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2009-08-07 平成21年農林水産委員会 本文
2009-08-07 平成21年農林水産委員会 名簿

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  1. 広島県議会 2009-08-07
    2009-08-07 平成21年農林水産委員会 本文


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成21年農林水産委員会 本文 2009-08-07 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 9 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯意見質疑田川委員選択 2 : ◯答弁農林整備部長選択 3 : ◯質疑田川委員選択 4 : ◯答弁森林保全課長選択 5 : ◯答弁農林整備部長選択 6 : ◯意見田川委員選択 7 : ◯意見東委員選択 8 : ◯質疑山崎委員選択 9 : ◯答弁森林保全課長) ↑ 発言者の先頭へ 本文最初ヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午前11時5分  (2) 記録署名委員の指名        小 林 秀 矩        下 原 康 充  (3) 当局説明    森林保全課長報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯意見質疑田川委員) このたび、このように臨時で農林水産委員会を開催していただきました。また、本日午後には現地調査を予定していただいており、私も農林水産委員会の開催の申し出をさせていただいておりましたので、野村委員長に対して感謝をしたいと思います。  今回、この委員会では、まだ視察前でございますし、また専門家調査の前ということで、災害の内容については詳しくわかりませんけれども、県民の命や財産を守るということから、県議会としても、この事態をしっかり把握して、今後の対応を考えていかなければならないと思います。  きょうの専門家調査の結果が出れば、これが自然災害であったのか、あるいは人為的な災害であったのかということも判断できると思いますけれども、まずは現地の様子や、これまでの経緯から、我々もできることを考えていかなければならないと思います。  先ほど御説明をいただきました中で、2点ほどわからないことがございましたので、教えていただきたいと思います。  まず一つは、被災前の経緯の中では、御説明をいただいていなかったのですけれども、一部新聞報道によりますと、シートの上に残土があったのではないか、これによって残土が滑りやすくなったのではないかという報道がありました。これについては、間違いではないかという話も聞いておりますけれども、いかがでしょうか。 2: ◯答弁農林整備部長) 確かに一部報道によりまして、シートの上に土砂埋め立てられていたのではないかということがございました。私どもといたしましては、いわゆる土砂埋め立て区域土砂が処分された箇所、その下にシートがあったということではないと思っております。 3: ◯質疑田川委員) ただいまの件は了解いたしました。  それからもう一つは、資料2ページの最後のところに書いてありますように、県内全域土砂埋立地現地調査を行う判断をしていただきましたことについては、非常にいいことだと思っておりますけれども県内全域調査するということでございますから、この調査結果をどのようにまとめられようとしているのか、いつまでにまとめられようとしているのか、わかっていれば教えていただきたいと思います。 4: ◯答弁森林保全課長) 調査につきましては、先ほど申し上げましたように、本日、関係機関に通知をさせていただきました。  調査の期限につきましては、まず許可済みで現在土砂埋め立てている箇所、2,000平方メートル未満で地元から要請のあった箇所、それから条例施行前2,000平方メートル以上の箇所、これらを合わせて124カ所を8月末までに調査するということにしております。  それから、許可を受けて既に埋め立てが完了した箇所につきましては、71カ所ございますが、これにつきましては、9月末までに調査を実施することにしております。その調査結果をもとに、さまざまな検討をしていきたいと考えております。 5: ◯答弁農林整備部長) 先ほど私から答えさせていただいたシート関係でございますけれども、私どもといたしましては、埋め立て区域の下にシートはなかったと思っておりますが、現在、先生方に入っていただいて原因調査がされておりますので、そういった経過の中で明らかにされていくことになろうかと思っております。
    6: ◯意見田川委員) 今の説明については理解しましたけれども、本委員会にも、ぜひこの調査結果につきましては御報告をいただきたいと思います。これから現地調査をさせていただいて、その上で次の委員会でもしっかり議論をしていきたいと思います。 7: ◯意見東委員) 私も、まずは亡くなられた被災者の御冥福を祈りつつ、また、けがをされた方にも心からお見舞いを申し上げ、こういった事案が繰り返されてはいけないという気持ちで発言をさせてもらいたいと思います。  先ほど森林保全課長から、広島土砂適正処理に関する条例制定された経緯について御説明があったわけでございますが、その中で広島安佐北白木町三田の話がございましたが、私もこの案件には深くかかわった経緯がございます。そうした意味で、土砂条例制定や、異例の措置として土砂流出防止のための堰堤の建設をしていただくなど、大変県行政には尽力いただいたと思っております。全国的にも厳しい条例制定していただき、その当時は治山室というのがございまして、条例制定後は残土搬入事業等について、うずたかく書類がたまるようになったということで、土砂条例も厳しく運用され、私自身も安心しておりました。  このたび、建設残土が崩壊して、犠牲者が出たという報に接しまして、あれほど厳しく対応してもらったのに、なぜだろうというのが私の最初の印象でございました。まだ私も、きょうこれから現地に入らせていただいて、いろいろと調査をさせていただく中から、この条例に何が足りなかったのかも含めて調査をさせてもらいたいと思っております。現場に神宿るという表現もございますけれども、まずは現場に立たなければいけないと思っております。  私が2003年6月、県議会議員になったばかりのときに、この広島安佐北白木町三田案件について、住民皆さんから相談をいただいたわけでございます。県が切り開いて広島市が管理する大椿林道がございます。この林道を使って業者が、2002年から、一日に多いときには100台ぐらいの10トンダンプが、建設残土を搬入していた。住民皆さんから見れば、どんどん搬入され、大丈夫だろうかと大変心配をしておられたわけです。当たり前のことでございますが、雨が降るたびに、谷を伝って下流へ流れてくるため、井戸水が汚れ、さらには水田にも流入し、米作に影響する。あとは全部、三篠川へ真っ茶色の水が流れていくわけです。林地開発ということで山には入られるようになったけれども、結局、全て三篠川建設残土が流れていってしまう状況で、直接三篠川に投棄したのと同じような状況が現出していました。住民皆さんは、当然事業者に対して要請もされました。しかし、業者も高圧的な態度で全く誠意が見られない。次に地権者へ行きまして、何とか契約を解除してほしいと申し入れたら、今度は法外な損害賠償を請求される。そこで今度は広島市へ住民皆さんが要望に行かれました。しかし、ここでも森林法の規制上どうにもできない。それから県に相談があったと私は聞いております。  そうした中で、広島安佐北白木町三田の場合は、森林法上の不適正な違反があって行政代執行まで行ったわけでございますけれども、今事案につきましては、まだそのあたりについて、私も十分に把握できていないところもございます。その当時は広島県と広島市とが連携して取り組んだ経緯もございます。  この事案につきましても、県、東広島市、事業者、あるいは地権者排出業者などの関係者がいるわけですから、これらの方々が連携して取り組んでもらいたいと思います。それから、先ほど説明がありましたとおり、今後どのような調査結果が出るかに基づいて、今後の対応を我々も考えていかなければならないと思っております。少し長くなって申しわけないですけれども、私自身のこの事案に対する思いを述べさせていただきました。 8: ◯質疑山崎委員) 1,900立方メートルを埋め立てているのですが、流出した土砂は何立方メートルですか。 9: ◯答弁森林保全課長) 流出した土砂については、今、専門家である大学の先生にも現地調査に入っていただいておりまして、流出した土砂がどの程度あったかというのが判明できるかどうかも含めて、調査結果を待ちたいと考えております。  (5) 現地調査についての協議  現地調査の実施について委員会に諮り、本日午後から実施することに決定した。  (6) 閉会  午前11時34分 発言が指定されていません。 広島県議会本文の先頭へ...