4:
◯答弁(
農業販売戦略課長) はい。
5:
◯要望(
山下委員) となると、県がこれまで取り組んできた産地証明は、対中国においては意味がないということになります。それから、先ほど温家宝首相との政治レベルでの取り決めのことを言われましたけれども、実際に輸入するのは政治家ではなくバイヤーですから、影響は極めて大きいと思います。知事も四川省に行かれ、その際に恐らく幾らかお話しにはなったとは思いますけれども、これから詳しく調査して、証明書の発行やそのほかの行政的な、あるいは政治的な手続ということだけではなくて、実際に市場がどのように動くかというところにも注目していただいて、必要な対策をとっていただきますようお願いします。
6:
◯質疑(
高木委員) 農地・水・環境保全向上対策事業について、来年度から制度が変わるということをお聞きしておりますが、9月現在の各市町の取り組み状況等がどうなっているか、わかる範囲で教えていただきたいと思います。
7:
◯答弁(
農業基盤課長) この春に御説明をさせていただきましたように、農地・水・環境保全向上対策について、これまで担い手を中心に地域で実施してきていましたが、農業振興地域内の農用地区全体に対象を拡大しており、このことについては、県の考えを春から市町に説明させていただき、来年度から本格実施する予定です。
平成23年度の状況ですが、現在、共同活動につきましては、12市、133活動組織、4,400ヘクタールで取り組んでいただいています。また、今年度創設の向上活動につきましては、6市町、44活動組織、1,131ヘクタールから申請が出ている状況です。向上活動は今年度からの取り組みですので、既存の施設の長寿命化による営農コストの削減に期待しているところです。
8:
◯質疑(
高木委員) 今、4,400ヘクタールでありますが、平成24年度からの緩和により、東広島でいえば700~800ヘクタールだったものが、1,400ヘクタールぐらいにふえるのではないか、また農地の3分の1ぐらいが参加し2,000ヘクタール程度になるのではないかという状況でありますが、県の予算がないと、せっかく手を挙げたけれども、今度はおろせという話になりかねません。しっかりと予算確保をしていただいて、これまでの損を取り返してもらわないと困るのですが、そのあたりの決意はいかがですか。
9:
◯答弁(
農業基盤課長) 平成24年度からの要望につきましては、今年度の国の概算要望の公表が、震災対応を優先することにより、1カ月程度おくれると聞いており、この対策の来年度以降の制度設計が見えない状況です。しかし県の予算を要望していく手順もありますので、市町へは10月上旬までに1次要望の取りまとめをお願いしているところです。
しかし、このような状況で、要望の把握がしづらい状況です。向上活動については平成23年度創設事業ですが、平成24年度から取り組む意向を示されている市町も幾つかありますので、本年度に比べて面積が拡大することになるのではないかと想定していますが、農地の効率的な活用による高度な農業経営の意識醸成のためにも所要額の確保に努めてまいりたいと思っています。
10:
◯質疑(
高木委員) しっかりお願いしたいと思います。制度を続けることは多分決まっているのだろうと思いますが、国から全く情報がないのですか。
11:
◯答弁(
農業基盤課長) 先ほど申し上げましたように、国の概算予算の情報がまだ公表されていない状況で、来年度からの農地対策の制度設計がどのようになるのか、現時点では情報を持ち合わせていませんので、何らかの対策が打たれるであろうということを前提に、この春、県の制度の改正をさせていただきました。
12:
◯質疑(
内田委員) 先ほど、ひろしまの森づくり事業評価委員会の経過を御報告いただきました。今回の資料には書かれていなかったのですが、たしか何かの資料で、雇用創出になるといった話を伺ったことがあります。どういうところで雇用創出になったのか、何人ぐらい仕事につけたのか、わかったら教えてください。
13:
◯答弁(
森林保全課長) ひろしまの森づくり事業による雇用創出といいますか、新規雇用についてですが、今回の評価委員会の中でも直接的な効果ではなくて、波及的効果というところでまとめています。委員が御質問の人数については把握していません。これまでは、森林整備は森林組合が中心に行っていた事業ですが、今回は県民税を財源にしていますので、例えば建設関係の業者や造園建設業者など、いろいろな者がこの事業に参入できるように、県で事業者選定ガイドラインを定めて市町にお示ししたところです。この結果、平成19年度から新たに参入された会社が、全部で28社あります。こういったことを、さらに県民税を有効に使うという観点から進めていき、もっと効果を具体的に示せるように、人数等の把握も検討したいと考えています。
