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  1. 広島県議会 2014-11-19
    2014-11-19 平成26年建設委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成26年建設委員会 本文 2014-11-19 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 40 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑佐藤委員選択 2 : ◯答弁都市計画課政策監選択 3 : ◯質疑佐藤委員選択 4 : ◯答弁都市計画課政策監選択 5 : ◯意見質疑佐藤委員選択 6 : ◯答弁都市計画課政策監選択 7 : ◯意見質疑佐藤委員選択 8 : ◯答弁都市計画課政策監選択 9 : ◯質疑佐藤委員選択 10 : ◯答弁都市計画課政策監選択 11 : ◯意見要望佐藤委員選択 12 : ◯要望質疑高橋委員選択 13 : ◯答弁都市計画課政策監選択 14 : ◯質疑高橋委員選択 15 : ◯答弁都市計画課政策監選択 16 : ◯意見質疑高橋委員選択 17 : ◯答弁都市計画課政策監選択 18 : ◯要望質疑高橋委員選択 19 : ◯答弁砂防課長選択 20 : ◯質疑高橋委員選択 21 : ◯答弁砂防課長選択 22 : ◯質疑高橋委員選択 23 : ◯答弁砂防課長選択 24 : ◯意見要望高橋委員選択 25 : ◯質疑(安木委員) 選択 26 : ◯答弁(空港振興課長) 選択 27 : ◯質疑(安木委員) 選択 28 : ◯答弁(空港振興課長) 選択 29 : ◯意見要望(安木委員) 選択 30 : ◯質疑(宮委員) 選択 31 : ◯答弁(水道課長) 選択 32 : ◯質疑(宮委員) 選択 33 : ◯答弁(水道課長) 選択 34 : ◯要望(宮委員) 選択 35 : ◯意見質疑(佐々木委員) 選択 36 : ◯答弁(土木局長) 選択 37 : ◯質疑(佐々木委員) 選択 38 : ◯答弁(土木局長) 選択 39 : ◯要望(佐々木委員) 選択 40 : ◯答弁(土木局長) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時31分  (2) 記録署名委員の指名        宮   政 利        佐々木 弘 司  (3) 当局説明   1) 土木局長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 土木総務課長が報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。   3) 空港振興課長が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。   4) 都市計画課長が報告事項(4)について、別紙資料4により説明した。   5) 都市計画課政策監が報告事項(5)について、別紙資料5により説明した。   6) 住宅課長が報告事項(6)について、別紙資料6により説明した。   7) 水道課長が報告事項(7)について、別紙資料7により説明した。   8) 道路河川管理課長が報告事項(8)について、別紙資料8により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑佐藤委員) 別紙資料5の広島市東部地区連続立体交差事業に係る協議の資料のうち、資料3の踏切交通量の状況について協議の場で説明されたと思うのですが、どのような説明の仕方をされたのか、お伺いします。 2: ◯答弁都市計画課政策監) 資料3の踏切交通量の状況につきましては、昭和63年時、計画を考えた段階での交通量と、将来的にはこの程度まで交通量が増加する見込みを、平成10年推計という形で出しております。その数値に対しまして、平成21年に同様の調査をした交通量も出しております。比較していただいたらと思うのですが、昭和63年当時の交通量と平成21年調査での交通量につきましては、ほぼニアリーなのですが、平成10年推計と比較しますと、平成21年の実際の交通量は1万4,000台強減少しておりまして、政策を考えた当時の交通量の伸びといったものが、実際には発生しておらず、そこまでの交通量の伸びがなかったという社会状況の変化の一つとして御説明させていただいております。 3: ◯質疑佐藤委員) よくわからないのですが、結局のところ、今回の海田町のほうを削減するということに関して、海田町と広島市とではどのような差があってどう違うというのですか。