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  1. 広島県議会 2013-11-19
    2013-11-19 平成25年建設委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成25年建設委員会 本文 2013-11-19 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 50 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑栗原委員選択 2 : ◯答弁港湾振興課長選択 3 : ◯答弁住宅課長選択 4 : ◯質疑栗原委員選択 5 : ◯答弁港湾振興課長選択 6 : ◯答弁住宅課長選択 7 : ◯質疑栗原委員選択 8 : ◯答弁港湾振興課長選択 9 : ◯答弁住宅課長選択 10 : ◯要望質疑栗原委員選択 11 : ◯答弁港湾振興課長選択 12 : ◯答弁住宅課長選択 13 : ◯意見栗原委員選択 14 : ◯意見質疑城戸委員選択 15 : ◯答弁港湾振興課長選択 16 : ◯質疑城戸委員選択 17 : ◯答弁港湾振興課長選択 18 : ◯質疑城戸委員選択 19 : ◯答弁港湾振興課長選択 20 : ◯質疑城戸委員選択 21 : ◯答弁港湾振興課長選択 22 : ◯質疑城戸委員選択 23 : ◯答弁港湾振興課長選択 24 : ◯質疑(東委員) 選択 25 : ◯答弁住宅課長選択 26 : ◯質疑(東委員) 選択 27 : ◯答弁住宅課長選択 28 : ◯質疑(東委員) 選択 29 : ◯答弁住宅課長選択 30 : ◯質疑(東委員) 選択 31 : ◯答弁住宅課長選択 32 : ◯要望質疑(東委員) 選択 33 : ◯答弁住宅課長選択 34 : ◯要望質疑(東委員) 選択 35 : ◯答弁住宅課長選択 36 : ◯要望(東委員) 選択 37 : ◯質疑城戸委員選択 38 : ◯答弁(空港振興課長) 選択 39 : ◯質疑城戸委員選択 40 : ◯答弁(空港振興課長) 選択 41 : ◯質疑城戸委員選択 42 : ◯答弁(空港振興課長) 選択 43 : ◯意見城戸委員選択 44 : ◯答弁(空港振興課長) 選択 45 : ◯質疑(平委員) 選択 46 : ◯答弁(道路整備課長) 選択 47 : ◯質疑(平委員) 選択 48 : ◯答弁(道路整備課長) 選択 49 : ◯意見(平委員) 選択 50 : ◯意見(渡壁委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時35分  (2) 記録署名委員の指名        渡 壁 正 徳        栗 原 俊 二  (3) 当局説明   1) 土木局長が報告事項(1)、(2)について、別紙資料1、2により説明した。   2) 土木総務課長が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。   3) 港湾振興課長が報告事項(4)について、別紙資料4により説明した。   4) 下水道公園課長が報告事項(5)について、別紙資料5により説明した。   5) 住宅課長が報告事項(6)について、別紙資料6により説明した。   6) 水道課長が報告事項(7)について、別紙資料7により説明した。   7) 営繕課長が報告事項(8)について、別紙資料8により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑栗原委員) 事前の通知はしていなかったのですけれども、今回、指定管理者の候補者の選定が2つ出てきております。これについて質問させていただきたいのですけれども、今回、特に非公募なのですが、こういう施設についての指定管理者を決める場合の一つのポイントとして感じることがあります。一つは利用者の意見の反映というものがどういう形でとられているのか。これは、港湾振興課と住宅課の両方とも、利用者の意見の反映をどういうふうに、こうした選定の際の参考になっているのか、お聞かせいただきたいと思います。 2: ◯答弁港湾振興課長) 先ほど説明した審査基準の観点の中にございましたが、利用者サービスの向上・確保、利用促進、新たなイベント提案という項目の中に、利用者等からの要望や苦情等への的確な対応ができるかどうかというところを項目に挙げてございます。それに対して今回の候補者からはそれぞれ利用者の要望等について反映させる取り組みについての具体的な説明もございました。そういったところを評価いたしまして、今回の選定としているところでございます。 3: ◯答弁住宅課長) 県営住宅の指定管理者の審査項目につきましては、利用者サービスの向上・確保という項目を設けておりまして、その中で、例えば窓口体制とか入居者等からの要望や苦情等への的確な対応ができているかという審査項目がございますので、入居者の皆様からの要望や苦情にどのような形で対応できているかというものが評価項目として反映される形になっております。 4: ◯質疑栗原委員) それは結局、今回の場合は前回からの引き続きですから、業者サイドから聞くということであろうかと思うのですけれども、利用者から直接聞くという制度はありますか。 