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  1. 広島県議会 2014-06-17
    2014-06-17 平成26年警察・商工労働委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成26年警察・商工労働委員会 本文 2014-06-17 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 25 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑上田委員選択 2 : ◯答弁生活安全部長選択 3 : ◯質疑上田委員選択 4 : ◯答弁生活安全部長選択 5 : ◯要望上田委員選択 6 : ◯質疑佐藤委員選択 7 : ◯答弁交通部長選択 8 : ◯要望佐藤委員選択 9 : ◯質疑吉井委員選択 10 : ◯答弁雇用労働政策課長選択 11 : ◯質疑吉井委員選択 12 : ◯答弁雇用労働政策課長選択 13 : ◯要望吉井委員選択 14 : ◯質疑田辺委員選択 15 : ◯答弁観光課長選択 16 : ◯質疑田辺委員選択 17 : ◯答弁観光課長選択 18 : ◯質疑田辺委員選択 19 : ◯答弁ひろしまブランド推進課長選択 20 : ◯質疑田辺委員選択 21 : ◯答弁ひろしまブランド推進課長選択 22 : ◯要望田辺委員選択 23 : ◯質疑佐藤委員選択 24 : ◯答弁観光課長選択 25 : ◯要望佐藤委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時35分  (2) 記録署名委員の指名        上 田 泰 弘        佐 藤 一 直  [警察本部関係]  (3) 当局説明   1) 総務部長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 交通部長が報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑上田委員) 暴走族対策について質問させていただきます。最近、広島市内において集団暴走行為が増加しているという報道がございました。また、福山市においても同様に暴走行為がふえているという報告がございましたが、その内容としましては、昔からいるいわゆる暴走族という形ではなく、非行少年が集団暴走をしているのではないかという報道でございました。  そこで、このような最近の暴走行為の実態について、県警としてどのように把握・分析をされているのか、また、以前の暴走行為と比べて何か違っている点があるのか、お伺いします。 2: ◯答弁生活安全部長) 県内の暴走行為につきましては、本年5月末現在で117件の110番通報が寄せられておりますが、その多くがバイクの騒音に関するものであります。また、暴走行為につきましては、昨年6件の共同危険行為を検挙しておりますが、本年は5月末現在で既に4件を検挙しておりますので、増加傾向にあるものと認識いたしております。  次に、以前の暴走行為との違いですが、最近は単独または数台のバイクによる爆音走行が多く、以前のように組織化された集団によるジグザグ走行や信号無視等の迷惑・危険な走行は極めて少ない状況です。なお、広島県暴走族追放の促進に関する条例に規定する暴走行為を目的として結成された集団である暴走族については、最盛期は44グループ428人でありましたが、現在は1グループ4人となっております。しかし、虞犯性の高い非行少年グループの暴走族化が懸念されることから、グループの解体や当該少年に対する立ち直り支援に取り組んでいるところでございます。 3: ◯質疑上田委員) 過去、県内におきましては、暴走族が大きな問題となっていた時期もありましたが、今の御説明では、以前の暴走族が44グループから現在は1グループに減っているということで、取り締まりの強化などによって鎮静化しているところだと思います。しかしながら、こうした動きを今後も放置しておくことによりまして、ひったくりやその他の凶悪犯罪にエスカレートすることにもなりかねないのではないかと思います。今後、これから夏場に向けて特に暴走行為が活発化することのないように、早目の対策をとることが必要ではないかと思いますが、夏場に向けてどのように対応されていくのか、所見をお伺いします。 