踏切交通量は、海田町だけが少なくなっているわけではないのです。広島市のほうも少なくなっているのですが、広島市のほうは高架をやるということですよね。この違いは、何なのですか。 4: ◯答弁都市計画課政策監) 今回の見直しに当たりましての基本の交通量という形で御説明しているつもりでございますので、見直しの検討状況で示しておりましたように、府中町と広島市の一部を高架とし、その他につきましては、街路整備に変えるといった、そういったことの説明用にしたものではございません。あくまでも、社会状況の変化がこういった形で、交通量が変化しておりますという形の説明でございます。 5: ◯意見質疑佐藤委員) それでは、特にこの資料は必要なかったのではないかと思います。これを出すということは、広島県としては、交通量が少なくなっているところは、もう事業をやっていきません、人口が減っているところは、もうやりませんみたいにしか思えないわけです。
     逆に、この資料は、踏切があって不便だから、もうここを通らなくなった、ほかのところを通っているとか、このように踏切がいっぱいあるから住まなくなったとか、その周辺の住民がどんどん引っ越しているから交通量が減っているのだというように違う捉え方もできるのではないかと思うのです。そういう意味につながる資料ではないかと思います。  それでは、これを見てどうするのかといえば、その踏切をなくした後に、ここの交通量は今後はこれだけふえますとか、どれだけの効果がありますというような比較をしていくのが県の仕事ではないかと思います。  これはただ単に当時の状況よりも、今は踏切交通量が減っていると言っているだけです。減っているけれども、これを高架化したら、効果があるのではないですか。効果がなくなったわけではないのです。この資料を出すということは、もう今後、広島県土木局としては、人口が減っているところはもう事業をやっていきませんということにつながりかねないことなのではないかと思いますが、その辺はどう思われますか。 6: ◯答弁都市計画課政策監) 第1回目の協議のときに、BバイCの考え方といったものを御説明させていただきました。やはり現在、公共事業につきましては、住民の皆様からも厳しくチェックがされているといった状況もございますので、まずは現状を把握した上で、現在の評価指標に基づいて事業を評価していくといったことは、全ての事業で行っているところでございまして、まず現状がどのような変化になっているのかということにつきまして、しっかりと御説明していく必要があるだろうという形でこれを載せているといったことがございます。 7: ◯意見質疑佐藤委員) このような資料を出されても、海田町としては、踏切交通量がこれだけ減っているからこそ高架が必要なのだと逆に思うわけです。交通量をふやすためにも高架化して住みやすい町にしていきたいのだと。逆にその資料なのではないかと思います。これを見て、海田町側も、結局はこの見直し案というのは、到底、住民に理解が得られる案ではなくて容認できないと言われています。もう1回確認しますが、海田町が容認しないうちは、事業を進めないということでよかったのですね。 8: ◯答弁都市計画課政策監) まずは、海田町としっかりと協議しまして、理解を得るよう努力していきたいと考えております。 9: ◯質疑佐藤委員) 要するに、海田町がうんと言わなければ、ずっと何年もこのままの状況が続くということですね。 10: ◯答弁都市計画課政策監) 別紙資料5の最後に書いておりますように、早期に事業効果が発現できるようにしっかりと協議していきたいといったところはお互い一致しておりますので、引き続きしっかりと協議を進めていきたいと考えております。 11: ◯意見要望佐藤委員) 海田町がうんと言うのは、私は無理だと思いますが、だからといって、ずっとこの状況が続くことのほうがいけないことなのではないかと思うわけで、どこかで県も、もうこれは無理だなと考えて、やはり現行案でいかないといけないなという方向転換をしないといけないと思いますので、このことを要望して終わります。 12: ◯要望質疑高橋委員) 関連して質問いたしますが、今の踏切の利用者数、交通量の状況や、他県では財政的に苦しいので見直しをした事例がありますというような資料を出されているのですが、実際に立体交差事業をやって、効果がかなりあらわれているところもあると思うのです。見直しばかりではなくて、実際にやってこんなに効果が出ていますというところもあると思うのです。