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  1. 広島県議会 2011-06-23
    2011-06-23 平成23年建設委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成23年建設委員会 本文 2011-06-23 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 24 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑桑木委員選択 2 : ◯答弁建設産業課長選択 3 : ◯質疑桑木委員選択 4 : ◯答弁建設産業課長選択 5 : ◯要望質疑桑木委員選択 6 : ◯答弁建設産業課長選択 7 : ◯要望桑木委員選択 8 : ◯質疑森川委員選択 9 : ◯答弁空港振興課長選択 10 : ◯質疑森川委員選択 11 : ◯答弁空港振興課長選択 12 : ◯要望質疑森川委員選択 13 : ◯答弁河川課長選択 14 : ◯要望質疑森川委員選択 15 : ◯答弁道路河川管理課長選択 16 : ◯要望森川委員選択 17 : ◯意見質疑金口委員選択 18 : ◯答弁空港港湾部長選択 19 : ◯意見金口委員選択 20 : ◯意見質疑蒲原委員選択 21 : ◯答弁建設産業課長選択 22 : ◯要望質疑蒲原委員選択 23 : ◯答弁空港港湾部長選択 24 : ◯要望蒲原委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時43分  (2) 記録署名委員の指名        桑 木 良 典        森 川 家 忠  (3) 当局説明   1) 土木局長及び都市局長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 建設産業課長が報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。   3) 空港振興課長が報告事項(3)、(4)について、別紙資料3、4により説明した。   4) 都市環境課長が報告事項(5)について、別紙資料5により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑桑木委員) 資料番号2で、広島県建設産業ビジョン2011(案)の説明がありました。資料をずっと読んでいきますと、建設産業の厳しい現状が改めて浮き彫りになっていると感じたわけでございますが、その中で過疎地域に着目して読んでみたのですけれども、この資料の2ページにある策定の趣旨の冒頭に、建設産業はこれまで、県民生活に欠くことのできない大きな役割を果たしてきたとあります。また、昨年7月に庄原市で発生したゲリラ豪雨災害で被災箇所の最前線でいち早く復旧に尽力したのも地元の建設業者と記述があり、大きく評価されていますが、さらに読んでいきますと、中段で、過疎地域などでは、建設業者が果たしてきたさまざまな役割の維持が難しくなっていくことで、次第に地域の疲弊が色濃くなることとあわせ、県民の安全で安心な生活にも支障を来す懸念が生じてきたとあるのですが、県民の安全・安心に支障を来すというのは、具体的にどのようなことを想定しているのか、お伺いいたします。 2: ◯答弁建設産業課長) 建設産業の役割は、社会資本の整備と維持管理、修繕でございますが、安全・安心という観点で申しますと、災害発生時の迅速な対応とか日常の道路維持管理、除雪作業などを、県民の安全・安心の生活に支障を来す懸念と考えております。 3: ◯質疑桑木委員) 災害時の対応が主なことと今説明がありましたけれども、民間の業務のことでもありますし、これから経営改善等々していくような提案があるということなのですが、皆さん御案内のように、全体的に過疎地域は公共事業がどんどん減少しておりまして、業を生み出すというのはなかなか難しい状況にあるのです。当面の間、それをうまく両立していかなければいけない現状があると思うのですけれども、それに対する何か御意見、対応というものがございますでしょうか。 4: ◯答弁建設産業課長) 確かに景気後退局面におきましては、建設投資というのは、ある面、一定の経済波及効果があったと考えてございます。したがって、景気後退局面においては、そういう建設投資の量の確保ということも必要だと考えておりますが、このビジョンにおいては、一定の期間、将来的な見通しを持って建設産業の再生を図っていくことを目的としておりまして、このビジョンに書いてありますとおり、まずは建設業者にみずからの歩むべき方向を選択していただき、それに対して県が支援していくということを考えております。 5: ◯要望質疑桑木委員) 確かにこのビジョンを読んで、そういうことが主な内容であるのは感じるわけでございます。現状がそうなっているということは十分御認識いただいていると思うのですが、その辺の過疎地域の活性化対策ということになると土木局だけではないのかもしれないのですけれども、各局と連携してそういったことにしっかりとこれからも対応していただきたいと思います。  