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2010-08-05 平成22年観光振興対策特別委員会 本文
2010-08-05 平成22年観光振興対策特別委員会 名簿

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  1. 広島県議会 2010-08-05
    2010-08-05 平成22年観光振興対策特別委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-08-07
    2010年08月05日:平成22年観光振興対策特別委員会 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1 7 会議の概要  (開会に先立ち、委員長があいさつを行い、副委員長及び各委員の自己紹介の後、経営戦  略審議官及び関係局長が自己紹介及び説明員の紹介を行った。)  (1) 開会  午前10時35分  (2) 記録署名委員の指名  (3) 質疑・応答 ◯質疑(窪田委員) 先ほど御説明いただきました資料番号2 外国人観光客の誘致促進について、広島県の観光消費額は、対GDP比で全国的にもまだまだ拡大の余地があるということでございますが、どういった外国人誘致の具体的な取り組みをするかということについて数点お伺いいたします。  政府観光局の資料によると、昨年1年間で日本を訪れた外国人観光客数を国籍別で見ると、一番多いのが韓国、次いで台湾、中国の順となっており、アジアからの観光客が全体の7割を占めているのです。一方、本県観光課の資料によると、昨年広島県を訪れた外国人観光客は、欧米からが全体の約5割、アジアからは2割弱にとどまっている状況でございます。以前からこのような状況であると思うのですが、これを県としてはどういうふうに分析されているのか、まずお伺いをしたいと思います。 2 ◯答弁(観光課長) 本県の外国人観光客の特徴についてのお尋ねでございます。  委員がおっしゃられるように、訪日外客数のデータを見ますと、昨年、総数で679万人の方が日本を訪れて、ベストスリーということで、1位の韓国が158万人、2位が台湾で102万人、3位が中国で100万人、いずれも東アジア地域から100万人を超す大きな訪日を得ております。一方、広島県のベストスリーで言いますと、アメリカが8万4,000人、オーストラリアが4万3,000人、フランスが4万人ということでございまして、中国は4位でございます。しかしながら、近年のデータをもう少し見てみますと、平成19年には韓国が2位、平成20年には中国が2位ということで、傾向として本県にも東アジアからの需要が非常に高まっているというふうに考えております。新型インフルエンザなどにより、一時的に少し需要にひずみが入った時期がございましたけれども、全体のトレンドをとらえたときに、東アジアというのは、航空路線等のつながりも考えますと、非常に重要になってくるというふうに考えております。2つの世界遺産を持つ本県は、欧米系に強いという特徴を持っていると考えているのですけれども、それを生かしつつ、東アジアの方のトレンドをどのようにとらえるかというのが、今後の非常に重要な課題であると認識いたしております。 3 ◯質疑(窪田委員) アジア、特に中国を中心とした東アジア諸国は、経済発展が目覚ましく、観光客についても今後まだまだふえることが期待されますので、ぜひとも新しいアイデアで誘致に向けて取り組んでいただきたいと思っております。  それに関して、広島県も先月6日から8日にかけて、知事みずから中国を訪問して、観光誘致に向けたプロモーション活動などを行ってきたということを聞いております。このトップセールスにおいて、県の職員も同行して、上海の旅行会社などと意見交換をしてきたということも聞いておりますが、中国側の広島に対する感想や感触は、どういったものであったのかお伺いします。 4 ◯答弁(観光課長) 私も7月の上海、北京セールスミッションに同行させていただきました。観光関係で申しますと、旅遊局長さんにお会いし、いろいろ意見交換をさせていただいたところなのですけれども、広島は教科書に必ず出ていて、広島という名前を知らない人はだれもいないということで、広島というのはすごくみんなの中では知られているということではあるそうです。しかしながら、観光地としての広島という意味では、瀬戸内のいろいろな魅力もさることながら、例えばスキーができるということをお話しして、スキー場の数が海水浴場の数と変わらないぐらいあるのですと言うと、非常に驚かれて、トンネルを越えると雪だったとか、市内から1時間ぐらいで着くというようなことをお話しすると、非常に興味を持たれておりました。空港周辺にゴルフ場があるということもお話しすると、知事のプレゼンテーションが上手だったせいもあるのかもしれませんが、相当印象深く感じられて、旅遊局との間で定期的にいろいろ話し合いもしようではないかというようなことも言っていただきました。  その際に、例えば、中国の方が非常に好む買い物は広島でニーズを満たせるとしても、広島にはなかなかいい温泉がないということになれば、島根県玉造温泉だとか、各県連携が非常に重要だというのが、お話をしていましても認識できましたし、その後の旅行社を集めた旅行説明会においても、県境を越えたいろいろな自由な移動ということで、瀬戸内、山陰地域を面的にとらえることが非常に必要ではないかというようなお話も、旅行社とのお話の中で出てきました。  