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  1. 広島県議会 2013-11-19
    2013-11-19 平成25年文教委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成25年文教委員会 本文 2013-11-19 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 71 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑尾熊委員選択 2 : ◯答弁義務教育指導課長選択 3 : ◯質疑尾熊委員選択 4 : ◯答弁義務教育指導課長選択 5 : ◯質疑尾熊委員選択 6 : ◯答弁義務教育指導課長選択 7 : ◯質疑尾熊委員選択 8 : ◯答弁義務教育指導課長選択 9 : ◯要望尾熊委員選択 10 : ◯質疑山下委員選択 11 : ◯答弁スポーツ振興課長選択 12 : ◯質疑山下委員選択 13 : ◯答弁スポーツ振興課長選択 14 : ◯要望質疑山下委員選択 15 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 16 : ◯質疑山下委員選択 17 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 18 : ◯要望山下委員選択 19 : ◯質疑福知委員選択 20 : ◯答弁施設課長選択 21 : ◯要望質疑福知委員選択 22 : ◯答弁(教育改革推進課長) 選択 23 : ◯質疑福知委員選択 24 : ◯答弁(教育改革推進課長) 選択 25 : ◯質疑福知委員選択 26 : ◯答弁(教育改革推進課長) 選択 27 : ◯質疑福知委員選択 28 : ◯答弁(教育改革推進課長) 選択 29 : ◯意見・要望(福知委員選択 30 : ◯意見・質疑(緒方委員) 選択 31 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 32 : ◯質疑(緒方委員) 選択 33 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 34 : ◯質疑(緒方委員) 選択 35 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 36 : ◯要望質疑(緒方委員) 選択 37 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 38 : ◯質疑(緒方委員) 選択 39 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 40 : ◯質疑(緒方委員) 選択 41 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 42 : ◯質疑(高山委員) 選択 43 : ◯答弁(学校経営支援課長) 選択 44 : ◯質疑(高山委員) 選択 45 : ◯答弁(学校経営支援課長) 選択 46 : ◯質疑(高山委員) 選択 47 : ◯答弁(総務課長) 選択 48 : ◯要望(高山委員) 選択 49 : ◯質疑(辻委員) 選択 50 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 51 : ◯質疑(辻委員) 選択 52 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 53 : ◯質疑(辻委員) 選択 54 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 55 : ◯質疑(辻委員) 選択 56 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 57 : ◯質疑(辻委員) 選択 58 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 59 : ◯質疑(辻委員) 選択 60 : ◯答弁(教職員課長) 選択 61 : ◯質疑(辻委員) 選択 62 : ◯答弁(教職員課長) 選択 63 : ◯質疑(辻委員) 選択 64 : ◯答弁(教職員課長) 選択 65 : ◯質疑(辻委員) 選択 66 : ◯答弁(教職員課長) 選択 67 : ◯質疑(辻委員) 選択 68 : ◯答弁(教職員課長) 選択 69 : ◯質疑(辻委員) 選択 70 : ◯答弁(教育長) 選択 71 : ◯要望(辻委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (開会に先立ち、11月12日付で委員に指名された渡辺委員の紹介及びあいさつがあり、そ  の後、委員長が県外調査のお礼を述べた。)  (1) 開会  午前10時35分  (2) 記録署名委員の指名        福 知 基 弘        緒 方 直 之  (3) 当局説明   1) 管理部長及び学事課長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 豊かな心育成課長が報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。   3) スポーツ振興課長が報告事項(3)、(4)について、別紙資料3、4により説明した。   4) 学事課長が報告事項(5)について、別紙資料5により説明した。   5) 総務課長が報告事項(6)について、別紙資料6により説明した。  (4) 質疑・応答    (質疑に先立ち、委員長が、山下委員から「スマートフォン等の携帯電話の適切な指    導について」の質問に関して参考資料を配付したいとの申し出があり、委員並びに関    係説明員に配付している旨、報告した。) ◯質疑尾熊委員) 先日の土曜日に県内の3カ所で開催されました「みんなで作ろうひろしま自慢」発表大会について、幾つか質問させていただきたいと思います。  先日の土曜日に、西部地区、中部地区、東部地区で開催されましたが、私は、東部地区の福山市北部市民センターで行われた、このひろしま自慢発表大会に初めて参加させていただきました。今回で3回目ということで、東部地区では小中学校の代表10校による、地域の自慢といいますか、学校の自慢や太鼓の演奏、踊り、そして平和学習の発表ありと、非常に内容の濃いもので、中でも福山特別支援学校の太鼓の演奏は、上手というわけではないですけれども、みんなで本当に一生懸命演奏する姿に私も大きな感動を覚えました。  これは大変すばらしい発表会だと思いますけれども、ちょっと残念だったのが、参加されていたのが、当日発表する学校の生徒さん、教育委員会の方、そして発表される学校の保護者の方が幾らかいらっしゃるというだけでした。この大会の開催目的と、広報をどのようにやられているのか教えてください。