また、この案の21ページの(2)で、大きな地域差という項があるのですけれども、ここでは、建設業者の数が元々少なく、地域によっては建設業空白地区の現実化も懸念されているという記述や、既存の業者が廃業してしまえばかわりを担う者のない地区が懸念されつつあるとあります。確かに現状はこうだと思うのですが、ここで言っておられる大きな地域差というのは、地域にどのような影響をもたらして、空白区というのはどれぐらいの広さ、範囲、合併前は86市町村あったのですけれども、その旧行政区でなくなるような、そういう空白区というのはどの程度の範囲と考えればよろしいのでしょうか。 6: ◯答弁建設産業課長) まず、地域への影響でございますが、建設産業の役割である社会資本の整備、維持管理の役割の低下の懸念と、建設投資の減少による雇用吸収力の低下を地域にもたらしていると考えております。  次に、建設業の空白区につきましては、全国的にも指摘されておりまして、今回の東北地方の震災においても顕在化したと聞いております。  このビジョンにおいて想定した空白区の範囲ですが、建設業の果たすべき役割の災害時の緊急対応等を念頭に置きまして、基本的には旧市町単位をイメージしたところでございます。しかしながら、本県においては、いまだその空白区が顕在している地域はないと考えております。今後も建設産業の疲弊の色合いが強まれば、そういうことも顕在するというのではないかと懸念いたしております。
    7: ◯要望桑木委員) 御説明いただいたように、今、地域の皆さんは、さきの災害において地域の安心・安全への関心が非常に高まっていると思いますし、まして中山間地域はそういった公共事業の状況が厳しい中で、将来をいろいろ不安視しておられる方がたくさんいるというようなお話を伺っております。これまでも、建設業の皆さんは、いろいろな施策の中で経営改善でありますとか、新規分野の参入でありますとか、いろいろな御努力をされて、皆さん方からもいろいろな施策の提案をいただいているのですが、なかなか現状は厳しいというのが私の実感でございますので、これからパブリックコメント等も8月に策定と伺っておりますが、地域や業者の方々のいろいろな御要望・声をしっかりと聞いていただいて、きめ細かい対応をしていただくことを要望して、質問を終わります。 8: ◯質疑森川委員) 私のほうからは、先ほど説明がありました資料番号3、広島西飛行場のヘリポート化についてお尋ねしたいと思います。  この資料の3のところに平成24年秋までの広島西飛行場の運用についてということで、広大病院のほうからの要請で、東日本大震災の被災者の搬送先とするため公共飛行場として維持されるということでありますけれども、現時点で具体的な利用見込みがあるのかないのかについて、まずお伺いしてみたいと思います。 9: ◯答弁空港振興課長) 今回の要請は、震災直後の3月14日に広大病院のほうからあったわけですけれども、広島西飛行場におきましては、広大からの派遣といいますか、使用要請がありましたら、2時間以内に職員が飛行場のほうに駆けつけて、また安全運航管理をいたします航空機安全運航管理センターの職員や、さらには消防業務を担当している業者の方々もすぐに集まって対応できるような形にしております。幸いにもこれまでそうした使用要請というものはございません。しかしながら、御承知のとおり、福島原発におきましては1,000人を超える東京電力、それから関連会社の職員の方々が作業をいたしております。また、11万トンを超える汚染水があるというような中で、状況は非常に予断を許さないものだと思っております。 10: ◯質疑森川委員) この問題につきましては提案見込事項にもかかわってきますので、次回の委員会で聞きたいと思います。  次に、昨年度末、広島市議会のほうで市営飛行場の存続が否決されました。その際に、平成23年秋の広島南道路の工事着手に影響を及ぼすという理由でヘリポート化を早急に進めていく必要があると聞いておりますが、今回、公共飛行場として残すことで、影響はないのかどうなのか。その辺についてお伺いしたいと思います。 11: ◯答弁空港振興課長) 公共飛行場としての維持は平成24年の秋までとしており、また、ヘリポートの供用開始は平成24年の秋となっておりますので、何ら公共飛行場としての運用管理がヘリポートの整備のスケジュールに影響を与えるということはございません。 12: ◯要望質疑森川委員) わかりました。この西飛行場のヘリポート化については、空港アクセスや跡地利用といった今後解決すべき課題があります。今後とも、広島市としっかり連携を図っていただいて、解決に努めていただきますように要望いたしまして、この質問は終わります。  次に、資料番号4、新安川における児童死亡事故に係る施設点検結果についてお伺いしたいと思います。  先ほど資料の2のところで、4カ所ほど危険箇所が確認されたということでございますけれども、これは新安川と類似した構造であるのかどうなのかということと、また市町に対して改善要請をされたということでありますけれども、この改善は現時点でなされているのかどうなのか、そこについてお伺いいたします。 