ツイート シェア
  1. 広島県議会 2013-10-18
    2013-10-18 平成25年文教委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-08-07
    2013年10月18日:平成25年文教委員会 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時32分  (2) 記録署名委員の指名        石 橋 良 三        尾 熊 良 一  (3) 当局説明   1) 学校経営支援課長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 義務教育指導課長が報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。   3) 高校教育指導課長が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑(尾熊委員) 私のほうから、2点質問させていただきます。  まず、先ほど説明がありました業務改善プロジェクトについてです。前回の委員会でも質問させていただきましたが、きょう、モデル校における結果や各学校における取り組み状況、アンケートの結果を説明いただいたのですが、まず1点、アンケートは、当然継続的にやっていく必要があるかと思うのですけれども、このモデル校、また取り組みをされている各学校へのアンケートは、今後も継続してやられるのでしょうか。 2 ◯答弁(学校経営支援課長) 昨年度の業務改善協力校、ことしのモデル校につきましては、引き続き継続してフォローアップしていきたいと考えております。 3 ◯質疑(尾熊委員) 確かに、これはすぐに成果が出るとは思えませんし、時間がかかるものだと思います。そのアンケートの結果においても、モデル校でも、多忙感では88%から92%と1年後には多忙を感じているという人がふえていますが、充実感と子供に向き合う時間がふえているということでは、成果があったと思います。ただ、最終的な成果というのは、この子供と向き合う時間がどのくらいふえていくのかといったこと、もう一つが、前回も話をさせてもらいましたが、やはり教職員の負担軽減だと思います。体調を悪くしているとか、勤務時間、それから残業時間、そういったものを把握することも必要かと思うのですが、プロジェクトチーム体制をつくられていますけれども、把握されているのであれば、どのあたりまで把握されているのでしょうか。 4 ◯答弁(学校経営支援課長) 教育職員につきましては、通常の勤務と自発的勤務の線引きが、なかなか難しいところがございますが、今回のモデル校につきましては、時間外に業務を行った状況についてもアンケートで聞いております。大体、平均で、朝の登校、下校指導も含めまして2時間半程度という結果になっております。 5 ◯質疑(尾熊委員) やはり子供と向き合う時間、それから教職員の負担の軽減ということが大事かと思います。次の授業の準備とかということで、自主的に残られたりということだと思いますが、そうした中で多忙感を感じているということです。また、業務を改善するということも一つの負担になっているのだと思います。そういったことを継続してやることで勤務時間が減ってくるといった成果が出てくるのかと思いますけれども、まず私が思うのは、分析をしっかりやっていただいて、この1年だけではなかなか成果が出てこないが、2年後、3年後には超過勤務の時間が減っているとか、夜遅く帰ることが少なくなっているといったこと、また休暇等の状況とか体調を悪くされた方が減ってきているといったことが成果につながるのではないかと思います。そういったことで長期的に勤務時間等を把握して、それを成果項目の一つとして取り上げるということが大事ではないかと思うのですけれども、そういう点はいかがでしょうか。 6 ◯答弁(学校経営支援課長) 今回モデル校にアンケートをいたしましたが、昨年度の業務改善協力校につきましても現在同じようなアンケートを実施しているところでございますので、そういう点も含めまして、またフォローアップしていきたいと考えております。 7 ◯要望・質疑(尾熊委員) 前々回の委員会で学習力の向上ということで、秋田県の事例についてお話しさせてもらいました。秋田県では教職員の負担軽減の一つとして、子供と向かい合う時間をふやすということで、少人数学級の取り組みを行っている。やはり学習力向上、また教職員の負担ということも含まれるかと思いますが、そういった少人数学級については文科省の指導で35人学級といった取り組みもされていると思います。この30人学級とか25人学級といった少人数学級の取り組みもこの業務改善プロジェクトの成果を見て、しっかりと検討していただきたい。これは要望にかえておきます。  2点目は、少年サポートセンターについてお伺いいたします。  9月2日に福山駅前のエフピコRimという商業施設の地下2階に少年サポートセンターふくやまという施設がオープンしました。ここには、この10月の初めに会派で視察に行きましたけれども、これは福山市内の少年の再非行率が非常に高い、また学校内での暴力行為が相次いでいるということで、そういった少年の犯罪を減らしていこうという取り組みで県警のほうで設置されました。警察署以外の一般の商業施設等に設置されるのは福山市が初めてということで、これは県警の要望により福山市の青少年センター、そして市の教育委員会が協力して設置したということであります。警察官からは、少年育成官の方、そしてまたスクールサポーター等12人が配置されておりますが、その状況をお聞きしますと、9月の1カ月だけで約40件の相談があったということです。その中の15件について、実際にこのスクールサポーターとか少年育成官の方が行動に移しているということで、1カ月で非常に成果が出ているということであります。
     これは警察だけではなく、市または教育委員会もしっかりと協力しているということでありますが、こういった少年スクールサポートセンターがありますということを学校関係者や保護者の方に知ってもらうことが必要です。警察のほうも学校側からの協力要請、また保護者の協力がなければ、勝手に相談に行くということは絶対にあり得ないそうなので、やはり学校側、また保護者の方が、子供さんの非行で悩まれているといってこの相談に来てもらうということが大事だと思います。その周知徹底はどのようにされているのか、お伺いいたします。 8 ◯答弁(豊かな心育成課長) 今、委員からお話がありました、先月福山市と警察本部のほうで開設された少年サポートセンターふくやまでございますが、私も、先般訪問いたしました。ここに配置されているスクールサポーターの方々は、今年度重点事業で実施しております生徒指導集中対策プロジェクト事業で指定しております32校のうち福山地区の6校に私どもの指導主事等と一緒に訪問して、子供たちや学校の支援をしているという状況でございます。ですので、密接に日々情報交換、連携をさせていただいて取り組みを進めています。  この集中対策プロジェクト事業については成果も出てきておりますので、こういったスクールサポーターとともに学校が、また県教育委員会、市教育委員会が取り組んでいる中での成果、好事例というものをしっかり生徒指導主事研修等々の場で周知して広げていくということで、その動きを十分お伝えしていきたいと思っています。 9 ◯要望・質疑(尾熊委員) まず知っていただく、また学校がしっかりと協力していく、こういったセンターがあることを認識の上で協力をさせていくということが大事だと思いますので、ぜひ周知徹底をお願いしたいと思います。  