4: ◯答弁生活安全部長) 委員御指摘のとおり、暴走行為自体を取り締まることはもちろんですが、暴走行為を行う非行少年そのものの対策を強化することが重要であると考えております。具体的には、関係機関、団体と連携した犯罪防止教室等により規範意識の醸成を図りますとともに、万引き、オートバイ盗で検挙・補導した少年に対する立ち直り支援を充実させるなど、非行少年グループの検挙解体に努めてまいりたいと考えております。  なお、暴走行為に対しましては、迷惑性・危険性の高い共同危険行為の適用はもちろんですが、単なる爆音走行についても運転者の遵守事項違反を適用するなど、あらゆる手法を用いた取り締まりに努めてまいりたいと考えております。 5: ◯要望上田委員) 今、お話しいただきましたように、今後、関連部署とも連携をとっていただき、今のうちにしっかりと芽を摘んでいただくような形で、これから先、県民の安全・安心のために努力していただきたいと思います。 6: ◯質疑佐藤委員) 資料番号2についてお伺いしたいのですが、広島南道路ができて渋滞がなくなった、緩和されたということなのですけれども、逆に以前の広島南道路側の渋滞状況はどうだったのかについてお伺いします。 7: ◯答弁交通部長) 私の把握している範囲では、規制廃止直後から当分の間、広島南道路の東西行きはそれなりの渋滞が発生しておりました。南北について申し上げますと、三菱重工側へ進む道路の交差点において若干渋滞が生じたと認識しております。それ以降に、信号等の調整を若干させていただき、現在ではかなり落ちついた状態になっております。
    8: ◯要望佐藤委員) おそらく三菱のところだと思うのですが、あそこは南北が車の通りがかなり多くて問題なのだろうと思うのですけれども、実は東西のほうも最近はそれによって結構渋滞しておりまして、太田川を渡る橋のところも観音に渡り切ったところで結構長い列があったり、反対側の江波のほうからは、観音に向かって渡る橋が時間帯にもより、そんなに頻繁にではないのですけれども、観音のその交差点を先頭に橋が全て車で埋まって、江波側の信号まで渋滞しているというときが夕方ありました。恐らく、その後は信号の時間等変えられたのかもしれないのですけれども、そういうことも含めて、地元の方々の意見も聞きながら取り組んでいただきたい。加えて、南北の歩行者が最初は25秒ぐらいの歩行の時間で、青になった瞬間から渡ったとしてもお年寄りの方々がぎりぎり渡れるか渡れないかぐらいのタイミングだったということで、地元のほうから声が上がって、それを30秒から35秒に長くしていただいたというようなことも聞いていますので、引き続きそういった地元の要望も聞いて、車にも歩行者にも一番いい時間帯というのはなかなか難しいのだろうと思うのですけれども、その辺も目指していただき、今後も取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。     休憩 午前10時54分     再開 午前10時58分  [商工労働局・労働委員会事務局関係]  (5) 当局説明   1) 商工労働局長が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。   2) 産業政策課長が報告事項(4)について、別紙資料4により説明した。   3) 観光課長が報告事項(5)について、別紙資料5により説明した。  (6) 質疑・応答 9: ◯質疑吉井委員) 2点ほど聞かせていただきます。まず、出されている資料を見させていただいたのですが、いわゆる大学、高校、短大も含めて新規学卒者の方々の就職内定率についてお伺いしたいと思います。資料3の広島県経済の動向の中にも最後のほうに書いてあるのですが、求人倍率は1年前から1倍を超えて以降、右肩上がりになっているようであります。これはアベノミクスの景気回復の勢いも受けて、求人が非常に回復してきたとうかがえるのではないかと思うのですが、今回の資料の中にはありませんけれども、新規学卒者の就職内定率はどういう状況になっているのか、教えていただきたい。 10: ◯答弁雇用労働政策課長) この春の卒業生の就職内定率でございますが、広島労働局の調べによりますと、大学が92.0%、短大が93.8%、高等専門学校が100%、専修学校では93.4%であり、これを合計しますと92.6%となります。