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  1. 広島県議会 2009-11-26
    2009-11-26 平成21年産業活性化対策特別委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-08-07
    2009年11月26日:平成21年産業活性化対策特別委員会 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1 7 会議の概要  (開会に先立ち、委員長が現地調査のお礼を述べた。)  (1) 開会  午後1時32分  (2) 記録署名委員の指名        中 村 道 徳        田 川 寿 一  (3) 当局説明   1) 観光課長が報告事項(1)、(2)について、別紙資料1、2により説明した。   2) 農業活性化推進課長が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯要望(梶川委員) 観光課長からおもてなしの充実に関する説明があり、また中国地域観光推進協議会が設立されたということですが、外国から来られた観光客が買い物をしたり、あるいは食事をしたり、泊まったりする場合に、例えばこのお店では韓国語は通じます、中国語は通じます、英語が通じますといったような、何か表示、マークがあれば観光振興につながるのではないかと思うのです。例えば、赤いもみじのマークであれば中国語は通じるお店とか、星印でも何でもいいのですけれども、そういったマークをぜひ中国地域観光推進協議会で御検討いただいて、県内のお店等に表示していただけたらということを要望したいと思います。 2 ◯答弁(観光課長) これまで、先ほど御説明いたしました広島県の国際観光テーマ地区推進協議会で、受け入れ体制の整備ということで、旅の指さしガイドブックという、お店の方が旅行者にお渡しして、本人が頼みたいものはこれですということを指さしたら相互が理解できるようなものを、観光施設で使うものと宿泊施設、それから交通機関、飲食店も含めて使うものについて、3カ国語でつくりまして、協議会の会員企業にも配付しているところでございます。    それから、レストランや飲食店、ホテルの中で、特に英語の使えるところということで、民間で広島地域と宮島を中心に、イットヒロシマとか、イットミヤジマというマップがつくられています。その中には英語のメニューや英語での注文ができますとか、そういうことがお店ごとに表示してあり、こういったものを外国人観光客、特に欧米の方が泊まられるホテルを中心にフロントに置いて、情報提供を行っております。    それから、今回IETF広島会議がございましたので、その関係で、市内の中心部の主な飲食店等につきましては、4カ国語ぐらいで、この店にはこういうものがあるという表示を整備をしたものを、大会事務局のホームページに表示されており、そういったものを活用しながら、今後取り組みを進めてまいりたいと思っています。 3 ◯質疑(梶川委員) 今ホームページに表示がしてあると言われたのは、県の観光のホームページですか、それとも個々のお店のホームページですか。 4 ◯答弁(観光課長) 最後に申し上げましたのは、今回、広島市で開催されましたIETFの大会事務局を中心に、これに参加された方々の利便性のために、ホームページをつくられまして、その中にこういった表記がされています。しかし、大会は終了していますが、大会事務局は広島コンベンションビューローが中心になっておりましたので、そこと連携しながらそういったものをどのように活用していくのかということについて、取り組みを進めてまいりたいという趣旨でございます。 5 ◯要望・質疑(梶川委員) ぜひ県のホームページ、あるいは中国地域観光推進協議会でホームページ等をつくられるのであれば、外国から来られるお客様が利用できるようなお店とか宿泊施設等の情報発信をお願いいたします。    次に、配付資料の一番後ろに、全国的に生産順位の高い農林水産物についてシェアが高いものや金額の多いもの等が書いてあるのですが、収益率についてはどのようになっているか、わかりますでしょうか。 6 ◯答弁(農産課長) 資料番号4の2ページ目に全国的に生産順位の高い農林水産物の生産量ということで、農産物ですとバレイショからイグサまで書いてありますが、これらの収益率は個々には調査しておりません。一般的に野菜で言いますと、トマトが35%ぐらいの収益率、それから広島県でも多くつくっております青ネギで30%ぐらいの収益率になっております。それから、果樹で言いますと、資料にハッサクや伊予カン等、いろいろと書いてあるのですが、果樹は単品での経営というのはほとんどございませんので、それぞれの収益率は出しておりません。