13: ◯答弁河川課長) まず、県管理の河川に流入する水路等が4カ所ですが、これはいずれも新安川と似たような構造でございまして、暗渠構造で、子供さんが容易に水路におりられて、河川内に侵入できるような大きさのものでございます。また、この箇所につきまして、いずれも施設管理者は市町になると思いますが、そこらについて改善要望しておりまして、1カ所についてはもう既に対応しております。残る3カ所につきましても対応を検討中という状況でございます。 14: ◯要望質疑森川委員) まだあと3カ所は対応されていないということでありますから、引き続き改善を要請していただきたいと思います。  それで、今回、直接原因となった下水路からの侵入について点検されたということでありますけれども、河川において、まだまだ多くの危険箇所があるのではないかと思います。今後の県の安全対策についてどのように考えておられるのか、お尋ねいたします。 15: ◯答弁道路河川管理課長) 安全対策でございますが、先ほどの資料の説明におきまして、河川管理者として2点ほど、事故後の対応を説明させていただいております。危険箇所の点検と普及啓発活動の2点でございます。これを引き続きしっかり今後も対応していくということで、安全対策をとっていきたいと考えております。  まず、普及啓発活動でございますけれども、河川は増水したときに危険となるものですから、これまでも平素から、増水時には川から離れるように、いろいろな場面を通じて呼びかけをしているところでございます。今回、市町と連携いたしまして、DVD、パンフレット、ホームページ等の教材を提供することといたしておりますが、今後とも、子供の安全に関する普及啓発に努めてまいりたいと思っております。  また、危険箇所の点検でございますけれども、堤防点検は毎年実施しており、今後とも、新たな危険箇所がないかどうかしっかり確認をしてまいりたいと思います。また、危険箇所はやはり地元の方がよく御存じであろうと思いますので、地元に身近な市町からの危険箇所の情報も管理者として共有をいたしまして、適切に対応して、再発防止に取り組んでいきたいと考えております。 16: ◯要望森川委員) わかりました。このところ、公共工事費の削減によりまして、施設等の適正な維持管理とか安全対策というのが十分に行われているのかどうなのか危惧されるところであります。こうした人命にかかわる事故の再発防止に向けて県として積極的に取り組んでいただきますように要望いたしまして、質問を終わります。 17: ◯意見質疑金口委員) 資料番号8の入江大橋の工事につきまして、これは質問ではないのですが、今月15日に我々、民主県政会のほうで福山地区の調査をさせてもらいました。そのときに入江大橋も調査させていただきましたし、第2バース、それから、この後言わせてもらう福山港の水質改善問題、それから鞆港、何カ所かいろいろ行かせていただいたわけですけれども、この入江大橋の現場を見させていただきまして、順調に進んでいるなということで、このまま順調に進めば、今の入江大橋付近の渋滞対策、それから新しい第2バースへの道路の確保、この辺が全体的にすばらしくよくなるのだろうと思っておりますし、もう一つは、ここの下に写真がございますが、7月4日に、尾道の日立造船からこのブロックを積んで現地で据えつけるというお話も聞かせていただきました。やはり地産地消ということで、皆さん頑張っておられることをありがたく感じるわけであります。  そのときに一緒に調査いたしました福山港の内港の水質問題について、これは今お話しさせていただいても、なかなか結論が出る話ではないのですが、問題提起も含めまして、本当に今やっておられることがいいのかどうなのかというのを、これからの委員会でお互いに確認していきたい。そして、一番いい方向にお互いを向けていきたいと考えているところであります。  現地へ行ってみますと、そこでは今、福山市立大学が開校いたしました。その大学のすぐそばに、今、底質改善実験をやっているところがあるのですけれども、この現状を見ますと、本当にハイビーズを入れることで底質改善ができるのかどうなのか。私が行ってみると、すごいにおいでした。14日はまだ気温が上がっていませんでしたからそうでもないと思いますけれども、多分、きのうみたいに晴れた日でしたら、やはりにおいが気になる。そういったことを考えると、本当にあそこを底質改善していくのがいいのか、それを埋め立てるのがいいのか、この辺も含めて考えていくことが必要ではないのかと私は思っているのです。  平成22年3月に福山港内港環境改善検討会が設置されたということを資料で私も確認させていただきました。しかし、このときに埋め立て論というものがあったのかどうなのか。親水性を保つ場所をつくるということで、それを中心にやられたのではないのか。今、福山市立大学ができていますが、福山市立大学にはグラウンドがないと聞いております。例えば、あそこを埋め立てた場合、グラウンドにできるのではないかと思いますし、そして地域住民に対しても、悪臭対策から考えた場合にも、そちらのほうが非常に効果が高いと思います。