中国地域発展推進会議が平成21年10月20日に、中経連を中心に、経済界と行政とが一体化して観光部会を設けて、やはり広域関係が重要だということで、インバウンド推進部会というものを特別に設けて、6月30日に立ち上がりまして、私自身も委員長になって、5県で共同してインバウンドを進めていくという体制整備はできました。この度、2回目の部会を開きまして、交流都市をつくろうとか、認知度を上げていくためには売っていく、あるいは向こうのエージェントに実際に来てもらって商品をつくってつなげていくというふうな、実践的な動きをしないといけないというようなお話がございました。それを今、一生懸命各県連携の中で構築しているところでございまして、そこをしっかりやっていけば、5県連携の枠組みを十分生かしてビジネスワーク等につなげていくということが非常に重要になってくるというふうに思っております。 5 ◯意見・要望(窪田委員) 今のお話は、教科書で被爆地広島を知っていても、なかなか観光に結びついていないような状況でありながら、非常に興味を持たれているということだと思うのですが、先ほどの説明の中にもありましたが、温泉というのは非常に人気があって、これは広島県だけではなかなかどうにもしがたい観光資源でありますので、山陰地方の各県と連携をしていただいて、誘致の促進につなげていただきたいというふうに思っております。  最後に要望となるのですが、政府観光局の資料に、外国人観光客が日本に来る前に期待することというアンケートがございまして、昨年の結果を見ると、1番が日本の食事を楽しみにしている。それに続いてショッピング、先ほどの温泉というような順になっておりまして、東アジアの方では温泉が一番多くて、欧米のほうでは日本の食事を期待されている方が多いということでございます。国や地域によってそれぞれ求めているニーズというものが違うと思いますので、そういったことにしっかりと対応できるように、またいろいろなアイデアを出していただきたいというふうに思います。広島の魅力を積極的に、かつ効果的にPRをしていただいて、観光客の増加につなげていただきたいというふうに思っております。 6 ◯質疑(砂原委員) 「瀬戸内 海の道構想策定委員会」について伺うのですが、この構想策定委員会でつくり出す構想というものは、いつごろできるのですか。 7 ◯答弁(海の道プロジェクト担当課長) 知事から12月をめどに策定するようにという指示を受けております。それに向けてやっております。 8 ◯質疑(砂原委員) その構想に基づいて、来年度の予算に向けていろいろな具体的な予算どりをしていく、各部局にもそれを要求していくという考え方ですか。
    9 ◯答弁(海の道プロジェクト担当課長) おっしゃるとおりで、そのように考えております。 10 ◯質疑(砂原委員) 観光振興対策特別委員会で審議されたことについては、2月定例会に報告する。それから、委員会における政策提言または課題指摘のうち、執行機関に対しその実施または検討を求めるべき事項については、議長から執行機関に対して要請するということですが、そうなると、この構想について委員会で議論されたことは反映されないということですか。 11 ◯答弁(経営戦略審議官) 先ほど担当課長が申し上げたとおり、12月をめどに構想を策定するというふうに思っております。これは構想策定委員会の検討の中で進めていきますけれども、構想策定委員会の検討状況というのは、この委員会においてその都度情報提供し、あるいは御説明し、委員会の議論というのも我々は踏まえた上でこたえ、糧にしていきたいと思っております。そういう意味では、構想策定の過程はまた御説明申し上げますので、忌憚ない御意見をちょうだいできればと思っております。 12 ◯質疑(砂原委員) この特別委員会の議論がどういうふうに反映されるのかというのを、話を聞いていて感じたわけです。特に、この構想策定委員会で何を話されてどんな議論をされているのかがわからないと、我々も議論のしようがない。例えばここに出ている資料というのは、常任委員会の延長線上のようなものであって、常任委員会のような話をするなら各常任委員会でやってもらえばいい。特別委員会というものはそうではなくて、この海の道構想について我々も特別の意見を言うというのがこの委員会のあり方だろうというふうに感じるわけです。そうした場合に、特別委員会の報告は来年2月で、構想策定委員会の構想が出るのは12月というのであれば、もっともっと慎重に審議して、我々が2月定例会で報告する前に、しっかりと執行部に対して意見を言っていかなければいけないと思うのですが、その辺はどうでしょうか。 13 ◯意見(大曽根委員) 砂原委員の質問は、執行部に対して言ってもしようがないような、委員会運営のことで、私たちでよく相談しないといけないことなのだろうと思います。  最初に、この委員会運営の方針について、開催日程等を含めまして、これでよろしいですかといったときに、皆さんから意見がありませんでした。私ももうそのときに気がついていたのですが、どういうふうに動くかということもありまして発言しませんでしたけれども、とにかく12月に具体的な方針が出されるということならば、私たち自身がもっとこの日程について前倒しで審議をしていかないといけないのではないだろうか。  