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  1. 広島県議会 2012-12-05
    2012-12-05 平成24年生活福祉保健委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成24年生活福祉保健委員会 本文 2012-12-05 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 28 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑門田委員選択 2 : ◯答弁危機管理課長選択 3 : ◯意見質疑門田委員選択 4 : ◯答弁危機管理課長選択 5 : ◯質疑門田委員選択 6 : ◯答弁危機管理課長選択 7 : ◯質疑辻委員選択 8 : ◯答弁危機管理課長選択 9 : ◯意見質疑辻委員選択 10 : ◯答弁危機管理課長選択 11 : ◯質疑辻委員選択 12 : ◯答弁危機管理課長選択 13 : ◯要望質疑辻委員選択 14 : ◯答弁医療政策課長選択 15 : ◯質疑辻委員選択 16 : ◯答弁医療政策課長選択 17 : ◯質疑辻委員選択 18 : ◯答弁医療政策課長選択 19 : ◯要望辻委員選択 20 : ◯質疑犬童委員選択 21 : ◯答弁危機管理課長選択 22 : ◯意見質疑犬童委員選択 23 : ◯答弁危機管理課長選択 24 : ◯意見質疑犬童委員選択 25 : ◯答弁危機管理課長選択 26 : ◯要望質疑犬童委員選択 27 : ◯答弁危機管理課長選択 28 : ◯要望犬童委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時33分  (2) 記録署名委員の指名        栗 原 俊 二        門 田 峻 徳  (3) 当局説明   1) 環境県民局長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 健康福祉局長が報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。   3) 病院事業管理者が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。   4) 危機管理課長が報告事項(4)について、別紙資料4により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑門田委員) 最後に説明していただいた島根県からの原子力災害に係る広域避難受け入れについてですが、これ以上に詳しい、いろいろなやりとりがあったと思うのですけれども、島根県内4市の避難先地域の図の円で言うと、5キロメートル以内で被災された方々の放射能の問題は、かなり厳しい状況が考えられます。そのときに、その対策をどの程度施すのか、例えば具体的な避難経路や避難先での対処の仕方とか、その辺はどうですか。 2: ◯答弁危機管理課長) まず島根県の避難計画は、要はサイトから放射性物質が放出される前に、まず避難を完了したいと考えられております。その理由といたしましては、放射性物質がサイトから外へ出るまでにおおむね20数時間の時間的猶予があるという想定をされておりまして、それまでに逃げていただくということでございます。そのために、まず5キロメートル以内、それから5~10キロメートル、10~20キロメートル、20~30キロメートルと段階的に避難計画を立てておられるようでございます。被曝される前に避難していただくことを大前提とした計画を立てておられますが、そうはいっても万が一のことがございますので、どの程度被曝されているかをスクリーニングした上で避難していただくことを検討されています。ただ、スクリーニングの方法ですとか仕方やどの時点で行うかにつきましては、まだ国の方針が出されておりません。島根県では国に対して、そのあたりを早く整理した上で明確にしてほしいという要望はされておりますけれども、まだ整理されていないので、課題として残っていると考えております。 3: ◯意見質疑門田委員) 今の話はもちろん途中段階ということで理解できるのですが、本当に厳しい状況を前提にしておく必要があります。それから、具体的に避難者を受け入れるといっても、了解する以上は、どういう受け入れ体制を準備するのか、ただ場所を提供して、どこかの体育館へ避難するというだけでなく、生活していくわけですから、かなり細かい受け入れ体制を検討されないといけないと思います。例えば、現在、県内でそういうことを準備している市町はあるのですか。 4: ◯答弁危機管理課長) 一応、受け入れ人数と施設も決まっております。先ほど説明させていただきましたけれども、具体的に言いますと、島根県の3市から避難されてくるのですが、それぞれの市が今から避難計画を個別につくられます。その中で、受け入れ側における受け入れ計画をすり合わせていくことになるので、いろいろな課題を整理することになると思います。ただ、国が関与して解決していただかなければいけない課題も随分ありますので、そういったことについては、本年6月の国への施策提案の中で我々としても提案しておりますし、島根県も随時提案されているということです。起こってはいけないのですけれども、いつ起こるかわからない中で、今、できることから体制を構築していこうという状況であり、課題がまだたくさん残っていることについては、十分承知しているところでございます。 5: ◯質疑門田委員) もう1点、四国の伊方原発については、一切こういう議論はないのですか。 6: ◯答弁危機管理課長) 伊方原発につきましては、立地県としては愛媛県でございますけれども、愛媛県から避難の受け入れの要請は現時点ではございません。