    2: ◯答弁義務教育指導課長) 「みんなで作ろうひろしま自慢」発表大会でございますけれども、目的は、児童生徒が自分の住んでいる地域について理解し、地域の宝を継承、発展させる取り組みを行うことを通じて、郷土広島に対する理解を深め、郷土愛を育成することを目的として、平成23年度から実施しているところでございます。  広報につきましては、ポスター、チラシを作成し、学校やスーパー、百貨店、コンビニエンスストア等に御協力をいただきまして配布したり、県のホームページに掲載したり、それから発表大会当日までの1週間、発表会場に作品展示を行うなど、一般県民の方々にも広報したところでございます。  今年度の来場者数につきましては、各会場の集計がまだできておりませんけれども、平成23年度、平成24年度と年々増加しているところでございます。 3: ◯質疑尾熊委員) このチラシは前回の委員会の配付資料の中に入っていたと思うのですけれども、議員のほうにも直接案内は来ていませんし、私には中学校2年生の息子がいますが、こういうものがあることを知っているかと聞くと、知らないということでした。当然保護者も知らない。確かにこのように発表をすることはすばらしいと思うのです。発表をされている学校は一生懸命取り組んで発表していますので、やはりそれを広げていくことが必要です。このふるさと自慢には、その地域を愛する子供を育てる、地域のよさを知るということではすごく意義があると思います。3回目となりますと、当然発表した学校もあるし、発表していない学校もあるかと思います。発表されていない学校の学校関係者、校長先生や教頭先生や、保護者の代表を呼ぶなどすればいいと私は思うし、また、この福山市北部市民センターという会場自体が、大体400~500名の器ですので、発表する学校の生徒さんが座るだけでもう7~8割が埋まってしまう。だから、広報の目的として、もともといろいろな人に見てもらおうといったところが余りないのではないかと思うのです。子供たちは一生懸命やっており、やはりたくさんの人に見てもらうことが喜びになると思うのです。発表する子供さんが席に座っていますけれども、次とか、その次の順番の人が準備で席を立つわけですので、前のほうはがらあきになるわけです。発表している子供たちは、やはり多くの人に見てもらいたいのに、前列ががらあきになっており、本当にこれで子供たちに喜びがあるのだろうか、寂しい思いをするのではないかと私は感じました。  広報というのは、やはり目的があって、それを知ってもらうことです。そして子供たちにもそういう地域に対する愛情というのを持ち続けてもらうことが本当に大事なことだと思います。この広報に問題あるかと思うのですけれども、いかがでしょうか。 4: ◯答弁義務教育指導課長) 委員御指摘のように、来場者につきましては、今年度、広報が不足していたということがあるかと思います。今後につきましては、まだ検討中でございますけれども、これまで子供たちが発見した宝や地域の宝を継承させるような取り組み、あるいは将来に向かってこれが引き継がれ、郷土を愛する心が広がっていくように、また今後検討して取り組んでまいりたいと考えております。 5: ◯質疑尾熊委員) 細かいことを言って申しわけないのですが、これを3カ所でやるということで、遠くからも来られますよね。庄原や三次、三原とか神石高原町も福山会場になるわけです。当然そこにバスを借り切って来るとなると、交通費とかもすごくかかると思うのです。そういう面では、北部でも開催するとか、そういうエリア的な部分を考えて、そういった中で参加校をふやしていくとか、今まで参加していなかった学校についても、発表といっても太鼓や踊りだけではなくて、みずからその学校の中で特徴あるものを発表できれば、それはすごくすばらしいことだと思いますし、子供たちもますます自信を持ってそういったことに取り組むと思うのです。  それと、やはり大事なのが、将来的にその地域に住み続けるとか、Uターンで戻ってくるといったことにも、その伝統の継承という意味では大きな意味があるかと思います。そういったことで、やはり開催場所、まだ発表されていない学校に対する取り組みということについては、お考えがありますでしょうか。 6: ◯答弁義務教育指導課長) 開催場所につきましては、市町教育委員会、教育事務所等と連携いたしまして、毎年開催場所を変更して開催しているところでございます。  児童生徒の運搬につきましては、それぞれ市町教育委員会と連携しながら、バスを貸し切ったりということも実施しておりますので、今後、そのあたりにつきましても、広く周知できるようにしていきたいと思っております。 7: ◯質疑尾熊委員) 発表されていない学校に対する取り組みと、開催地をふやしたらどうかということもお聞きしましたが、多分持ち回りで、三原でやったり、尾道でやったり、また庄原でやったりされるのだと思いますが、開催会場をふやすことを検討して、発表していない、もっと多くの学校が参加できるようにしたらどうかということとあわせて、発表されていない学校に対する取り組みをどうするのかということを伺います。 8: ◯答弁義務教育指導課長) 発表する学校でございますけれども、時間的に申し上げましたら、大体10校程度が発表します。各会場10校程度でございますので、30校ということで、今年度で3年目ということで90校ぐらいが発表しているところでございます。発表校につきましても、展示発表、それからステージ発表とをあわせて、さまざまな学校が発表できるようにしているところでございます。  それから、開催会場につきましては、北部のほうでも開催ができるかどうかということにつきましても、来年度は検討してまいりたいと考えております。 9: ◯要望尾熊委員) やはり北部のほうでも開催する、また開催場所をふやしていく。そして、西部、中部におきましても、会場のキャパシティーの関係で座れないような会場しかないということですので、やはり福山であればリーデンローズを借りて行うとか、大きな会場でたくさんの方が参加できるよう、あわせて検討していただくよう要望して、私の質問を終わります。 10: ◯質疑山下委員) 2点質問いたします。  まず、一つは、広島県児童生徒の体力・運動能力調査結果にかかわることでお聞きしたいのですが、変化について4年分の数字を書いた資料が後ろに載っています。きょうの資料はこれでいいとして、子供たちの体力の低下とか運動能力の低下ということが言われ出して随分久しいと思いますが、教育委員会としては恐らく10年とか20年とか30年という単位で分析していらっしゃると思うのですが、20数年前から体力の落ち方が激しいというか、その傾向が強くなったというふうに私は思っているのです。それは、ゲームがはやり出した時期です。そのようなことがきっかけになって体力の低下傾向が出てきたというようなことがあると思うのですけれども、その10年、20年、30年という長いスパンでどういう傾向になっているのかというのを教えていただけますか。 11: ◯答弁スポーツ振興課長) 先ほど速報でお知らせした調査は、本県では平成12年度から行っております。御承知のとおり、全国的に昭和60年ごろが体力が一番よかったと言われているころであります。そのころと比較すると、確かに全国にまだまだ追いついていない状況にあります。  昨年度、本県の調査におきまして、平成24年度と平成12年度の平均値との比較を行ったところでございますが、テスト項目は196項目ありまして、そのうち190項目において平成12年度より平成24年度のほうが上であったということは調査できております。  また、本年度はまだ速報値でありますので、平成12年度と比較するのか、10年の単位、20年の単位で比較するのかについてはまた検討を重ね、年度末に向けて分析してまいりたいと考えております。 12: ◯質疑山下委員) 今、私はゲームのことと関連してお聞きしましたけれども、体力にしても、運動能力にしても、低下するとか向上するとかの原因は幾つもあると思うのです。先ほど課長が、学校での体育の授業とか、体育の授業に限らず、授業間に縄跳びをするというような小学校もあり、そういう工夫をなさっているところは数値がいいというふうにおっしゃいました。そのように対策として取り組んでいただくことには敬意を表しますけれども、それは一日の生活のうちのごく一部です。それだけでなく、子供たちの食生活がどうなっているのかという問題もあります。また、遅寝遅起きになっているという問題や、車社会になっているから小さいころから歩くことが減っているといった生活スタイルの問題もあります。  乳児期で言えば、はいはいをせずに、すぐ伝い歩きをするとか。これはお医者さんに言わせると、はいはいをそれなりの期間やらせないと背筋とか内臓が強くならないそうです。