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  1. 広島県議会 2014-06-01
    平成26年6月定例会(第1日) 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-08-07
    2014年06月18日:平成26年6月定例会(第1日) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1         午前十時三十分開会・開議 ◯議長(林 正夫君) これより六月定例会を開会いたします。  出席議員六十四名であります。これより会議を開きます。  この場合、今次定例会において、知事、行政委員会の長並びに説明員の出席を求めるに御異議ありませんか。         【「異議なし」と言う者あり】 2 ◯議長(林 正夫君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。直ちに出席を要求いたします。         【知事、行政委員会委員長並びに各説明員出席】 3 ◯議長(林 正夫君) 一言ごあいさつを申し上げます。  本日、六月定例会が招集されましたところ、議員各位には極めて御健勝にて御参集を賜り、県政進展のため、まことに御同慶にたえません。  さて、我が国の経済は、いわゆるアベノミクスの政策効果により、景気は緩やかな回復基調が続いており、本年四月からの消費税率引き上げの影響についても先行き不透明な部分もございますが、個人消費は安定して推移していることから、駆け込み需要の反動減は夏以降には薄れ、好転するとの見方が出ております。  本県経済におきましても、輸出や公共投資が増加傾向にあるほか、個人消費も底がたく推移しており、県内の雇用情勢についても、製造業、非製造業ともに求人が増加するなど、有効求人倍率は改善が続いております。しかしながら、アベノミクスの成果が隅々まで浸透しているとは言いがたく、いまだ景気回復を実感するには至っておりません。  また、本年四月の正社員の有効求人倍率は〇・七五倍と、正規雇用については依然として厳しい状態が続いており、経済再生は道半ばであると認識しております。さらなる景気回復につながる経済の好循環を、国と地方が一体となって実現することが強く求められております。  引き続き、効果的な経済・雇用対策が進められるよう、本県議会としても県当局と連携して取り組んでまいる所存であります。  次に、地方分権改革につきましては、先月、いわゆる第四次一括法が成立し、これまで積み残しとなっておりました国から地方、また、都道府県から指定都市への事務・権限の移譲等が盛り込まれたところであり、地方分権改革推進委員会の勧告に基づく制度改正は一区切りを迎えることになりました。  今後は、これまでの地方分権の取り組みを検証し、改革の成果を具体化していく必要があると認識しております。  また、同じく本年五月に第三十一次地方制度調査会が設置され、人口減少社会に的確に対応した三大都市圏や地方圏の地方行政体制のあり方のほか、地方議会制度などについても議論が始まったところでありますが、国と地方の協議の場などを通じて十分な議論を行い、地方の意見を反映させていくことが重要であります。  さらに、国では国内投資を促すために法人実効税率の引き下げについて議論が活発化しておりますが、法人課税の見直しは地方財政に大きな影響を与えることから、こうした国の議論の動向にも注視していく必要があると考えております。  さて、今次定例会に提出されます議案は、一般会計補正予算を初め、条例案など合わせて十八件でありますが、いずれも県政の当面する重要案件であります。各位におかれましては、何とぞ活発なる御審議を賜り、もって県民の負託にこたえられますよう念願いたす次第であります。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 4 ◯議長(林 正夫君) この場合、謹んで御報告を申し上げます。
     桂宮宜仁親王殿下には、去る六月八日薨去されました。広島県議会といたしましては、議長名をもって弔問記帳を行い、あわせて弔電を発するとともに、昨日とり行われました斂葬の儀に参列いたし、哀悼の意を表しましたので、御了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 5 ◯議長(林 正夫君) 諸般の報告がありますので、書記をして朗読いたさせます。         【書 記 朗 読】                                    平成26年6月18日  広 島 県 議 会 議 長 殿                                    広  島  県  知  事                                       (財 政 課)            6月定例県議会の議案及び報告事項並びに説明書について   平成26年6月定例県議会の議案及び報告事項並びに説明書を別冊のとおり提出します。