もし伊方原発で事故があった場合、愛媛県とは情報伝達や情報共有のあり方について相互に検討しているところですけれども、受け入れについては今のところ要請はありません。 7: ◯質疑辻委員) 島根県からの広域避難受け入れの問題ですけれども、まず、避難受け入れ数が16万8,900人で、1次避難先は島根県の計画にも明らかにされていますが、具体的にどの施設に行くかということについては今後の検討課題の中に書かれてあるように、県内の市町でも受け入れ計画を策定して、その中で明確にされ、この方々はきちんとどこかへ行くということになるととらえていいのですか。 8: ◯答弁危機管理課長) 各市町で受け入れていただく人数が資料にも書いてありますけれども、その受け入れ人数につきましては、各市町の施設ごとに積み上げたものでございます。ただ、例えば、松江市のどこの地区の方がどこの避難所へ行っていただくかということについては、それぞれの避難元の計画の中で整合をとりながら整理していくこととしております。 9: ◯意見質疑辻委員) きょうの説明では、やはり1次避難先のところぐらいまでしか明らかになってなく、島根県の計画を見ても、松江市から福山市への避難先が市民センターとか、竹原市の運動公園というようなところになっていますので、そこから先がどうなるのかということがありますが、今後の計画の中で具体化され、十分受け入れる施設があるということで積み上がった数だと受けとめておきます。
     それと、きょうの説明資料の最後のところで、要援護者が7,165名いるのですけれども、この方々の避難受け入れ体制をどのように考えているのか、説明をお願いいたします。 10: ◯答弁危機管理課長) 要援護者の受け入れは、広域福祉避難所ということでございます。この広域福祉避難所の考え方は、一般の避難所の方と同様に集会所や公民館ではございますが、例えば空調設備がついているとかシャワーがあるといった条件をつけております。そして、あくまでも1次避難所ということですから、おおむね1カ月をめどに2次避難所、具体的には福祉施設とか仮設住宅といったところに避難していただく計画になっております。ただ、これだけの人数を広島県内で受け入れるということは到底難しいと考えておりまして、より広い範囲で受け入れる必要があるため、先ほども言いましたように、6月の施策提案におきまして、2次避難の支援については国のほうでしっかり対応していただくように提案させていただいているところであります。 11: ◯質疑辻委員) 例えば、特別養護老人ホームでも入所待ちで、福山市等も受け入れが難しいだろうと思うのです。2次避難先を選定していく上で、より広い範囲で受け入れるとなると、どういう形になるのですか。例えば、福山市の施設と松江市でいろいろとすり合わせしながら考えた結果、難しいということになった場合には、さらに広域的ということになってくるのか、どういう形での対応を考えているのか、ちょっとイメージできないのです。 12: ◯答弁危機管理課長) 具体的には、もう広島県では無理ですということで、例えば、四国地方や近畿地方へお願いすることになろうかと思います。そのあたりを広島県がやるのではなくて、国のほうできちんとルールをつくってほしいということを、今、広島県からも島根県からもお願いしているところでございます。 13: ◯要望質疑辻委員) そうすると、この広域での受け入れを連携しているところ以外にもお願いするという体制をきちんと構築してほしいということでしょうか。そこはきちんとやらないと、こういう計画ができても、結局、災害弱者が行くところがなくて、広域福祉避難所でとどまらざるを得ないというようなことがあってはならないので、もちろん国にそのルールを決めてもらうことも要るのでしょうけれども、国の回答待ちにならないように、やはり県としても具体的に考えられる提案があれば出していただきたいと思います。  もう1点、入院患者については、避難者として受け入れ体制の中に全然上がってきていないと思うのですけれども、病院などに入院されている方の避難受け入れ体制はどのように考えているのですか。 14: ◯答弁医療政策課長) 事故時における入院患者につきましては、事故発生時に広島県が先んじて最大限の支援ができるかどうかということで、昨年度、検討会を2回ほど開催して、問題点を共有しているところであります。今般、実際11月に島根県から入院患者の受け入れの要請がありましたので、それを踏まえまして、現在、島根県と本県の有識者、関係団体が実際にどのようにやるのかという調整を行っているところでございます。 15: ◯質疑辻委員) どのぐらいの人数を想定されていますか。 16: ◯答弁医療政策課長) 大まかな推定でございますけれども、島根県では約1,500~1,800人を想定しておられます。 17: ◯質疑辻委員) この1,500~1,800人について、島根県と有識者と関係者でさらに協議して、どこに避難するかという計画を明らかにすることになっているのでしょうけれども、今後の計画がいつごろ、どのようになるのかという点はどうですか。 18: ◯答弁医療政策課長) 先ほど申しましたように、今後につきましては、現在、関係団体と調整中でございまして、できるだけ早く調整したいと考えておりますけれども、具体的に広島県の災害医療体制を活用して、いかに受け入れていくかどうか、あるいは受け入れられるかといったところを、またこれから詰めるところでございますので、少し時間がかかると考えております。 19: ◯要望辻委員) 病院同士でいろいろと検討したり、病院間の問題もあるのでしょうけれども、そのあたりの調整は当然医師会も入ってされていると思いますが、1,500~1,800人をきちんと受け入れる準備は早急に詰めて、計画をつくっておくということは必要だと思いますので、これは要望しておきます。 20: ◯質疑犬童委員) 特別委員会でも議論になったわけですが、この島根県からの避難者の受け入れ問題について、広島県への避難者の16万8,900人の中には親戚や知人の家に避難する人は入っているのですか。 