それから外で遊ぶような年齢になっても外遊びをしないとか、さまざまな原因があると思うのです。ここ10数年で、保育所で、鼻にけがをする子供がふえているというのです。これはなぜかというと、転び方さえ知らないのです。もう顔からばっと転ぶというようなことですから、子供の生活自体がどうなっているのかという全体の分析をして、地域でやること、家庭でやること、それから学校でやれることを総合的にやらないと、この体力向上というのは、学校の努力だけではなかなか難しいところもあると思うのです。これは課長の守備範囲だけではないかもしれませんけれども、それらのことについて、これまで分析されてきたことがあれば教えていただければと思います。 13: ◯答弁スポーツ振興課長) 委員御指摘のとおり、運動スポーツの能力が高まるということは、さまざまな要因が関係しております。したがいまして、この調査でも、運動スポーツの実施の頻度、時間、あるいは運動部に所属しているか否かといったことも調査しております。また、朝食の摂取でありますとか、睡眠なども調査しておりまして、規則正しい生活習慣だけでなく、また生活の中で体を動かすことをいとわない習慣がどれほど身についているかということも関係してくると思います。ここの表にも、やはり朝食を食べている生徒のほうが体力合計点が高いということが出ておりますので、食生活あるいは基本的な生活習慣も関係しているものと考えております。 14: ◯要望質疑山下委員) 就学前の子供たちについては、こども家庭課などの所管になると思いますけれども、その所管のところでは、恐らく就学前の子供たちがどういう生活をしているのかということを調査されたデータがあると思うのです。それと、課長が持っておられるデータをよく突き合わせていただいて、生まれたときから、極端に言ったら生まれる前からというところから、どのようにして子供たちの体力をつけるのかということではなくて健やかな成長という言葉になるかもしれませんけれども、そのためにどのようなことを家庭や地域で頑張らなければならないのか、あるいは学校でどういうことをしなくてはならないのか、それについて行政として指針を出すというか、応援することも含めて、長期的な取り組みが大事だと思いますので、そういう方針をぜひ確立していただきたいと思うのです。  それと、今、課長が朝食のことをおっしゃいましたけれども、例えば、私の周りでも、朝食を食べましたかと聞いたら、食べてきたといってアンケートに丸をするのですけれども、朝食が何だったのかといったら、あんパンとジュースであったという子供が随分たくさんいるのです。親はコーヒーだけみたいな感じの子がたくさんいます。だから、朝食を食べたかという質問だけではなかなか実態がわからないというところがあるのです。  これも病院の先生にお聞きすると、スナック菓子を食べ過ぎたり、ジュースを飲み過ぎたりすると、ビタミンB1欠乏症というものになるのだそうです。ビタミンB1が不足すると、感情を抑えられなくてキレやすくなるのだそうです。これは体力ということだけではなく、いじめの問題にもかかわるでしょう。そういう意味で、子供たちが今、総合的にどのような状況になっているのかということも調べる必要があるかと思います。時間がかかる取り組みになると思いますけれども、そのことをお願いしたいと思います。  2つ目ですが、委員長にお願いして、皆さんのところへペーパーを配らせていてだいております。この間いただいた県教育委員会の広報紙「くりっぷ」の中に、携帯、スマホの問題から子供たちを守ろうということが出ていましたので、ちょうどいいと思って配らせていただいたものです。このペーパーは、インターネットとかスマホの問題で、子供に有害なものとか、個人を誹謗中傷するものということを検索して、例えばインターネットだったらプロバイダーに削除の申し入れをするというようなことを、多分文科省とおっしゃっていたと思いますけれども、そこから委託を受けて取り組んでいる会社だったかNPOだったかちょっと忘れましたけれども、そこの代表をなさっている人が福山の人で、その方から地域の勉強会で話をお聞きしたときの、パワーポイントの一画面なのです。  JKとか乙などというのがありますが、これは高校生とか10代の子供たち、あるいは20代の若者たちがネットの掲示板に書き込んだものです。それから、私には仕組みはよくわかりませんが、「くりっぷ」にも書いてある携帯で全員に対してただで送れるやつ、(「LINE」と言う者あり)LINEというものに書き込む略語だそうです。9つありますけれども、私は1つだけ知っていました。JKが女子高校生です。もう一つのJKというのは、「常識的に考えて」だそうです。9つ全部正解した人は、多分ここにはいないのではないでしょうか、緒方委員のような若い人でも正答率は半分ですから。「くりっぷ」には、確かにごもっともなことばかり書いてあるのです。県では守ろう運動を推進していますとも書いてあるのですけれども、読んでみても、ごもっともなことであるだけに、何とかしないといけないという危機感は生まれないと思うのです。何とかしないといけないという危機感が生まれない限り、取り組みにはならないと思うのですが、それについてはいかがお考えでしょうか。 15: ◯答弁(豊かな心育成課長) 携帯電話の問題から子供を守ろう運動は、平成20年から取り組んでいるところでございます。学校、そして携帯を持たせる親──保護者がそれぞれ責任を持って取り組みを進めていこうということで進めている運動でございます。今の「くりっぷ」についての御質問でございますが、やはり我々は問題があるととらえておりますので、繰り返しこの運動を積極的にすることを呼びかけているという状況でございます。 16: ◯質疑山下委員) 今、課長は問題があるというふうにとらえているのでこの運動を続けていきたいとおっしゃいました。平成20年度ということは、取り組みを始めてから5年目です。このことだけが原因ではないですけれども、呉の灰ヶ峰での事件もありました。あれでは、面識もない少女もLINEで集まっているのです。そういうこともあります。  ですから、問題があるということを、どの程度、どういう問題があるのかというふうに我々大人がとらえるのかということが問題なのです。問題ですと言う程度では問題だと思っていることにはならないのです。保護者もそうです。私もこれをパワーポイントで見せてもらったときに、自分でわかったのは、先ほど言いましたように1つだけです。だから、例えば、家でお父さんが携帯を見なければいけないと思ったときには見せてよといって約束していても、お父さんがLINEを見て何が書いてあるかわかりますか。課長もわからないでしょう。ということになると、課題意識というのはもうぼうっとした形であって、一般的な言葉で問題がありますねといった程度では、課題意識ということにはならないと私は思いますけれども、それについてはどうお考えですか。 17: ◯答弁(豊かな心育成課長) 「くりっぷ」にもその問題意識のところを書かせていただいています。やはりスマホやLINEとかを含めて子供を携帯電話の問題から守ろうという運動でございますので、一つは、例えば性的被害に遭うとか、書き込みによる誹謗中傷を受けるといったトラブルに子供たちが巻き込まれる、それから携帯電話に依存する生活について、例えば、オンラインゲームをやめるにやめられずに部屋の中にずっといるとか、携帯メールを返さなくてはいけないということなどで情緒不安定になってしまう。それからもう一つは、やはり時間、それから金銭の浪費から子供を守らなくてはいけない。先ほど申しました生活が乱れていく、返信をすぐしなくてはいけない、それから、オンラインゲームで金銭を浪費するといった課題があるということをとらえて、この「くりっぷ」は広報紙でございますので、これを全御家庭にお配りする中でそれを知っていただく、また考えていただくという取り組みをしているところでございます。 