それから、これに関しての2つ目の質問ですけれども、県警としてはこのサポートセンターふくやまの成果状況を聞いて、福山だけではなく、ほかの各市町の行政、教育委員会にも働きかけて、このセンターを今後ふやしていきたいというような思いがあるということをお聞きしました。これを県警と各市町の教育委員会だけに任せるのではなく、しっかりとこの県下で、特に少年非行や犯罪率の高いところには県教育委員会として積極的に協力・連携してこういった少年サポートセンターの設置に積極的に取り組む必要があると思うのですけれども、その点はいかがでしょうか。 10 ◯答弁(豊かな心育成課長) 先ほど申しました重点事業で取り組んでおります生徒指導集中対策事業の成果の部分でもあるのですが、私どもと警察本部との連携というのは大変スムーズに、また密に行えるようになってまいりました。週1回は、今のプロジェクトチームの指導主事等と少年対策課の方々と連携を定例的に設けているところでございます。こういった連携を踏まえながら、本プロジェクトを進めていく中での成果、また課題等を検証する中で、警察との連携の中での取り組みというのをさらに充実させていきたいと考えております。 11 ◯要望(尾熊委員) まず警察署の外にあるということで非常に相談しやすくなったと思います。警察署の中だと行きにくいとか、犯罪を犯したという目で見られるといったことで、保護者の方からも相談しやすくなったという声が非常に多いと伺っております。  また、まだ初犯といった早い段階で犯罪を犯した少年に対しての再犯防止、そして自立支援といったことで、例えば犯罪を起こして学校へ行けなくなったということであっても、このサポートルームでボランティアの大学生から勉強を教えてもらったりといったことで再度また学校に行けるように支援しているということです。一回過ちを犯し、それで学校に行けなくなったとか、周りからそういった目で見られるとか、そういったことも相談に乗りながら、しっかりと自立支援というか、学校にまた行けるように、また犯罪を犯さないように、相談、支援をしっかりやっていける場であると思います。そういった面で、広島県で初めてというサポートセンターふくやまを私は非常に評価しておりますので、県下のほかの市町にも設置できますように、教育委員会としてもきちんと後押ししていただければと思います。これは要望にかえて、終わります。 12 ◯要望・質疑(山下委員) 私も2点、質問させていただきます。  まず1点目は、今、尾熊委員もお聞きになりました、業務改善にかかわることでありますけれども、7月の委員会だったと思いますが、具体的にどのようなことを改善されたのかとお聞きしました。そのときは口頭でお答えいただきましたけれども、今回提出していただいている資料でも、2ページと3ページに業務改善の取り組み内容が表で出されていますけれども、これだけでは具体的にどういうことがあったのかがよくわかりません。きょう口頭でお聞きしてもすぐにわかりませんので、またデータをいただければと思いますので、そのことをお願いしておきます。  それにかかわって、この業務改善の取り組みをしたことによって、実際に多忙な状況の解消にどの程度つながっているのかということを、まずお聞きしたいと思います。 13 ◯答弁(学校経営支援課長) モデル校につきましては、今年度取り組みを始めたばかりでございますので、昨年度の協力校につきましてまとめさせていただきますと、昨年度の協力校につきましては会議時間が少なくなったとか、退校時間がおおむね10分から14、15分程度少なくなったといった改善はされているところでございますが、それぞれの学校でさらに教職員のモチベーションも上がったという報告は聞いているところでございます。 14 ◯質疑(山下委員) 10分、20分早く帰れるようになったということは、以前に比べればよくなったと評価できるかもわかりませんけれども、入退校記録を書いていますよね。その集約で、一月間の超過勤務の合計時間が、例えばAという小学校で平均60時間だったものが50時間になったとかいうような集計はされていますか。 15 ◯答弁(健康福利課長) 入退校記録でございますが、県立は県のほうで学校記録の要綱をつくって実施しております。市町教育委員会は市町教育委員会独自で要綱をつくって健康管理のツールとしてやっておりますので、市町教育委員会のほうでどういった形でなされているのかというのは把握しておりません。 16 ◯要望・質疑(山下委員) 市町で把握なさっているのであれば、またそれも聞いていただきたいと思いますけれども、会議の時間が短くなったとか、学校から帰るのが10分か20分早くなったというのは、一言で言いましたら、感覚的に評価なさっているだけというふうに言わざるを得ません。したがって、実働時間が実際どのようになっているのかというのは、先ほど言いましたように、記録できちんとデータがあるわけですので、それを精査していただいて、本当に業務改善に役立っているかということをきちんと把握して、取り組みをしていただきたいということをお願いしたいと思います。  それから、きょういただいた資料1の中のアンケート結果の概要というところに幾つか表がありますけれども、この中の1番、2番、3番で多忙感、充実感、子供と向き合う時間というのがあります。充実感で言うと74%が充実感を得られている、子供と向き合う時間は66%が確保できていると感じているとなっていますけれども、この2つとも、「どちらかと言えばある」と答えた数字もこの中に入れています。この「どちらかと言えばある」という回答は、否定的なものとして集約するのか、肯定的なものとして集約するのか、極端に言ったらどちらにでも集約できるような中身です。「どちらかと言えばある」というのは、私らでも何かいろいろなことを質問されたときにイエスかノーかといって二者択一というよりも、雰囲気としてどうですかと言われたら、そう言われればそう言えないこともないと答えますが、そういった程度の答えです。  現場をきちんと指導なさっていく、業務改善に取り組んでいくのが県の教育委員会ですが、「どちらかと言えばある」というのを肯定的な集計のほうに入れてる分析の仕方では、状況認識が極めて甘くなるというふうに言わざるを得ませんけれども、それについてはどのようにお考えですか。 17 ◯答弁(学校経営支援課長) 通常この種のアンケートにつきましては、大体どちらとも言えないという設問を上げるというのが通例でございますが、我々としましてはどちらかをはっきりさせたいということで、そういった意味で、「どちらかと言えばある」、「どちらかと言えばない」ということで、二者択一の選択をしていただくようなアンケートとしたということでございます。 18 ◯質疑(山下委員) 設問をつくられた意図はわかりました。しかし、例えば子供と向き合う時間を確保できているということについて、「非常にある」や「ある」と答えられた先生を合計しても、18%ぐらいしかおられないのです。「どちらかと言えばある」というのは、どのように理解すればいいのですか。例えば時間はないことはないのだけれども、余り子供に向き合っていないのか、それとも、無理をすればそういう時間が確保できるというふうに答えられているのか、どのように理解されますか。 19 ◯答弁(学校経営支援課長) 詳細につきましては、今後教職員にインタビューを行いますので、そこで把握していきたいと思いますが、現時点では、その調査時点のそれぞれの教員の感覚としてどうかということの判断結果だというふうに考えております。 20 ◯意見・質疑(山下委員) 見解の相違ということもありますから、これ以上言いませんけれども、現場の管理職の校長先生とか教頭先生、それから教育委員会の事務局のように、現場をきちんと一定の方向に誘導していくという作業をなさる立場におられるということから考えると、これは肯定的な意見に合算すべきではない。