5: ◯答弁港湾振興課長) 制度としてそれぞれ設定したものではないのですけれども、今回のプレゼンテーションをしていただいた結果、利用者のニーズについて、要は直接施設に対して寄せられているニーズがございます。それらの説明がございまして、それに対して例えば開館時間を延長しているとか、そういった提案がございましたので、それを評価しております。 6: ◯答弁住宅課長) 入居者の皆様からの要望とか苦情事項というのは、現に今指定管理をしていただいている窓口を通して、必ず住宅課のほうに上がるような形になっております。それで、それらのものに対してどのような対応ができるのかというのが評価のポイントになりますので、当然直接入居者の皆さんの思いにどういうふうにこたえられるのかというのが審査のポイントとして評価できるような形になっております。
    7: ◯質疑栗原委員) 私は、選定委員の中に利用者の代表者を入れてもいいのではないかという思いがしております。特に一般港湾の施設とかというのは別なのですけれども、こういう一般県民と直接的につながっている施設については、そういうことも考えてもいいのではないかと思うのですけれども、それは難しいのですか。 8: ◯答弁港湾振興課長) 選定委員の中にそういう利用者の代表を入れるという御提案でございますが、やはり人数が限られているということもございまして、利用者の一人であります船会社の方、あるいはそれぞれの専門家を入れる形での評価をさせていただいております。また、それぞれ、より利用者に近いと思われます広島市のみなと振興課長でありますとか、そういったところを委員に加えることによりまして、利用者の声も反映できているものと考えております。 9: ◯答弁住宅課長) 県営住宅の指定管理者の選定委員の中には、利用者に、社会的にお困りになっておられる方も多いという現実がございますので、社会福祉法人広島県社会福祉協議会の民生課長さんに入っていただいて、そういう立場から、入居者のためになる指定管理者であるかという観点から見ていただくような形になっております。実際の利用者代表ということで、例えば自治会長とか、そういうことについては、今のところ委員に加わっていただくようには考えておりません。 10: ◯要望質疑栗原委員) 県営住宅ですので、例えば我々のところにも直接いろいろな話が参ります。特に自治会長は本当に苦労されているのです。だからそういうふうなことが全部、例えばこの指定管理者のほうに当然要望なり、いろいろなことで行くのですが、やはりなかなか限界もあるとか、いろいろはね返されることのほうがかなり多いというようなことがある。利用者の立場から言うと、もっとこうしてもらいたいという切実な思いもあるわけですから、例えば選定委員に入れるか入れないかは別として、やはりそういう方々の意見をきちんとこういう、次の候補者を選定するという、要するに一つの非常に節目の場面ですから、日常的なルーチンとしていろいろなことがあるのはそれとして大事なことなのですけれども、ここでやはりきちんとそういった意見を集約するというようなこともあっていいのではなかろうかと思うのです。これは提案ですので、そういったこともこれからもっと強く反映できるような指定管理者の候補者選定の考え方をとっていただきたいというふうに、これは港湾施設のほうも含めて、ぜひお願いしたいと思います。  あともう一つは、いずれにしてもやはり満点ではないわけです。この満点でない部分の改善について、こうした選定業者に対しては何か求めるのか、それとも、その辺はこのままなのか、それが1点です。  もう一つは、これは非公募であり、そしてまた継続的な選定になるわけですから、前回の点数と今回の点数がどうだったのかという、前回からの求めに対してきちんとできたのかできていないのか、そういうようなこともきちんと見ないといけないのではないかと思うのですが、これには前回の点数とかが全然出ていませんので、その辺が改善されたのかどうなのか全然わからないわけです。この辺についてはどうなのでしょうか。 11: ◯答弁港湾振興課長) 2点お尋ねがございました。まず、満点でないことについての今後の対応でございますけれども、このたびの選定についての審査の方法が、今、御指摘いただいたとおり非公募ということで、継続して管理していただくことになります。その際に、審査員にお願いしておりましたのが、現在の指定管理の状況と同等であれば3点という平均点、それより向上しているということであれば4点、5点という形での評価をいただいており、その結果でございます。普通、今までどおりであれば3点ということで、それを集計すると60点ということになりますので、それを超えているということから改善されているという判断をいたしております。  もう一つの御質問で、前回の点数と今回の点数の比較でございますけれども、今回の指定管理者の制度の中で、行政管理課のほうで指定管理者制度に係る全庁的な観点がございまして、それに合わせる形で審査基準をちょっと変えておりますので、全く同じ評価はできませんけれども、先ほど申し上げましたとおり、平均点である60点を超えているということから、今までの管理に比べ改善されているというふうに評価しております。 