14:
◯要望・
質疑(
内田委員) ぜひ、そういうこともきちんとフォローできるように、皆さんに知らしめるということを要望しておきます。そういう面では、先月、PRも足りないというお話もさせていただきました。一つ提案ですが、湯崎知事が、新聞の半面や一面を使って、いろいろな県の情報を提供していますが、一度、新聞一面を使ってPRしたらどうでしょうか。ぜひ、こういうことに皆さんの税金を使っているというPRをお願いします。
もう一つは、先ほど気仙沼への支援への感謝状について報告があり、我々も大変うれしく思っています。先日の新聞で、知事が28日、29日と現地に行かれ、その中で復興支援を長期的に取り組んでいきたいということが報道されていました。先月、私も長い目で支援していただきたいとお願いしましたけれども、知事が行かれて、局長もいかだをつくりに行かれたということでありますので、現場の状況と、新たに何かほかに広島県に支援してほしいということがあったのかどうかを教えてください。
15:
◯答弁(
農林水産局長) 私も現地に参りまして、いかだの組み立ての作業をしました。私自身は組み立てる技術は持っていませんので、ひたすら組み立てるための竹運びに従事しました。現地には、広島から13名の漁業者の方が行かれ、現地のカキ養殖業者の方と、全国から集まってこられたボランティアの方との共同作業でした。作業は26~28日までの3日間行われたわけですが、私が感動しましたのは、2日目の27日に、唐桑の組合長さんから私に、局長さん、あそこに来ているあの人とあの人はきのう作業に出てきていませんでした、というのは、彼らは今回の被害を受けてカキ養殖をあきらめていた人たちです、しかし実際26日の作業を終えてカキいかだが海に浮かんでいるのを見て、じゃあもう一度自分もやってみようと思って、きょう作業に来てくれましたという話がありました。私も大変うれしく思ったわけです。3日目に知事が来られ、現地で一緒に完成したいかだをおろす作業に従事していただきました。知事も、実際に現地の方が大きな感謝の気持ちを持っておられるということを肌で感じられたわけです。
現在のところは、今回の支援が実際に行われているということであり、具体的で継続的な支援の申し出があったわけではありませんが、実際に漁業者同士の話では、こうした交流を引き続き続けていこう、お互いライバル同士でカキの振興に努めていこうという会話がされていました。支援はもとより、現地の要請に基づいて行われなければならないと思いますので、今後、来年度以降にどういった支援ができるのか、どういったものを望んでおられるのかをリサーチして考えていきたいと思います。
16:
◯要望(
内田委員) これからカキいかだも継続して、そして今の報告にありましたが、予定よりまだ少ないような感じであります。これから連携をとっていくのでしょうけれども、現場の状況をきちんと聞きながら、ぜひ広島県のできる支援をしていただきたいと思います。
17:
◯要望・
質疑(
小林委員) 数点、お願いと質問をしたいと思います。
まず、ひろしまの森づくり事業の評価を着々と進めていただいていることについて、高く評価したいと思います。生産者、要するにこの事業を使って効果を見られた方々、作業に当たられた方々の評価は非常に高いので、ぜひ、引き続きこの事業が来年以降も続けられるよう、よろしくお願います。
それから、畜産のことですが、来年、全国和牛能力共進会が長崎県で開催されますが、今までの様子とはちょっと違った部分があろうかと思います。昨年の4月に宮崎県で口蹄疫が発症して、ことしの3月11日の震災による福島原発においての放射能汚染の状況の中で、来年行われる全国和牛能力共進会はどういう位置づけになるのかということと、本県の準備がいかなる状態になっているかということ、あわせてこの2点を伺います。
18:
◯答弁(
