500円、尾道市では3,900円であり、代表的なところで申し上げますと、以上のようなところです。 27: ◯要望金口委員) わかりました。それで、広島市が1万6,500円ということになると、もう、先ほどから言われてる宿泊者数をふやす政策を現実にしていくしか方法がないと思います。周辺もまだまだ、福山が4,500円とか尾道の3,900円というのは、まだまだ伸び代があるだろうと思います。  宿泊場所が少ないということはもうどうしようもないところがありますけれども、そのほかのメニューを広げてから上げていくことも可能だろうと思いますので、ぜひこの計画に基づいて、数値を上げていけば、最終的には地域の発展にもつながりますし、広島県の知名度のアップにもつながっていくわけでありますので、ぜひ頑張っていただきたい。このことをお願いして、終わります。 28: ◯意見・質疑(田川委員) たくさんありますので、意見を最初に言わせていただいて、最後に質問をまとめたいと思っております。  高齢者、障害者のバリアフリーについて、心のバリアフリーも含めて、もっとしっかり記載があってもいいのではないかと思います。おもてなし向上ネットワーク会議で、事業者の方も意識変革をできるような取り組みがあってもいいのではないかと思います。ぜひ、そういう取り組みを入れていただければと思います。  それから、資料の26ページの目標を見ますと、非常に野心的な目標値であると思いますけれども、先ほど来、意見が出ていますが、それに見合うだけのインフラ計画というのができていないのではないかと思います。ホテルの部屋数が本当にこれから先もふえていくのかどうなのか、その裏づけの理屈がついていっていないのではないかという気がします。  要するに、ホテルのキャパシティーが本当に上げられるのか。先ほど、容積率の緩和等もお願いするとか言っていたけれども、これはここの委員会で議論することではないですけれども、やはり広島市内で既にホテルが建っているところは、容積率が800%ぐらいにならないと400%のままでは建てかえができません。しかし、都市計画で定められているからそれはできないわけです。それを安易にホテルのキャパシティーを上げると言葉では言うけれども、本当に容積率の緩和ができるような取り組みを関係部局と図っていただきたいと思います。  広島市は特に8月に集中しているのですけれども、市外も泊まってもらえる取り組みもあっていいと思いますが、本当に受け入れをするのにどういう工夫ができるのかということを、もっともっと考えていいと思います。  その中には、この民泊を入れていいのではないかと私は思っております。そのことについても何も触れてないので、触れてもいいのではないかと思いました。  それから、資料15ページを見ると、いろいろなイベントと観光客数はやはり関係があるということがわかります。だから、そのイベントをやり続けるというのもいいとは思うのですけれども、本当に注目が集まるのかどうなのか、しっかりその辺を考えていただきたいと思うのと、そのイベントとこの観光との費用対効果というのを、きちんと分析していただければと思います。  それから、広島県の場合は、東京、大阪など大都市に比べると、国際会議は余り多くありません。国際会議は、やはり客を呼びます。その国際会議をどんどん招致していくというのも、関係部局と一緒に連携をして、もっと積極的に働きかけるということがあってもいいのではないかと思います。  それでは、質問に入ります。観光人材の育成というのは、資料の45ページにもありますが、通訳案内士は国家資格ですので数が少ないと思います。大都市にこれも集中しているということもあろうかと思いますけれども、地域限定の通訳案内士制度というのがあって、都道府県内のみでこの通訳案内が行えるという資格があります。これは広島県には、多分、現時点ではいらっしゃらないと思います。ほかの県では導入をされているようです。それとは別に、特例通訳案内士というのがありまして、これは都道府県に捉われず、実施地域が特例適用区域に決められて、試験によらず研修によって資格付与が可能であるというものですけれども、この制度は、全国20地域において導入されている。中国地方で言うと、島根県、鳥取県の2県でやっているということですけれども、ぜひ、広島県でもこういうものを考えていただいて、もっと特に外国人観光客のニーズに応えられるようにしたらいいのではないかと思いますが、現状ではどうなのか、どのように考えておられるのか、お伺いしたいと思います。 