そうなると状況の分析が甘くなると思いますので、それは指摘しておきたいと思います。  それから、業務改善の関係でもう一つ伺います。いただいた資料の3ページに「業務改善事例集」の周知状況という表があります。ここで、すべてに周知しているとありますが、すべてというのは、すべての教職員にという意味だと思いますけれども、校内のすべての教職員に周知したというのは、県立学校も市町立学校も8割に達していません。つまり2割以上の学校ではすべての教職員に周知されていないということですが、これについて管理職の責任はどうなるのですか。 21 ◯答弁(学校経営支援課長) これは8月末時点のものなのですけれども、一部に周知ということで私のほうで理解しているのは校務運営会議とか企画委員会で主任層に校長が話をして、その主任層からそれぞれの部員とか委員会のメンバーには周知されているというふうには考えております。 22 ◯質疑(山下委員) 今、主任の先生方から周知されているというふうに考えているとおっしゃいましたけれども、それは調査されたのですか。 23 ◯答弁(学校経営支援課長) それ自体を調査したものではございませんが、引き続きこれから県立学校校長会の第2回目がございますので、すべての職員に周知するように、また改めて指導してまいりたいと考えています。 24 ◯要望・質疑(山下委員) 現場の先生にお聞きしますと、知らないとお答えになる方がたくさんいらっしゃいます。今、課長から、校長が全職員に周知したのだろうと思います、あるいは校長から主任、主任を通じてほかの先生方にも周知をしたのだろうと考えておりますとお答えをいただきましたが、考えているではだめなのです、実際そうなっていないのですから。  本当に超過勤務が大変な状況なのですから、学校の現場、特に管理職の先生方が本気にならないといけない。学校が事業所に当たるかどうかはわかりませんが、私の地域ですべての事業所を見ても、一番遅くまで電気がついているのは学校です。これはもう県内どこでも一緒だと思います。そういう中で、しかも人間を相手にする仕事ですから、残業、超過勤務を少しでも減らしていくということであるなら、やはり管理職の先生がきちんとその気にならないとだめです。ですから、徹底していないというのは管理職の先生の責任です。きちんと強く指導をしていただきたいということをお願いしたいと思います。  2点目は、教職員の採用試験のことについて少しお伺いしたいと思います。  去年の採用試験からだと思いますけれども、特別枠という言い方をすればいいのかどうかわかりませんが、社会人経験者とか障害のある方が受験されるという特別枠の中へ教職経験者の方を加えるという選考の仕方が始まったというふうにお聞きしています。ことしも3,300人余りが受験されたそうですが、そのうち540人は現場で実際に働いていらっしゃる非常勤の先生とか臨時の先生とかであったというふうにお聞きしています。  その受験資格というか要件ですが、受験前の過去4年間で通算36カ月以上の実務経験、学校で教えた経験があるということ、しかも受験する職種、校種、教科の実務経験に限るというふうになっているとお聞きしていますけれども、これについては改善すべき点があると私は考えていますが、それについてはいかがでしょうか。 25 ◯答弁(教職員課長) 今、委員が言われました臨時的任用等教職経験者を対象とした特別選考につきましては、昨年度から実施し、今年度は要件を引き上げて実施したところでございます。現在、今年度の採用試験のことにつきましては、状況を分析しているところでございます。 26 ◯質疑(山下委員) 改善すべき点があるのではないのかとお聞きしましたのは、臨時の先生や非常勤の先生で、例えば、中学校の音楽の免許を持っておられる先生が、小学校の音楽の専科で臨時で行ってもらえないかといった場合、実際に行っておられる。それから、小学校の免許と中学校の国語の免許の両方を持っておられる先生が、自分は小学校を受けたいのだけれども、中学校の国語にどうしても行ってもらいたいというふうな依頼があった場合、非常勤や臨時の仕事を希望なさっている先生は、いやいや、それは条件が合いませんから私は行きませんということは余りないですし、探すほうの教育委員会も、空きをつくるわけにはいきませんから一生懸命本人に頼みます。だから必ずしも本人が教員採用試験を受験しようとしているその教科で現在働いていらっしゃるとは限らないのです。  したがって、過去4年間に36カ月以上、実際に学校で子供たちの指導をなさったという経験はあってそれには合致しても、例えば去年1年間は小学校の音楽専科に行っていた、おととしは中学校の音楽だったというふうになると、同一の教科、同一の職種ということにはなりませんから受けられなかった、志願できなかったというような実態があるということをお聞きしているのです。これについてはどうお考えですか。 27 ◯答弁(教職員課長) そういう場合もあるのではないかというふうには考えておりますけれども、我々のところに問い合わせが入った場合には、要項に従って受験していただくように、現段階ではお伝えしているところでございます。 28 ◯意見(山下委員) 今お答えになりましたように、現在の要項はそうですから、要項を外れてどんどん受験してくださいと言えないことは、当たり前のことです。だから要項に従って受験してくださいと課長がお答えになることは当然ですけれども、これについては、大学を卒業していきなり受験されて合格なさった先生に実力がないという意味で言うわけではないですけれども、実務経験を何年かなさった先生というのは、そういう意味で言ったら即戦力です。恐らくそういうこともあって、こういう特別枠の志願の枠をつくられたのだと思うのです。  そういうことから考えると、受験する校種あるいは教科に限るという項目については削除してもいいのではないかと私は思います。特に、特別支援学校でしたら、去年は小学部だったが、ことしは学校の中の人員配置の関係で高等部へ回ってくださいということなどもあるのです。ですから、この2つの要件については外すべきではないかというふうに私は思います。きょう即答は無理かもしれませんけれども、ぜひ御検討いただきたいということを申し上げて、終わります。 29 ◯質疑(福知委員) 県立特別支援学校の再編整備についてお尋ねしたいと思います。  8月の委員会の資料として提出していただいているものでありますけれども、肢体不自由に対応している広島特別支援学校を、平成28年度をめどに肢体不自由と知的障害に対応した特別支援学校とする、あわせて知的障害のある児童生徒の就学区域について、広島北特支の就学区域のうち白木、高陽、祇園地区を広島特支の修学区域に変更するという内容であったかと思いますが、こうした再編整備というのは当然広島特支あるいは広島北特支の保護者の方であるとか地域住民の方に対して説明しなければならないと思いますし、当然説明会も開かれているのだと思いますけれども、県教委としてどれぐらいこの説明会を開催されているのか、お尋ねしたいと思います。 30 ◯答弁(教育改革推進課長) 広島特別支援学校と広島北特別支援学校の再編整備につきましては平成28年度からということで、広島特別支援学校、広島北特別支援学校、それぞれ学校のほうが保護者に対して説明会を実施しております。県としては実施をしていないところでございます。 31 ◯質疑(福知委員) 学校として説明会を開いているということでありますけれども、どれぐらいの回数を開かれているのかということを御承知になられているのか、それから、その説明会の中で保護者あるいは地域住民の方からどういった意見や要望が上がってきているのか、特に反対等の意見はないのかについてどのように把握されているか、お尋ねしたいと思います。 