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  1. 広島県議会 2010-05-19
    2010-05-19 平成22年建設委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成22年建設委員会 本文 2010-05-19 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 54 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑佐藤委員選択 2 : ◯答弁道路企画課長選択 3 : ◯質疑佐藤委員選択 4 : ◯答弁道路企画課長選択 5 : ◯質疑佐藤委員選択 6 : ◯答弁道路企画課長選択 7 : ◯質疑佐藤委員選択 8 : ◯答弁道路企画課長選択 9 : ◯質疑佐藤委員選択 10 : ◯答弁道路企画課長選択 11 : ◯質疑佐藤委員選択 12 : ◯答弁道路企画課長選択 13 : ◯質疑佐藤委員選択 14 : ◯答弁道路企画課長選択 15 : ◯要望佐藤委員選択 16 : ◯質疑高橋委員選択 17 : ◯答弁道路企画課長選択 18 : ◯要望質疑高橋委員選択 19 : ◯答弁道路企画課長選択 20 : ◯答弁港湾振興課長選択 21 : ◯要望質疑高橋委員選択 22 : ◯答弁港湾振興課長選択 23 : ◯意見(高橋委員選択 24 : ◯質疑(杉西委員) 選択 25 : ◯答弁(空港振興課長) 選択 26 : ◯要望質疑(杉西委員) 選択 27 : ◯答弁(空港振興課長) 選択 28 : ◯要望質疑(杉西委員) 選択 29 : ◯答弁(技術企画課長) 選択 30 : ◯要望(杉西委員) 選択 31 : ◯質疑(安木委員) 選択 32 : ◯答弁(技術企画課長) 選択 33 : ◯質疑(安木委員) 選択 34 : ◯答弁(技術企画課長) 選択 35 : ◯質疑(安木委員) 選択 36 : ◯答弁(技術企画課長) 選択 37 : ◯要望(安木委員) 選択 38 : ◯質疑(犬童委員) 選択 39 : ◯答弁(技監) 選択 40 : ◯質疑(犬童委員) 選択 41 : ◯答弁(技術企画課長) 選択 42 : ◯質疑(犬童委員) 選択 43 : ◯答弁(技監) 選択 44 : ◯質疑(犬童委員) 選択 45 : ◯答弁(技監) 選択 46 : ◯質疑(犬童委員) 選択 47 : ◯答弁(技監) 選択 48 : ◯質疑(犬童委員) 選択 49 : ◯答弁(技監) 選択 50 : ◯質疑(犬童委員) 選択 51 : ◯答弁(技監) 選択 52 : ◯質疑(犬童委員) 選択 53 : ◯答弁(技監) 選択 54 : ◯要望(犬童委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時34分  (2) 記録署名委員の指名        犬 童 英 徳        城 戸 常 太  (3) 当局説明   1) 土木局長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 技術企画課長が報告事項(2)、(3)、(4)について、別紙資料2、3、4により説明し    た。   3) 道路企画課長が報告事項(5)、(6)について、別紙資料5、6により説明した。   4) 都市整備課長が報告事項(7)について、別紙資料7により説明した。   5) 空港振興課長が報告事項(8)について、別紙資料8により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑佐藤委員) 先ほどの広島高速2号線及び3号線の開通後の利用交通量についてですが、計画交通量と比較して87.7%となっていますが、料金収入は幾らだったのですか。 2: ◯答弁道路企画課長) 料金収入につきましては、ETCの割引等がありますので、まだ現段階では把握できておりません。 3: ◯質疑佐藤委員) 1台通ったといっても200円になるか700円になるかで、恐らくかなり違うと思うのですけれども、ETCの部分が判明するのはいつぐらいになるのですか、どれぐらいおくれてわかるのですか。 4: ◯答弁道路企画課長) 確かな情報は現時点では持っておりませんけれども、わかった段階で、また情報提供させていただきたいと思います。 5: ◯質疑佐藤委員) 次に、平成22年度の計画交通量が書いてありますが、この台数はいつ計画したものですか。 6: ◯答弁道路企画課長) これは、平成21年度の料金見直しのときに行ったものでございまして、一応平成22年度ベースで5万6,600台ということでございます。 7: ◯質疑佐藤委員) 平成21年度に計画した数字ですか。
