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  1. 広島県議会 2017-06-15
    2017-06-15 平成29年文教委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-08-07
    2017年06月15日:平成29年文教委員会 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時31分  (2) 記録署名委員の指名        窪 田 泰 久        岩 下 智 伸  (3) 当局説明   1) 管理部長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 学びの変革推進課長が報告事項(2)、(3)について、別紙資料2、3により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑(岩下委員) 先ほど、グローバルリーダー育成校に関する資料説明を聞き、夢が大きく膨らんだような気がした一方で、最初から全部つくるのは無駄だという意味合いはわかりますけれども、図書メディア棟と体育館は第2期での整備対象となっています。図書メディア棟と体育館がないと、余暇の過ごし方、あるいはクラブ活動の実施が非常に難しい状況になるのではないかと思います。また、学校の最初の行事は入学式ですが、体育館がなければ入学式をどこでやるのでしょうか。ひょっとしたら食堂棟かと思うのですけれども、こういう学校をつくったということを全国的に知っていただき、保護者に入学させたいと思ってもらえるようにしないといけないと思うのです。こういう観点からすると、体育館の第1期の整備はマストではないですか。きょうもマスコミの皆さんがたくさん来られていますけれども、食堂で行っている様子を撮るのがいいか、体育館で行っている様子を撮るのがいいのかということも考えると、明らかにこういった施設は、最初から整備されるべきだと思いますが、いかがですか。 2 ◯答弁(学びの変革推進課長) 学びの変革を全県的にしっかり展開していく必要がある中で、グローバルリーダー育成校は非常に重要な役割を担っておりますことから、平成31年度の開校に向け取り組んでおります。一方で岩下委員御指摘のように、生徒にすばらしい教育環境を提供していくことは当然必要なことだと考えており、どういった施設を平成31年4月までに整備することが可能かという観点で検討しております。スケジュールの面でどうしても制約がございますので、生徒の学習活動や生活に支障が生じることが絶対にないよう、運用面でしっかりとそれをカバーするような形にしていきたいと思っております。例えば、図書メディアセンターにつきましては、完成するまで本がないということはございません。各教室にある程度の冊数を置き、本に触れることができるような環境をつくっていきたいと考えております。また、入学式のお話がございましたけれども、基本的には体育館が整備された後も体育館でセレモニーを行うことは、想定しておりません。海外の事例等も参考に、この学校の象徴、印象が残る場所において、そういったセレモニーを行っていくことが適切ではないかということを考えており、天気がよければ広場や回廊といったところを用いたり、あるいは、食堂も通常の食堂とは違い、ある程度のセレモニーあるいはコンサートを行うこともできるように、カフェトリウムというステージも用意しているような食堂棟を整備することとしており、こういったところでも開催できるよう考えております。いずれにいたしましても、生徒の学習活動や生活に支障が生じることがないよう、また、子供や保護者にそういった不安を抱かせることがないよう、しっかりと検討し、説明してまいりたいと思っております。 3 ◯要望(岩下委員) いろいろな対策は考えていると思いますけれども、開校時にどの施設を完成させるかということについては再考していただきたいと思います。  もう一つ、帰国子女のお子さんの入学についてですが、高校の入学時に留学生と同じ扱いで入学を許可いただくような制度も設計していただくとともに、高校1年次だけではなく、ほかの学年でも随時そういったお子さんが十分に内容についていけるような学力があるのであれば挑戦できるような道を考えていただきたいと思います。留学生の質の懸念があるのも確かなので、帰国子女の力もかりることでそうした懸念を少しでも和らげることができればと思います。 4 ◯要望・質疑(緒方委員) 同じくグローバルリーダー育成校について、感想等も含めて申し上げたいと思います。