きょう1回やったら、現地調査、その次に審査、それが11月、12月、これで大丈夫なのだろうかという懸念を持つわけです。この辺について、執行部は、海の道構想を12月までに仕上げるようにということを知事から言われているということで、それを目指して頑張っておられるということも聞きましたから、それに合わせて我々の委員会がどうするかということは、執行部抜きで、委員長、副委員長で調整していただき、それに対して委員が注文をつけていくのなら発言して、いろいろ委員間同士の議論も必要だということも、先ほど報告がありましたけれども、そういうことをやっていかなければいけないのではないかというふうに私は思います。 14 ◯委員長 一応、日程的には現地調査を行いまして、10月、11月ごろに審査ということなのですが、いろいろな形でまだまだ協議や提案するということがあれば、日程については調整してふやしていく方向も考えたいと思いますので、また御相談させていただき、日程調整をさせていただきたいと思います。 15 ◯意見(砂原委員) この「瀬戸内 海の道構想」というのはとても大事なプロジェクトだと思います。何が大事かというと、広島県の都市基盤整備にもかかわってくるような可能性もあるというふうに感じるわけです。例えば空港アクセスの問題をどうするかとか、そういった話も構想策定委員会では出てきているのではないかというふうに思うわけです。ところが、そこでどういう具体的な話がなされて、「瀬戸内 海の道構想」をどの方向に持っていこうとしているのかということがわからないままで、我々が一般論的な観光の議論をしても仕方がないわけであります。また、そういった情報を執行部から流していただかないと、我々も突っ込んだ議論ができないというふうに感じております。言いたい放題言って、終わる委員会をするならそれでも構わないですけれども、その辺は委員会運営の部分もありますが、執行部のこの委員会に対する取り組み方というのは、委員だけの問題ではないというふうに私は思いますので、その辺のところをもう少し明確にしていただきたい。  例えば、現地調査であれば、何を現地で調査するのかという部分についても、逆に、執行部がどんなところをしっかり見て、自分たちはこういうことを考えているからここの現地を見てくれと言うなら、我々もそれはそうだということで話ができるのですけれども、何となく特別委員会をやって終わらせるような感じにしか受け取れない。後で、特別委員会でしっかりこの構想を見てもらったよねと言われても、いやいや、僕らは真摯な議論ができなかったよとしか言いようがないというような感じを非常に受けるのです。だから、きょう出てきた資料についても僕は非常に不満です。これでは議論のしようがない。こちらのほうの問題はこちらのほうで考えますけれども、その辺のところを執行部はもう少し考えてほしい。 16 ◯答弁(経営戦略審議官) 海の道構想の検討状況について、補足で一つだけ申し上げておきたいと思いますけれども、委員から、構想のもう少し具体的な説明があってしかるべきだという御指摘がございました。おっしゃるとおりだと思います。それは構想の議論の中で我々がどういう考えをし、どういう議論をしているかということは、この委員会の中で説明を尽くしたいと思います。  ただ、一点御理解を賜りたいのは、5月21日に構想策定委員会を開催いたしまして、今回資料の2ページにまとめております1)、2)、3)の3つがまさにその場の議論の論点を集約したものであります。それを踏まえましてワーキンググループをつくり、3ページの5に掲げております実証事業、あるいは地域資源ブラッシュアップ事業をやって、単に机上の構想議論ではなくて、具体的なフィールドワークをやる中で構想を練り上げていこうというのが、1回目の構想策定委員会の議論の内容そのものでございますので、そういう意味ではこの実証事業を進めていく中で、また次回の特別委員会の中で少し突っ込んだ議論が出てくると思います。  くどいようでございますけれども、構想策定委員会の中の議論につきましては、この特別委員会においても当然我々として十分説明を尽くし、委員の御意見を賜りたいと考えておりますので、よろしくお願いします。  また、委員会の審査日程について、委員会から要請があれば、我々は十分それにこたえていくつもりでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 17 ◯意見(砂原委員) うちの会派の井原議員から、偶然手に入ったのですけれども、広島県の観光の現状と課題、取り組みについてというかっちりとした資料が出ているのです。この中身については非常によく精査されて現状分析がしてあり、いい資料だと思うのです。ただ、我々委員はこれを知らない。中身を見ていない。これで、本当に議論できるのかと思ったときに、そういったものも事前に我々委員にも提供しておくべきではないのかというふうに私は感じております。委員の皆さんもそう思われるのであれば、委員長に対して資料請求して、この資料について各委員に資料を渡すのと同時に、どのような説明をしたのかということも聞くべきではないか、そうでないとこれは前に進まないというふうに思います。 18 ◯答弁(観光課長) 砂原委員がおっしゃったのは、恐らく平成21年度の広島県観光立県推進会議で観光課が作成し提供した資料だと思います。これは平成22年2月15日に行い、配られているものでございまして、県議会にもお渡ししているのですけれども、これは公開されているものでございますから、必要な部数を整えて、委員に、改めて提供させていただきたいと思います。 