    8: ◯答弁道路企画課長) 平成21年度の料金の見直しのときに出した数字だと把握しております。 9: ◯質疑佐藤委員) これは平成22年度になっているけれども、毎年5万6,600台ということになるのですか。 10: ◯答弁道路企画課長) それは当然ふえています。 11: ◯質疑佐藤委員) その後、残りが開通したらということですか。 12: ◯答弁道路企画課長) 開通した路線ごとに交通量は当然ふえますし、また、路線の周辺道路状況も変わりますので、それにあわせてふえてくると思います。ですから、これがずっと一律ふえていく交通量ではございません。手元に詳しい数字がございませんけれども、最終的に全線開通したときには10万台オーダーを計画していると思います。 13: ◯質疑佐藤委員) 今回、こういう形で87.7%になっていますけれども、今後、1年、2年たったときに、それでもまだ80%ぐらいを前後しているときに、どの時点で料金をアップさせるのか、下げるのかという部分について、5年置きに料金を改定するようなことを決められているのかどうか、お伺いします。 14: ◯答弁道路企画課長) 料金の改定時期については、5年ごととか見直し時期を定めているわけではございません。基本的には、収入減についてはできるだけコスト縮減や管理費の縮減を図りながら、収支上バランスがとれるように頑張っていきたいと思います。 15: ◯要望佐藤委員) 先日、広島の草津沼田有料道路が無料化されたときに、結局計画に全然足りなかったということでしたけれども、それと同じようなことにならないように、今回の料金収入はまだ出ていないということですが、台数よりもやはり収入ではないかと私は思いますので、ぜひともその辺の集計を早く出していただいて、今後、料金を上げると利用者が減るかもしれないし、下げると結局利用者はふえなくて収入だけが減ってしまったということになるかもしれないですし、その辺の議論をぜひともやっていただきたいと思います。 16: ◯質疑高橋委員) 広島高速2号線及び3号線が開通いたしまして大変便利になったのですが、便利になった反面、またいろいろな問題点も浮上してきたと思うのです。今までは海田大橋から仁保におりていたのですが、特に、熊野方面から海田方面で海田大橋を使う人は、最初なれていないということもあったのでしょうけれども、大変渋滞しました。海田大橋の入り口でまず渋滞しました。そして、仁保におりるときに、仁保の出口が変わりましたので、そこでまた渋滞するということがあったりして、私のほうにはかなり問い合わせもありました。その渋滞に対しての対策や苦情がどういう状況か、今の状況をどう考えているのか、まずお聞きいたします。 17: ◯答弁道路企画課長) 委員が先ほど指摘されました仁保出口の渋滞等につきましては、高速道路公社のほうにも多数意見が寄せられておりまして、特に平日の7時半ぐらいを中心に、1時間1キロ程度の渋滞があるというのは認識しております。主な原因としましては、現在3ブースをフル運用しているわけですが、海田大橋方面も含めてまだ現金利用の方がかなりおられまして、1ブースは現金専用、1ブースは現金とETCの併用、もう一つはETCのみという形で運営させていただいておりますが、その出口が右折2車線、左折1車線という形状で、車線を越えて車が入ってくるということもございまして、渋滞が重なっているということも聞いております。現在は、料金ブースに料金徴収員を2名配置しまして、できるだけスムーズに運用できるような形にしております。  今後、引き続きまして、ブースの運用の仕方について、どれが適切なのか、どういう時間帯が適切なのかということも含めて検証していきまして、利用者にできるだけ御迷惑をかけないような形をとっていきたいと思っております。 18: ◯要望質疑高橋委員) 最初でなれていないからだとは思いますが、二つのETCのレーンの一つを現金と併用にするのはもちろんやっていただきたいと思いますし、今から分析されて対策をすると言われますが、ちょっとした案内とかいろいろな方法があると思います。せっかく便利になったのに、渋滞して困っているというのが現実です。それを認識しておいてください。かなり問い合わせがあったと思います。その対策をしっかりやっていただきたいと思います。  次に、仁保の出口ですが、先ほど言われたように、右折レーンが2車線で、左折レーンが1車線ですが、ETCでない人は、右のブースで料金を払って左折レーンに出ようとしたら、ほとんど距離がなく危ないのです。普通にお金を払って左車線に行こうとすると、ETCの車のほうが早く来ますので、極端に言うと左折レーンに行けないのです。これは構造的な問題もあると思います。