建設について議決した以上は、何とかしっかりとしたもの、いいものをつくってほしいということは執行部も議会も一致しているところだと思います。だからこそ3歩進んで2歩下がりながらでも、ブラッシュアップして進むという形でよりよいものをつくっていただきたいと思います。  また、資料番号2のカリキュラムグランドデザインについて、細かい中身のことについてどうこう言うことはないのですけれども、最初のビジョン、ミッションとも言えるようなことが、「この社会の持続的な平和と発展に向け、世界中のどこにおいても、地域や世界の『より善い未来』を創造できるリーダーを育成」と書かれています。別に間違ってはおりませんし、いいと思うのですが、長いと思ってしまうのです。この下にある育成するための資質・能力というところでは、例えば言語能力であったり協働する力、知識・技能といったものも必要ですけれども、個人的には一番必要なのはそういった能力を持っても使う場所がなかったらいけないし、使う方向性を間違ってもいけないと思うのです。だから、社会的課題を発見する能力の上に、創造的な思考があって、初めてやり抜く力を発揮できるのだと思います。いわゆるソーシャルインパクトを与えるような人材を育成してほしいと思います。  その上で、このグランドデザインの中で説明があった2番のところ、海外の大学へも進学できるIBを適用して、国際的に認められた大学入学資格を取得可能ということとなっており、今までの知識詰め込み型とは違い、思考力、判断力、表現力といったものを国際的に養っていこうという考えはすばらしいのですが、国内大学の入試にもきちんと対応したものにはなっているのかどうか、確認させてくだい。 5 ◯答弁(学びの変革推進課長) 教育課程のところに記載させていただいておりますけれども、基本的には国際バカロレアのプログラムにも対応しつつも、日本の学習指導要領に準拠したような形でプログラムを構築してまいります。したがいまして、日本の高等学校の卒業資格も手に入るということになっております。現在、国において高大接続改革という形で大学入試の改革が進められようとしておりますが、それをある程度先取りした教育内容にしております。なお、どの程度対応できるかについては、高大接続改革の方向性にきちんとのっとって大学の入試には対応できると思いますが、旧来型の入試をしている大学については一部対応できないところも出てくる可能性はございます。 6 ◯要望・質疑(緒方委員) 進路に迷ったときにも柔軟に対応できるようなバッファーを持たせていただきたいということを要望しておきます。  先ほど、岩下委員からも質疑があった体育館についてですが、入学式は雰囲気が違うのだからカフェテリアでもできるという説明がありました。では、体育の授業は雨が降ったらどこでやるのですか。カフェテリアでやるのですか。体育館は、入学式や卒業式を行う役割だけでなく、体育の授業をやるためにあるもので、雨が降ってもグラウンドを走り回れというのですか。多分、保護者からそういう質問があると思います。例えば、公立高校を新設するときに体育館は2年目にできますということはないでしょう。きちんと説明してください。 7 ◯答弁(学びの変革推進課長) 先ほど御説明申し上げた部分と一部重複いたしますが、できるだけ開校時に環境を整えておきたいという気持ちはもちろんございます。したがいまして、仮に第2期工事となった場合でも、できるだけ前倒しして竣工を早めるといったことで環境を整える努力はしていきたいと思っております。その上で体育の授業についてですが、通常、当然グラウンドで行う授業を予定していたものが雨になった場合には、保健の授業に切りかわるということはございます。さらには具体的にどういった活動をするかというところにもよりますけれども、屋内でできるものは屋内で行いつつ、あるいはカリキュラムの運用においてカバーしていくということが基本になるところと思います。なお、この学校の建設予定地から大体1kmぐらい離れた場所に町の体育館があり、そこの活用について町と連携させていただくというようなお話をしております。どういった期間あるいはどういった形で使うかも含め、生徒の学習活動に支障が出ないような環境をつくってまいりたいと思っております。
