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  1. 広島県議会 1994-02-09
    平成6年2月定例会(第9日) 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-10-18
    1994年03月25日:平成6年2月定例会(第9日) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1         午前十時三十四分開議 ◯議長(檜山俊宏君) 出席議員六十二名であります。これより会議を開きます。  この場合、知事、行政委員会の長並びに説明員の出席を求めるに御異議ありませんか。         【「異議なし」と言う者あり】 2 ◯議長(檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、直ちに出席を要求いたします。         【知事、行政委員会委員長並びに各説明員出席】              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~         自第  一 県 第一九号議案         至第三 十 追県第一六号議案          第三十一 請      願 3 ◯議長(檜山俊宏君) これより日程に入ります。日程第一、県第一九号議案 広島県野生生物の種の保護に関する条例案から日程第三十、追県第一六号議案 財産の取得についてまでの各案並びに日程第三十一、請願を一括上程議題といたします。         常任委員長報告 4 ◯議長(檜山俊宏君) ただいま上程の各案並びに請願は、各常任委員会に審査を付託してありますので、この際、各常任委員長から審査の経過並びに結果について報告を求めます。  それでは、まず総務委員会の報告を求めます。総務委員長大曽根哲夫君。         【総務委員長大曽根哲夫君登壇】 5 ◯総務委員長(大曽根哲夫君) 総務委員会における付託議案及び請願の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案は、条例案七件、その他の議決案件一件の合計八件であります。  審査に当たりましては、議案の内容について当局から詳細な説明を聴取するとともに、活発な論議が展開されたところでありまして、審査の結果、付託議案は、いずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、県第四二号議案 広島県職員定数条例の一部を改正する条例案に関しては、特に、当局より詳細な資料の提出を求め、種々の指摘がなされ、また、意見が述べられたところでありまして、その主要なものを申し上げますと  第一に、これまで本県においては、昭和五十八年度から五年間で血の出るような厳しい定数削減が行われ、また、平成四年度には、国体アジア大会の要員増への対応も含め、多くの議論のもとに行政機構改革が実施されたこと。さらに、現在、長期不況の中で、民間企業においては厳しい人員管理を伴う合理化が行われていることを考え合わせたとき、今回の提案は、臨時的措置とはいえ、実質定数増につながることになるため、スクラップ・アンド・ビルドの徹底や部局間調整等に努め、安易な定数増は行うべきでないこと。
     第二に、国体局の職員数の増については、予測可能なものであり、条例上、数を明記すべきであること。  第三に、国体終了後には確実に現行定数枠に吸収することができるよう、適正な定員管理に努められたいこと。  第四に、定数の枠外に市町村への派遣職員、他の各種団体等への出向職員等が置かれているが、これらの職員についても、総合的かつ適正な定員管理に努められたいことなどの意見が出されたところであります。  中でも、特に定数の変更は極めて重要な問題であることから、本来、条例上、明記すべきであること、あわせて、国体終了後は速やかに現行定数枠に吸収することが強く求められたところであります。  このほか、県民挙げて国体を成功に導くこと、特別職歳費の引き上げの是非などについて問いただされたところであります。  次に、請願の審査につきましては、お手元に配付されております「請願の審査結果表」のとおり決定いたしました。  次に、議長から本委員会に調査を依頼されました平成六年度広島県一般会計予算特別会計予算中所管事項については、調査の結果、本委員会の意見としては、各案いずれも原案に賛成すべきものと決定し、その旨、議長に報告いたしました。  以上、簡単ではありますが、審査の概要を申し述べ、総務委員会の報告といたします。(拍手) 6 ◯議長(檜山俊宏君) 次は生活福祉保健委員会の報告を求めます。生活福祉保健委員長山崎正博君。         