広 島 県 議 会 議 長 殿
広 島 県 知 事
(財 政 課)
12
月定例県議会の
議案及び
報告事項並びに
説明書について
平成3年12
月定例県議会の
議案及び
報告事項並びに
説明書を
別冊のとおり提出します。
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広人委 第19 号
平成3年10月9日
広島県議会議長 檜 山 俊 宏 殿
広島県
人事委員会委員長 宮 田 信 夫
職員の
給与等について
地方公務員法第8条及び第26条の規定に基づき,
一般職の
職員の
給与及び週休2日制について
別紙第1のとおり
報告し,併せて
給与の改定について
別紙第2のとおり勧告します。
この勧告に対し,その実現のため,速やかに所要の措置をとられるよう切望します。
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議 報 第 7 号
平成3年12月6日
各 議 員 殿
広島県議会議長 檜 山 俊 宏
説明員の委任について
12
月定例会における
説明員として,
知事,
教育委員会委員長及び
公安委員会委員長等から
別紙の者を委任した旨の通知があったので,お知らせする。
5:
◯議長(
檜山俊宏君)
別紙別冊は、お手元の配付してありますので、朗読は省略いたします。
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第一
会期決定の件
6:
◯議長(
檜山俊宏君)これより
日程に入ります。
日程第一、
会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。十二
月定例会の
会期は、本日から12月十七日までの十二日間といたしたいと思いますが、さよう決するに御
異議ありませんか。
【「
異議なし」と言う者あり】
7:
◯議長(
檜山俊宏君) 御
異議なしと認めます。よって、
会期は十二日間と決しました。
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第二 会議録署名者決定の件
8:
◯議長(
檜山俊宏君) 次は
日程第二、会議録署名者決定の件を議題といたします。
本件は、会議規則第九十九条の規定により、議長より指名いたします。
宇 田 伸 君
小 島 敏 文 君
宮 本 森 三 君
中 田 選 君
以上四人の諸君にお願いいたします。
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自第 一三 県第一〇七号
議案
至第二十一 報 第 一九 号
9:
◯議長(
檜山俊宏君) 次は
日程第三、県第一〇七号
議案 平成三年度
広島県一般会計
補正予算より
日程第二十一、報第一九号 損害賠償額の決定についてまでの各案を一括上程議題といたします。
この場合、
知事より提案理由の
説明を求めます。
知事竹下虎之助君。
【
知事竹下虎之助君登壇】
10:
◯知事(
竹下虎之助君) ただいま提出いたしました
議案の
説明に先立ちまして、当面する
県政の課題について御
報告申し上げます。
平成三年を振り返ってみますと、
我が国経済は、昨年・に引き続き、設備投資と個人消費を中心として堅調に推移しましたが、最近の各種の経済指標においては、
減速傾向が顕著になってきております。本県経済も、全体としては好調を持続してきましたが、全国の推移と同様に、その先行きについては慎重な見方が増加しており、予断を許さない状況にあります。
このような
経済情勢のもとで、
県政においては、
国際化の進展、特に
アジアとの
交流が拡大しました。六月に初めての国際定期航空路である
広島-ソウル便が就航するとともに、七月にソウルにおいて「ひろしまフェスティバル」を開催いたしました。これを機会に、今後、韓国との
交流がますます促進されるものと期待しております。また、十月には、中国四川省との友好提携七周年を記念し、
県議会を初め、
広島県日中親善協会など、多くの方々と四川省を訪問いたしました。今後は、特に経済
交流の促進、環境保護についての
交流など技術的・専門的分野での
交流促進に重点を置いてまいりたいと考えております。
さらに、東南
アジア地域との一層の
交流促進を図るため、八月にシンガポール
広島事務所を開設するとともに、開設記念事業として十一月二日から四日間、当地において「ひろしまフェア」を開催し、
広島県の紹介、特産品の展示即売などを行いました。また、あわせて、タイ、香港を訪問し、各国で定期航空路開設のためのエアポートセールスを行い、前向きの感触を得たところであります。今後とも、
広島の高い知名度を生かしながら、技術研修員の受け入れや日本語教育などの国際人材育成機能を充実強化し、
アジアの
交流拠点・
広島を目指して積極的に取り組んでまいります。
次に、県土の基盤づくりについては、新空港、高速自動車道等交通網の
整備が着実に進みました。
新空港建設につきましては、用地造成工事が本年度中には概成の予定であり、
平成五年十二月の開港に向けて、関連するアクセス道路、上下水道などの
整備も順調に進んでおります。また、滑走路の三千メートル化については、十一月末の閣議において第六次空港