19 ◯意見・要望(犬童委員) 私も、今聞いていて思うのです。ことしいっぱいで構想をつくれという指示が知事から出ている。委員会の報告は2月です。それではお互いに行き違いになる。私はこの問題というのは、議会も知事部局も一緒になって構想をつくっていこうという基本に立たなければいけないと思うのです。議会は言いたいことを言いなさいと、自分たちは自分たちでやればいいのだというのでは意味がないのです。だから、12月末にその構想をつくっていくのだったら、議会の意見も県民の意見もみんな一緒に取り入れて、つくっていこうという基本に立っていると私は思っているのです。そして議論し合い、議会の意見もその中に足していくということであってほしいし、そうだと思っています。その点はきちんとお互いに確認し合って、構想がひとり歩きするのではなくて、我々の注文もあるし、県民の意見もあると思うので、県議会の考え方も取り入れて、県民の皆さんの意見も聞いた上で、その面ではぜひ、そうあってほしいし、そうだというふうに私は理解しているのです。それだったら議論のしようがあるのです。そうでなく、2月末にどうこう言っていたら、議論しても空振りみたいになるので、そこは委員長も含めて、そういう取り計らいをしていただきたい。あなた方の構想策定委員会では、専門部会などをやっていますよね。そういうことの結果も、我々委員には即知らせてもらいたい。こういう意見が出ているというのを、余り格式張って、年に4回しかない委員会にだけ報告されてはかなわないと思うのです。その話はとっくに済んでいますでは用をなさないので、皆さんも我々に積極的に情報を提供する、我々の意見も委員会という格式張った部分だけではなく、積極的にお互いに話し合いをしていくという姿勢を持ってもらいたい。そのために委員長には取り計らってもらいたいと思うのです。 20 ◯意見・質疑(川上委員) 構想策定委員会を1年間に4回しか行わないとあるが、こういうことをするのが基本的に遅いわけです。だから、今言っていることも混乱しているわけです。あなたたちは、まず構想策定委員会でまとめたものを議会に持ってきて何かいろいろとやってくれないかというような話を出そうと思っているのでしょう。そのことと、この委員会をチャンポンにしたらますますおかしくなるのです。あなた方はそうではないと思っていても、そういうことをとても言えないのだろう。問題は、もっと早くしないといけないということです。知事が当選して海の道構想を大々的に打ち上げて、1年たっても構想ができてこないということをしているから、いいことになってこないのだと思うのです。  せっかく立派な先生を入れてこういう構想策定委員会をつくられたわけだから、ここでしっかりと練って構想をつくられるのは非常に結構なことです。ただ、もたもたしているからこういう問題が起きるのです。なぜこの構想策定委員会を年4回しか開かないのですか。もっと早く、ことしの9月ごろまでに決めるぐらいのスピードでも全然問題ないのではないかと思う。 21 ◯答弁(海の道プロジェクト担当課長) 4回しかやらなくて、その間は何もしていないのではなくて、その間はワーキング会議という形で、一部の委員や、専門家の方といろいろと議論を進めたり、現地調査を行っており、できるだけのことをして早く進めようとしております。  先ほどおっしゃいましたように、適宜その進捗に合わせて情報提供させていただこうと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。 (委員長が委員に諮り資料要求を行った。) 22 ◯質疑(中本委員) 外国人観光客の誘致についてですが、実はきのうまで、我が会派で秋田と盛岡へ県外視察に行ってきたのですけれども、秋田は今熱いのです。それはなぜかというとちょっと御想像がつくと思うのですが、今やっているドラマ「アイリス」のロケが行われた秋田県に、観光客がどんどん来ている。それもこの「アイリス」のドラマ全20話のうちの何話かに少し出ただけです。それなのに、田沢湖に「たつこの像」というのがあって、ただ像があるだけなのにそこへ観光客がどんどん行く。  それとか、普通のおばさんがひとりでやっているちょっとした居酒屋が市内にあるのですが、そこへ韓国からどんどん来て、おばさんももう困って、何これ、というような状況が起きている。我々は角館のフィルムコミッションも視察へ行ってきたのですけれども、聞いてみると、このドラマの誘致には秋田県が大きくかかわって、テレビ局とタイアップしたということです。今言った居酒屋は県の職員がいつも行っているような居酒屋です。そこで、あなたのところでもちょっと撮影しようというようなことで急に撮影したといったことがあったのです。今話にありました海の道1兆円構想といったものも外国人誘致の起爆剤にはなると思うのですけれども、今からは、ちょっと今までと違った感覚で外国人の誘致を考えていかないといけない。ビジット・ジャパン・キャンペーンに基づいて全国一律で同じことをやっていくだけではなく、広島が何ができるかというと、やはりできることは少ないと思うのです。だから、そういったドラマや映画について、日本の国内にかかわらず海外も含め、広島県がそういったことに今、何か着手しておられるのか、それとも今からしようとしておられるのか、その辺についてお聞きをしたい。 