ETCが始まってまだ少しですが、私も事故を1件見ていますから、その辺の対策もしっかり認識してもらわないといけないと思います。現実に事故が起きていますから、出口の右折レーン2車線と左折レーン1車線、その距離の問題について改善とまでは言いませんけれども、その対策についてどう思っているのか、もう1点は、海田大橋は従来回数券が利用できたのです。回数券100枚を買うと8,150円で1枚当たりの通行料は81.5円になると思うのです。これがETCになると、割引があったにしても実質値上げになるのですが、その辺についての認識と考え方についてお聞きいたします。 19: ◯答弁道路企画課長) 仁保の出口につきましては、高橋委員が言われたとおりの御指摘は多々受けているところでございます。確かに、一番右側が現金専用ブースになっていますので、そちらから入られて左折される場合には2レーンを飛び越えないといけないというのが現実でございまして、これについては広島高速道路公社においても十分認識しておりますので、ブースの運用の仕方を今後検討していきたいと思います。ただ、右折2レーン、左折1レーンにつきましては、交通量から考えたときには、やむを得ないレーン数ではないかと考えております。あとは運用と表示の仕方で、センターブースは現金併用もできますので、そちらのほうに現金で左折される方を誘導できるような形に標識等も行っていきたいと思っております。 20: ◯答弁港湾振興課長) 回数券廃止に伴う料金の件についてお答えいたします。  まず、今回の改正につきましては、ETCを導入して、広島高速道路と一体的に運用していこうという中で、基本的には今の指定都市高速と同じような料金体系をとらせていただきました。その中で、今御指摘のように、これまでは海田大橋だけが独立しておりましたので、回数券を発行していたのですけれども、回数券については新規の発売を中止させていただき、それにあわせて、利用者の便益を考えまして、いわゆる一定の通勤時間帯に限りまして、普通車についてはETCの場合に1割の割引をさせていただいたところでございます。高速道路網全体の中での整合性をとるという形で整理をさせていただいたということで、御理解をいただきたいと思います。 21: ◯要望質疑高橋委員) まず、右折レーンのことですが、本当に危ないと思いますから、いろいろな形でやっていただきたいと思います。もう現実に事故が起きていますから、右折レーンを2車線とするのが正しいのか、左折レーンにするのが正しいのか、私は何とも言えませんが、ただ、なれていないということもあるのでしょうけれども、距離の短さはなかなか難しい面もあると思いますから、それはいろいろな形で再度検討していただき、利用しやすいような案内もしていただいて、事故のないようにしていただきたいと思います。せっかくつくって便利になったのが、渋滞するし、左折とかいろいろなことが難しくなって、おまけに料金も高くなるのでは、利用者にとって何一つメリットがないと思います。つくるほうの側で、使う側のことを考えるとそうだと思いますが、それは認識してきちんとやっていただきたいと思います。  料金ですが、総合的な部分はわかるのですが、現実に値上げになっています。毎日のことですから、利用者に理解してほしいというのはなかなか難しい面があると思います。ETCの方はもちろん割引されるでしょうが、ETCがない方もいらっしゃいますので、ない方は常に100円になります。国の流れもETCをつけておけば上限1,000円とか、いろいろなことで割引をやっていますが、またちょっといろいろな動きがあり、上限2,000円でETCなしとかETCありとか、今、議論されていますけれども、毎日のことですからETCがなくてもある程度の値下げについて、考えていただかないといけないと思います。割引を20%ぐらいにできないのかと思います。81.5円で通っていたのが、実質90円もしくは100円になると、広島高速道路全体のトータルで考えていますから御理解してほしいと言っても、それはなかなか理解しにくいと思うのです。その辺について、今後対応する考えがあるのか、また、そのままでいくのか、お聞きいたします。 22: ◯答弁港湾振興課長) 御指摘の点については、利用者の皆さんからも御指摘等をいただいており、認識しております。御理解いただきたいのは、海田大橋は、もともと港湾施設として整備されたもので、港湾物流の円滑化が一番大きな目的になっているところでございます。それにあわせて通勤等に利用されるという状況があったのも確かでございますけれども、その意味では、今回のETCの割引につきましては、路線バスとか特大車、大型車については、ETCの場合に終日の割引率を高目に設定させておりますので、それらも含めて御判断いただきたいと思っております。  