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  1. 広島県議会 2015-01-19
    2015-01-19 平成27年文教委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成27年文教委員会 本文 2015-01-19 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 13 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑渡辺委員選択 2 : ◯答弁義務教育指導課長選択 3 : ◯意見渡辺委員選択 4 : ◯質疑渡壁委員選択 5 : ◯答弁教育改革推進課長選択 6 : ◯質疑渡壁委員選択 7 : ◯答弁教育長選択 8 : ◯質疑門田委員選択 9 : ◯答弁教育部長選択 10 : ◯質疑門田委員選択 11 : ◯答弁教育長選択 12 : ◯意見門田委員選択 13 : ◯意見石橋委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時32分  (2) 記録署名委員の指名        伊 藤 真由美        西 村 克 典  (3) 当局説明   1) 教育改革推進課長報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 義務教育指導課長報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。   3) 学事課長が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑渡辺委員) 学力調査報告書の中で、ローマ字読み通過率が低いという部分を拝見いたしまして、気になった部分で言いますと、子供たちにはアルファベットのA、B、Cの発音ローマ字、今、どちらを先に指導しているのでしょうか。 2: ◯答弁義務教育指導課長) ローマ字のほうを先に学習するようになっております。 3: ◯意見渡辺委員) 恐らくそうであろうと思っていたのですけれども、A、B、Cの発音を知らないままに、それをただ覚えるというようなやり方で指導されているからこうなっているのだろうと私は思いました。これは、私の口を出すところではないかもしれませんが、A、B、Cの発音をまず知った上でローマ字読みを指導すると、早く身につくのではないかと個人的に思いましたので、それだけ意見させていただきます。 4: ◯質疑渡壁委員) この「学びの変革アクションプランですが、今いろいろ出ていたのですけれども、肝心なところが少しいけないというふうに私は思うのです。それはどういうことかというと、この間、特別養護老人ホーム施設を訪問させていただきました。そこで伺ったところ、もうすぐ特別養護老人ホームの全部がお手上げになりますと、もうだめになりますと、なぜかというと、人が確保できないと言うのです。人が確保できない問題があって特別養護老人ホームは潰れるところが、これからたくさん出るのではないでしょうか。潰れるところがあれば、今後特別養護老人ホームを買収して統合してやろうかというようなことも出てくるのではないかと思うのです。  老人介護のところを充実しないといけないということは言うのだけれども、そこに従事する人間をどうやって育てるのかということはいつも落ちている。これは公立高等学校責務だと考えているのか考えていないのかという問題があるけれども、公立高等学校責務でなければ、私学でもそういう施設をつくって対応するということを、やはりしないといけないのではないかと思うのです。放置していたら、そういうことになる。  それから、この前も申し上げましたけれども、政府が、日本を訪問する外国人の数を倍増させようという方針を出している、それで外国人が倍増するだろうというのが想定されるわけです。  そうすると、今、日本に来ているのは中国人と韓国人が一番多いと思うのです。それでは、それを受け入れるような人材をどう育てるのかということに教育の場で対応しているかということになるのです。旅行者はふやしたいけれども、教育の場では、中国や韓国の言葉は原則として教えていない。だから、現実を見据えて、教育をどう組み立てていくのかということはやはりやらないと、これは、いいことを幾ら唱えても、それを支える人を育てるということをやらなかったら、絵に描いた餅になります。