32 ◯答弁(教育改革推進課長) 例えば、広島特別支援学校のほうについて申し上げますけれども、まず、9月10日に学校が保護者に対して説明会を開いて、受け入れについて説明しております。その後、学校が保護者に対してアンケートを実施しておりまして、それを集約して、私どものほうで学校と相談して、学校を通して回答していくところでございます。保護者のほうから、例えばどこに建物をつくるとか、いろいろ御意見、御要望なりいただいたものについては私どものほうにも情報をいただいておりますので、承知しております。 33 ◯質疑(福知委員) 特に反対意見というのはないのでしょうか。 34 ◯答弁(教育改革推進課長) 広島特別支援学校の中庭の部分に建物を建てるという形になっております。まだ具体的な設計も明らかになっていない部分もありますので、例えば、中庭につくることによって日が陰るのではないかとか、そういった観点で心配されている、不安を持たれているといったことについては承知しております。 35 ◯質疑(福知委員) アンケートで意見を集約されているということでありますけれども、保護者の方から県教委に説明会を直接開いてほしいという要望が上がっていると思います。こちらもそのように聞いているわけでありますけれども、直接保護者に十分情報提供をして、保護者あるいは地域住民の方の意向、要望というのを聞く必要があると私は思うのですが、県教委としてそういった説明会を開く、学校で開く説明会に県教委として同席するといった予定はあるのでしょうか。 36 ◯答弁(教育改革推進課長) 先ほどアンケートと申し上げましたけれども、保護者からいただいた意見については、私どものほうにも一応すべていただいているところでございまして、それらについては、学校を通して今後とも丁寧に対応していきたいと思っております。 37 ◯質疑(福知委員) 保護者が十分安心して、保護者に誤解を与えるということがないようにするには、やはり県教委としてきちんと保護者の方に対応するということが大事だと私は思いますし、障害者基本法第16条の2項で、国及び地方公共団体は、障害者である児童及び生徒並びにその保護者に対し十分な情報の提供を行うとともに、可能な限りその意向を尊重しなければならないというふうに規定されております。これは保護者が直接県教委に来てもらって話をしてほしいということを要望されているわけでありますので、この意向というのは尊重されなければならないということなのですが、可能な限りということですけれども、それは可能ですか。 38 ◯答弁(教育改革推進課長) 保護者の疑問、不安について、十分な情報提供を極力して、それを払拭していくというところは本当に大事なことだと思っておりますけれども、今のところは、県として説明に行くということは考えておりません。 39 ◯質疑(福知委員) 可能だけれどもやらないということですか。 40 ◯答弁(教育改革推進課長) 学校の再編整備ということで、平成28年度からということですけれども、新しく知的障害のある子供を受け入れて、これからどんな学校にしていこうかという形ですので、やはり学校の中でPTAと一緒になって議論をしていくということが大事だと思っておりまして、私どもが直接行って話をするというよりは、学校も県の一部ですから、学校が代表してPTAと話をするという形のほうが今後の再編整備をうまくやっていくためにもいいというふうに考えておりますので、学校を通してという形でさせていただいているところでございます。 41 ◯質疑(福知委員) 県教委だけでやれと言っているわけではなくて、学校の校長先生なり教頭先生なりと同席するということはできますよ。それは別に学校を外しているわけでも何でもないわけですから、そこに同席するということは可能だと思いますし、要望や意向を可能な限り尊重しなければいけないわけですから、それはやって当然だと思うのですけれども、もう一度答弁をお願いします。 42 ◯答弁(教育改革推進課長) おっしゃるとおり、障害者基本法等に規定があるわけでございますけれども、法的な義務というのがどこまであるのかというようなところもございますし、私どもの対応としては、今のところはやはり学校を通してという形でさせていただきたいと思っております。 43 ◯要望・質疑(福知委員) 教育長にお聞きしようかと思いましたが、もう要望にしておきます。可能だけれどもやらないということは、法を守らないと言っているようなものだと思うのですけれども、それでも学校を通してということで、それはちょっといかがなものかと思いますので、保護者が県教委に直接意向を伝える機会というものをきちんとつくっていただくよう、強く要望しておきます。  それから、あわせて質問するのですけれども、再編整備の理由等の2点目のところに、広島特支に知的障害のある児童生徒を受け入れることに伴う教育的な効果ということが記載されておりまして、広島特支には重複障害者が多く在籍していることから、肢体不自由のある児童生徒に対する教育に知的障害のある児童生徒に対する教育をあわせ、それぞれの専門性を生かして一人一人の障害の状態等に応じた、よりきめ細かい指導を充実させるなどの効果が期待できるというふうに記載されているのですが、具体的にどう効果を上げようとしているのかというところが疑問であります。専門性を生かしてというのは、知的なら知的、脳性なら脳性、肢体不自由なら肢体不自由の専門性、重複は重複のまず専門性というのがそれぞれあるのではないかと思っておりまして、つまり、広島特支に重複障害者が多く在籍しているからといって、知的障害のある児童生徒を受け入れたとしても、果たしてきめ細かい指導の充実につながるというふうに思えないのですが、ここの見解をお尋ねしておきたいと思います。  他県等で同じような事例があって、それで実際に効果が上がっているというようなことがあれば、あわせて教えていただきたいと思います。 44 ◯答弁(特別支援教育課長) 重複障害のある児童生徒は、知的障害と肢体不自由あるいは病弱、医療的ケアが必要というような状況を持った児童生徒であります。そういう児童生徒にとって十分な教育を行う上では、実態把握、適切な目標設定、そして手だての設定ということが大事だと思います。肢体不自由を主とする学校でも、当然重複障害に対応する専門性も教員のほうは研修などで高めていることは承知しておりますけれども、実態把握をするときに、肢体不自由を主とした実態把握を行ったり目標設定を行ったりするところに、今度は知的障害の部門ができることで、知的障害の専門性を持った実態把握なり目標設定ができるものと考えております。 45 ◯質疑(福知委員) きめ細かい指導というのは、その実態把握がきめ細かい指導なのですか。 46 ◯答弁(特別支援教育課長) 先ほども申しましたが、実態把握がベースになって目標設定、そして将来に向けてその目標を達成していくためにどのような手だてが必要かという具体的な個別の指導計画を作成するわけですけれども、その中に専門性が加味されているものと考えております。 47 ◯質疑(福知委員) ここで期待されているのは、今まで広島北特支に通われていた児童生徒が広島特支に行くことで、よりきめ細かい指導を充実させることができるということですよね。では、広島特支に通われる子供さんには今言われているようなきめ細かい指導が今までされてきていたのだと思いますけれども,それがさらに充実されるというのはどういうことなのかということをお聞きしたいと思います。 48 ◯答弁(特別支援教育課長) 広島北特支に通っている重複障害のある児童生徒が、広島特支に行った場合ということですか、済みません、さっき私は、逆の立場のほうを申し上げました。それは同じで、やはり個別の指導計画の中身がより充実していくということは、双方に在籍する重複障害の児童生徒にとっても共通している部分だと思います。 