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                    平成26年6月18日  広 島 県 議 会 議 長 殿                                    広  島  県  知  事                                       (財 政 課)            県が資本金の四分の一以上を出資等している法人の経営状況説明書の提出について   地方自治法第243条の3第2項の規定により,県が資本金の四分の一以上を出資等している法人の経営状況説明  書を別冊のとおり提出します。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                    平成26年6月18日  広 島 県 議 会 議 長 殿                                    広  島  県  知  事                                       (財産管理課)            県有地信託の事務処理状況説明書の提出について  地方自治法第243条の3第3項の規定により,県有地信託の事務処理状況説明書を別冊のとおり提出します。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                    平成26年6月18日  各  議  員  殿                                    広島県議会議長 林    正 夫            説明員の委任について   6月定例会における説明員として,知事,教育委員会委員長及び公安委員会委員長等から別紙の者を委任した旨の  通知があったので,お知らせする。 6 ◯議長(林 正夫君) 別紙別冊はお手元に配付しておりますので、朗読は省略いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~         第一 会期決定の件 7 ◯議長(林 正夫君) これより日程に入ります。日程第一、会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。六月定例会の会期は、本日から六月二十七日までの十日間といたしたいと思いますが、さよう決するに御異議ありませんか。         【「異議なし」と言う者あり】 8 ◯議長(林 正夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は十日間と決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~         第二 会議録署名者決定の件 9 ◯議長(林 正夫君) 次は、日程第二、会議録署名者決定の件を議題といたします。  本件は、会議規則第九十九条の規定により、議長から指名いたします。                             上   田   泰   弘   君                             窪   田   泰   久   君                             福   知   基   弘   君                             日   下   美   香   君  以上四人の諸君にお願いいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~         自第  三 県第六二号議案         至第二十八 報 第一三号 10 ◯議長(林 正夫君) 次は日程第三、県第六二号議案 平成二十六年度広島県一般会計補正予算から日程第二十八、報第一三号 平成二十五年度広島県水道用水供給事業会計予算繰越計算書までの各案を一括上程議題といたします。  この場合、知事から提案理由の説明を求めます。知事湯崎英彦君。         【知事湯崎英彦君登壇】 11 ◯知事(湯崎英彦君) 六月定例県議会の開会に当たり、ただいま提出いたしました議案の説明に先立ちまして、当面する県政の課題などについて御報告申し上げます。  まず、経済・雇用の情勢と対策についてでございます。  県内の景気は、個人消費について消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が見られているものの、基調的には緩やかに回復しており、企業決算も輸出型の製造業を中心に改善の動きが広がっております。  