これは4年連続で前年を上回っており、直近10年でも最も高い状況になっております。また、高校生の内定率につきましては、県教育委員会の調べでございますが、98.2%ということであり、直近10年の間では2番目の高さという状況でございます。 11: ◯質疑吉井委員) 先ほどの答弁にございましたように、就職の内定率が非常に上がってきているということで、非常に喜ばしいことだと思います。言い方を変えれば、買い手市場から売り手市場に移ってきたという状況だろうと思います。資料5にあります就職ガイダンスひろしまの開催にあるとおり、来年春の大学等の卒業予定者と既卒の方を対象とした合同説明会が行われるわけでありますけれども、ここで心配なのは、先ほど言いました売り手市場というような感覚になってくると、中小企業や小規模な事業者の方は人材確保が大変なのではないかと思うのです。これまで就職難ということで、中小企業の方々も非常に安易と言ってはいけないのですけれども、優秀な人材も含めて自分の会社にとって有効な人材が確保しやすい状況にもあったかと思いますが、今回こういう状況になってきますと、例えば勤務条件の面などを見て大手の企業に流れていくとか、学生の志望が集中しやすい業種や会社を希望するということになると、中小企業は人材確保が大変だろうと思うのです。こうした中小企業、小規模事業者の人材確保に対して、昨今の雇用の需要環境の変化も踏まえて、今回の面接会のほかに県として何か支援ができるようなことを考えておられるのか、お伺いします。 12: ◯答弁雇用労働政策課長) 今回の面接会にも多くの県内の中小企業の方に参加していただいており、人材確保に対する意欲が強いと考えております。その中で、若者が中小企業を敬遠する理由としましては、大企業との勤務状況の差というものもございますが、中小企業をよく知っていないということも挙げられると思います。そういった点から、企業の魅力や仕事の内容についてもっとよく知ってもらった上でマッチングを行うということが中小企業の人材確保のためには重要だと考えております。その点、大学3年生など就職活動に入る前の段階で、県内の中小企業にインターンシップを促進して、実習等を通じまして現場の体験をしていただくという機会を設けております。  また、就職活動の段階におきましては、県内の中小企業を実際に訪問するバスツアーを企画いたしまして、現場での会社説明とか工場見学といった機会を持っております。また、今回、中小企業とのマッチングの場としての合同面接会を設けており、この面接会は秋には高校生向けにも予定しているところでございます。さらに、就職が決まらずに卒業した方を対象としまして、求人のある県内企業について勉強をしていただいた上でマッチングして、就業体験をその企業で行って就職に結びつけるということも行っております。さらには高校卒業後に県立高等技術専門学校に入校した3年生につきましては、基礎的な技能を習得した上で修了し、その方々については県内のものづくり系の企業とマッチングして就職につなげていくということを行っております。さらに、ひろしましごと館におきまして、若者を対象にきめ細かい就職相談や、窓口での対応としては、新卒者を対象にハローワークの職業紹介をしておりますので、丁寧にマッチングを行って、県内の中小企業を選ぶ若者への支援に努めているところでございます。  今後もこのように、段階的・重層的に中小企業の魅力を伝えたり、マッチングの機会を設け、人材確保の支援を行っていきたいと考えております。 13: ◯要望吉井委員) 平成のバブル崩壊といわれる前には、企業が、人手が足りない、人手がいないから会社がうまくいかないという人手不足倒産というのがありまして、バブルがはじけた後になると、何かよくわからない時代があったと言われるぐらいでした。でも、課長のその答弁を聞いていると、そのとおりだと思うのです。会社をよく知らないから、大学生も高校生も条件のいいところとか格好のいいところを希望して、現実とのギャップで5月の連休が明けたらもうやめたいとか、結局就労につながらなかった、離職してしまうということになるのです。これが一番根底を覆す意味のないことで、私や議員の先生方も常日頃からいろいろな相談を受ける中で、就職はしたけれども続かなかったということをよく聞かれるかと思います。