    8 ◯意見・質疑(緒方委員) 支障が出ないようにと言いますが、出ることは間違いありません。それをなるべく町の体育館の活用について協力してもらうことによってということですが、不具合が出ることもあるだろうと思います。本当なら極力早く建設するように努力するという説明があれば私はよかったのだと思うのです。確かに教室、食堂、管理棟や寮を同時につくっていく中で、物理的、技術的に難しいところもあると私は理解していますが、図書メディア棟もおくれるから教室を活用するので何とかなりますという言いわけは通用しないと思います。この学校が注目を集めて世界の中でも輝く学校になっていくためには、そういうところもケアをしてほしいと思うのです。  一方、予算も限られる中でやっていかなければいけないところですが、今いろいろと調べていくと建設コストはもう先読みの資料を見ると高止まりしています。さらに建設会社に聞いてみると、東京オリンピックの開催や東日本大震災の復興等もある中、バックオーダーをたくさん抱えていてとても対応できないということです。しかしながら、今後こういった入札等をやっていく中で不落にすることは絶対あってはならないと思います。  その上で、グローバルリーダー育成校が目指すものについて確認します。世界にはIBを適用した学校はいっぱいある中で、私学を含め選ばれる学校にならなければいけないわけです。例えば、施設がすごく豪華ですと言うのか、あるいはソフト面がすばらしいですと言うのか、いろいろあると思いますが、限られた予算の中でできることとできないことがあります。何をもってこのグローバルリーダー育成校を選んでいただきたいと考えているのか、お伺いします。 9 ◯答弁(学びの変革推進課長) いろいろございますけれども、一番は教育内容になろうかと思っており、教育内容をしっかり構築、ケアしていく必要があると思っております。 10 ◯要望(緒方委員) 前面に出していくものについては、もっと県民にアピールしていただきたいと思います。本県で平成31年に開校すると、他県は必ず注目し、IB適応校をつくろうという機運が盛り上がって、広島県よりもいい学校にしようと考えるはずですから、競争社会の中でさらされていく学校になるのは間違いありません。であるならばそういった競争力を確保するということもしっかりやっていただきたいと思いますし、学びの変革推進課だけの問題ではなく、県教育委員会全体として取り組んでいただきたいということを申し上げておきます。  最後に提案ですけれども、この学校に入学させようと考えている親御さんは、必ず一度は見に来ると思うのです。今造成工事をしていますが、ただそれを見ただけで帰ってもらうのではなくて、来た人を逃がさないように、現在こういったものをつくっていますとか、先ほどの資料説明の際に見せてもらったCG映像を流すとか、あるいはこういった内容のことを教えるのですという問題を家に持って帰ってやってもらうとか、そういった人たちをうまくしっかりつかむようなメッセージをぜひ発してほしいと思います。 11 ◯質疑(中原委員) まず、今質疑のありましたグローバルリーダー育成校については、以前学びの変革推進課長に申し上げたことがあるのですが、どうも言葉が躍っていてコンセプトといいながら総花的なものしか出てきていないと感じています。グローバルリーダー育成校の建設費は約50億円ということですが、フレキシブルスクールが48億円で、建築の特徴も学びの特徴も学校のコンセプトもラーニングステップという言葉一つで理解できるようになっておりますし、これによって学校の精神性を説明できるような非常にいい言葉を表に出されています。ところが、グローバルリーダー育成校にはそれがないのです。せっかく新しいタイプの学校をつくるのなら、何か言葉あるいは気持ちを捉えるようなフレーズがあった方がいいと思うのですが、いかがでしょうか。 12 ◯答弁(学びの変革推進課長) カリキュラムや学校施設を貫く特徴の表現がまだまだシャープになっていないという指摘は確かにあると思っております。基本的な理念といたしましては、社会に持続的な平和と発展というキーワードをベースに、さまざまな活動や知識をしっかりつないでいく発想で検討しております。施設につきましても図書メディアセンターがあり、中央部分には地域とのつなぐ場というような形にし、断片的なものをしっかりとつないで構造化させていくというようなことを考えておりますけれども、なかなかシャープな表現と言われますと難しいところがございます。学校案内の作成に向けましては、もう一度しっかり踏まえて検討してまいりたいと思っております。 13 ◯意見・質疑(中原委員) そこが生徒募集に当たってのアピールのポイントになると思います。つなぐとか回廊という言葉が盛んに使われていますが、これもPRの一つになると思いますので、もっと煮詰めて、いいものを出してほしいと思います。  次は、去年12月に文教委員会で集中審議をしました「遊び 学び 育つひろしまっ子」推進プラン、いわゆる幼児教育プランについてお伺いします。