また、雇用・労働情勢につきましては、四月の有効求人倍率が一・二二倍と、七年三カ月ぶりの水準となり、職種間で差があるものの着実に改善しております。  しかしながら、業種や企業規模によるばらつきが引き続き残っており、円安による原材料高や海外景気の減速による輸出・生産の落ち込みが懸念されるなど、中小企業中心に依然として予断できない状況にあることから、今後も県内企業への影響を注視してまいります。  こうした経済情勢を踏まえ、経済・雇用対策につきましては、六月補正予算において基金を活用した事業を実施するなど、雇用の拡大や在職者の処遇改善に努めてまいります。  次に、鞆地区道路港湾整備事業についてでございます。  鞆の再生・活性化に向けたまちづくりにつきましては、鞆地区振興推進費について、福山市や住民の皆様との調整を図りながら調査・検討を進めております。今後は、福山市と連携し、住民の皆様の御意見も伺いながら、できるだけ早期に取りまとめてまいりたいと考えております。  一方で、県の方針につきましては、引き続き、住民の皆様とのさまざまな話し合いの機会を通じ、丁寧な説明を行う中で御理解をいただくよう、誠心誠意努力してまいります。  次に、広島市東部地区連続立体交差事業につきましては、この事業に求められている都市内交通の円滑化や市街地の一体化などの効果を早期に発現していくことが重要であると考えております。このため、五月三十日には、海田町及び海田町議会からの視察要望を踏まえ、高副知事が現地視察並びに海田町及び海田町議会との意見交換を行い、海田町と引き続き協議を行っていくこととなりました。  今後も、共同事業者である広島市と連携し、早期に事業を推進できるよう取り組んでまいります。  次に、広島高速道路についてでございます。  三月には、広島高速三号線を含む広島南道路の開通や東広島バイパスの一部区間の開通など、広島都市圏における幹線道路網の整備が着実に進んでいる状況でございます。  このような中、広島高速五号線につきましても着実に整備を進めていく必要があり、今後は、住民説明会等において、沈下の管理基準値や計測方法など住民の皆様の安全・安心に係る具体的施策について説明を行い、御理解、御協力を得ながら、広島市、広島高速道路公社と連携して事業推進に取り組んでまいります。  次に、広島市との連携についてでございます。  先月二十六日、広島市長と会談し、広島駅周辺における美しい川づくりや、紙屋町・八丁堀地区を中心とした都心部のにぎわいの創出、東京オリンピック・パラリンピックを契機とした観光や選手団の事前合宿誘致などについて意見交換を行い、それぞれの事業を県・市でしっかり連携して進めていくことを合意いたしました。  引き続き、これまでに合意した事項も含めて、その実現に向け連携・協力して取り組んでまいります。  次に、TPP協定交渉に係る本県の対応についてでございます。  TPP協定交渉に係る情報収集をこれまで以上に強化し、本県への影響や対応を検討するため、四月にTPP情報連絡本部を設置し、先月、第一回目の会議を開催したところでございます。  今後も、TPP協定交渉の進捗状況に応じて会議を開催し、住民への情報提供や国への提案など、適時適切に対応してまいります。  次に、地方分権改革の推進についてでございます。  先月成立した第四次一括法につきましては、地方が強く移譲を希望している農地転用等に係る事務・権限の移譲が実現しておらず、道半ばの状況でございます。このため、地方が事務事業をみずからの判断と責任で実施することができるよう、財源の確保等の必要の措置を講じた上でのさらなる移譲を国に提案するなど、引き続き、地方分権改革の推進に取り組んでまいります。  また、現在、国政において、道州制推進基本法案について国会提出に関し検討が行われておりますが、本県といたしましても、地方分権型の道州制の実現に向けた議論を進めるため、法案の早期成立を求めてまいります。  次に、平成二十六年度における主要な施策の取り組み状況について御報告いたします。  まず、政策の基本方向の一点目、イノベーションが生まれる最適環境をつくる取り組みについてでございます。  多様な創業・新事業展開につきましては、昨年度、目標を上回る三百六十二件の創業を実現したひろしま創業サポートセンター等による支援に加えて、今年度は、地域の支援機関では解決が困難な課題に対応するため、ひろしま産業振興機構内に新たに開設したよろず支援拠点と既存の各種支援機能を連携させることによって、高度で先進的な課題解決を行うなど、支援体制の強化を図っているところでございます。  また、イノベーション・マインドの醸成や多様な人材が集まる場づくりとして、新たなアイデアを構想するためのワークショップの開催などに取り組むとともに、ひろしまイノベーションリーダー養成塾ワーキンググループを四月に設置し、リーダーシップの実践教育のあり方や養成塾の運営方法等について検討しているところでございます。  