12: ◯答弁住宅課長) まず指定管理者は、今回、PFIの事業者ということで1者でございましたけれども、通常は複数の者の提案内容の比較により評価している評価基準を、申請者の従前の提案書との比較、県の示しました業務仕様水準の満足度合い、それから申請内容の実現可能性という3点に絞りまして、それがおおむね満たしているということになりますと、5点満点で中間点の3の評価をするというふうに考えております。それをさまざまな配点割合で直しますと、いずれの委員も3の評価をされた場合には、100点満点でいうところの62点がつくような形になっております。今回具体的に審査の中で、例えばプレゼンテーションの中で時間が足りなくなったプレゼンテーションがございましたけれども、そういうようなものには2の評価をつけられた委員もございました。それから申請書の中に、若干の取り違いですけれども、記載誤りがございまして、それをプレゼンテーションの中で訂正して謝罪されたという場合があったのですけれども、これについても評価2をつけられた委員の方がいらっしゃいましたので、全体としては、先ほど申しましたような得点になっております。  前回との比較でございますけれども、先ほど港湾のほうの施設でもございましたが、配点の割合が前回と必ずしも一致しておりませんので、厳密に比較はできませんけれども、今回の指定管理者について言えば、若干両方とも下がっているというふうに覚えております。 13: ◯意見栗原委員) 基準が変わるので、これがまた非常に難しいところで、我々が見て感じることとして、指定管理者というものが、いわゆる業者の側からすると、確かにプラス面はいろいろ出てくるかもしれないけれども、本当に利用者の立場に立ったときに、本当にいいものになっていっているのかどうなのかというのがなかなか見えてこないのです。これはもう指定管理者制度そのものの欠陥といいますか、問題点であろうと思うのですけれども、言い方を変えますと、指定管理者制度の選考というのは、そのときそのときで要するに基準を変えればどうにでもなるとも言えるわけなのです。と同時に、今回、県の場合は行政管理課のほうで基本的な枠組みを全部決めていますよね。でも、県営住宅の採点の仕方、それからこうしたマリーナ施設とか港湾施設としての採点の仕方は、もっと特殊といいますか、特別な要素を加えたものであるべきはずなのですけれども、大体一律の選考基準という形になっている。これがそういった意味で指定管理者の制度そのものの問題なので、余りここで言ってもしようがないのかもしれないですが、最後にまとめますけれども、やはり利用者の立場に立った指定管理者であるということをもっと強く認識した選定にしていただきたいというのを問題提起として一応提案させていただきます。あとはとにかく御検討いただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。 14: ◯意見質疑城戸委員) 今の関連で、指定管理者の公募に使用者の意見がもう少し入ったほうがいいのではないかという話は、私も実はそう思っている一人なのですが、今説明された中で使用者というのはどこにいるのだろうかと思うのだけれども、何かこの港湾のほうで言ったら、一般社団法人広島県清港会だけですが、清港会は役所です。役人が行っているだけだ。それで、あとはどなたもいない。皆役人さんばかりで、使用者は一人もいないということです。今度は、ボートのほうは公益社団法人瀬戸内海小型船安全協会が入っているだけです。これもはっきり言って役所の安全のほうの関係で、港を使う人は一人も入っていない。だから、はっきり言って、こういう役所の人が行ったところだけで話をするのでは、やはり使用者の意見というのはほとんど入っていないと思う。役所の人の意見を聞いて指定管理者がそれにこたえているというだけの話、私はそのように思うのです。ですから、もう少し考えていただく必要があるのではないかと思います。  それと一つ聞いてみたいのですが、管理費用提案額というのは何ですか。 15: ◯答弁港湾振興課長) このたびは非公募ということでこの管理者をお願いしております。それで、我々があらかじめ設定いたしました条件の中に管理費用はここまでしか出せませんという形で上限を出しております。それに対して、非公募ではございますが、管理費用としてこれだけをお願いしたいということで提案があった額がこの金額でございます。 16: ◯質疑城戸委員) 一般港湾施設の売り上げというか、使用者から取る額、年間売り上げは幾らですか。 17: ◯答弁港湾振興課長) 今すぐデータが出てきませんけれども、広島県の港湾から入ってくる港湾施設使用料については30億円程度でございます。 18: ◯質疑城戸委員) 29億円でしょう。その29億円がこのまま管理費用提案額になっているわけですか。何でここまで出さなければいけないのですか。管理費用にここまで要るわけがない。 19: ◯答弁港湾振興課長) この29億6,200万円は、5年間の指定管理にかかる経費でございます。1年間で申しますと5億9,200万円です。 20: ◯質疑城戸委員) これは5年間ですか。 21: ◯答弁港湾振興課長) はい。 22: ◯質疑城戸委員) ということは、あとの全部、マリーナのほうも全部5年間ですか。 