23 ◯答弁(観光課長) フィルムツーリズムについてのお尋ねであると思います。  御案内のように、秋田で「アイリス」という韓国ドラマが大ヒットして、本当に場末というような居酒屋でも繁盛している、あるいは、中国では、「非誠勿擾」という映画が大ヒットしまして、そのロケ地になった北海道のいろいろな地域へ非常に観光客が訪れているというふうに伺っています。  また,「アイリス2」ということで、鳥取県が今年度予算をつけ、実はその主演がかわるので本当にヒットするのかみたいなところはあるようでございますが、中国5県の中でもそういうトライアルをされているというのも伺っております。  その先輩に当たる北海道でございますけれども、やはり映画を誘致する背景がございまして、その中に北海道を中国の方に知っていただくために要人を招いたり、日中韓観光大臣会合を開いたり、それに並行してエージェントに来ていただいたりとか社会広告をやったりというような、3年から4年の仕掛けの中で誘致をし、大ブレークをしたということがございます。もちろん秋田や鳥取もフィルムツーリズムを誘致するという視点はあるのですけれども、総合戦略と申しますか、総合的に組み立てていく中に、フィルムツーリズムをどう位置づけてどういうふうにしていくかということを考えて、誘致についても引き続き少し研究をして、先行しているところはいろいろな準備体制とか、効果的にその辺を展開していくような仕掛けというのをいろいろ検討されております。私どももそこにアンテナを張って勉強しているところでございますので、チャンスがあれば県が出ていくということを含めまして、トライしてみたいと考えております。 24 ◯質疑(中本委員) ということは、今の話ではまだ何もしていないということですね。 25 ◯答弁(観光課長) 今は勉強中でございます。 26 ◯意見・要望(中本委員) 今言われましたけれども、二、三年かけて育てていくというのでは全然だめです。ブームがどうなるかもわからないし、今まさに熱いと思うのです。いろいろな準備もしなければいけない。それは、エキストラも広島県で用意できます、来られたスタッフの宿も用意できます、他にもいろいろできます。それは確かにそうなのですけれども、まずは、広島にも民放局がいろいろあるので、台湾であれ韓国であれ、そういう民放局と現地のテレビ局、それから広島県、そのあたりが中心になって、まずは広島でやってもらうようなアプローチをしてもらいたい。そんな回りくどいことではなく、もう直球で、RCCでも広島テレビでもいいから、どこかのテレビ局から現地のテレビ局へ、広島県も担当なりトップが乗り込んでいって、ぜひそういうのがあれば広島を使ってくれと、それについて脚本も書いてもらって、映画監督であり、プロデューサーであり、そういうところにもですが、まず広島ができることをやってしまうこと、私はそれが近道ではないかと思うのです。 27 ◯答弁(観光課長) おっしゃるとおりでございまして、私どもも勉強とは申しましても投網を張りながらの勉強で、ビジネスチャンスがあればすぐにでも……。 28 ◯意見(中本委員) あればではない、自分がつくりにいかないと。 29 ◯答弁(観光課長) つくっていくことも含めて……。 30 ◯意見(中本委員) そんなのでは来るわけがない。 31 ◯答弁(観光課長) 積極的な勉強をしたいと思います。 32 ◯意見・要望(中本委員) 話はわかるのですが、真剣に考えたほうがいいと思います。広島のプロモーションビデオを、何千万円もの高い金を払って台湾でちょっと流してみたりすることよりも、ドラマでやってもらえば、ただです。今はそういったものも世界じゅうに配給されているのですから。韓国でつくったものが、日本にも来て、台湾にも行って、中国にも行って、タイにも行って、それをみんなが見るわけです。そういったことが今からは必要なのではないか。私は今の答弁が甘いと思いました。だから、きょうは一発目ですからこのぐらいしか言いませんけれども、真剣になってください。 33 ◯質疑(松岡委員) 外国人観光客の現状ということで資料が出ておりまして、先ほど窪田委員も質問されましたけれども、広島県はまだまだ数値的に見れば余力があるというような表現ですが、これを余力として見るのか。今まで何もしていないというのはちょっと語弊がありますけれども、そういう視点で見るのかということで行く先の方向づけが違うのだろうというふうに思うのです。そのことは別にいいのですが、今、中本委員が言われたことも外国人観光客を誘致するということで一つの手法論だろうと思っているのですけれども、盛り上がったところでちょっとさめたことを言いますが、外国人観光客を誘致してくる場合、まず、基本的に広島県の場合は全国の数値との違いの中で欧州が多い。だけど、中国、韓国、台湾、その辺も大きなターゲット層であるというような話であります。外国人観光客を誘致してくることについては、広島県経済のみならず、中四国含めての地域活性化というようないろいろな意味で金が回っていくということが一つの魅力性ということなのだろうと思うのです。  そして、広島県の今までのありようを見てみたときに、広島県は少なからずものづくり産業で来たというところが一つのベースの考え方として、実績としてある。そうしたときに、観光客誘致を否定するという話ではないですし、あくまで観光振興ですから観光を盛り上げていかなければならないこの委員会でありますけれども、産業振興部長がいらっしゃるので、あえて基本的なところを聞きますが、観光が伸びていくことはいいことである、しかしながら、片一方で、広島県がやってきた経済活性化の原動力はどこなのかというところとの整合性をどういうふうにお考えなのか。 