【生活福祉保健委員長山崎正博君登壇】 7 ◯生活福祉保健委員長(山崎正博君) 生活福祉保健委員会における付託議案及び請願の審査の結果について御報告申し上げます。  本委員会に審査を付託されました議案は、条例案五件、その他の議決案件一件の合計六件であります。  審査の結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本委員会におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと  第一に、今回、芸北町で発生したスキー場油流出事故ほ、その影響が広範囲に及ぶなど、重大な事故である。このような事故は、どこでも起き得る事故であり、事前にしっかり指導、点検しておけば未然に防げるものも往々にしてあるので、危険物施設における安全管理について、消防本部に対し、指導を徹底されたいこと。  第二に、障害者の県立文化施設などの利用に係る使用料等の減免措置については、制度についてわかりやすく、利用者サイドに立った十分な広報をされたいこと。  第三に、このたび、策定された老人保健福祉計画は労作であり、大いに評価するものである。しかし、計画倒れであってはならず、推進に当たっては、財政的裏づけや高齢化に関する広島県の特徴、地域格差を把握するとともに、広島市との連携に配慮した施策の展開を図ること。  このほか、身体障害者手帳交付等に係る行政サービス等のあり方、県立病院への緩和ケア病棟の設置などについて問いただされたところであります。  次に、請願の審査につきましては、お手元に配付されております「請願の審査結果表」のとおり決定いたしました。  次に、議長から本委員会に調査を依頼されました平成六年度広島県一般会計予算特別会計予算及び企業会計予算中所管事項については、調査の結果、本委員会の意見としては、各案いずれも原案に賛成すべきものと決定し、その旨、議長に報告いたしました。  以上、簡単ではありますが、審査の概要を申し述べ、生活福祉保健委員会の報告といたします。(拍手) 8 ◯議長(檜山俊宏君) 次は農林委員会の報告を求めます。農林委員長沖井 修君。         【農林委員長沖井 修君登壇】 9 ◯農林委員長(沖井 修君) 農林委員会における付託議案の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会に審査を付託されました議案は、条例案四件、その他の議決案件二件の合計六件であります。  審査に当たりましては、議案の内容について当局から詳細な説明を聴取するとともに、活発な論議が展開されたところでありまして、審査の結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと  第一に、広島県野生生物の種の保護に関する条例案は、絶滅のおそれのある指定種や特定種の生息地に保護区、管理地区を設定し、土地の形状変更や捕獲等に規制を加える内容となっている。  このため、条例の運用に当たっては、制限される私権経済活動に十分配慮するとともに、指定種や特定種を県民共通の資産として次代に継承する目的にかんがみ、公益保全林県有地化事業の活用などにより、保護区、管理地区の公有地化を積極的に進めること。  第二に、昨年の冷夏・長雨等、長期にわたる異常気象で、米は百年に一度と形容される大凶作となり、国内需給に大幅な不均衡を生じさせたところである。政府は、二百万トンを超える緊急輸入を決定し、米の安定供給に努めているところであるが、輸入米の到着のおくれ、検疫、国内輸送等の手間取りによる供給の逼迫に加え、消費者の国産米に対する強い購買意欲に起因し、全国的な米パニックが起きている。  このため、消費者に対し、供給計画、販売方法等の正確な情報を迅速に伝える体制の充実強化を図るとともに、公平かつ安定した米の供給に万全を期すること。また、米不足に乗じた値上げ防止のため、巡回指導等を通じ、価格安定対策に努めること。  このほか、大雪被害への対策、農協の検査体制の充実強化、市街地周辺の自然公園整備などについて問いただされたところであります。  次に、議長から本委員会に調査を依頼されました平成六年度広島県一般会計予算特別会計予算中所管事項については、調査の結果、本委員会の意見としては、各案いずれも原案に賛成すべきものと決定し、その旨、議長に報告いたしました。  以上、簡単ではありますが、審査の概要を申し述べ、農林委員会の報告といたします。(拍手) 10 ◯議長(檜山俊宏君) 次は建設委員会の報告を求めます。建設委員長平田修己君。         【建設委員長平田修己君登壇】 11 ◯建設委員長(平田修己君) 建設委員会における付託議案の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会に審査を付託されました議案は、条例案三件、その他の議決案件七件の合計十件であります。  