もう1点、今の御指摘の件で、海田大橋が広島熊野道路、広島高速2号線や広島呉道路という高速道路網の一環として機能しているということも十分認識しておりますので、そういうネットワーク全体として、今後、他の自動車専用道路の利用状況や料金のあり方等を見守りながら、通行料等の全体の見直し等が行われる場合につきましては、当然、海田大橋についても、あわせて考えてまいりたいと思っております。 23: ◯意見(高橋委員) 私も以前聞いたことがあるのですが、海田大橋はこれからもずっと無料にならないのかということになると、今言われたように、高速道路としてつくったわけではなく、港湾道路の一部としてつくったということなので、半永久的にただになることはないということなのです。それは通行料ではなくて利用料という形になるからだと思うのですが、そうであるならば、維持補修に必要な経費として、もう少し安くしてもいいと思うのです。都合のいいときは海田大橋と広島大橋の距離がどうとかいろいろなことを言いますが、100円、200円と、そういうバランスを言いながら、つくったら、こちらは通行料ではなくて利用料ですからとか、港湾でつくりましたからというような理由を言われるのです。使う方にとっては関係ないことであって、港湾施設としてつくったのであれば、より安くしてもだれも文句を言うことはないと思います。その辺も含めて、都合のいいときは、高速道路としてつくってこれだけお金がかかったので、これだけの負担をしていただきますというような理由で、都合の悪いときには、同じような距離なので料金はこのように設定するというのはなかなか理解できないと思います。また違うところでお話をしたいと思います。より便利になって利用しやすくなるのはわかるのですが、それで料金が高くなるというのでは普通なのです。毎日使う生活道路であるということも踏まえて、なおかつ港湾でつくった海田大橋ならば、より無料に近づけるようにすることのほうが大切だと思います。答弁は要りませんが、そういうような考え方が正しいと思いますので、また違うところで議論したいと思います。 24: ◯質疑(杉西委員) 先ほど説明がありました広島空港アクセス対策ワーキング部会のことについて質問したいと思います。  先日、知事がアクセスのことについて、何かやるということで会見されたのをテレビで見まして、即座にこの問題に対して動いていただいているという意味では、非常に頼もしさも感じましたし、大きな期待もしているわけでございます。  その中で、きょうの説明にもありましたが、空港振興協議会の中に新しくワーキング部会をつくるということでございますが、構成員が書いてありますけれども、各団体のどの程度の位置の方が出席されるのかについて、任せっきりにされているのか、県が主導して部会をやられるわけですから、構成員についてどの程度の立場の方が出られるのかという位置づけをされているのかどうかお聞きしたいと思います。 25: ◯答弁(空港振興課長) メンバー的には、やはり現場のことをよくわかっておられる方ということと、それから、ある程度責任ある発言をしていただける方ということで、行政では部長クラス、経済団体、商工会議所あたりでは事務局長、民間といいますか事業者はいろいろございますが、いずれも専務理事や支店長など、ある程度責任ある立場で、なおかつ現場のこともわかっておられるという方をメンバーとして選定させていただいております。 26: ◯要望質疑(杉西委員) その答弁を聞きたかったわけでございまして、回数もそうしょっちゅうできるわけではございませんし、ぜひ県のほうからも会議の場で責任ある発言ができるメンバーの方に出てもらわないと、やはり持って帰って協議しますというようなことではなかなか進まないと思います。それを申し上げますのも、例の軌道系アクセスでは、JRとの協議がなかなかうまくいかなかったのを非常に感じていました。私が議員になりましてからもずっと進捗が悪く、最後には頓挫したわけでございます。担当部の課長や部長が出られたのでしょうけれども、あるときには知事が出て、ポイントを押さえることも必要ではなかったかということも非常に感じておりました。難しいのであれば余計にそういう人が出て、県としてどうなのか、国としてどうなのかという対応が要るのではないかと、非常に痛感しましたので、あえてそういうことを申しました。ですから、責任ある発言ができる方をぜひ入れていただくというところまで主導して対応していただきたいと思います。  それと、6番のスケジュール案でございますが、3回で取りまとめ、1月から動き出すという日程になっているのですが、これを見まして、例えば県で申し上げましたら、当初予算を考える時期が、12月あたりからでしょうから、県でも市でも来年度の予算ということもありますので、もしできるものなら3回目までをもう少し前倒しをしてほしいと思います。