畜産課長) 御指摘のとおり、昨年度の口蹄疫、それから震災の対応ということがございまして、環境は変化していると思います。全国で優秀な家畜、特に和牛についての能力を競い、各県のブランド牛を構築するということが、全国和牛能力共進会の一つの目的となっています。やはり来年度の長崎県での大会においても全国の優秀な種雄牛及び種畜の、本県で申しますと広島牛の再構築を果たすためのブランド化の一つの機会だと捉えています。当然、本県でも広島牛のさらなるブランド化推進、販売対策の強化のため、この大会に向けて準備を進めているところです。現在の準備状況ですが、種畜の部、雌牛につきまして、現在、各地域を巡回して候補牛の選定を行っているところです。また、肥育牛については、繁殖農家から肥育農家へのあっせんを行い、それらの農家の巡回指導を農業団体と県で行って、万全を尽くしているところです。
19:
◯要望・
質疑(
小林委員) 広島ではきちんとやっているということですが、私が言いたいのは、要望になりますが、原発事故や口蹄疫の影響で和牛における信頼がなくなっている中で、来年行われる全共というのは重大な位置づけにあるわけです。そういった開催状況で、意見を出せる場があるのだったら、一つはどうやって将来、口蹄疫の問題、放射能汚染の問題についてクリアしていかなくてはいけないのかをしっかりと話し合っていただくとともに、口蹄疫の感染については十分に留意して大会を運営していただきたい。この2点をしっかりと要望しておきます。
それから、鳥インフルエンザの指針が改正になったということですが、昨年の11月29日、隣の島根県で起きたことに対して、局長の判断のもとで迅速に石灰を配っていただき、広島県の防疫の体制はこんなものだということも示していただきました。それ以来、養鶏業界等とお話をしながらやってきたわけですが、一つは10キロの範囲を3キロ、5キロのところまで絞ってもらいたいということであったわけです。いろいろなところを通じて皆さんにもお願いし、皆さんも国へ対しての要望を上げていただく中で、今般のことになったわけであり、本当にうれしく思っていますし、養鶏は、本県の農畜産物の出荷高において米に次いで2番目に位置しますので、しっかり守っていくことは大変なことであろうと高く評価しています。
今度は、3キロということになれば、皆さんの防疫・検疫体制が大変厳しくなってくるのは、もうわかり切ったことでありますので、ぜひ、関係団体とよく協議をしていただきながら、また28日にも机上の演習もあるようですので、防疫体制をもう一度見直していただき、頑張っていただきたいということを強く要望しておきます。
最後ですけれども、先ほど農地・水・環境向上対策について、
高木委員から話がありましたが、国の来年の概算要望を見ますと、各省庁の政策経費については一律1割カットで指針を示されています。どういう状況で概算要望が成立するかまだわかっていませんが、このような状況の中で本県の農業、水産業、林業については甚大な影響が出てくるのは、もう間違いないだろうと思います。どうやって来年度の予算を確保していくかについて、局長にお尋ねしたいと思いますけれども、もうわかり切ったことであり、わからなかったと手をこまねいている場合ではないと思いますので、その辺の決意をよろしくお願いします。
20:
◯答弁(
農林水産局長) 予想されている事態が起きるであろうと思っていますので、全力を尽くしてまいります。
21:
◯要望・
質疑(
犬童委員) 気仙沼市の感謝状を見せてもらって非常に喜んでいます。私ごとですが、いとこの娘が関西の病院から気仙沼市へ派遣され、看護業務を行っています。その子から連絡があって、気仙沼市の人が非常に広島の人に感謝していると言っていました。とにかく看護関係の人が引き揚げるときには、みんなが横断幕をつくって、ありがとうと言っていたということです。今のカキいかだのことを含めて、気仙沼市で非常に広島県の評価が高く、感謝されているということを伝えておきたいと思います。
それから、この前も申し上げましたが、漁業組合の皆さん方から、いかだは非常に感謝しているのですが、水槽を何とかしてもらいたいという話がありました。カキを洗うための9トンぐらいの水槽です。しかし、1基が30万~50万円ぐらいするということですが、県としても、今後の検討に加えてもらいたいと思います。県内の企業の中で東北や関東にかかわりを持つ企業はたくさんあると思うので、そういった皆さんの協力をいただけないかと思います。広島県が頑張るのもいいのですが、同時に商工会議所等を通じて県内の企業で応援してもらえるところはないのかと思いますので、少し検討していただけたらと思います。
