広島県議会 1991-06-04
平成3年6月定例会(第4日) 本文
第二に、政府は平成五年三月末までに年間総労働時間を千八百時間とする目標を打ち出しており、県職員についても、労働時間の短縮及び年次有給休暇の取得の促進と超過勤務の縮減を図る必要があるが、管理監督者が率先して計画的に年次有給休暇を取得することや、事務改善・機構改革を行うことにより、これが実現に努力されたいこと。
第三に、最近、株式投資にかかわる諸問題がマスコミで大きく報道されているところであるが、県は減債基金や財政調整基金等約一千九百億円を積み立てており、これら基金の管理、運用に当たっては、今後とも安全かつ適切な運用に努めるとともに、外郭団体についても適切な資金運用について指導されたいこと。
このほか、学校事務職員の四週六休制の導入措置要求に対する人事委員会の判定の内容及び判定に対する対応状況、また、クレジットカード乱用に係る法的規制や指導、ゴルフ場の開発に対する県の指導方針などについて問いただされたところであります。
以上、簡単ではありますが、審査の概要を申し述べ、総務委員会の報告といたします。(拍手)
6:
◯議長(
檜山俊宏君) 次は厚生委員会の報告を求めます。厚生委員長
犬童英徳君。
【厚生委員長
犬童英徳君登壇】
7:
◯厚生委員長(
犬童英徳君) 厚生委員会における付託議案及び請願の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
今次
定例会において本委員会に審査を付託されました議案は、県第五五号議案広島県立ふれあいの里老人福祉施設設置及び管理条例等の一部を改正する条例案など条例案三件であります。
審査の結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、本委員会におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと
第一に、最近、少年少女向けに、いわゆるポルノコミックと呼ばれる図書が数多く出回っていることから、青少年健全育成条例の改正による有害図書の指定制度の導入や、悪質販売業者の処罰等の法的規制を求める声が高まっているところである。現在の条例は、業界の自主規制と県民運動の推進をその柱として、これまでその運用に努力されてきた経緯もあり、条例の改正については慎重に対処することが必要である。
しかしながら、ポルノコミック問題は緊急に取り組むべき課題であり、当面、現行の条例での対応に当たっては、県民意識の高揚を図るための啓発活動の積極的推進、自主規制の強化、書店等に対する立入調査の充実等が必要であること。
第二に、県立保育専門学校は、これまで社会福祉施設の人材養成に大いに貢献してきており、また、今後の保育需要の増大により、その必要性はますます高まってくると思われる。
県立広島女子大学の整備検討に当たっては、女子大学と一体的に運営されている、この保育専門学校について、専門性の高い保母養成機能を確保できるよう検討されたいこと。
このほか、原子爆弾被爆者に対する援護措置の充実強化、民生部、環境保健部職員の年次有給休暇の取得率向上などについて問いただされたところであります。
次に、請願の審査につきましては、お手元に配付されております「請願の審査結果表」のとおり決定いたしました。
以上、簡単ではありますが、審査の概要を申し述べ、厚生委員会の報告といたします。(拍手)
8:
◯議長(
檜山俊宏君) 次は農林委員会の報告を求めます。農林委員長
松浦幸男君。
【農林委員長
松浦幸男君登壇】
9:
◯農林委員長(
松浦幸男君) 農林委員会における付託議案の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
今次
定例会において本委員会に審査を付託されました議案は、県第五七号議案広島県立自然公園条例及び広島県自然環境保全条例の一部を改正する条例案の一件であります。
審査に当たりましては、議案の内容について当局から詳細な説明を聴取するとともに、活発な論議が展開されたところでありまして、審査の結果、付託議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと
第一に、自然保護行政の推進に当たっては、豊かでかけがえのない自然環境を地球的規模で守り、次代に引き継ぐことが重要な課題となっており、とりわけ野生生物の保護については、エコロジーの視点と人類の未来にかかわる問題であるとの認識に立ち、新しい理念による施策の確立が求められている。このため、自然公園、自然環境保全地域などの保全管理及び指定はもとより、科学的な調査研究に基づいた野生生物保護地域の指定、保護増殖に積極的に取り組むとともに、実効ある施策を確保するため、関係部局間の連絡調整に努められたいこと。
第二に、米の市場開放問題については、ガット・ウルグアイ・ラウンドの農業交渉が再開されている中、開放を求める声は国内外で一段と高まってきており、本県農業・農村にとって極めて憂慮すべき状況を迎えている。このため、農業・農村の健全な発展と県土や自然環境の維持・保全を図る観点から、引き続き米自給の基本方針を堅持するよう国に対して強く要望するとともに、農業者が将来展望の持てる農政の展開に努められたいこと。