1月にまとめて動きを出すのではなくて、県の当初予算にのるぐらいのペースで、できれば1カ月前ぐらいの段階で、3回目が10月からになっていますが、おしりを11月ぐらいには出せるような格好にできないのかどうか、お聞きしたいと思います。 27: ◯答弁(空港振興課長) 第3回は一応10月以降という書き方をしておりますけれども、委員がおっしゃるとおり、県でいえば、他の団体でもそうでしょうけれども、場合によっては予算を伴いますので、できるだけそうしたことに間に合うように、早目に結論を得ていきたいと思っております。 28: ◯要望質疑(杉西委員) 湯崎知事は非常に観光に力を入れる知事でございまして、即座にこういうことに動かれたことで大いに期待しておりますので、成果が出る協議会にしていただきたいと要望しておきます。  次に、資料番号2の上半期執行計画の数字についてお尋ねします。  結論的に申しますと、最後の合計のところでございますが、丸の2番目で、「本県の厳しい経済・雇用情勢を踏まえ、上半期の執行計画額を707億円とする」と書いてあるのですが、「経済・雇用状況を踏まえ」とここに書いてある中で、執行額が昨年よりも低くなっています。こういう状態なのだから少しでも多く出していただきたいというのが我々の声でございます。特に細かく見ますと、1行目の土木の数字でございますが、年間計画額が昨年は746億円の予算をとられ、ことしは780億円と、皆さんの御努力で昨年より多く計画額は確保してくださっているのですが、逆に上半期の執行額が一緒ということは、執行率は下がっているのです。経済状況が厳しいのですから、たくさん執行していただきたいと私ももちろん、業界も思っているのですが、執行率が下がっている理由は何なのでしょうか。 29: ◯答弁(技術企画課長) 上半期の執行率につきましては、先ほども説明させていただきましたように、例年は補助事業及び単独事業を合わせまして73%の計画といたしております。昨年は特にリーマンショック以降の厳しい経済情勢ということがございまして、国からの強い要請もございました。そういったことを踏まえまして、昨年は今までに例のない過去最高水準ということで、80%という設定をさせていただいたところでございます。  今年度は、現時点で国においてこうした動きが特にないということもございますし、そういった状況を踏まえて、補助事業及び単独事業を合わせまして、昨年度の実績額と同一にさせていただいたという状況でございます。 30: ◯要望(杉西委員) 皆さんが喜ばれるようにしてほしいと思うのですが、要望として申し上げます。昨年は国のほうからそういう指示があったからパーセントをふやしたが、ことしは従前どおりの率で持ってきたとおっしゃったのですが、やはりそのあたりは国が言う、言わない、従前がどうであるというのではなくて、目の前の社会情勢であるとか、土木建設業界の状況がどうなのかというようなことも踏まえて、そこらの数字は持っていっていただきたい。  前回のときも質問したのですが、恐らく繰り越しもあるでしょうから、例えば、繰り越しがこれだけあるから、今回の新しいのはこれだけで、トータルしたらこれだけ経済事情が厳しいのでふやしていると。2番目に「厳しい経済・雇用情勢を踏まえ」と書いておられるので、こういうことは、従前がこうだからとか、国がこうだからではなくて、ぜひ、現在こうだからこういう手を打ちますという土木行政にしていただきたいと、要望しておきます。 31: ◯質疑(安木委員) 今、机上配付資料の橋梁工事における溶接部検査データの改変問題の説明がありました。新聞等でかなり大々的に、マリノ大橋とか、広島高速3号線の溶接部の検査に大きな問題があったということで報道されておりました。これを見まして、こういう内容だったのかと見たのですが、鉄板の溶接をしているところに亀裂が入っているとなると、繰り返し何度も通っていると、やがてそれが破断に至るということで、それを調べるための超音波探傷ということだと思いますが、よくわからないのは、今回の問題というのは、現実に基準以上の傷があったということで問題なのか、そうではなくて、検査データがあるべき箇所に、ほかの箇所のデータが複写されたものが入っているところが何カ所かあって、実際のデータと違うのではないかという不安があって調べたということなのか、それはどうなのでしょうか。 32: ◯答弁(技術企画課長) 今回の溶接部の問題でございますが、当初、県民から投書がございまして、そういった溶接の検査におきまして、不正な、例えば資格を取っていない者が検査したり、データを改ざんしているのではないかという御指摘がございまして、それを受けた形で、マリノ大橋とか広島高速がまず動いたような状況です。  