それから、この前、中国木材へ調査に行かせてもらい、当面あそこで処理する木材の収集は順調にいっているということだったのですが、これからフル稼働になった場合に、それだけの木材が順調に集まってくるのか不安を持っています。森林組合を含めて協力いただきたいと思っているのだけれども、長期的に、県内産にこだわらず国産材を収集できるのか少し懸念しているとお聞きしました。この点については、ぜひ、広島県としても御協力いただきたいという話でしたので、担当局として今後どう考えているのかお聞きします。
22:
◯答弁(林業課長) 委員御指摘のとおり、本県はやはり積雪地帯で、とりわけ林業をやっている地域はほとんど中国山地沿いの降雪の多い地域です。年間を通じて一定量の木材を搬出するということになりますと、やはり1月から3月までの冬場の供給をどうするかということが課題になってきます。
そこで、2020広島県農林水産業チャレンジプランにおいても、基本的には12月までに材はすべて搬出してしまう形で計画を立てています。大朝の工場に保管しておいて、1月、2月、3月を使うのは、面積も広く十分可能です。9月までの上半期で、60%の計画を立てており、8月時点で、ほぼ計画どおり搬出が行われています。このままでいきますと、12月までには、ほぼ1年間の計画の木材が大朝の工場へ集荷されることになります。我々も森林組合、民間事業体を指導し、御協力いただきたいと考えています。
23:
◯質疑(
犬童委員) 企業というのは、設備投資をすると5年、10年と長期的にやっていくわけですから、今年度はそうであっても、来年度以降はきちんとシステムができ上がってないと難しいのではないですか。来年度以降について、森林組合を含めて協議はできているのですか。
24:
◯答弁(林業課長) 2020広島県農林水産業チャレンジプランは、10年後の目指す姿を描いた上で、当面5年間の計画を立て実施しています。基本的には、ことしだけではなく来年度以降、少なくとも5年間、10年間は、12月までには材を搬出し、作業道や林道を整備していくことにしています。
25:
◯質疑(
犬童委員) そこで、問題は人です。ことし3月の新卒者で、林業に就業した人はどのくらいですか。毎年大体1けたしかいなかったように思いますけれども、Uターン組もあるでしょうが、今はどれぐらいですか。
26:
◯答弁(林業課長) ことし新卒者が林業の現場に何人就職したかについては、今資料を持ち合わせていません。林業ではないのですが、中国木材には今回の新卒者が大体7~8人、地元から採用されたと聞いています。基本的に林業の現場というのは、新卒者というよりは、ある程度都市部で働いた方がIターンとかUターンで帰ってこられて、ふるさとというか、山村生活を満喫するという形で林業に就業される方が多いです。
27:
◯質疑(
犬童委員) この前、ドイツ製の機械による木材の伐採と搬出を見せていただきましたが、機械を操作するためには、結局、人材の確保が必要になると思います。特にあのような大きな機械を動かすことになりますと、やはり若い人を確保していかなかったら、機械を1台入れただけではどうにもならないわけです。そういう面では、新しく林業に従事する人、若い力をどう確保するかが大きな課題だと思います。中国木材のほうは、会社で採用すれば幾らでも人は集まるのですが、林業に従事する人が集まるかどうかが問題だと思います。その辺はどのように考えていますか。
28:
◯答弁(林業課長) 現在も緑の雇用ということで、国、県の助成に基づいて、例えば民間事業体あるいは森林組合に新規で採用される方には、一定期間、高性能林業機械等の研修を実施しております。これまでも、そういった研修によって技術力を身につけて、森林組合や民間事業体に就業された方がかなりの人数います。
29:
◯質疑(
犬童委員) 以前、あなた方から統計的な報告を受けたことがあります。どのくらいの人が林業に従事しているかという内容ですが、高卒、中卒の場合は1けただけで、Iターン・Uターン組はこれだけというような報告を受けたと思うのですが、改めて教えてください。
30:
◯答弁(林業課長) 平成22年度の就業状況は、森林組合へ35人、それから民間事業体へ30人ということで、新規の就業がございました。
31:
◯要望(
犬童委員) 若い人を含めて、森林で働く人の確保については非常に難しい問題ですけれども、ぜひ取り組んでいって、バックアップしていただくようお願いします。