18: ◯要望山下委員) その研修会で教えてくださった人によると、1日に120分以上使っているのが平均であるということです。1日に10時間使う子もいるそうです。だから、寝るときもこうしてまくら元に置いているのだそうです。依存症にならないようにとか、詐欺の被害に遭わないようにということでこの運動をしているのだと課長がおっしゃいましたが、それはそのとおりでしょう。この「くりっぷ」に書いてあることが間違いだと私は言っているのではないのです。全部正しいことが書いてあるのです。こういうことをやっていかなくてはいけないという意味で大事なことが書いてあるのです。  しかし、依存についても、依存してはいけませんよというスローガンを100万遍言っても変わらないのです。なぜ携帯依存になってしまうのかというところに迫って、そこをつつかないと解決しないのです。私が先ほど、「くりっぷ」にはいいことは書いてあるけれども、何とかしないといけないという課題意識にはならないと言ったのはそういうことです。  ことしの9月何日かの土曜日に中国新聞に載っていた記事なのですけれども、これは県内の中学校の生徒ですが、LINEに1日に届くメッセージが毎日1,000通だそうです。それを全部見るのだそうです。何で全部見るのかといったら、これは、岡山大学医学部で心の関係の臨床の担当の教授をなさっている先生が分析していらっしゃるのですが、10代の子供たちは一人になるのを極端に嫌う傾向が強い。いつも周りにどう思われているか気にしてびくびくしている。LINEなどでのやりとりは、自分の存在証明のようなもので、メッセージが届くたびだれかとつながっている実感が得られて安心するのだろうというようなことであります。つまり、ひっくり返して言ったら、いつもびくびくしている。表面的にはどうかわかりませんけれども、つながりを求めないといけないほど内面的には孤独化が進んでいるということです。だから、依存してはだめだよとスローガンを幾ら言っても、そういうところに迫らないとだめだと思うのです。  問題意識が持てて初めて次に何かしようという動機づけになるわけですから、例えば地域というのはPTAもあるでしょうし、それから自治会に働きかけるということもあるでしょう。そういった地域とか学校とか、さまざまな場で、なぜこのようなことになっているのかということを大人の私たちが考えて問題意識が持てるように、そういう研修会をやるような働きかけというか、声かけというか、お金も出てくれば最高ですけれども、そういった方向性を教育委員会に出していただければありがたいということをお願いして、終わります。 19: ◯質疑福知委員) 広島特別支援学校と広島北特別支援学校の再編の問題についてお尋ねしたいと思います。  まず、安全配慮という部分についてお尋ねしたいと思います。広島特別支援学校では、新校舎の建設だけではなく、今回、耐震工事も行われるということであります。今後再編が行われれば、これは学校にも当然かかわってくる問題だと思うのですけれども、保護者の声として、重複障害が重い子供さんだと、非常に音に敏感で大きな音に反応して、それが発作につながり、場合によっては命にもかかわるといった危険性があるということで、その工事に当たっては本当に慎重に、保護者にもしっかり説明し、授業中などに絶対に工事が行われないよう、最大限の配慮をしてほしいというふうに言われているわけであります。その点についてどのように対処されようとしているのか、最大限配慮されるということでよろしいのかどうか、まずお尋ねしたいと思います。 20: ◯答弁施設課長) 工事に当たって、音とか振動に敏感な児童生徒にどのように配慮するかということですが、工事する場合において、まず騒音対策としては、低騒音、低振動の工法を用い、建築機械もそういった最新型の機械を使う。それから、仮囲い、防音シートをしっかりしまして、設計段階からそういったものを考えた上で工事費の中に組み込む。工事期間中は、小まめに散水し、あるいは丁寧な作業をするといったことでほこりの発生等を防ぐということで、騒音ですとかほこりが生じないようなきめ細かな工事を実施していく予定にしております。 21: ◯要望質疑福知委員) 子供たちの命にもかかわり得る問題でありますので、保護者の声もしっかりと聞いていただいて、説明もしていただいて、最大限配慮していただけるように、まずは一つ要望しておきます。  それから、続いての質問ですけれども、今回の再編によって中庭に新校舎の建設を予定しているということでありますが、まず、その新校舎の建設によって、どれくらいの教室が建てられるのか、そして広島北特別支援学校の通学区域から広島特別支援学校に通学区域が変更になる児童生徒数について、今後の増加数などをしっかりとシミュレーションして、きちんと把握した上で建設がなされるべきだと思いますけれども、そのシミュレーションについてはどのようにされているか、お尋ねいたします。 22: ◯答弁(教育改革推進課長) まず中庭に建設する校舎の規模でございますけれども、普通教室として16教室、特別教室として2教室、合計で18教室を考えております。  それから、そこに入学する児童生徒の数でございますけれども、平成28年度におきましては28人程度で5学級程度、それから平成29年度が51人程度で9学級程度、平成30年度が88人程度で16学級程度という形で計算しております。 23: ◯質疑福知委員) 今、シミュレーションの結果、平成30年度が88人程度で16学級程度と言われました。程度ということは、それだけ幅があるということですね。平成28年度から随時、児童生徒が入学していくわけでありますけれども、今の数字は1年生から3年生までが入った平成30年度ということだと思います。つまり小学部の4年生から6年生がまだ入学していない状況だということだと理解しております。平成31年度以降、新規に1年生が入学していく。そうすると普通に考えれば1学級ずつぐらいふえるだろうということが想定されるわけであります。中学部、高等部については、幅があるにせよその学級数をある程度維持され、知的障害の子供たちがふえるという状況ですから、本来的にはふえていることを想定すべきだと思います。  そう考えたときに、普通教室を16教室建設する。平成30年度は、小学校の4年から6年の子供たちがまだ入学していない状況の中で16学級程度です。プラス・マイナス1があるとしても、平成33年度には18学級から20学級必要になってくる。そもそも平成30年度の時点で16学級より多いかもしれないということを考えれば、3年後には足りなくなってしまう可能性がある。そういった状況に対してどう対応しようと考えているのか、お尋ねします。 24: ◯答弁(教育改革推進課長) 子供の数については、どのぐらい入ってくるのかということがなかなか見込みにくい部分もございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、平成30年度で16学級というシミュレーション結果を出しております。足りない部分につきましては、間仕切り等で仕切って対応していくという形になるかと私は考えております。 25: ◯質疑福知委員) 間仕切り等で仕切って教室を確保するということでありますけれども、広島北特別支援学校から広島特別支援学校に移ってくる子供たちがそういうことになると考えると、果たしてそれでいい教育環境が保たれるのか疑問です。広島北特別支援学校の保護者からもそういった疑問が出てくるのではないかと思うのですが、そういった点について、広島北特別支援学校の保護者にきちんと説明をされていらっしゃいますか。 26: ◯答弁(教育改革推進課長) どのような学校をつくるか、どのような教室をつくるかということについては、学校を通して説明しております。今のシミュレーションについてまで詳細に説明したのかどうかは、私は承知しておりませんけれども、広島北特別支援学校の保護者にも当然かかわってきますので、必要な情報についてはしっかりと説明していきたいと考えております。  