今回報告させていただいたのは、主に県が発注している工事について、そういった問題があるかどうかということで、特に三菱重工鉄構エンジニアリングと関西エックス線という検査会社に特定して、まず問題があるのかどうかということを調べさせてもらったものでございます。 33: ◯質疑(安木委員) 結論としては、調査結果では、有資格者がやったのかどうかについては問題ないとここへ書いてあります。それから、消失したデータがあったので複写して入っているようだということについては調査中ということになっています。調査結果の(2)の3)には、複写が行われる前の資料を確認したら、全箇所が検査合格であったことから問題ないと書いてあるのですが、結局は問題ないということでよろしいのですか。 34: ◯答弁(技術企画課長) 品質の問題でございますが、一応2ページ目に、先ほど溶接検査の流れということで説明させていただきましたが、溶接部におきましては、その場で検査をしながら、もしそこで傷とかがあれば修正いたしますので、今回問題となったのは、事務所に持って帰って報告書を作成する段階で、そのときにデータが抜けていたということでございまして、溶接に係る傷自体はきちんと検査して、現場のほうでオーケーになっていますので、品質自体は問題ないと今のところ考えております。報告書を作成するときに、バックデータが欠落していたので、よそのデータをコピーして持ってきたということが問題ではありますけれども、品質自体は問題ないと思っております。 35: ◯質疑(安木委員) わかりにくいのですが、本当に問題ないということを県として断言できるということなのですか。その後、第三者による再検査をもう1回やりたいとの申し入れがあったので、そういう箇所について検査させることにしたということですけれども、結論が出るのはいつごろの予定でしょうか。 36: ◯答弁(技術企画課長) 検査の時期については、三菱重工鉄構エンジニアリングと調整させていただきながら、決めることになっております。 37: ◯要望(安木委員) こういうことはよくあることで、何年も先になってから何か起きたときに、そういうことで傷があったのが大きな問題だったというようなことが出てくることはえてしてあるものですから、この段階できちんと摘めるところは摘み取っていただきたい。そのようにされているとは思いますけれども、よろしくお願いします。 38: ◯質疑(犬童委員) 私はこれを見ていて、あなた方もいいかげんだと思います。三菱重工鉄構エンジニアリングもいいかげんだと思います。私も鉄関係の仕事に携わってきた人間ですから、溶接についてどんなに厳しいチェックを受けるか知っていますが、こんな甘い審査はないです。書類を見たら大丈夫だったからよかったとか、そんなのは素人がやることです。私は防衛庁の仕事をしたことがあるけれども、防衛庁の検査の厳しさはしびれます。全部立ち会いでエックス線検査をやっています。全部立ち会いでやって、すき間でも、もう目に見えないぐらい細いものを何回もやらせます。納得するまで、3回でも4回でもはつってやるのです。  大分で、新日鐵だったと思いますが、パイプで足を立てて滑走路をつくる工事もしたことがあるけれども、この溶接部分は、6メーターで直径1.5メーターぐらいのパイプを6本も7本も土の中にぶち込むのです。その溶接部の検査でも、もう徹底的にやられました。私たちが見て、大丈夫といっても、それでもエックス線の立ち会いがある。そしてすき間があるところは全部はつってチェックします。それも何回も何回もやるのです。重要な部分はそれぐらい立ち会いでやっていくのです。もちろんすべてそうしないといけないと私は言っているわけではない。しかし、この中で問題なのは、何カ所もの工事で出ているわけです。それをあなた方は、検査合格後の検査データが一部消失したものがあって、それを穴埋めするために持ってきたのが問題だというように書いてあります。しかし、三菱重工鉄構エンジニアリングもエックス線の会社も確信犯だと思う。税金でやっている仕事でこんないいかげんな工事をしているということはけしからぬ話です。あなた方はもっと厳しくやらないと、橋にしても、耐用年数は何年の保証をもらっているのですか。契約書の内容で、つくった後の保証期間は何年になっているのですか。 39: ◯答弁(技監) 今回の調査の工場の中での品質の確保については、調査した限りでは確保されていたものと考えているわけです。ただし、報告書を作成する段階で、そういう資料の一部とはいえ、よそのものをコピーして使ったというのは、これはもう言われるとおり確信犯というか、非常に大きな問題があると思っております。我々としましても、委員が言われるとおり、検査や品質の確保は非常に重要なことで、ことしからアセットマネジメントも始めたわけでございますけれども、長大橋梁は50年、100年の大計で地域の経済などを守っていくものでございますから、建設時の品質というのは非常に重たい、大事なものだと我々も認識しております。