21: ◯答弁危機管理課長) 現時点におきましては、そのようなことではなくて、そこに住んでいらっしゃる住民全体ということで考えております。 22: ◯意見質疑犬童委員) 16万8,900人のうち70%はマイカーで避難してくるだろうという説明がありましたが、残り30%といったら、約4万2,000人が公共交通機関等で、非常に短時間内に避難してくるということになります。そうすると、路線や道路交通網が限られている中で、4万2,000人が広島に避難することになりますと、島根県のほうにそれだけの交通手段があればいいけれども、広島県からも迎えに来てほしいということがなきにしもあらずだと思います。その場合には、広島県内で走っている、例えば民間バスなどにも協力要請して対応しなくてはならなくなるのですが、この4万2,000人の短時間の移動についてはどの程度考えていますか。 23: ◯答弁危機管理課長) 輸送手段につきましては、今のところ島根県内でのバスの確保は確かに難しいということですので、島根県では、約7割の方が自家用車で逃げていただくのもやむを得ないだろうと考えておりました。  それから、残りの3割の方につきましては、今、輸送手段を確保できたということは聞いておりませんが、鋭意、バス会社あるいは国等と調整中という話は聞いております。特に広島県のほうで確保してほしいという話は聞いておりません。 24: ◯意見質疑犬童委員) そういうところまで詰めないと難しいのではないかと思います。阪神・淡路大震災のとき、私は明くる日にマイカーで神戸に入ったのですが、警察のほうで非常に交通規制されておりまして、倒壊した高速道路の下の道路は、一般車は通行禁止になって、救急車とか自衛隊の車が専用で使うような規制になっていました。したがって、そういう意味では、島根県と広島県を結ぶ道路というのは限られておりまして、一定の交通規制をする中で、避難者を運ぶ車の優先的な通行も含めて検討していませんと、いざとなって7割がマイカーで逃げ、残り3割の方を運ぶことになったとき、大混雑になって、どうにもならないようになるのではないかと思うのです。これはお互いにきちんとシミュレーションしておく必要があると思います。それはぜひ取り組んでいただきたいと思います。  それから、この前、特別委員会で新潟県柏崎市の放射線監視センターに行きました。コントロールセンターである総合対策本部に入って話を聞いたのですが、そのときに驚いたのです。いわゆる原子力規制委員会ができましたが、席上の名前がいまだに、原子力安全・保安院の名前になっているのです。2カ月もたって、こういう不作法なことを平気でやって、我々を通し、また一般の人たちにも見せる神経の図太さは、いかにこの原子力規制委員会がいいかげんな団体なのかと思いました。機構が変わって、もう2カ月もたっているのだったら、当然ながら新しい原子力規制委員会の名札を置かないといけないと思うのです。あなた方を責めているのではなく、国のほうでは、そういう大事なところがこういった状況にあるわけです。本部のほうには全部で100人ぐらいが座るようになっていて、テーブルにはコンピューターが全部備わっていました。ここに人が全部そろうようになるには何日もかかるのではないかと思いますが、事故が起きたときに指令を出すのは1分1秒の争いです。そうすると、あの大きな部屋に幾ら名札が並べてあっても用をなさないのではないかと思って帰りました。ですから、やはり島根県と広島県が自分たちでやり切るという体制をつくっていかないと、国に頼っていたのではとても対応できないのではないかと思って帰ったのです。だから、こういう案をつくったら、まず島根県と広島県がきちんと話し合い、しかも、松江市、出雲市、雲南市の避難者のそれぞれの受け入れ先である広島県内の各市町との日常的な交流とか、すり合わせをきちんとしておきませんと、いざその場になって、こうなのですと言っても始まらないと思います。また、役所同士も交流しておけば、何かのときはスムーズにいくと思いますから、そういう体制をつくっておくべきです。そのあたりはどうですか。 25: ◯答弁危機管理課長) 委員が御指摘のとおりでございまして、そういった意味からも、まずこの数字を固めていく段階において、島根県と島根県のそれぞれの3市に本県がついて、各市町へお邪魔し、避難の受け入れをお願いしてきたところでございます。その結果として、こういった数字が出てきました。  今後、受け入れ計画と避難計画をつくるに当たっては、今度は個別ということになるので、より密接に連携をとりながら、両計画をつくっていきたいと考えております。国にお願いしなければいけない部分はあるのですが、国の回答を待っているわけにはいかないので、島根県と広島県ができることから整理していこうということで、今やっている状況でございます。 26: ◯要望質疑犬童委員) 避難地域と避難受け入れ先との交流は、ぜひスムーズにいくようにしてもらいたいと思っております。  それから、最近、中国電力の島根原発から中国地方の各県へは連絡するようになっていると思うのですが、各避難先も含めた情報が、広島県や山口県にもスムーズにいくということは、しっかりと確認されているのですか。 27: ◯答弁危機管理課長) 本年4月11日から中国電力とは、立地県の島根県と同様に、原子力災害についての情報を同じタイミングでいただく体制がとれております。そして、県が受けましたら、その内容については中身を精査して、迅速に市町、必要に応じて県民の方にも周知するようにしております。 28: ◯要望犬童委員) せっかくつくるプランですから、各地域まできちんと機能するように、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。  (5) 閉会  午前11時9分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...