23: ◯答弁港湾振興課長) この一般港湾施設については5年間の指定管理でございますが、先ほど説明申し上げましたとおり、残りの施設は2年間でございますので、それぞれ2年間にかかる管理費用、あるいは納付額となっております。 24: ◯質疑(東委員) 私のほうは県営住宅の整備並びに維持管理にかかわってお尋ねしたいと思います。  先ほど栗原委員のほうからも指定管理という視点から県営住宅について問いただされたところでございますが、一部重複する部分もあろうかと思いますが、答弁をお願いしたいと思います。  まず、県営住宅に対する県の考え方についてお聞きするのですけれども、県営住宅は、戦後復興期や高度経済成長期における役割と、バブル崩壊後の景気後退、その後の経済低迷時期、さらには急速に進展する少子・高齢化、人口減少社会を迎えつつある現在において、役割がだんだんと変わってきている、またニーズもそれに応じて変わってきているというふうに私は思っております。これまで県は、県営住宅に対する基本的な考え方として、今後の公営住宅の整備に当たっては、県民の多様なニーズを踏まえ、市町との役割分担を検討しながら、基本的には老朽住宅の建てかえや統廃合を考えるというものであったというふうに認識もしております。今後、高齢世帯や単身世帯の増加、さらには年収200万円以下の、いわゆる貧困層の増加が想定される中で、これからの公営住宅、とりわけ県営住宅の果たすべき役割をどのように認識しているのか、あわせて市町が建設、管理する市町営住宅とのすみ分けをどのようにとらえて、県として公営住宅にかかわる事業をどのように進めていこうとしているのか、お尋ねいたします。 25: ◯答弁住宅課長) これからの公営住宅、県営住宅の果たすべき役割は、自力で世帯人数に応じた最低限の規模の民間借家を借りることができない低所得世帯や、民間賃貸住宅で入居を拒否されやすい高齢単身世帯など、住宅確保に配慮を要する世帯を対象とした住宅セーフティーネットを構築することであると認識しております。委員御指摘のとおり、高齢者単身世帯や低所得世帯が増加することも想定されることから、市町もしくは県だけで公営住宅を維持していくことは困難であり、今後も引き続き市町と連携して市町営住宅、県営住宅を供給していく必要があると考えております。  県といたしましては、今後、高度成長期に大量に建設された住宅が集中して更新時期を迎える問題は、県・市町共通の課題であることから、中長期的見通しに基づき施設ごとの老朽度合いに応じた長寿命化工事を実施し、将来の事業量を平準化させる取り組みをみずから実践し、市町に対して技術的助言などの支援を行うなど、先導的な役割を担うことが必要であると考えております。 26: ◯質疑(東委員) 今一気に、課長のほうから県営住宅に対する考え方を述べられたわけですけれども、なかなかそうはいいながらも、平準化と言いつつも、財政的な裏づけが要る中で、なかなかそう簡単に進むものでもないし、今すぐその明確な答弁を求めるつもりもないわけで、これから耐用年数が来るまでにどのように本当にきちんと進めていくのか、これから聞いてみたいと思っているわけです。  県営住宅再編5箇年計画を読ませてもらいますと、現在の県営住宅が置かれている状況、また利用しておられる皆さんの状況というものがつぶさに調べてあるというふうに思うわけで、高齢者あるいは子育て世帯が意外に多いということも認識したり、また外国人も結構おられたり、さまざまな状況の中で公営住宅が利用されているというふうにも思うわけです。こうした中で戦後すぐに建設された木造の平家の住宅は用途廃止されて、その他の県営住宅は、先ほど課長から説明があったとおり、高度経済成長期に集中的に建設されてきた鉄筋コンクリート5階建ての住宅が中心となっており、耐用年数が70年というふうに聞いているわけですが、初期に建設されたものはもう既に築40年以上を経過しているということになろうかと思います。今後の入居者数の減少等も考慮した上で県営住宅の建てかえや改修、あるいはまた再編の事業なども進めていく必要もあるだろうと、先ほどの課長の答弁からもうかがい知れるところです。  きのうの新聞を見ますと、国土交通省においても自治体が老朽化した公営住宅を建てる際の民間資金の活用促進に向けた支援を拡充する方針であるといった報道も出ておりまして、これは広島県のみならず、全国的な大きな課題であるということがわかるのです。短期間に集中的に建設された県営住宅を今後この特別会計の中で計画的に、改修や整備をどういうふうにしていくのか、その見通しをお伺いするのとあわせて、先ほど説明もありましたけれども、平成ケ浜あるいはまた上安で行ったPFI方式による建てかえ事例など、民間と連携した効率的な整備手法を実施してきているわけですが、その効果についてもあわせてお伺いしたいと思います。 27: ◯答弁住宅課長) 県営住宅は高度成長期に短期的に集中的に建設されており、多いときで年間1,000戸以上建設されており、約10年後から集中的に更新時期を迎えます。このため、将来の人口、世帯数減少を見据え、統廃合により管理戸数を減少させた上で、さらに計画的に長寿命化のための改修工事を実施することで更新時期を分散、平準化させることとしております。  