また、広島北特別支援学校については今既に280人在籍している状況でございまして、既に教室も足りない状況でございます。再編しない場合には、平成30年度であれば10教室程度以上不足することが見込まれる状況でございまして、広島特別支援学校の中庭に教室をつくるということで、広島特別支援学校は確かに狭くはなるのですけれども、広島北特別支援学校の教室の不足の解消も考えていったときに、県としては広島特別支援学校につくるという形で進めていきたいと考えております。 27: ◯質疑福知委員) 16学級では恐らく足りないだろうということを想定されながら、それでいいということについては、そもそも再検討する必要があるのではないかと思いますが、その点についてはまた改めてお尋ねしたいと思いますけれども、そこに絡んで、再編後の教職員数がどうなるのかということも考えなくてはいけないと思っております。これをどのように確保していくのか、また児童生徒が88人とかそれ以上にふえていくということになれば、おそらく教職員もふえることになるのだろうと思うのですが、地域的なことを考えると、車で通勤する職員さんが多いと思います。今、中庭に結構駐車されているわけですけれども、その駐車場がなくなってしまいます。そうすると、では、どこに駐車するのか、その駐車場をどう確保するか。また、職員室をどのように確保するのか。教職員さんも大変厳しい勤務環境の中で、それがマイナスに働いてはいけません。その点をどのように考えておられるのか、お尋ねします。 28: ◯答弁(教育改革推進課長) まず、教員の数につきましては、これは児童生徒数に応じて配置いたします。教育に支障がないように必要な人数をしっかりと配置していきたいと考えています。  それから、駐車場の話でございますけれども、これについては学校と具体的に話をしてみないとわかりませんけれども、それだけの人数がふえますから、グラウンドは子供たちが活動するところでもございますので、邪魔にならない形で置ける場所を学校とよく相談をしていきたいと考えております。 29: ◯意見・要望(福知委員) 邪魔にならない形でとおっしゃられましたけれども、それだけグラウンドが狭くなるわけです。子供たちにとって、果たしてそれでいい教育環境だと言えるのか。あるいは職員室についても、隣の会議室の壁を取って職員室を広げるとお聞きしていますけれども、代替の会議室があるのかというと、ないとお聞きしております。果たしてそれで子供たちに本当にいい教育環境を提供することになるのかということを、私は疑問に感じております。例えば、それでは車通勤をやめてバス通勤にしますかというと、それでは教職員の皆さんの通勤時間が長くなります。それだけ負担がふえるということになると、またそのことが子供たちの教育に悪影響を与える可能性があるのではないか、そういったこともしっかりと考えないといけないと思っております。  広島北特別支援学校から子供たちが広島特別支援学校に移るということですが、やはり既に広島特別支援学校で学んでいる児童生徒たちにとって、本当にベストな再編を全体として考えてやっていかなければいけないと思っております。  前回の委員会で、PTAの方から話を聞いてほしいという要望があるということはお伝えしたと思いますけれども、このまま中庭に建設することを強行すれば、今度広島北特別支援学校から入ってくる子供たちの保護者と広島特別支援学校に今通っている子供たちの保護者の関係を、ぎくしゃくさせてしまうのではないかと思いますし、そのことが子供たちの教育上にも問題となり、いい再編にならないのではないかと非常に危惧しております。  本当に、保護者の声を聞いて、建設場所等の再検討も含めてしっかり考えていただくよう皆さんに強く要望して、質問を終わります。 30: ◯意見・質疑(緒方委員) 簡潔に2点ほどお伺いしたいと思います。  その前に、先ほど山下委員からもありましたけれども、ネットの問題というのは非常にスピードがあります。今問題になっているLINEなどの環境についても、数年前はLINEのラの字もなかったのですけれども、あっという間に広がり、気づいたらああいった事件がありました。決してLINE自体が悪いというわけではないのでしょうけれども、実際に今ここにいらっしゃる皆さんの中で、LINEを使っている方はいらっしゃいますか。LINEを知らない方のほうが多いかもしれません。私はLINEを使っているのですが、写真の添付もできるし、書類も送られるので便利なのです。実際に知らずしてLINEがいけないということを言うこともできないし、ずっと前に一般質問で学校裏サイトの問題とかを取り上げたことがあるのですが、それを見たことがないと何が本当に問題なのかがわからないのです。ぜひ使ってくださいなどと言う気はさらさらないのですが、知らなくして、例えば生徒がいじめに遭っている気持ちはわからないのです。それを使えとは言わないですけれども、見るとか、知ることが大事ではないかということをあえて申し上げておきたいと思います。  11月は何の月間か御存じでしょうか。私もこのオレンジリボンをつけていますが、児童虐待防止推進月間なのです。県としても虐待防止に向けた啓発活動はしていると思うのですけれども、県教委として、虐待防止に向けた何か特別な取り組みというものをされていらっしゃるのかどうか、お伺いしたいと思います。 31: ◯答弁(豊かな心育成課長) 今月が児童虐待防止推進月間ということで、私どものほうで10月に各市町教育委員会、教育長、また県立学校長に対して、この月間の実施について通知させていただいています。その中で、一つは、この月間があるということを広報し、周知を図っていきたいということです。もう一つは、本年2月に児童虐待に係るチェックリストを作成して通知させていただいています。子供たちが虐待を受けている、例えば服装がこうだったとか、髪の毛や体などの汚れがこうだったといったチェックリストをつくって活用してくださいということをお願いしているのですが、これをしっかり活用して、児童虐待の未然防止、また早期発見、早期対応に努めてくださいというお願いをさせていただいております。 32: ◯質疑(緒方委員) そういったチェックリストの活用などは、教職員の方々に対してだと思うのです。児童にというのは早いかもしれない。いわゆる高校生とかそういった生徒に対しては、虐待というのは非常に大きな問題です。将来君たちもお母さんになる人、お父さんになる人です、そういったことは絶対起こしたらいけませんといった教え方など、教育の中でのそういった取り組みはあったのでしょうか。 33: ◯答弁(豊かな心育成課長) 高等学校の家庭科の授業等の中で、子供を産み親になっていく、それから子育てをしていくという、親になっていくその役割を学ぶため、保育実習などにおいて乳幼児と直接触れ合う体験などをすることによって子育ての喜びを実感できる、親になっていく準備といいますか、そういった教育配慮をしている部分もございます。 34: ◯質疑(緒方委員) 乳幼児との触れ合いといったことはもちろんいいことです。それを否定する気は全くないし、赤ちゃんと触れ合ったりして、将来自分もそうなるかなと思いをめぐらせることはとてもいいことだと思うのですけれども、やはり一方では虐待の悲惨さというものをあえて教えていかなければいけない側面も実は持っていると思うのです。虐待白書というようなものを見たときに、そこから先を見たら本当につらい気持ちになりますと、私もそう思ったのですが、虐待を受けた子供たちの写真が載っているページもあるのですけれども、あれを見ると、本当に衝撃を受けるのです。別にそれを見せろと言う気はもちろんないのですけれども、今も年間に60人近い子供が亡くなっている。毎週1人は子供が虐待で亡くなっているという事実がある。