この前、建設委員会の県外調査で鹿児島県と熊本県へ行きましたが、熊本では、立体交差事業を今から進めていくという説明をされていましたし、新幹線と在来線の差別化も図りながらしっかりまちづくりを進めていくという自治体も現実にあるわけですから、見直したところばかりではなく、しっかりとそういったところも参考資料として出していただきたいと思います。  まず最初の質問は、海田町との協議で、副町長と建設部長が出られているのですが、私の記憶では、副町長は県からの派遣だと思います。建設部長も、県からの派遣ではないかと思うのですが、その辺について、まず確認いたします。 13: ◯答弁都市計画課政策監) 副町長につきましては、県からの派遣でございますが、建設部長は海田町の職員でございます。 14: ◯質疑高橋委員) そうですか。それでは次に、関係者の意見を伺いながらということで、2回目の協議なので、出席者は副町長と建設部長ということなのですが、今後、一番核になるのは、町長、町議会ですから、そことしっかりと話し合いをしていかなければいけないと思いますし、いずれは土地を出していただいた住民の皆さん、近隣住民の皆さんもおられますから、そういった意味では、第2回の協議でしっかりと話し合いができたことはある程度評価いたしますが、今後、海田町との協議への出席者はどのような予定をイメージされているのか、お伺いします。 15: ◯答弁都市計画課政策監) 今回の第2回目の協議につきましては、海田町とも話をしまして、今回のようなメンバーで行っていこうという状況ですが、節目節目では、当然町長と、また、県のほうも別の幹部が出席して、しっかりと協議していきたいと考えております。その段階につきましては、まだそこまでには至っていないということで、引き続き今回のメンバーで協議を行っていきたいと考えております。 16: ◯意見質疑高橋委員) もう何回も言いますが、先ほど佐藤委員からもありましたように、基本的に基本計画があり、それを見直すということで、見直されたほうは、なかなか見直し案に賛成しにくいということもありますし、そうすると、ずっとこのままで協議ばかりしていけば、鞆の事例もありますし、いろいろな形で一番困るのは海田町、府中町、そして安芸区の皆さんだと思うのです。高架化を計画してまちづくりをしてきたわけですから、しっかりと丁寧な説明も要りますし、例えば、交通量の関係とか開かずの踏切などはどちらが多いかという問題もありますが、路線的にいうと呉線も交わっていますから、逆に海田地区を高架にしたほうが効果が出るような気もいたします。  ですから、そういった意味では、総合的なことも考えていかなければいけないと思いますが、私も含めて、従来の計画をしっかりとやっていただきたいという思いはあります。ただ、財政的な問題があるので、見直し案を検討するということですが、どうしても感情的な思いもかなりあるので、今後の説明の仕方も、普通の公共事業以上のことを考えていかないといけないと思います。一方で、向洋駅や府中町も、もうある程度計画は進んでおり、待ったなしの状況にありますから、そういった意味では、少しでも早く協議をしていただきたいと思います。なお、いかなる策を講じても従来どおりの計画はできないのかということも研究して、働きかけていきながら相談していかないといけないとも思います。  説明を聞いていると、見直しをどういうふうにしていくかというようにしか聞こえませんし、海田町も、役場の移転方針と連続立体交差事業の見直しは関連しているのか不安になりますし、海田町は海田町で、駅周辺の整備もまちづくりもしっかりしていかなければいけないと思います。その辺についても考えながら、今検討していることに、先ほど言いました、高架にしてこれだけの効果があったという事例も入れていただきながら協議を進めていただきたいという希望なのです。なかなか難しいと思うのですが、今の見解についてどう思われますか。 17: ◯答弁都市計画課政策監) こういった状況が長く続くといったことが、やはり住民の皆さんにとりましては大変不幸なことだと考えておりますので、我々としましては、海田町からの御意見をしっかり伺いながら、さまざまな説明を尽くしまして、お互いが理解の上、事業が進みますよう、引き続き真摯に協議を進めていきたいと考えております。 18: ◯要望質疑高橋委員) もう最後にしますが、府中町は府中町で、いろいろな思いもあると思うので、府中町ともしっかりと話し合いをしてください。それに加えて、安芸区、南区のほうにも関連しますので、その辺の状況もしっかりと説明しながら相談もしていただきたいと思います。私としては、あくまでも、従来の計画をやっていただきたいという思いを込めながら、また質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  8月20日の土砂災害への対応についてお伺いします。  