果樹で言いますと、広島県でつくっている中で収益率の一番高いものは、イチジクで63%、その次に広島県で多くつくっておりますピオーネに代表されるブドウが38%ぐらいの収益率になっております。 7 ◯要望(梶川委員) 8月末に政権交代をして民主党政権になり、地域の自給力と活力を高めるということで、今、原口総務大臣のもとで緑の分権改革というものが推進されており、地域での食料自給率を高める、あるいはエネルギーの自給率を高める、エコ住宅などを中心にこれから総務省中心で雇用の確保を目的とした地域振興政策がつくられてくるかと思いますが、広島県としても広域プロデューサーとして地域を元気にするための具体的な政策をもう少し書いていただけたらと思いました。本日の資料にございますのは、県内の事例紹介ということであり、ぜひそういったこともこの委員会で話し合うことができるよう要望をいたします。
    8 ◯要望(中村委員) 先ほど観光課長が中国地域観光推進協議会の立ち上げと充実というお話しをされました。先般、この委員会で九州へ行き、観光をどう広げていくかということを勉強してまいりました。九州観光推進機構は、九州7県で、恐らく5億円の予算で、官民一体となって、事務局に25名ぐらいの職員を置き、九州を挙げて観光を広めていこうという取り組みをされており、非常に参考になりました。こういうものを広島県が主導して、ぜひおつくりいただきたい。よろしくお願いしたいと思います。まさに、今からの産業の中で観光の占める割合は非常に大きなものがございますので、これを要望しておきたいと思います。    それから、この委員会は農商工連携ということで、産業をどう活性化していくかということについて、1年後にはその方向性を出さなくてはいけないということです。いろいろ勉強してみますと、農商工連携という言葉は平成19年に使われ始めています。国の事業で使われて、やっと2年たって地域で農商工連携が言われるようになりました。こんなに時間がかかったということは、国の進め方にも問題があったのかもしれません。でも、農商工連携によってその地域を元気にしようというのは今着実に定着しております。    ここまでおくれたのは、どこが主導するのかというのがよく見えなかったからではないのか、どこが引っ張っていくのか、農業といえばどこがやり、工業、商業はどこがやるのかということがです。私はさきの委員会でも言いましたが、中心になるところ、地域の農商工連携を引っ張っていくところはやはり地域の商工会だと思うのです。このあたりは県としても助成していただいておりますが、もう少し元気にしてあげないといけないのではないか。恐らくこのたび、広島県へも県の商工会連合会から要望書が来ているのではないかと思うのですが、広島市域の商工会の実態をいいますと、祗園、それから安佐南地区、沼田地区、高陽地区、その周辺地域にたくさんあるのですけれども、私の住んでいる高陽地区では、ことしから白木地区と高陽地区が合併いたしました。白木地区と合併して高陽地区では大体1,110社が商工会に加入しています。高陽地区では、大規模店舗がどんどん建ち、テナントがたくさん入ってきます。大型店舗ができてテナントが40店ぐらい、大きい店舗には多いときには100店ぐらい入る場合もあるそうです。ところが、大規模店舗に小さな商店がたくさん入っても、商工会へは入っていただけない。そして、周りの商工会は食料品も衣料品も加工食品も全部疲弊してくる。結局何が起こるかというと、もうどんどん小さな店舗はそれによってつぶされる。ところが、商工会はどうかというと、一生懸命引っ張っていこうとしているときに組織率が下がり、組織率が50%を割ると、事務員が減らされるという、本当に困った現象が地域では起きています。これは私どものところだけではないのです。広島市の祗園とか、安古市とか周辺地域は大変なのです。安佐町もそうです。    これを何とか食いとめないといけない。私たちとしてできる部分もあると思います。議会としてもやっていくところがあると思います。例えば、大型店舗に入るテナントを全部会員登録するように求める条例をつくることも可能でございますが、一つ言いたいのは、こういう実態の中で今後どのようにやっていくのかを十分検討して、例えば人員削減はいけないというようなところを十分御検討していただきたいということをお願いしておきます。あえて答弁は求めませんが、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 9 ◯答弁(経営支援課長) 委員が、今おっしゃいましたように、都市部において大型店が立地しますと、商工会の組織率が低下するということは我々も十分認識しておりまして、今、庁内でどうすればいいかということをいろいろ議論させていただいております。鋭意、いい方向が見つかるように努力したいと思います。 10 ◯要望(中村委員) ぜひお願いしておきたいと思います。