29: ◯答弁観光課長) 地域特例通訳案内士ですけれども、残念ながら、広島県には今この方々はいらっしゃいません。広島県では、特例ではない、いわゆる地域通訳案内士は432名いらっしゃる状況にあります。  今後、その特例通訳案内士の制度を活用して新たな登録等を行うかどうかですけれども、つい先般、通訳案内士法の改正がございました。これによりまして、現在、全国で一つの制度で行われております通訳案内士が、地域通訳案内士制度ということで、各地域で、例えば都道府県で計画を策定し、研修を行い、都道府県に登録をすれば、その地域の中で届けの中で通訳案内ガイドを行えるという制度が新しくできます。この制度の施行が来年1月からということになっております。その詳細な部分につきましては、まだ国から示されておりませんので、現在、情報収集中ではございますけれども、県としましては、この地域通訳案内士制度をさらに深く情報収集しまして、県として導入していけるかどうかの検討をこれから進めてまいりたいと思っているところでございます。 30: ◯要望質疑(田川委員) 私が言っているのは、その都道府県に捉われない、いわゆる特例通訳案内士です。これだと、地域限定ではなくて、試験によらず研修で資格を付与できるということなので、ちょっと研究していただいて、ほかのところでも既に導入されているので、それで県でも検討していただければと思います。  そういう研修はこれからということになると思いますけれども、既にいらっしゃるこの通訳案内士、あるいはもしこれからふえるとすれば、この特例通訳案内士なども活用していただければと思います。金沢市ではサイトでこの通訳案内士の方を紹介しています。どういうところが専門かというのをサイトで紹介するだけですが、そんなちょっとしたことでも、観光案内では非常に役に立つのではないかと思うので、こういうことも検討していただければと思います。  それから、もう一つ、先ほど言いました民泊についても検討してはどうかということでお話をさせてもらったのですけれども、心配なのは、闇民泊というのがあって、いわゆる適法ではないような施設がどんどんふえていくというのは余りいいことではないと思います。その闇民泊をなくすためにも、きちんとこの民泊の事業者を明確にするということが必要なのではないかと思います。大阪府がその取り組みをスタートいたしまして、その適用施設には認定のロゴを与えたりとか、認定されれば、WiFi、トイレの改修、スプリンクラーの整備費を補助を受けられるというものです。非常にいいことだと思います。補助までいくと予算にかかわりますけれども、でも、私が心配なのは、この闇民泊というものが出るよりは、きちんと認定をしていくということも検討してはどうかと思います。これについては御意見いただきたいと思います。 31: ◯答弁観光課政策監観光魅力創造担当)) 今、御指摘いただきました民泊についてですけれども、おっしゃったとおり、大阪府におきましては、昨年4月に導入した特区民泊の普及に向けて、そのような補助制度を今年度から実施されているようでございます。  一方、本県につきましては、ことし6月に、いわゆる民泊新法、住宅宿泊事業法が成立し、今後施行される予定で、それに基づいて対応を行っていくことになろうかと思っております。  現在のところ、民泊には大きく分けて2種類あると考えておりまます。一つは都市部でのマンションとかアパートの空き室を活用したものでございまして、これについては、全国的に闇民泊とか不法民泊といった形での届出許可をとってないものが問題となっているところでございますので、今後はその新法に基づく届け出をしっかりと行わせて、適切な運営をさせるというところにしっかりと取り組んでいきたいと思っております。  もう一つの種類は、田舎の古民家など空き家を活用したものでございまして、こちらについては、近年、古民家を活用した住宅施設というものが外国人観光客に人気となっていること、また県内周遊の促進にもつながっていくことから、県としても積極的に支援していきたいと考えております。  こうした中で、現在、いわゆる民泊新法における民泊に使用する住宅に関する消防法関係とか、建築基準法関係の基準が、まだ明確になってございませんので、今後、それらの情報収集をしっかりと行った上で、その都市部では空き室を使った民泊の登録を促していくにはどういった対応が必要なのか、また古民家等については、その活用を促していくためにどういった対応が必要なのかということを、今後検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 32: ◯質疑(中本委員) きょうは観光立県推進基本計画ということで、いろいろ各委員から話が出ましたけれども、まず、ホテルの数が足りないとか、観光客を誘致するための施策とか、立て看板を多言語化するとか、メニューの充実とか、これらはどこもやっている当たり前のことだと思います。