災害発生から、ちょうど3カ月が過ぎました。大変大きな災害ということで、市、県、国それぞれが連携をとりながら復旧復興に向けて取り組んでいくということもありました。建設委員会としても視察に行かせていただきました。3カ月たったので、私としては、もう一度、委員会として視察をし、現場を見たいという思いもあるのですが、まず、9月補正で措置した砂防事業の災害関連緊急事業の現在の取り組み状況についてお伺いします。 19: ◯答弁砂防課長) 砂防事業につきましては、安佐北区で7カ所、急傾斜崩壊対策事業につきましては、安佐南区で1カ所、安佐北区で3カ所、災害関連緊急事業を実施しております。  これらの箇所につきましては、10月12日から測量などの現地立ち入りのための地元説明会を実施いたしまして、現在、測量やボーリングなどの現地調査及び砂防ダムなどの設計を行っております。  今後は、早期に用地買収を完了いたしまして、今年度内に工事着手し、平成27年度末の完成を目指して整備を行ってまいりたいと考えております。 20: ◯質疑高橋委員) しっかりとやっていただきたいと思いますが、次に、国、県、広島市で構成する8.20土砂災害砂防治山連絡会議を開催し、災害の本格復旧に向けて協議されていると伺っております。現在までの協議状況についてお伺いします。 21: ◯答弁砂防課長) 8.20土砂災害を受けまして、土砂災害の発生箇所の復旧に向けて、砂防治山施設の施工箇所や工事内容などの事業計画について調整を図るため、国、県、広島市における連絡会議を設置しております。  これまで、会議は7回開催されまして、テック・フォースが土砂災害が発生して危険度が高いと判定しましたA判定の77カ所につきまして、国、県、広島市の役割分担を調整するとともに、各機関の事業の施工箇所、施工時期、工事内容等の事業計画につきまして相互に意見交換をするとともに、広島市が12月に策定します復興まちづくりビジョンとの調整を図りながら、情報の共有化を図っているところでございます。 22: ◯質疑高橋委員) それでは、現在、会議において最優先で取り組んでいることについてお伺いします。 23: ◯答弁砂防課長) 9月5日に公表いたしました8.20土砂災害に係る復旧工程におきまして、土砂災害が発生し、危険度の高い箇所の砂防ダムなどの施設整備の具体的な整備計画を、12月の第1週を目途に策定し公表することとしております。  現在、8.20土砂災害砂防治山連絡会議では、この整備計画策定のため、広島市が12月に策定します復興まちづくりビジョンと調整を図りながら、砂防施設などの防災施設整備の具体的な計画や工程の策定を最優先で取り組んでいるところでございます。引き続き、国、県、広島市が連携いたしまして、この計画を着実に進め、被災された皆様が一日も早く日常生活に戻れるように努力してまいりたいと考えております。 24: ◯意見要望高橋委員) しっかりとやっていただきたいと思います。今から寒くなりますし、不安にされている住民の方も大変多くいらっしゃると思いますので、今後の予定については、被災者へ丁寧な説明をしていただきたいですし、将来の不安も取り除いていただき、早期に復旧復興に努めていただきたいと思います。  国、県、特に広島市と連携されて協議もやっているし、順調に進んでいるということなのですが、以前にも言いましたように、安佐南区と安佐北区は、それぞれ若干違うようでもありますし、いろいろな縦割り行政というものも出てくる可能性がありますので、こういうときこそ行政がしっかりと連携して、復旧復興に向けて努めていただきたいと思います。また、県議会としてできることがあれば、しっかりと相談していただきながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  また、今後チャンスがあれば、委員長には、現場視察へ行くということも踏まえて考えていただきたいと思います。 25: ◯質疑(安木委員) 広島空港のことでお聞きします。  これは何カ月か前の新聞報道なのですけれども、広島空港で、霧の影響により着陸できないケースが後を絶たないということで、「着陸断念相次ぐ」という、ちょっと太字の記事が出ていました。CAT─IIIbが導入されて、この数年間の欠航便は、年平均12~13便で、導入する前の10年間が年平均74~75件ぐらい欠航になっていたので、それに比べると大幅に減っているのです。しかし、着陸断念相次ぐということで、それは、航空機が未対応の機種であったり、パイロットが資格を持っていなかったりするためだというような内容が書かれておりました。  