まずこれをよく読むと乳幼児期の教育・保育という言い方をしていますが、0歳から3歳児もプランの幼児教育の中に含めるのか、お伺いします。 14 ◯答弁(幼児教育担当課長) 児童福祉法を根拠とする保育所には満1歳に満たない乳児や、満1歳から小学校就学前の幼児が通うこととされ、学校教育法を根拠とする幼稚園には満3歳から小学校就学前の幼児が通うこととされており、そもそも幼児という言葉自体の定義が異なっております。また、保育所では保育、幼稚園では教育という言い方がございまして、なかなか一概に幼児教育の定義は大変難しいものとなっております。しかしながら、小学校就学前は生涯の人格形成とともに、小学校以降の教育の基盤を培う重要な時期でありますので、子供の健やかな成長に資するものを幼児教育であると考えており、「遊び 学び 育つひろしまっ子」推進プランでは0歳から小学校就学前の6歳を対象として幼児期の教育をやっていく、単に幼稚園・保育所という施設だけではなく、家庭での教育も含めて対象にしていくということでございます。 15 ◯質疑(中原委員) それぞれ保育所と幼稚園では定義も違っている中で、今、明解に0歳児からも幼児教育になると言われたのですが、そこがやはり大事なところだろうと私も思っています。幼児教育に県が一生懸命にかかわって一体どういう効果を期待するのかという点で、ことし3月の予算特別委員会の参考人意見聴取で、京都大学の先生がアメリカのデータをもとに、しっかり幼児教育をすると将来の生涯獲得年収が多くなる、あるいは正規雇用になる率が高まるといった誘因性があるということを指摘し、幼児教育は大事であると言われておりましたが、このことについてどう捉えているのか、お聞きします。 16 ◯答弁(幼児教育担当課長) 「遊び 学び 育つひろしまっ子」推進プランは、幼児教育だけでなく発達心理学とか認知科学といったさまざまな分野の有識者から意見を伺いまして策定しております。例えば認知科学の観点では考える力が大切で、その考える力の基盤となるものに語彙数であるとか情報処理能力が必要だけれども、もう既に2歳の時点で差が生じていて、この差を放置するとさらに学力の差が生まれてしまうが、こういった語彙力とか情報処理能力は教え込むのではなくて子供が遊びの中で身につけていくものだからこそ乳幼児期の教育・保育は大事であるとの指摘をいただいております。このほかにも全国的なものではございませんけれども、保育の形態と語彙力、それから親のしつけスタイルと語彙力、そういった関係の調査の中からも乳幼児期の教育・保育が重要だということは指摘されていると考えております。また、海外におきましても幼児期の教育を充実させることが有効であるという知見は出ております。 17 ◯質疑(中原委員) この幼児教育は、教科書もなければいわゆる義務教育過程の学習指導要領みたいなものもしっかりなくて、一体何をどう教えれば効果があって、どこまでを到達目標とするのかというものが非常に不明確なまま進んでいると思うのです。このプランにもありますとおり、私立の幼稚園と保育所が57%を占めており、それぞれが建学の精神をもとに教育をしているわけで、そこに県が教育内容について、こうしなさいああしなさいという指導をするとなると非常に難しいというか微妙な問題だと思うのですが、どう指導されようとしているのでしょうか。 18 ◯答弁(幼児教育担当課長) 小学校就学前まで子供の多くが過ごしている幼稚園、保育所は、設置形態が違っており、それぞれが建学の精神とか保育理念に基づいて特色のある教育・保育を行っていると聞いております。今回策定いたしました、「遊び 学び 育つひろしまっ子」推進プランでは、どこに住もうと、どこで学んでいようと小学校以降の教育の基礎が培われる質の高い教育・保育が行われることを目指しております。策定に当たりましては、有識者のほか幼稚園や保育所関係の団体の方にも入っていただいて、乳幼児期のコミュニケーションや運動の経験が不足しているという調査結果を踏まえ、乳幼児期において身につけておくべきことは何かという観点で検討を進め、感じる・気づく力、動く力、考える力、やり抜く力、人とかかわる力という乳幼児期に育成したい力を整理したところでございます。5つの力につきましては、私立であれ公立であれ幼稚園であれ保育所であれ、共通に育成が必要なものであると考えており、このプランの理念や考え方を丁寧に関係者に説明した上で、一緒に取り組んでいきたいと考えております。 19 ◯質疑(中原委員) 私立の幼稚園や保育所への説明は終了したのですか。 20 ◯答弁(幼児教育担当課長) 関係団体の総会や理事会などの会合を通じて、また5月31日には幼稚園や保育所、小学校も対象に説明会を実施し、プランの内容とともに5つの力の必要性について説明しております。 