次に、上安地区で行ったPFI方式による建てかえ事例など、民間と連携した効率的な整備手法の効果についてでございますが、大規模な団地において建てかえにより余剰地が発生する場合には、当該余剰地に新たな民間施設を誘致するための手法として有効であったというふうに考えております。 28: ◯質疑(東委員) 民間のPFIも一時のブームかなと私も感じたりもしたのですけれども、今、課長の答弁で一定の効果があるということであれば、私のほうの高陽ニュータウンの中にはたくさんの県営住宅もあるわけで、そういった手法が有効であるということであれば、ぜひこれから具体的かつ計画的にそういったことも勘案しながら建てかえも含めた平準化を進めてもらいたいと思っております。  先ほど一部触れられたとおり、県営住宅の改修のうち、現在、外壁のほうの改修が順次進められているわけですが、県としても住宅の長寿命化を進めるためにも外壁改修を行う必要もあると私も思いますし、実際現場へ行ってみて改修されたもの、また未改修のものを比べてみても、全くもう見ばえが違いますし、改修の必要というものは感じるわけです。  そうした中で、県営住宅に関する相談を受ける中で、築40年以上経過しているところから住宅の外壁改修について早急に進めてほしいという御意見が私どもにもたくさん寄せられてくるところです。1階であれば何とか手が届くけれども、2階、3階、4階、5階ともなると、もう何ともやりようがないという状況の中で早く改修してほしいということなのですけれども、今順次進めてもらっているのですが、耐用年数を70年とする、現在もう40年を過ぎている、順次改修が進められているという中にあって、では最後にその残りも、その改修するまでもなく、あと残りの耐用年数はないです、もう改修はしませんといったことがないように、やはり計画的に進めてもらう必要があろうかと思うのです。そこで、現在着手している改修計画の進捗状況がどのようになっているのか、お聞きいたします。 29: ◯答弁住宅課長) 鉄筋コンクリートの建築物では、おおむね建設後30年を超過するまでに外壁改修を実施することが必要と考えております。現在、建設後30年を超過する、もしくは今後超過する住宅が6,000戸余り存在すると考えており、今後10年程度で計画的に外壁改修工事を順次実施することを考えております。  具体の箇所選定につきましては、住宅ごとの劣化状況には差異があることから、具体的には現地の劣化状況を適宜把握した上で、緊急性の高いものから実施することとしております。 30: ◯質疑(東委員) 一口に6,000戸、10年でと言いながらも、改修費用は相当の額に上がるだろうと、1棟当たり2,000万円、3,000万円として見ても、私の粗雑な頭ではすぐに計算できませんけれども、相当の額だろうと思います。それだけの裏づけが果たしてあるのかどうなのか、住宅特会の中でやれるのかどうなのか、その辺が心配なところです。  その次に聞くのは、築70年の耐用年数を見越した整備事業計画の実施ですから、財政的にも大変困難を伴うことは容易に想像もできるわけですが、その維持管理をしていかなければならないのは、住宅本体のみならず、住宅と同時期につくられ、住宅以上に老朽化が進んでいる倉庫です。住宅に皆倉庫があります。実際行ってみてもどれもがもうさびてしまったり、あるいはまた雨漏りがしたりということでなかなか見るに見られない状況になっているわけです。さらには、住宅地のあるのり面の面積も大変広いものがあります。松枯れもあったり、あるいはまた、建設当初は小さかった雑木なども40年もたてば相当大きくなってくるわけで、中にはもう県営住宅よりも高く伸びてしまっているようなところもあるわけです。また一方、入居者のほうも高齢化して、自家用車を使っていたものが今度はバイクにかえたり、あるいはまた自転車にかえたりという環境の変化もあるわけで、駐輪場の整備もしてほしいといった声も聞いているわけです。要するに県営住宅を取り巻く環境はすべて大きく変わってきているということが言いたいわけですが、そうした住環境の変化に伴う周辺整備について取り組みをどのように考えているのか、お聞きいたします。 31: ◯答弁住宅課長) まず屋外の倉庫の改修についてでございますけれども、住宅の外壁改修にあわせて倉庫の改修を実施するほか、倉庫単体でも毎年改修を実施しているところでございます。また、団地ののり面にある大きな樹木など、入居者での対応が困難なものについては、指定管理者による伐採等の対応をさせていただいております。  また、委員御指摘のとおり、昨今、自動車からバイクや自転車への移行が進んでいることを考慮し、建てかえに当たっては駐車場の整備台数を見直し、駐輪場を整備するなどの対応を始めたところでございます。 32: ◯要望質疑(東委員) どれ一つとってみても、住環境の整備は多額の費用がかかり、松枯れ一本処理するだけでも大変な費用もかかるわけですから、駐輪場あるいは倉庫、さらには住宅本体と、いずれもお金のかかることばかりです。ぜひ着実に進めていただきたいということで、ここはもうお願いするしかないと思っております。  その次に、先ほど栗原委員のほうからも問題点が指摘されたところですけれども、きょうの資料にもありますが、県営住宅の管理運営が指定管理者に委託されて8年が経過いたしました。