それで、航空会社のほうは、天候が急変して予測できなかったとか、他の便や各空港等の天候等の兼ね合いで有資格者のパイロットが配置できなかったとか、そういうことで何度か着陸できない便が出ますというようなコメントも出ているのですが、県としては、このことについてどう認識されて、そのように欠航することがあるということは当然でしようがないというような評価をされているのか、その辺をお聞きします。 26: ◯答弁(空港振興課長) CAT─IIIbについての御質問でございます。高度計器着陸施設の接続のことでございますが、この運用に当たりましては、3つの条件が必要となっております。1つは、空港側の施設でございます。これにつきましては、平成15年から19年にかけて整備しております。また、御指摘のとおり、航空機側の機材に整備が必要ということもございます。航空機側の設備につきましては、国内線につきましては、現在、日本航空、全日空の機体につきましては、整備をされてございます。また、ほかにIBEXエアラインズです。これは機材がCRJという小型の機材でございまして、我々も何度か整備要請をしたところでございますが、機材的に整備が難しいということがございます。本年8月1日に就航しました春秋航空ジャパンにつきましては、ボーイング737の機材を使っておりますので整備可能でございますが、現在のところ、まだCAT─IIIb対応の整備がなされておりません。これは、就航に合わせまして整備の要請をしているところでございます。  また、御指摘のパイロットの資格でございますが、経験年数、飛行時間等が必要ということを聞いております。ただ、日本航空、全日空に対しまして、これだけの施設整備に投資しているわけですから、旅客機の安定運航のためにも、ぜひとも優先して整備していただきたいということは要請しております。そのほか、全てのパイロットが現在、その資格を持っているわけではございませんが、天候不順が予測されるときには、できるだけパイロットの組みかえなどの対応をしていただいているところでございます。ただ、御指摘のとおり、天候が急変した場合などには、組みかえが間に合わないケースがあると聞いております。これにつきましても、今後も引き続き、広島空港の安定運航、御客様の利便性向上のために要請していきたいと考えております。 27: ◯質疑(安木委員) 詳しく説明していただいて、よくわかりました。  全日空、日本航空については、機材については一応、CAT─IIIbに対応できる、IBEXについてはちょっと難しい、春秋航空については一応できるということですね。私は、霧のために広島におりられなかったという経験がないのですけれども、直面した人は非常に困るわけです。着実にこれを減らしていくということを進めていかないといけないのですけれども、そのことについてある程度目標を立てて、今は年間12~13便なのだけれども、もうちょっとこれを減らしていけるように航空会社にしっかりお願いしようとか、天候に応じて有資格のパイロットをきちんと乗せてもらうようにしていただくとか、その辺については絶えず発信していかないといけないと思うのですけれども、それについての今後の取り組みについてお伺いします。 28: ◯答弁(空港振興課長) これにつきましては、航空会社側の事情によるところが大きい状況でございます。特にパイロットの優先配置につきましては、新しいパイロットが出てきますので、100%のパイロットが資格を持つということはあり得ない状況になっております。したがいまして、できるだけ優先していただくように、繰り返し要請していくことが重要だと考えてございます。  あと、機材のほうの整備につきましては、コストの関係もございますが、利用促進とあわせながら設備導入の要請を続けてまいりたいと考えております。 29: ◯意見要望(安木委員) 霧の出る天候のときは、毎年ある中でも、特定できるところまではできないかもわかりませんが、ある程度時期というのがあろうかと思いますので、そういう時期についてはしっかりと注意していただくということも大事かと思います。このように着陸断念相次ぐと大きく書かれると、ああそうなのかと思ってしまう、そう思う方もおられるからこういう記事が出るのかなと思いますので、本当に減っていくよう、さらに努力していただきたいことを要望して終わります。 30: ◯質疑(宮委員) せんだって、建設委員会で県外調査に行き、帰りの広島駅で、企業局長から、断水が起きるのではないかという情報提供をいただきました。結果的には、関係者の御努力で断水までには至らなかったのですけれども、そのプロセスについて、何点か質問をさせていただきます。  今回の事故については、県営送水ルートのポンプ所の修理中にポンプが水圧によってずれて漏水し、配電盤が浸水して機能不全になったということと理解していまして、その停止時間が長期化すると、送水先が結構広範囲にわたっているので、断水の懸念があるというものであったと思います。