審査に当たりましては、議案の内容について当局から詳細な説明を聴取するとともに、活発な論議が展開されたところでありまして、審査の結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと  第一に、公共事業をめぐる不祥事が相次いで摘発される中で、公共事業の入札・契約制度の改善が求められているところであるが、透明性、公平性、競争性を確保するため、条件付き一般競争入札の導入を図るとともに、談合など入札に係る不正行為を排除するため、調査、チェック体制の改善を図られたいこと。  第二に、広島西飛行場施設として土地及び建物の一部を取得することとしているが、空港ビルのうち、飛行場の施設として利用しない部分についても、有効活用並びに適正な管理がなされるよう配慮されたいこと。  第三に、県民の快適な生活環境を確保し、公共水域の水質を保全するため、流域下水道事業により幹線管渠の工事が進められているところであるが、これに接続する関連公共下水道の整備を促進し、下水道普及率の向上を図られたいこと。  このほか、障害者高齢者向け県営住宅の確保について問いただされたところであります。  次に、議長から本委員会に調査を依頼されました平成六年度広島県一般会計予算特別会計予算及び企業会計予算中所管事項については、調査の結果、本委員会の意見としては、各案いずれも原案に賛成すべきものと決定し、その旨、議長に報告いたしました。  以上、簡単ではありますが、審査の概要を申し述べ、建設委員会の報告といたします。(拍手) 12 ◯議長(檜山俊宏君) 次は文教委員会の報告を求めます。文教委員長長船元昭君。         【文教委員長長船元昭君登壇】 13 ◯文教委員長(長船元昭君) 文教委員会における付託議案の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会に審査を付託されました議案は、条例案三件であります。  審査に当たりましては、議案の内容について当局から詳細な説明を聴取するとともに、活発な論議が展開されたところでありまして、審査の結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと  第一に、教育委員会においては、産業構造の変化や生徒の興味、関心の多様化に対応して職業学科の改編に積極的に取り組まれており、評価しているところである。今後とも職業教育の一層の充実を図るとともに、職業高校においても、生徒の大学進学に対応できるよう、カリキュラム編成の工夫や適切な進路指導、進路情報の提供などに努められたいこと。  第二に、現在、一部の学校においては臨時的任用教員が配置されている。定数内の臨時的任用教員の採用については、児童生徒の急減期を迎え、長期的な人事計画の側面から、やむを得ない措置であることも理解できるが、身分上不安定な臨時的任用の教員を多く採用することは、児童生徒の教育にとって好ましいことではなく、可能な限り縮減するよう努められたいこと。  第三に、教職員の資質向上の重要性、必要性については論をまたないところであるが、教育力確保のためには、能力と同様、それを支える健康の維持が必要である。教職員健康で、はつらつと職務に専念できるよう、その健康管理や福利厚生等に十分配慮されたいこと。  このほか、障害児学級の編制基準や障害児と地域との交流促進を図るための事業の実施状況、教職員の研修参加に伴う代員の確保、養護学校卒業生の就労確保対策学校給食への地元産品の活用などについて問いただされたところであります。  次に、議長から本委員会に調査を依頼されました平成六年度広島県一般会計予算中所管事項については、調査の結果、本委員会の意見としては、原案に賛成すべきものと決定し、その旨、議長に報告いたしました。  以上、簡単ではありますが、審査の概要を申し述べ、文教委員会の報告といたします。(拍手) 14 ◯議長(檜山俊宏君) 次は警察商工労働委員会の報告を求めます。警察商工労働委員長吉野 彰君。         【警察商工労働委員長吉野 彰君登壇】 15 ◯警察商工労働委員長(吉野 彰君) 警察商工労働委員会における付託議案の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会に審査を付託されました議案は、条例案四件であります。  審査に当たりましては、議案の内容について当局から詳細な説明を聴取するとともに、活発な論議が展開されたところでありまして、審査の結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと  第一に、国道五十四号の中央線変移措置は、長年、地元住民がなじんできた経緯もあり、その廃止に伴う混乱も予想される。そのため、中央線変移廃止のPRや苦情窓口の設置など、廃止措置が円滑に地元住民に周知されるよう努められたいこと。  第二に、最近、各種の自動販売機や商店の商品などが店先の歩道や道路上にはみ出して設置されているものが多く見受けられ、歩行者の通行の妨げになっている。  