教育委員会の使命というのは、私は物すごく大きいと思うのです。だから、それをやらないといけない。それで、そういうことをやらないものだから、どういう結論になるかというと、これを見ていたら人口が減るのはもう当たり前ということを前提に組み立てないといけないという文章になっている。  これは、教育には人口が減るのを食いとめる力、社会変革の力はあるのかないのかということが今、問われているわけです。そうしたら、そういう姿勢でいいかどうかということが、やはり問題だと思うのです。だから、教育には社会変革する力があるというふうに考えれば、一般的にはこのとおりなのですけれども。それで経済力も1位から27位に、GDPが3位になったと書いてある。経済指標とかいろいろ出ているけれども、これは、下がるということが前提になっているわけです。日本の国際的な立ち位置は、もうどんどん下がっていくということになっている。  そういうことを前提にしたら、教育なんかもうどうでもいいことになるのです。それを食いとめる力があるかどうかということが問われているのだから、それに応えるようなプログラムをつくらないといけない。カーブを急逆転してふやすということはできないにしても、少なくても現状が維持できるようなことをするためにどうするのかということが課題にならなかったら、このプランというのは、これは日本国滅亡プランになってしまうと私は思うのです。  そういう意味で、グローバル化に対応する人間をつくればいいのです。それはどういうことかといったら、これは、生きていく力を養うということの一環なのです。グローバルであるということは、その中の一つなのです。私はグローバルということは、もちろん必要ですけれども、グローバルであるということは同時に地域おこしでもあると思っているのです。逆に言えば、グローバルでなければ地域おこしができない時代になっていると言ってもいいわけです。
     だから、そういう視点というのをやはり持たないと、人口は減っていく、経済は縮小する、世界での地位はどんどん低くなる、それを前提にして計画を立てるのは、もう滅亡してしまうというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 5: ◯答弁教育改革推進課長) 委員御指摘のように、基本的にはここのプランの中に掲げた思いといいますのは、こういう状況の中で、それを是とする、それをよいこととするというか、当然のこととすることではなく、当然これを食いとめていかないといけない、そのためのアクションプランだという考え方でございます。  例えば、先ほどの少子化の問題につきましても、まず結婚する、そして出産する、そのいずれの過程においても、まず経済的に自立ができるかどうか、そしてその前にちゃんとした仕事につけるかどうかというところが大きなネックになっていると考えております。  そのためには、まずは教育で必要な力をしっかり身につけていってもらうということが大前提だと思っておりますし、その際には、その地域の特性、地域の状況ということをしっかり踏まえた上で、全ての学校で同じことをやっているということではなく、その地域の特色も踏まえた上で、ここに掲げました課題発見・解決学習等々の取り組みを進めていく必要があると考えております。 6: ◯質疑渡壁委員) まず誰も言っていないのです、例えば人口が減少している中でピンチをチャンスにするというのは、私はこの辺はもう自己矛盾だと思うのです。人口が減少している中では、ピンチがチャンスになるのではなくて、これからどんどん減っていけば、ピンチはますます広がるのです。だから、こういうことが前提になっている計画というのはやはりいけないのです。希望のないビジョンはそれこそ失望の塊みたいなことになってしまうのです。  こう書かざるを得ないのかもわからないですけれども、要するに、教育人間を中心にして物を考えるということなのです。いろいろなことを中心にして考えているのです、商工労働局は経済中心で物を考える、教育委員会人間を中心に物を考える、人間を中心にしてどうやってもう一回、社会の繁栄のために組み立てていくかということを考えなければいけないのです。  これは、専ら人材をよそから集めるというような計画になっています。知事部局のほうも、教育委員会を頼りにしていない。