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  1. 広島県議会 1998-12-01
    平成10年12月定例会(第1日) 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成10年12月定例会(第1日) 本文 1998-12-08 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 12 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長檜山俊宏君) 選択 2 : ◯議長檜山俊宏君) 選択 3 : ◯議長檜山俊宏君) 選択 4 : ◯議長檜山俊宏君) 選択 5 : ◯議長檜山俊宏君) 選択 6 : ◯議長檜山俊宏君) 選択 7 : ◯議長檜山俊宏君) 選択 8 : ◯議長檜山俊宏君) 選択 9 : ◯議長檜山俊宏君) 選択 10 : ◯知事藤田雄山君) 選択 11 : ◯議長檜山俊宏君) 選択 12 : ◯議長檜山俊宏君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:         午前十時三十五分開会・開議 ◯議長檜山俊宏君) これより十二月定例会を開会いたします。  出席議員六十五名であります。これより会議を開きます。  この場合、知事行政委員会の長並びに説明員出席を求めるに御異議ありませんか。         【「異議なし」と言う者あり】 2: ◯議長檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、直ちに出席を要求いたします。         【知事行政委員会委員長並びに各説明員出席】 3: ◯議長檜山俊宏君) 一言ごあいさつを申し上げます。  本日、十二月定例会が招集されましたところ、議員各位には極めて御健勝にて御参集を賜り、県政進展のため、まことに御同慶にたえません。  御案内のとおり、我が国経済は、数次にわたる経済対策が講じられたものの、依然として景気は低迷し、大手金融機関経営破綻企業リストラが相次ぎ、消費需要も回復しないことから、極めて厳しい状況に立ち至っております。このような事態に対処するため、国におきましては、先般、日本経済を一両年のうちに回復軌道に乗せるという強い危機意識のもとに、総額二十兆円を超える過去最大規模緊急経済対策を打ち出しました。早期にこれらの諸施策が推進され、金融システムの安定や雇用創出の拡大、また、民需主導による景気回復が一日も早く始動することを強く期待するところであります。  一方、本県におきましても、国の経済対策に呼応して、六月、九月に大規模補正予算を追加し、公共事業の確保と融資制度の拡充などに努めているところでありますが、一部業種で輸出の持ち直しが見られるものの、個人消費住宅投資低迷状態にあり、県財政も税収が大幅に見込みを下回るなど、予断を許さない状況にあります。県議会といたしましても、県当局一体となって、執行体制事務事業の徹底的な見直しを行い、簡素で効率的な行政の確立を図りながら、本県景気早期に浮揚させるという喫緊の課題に、今後とも積極的に取り組んでまいる所存であります。  さて、この一年を顧みますと、今世紀の最大事業である、尾道と今治を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」の橋梁連結が過日すべて終了し、いよいよ来年五月に開通する運びとなりました。まことに意義深く、喜びにたえません。架橋が島しょ地域の生活の向上や産業の振興に大きく寄与するとともに、中四国地域発展にも資するよう、「瀬戸内三橋時代」の新たな幕あけに向けて、関係の県・市町村が相互に連携し、広域的な施策を推進していくことが求められていると考えます。  今年は、本県教育を再生していくため、活発な議論が展開された年でもありました。昭和三十一年から続いていた総合選抜が廃止となり、単独選抜に移行するなど、改善に向けた第一歩が踏み出されたところでありますが、今後とも諸改革を着実に前進させ、県民の信頼にこたえられる公教育にしていくため、関係者の尽力を強く要請する次第であります。  また、環境問題として、今年新たに提起されましたダイオキシンの規制対応や、本県を代表する特産品であるカキの赤潮による大量死を目の当たりにし、環境と共生する社会づくり重要性を痛感いたしているところであります。  年末を迎えるに当たり、県政にはこうした諸課題が山積しております。県議会といたしましては、厳しい財政状況にはありますが、景気回復即効性のある事業を初め、本県の将来の発展の礎となる事業などに、県当局一体となって果断に取り組み、この難局を乗り切るために最善を尽くす決意であります。  さて、今次定例会に提出されます議案は、一般会計補正予算を初め、条例の改正など合わせて二十三件でありますが、いずれも県政の当面する重要案件であります。  各位におかれましては、何とぞ、慎重御審議を賜り、もって県民の負託にこたえられますよう念願いたす次第であります。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 4: ◯議長檜山俊宏君) 諸般の報告がありますので、書記をして朗読いたさせます。         【書 記 朗 読】