49 ◯質疑(福知委員) それはつまり、ここに書いてあるのは、一人一人の状態に応じたよりきめ細かい指導の充実がさらにされるという効果が期待できるということですが、もう既にしていると言うと、ここで言う効果はそもそも期待できないという答弁ではないかと思うのですけれども、他県等で、効果が上がった実例などがあるのですか。 50 ◯答弁(特別支援教育課長) 肢体不自由と知的障害、両方の部門を持った学校の背景はさまざまで、設置するときに両部門を設ける学校もございますし、ほとんどは知的障害の学校に肢体不自由が入るという再編整備のパターンが多いというふうに承知しております。  先ほど申し上げましたように、教育相談や実態把握の段階で、両方の部門の専門性を生かした実態把握ができるほか、地域に対する専門性の発揮の面で幅が広がるといった効果、それから、自閉症等に対応した環境整備が肢体不自由の部門のほうにも生かされるといったような実例はこれまでの資料で見たことがございますが、今回は本県でも初めてですし、さまざまな背景の中で設置されていく両部門でございますので、学校と一緒にどういうふうにしたら一層効果的な指導が展開できるのか、一緒になってそれをつくり上げていきたいと考えております。 51 ◯要望・質疑(福知委員) より効果的に指導されるということで、一緒にやっていこうということでありますので、しっかりと進めていっていただくようにお願いしておきます。  あと、今後のスケジュールを、どのように進めていくのかというのをお尋ねしておきます。普通教室を整備するというのは記載されておりますけれども、今後のスケジュール感をお願いします。 52 ◯答弁(教育改革推進課長) 平成28年度を目途に再編整備ということでございますので、まず設計して、それから業者を選定して、実際に工事に入るという形を考えております。建築にも相当数の時間がかかりますので、設計等に早々に入っていきたいと思います。 53 ◯要望(福知委員) 設計に早々に入っていきたいということでありますけれども、保護者から県教委にきちんと説明をしてほしいという要望もある中で、それを踏み越えて設計するというのはいかがなものかと思いますので、そこはきちんと保護者が納得された上で、それから進めるのが筋だと思います。そこについてはきちんと守っていただくように要望して終わります。 54 ◯質疑(緒方委員) 1点だけお伺いさせてください。  まず、資料番号2で子供の読書活動推進計画の資料をいただいたのですが、やはり子供の表記がぴしっとなっているといいなということを申し添えて、資料番号3について質問させていただきます。  高校生の就職についてということで御説明をいただいたのですが、40.9%ということで、本当に多くの皆様方が御努力されたおかげだと思っております。3ポイント上がったということで、本当によかったというふうに思っております。  その中で、そうはいいながら、これは9月30日現在ということなので、最終的なポイント数はまた上がっていくのだろうと思うのですが、未内定者が出てきているものですから、まずお伺いしたいのが、未内定者はその卒業後、どういった進路に行くか。例えばそのままアルバイトをしながらなのか、あるいは専門学校を目指したりであるとか、そういった未内定者の進路というものはどのようになっているかということについて教えてください。 55 ◯答弁(高校教育指導課長) 昨年度の卒業生の未内定者は最終的に21人いたというふうに思いますけれども、それぞれについてどのような進路を歩んだかという、数字として今、資料はないので記憶はしておりませんが、一つには継続して就職を探すということで、もちろんそれを支援する、高等学校の進路指導主事等がやはり卒業後も就職の指導をしていくというようなこともございます。あるいは専門学校にというふうに進路を変えるといったような状況もございます。そういった形でございます。 56 ◯質疑(緒方委員) 21人ということは、このポイント数は相当上がっていくということで考えてよろしいのですか。僕の想像よりはるかに少なかったので、そこを確認させてください。 57 ◯答弁(高校教育指導課長) 21人といいますのは、年度末の県立学校の数字であります。つまり、最終的に卒業時点で就職せずに、未内定のまま卒業していった生徒が21人いたというふうに思っております。 58 ◯質疑(緒方委員) わかりました。この9月30日現在からそんなにポイントが上がらないのかと思っていました。最終的に21人ということで、いらっしゃるということはもちろん残念なことだとは思うのですけれども、例えばことし平成26年卒の人も当然いますが、やはりその前に卒業して未内定者の人もいる。その前も当然いる。その数がどれぐらいかというのは把握されているのか。例えば21人だったら、去年もそんなに多くはないのだとは思うのですが、ことしは今、高校生だから、当然県教委の枠内です。でも卒業してしまえば、もう当然高校生ではない、ではそのフォローはなしですか、終わりですかということを一番聞きたかったのです。それについては把握されていらっしゃるのでしょうか。 59 ◯答弁(高校教育指導課長) 未内定のまま卒業していく生徒が年々累積していく、いっぱいたまっていくという御質問だと思いますけれども、申しわけありませんが、この数字については、前年卒業後どうなったかという追跡はしておりますけれども、今数字を手元に持っていませんので、また御報告したいと思います。  また、未内定のまま就職した生徒を卒業後何年までフォローしていけるかということですけれども、例えば卒業後1年あるいは2年のところでいえば、学校としてフォローしていっております。あるいは、国の事業の中でも、そういう未内定のまま卒業した生徒が企業で訓練を受けながら、最終的に就職を決めていくというような制度もありますので、そういったものを活用して、卒業後2年目であろうと3年目であろうと、そういったものの中で就職に向けてそれぞれ努力しているというふうに思います。 60 ◯要望(緒方委員) なぜお伺いしたかというと、現役高校生というのは、例えばジョブ・サポート・ティーチャーであったりとか、高等学校就職支援専門員の配置事業といったものの恩恵を受けることができると思うのですけれども、卒業して未内定だったら、一気にそれがなくなってしまうのではないかと思うのです。確かに説明資料の中にも、部局横断的に経済団体を訪問するとかあって、そういった取り組みをされていらっしゃるのは十分理解しているのですけれども、やはり就職というのは人生の一大転機だと思います。もちろん就職することが目的ではないとは思うのですけれども、ぜひ卒業された後もそういった方に対してどこまでフォローできるのかということもどうか考えていただいて、その教育の中で就職活動における礼儀作法といったことも教えていただきながら、ぜひともその21名というものがゼロになるよう取り組んでいただきたいということを要望して終わりたいと思います。 61 ◯質疑(高山委員) 今の関連ですが、広島の高校を卒業してどこで就職するのですか。県内ですか。 62 ◯答弁(高校教育指導課長) 就職率というものを見ますと、大体9割以上が県内就職でありまして、県外へ就職する者は1割を切っていたと記憶しております。 63 ◯質疑(高山委員) 商工労働局の話は終わり、次は、教育委員会の関係に戻るのだけれども、学校の業務改善の取り組みについて先ほど山下委員が非常に厳しい指摘をしています。公務員になるときには、何か誓いの言葉というのか、何か文言があるよね。学校の先生になるときも何かあったよね、ちょっと教えてください。公務員は公僕で、公のために何とかと書いていたのがあるよね。県議会議員の選挙にはないのです。これがすっと出ないというのは寂しいね。 