今後も、新たなアイデアが生まれ、それを形にするための創業や新事業展開が容易な環境づくりを進めてまいります。  次に、産業競争力の強化についてでございます。  産業クラスター形成に向けた取り組みのうち、医療関連産業分野につきましては、医療・福祉機器開発など百十件を超えるプロジェクトに精力的に取り組んでおり、現在、医療現場のニーズに即した、むくみ対策効果のある弾性ストッキングなど十件以上の製品化が進んでいるところでございます。  また、環境浄化分野につきましては、国際的な情報発信の場である、シンガポール国際水週間二〇一四へ県内企業六社が出展し、二百七十件余りの商談を行いました。この中で三十件の有望案件を発掘したほか、ベトナム国ソクチャン省の幹部を広島に招聘し、ベトナム南部での商談会に向けた準備を進めるなど、東南アジア地域を中心に県内企業の海外展開を積極的に支援してまいります。  次に、世界と直結するビジネス支援についてでございます。  先月、安倍首相の訪英に合わせてロンドンにおいてジェトロが開催した対日投資セミナーに参加し、広島県への投資を呼びかけるプレゼンテーションを行うとともに、来場者に対して広島県産品のPRを行ってまいりました。国内外から広島県への投資は重要であり、今後も、こうした機会を捉え、広島への投資を積極的にPRしてまいります。  また、日本酒のブランド力向上につきましては、フランスにおいて有名レストラン等への販路開拓の取り組みを進めるほか、メディアを活用したプロモーションの実施やイベントの開催経費を六月補正予算に計上し、その取り組みをさらに進めてまいります。  次に、イノベーションの担い手となる人材を集め、育てる取り組みについてでございます。  イノベーションの原動力となる人材を集積するためのプロジェクトの第一弾として、ウエブをテーマに、現在、県内外から事業化のアイデアを持つ人材を募集しております。来月からプロジェクトを開催し、ウエブデザイナーの鷹野雅弘氏を指導者として、個別に事業の収益性を高める手法の検討や技術的アドバイスなどを実施することにより、アイデアの実現やステップアップを支援してまいります。  また、大学生等の県内企業への就職促進に向けて、今月、本県では五校目となります同志社大学との就職支援協定を締結いたしました。これらの協定を活用し、関西での合同企業説明会の開催などにより、県内企業へのUターン、Iターン就職を一層促進してまいります。  さらに、地域で活躍する若者を地域で育てるため、インターンシップについても、受け入れ企業や参加学生の拡大を図るなど、積極的に取り組んでまいります。  次に、産業として自立できる農林水産業についてでございます。  国の農業政策が大きな転換期にある中、安定的な力強い経営体が農業生産の大半を担う農業構造への転換を図るため、三月に設置した農地中間管理機構を活用し、担い手への農地集積の加速化に取り組んでまいります。  また、収益性の高いキャベツについて、大規模な生産団地の形成や周年安定供給体制の構築などを進め、県内における付加価値の高い生産品目の生産・販売連携拡大のモデルとしてまいりたいと考えております。  さらに、販路拡大に意欲的な生産者を支援するため、新たに県産農林水産物の登録制度を創設し、PRや販路開拓、首都圏への輸送支援を開始したところであり、この取り組みを契機に、県産農林水産物のブランド化による販売力の強化を進めてまいります。  また、国においてJA改革等が議論されているところでありますが、本県農業の発展を支える体制について、県とJAなど関係団体で構成する元気な広島県農業戦略会議での議論を深め、本県の実情を踏まえた農業構造改革を強力に推進してまいります。  林業につきましては、需要ニーズに応じた効率的な生産や安定供給体制の構築を図るため、今年度から大規模製材工場等への安定供給に向けた直送システムの整備などを開始したところであり、十年後の主伐期を見据え、川上から川下まで一体となって県産材を最大限活用する取り組みを進めてまいります。  水産業につきましては、新規就業者の増加・定着や経営力の高い担い手の育成を図るため、就業から自立に至るまでの就業相談や研修などを、関係者と一体となって進めてまいります。  さらに、水産資源の維持・増大に向け、戦略的な魚種の選定や効率的な種苗の生産について、関係者と十分協議した上で、新たな栽培漁業計画に反映し、収益性の高い栽培漁業を推進してまいります。
