5:
◯議長(
檜山俊宏君) この際、先般行われました県議会議員の補欠選挙で御当選になりました二名の諸君を御紹介いたします。
初めに、冨野井利明君を御紹介いたします。
【冨野井利明君登壇】
6:
◯冨野井利明君 ただいま御紹介にあずかりました冨野井利明でございます。
先般行われました双三郡補欠選挙におきまして当選をさせていただきました。今、県議会の一員に加えていただきまして身も心も引き締まる思いをいたしております。この上は、先輩議員の皆様方の御指導と、また、執行部の方々の御協力を賜りながら、県政進展のために微力ながら全力を尽くす覚悟でございます。どうか、よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。(拍手)
7:
◯議長(
檜山俊宏君) 次に、道上 侑君を御紹介いたします。
【道上 侑君登壇】
8:
◯道上 侑君 ただいま御紹介を賜りました道上 侑でございます。
先般、庄原選挙区におきまして補欠選挙を実施していただきまして、当選をいたしたわけでございます。私は、この
議席をいただきまして非常に責任の重大さと身の引き締まる思いをいたしております。大変微力、浅学非才でございますので、先輩議員の方々、また、執行部の方々の格別の御指導を賜りますように心からお願いを申し上げまして、ごあいさつにかえる次第でございます。よろしくお願いします。(拍手)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
9:
◯議長(
檜山俊宏君) 諸般の報告がありますので、書記をして朗読いたさせます。
【書 記 朗 読】
平成6年12月8日
広 島 県 議 会 議 長 殿
広 島 県 知 事
(財 政 課)
12月定例県議会の議案及び報告事項並びに
説明書について
平成6年12月定例県議会の議案及び報告事項並びに
説明書を別冊のとおり提出します。
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平成6年10月5日
広島県議会議長 檜 山 俊 宏 殿
広島県人事委員会委員長 宮 田 信 夫
職員の給与等について
地方公務員法第8条及び第26条の規定に基づき、一般職の職員の給与等について別紙第1のとおり報告し、併せて給与の改定について別紙第2のとおり勧告します。
この勧告に対し、その実現のため、速やかに所要の措置をとられるよう切望します。
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議 報 第 4 号
平成6年12月8日
各 議 員 殿
広島県議会議長 檜 山 俊 宏
説明員の委任について
12
月定例会における
説明員として、
知事、教育委員会委員長及び公安委員会委員長等から別紙の者を委任した旨の通知があったので、お知らせする。
10:
◯議長(
檜山俊宏君) 別紙別冊はお手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。
ただいま報告いたしました議案中、県第八六号議案及び県第八七号議案は、いずれも職員に関する条例でありますので、地方公務員法の規定に基づき、人事委員会の意見を求めておりますので、御了知願います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第一 会期決定の件
11:
◯議長(
檜山俊宏君) これより日程に入ります。日程第一、会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。十二
月定例会の会期は、本日から十二月十九日までの十二日間といたしたいと思いますが、さよう決するに御
異議ありませんか。
【「
異議なし」と言う者あり】
12:
◯議長(
檜山俊宏君) 御
異議なしと認めます。よって、会期は十二日間と決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第二 会議録署名者決定の件
13:
◯議長(
檜山俊宏君) 次は日程第二、会議録署名者決定の件を議題といたします。
本件は、会議規則第九十九条の規定により、議長から指名いたします。
松 浦 幸 男 君
石 田 幹 雄 君
福 岡 康 夫 君
神 川 正 紀 君
以上四人の諸君にお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第三 常任委員会委員及び特別委員会委員選任承認の件
14:
◯議長(
檜山俊宏君) 次は日程第三、常任委員会委員及び特別委員会委員選任承認の件を議題といたします。
本件につきましては、委員会条例第五条第一項ただし書きの規定により、去る九月二十六日、冨野井利明君を総務委員会委員及び環境・文化振興対策特別委員会委員に、また、去る十二月一日、道上 侑君を文教委員会委員及び国際協力対策特別委員会委員に、それぞれ指名いたしましたので、御報告いたします。
なお、本件につきましては議会の承認を得ることになっておりますので、この場合、お諮りいたします。
本件は、議長の指名のとおり承認するに御
異議ありませんか。
【「