このことについて、今は多くはお話しできませんが、もしこれまで検討された内容、今の考えがありましたら、執行部から御回答いただきたいと思います。 18: ◯答弁空港港湾部長) 福山内港の環境の問題につきまして、いろいろな観点から御指摘をいただきましてありがとうございます。  福山内港の問題については、そもそも福山市の下水道の整備というのがまだ行き届いていなくて、それが原因であることは極めて特定されているので、福山市のほうで環境改善についていろいろと御検討をなさっておりましたけれども、なかなか決め手を欠くということがあって、県も、あるいは国も協力をして効果的な手法を見出しましょうということで始めたのが現在の実験であるというふうに解釈しております。ですので、今は技術的知見が得られるのかどうかということを実験しつつ、はたから見てもできるだけ効果が上がるような形で実験をやりましょうというようなことで行っているものです。  今後、具体的にどういう対策をとっていくのかといったときに、埋め立てをしたほうがいいのではないかというようなお話も今出ております。具体的な処方せんを描くのはこれからで、いわゆるゼロベースで物を考えていると言ってもいいぐらいだと思っておりますので、今後、今回の実験の結果が仮に思わしくなかったということであれば、当然別の手法を考えなければいけませんし、その中には埋め立てをするということも一つのバリエーションとしては入っていると理解しております。 19: ◯意見金口委員) 平成25年には福山市の合流式下水の改善対策を行うということですが、平成25年ですべてがよくなるかどうか、私もちょっと疑問な部分がありますが、平成25年を目指して、これからやはりもう1回福山市と協議をする必要があるのではないか、福山市としても、あそこを埋めることについて100%反対だということは多分ないのだろうと思う。  ですから、お互いに、これから、先に埋め立てを選択したほうがいいか、今の底質改善をすることで、また余分なお金が出ていくということになった場合には、お互いにマイナスになるわけでございますので、ここに埋め立てをして新しい土地を設けて、これを売却するということになると、これはちょっと別の話になってきますが、やはりその辺を大きなとらえ方をしながら、これから検討していきたい。このことを申し上げまして、質問を終わります。 20: ◯意見質疑蒲原委員) 先ほど、広島県建設産業ビジョン2011の説明がございましたが、趣旨ももっともなことをおっしゃっていると思います。平成3年をピークにだんだん投資額が減少して、今、当時のマイナス54%になった。そういう中で、地域の持続的な発展と安全・安心の確保のための建設産業をどうやって評価していくかという視点でこのビジョンがつくられているということがひしひしとわかる。それはすばらしいことだと思う。  でも、業者の皆さん方が何を一番言ってらっしゃるか。毎年予算が削減されて、なかなか仕事がない。その上、この工事をするにはこれだけお金がかかりますといって県が算出する金額、その低い金額でみんなが競い合って入札するというやり方、これが業者にとって一番大変で、その金額も25%ぐらい下げて、かなり今上がりましたけれども、そういう状況の中で、とてもこれはまともな仕事ができない。どこかで手抜きをしたり、いろいろやりくりしなければならないという状況です。だから、今、一生懸命やっていらっしゃるのはわかるのですが、このビジョンの中にもう少し入札する業者の皆様方が、なるほど、そうかと、これだけの金額なら工事が十分真っ当にできるというふうに改善していかないと、幾らこのようなすばらしいビジョンを書かれても、建設業者というのはこれから生きていかれない。真っ当な仕事ができないということを私は痛切に感じるのです。  最近でも、よく業者の方がおっしゃるのは、いろいろな厳しい条件を入札にかけられるわけです。もっとそういうものを幅広く、業者が参入できるような方法に切りかえてもらえないでしょうか。そういう声は聞くわけですから、ぜひこれはビジョンの中に、そういう入札制度の抜本的な考え方を大きく盛り込んでいただいて、業者の皆さん方が本当に広島県のために、地域のために頑張ろうという意欲がわくような改革をしてもらうのが第一だと私は常に思っています。  だから、県は積み上げて、この工事するにはこれだけかかるということを出して、これで競争させるというのは、ある面で非常に業者にとっては過酷な入札制度でないか。その辺をぜひ改めていただきたい。ぜひ改善していただきたいということを強く要望しておきたいと思います。入札にかかわるものについては、ぜひいろいろな面で知恵を出していただきたい。もう一つ質問しますから、もし御答弁があればお願いします。 21: ◯答弁建設産業課長) 委員御指摘のとおりでございます。建設産業も、我々も業界団体からの聞き取りや個別に業者さんのお話をお伺いしまして、非常に厳しい経営環境にあると、なかんずく公共工事の入札契約制度についての御意見もたくさん伺っております。