チャレンジビジョンの計画を見たら、ここへ持ってきているが、これを読んでみるとわかるのではないかと思いますが、県政による基本方針のこの間のビジョンを読むと、経済がよくなったら、雇用がよくなりますと、それはそうなるのだけれども、人のところがしっかりしないと、経済がよくなるのと、どっちが先かということになるわけで、やはりそれは人間中心なのだと私は思うのです。少なくとも教育委員会はそう考えないといけない。  それで、実際の社会もそうだと思うのです、いい計画を立ててみても、これは人がいないとうまいこといかない。だから、人間中心に世の中が組み立てられているわけで、現実社会を生きていく人を育てることが大切で、そういう方向へ今変わっていると思うのです。この間もらった資料でもあるではないですか、近畿大学だったか、広島大学と交流するという大学間交流ですか。あれを見ても、マツダの技術者が行って教えたり、それから、リョービ株式会社の技術者が行って教えたりということをしているということが出ています。これは、現実社会への対応なのです。そこに行っている生徒にしてみれば、生徒はそういう先生に教えてもらうとそこの会社に就職できる、これは現実的です。だから、実際の技術も物すごく身につきます、自分がこれから仕事をしないといけないから。迫力のある勉強になると思うのです。そういう技術をつけた者は、今度は人口減を食いとめる役割を果たしてくれることになるでしょう。そんな人材を育てるということが、私は大切なのではないかと思う。教育は世界を動かす力があるというぐらいの自負心を持って書いてください。教育長、どう思われますか。 7: ◯答弁教育長) 本県のチャレンジビジョンでも、人づくりというのが第一に挙げられていると、中心であるというふうに我々は考えております。教育委員会としてしっかり人づくりをすることによって、今、直面しているさまざまな課題があるという状況を教育によってしっかり支えていくなり、変えていくなり、そういう人材を我々としてもしっかり育てていきたいと思っております。 8: ◯質疑門田委員) 今、渡壁委員がいみじくも言われたという感じがするのだけれども、例えば、小中高の公教育です。どうであれ行政側からの県民へのサービスなのです。そうすると、サービスの基本というのは、同じようにサービスを受けられるということなのです。少々条件が違っても、日本国民一人一人がそれぞれの地域に住んでいる、そしてどういう環境であれ同じサービスを受けられるということが行政の役割です。  ところが、あなた方の方向性というのは、選択と集中とかいろいろな言葉を使って、非常に合理性というか経済性というか、そっちのほうへ引っ張っていこうとする。そうではなくて、行政とは言ってみれば国民のサービスのためにあるわけです。その基本がどこかへ行ってしまっているのではないか。だから統廃合などでも、やってしまうわけです。簡単にとは言わないけれども、そういう方向性を持っています。それは、経済合理性が優先し過ぎている、人を大事にしていない。例えば、1人とは言わないけれども、何人かでも住んでいるとすれば、それぞれに同じようなサービスを提供するというのは、行政の基本です。そのことについて、私はもう少し謙虚であってほしいと思います。この発想は、非常に頭でっかちです。基本的な方向性というのは、私は間違っているような気がします。  広島県が、例えば本当に住んでみたいとか住みたいとか、そのようなことを言うのであれば、やはり、先ほど私が言ったような部分を大事にしている県なのかどうか、そこらはこれから評価されます。だから安易に言ったら失礼なのかわからないけれども、そういう合理性というか、そういうものを優先させ過ぎると、本当に行政サービスとしての役割を放棄してしまう、そしてそのことを放棄された地域は人が逃げます。そのときに先ほど出たように教育がきちんと地域に位置づいて、一定のサービスをしてもらえるのだという認識を住民、県民に与えていかないと、それは、言ってみればどんどん過疎化もします。我々にとって子供が、孫が一番の宝なのでしょう、その子供が教育を受けられないとなれば、その地域から逃げてしまいます。そこは踏ん張って、教育委員会もやらないといけないのです。  その辺の基本的な発想が私には欠けているような気がして、なかなかすんなりとは入ってこないという感想です。誰に聞いていいのかわからないけれども、課長ではなくて部長以上に答えてほしい。課長は反対に頭脳明晰過ぎて、合理的に物を考え過ぎる。もっとソフトタッチというか、そういう人間味のある発想をしないと、無味乾燥な教育になってしまう。そんなことで、何かありますか。 