やはりどんなに悲惨で、どんなに苦しくてどんなに悲しいか、悲惨な現実とか状況ということも一方で教えていかなければいけないと私は思うのですけれども、これについてはどのようにお考えでしょうか。 35: ◯答弁(豊かな心育成課長) やはり発達段階に即してということだと思います。教育の中で成長していくわけですけれども、学校または家庭において、発達段階に即して、親になっていく、または社会に出ていく準備というところでは必要だと思っております。 36: ◯要望質疑(緒方委員) 確かに発達段階に応じてということは大事だと思うのですけれども、例えば先ほどのインターネットのことについても、我々のイマジネーションを超えて子供たちはスピード感を持ってインターネットの世界に行っています。つまり、発達段階といっても、我々が思う以上に情報社会の中でもう子供たちは知っていることがたくさんあると思うのです。もう一度それを精査しながら、本当にこれを子供たちに教えることが適切かどうかということも含めて、というのが、若いお母さん方に、例えば虐待はいけませんという啓発をしようと思っても、なかなか聞く機会がないと思います。そういったことを考えたときに、やはり教育の中で、そういったことはだめだよということをきつく教えていくことが必要だと私は思います。ある日ぽんとお母さん、お父さんになるわけではない。教育の中で、それは絶対だめなのだと、みんな子供たちをしっかりと育てていかなければいけないのだということを、やはり教育の中に入れ込んでいってほしい。戦略を持ってそういった取り組みを行っていき、虐待防止県広島というものをつくっていくことを考えていただきたいと要望しておきたいと思います。  もう一つ、教育の中で、今のそういう虐待を防いでいくといったことも大事だと思いますし、私が小さいときには、兄弟仲よくしなければいけません、親を敬いなさいということを指導されたのですけれども、やはりその先にあるのは、御先祖様を敬う気持ち、これを育成していくことが大切なことだと私は思っているのです。本来そういった気持ちを教えるということは、家庭教育の中でやられるべきものだと思いますし、実際されてきたことだと思うのですが、現在のこの状況を考えてみると、果たしてどこまでできているのかということを疑問に思わずにはおられないのです。学校教育の中でしっかりと、例えばそういった先祖を敬う気持ちというものを教えていかなくてはいけないのではないかと思います。こういったものをしっかり教えられないまま大人になってしまうと、親になってもそういったことを家庭で教えなくなっていく。先祖を敬う気持ち、心というものが忘れられるのではないかというふうに不安を持っております。  昔はそういったことが家庭で教育されていた。それは学校でやらなくても家庭でされている。だからこそ、指導要領などには書いていないと思います。そういう現状の中で、そういった先祖を敬う心をはぐくむ教育を行うことについて、どのような認識をされているのか、学校現場で実際にどういった指導が行われているのかについてお伺いしたいと思います。 37: ◯答弁(豊かな心育成課長) 人間は祖先から自分、そして子孫へと受け継がれてきた生命の流れの中で生きている。祖先を敬う心をはぐくむということは大変大切なことだと認識しております。  学校でございますけれども、例えば道徳の時間において、誕生や死をテーマにした教材、またゲストティーチャーの話などを通して、祖先であるとか、それから祖父母、親から受け継がれてきた命の大切さについて考えさせたり、先人の伝記や伝統文化をテーマにした地域教材を通して、郷土や我が国の発展に尽くした先人の努力を知って、自分もまたそれを継承し発展させていくべき責務について考えさせたりするなどといった指導を行っているところでございます。 38: ◯質疑(緒方委員) そういったことももちろん大切だと思います。子供たちに対して、もっと実践できる何かがないかといったようなときに、だれでもできるのは一番に御先祖様のお墓参りだと私は思っているのです。  ある方から、県内の学校現場では、お墓参りというものは宗教的なものだから教えないという指摘があったと聞いたのですけれども、これは事実なのか、学校現場の指導の実態をどのように把握しておられるか、お伺いしたいと思います。 39: ◯答弁(豊かな心育成課長) 学習指導要領に墓参りについては書かれておりませんので、指導していないと思われます。今の指導実態については把握しておりません。 40: ◯質疑(緒方委員) 先ほども命の大切さとか道徳云々というふうに言われましたが、頭でそう言うのではなく、子供たちが御先祖様のお墓参りをすることが一番身近に感じられることだと思うわけです。でも、それをやりなさいなどということは、本来言うべきことではないぐらい本当はやらなければいけないことだと思うのですけれども、今後そういったことも踏まえて、どのように取り組んでいくのか、今のままで十分なのか、やはりそういったことも踏まえてぜひやっていただきたいと思うのですけれども、今後どのように取り組んでいかれるおつもりなのか、最後にお伺いしたいと思います。 41: ◯答弁(豊かな心育成課長) あくまでも公教育の場でございますので、学習指導要領の趣旨や内容を踏まえて、先ほど申しました道徳の時間を初め、各教科、総合的な学習の時間等を通しながら、また学校の教育課程全体を通しながら、祖先を敬う心というものを育てていきたいと思っております。 42: ◯質疑(高山委員) きょう机上配付資料で出るのは知っていましたけれども、県費負担教職員の給与負担の事務移譲に伴う財政措置ということであります。ここにいらっしゃる県の皆さん方が広島市の教育にはタッチできなくなるのだと思うのですけれども、平成16年6月に、私も文教委員会にいたと思いますが、国のほうに意見書を出しました。皆さん御存じのように、意見書というのは全会一致で出さなくてはいけない。その内容は、義務教育の機会均等と教育水準の確保に果たしている都道府県の役割の重要性にかんがみ、政令指定都市が行うこととされている県費負担教職員の任命権を直ちに道府県に一元化されるよう強く要望するということで、広島県議会が一致して提出した。今回の決定は、まるでこの逆です。県議会の意思が国によって黙殺されたということになるのだと思うのですが、これに対して広島県教育委員会がどうだこうだという話はできないのだろうと思います。地方分権、将来の道州制に向けてというようなことも踏まえた中での考え方なのでしょうけれども、これをやってしまうと、広島県が二分化されてしまうというように思えてなりません。  そこで、お聞かせ願いたいのですが、今、広島県内には教職員が2万人いると思うのですけれども、広島市に在籍している義務教育の職員は何名いらっしゃるのですか。 43: ◯答弁(学校経営支援課長) 広島市の職員は、県全体の36~37%ぐらいというふうになっております。 44: ◯質疑(高山委員) ということは7,000人ですか。 45: ◯答弁(学校経営支援課長) そうです。約7,000人でございます。 46: ◯質疑(高山委員) 約7,000人が広島県の職員ではなくなる、いなくなるということは、予算的にも財政的にも随分減ってくるのですけれども、広島県としての権限がなくなるということです。広島市というのは、基本的には財政的にはいい市ですから、少人数学級をしよう、そのため職員の数をふやそうという裁量を全部広島市が持つとなると、今度は広島県で、言い方は悪いかもわかりませんが、財政的に弱い市町にはそういったことができなくなってくるわけです。今後そこの格差をどのようにされるのか。平成29年までまだ4年間ありますが、どのような話をしていくのか全くわからない。きょう、今後、広島県の教育の均等についても広島市と協議するといった詳しい説明が出るかと思ったが、全く出ないで、国がやったことだから私は知りませんというような話なのです。あと4年先だけれども、今後どのように広島市と協議されるのか。