第三に、農協の経営基盤強化や人材の確保を図るため、農協合併を強力に推進し一定の成果を上げているが、合併の推進に当たっては、その必要性について関係組合員の一層の理解と合意形成を図るとともに、営農指導部門の拡充、農協職員の身分保障、さらには、経営の安定化に配意した合併指導に努められたいこと。
このほか、県が資本金の二分の一以上を出資等している法人に対する指導監督の強化、山地災害危険地区対策のための治山事業の促進などについて問いただされたところであります。
以上、簡単ではありますが、審査の概要を申し述べ、農林委員会の報告といたします。(拍手)
10:
◯議長(
檜山俊宏君) 次は建設委員会の報告を求めます。建設委員長
小出雍晃君。
【建設委員長
小出雍晃君登壇】
11:
◯建設委員長(
小出雍晃君) 建設委員会における付託議案の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
今次
定例会において本委員会に審査を付託されました議案は、条例案一件、その他の議決案件十四件の合計十五件であります。
審査に当たりましては、当局から議案の内容について詳細な説明を聴取するとともに、活発な論議が展開されたところでありまして、審査の結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと
第一に、本年十月に開園予定の広島県立みよし公園について、広く県民の利用を図り、備北地域におけるスポーツ・文化活動の拠点として機能させるため、関係市町村との連携のもとに、開園記念行事の充実と管理運営体制の充実を図られたいこと。
また、今後の施設整備に当たって、園内の利便施設等については民間施設の導入を行うなど魅力ある施設整備に努められたいこと。
第二に、土木建築部の繰越明許費について、八十億円を超える状況は好ましいものではないことから、この原因を十分に分析するとともに、適正な執行計画の策定と用地先行取得制度の積極的な活用等により、公共事業の円滑な執行を図られたいこと。
第三に、マリーナネットワークについて、この整備に対する県民の要請は今後一層高まることは明白であることから、事業のより一層の促進を図るとともに、利用されやすい施設とするための収容方策を今後十分に検討されたいこと。
また、放置されているボートについては、海上保安庁との連携を強化し、管理の適正化及び沈廃船処理についても、より一層の努力をされたいこと。
第四に、雲仙・普賢岳噴火による被災者への県営住宅の提供について、避難生活を余儀なくされている方々の救済という観点に立って、県営住宅の確保及び使用料の減免等について特別な措置を講じられたいこと。
このほか、工事発注に際しての県内中小建設業者への優先発注、国際化に対応した道路標識の整備促進、広島県住宅供給公社の事業促進等について問いただされたところであります。
以上、簡単ではありますが、審査の概要を申し述べ、建設委員会の報告といたします。(拍手)
12:
◯議長(
檜山俊宏君) 次は文教委員会の報告を求めます。文教委員長
亀井郁夫君。
【文教委員長
亀井郁夫君登壇】
13:
◯文教委員長(
亀井郁夫君) 文教委員会における付託議案の審査の結果について御報告申し上げます。
今次
定例会において本委員会に審査を付託されました議案は、県第五九号議案県立学校の授業料等に関する条例の一部を改正する条例案の一件であります。
審査の結果、付託議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、本委員会におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと
第一に、このたび、広島県教職員組合が実施した四週六休制の一方的な試行については、保護者や子供たちの信頼を損なうものであり、また、ルールを守ることが教育の原点であるとの観点からも、まことに遺憾である。
しかしながら、長期的に見た場合、四週六休制や学校五日制は時代の趨勢であることを踏まえ、教育委員会は国の研究結果を待つのみではなく、教員の勤務実態、カリキュラムの組みかえや人的配置等の研究、職員会議や学校行事のあり方など、学校運営全般についてその実態を調査し、積極的にこの問題に取り組み、対応されたいこと。
第二に、本県における公立学校の国旗掲揚状況は他県に比べ著しく低くなっているが、これの完全実施に向けて、より一層の取り組みの強化を図られたいこと。
また、私立学校についても、現在、全体の約八割の学校が国旗掲揚を実施しているが、完全実施を目指して、あらゆる機会を通じて啓発に努められたいこと。
第三に、県内で行われている各種スポーツ大会のうち、県民体育大会など一部の大会については、いま一つ盛り上がりに欠けるものがある。本県は第五十一回国民体育大会を控えており、教育委員会は、これら各種スポーツ大会の位置づけや運営方法について総合的な見直しを行うとともに、効果的な支援策等の検討を進め、一層の競技力の向上を図られたいこと。
第四に、県が資本金の二分の一以上を出資等している法人である教育事業団に管理委託したり、県が直接管理・運営しているスポーツ・文化施設については、施設ごとに、その使用料等を含めた実態的な収支状況を総合的に把握・分析し、今後の効果的な事業運営に生かされたいこと。