その中で、御指摘のとおり、ビジョンの中におきましても、市場環境の整備ということで、公正で透明な入札契約制度の確立、なかんずくまじめに頑張ってやっている業者さん、技術力、競争力のある業者さんが受注できるような環境整備を整えていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 22: ◯要望質疑蒲原委員) 入札制度については、もっと抜本的な見直しについて、ぜひ御検討いただきたいと思います。  次に、空港のアクセスの改善についてですが、18年かかってやっと西飛行場を断念するということになったのです。これまで18年間も西飛行場から東京便が飛ばないのかということをずっと追求し続けてきて、やっと飛行機を飛ばす航空会社がいないから断念せざるを得ないということになったのです。その諸悪の根源は、広島空港へ行く軌道系のアクセスがないというのがやはり一番大きな原因だったのです。  6月の資料月報にも、ゴールデンウイークの期間中の広島空港アクセスの状況について、4月29日から5月5日か6日ぐらいまでの間のリムジンバスが214便とまったと出ています。高速料金1,000円割引が中止になるから、これはまた改善されるということがありますけれども、県とJR、それから商工会議所で県空港振興協議会というのをつくってらっしゃいます。この間、先般ちょっと部会の報告がございました。それを見ますと、要するに渋滞状況の情報を利用者の皆さん方に早く知らせるということ、きょう渋滞していますよということを早く知らせて、わかったら、次にどうしようかということを、利用者のためにできるだけ早くする、それが1つです。それから白市駅です。リムジンバスがとまったらJRで白市駅まで行って、それからバスで空港まで行くのですけれども、その白市駅の改善をしなければならないということが盛り込んであるわけです。でも、中身を見ると、そんなに大したことを書いていない。どうするかということが具体的にはないのです。例えば、あそこには階段がありますけれども、これはエスカレーターもエレベーターもないし、重い荷物を持って階段を引きずって上がらなければいけないとかいろいろなことを、バリアフリーとし改善すると書いてあります。幾ら快速便をふやしてくれとJRに言っても、やはり利用者のことを考えたら、もっと白市駅を改善しないといけない。そういうことも具体的に何をやってらっしゃるのか。具体的に、こうする、ああするということをもっと丁寧に提言して、それをしっかりやらせるということをやってほしいのです。  今、高速3号線から熊野を通って、それから県道矢野安浦線を通って空港へ行く道路も、リムジンがとまったら、バイパスとしてそれを使うというのもあるでしょう。それも、いつ完成するのか明らかでないというようなことがありますから、このアクセスの改善については、もっと本気で真剣にやってもらう必要があるのではないか。広島空港の最大の欠点は軌道系アクセスがないということです。それをせずに空港をつくったのが最大の欠陥ですから、そこをどうやって改善するかということについて、もっと真剣にやってもらいたい。御意見があったらお願いします。 23: ◯答弁空港港湾部長) 空港の問題につきまして、広島空港の最大の弱点といいますか、改善すべき点がアクセスにあるというのは、まさに委員のおっしゃるとおりだと思っています。そのような中で、18年間、県としてさまざまなことを行ってきたというのも、私が説明するよりも委員のほうがよく御存じだと思っておりますが、先日、空港振興協議会のほうでアクセスについてレポートがまとまりました。事務局が県ですから、事実上まとめましたと申し上げてもいいのかもしれませんけれども、あそこで書いたものが具体性に乏しい点が多々あるという御指摘について、そこについても全くそのとおりだと思っています。  しかし、実は、あのアクセスについて、この間のレポートをまとめた趣旨として、空港アクセスについては私のところだけですべてが完結する話というのは恐らくごくごく少数でございまして、県庁の中でもさまざまな部局があるでしょうし、あるいはバス会社、鉄道会社、さまざまな業界もあると思っています。そういったいろいろな方々に対して、こういった項目について具体的に今後検討してくださいといったものをあそこに書き込んだつもりでありまして、その中でまさに委員のおっしゃるように、渋滞時の代替輸送ルートの問題、あるいは白市駅を改善する問題は、まさに、委員に御指摘いただいたこと一つ一つについて、これから、今すぐにでも関係者が集まって検討を始めるべきことだと理解しておりますので、休んでいるわけではないということをまず御理解いただいた上で、今後とも御指導いただければ幸いと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 24: ◯要望蒲原委員) しっかり受けとめていただいて、段取りをよろしくお願いします。  (5) 県内調査についての協議    県内調査の日程等について委員会に諮り、9月5日(月)~6日(火)の1泊2日で実施することとし、調査地等の詳細な日程の決定等については、委員長に一任することに決定した。  (6) 閉会  午前11時52分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...