     次に、社会で活躍する人材を育てる学校教育についてでございます。  社会経済の急速なグローバル化が進展する中、本県が発展していくためには、地域の振興を支える人材から国境を越えて活躍し世界を牽引するグローバル・リーダーまで、厚みのある人材層の形成が不可欠であり、その実現には、小学校、中学校、高等学校を通して育成する教育プログラムや、短期留学プログラムの開発、さらにはグローバル教育を先導的に実践する学校の具体化など、さまざまな取り組みを総合的に推進していく必要があると考えております。  現在、上半期中を目途に、十年程度先を見通したグローバル教育の展開構想の策定を進めているところであり、引き続きグローバル化の視点を含め、将来の広島県と日本を支える人づくりに向けた取り組みを推進してまいります。  次に、ファミリー・フレンドリーな魅力創造に向けた取り組みについてでございます。  まず、結婚から子育て、働く女性への支援についてでございます。  急速な人口減少が進む中、国においては五十年後の安定した人口構造の維持など具体的な政策目標に向け、少子化対策への大幅な予算拡充の方針を示されたところでございます。  また、私を含めた十一県知事による子育て同盟サミットにおいても、森少子化担当大臣と議論を深め、少子化対策として、結婚支援、移住促進、子育て支援の取り組みの強化を宣言するとともに、女性の活躍促進の重要性を確認したところでございます。  本県においても、結婚、妊娠、出産、子育て、そして結婚から子育て期を含めた女性の活躍促進まで、切れ目のない支援を一体的に推進してまいります。  このため、まず、結婚支援として、八月にひろしま出会いサポートセンターを開設し、婚活に関する情報発信や企業間交流事業などを実施するとともに、妊婦・出産期においては、保健師等による妊産婦への早期の支援や産後ケア支援体制の検討を実施してまいります。  また、若者や子育て家庭を社会全体で応援するため、今月から毎月十九日を出会い・育児の日、愛称を「イクちゃんの日」と定め、若者の素敵な出会いの日、家族との触れ合いの日として、県民の皆様と一緒に機運の醸成を図ってまいります。  女性の活躍促進については、三月にイクメンを応援する企業経営者で構成するイクメン企業同盟を結成するとともに、四月には経済団体が主体となり、働く女性応援隊ひろしまを結成し、シンポジウムや担当者への研修会を通じて企業の取り組みを支援してまいります。  今後も、国、地方自治体、企業等と連携しながら取り組みを進めてまいります。  ファミリー・フレンドリーな魅力創造の二点目として、多様な人材が集まる魅力ある地域環境の創出に向けた取り組みでございます。  県内外からイノベーションの原動力となる多様な人材やその家族を引きつけ、定着を促すためには、都市と自然の近接性という本県の地域特性を生かした生活スタイルの魅力発信や、質の高い地域環境の形成を促進していくことが必要であると考えております。  このため、県と市町で構成するひろしまスタイル研究会を四月に設置したところであり、今後、広島らしい生活スタイルのコンセプトの確立や大都市圏等への情報発信、魅力的な地域づくりの検討を進めてまいります。  次に、政策の基本方向の二点目、広島の強みや基盤を生かして、内外から人が集まり活力にあふれる広島県を実現するための取り組みについてでございます。  まず、「瀬戸内 海の道構想」の推進につきましては、四月に瀬戸内ブランド推進連合関係県の知事が集まる代表会議を開催し、ことしが瀬戸内海国立公園指定八十周年の節目を迎えることを契機に、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、海外観光客の誘致に向けた取り組みを強化することとしたところであり、今後、関係七県が連携して推進してまいります。  また、「瀬戸内しまのわ二〇一四」につきましては、三月二十一日の宮島での開幕を皮切りに、各地でメーンイベントを展開するとともに、地域の方々や企業・自治体で企画運営するイベントを実施し、五月末までで広島・愛媛両県合わせて、前年に比べても約七十二万人の増加につながるなど、多くの皆様に御来場いただいているところでございます。  今後は、夏、秋と季節に応じたさまざまなイベントを展開するほか、フィナーレを飾るイベントとして、瀬戸内しまなみ海道を舞台に、国内外から約八千名のサイクリストをお迎えして、国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」を開催いたします。県民の皆様を初め、国内外の多くの方々に楽しんでいただけるイベントとなりますよう、鋭意努力してまいります。  また、愛媛県等沿線自治体との連携を強化して、しまなみ海道サイクリングロードの利用環境の向上と利用促進を図るため、しまなみ海道自転車道利用促進協議会を設置したところであり、自転車通行料金無料化に必要な経費を六月補正予算に計上しております。  また、大型客船の誘致につきましては、受け入れ態勢やおもてなしの一層の充実を図るため、四月に地元経済界や交通事業者等二十六団体で構成する広島港客船誘致・おもてなし委員会を設立したところであり、オール広島での取り組みを進めてまいります。  