このほか、病院内学級の認可基準の弾力的運用、企業等への教頭派遣研修の拡大、歴史民俗資料館における国の重要文化財の展示可能時期、学校行事開催時の駐車場確保問題などについて問いただされたところであります。
以上、簡単ではありますが、審査の概要を申し述べ、文教委員会の報告といたします。(拍手)
14:
◯議長(
檜山俊宏君) 次は警察商工労働委員会の報告を求めます。警察商工労働委員長
石田幹雄君。
【警察商工労働委員長
石田幹雄君登壇】
15:
◯警察商工労働委員長(
石田幹雄君) 警察商工労働委員会における付託議案の審査の結果について御報告申し上げます。
今次
定例会において本委員会に審査を付託されました議案は、県第六〇号議案警察署の名称、位置及び管轄区域に関する条例の一部を改正する条例案一件であります。
審査の結果、付託議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、本委員会におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと
第一に、警察組織の整備については、多発する犯罪や交通死亡事故に対応し、また、犯罪を抑止し治安水準を高めるため、この充実強化が求められている。
このため、特に警察官については、一人当たりの負担人口や刑法犯認知負担件数等が全国平均を大幅に上回っていることから、その増員措置について努力し、県民生活の安全の確保に万全を期されたいこと。
第二に、暴力団対策については、暴力団の広域化、寡占化、武装化の進行にかんがみ、先般成立した暴力団対策の新しい法律の果たす効果に強く期待するものであり、法律の施行に向けて万全の取り組みを行われたいこと。
第三に、中小・零細企業で深刻となっている人手不足問題については、大学生のUターンをより一層促進するとともに、今後の高校卒業者の減少や出生率の低下に対応した高年齢者の活用や、生産の効率化・省力化を図るための融資制度の充実を図るなど、労働力確保に向けての施策を充実強化するとともに、施策のPRに努められたいこと。
また、外国人労働者については、日系人労働者の生活や就労環境を整備するよう配慮されたいこと。
このほか、青空駐車の取り締まり、統計調査員の安全対策の充実強化、ポルノコミックへの規制、観光資源の整備・PR、職員の年次有給休暇の取得率向上などについて問いただされたところであります。
以上、簡単ではありますが、審査の概要を申し述べ、警察商工労働委員会の報告といたします。(拍手)
16:
◯議長(
檜山俊宏君) 以上をもちまして各常任委員長の報告は終わりました。
直ちに一括して採決いたします。上程中の各案並びに請願は、各常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
17:
◯議長(
檜山俊宏君) 起立総員であります。よって、右各案並びに請願は各常任委員長の報告のとおり決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第二十五 特別委員会設置の件
18:
◯議長(
檜山俊宏君) 次は日程第二十五、特別委員会設置の件を議題といたします。
お諮りいたします。この際
アジア競技大会対策特別委員会 委員定数十二人
高度都市機能整備対策特別委員会 委員定数十一人
国際交流対策特別委員会 委員定数十一人
環境保全対策特別委員会 委員定数十一人
長寿社会対策特別委員会 委員定数十一人
ふるさと振興・観光対策特別委員会 委員定数十一人
以上の各特別委員会を設置し、各特別委員会へ別紙お手元に配付してあります調査事件を付託の上、調査終了まで議会閉会中の継続審査とするに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
19:
◯議長(
檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
特別委員会委員選任の件
20:
◯議長(
檜山俊宏君) それでは、ただいま設置になりました特別委員会委員選任の件を議題といたします。委員会条例 第五条の規定により、直ちに選任を行います。
まず、部属と氏名を書記をして朗読いたさせます。
【書 記 朗 読】
アジア競技大会対策特別委員会委員
河 井 克 行 君
福 岡 康 夫 君
平 末 富 彦 君
山 尾 英 三 君
小 島 敏 文 君
間 所 了 君
住 川 征 一 君
蒲 原 敏 博 君
蔵 田 一 二 三 君
砂 原 克 行 君
新 田 篤 実 君
開 原 真 弓 君
高度都市機能整備対策特別委員会委員
桧 田 仁 君
山 崎 正 博 君
大 曽 根 哲 夫 君
林 正 夫 君
平 田 修 己 君
中 田 選 君
面 迫 幸 雄 君
窪 田 泰 三 君
奥 原 信 也 君
安 井 耕 造 君
吉 野 彰 君
国際交流対策特別委員会委員
中 本 和 成 君
沖 井 修 君
城 戸 常 太 君
犬 童 英 徳 君
平 浩 介 君
長 船 元 昭 君
平 田 晃 君
石 田 明 君
河 野 省 三 君
木 山 千 之 君
河 原 実 俊 君
環境保全対策特別委員会委員
坪 川 禮 巳 君
田 辺 直 史 君
山 木 靖 雄 君
松 浦 幸 男 君
石 田 幹 雄 君
竹 田 浩 二 君