それから、鳥インフルエンザの件ですが、私は生まれが鹿児島の出水というところで、ブロイラーで日本一のまちです。大きな工場がたくさんあり、鳥小屋もたくさんあります。ことしの春ごろ帰ったときに現地を訪ねましたら、私が子供のころは400羽ぐらいしかいなかったツルが、今は1万4,000羽ぐらいにふえているのです。この前の冬に、鳥インフルエンザで5羽が死んだときに、場合によっては全滅するのではないかと非常に心配しました。大きな報道にもなりましたが、結果的には7羽ぐらいで、拡大せずに済んだわけです。養鶏場にも1カ所出たので、全部処分したということでした。その養鶏場にも行き、市の関係者や地元関係者と話をしました。鳥小屋の管理や、地域への立ち入りなどを徹底して行う必要があるということでした。もちろん渡り鳥ですから来年病気を持って帰ってくるかもしれないという心配はありますが、皆さんも努力してもらっているとおり、こういうことが起きたら徹底的にやるということを、ぜひ方針として取り組んでいただきたいと要望しておきます。
それから最後に、ひろしまの森づくり県民税について、継続という方向性が出されていますが、県民はほとんど理解できていないと思います。500円を納めていて、それが何に使われているかということについて、理解がまだ不十分だということが報道されていました。もう一度、この森づくりが県民参加で実施できるような体制の見直しをしてもらいたいと思っています。里山の整備は県内各地で地域の人が取り組んでいらっしゃいますが、そういうことに対して、税の使い方もあるのではないかと思います。今回、補正予算で出されている林道の整備も兼ね合わせて、各市町が中心になって里山の整備を一層取り組んでもらうことが、例えば、いざ津波などのときには、そこが避難場所にもなり得るわけですから、里山の整備を含めて森づくりの税金をもっと有効に活用して、県民にわかるところで使っていただきたいと思いますが、具体的にはどう考えていますか。
32:
◯答弁(
森林保全課長) ひろしまの森づくり事業につきましては、先ほど御説明しましたように、評価委員会において継続が妥当であると結論づけられていますが、これからパブリックコメント等を行い、最終的には評価委員会の報告をまとめた上で、県議会で御審議いただき、最終的な結論になると考えています。
それから、県民の方にわかるような事業の活用ということですが、平成19年度からマスコミと民間企業のノウハウを活用して、いろいろなところでPRしてきましたが、先般も御説明しましたとおり、まだ認知度が3割に満たない状況です。さらに認知度を上げるために、昨年アンケート調査を実施しました。例えば沿岸部では21%の認知しかないという厳しい状況ですが、CO2に関する関心は高いという結果が出ていますので、そういった側面で沿岸部にはPRしていくといったような工夫をしていきたいと思います。また、里山林の整備につきましては市町の交付金を活用していただいていますので、市町や協議会でしっかりと議論していただき、目に見えるような形での活用をお願いしたいと思っています。
33:
◯要望(
犬童委員) それから最後に、要望です。皆さんが非常によい地産地消のパンフレットをつくられています。いろいろなところを回ってみましたけれども、非常に頑張っているところと、もう一踏ん張り必要ではないかという物産館があります。そこで、皆さんのほうも、もう一工夫して、リーダーの養成や地域の皆さんの組織づくりなどを、ぜひ支援していただけたらと思っています。
私もいろいろなところで、皆さんがつくっている地産地消のパンフレットをお渡しして、ぜひ訪ねてほしいと申し上げています。地域では高齢者から若い人まで、また生産者から施設の運営者を含めて、みんな頑張っていますので、ぜひ側面からの応援をしていただきたいと思います。
34:
◯質疑(山崎委員)
犬童委員と関連した質問ですが、中国木材の工場を見学させていただいたときに、機械部品が山ほど積んであるのを見て、まだいいぐあいに稼働できていないのではないかという気がしました。この前も、知事が視察に行っておられましたが、設計変更もなく本当に動くということで行かれたのかどうか、そのあたりはわかりませんか。
35:
◯答弁(林業課長) 部品が置いてあったということですけれど、それは新しい機械のものではなく古いものですから、現在設置している機械については、順調に稼働しておりますので、特に問題ないと考えています。
36:
◯要望(山崎委員) そうであれば、きちんと処分しておいてもらうようよろしくお願いします。
37:
◯答弁(林業課長) そのように、中国木材とひろしま木材協同組合のほうにもお話をしておきます。
(5) 閉会 午前11時40分
発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...