異議なし」と言う者あり】
15:
◯議長(
檜山俊宏君) 御
異議なしと認めます。よって、本件は議長の指名のとおり承認するに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自第 四 県第八四号議案
至第二十四 報第二〇号
16:
◯議長(
檜山俊宏君) 次は日程第四、県第八四号議案 平成六年度広島県一般会計補正予算から日程第二十四、報第二〇号 損害賠償額の決定についてまでの各案を一括上程議題といたします。
この場合、
知事から提案理由の
説明を求めます。
知事藤田雄山君。
【
知事藤田雄山君登壇】
17:
◯知事(
藤田雄山君) 十二月定例県議会の開会に当たり、ただいま提出いたしました議案の
説明に先立ちまして、当面する県政の課題などについて御報告を申し上げます。
本県にとって、今世紀最大の国際的イベントでありましたアジア競技大会が無事終了いたしました。開会式には、天皇・皇后両陛下及び皇太子・同妃両殿下の御臨席を賜り、カンボジアの二十年ぶりの参加や、カザフスタンなど中央アジア五ヵ国の初参加等により、大会史上最大の四十二の国や地域から六千八百人余りの選手、役員が参加し、観客者数は延べ百十二万人に達しました。
この大会を通じて、アジア各国・地域の選手、役員の方々と県民とが直接触れ合うとともに、芸術展示等を通じた友好親善が図られるなど、国際交流の面においても、大きな成果があったものと考えております。また、大会準備の段階から、まちをきれいにする運動やマナー向上運動、花いっぱい運動など、地域ぐるみの取り組みがされたほか、大会時には多くの方々にボランティアとして参加いただくなど、この大会を契機として地域の方々の自主的な活動が一層活発化したのではないかと思っております。
大会を成し遂げられましたのは、県民を初め、関係者の皆様、とりわけボランティアの方々の連日の心温まる御支援、御協力のたまものと厚くお礼を申し上げます。
県といたしましては、この大会を機にはぐくまれた民間レベルでのアジアとの交流の取り組みをさらに発展させていくための支援に努めてまいります。
さて、私は、去る十月二十七日から十一月五日まで、日中親善協会の約二百名の訪中団とともに、中国四川省ほかを訪問いたしました。四川省におきましては、友好提携締結十周年の祝賀会、友好の森記念植樹、過去広島で学んだ研修生との交流会などのほか、省長との会談を行いました。省長との会談では、技術交流の継続と、より民間主導の経済交流に力を入れていくことで合意いたしました。
また、四川省訪問と合わせて、エアポートセールス並びにポートセールスを行いました。
まず、エアポートセールスについてでありますが、広島と中国との国際航空路線の開設につきましては、省長との会談で両者が実現に向けて努力していくことを確認するとともに、北京の中国民用航空総局を訪問して、広島-上海-成都間の定期航空路線の開設について協力を要請いたしました。引き続き、次回の日中航空交渉に向けて運輸省等の関係機関にも働きかけを行ってまいります。
次に、ポートセールスについてでありますが、上海の海運企業二社を訪問したほか、上海港務局長などの
出席を得てポートセミナーを開催し、広島-上海間の定期貨物航路の開設等について協力を要請いたしました。今後とも、中国との定期貨物航路の開設に向けて、ミッションの派遣や実務レベルでの交流を継続してまいります。
次に、最近の経済情勢について申し上げます。
我が国経済は、為替相場の動きなど懸念される要因があるものの、住宅及び公共投資が堅調な上、個人消費の持ち直しや鉱工業生産の緩やかな増加傾向を受け、引き続き明るさが広がっており、緩やかながら回復の方向に向かっております。
本県経済も、設備投資が引き続き低迷基調にあり、雇用も依然厳しい状況にあるものの、住宅投資が高い水準を保ち、公共投資も堅調に推移しているほか、個人消費も総じて見れば持ち直し傾向にあることから、緩やかながら回復に向かいつつあります。
県といたしましては、景気の回復を確実なものとするため、今年度当初予算で計上した総合経済対策関係事業及び九月補正予算で追加計上した県単独建設事業の執行に全力を挙げて取り組んでおります。
また、雇用情勢が依然として厳しい状況にありますため、十一月末に新規大学等卒業予定者を対象とした「合同企業採用・選考会」を追加開催したところであります。
さて、広島空港が開港して一年が経過いたしました。この一年間で二百十四万人の空港利用がありました。国際線につきましては、旧空港と比べ二倍の利用客があり、好調に推移しております。一方、国内線につきましても、東京線の十月の搭乗者数が十四万人を突破し、搭乗率も六八・五%と新空港開港以降では最高となり、回復傾向にありますが、中四国地方の拠点空港としての歩みを着実なものとするためには、なお一層の利用促進対策が必要と考えております。このため、広島県空港振興協議会を中心に関係機関の御協力をいただき、東京線の格安切符の導入、県営駐車場の料金割引の試行、リムジンバスの新路線開設などの利用促進対策を実施しておりまして、その成果に期待をしているところであります。