観光の話をするとき、もう何年も前から私が口を酸っぱくして言っていることがいまだにできていない。何かというと、やはり旅行、観光はお得感と、何回も言っているのですけれども、これができていない。この1つのワードをつけてやれば、私は100%ふえるのがわかっていると何回も言っていますが、それをいつまでも、みんながやることを同じようにやっている。  例えば、今、観光客がふえていると言っていますけれども、これは本当に皆さん方が頑張った結果でふえているのですか。私は、そうは思わないです。日本全体の観光客数が盛り上がってふえているのです。広島は、去年のオバマ大統領の来訪やカープの成績などいろいろなことが相まって、結果、伸びてきてホテルが足りなくなっているわけです。皆様方が、自らがやったこの政策がよかったから、今、観光客が伸びていると言えますか。例えば、今から何年先に目標は幾らと言いますが、その根拠は一体何なのでしょうか。私は、それは自然淘汰の中で、このぐらい世の中の景気と情勢が伸びていくから、広島県もこの位置に行くという、そういうことではないでしょうか。  きょう政策監が2人おられますので、聞いてみますが、例えば、広島、ソウル、2泊3日1万9,000円、ホテルも観光もついているツアーはどうやってできていますか。それを理解しておられますか。 33: ◯答弁観光課政策監観光魅力創造担当)) リーズナブルな海外旅行につきましては、現地の旅行会社がお土産屋とかと連携し、そこに連れていけばマージンが生じるといいますか、そうしたものもあると思います。 34: ◯意見(中本委員) それはお土産の話で、宿も、飛行機もついています。では9,800円だったらどうでしょうか。多分、そこを理解していないのです。  例えば、お店にスタンプカードがあって、1回行ったらスタンプを押してもらえ、10個スタンプがたまったら500円もらえる。これを旅行で言いかえると、広島行きの飛行機で10席売ったら1席もらえる、広島のホテルを10室売ったら1室もらえる、もらえるということがわかっていたら、みんな、8つ売れたら、あと2つ売ろうとするではないですか。  仙台も北海道もいいけれども、広島を売ったらこれをもらえるということであれば、売ってきます。広島を売ってくれることで広島は潤います。それで、航空会社も集中的に広島便をやってくれるので、特に閑散期などはお客さんも、それによって安く行けるとなります。  要するに、もらった1枚の航空券、もらったホテル、あと、先ほどのお土産物屋の話ですが、例えば5軒あったら、この5軒のリベートでバスとガイドを雇える。そのかわり、お店に全部で5軒行くからとすれば、これでコンプリートになる。旅行会社はもらったものですから、幾らで売ろうがいいのです。きょうは目玉商品をつくろうと思えば9,800円で売るし、もうちょっと稼ごうと思えば2万9,800円でもいいのです。旅行者も安く行ける機会がもらえる。広島県の観光客がふえる。航空会社も搭乗者がふえる。ホテルも宿泊者がふえる。だから、この3つがウインウインになるような仕組みをつくればいいと思います。もっと手っ取り早いのは、広島県へのお客さんに2,000円とか3,000円あげる、それはいいと思うのですけれども、行政になじまないので、あえて今言ったような、広島に送ったら、今、得なのだということを県も一緒になってやればいいと思います。もし、足りないようなら、着陸料とか空港施設使用料などは航空会社に対してもいろいろなことにお得感を与えてもいいと思います。  だから、この観光客が伸びている今こそ、他がやってない今のような画期的なことをやれば、絶対に今の目標の達成もできます。向こう何年間で何十万人ふやすのだったら、このぐらい売ってもらわないといけないから、これだけ頼む、そのかわり、県もこう取り組むからというような形で、ちょっと頭を切りかえる必要があると思います。今、議論になっていることは、他府県でも話をしていると思います。ただ、リベートとかお得感、そのものの割引率、そこまで踏み込んでいるところはないと思いますので、広島県はそこで1回踏み出してみませんでしょうか。  (5) 閉会  午後2時35分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...