民間のノウハウを活用するというねらいで始められた指定管理者制度によって、結果的には、財政的には管理費が2割あるいは3割削減されるということにもつながったというふうにも聞いております。この制度が導入されるときに、もろ刃のやいばだというふうに私自身は実感していたところです。  そこで、聞いてみたいのは、指定管理者制度を導入したことで一定の効果はあったということですけれども、県営住宅の場合、管理運営を指定管理者に委託したことのメリットがどのように発揮されているのか、県としての認識をお聞きしたいと思います。 33: ◯答弁住宅課長) 委員御指摘のとおり、指定管理者への委託によりまして、結果的には管理費用は25%程度縮減しており、経費の縮減という点では一定の効果があったと考えております。各指定管理者ともに限られた管理予算の中で民間の施設管理のノウハウを生かして経費縮減に努め、施設の修繕や入居受け付け、巡視点検などの業務を着実に実施しているところでございます。一方、過度なコスト縮減努力が結果として業務の水準を下げることにはなってはならないというふうに考えており、引き続き、月次の実施報告や年間の実施計画の精査など、適切にモニタリングを実施してまいりたいと考えております。 34: ◯要望質疑(東委員) 最後の質問にしたいと思いますけれども、アウトソーシングに伴う貧困をつくらないということが、これは住宅のみならずすべての業界についても言えることですから、その点を今、課長が言われたとおり、きちんとしたものをやってもらいたいと思っています。  先ほど指定管理者の選定委員の中に利用者の声をという意見もあったわけですけれども、県営住宅の入居者の皆様から、私のところにも大変いろいろな御意見や要望も入ってくるわけです。冒頭指摘したように、築40年もたつ建物であれば、住宅そのもの、また先ほど申し上げたように、住環境も大変大きく変化し、住み勝手がちょっと悪くなっているというのもまた実態であるわけであります。そうした中で、課長のところにもいろいろと声は入っているというふうに先ほど答弁がありましたけれども、私のところにもいろいろな声は入ってくるわけですが、住宅課に入ってきている、入居者から寄せられている県営住宅にかかわる意見、要望といったものはどのようなものがあるのか、またそれに対してどのように対応しているのか、お尋ねしたいと思います。 35: ◯答弁住宅課長) 入居者から寄せられる県営住宅の使用環境に係る意見、要望としてはさまざまなものが寄せられておりますけれども、特に高齢者に配慮した構造となっていないといった要望が一番多く寄せられております。高齢者に配慮した構造とするためには、一部建てかえをしなければ実現できないような内容もございますけれども、住戸内のバリアフリー化や手すりの設置などについて、毎年計画的に実施してきております。また根本的な住環境改善が必要となる老朽化した住宅については、順次建てかえるなどの対応も必要と考えております。 36: ◯要望(東委員) 高齢化を迎える中にあってバリアフリー化というのは本当にもう必然的なものと言いながらも、40年前に建てられたものですから、今これをバリアフリー化するといってもなかなか簡単ではない。エレベーターの設置を一つとってもそう簡単にできる話でもないわけで、そうした中で住みやすさをどうやってつくっていくのか、さまざまな意見が入ってきているということですから、少しでもそれを生かして、ぜひ、住みやすい住環境を整備してもらいたいと思います。  最後に要望です。県営住宅はストックであり、言いかえれば財産であるとみなすことができると思います。財産を社会のニーズに応じて有効活用することが、入居者の満足度をより高めることにもつながることは言うまでもありません。しかし、郊外団地に集中的に建設された県営住宅を取り巻く住環境は、団地の高齢化問題と同様、深刻な状況にあります。地域の自治をどのように維持していくのか、大学の研究者を初め自治会も一生懸命取り組んでいることは皆さんも御承知のとおりだろうと思っております。  先ほど局長から、子育て世帯の優先入居戸数については順調というふうに、冒頭説明もありましたけれども、これからその住宅再編整備5箇年計画でも取り上げられているとおり、高齢化あるいは子育て、新婚、困窮者といったところがこれからの公営住宅のキーワードであろうと私は思っております。呉市におけるシルバーハウジング、坂町のほうの保育所併設の子育て支援住宅など、いろいろなモデル事業等もあります。公営住宅が果たす役割は、冒頭課長が言われたとおり、大きな役割があるわけですから、ぜひ入居者の意見も十分聞いていただいて、社会のニーズに合うような活用というものを、対策を講じてもらいたいということを期待して、質問を終わりたいと思います。 37: ◯質疑城戸委員) 広島空港の関係で、白市駅のバリアフリー化の工事があるというので、聞いてみたいのですけれども、白市駅には今、駅員さんはいるのですか。 38: ◯答弁(空港振興課長) 白市駅に今、駅員さんはいらっしゃいます。 39: ◯質疑城戸委員) 何人かいるのですか。 40: ◯答弁(空港振興課長) 済みません、人数は承知しておりません。 