作業自体は、専門の業者がやられていたけれども、残念ながら現場で作業されていた方が負傷されたという事故だったかと思います。事が起こらなかったので、それはよろしいのですけれども、情報伝達のルート等々について、ちょっと課題が見えたのではなかろうかと思うのです。それだけ影響範囲が広いということで懸念されたという事故のわりに、本日、その経過説明がないということは、案外、教訓化されることを拒んでいるように見えてしまうわけですが、この点についての考え方はどのように整理されたのか、お尋ねします。 31: ◯答弁(水道課長) このたびの事故におきまして、委員の皆様に御心配をおかけしたことにつきまして、申し訳ありませんでした。本日、報告がないということでございますけれども、今回の件につきまして、委員の皆様には、個別に報告もさせていただいたということもございますし、また、県民の皆様への影響もないということから、今回報告はしておりませんけれども、今後につきましては、このたびのような事故といいますか事案が発生した場合には、きちんと委員会のほうで報告させていただきたいと考えております。 32: ◯質疑(宮委員) わかりました。  それで、今回の情報伝達のルートですけれども、私の取材によると、県企業局が発信して、それから、その情報が県の危機管理部門に渡り、それから影響が出るであろう市町の危機管理担当部門に渡って、その後、市町の末端給水事業をやっている現場に届いたというルートだったと思うのです。影響の広さから考えると、情報共有化という面からすると、あながち間違いではないと思うのですが、ただ、末端給水事業者というのは、現実の断水をいかに最小限に食いとめるかというのが、最大の現場感ですから、例えば、現場で持っている機器の操作によって、さまざまなオプションの組み合わせが実はあって、例えば呉市でいうと、長期停電があったら工業用水が上水に転用できるような設備の形になっているわけです。そのようなところで、何を準備して考えておけばいいのかというためには情報量が足りなくて、結局、先行きがどのようになりそうかということで、呉市は、事故現場に2人の職員を派遣し、情報収集に当たったという事実を聞いています。  このようなことを考えると、今の情報伝達ルート、あるいは情報の質と種類といいますか、そういったところにも再考の余地があるのではないかと思うのですが、今後の対応方針についてお聞かせいただきたいと思います。 33: ◯答弁(水道課長) このたびの連絡体制というものにつきましては、まずは、県民の皆様への影響を少なくするために、技術的な面ではございますけれども、各市町が持っている配水池等の技術的な面について連携をとりながら行ってきたわけですけれども、また一つは、現場の事故の状況とか復旧等についての情報提供について、少し情報が少なかったという声はお聞きしておりますので、そういったところについては、今後どのような形で情報提供するといいのかということにつきまして、受水されている市町を含めて、今後連携していきたいと考えております。  また、県全体としての情報伝達の機能につきましても、いま一度点検させていただいて、その中で不備があるようであれば改善を図っていきたいと考えております。 34: ◯要望(宮委員) 実は、このルートは、かつてのあの送水トンネル崩落事故ともダブるわけで、そのときの教訓がやはり受け継がれるべきだと思いますし、実際に断水するとなると、呉市の決断は、人工透析をやっている病院は断水させないと、もうここだけだったのです。それで、かなり批判も浴びましたし、それで助かった人もたくさんいたわけです。そういう決断を現場はせざるを得ないわけですから、それに見合うような情報の質と種類、それから提供先について、平時のときこそ備えておいていただきたいと要望して終わります。 35: ◯意見質疑(佐々木委員) 先ほど、高橋委員のほうからもありました、8月20日の土砂災害への対応についてお伺いします。  甚大な災害から3カ月以上たったわけでございますが、災害への対応につきまして、国の関係当局には、私も砂防課長とともに2度行きましたが、土木局長などからいろいろお願いしていただきました。局のほうも、一生懸命に鋭意努力の上災害対応に取り組んでいただいているところです。  先般、3つの地区の町内会長が私のところにお越しになり、いろいろな思いを持たれており、事業説明なり今後の対応などについて一度説明してほしいということで話がありまして、そのような会を設けましたら、体育館に250~260人集まられたので、説明いたしたところであります。