滝 口 次 郎 君
田 中 信 一 君
渡 壁 正 徳 君
山 田 利 明 君
戸 田 一 郎 君
長寿社会対策特別委員会委員
石 橋 良 三 君
多 賀 五 朗 君
堀 友 頼 一 君
宇 田 伸 君
神 川 正 紀 君
三 宅 明 君
山 本 寛 太 郎 君
鷲 尾 利 三 君
木 曽 真 理 行 君
前 川 和 徳 君
大 山 広 司 君
ふるさと振興・観光対策特別委員会委員
佐 藤 秀 毅 君
江 草 恭 子 君
亀 井 郁 夫 君
斎 木 貞 暁 君
宮 本 森 三 君
小 出 雍 晃 君
八 谷 泰 央 君
松 井 幹 君
木 曽 初 行 君
中 村 良 三 君
21:
◯議長(
檜山俊宏君) お諮りいたします。各特別委員は、ただいま朗読のとおり指名するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
22:
◯議長(
檜山俊宏君) 起立総員であります。よって、各特別委員は指名のとおり選任するに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
特別委員会委員長及び副委員長選任の件
23:
◯議長(
檜山俊宏君) 続いて、各特別委員会委員長及び副委員長選任の件を議題といたします。委員会条例第七条の規定により、直ちに選任を行います。
まず、委員長についてお諮りいたします。
アジア競技大会対策特別委員会委員長に
小 島 敏 文 君
高度都市機能整備対策特別委員会委員長に
林 正 夫 君
国際交流対策特別委員会委員長に
平 浩 介 君
環境保全対策特別委員会委員長に
田 中 信 一 君
長寿社会対策特別委員会委員長に
宇 田 伸 君
ふるさと振興・観光対策特別委員会委員長に
宮 本 森 三 君
以上の諸君を、それぞれの委員長に指名するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
24:
◯議長(
檜山俊宏君) 起立総員であります。よって、各委員長は指名のとおり選任するに決しました。
次に、副委員長についてお諮りいたします。
アジア競技大会対策特別委員会副委員長に
平 末 富 彦 君
高度都市機能整備対策特別委員会副委員長に
面 迫 幸 雄 君
国際交流対策特別委員会副委員長に
城 戸 常 太 君
環境保全対策特別委員会副委員長に
山 木 靖 雄 君
長寿社会対策特別委員会副委員長に
多 賀 五 朗 君
ふるさと振興・観光対策特別委員会副委員長に
箱 上 恵 吾 君
以上の諸君を、それぞれの副委員長に指名するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
25:
◯議長(
檜山俊宏君) 起立総員であります。よって、各副委員長は指名のとおり選任するに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
26:
◯議長(
檜山俊宏君) 諸般の報告がありますので、書記をして朗読いたさせます。
【書 記 朗 読】
財 第 13 号
平成3年7月2日
広 島 県 議 会 議 長 殿
広 島 県 知 事
(財 政 課)
6月定例県議会の追加議案及び説明書について
平成3年6月定例県議会の追加議案及び説明書を別冊のとおり提出します。
27:
◯議長(
檜山俊宏君) 別冊はお手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。
お諮りいたします。ただいま報告の追加議案二件を本日の日程に追加するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
28:
◯議長(
檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
追県第一七号議案
追県第一八号議案
29:
◯議長(
檜山俊宏君) それでは、追県第一七号議案広島県監査委員の選任の同意について及び追県第一八号議案特別職の退職手当の額についてを一括上程議題といたします。
この場合、知事より追加議案に対する提案理由の説明を求めます。知事竹下虎之助君。
【知事竹下虎之助君登壇】
30: ◯知事(竹下虎之助君) ただいま追加提出いたしました議案は、このたび、識見を有する者のうちから選任の監査委員が退職されましたので、後任監査委員の選任について県議会の同意を求める議案など二件であります。
どうぞ適切な御議決をくださるよう希望いたします。
31:
◯議長(
檜山俊宏君) 質疑の通告はありません。
お諮りいたします。この際、右追加議案二件は、委員会への審査の付託を省略し、直ちに本会議において議決するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
32:
◯議長(
檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
それでは、まず追県第一七号議案広島県監査委員の選任の同意についてを採決いたします。本案は原案に同意するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
33:
◯議長(
檜山俊宏君) 総員であります。よって、本案は原案に同意するに決しました。