そのためにも、品質を確保するためには、こういう観点から検査のあり方も含めて、今後検討していきたいと考えております。 40: ◯質疑(犬童委員) これから先のことは当然やらなければいけない。私が問題にしているのは、書類審査と向こうの意見聴取だけでこれは大丈夫だとあなた方が考えたことで、こんないいかげんなことでは、困ったものです。これだけあちこちの工事で不正が出ている以上、この会社には明らかにエックス線の費用を節約しようという考え方があるのです。三菱重工鉄構エンジニアリングそのものにそういう修正の工事費用を節約しようという考えがあるからこういうことが起きているわけです。きちんとやらないといけないところをやらせないで、経費節減のために、エックス線検査で手抜きをさせるというのは、関西エックス線よりは、私はむしろ三菱重工鉄構エンジニアリングのほうに問題があると思うのです。一つの工事がたまたまそうだったならいいですが、マリノ大橋や豊島大橋で問題になっているのです。そんなことぐらいで落ちる橋とは思わないけれども、現実に何カ所もの工事で同じ会社が起こしているということは、明らかに担当者か、あるいは会社ぐるみでこういうことをやっているわけです。そんなことではあなた方は甘いです。だれに遠慮してやっているのか知らないけれども、県民の税金、国民の税金でやっている仕事でしょう。甘いことを言ってはいけない。あなた方の立ち会いも含めて検査をもう1回全部やらせるべきです。向こうが自主的にやる問題ではないです。問題が起きたら、そういう知識を持っている県の職員が、その場で立ち会って、きちんと、ここには問題がないと、幾ら金がかかっても向こうに出させればいい。あなた方の考えというのは、いいかげんだ。書類審査と、ただ事情聴取をやって何とかなったから、ないと考えられる。考えられるというだけであって、あなた方も確信を持っていないのでしょう。現場で溶接をやっているときに、あなた方は、抜き打ち検査に行くのですか。技術を持った担当者がやっていたというが、だれも会社の書類に技術を持っていない人の名前を書きはしません。県に出す資料にうその名前を書くわけがないでしょう。1級なら1級、3級なら3級という、そんなものは書類審査でよかったから、こんなことをして平気な顔をしている。土木局長、みんなそういう考えではないのですか。全部任せっ放しで検査して抜き打ち検査はしない。丸投げするなと言っても丸投げしている。ヘルメットだけ元請の会社のヘルメットをかぶって工事をしているという話もあるでしょう。同じです。これは工場の中でやった仕事でしょう。第2音戸大橋も今発注しており大きな工事です。しかし、溶接という肝心な部分をこんないいかげんなチェックで、出された書類を信頼して、事故が起きてもこういう書類と事情聴取だけでチェックしますということはないでしょう。立ち会いをしなさい。県の職員が全部立ち会いをやりなさい。それが当然でしょう。莫大な金をかけてつくった橋なのですから。どうですか。 41: ◯答弁(技術企画課長) 今回の溶接の問題につきましては、やはり委員御指摘のとおり、問題が確かにあるということは認識しておりますが、通常の検査におきましても、全数調査というのは無理なところがあると思います。今回申し出がございました2つの工事箇所の結果を踏まえて、今後の対応策を検討させていただければと思っております。 42: ◯質疑(犬童委員) それはいけません。ここで再度第三者にチェックをさせると三菱重工鉄構エンジニアリングも言うのでしょう。県の職員が立ち会いをしなさい。なぜしないのですか。こういうのは信頼だけの問題ではないです。子供じみたことを言わないでください。 43: ◯答弁(技監) 今回、委員御指摘のように、書類の差しかえがあった箇所について、もう一度、他の検査会社のもとで検査をやりたいと思っておりまして、これについては県職員も立ち会いの上実施して、その結果について適切に対応してまいりたいと考えております。 44: ◯質疑(犬童委員) 三菱重工鉄構エンジニアリングが選んだ第三者ではいけません。県がエックス線の会社を指定してやりなさい。三菱重工鉄構エンジニアリングの選んだ会社にさせてはいけない。この会社は信用できない。 45: ◯答弁(技監) そのように対応いたします。 46: ◯質疑(犬童委員) こういう仕事は、時には抜き打ちでやらないといけないのです。抜き打ちで、現場へ入ってみるべきです。工場の中で製作するにしても、発注してからでき上がるまでは半年なり2年かかるように、大きなものは、期間も長いのです。そのときに県の職員が立ち会って入っていって、週に1回なら週に1回、本当にその人がやっているのかどうか、抜き打ち的にきちんと点検をする。