随所にそういった説明の機会を望み、いろいろな思いを持たれている地域があります。これは大変憂慮する状況だと思いますので、国、県、市と言うことなく皆さんで連携をとってお集まりになり、意見をいろいろと聞きまして、やっていただかなくてはどうにもならないということであります。事業も採択基準がいろいろあるわけでなかなか難しいかと思いますが、手がつけられていない状況のものもまだあるわけで、これは国、これは県、広島市と言うのではなく、県当局が中心となって迅速に手当てをしていかないといけない感じがします。私どもも汗をかかなくてはいけないと思っていますし、何とか対応を進めようとしないといけません。県で砂防事業をするにしても、国で砂防事業をやるにしても大規模な事業になりますから、幹線道路あるいはJRとの問題、あるいは大型重機を呼ぶためには、そういった環境整備も図らなくてはいけないわけですが、そういうことも実は地域の方にお願いしているわけです。そのあたりについて、もう少し行政同士で連携をとって、窓口をどこにしてどう進めていくかというようなことをしていただかないと、それぞれやるのだということでは進まないわけです。これはどの行政が中心で、ここの地域はここでやっていただこうということなのでこういうメンバーを集めてほしいということなら、私どももやるわけです。ですから、県市もあわせて、連絡をとりながら迅速にやる方法を考えないと、誰かやるだろう、誰かやってくれるだろうというようなことで、そういう感情に任せきりにしていてはいけないわけです。  したがって、先ほども申し上げましたが、私どもも汗をかかないといけないと思っておりますので、やっているとは思うのですが、あと少し連携をとるようにしていただきたい。今は、どの程度連携をとられているのか、説明していただければと思います。 36: ◯答弁(土木局長) この点につきましては、私ども県の事業であったり、そして国の事業、広島市の事業であったりと、さまざまな事業が復旧に当たりましては関連しております。これは計画の段階で調整が必要なものについては、先ほど申し上げました8.20土砂災害砂防治山連絡会議という場がございますので、その中でしっかりと調整しております。  さらに、現地に行ってお話をさせていただくときには、県の事業のときには、もちろん県が中心でありますけれども、その場に市の関係者もきちんと同席して、行政として一体となって取り組むという姿勢を持って臨んでおりますし、そういった姿勢を今後も続けてまいります。住民の皆さんから見て、行政が一つだというように見える形で進めさせていただきたいと考えているところでございます。 37: ◯質疑(佐々木委員) 連携をとっていただくということですが、これからどういうふうにするというような事業の進捗の話でもよいですし、説明会といいますか、そのような場をつくるということもお考えいただかなくてはいけないと思うのですが、そのあたりについてはまだ詰めはできていないのですか。 38: ◯答弁(土木局長) 事業計画の中身につきましては、個別にお話ができる部分については既にお話ししている部分もございますけれども、本日の説明の中にもございましたが、これから次第にまちづくりとの関係も出てくるかと思います。砂防事業とまちづくりといった部分が地域では一体で進んでいくわけですので、行政間で一緒に考えていることをお話しし、また、住民の皆様方からの御意見御要望も承るような、そういう場や仕組みを今後整えていきたいと考えております。 39: ◯要望(佐々木委員) 地域では、やはり行政が連携をとってそういう機会を設けてお集まりいただいてお話しするというようなことをやっていただかないといけないわけです。3カ月たっても、ただ撤去したのみでまだ何も手がつけられない状況になっているところがあるのです。採択基準もいろいろあるので難しいのですというような説明を、私はしておりますけれども、まだ手もつけられない、住宅のほうも何もできない、いまだに学校に避難しているという方も大いにおられるわけです。ある程度目途がつきましたら、お示しいただければありがたいと思いますので、よろしくお願いします。 40: ◯答弁(土木局長) 個別の地域における説明につきましても、これから具体化していくにつれて、どんどん進めてまいりたいと思います。その一歩手前といたしまして、各地域での整備全体としてこういうことを行うという整備の全体像につきましては、12月の最初にお示しするということで、かねてから申し上げておりますので、それをまずお示ししていきたいと考えております。  (5) 閉会  午前11時55分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...