そのため、こうした歩道や道路の不正使用を徹底的に取り締まり、歩行者の通行の安全確保に努められたいこと。  このほか、中央森林公園内サイクリングロードにおける自転車走行に伴う安全確保などについて問いただされたところであります。  次に、議長から本委員会に調査を依頼されました平成六年度広島県一般会計予算特別会計予算中所管事項については、調査の結果、本委員会の意見としては、各案いずれも原案に賛成すべきものと決定し、その旨、議長に報告いたしました。  以上、簡単ではありますが、審査の概要を申し述べ、警察商工労働委員会の報告といたします。(拍手) 16 ◯議長(檜山俊宏君) 以上をもちまして各常任委員長の報告は終わりました。  これより県第一九号議案 広島県野生生物の種の保護に関する条例案から追県第一六号議案 財産の取得についてまでの各案並びに請願を一括して採決いたします。  右各案並びに請願は、各常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君は御起立願います。         【賛成者起立】 17 ◯議長(檜山俊宏君) 起立総員であります。よって、右各案並びに請願は、いずれも各常任委員長報告のとおり決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~         自第三十二 県第 一号議案         至第四十九 県第一八号議案 18 ◯議長(檜山俊宏君) 次は日程第三十二、県第一号議案 平成六年度広島県一般会計予算から日程第四十九、県第一八号議案 平成六年度広島県電気事業会計予算までの各案を一括上程議題といたします。         予算特別委員長報告 19 ◯議長(檜山俊宏君) ただいま上程の各案は予算特別委員会に審査を付託してありますので、この際、審査の経過並びに結果について予算特別委員会の報告を求めます。予算特別委員長開原真弓君。         【予算特別委員長開原真弓君登壇】 20 ◯予算特別委員長(開原真弓君) 予算特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会は、去る三月九日に設置され、平成六年度広島県一般会計特別会計及び企業会計の各当初予算十八件について審査の付託を受け、慎重に審査を行ったところであります。  審査に当たりましては、本県が二十一世紀ヘ向け、県民一人一人が真の豊かさと幸せを実感できる地域社会の構築のため、日本一住みやすい生活県の実現、ポスト・アジア競技大会への対応、さらに、長期低迷を続けている県経済の安定向上のための経済対策など諸施策について審査を進めたところであります。  なお、委員会審査に万全を期するため、学識経験豊かな参考人の方々から、次期全国総合開発計画への対応、中山間地域に対する支援システムの構築、農業担い手の育成・確保、中小企業支援の充実強化、スポーツ振興のため指導者の充実等について貴重な御意見を拝聴したところであります。  さて、審査に当たりましては、まず各常任委員会において部局別審査が行われ、その結果が去る三月十六日に本委員会に報告されました。これを受けて、本委員会は、三月十七日から四日間にわたり、知事を初め、各説明員の出席を求めて総括審査を行ったところでありますが、その中で、当面する県政の重要課題を中心に、各般にわたり、その考え方をただし、また、意見や要望を開陳するなど、終始熱心に、かつ、活発な論議が重ねられたところであります。  この結果、県第一号議案 平成六年度広島県一般会計予算など十八件の付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程におきましては、各委員から貴重な意見や要望が述べられたとごろでありますが、その主要なものを申し上げ、今後の県政推進の中で当局の適切かつ積極的な対応を要請するものであります。  第一は、本県の中枢拠点性の強化についてであります。本県の中枢拠点性を高めていくことは、今後の県政の重要課題の一つであり、ポスト・アジア競技大会への対応を図る観点からも、都市高速道路軌道系の交通網の整備を初め、広島大学跡地など大規模未利用地の有効活用による都市開発、効率的な港湾機能の整備等、広島広域都市圏の中枢都市機能の強化、さらには広島湾地域の開発整備の促進と島しょ部架橋の推進、福山、呉両地方拠点都市地域の充実強化など、中枢拠点性強化のため、二十一世紀へ向けて夢のある諸施策を積極的に展開されたいこと。  第二は、行政改革の推進についてであります。最近における行財政環境は極めて厳しいものがあり、今後もスクラップ・アンド・ビルドを基本とし、県民サービス面へも配慮しながら組織定数や事務事業の全体的な見直しを進め、重点的、効率的な執行体制の整備に努めるなど、県を挙げて行政改革の推進に積極的に取り組まれたいこと。  