64 ◯答弁(総務課長) 地方公務員法上、職員の服務の根本規準といたしまして、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、かつ職務の遂行に当たっては、全力を挙げてこれに専念しなければならないということで、職員は条例の定めるところにより服務の宣誓をしなければならないということで、地方公務員の場合は教員でも一般職でも一緒でございます。 65 ◯質疑(高山委員) 私みたいな余り記憶力がよくないのは大体そうだったなと思ってしまうのだけれども、この業務改善の取り組みについては、それがちょっとおかしくなっているのではないですか。どこまでが業務改善なのか私にはわからない。この中に書いてある調査の仕方とかをいろいろあると言われたけれども、多忙感というのはそれぞれ人間によって違うし、今の宣誓文によれば、多忙感が満足感ではないのですか。半沢何とかが出るドラマでも、民間では窓際族というのは仕事をさせてもらえないではないですか。多忙感があるというのは、民間とか公務員とかは別として、普通に考えたら、非常に充実感があるという話なのです。それを多忙感、充実感、子供と向き合う時間とこうやって分けて、どうだこうだと言っても、このデータで言えば、「どちらかと言えばない」、「全くない」というのは、先ほど宣誓してサインするという話でしたが、もう全くそういった話になっていない。そうであれば、これはやめてしまったほうがいいのではないですか。教育委員会が悪いからこうなったのですと言っていたら、尺度はどこにあるというのですかということです。この全くないといった尺度でこの業務改善をするのですか。私の理論を言っているので、答えが出るのか出ないのかわからないけれども。  先ほどもあったけど、今、学校現場が一番困っている、一番夜遅くまで電気がついているのが学校だというのは、これは多分、文部省の是正指導が入った後、いろいろな改善をされて、あれもやれ、これもやれといろいろなことを出さなければならないというようになって随分と苦労されたという時期はあるのだけれども、あれからもう10年たっています。その10年前と比べると学校現場というのは随分落ちついてきたし、先生も頑張っていると思います。この間も運動会に行きましたし、敬老会などにも子供みんなが出てくれます。先生も出てくる。地域の運動会にも全部先生が出てくる。日曜日なので本来なら休めばいいのに、先生が楽しくてしようがないというのです。学校の運動会ではなく地域の運動会にです。それに出られない人が何人かいるのかもしれませんが、校長先生を初め、先生がみんな出てきて、一緒に楽しんでいるわけです。10年前と比べてこの先生の目が随分輝いてきたなと思っている中で、このようなデータをとって、一番下の基準である、「全くない」、「どちらかと言えばない」と言われている方に合わせて業務改善をするのですか。やはりそれは考えなくてはならない問題です。  先ほど総務課長が言った言葉に照らし合わせたら、子供と向き合う時間を多くとらないといけないが、学校の先生の目的というのは、自分が教えた子供たちが健やかで元気に育ち、未来に大きなものをつくっていくというのが一番の目的なのだから、こんなものは30年も40年も先の話です。業務改善をしたからといってすぐなれるものではない。  いつも学校の校長先生とか先生にあなたの一番の幸せは何ですかと聞いたら、同窓会に呼ばれることと言います、90歳でも100歳でも先生ですから。この私も同窓会をしたら、95歳の先生が来ました。おまえらと会えることが私は先生になって一番よかったと言いましたよ。それが先生の、先ほど総務課長が言ったあの文言ではないですか。  だから、業務改善というのを余りああだこうだと言って、下に合わせるというのはおかしい。全くない人、どちらかと言えばないという人に合わせるのではなく、そちらの考え方を変えてもらわないといけないのではないでしょうか。頑張って充実感を得られている先生はいっぱいいるのだから、充実感を得られている先生にもっともっと充実感を得られるようにしてあげて、どちらかと言えばないという先生のほうを業務改善させないといけないと思うのですが、これはだれも答えられないですよね。 66 ◯答弁(教育次長) ここで言っております多忙感、充実感、それから子供と向き合う時間について、一番重要なのは、やはり充実感を持って子供たちにしっかり対応していく時間を確保することが一番重要であろうと思います。そのことによって、子供たちが先生方に対して感謝の念を持ちますし、それぞれが成長していくこととなる。この中で、一番気になったのは、忙しいけれども、何のためにやっているのかわからないとか、あるいは無駄な仕事をしているというものがあれば、少しでもそれを改善して子供と向き合う時間を確保し、さらに充実感を高めていこうという思いでやっておりますので、引き続きそういう観点で取り組んでいこうと考えております。 67 ◯要望(高山委員) それでいいですよ。多忙感というのは個人によってそれぞれ違う。大学を卒業してすぐ先生になった人と、私らのような60歳になる定年の人に同じ担任を持たせて、体育の授業をすればそれこそ体力的にどうにもならないのです。それをどちらが多忙ですかといっても話にならないわけだから、やはり学校全体で多忙感イコール充実感と思えることが、教えている先生たちにも一番うれしい人生になると思うので、多忙感と充実感を分けて話をすること自体がおかしいのではないかと私は思っています。  ただ、思うことというのは、先ほど次長が言われましたけれども、学校の先生以外がやらなくてはいけないことを学校の先生に押しつけているものがありますよね。モンスターペアレンツへの対応もそうだし、学校給食のお金を徴収するのも先生の仕事ではないのではないかといつも思うのだけれども、だんだんそれが常識になってしまっています。昔の先生、私らの時代の先生というのは、学校給食費が払えないから先生が立てかえたり、親に直接払ってくださいとか言っていたけれども、今はそういう時代ではないのだから、そういうところに改善の余地があるかもしれません。今の学校の中の指導要領の作成とか成績の集計、指導案、週案作成などを忙しいと言ったら先生のすることがなくなるよ、これが先生の目的なのだからということをお願いして、終わります。 68 ◯質疑(辻委員) 私も教職員の多忙感の解消は、広島県の喫緊の課題だというふうに思っているのですけれども、先ほどから教員は多忙だというふうに、当たり前のように言われているのだけれども、この多忙感の認識について、どのような認識を持っておられるのか、その辺をお聞きしたい。 69 ◯答弁(学校経営支援課長) 多忙というのは、今回アンケートもやりましたが、それぞれの教職員にとって個人差があるのだろうとは考えています。今回多忙に感じているというのが9割ぐらいの結果ということではございますが、どのようなものが多忙かというのは設問には含まれておりません。そういったあたりについても今回インタビューを行いますので、教職員に聞いてみたいと考えております。 70 ◯質疑(辻委員) 多忙感というのは、先ほど来言われているように、主観だと私も思うのです。主観を聞いたら、私は一生懸命頑張っていると言う人からすれば多忙ではないと思いますが、ほかの人はそれでも多忙だという話になってしまう。根拠がはっきりしないのです。これまでにもそういう状態ではだめだということが、教育委員会などにも提案されてきたのではないですか。新たに今、多忙感についてインタビューすると言うけれども、どういう根拠でもって多忙だというふうに考えるのですか。その根拠を示してほしいのです。 71 ◯答弁(学校経営支援課長) 昨年度、協力校のアンケートを行いましたけれども、それぞれの教職員が、勤務か自発的勤務かは問いませんが、かなり在校時間が長いという実態がございました。