先ほど答弁もありましたが、余り知られていない中小企業をよく知ってもらう、これは大事なことだと思います。また、今ごろ若い人たちの間ではやっているブラック企業という方面からばかり見て、ちょっとでも条件が違うと仕事に行かなくなるのです。確かにそれを踏まえてだと思うのですけれども、現実には真面目にやっている企業でもいろいろなあおりを受けるような話もちらほら聞くこともあるのです。現に東京では、最近、人が集まらずに外食産業が閉店していっています。現に縮小方向で利益率を上げるしかないというようなことも言われている時代にいよいよ入ってきたのだというのを私もニュースで見たり新聞で読んだりして、非常に求人に対しての就労というのはバランスをとるのは難しいと思うわけです。  これは要望として聞いていただければいいのですけれども、広島県はものづくりの県です。メーカーもたくさんありますけれども、それこそどこかの言葉ではないですが、ぜひとも卒業する学生が本当に働いてよかった、ここに就職してよかったと言えるようなチョイスができることも含めた指導や支援をしていただいて、大きい企業も中小企業も全体的にうまく回るようにしていただきたいと思います。 14: ◯質疑田辺委員) 先ほど机上配付された広島県観光客数の動向では、平成25年の総観光客数は前年比で増加したとあったが、先日の新聞報道であった外国人の宿泊者数では、全国的には日本全体で、前年より26.3%伸びたけれども、全国の10ブロックでただ一つマイナスだったのが中国地方で、前年より2.9%の減となっており、広島県も37万人で、前年比で7.7%の減となっていました。通り過ぎた観光客を全国的にどう数えるのかはよくわからないのですけれども、宿泊者数ということは間違いなくその県にとどまって、その宿泊や食事などの経済効果があると思うのです。県内を通り過ぎる人数が正しいのか、観光的には宿泊者数が正しいのか、宿泊者数というのが意外とはっきりしているのではないかと思うのですけれども、広島県における外国人の宿泊者数が前年より減になったということについて、どのように考えられているのか、お考えをお聞きします。 15: ◯答弁観光課長) 今、委員がおっしゃられたとおり、これは平成24年版の観光白書で、暫定値ということでの数字の発表でございます。昨年の例を見ましたところ、暫定値の後、確定値というのが出てくるのですが、このときに少し数字の変動がありました。昨年の例でいきますと、ある程度修正という形で増加となっております。今回の数値は、まず暫定値ということですので、これがそのままイコールということではまずないだろうということで、確定値を見てからどうなんだという要因分析をしっかりしたいと思っております。  一方で、先ほど総観光客数ということで御報告させていただいたのですが、県内で最も観光客の多い広島市については、先日、外国人の観光客数についての発表がありまして、これは泊まりではなく、来られただけの方も含めての観光客数なのですが、前年比で46%増ということですので、こういったほかのいろいろな調査結果というものも総合的に見て、今後対策をしっかり考えていきたいと思っております。 16: ◯質疑田辺委員) 当然、東南アジアのほうの富裕層を狙ってということなので、前年比でタイも73.8%、台湾も60%、香港も56%ふえており、日本も中国5県でも少しふえているようですけれども、ロシアやインドは減少しているといった状況です。広島の場合は、観光名所といいますか世界遺産があるということで、それに甘えているといいますか、知名度はあるけれども、食べ物や遊びの面が発信し切れてなくて通過点になっているという可能性もあるのではないかと思います。今後、タイやシンガポールと広島空港を結ぶ定期便が完成されるとあるのですけれども、経済効果を高めるためにはやはり広島にとどまらせることが観光の一番のポイントではないかと思うのです。呼ぶだけで通過点になっていればいいというよりも、やはり宿泊をしてもらうべきです。国内的には、人口減少というので、最近はどう定住させるか、観光面から考えて人口減少を防いでいくということもあります。通過ではなくて定住へといったことが発想のもとになっていなければならないと思うのですけれども、ぜひこの辺を考えてもらいたいです。  