第三は、生活県ひろしまづくりに向けての対策についてであります。近年、交通事故の増加、高齢化社会の進展などに伴い、救急車で病院に搬送される救急患者がふえている中で、特に、一刻を争う重篤患者に対する救急医療体制の質的向上が大きな課題となっている。このため、高規格救急車やへリコプターなど機動性に富んだ搬送手段の充実、さらにはプレホスピタルケアを行う救急救命士の早急なる養成・確保など、ハード、ソフト両面から救急医療体制の充実を図られたいこと。  また、障害者高齢者が住みなれた地域で安心して生活できるようにするため、福祉のまちづくり条例の制定に当たっては、障害者高齢者の意見を積極的に取り入れるとともに、平成八年の全国身体障害者スポーツ大会の開催を契機に徹底した事業の推進を図られたいこと。  第四は、農業農村問題についてであります。昨年のガット・ウルグアイ・ラウンド農業交渉合意による農産物自由化時代の到来や、冷夏・長雨等異常気象による米の大凶作と、これに続く外国産米の食卓への登場は、生産者のみならず、消費者をも巻き込んで、我が国農業農村の将来に大きな困惑と不安を与えている。政府は、さきに策定した新政策に即して、二十一世紀に向けた農業構造を早期に実現するべく、国内対策の充実強化を一層進めることとしているが、本県農業農村の構造が全国に比べ立ちおくれている現状にかんがみると、早急に本県独自の農政の将来像を示すとともに、抜本的な農業農村の構造改革を県民一体となって強力に推進されたいこと。  第五は、空港機能の拡充及び臨空都市圏の整備についてであります。中国四国地方の拠点空港として新たに開港した広島空港について、施設の機能を十分に生かして、ハード、ソフトの両面から内容を充実させることが極めて重要な課題である。このため、特に軌道系アクセスとして、高速性、定時性、大量輸送性に富み、沿線地域の開発を誘導する地域開発一体型のリニア鉄道の導入が必要と考えられるが、軌道系アクセス調査の結論を速やかに出し、早期建設に向けての対応を図るとともに、空港をめぐる地域間競争が激しい中で、新たな国際定期路線の拡充を図るため、積極的にエアポートセールスに取り組まれたいこと。  あわせて、県営駐車場の無料化、空港ビル内の施設の充実など空港利用促進策についても検討されたいこと。  また、広島空港の機能を支援し活用するため、フォーリン・アクセス拠点の整備を初め、空港を核とした周辺整備計画として、具体的で魅力のある臨空都市圏プランの実施計画を策定し、整備を推進されたいこと。  第六は、教育問題についてであります。学校教育においては、一人一人の個性、能力を重視した教育の展開が求められているところであり、本県教育の活性化と信頼回復を図るため、主任制度のあり方を含めた学校運営態勢の確立並びに教職員の資質の向上に努めるとともに、児童生徒の学力向上のための取り組みを積極的に推し進められたいこと。  また、本県教育が抱えるさまざまな課題の解決に向けて、関係者が一堂に会し、論議する場の設定を検討されたいこと。  第七は、中小企業対策についてであります。長引く景気低迷に伴い、県内の中小企業の大半は、大企業のリストラの影響を受け、大変厳しい経営環境に直面しており、今後、中小企業等が持続的な発展を遂げるためには、研究開発能力の向上や新分野への進出等が求められている。このため、中小企業技術の高度化や新分野進出を支援する拠点施設等、ハード面の整備を図るとともに、経営、技術指導雇用相談などの総合相談会の開催や金融支援及び仕事量の確保等、ソフト面の一層の充実に努められたいこと。
     このほか、本県経済の活性化対策アジア競技大会への取り組み、今後の国際交流の推進方向、地方自治の確立と人事行政の確立、県土の均衡ある発展、備北ウエルネス計画の推進、西瀬戸自動車道周辺地域の振興、広島県広島市の連携強化、特別職公務員の報酬の改定、社会福祉法人等に対する指導監査中国残留邦人の支援、日化汚染土壌対策環境アドバイザー制度、米の安定供給体制の整備、緊急輸入米の検査体制、中山間地域対策の推進、野生生物の種の保護に関する条例の適切な運用、松の枯損木処理の推進、道路網の整備、安芸灘諸島連絡架橋の促進、備北丘陵公園の開園イベント、国道五十四号の中央線変移の廃止措置、入試制度の改善、国旗国歌の実施、福祉教育の推進、文化の振興、ひろしま国体の開催準備、交通死亡事故抑止対策民事介入暴力の実態とその対策中小企業新分野進出等円滑化法の対象業種の拡大、科学技術振興への積極的な取り組み、県内製品愛用運動などについて積極的な対応が求められたところであります。  以上、審査の概要を申し述べ、予算特別委員会の報告といたします。(拍手) 21 ◯議長(檜山俊宏君) 委員長の報告は終わりました。  これより県第一号議案 平成六年度広島県一般会計予算から県第一八号議案 平成六年度広島県電気事業会計予算までの各案を一括して採決いたします。  右各案は、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君は御起立願います。         