21 ◯質疑(中原委員) 5つの力について、どう教育すればよくなるのかがポイントだろうと思うのですがいかがですか。 22 ◯答弁(幼児教育担当課長) 5つの力は抽象的な部分もございますので、日ごろのどういった場面でその力が出ているのかというのもわかりにくい面もあろうかと思います。現在、リレーションという参考資料をつくっており、6月中には幼稚園や保育所に届けたいと思っております。あわせて平成27年度から設置している幼児教育アドバイザーを2名から8名に大幅に増員しまして、幼稚園や保育所の先生と5つの力について一緒になって考える取り組みを行ってまいります。 23 ◯質疑(中原委員) 8名の幼児教育アドバイザーを活用するということでしたが、県内には保育所が600、幼稚園が250、認可外の保育所が260と、合わせて千以上の事業所がある中でどうアプローチをすれば、今答弁したことが達成できるのかを考えると、かなり大変な仕事になると思います。活動を開始してから間もないと思うのですが、現時点での活動状況、課題認識についてお聞きします。 24 ◯答弁(幼児教育担当課長) 現在、公立の幼稚園を中心に日程を組み、訪問しているところでございます。今後、公立の保育所、私立の幼稚園や保育所にも対象を広げ進めていきたいと考えております。課題につきましては、まだ始まったばかりでございますので目標に近いものになりますが、まずは園長等を訪問してプランを周知したいと思っております。 25 ◯質疑(中原委員) 施策の具体的な方法論の話になりますが、どうなれば幼児教育が充実しているのかという達成目標について、どうやって測定するのかがよくわかりません。プランの達成目標はどうお考えなのでしょうか。 26 ◯答弁(幼児教育担当課長) このプラン自体には達成目標はございませんけれども、教育委員会の主要施策の実施方針の中に数値目標を掲げております。平成27年度に実施いたしました幼児教育調査のうち、幼児の育ちの状況について問う質問が15項目ございます。その15項目について、現時点で保育者の72%が当てはまるという回答をしておりますが、平成32年度には80%にしようという目標を掲げております。5つの力については、遊びの中で感性を働かせて、よさや美しさを感じとったりとか、不思議さに気づいたりとか、できたりとかできなかったことを工夫するなど総合的に育つものと考えておりまして、何か一つの力、例えば考える力を個別に取り出して身につけさせることは大変難しいと考えております。また、一人一人子供の発達の差や、バランスも多分ばらばらだろうと思っていますので、必ず発達するという到達目標であるとは考えておりません。一人一人の力、子供の持っている力をさらに引き伸ばしていく、個性を大切にしていくことを前提にしております。なお、測定については、一部の幼稚園等を抽出して、状況把握したいと考えております。 27 ◯要望・質疑(中原委員) しっかり目標を設定されているようですので、それに向けて進めていただきたいと思うのですが、現場の数が多いのでいろいろなことがあると思います。しっかりやっていただきたいと思います。  次に、最近よく言われています幼児教育の無償化についてお尋ねします。保育料あるいは授業料を無償にすることだろうと思うのですが、0歳児から行うこととなると、一体どれぐらいの費用がかかるのか試算されているのでしょうか。 28 ◯答弁(幼児教育担当課長) 幼児教育の無償化につきましては、このたび閣議決定されました骨太の方針の中にも盛り込まれております。報道によりますと、国レベルで1.2兆円の追加費用が必要だとされておりますが、どういった算定をされているか把握しておりません。これをもとに本県を試算しますと、日本全体に占める本県の人口の割合が2%でございますので、単純にこの1.2兆円に2%を掛けた240億円ぐらいになると考えております。質の高い幼児教育、乳幼児期の教育・保育を誰もが受けられるというのは大切だと思っており、全国都道府県教育長協議会等を通じまして、幼児教育の無償化に向けた段階的な取り組みでありますとか、無償化にかかる経費の財源措置について要望しているところでございます。現在、国でも議論されておりますので、動向を見守っていきたいと思っております。 29 ◯要望(冨永委員) グローバルリーダー育成校については、先ほど緒方委員から御指摘がありましたけれども、平成31年4月の開校に向けて教育委員会を挙げてしっかり取り組んでいただくよう改めて要望しておきたいと思います。  (5) 閉会  午前11時41分 広島県議会...