41: ◯質疑城戸委員) それで、この間ちょっと変なことを聞いたのですが、白市駅のバリアフリー化をして、整備していったけれども、夜になると駅にだれもいなくて、飛行機の最終便が着いて、白市へ行ったが、ちょっとおくれて電車は通り過ぎてしまったというときに、タクシーもいない、何もいないようなところへ本当に整備していっていいのかというような声を聞いたのです。JRとそういう打ち合わせは当然しているのだろうと思うのだけれども、もし乗りおくれたとか、いろいろなことで実は鉄道がとまっていたとかいうようなことがあったときに、タクシーとかに、ぱっと乗りかえがきくような準備というのは今やっているのですか。 42: ◯答弁(空港振興課長) まず白市駅のほうの状況でございますが、夜間の職員の配置状況については、申しわけございませんが、今、手元に資料がございませんので、お答えすることはできません。  あと、白市駅におきまして、タクシーは2台程度とまっているものと承知しております。ただ、それが常時配備されているかどうかについては、申しわけございませんが、保証できるものではないということでございます。  それと駅のJRの便でございますが、これにつきましてもデジタルサイネージのほうで、空港で確認をしていただきたいと考えてございます。また、白市駅におきましても、運行情報についてデジタルサイネージで表示しております。 43: ◯意見城戸委員) そのあたりをきちんとやっておいてもらわないと、何かバスを西条に回したほうがいいのではないかというような声もあるみたいです。西条だったら泊まることもできるし、距離がちょっと違うだけだと、そういう場合には西条へ回したほうがいいのではないかというような声を聞いたものだから、それだったら白市に重点的にこれだけ投資していって、最終的にバスも西条のほうへ行ったでは通らないでしょう。何のための整備かという話になってしまう。だからその辺が果たして本当に、JRとの兼ね合いというものがきちんとできているのかどうか、ちょっと心配になったので、改めて聞かせてもらったのですが、また今度教えていただければありがたいと思います。 44: ◯答弁(空港振興課長) ただいまいただきました御意見につきましては、現在、白市駅周辺の整備基本計画について、東広島市、JRと協議を進めているところでございます。いただきました御意見も踏まえ、検討を進めていきたいと考えております。 45: ◯質疑(平委員) 短く終わりますけれども、事業別整備計画の進捗状況の説明がありましたが、道路整備計画についても目標どおり達成といったことで順調に来ているわけですが、全体の中でどの程度進んでいるか、わかるのとわからないのがあって、例えば整備の必要な通学路の整備済み延長というのは、全体目標は平成26年度に38kmで、平成25年度は達成としているのですが、果たしてこの必要な通学路というのが38km以外にもあるのかないのかがこの表ではわからないのです。例えばその点はどうなのですか。  資料3の3ページ、4)安心できる道路空間の形成のところで、整備の必要な通学路の整備済み延長というところです。全体目標は38km、平成26年度となっていますが、どうなのですか。 46: ◯答弁(道路整備課長) この整備の必要な通学路の整備済み延長につきましては、平成23年度から平成26年度の整備計画期間において整備が必要と判明しているものです。 47: ◯質疑(平委員) 私が聞いていますのは、必要な通学路というのはこの38kmでいいのか、これ以外にもあるけれども、当面はこれなのかということを聞いているのです。お聞きしたいのは目標の立て方です。 48: ◯答弁(道路整備課長) 平成19年度末時点で通学路の要整備延長が161kmございまして、平成26年度までの整備計画期間で整備するというのが38kmです。 49: ◯意見(平委員) 道路整備計画の進捗はこれでいいのですけれども、やはり全体がこれだけ要ります、その間、この整備計画でどこまで進んだということもあわせて私は知りたいのです。だから、そこも参考に入れておいていただければ、この38kmが目標どおり達成できたら、残りはこれだけありますというふうに全体像が見えますので、これはこれでいいのですが、これだけを見ると、全部目標どおりの達成でいいのですか。やはり目標の立て方によってどう判断したらいいのか、例えば、高速道路インターチェンジ20分交通圏というのは276万人と書いてある、これは286万人のうちのそれだけですから、ある程度見えるのですが、あとこの4年間だけで達成できて、果たしてここまで整備しないといけないというのは、どこまでがこれでできるのかがわかるような工夫をしていただければありがたいと思います。  というのは目標の立て方で進捗度が変わってくるわけです。さっき空港の説明がございましたが、空港は成果目標を下げられました。残念ながら、350万人は高過ぎて、これは仕方ないと思うのです。でも現実を見て下げるのは結構ですから、それによると目標は達成に近づけるというので、やはりいかに目標を立てるかで評価が変わってきますので、そこを踏まえて計画を立てて、目標をお示しできれば、全体でやらなければならないうちのどれがこの4年間で達成できるか、参考指標としてお示しいただければわかりやすいと思います。 50: ◯意見(渡壁委員) 平委員と同じ意見で、順調、順調と言うが何も順調ではなかろうにと私は思って聞いていたのです。