次は、追県第一八号議案特別職の退職手当の額についてを採決いたします。本案は原案のとおり可決するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
34:
◯議長(
檜山俊宏君) 起立総員でありまます。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
県議第一号議案
県議第二号議案
35:
◯議長(
檜山俊宏君) この場合、議案の提出がありますので、書記をして朗読いたさせます。
【書 記 朗 読】
県議第一号議案
広島県議会委員会条例の一部を改正する条例案
右別紙の通り提出する。
平成三年七月二日
県議会議員 蔵 田 一 二 三
外 十 人
県議会議長 檜 山 俊 宏 殿
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
県議第二号議案
広島県議会会議規則の一部を改正する規則案
右別紙の通り提出する。
平成三年七月二日
県議会議員 蔵 田 一 二 三
外 十 人
県議会議長 檜 山 俊 宏 殿
36:
◯議長(
檜山俊宏君) 別紙はお手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。
お諮りいたします。ただいま朗読の県議第一号議案広島県議会委員会条例の一部を改正する条例案並びに県議第二号議案広島県議会会議規則の一部を改正する規則案を本日の日程に追加するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
37:
◯議長(
檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
それでは、県議第一号議案広島県議会委員会条例の一部を改正する条例案並びに県議第二号議案広島県議会会議規則の一部を改正する規則案を一括上程議題といたします。
お諮りいたします。この際、提案理由の説明は省略するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
38:
◯議長(
檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。質疑の通告はありません。
お諮りいたします。この際、右各案は委員会への審査の付託を省略し、直ちに本会議において議決するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
39:
◯議長(
檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。
それでは、直ちに一括して採決いたします。県議第一号議案広島県議会委員会条例の一部を改正する条例案並びに県議第二号議案広島県議会会議規則の一部を改正する規則案は、いずれも原案のとおり可決するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
40:
◯議長(
檜山俊宏君) 起立総員であります。よって、右各案は、いずれも原案のとおり可決いたしました。
この場合、このまま暫時休憩いたします。
午前十一時十一分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前十一時十二分開議
41:
◯議長(
檜山俊宏君) 出席議員六十九名であります。休憩前に引き続き会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
議会運営委員会委員選任の件
42:
◯議長(
檜山俊宏君) お諮りいたします。この場合、議会運営委員会委員選任の件を本日の日程に追加するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
43:
◯議長(
檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
それでは、議会運営委員会委員選任の件を議題といたします。委員会条例第五条の規定により、直ちに選任を行います。
まず、議会運営委員会委員の氏名を書記をして朗読いたさせます。
【書 記 朗 読】
議会運営委員会委員
沖 井 修 君
亀 井 郁 夫 君
多 賀 五 朗 君
箱 上 恵 吾 君
宇 田 伸 君
神 川 正 紀 君
小 出 雍 晃 君
住 川 征 一 君
蒲 原 敏 博 君
面 迫 幸 雄 君
蔵 田 一 二 三 君
砂 原 克 行 君
44:
◯議長(
檜山俊宏君) お諮りいたします。議会運営委員会委員は、ただいま朗読のとおり指名するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
45:
◯議長(
檜山俊宏君) 起立総員であります。よって、議会運営委員は指名のとおり選任するに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
議会運営委員会委員長及び副委員長選任の件
46:
◯議長(
檜山俊宏君) お諮りいたします。この場合、議会運営委員会委員長及び副委員長選任の件を本日の日程に追加するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