                                      平成10年12月8日  広 島 県 議 会 議 長 殿                                   広  島  県  知  事                                       (財  政  課)            12月定例県議会議案及び報告事項並びに説明書について  平成10年12月定例県議会議案及び報告事項並びに説明書を別冊のとおり提出します。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                   平成10年10月1日  広島県議会議長 檜 山 俊 宏 殿                                   広島人事委員会委員長 丸 山  明            職員給与等について  地方公務員法第8条及び第26条の規定に基づき,一般職職員給与等について,別紙第1のとおり報告し、併せて給与の改定について別紙第2のとおり勧告します。  この勧告に対し,その実現のため、速やかに所要の措置をとられるよう切望します。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                   平成10年12月8日  各  議  員  殿                                   広島県議会議長 檜 山 俊 宏            説明員の委任について  12月定例会における説明員として,知事教育委員会委員長及び公安委員会委員長等から別紙の者を委任した旨の通知があったので,お知らせする。 5: ◯議長檜山俊宏君) 別紙別冊はお手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~         第一 会期決定の件 6: ◯議長檜山俊宏君) これより日程に入ります。日程第一、会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。十二月定例会の会期は、本日から十二月十七日までの十日間といたしたいと思いますが、さよう決するに御異議ありませんか。         【「異議なし」と言う者あり】 7: ◯議長檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、会期は十日間と決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~         第二 会議録署名者決定の件 8: ◯議長檜山俊宏君) 次は日程第二、会議録署名者決定の件を議題といたします。  本件は、会議規則第九十九条の規定により、議長から指名いたします。                              江   草   恭   子  君                              山   崎   正   博  君                              沖   井       修  君                              大 曽 根   哲   夫  君  以上四人の諸君にお願いいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~         自第  三 県第一〇一号議案         至第二十八 報第二二号 9: ◯議長檜山俊宏君) 次は日程第三、県第一〇一号議案 平成十年度広島一般会計補正予算から日程第二十八、報第二二号 損害賠償額の決定についてまでの各案を一括上程議題といたします。  この場合、知事から提案理由の説明を求めます。知事藤田雄山君。         【知事藤田雄山君登壇】 10: ◯知事藤田雄山君) 十二月定例県議会の開会に当たり、ただいま提出いたしました議案説明に先立ちまして、当面する県政課題などについて御報告申し上げます。  去る十月十七日夜半に本県に接近した台風十号は、県東部を中心に死傷者、住家の被害を初め、農地・農業用施設、河川、道路、山林の崩壊など、多大な被害をもたらしました。被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、県といたしましては早期復旧に全力を尽くしてまいります。  次に、最近の経済情勢についてであります。  我が国経済は、公共投資の前倒し執行や第一次補正予算の効果があらわれつつあるものの、個人消費や住宅建設が低調に推移するとともに、設備投資は減少し、雇用情勢も完全失業率が高水準であるなど、景気低迷状態が長引き、極めて厳しい状況であります。本県経済も同様な状況にあり、景気は後退を続けております。また、本年度の政府経済見通しも実質経済成長率が下方修正され、戦後初めて二年連続のマイナス成長になるとの見通しを明らかにしました。  こうした経済情勢の中で、国においては、去る十一月十六日、我が国経済の再生に向けて、金融対策、雇用対策、社会資本の整備、減税などを内容とする、事業規模で二十三兆円を超える過去最大緊急経済対策が決定されたところであります。本県としては、これまで公共事業の前倒し執行に努めるとともに、六月及び九月定例県議会において、公共投資の拡大、中小企業への金融支援、社会福祉施設の前倒し整備など、景気浮揚のための補正予算を編成し、現在、その執行に全力を挙げて取り組んでいるところであります。  今回の国の緊急経済対策につきましても、現下の経済情勢にかんがみ、機動的に対応することとし、公共事業を中心に現時点で五百六十二億円余を見込み、追加計上することといたしました。これまでの経済対策と合わせ、県内景気の回復につながることを期待しております。