余り予算もないし、これは余りできないと思って、あらかじめ自粛して目標を立てて、それで順調と言っているのです。やらなければいけないことはやはり洗い出して、それについて、比率は順調ではなくてもいいから、低くなってもいいから、必要なところを皆洗い出して、それで何%ということにしないといけないと思います。  平委員のところに神谷川という川があります。この間行ったが、この神谷川というのは危ない、いつはんらんするかわからないと思って見た。それは狭い川の真ん中にもう大きな石がごろごろ固まって山になっているのだから、はんらんしていつ命をとられるかわからないと思いました。だから、あんなところを計画に入れずに順調だと言ってもどうにもならない。やはりああいうものも整備する必要がある。河川の掃除もやはりしないといけない。あのままほうっておいたら、今度豪雨なんかがあったときには、ああいうところは危ないと思います。芦田川の本流はなかなかはんらんしないのではないかと私は思うけれども、支流は危ないところがたくさんある。  さっき何か高潮対策を賀茂川にするといってどんなことをするのかと思ってさっきちょっと言ったのだけれども、賀茂川といったら海には面していないのに、あれは間違えて書いているのか。まあいいです。別に答えをもらおうとは思っていない。  だから、あくまで自分たちが立てた目標に対して順調なのであって、順調と言うときには、やはり全体を洗い出してみる必要があるのではないか、その上で何%に達していますというようなことにしたらいいのではないかと思います。  それからもう一つ、城戸委員も言われたとおり、空港アクセスの問題で白市駅をやると言うけれども、物が小さ過ぎて利用する者はいないでしょう。私は一回も白市駅で乗ったことがない。乗る人がだれもいないのだから駅員も要らない。(「駅員はいないのでしょう、あそこにはいないと聞いたのだが」と言う者あり)いや、乗ったことがないからわからないけれども、夜中になったらいなくなるのだろうと思うのです。私たちでも乗ったことがないぐらいだから、あそこを使うような人はいないと思うのです。だから、あそこへアクセスをつくりましたという言いわけにはなるかもしれないけれども、アクセスというのは飛行機を利用している者の大部分が利用するというようなものにしないといけないと思うのです。そういうものになっていない。  それで、この前も言ったけれども、空港のアクセスを考える場合に、広島空港の利用者の数ももうがた減りです。これは広島空港だけではなく、岡山も減っているわけです。いずれもう近い将来、日本は空港の再編をやらないといけないのです。そういう時期が来ると思います。韓国便を岡山は岡山から飛ばして、広島は広島から飛ばして、どっちが便利がいいかというような話をしていたのでは、いいことになりません。韓国便の客自体がもうだあっと減っているわけです。いつか、台湾便だけがちょっと順調で、あとはもう皆下がっているようなものを見ました。それから、インバウンドはふえているからいいのだという話もあるけれども、日本の海外旅行者の数も落ち込んできています。来年の消費税の増税に向けて生活防衛がもう始まっているわけです。だから落ちてきている。そのときに広島空港が背後地を持って初めて、この中国地方の雄として生きていけるわけです。だからそういう背後地を持つ、それをつなぐようなアクセスというものをやはり考えないといけないのです。それで岡山に行くのはやめろなんて言うことはできませんよ。だけれども少なくなったらやめざるを得ないことになるのです。そのときは広島に全部来てもらうような、もうちょっと広い範囲に背後地を持つようなスタイルのアクセスを考えないといけない。台湾便が何でいいかといったら、台湾の北に日本という国があって、東京とか大阪とか関西とかというのは台湾を使わないのです。それはそうだ、直行便が行っているからです。東南アジアでも直行便が行っているわけです。広島空港とか福岡空港とか仙台とか、そういうところは台湾の空港を使うわけです。日本が背後地になるわけです。日本という背後地があって台湾の台北空港というものが繁栄するわけです。  だから、広島空港をどうやって活気あるものにするかというのは、その背後地を、アクセスをどう広げていくかということなのです。呉へ行くアクセスをどうしますとか、三次からのアクセスをどうしますとか、考えることがもう小さ過ぎて、それで白市で乗ってもらうといって、だれが乗るのですか。あのゆっくりとしか走らない電車で、あんなものに乗っていたら日が暮れますよ。つなぐのなら新幹線をつないでぴゅっと行くようにするとか、もうちょっとダイナミックな物の考え方をしないと、広島が浮き上がってこないと私は思うのです。だから、アクセスのあり方も、そういうダイナミックなものになるようなことを考えてもらって、そういうことでどんどん寄るようになれば白市も自然と使うようになるでしょう。それはあくまで補助的なアクセスだ。そのように私は思います。そういうようなことをやっていただければいいのではないか。何か言うことがあれば言ってください。なければもういいです。  (5) 閉会  午後0時13分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...