34 ◯答弁(産業振興部長) 大変難しい質問をいただいたと思うのですけれども、決して相矛盾するものではないというふうに思いまして、やはり、世の中の成熟度合いに伴って、ものづくりの内容も変わってきますでしょうし、今のように観光も変化してくるものだと思います。特に外国人観光客ということでございますので、正確な数字は思い出せませんが、例えば欧米の方が非常に多いということで、内容をつぶさに見ますと、残念ながら宿泊が少ない。そういう意味では観光消費になかなかつながっていないという局面もございますので、個人観光客の場合でも、せっかく来ていただけたものをどうやって宿泊に結びつけるかということが非常に大きな目の前の課題というふうに思っておりまして、そういう面で海の道構想のことも含めて、やはり魅力づくりということが非常に重要なところになってくるのではないかというふうに思っています。  また先ほども少し説明させていただきましたけれども、観光産業というのは非常にすそ野の広い業でございますので、そういう意味では、本県はものづくりで来たとはいえ、そちらの強みも生かしながら両立させるということではないかというふうに思っております。 35 ◯意見・質疑(松岡委員) 私自身もよくわからない。どちらが大事でどちらが大事でないというような話ではない。どちらも経済を回していくことについて大事な部分だろうと思っているのです。ただ、それは広島県のみならず、国全体がビジット・ジャパンという枠組みの中において観光客の受け入れ体制を進めている。そうしたときに、ちょっと大きな話になりますけれども、国全体の経済がどこを軸に回っていくのかというところにもいってしまうわけなのです。その辺を、地方の立場からどう考えていけばいいのかというのはこれからの一つの課題なのだろうと思うのです。あくまで外国人観光客に来ていただいてそこで消費をしていただく、そして経済が回っていくということは、否定する話ではない。しかしながら、どこを軸にしながら、その足らないところの経済の回し方をいろいろな分野がどうフォローアップしていくのかというところは、いろいろ難しい問題でありますけれども、少なからず国も含めてになりますけれども、これは今後の一つの議論・課題の対象なのだろうと思うのです。  続いて、もう一言踏み込んで申し上げれば、ここまで言っては言い過ぎかもわかりませんけれども、中国、韓国など、特に中国は経済がどんどん伸びていっている。そこのファンドが日本にどんどん入ってくることについて、経済的な意味、側面からしてみると、経済の植民地化政策ではないけれども、地域、あるいは国全体がそういうふうになっていく懸念だってあり得るのだろうということをちょっと思っています。  そういう中で、最後に、観光をキーワードに、欧州はともかくとして、アジアの中でどこを第一義的にターゲットにされますか。 36 ◯答弁(産業振興部長) 産業もそうなのですけれども、やはり東アジア、特に中国の躍進が目覚ましいものがあるというふうに思いますし、従来のように世界の工場としての中国ということもございますけれども、やはりこれからはあの大きな市場とどういうふうに県内企業の皆さんも含めてとらえていただけるかということも重要になってくるのではないかというふうには思っております。ちょっとまだ具体的にお答えは難しいのですが、そういう意味で、これまでのポテンシャルとして欧米系のほうの優位を生かしながら、先ほど申し上げましたような宿泊へのつなぎ方とかの課題もございますし、また、全国的に韓国や中国から、非常に多くの皆さんに来ていただいていますので、これからそこへかなり焦点を当てていかないといけないのではないかというふうには思っております。 37 ◯質疑(犬童委員) 私は一つ腑に落ちないというか、当初知事は海の道1兆円構想といいまして、その数字がいいか悪いかは別にして、強いインパクトを持って非常に県民も注目をしたと思うのですが、1兆円が外れて海の道だけになった。県知事選挙のときを含めて、知事が提起して、県民も注目をして、それはいいなという気持ちになった。ところが、1兆円が外れ、1兆円ではなくて2兆円、3兆円を目指すという説明を先ほど始まる前に聞いたのですが、1兆円という、お金がどうこうというよりはインパクトとして、やっていこうじゃないかという意気込みがあったと僕は思うのです。  そして、もう一つは、瀬戸内海の観光資源で今8,000億円ぐらいの経済効果がある。瀬戸内海に面するのは和歌山から大阪、あるいは福岡、大分まで入れて10府県あります。それから観光都市というのは、松山にしても、広島にしてもあるわけです。湯崎知事はそういう皆さんが一緒になってこの構想をつくっていこうではないかという問題提起をしたと私は思っているのです。ところが、皆さんの話を聞くと、1兆円が外れ、それも何か広島県だけで海の道構想をつくっていくのではないかという心配があります。それでは、当初のもくろみがどうもかすれてきているのではないか、意気込みが弱くなってきているのではないかと、悪く言えば、余り言質をとられないようにしようと、だんだんしぼんでいっているのではないかと思う。  この中にも他の府県との連携については何も出ていないのです。