そして、広島県として、義務教育に対する均一性をどのように保つのか。  それと、県税収入が今、広島県全体で2,800億円ぐらいあるのでしょうか。この2%を切って広島市に渡すというのですから、広島市のほうはそれで全く問題はないと思われると思うのですけれども、ほかの市町では非常に大きな財源不足に陥るわけです。今後どのように広島市と協議し、ほかの市町の教育委員会に説明されるのか、お考えがあったら教えてください。 47: ◯答弁(総務課長) まず、財源のほうでございますけれども、財政当局の試算によりますと、今回の試算では220億円程度が広島市に税源移譲されるという試算をされていると聞いております。ただ、この財政措置は、道府県、指定都市の双方にとって財政運営への影響が最小限となることを前提に、道府県と指定都市間で合意されたところでございまして、税源移譲による財政運営というのは大きな支障は出ないであろうというふうに私どもは財政当局のほうから聞いております。  もう一点、給与負担とあわせまして、定数、あるいは学級編制権の移譲につきましては、国のほうでまだ正式に決まってはおりませんけれども、今までの議論の中で一体的に移譲されるように、国のほうで設計されるものだろうと考えているところでございます。  我々としましては、既に広島市教育委員会とは、今決まっているというか、方向性が出ております給与負担の移譲につきましては協議を開始しておりまして、我々の課題というよりも、広島市でその給与負担事務についてどれぐらいの課題があるのかというところから掘り出していこうということで協議を進めているところでございます。  もう一つ、県内の教育水準の維持、あるいは教員の資質向上という一番大きな部分につきましては、我々県教育委員会でも県内で地域格差が生じるということはあってはならないという認識は当然持っておりまして、それは今までも人事権が広島市にある中で言い続けてまいりましたし、先ほど申された県議会の意見書にあわせまして、我々のほうも人事権を広島市から県のほうに移すべきであるという姿勢をとっていたところでございます。  ただ、平成20年だと思いますけれども、地方分権改革の大きな流れの中で、国のほうから政令指定都市へ権限移譲という大きな話が出ましたので、大局的な視点から、給与負担と人事権というのは、やはり一本化すべきであろうという立場に立って考え方を統一してきたところでございます。今後も広島市とは当然協議を進めながら、我々としては県内の教育水準の維持という視点で対応してまいりたいと考えているところでございます。 48: ◯要望(高山委員) 今の言葉の中の大局的な視点で見てと言うと、まるで逆です。教育は国がするのが一番だ。教育を各市町で、全部自分の裁量でしていったら、それぞれのところが全部形の違う教育をしてしまって、広島県というまとまりはなくなる。日本というまとまりはなくなる。先ほどの墓参りの話ではないけれども、墓参りもしなくなってくるだろう。皆さん方のせいではないのですけれども、教育の原点というのは国がやらないといけないと決まっているのですが、これを地方分権の中でやれと言う。広島市とは協議されているが、広島市以外の市町との協議をしっかりやらないといけない。ここにも広島市選出の県議会議員の方が何人もいらっしゃいますけれども、県民税の4%のうち2%を削られるというのは、広島県全体としては大きなことなのだから、そのことを考えて、よその市町に対してしっかり説明する。そして広島市との教育の格差が出ないように何か手だてをしていかないといけない。4年間あるから、ゆっくりそれをしていただかないと、田舎に、特に中山間、島嶼部には子供がいなくなります。  広島県の抱えている一番大きな問題というのは、中山間地域振興条例が9月定例会で可決されたのですが、こういったことが一番大きな問題になってきます。その当時、教育長が教育次長の時代だったと思いますが、このことについてはいろいろな議論をしました。教育委員会も意見書と同じ意見を持っていたのです。それがまるで逆になるのだから、あなた方がしっかりやらないと、言っていることとやっていることが全然違うというふうに県民は思います。よその市町にもしっかりとそのことを教えていって、こうやりますということを浸透させていただきたいということを要望して、終わります。 49: ◯質疑(辻委員) 2点だけ質問します。  1点目は、生徒指導集中対策プロジェクトの報告がありましたので、それに関連する質問をしておきたいと思います。  報告にあったように、スクールサポーターを派遣した学校では暴力行為が減少したということですけれども、まずこのスクールサポーターは派遣された学校でどのような行動をとっているのか、お聞きしたいと思います。 50: ◯答弁(豊かな心育成課長) スクールサポーターについては、広島県警察本部OBを活用し派遣している事業でございますが、指定校に行っていただいて、少年の非行防止、立ち直り支援として、例えば学校での問題行動への指導助言や校門での指導であるとか、校内の巡回指導や問題行動に関しての相談活動を行っていただいたり、学校からの相談等に乗っていただくということ、また、暴力行為を繰り返すという少年非行についての情報、またその実態等を学校のほうへいろいろと情報提供していただく。連携を密にとらせていただいて、これらをしっかり把握しながら取り組みをともに進めております。 51: ◯質疑(辻委員) スクールサポーターの仕事の中身は、相談、支援、それから校内巡回ということで何か事があったときには即対応していくという形ですね。それはそうなのかと思うのだけれども、スクールサポーターの方は警察OBです。いろいろと刑事事案などで対応した経験をお持ちであるということは、生徒を含めてみんな知っています。少し考えてみたら、スクールサポーターが、校内巡回というような形をとっていますけれども、見方によれば、子供たちの行為、行動等を含めて監視するというようなことにもつながって、それで暴力行為等の抑止力になっていっているのだとも思います。一面では、そういった監視のような状況もあるのではないかと思うのだけれども、この点はどのようにお考えですか。 52: ◯答弁(豊かな心育成課長) この生徒指導集中対策プロジェクト事業では、あくまでも、特に問題行動が頻発している学校の生徒指導体制の確立ということを学校が主体となり取り組んでいく。問題行動、とりわけ暴力行為が頻発している13校にスクールサポーターの方々を派遣していただいているということです。校内において授業中に廊下に出たり、器物を破壊したり、それから他の学級にちょっかいを出しに行ったりといった目に余る行動が多くあるということで、スクールサポーターの方々のお力をいただいているというところでございます。 53: ◯質疑(辻委員) 個別の事案については個別にお伺いしたいと思いますが、学校内における生徒指導体制の確立につなげていくということですけれども、これは後でちょっとだけ関連して話をしたいと思います。暴力件数は確かに減ったが、一方で子供たちの逮捕件数、特に中学校の逮捕件数というのは前年と比べてどうなっていますか。 54: ◯答弁(豊かな心育成課長) 今、今年度の8月末現在の数字しか持っておりませんが、集中対策指定校で逮捕された生徒数は16名でございます。 55: ◯質疑(辻委員) 前年同期と比べてどうでしょうか。今の数字は中学校ですね。 56: ◯答弁(豊かな心育成課長) 今の16名は、生徒指導集中対策指定校の数字でございますから、高等学校もございますし、中学校もございます。前年度の数字につきましては、同月比の数字を今持ち合わせてございませんので、今の御質問についてはお答えできません。 57: ◯質疑(辻委員) 後で個別に聞かせていただきますけれども、警察・商工労働委員会で出た県警本部の資料を見ますと、検挙補導件数は6月末現在で15件、前年同期は3件ですから、比べると5倍にはね上がっている。