また、国の経済対策に盛り込まれましたその他の事業につきましても、今後、適宜適切に対応してまいりたいと考えております。  一方、地方財政につきましては、景気が長期にわたって低迷する中で、ここ数年、多額の財源不足が生じ、平成十年度末の地方全体の借入金残高は百六十兆円に達すると見込まれております。特に、本年度は地方税収の落ち込みが著しく、地方財政を取り巻く環境は一層厳しさを増しております。  本県においても、県税収入が法人二税を中心に、現時点で、現計予算額に対し百億円を上回る大幅な減収が見込まれます。また、財政調整基金を初めとする基金残高が減少している中で、平成十一年度の公債費は百億円以上増加する見込みであるなど、財政環境は、かつてない厳しい状況にあります。  このため、中長期的には、歳入に見合った歳出構造に転換するとともに、弾力的な財政構造の構築に取り組んでいく必要があります。当面する平成十一年度の当初予算編成に当たりましても、国の予算編成や地方財政対策の動向などを注視しながら、すべての事務事業について徹底した見直しを行うとともに、事業の緊急度、優先度などを検討し、重点的な事業実施に努めてまいります。  次に、地方分権についてであります。  去る十一月十九日、地方分権推進委員会から第五次の勧告がなされました。今回の勧告は、中央省庁の再編を踏まえ、公共事業を初めとする事務権限の移譲や補助金の整理合理化等について改革方策が示されたもので、早期に具体化され、地方分権が推進されることを期待しております。県としても、分権型社会における地方の役割と責任を強く自覚し、地方分権の確立に努力してまいります。  さて、次に、瀬戸内海大橋完成記念イベント「しまなみ海道'99」につきましては、瀬戸内しまなみ海道が開通する平成十一年五月一日に開幕セレモニーを開催し、十月十七日までの百七十日間にわたり、愛媛県との共同イベントや地域企画イベントなど、多彩な催しを展開してまいります。このイベントを契機として、人・物・情報などの交流・連携が一層促進され、地域の振興・発展に大きく寄与することを期待するものであります。  また、平成十四年に開催を要望しておりました「第十五回全国スポーツ・レクリエーション祭」につきましては、去る十一月十一日に開催が内定いたしました。生涯スポーツの振興を図る上で意義深い大会となりますよう、諸準備に取り組んでまいります。  次に、本県教育の現状は、さまざまな問題を生ずるに至っており、文部省からの是正指導がなされるともに、県民の皆様からも嚴しい批判を受けております。教育委員会においては、これらの問題解決に向け、鋭意取り組まれているところでありますが、私といたしましても、最大限の支援を行ってまいりたいと考えております。  さて、今回提出いたしました議案について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計補正予算についてであります。厳しい財政状況ではありますが、国の緊急経済対策については早期に予算措置する必要があると判断し、道路、河川、港湾、農業基盤、治山などの公共事業に五百三十一億四千五百万円余、教育施設災害復旧費に四千二百万円、交通安全施設整備費に二億千四百万円余を追加するとともに、これらの事業に係る債務負担行為予算三十三億九千五百万円を計上いたしました。  なお、今回の補正予算により、建設中の安芸灘大橋は平成十二年一月ごろには供用開始できる見通しとなったほか、海砂利採取海域の漁場の生産機能を回復するため、漁場環境の修復などに取り組むこととしております。  次に、本年夏に発生した赤潮により被害を受けたカキ養殖漁業につきましては、資材の購入やカキ殻処理などの資金需要に備え、地元市町と共同で低利融資制度を創設し、経営の安定を図るとともに、赤潮発生原因の究明、未発生海域への拡散防止技術の開発、広島カキのイメージアップなどに取り組むことといたしました。  また、来年一月から外部監査人による包括外部監査を導入することとし、所要の経費を計上しております。  そのほか、公共事業の適正な執行を確保するための国の翌債承認申請に必要な繰越明許費を計上いたしております。  以上の結果、一般会計の歳入歳出補正予算額は五百三十五億六千六百七十二万円となり、本年度予算の累計額は一兆二千三百四十三億三千二百三十八万円となります。この財源といたしましては、国庫支出金二百五十二億六百九十五万円、県債二百四十八億五千二百万円などを充当いたしております。  特別会計は、流域下水道事業費二十七億八百万円の補正となっております。  予算以外の議案といたしましては、広島県公債管理特別会計条例等の一部を改正する条例など条例案四件、その他の議案では、広島県収用委員会委員の任命の同意について及び工事請負契約の締結についての議案など十六件を提出しております。なお、このたびは、広島県顕彰条例に基づき、平山郁夫氏に「広島県名誉県民」の称号を贈ることとし、県議会の同意を求める議案を提出しております。  このほか、報告案件として専決処分報告三件を提出しております。  どうぞ、慎重に御審議をいただいた上、適切な御議決をくださるよう希望いたします。 11: ◯議長檜山俊宏君) お諮りいたします。明九日は、議案調査のため、本会議は休会とするに御異議ありませんか。         【「異議なし」と言う者あり】 12: ◯議長檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。  次回の本会議は十二月十日午前十時三十分から会議を開きます。  本日はこれをもって散会いたします。         午前十時五十四分散会 発言が指定されていません。 広島県議会本文の先頭へ...