広島県が何%だとか何人だとかというだけで、中国地方全体をどうするのか、そのために国との関係も築きますけれども、湯崎知事が提唱して、少なくともそういう推進する母体をつくっていこうとか、そういうものが僕はなくてはいけないと思うのです。それがどうも見えてこないから、広島県だけで、県内の市町も余りかかわっていない。県がつくったものに市町はそれについてこいというような発想ではないか。私はそうではなくて、瀬戸内海沿岸の10府県と観光を掲げている都市、あるいは県民を含めたり、あるいは瀬戸内海や山のほうで、魚をとったり果物をつくったりしている第1次産業の皆さんも、あるいは県内の産業観光という言葉が今はやっていますが、企業観光もです。広島県は、自動車にしても、造船にしても、その他にしても、世界に誇る技術を持っている。それも一つの観光資源にしていこうではないかというようになっていない。トータルとして僕は見えてこない。どんどんしぼんできているのではないかと思うのですが、1兆円を外して、そして何かインパクトのない海の道構想に後退し、朝鮮通信使の海の道構想かというふうに思うのですけれども、どうですか。 38 ◯答弁(海の道プロジェクト担当課長) 委員御指摘のとおりの部分がかなりあると思います。このプロジェクトを始めまして、やはり1兆円のインパクトというのはもう随所で感じました。もちろん議員、マスコミ、県民の方々が、1兆円というインパクトについては非常に感じておられまして、期待をしておられるというのはわかりました。  それで、1兆円について、目標なのかという御質問、あるいは投資額なのかという御質問、いろいろ皆さん受けとめ方が違っておりまして、少なくとも投資額ではないだろうということはわかったのですが、では目標としたらその数字が正しいのかどうかということで、これは別に言質をとられるということではなく、例えばこの観光のデータにありますけれども、山口県は、括弧になっております。これは、観光消費額というのは各県で皆とらえ方の基準が違っておりまして、これを私どもが全部ほかの県の観光消費額を足し上げてしまうのもいかがなものかという点がございます。国では今、観光消費額の計算の仕方などを改めようとしておりますので、例えばそういうものに基づいて再度計算し直す必要があるのかというのが一つです。  それから、先ほどおっしゃいましたように、海と山の部分とを分けるという作業をしておりませんので、瀬戸内1兆円と言われても、山も海も含めた県全体の観光消費額ということになってしまいますので、これが瀬戸内といえるのかどうなのかということも思っておりまして、知事とその辺を議論させていただいたら、確かにそういう点はある。数字がやはり薄弱であったら責任がとれない。ただ、自分の思いとしては経済波及効果全体をとらえた大きな目標だと思っていた。数値目標ではないのであれば、1兆円にとどまらず、2兆円、3兆円ということもあり得るというふうにとらえてもらいたいということでしたので、決して後退しているわけではございませんし、今おっしゃったように、いろいろな分野でいろいろな可能性があるというふうな意味を感じておりますので、さらに経済波及効果が2兆円、3兆円ということを目指して頑張りたいと思っております。 39 ◯意見(犬童委員) 10府県に都市も交えて、そういう構想を持っていくのだったら、やはり知事が各府県に呼びかけるとか、県が国を含めて相談に行くとか、これを見ているとそういう取り組みが全然ない。 40 ◯答弁(経営戦略審議官) まず最初に申し上げておかないといけないのは、海の道構想は、委員御指摘のとおり広島県だけでやるものではなくて、瀬戸内海を共通の資源として、そこを世界に打って出る観光資源にしていきたいということが一つ。それと、もちろん海だけではなくて、海を起点としてそこから山に向かっていくルートにも経済的波及効果をねらっていきたいと思っております。したがって、1回目の構想策定委員会においても委員から、広島県だけではなくて、関係県を視野に置いた構想であるという点の確認を求められている。我々もそうであるということを申し上げた次第であります。  6月だったと思いますけれども、中国5県の知事会が開かれた際に、湯崎知事からこの海の道構想について各県の知事に提案申し上げ、まとまっていく段階で各県と連携をとるので、その歩調を合わせた取り組みをお願いしたいという申し入れをしまして、山陰圏の鳥取、島根の知事からも、ぜひ瀬戸内を起爆剤にして山陰へも持ってくるような連携については協力をしたいというお話をいただきました。  また先月、広島、愛媛の知事会議を開いた際にも、愛媛県知事に対して海の道構想への協力を申し上げて、またそれは熟度が上がっていくに従って両県の連携を考えていこうというお答えをいただいたところであります。  5県と愛媛を今、例示で挙げましたけれども、決して5県に限らず、ただ10府県という範囲にいきなり広げていくのがいいか、どこのエリアがいいかという範囲の妥当性は、私も確たることを申し上げる状況にまだありませんが、他県連携というのはこの海の道構想の大きなポイントだと思っておりますので、それは間違いなくこの構想の中で視野に入れて進めていきたいと思っております。 41 ◯要望・質疑(犬童委員) 国も一生懸命観光振興をやっているということです。そうすると、国、10府県はもちろん、四国全体、中国地方全体を含めた動きが広がるでしょうけれども、それを推進する組織というのをきちんとつくっていくことを湯崎知事が提案をして、中心に座るか座らないかは別ですが、いずれにしてもリードをしながら、本当に中国地方は今いろいろな意味で埋没していますから、そういう意味でやはり組織づくり、機構づくりをきちんとしてもらいたい。