整備五ヵ年計画に盛り込まれることとなりました。引き続き、開港後速やかに延長工事に着手できるよう、滑走路予定地域及びターミナル拡張地域の先行工事を実施してまいります。
高速道路網の
整備については、本年三月に山陽自動車道の福山東と福山西インターチェンジ間が供用開始となり、十二月七日に
中国横断自動車道広島浜田線が、また、十二月八日に本州四国連絡橋尾道・今治ルートの生
口橋が相次いで開通します。この結果、本県の高速自動車道の供用延長は二百六十四・三キロメートルとなり、新潟県、北海道に次いで全国第三位となります。
また、十二月三日に開かれた国土開発幹線自動車道建設審議会において、中国横断自動車道尾道松江線の尾道-三次間が基本計画区間として承認されました。このほか、
広島西部インターチェンジ及び山陽自動車道と東
広島呉自動車道とを連結する東
広島ジャンクションの設置が承認されました。これにより、県内の高速道路網の計画はすべて盛り込まれ、早期
整備に向けて一段と弾みがつくことになりました。今後とも、中国横断自動車道尾道松江線の
整備計画路線への昇格を国に強く働きかけるとともに、山陽自動車道福山西-河内間、多々羅大橋、東
広島呉自動車道についても、早期完成に向けて努力してまいります。
なお、安芸灘諸島連絡架橋の一つである豊浜大橋については、去る十一月十五日、橋げたの結合式が行われました。
平成四年度中の開通を目指して全力を挙げてまいります。
次に、県立施設の
整備につきましては、
アジア競技大会の会場となる
県立総合体育館、びんご広域運動公園、その他関連する諸施設も順調に
整備が進んでおります。
アジア競技大会については競技数が史上最多の三十一競技となりますが、今後とも、推進体制の充実や
県民意識の醸成を図るなど、鋭意開催準備に取り組んでまいります。このほか、みよし公園、
県民文化センターふくやま、農業技術センターなどがそれぞれ竣工いたしたところであります。
ところで、私は、去る四日及び五日に、檜山
県議会議長とともに、本県の主要事業につきまして政府関係者や県選出国会
議員各位に要請を行ってまいりました。今後、皆様方の御支援を得ながら、年末にかけまして、その実現に向けて全力を挙げてまいります。
なお、地方財政につきましては、景気の減速感が強まり、税収の伸び悩みが懸念されております。加えて、国においては、地方交付税率の引き下げ問題が提起されるなど、国庫補助負担率の復元問題の帰趨とも相まって、今後の財政環境は非常に厳しいものになることが予測されますが、当面、国の予算編成や地方財政対策の動向を注視しながら、県としては二十一世紀に向けて積極的な施策展開を図ってまいりたいと考えております。
さて、今回提出いたしました
議案について、その概要を御
説明申し上げます。
まず
補正予算についてでありますが、台風第十九号被害対策として、国が被害果樹園改植緊急対策事業を創設しますので、さきの臨時
県議会で御議決をいただいた県単独の改植事業と合わせ三百ヘクタールの実施に係る所要額を計上いたしております。
また、青少年の健全育成につきましては、社会環境が都市化や情報化の影響を受け悪化していく中で、青少年に与える影響が懸念されております。とりわけ、有害図書等については規制の強化を望む
県民の声が数多く寄せられ、九
月定例県議会においても同様の趣旨の請願が採択されたところであります。県といたしましては、青少年健全育成条例を改正し、青少年に有害な図書等を販売した場合などの罰則規定を盛り込むとともに、新たに「青少年の日」を設け、
県民の理解と協力を得ながら、青少年の健全育成に積極的に取り組むこととし、そのための所要経費を計上いたしました。
このほか、公共事業の適正な執行を確保するための国の翌債承認申請に必要な繰越明許費及び
広島呉道路の用地取得等のための債務負担行為予算を計上いたしております。
以上の結果、一般会計歳入歳出予算補正額は十億二千百三十七万円となり、本年度の累計額は九千百六十八億四千百六十七万円となります。この財源としましては、国庫支出金八億八千五百三十五万円、地方交付税一億三千六百二万円を充当いたしております。また、公共用地等取得事業特別会計は、エアポートビレッジに係る造成工事費一憶八千万円を計上しております。
予算以外の
議案といたしましては、
広島県青少年健全育成条例の一部を改正する条例など条例案三件、その他の
議案では、
広島県公害審査会委員及び
広島県収用委員会委員の任命の同意についての
議案、工事請負契約の締結についての
議案など十三件を提出いたしております。
また、
報告案件として、専決処分
報告を提出いたしております。
どうぞ、慎重に御審議いただいた上、適切な御議決をくださるよう希望いたします。
11:
◯議長(
檜山俊宏君) お諮りいたします。明七日及び九日は、
議案調査のため、本会議は休会とするに御
異議ありませんか。
【「
異議なし」と言う者あり】
12:
◯議長(
檜山俊宏君) 御
異議なしと認めます。よって、さよう決します。
次回の本会議は十二月十日午前十時三十分より会議を開きます。
本日はこれをもって散会いたします。
午前十時五十三分散会
発言が指定されていません。
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