9: ◯答弁教育部長) 中山間にある小規模な学校が、その地域からなくなっているということにつきましては、その地域の教育という部分をしっかりと確保した上で、そういったことがなされないといけないということは、確かにそうでございますし、やはり学校というものは、地域の中心となるべきものでございますので、そういった部分をしっかりと考え、その地域の理解を得て、統廃合であれば統廃合をさせていただくというようなことは、大切なことであると考えています。 10: ◯質疑門田委員) 大切だという認識があるというふうな前提で言えば、やはりそれに見合った施策が講じられないと、それはまさに絵に描いた餅で終わってしまいます。でも日本全体の世の中の流れがそうではない。まさに選択と集中というような言い方の中で選別されるという、例えば都市と農村というか、中山間、いろいろな尺度で見たときに、そういうものが蔓延しています。そういう意味では、なかなか教育が大切だと思いながらもできない現実があるのだと思いますけれども、教育の世界は本当に踏ん張らないと、他のいろいろな部局がありますけれども、それとは違ってしかるべきだと私は思うのです。その教育の大事さというのは、私はできたら教育長に答えてほしいです、いかがですか。 11: ◯答弁教育長) 先ほど委員が言われましたように、どこに住んでいても同じように教育のサービスをしっかり受けられる、これは基本だと思っております。その中で我々がどういう形態でそういう教育というのを提供できるかということを、しっかり考えていかなければならない。それについては地域の方々の思いを、教育委員の皆さまとしっかり受けとめて、実際にどうしていくかというのをしっかり考えていく、そういうふうに考えているところでございます。 12: ◯意見門田委員) まさにそれはそれでいいのだと思うのですが、ただ地域の人をというのを、私は変に楯にするべきではないと思うのです。行政は行政として行政サービスをしなくてはいけないのです。いろいろな意見があります、それを地域のせいにするべきではないと思うのです。それは行政の役割ですから、教育の世界はもっと使命感を持って取り組んでほしいという気が私はするのです。これは私の意見です。  これ以上言いませんけれども、教育県広島のもとといいますか、いろいろな歴史があります。例えば長野県にしても教育県長野というか信州があります。でもずっとさかのぼって、明治5年の学制発布以前に、言ってみれば江戸時代からのいろいろな歴史を持っている部分が、各地域で教育のもとをつくっていたわけです。その辺が日本の民度を高めていたわけです。そして、それらがベースになって、小学校も各地に急激に、明治の初めに広がっていった、そういう背景があったからです。それは、教育というのは基本的に、私から言うとまさに地産地消だと思います。教育は地方分権の最たるものだと思います。その地方分権の最たる教育というのを、行政の都合といいますか、財政的にこうであるとか、住民の意見がどうとか、いろいろなせいにしてサービスを怠ることがあれば、行政というのではなくて、特に教育の場合にはもっとそこに強い思いを持って取り組んでいかないと、教育県として、言ってみれば空疎なものになってしまうのです、そんな感じがします。 13: ◯意見石橋委員) 私はずっと文教委員会が多かったのですけれども、ここまで皆様の御努力で、非常によく回復しているということで評価しております。  県の教育委員会ができること、そして文部科学省がやらなければならないこと、いろいろあると思うのです。この「学びの変革アクションプランも、やはりそういう要望が絡まって、国の方針とどういう方向でいくかということは、随分議論されていることだろうと思いますけれども、私は、日本教育は耐震偽装教育だということをいつも言うのです。なぜかというと、いわゆる土台ができていない、人としての土台をつくる前に、知識とかそういうものを入れてきた。コンピテンシーという最近の言葉が出てきましたが、そういう点を気がついてきたのだろうと思うのです。生きる力ということだろうと思うのです。  ただ、今、世界を見ると、この戦後70年という大きな節目の中で、アメリカも中国も韓国も、やっぱり戦後レジームという、いわゆる歴史戦争をしているのです。戦後の価値観を戦勝国が日本に押しつけてきている、特にアジアにおいては、これは間違いなくこれから出てきます。ロシアも入ってきて、大変なことになる。  その中でも、その前哨戦が、例えて言うならば従軍慰安婦であり、あるいは南京大虐殺の、いわゆる日本を世界の中で辱める、そういう戦略を世界中がやってきているのです。