ただ、多忙の中でも充実感を感じて、いろいろなグラフ資料とかの作成等を頑張っているという先生もいらっしゃいますので、そういったあたりで全体的な状況を今つかんでいるということでございます。 72 ◯質疑(辻委員) 全然回答になっていないです。昨年アンケートをやりましたと言われましたが、同じようなアンケートを昨年やったのですよね。アンケートについては後で少し時間をとってやりたいと思うのですが、もし去年の文教委員会にも同じようなアンケート結果を出しているとするならば、教育委員会は我々議員に対してもこの業務改善について本気になって取り組んでいこうとしているのか、この程度のアンケート結果、概要だということで説明を終わらせるようでは、我々県議会議員は一体何をしているのかと、逆に言われるようになります。この件については、実際のアンケートがここにありますから、後でそれに照らし合わせて議論したいと思います。  根拠もはっきりよくわからないようなことですけれども、この議論を進めていく前に、広島県のこの3年間の病気休職者数の実態がどうなのか、そのうち精神疾患の人数と割合はどの程度なのかということをお聞きしたいと思います。全国的には、文科省が2011年に調査した結果、病気休職者が8,544人と4年連続8,500人を超えている。そのうち精神疾患が5,274人ということで、6年連続で病気休職者の6割を超えるというような状態が全国的にはあり、職場実態は大変しんどい状態になっている。多忙感とは大いに関係していると思うのですけれども、広島県のこの3年間の病気休職者数、それから割合はどうなっているのか、精神疾患の割合は何%なのか、示していただきたい。 73 ◯答弁(教職員課長) 平成24年度までの3年間のデータで申します。平成22年度の病気休職者227名、うち精神疾患が約63.4%です、それから平成23年度は214名、そのうち約64.5%が精神疾患、昨年度の平成24年度が病気休職者184名、そのうち65.2%が精神疾患でございます。これは、広島市は除いております。 74 ◯質疑(辻委員) 全国的に見ても平成24年度を見ると、精神疾患で休まれる方が割合で言うと3.5ポイントぐらい高いということで、広島県は全体的に全国平均より高いのですよね。そういう点では、本当に業務改善を初めとして勤務時間の適正な管理、それから労働安全衛生体制の整備機能の強化ということで、超過労働による健康障害と超過勤務縮減に向けて広島県も進めていく必要がある。そのことを進めていく上でも、入退校記録というものが一つの目安になってくると思うのです。その点で、この入退校記録を実際どのように活用されているのか、その取り組みの状況を示していただきたいと思います。 75 ◯答弁(健康福利課長) 入退校記録の活用状況ですけれども、我々が所管しているところで言えば県立学校でございますが、分校等を含めまして103の事業所ということで見てみますと、早期退校を呼びかけることに活用したというのが一番多く、また衛生委員会の審議に活用した、疲労の蓄積につながるような勤務状況の把握に活用した、また校長面談等をいろいろやる場面で面談がございますので、その面談において、職員の健康管理の部分も把握しながら面談したというようなところでございます。  また、これはみずから記入するものでございますので、各自が記入することによって、セルフケア等の部分で、自分でもちょっと健康状況も気をつけてというようなことを継続して指導するための資料とした。また、当然面談等の関係もあるのですが、在校理由や体調等についての調書というようなことが主な内容でございます。 76 ◯質疑(辻委員) 県立学校については県のほうに所属しているということですけれども、市町については市町の教育委員会で掌握されているということですが、その取り組みについて県はどのように関係されていますか。
    77 ◯答弁(健康福利課長) 健康管理につきましては、各設置者といいますか、事業があるところで、市町の場合は市町教育委員会になると思います。また、事業所としては小中学校の校長ということになると思います。各市町での取り組みについてですが、県のほうで今の入校退校の取り組みを創出してすぐに平成21年4月から市町でも同じように取り組んでいただくよう指導しております。  今の校長等がどういう活用をしたかということについて、県の活用事例等をお示ししまして、平成21年度から先ほど申しましたような対応をなさっているということを聞いております。 78 ◯要望・質疑(辻委員) それで、県教委も実際の入退校記録を、小学校、中学校、高等学校の校長が掌握して、適切な時間管理をしたり、あるいはメンタルヘルスの問題などをやっていったという形は結構だと思うのだけれども、やはりそういう各校の実態をきちんと県教委がつかんで、適正な業務改善、長時間労働の解消などを進めていくという立場でおやりになる。県立学校はそうですけれども、市町についてもやはり県がその点では連携し合って、あるいは指導・助言もして改善を図るということをやっていくことも必要ではないかと思っておりますので、その点の取り組みもしていただきたい。  この入退校記録は各自が自主的に記入するということになっていますよね。7月の委員会で山下委員から質問があったと思うのですけれども、この入退校記録が十分浸透していないというようなことがあって、どこの学校か知りませんけれども、入退校記録を書き直させるとか、夜遅くまで仕事をしている中で、機械警備がかからない図書室ですることを命じられるというような指摘があった。これについて個別に指導するという話がありましたけれども、これはもう具体的に指導して是正されたのですか。 79 ◯答弁(健康福利課長) 個々の状況というよりも、全体的にこういうことがあってはならないということで、各市町教育委員会とのヒアリングを8月終わりから9月にそれぞれ各市町の担当者とうちの担当でじっくりいろいろな健康管理施策についてヒアリング及び協議、また指導・助言を行っております。その中で、入校退校時刻の記録票につきましても、あくまでも入校退校記録は各職員が記入するものなので、当然書き直しがあってはならないという指導は強くしております。その際、例えば記録をもとに校長がヒアリングの際に、ちょっと多いのではないのかと、書くことを抑えるようなこともやめてくださいというようなことまで言いまして、指導させていただきました。 80 ◯質疑(辻委員) 適正に書くようにという話をされたのだろうけれども、具体的にこの委員会で指摘されたわけです。そういう指導はずっと今までやってきたわけでしょう。それにもかかわらず、具体的にある学校ということで、学校名は出さないけれども指摘されたのだったら、具体的にそこがどこなのか個別にでもお聞きになって、こういうことがあったということが当委員会で出たから、そんなことはないようにと、本当にあったのかということも含めてちゃんとやらないといけない。担当者同士とかで指導しますというようなことでは済まされないのではないですか。それでいいと思っているのですか。 81 ◯答弁(健康福利課長) 一応そういうところの部分につきましては、個別に市町教育委員会を通して指導はいたしました。 82 ◯質疑(辻委員) 指導したということですね。 83 ◯答弁(健康福利課長) はい。 84 ◯要望・質疑(辻委員) 市町でありましても、きちんと入退校記録が適正に印字されているということを確保しないと、何のためにやっているのかということになります。早目に退校の時間を打って、居残ってやるというようなことも聞いております。そういうことがあれば、この価値が全然なくなってしまうという点で、この点はしっかりやるようにお願いしたいと思います。  先ほどの業務改善アンケートについてですが、これについても再度確認したいのですけれども、昨年も同じアンケートを行っているというふうに言われましたよね、そのとおりでいいですか。 