47:
◯議長(
檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
それでは、議会運営委員会委員長及び副委員長選任の件を議題といたします。委員会条例第七条の規定により、直ちに選任を行います。
お諮りいたします。
委員長に
蔵 田 一 二 三 君
副委員長に
神 川 正 紀 君
を指名するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
48:
◯議長(
檜山俊宏君) 起立総員であります。よって、議会運営委員会委員長並びに副委員長は指名のとおり選任するに決しました。
この場合、議会運営委員長を御紹介いたします。蔵田一二三君。
【蔵田一二三君登壇】
49: ◯蔵田一二三君 ただいまは、議会運営委員会委員長に御選任いただきまして、まことに光栄に存じますとともに、その責任の重大さを痛感しているところであります。
このたびの地方自治法の一部改正に伴い、議会運営委員会が条例設置され、はからずも、その最初の委員長という栄誉を担うことになりました。
御承知のとおり、本委員会は、議会の円滑な運営と各会派の連絡調整を図るため設置されたものでありまして、私といたしましては、委員各位並びに各会派の御協力をいただきながら、本県の議会運営のよき伝統を引き継ぎ、円滑、能率的な議会運営実現のため、最善を尽くす所存であります。
何とぞ、皆様方の御協力と御支援を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、まことに簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。(拍手)
50:
◯議長(
檜山俊宏君) この場合、議会運営委員会の議会閉会中の調査についてお諮りいたします。地方自治法第百九条の二の規定に基づき、別紙お手元に配付してあります調査事件を議会運営委員会へ付託し、調査終了まで議会閉会中の継続審査とするに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
51:
◯議長(
檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
意見書案(第八次治山事業五箇年計画における積極的な事業費の確保について)
52:
◯議長(
檜山俊宏君) この場合、意見書案の提出がありますので、書記をして朗読いたさせます。
【書 記 朗 読】
発議第六号
発 議 書
第八次治山事業五箇年計画における積極的な事業費の確保について
右別紙意見書の通り発議する
平成三年七月二日
県議会議員 蔵 田 一 二 三
外 十 人
県議会議長 檜 山 俊 宏 殿
53:
◯議長(
檜山俊宏君) 別紙はお手元に配付いたしておりますので、朗読は省略いたします。
お諮りいたします。ただいま朗読の意見書案を本日の日程に追加するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
54:
◯議長(
檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。それでは、発議第六号第八次治山事業五箇年計画における積極的な事業費の確保についてを議題といたします。
お諮りいたします。この際、提案理由の説明は省略するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
55:
◯議長(
檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。質疑の通告はありません。
お諮りいたします。この際、右意見書案は委員会への審査の付託を省略するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
56:
◯議長(
檜山俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
これより採決いたします。右意見書案は、原案のとおり可決するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
57:
◯議長(
檜山俊宏君) 起立総員であります。よって、右意見書案は原案のとおり可決いたしました。
【議長
檜山俊宏君起立】
58:
◯議長(
檜山俊宏君) 以上をもちまして、六月
定例会に提出されました案件は、ここにすべて議了いたしました。
各位におかれましては、連日、格段の御精励を賜り、県政の当面する重要議案について、いずれも適正な結論を得られましたことは、県民福祉の向上と県勢発展のため、まことに御同慶にたえません。
また、今次
定例会においては、地方自治法の一部改正に伴う議会運営委員会の法制化、さらに、六つの特別委員会が設置されるなど、議会構成上の重要案件につきましても妥当な結論を得られましたことに対しまして、深く感謝申し上げる欠第であります。
これをもちまして六月
定例会を閉会いたします。(拍手)
午前十一時二十分閉会
発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...