その中へ、日本グローバルグローバルといって、そこも何にもわからない子供たちが出ていって大恥をかき、また、アメリカでもそうですけれども、従軍慰安婦の像ができて、そこに住んでいる日本人たちはどういう思いをしているのか。本当に情けない思い、この捏造の話を、やはりその戦略の中で、うそも1,000回言えば本当になる、まさにそういう状態になっていって、やっと今、朝日新聞がそういうことを言い出したけれども、もう世界の認識は、これはもう性奴隷ということで認識されてきている。そういうことが、私はこれから子供たちが世界へ出ていく中で、日本人としてそういうことを言われたときにどういうふうに対応できるのか、やはり日本人として、この前、きのうだったか、吉田松陰の番組を見ていましたけれども、生をうけて何をするのかということに悩む、それはやはり志というものを自分で探していくということだろう、そして彼らは見つけていくわけです。  もろもろ含めて、そういう非常に、片一方ではそういう方向で世界へ攻めていく、日本を攻めていく。教科書一つ見ても、そういう記述が堂々とまかり通る教科書が日本の中で使われていること自体が、僕は文部科学省、あるいは政治の世界にでもあるのだけれども、とんでもないことを今までしてきているわけです。これはいわゆる自虐史観というものですけれども、これが当たり前のようになっている。そういう教育環境の中で困っている子供たちが、幾らグローバル教育を受けるといっても、やはり世界では通用しないわけです。でもそこのところは、国も地方も関係ない、日本人としてどうなのかという、そういう教育をやっていかないと、本当に私は日本人としての土台が、根底が決まっていない中で物をつくっていくと、だから私は耐震偽装だと言うのです、土台がないから。その土台をつくるということに全力を挙げてやってほしいわけです。  この「学びの変革アクションプランの中にはこういった部分は出てきていないのです。いわゆる上辺の部分は随分書いてあるけれども、では日本のアイデンティティーはどうなのか、どこで教えるのだ。そうしたら、今の教科書でどう教えるのかということです。そういうことを考えたときに、やはり国のあり方、地方のあり方を含めて、どういう子供をつくりたいのだと。世界に通用する子供をつくる前に、日本人としてきちんとしたこれを持った子供をつくっていくことが大前提であり、その上に知識があるわけで、その上で初めてコンピテンシーというのが出てくるわけです。それもない上っ面だけのものをやっているのですが、私は、社会、世界では通用しないというのが今の思いです。  世界の教育は既にみんなそうやっているわけです。そこのところが欠落しているのでは意味がない、血が通っていない。国内だけの問題ではなくて、本当にそういう世界へ出ていくのだったら、そういうことが一番大事になってくると思う。今、世界で活躍している日本人は、そういうことを乗り越えてやってきているわけです。それは独自でやったのです、学校教育でやったのではないのです。初めて社会へ出て、世界へ出て、もまれてやってきたわけです。みんなそうです、留学した子供たちは皆初めて気がつくのです。このままではいけないと、日本教育はおかしい、世界へ出て初めて気がつくのです。それぐらい世界の流れと日本教育、現状と格差があるということをやはり認識した上で、この教育の指針をおつくりにならないといけないと思います。  ですから、いろいろな人の意見も出ていますけれども、やはり非常に世界では厳しい状況に日本が置かれているということを前提にやっていかないといけない。特にこの戦後70年はそういう方向で、戦勝国対敗戦国という一つの価値観が表に出てきて、今、安倍さんがたたかれているのは、歴史修正主義だと言われて世界でバッシングを受けているわけです。それは安倍さんではない、日本人そのもの、日本そのものがそういう形でやられている。大変なことですけれども、そういうことも含めながら、そういう世界があるということを大前提に、その基本的なものをより構築していく。  それはやはり広島が過去の教育内容の問題も含めて、新しい教育県としてやっていくならば、日本をリードしていくような、世界に通用する、リードするようなものをやっていかないと意味がないのです、物まねではだめです。そういうことを意見として言っておきたいと思います。  (5) 閉会  午前11時12分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...