農商工連携は経産省と農水省が一緒になって立ち上げたということで、地域を元気にします。先々週の日曜日に白木地区の人を集めて大きなイベントをやりました。大体5時ごろまでに食料品とか加工品が売れればいいと思っていたのが2時過ぎにはもう売れたのだそうです。そこでは神楽などもやって、随分元気になったということです。これは商工会が中心になってやったのです。そういうふうに一生懸命努力しても人員削減がされていく実態があります。このイベントではみんなを駆り出してやったのですが、ぜひよろしくお願いします。 11 ◯質疑(田川委員) 本委員会では農商工連携というのは一つの大きなテーマになっていますが、昨年来の不況の中で特に建設業の方々がいろいろ模索しておられます。この農商工連携についてもいろいろ勉強をされているようです。確かに国のホームページなどを見ても、農商工連携のいろいろな事例が紹介されていますが、そういうものを勉強しているのは行政関係だけかと思っていたら、企業の方も一生懸命勉強されて、どのようにこの農商工連携を、自分たちの生き残りをかけて何か新しい取り組みができないだろうかということを模索されているという話をお伺いします。例えば、建設業の方が豚や牛を飼ってそれを商品化するということを検討された例もお伺いいたしましたし、オクラとかいろいろな製品を自分たちで栽培して、それをお菓子にしたり麺にしたりして販売するということも検討されていると聞いたこともあります。例えばそういういろいろな検討をされて、相談をするときの窓口がどうなのかというのが非常に気になるのですが、こういうものがワンストップでいろいろと相談が受けられるといいと思うのです。たまたまきょうの中国新聞を見ますと、竹を使った自動車部品を開発していこうという記事が出ておりました。新産業課は地産地消型のビジネスへの発展を期待したいと述べておられましたが、竹を利用して、製品化していくということで、これも農商工連携になっていくのだろうと思うのです。例えば、そういうさまざまな相談、これを一本化して受ける窓口というのはどこになるのでしょうか。 12 ◯答弁(商工労働総務課長) 委員が言われるように、いろいろな異業種への参入や、異業種間の連携、それから世の中の産業が動く中で、県庁の組織で言えばいろいろなところが産業分野別に組織を持っていますので、今のところ、いろいろな窓口が考えられます。先ほどの新産業課では環境部門での産業興しなど、先導的な事業を行ったりしますが、環境部門の補助金や融資などは環境政策課が対応しておりますし、建設業からの参入ですと建設産業課が業種転換の補助金などをやっています。農商工連携につきましては、商工労働局では経営支援課が一応所掌しておりますし、農林水産局の方では農業活性化推進課、いろいろなパターンやいろいろな事業の面で、いろいろなところが複合的に対応していることは間違いありません。    一つは、事業を興すという面、第二創業というような面から見れば、私どもで言えばひろしま産業振興機構に中小ベンチャー支援センターがございまして、そこがワンストップでいろいろな御相談を承っております。税控除の問題とか、あるいは融資の問題、それと技術の問題など、総合的に扱っていますので、そういうところがワンストップで御相談に応じられると思います。    一方、県庁では、こういう農商工連携など、バイオなども一つの例だと思いますが、複数の局にまたがるような事業をまず我々自身が連携しながら、推進していきたいと思います。委員が言われるように、そういうワンストップのサービスが必要であろうとは思いますが、まずは事業連携を深く進めさせていただき、いろいろな例がある中で、今後、農、商、工以外も含めたワンストップの窓口の必要性も事業を進める中で検討させていただきたいと思います。 13 ◯要望(田川委員) 産振構も相談はできるのですが、例えば農地を確保したい、それは一つの課題になります、融資を受けたい、これもまた一つの課題になります。それから工場をつくる、これは企業立地ということでまた相談しなければいけない。それぞれいろいろなシステムのところに入り込んでいかないといけない。例えば、県の組織の中で、先ほど言われましたバイオ関係であれば新産業課かもしれませんが、あるいは農業関係の方は農業のところから、あるいは建設業の方は建設産業課で相談するということがあるかもしれません。やはりそれぞれ相談した窓口の担当者がしっかり受けとめていただいて、そこでアドバイスをしながらほかの部局とも連携をとることが必要なのではないかと思います。産振構は、詳しい方もいればそうでない方もいらっしゃり、やはりまた県に戻るということになると思います。それぞれの専門家がいらっしゃいますから。ということになれば、どういう業種に入っていくのかということで違いがあるとは思いますが、やはりどこかが窓口になるということで、受けたところからしっかりこれを広げていく、連携をとるというシステムを検討していただきたい。