85 ◯答弁(学校経営支援課長) 昨年度、協力校につきましてもアンケートを実施いたしましたが、昨年度はかなり大ざっぱなアンケートでございましたので、ことしについては場面場面を描いていただいて、状況はどうかということで聞くように工夫したところでございます。 86 ◯質疑(辻委員) 正確にお願いします。委員長、正確に答弁するように言っていただきたいと思います。何か先ほどの議論を聞いていたら、昨年もアンケートをしましたと聞けば同じようなアンケートをやったように思えますけれども、昨年アンケートをやったのは、ここに書かれてある業務改善事例集の中の4ページに、負担に感じる事務とありますけれども、こういうことについてのアンケートで、全く同じ内容ではないということですね。 87 ◯答弁(学校経営支援課長) 全く同じアンケートということではございません。 88 ◯質疑(辻委員) それで、今回のアンケート結果について、私が事前に聞いたらまだ中間集計のように聞いたのですけれども、このアンケートはまだ中間集計中ですか。 89 ◯答弁(学校経営支援課長) アンケートにつきましては、今後予定しております教職員へのインタビューにあわせて集計の結果の取りまとめとか分析を行う予定でございますので、本日はその概要ということで、その一部を大まかな傾向ということで集計して掲載しているということで御理解いただきたいと思います。 90 ◯質疑(辻委員) 理解できない。概要、一部だということなのですが、結果はもうできているわけでしょう。 91 ◯答弁(学校経営支援課長) 一応集計データとしてはございますが、まだ資料としての体裁を整えておりません。 92 ◯質疑(辻委員) 先ほど私が多忙感の認識の根拠ということをお聞きしましたけれども、きょうの委員会に出されたアンケート結果の内容は、日々のその仕事の中での意識についての質問の部分なのです。その前に、直近1カ月の平均的な勤務状況についての質問をされています。これについては平均的な入退校時刻とか、全部は言いませんけれども、時間外の業務とか休日業務とか、5項目にわたって詳細な調査項目があるのです。それから、この主観的な意識調査も小中高別に聞いているわけなのです。充実感を得られていますか、忙しいと感じていますか、向き合う時間が確保できていますか、直接関係ない業務に従事していることが多いですかというように、客観的に多忙な状態というのはどういうことなのかということをアンケートでとっているのです。  さらに、負担に感じている業務として、上位3項目が資料に書いてあります。何かこれを見たら、どういうアンケート調査をされたのかなということになるのだけれども、例えば小学校の指導要録作成、成績集計等が39%となっている。「等」とは一体何なのか、上位3項目にみんな「等」がついているのだけれども、これは一体どういうことなのですか。 93 ◯答弁(学校経営支援課長) 今、資料に記載しておりますのは、幾つかの項目、3つないし5つを一つの類似の部分として分類したものでして、そういったものをまとめて掲載しているものでございます。 94 ◯質疑(辻委員) そのあたりはもう大体まとまっていますね。 95 ◯答弁(学校経営支援課長) 本日お出ししましたものについてはある程度まとめたものはございますが、全体につきましては、まだまとめたものはございません。 96 ◯要望・質疑(辻委員) 私は委員長にお願いしたいのだけれども、広島県の多忙化の問題、先ほど精神疾患のことも出ました。その根拠が極めて希薄で主観的な状態のもとで、業務改善を進めてこの業務改善事例集をやろうというのだけれども、では実際、現場の教員がどれだけ長時間労働をしているのか、これはカウントすればできるわけです。そのことは、ここの1のところの調査によってわかってきます。時間外、それから家に持ち帰る仕事の量といったことや、具体的な中身についてももっと細かく調査されているのです。やはり業務改善を図っていく、長時間労働や過密労働を解消して教職員の健康を図っていくという点でも、6月にやったアンケートをそのままこの委員会に資料として出していただきたいと思います。  というのは、例えば多忙感の問題でも、小中高を合わせて多忙感をカウントしたり、子供との向き合う時間というのも小中高を合わせて集計して、ここには合わせて出しており一定の傾向しか出ていないわけです。これはきちんと次の委員会で集計結果そのものを出して、取り組みを含めて議論したいと思うのです。分析も極めて不十分です。どういう分析したのかということも出していると思いますので、委員長、ぜひその点はそういう計らいをして、当委員会に資料を出していただくよう最後にお願いしたいのですけれども、いかがでしょうか。 97 ◯委員長 きょうは中間的な取りまとめということでの報告だったと私は認識しておりますけれども、次回のこの委員会で、今、辻委員から申し入れがありましたところの部分まで出せるかどうかというのは、また当局と私とで協議させていただいて、出せる範囲内の部分を来月の当委員会で報告していただくということでよろしゅうございますか。 98 ◯質疑(辻委員) もし出せなかったら、その次の委員会でということですか。 99 ◯委員長 そうですね。それで執行部のほうもよろしいですか。 100 ◯答弁(学校経営支援課長) 私どももモデル校のアンケートを含めて報告させていただければというふうに考えておりますので、時期についてはまた調整させていただきたいと思います。 101 ◯委員長 次回できなかったらその次の委員会ということでは対応できるということですね。 102 ◯意見(辻委員) これは6月にやっているのだから、4カ月たっているのですよ。サンプルの数が373です、4カ月たってこの程度です。中間概要などということで、よくこの委員会に出してきたなと私は思うのです。教育長、こんな中間概要なんてありませんよ。委員長、どういうアンケートをやったのか、とったアンケート全部にぜひ目を通してみてください。これだけかなりの枚数のものをやっているのです。サンプル数はそんなに多くないのだから、4カ月もあったのだから集計もできて、分析もあってこうするのだということを出してこないと、教育委員会は我々文教委員会委員を一体どのように考えているのかということを問われます。委員長、これは強く言っておきます。 103 ◯委員長 ということで、努力目標として、次回の委員会で……。 104 ◯意見(高山委員) 委員長、そんな大事な話は委員会で諮らないといけない。そんな大事な話を、はい、わかりましたと言っても、私たちはその資料自体を知らない。どこから出てきたのか。 105 ◯意見(辻委員) これは、この資料が出たから、どういうアンケートをとったのかと政策調査課にお願いして……。     休憩 午後0時2分     再開 午後0時6分 106 ◯意見・要望(石橋委員) アンケートのやり方はいろいろあります。そしてそれにはいろいろな含みや意味合いがあろうと思うのです。辻委員の言われることもわからないことはないけれども、非常に少ないアンケートの中で多忙かどうかということをどこまで判断できるかというのは、我々ができる話ではないわけです。ですから、そのことについては今、資料提供という話がありましたが、本来ならば委員長が委員の意見を聞かないといけないわけですけれども、私はこの件については委員長一任にしていただき、委員長が執行部としっかり話をし、また執行部の意向もよく聞き、その上で判断していただければと思います。その判断については、またこの次の委員会で説明をされて、こういった判断基準で判断できるということを言っていただければいいのではないかと私は思います。 107 ◯委員長 それでは、そのようにさせていただきたいと思います。  (5) 閉会  午後0時10分 広島県議会...