溶接する技術者にしても、その人に間違いがないかどうか点検をする。そういうことをあなた方は任せっ放しでしてはいないのでしょう。それはどうですか。 47: ◯答弁(技監) 現在も一定の間隔で施工体制立ち入り点検を予告なしにやっておりますし、低入札の工事につきましては必ずやっておりますけれども、こういう状況がありましたので、それについてもまた特別にそういう点検ができる形を検討してまいりたいと考えています。 48: ◯質疑(犬童委員) 今、この問題になっている箇所は、マリノ大橋、広島高速3号線、それから豊島大橋です。三菱重工鉄構エンジニアリングが請け負ったところは、その他のところも点検をされるわけですか。現在、県の関係で三菱重工鉄構エンジニアリングが請け負っているところで工事進行中のものは何がありますか。 49: ◯答弁(技監) 今把握している範囲では、警固屋音戸バイパスの倉橋側の坪井大橋の1件です。 50: ◯質疑(犬童委員) そこの体制はどうなるのですか。こういうことが起きてから、あなた方は工場の現場などを含めて立ち入り検査については今後どうなっているのですか。 51: ◯答弁(技監) まずは、先ほど説明しましたように、三菱重工鉄構エンジニアリングと関西エックス線が両方絡んでいるところということでスタートしたわけでございますけれども、改ざんがあったということが認められたということでございますので、委員御指摘のとおり、そういう工場にも入って点検してみたいと考えております。 52: ◯質疑(犬童委員) 私は、三菱重工鉄構エンジニアリング以外のところの工事でも、可能性というか危険性はあると思うのです。たまたまこれは内部告発か何かがあってわかったのでしょう。そうすると、他のメーカーがやったところも問題なきにしもあらずと思うのです。そこら辺の点検も含めてどうされるのですか。 53: ◯答弁(技監) 先ほども申しましたとおり、工事の品質の確保というのは非常に大事なことでございますので、ほかのものも含めて、今後の品質管理のあり方、一応、今、溶接に関する品質管理、現場、工場での品質管理のやり方というのは決まっているわけですけれども、それに基づいて基本的には正式に全部の会社がやっていただいていると思いますけれども、そこらのあり方、点検のあり方、それから検査のあり方についても検討してまいりたいと思っております。 54: ◯要望(犬童委員) やかましいことを言いますけれども、私たちもこういう仕事をやってきて、一般の社会ではいかに溶接部分がそういうことで厳しいか。三菱重工鉄構エンジニアリングといえば大企業です。そこが、あちらこちらの工事でこういうことをやっていることに、私は物すごく怒りを感じる。工事現場の担当者に何かあって、たまたま1カ所で起きたというのであればまだいい。しかし、何カ所もといったら、言い方が悪いけれども、もう確信犯で、会社ぐるみの犯罪です。そういうのを許しているところは皆さんに責任があるのです。信用するのはいいが、何もかも疑う必要はないけれども、こういうことが何カ所も起きるということは、内部告発があるまではだれも知らなかった。だから私は厳しく対応してほしいと思います。  最後にお願いをしておきたいのですが、今、呉から広島大橋を通って来ますと問題の箇所があります。再度全体の流れの点検はしてほしいのですが、小さな話ですけれども、例えば呉から広島大橋を下ってきますと、仁保のところで、宇品のほうへ回って、吉島まで行ったら遠くなるので、今の宇品港側下の競輪場のところで私はおりるのです。そこで、呉から入って、広島大橋から今の広島高速3号線に入り結節するところがカーブになっています。そして合流するところがあります。よく走るのですけれども、季節によってはそこで、車のフロントガラスがばあっと曇ることがあるのです。もう見えなくなる。なぜかと思ったら、すぐ下のマツダの発電所の蒸気が風向きによって、広島高速道路のほうに流れてくるのです。そうすると、車のフロントガラスがばあっと曇るのです。それで急ブレーキを踏むのです。雨の日は関係ないけれども、晴れた日なんかはたまにあるのです。私は何回かあって、ばっと急ブレーキを踏みました。すると後ろから車が来ている。小さいことですけれども、やはり物をつくるときは、こういうことも一つは考えてやらないといけない。風向きが反対方向で、海側へ流れていけば一つも問題はないのですけれども、海から陸の側に吹くときに、蒸気がばあっと道路側に来て、フロントガラスが真っ白になるということも、道路をつくるときにはいろいろなことを考えてされたほうがいいと思うのです。  (5) 閉会  午前11時56分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...