連携強化という言葉がありましたが、連携を本当に強めるというのは言葉だけではなく、受けたところがしっかり連携をして、その企業をしっかり支援していくということが必要ではないかと思っていますので、この辺をよろしくお願いしたいと思います。答弁は難しいかもしれないので、しっかりこれからも連携をとれるという体制をつくっていただくようよろしくお願いいたします。 14 ◯質疑(高山委員) 観光の件で、この間テレビでやっていたのだけれども、中国語と台湾語では漢字が違うようですが、広島空港はどうなっているのですか。 15 ◯答弁(観光課長) 中国本土の簡体字と、台湾におきます繁体字の2種類がございます。広島空港におきましては日本語、英語、ハングル、それから中国語の表記がいずれにしてあるかというのは少しはっきりしないのですが、簡体字というのが日本語の漢字と非常に共通しており、これでわかるとおっしゃるお客様が多いので、あるいは簡体字にしているのではないかと思います。ただ、実は今、広島空港から、広島市にかけまして、広島空港、JR広島駅、それから広島バスセンターといったそれぞれの交通拠点、それから市内の主な観光地といったところを中心に案内板を充実しようということで、早急に取り組むことにしている事業がございます。APECの高級事務レベル会議が2月、3月にあるようでございますので、それまでには間に合うように繁体字、簡体字も含めまして表記を早急に整備をするということで、今県も含め、運輸局、広島市が入った形での会合を持っており、準備をしているところでございます。 16 ◯質疑(高山委員) 何でこのことを聞いたかというと、来年の5月に上海万博があります。上海には広島空港から直行便があるし、台湾の人も上海へ行って日本へ来る、広島へ来てもらうというような観光ルートをつくったらどうかということで、今の漢字の話になったのだけれども、上海万博の関係で何か考えているのですか。 17 ◯答弁(観光課長) 上海万博には、中国国内も含め、世界から人が集まるということで、広島ないし中国地方をPRする時期としては大変に効果の高い時期と考えております。ただ、上海を経由した旅行商品をつくっていただけるかどうかということになると、そこはいろいろと難しいところもあると考えておりまして、台湾から上海を経由して広島空港というお話でしたが、具体的に今の段階で台湾の旅行会社からそういった提案はまだ受けていない状況でございます。 18 ◯質疑(高山委員) それからもう一つ、農商工連携の話ですが、私の町の元気丸をいつもこうやって褒めていただき、先般も農林水産委員会にも来ていただきました。ここはものすごい数の視察があちこちから来て、もう視察で困るぐらいだということでした。これは農林水産委員会でも言ったのですが、ここの問題は要は資金繰りなのです。田んぼをつくる、できるのはその次です。ニンニクだからだんだん広げていかないといけない。最初は1町歩から始まって最終的には20町歩にしたい、30町歩にしたいという話なのですが、その間資金をずっと寝かさないといけない。これが大変らしい。県は頑張っているということですが、支援策の中にはお金の話は全然ない。亀井大臣に頼んでモラトリアムをやるのが一番いい。やはりそういう施策をやらないとなかなか農業参入というのはむずかしい。ブドウにしても何にしても、農業というのはすぐできないから。前にも言いましたが、そこを少し考えていただければいいと思っています。 19 ◯答弁(農業活性化推進課長) 元気丸の場合は、ジャンボニンニクということで、種の植えつけから製品になるまで4年間という時間がかかります。それから種芋と生産品を分けて生産しなくてはいけないので、初期の投資が多くかかっていると思います。事業計画の中では、3年目に黒字化するということで、会計年度を9月から8月とされていますので、ことしの9月から来年の8月が第3期の事業年度ということになると思います。当初、6,000万円近くの事業投資が必要であったということで、補助事業と、それから制度資金の活用、銀行借り入れ、自己資金での対応とお聞きしております。制度資金や銀行借り入れにつきましては施設整備の資金なり運転資金の対応ということでありますので、制度的には公庫資金と銀行借り入れの中で事業が回るような形で当初の計画を立てているのではないかと認識しているところでございます。 20 ◯要望(高山委員) 建設業者が農業分野へ参入したという話が先ほどもありましたが、建設業は大変です。この人が始めたころはまだ土木の仕事があった。それで社長の給料、従業員の給料は全部会社が払っていた。それで土木の仕事がだめになってきて、ジャンボニンニクでは金が取れないし、建設業でもだめだというつらさがあるようです。これは経営の考え方だから、難しいのだけれども、そういうところもできる限り早く支援をお願いしたいと思っております。  (5) 閉会  午後2時21分 広島県議会...