つまり、スクールサポーターの配置によって、暴力行為がさまざまな事案につながることは防ぐことができたと思うのだけれども、それが抑止力となっていると同時に、その前に逮捕するということなのです。暴力問題行動を起こした子供のところにスクールサポーターが行っていろいろと注意を与えるといった過程で逮捕件数がどんどんふえてきているというようなことがあるという点も、これはぜひ見ておく必要があると思うのです。  そういうことで、見せしめ的に逮捕者を出している。今後、この推移を見ていきたいと思いますが、同時に、学校のプロジェクトの目的が学校の組織的生徒指導体制の確立ということで、もちろんそこにつなげていくことは要ると思うのだけれども、暴力行為に至った原因、なぜ暴力行為に走ったのか、あるいはなぜそういう事案がその学校で多発しているのか、その背景についても踏み込んだ分析等をし、原因を解明して、今後の学校の運営に生かしていくということが大事だと思うのです。  もちろん学校ではそういう体制をとっていくのだけれども、こういう問題については、生徒指導体制の確立というものの中でとらえていくということで、一学校だけの体制の確立ということにとどめることなく、やはり地域、家庭も含めた対応も十分とっていくことが必要なのではないかと私は思うのだけれども、これについては、どうでしょうか。
    58: ◯答弁(豊かな心育成課長) 委員御指摘のように、例えば暴力行為に至ったのであれば、当然それぞれ子供たち一人一人に、その要因があったり背景があったり、家庭環境、状況があったり、さまざまなものがあると思います。そういったものを、立ち直り支援の中で解決していく。ただ、これは学校だけで抱え込んでできるものではないということは当然でございますし、その部分を学校自身がしっかり認識して、警察機関、福祉機関等々、また当然保護者ともですが、十分な連携を図ったり御理解いただく中で、その子自身がしっかり生きていくという方向に導くことがやはり重要だと思っています。 59: ◯質疑(辻委員) この問題については、今後またいろいろと報告もございましょうから、またそのときにします。  最後に、定数内臨時的任用者の今年度の数が何名かということを校種別に教えていただけますか。 60: ◯答弁(教職員課長) 定数内臨採の数でございますが、今年度につきましては、5月1日現在に確認した数字でございますけれども、小学校が314名、中学校が266名、高等学校が83名、特別支援学校が160名でございます。 61: ◯質疑(辻委員) この数字というのは、昨年度より少し減っているのですけれども、大体800人から900人の間がここ数年の傾向なのです。本来正規に採用されてしかるべき先生方を臨時に1年間の採用ということで、これだけ臨時的に任用しているということが広島県教育の一つの特徴をなしている。この問題については、本会議でもたびたび取り上げているわけですけれども、大きな問題があると私は思うので、そういう点でまず押さえておきたいと思います。  それと、昨年度の教員が病気休暇、介護休暇に入って2週間以上もかわりの先生が配置されなかった件数が、小中学校で何校か、また、配置までの最大のおくれは小学校、中学校で何日だったのか、お答えいただきたい。 62: ◯答弁(教職員課長) 昨年度、病気休暇による代員の未配置については75件、介護休暇による未配置は1件でございます。  配置できなかった最長の期間につきましては、病気休暇については129日、介護休暇については30日でございます。 63: ◯質疑(辻委員) 小・中と校種別に言ってほしかったのだけれども。 64: ◯答弁(教職員課長) 病気休暇について措置できなかった最大の日数につきましては、小学校が129日、中学校が44日、介護休暇につきましては、先ほど1件と申しましたが、中学校の30日でございます。 65: ◯質疑(辻委員) 病気休暇で2週間以上配置できなかった件数は、小学校は56件です。中学校が19件で合わせて75件ということで、最長の期間は言われたとおりです。  なぜこういう事態が起きるのか、原因をどのようにお考えになっていますか。 66: ◯答弁(教職員課長) 地域であるとか時期によるわけでございますが、必要な教科の免許を持った人材が見つからない場合があると承知しております。 67: ◯質疑(辻委員) 地域、時期もあると思うのだけれども、未配置状態を解消していくための県としての措置そのものをもっと抜本的に考えていく必要があると私は思っているのです。実際に、ある小学校では代替の先生が1カ月以上もつかなくて、管理職とか他の学年の先生が授業を援助した、それから養護教諭が3週間病休で保健室が閉鎖されるような事態も起きているのです。また、廿日市の宮園小学校では、宮園市民センターのいわゆる公民館だよりに、この小学校では学級担任をしてくださる方を臨時に募集しているということを出して配っているわけです。募集に応じられる方はどうぞ市教委に連絡くださいというようなことで、このように公民館だよりにまで出さなければならないといった実態があります。教育に穴があくと言われるような事態が依然として改善されていない。これはやはり広島県の重大な問題ですので、定数政策からくる問題とあわせて、臨時配置の問題も抜本的な改善を図っていかなければいけない。このような事態が解消されずに続いており、子供たちに十分な授業を保障することができないでいる。加えて、先生方は多忙化の中で、さらに学力をつけろというのだけれども、それにもおぼつかないような状況を残しながらいっているという点で問題があると思っています。  そこで、定数外の教員のストックというか、プールといったものもきちんと制度的にでもつくっていくというようなことも検討されたらどうかと私は思うのですけれども、その点はどうでしょうか。 68: ◯答弁(教職員課長) 人材の確保につきましては、県立学校も含めて、県の教育委員会が各教育事務所あるいは市町教育委員会との連携をかなり強化して情報を共有し、迅速に対応できるように取り組んでいるところでございますけれども、今、委員がおっしゃられたこと等、今後、どのような工夫ができるのかということについて、さらに検討していきたいと思っております。 69: ◯質疑(辻委員) こういう穴のあくような状況がないように、ぜひ検討していただきたい。このような広島県の教育の実態は全国的にも知られているということで、不名誉なことでもあります。その点で教育長にお聞きしたいのだけれども、先ほど定数内臨採の任用者数の話がありましたが、私は、正規採用の教員をふやしていくことによって臨時に配置できる先生方の数も一定の確保をする、必要数をきちんと配置できるというようなことでも、やはり今後正規職員の採用増を計画的に進めていくべきだと思うのだけれども、この点どうですか。 70: ◯答弁(教育長) 採用計画につきましては、定数内臨採が多いという状況を踏まえて、計画的にふやしているところです。近年、大体800名程度募集しているということでございますので、これも計画的に解消に努めていきたいと考えているところでございます。 71: ◯要望(辻委員) 定数内臨採の解消の問題については、問題意識は同じだと思っておりますが、そこがなかなか追いつかない。ことし2月定例会の答弁でも、教育長は、計画的にふやしていく、今年度も昨年より採用者をふやしたと言われています。しかし、一方で他の県も採用枠をふやしており、そちらのほうにも教員のなり手が流れていくというような事態で、解消が十分に進んでいないという認識を示されたのです。だから、そこはやはり思い切って、計画的に正規職員をふやして、十分な教員の確保等をし、少人数で子供たちの教育が十分できるような教育条件をつくっていくということをしっかりとやっていただきたいと要望いたしまして、終わります。  (5) 閉会  午後0時26分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...