最近テレビで見ていると、東京では、上野あたりの名前を出すと問題があるかもしれないですが、我々日本人でも泊まらないような立派なホテルに外国人が泊まって、浴衣を着て布団で寝るというのがすごくふえているということでした。私も学生時代はよく通った新宿歌舞伎町のゴールデン街とか思い出横丁とかというところには行きたくないなと思っていたが、この前久しぶりに学生時代を思い出して行ってみたら、外国人が多かったのです。外国人は、青線、赤線があった時代を懐かしがるのではなくて、そういう形態のものを求めているわけです。そういうところも溢れかえっていると言ってはおかしいけれども、そういう人が確かに多いというのは、私も行って見ています。やはり広島のそういう要素の見直しを考えて、外国人が来ればいいところに行きたがるのではなくて、日本的なところ、浴衣を着るとか畳とか、そういう日本的な文化、日本的なものを求めているということを考えないと、宿泊者や定住者とか、そういったところがふえてこないのではないかと思いますが、どうでしょうか。 17: ◯答弁観光課長) 外国人の方の観光に対するニーズや興味も多様化してきていると思います。一方的にここがいいホテルですという売り出しではなく、やはり広島らしい宿であるとか、日本らしい宿というところも、ニーズが多様化している中で非常に興味を示されると思います。宿自体につきましては、県で直接的に御用意してPRするということがなかなか難しい部分もあるのですが、広島や宮島は多くの観光客が来られて泊まっていただける可能性が非常に高いわけですから、いろいろな種類の宿をPRの対象として、これから積極的に打ち出すことで、非常に効果を高めて検討していきたいと思います。 18: ◯質疑田辺委員) 次に、TAUのことですけれども、新宿にあったときから県の予算もどんどんつぎ込んで、今度は冒険して銀座へ行って、県が主体的にやられている民間活力を入れて、民間で自立してやるということが一番のポイントになるのだと思うのですけれども、TAUの今の状況は、子供が自転車に乗り始めて、親がいつもサドルを持ってずっと走っているという状況です。どこかで手を離して自立で走るというのが理想ではないかと思うのですけれども、ずっと県が握って離していないと思うのです。いつまでも離さないで3年目になっても、売り上げ向上という名目で予算をつぎ込んでいけば、それはいまだに県がサドルを握ったような状態だと思うのです。いつ手を離す勇気を持っているのか、大体自立の目安としてはどの辺を考えて、売り上げをどのくらいにして、民間の活力として県に還元されるのかということが一番勝負になると思うのですけれども、どのように考えられているのか、お聞きします。 19: ◯答弁ひろしまブランド推進課長) どのぐらいで手を離すのかという御質問についてなのですが、今、広島県は実は委託者でございますけれども、それと受託者たる鞆スコレ・コーポレーションと各店舗で役割分担して、連携をとりながらやっております。店舗については、当然それは基本的な飲食・物販機能を持っておりますので、まず飲食・物販から商品サイドが情報発信し、個々の商品を売る、こういう視点で催事の情報を発信しております。  一方、広島県の行政としての大きな役割でございますけれども、県政が持っている関連事業の情報であったり、先ほどまさに委員がおっしゃられたような広島県内の各地域のさまざまな情報、こういったものを発信しております。特に、主には、メディアへの露出を通じ、首都圏の皆さんだけでなく、全国の皆さんに広島県内の各地域の評価を高めていただき、まさに広島県への訪問意欲であったり、広島県産品の購買意欲を高めることを目的として行っております。もちろんその役割には違いがありますけれども、それぞれ白か黒かという形で明確に区切って行っているわけではなく、より連携しながら、相乗効果のあるようなやり方で行っているところでございます。 20: ◯質疑田辺委員) 民間活力の柱は、鞆スコレ・コーポレーションでやっていますけれども、あそこは店自体はいいのですが、食事のレベルが銀座のレベルでこなせるのかということと、こなせていると思う情報が入っているかどうかというところなのです。レベルがあると思うのです。これだけ県がやるのなら、もう少しレベルの高いところ、あそこではうちだけでやるのはもうからないと思ったけれども、県がここまでやってくれるのならうちでもよかったと思うような考えが他の企業からも出ているのではないかと思います。