次に、第四十六回全国植樹祭の準備状況について申し上げます。開催まで、あと百六十四日に迫ってまいりましたが、一般参加者の募集を開始するなど準備は順調に進んでおります。今後の円滑な運営を図るため、県庁内に実施本部を設置し、大会の成功に向けて全力を挙げて取り組んでまいります。
また、ひろしま国体につきましては、県民に広くPRするための広報塔を県庁前に設置するとともに、去る十一月十二日には「びろしま国体七百日前フェスティバル」を開催いたしました。また、できるだけ多くの県民の方々に参加していただく趣旨から、「ひろしま国体募金」を開始したところであります。今後とも、ひろしま国体の開催機運の盛り上げに努めるとともに、開催準備に全力を尽くしてまいります。
次に、東広島市西条町において、十月末に身体障害者福祉センター(仮称)の建設に着手いたしました。障害者の社会参加の促進と、スポーツを活用したリハビリテーションを実施するための拠点施設として、平成八年度の供用開始に向けて整備を進めてまいります。
最後に、野生生物の保護管理についてでありますが、先月二十四日に野生生物保護基本方針を策定するとともに、保護の対象とする野生生物の種といたしまして、特に捕獲を禁止した特定野生生物種としてのミヤジマトンボを初め、捕獲等の届出を要する指定野生生物種としてのツキノワグマ、アビ類など動物類七種、オグラセンノウなど植物類四種の合計十一種について指定案を公告したところであります。来年一月の野生生物保護条例の全面施行に向けて、県民の皆様方の一層の御理解と御協力をお願いしたいと考えております。
ところで、私は十一月三十日及び十二月一日に、檜山県議会議長とともに、本県の主要事業につきまして政府関係者や県選出国会議員各位に要望を行ってまいりました。今後、皆様方の御支援を得ながら、年末にかけまして、その実現に向けて全力を挙げてまいります。
なお、地方財政につきましては、長期にわたる景気の低迷や円高の影響による企業収益の悪化などにより県税収入の好転が見込めず、国においては、地方交付税の伸び率が対前年を割り込む見通しであることに加えて、国庫補助金の一般財源化の動きとも相まって、財政環境は非常に厳しいものになることが予測されますため、国の予算編成や地方財政対策の動向を注視する必要があると考えております。
一方で、本県は、本年度末を目途として、第四次広島県長期総合計画の策定作業を進めておりまして、平成七年度は、この長期総合計画の実施初年度として重要な年度に当たります。このため、財政の健全性の確保や時代の変化に対応した県政の実現を目指すための方策を、広島県緊急財政対策本部及び広島県行政システム改善推進本部で鋭意検討を進めております。学識経験者等から成る行政システム改善推進懇話会からの御意見をいただきながら、地方分権型行政システムへの転換や、簡素で効率的な行財政運営の確保に努め、二十一世紀を見通した本県のさらなる発展を期するための施策に重点的に取り組んでまいりたいと考えております。
さて、今回提出いたしました議案について、その概要を御
説明申し上げます。
まず、補正予算についてであります。干ばつ、渇水対策といたしまして、市町村が行った生活用水の確保に要した経費並びに農協や農業者が共同で実施した農業用水等の確保に要した経費への一部助成につきまして、九月補正予算計上額に対して不足する額及び被害を受けた農家への天災資金融資に対する利子補給に必要な経費として一億六千二百万円を計上いたしております。
次に、職員の給与改定につきましては、去る十月五日の人事委員会の勧告の趣旨を尊重して、本年四月一日から改定することとし、本年度当初予算の改定見込み計上額と給与改定所要額との差額十一億八千六百万円を減額することといたしました。
そのほか、公共事業の適正な執行を確保するための国の翌債承認申請に必要な繰越明許費及び河川事業等で翌年度工事を一括発注するための債務負担行為予算を計上いたしております。
以上の結果、一般会計歳入歳出予算補正額は十億二千四百万円の減額となり、本年度の累計額は一兆五百二十四億六百万円となります。財源といたしましては、国庫支出金を七億七千六百万円増額、財政調整基金からの繰入金を十八億円減額しております。
予算以外の議案といたしましでは、職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例など条例案八件、その他の議案では広島県公害審査会委員の任命の同意について及び工事請負契約の締結についての議案など七件を提出いたしております。
また、報告案件として、専決処分報告四件を提出いたしでおります。
どうぞ、慎重に御審議いただいた上、適切な御議決をくださるよう希望いたします。
18:
◯議長(
檜山俊宏君) お諮りいたします。明九日は、議案調査のため、本会議は休会とするに御
異議ありませんか。
【「
異議なし」と言う者あり】
19:
◯議長(
檜山俊宏君) 御
異議なしと認めます。よって、さよう決します。
次回の本会議は十二月十二日午前十時三十分から会議を開きます。
本日はこれをもって散会いたします。
午前十一時散会
発言が指定されていません。 広島県議会 ↑
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