そして、少なくとも広島県の各観光都市が、くつわを並べて一緒になってやろうではないかという体制をきちんとつくらないと、あなた方だけで構想をこの年末までにつくるというのでは、私は出てくる構想そのものは、結果的にはやはり小さいものになると思う。それがきょうは出てくると思ったら何も出ていないので、私は心配をしているのです。  ですから、インパクトのあるキャッチフレーズの1兆円構想、これは、1兆円という言葉がひとり歩きするということよりは、それでインパクトをみんなに訴えた。それを外したらインパクトがないということは、やはりインパクトのあるキャッチフレーズをつくっていかないといけないと思うのです。そういうことをぜひひとつお願いしたい。  それから、広島県の観光ポスターというのは、国内で何万枚配布して張っているのか、国外にはどのぐらい出しているのか教えてください。 42 ◯答弁(観光課長) 観光ポスターということでの把握ではないのですが、県と役割分担で、機構的な組織ということで観光連盟がいろいろと、ええじゃんレディや観光特集をおやりになって、観光情報誌や観光ポスターの配布ということで、内外に5種類、合計1万枚程度のポスターを配布して掲載しております。  ただ、JRと連携した「ディスカバー・ウエスト」や夜の宮島など、他と連携したものもございまして、それを合わせた数字は持ち合わせてございませんが、そういうものもほかにございますので、いろいろなツールを使ってPRはしております。 43 ◯意見・要望(犬童委員) 私は端的なことを聞いたのですけれども、やると言っても、具体的な目に見えるところでポスターや何かで国内外に印刷で訴えるという行動が一番見える部分だと思っているのです。  私の生まれは鹿児島でして、鹿児島は新幹線が来年3月にでき上がるということで、県を挙げて、国内の各県人会を含めてポスターを張ろうという運動をしています。広島にもかなり来ています。毎年県人会もやっているのです。私はそういう細かいルートも含めて、あるいは海外でもそうですけれども、具体的に広がる取り組みをぜひやってもらいたいというふうに思っていますので、それは課題としてぜひ取り組んでいただきたいと思います。時間もないので、まだまだこれからですけれども、細かい取り組みもしていただきたい。  私は、倉橋の鹿島の民宿などと共同して、修学旅行を誘致する運動をやっています。子供たちを民宿に分散させないと客が集まらないということで、民宿が手をつないで、一つの学校の生徒を民宿に分散して泊まらせてもてなしていこうという地道な運動をやるわけです。湯崎知事は宝探しをして、どれだけ宝が出てきたかわからないので、ぜひ具体的な成果を挙げて地道にやってほしいと思うのです。 44 ◯要望(大曽根委員) 皆さんと同じような意見になると思うのですが、資料番号2の外国人観光客の誘致促進についてを見ていますと、図2の中国地方の宿泊者状況で、これでは不満足なのですが、広島県は17位、ほかの県は30何位から40何位と、日本の底辺を構成しているようなデータが出ています。それから観光客訪問率を見ますと、20位までに、中国地方は広島県だけとなっています。だから、広島県にないものもあるわけですから、さっきから言っているように、中国地方、あるいは愛媛県を含めて瀬戸内海周辺の関係県と一緒になって、やはり広島県がリーダーシップをとる中で、ほかの県にも大いに寄与するという考え方が大切だと思うのです。  きょうの説明は、ここに全部書いてあるのです。平成22年度の関係主要事業の1番目に、中国地方国際観光連携事業とあって、執行部としてもそこを重点的にやっていかないといけないということでしょう。これをもっと説明すべきだったと私は思うのです。もう1枚ぐらいペーパーを使って、こういうふうに今取り組んでおりますという説明を受けて、僕らの質疑が行われなければいけないのではないかと思いました。  道路関係でも、九州から山口県あたりを走っていますと、もう何年も前から、ハングルの標識が必ずあった。ところが、広島県へ来ると全然ない。空港にもない。最近は空港にハングルの標識を入れて、中国語も入っている。そういう点なども、やはり県単位でやるのではなくて、もう少し範囲を広げた形で一体になって、それは日本国内全部がそういうふうになっていくのだろうと思いますけれども、すべて近隣県が連携してこういう受け入れ体制を整えるということが必要なのだろうと思います。  そういう点では、広島県だけがではなくて、広島県がよくなるためにほかの県の力もかり、ほかの県にも寄与するという、そういう連携事業をしっかりと私はやってほしいというふうに皆さんに要望したいと思います。  私もちょっと調べたのですが、予算なども見ますと、広島県の観光関係の予算の伸び率は対前年比60%で、日本一だというのですが、これまでのベースが低いのです。絶対額では日本の中では10何位か20位ぐらいになっているかもしれない。金を使えばいいだけではなくて、頭も使って、とにかく厳しい中でも広島県は、本当に2つの大きな宝を持っていて、これは全国に誇る宝です。外国から見たら、ドームと宮島の鳥居、これをやはり中心に、中国地方関係県と連携してやっていくという構想をつくっていただきたいと思います。  (4) 閉会  午前11時58分 広島県議会...