そうすると、銀座のあれだけのビルであれだけの食事を出しているところも、同時に品物を売るところも、もう少しいい会社のほうがもっと効果を出せるのではないかというようなことは耳に入ってるのではないかと思うのですけれども、銀座にふさわしいように変えていくには、グレードアップするというか、そういうことまで考えないといけないのではないかと思うのです。どうでしょう。 21: ◯答弁ひろしまブランド推進課長) いろいろな声はあると思いますが、今の鞆スコレ・コーポレーションとは、東京の広島ブランドショップTAUを5年間運営していくパートナーとして、行政として選ばせていただいて、より魅力ある店舗づくりを今、一緒に連携して頑張っているところでございますので、当面は鞆スコレ・コーポレーションとしっかり顧客のニーズの合うような魅力的な店舗づくりに努めてまいりたいと思います。 22: ◯要望田辺委員) 5年なら5年後に自立できて、県内の他の関連企業の魅力を引きつけるような、銀座のステータスの場所で銀座の人たちが満足する食事を提供できるレベルをぜひ志向していただきたい。これを要望しておきます。 23: ◯質疑佐藤委員) 机上配付の広島県観光客数の動向について、関連でお聞きします。平成25年に6,109万人来られたということですけれども、前年比で3.7%増という点に関して、思っていたより多かったのか、少なかったのか。また、平成26年はどのぐらいの数字を見込まれているのかをお答えいただきたいと思います。 24: ◯答弁観光課長) まず、多かったか少なかったかという感想を、正直申しまして、清盛の後、平成24年が大河ドラマ「平清盛」の放映ということで伸びました。よその県や過去の状況を見ると、放映の翌年はまず間違いなく減っているという現実がございましたので、いわゆる反動減が平成25年はあるのではないかというところを心配しておりました。それがちょうどタイミングよく菓子博があったということと、それからデスティネーションキャンペーンが非常によかったということと、まずもって尾道松江線の開通が思った以上に多く貢献し、当初懸念していた反動減が逆に上ぶれてきたというのは非常によかったと思っております。  次に、平成26年についてどのように思っているのかというところですけれども、年度当初に観光事業を行うときに一定の目標を定めて行うということで取り組んでまいりまして、これもはっきり申しまして、結果として、平成26年度の目標を平成25年度に既に上回っております。平成26年度につきましても、今、しまのわで多くの方に来ていただいておりますし、これを継続しながら、当初思っていた目標よりも結果として平成25年度に多くの方に来ていただいたというのもありますし、平成26年度もしっかりといろいろな形でPRなり、市町と一緒となった取り組みを行って、より多くの方に来ていただけるようにやっていこうと思っております。 25: ◯要望佐藤委員) 広島県の観光客数について例年の増減に一喜一憂してもしようがないと思っていまして、全国的に見ても、どこもふえている状況の中で広島県がふえていたら、それは本当にふえているのかということもあります。特に外国人の観光客に関しては、日本に来る人数は莫大増加しているということで、広島県もふえましたと言っても、全国のパーセンテージから見たら、広島県は実は全然来ていなかったのだ、ほかのところはものすごく来ていますというようなこともあると思うのです。先ほどのなかなか広島に泊まってくれないという話もありますが、この広島県だけのグラフではなくて、他県とも比較して全国的に見たパーセンテージも見て、ただ単に前年比だけでは何も還元されないと思うので、そこも含め、今後検討をしていただきたいと思います。特に、平成25年の数字で言えば、富士山がある山梨県だって8.5%、宮城県が6.9%で、福井県も5.8%ふえているのです。前年比だけで言えば広島県よりもふえているところはたくさんありますし、かといってそれが本当にちゃんとした数字なのかというのもありますから、それも踏まえて要望して終わります。  (7) 閉会  午前11時45分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...