次に、観光振興につきましては、平成二十四年は大河ドラマ「平清盛」の影響などにより、県内の総観光客数が過去最高になったところでございますが、平成二十五年においても、「おしい広島県」キャンペーンによる戦略的なプロモーションや菓子博の開催、JRグループや県内各市町と一体となってデスティネーションキャンペーンなどに取り組んだことにより、六千百九万人と二年連続で過去最高を更新したところでございます。  今年度は、観光地としての広島のブランドイメージの定着に向け、ひろしまブランドの取り組み方針のコンセプトを踏まえながら、本物の広島の魅力・旅の楽しみ方を発信する新たなプロモーションを七月から展開するなど、さらなる観光客の誘致に努めてまいります。  次に、国際平和拠点ひろしま構想の推進につきましては、四月にNPDI広島外相会合や米国でのNPT運用検討会議第三回準備委員会の場において、各国の政府関係者等との意見交換やシンポジウムを通じて本県の平和の取り組みを世界に発信することにより、広島が一定の存在感を示すことができ、核兵器のない世界の実現のための具体的なプロセス進展に向けた一つのステップになったのではないかと考えております。  引き続き、来年のNPT運用検討会議に向けて、国や広島市などと連携しながら、核兵器廃絶と復興・平和構築に向けた機運醸成に努めてまいりたいと考えております。  次に、中山間地域の地域力強化についてでございます。  まず、中山間地域振興計画の策定につきましては、昨年十月の中山間地域振興条例策定以降、庁内各局で構成いたします推進本部で検討を重ね、目指すべき中山間地域の姿、施策推進に当たっての基本的な考え方などを中間まとめとして整理したところでございます。  今後は、十一月に予定しております計画策定に向けて、全庁的な体制のもとで関連施策の取り組み方向を中心に検討を重ねてまいります。  また、三月に三次市において多数の県民の皆様の参加を得てシンポジウムを開催いたしましたが、今年度もさらに県内九カ所で開催し、中山間地域の振興に向けた地域づくりへの参画意欲の醸成を図ってまいります。  次に、がん対策日本一に向けた取り組みにおきましては、Teamがん対策ひろしま登録企業制度を四月に創設し、行政と企業が一体となって、予防、検診、就労支援、患者団体支援などの総合的ながん対策に取り組む仕組みを構築したほか、五月には市町のがん検診窓口へ自動音声案内でつなぐナビダイヤルを開設し、がん検診の受診促進に向けた取り組みを強化しております。  また、今次定例会において、質の高い高精度放射線治療を提供するリニアックの購入に関する契約の締結議案を提出するなど、仮称ではございますが、高精度放射線治療センターの平成二十七年秋の運用開始に向けて着実に準備を進めてまいります。  次に、防災・インフラ老朽化対策につきましては、県が管理する公共土木施設の維持管理をマネジメントするためのインフラ老朽化対策の中長期的な枠組みや、トンネルや港湾などの主要な施設ごとに修繕方針案を策定いたしました。先月には、県・市町等で構成する公共土木施設等老朽化対策連絡会議を設置したところであり、計画的な維持管理、更新にさらに努めてまいります。  さて、今回提出いたしました議案について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計補正予算案につきましては、平成二十六年度予算編成後の状況変化等を踏まえ、必要性が認められる事業に適切に対応することを基本として編成したところでございます。  具体的な補正の内容でございますが、ひろしま未来チャレンジビジョンの原動力となる取り組みなどに時機を逃さず対応するための経費のほか、経済・雇用対策に要する経費などに予算を計上しております。  これらの結果、一般会計の歳入歳出補正予算額は、三億五千七百九十三万円の増額となり、本年度予算の累計額は、九千四百四十六億七千七百九十三万円となります。  次に、予算以外の議案といたしましては、児童の身元保証に関する条例の一部を改正する条例などの条例案六件、人事案件としては、広島県公安委員会委員の任命の同意についてなど二件、その他の議案では、高精度放射線治療装置などを整備するための財産の取得についてなど六件を提出しております。  また、報告事項として、専決処分のほか、平成二十五年度繰越明許費繰越計算書、県が資本金の四分の一以上を出資等している法人の経営状況説明書などを提出しております。  どうぞ、慎重に御審議いただいた上、適切な御議決をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 12 ◯議長(林 正夫君) お諮りいたします。明十九日及び二十日は、議案調査のため本会議は休会とするに御異議ありませんか。         【「異議なし」と言う者あり】 13 ◯議長(林 正夫君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。  次回の本会議は、六月二十三日午前十時三十分から会議を開きます。  本日はこれをもって散会いたします。         午前十一時七分散会 広島県議会...