【賛成者起立】 22 ◯議長(檜山俊宏君) 起立総員であります。よって、右各案は委員長報告のとおり決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~         意見書案(中国横断自動車道尾道松江線の早期整備について外二件) 23 ◯議長(檜山俊宏君) この場合、意見書案の提出がありますので、書記をして朗読いたさせます。         【書 記 朗 読】  発議第一号         発   議   書   中国横断自動車道尾道松江線の早期整備について  右別紙意見書の通り発議する。    平成六年三月二十五日                               県議会議員  小   出   雍   晃                                            外 十 一 人  県議会議長 檜 山 俊 宏 殿              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  発議第二号         発   議   書   過疎地域活性化対策の推進について  右別紙意見書の通り発議する。    平成六年三月二十五日                               県議会議員  小   出   雍   晃                                            外 十 一 人  県議会議長 檜 山 俊 宏 殿              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  発議第三号         発   議   書   消費者被害防止・救済のための製造物責任法の早期制定について  右別紙意見書の通り発議する。    平成六年三月二十五日                               県議会議員  小   出   雍   晃                                            外 十 一 人  県議会議長 檜 山 俊 宏 殿 24 ◯議長(檜山俊宏君) 別紙はお手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。  お諮りいたします。ただいま朗読の意見書案三件を本日の日程に追加するに御異議ありませんか。         【「異議なし」と言う者あり】 25 ◯議長(檜山俊宏君) 議異議なしと認めます。よって、さよう決します。  それでは、発議第一号 中国横断自動車道尾道松江線の早期整備についてから発議第三号 消費者被害防止・救済のための製造物責任法の早期制定についてまでの三件を一括上程議題といたします。  お諮りいたします。ごの際、提案理由の説明は省略するに御異議ありませんか。         【「異議なし」と言う者あり】 26 ◯議長(檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。質疑の通告はありません。  お諮りいたします。右意見書案三件は、この際、委員会への審査の付託を省略するに御異議ありませんか。         【「異議なし」と言う者あり】 27 ◯議長(檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。  直ちに一括して採決いたします。右意見書案三件は、いずれも原案のとおり可決するに賛成の諸君は御起立願います。         【賛成者起立】 28 ◯議長(檜山俊宏君) 起立総員であります。よって、右各案は、いずれも原案のとおり可決いたしました。         【議長檜山俊宏君起立】 29 ◯議長(檜山俊宏君) 以上をもちまして、二月定例会に提出されました案件は、ここにすべて議了いたしました。  各位におかれましては、開会以来本日まで二十九日間にわたる会期を通じ、終始、格段の御精励を賜り、平成六年度予算を初め、条例その他を合わせて六十六件の重要議案について慎重審議を尽くされ、いずれも適正妥当な結論を得られましたことは、県政進展のため、まことに御同慶にたえないところであります。  御案内のように、県政を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあり、県政に寄せる県民の期待は一段と強いものがあります。県当局におかれましては、新年度の県政諸施策の執行に当たり、議決精神を尊重されることはもちろん、諸情勢の変化に適切に対応されるとともに、効率的な財政運営に留意し、県民福祉向上のため、より一層努力されることを切望する次第であります。  これをもちまして二月定例会閉会いたします。         午前十一時十七分閉会 広島県議会...